ニセコイ 俺とあいつのヤクソク (agm)
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オモイデ

はじめまして、agmです。処女作なので、優しい目で見守ってくれると嬉しいです。
主人公の名前は一条晃
昔にある約束をして、その約束の相手にリングをわたしたという設定です


第1話

 

10年前、林の中にある二人の影あった

 

?「お前とも今日でお別れだ…」

 

晃「そっか、でもまた会えると思うから、これを持っていてくれ、これはおれとお前の友情の証だから」

 

?「そうか、わかった、また会えたときお前に聞いてほしいことがある、聞いてくれるか?」

 

晃「わかった、聞いてやるよ!」

 

?「そうか、ありがとう、じゃあな」

 

そう言ってあいつは去っていった、それ以来あいつとは会えていない

 

夢から覚めると俺の双子の兄一条楽が朝飯ができたこと教えに来てくれた、だるそうに返事をして、キッチンに向かう途中に、俺に挨拶をしてくる連中がいる

 

竜「坊ちゃんおはようござぇやす」

 

舎弟「坊ちゃんおはようごぜぇます」

 

そう俺の家はヤクザだ

集英組といえばここらへでは有名らしい

俺はそこ跡取り息子だ

 

竜「楽坊ちゃんが、跡を継がないというですぜぇ、晃坊ちゃん二代目を継いでくださいよ〜」

 

晃「俺も継ぐきはないぜ、竜お前が継げよ」

 

竜「わしではなく、坊ちゃん達に継いでほしんですよ〜」

 

なんて話をしているうちに、兄貴が朝食を持ってきてくれた

 

楽「何話してんだ、いいから飯を食え」

 

みんな「いただきま〜す」

 

食い終わるころには、登校時間になっており、出掛ける準備をした、高校一年生の初登校で遅刻するわけにいかないので兄貴と玄関を出よとしたとき、おやじが話しかけて来た

一条父「おぅ、おめえらに大事な話があっから、覚えておきな」

 

晃、楽「大事な話?」

 

晃「まぁいいや、兄貴早く行かないと遅刻するぞ」

 

楽「そうだな、じゃあいくか」

 

竜「待ってくだせぇ、坊ちゃん達、今リムジンを用意しますんで」

 

晃、楽「いらねぇよ!」

 

竜「そんなこと、言わないで乗っていってくだせえ」

 

と、無理やり乗せられて、学校に到着すると、竜達が、

竜達「行ってらっしゃいませ、坊ちゃん達」

 

これのせいで、俺たち兄弟は、友達を作るのに、苦労しているのだ

 

竜「あっ、それと坊ちゃん達、最近ここら辺でギャングが暴れまってるで、気を付けてくだせぇ」

 

舎弟「昨日も、ドンパチやって、左耳が吹っ飛んでしまいました」

 

なんてこと、平気で笑っているのを恐ろしい感じながら、俺たちは早く一人立ちをしたいと思い、登校していたらいきなり塀の上から女が上から降ってきて、着地しようとしたら兄貴が立っていた

 

女「きゃ〜〜あ」

 

と、いいながら、兄貴の上に乗っていた、

 

女「あ、ごめん、急いでいたから、本当にごめ〜ん」

 

と言って去って行った、気絶してる兄貴を担いで教室に入ると、集と小野寺さんが話しかけてきた、

 

集「おーす、楽、晃…って、どうしたんだよ楽」

 

小野寺「大丈夫?一条君?」

 

すると兄貴は、いきなり意識を覚ました、

 

楽「大丈夫だよ、小野寺」

 

小野寺「でも、擦り傷があるよ、絆創膏貼らないと」

 

楽「そんなに気にしなくていいから全然」

 

小野寺「そんなこといって、バイ菌入ったらどうするの?ほら」

 

と、兄貴がすごく嬉しいそうな顔しているのを、見ながら授業のチャイムが鳴ったので、席に着いた、すると俺たちの担任のキョーコ先生が入ってきた、

 

キョーコ先生「はいはい、みんな席に座って、転校生を紹介するぞー、入って桐崎さん」

 

千棘「はい、始めまして、アメリカから転校してきた桐崎千棘です、日本語はこの通りバッチリなので、みんな気さくに接して下さいね」

 

転校生が、自己紹介し終わるとクラスのみんながきれいやかわいいなどと言っていたら、兄貴と桐崎さんが、

楽、千棘「あーーーーーー」

 

千棘「さっきの…」

 

楽「あの時の、暴力女」

 

なんて口喧嘩をしているのを、見ていたら、あっ兄貴が吹っ飛ばされた

 

でも、この時俺は思っていなかった兄貴と桐崎さんの出会いが俺が10年前に交わした約束や兄貴の約束の女の子に出会えるなんて思いもしなかった




どうでしょうか、おもしろくなかったらごめんなさい、誤字脱字が、あったら教えていただけたら嬉しい


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フンシツ

こんにちは、視点切り替えのわからないagmです。
今は、ニセコイ ヨメイリ⁉︎やっているけど、鶫さんの他のルートの出現方法がわからずなんやんでいます。
では、2話いきたいと思います。


第2話

 

桐崎さんの自己紹介が終わった後の休み時間、桐崎さんと兄貴が口喧嘩をしていた、

 

千棘「どうしてんくれんのよ、恥かいちゃったじゃない」

 

楽「なんで俺が怒られないといけないだよ、普通逆だろ‼︎

殴られたのおれだぞ」

 

千棘「日本での新しい生活!せっかく楽しい高校デビューの一歩手前を刻むハズだったのに、アンタのせいで台無しよ!」

 

楽「知 る か!先に手ぇ出したのお前だろ」

 

なんて二人がいがみあってる時に、キョーコ先生が来た。

 

キョーコ先生「なんだお前ら知り合いだったのか、ちょうど良かった」

 

と言ったあと、先生は教室のなかに入っていくと、なぜか、兄貴と桐崎さんの席が隣同士になっていた、当然二人は抗議したが先生は受け入れず、兄貴たちはしぶしぶ席についた、すると、兄貴がいきなり叫び出した。

楽「無い、俺のペンダントが無い」

 

晃「どうしたんだよ、兄貴そんなに慌てて」

 

楽「俺の大事ペンダントが無いだよ、しかもどこで失くしたかもわかんねぇし」

 

晃「俺も探すの手伝うぜ」

 

楽「サンキュー、あっ、もしかしたらあそこで失くしたかも…おい桐崎、お前もペンダント探すのを手伝え」

 

千棘「えっ、なんで手伝わなきゃいけないのよ、二人で探せば」

 

楽「何いってんだよ、失くしたの思いつくのお前とぶつかった時しかねぇんだよ」

 

すると小野寺さんがやってきた

 

小咲「どうしたの?一条君…」

 

楽「あぁ、小野寺いや、大事なものが失くなってな」

 

小咲「そうなの、てつだおうか?」

 

楽「いいよ、晃も手伝ってくれるし、それにこいつが原因みたいなもんだから、こいつが探すのが筋だ」

 

千棘「なんですって!まぁ、いいわそれで、そのペンダントってどんなの?」

 

兄貴が説明してる時に、小野寺さんが驚いた顔をしていた。

 

小咲「それって…」

 

楽「ん?どっかで見たことあるのか」

 

小咲「勘違いかも…多分」

 

なんて話をしていると、キョーコ先生がやってきた

 

キョーコ先生「あっ、言い忘れたことが一つあったんだ、一条」

 

楽、晃「なんですか?」

 

キョーコ先生「ほら、桐崎に学校のこと色々教えてほしいから、お前と同じ飼育係にしたから」

 

楽「なんでなんだ〜」

 

晃「うるさいぞ兄貴」

 

千棘「そうよ、ちょっとは、静かにしたどうなの」

 

楽「はぁ、なんでこいつと一緒に飼育係やらないといけないだよ」

 

千棘「うるさいわね、さっさと終わらせて、ペンダントを探がすわよ」

 

楽「わかってるよ」

 

と、始めたら、二人のやり方の違いでまた喧嘩をしていたので、おれはそれを止めながら、動物達のエサやりを終えると、俺たちはペンダントを探して行こうする。というか、こんなに仲が悪いのに、作業とか出来るのかと思いつつ、兄貴達のあとについていくのであった。




感想、指摘などおねがいします。
はやく鶫さん出したい…


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ハッケン

お気に入り登録しくださってありがとうございます。
冬がやって来て寒い、というかもうちょっとでクリスマスじゃん、彼女欲しいと思いながら、書きました。


第3話

 

ペンダントを探し始めて何日かたったある日、桐崎さんが機嫌が悪そうな顔でやって来た

 

千棘「もー‼︎ ガマンできない やってられるがこんな事」

 

楽「ハァ⁉︎」

 

晃「いきなり、どうしたの桐崎さん?」

 

とおれが聞いてみたら、いやいや語ってくれた。

 

千棘「私が、さっき歩いていたらクラスの子がに言われたの…」

 

楽「なにを?」

 

千棘「あんたと私が付き合っているのかって」

 

楽「それが、どうしたんだよ、気にしなきゃいいだろ」

 

千棘「なんで放課後一緒にこのバカの失くしたペンダントを探しているだけで、付き合っているって疑われないといけないの!」

 

そこから、二人の口喧嘩が、始まった俺もとめようとしたのだが、二人にうるさいと言われ、おわった、そんなときに、小野寺さんが、やって来た

 

小咲「どうしたの?二人とも、喧嘩してるみたいだけど?」

 

晃「本当に喧嘩してるんだよ」

 

小咲「何かあったの?」

 

晃「桐崎さんが、クラスの女子に兄貴と付き合っていると勘違いされて、怒って、そのままこうなった」

 

と、小野寺さんに説明していると、桐崎さんが、兄貴に何か言っている

 

千棘「もう一週間なのよ、いいかげんあきらめなさいよ、きっともう誰かが持ち去ったか、ゴミと間違えて捨てたのね」

 

楽「…そんなことわかんねーだろ、それにあれは、おれにとって…」

 

兄貴が、何か言おうとしたときに、桐崎さんは、いろいろ言っていた、だけど最後にいってはいけないなことを言ってしまった

 

千棘「どーせその相手だって、あんたにそんなもんあげたことなんて忘れてるにきまってんのに、ホンット、ダサ、バッカみたい」

 

すると、兄貴は大声で

 

楽「うるっせぇな‼︎ だったらもうさがさなくていいからどっか行けよ‼︎」

 

兄貴がいい終わると、雨が降り出し、桐崎さんは、かえってしまった

 

晃「兄貴、小野寺今日は雨も降ってきたし、帰ろうぜ」

 

小咲「うん、わかった」

 

楽「そうだな…」

 

それから、何日も探しても見つからない俺たちは諦めていたときに、小野寺さんが、話しかけてきた

 

小咲「一条君たち、桐崎さんが、来て欲しいって…」

 

楽「なんだよ、こんなところによびだして」

 

よびだされたところは、俺たちがペンダントをさがしていたところだった、いきなり遠くの方から桐崎さんが来て、何かを投げるそぶりをしたので、俺は慌ててよけたが、兄貴が当たってしまった、

 

楽「痛っってぇー、なにすんだよあいつ」

 

小咲「大丈夫、一条君?」

 

晃「それくらい避けろ」

 

楽「あんなの避けれるわけないだろ!」

 

そこに落ちていたのは、あのペンダントだった、すると小野寺さんがなにか知っていたらしく話してくれた。

 

小咲「桐崎さん、それずっと、さがしてたんだよ、一条君たちに見つからないように、言うなっていわれていたんだけど」

 

楽「そうなのか…」

 

兄貴がペンダントを見つめると、そこには、紙が巻いてあり、桐崎さんが書いた兄貴をバカにしたような、英文が書いてあった。すると兄貴は

 

楽「それに前に、あいつに言われたことも、もっともだしな、おれもいいかげんこんな約束、忘れちまったほうが、いいのかなぁ…」

 

小咲「そんなことないよ、一条君誰かと約束したんでしょ?もしその人が一条君と同じように約束を覚えてたら」

「きっとその人も悲しむよ?たとえそれが10年前の子供の約束でも、その人にとっては大切かもしれないよ?」

 

楽「(えっ…小野寺…いやまさか…)」

 

小咲「あっ…ゴメン変な事言って…」

 

楽「ありがとうな、なんか元気出たわ」

 

というか、なんで、俺こんなところにいるの?俺いらなくねと思っていると、兄貴が帰ろうとしていたので、おれもあとを追いかけた

 

楽「じゃあ、小野寺本当いろいろありがとうな、またな」

 

晃「小野寺さん、また学校で」

 

小咲「うん、またね…」

 

と、かえって行く俺たちを見ていた小野寺が残念そう顔をしていた

 

小咲「ハァ、また聞けなかった、私のバカ…」

 

 

 

 

 

 

俺たちはかえる途中では、兄貴が10年前の約束の女の子が、小野寺さんかもしれないと思い喜んでいた、

 

晃「そういえば、桐崎さんにちゃんとお礼言わないといけないな」

 

楽「そうだな、それに小野寺とあんなに話せたのも、あの女のおかげだしな、また学校で会えるだろ」

 

だけど、そのお礼を言うのと衝撃的な出来事がおこるとは、俺たちは知らなかった。




今週中で、一巻を終わらせたいと思いますので、よんでいただけるとうれしいです。


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ニセモノ

がんばって、書きました見てください


保存日時:2014年12月11日(木) 06:34

 

第4話

 

俺たちが帰ってくると玄関には、おやじがいた

 

一条父「お、けえったかお前ら、ちょいとおれの部屋に来な」

 

楽「なんだよおやじ、いきなり呼びつけて」

 

一条父「今度大事な話しをするっつったろ?思いのほか早くことが動いてな」

「てめぇらも最近のギャングとの争いは知ってるとおもうが、それがいよいよ全面戦争になりそうなのよ」

 

晃「それって、大丈夫なのかよ戦争って…」

 

一条父「まぁもしそうなりゃお互いただじゃ済まんわな、そこでだ!、この戦争を回避する方法が一つあってな、しかも長男であるおめぇにしか出来ねぇことだ」

 

楽 「俺にしか出来ないこと?」

 

一条父「実は向こうのボスとは古いなかでな、奴にもてめぇらと同い年の娘がいるらしんだが、そこで楽よ」

「おめぇその子と恋人同士になってくんねぇかなか?」

 

楽「恋人、なんで?そんな?晃だっているじゃねぇか!」

 

一条父「そりゃ、晃よりお前のほうが顔がいいからな」

 

あれ?おやじ今俺の顔のこと、ちょっとバカにしなかった?まぁ、知らない人と彼女になるっていわれるよりましかと思いつつ、おやじが話を進めていく

 

一条父「というわけで、お前に恋人役をやってもらうからな、それにもう相手のほうも来てるから、なにがあろうとやってもらうぜ?」

「じゃあ、入ってくれ」

 

楽「(もう来てんの?)」

 

兄貴もあきらめた様子で、中に入っていった、俺も気になるで入っていくと相手の方の声が聞こえてきた、でもこの声どこかで聞いたような?

