ここは幻想郷、人と妖怪が住んでいる世界。ここでは能力持っている者が多い、その為妖怪達が暴れている時がある。その妖怪達を止める者がいる、博霊の巫女。この幻想郷を守る、守護者である。現在、博霊の巫女は13代目である、博霊霊夢がやっている。その博霊霊夢は、散歩している。
「はぁ~、参拝客増えてよ」
そんな事を言っていると、目の前に長い黒髪の男が居る。服装は青い半袖に黒いズボン。腰にあるのは剣だ、こんな人物は見たことがない。一体、誰なんだろうと思ったら、向こうがこちらに気がついたようだ。
「……誰だ、お前は?」
「初対面でお前と呼ばれるのは不愉快だわ」
「…フン、そうかもしれないな」
「アンタ、名前は?」
「名前は…ナイトだ。」
霊夢は納得し、自分も名前を教えた。ナイトはそうかと言い、何処かに行こうとするが、霊夢に止められる。霊夢はナイトを見るのは初めてである、もしかしたら、彼は外から来た人間かもしれないのだ。
「アンタ行く宛あるの?」
「……無いな、だから適当にぶらぶらする」
「…私がここを案内するから、それなら問題ないでしょう?」
「…好きにしろ」
霊夢はナイトを案内することになった。最初に着いたのは、人里ここは人間達が多く過ごしている。もし欲しい物があったら、ここに来るといそうだ。
「他にもあるのか」
「えぇ、あるわよ」
「あれ、霊夢じゃないか」
白黒の服を着ている金髪の女性がこちらに近づく。霊夢とは知り合いのようだ。一体何者だろうか。
「何やってんだよ、霊夢」
「案内よ、外から来た人間のね」
「へぇ~、そうなのか。私の名前は霧雨魔理沙だ!お前は?」
「……ナイトだ」
「ナイトって言うのか、よろしくな」
「……フン」
ナイトの案内は魔理沙もやることになった、他にもあるかと聞かれていた為、何処に案内するかを考える。魔理沙はある提案をする、それは紅魔館どうだろうかと。何故、紅魔館にするかというと、あそこには能力の事が分かるパチュリーがいるからだ。もしかしたら、ナイトの能力も分かるかもしれない。
「なるほどね、じゃあ紅魔館に行きましょうか」
「応、それでいいか。ナイト」
「……あぁ」
ナイト達は紅魔館に向かうことになった、時間は掛かったが目的地に到着した。門番は居たが、寝ている為先に進むことになった。
「……広いなここは」
「それは分からんでもないわ」
「さぁ、パチュリーの所に行こうぜ」
そのパチュリーの所に向かうが、いつの間に居たのか銀髪のメイドが居たのだ。
「誰が入ってきたと思ったら、霊夢と魔理沙じゃない」
「よぅ、咲夜!」
「邪魔してるわ」
「所で、どうやって入ったよ?美鈴が居たはずよ」
「その門番なら、寝ているぞ」
「もう、あの子たら…。貴方は?」
「……ナイトだ」
「ナイトって、言うのね。私は十六夜咲夜、この紅魔館の主、レミリア・スカーレット様のメイドです」
礼儀が正しいメイドだ。咲夜は、3人を主の所に案内することになった。主の部屋に到着し、部屋に入ると羽の生えた女の子、がいるのだ。まさか、この娘が主なのか、羽が生えているという事は吸血鬼だろう、でも背が小さい。
「ちょっと、私の事を背が小さいと思ったでしょう!」
「…思っていないな」
「本当かしらね」
ナイトは実際に背が小さいと思ったのは本当の事だ。レミリアからはここに来た理由を聞かれ、事情を話した。レミリアには許可を貰い、パチュリーが居る図書室の場所を咲夜が案内してくれることになった(霊夢と魔理沙はレミリアと一緒にお茶を飲むことになった) 咲夜はナイトにあることを聞く。
「貴方は何処から来たの?」
「……別に気が付いたら、ここに居たんだ…」
「その割には落ち着いてるわね」
「…慌てるのが面倒いだけだ」
咲夜はフ〜ンと納得し、目的の場所に到着した。咲夜は別の仕事があるので失礼しますといい、急にいなくなった。ナイトは図書室に入る、沢山の本があるのだ。目的の人物を探していると、紫髪の女性が居た。
「あら、魔理沙かと思ったけど、誰かしら?」
「…ナイトだ、パチュリーという人物に会いに来た」
「あら、私がそのパチュリーよ」
「アンタが?」
「えぇ、そうよ。一体なんの用かしら?」
「…アンタは他の者達の能力が分かると聞いている」
パチュリーはえぇ、そうよと言う。ナイトは自分がどんな能力を持っているのかを確かめてほしいと頼んでみた。
「えぇ、いいわよ」
「いいのか?」
「暇だしね、外から来た人間がどんな能力を持っているのかは私も気になるしね」
「…感謝する」
パチュリーは魔法陣を展開し、ナイトがどんな能力を持っているのかを調べる。少し掛かってしまったが、どんな能力持っているのかは分かったようだ。
「どんな能力なんだ」
「貴方の能力は……」
突然、爆発の音がした、一体何が起きたのだろうか。
「……上に見に行くか」
「ちょっと、貴方の能力は!」
「後で聞く、様子を見に行ってくる!」
ナイトは爆発があった所に向う。爆発あった場所に向かうと、誰かが戦っている。戦っているのは霊夢と金髪の少女で羽を生えた娘だ。
「誰だ、アイツは?」
「……フランよ、私の妹よ…」
「⁉おい、大丈夫か!」
「えぇ、私は大丈夫よ。ただ、魔理沙と咲夜は気を失っているわ」
「……一体何があったんだ?」
レミリアは説明してくれた。霊夢達と話している時、フランが部屋に入ってきたのだ、それは別に問題ないのだ。だが、突然レミリア達を襲いかかったのだ、レミリア達はフランに対抗した。しかし、今までフランとは何かが違うのだ、それにフランのスペルカードが強化されているのだ。そのせいで、最初にやられたのが魔理沙と咲夜だ、レミリアは先ほど敗れたのだ。霊夢も対抗しているが、限界に近いようだ。
「……なら、俺が行こう」
「ちょっと、待ちなさい!貴方がフランに勝ってると思うの‼」
「…安心しろ、1分で蹴りを着ける」
「は⁉」
一体何を言ってるんだ!1分で倒せる訳ないだろう、そんな事を思っていると、フランがこちらに襲い掛かる。霊夢が負けたようだ、このままではまずい。
「キャハハハハハ、禁弾スターボウブレイク改」
無数の弾幕がナイトとレミリアに襲い掛かるが、その弾幕達が消滅した。何が起きたかは分からない、だがフランはそんな事を関係なしにナイトに襲い掛かるが、蹴り技をいれて、フランを吹き飛ばした。
「……弱いな、この程度」
キャラ紹介
ナイト
性別は男
誕生日 不明
好きなもの 不明
嫌いなもの 不明
今回は如何でした、どんな能力を持っているかは決まっていないですが、何処かの回で明かさせれます。感想と評価お願いします、次回もお楽しみに
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何故、彼女は襲いかかった
レミリアは驚いてる、霊夢でも苦戦したフランを蹴り技で、倒すとは思っていなかった。それだけじゃない、無数の弾幕を消したのも気になる。
「さぁて、こいつ等を運ぶ。お前はゆっくりしてろ」
「待って、私も」
「大人しくしてろ。この4人を運び終わったら、お前も運んでやる」
「えぇ、お願い」
そう言って、彼はフラン達を運んだ。咲夜に案内されているとはいえ、一度だけで部屋を覚えるとは思っていなかったわ。それにしても、何だか彼を見ていると胸がドキドキするわ。初めて出会ってた時はドキドキがなかったのに、助けられた瞬間にドキドキし始めた、何なのこの気持ちは?
その一方、ナイトは咲夜達を運んでいる。近くの部屋に寝かせている。後は、ホールで大人しくしているレミリアを連れてくだけだ、ナイトはレミリアの方に向かった。
「……それにしても、ここは部屋が多いな」
まぁ、屋敷何だし、部屋が沢山あるのは当然だ。…俺が住んでいた所でも広かっただが、到着した。俺はレミリアに声を掛けた、でも、レミリアの顔が真っ赤になっている、何でだろう?