 

晃「おい、兄貴この声聞いたことないか?」

 

楽「お前もか、俺もどこかで聞いたような声なんだが、とうも思い出せねぇ」

 

二人ともだれなのかと、なやんでいると、おやじがカーテンを開けるとそこには、

 

千棘「まだ心の準備が…」

 

桐崎さんが立っていた、俺たちは驚いたかおしているところに、おやじが兄貴に追い打ちをかけるよにしゃべった

 

一条父「こちらがその桐崎千棘お嬢ちゃんだ、二人には、明日から3年間恋人同士になってもらう、あと晃はバレないように見ててくれ」

 

俺は三年間かぁ〜長いなと思いつつ、二人にご愁傷様ですと心の中で合掌した

 

楽「お、お前…ギャングの娘だったのか?」

 

千棘「あんたたちこそ、ヤクザの息子だったの?」

 

一条父「なんだよ、お前らもう面識があるみてぇだな」

 

千棘父「同じ学校に転入させたからね」

 

千棘「どういう事なの?パパ?」

 

と、驚いている桐崎さん、するとおやじが桐崎さんの父親を紹介している。

 

千棘父「君たちの事はお父上から聞いて知ってよ、よろしくね、楽君、晃君」

 

楽 晃「「あ、どーも」」

 

楽「じゃなくて、ムリムリこいつと恋人同士なんて、絶対ムリ」

 

千棘「パパは知らなのよ!私達学校じゃすっごく仲悪いんだから 」

「なんでこんなもやし男と」

 

楽「んだとコラ⁉︎そうだぞ親父こんな奴と上手くいくはずがねぇって‼︎」

 

千棘「何よ!あんたに言われる筋合いないってのこのケチ男」

 

楽「ハァ?こっちのセリフだよこのゴリラ!」

 

晃「おい、二人とも落ち着けって」

 

二人の口喧嘩を見ていた、親父が

 

一条父「なんだ仲良いじゃねか」

 

といって言っていたがどうみればこれが仲良く見えるのが、よくわからないが、その後おやじがこう続けた

 

一条父「しかしなぁ、この戦争を止めるにゃもうこの他に手はねぇし、このままじゃ大変な事になっちまうぜ?」

 

楽、晃「「は?」」

 

そんな時に、男の声と共に爆発音したので、俺は逃げようとしたが、兄貴はお前も一緒だという、目で俺の肩をつかんだ

 




明日までに、一巻分終われると思うます。


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アンシン

すみません、日曜に投稿できるといってしまって、この話で、一巻を終わりにしたいと思います。



第5話

 

爆発音のした方を見てみると、男共がやってきた

 

クロード「見つけましたよ、お嬢…」

「集英組のくそ共がお嬢をさらったと言うのは…本当だったようですね」

 

千棘「ク、クロード‼︎」

 

クロード「ご安心下さいお嬢…」

「お嬢を守るのがビーハイブ幹部としての私の役目…不肖このクロードめがお迎えにあがりました」

 

千棘「いや、さらわれてなんてないから私…」

 

そこに爆発音を聞いて駆けつけた竜たちがやってきた

 

ヤクザ共「大丈夫ですか組長?というかなんじゃあ今のは」

「あ!こいつらビーハイブの奴らじゃあねぇか」

 

竜「おぅおぅ、ビーハイブの大幹部さん、こいつぁちょいとお痛がすぎやしやせんか…」

「今までぁ手加減してやってけんどのぉ、今度という今度は許さへんぞ」

 

クロード「ふん猿どもが…お嬢に手をだしたらどうなるか教えてやる…」

「この街ごと消し飛ばしてやろうか…ついでに貴様らの大事な跡取り達もバラして売りさばいてやる」

 

楽 晃「はぁー?」

 

竜「やってみぃやゴルァ、坊ちゃん達に手ェ出したらビーハイブに関わるもん全て二度とお郷の土踏めんようにしたらぁ」

 

千棘「えっえっーーー!」

 

と一触即発なところに、おやじがこんなことを言った

 

一条父「若ぇの、誤解してんるじゃねぇか?お嬢ちゃんをさらったなんざとんでもねぇ誤解だぜ?なんせ」

 

一条父 千棘父「こいつらぁラブラブの恋人同士だからね」

 

するとみんなが、驚いた声を上げた

 

みんな「なっ、なぁにぃいいー」

 

おい、おやじ、なんでそんなこと言うんだよそれじゃ火に油じゃねかと心配していると、

 

クロード「それは本当ですか?ボス…」

 

千棘父「あぁ、僕らが認めた仲だ」

 

俺は終わったなとおもっていたら、

 

ヤクザ 「そりゃすげ〜、楽坊ちゃん彼女できたんでスかー」

 

竜「いやー、ずっと心配だったんですよ、この年になっても彼女の一人もいねぇので、というか晃坊ちゃんもこの際彼女つくったらどうですか?」

 

晃「うるせぇ、俺はちゃんした人見つけるからいいよ」

 

ヤクザ「というか、本当にめでてぇ」

 

俺はこいつらの食いつきぷりに驚きつつ、さっきまで殺気を発していたクロードは桐崎さんに彼女ができたのがそんなに嬉しかったのかないていた、というかクロードってやつ過保護すぎだろと思いつつ、二人の質問タイムが始まっていた、これで戦争がなくなると思い安心している俺がいた。

 

 

 

すると次の日おきると誰もいなかったので、俺は家で家事などやっていた。夕方になってやっと帰ってきた兄貴に聞くと、朝から桐崎さんとデートに出掛けたらしいだか、そこで、運悪く兄貴の好きな小野寺さんであってしまって、誤解されたまま、帰ってきたというわけである。

俺は兄貴におつかれといって、夕飯の準備に取り掛かるとしていた。

 




急いで書いたので、いろいろおかしいとこもあるとおもうので、そこらへんはすみません、何か質問、感想など、あったら、書いて下さい
次のから鶫さんを登場させていきたいと思います。


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サイカイ

ついに冬休みが来ましたよ、とてもうれしいです、さっさと宿題を終わらして、遊ぼうとおもいます。


第6話

 

俺は今日一人で帰っていた、最近は、みんなで帰ることが多かったのでちょっとさびしく思いながら、俺は夕飯のための食材を買いに行くために、スーパーへ向かっていた。

 

晃「今日の夕飯どうしようか…」

 

と今日の夕飯のメニューを考えつつ、食材を買っていると俺が買おうとしていた食材に手を伸ばすと隣の人もそれを買おうとしていたのだ、しかもラスト一個というのだ、すると隣の人が、譲ってくれたのだが俺は遠慮して、隣の人に譲り俺は買い物を済ませた。

 

晃「(さっきの人なかなかのイケメンだったなぁ、俺もあんなぐらいになりたかったなぁ)」

 

と思いつつ、スーパーを後にした、この時俺は、なぜかあの人顔が、頭に引っかったがどっかですれ違ったぐらいだろうと思い家に帰って、夕飯の準備をしていると、兄貴が帰ってきた。

 

晃「おかえり、兄貴」

 

楽「ただいま、おっいい匂いがする今日の夕飯はなんだ?」

 

晃「出来てからでいいじゃん、まずは着替えて来たら」

 

楽「そうだな、出来たら呼んでくれよ」

 

晃「わかったよ」

 

なんて会話をした後に兄貴は部屋に行った、すると兄貴の部屋からこっちに来た

 

楽「晃!俺のペンダント知らねぇか?」

 

晃「はぁ?、俺が知るわけないだろというか、また失くしたのかよ」

 

楽「しょうがねぇだろ、俺の知らないうちに失くしたんだから、あと探すの手伝ってくんねぇ」

 

晃「はぁ、わかったよちょっと待ってくれよ、あとあいつらにも頼もうぜその方がはやく見つかるだろ」

 

楽「そうだな、じゃあおれは先に探しておくから」

 

すると兄貴は部屋に戻った、俺は火を止めると庭あたりに落ちて無いか探しに行っただが、なかった

 

楽「どこにもねぇなぁ」

 

竜「坊ちゃん、こっちもねぇですぜぇ」

 

晃「こっちもない」

 

楽「本当どこにいったんだよ」

 

と兄貴が落ち込んでいるときに、玄関からチャイムがなったので、俺が見に行くとそこには、桐崎さんが立っていた

 

千棘「こんにちは、ダーリンって今家にいる?」

 

晃「いるけど、どうしたの?」

 

千棘「じゃあ、呼んで来てくれる」

 

晃「わかったよ、ちょっと待ってて」

 

俺は桐崎さんを待たせて、兄貴を呼びに行った

 

晃「兄貴、桐崎さんが来てる」

 

楽「はあ?、今はそれ所じゃ」

 

晃「まぁ、行ってあげないと」

 

楽「わかったよ」

 

兄貴は玄関で、桐崎さんにお礼の言葉を言っていたので、ペンダントが見つかったのだろう、これで俺も一安心と思い、台所に戻った。兄貴が嬉しそうに部屋に戻るときなにか落ちた音がした、それを拾ってみるとそれは兄貴のペンダントのチェーンの一部だった、それを兄貴にみせると

 

楽「もしかして、またあいつが見つけてくれたのか」

 

晃「そうみたいだね」

 

楽「あいつにちゃんと礼言わないとな」

 

そう言ってる兄貴はなんだか不思議な顔をしていたけど、おれは気にしないで台所に戻った、あっ、なんか焦げ臭いやばいかも…

やっぱりこげていたので、余り物で作ったはぁついてねぇ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜

夜中の廃工場に2つの影があった

 

?「お呼びですかクロード様…」

 

クロード「来たか、待ちわびたぞ」

「こいつがお前の任務の標的 名は一条楽」

「この男はお嬢と交際関係があると思うが、しかし私はお嬢が騙され利用されていると睨んでいる」

 

?「お嬢をですか…、ゆるせませんねその男」

 

するとクロードは溜め込んでいたその男のことを罵っていた、このときのクロード様に引いてしまったことは黙っておこう

 

?「そんなにですか、許せませんねその男」

 

クロード「私ではお嬢をお守りすることができん、だか私が育てた優秀な部下であるお前ならば」

「あんのクソガキの魔の手からお嬢を救い出す事が出来るだろう」

 

?「了解しました、お嬢は私が必ず救います」

 

クロード「ちょっと待て、一つ言い忘れてことが、あった」

 

すると、クロード様は胸ポケットからもう一枚写真を出した

 

クロード「あと、こいつは一条楽の弟の一条晃だ、こいつからも情報を得られるかもしれん、一応覚えておけ」

 

?「わかりました」

 

私はその写真をもらったときに驚いてしまった、そこに写っていたのは、昔に会ったことがあるやつだったのだから

 

クロード「では、頑張ってくれ」

 

?「わかりました」

 

私は廃工場から出て行くときに思った

 

?「(お嬢待っていてください、それとあいつは覚えいるのだろうか?あの10年前の約束を…)」

 

すると、私は昔あいつからもらったリングを出した




はぁ、やっと鶫をだせてうれしいです。
それと、冬休みに入るので、更新ペースをあげたいと思いますので、応援よろしくお願いします


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ケットウ

がんばってかきました…


第7話

 

今日はなぜか朝からクラスが騒がしい、なにかあるのかと思い、集にきいてみた。

 

晃「今日って、なにかあったのか?」

 

楽「そうだな、なんかさわがしいな」

 

集「実はな…」

 

すると集は嫌そうに答えた

 

楽、晃「転校生が来る⁉︎」

 

集「らしーよ、なんか突然決まった事らしくてさ生徒にゃ通知が遅れたんだと」

「しかもその転校生男なんだとよ、しかも噂によれば美男子‼︎マジテンション下がるわー」

 

そんな集を見て思った、ホント分かり易いなこいつとすると、女子と話していた桐崎さんが、こっちに来た

 

千棘「なに話していたの?」

 

楽「転校生が来るらしいんだと」

 

千棘「へぇー、転校生が来るの、私はちょっと楽しみだわ」

 

楽「オレは転校生ってもんにいい思い出がないからなぁ」

 

晃「そんなこと言ってると知らねぇぞ」

 

そんな会話をしているとチャイムが鳴ったので俺は席に着いた

 

キョーコ先生「よーしお前ら突然だが今日は転校生を紹介するぞー、入って鶫さん」

 

鶫「はい、初めまして 鶫誠士郎と申します、どうぞよろしく」

 

転校生があいさつをすると、クラスの女子はカッコイイやモデルみたいなど言っていた、そのとき桐崎さんが驚いた顔をした

 

千棘「つぐみ…⁉︎」

 

鶫「お嬢…」

 

と転校生が桐崎さんに抱きついた、するとクラスが騒然とらなった

 

男「おお〜?なんだぁ、転校生が桐崎さんに抱きついた」

 

千棘「ちょっちょっちょっ!」

「バッ バカ 何やってのよみんなの前で」

 

鶫「ああお嬢、お会いしとうございました…‼︎」

 

そんなやり取りを見て男子は、一条勝ち目ねぇとか顔はあっちの方がカッコイイとかいってるし、女子は修羅場だぁ〜とか喜んでるし、なんか変な空気になっていた、するとキョーコ先生が

 

キョーコ「お前ら騒ぐのはいいけど、授業始まるぞ」

 

と先生の一言で、みんな席に座った、それから昼休みになり桐崎さんと鶫さんが話していた、それを見ているおれたちは

 

集「しっかし、あいつなんであんなカッコしてんだろうな」

 

楽「今さっき言ってたろ?制服無かったんだってよ」

 

晃「集、お前耳悪いのか?」

 

集「あーあー、そういう事!そりゃ仕方ないよな!仕方ない!」

 

と言い俺たちの肩を叩くなんだ変な奴だと思っていると、桐崎さんが兄貴を呼んだ、どうやら彼氏(偽)を紹介しているらしい、すると、桐崎さんがトイレに行ったらしいので、鶫さんは兄貴に話しかける、

 

鶫「一条さんそれと、あなた」

 

楽「ん?」

 

晃「俺?」

 

鶫「はい、少し聞いてもよろしいですか?」

 

なんて鶫さんは言ってきた、兄貴はわかるがなんで俺もと思ったが、俺もついていった

 

楽「なんだよ、わざわざ場所を変えてまで、それに晃まで連れてきて」

 

鶫「いえ、どうしてもハッキリしておきたいことがありまして」

「まずは一条楽さん、お嬢の事を本気で愛していますか?」

 

楽「バッ…」

 

鶫さんの突然の質問に兄貴は否定しようとしていたのでおれは、兄貴の横腹をつついた、すると兄貴は

 

楽「あったりまえだろ」

 

と答えた、あぶねぇここでバレたらシャレにならないと思い、ホッとしていると鶫さんは続けて、兄貴に質問をしていた、最後にこんな質問をした、

 

鶫「お嬢の為に死ねますか?」

 

楽「おう、当たり前だろ」

 

鶫「そうですか、では死んでください」

 

すると、鶫さんは袖から銃を出した

 

鶫「では、死んでください」

 

楽「ちょっ、ちょっと待…痛っ…」

 

あまりの速さで見えなかったが、鶫さんは兄貴に銃を押し付けて、兄貴に対して文句をいいおわると、自分がお嬢にふさわしいなどとわけのわからないことを言っていた、すると

 

鶫「まぁ、いいだろう次に一条晃!いや、晃」

 

晃「なんだよというか、初対面で呼び捨ては無いだろ‼︎」

 

鶫「初対面だと…、貴様それを本気で言っているのか」

 

なんだよ、いきなり名前で呼んだら驚くだろ、しかもあっちは初対面じゃないらしい、どこかであったことあるかと考えていると

 

晃「あっ、そうだ!」

 

鶫「何か思い出したのか?」

 

晃「昨日スーパーであっただろ、そうだろ?」

 

するとそいつは、俺をすごい顔でみてなにか呟いた

 

鶫「私はあの日以来覚えていたというのに、お前は私を忘れるなんて」

 

晃「どうしたんだ?」

 

鶫「あぁ、もういい、貴様らに決闘を申し込む」

 

楽、晃「はぁ?」

 

何を言ってんだと思いつつ、あいつは俺たち向かって一言言って、去っていった

 

鶫「まずは一条楽、おまえからだ」

 

そして、放課後おれは家に帰った、なんでって今日俺の決闘じゃあないじゃんだからと思い、兄貴が帰ってくるのを待っていると帰ってきたので、感想を聞くと

 

楽「なんとか勝ったが死ぬかと思った…」

 

それだけ言って部屋に戻った、あいつ何をするだと、不安になりつつ、布団に入った。

 

 




ぐだぐだですみません、感想、意見あったら、お願いします。
次は晃と鶫の決闘です


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ケッチャク

ニセコイの2期が春にやるので、楽しみにしてます、早くやらないかなと思い、ソワソワしています。



第8話

 

今日は俺とあいつが決闘する日だ、正直言ってめんどくさいけど、約束したのだから行かないといけないと思い、校庭へ向かうすると、そこには集がなにかをやっていた

 

集「さぁ張った、張った‼︎一口食券一枚だよ⁉︎」

 

晃「おぃ、何やってんだよ!」

 

集「イヤ〜 ちょっとした賭け事で儲けよかと思ってね、どうするお前もかけるか?」

 

晃「やるわけねぇだろ」

 

集「そうか、それは残念だな〜まあ頑張れよ〜」

 

くっそ、あいつ他人事だと思いやがって、そんなことを思っていると、あいつがやって来た

 

鶫「逃げずに来たことは褒めてやる」

 

晃「それは、ありがたいね」

 

鶫「では、このコインが地面についたら勝負のはじまりだ、覚悟はいいな?」

 

晃「ああ、いいぞ」

 

するとあいつはコインをはじいた、まぁケンカなんてやったことないけど、やれるだけやってみるかと気持ちをきめたとき、あいつの方からなぜか金属音がきこえたので、目をあけてみる、するとあいつは銃を出していた

 

晃「(こいつ銃を使うのかよ!)」

 

と驚き、おれは障害物の多い校舎内へ逃げ込んだ

 

鶫「待てー!正々堂々と勝負しろ」

 

晃「銃を使う時点で正々堂々とか関係ねぇだろ!」

 

鶫「やはり、お前は昔より弱くなった、きっと昔のお前なら…」

 

晃「はぁ?、何わけわかんねぇこと言ってんだよ、お前は俺の昔なんて知らないだろう」

 

俺がその言葉を言った瞬間、あいつはなぜか怒ってしまった、

 

鶫「お前はまだ思い出していなかったのか〜!」

 

晃「なんで、お前きれてんの?わけわかんねぇよ」

 

なんて言ってるうちに、俺の限界が、来てしまった

 

晃「(どうする、あいつを止める方法はないのか?)」

 

と考えてるうちに廊下の突き当たりまで来てしまった

 

鶫「お前ももうおしまいだな」

 

なんかあいつが言っているのが聞こえたが、おれは窓を開けて、外に飛び出した

 

鶫「バカかあいつは逃がすわけないだろ」

 

おれはあいつはさぞかしおどろいてると思った、なんたって下はプールなんだからな

 

晃「ちょっとは頭冷やせよ」

 

すると、俺たちはプールへ落っこちた

 

 

〜〜〜

 

楽「あいつらなにやってんだよ」

 

晃と鶫の決闘がはじまったのをみていたら、鶫が銃を出したのを見たとたん、晃は校舎へと入っていった、やっぱり逃げるよな昨日の俺もこうしたしなと思っていると、それから何十分だった後に、窓から飛び出す晃と鶫が見えた

 

千棘「ダーリン、ちょっと来て」

 

楽「なんでだよ、何かあんのかよ」

 

千棘「いいから早くきて!」

 

楽「(なんだよ桐崎のやつ、あんなに慌て出して)」

 

おれはよく分からずに桐崎のやつについて行った

 

 

〜〜〜

 

晃「ぶはっ‼︎」

 

作戦が上手くいったのを喜びながら、あいつを引っ張り上げると、あいつをおこそうと何回かよんでみるが反応がなかったので、さっきと着替えて帰ろうと思ったが、気を失ってしかも、全身びしょ濡れのやつをほっていって帰るのも、なんだか悪いと思ったので、男子更衣室まで、はこんでやり、体が冷えると思い服を脱がしていってるとき、

 

鶫「おい、貴様なにやっているんだ、やめろ」

 

晃「やめろって言ったって、そんなカッコじゃ風邪引くぞ」

 

といい、ズボンとブレザーを取ると女性用の下着をした、こいつをみて、叫んだ

 

晃「なんで、女もんの下着着けてんだ〜‼︎‼︎」

 

おれとあいつはよくわからないまま固まってしまった。




どうでしょうか?誤字や分からないところなどが、あったら質問まってます。


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カワイイ

こんにちは、一昨日ぐらいに投稿するつもりだったんですが、風邪ひいてしまって、投稿できませんでした、すみません


第9話

 

俺はおかしな状況のなかにいる、さっきまで、決闘していたやつがなぜか、女性用の下着をしていたのだ、そして俺は一つの考えが浮かんだので、きいてみた

 

晃「おまえもしかしてさ、女装癖でもあるのか?」

 

鶫「そんなわけあるわけないだろ!」

 

晃「でも、男の制服着てるし、名前だって誠士郎って…」

 

鶫「それは…」

 

そんなときだ、ドアの向こうから兄貴と桐崎さんの声がきこえた

 

楽「お〜い、晃いるのか?」

 

千棘「つぐみもいるの〜?」

 

やばい、こんなとこ見られたらシャレになんねぇどうする?

 

晃「まぁ、はやく服を着てくれ」

 

鶫「わぁ、近寄るなバカ者…!」

 

晃「やべ!」

 

鶫「キャア!」

 

この声が聞こえたのか、桐崎さんがドアを開けた

 

千棘「あれ?ここにいるとおもったんだけどなぁ…」

 

楽「本当にあいつらの声が聞こえたのか?ハニー」

 

集「これでこの辺は全部探したと思うんだけどね〜」

「あ、でも見てよ、楽、桐崎さんここの床を見てさっきまでいたんならとりあえず無事ってことだと思うよ」

 

千棘「もう帰っちゃったってこと?」

 

楽「一言くらい言って帰れよなあいつ」

 

なんて話しているの俺たちはロッカーで聞いていた

 

鶫「おい、なんでこんな事になってるだ」

 

晃「しゃあねぇだろ、こうするしか他になかったんだよ」

 

なんて事をロッカーで話していると、他のところを探していた女子の声が聞こえた

 

女子「桐崎さん、女子更衣室の方もいなかったよ〜」

 

女子「でもなんで女子の方も確認するの?」

 

すると、桐崎さんは、

 

千棘「えっ、なんでってつぐみは女の子だし」

 

俺は驚いたあとに疑問思ったことを聞いてみた

 

晃「なんで、制服が男用きてたんだ?」

 

鶫「動き易いからに決まってだろ、女子のでは、いざという時動けんからな」

 

晃「はぁ、そうですか、でも悪いな女子と分かっていればこんな事には」

 

鶫「そんなことはもういい、私もこんな姿見られたくないからな」

 

すると、あいつは泣き出してしまった、よほど俺と兄貴に負けたことがくやしかったんだろう、でもこうしてると、やっぱり女なんだなとおもうと俺はこのシュチュエーションにドキドキしてしまっていた

 

晃「(落ち着け俺、こういうときは、自分を修行僧だと思うんだ)」

 

なんてバカな事を考えて落ち着くと、俺は名前についてきいてみた

 

晃「でも、女なのに、誠士郎って」

 

鶫「それは昔教えただろうが、はぁ、お前は昔の事を覚えていないのだったな」

 

すると、名前の由来やら、クロードというメガネのやつがいつになっても女と気づきもしないだのと教えてくれた、そのあとに俺はこういった

 

晃「でも、俺は残念なやつだよな」

 

鶫「それはなぜだ?」

 

晃「だって、お前みたいなかわいいやつ忘れるなんて」

 

鶫「バカなこと言うな、私がかわいいなんて言われたのは初めて…」

 

すると、恐怖の音がした、そうロッカーが開く音だ

 

鶫「お嬢…」

 

俺はこの時死を覚悟した

 

千棘「あんた、つぐみになにしてんのよ〜」

 

桐崎さんに殴られ吹っ飛んだおれは、兄貴によって保健室に運ばれたらしい、

 

楽「大丈夫か?お前」

 

晃「あぁ、ちょっと走馬灯を浮かんだぐらいだ」

 

楽「走馬灯って…あっそれと鶫から伝言を預かってるぞ」

 

晃「伝言?」

 

楽「あぁ、内容はな…」

 

すると兄貴は伝言の内容を話してくれた、要するに、俺とあいつの勝負は無効であるということらしい、

 

晃「はぁ、あいつ中々めんどくさいな…」

 

楽「そんなこといいから、帰るぞ」

 

晃「えっ、さっきまで気絶してやつに接する態度?」

 

楽「別にいいだろお前だし、それと、先生が今日のプール使用の件明日の朝一で、職員室に来いだってさ」

 

俺は、弟に対する兄貴の態度と明日のプール使用の件で先生になんて言うかのめんどくささを考えながら、家に帰るのだった。




主人公のキャラぶれがありそうで怖いです…、あと、お気に入り登録してくださってありがとうございます。


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カイモノ

こんにちは、もうちょっとで年もおわりですね、

というか
みなさんのおかげでお気に入り登録数が50を超えました、ありがとうございます、これからもこんな駄文な感じで行きますがよろしくお願いします。\(^o^)/


第10話

 

「はぁ〜」

今日は深いため息をついてしまった、なぜなら昨日のプールの事で、朝一から学校に行かないといけないし、反省文書くことになるわで散々だった、今は先生に頼まれたものを運んでいる途中だった、そんな時に自分の教室が騒がしいので、見てみるとあいつが頭にリボンと女性用の制服を着ていたのだ、

 

鶫「お、お嬢…お気持ち大変嬉しいのですが…」

「私にこんな女の子らしいものなんて…」

 

晃「おはよう、というか、女らしいカッコしてるほうが、おれはカワイイと思うぜ」

 

とおれはあいさつと本当のことをいうと、あいつは

 

鶫「かわいくなんてない…」

 

その一言とともに、俺は腹に一発入れられた、なんでなんだという疑問がありながら、一部始終を見てたらしい集が

 

集「晃、あれは照れ隠しだよ」

 

とニヤニヤしながら言っていた、腹に一発入れるところがどこが照れ隠しなんだよと思いつつ、先生に頼まれた物を運ぶのであった、それから、一日中あいつに昨日のことを謝ろうと思ったが、話す機会がなかったので謝れなかった、でもまぁ明日もあるかと思い、集たちと一緒にゲーセンに行くことにした。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜

 

ビーハイブ訓練場

 

クロード「では、準備はいいな スタート」

 

クロード様の掛け声で、銃の組み立てをはじめた私は素早く組み立てていくのであった

 

クロード「ふむ、いいタイムだ、腕は落ちてないよだな」

「ところで秀英組の二代目候補たちのことなんだが、何か掴めそうか?」

 

その時私はあのプールのときのことおもいだしてしまった

 

鶫「どちらからも今のところ何も…」

 

クロード「そうか、何も掴めないか、もしお嬢と付き合っていない証言や行動を得られたら、即刻始末しろわかったな」

 

鶫「はい、クロード様」

 

そして夜が更けて行くのであった

 

〜〜〜〜〜〜

 

次の日あいつは自己紹介をしていた

 

鶫「鶫 誠士郎です 名前は男のようですが正真正銘女です」

 

自己紹介をし終えると小野寺さんは驚いた顔し、宮本さんはいつもどうりの顔だった

 

鶫「お二人はお嬢のご友人だと聞きましたので、お世話になっているのに挨拶が遅れて申し訳ございません」

 

小咲「いえいえ、そんな…」

「でもびっくりしたよー、私も男の子だと思ってから」

 

やっぱりみんな思うよなと俺が思っていたら

 

るり「そうなの?私は分かったてたけど」

 

小咲「そーなの」

 

内心俺も驚いているときに、うるさい奴が教室に入ってきた

 

集「おはよー桐崎さん!今日もかわいいね!」

 

するとあいつは目にも止まらぬ早さで集ところへ行き銃を突きつけていた

 

鶫「なんだ貴様はお嬢に向かって馴れ馴れしいぞ…」

 

千棘「こらこら〜その人も一応友人だから」

 

と止める桐崎さんを見ていたが、男子のほうから声が聞こえたが、女子の鶫に対する質問の嵐で聞こえなかった、これをきっかけにあいつはクラスに馴染んでいったが、なぜか俺と兄貴を目の敵にしているのか、話すことはなかった、でもそんなある日の飼育小屋で

 

楽「晃、ハニー、先生が飼育係のエサ買って来いってさー」

 

千棘「ええー!なんで私たちが?」

「そういうのって、業者に頼むとかしないの?」

 

晃「それが無理なんだよ桐崎さん」

 

千棘「どうして?」

 

楽「ウチのは珍しい動物だから、近くのペットショップで直接買うしなねぇだよ」

 

千棘「それだったら、あんたたち二人で行って来なさいよ」

 

楽「お前が来る前は二人でやってたけど、重くて死ぬかと思ったわ」

 

千棘「ええー、でも…」

 

行きたくなさそうな桐崎さん、そんな時どこからかあいつの声がした

 

鶫「お待ちくださいお嬢」

 

するとあいつは草陰から出てきたのだ、どこに隠れたんだこいつはと思っていると、

 

鶫「お嬢にそんなことさせられません、私が代わりにいきますから」

 

そういうと、すたすたと学校の門へと向かうのであったが、それについていく俺だったが兄貴と桐崎さんが話していたからあいつを呼び止めた

 

晃「ちょっと、待てよ兄貴がまだ桐崎さんとはなしてんだよ」

 

鶫「はぁ、わかったしばらく待ってやる」

 

すると、話しが終わったのか、兄貴がこっちへ来た

 

楽「すまん、晃、鶫ちょっと用事が出来ちまって、行けねぇからこれだけ買ってきてくれ」

 

晃「はぁ、さっきまで行くっていってたじゃん!」

 

楽「本当すまん」

 

と言って、兄貴は買ってくるものを書いたメモと、金を渡してきたので、俺とあいつが行こうとすると、今度は桐崎さんが、あいつを引き止めた

 

千棘「ちょっと、鶫待ちなさい あと、弟君は先にいっておいて集合場所に鶫を追いつかせるから」

 

晃「わかったよ、じゃあ」

 

と俺は一人で、集合場所へ向かうことにした、だけど、さっき桐崎さんと兄貴はなにをはなしてたんだと思いながら

歩いていた

 

〜〜〜〜

 

俺が着いてから数十分後にあいつが来たのだが、その格好に驚いた

 

晃「どうしたんだ、その格好は?」

 

鶫「知らん、お嬢に引き止めらた後に着せさせられたのだ」

 

晃「そ、そうか…」

 

鶫「なんだ、急によそよそしくなって、そんなに私に格好は変か?」

 

晃「いや、似合ってるし、すごくかわいいと思うけどなぁ」

 

鶫「ふざけているのかお前は!」

 

と蹴りがきたのでよけたが、よける際に見えてはいけないものが見えてしまった、それに気づいたのか、スカートを抑えるあいつ

 

鶫「み、みたのか?」

 

晃「そんなわけねぇだろ、白が見えたんて口が裂けてもいえねぇよ、あっ…」

 

口が滑ってしまった俺はあいつの方を見ると、怒りの炎が見えそうなぐらい怒っていた、

 

鶫「やっぱり見ていたのではないかぁ〜」

 

その一言ともに俺の腹に吸い込まれかのようにあいつのパンチが飛んできた

 

晃「ぐはぁ」

 

俺は地面に倒れこみ、動かない、そんな俺を見てあいつは

 

鶫「これだけであったことをありがたく思え、さぁ行くぞ」

 

それだけ言うと目的地にいくので、あったちょっと待って俺、今動けないだけどと思いながら復活するのをまっていた、というかこんなんで買い物できるのか、という不安がこみ上げてきた




今回はちょっと長くなってなってしまいました。

何か感想や誤字など、あったら教えてください、あと、どれくらいの文字数がいいのか教えてくれるとありがたいです

では、また次の話で


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ヨビカタ

今回はちょっとオリジナルの展開を入れてみました、どうかわかりませんが見てください


第11話

 

腹の痛みが消えぬまま、あいつの後ろを着いていく、だけどあいつは店を知ってるのかと思い、聞いてみた

 

晃「おい、待てよ」

 

鶫「なんだ?」

 

晃「お前、店の行き方知ってるのか?」

 

鶫「貴様、私をバカにしているのか?そんなことぐらいわからないと思っているのか?」

 

と言っているが、あいつはうろうろしているので、俺はあいつの腕をつかんで、店の方向へ連れて行く

 

晃「わからないなら最初から言えよな」

 

鶫「たまたまだ!たまたまだからな!」

 

晃「あぁ、わかったよ、たまたまなんだよな」

 

そう返すとあいつは黙ってしまった、特に会話もすることもないと思い、そのままペットショップへ向かった

 

晃「ほら、着いたぞ」

 

鶫「ほぉ、ここがペットショップなのか…」

 

晃「お前ペットショップ行ったことないのか?」

 

鶫「そうだ、悪いか!」

 

というと俺のことをにらんできた

 

晃「別に悪いとかじゃねぇよ、まぁいいや入ろうぜ」

 

そして、俺とあいつは店の中に入った

 

鶫「わぁ〜、いろんな動物がいるぞ!」

 

晃「そりゃあそうだろうペットショップだからな、というか買い物にきたんだから買うもの買おうぜ、っていねぇ!」

 

周りをみるとあいつが犬のゲージの前でじっとしていたので、俺は兄貴に頼まれたものを買う事にした

 

晃「これで全部かぁ」

 

俺は頼まれた物をお会計させて、あいつのいる方へ歩いていく

 

晃「おい、買い物終わったから帰るぞ」

 

鶫「そ、そうか、では帰るか…」

 

なんて言ってるが、目が犬や他の動物ほうをみているので、俺は

 

晃「俺も見たいし、もう少し見ていくか?」

 

鶫「お前がみたいのら、しょうがない私ももう少し見ていくか」

 

あの〜、ぜんぜん嫌そうな顔してませんよ、というかめっちゃ嬉しそうな顔してるんですけどとは言えないので心中に閉まっておくことにした、それから数十分後

 

鶫「はぁ〜、素晴らしいかったあんな場所があるなんて、私は思ってみなかった」

 

晃「そうですか…それは良かったな、じゃあ学校にもど…」

 

俺は戻ろうかと言おうとしたが、前のプール事件の時のことを思い出し、何かしようと思った

 

晃「悪いがこれから時間あるか?」

 

鶫「あぁ、問題ないが」

 

晃「そうか、じゃあついてきてくれ」

 

と言って俺とあいつは商店街の方へ向い、まずは文房具の売っている店に入った

 

晃「これでいいか」

 

鶫「なんだ、シャーペンを買いに来たに来ただけか」

 

晃「そうだよ、じゃあお会計済ませてくるわ」

 

俺はお会計を済ませて、あいつと一緒に店を出て、次に俺は馴染みのパン屋さんに行き、その店で一番うまいパンを買って、あいつを店の外で待ってたので、さっさと店を出た

 

晃「すまん、待たせて」

 

鶫「用事は終わったのか?」

 

晃「あぁ、終わったよ」

 

鶫「なら帰るぞ、遅くなる前に」

 

晃「そうだな」

 

帰ろうとした時、あいつはよろけてこけそうになっていた、慌てて俺が支えた

 

晃「おい、大丈夫かよ?」

 

鶫「問題ない、すまない」

 

もう一度立ち上がろうとしたが、あまりに不自然だったので、おれは

 

晃「おい、そんなんで問題ないわけないだろ、ちょっと肩貸してやるから、あっちのベンチに行くぞ」

 

俺は肩を貸してベンチに行き、あいつのハイヒールをとったみるとひどいくつずれをしていた

 

晃「おいこれ、結構前からなってだろ、なんで言ってくれなかったんだ、そしたらこんなに付き合うことなかったのに」

 

鶫「こんなことで、音を上げていてはビーハイブのヒットマンは務まらんし、それにお前が行きたそうにしていたから…」

 

晃「そうか、それについては俺が悪かったが、そんなことになっても言わないのは、ダメだ、痛いときは痛いって言えよ、まして女なんだから足は大切にしなきゃだめだろ」

 

言い終わると、あいつはうつむいてまま、すまないと言った

 

晃「いや、俺も説教くさいこと言って悪かった、でもこれからどうするかだなぁ…」

 

と言い俺は考えた結果、一つの考えが浮かんだ

 

晃「そうだ、俺がお前をオンブして学校まで戻ればいいことか!」

 

鶫「はぁ〜⁉︎何を言っているんだ貴様は!」

 

晃「だってそれしかねぇだからよっ!」

 

と言って、俺はあいつを背中に乗せて歩く、最初は暴れていたが、途中からは暴れることはなかったが、気まずくなってきたので話題を振ってみた

 

晃「お前って、小さい頃から桐崎さんといるのか?」

 

鶫「そうだな、私たちが5〜6歳のころだから、10年ほど前になるのかな、そうその頃お嬢はかわいくてだな…」

 

と桐崎さんのことばかりを話していた、

 

鶫「そして、当時のお嬢は恋をしていたらしくてな、よく男の子をはなしていたよ…」

 

晃「そうなのか、じゃあお前の初恋は?」

 

鶫「私のか…私の初恋はないよ」

 

晃「ないのか?」

 

鶫「ない、昔もこれからも私はお嬢のボディガードであり、ビーハイブのヒットマンであるのだから恋なんてものはしない」

 

晃「そっか、でもおまえぐらいのかわいいやつだったら、お前のこと好きって言うやつはいくらでもいると思うぜ、気づいてないだけで」

 

鶫「そんなわけあるわけないだろ!そういう貴様どうなんだ?」

 

晃「俺も恋とかしたことないしなぁ…」

「あっ、そうだいいこと思いついた」

 

鶫「なんだ?」

 

晃「どっちが、先に好きな人が出来るか、競争しようぜ」

 

鶫「何をバカなこと言ってるだ⁈貴様は」

 

晃「でも、お前の方が恋したやつってどんなだろうなでもすげえいいやつだろうな、そん時のお前の顔みてみたよ」

 

鶫「やっぱり、バカだな貴様は昔から…」

 

最後にあいつは何を言ってるのかわからなかったが、学校に付いたので、後のことは桐崎さんに任せ、俺と兄貴は帰ろとしようとしたが、あいつに渡すものがあったので、あいつを呼び止めた

 

晃「おい、ちょっと待ってくれ」

 

鶫「どうした?」

 

晃「前のプールの時のお詫びだ、受け取ってくれあと、もしお前がいいなから俺のこと晃って呼んでくれよ」

 

鶫「わかった、では私のことも鶫と呼んでくれ」

 

晃「わかったよ鶫、よろしくな」

 

鶫「こちらこそ、よろしくな晃」

 

こうして俺と鶫は友達なった、結構嬉しい俺はスキップで帰るのであった、その時兄貴が気持ち悪いぞお前って言っていたのは、知らない俺であった。

 

 

 

 

 

 

 




やっと主人公に鶫って、いうことができました、あいつ、あいつばかりだったので…

感想や誤字などがあればじゃんじゃん受け付けおります

2、3話挟んだあとに林間学校のほうにいきたいと思いますので、よろしくお願いします


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カンビョウ

彼女が欲しい〜、彼女と初詣行きたい〜

すみませんなんか変な事言って


第12話

 

朝起きると妙に体がだるい、喉が痛いので、体温計で測ると37.7度だった、寝ておけば治るかと思い、寝ようとしていたら、電話がかかって来た

 

晃「誰だよ、こんな時間から電話なんて」

 

電話をとってみると画面には集という文字が出ていた

 

集『よぉ、晃 今日暇だろ?どっか遊びに行こうぜ、他に2、3人誘って』

 

晃「暇じゃねぇよ、今日は風邪ひいちまって遊ぶのは無理だ、すまん」

 

すると、集は電話の向こうでニヤニヤしているような声ではなしている

 

集『そっかぁ〜、風邪なのかしょうがないな、それじゃあお大事に〜』

 

晃「ありがとう、じゃあな」

 

と電話を終わらせて、寝ることにした、今日は兄貴やあいつらもいないからゆっくり寝られることを嬉しく思い、布団に潜るのだったのが、突然インターホンが鳴り出した

 

ピンポーン ピンポーン ガチャ

 

晃「はい、どちらさまって…鶫じゃん!どうしたんだ?」

 

鶫「どうしたって貴様が40度の熱を出して、くるしんでいると舞子集から聞いてな」

 

晃「いや、熱はそんな高くないし、別に大丈夫だ」

 

鶫「そうなのか」

 

晃「まあ、入ってくれ」

 

あの野郎いらんこと言いやがってけど、なんで鶫なんか呼んだのか、わからないけど、まあ入ってもらうか

 

晃「お茶と菓子だ、こんなのしか出せなくてすまねぇ」

 

鶫「いただこう…って、なんで病人がもてなしてるんだ!