「//えっとフラン達は//」
「全員、近くの部屋に寝かせている」
「//そうなのね//」
「何故、顔が真っ赤になっている?」
「//なんでもないの 、本当になんでもないの!//」
何があったかは分からん。とにかくレミリアを部屋に運ぶことにした。お姫様抱っこしたら、顔が真っ赤になって、気を失ってた、何故、お姫様抱っこされたぐらいで気を失う?俺は部屋に到着し、レミリアを寝かせた後、部屋を出た。俺は気になる事がある、フランという子はあの力を使ってたんだ、気になるが、いや下手に干渉しない方がいいな。
「ここは?」
そっか、お姫様抱っこされたら気を失ってたのね。それにしてもあんな事をされるのは初めてよ。誇り高き吸血鬼であるこの私がお姫様抱っこされて、気を失うなんて。
「でも、彼にされたて、嬉しくなる自分がいる」
もしかして、私は彼の事を?……いや今は寝よう。明日になったら、何か変わるかもしれないわ。
次の日
「……もう朝になっているのか」
俺は屋上で寝ていた、勝手に部屋で寝るのは良くないだろうと思い、屋上で寝ることにした。さて、あのお嬢様に挨拶でもするか、俺はあの部屋に向かう。俺が部屋に到着すると、金髪の女の子がレミリアを抱きついて、泣きながら謝っている。
「おねえさま ごめんなさい」
「いいのよ、フラン」
「でも でも でも」
「大丈夫ですよ、妹様。私も大丈夫ですし」
「えぇ、私もやられたけど、休んだら大丈夫よ」
「そうだぜ、フラン」
霊夢 魔理沙 咲夜はフランを大丈夫だと言った。あの力を受けて、ピンピンしてるとはこの世界の奴らは凄いな。こちらに気がついたのか、レミリア達は俺にお礼を言ってくれた。
「本当に感謝するわ、可愛い妹を助けてくれて」
「……爆発があったから、気になって来ただけだ」
「それでも感謝してるわ」
「…まぁ、そういうことにしとくか」
すると、魔理沙はフランにあることを聞く。どうして、あんな力を手に入れたんだと。フランは分からないと言う。
「もしかして、異変ね」
「よし、私達でこの異変を解決するぞ!」
そう言って、二人は紅魔館を出た。さぁて、俺も出るかと思ったら、レミリアが貴方は此処に住むのよと言い出すのだ。
「おい、何故そうなった」
「霊夢から聞いたからね、行く先もないんでしょう?」
「確かに無いが」
「だから、ここで働く条件として貴方を此処に住むことにしたわ」
いや、主はいいかもしれないが、咲夜達が反対するだろうと思ったら、住むことも賛成のようだ。おい、それでいいのかよ。
「さぁ、今日からお願いね♥️」
「へいへい」
「じゃあ、仕事の内容を教えから着いて来てね」
「……了解しましたよ」
ナイトと咲夜は何処かに行った。すると、フランはレミリアに近付き、あることを聞く。彼の事をどう思っているのか、レミリアは、格好いいと思うわと言うのだ。
「フ〜ン、そうなんだ」
「な…何よ、フラン」
「私はてっきり、お姉様があの人のことが好きなのかと思った」
「はァァァァァァァァ!」
突然、フランは何を言い出すのだ!私が彼の事を好き?確かに格好いいとは思っている。好きって、分かると顔が熱くなる、フランが悪いわ、変な事を言うから!
「何か、あったのか」
「大丈夫よ、ナイト」
「…そっか?」
まぁ、大丈夫なら良いか。仕事は教えてもらった、大変だが慣れれば何とかなる。俺は早速、仕事を始めた、掃除や買い物を早く終わらせ、咲夜に報告した。咲夜はありがとうと言い、後はやっておくわと言った。
「……フランには記憶がない、いやまだ決まった訳じゃない。たまたまあの力が似ているだけだ」
だが、もし本当にあの力なら、俺はどうすればいいんだ。いや今は考えるのは止めよう。俺は紅魔館の執事だ、レミリア達を守るのが俺の仕事だ。そう言いながら、俺は自分の部屋に戻る。
一方別の目線では
「うむ、吸血鬼の力だけでは足りないな」
「どうします、他にも候補あるんですか」
「そうだな、よしあそこにするか」
「何処ですか?」
「それは、冥界に住んでいる庭師だよ」
今回如何でした、ナイト君恥ずかしくないんですかねw 感想と評価お願いします、次回もお楽しみに
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強化させられた庭師
私と魔理沙は、今回の事を調べている。その為、人里に来てる。それにしてもフランが何故、あんなに強かったのかは気になる、そしてもう一つ、ナイトは蹴り技でフランを倒した、彼は本当に何者なのかしら?
「どうしたんだよ霊夢」
「少し考え事よ」
「フ〜ン」
「霊夢さ〜ん」
後ろから声がしたのだ、振り向くと守矢神社の巫女 東風谷早苗が居たのだ。
「お?早苗じゃないか、何でここに居るんだ?」
「実は買い物を終わったので、今から帰る所なんです」
「そっか」
「霊夢さん達はどうしたんですか?」
霊夢達は早苗に説明した、フランの強化 そして霊夢達でも苦戦したナイトが余裕で勝ってたことを。早苗は驚いてる、当然だ、霊夢が負けたことがないのは誰もが知ってる。あの霊夢が強化されているフランに負けるとは思っていなかった。
「そのナイトさんがフランさんを倒したんですよね?」
「えぇ、レミリアの話では彼が勝利してるは」
「私もびっくりしたぜ、フランを蹴り技で倒す奴が居るなんて」
「私もそのナイトさんに会ってみたいですね」
歩きながら、話していると丁度、白玉楼を通る所だ。早苗とはそこで別れ、幽々子に会うことにした。もしかたら、紫も此処に居るかもしれないのだ。先に進むと、誰かが戦っているようだ、霊夢達は急いで向う。戦っているのは紫と幽々子、相手は妖夢だった!
「紫 幽々子!」
「霊夢 魔理沙⁉どうしてここに」
「そんな事はいいから!何で妖夢と戦っているんだよ」
「怪しい者が現れてたせいで、妖夢の雰囲気が変わって、こちらに襲いかかったの。」
「ウフフフフフ、今の私は無敵。今の私なら貴方達を倒せるわ」
この感じはまるでフランと同じ雰囲気だ、何者かが妖夢に謎の力を与えたのか。今すぐでも、調べたいが今は妖夢を止めるのが優先だ。
「スペルカード発動!幽鬼剣 妖童餓鬼の断食改‼」
無数の斬撃が霊夢達を襲い掛かるが、霊夢が札を全員を守った。
「ナイスだ、霊夢」
「やっぱり、フランと同じね」
「どういうことなの、霊夢?」
「説明は後でするわ、今は妖夢を救うわ」
霊夢達は妖夢を救うため、戦いに挑む。4人掛かりで挑んでも苦戦はする、フランの時でも4人だったのにそれで負けたのだから。今度は負けるつもりはない!
「行くわよ、夢想封印!」
「マスタースパーク!」
「華霊 ゴーストバタフライ!」
「結界 光と闇の網目!」
4つの弾幕を放ったが、妖夢は冥想斬改を使って、4つの弾幕を切り裂いた。4つの弾幕を放ったのにそれさえも切り裂くとはこのままだと、負ける可能性がある。
「どうするんだよ、霊夢。何か手はないのかよ!」
「……無い訳じゃないわ、でも今の妖夢に聞くとは思えないわ」
「何なの霊夢、教えて」
「カクカクジカジカ」
3人は霊夢の作戦を聞き、最初は不安があるが、やってみることにした。妖夢は4人がどんな作戦するかを警戒する。妖夢は後ろから気配を感じ取り、刀で斬ろうとしたが、できなかった。
「イヤァァァァァァァ」
「ぐふぁぁぁぁぁ」
「だぁぁぁぁぁぁぁ」
「まさか、いけるとは思っていなかった」
そう、妖夢は怖いもの苦手である。今、襲っているのは青鬼やゾンビだ、上手くいかなかったら、どうしょうと思ったら、上手くいたから、後は妖夢に拳骨するだけだ。
「今だぜ、霊夢!」
「分かってるわ、喰らいなさい妖夢!」