貴様はねてろ!」

 

晃「いや、でも鶫は客人だし…」

 

鶫「い い か ら ね て ろ !」

 

その一言とともに、銃をだしたので、布団にすぐ潜る、アハハ、風邪をひいたときは寝るのが一番だね!

 

晃「なんで、来たんだ鶫?」

 

鶫「それは、風邪をひいたと聞いて、前のプールのときにひいてしまったとおもって…」

 

晃「それは関係ないし、気にすんなよ」

 

鶫「そ、そうかでも風邪をひいているのだからなんでも言ってくれ」

 

晃「ありがとうな、じゃあお粥作ってくれ」

 

鶫「お粥かわかった、では台所を借りたいから道だけ教えでくれ」

 

台所の行き方を教えると、ふすまを閉めていった、今のうちにゲームでもしとこうかとゲーム機をだそうとしたら

 

鶫「ねてろ!」

 

晃「は、はい」

 

なんだよ、あいつ出ていったじゃあねぇか!なんで気づいたんだ怖えよと思いながら、おとなしく寝ていることにした、それから数十分たったあと、鶫がお粥を持って来た

 

鶫「できたぞ、お粥」

 

晃「ありがとう、鶫」

 

お礼を言って、お粥を食べると、すごく美味しかった

 

晃「すごくうめぇよ、このお粥!」

 

鶫「それはよかった、口にあわなかったらどうしようかと思ったが」

 

晃「そんなことないって、何杯でもいけるぜこのお粥」

 

お粥を三杯食べた後、満腹になったので、寝ることにした

 

晃「お腹も膨れたし、寝るわ」

 

鶫「そうか、お前が寝たら私も帰ろう」

 

晃「なんか、悪いな最後まで…」

 

と言って目を閉じた…

 

 

〜〜〜〜〜〜〜

 

晃がスースーと寝息をたてている、それを私は見ている

 

鶫「気持ち良さそうな顔をして、ほんとに病人なのか?」

 

と思って、ほお突くと晃はうーうーとうなされていた

 

鶫「お前は昔のことも忘れてしまって、私は覚えているのに…」

「お前も寝たことだし、帰るとするか」

 

帰ろうとしたとき、晃が急に腕を掴んで来た、どうやら夢でなにかあるんだろうと思っていたら、布団の中に入らせようとしているのだ

 

鶫「おい、なにをしているだ、離せ!」

 

なかなかに力が強く、引き剥がせずに布団の中に入ってしまった、まぁ力が弱まったら、さっさとでようと思っていたら、睡魔が襲ってきて、私も寝てしまった

 

〜〜〜〜〜〜〜

晃「うっ、何時だ」

 

起きると少し楽になった体で布団を開けると横には鶫がいた

 

晃「おい、起きろ鶫というか起きてくれ〜」

 

すると、鶫も起きたようで、とりあえず鶫に聞いてみた

 

晃「なんで布団の中にいたんだ」

 

鶫「それはお前が悪いだろうが〜」

 

と叫んで、俺にパンチ一発入れてから出て行ってしまった、俺病人なのにと思いながら、あまりに強かったため気絶しそうな意識の中で俺はそう思った。

 

後日鶫にきいてみたら、どうやら俺が悪かったらしくて、必死に謝ったら許してくれたので、よかったと思うのであった。

 

 




今年ももう少しで終わりですね、みなさんどうすごしていますか?僕は紅白見て、一年間をふりかえっています。

今年みてくださったみなさんありがとうございます、来年も引き続き読んでくれるとうれしいです。駄文の作者ですが、よろしくお願いします


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オマイリ

新年あけましておめでとうございます、年初めの最初の作品です、本当は朝にだしたかったんですがいろいろとありまして…




番外編

 

大晦日うちは家の中をみんなで大掃除をしていると、俺の携帯が鳴っているのに気づいた竜が持ってきてくれた

 

竜「晃坊ちゃんの携帯電話が鳴ってましたぜ」

 

晃「そうか、竜ありがとうな」

 

電話の画面を見ると俺の彼女 鶫誠士郎からであった

 

晃「どうしたんだ鶫?」

 

鶫「晃か、今日予定はないか?」

 

晃「大丈夫だけど、どうした?」

 

鶫「いや、一緒に年を越したいなと思って…」

 

晃「わかった、じゃあ夜9時に駅にでいいか?」

 

鶫「わかった、じゃあまたあとでな」

 

晃「あぁ、あとで」

 

電話を切ると、俺が掃除をしてないと思ったのか兄貴が話してきた

 

 

楽「おい、晃、ちゃんと掃除してくれよこのままじゃ終わらないぜ」

 

何!終わらないだとそれじゃあ、鶫と年越しデートが出来ないじゃあないか!そう思った俺はやる気が出ていた

 

晃「兄貴、竜、お前らさっさとこんな掃除終わらせるぞ!」

 

楽「なんだよ、いきなりやる気だして?」

 

竜「わかりやせんが、やりましょう掃除、なぁお前ら」

 

「おー、やるぞー」

 

とみんなで本気を出した結果、いつもは一日ちょっとかかるのに、3時間で終わった、やっぱり本気を出すと違うなと感心していると時計は12時だったので余裕だと思い、寝てしまい起きると19時過ぎだったので慌てて用意をして、家を出る時には20時半だった

 

晃「これから出かけるから、晩飯とかいらねぇから」

 

楽「そうか、もしかして鶫とか?」

 

晃「そうだよ、なんか文句あるか」

 

楽「いや〜、そうだよな彼女だもんなぁ〜」

 

なんてニヤニヤしながら喋っていたので、一発入れてから外を出た、兄貴が気絶しているのが見えたがどうでもいい

 

〜〜〜〜〜〜〜〜

 

駅に着くと鶫が先に来ていたらしく、俺のことを探していた

 

晃「すまん、鶫遅れちまって」

 

鶫「ほんとだぞ、彼女をまたせるなんて」

 

晃「ほんとに悪かったって」

 

なんて言って、手を合わせながら謝ると鶫は許してくれた

 

鶫「じゃあ、行くぞ」

 

そういって、俺の手をひいて、神社へと向かう、それから歩くと目的地に着いた

 

晃「やっぱり、人が多いな」

 

鶫「そうだな」

 

晃「まだ、時間もあるし出店でもみてまわるか?」

 

鶫「そうしようか」

 

そう言っている鶫は目を輝かしていた、その姿に見惚れるた俺は

 

鶫「おい、晃はやくいくぞ!」

 

晃「ちょっと待てって鶫」

 

それから出店を見てまわり、除夜の鐘をついたりして時間を潰して、今は参拝しようと思って、列の中に並んでいる最中だ

 

晃「それにしても長いな、いったいどれくらい並んでだこれ?」

 

鶫「私達で半分ぐらいだろう」

 

晃「まだ半分かよ、もしかしたらこの列の中で年を越すかもな」

 

なんて話をしているとようやく俺たちの番が来たらしく、お賽銭を投げて、願いを心の中で言った

 

晃「(鶫とこれからもいられるように、あと俺の大学受験がうまくいきますように)」

 

鶫「(これからも晃といられるように)」

 

参拝が終わると、鶫が俺に願いは何にしたかを聞いてきた

 

鶫「晃は願いは何したんだ?」

 

晃「そりゃあ、大学に受かるようにだろ、まああと一つお願いしたがな」

 

鶫「なんなんだ、もうひとつは?」

 

晃「それはこれからも鶫と…」

 

いられるようにと言おうとしたときにまわりの人たちがいきなりカウントダウンを始めていたどうやらもうすこしで新年を迎えるらしい

 

晃「俺たちもカウントダウンやるか」

 

鶫「私はそんなことやらんぞ」

 

晃「それは残念だな」

 

そうしているうちにまわりの人たちはあけましておめでとうを言っていた

 

晃「あけましておめでとう鶫、これからもよろしくな」

 

鶫「こちらこそ、よろしくな晃」

 

晃「じゃあ帰るとするか〜」

 

このままいい気分で帰れるかと思ったのだか、この時の俺は空気の読めないことをしてしまった

 

晃「あっ、鶫あんなところに甘酒が販売されてるぞ、飲まないか?」

 

鶫「いや、私は遠慮しておこ…」

 

晃「そんなこと言わずにさ」

 

俺は寒かったから、鶫を無理やり連れて、甘酒を飲ませてしまった

 

晃「やっぱり甘酒は美味しいよな鶫」

 

鶫「………」

 

そう言って鶫のほうをみると鶫の顔が赤くなっていた

 

晃「鶫、鶫、おい鶫ってば」

 

よびかけても反応がなく、しばらくしてから

 

鶫「晃………」

 

晃「な、なんだよ」

 

鶫の顔が、酔っているような顔になっていた、もしかしてこいつ甘酒で酔っぱらったのかとかんがえていると

 

鶫「晃、私とキスをしないか?」

 

晃「はぁ?何言ってだ」

 

鶫「キスしようって言っているだ、さあはやく」

 

晃「バカかこんなところでできるわけねぇたろ!」

 

鶫「そうか、てきないといわけか、なら…」

 

晃「なら?」

 

鶫「実力行使だ」

 

なんと鶫はいきなり、着物から銃をとりだして、俺に近づいてくるので、おもわすおれはにげてしまった

 

鶫「待てぇ〜晃」

 

晃「そんなもんだしている奴を待てるかぁ〜」

 

その後鶫の酔いがさめるまで俺たちの死のおいかけっこが続くのであった

 

 




これからもよろしくお願いします(^O^)/


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ソウダン

恋愛描写って難しいですね…
それにしても正月からもう4日ですね、正月にみなさんは今年の抱負何にしましたか?僕は彼女を作ると家族に言ったところ、無理だと言われました(._.)

そんな僕がかいたものです読んでください!


第13話

 

この頃の私は何かへんだと思う、最近も晃にあったりすると、おかしくなってしまうので私はお嬢に相談してみた

 

鶫「お嬢ご相談が…」

 

千棘「どうしたの?相談って」

 

鶫「いえ、大した事ではないのですが…」

 

私は最近起こっていることを話した、それを聞いたお嬢は

 

千棘「あんた、それって…何か大きな病気とかじゃないの?病院に行ったほうがいいじゃないの?」

 

鶫「はぁ…いえ…自分の感覚としてはそういう類のものではないと思うのですが…」

 

自分でもよくわからず、他のひとにもきいてみることにした、まずはクロード様だ

 

クロード「ほう、それは初めて聞く症状だな、私では対処しかねるので、一度専門機関で診て貰う事を進めるぞ」

 

鶫「はぁ…」

 

クロード「しかし体調管理は任務の一環なのだぞ、以後十分に注意しろ」

 

鶫「はっ…はい!申し訳ありません」

 

クロード様もわからないか、収穫なしか…でもあのお嬢の写真私も欲しいなぁと思いながら、廊下をあるいていると舞子集に会ったので、仕方なく話してみた、すると

 

集「えっ、それって誠士郎ちゃん、そいつはもちろん…てゆかもしかしてそれって晃のこと?」

 

鶫「なぜ分かる…⁉︎」

 

それを聞いたあと、舞子集はいきなり笑い出した、それに私は

 

鶫「おい貴様何がおかしい‼︎笑うな‼︎人の話を聞いてるのか?笑うな?」

 

舞子集に一通りの報復をあたえると、私は他の人に聞くが言葉をにごされてばかりだった、途方にくれていると、教室から小野寺様と、宮本様の声が聞こえてきたので、相談をしたみたすると二人とも声をそろえて

 

るり 小咲「えっ」

 

小咲「それって」

 

るり「ねえ」

 

小野寺様と宮本様は私の症状を知っていたらく、教えてくださった

 

小咲「鶫さんは 恋 をしているのではないでしょか」

 

鶫「なっ…、それは絶対に違います…」

 

なんであんな男が好きになるのだ、昔の思い出を忘れているやつに、だが宮本様はそれは恋だとおっしゃっていた。

 

恋か…なんであんな男をバカそんなことないと思っていたら、不意にプールのときや買い物のことを思い出していた

 

鶫「わからん、全くもってわからん」

 

そんなこと言いながら、歩いていると人にぶつかってしまった

 

鶫「すまない、前を見てなかった」

 

晃「こっちこそ悪いな」

 

聞き覚えのある声だと思い顔をあげるとそこには晃がいただけど、さっきまでこいつとのことを考えていたせいか急に恥ずかしくなってしまい、私は…

 

鶫「何でここにいるんだ〜」

 

晃「いたらダメなの!」

 

晃のお腹を殴って逃げ出した、疲れたのでベンチで座っているとお嬢が話しかけてきてくれた

 

千棘「ここにいたのつぐみ〜 それで何かわかったの?」

 

鶫「はい、じつは…」

 

そして、宮本様と小野寺様の話をした、すると

 

千棘「あー、なるほどそれなら合点がいくじゃない!」

 

鶫「お嬢まで…」

 

千棘「だってその人前だとドキドキして上手く話せないでしょ?その症状ともぴったりじゃない?」

 

鶫「もう、そんなんじゃありませんよ」

 

千棘「そうなのかな?まぁ私は経験ないからわからないけどさ」

 

この時わたしは不思議に思いきいてみた

 

鶫「何をおっしゃっているのですか、お嬢には一条楽という恋人が…」

 

そいうとお嬢は慌てて、言い直された、あともう一つあったので言うことにした

 

鶫「それにお嬢には初恋があるじゃないですか10年前に」

 

するとお嬢は思いだされたようだ、だが昔のこと過ぎて覚えていらっしゃらなかった、しかたがないことだ10年もまえのことだからでも、

 

鶫「あの時のお嬢はとても素敵な恋をしているようにみえました、あんなに一途に誰かを思えるのはすごいことだと思っておりました」

 

千棘「や、やめてよ、恥ずかしい…」

「でも、つぐみにもあったんでしょう初恋?」

 

いきなりお嬢はとんでもないことおっしゃった

 

鶫「あれは初恋とかの話ではありません…親友としてのはなしでして」

 

千棘「そうなんだ〜、今はそんなことよりさっきの話でしょ?恋じゃあなきゃその症状は一体なんなのよ?」

 

鶫「う〜ん、それは…」

 

千棘「も一回その症状を聞かせて?」

 

その症状をお嬢に言っているときに

 

晃「おい、それって恋じゃねぇのか?」

 

突然後ろから晃の声が聞こえてきた

 

鶫「あ、晃なんでいるんだ…」

 

晃「いや、たまたま通りかかったかかっただけであって、でも、そっか」

 

鶫「なんだ、いきなり」

 

晃「いや、前に言った、競争の話を思い出してな、やっぱり、鶫のほうが早かったなと…」

 

鶫「違うわ〜、バカ者〜」

 

やっぱり、昔の事を大事な思い出も思い出しもせず、空気の読めないようなことをいつ奴を好きなることはありえんから断じて恋なんかではないなと思うわたしはだった

 

絶対にありえんからな!!