霊夢の拳骨が妖夢の頭に直撃し、妖夢はダウンした。何とか勝ってたが、あのまま続けていたら、フラン戦と同じように負けていた。とにかく今は妖夢をベットに寝かせるのであった。妖夢を寝かせ、霊夢達は話し合う、変な奴とは何なのか。
「いつも通り紫とお茶を飲んだの、妖夢には仕事を任せたの。その後、怪しい者が私達の前に現れて、戦闘したわ」
「どうだったの!」
「……相手側も本気を出してなかったわ」
「まじかよ、本気を出したらどうなっていたんだ?」
「間違いなく、白玉楼は崩壊してたわ」
それはやばかった。白玉楼が崩壊したら、幽霊達が人里の方に彷徨ってたかもしれない。しかし、どうやって妖夢をあんな感じにしたのだろうか。その事も教えてくれた、紫と一緒に戦ってる時、妖夢が加勢してくれたのだ。3人ならいけると思ったが、敵は黒い塊を取り出し、妖夢の方に当てたのだ。それを浴びたせいで、妖夢は、紫達を襲いかかったのだ。
「なるほどね」
「じゃあ、フランも同じことを?」
「その可能性はあるわね」
「貴方達、先からなんの話しをしているの?」
霊夢は紫達に紅魔館で起きた事を説明した。まさか、レミリアの妹フランも操ったとは。それだけじゃない、霊夢達が負けるとは思っていなかった。それに霊夢達でも苦戦したフランを蹴り技で倒したとは、そのナイトはかなり強いのだろう。
「あ…れ?」
「妖夢!目を覚ましたのね」
「幽々子…様?申し明けございません、幽々子様や紫様に剣を向けるなんて」
「気にしないで、妖夢。悪いのはここに入ってきた怪しい者よ」
「気になる事が多いな、なぁ霊夢。」
「………………」
霊夢は黙り込んでいる。魔理沙はもう一度、霊夢に名前を呼んだら、気づいてくれた。どうしたんだよと心配される霊夢。実は霊夢ある決意をしたのだ。それは修行することだ、このままだとまた、同じ事が起きるかもしれない。その為に、強くなりたいのだ。
「ねぇ、紫 アンタに修行相手になってもらいたいわ」
「あら、私の所ではキツいわよ?」
「関係ないわ」
「分かったわ、修行の準備をするわ」
紫は修行の準備をするため、先にスキマに帰った。魔理沙と妖夢も決意した。自分達も修行して、強くなりたいと。魔理沙はパチュリーの所で、修行するようだ。パチュリーも同じ魔法使い、凄い魔法を教えてくれるかもしれない。妖夢は修行したいが、相手がいないのだ。悩んでいると、魔理沙からある提案をされる。
「じゃあ、ナイトに頼んでみたらどうなんだ?」
「え?」
「アイツ、剣を持ってたし、修行の相手になってくれるかもしれないぜ」
「分かった。ねぇ、魔理沙 そのナイトって人は何処に居るの?」
「紅魔館だ、着いて来いよ。私もパチュリーに修行相手に頼んでみたいし」
「ありがとう、魔理沙。あの幽々子様、勝手ながら修行してきます」
「いいのよ、頑張って行くのよ。」
魔理沙と妖夢は紅魔館に向かうのであった。幽々子はしばらくの間。紫の家で住むことにした。一方、妖夢に黒い塊を当てた人物はある報告していた。
「まぁいい、負のエネルギーを手に入れられたんだ。それだけでも収穫じゃ」
「ハイ」
「後、少しでこの世界にあの方達を呼べる」
「師匠、私も頑張ります。」
「頼んだぞい、我が弟子よ」
今回は如何でした3人共、強くなるため修行を開始します、どのくらい強くなるかは不明です。感想と評価お願いします、次回もお楽しみに
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修行
私と魔理沙は紅魔館に来てる。私も強くなりたい、幽々子様を守る力がほしい。その為に、ナイトという人物に修行をつけてもらいたいのだ。中に入ると、咲夜が居たのだ。
「妖夢がここに来るなんて珍しいわね」
「なぁ、咲夜 ナイトは今居るか?」
「彼なら、先ほど買い物に行ったわ」
「そうか、じゃあパチュリーは?」
「パチュリー様なら、いつもの所よ」
「サンキュー」
魔理沙は妖夢を置いて、パチュリーの方に向かった。やってくれるかは分からないが、やってくる事を祈っている。ナイトが帰って来るまで、妖夢は咲夜が用意してくれた紅茶を飲んでいる。
「ねぇ、咲夜」
「どうしたのよ、妖夢?」
「フランを助けた、ナイトって人は本当に蹴り技で倒したんだよね?」
「私は途中、気を失ってから分からなかったけど。お嬢様が見てたから」
「……そっか」
「どうしたのよ、いきなり」
妖夢は自分も同じ事が起きたことを咲夜に教えた。咲夜は驚きつつ、何故ここに来たのかが何となく分かったようだ。もう、あんなことをしたくない為に強くなりたいと。そんな事を思っていると、待っていた人物が帰って来てくれた。
「これで良かったのか?」
「えぇ、ありがとう」
「…別にいいさ、それでそいつは誰だ?」
「魂魄妖夢、白玉楼の庭師よ」
「白玉楼?」
「亡霊が住んでいる所よ」
「なるほど。それでその庭師が何故ここに」
咲夜はナイトに説明した。ナイトは黙り込んでいる、まさか同じことが起きてるとは思っていなかっただろう。
「……それでお前は俺の所で修行させてほしいと?」
「お願いします、私は強くなりたいんです」
「断る」
「な⁉なんでなんですか!」
「俺はそういうのはやらないんだ。修行したければ別の奴を頼むんだな」
ナイトは去ろとするが、妖夢は通さなかった。ナイトは邪魔だと言うが、それでも退かなかった。
「私は自分の主に剣を向けた。もうそんな事をしたくないんです!お願いします、私を貴方の所で修行させてください!」
「……………………」
「私からもお願い」
「……分かった」
「本当ですか!」
「ただ、俺にも仕事がある。終わってからな」
そう言って、ナイトは仕事場に戻った。咲夜は良かったわねと言われ、妖夢はハイと言うのであった。ナイトはレミリアとフランに紅茶を配り終わったところだ。
「美味しいわ」
「うん!とても美味しい」
「……そうか」
「何かあったのかしら」
俺はレミリアやフランに妖夢の修行相手になる事を話した。あんなふうに頼まれると、やるしかないと。すると、レミリアとフランが不満そうな顔になっている。何故だろうか?おっと、もう時間だし、妖夢の所に向かいますか。俺は妖夢の方に向かい、どうやら彼女は準備していたようだ。
「じゃあ、始めるぞ」
「…ハイ」
「どうした?今更、やりたくないって言うのか」
「違います!私は本物の刀なのに。貴方だけ、木の棒なんですか?」
そう、ナイトは腰にある剣を使わず、森にあった。木の棒でやるようだ、いくら何でも木の棒では無理だろうと思っている。妖夢はいつも通りの戦い方をナイトに挑む。結果は駄目だった、妖夢の攻撃が当てられなかった、それだけじゃない木の棒で受け止められたりもした。
「うぅぅぅ、木の棒に負けてるとは思ってなかった」
「……俺は木の棒に力で戦ってた」
「どういう事?」
「俺が住んでいた世界は自然や物資があるものには魔力を注いで戦う連中が多い。でも、力だけで自然や物資を注いで戦ってた。」
ナイトが住んでいた世界ではそんなふうに戦っていたとは。でも、何故ナイトは魔力を使わなかっただろうか。魔力を使えば、もっと強いと思うのだが。もしかして、魔力がないとか
「…一応言うが、魔力はある。だが俺の魔力は強力なすぎる為、かなり封印したんだ。」
「そうなの?」
「あぁ、強力な魔力を持った者は苦労することが多い。俺もその一人だ」
「何だか、とても信じられないな」
「そうか?こんなでも手を抜いてる」
え?それも信じられない、まさかあれだけ強かったのに本気じゃないとは。本気を出したらどうなっていのだろうか。するとレミリアとフランがやって来た、一体どうしたのだろうか?
「…どうした、二人がここに来るなんて」
「私達も貴方に修行してもらいたいのよ」
「フランも同じ」
「ちょっと待てよ、3人も修行相手になったら、ナイトでもキツイよ!」
「俺は問題ない。」
3人が相手になるのはキツいでしょうと思っているが、彼は余裕のようだ。妖夢とレミリアとフランはナイトに挑んだが、手も足もでずに敗北した。3人居たのに、彼は本気を出していないと言った。こいつに勝ってる者はいるのだろうか。
「まぁ、引き分けになった奴はいるぞ」
「ええ⁉」
「一体どんな奴なの!」
「…普段は何を考えてるかは分からない奴だ。それでもアイツは強い」
「何だか、その人に会ってみたいな」
フランがそう言うと、ナイトはやめとけと言われる。何故だろうか。普段何処にいるのかが分からない、現れる時は本当に気まぐれだ。
「ところで、何でレミリアとフランはいきなり修行したいんなんて言い出したんだ?」
私も気になった、どうして急に修行したいんなんて言ったのかな。実は魔理沙とパチュリーが修行してるのを見て、自分達も修行したいと思ったのだ。それで蹴り技で倒したナイトなら色々と教えてくれそうだからだ。
「さぁ、続きをやるぞ」
「「「ハイ!」」」
一方、魔理沙の所では、自分の魔法を強化したり、新しい魔法を教えてくれている。
「本当にありがとうな、パチュリー」
「いいわよ、そんなの 貴方が修行したいなんて言った時はびっくりしたわよ」
そう、魔理沙が図書室に来た時はまた本を持っていくか思ったが修行させてくれと言った時はえとなっていた。条件として本を返すことなり、修行を始めることにした。
「そういえば、ナイトの能力なんだろう?」
「知りたい?」
「教えてくれるのか!」
「教えるわ、でもこの事は紫や霊夢には教えないでね」
その頃、敵側あることをしていた。謎の扉から黒い司令の服を纏う男が現れた。
「よくぞ、ここに来てくれました。ザラン様」
「ここに来てくれたのは光栄です」
「気にしてないでください、ブル グリル」
「「ハァ!」」
「どうやって、ここを征服しましょうか。ウフフフフフ」
今回如何でした、これで敵の名前が分かりましたね。まだまだ、敵も出す予定です。感想と評価お願いします、次回もお楽しみに
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謎の怪物!修行成果を見せてやる
霊夢達は修行を続け、強くなっている。修行相手になっている、紫 パチュリーは皆が強くなっているのは嬉しいと思っている。紫 パチュリー ナイトは少しの居酒屋で飲むことにした。
「霊夢、少しずつだけど強くなっているわ」
「魔理沙も魔法の強化をオススメしたら、成長しているわ」
「俺は妖夢 レミリア フランの相手にしているが、まだまだ詰めが甘い所はある」
ナイトは妖夢 レミリア フランには厳しい評価している。しかし、こうして厳しくしているのは妖夢 レミリア フランの為であろう。
「それで、俺達を呼んだのは何なんだ?ただ、自慢話ではないだろう」
「……実は最近、妙な化物を見たという報告があるの」
「何よ、それは?」
「詳しく分からないわ、でもそれを挑んだ者はやられているわ」
そんな話しは聞いたことがない。それにもう被害が出ているとは、一体どれだけ強いんだ。紫からは二人共気をつけるようにと言われる。ナイトとパチュリーは話し合っていた、ここに現れたという化物について。
「今、魔理沙と修行してるけど、勝ってるかしら?」
「……さぁな、挑まないと分からん。」
「……そうね。もう紅魔館に着いたわね、じゃあ先に図書室に戻るから」
「あぁ、あの力に続いて、化物か…。」
ナイトも紅魔館に戻り、自分の部屋に戻った。翌朝になり、ナイトは仕事を始めた。昨日事は気になるが、今は仕事することにした(今日は修行をお休みにすることにした。)
「ナイト頼みたい事があるの」
「頼みたい事?」
「実は買い忘れ物があったの、それで買ってきてくれないかしら?」
「了解した」
ナイトは買い忘れた物を聞いて、人里に向かった。途中で霊夢と魔理沙遭遇し、少し話ていた。妙な化物についてのことを二人は調べているらしく、何か分かったらこちらに連絡してほしいと頼まれた。人里に到着し、目的の物を買った。帰ろうとすると、後ろから呼び止められた。聞き覚えがある声だった、ナイトは腰にある剣を抜こうとするが、その人物に止められる。
「ウフフフフフ、残念でしたね。これでは貴方も動くことが出来ない」
「…何で、お前がここに居る」
「ウフフフフフ、少し黙ってくださいね。これから面白い者を呼ぶのですから」
「……やっぱり、噂に聞いていた化物は……」
空の上に3つの魔法陣が出現し、起動を開始した。出てきたのは黒い化物だった。地上に落ちた黒い化物達は、人里を襲い始めた。人里を守る警備の妖怪達が挑むが、返り討ちされた。
「まさか、貴方がここに来ているとは思っていなかったです。行方不明になっているのは知ってはいたのですが」
「……それはこちらもだ、お前らが幻想郷に来ているとは思っていなかった。」
「…幻想郷の強い者達がゼルには勝ってません」
そんな事を言っていると、ゼルに向かってくる者がいた。霊夢 魔理沙 妖夢だった。何故この3人がいるかというと、霊夢と魔理沙は人里で情報を聞くことにした。向かっている途中で、妖夢と出会い、一緒に行くことになった。空に魔法陣があることを見つけ、その周辺が人里分かり、急いで来たのだ。
「修行してきた私の実力見せてあげるわ!」
最初は霊夢が行く。ゼルは霊夢を襲いかかるが、余裕で避けた。それどころか、ゼルの腕にダメージを与えた。霊夢は札を使って、ゼルの身体を札だらけにした。霊夢は喝と言ったら、ゼルの1体目は消滅した。
「ナイスだぜ、霊夢!次は私だ」
「ぐぁぉァァァァ」
「まだまだ、改良の余地はあるけど、この魔法を使ってみるぜ。ダブルマスタースパーク!」
二つのビームがゼルに直撃した。2体目も完全に消滅させた。3体目は魔理沙に襲いかかるが、妖夢が受け止めてた事で、無事に済んだ。今度は妖夢の番。
「まさか、2体目とも敗れるとは」
「残念だったザラン。いくらお前でもこれは予想がだった筈だ」
ザランは悔しがっている、一方で妖夢はゼルを追い詰めている。それだけじゃない、妖夢はゼルの腕を切り落としている。前の妖夢だったら出来なかった。しかし、ナイトとの修行で少しずつだが、強くなっている。
「これで終わりです!人鬼 未来永劫斬!」
無数の斬撃が襲いかかった事で、ゼルは討伐された。人里の住んでいた者達は霊夢をお礼する為、向かうのであった。その頃、ナイトとザランは一歩動いていない。
「どうする、このまま続けるか?それとも今ここで……」
「今回は一度、引きましょう、貴方に挑んでも勝ってる可能性はゼロですから。でもこれだけは忘れないように、貴方は我々と同じ眷属、いずれ我々を導く者ですら、ウフフフフフ」
ザランそう言って、何処に消えた。ナイトはそんな事分かってるさと言うのであった。ナイトは急いで紅魔館に戻るのであった。ようやく紅魔館に到着し、帰って来ると猛ダッシュでやって来たレミリアに抱きつかれる
「……遅いわよ、このバカ‼」
「…すまん、すまん 途中で知りあいと話し合ってたから、遅くなった」
「良かった 本当に良かった。帰りが遅いから、貴方に何かあったんじゃないかって思ったわ」
「……本当にすまん」
あの後、フランにも抱きつかれた。買ってきた物は咲夜に渡した。咲夜からはお嬢様と妹様を泣かせたら駄目よ!と言われた、それもそうだ。しかし、まさか人里でザランと再開するとは思っていなかった。もう、実行されるというのか、あの計画を。まだ、分からない事が多い、俺も警戒するか。
今回は如何でした、ザランの能力は決まってないんですよ、一体どんな能力にしようかな。感想と評価お願いします、次回もお楽しみに
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取材
俺はいつも通り、仕事している。昨日事は気になるが、今は紅魔館の仕事に優先する。するとチャイムの音がした、俺はドアを開けると、カメラを持った女性が居たのだ。
「すみません、貴方が外の世界からやって来た人ですよね」
「……確かにそうだが、誰なんだ?」
「申し遅れました、清く正しい射命丸文です」
ナイトはドアを閉めた。文は流石にえとなり、何度もチャイムを押し続けた。
「悪いが、文という人物が来た時はドアを閉めろと言われている」
「何なんだですか、それは!」
「知らん、文句があるなら咲夜に言ってくれ」
「文句言ったら、刺さるんですよ!」
いや、知らないわと思っていると霊夢の声がしたのだ。何かあったのかと思いドアを開けた。霊夢と魔理沙が居たのだ、文の奴、紅魔館に入らせてくれないから二人を味方にして、入らせようと企んでいるな。
『どうですか、いくら外から来た貴方でもこの二人がいるなら問題ない筈です』
「(やはりな)それで二人はどうしてここに?」