ちょっとバイトを入れることにしたので、更新速度が遅れるかもしれません、勝手ですみません

感想、誤字、疑問などあったらどんどん募集しています!


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スイハン

あと少しで冬休みが終わり、学校が始まることを考えただけで、恐ろしく思います


第14話

 

今日は土曜日だが、俺は制服を着て、学校へと向かっていた、

 

晃「なんで、土曜日に林間学校に行かないといけないだよ…」

 

なんてぼやいていると

 

楽「しゃあねぇだろ、というかお前残念だったな、自分で班決められなくて」

 

晃「もう、過ぎたことだし気にしてねぇよ」

 

俺は林間学校の班決めをする時に腹が痛くなり、自分で班決めできなかった、しかも六人で一つの班なんで、俺が一人あまってしまったという話だ

 

晃「まぁ、兄貴と一緒の班なんだろ?」

 

楽「そうだぜ、それで班のメンバーはな…」

 

メンバーの名前を聞いたときに驚いた、兄貴、集、俺までは良かったのだが、後の4人は全員女子だった

 

晃「なんで女子なんだ、普通男子6人班だろ?」

 

楽「いや、それがな集のやつが決めちまってな」

 

晃「あいつのせいか、まぁ決まったものしょがないな」

 

という話をしていると学校についたので、俺は集のところに行き、兄貴は桐崎さんのところに行った

 

集「よぉ、晃今日も元気かねぇ〜」

 

晃「元気だよ、というかお前なんつう班作ってんだ」

 

集「班?あぁそういうことね、いいじゃん別に」

 

すると、キョーコ先生が

 

キョーコ先生「お前らぁ〜、もうすぐ点呼とるからみんな班ごとに並べよ」

 

その声で、みんなが班ごとに並び、点呼をとった

 

キョーコ先生「点呼をとった班からバスに乗っていけ」

 

「はぁーい」

 

バスに乗ると隣は集だった、

 

晃「兄貴たちは?」

 

集「後ろをみてみろよ」

 

集が指の方向を見ると、右から鶫、桐崎さん、兄貴、小野寺さん、宮本さんと並んでいる、

 

晃「おい、なんだよあれ」

 

集「おもしろそうだからつくってみました」

 

そう言いながら、満面の笑みを浮かべていた、するといきなり

 

集「誠士郎ちゃんの隣に行けなくて残念だな」

 

晃「なんで、鶫が出てくるんだ?」

 

集「なんでってお前、そりゃ…」

 

はぁと言いながらため息をつく集、一体なんなんだと思いつつ、後ろを見るととんでもなくカオスな状態だったので、みてみぬふりをした、前では兄貴のことを恨んでいる男子たちがいるのをみて、俺は兄貴いつか刺されるじゃねと思いながら、目的地に着くまで寝ることにした

 

集「おい、起きろって晃、着いたぞ」

 

晃「あぁ、そうかもうついたのか」

 

そう言ってバスをおりると、先におりていた兄貴たち顔が真っ赤だった

 

晃「どうしたんだよ、そんなに顔真っ赤にして」

 

楽「いや、いろいろあってな」

 

その顔はとても嬉しいそうだった、バスから全員降りたらしく、キョーコ先生がこの後の予定を伝え、かく班ごとにカレーを作りはじめることにした

 

楽「おい、集と晃こっちに来い」

 

集「どうした楽?」

 

晃「なんだよ兄貴」

 

楽「前のケーキの時のことを話したよな」

 

俺はこの時思い出した、桐崎さんの作ったケーキや兄貴から聞いた小野寺さんのケーキのことを

 

楽「だから、あの二人に料理をさせないためにも協力してくれ」

 

その瞳は真剣そのものだった、俺たちは頷くしかなった、その後は兄貴の的確な指示でカレーを作った、普通にうまかったのでよかった




感想や誤字脱字などありましたら教えてくださいお願いします

では、次の話で


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トランプ

こんにちは、体内時計が夜の方になっていて、朝起きれなくて困っています…

あと、課題が終わってない、やばいやばいと思いながら書きました、ご覧ください


第15話

 

昼食を終えると、俺たちが泊まる旅館へ向かい、着くとすぐに先生からの注意などのあとに班ごとに部屋へと移動した、部屋の中は結構広く2部屋あったので、多分男子と女子で分けれるだろうと思いつつ、集が

 

集「おお〜、ここが俺たちの泊まる部屋か〜」

 

小咲「思ったより広いね〜」

 

集「こういうとこウチのガッコ気前良いよな〜」

 

集の言葉にみんなうなずくと荷物を置いて、喋っていたが、ネタがつきたのか静かになった時に集が提案してきた

 

集「そろそろネタがつきたと思うし、時間もあるからトランプでもしない?それと普通にやってもつまんないし〜負けた奴は罰ゲームってのはどーよ?」

 

まぁ、やることもないしいいかと思っていたら、集が罰ゲームの内容を言っているがことごとく、宮本さんに潰されていくのを俺たちは黙ってみていたのだが、最後の奴が採用された

 

集「初恋のエピソードを語るとか…」

 

るり「まぁ、そのくらいなら」

 

この宮本さんの発言で、集と宮本さんと俺以外は固まってしまった

 

楽 小咲 千棘 鶫「(初恋のエピソード〜⁉︎)」

 

この時の4人の反応を見て、集にきいてみた

 

晃「やっぱりあの4人はそんな話があんのかなぁ〜?」

 

集「そうなんじゃないの?だからあんなに顔真っ赤にしてるじゃないの?」

 

そう言いながら、ニヤニヤしながら喋っている、集の初恋はと聞くはぐらかされてしまい、逆にきかれた

 

集「お前はないの?初恋のエピソードとか」

 

晃「ねぇな、思い出せないかもしれないだけかもしんねぇが」

 

集「そっか」

 

なんて会話をしてるとトランプの準備が出来たらしいので、始めることにした、種目はババ抜きなのだが、さっきの4人は絶対に負けられないと思うほどの気迫があったがやってみるとなんていうか…ポーカーフェイスがへただった

 

小野寺さんは兄貴がジョーカーとるときの顔がとんでもなくよろこんでるし

桐崎さんといえばジョーカーをとったときの顔が丸わかりだ

鶫はジョーカーを引いたときに汗をかいていたというかどんだけ嫌なんだよジョーカー

 

すると、兄貴がポーカーフェイスには気をつけろと言うと三人はなんともいえない顔をしていた、それから勝負は進み残ったのは兄貴と桐崎さんだった、兄貴はジョーカーがわかっているらしく、カードを取ろうしたとき先生が

 

キョーコ先生「こらー、集合時間とっくに過ぎてるぞ!早く集合!」

 

集「やべ!行こーぜ楽、晃」

 

晃「そうだな」

 

楽「おぅ」

 

結局トランプはうやむやになり、晩飯を食べて、入浴時間になった

 

集「んじゃ風呂に行こ〜ぜ〜」

 

晃「どうしたんだよ、なんでそんなにテンション上がってんだ?もしかしてお前風呂覗こうしてんじゃ〜」

 

楽「やめとけよ集、しゃれになんねぇから」

 

集「そんなことしないって、そんな年でもないからな」

 

そう言って、浴場に行こうしたら、先生に呼び止められた

 

キョーコ先生「おーい一条兄弟、フロントに電話かかってるぞ〜」

 

楽「えっ?」

 

晃「はぁ、だれからですか?」

 

キョーコ先生「わからん、だけどお前らの名前が出てたから呼んだんだ」

 

誰からの電話かわからないまま、フロントに向かったのだが電話には誰も出なかった、だけど俺たちは知らなかったこの時とんでもないことが起きるとは…




なんか、語りの部分が多いような気がするけど、気にし泣いでください。

感想などあったら教えてくださいお願いします


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ダッシュツ

累計UA1万超えました、これもみなさんのおかげです、これからも頑張りたいと思います。

あと、1日に二話投稿できました


第17話

 

俺と兄貴はわけのわからない電話を切った後、風呂場に行こうとしていた、それを見ているクロードがいるとは気づかないまま

 

晃「さっさといかねぇと男子の入浴時間終わっちまう」

 

楽「あぁ、そうだったな急がねぇとな」

 

俺たちは男湯の脱衣所に小走りでむかった、だが他の男子は入浴が終わったらしく、二人以外誰もいなかった

 

楽「けっこー広いよなここ」

 

晃「そうだな、しかも俺たちしかいねぇから快適だな」

 

楽「あぁ、そうだな」

 

なんて話をのんきにしてる頃、

 

クロード「フハハハ一条楽、そしてその弟よ、これで貴様らは終わりだ」

 

と高笑いをしながら、男湯とかいてあるのれんをはずし、さっていくのであった

 

その頃俺たちは

 

晃「なぁ、兄貴」

 

楽「なんだよ」

 

晃「兄貴は誰の初恋のエピソード聞きたかった?」

 

そう聞くと兄貴は恥ずかそうにしながら

 

楽「そりゃあ、小野寺のを…って何言ってんだ俺!」

 

晃「いや〜、わかってたけどさぁ」

 

楽「なんだよ、わかってんならきくなよ、そう言うおまえはどうなんだよ」

 

晃「それは鶫のかな?」

 

楽「それって、もしかしてだけど、お前鶫のことが気になってんのか?」

 

晃「あぁ、そうに決まってるだろ」

 

楽「それって好きって意味でか?」

 

晃「ちげぇーよ、競争相手としてなやっぱりライバルのことはきになるからな」

 

俺は本心でいったつもりだったのが

 

楽「いいって、照れ隠ししなくても、黙っててやるよ」

 

なんてわけのわからない返しかたをされてしまった、そんな時いきなり誰か温泉に飛びこんできたのだ、

 

楽「いきなり飛び込むなんて危ないだろ」

 

と兄貴が注意すると

 

千棘「すみません、誰も入っていないと思って…」

その謝っている人は桐崎さんだった、しかも俺たちに気づいていないのかもう一人やって来た

 

鶫「お嬢、危ないので走らないでください、お怪我でもされたら…」

 

そのもう一人とは鶫だった、この状況でおかしくなっていたのかもしれない、それでおれはこんなことを言ってしまった

 

晃「やぁ、二人ともキレイな体してるねぇ」

 

俺はこんな変な事を言ったと気づくのが遅く、桐崎さんと鶫からは炎のようなものが出ていた、そして、俺は

 

千棘 鶫「なにをいっている(のよ)んだ〜」

 

殴られ、視界がブラックアウトした

目を覚ますと俺は岩陰にいた、しかもその後ろから女子の声がたくさん聞こえた

 

鶫「晃、やっと目を覚ましたか」

 

晃「すまん鶫、というかあれからどうなった?」

 

鶫はさっきまであったことを話してくれた、俺が気絶したあと、すぐに女子達が入って来て、出られなくなり、先に兄貴だけ逃がすことが出来たから、あとは俺がにげれば終わりらしい

 

鶫「では、お前を逃がすので、水中に潜れ」

 

晃「えっ、もしかして逃げ道とかあったの?」

 

鶫「あぁ、さっきお嬢が一条楽を逃がすとき使ったところがあるから、そこまで誘導するから、さっさと逃げろ」

 

晃「本当にすまねぇ、迷惑かけちまって」

 

鶫「別にいい、これはクロード様が関係していたことらしいからな」

 

クロードってあのメガネか、くっそなんてことしやがるあいつ

 

鶫「ぐすぐすしている暇は無い」

 

俺は水中に潜り、鶫の誘導に従って逃げ道まで泳いでいった、まぁその時に見えるものが見えたけど仕方がないとおもってほしい、そしてなんとか抜け出した、流石に男子もいなくなっていたのがついていたと言えるだけど

 

晃「俺の着替えどうすんだよ〜」

 

その後に鶫が持って来てくれました、まじ感謝します

 

その後、俺と兄貴、桐崎さん、鶫

の4人で集まり、俺と兄貴はすぐに

 

楽 晃「本当に裸みちゃってスンマセンでした〜」

 

土下座しました、すると桐崎さんが

 

千棘「いいから顔あげなさい、別にダーリンと弟君は悪いわけじゃないだしでも…」

 

何かいいたげな桐崎さん、どうしたんだろうと考えていると兄貴を連れてどっかいってしまったから、必然的に俺と鶫だけになってしまったので、もう一度謝ることにした

 

晃「本当に悪かった、俺みたいな奴に見られちゃって…」

 

鶫「もういい謝るな、それに私は別に晃に見られても…」

 

最初のほうは聞こえたが最後のほうはゴニョゴニョ言って聞こえたなかった

 

晃「やっぱり何か悪いし、なんか一つ願いを言ってくれ」

 

鶫「それじゃあ、また前みたいに出かけてくれるか?」

 

晃「そんなんでいいのか?それならお安いごようだ」

 

俺がそう言うと嬉しそうな顔をしていた、その時に可愛いと思っていた、するとそこに話が終わった兄貴達が来て、旅館へと戻る

 

なんとか大事にならずすんでよかったと思い布団に入ったが、集の奴が覗くなと言われたのに覗いたため、俺たち三人は外に吊るしあげられた。夜ってすごく寒いね!