「昨日事で、レミリア達に報告しようと思ってね」
「分かった、お前ら二人なら入ってもいいぞ」
「あの、私は?」
「先も言ったが、お前は駄目だと言われている。」
「そう言うなって、ナイト。文の情報は役に立つんだぜ、咲夜からは私達が言うからさぁ」
「……分かった」
3人を入れることになった。ヤレヤレ面倒な事になった、とりあえず俺は3人をレミリアの所に案内した。部屋に入ると、紅茶を飲んでいる途中のようだった。レミリアはどうしたのよと言われ、霊夢は昨日事を話した。
「なるほどね、昨日、人里でそんな事が」
「あの時は私と魔理沙と妖夢が居たから、倒せたけど。他の連中だったら、倒さなかったわね」
「でも、なんなんだ。あの化物?」
「私も調べているのですが、分からないですね」
レミリア達が分からないのは仕方ない事だ。あれは俺が住んでいた世界に居た奴らだ。防御力も高いからな、霊夢達が勝利できたのは修行していたからもある。あの召喚魔法、間違いないブルとグリルだ。あの二人は召喚魔法を得意とする、ゼルを召喚出来たのはあの二人だろう。ここでレミリア達に言うのもありかもしれない。だが、まだそれを言うつもりはない。
「……じゃあ、俺は仕事に戻る。何かあったら教えてくれ」
ナイトは仕事に戻った。彼も忙しいから仕方ないと思っている、すると文がレミリアに聞きたい事があるそうだ。レミリアはなんだろうと思っていると、文がとんでもない事を言うのだ。
「レミリアさん、あのナイトさんの事を好きなんですか?」
「ハァァァァァァァァ!」
レミリアは叫ぶ。それもそうだ、文がとんでもない事を言うのだから。確かにレミリアは彼の事は気になっているが、何故、文が知っているのだ。昨日、帰りの途中で紅魔館を通っていた時、レミリアがナイトに抱きついてた所を見たのだ。その時の写真を撮ったのだ。
「おいおい、まじかよレミリア」
「あらあら、熱いわね」
「さぁ、レミリアさんどうなんですか」
文に質問されるが、レミリアは顔が真っ赤になっている。その時の写真を見せられ、正直に言うのであった。
「ええ、好きよ。ナイトのこと好きよ!//」
「うむうむ、じゃあこれを一部の人に見せましょう」
「やめなさい!もしナイトに見られたらどうするのよ‼」
「大丈夫ですよ、霊夢さんと魔理沙さん 妖夢さん達に見せるだけですから」
「それも嫌だ!」
そう言っていると、文が持っていた写真とカメラが消えたのだ。文は完全に慌てて、部屋中を探し始める。誰が持ち去ったわかっている、咲夜だ。彼女は時間を操る程度の能力だ、時間を止めてカメラと写真を持ち去ったのだろう。その咲夜は写真を燃やし、カメラのデータも消去した。
「そのカメラ、先の文屋が持っていた物だろう?」
「えぇ、そうよ」
「…何で咲夜が持っているんだ?」
「お嬢様の恥ずかしい所を撮られているのよ。今データを消去したわ」
なるほど、確かに俺が同じ立場だったら同じことをやるわ。すると、咲夜が俺に聞きたい事があるそうだ。一体何を聞きたいのだろうか。
「貴方は好きな人はいないの?」
「好きな人?何で聞くんだよ」
「ここは女性が多いから、気になる人はいないのかなと思っただけよ」
「悪いがいないな」
咲夜はフ〜ンと言うだけだ。まぁ、確かに恋愛はしたいが今はやめとく。すると、文がここに現れたのだ、どうやら写真とカメラのデータを取り戻しに来たようだ。俺が本当の事を言うと、完全に落ち込んで、帰っていた。
「じゃあ、私達も帰るわ」
「何か分かったら連絡するぜ」
「あぁ、頼む」
俺は二人を見届け、仕事を再開した。今日は嫌な風が吹いているな、何かの前触れなのか。俺も考え過ぎだ、そんな簡単に悪いことが起きる訳がない。
その頃、ザラン ブル グリルは黒い扉から出てきた者を歓迎したのだ。青く長い髪に瞳も青い 神官の服を着ている女性だった。
「おぉ~、よくぞ来てくれました。ルティア様」
「……えぇ、私をここに呼んだのはグリルとブルですか」
「ウフフフフフ、私の名前を忘れないでください」
「…そうでしたね」
ザランとルティアの雰囲気が悪い。グリルとブルはやばいここから逃げたいと思っている。
「ですが、ルティア貴方の愛しい方もここに来てるのですよ」
「⁉」
「私の能力があれば、何処に居るかは分かります。ですから、ちゃんと協力してくださいね」
「……分かった、協力する」
「では、私と師匠は守矢神社に攻めようと思います」
「いいですよ、私とルティアは紅魔館に攻めます、いいですねルティア」
「…問題ない」
「さぁ、我々の攻撃ですよ、ウフフフフフ」
今回如何でした、次回は敵側の攻撃が始まります。感想と評価お願いします、次回もお楽しみに
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襲撃
ここは妖怪の山、その奥に進むと守矢神社がある。いつも通り、庭師の掃除をしている東風谷早苗。庭師の掃除を終え、食堂でご飯を作り始める。金髪の小さい女の子が食堂の中に入った。
「おはようございます、諏訪子様。」
「おはよう、早苗。今日のご飯はなんだい?」
諏訪子は神様である、もう一人いるが、後で登場するのでもう少し待っていてください。
「今日は魚と味噌とかぼちゃですよ。」
「おぉ~、良いね。早苗いつもありがとうね」
「いえいえ、諏訪子様。危ないので席に座ってください」
諏訪子は了解といい、席に向う。
「やぁ、おはよう諏訪子」
「おはよう、神奈子」
この神奈子が守矢神社の神様である。二人で色んな話しをしていた、まぁ半分は早苗だが、もう半分は外の世界からやってきた人間の事だ。早苗の聞いた話では、紅魔館の主の妹が蹴り技で倒した。神奈子と諏訪子は是非ナイトに会ってみたいようだ。
「神奈子様 諏訪子様ご飯出来ましたよ」
「「ありがとう、早苗」」
早苗はご飯を配り、席に座り一緒に食べるのであった。食べ終え、早苗は片付けようとするが外で爆発の音がしたので、確認行くのだった。
「おや、貴方が守矢の巫女ですね」
「貴方達、一体何なんです!いきなりここを攻撃するなんて‼」
「儂らはここも厄介として、潰しに来た」
「なぁ⁉」
ここも厄介⁉じゃあ、他の所も襲撃しているの!早く行かないと、でもここを放っておくわけにはいかない。
「ヤレヤレ、何か騒がしいと思ったら、乱暴な客だね」
「全くだよ」
「神奈子様 諏訪子様!」
「早苗、ここは任せて。他の人達を援護に行くんだ!」
「そんな、私も一緒に!」
「大丈夫よ、早苗。私達なら大丈夫だから」
早苗は分かりましたと言い、他の者達の援護に行くのだった。グリルとブルは早苗に攻撃しようとするが、諏訪子達に妨害される。
「我々に勝ってますか、守矢の神よ」
「へぇ~、私達の事を知ってるんだね」
「敵の情報を探っておくのは当然だ。」
「我々ら闇の世界からやってきた魔族の力を見せてやろ」
彼等はどうやら、魔族の者達か。しかし何故、闇の世界とはなんなんだ、魔界は知っているが、気になる事が多い。今は戦闘に集中するのであった。
「喰らいなさい、ファイヤーボール改」
「贄符 御射山御狩神事」
無数の弾幕同士が打つかり合う。諏訪子達は心の中では驚いている、自分達とここまで互角に戦える者がいるとは思っていなかった。だが、ここで引く訳にはいかない。
「神具 洩矢の鉄の輪」
輪を使って、ブルに当てようとするが、防御魔法を使って当たらずに済んだ。今度はブルの攻撃魔法がくる。
「これなら、サイクロン改」
無数の竜巻が襲いかかるが、神奈子がマウンテン・オブ・フェイスを使ってくれたおかげで助かった。早苗は大丈夫だろうかと心配になる、早苗も強いがそれでも神奈子達にとっては大事な娘だ。
「他の事を考えている余裕はあるんですね」
「あの子は大事な娘だ、心配するのは当然だ!」
「我々も譲れない物があるのですよ」
「その為にも、お前たちを排除させてもらう」
グリルとブル 神奈子と諏訪子はぶつかり合う。その頃、早苗は襲撃されている場所に向かっている。煙が経っている場所に向かう、襲撃されている所が紅魔館だった。早苗は急いで紅魔館に向かった、到着すると、美鈴がボロボロで倒れていた。
「美鈴さん!大丈夫ですか!!」
「わた…しはだ…いじょ…ぶ…です」
「一体何があったのですか!」
「二人…ぐ…みがここ…しゅ…げきした…のです」
早苗は急いで、紅魔館の中に入った。中に入ると、レミリアとフランが二人の敵と戦っている。咲夜とパチュリーと小悪魔も居るが倒れている。レミリアとフランは身体がボロボロだ。早苗は急いでレミリア達に加勢する。
「早苗⁉どうしてここに!」
「他の所にも襲撃してると知ったので」
「なるほどね、早苗も来てくれて助かったわ」
「あいつ等、強すぎる」
そう、吸血鬼であるレミリア達を追いつめている。この二人も強い。だがレミリア達はこの力を見覚えるがあるのだ、一体何処で、見たんだ。
「ヤレヤレ、グリルも吸血鬼に魔族の力を無理矢理与えるとは」
「でも、おかげで奴らの力を知れた」
なぁ、フランを操ったのはこいつ等の仲間!
「今更だけど、何者」
「私達は、闇の世界から来た魔族。闇の四天王ルティア」
「同じく、闇の四天王ザラン」
闇の世界?一体なんなんだ、気になるが多い。今は戦闘に集中しなければならない。
「秘術 ガァ」
早苗はザランに吹き飛ばされた。最初のレミリア達も同じだった、一体何が起きたのか今でも分からない。弾幕を放ったても弾幕が消滅するのだ。
「我々の能力には勝ってませんよ」
「お前達は降参するかしない」
「ふざけないでくれるかしら、私達はあきらめないわ」
「なら、もう一度喰らいなさい、アステロン!」
無数のビームがレミリア達に襲いかかる。流石にダメージを受けすぎた。もうレミリア達は立っていられない。
「ウフフフフフ、死ぬ前に我々の能力を教えましょう。私は自分の時間を早める程度の能力」
「………私は弾幕などの物を消滅させる程度の能力」
それじゃあ、勝ちはない。私の運命の操る程度の能力 フランのありとあらゆるものを破壊する程度の能力 早苗の奇跡を起こす程度の能力じゃあ、奴らには勝ってない。
「お前達を葬り去り、私の王を見つける。この世界に来てしまった、私の愛しい王に。アステル」
強大な炎が私達に向けて、放った。もう、終わりなのね、ごめん咲夜 バチェ フラン 美鈴 小悪魔貴方達を守れなかったわ、早苗、貴方もごめん。そして、ナイト貴方を一人させることを許して。
その時だった、レミリア達を放った炎が跳ね返され、ルティア達に当てた。レミリアも分からない状況だった、一体誰が跳ね返したのだ。
「買い物を終わって、帰ってみれば随分と面倒な奴らが来たようだな」
「⁉貴方は!」
「さぁ、俺と戦うか」
買い物を終えたナイトが帰ってきた。
キャラ紹介
ルティア
性別 女
好きなもの スイーツ
嫌いなもの ザラン 辛いもの
誕生日 不明
ザラン
性別 男
好きなもの 計画
嫌いなもの 無し
誕生日 不明
今回如何でした、ナイトvsルティア ザランですね、誰が勝つのかは分からないですね~ この二人も強いので、他にもレミリア達が知らない技があるので、それはお楽しみに。感想と評価お願いします、次回もお楽しみに
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ナイトvsルティア ザラン
私はあの人が居なくなったと知った時はとても落ち込んだ。彼がいなくなったら誰がこの世界の王になる。私は彼を何度も探した、何度も何度も。その日がきた、魔族の扉が開かれ、選ばれたのは私だった。
彼を探すのに忙しいのに、いかなければならない、私は行くことにした。居たのは、ザラン グリル ブルだった、苦手な奴もいるが我慢しないといけない。ザランはとんでもない事を言うのだ、彼がここに来てる。私は嬉しかった、彼が居る、もう一度一緒に居られると。
次の日に紅魔館を襲撃した。ここも厄介な所、潰さないといけない。私とザランは、奴らを追い詰めた。あと少しで勝ってる筈だった。私のアステルが跳ね返された、こんな出来るの一人だけだ、そして聞き覚えがある声だ。目の前にいるのは私が探していた人物だった。
「おやおや、貴方がここに住んでいるとは思っていなかったです」
「……俺は、ここの執事だ!主を怪我させた奴は許さん」
「……………様」
「ルティアか…。元気そうだな」
「…………」
ルティアは黙り込んでいる。レミリアは気になる事が多いようだ、ナイトとあの二人は知り合いだったのか。でも、何だかそれだけじゃない気がするのだ、あのルティアって子は、ナイトが現れた瞬間、レミリアの方を睨んでいるのだ。
「それより、大丈夫か レミリア?」
「……えぇ、私は大丈夫。」
「気になる事が多いだろう。後で説明してやる、だからお前らを別の所に転送する」
「え?」
ナイトはレミリア達を何処かに転送させた。何処に転送捺せたかは誰も分からない。
「うむ、何処に飛ばされたかは分かりませんね」
「………厄介」
「ザラン、お前は俺がここにいるのを分かっていて、ここを襲撃しただろう」
「おや、バレていましたか?」
「お前が使う能力は特定の相手を見つけるが出来る機能があるからな」
ザランの奴、最初からここに住んでいることを知っていたのね、本当に嫌な奴。
「……それでここを襲撃したのはそれだけじゃないだろう?」
「流石だね、そう、ここも厄介な所 先に潰すことからしたわ」
「やはり、目的はそれか」
「その前に貴方を連れて行くですけどね、加速!」
猛スピードで、ザランは近づくがナイトに蹴り技を入れられる。咄嗟にガードしたので、無事に済んだ。
「やりますね、流石我ら導く者」
「それはやめろ!今の俺は紅魔館の執事だからな」
「…………なんで」
「……ルティア?」
私は不満だった、ずっと探していた人が執事をやっているなんて。私はあの吸血鬼を倒したかったが、今は彼を闇の世界に連れ戻す事が優先。
「アステロイド」
黒い雨のように降り注ぐ。ナイトに直撃したのに、全然平気のようだ。あの技を受けたのに、平気とは流石である。
「次は俺だな、行くぞ」
ナイトは剣を取り出した、ルティアは持っていた杖で対抗した。ここまで、闇の四天王と渡り合えているのは、ナイトだけだろう。
「エンチャント ヘルベレイズ!」
ナイトが使っている剣が黒い炎が出てきたのだ。だが、ルティアは結界を使った事で、何とか守られた。
「流石ですね、我ら魔族でも習得は難しいと言われている。ですが貴女はその技を余裕で習得した」
「……こいつを習得するのは簡単じゃない。かなり力が必要だからな」
「……そう、かなり鍛錬や闇の力が強い程……」
「ですが、本来の力を出せていないですね」
ナイトの本来の力が出せていない。何故ナイトが本来の力を出せていないのかは気になる所だ。
「……テスラ」
闇の玉が襲いかかるが、ナイトはその闇の玉を切り裂いた。
「やはり、貴女は腰にある剣を使わない」
「……だから何だ」
「その剣は強大な闇の力を持っている。ですがここで使うと何が起きるかは分からない。だから貴女はその剣を使わない」
そうだ、下手にこの剣を使えば、どんな災い起きるかは分からない。だから俺はこの剣を使わないのはそれが理由だ。ザランが攻撃を仕掛けてきた。俺は対処しようとするが、右手が鎖に繋がれ対処出来なかった。直撃した事で、服がボロボロになったが、まだ動ける。先の鎖はルティアがやったのだろう、ヤレヤレ面倒な事をやるね。
「どうします、降参しますか」
「するわけないだろう!俺は引く訳にはいかないんだよ‼」
「………なら、貴方を倒して、闇の世界に連れて行くだけ」
「喰らうがいい、シャドウヘッジ!」
「デビルジャッチメント!」
「神千斬り!」
無数の黒いナイフ 黒い雷 煉獄の炎がぶつかり合い、紅魔館が吹き飛んだ。3人は立っているが、もう力が残っていない。
「ハァハァ、や…ばいな」
流石のナイトは限界だったのか、倒れそうになるが、誰かが支えてくれた。顔を見ると、妖夢だった。
「おま…え、どうして…ここに…」
「レミリアから、貴方を助けてほしいって頼まれたの」
「全く…少しは…自分の事を…考えてくれ…よ」
その光景を見たルティアは攻撃を仕掛けるが、グリルに止められる。グリルだけじゃない、ブルも居たのだ。この二人もボロボロだが、動けない訳じゃないようだ。
「一度撤退しましょう」
「何を言ってるの!私は‼」
「ルティア様、確かに我々4人なら止められるかもしれません。ですが、ここは万全になってからでも遅くはありません」
「……分かったわ」
グリルとブルは黒い渦を出現させ、撤退しようとする。妖夢は刀を抜こうとするが、ナイトに止められる。今の妖夢達では、ルティア達に勝ってない事を分かっているからだ。ルティア達は黒い渦に入って撤退した。撤退したことを安心したナイト、本当に撤退したかったなら、今の状況では勝ってるのかは分からない。
「ねぇ、ナイトあいつ等とはどういう関係なんですか」
「……いずれ話そうとは思っていた。明日話す」
「……分かりました」
その頃、ザラン達はナイトに関する事を話していた。グリルとブルは驚いている。まさか行方不明になっていたお方がここに来ているとは思っていなかった、それに今では敵対してるとは。
「ルティア様は大丈夫でしょうか?」
「大丈夫ではないじゃろう、ルティア様はナイト様の事を」
「ですが、闇の世界に連れ戻せば、問題ないです」
そのルティアは何をしているかというと。
「……私は貴方を連れ戻す、何度でも」
今回如何でした、元々オリジナルの女性キャラは出さないつもりでした。でも色々とあって、作りました。感想と評価お願いします、次回もお楽しみに
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明かされた真実
ナイト達は永遠亭に居る。先程の戦いで傷を癒やす為居るのだ、偶然であったが、レミリア達も居た為、一緒に治療することになった。真実は明日で良いだろうと思い、治療を優先することにした。
「……あの大丈夫ですか?」
「……問題はない、アンタは?」
「私の名前は鈴仙・優曇華院・イナバです」
「じゃあ、俺の名前は言っても良いのか」