鶫をだすにはこういう方法しかなかったので、多少矛盾したところは目をつぶってください。

いつも通り感想などをどんどん待ってます?


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キモダメシ

こんにちは、今回の話はちょっと長めです、林間学校の話を終わらしたいという個人的なことですみません


第18話

 

俺達三人が縄をほどかれたのは、朝食で集合するときだった

 

集「いや〜、やっとほどけたね〜」

 

晃「いや、お前のせいだろ」

 

楽「本当勘弁してくれよな」

 

集「それより食堂いかねぇと、おれ腹減って死にそう」

 

俺も思っていたことなので、さっさと食堂に行きメニューを注文して、席に座ろうとした時に、桐崎さんとあったが桐崎さんは昨日のことを気にしていないらしく、俺たちに簡単にあいさつして、友達のところに行った

 

晃「よかったな桐崎さん気にしてないみたいで」

 

楽「あぁ、そうみたいだな、こっちはドキドキしてたこっちがバカみたいじゃねぇか」

 

集「な〜に、こそこそはなしてんの?しかも桐崎さんとなんかあったのか〜」

 

と集がきいてきたので、適当にごまかして、席につくと話題は今日の夜の肝試しになった

 

集「ところで楽、晃」

 

楽「あ?」

 

晃「なんだよ?」

 

集「今日山から帰ってきたらよ、毎年恒例の肝試しやるんだよ」

 

楽「肝試し?」

 

晃「あぁ、先生が言ってたやつだろけど、しょぼそうだと思うだか…」

 

こういう時の肝試しは大抵しょぼいのが多いので、期待はしていなかったが、集は嬉しいそうに続きを話す

 

集「それはあり得るかもしれないが、なんとクジを使って男女でペアを組まれるのだ」

 

晃「それがどうしたんだよ」

 

集「いや、ここからが重要なんだよ」

 

楽「なんだよ、さっさと言えよ」

 

もったいぶっている集に兄貴がせかすと

 

集「なんと、ペアになった男女は手を繋がないといけないのだ〜、どうだ燃えてきただろう」

 

そんなことなのかと俺と兄貴はどうでもいい顔していたが、集は兄貴に小野寺さんとペアになれるかもと言ったらうれしいそうな顔をしていた

 

楽「ハァ、そんな都合よくかよ…」

 

集「オレが小野寺とのペア券引いたらいくらで買う?」

 

楽「誰が買うか‼︎2000円でどうだ⁉︎」

 

集「手を打とう」

 

どうやら交渉が成立したらしいので、俺も言ってみることにした

 

晃「兄貴、俺が引いたら10日間家事全部で」

 

楽「10日間か…まぁ、小野寺となれるならよしそれでいいぜ」

 

よっしゃと心の中でガッツポーズしていた

 

その頃小野寺たちは

 

るり「今日肝試しでしょ」

 

小咲「そうだね」

 

るり「そういうわけで、あんたはなんとしても一条君とペアになりなさい、いいわね?」

 

宮本の理不尽な要求に飲んでいたお茶を吹き出す

 

小咲「なりなさいって…ペアってクジできめるじゃ…」

 

るり「根性でなんとかしろ」

 

小咲「そんな無茶な…」

 

一条とペアになるのは無理だと思っている小野寺に宮本は発破をかけ、頑張れさせようとした

 

るり「でも、もし私があいつのを引いたら譲るからこれで確立は2倍よ」

 

最後の宮本の言葉にやっぱりいい子だなぁと思っていた小野寺だが

 

るり「ペアになったら暗闇で押し倒すぐらいしなさいよ」

 

その一言で台無しになってしまった

 

その頃俺たちは兄貴が水を組みに行っていたので、集と俺で話してた

 

集「晃〜、お前は誰とペアになりたいとかあるのか?」

 

晃「いや、別にないけど?」

 

集「そっかぁ〜、いないのか〜」

 

晃「お前こそいないのか、ペアになりたい奴?」

 

そう聞くと集はいろんな女子の名前をあげていく

 

晃「全部嘘だろ?」

 

集「ばれてかぁ〜」

 

晃「今の言い方じゃ丸わかりだ、で本命は?」

 

集「なりたいけど、絶対無理だよ」

 

その時の集の顔は悲しいそうだった、その理由がわかるのは、もう少しあとだった

そうして朝食を食べ終わり、山登りをおえると肝試しの時間になった

 

キョーコ先生「よーし全員注目、これより肝試し大会を開始する‼︎準備はいいか野郎共ー」

 

男共の雄叫びとともに開始になった肝試しはいきなり先生たちが自主性を重んじるとかいって、生徒たちがやることになった、くじ引きはどんどん進んでいき、兄貴の順番が来た、すると宮本さんが

 

るり「小咲は12番かぁ〜、12番だったのか〜」

 

と明らかに兄貴教えるかんじだったが、くじを先に引いた男はくやしそうにしていて、まだ引いていない男子はやる気に満ちていた、兄貴の結果は残念ながら違う番号だった、おい、兄貴の今の顔この世の終わりって感じじゃん

 

女子「次〜一条晃君」

 

晃「あ、はい」

 

俺の番が回ってきたらしく、誰とでもいいと思いながら、箱の中から紙をとると、そこには12番と書かれていた、俺はすぐさま兄貴のところに向かった

 

晃「おい、兄貴」

 

楽「なんだよ晃、今俺はすごく落ち込んで…」

 

そう言っている兄貴に俺の紙を見せた

 

楽「おい、それって…」

 

晃「あぁ、そうだ、これは小野寺さんとのペア券だ」

 

楽「おぉ〜、ありがとう晃、これを俺にくれるなんて」

 

晃「約束忘れてねぇよな?」

 

楽「あぁ、わかってるって、本当ありがとう」

 

そう言ってスキップで小野寺さんのもとへ向かう兄貴、さっき違いすぎるだろと思いながら、肝試しが始まるまでぶらぶらしてると、声が聞こえてきた

 

「おい、どうするよ」

 

「誰か代役頼める人いないかなぁ〜」

 

晃「どうしたんだ?なんかあったのか?」

 

俺がきくとどうやらお化け役が二人も欠員が出てしまったらしい

 

「ねぇ、もしよかったらでいいけど、お化けやってくれない?」

「頼む、衣装はあるから」

 

熱心にたのんでくるので、俺は

 

晃「わかったよ、やるからちょっと待っててあと一人ペアの人呼んできて、ちょうど二人するから」

 

「ありがとう、じゃあ待ってるから」

 

俺は茂みから出て、ペアの人を探している

 

晃「13番の人〜、いませんか〜」

 

千棘「はいはい〜、私ですよ」

 

探していたペアの人は桐崎さんだったらしく、俺は事情をはなしたらOKしてくれたので、俺たちはさっきの場所に戻り、衣装に着替えて、スタ

ンバイする場所に各自分かれた

 

それから数十分もすると、叫び声が聞こえてきたので、そろそろかと準備をしておどかしていると、だんだんと乗ってきたので、ノリノリでやっていると

 

鶫「ヒィィィィィ!!」

 

叫び声をあげながら走ってくる鶫が見えたが、俺のいると手前あたりでつまずいてしまったので、俺は鶫のところへ駆け寄ると

 

晃「おい、大丈夫かよ?鶫」

 

鶫「その声は晃か?あぁ、大丈夫だ…」

 

と顔をあげると鶫は気絶してしまった、どうやらお化けのメイクをしていたため驚いて、気絶したのだろうと思い、

 

晃「さて、どうすかっな」

 

鶫をどうするか悩んでいたが、ペアの人を探すため、鶫を背負い、鶫が来た道を戻ることにした

 

晃「しかっし、軽いなこいつ」

 

あまりの軽さにびっくりしていると、突然ライトの光が見えたので、その方向へいくと宮本さんがいた

 

晃「あの〜もしかして宮本さん?」

 

るり「そうよ、ってなんて格好してるの?」

 

晃「いや、これは色々と事情があって…」

 

るり「まぁ、理由は聞かないわ、というかあなたが背負っているひと、私のペアの人なんだけど」

 

晃「そっか、やっと見つかった」

 

るり「どういうこと?」

 

俺はさっきまであったことを説明する

 

るり「事情はつかめたけど、あなたはどうするの?」

 

晃「宮本さんは鶫を背負えないと思うから、出口まで送ることにするよ」

 

るり「そう、ありがとう」

 

宮本さんは歩いていくので、俺はその後を追う、会話もなく歩いていると宮本さんが

 

るり「くじ引きの時はありがとう」

 

晃「なんのこと?」

 

るり「とぼけないで、あなた小咲と同じ番号だったけど、譲ったでしょ自分の兄に」

 

晃「もしかして、見てた?」

 

るり「いえ、くじ引きの時は落ち込んでいたから違う番号だと思ってたのに、ペア同士になるときには小咲と一緒だったから聞いてみたの」

 

晃「そうなんだ」

 

るり「そういうことよ」

 

なんて話していると出口がみえたので、俺は鶫を救護テントで寝かせから、もとの場所に戻ることにした

 

しばらくして、さっきのお化け役の人が終わりだと伝えに来てくれたので、出口に行き、休んでいると

 

「あの〜、一条晃君だよね」

 

晃「そうだけど?」

 

「お兄さんと桐崎さん見てない?」

 

晃「見てないけど、どうかしたの?」

 

その人の話を聞くと桐崎さんの懐中電灯に電池が入っていないことに気づいて、探し回っていると兄貴に出会って、桐崎さんのことを話すとすごい勢いで走っていったのだが、まだ帰ってこないらしい

 

晃「わかった、ありがとう」

 

「桐崎さんたちみかけたら教えてね」

 

そう言って、別の人に聞きに行ったのを見て俺はまたさっきの森へ兄貴達を探しに行くことにした

 

晃「兄貴〜、桐崎さん〜どこにいるだぁ〜」

 

大声で呼びかけても返事が無くもう戻ったと思って、帰ろとしたとき、奥の茂みから声が聞こえたので、行ってみると

 

千棘「これからはあんたを下の名前で呼ぶから、あんたも今後統一してよね」

 

と桐崎さんの声が聞こえたので、二人を呼び止めようとしたが、二人ともいい雰囲気だったので、終わるまで待っていることにした

 

楽「えー…と、ち、千棘」

 

千棘「うん…楽」

 

二人が名前を呼びあった瞬間顔真っ赤になっていた、そろそろだと思い、俺はわざとらしく

 

晃「兄貴〜、桐崎さん〜どこにいるだぁ〜」

 

楽「ここだぁ〜晃」

 

 

わかってたよと思いながら、兄貴達が迷子になってると聞いたので探しに来たと説明して、みんなの集合場所に連れて行き、さっきの女の子に無事だった事を伝えにそこら辺の石に座っていると

 

鶫「あ、晃…」

 

晃「どうしたんだよ鶫?」

 

鶫「いや、そのだな…」

 

何かいいたげな様子だ

 

鶫「助けてくれてありがとう」

 

晃「いいって別に、気にすんなよ、それにちょっと俺も悪かったし」

 

鶫「そ、そうか」

 

晃「それより、兄貴たちのところに行こうぜ」

 

鶫「そうだな」

 

そして、俺と鶫は兄貴たちのもとへ行く、こうして俺たちの林間学校はなんとかな無事に終わったのだった。

 

 




明日一話投稿したら、書き溜めるので、次の投稿は来週の水曜日にします

感想、誤字、おかしなとこあった教えてください


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オテガミ

こんにちは、恋愛描写もしんどいですが、告白のシーンも考えるのもしんどいとわかりました、ハハハ


第19話

 

私は今ラブレターというものをもらってしまい、どうすればいいか、わからないなぜなら、お嬢の護衛や任務のことしか考えてこなかった私に好意を向ける相手がいるなんて思ってもみなかったので私は困っている

 

鶫「ハァ、本当どうすればいいのだ…」

 

そんな時に後ろから話しかけてくる者がいた

 

晃「おっ、鶫こんなとこにいたのか」

 

鶫「なんだ晃か、びっくりさせるな」

 

晃「すまん、という何してんだこんなところで」

 

鶫「ふん、貴様には関係ないことだろ」

 

晃「まぁ、そうだよなすまん、じゃあ教室に戻るわ」

 

鶫「おい、ちょっと待ってくれ」

 

私は晃を呼びとめた

 

晃「なんだよ?」

 

鶫「そのだな、この手紙にかいてある 好きな男性のタイプは? と書いてあるのだかどういうことだ?」

 

晃「その手紙ってラブレターか…」

 

「ラブレターに書いてあるっていたら、お前が好きだと思う人の容姿とか性格だろ」

 

鶫「そんなのわからん、だってこんなの一度もなかったから…」

 

私は晃のタイプはどんなのだろうと気になったのできいてみた

 

鶫「貴様はどんなのがタイプなのだ?」

 

晃「おれのタイプかぁ〜考えても見たことないな」

 

その答えにちょっと残念だった、いや別に私とか言ってほしいわけではないぞ!