鈴仙は大丈夫ですと言うのだ。何故、鈴仙は俺の名前を知っていたのだろうか?俺の事は妖夢やレミリア達から話を話を聞いてたようだ。まぁ、俺的には教えてくれた方が楽だからいいか。
「もう、寝る時間になったので早く休んでください」
「へいへい、了解しましたよ」
まだ、眠たくないのだが、逆らうと何か起きるかもしれないと思い、俺は早く寝ることにした。次の日、俺が寝ている病室で、集まていた者達が居た。それは霊夢 魔理沙 妖夢 早苗 レミリア 咲夜 フラン パチュリー 美鈴 小悪魔だった。他にも居るが、別の案件がある為、ここには来ていない。
「話してくれるのね、あいつ等との関係や目的を」
「あぁ、まずは俺が居た、世界に付いて話そう。俺が住んでいた世界は闇の世界。魔族の世界なんだ」
「魔族の世界?魔界みたいなやつか?」
「それに近いな」
「あのルティアは、貴方のことを様と言っていたわ。あれはどういう事?」
「俺はあの世界では王なんだ」
霊夢達が驚く、まさかナイトが闇の世界の王なんて、とても信じられない。だが、ルティアはナイトの事を様と呼んだということは本当の事だろうが。
「あいつ等の目的は?」
「あいつ等はこの世界を自分達の物にするんだ」
「なんでだよ!闇の世界があるじゃないか!」
「それも話す、闇の世界は滅亡するんだ」
霊夢達はどういう事なんだ思っている。ナイトの話では闇の世界は寿命がきているのだ、いつ滅びてもおかしくはない。その為、他の世界を奪い、自分達の世界にすると決めたのが先代の闇の王だった。
「これがあいつ等の目的だ。それで俺をどうする?」
本来なら彼を倒さないといけない。だが、彼はレミリア達を助けてくれた。それは事実、霊夢達は彼を仲間として迎えた。ナイトは感謝すると言うのだった。
「今回、襲撃した奴らを教える」
「一体、どんな奴らの?」
「闇の四天王、ルティア ザラン」
「私達を襲った奴らね」
ナイトの話では彼等の事を話す。ザランの能力は自分の時間を早める程度の能力。相手がどんなに強くても、彼は自分の時間を早めて、多くの敵を倒した。続いてルティア、闇の巫女である。彼女の能力は弾幕等を消滅する程度の能力、放った技達を消滅させるという。守矢神社を襲撃した二人組はグリルとブル、この二人は闇の世界では魔導士と言われている、相手を操る魔法や暗黒の欠片を使うそうだ。
「暗黒の欠片?」
「妖夢を操った欠片だ、黒い塊と聞いてな。そしてフランを操ったのは魔法だ。まぁ、記憶消すというのもあるがな」
「記憶消すを何てもあるなんて」
「ウフフ、私も話を聞きたいわ」
「紫⁉」
紫がいきなり現れた。ナイトは『誰だ?』とは、思っている。妖夢が紫の事を説明してくれた。
「フ〜ン、幻想郷の創設者ね」
「えぇ、そうよ。私の事を呼ぶ時はお姉さんって、呼んでもいいわ」
「遠慮するわ」
今回如何でした、評価や良いねを頑張るので、応援お願いします、感想と評価もお願いします。次回もお楽しみに
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巫女vs神官
私は恋愛なんて興味がなかった。恋愛をやっても意味がないと思ってた。そんなある日、私はとある魔族に戦っていた、でも奴は強かった。私は死ぬかもしれないと思った、そんな時だった。長い黒髪に全体の服装が黒中心だった。
「……大丈夫か?」
「…え?」
「ここは俺が食い止める、お前は撤退しろ!」
私はナイト様に助けれた、ナイト様は奴と互角に戦った。どっち等も引かない。決着はつけれなかった、お互いに身体が限界だった為、奴は撤退した。
「……無事良かったな。」
「え、ハイありがとうございます」
「?顔が赤いが大丈夫か?」
「//いいえ、本当に大丈夫です!//」
私は、初めて恋をした。私は後から知った、彼が闇の王になる男のだと、私はこの時から、ナイト様の為に頑張ろうと決めたのだった。そして私は闇の四天王の一人になれた。
「……久々に見たわ…」
なんであの時の事を見たのだろうか。もしかしたら、今日こそ彼を取り戻せるかもしれない。私はさっさと着替えを終えて、ザランの元に急いで向かった。
「ルティア様、ようやく来てくれたのですね」
「えぇ、貴方達も早く来たのね」
「貴方は遅いですね」
「うるさいわよ、ザラン!」
「ウフフフ」
やばい、もしかしたらこの二人が喧嘩するかもしれないのだ。だが、今回ばかりは、二人は喧嘩をしなかった。どうやらザランはルティアにある任務を渡すようだ。
「貴方にナイト様を連れて来てほしいのです」
「⁉」
「あの方は本来の力を出せない。ですが、我々は本来の力を出せる」
「そうね」
「しかし、私やブル グリルは動けないのです。回復した貴方なら動ける」
なるほどね、それで私が選ばれたのね。私は嬉しいわ、彼を連れ戻そうと思っていたから、私は準備に取り掛かる。するとザランは『もう一つ任務があると言うのだ』一体どんな任務なのかしら。その頃、霊夢と魔理沙はあることを話している。
「早く、奴らのアジトを探さないと」
「あぁ、見つけたら、ナイトも協力してくれるからな」
昨日、ナイトからある情報を手に入れたのだ。奴らがこの世界に来たのは、暗黒の扉を作ったからだ。その扉から魔族の者達が出てくるのだ。それを破壊出来るのは同じ魔族の者でしか破壊が出来ない。しかし、何処にあるかは分からない為、もしアジトさえ分かれば行きに攻められる。しばらくは身体を休むことにした一同。
「霊夢、お茶のおかわりいいか?」
「全く、ちょっと待てなさい」
霊夢は魔理沙を再びお茶を持ってきた。魔理沙はお茶を再び飲んだ。
「ナイトが闇の王か…。何だか信じられないわね」
「それは私もだぜ。闇の王が執事ってw」
それもそうだ、闇の王が執事をやるとは、あちら側も予想してなかっただろう。しかし彼等の狙いは、ナイトを連れ戻すことだ、それも阻止しなければならない。その時だった、謎の無数の弾幕が博霊神社の入口を襲いかかる。霊夢たちが向かうと、ルティアがここに現れたのだ。
「黒い巫女の服…。 お前がルティアだな!」
「えぇ、そうよ。」
「まさかここにも襲撃してくるとはね」
「貴方達も厄介な奴らだからね、ここを排除したら、ナイト様を連れて行くわ」
狙いは霊夢と魔理沙 さらにナイトか。今ここで戦えるのは霊夢と魔理沙だけだ。二人がかりならいけるかもしれない、だがレティアの能力は弾幕などを消滅する程度の能力、魔法使いである魔理沙とは相性が悪い。
「魔理沙… 私が時間を稼ぐから。アンタはナイトを連れて逃げてほしいの」
「な⁉何言ってんだよ、霊夢!私達二人なら」
「もしこいつが一人だけとは限らないわ。もう一人がナイトの居場所を突き止めるかもしれないわ。それを阻止するためよ」
霊夢に説明され、魔理沙は『了解』と言い、先に永遠亭に向かったのだった。
「……………」
「あら、意外ね。簡単に通してくれるなんて」
「そうかしら、私は余裕だけど。貴方は余裕そうには見えないわね」
ルティアが言っていることは本当だ。実際に霊夢の心の中では時間を稼げるかは分からないのだ。霊夢はいつも通り、夢想封印を放ったが、夢想封印が消滅した。
「やっぱり、通じないのね」
「あら?私の能力を知ってるのね」
「レミリア達から話を聞いたのよ」
「貴方に勝ってるのかしら?」
挑発されるが、霊夢にはそういうのは通じない。ポケットから札を取り出す。
「なるほど、確かにその札なら私を倒せるかもしれないと考えたのね」
「……まぁね」
霊夢は大量の札を放ったが、ルティアは結界を使った事で、ダメージを与えれなかった。でもこれで分かった事がある、奴が結界を貼るのは札じゃあ消滅する事が出来ない。なら連続で札を投げ続けるしかない。
「これでも喰らいなさい!」
「無駄よ、アステロン」
雷が霊夢が放った札を焼き尽くした。霊夢は封魔陣を使ったが、発動出来なかった。霊夢は慌てる、他のスペルカードを使ったが、何故か発動出来なかった。これはどういう事なのだろうか
「発動出来ないのは当然よ」
「なんですって!」
「お前が大量の札を使った後、ジャアミリスという技を使ったのよ」
「何よそれは……」
「新しく覚えた技よ、この技に当てられた者は技が使えなくなるのよ。」
「なぁ⁉」
そんな技もあるのか、しかも新しく覚えたとなると、対策出来ないどうすればいいのだろうかと考えていると、ルティアは攻撃を止めなかった。
「アステカ!」
無数の闇の雨が降り注ぐが、霊夢は避ける。しかし2度目では当たってしまった。頭から血が流れているがそれを拭き取り、構える。まだ、霊夢は諦めていていない。
「お前に勝ってる可能性はないわ」
「諦めないわ!」
「何故、諦めないのかしら?」
「この幻想郷を守りたいからよ!」
「それは……私達も同じよ」
ルティア達が住んでいた世界が長くないのはナイトから話を聞いている。それでもこちらの世界を侵略するのを止めなければならない。お互いに譲れないものだ
「ならこの技で終わりよ、デビルジャッチメント!」
黒き雷が霊夢に降り注いだ。煙が出ていた為、霊夢を倒したとルティアは去ろとするが、煙が消え霊夢の姿が無いことに気づく、ルティアは霊夢が何処にいるかを探す。左右を確認するが、いない一体何処に居るんだと思い、上を見上げると、霊夢が居たのだ。どうやら札を使って、自分の分身を作って、上に上がり ルティアが隙をつくったら、攻撃するという作戦だったのだ。ルティアは結界を貼ろうとするが、間に合わずに霊夢に殴り飛ばされるのであった。
「私が…負ける…なんて」
「私の勝ちよ」
「……私をどうする気よ…」
「…一様知ってることを話せてもらうわ」
霊夢がそう言うと、突然、大量の黒いナイフが降り注ぐ。霊夢は避けるが、ルティアだけ避けられなかった。そこにザランが現れたのだ、霊夢は戸惑う、何故味方であるルティアも攻撃したのか。
「どういう…つもりよ…」
「貴方は、排除しよかと」
「私を?」
「えぇ、貴方が博霊霊夢と戦いで消耗した後、排除するのですから」
最初からルティアを排除する為の計画だったのだ。流石の霊夢でも完全にブチ切れそうになる。霊夢はザランを攻撃しよとしたが、時間を加速され、返り討ちに合う。
「ウフフフフフ、サ・ヨ・ナ・ラです、ルティア」
『ここで、死ぬのね私は…。貴方の側に居たかった…』
ルティアはザランに殺される事を受け入れようとしたが、ザランが蹴り飛ばれていた。ルティアは『え?』となっている。彼女を救ったのは側にいてほしい願った男だった。
今回如何でした、まさかザランがルティアを殺すために計画を練っていたとは思っていなかったでしょう。余談ですが、グリルとブルはザランの計画は知らないです。もし知ったら、止めますあの二人は。感想と評価お願いします、次回もお楽しみに
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新たな嫁候補
ザランはルティアを止めを刺そうとしたが、ナイトによって妨害された。そこに魔理沙も現れ、霊夢を背負う。
「大丈夫か霊夢!」
「私は大丈夫よ、ナイトの方は大丈夫なの?」
「大丈夫らしい、嫌な予感がするって言うから、一緒に来たんだ」
こちらとしては来てくれたのは助かった。だが、ナイトの雰囲気が違う。まるで、ザランに対して怒っているように見える。
「まさか、貴方がここに来るのは思っていませんでした」
「……………………」
「まぁ、いいでしょう。貴方を連れて行くことは変わらないのですから」
すると、ナイトはザランを殴り飛ばした。いきなり攻撃だったのかザランはかなりのダメージを受けた。それどころか、ナイトは連続攻撃した、ザランはガードしたが、それさえも無駄になり、また、吹き飛ばされるのだった。
「やりますね」
「覚悟しろ、ザラン…!」
「貴方がここで半分の力を出すとは思っていなかったですが、ここ撤退させてもらいます」
「逃がすか!」
瞬間移動され、倒すことは出来なかった。しかし今はルティアを治療することを優先する。ナイト達は永遠亭に向かう、ナイトは『急いで向かうぞ』と言うのだった。永遠亭に到着し、ナイト達は永琳にルティアの治療を頼み、現在ルティアは治療仲。治療が終えたようだ。
「俺が話を聞いてみる」
「いいの?」
「俺だったら、話してくれるかもしれないからな」
「じゃあ、頼むわ」
ナイトはルティアが居る部屋に入った。入った瞬間、沈黙になっている。最初に口を開いたのはナイトだった、アジトが何処に教えてくれと言うが、ルティアは分からないと言うのだ。ルティア達はこうやって現れる時は、瞬間移動を使う為、場所までは分からないのだ。
「……そうか」
「…私をどうする気ですか…」
「もしよければ、再び一緒に戦ってくれるか?」
「え!」
一緒に戦ってくれるか?もしかして、私を仲間にするという事ですか。でも、博霊霊夢達が許すとは思えないのですが、その時だった。博霊霊夢達が私の部屋に入ってきた、やはり私を殺す気だろうなと思ったら、罪償うだったら許すという条件だった。私は『分かった』と言い、協力することになった。
「住む所はどうするんだ?」
「紅魔館で、働くのはどうだ」
「紅魔館…ですか」
「レミリアなら、住むことは許してくれそうだしな。俺がレミリアに聞いている」
そう言ってナイト様は部屋を出た。前に襲撃した所を許すとは思えないのですが、数時間後、連絡きたのだ、紅魔館の修理とメイドとして仕えるんだったら、許すということになった、ここの住人達は優しすぎるわ。退院後、私はナイト様と一緒に紅魔館に到着した、今回の謝罪し、メイドとして仕える事を伝えた。
「これからよろしく頼むわ、ルティア」
「えぇ、分かっています。でも…」
「でも?」
「ナイト様に関しては貴方には渡さないです!」
この娘は何を言ってるのかしら?もしかして、この娘もナイトの事を好きなの!フランだけじゃない、この娘もナイトの事を好きなんて、私もうかうかしていれないわ、全力でアピールしないければならないわ。そう決意するレミリアであった
今回如何でした、次回はギャグの回をやるので楽しみに待っていてください。感想と評価お願いします、次回もお楽しみに
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料理戦争
どうしてこうなった、もう一度言うぞ、どうしてこうなった。建て直した紅魔館がまた、壊れたのだ。一体何が原因なんだ、全く分からない。レミリア フラン ルティア何で喧嘩なんて始めたんだ。それは数時間前の話になる、ナイトはいつも通り、仕事やっていた。
「ナイト様、これは何処に?」
「ん?あぁ、それはあそこにあるから、置いておいてくれ」
「了解しましたわ」
ルティアはナイトに言われた場所に向かう。一緒に同じ場所で仕事していた咲夜からルティアのことで聞かられる。
「ルティアって、掃除や洗濯が出来るのを知ってたの?」
「あぁ、アイツは闇の四天王の中では掃除や洗濯 料理等も任せられていたからな。
「へぇ」
「俺が住んでいた屋敷もアイツがやってくれたからな」
そういえば彼は闇の王だからそういう屋敷に住んでいてもおかしくはない。何故ルティアがナイトの屋敷を掃除や洗濯 料理等を任せられたのだろうか。それについてはナイトが教えてくれた、実は屋敷で掃除したいと言い出したのはルティアだったのだ、特別にやらせることにした。
「アイツの料理は中々だぜ」
「是非、食べたいわね」
「俺は何度も食べているが、とても美味しいぜ。久々に食べれるんだなと思うと、楽しみで仕方ない」
咲夜とそんな会話していた。だが、それを聞いていた吸血鬼の姉妹がいる。この姉妹は一度も料理したことがない、今まで咲夜やナイトに任せていた。もしこのまま、ルティアがずっと料理をして、ナイトに食べさせ続けば、彼はルティアに惚れ込む。それだけは阻止しなければならない。レミリアとフランは決意した、料理を上手くなることに。その為には料理を教えてくる人を探さなければならない。一人だけだが、心当たりが居る、レミリア達は急いでその人物に会いに行くのだった。
「料理を教えてほしいですか?」
「えぇ、頼めるかしら妖夢」
「お願い、妖夢」
この二人が居る場所は白玉楼、妖夢に料理を教わることになった。妖夢は聞く、何故自分なんですかと?咲夜に頼めばいいのではと言うが、咲夜は自分の従者で厳しく言う事出来ない。
「なるほど、それで私に…」
「えぇ、お願い」
「私もお願い」
「…分かりました、でも厳しいですから覚悟してください!」
二人は妖夢に料理を教えてもらった。最初は失敗が多かった、本当に上手くなるのかと二人は不安を抱いた。だが、少しずつ二人の料理が上手くなっていき、妖夢からは美味しいと言われたのだ。二人は早速、ナイトに料理を作る為、紅魔館に戻るのであった。紅魔館に到着し、レミリア達は調理場に向かうが、調理場にルティアが居たのだ。
「あら、レミリア様とフラン様、何故ここに?」
「今日は私達が料理を作るのよ」
「だから、ルティアは下がるのよ」
「申し明けございませんが、わ・た・しが作るので、お二人は休んでください。ナイト様の料理はわ・た・しが作りますから」
「あら、主である私の命が聞けないのかしら」
「いえいえ、レミリア様達に怪我されては困るだけですわ」
絶対にない!こいつはナイトに自分の料理を食べさせる為、私達の邪魔してるわ。これ以上妨害されたら、大変だ、こうなったら実力行使してやるわ。私はグングニルを取り出し、フランはレーヴァテインを取り出した。私達は攻撃仕掛けたが、簡単に避けられた。
「あら、武装ですね、レミリア様とフラン様」
「こうなったら、貴方を倒せてもらうわ」
「ドカーンしてやる!」
こうしてレミリアvsフランvsルティアの料理戦争が始まった。3人とも弾幕を撃ちまくり、紅魔館の中が壊れかけている、階段や自室等が壊された。咲夜やパチュリー 美鈴等が止めようとしたが、巻き込まれた。数時間後、ナイトが帰ってくると、紅魔館がまた、破壊されたのだ。
「どうしてこうなった……」
「……私達も分からないわ」
また、修理することになった。主犯であるレミリア フラン ルティアが沢山の働くことになった。何故3人がこういう事をしたのかは、俺は分からない
今回如何でした、次回の回は、ギャグにするか新たな敵を出すかで迷ってます。決まったら、投稿するので待っていてください。感想と評価お願いします
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