 

鶫「そうか、ないのか、じゃあ最後に聞いていいか」

 

晃「いいけど、別に」

 

鶫「この手紙の最後に書いてある(放課後、体育館の裏で待ってます)と書いてあるだか」

 

私が質問すると、いきなり驚く晃、

 

晃「それは体育館の裏で告白するに決まってるだろ」

 

鶫「こ、告白、そんなものされても私は付き合わないぞ」

 

晃「それだったら断ればいいじゃあないか」

 

鶫「やっぱり会いにいかないとダメなのか…?」

 

晃「そりゃ、なぁ」

 

鶫「でも会って話せばいいかわからないだ、だったら会っても意味ないだろう?」

「それにだ返事する義務なんてないのだし、だいたいなぜこいつは私なんか…」

 

私は思ってことを全部晃にいうと晃は

 

晃「私なんかじゃあないだよ、その相手にとっては…」

鶫「そうなのか…」

 

私が答えると晃は続けて言った

 

晃「そうだ、その相手はお前のことが好きになって、お前を見るたびにドキドキしたりして、お前に気持ちを伝えるために勇気を出して、そのラブレターを靴箱に入れたんだと思うから、お前はその気持ちに答えてやらないとだめなんだ」

 

鶫「そうなのか…なら晃は私からラブレターもらえたらうれしいのか?」

 

いきなり、私は変なことをつぶやいていた

 

晃「えっ、いきなりどうしたんだよ」

 

ええい、もうこのまま勢いで聞いてしまえと思い

 

鶫「いいから、はやくこたえろ、もらって嬉しいのか嬉しくないのか!」

 

晃「それはうれしいに決まってる」

 

真剣に言われてしまって、もっと恥ずかしくなってしまい

 

鶫「聞くんじゃ、なかった〜」

 

と言って、手近にあった手榴弾のピンを抜いてしまった、まぁ、あとは想像に任せる

 

 

そして放課後…

 

私は体育館の裏に行くと男がたっていた

 

鈴屋「こんにちは鶫さん!来てくれてありがとう」

「それで返事聞いてもいいかな…?」

 

それを聞いた瞬間、言葉が詰まってしまったが

 

鶫「すまない…わたしはやはり貴方の気持ちに答えることはできない…」

 

鈴屋「そうですか… 他に好きな人がいるですか?」

 

その質問の時にわたしはどんな顔をしていたか、わからないが

 

鈴屋「そっか、わかりました、ありがとう」

 

そう言って彼は去って行った、これでよかったのかと思っていたら、どこからか声が聞こえてきた

 

千棘「だめだって…」

 

楽「押すなって」

 

小咲「ばれちゃうよ」

 

鶫「わかっていますよ、お嬢、みなさん」

 

そういうとみなさんが出てきた

 

千棘「いや〜、鶫が一人で何処かにいくからさぁ〜」

 

楽「とめたんだけどな」

 

小咲「ほんとだよ?」

 

鶫「いや、別にいいのですが…」

 

出てきた人の中に晃がいた

 

晃「頑張ったと思うぞ、鶫」

 

鶫「ありがとう、晃」

 

そう言って感謝していると、お嬢たちは私がだれが好きなのかと聞いてきた、すると舞子集が

 

集「いや〜、さすが誠士郎ちゃん、あんな奴、目じゃないぐらい最高の男だよ、というか」

 

私は慌てて、舞子集を撃った(ペイント弾で)、その慌てぶりを見たお嬢たちが聞いてきたのだが、聞こえないフリをし、乗り切った。

 

 

 

私はこの気持ちに気づいているが、気づいていないフリをしているだけかもしれないが今はまだ心に閉まっておこうと思った。




次の話はお風呂のときの鶫と約束のデートです、お楽しみに!

感想、誤字脱字などがあったら教えてください

それと、いつも感想をくださるかたありがとうございます


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カイモノ

ちょっとイチャイチャばっかしてたいたので、ちょっと険悪なムードをつくってみました、どうでしょう?


第20話

 

今日は土曜日、いつもならゴロゴロしてるか集達とあそんでいるのだが、今日は…

 

鶫「お〜い、晃」

 

こっちに手を振ってくるのは、俺が唯一 さん付けしてない女子鶫誠士郎だ

 

鶫「待ったか?」

 

晃「いや、さっき来たばかりだ」

 

鶫「そっか、ならよかった」

 

と安心している鶫

 

なんでこんな風になっているかというと、昨日の鶫にこんな事を言われたからだ

 

鶫「晃、ちょっといいか?」

 

晃「なんだ、鶫」

 

鶫「前の林間学校のときに言ったことおぼえてるよな?」

 

晃「あぁ、一緒に出掛けるってことだろ?」

 

俺は前の林間学校の時、何か一つ願いを聞くと言ったら、鶫は一緒に出掛けようと言われたので、それならと思い、俺はいいぜと返事をした

 

鶫「そうだ、だから明日出掛けるぞ、いいな!」

 

晃「いいぞ、別に、じゃあ集合場所と時間を決めようぜ」

 

 

こうして、明日の12時に駅前で待ち合わせとなったのだった

 

晃「で、どこに行くだよ?」

 

鶫「あそこだ」

 

鶫が指の方向には、大型ショッピングモールが

 

鶫「あそこで、買いたいものがあったな」

 

晃「そうか、じゃあ行こうぜ」

 

鶫「ちょっと、待て」

 

晃「なんだ?」

 

鶫「私の格好を見て何にないのか?」

 

晃「かわいいと思うけど…」

 

なんて俺らしくないことを言ってしまい、恥ずかしくなってしまったいたが、鶫のほうも顔が真っ赤だった、そのまま無言のまま歩くことにした

 

俺たちがあるいている時

 

千棘「へぇ〜、つぐみは弟君と出掛けたんだ〜」

 

楽「もうわかったから帰ろうぜ」

 

千棘「えぇ〜、これから面白くなりそうなんだから、もうちょっとだけ」

 

楽「ばれてもしんねぇぞ」

 

そう言って、晃と鶫の後をつけていく楽と千棘だった

 

俺は鶫が何を買いにきたのか、気になり聞いてみた

 

晃「今日は何買いに来たんだ?」

 

鶫「もうちょっとしたらお嬢の誕生日なんだ、それでプレゼントを買いに来たんだ」

 

晃「そうなのか〜」

 

それを聞いて桐崎さんは鶫に思われているなと思ってたら

 

鶫「何を他人事に聞いている、お前もお嬢の誕生日会に呼ぶのだから、ちゃんとしたものを買うのだぞ」

 

まじか!と心の中で思ったが、まぁ恋人(偽)の弟だから呼ばれるのも当然か

 

晃「そうか、じゃあちゃんとしたもの買わないとな」

 

鶫「そうだぞ、ではお店をまわろうか」

 

そのとき鶫のお腹がぐう〜と鳴ったので、

 

晃「その前に昼飯にしようか」

 

鶫「う、うん」

 

顔を真っ赤にしながら頷いた、よっぽど恥ずかしかったのだろうか、飯を食い終わるまで、無言だった

 

 

そのとき千棘と楽は

千棘「あっ、つぐみと弟君、フードコートに行ったわ、行くわよ楽!」

 

楽「待てって」

 

このあと、千棘が食いまくって、

 

千棘「あ、つぐみたち見失なっちゃた」

 

楽「お前が食ってる間に出て行ったわ」

 

こうして、千棘と楽の尾行はおわったのだった

 

そんなことがあったとは、知らず

 

晃「はぁ、食った食った」

 

鶫「では、まわるか」

 

そこから、お店をいくつかまわって、桐崎さんの好きなものがわからないので、女子が気に入りそうなものを買った

 

 

鶫「晃はもう決まったのか?」

 

晃「あぁ、決まったぞ」

 

鶫「そうか、私ももう少しできまるだが、どっちがいいかわらかなくて」

 

晃「お前が気に入ったほうを選んだらいいと思うぞ、桐崎さんなら喜んでくれると思う」

 

鶫「そうか、ならこれにしよう」

 

二人とも買うものが決まったので、お会計を済ませ

 

晃「さて、買い物も終わったし、帰るか」

 

鶫「そうだな…」

 

口では、そう言っていたものの、まだ、遊び足りないようなので

 

晃「でも、まだまわってないところもあるから、一緒にまわってくれないか鶫?」

 

鶫「あぁ、いいぞ!」

 

そのときの鶫の顔にドキッとしてしまったのは黙っておこう、それから俺たちはゲーセンや本屋、ペットショップなどをみてまわった、ペットショップはやばかった、なかなか離れないから、店を出るときは大変だった

 

晃「それじゃ、そろそろ時間だし、帰るか」

 

鶫「そうだな」

 

そうして、俺たちの買い物が終わり、帰る途中で、俺は気になったことを聞いてみた

 

晃「なぁ、鶫?」

 

鶫「なんだ?」

 

晃「いや、そのリング」

 

鶫「これか、これはお前からもらったものだ」

 

晃「いや、そのことなんだが、本当にそれあげたの俺か?」

 

俺が言った一言で鶫は黙ってしまった

 

晃「ほら、兄貴と俺の見間違いとか、ありえそうだしな…」

 

と可能性のありそうな話をしたら

 

鶫「そんなわけないだろ…」

 

晃「えっ?」

 

鶫「そんなわけないだろといったんだ!」

 

その一言と共に俺の顔にビンタが飛んできた

 

鶫「もういい!私は帰る!」

 

そう言って帰ってしまった、その時の顔は泣いていた

 

なんだよあいつ、あり得るかもしれない話をしただけなのに、なんだよと思いながら、帰るのだった。




今日中に書き終えることができました、では、次のお話で

感想などあれば教えてくださいおねがいします


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カギアナ

こんにちは、みなさん三連休どう過ごしてますか?

俺はバイトと課題でやばいです笑


第21話

 

鶫とあんな別れ方をしてしまったので、俺は帰ってすぐに電話をしたが一回も出なかった

 

晃「くそっ!なんで出ないだよ!」

 

壁を殴る俺、すると隣から

 

楽「おい、どうしたんだよ、いきなり大きな音がしたが…」

 

晃「あぁ、実はな…」

 

今日の帰りにあったことを話す、すると兄貴は呆れた顔で

 

楽「そりゃあ、電話出るわけないだろ、明日も出ないと思うから、月曜に学校行って謝れよ」

 

晃「わかった…」

 

そうだな、学校だったら謝ろうと思っていたのだが、俺の予想は外れた

 

晃「おはよう、鶫」

 

鶫「あぁ、おはよう」

 

その時の声はひどく冷たい声だった、それから話す機会がなく、時間が過ぎて、昼休みになっていた、すると鶫が

 

鶫「みなさん、お揃いのようなので、ちょっとご相談が…」

 

小咲「どうしたの、つぐみちゃん?」

 

楽「いきなり、呼び出して」

 

すると、

 

鶫「今日は千棘お嬢様の誕生日会がありまして、そこでサプライズパーティーを予定しているので、みなさんに来てもらえると嬉しいのですが…」

 

そう言うと小野寺さんたちは快く返事をした、すると兄貴が

 

楽「そういえば集がいねーけど…」

 

鶫「みなさん来ていただけるようでうれしいです」

 

楽「そうか…」

 

おい!集の奴忘れてられてるぞ

 

鶫「では、時間と場所はあとで伝えるので、では」

 

と去って行く鶫、その時

 

鶫「お前も来いよ、晃」

 

晃「あぁ、わかってるよ…」

 

なんか、やっぱり怒ってるなと思いつつ、兄貴たちのほうをみると

 

楽「宮本はこれねぇのか、誕生日プレゼント選び」

 

るり「そうなのよ、実は今日ずっとお腹痛くてさぁ…」

 

小咲「お昼A定食二つも食べてたでしょ!?」

 

るり「ほんとごめんねー(棒)」

 

なんて、棒読みをしてる宮本さん、するとこっちをみる兄貴

 

楽「でも、晃もくるから三人でプレゼント選び行くか」

 

小咲「そうだね、三人で行こうよ」

 

晃「いや、俺もう、桐崎さんにプレゼント買ってあるから、パスするわ」

 

そう言うと、二人とも驚きつつも、嬉しそうな顔をしてた、そうして昼休みも終わり、あっという間に放課後になり、いつものメンバーで帰る、だが俺と鶫は会話することなかった

 

楽「じゃあ、俺は先に出るわ」

 

晃「わかった」

 

楽「ほんとに来ねぇのか?」

 

晃「いや、これからデートする二人の邪魔しちゃ、悪いし」

 

楽「デートじゃあねぇよ!プレゼント選び行くんだよ!」

 

そう言って、顔真っ赤にしながら行く兄貴を笑つつ、俺は時間まで、家のことをしとくことにした

 

晃「あっ、そろそろ時間か…」

 

時計をみると、時間の30分前なので、

 

晃「じゃあ、竜俺も出かけるわ」

 

竜「そうですか、気をつけて行って来てくだせぇ」

 

晃「わかってるよ」

 

そう言って、家を出る、歩いて数十分のところに、桐崎さんの家はあった、門の前には、みんないた

 

楽「遅いぞ、晃」

 

集「そうだよ〜、晃遅れたらダメじゃん」

 

晃「あれ、なんで集がいるだ?」

 

集「まぁ、まぁ、気にすんなって」

 

俺が最後だったようで、みんながいるがわかった、鶫は

 

鶫「では、みなさんそろったようなので、入りましょう」

 

そう言って、桐崎さんの家に入る、すると、そこには桐崎さんが

 

千棘「なんで、みんながいるの?」

 

鶫「それはお嬢の誕生日会に来てくださったんですよ」

 

すると、桐崎さんは慌て、兄貴を連れていく、何か話していたが、兄貴がこっちに戻ってくると

 

楽「なぁ、みんな、こいつんちは実はさ〜」

 

どうやら、桐崎さんがギャングだと言うつもりだろ、だけど、みんななら

 

小咲「やっぱり、千棘ちゃんってお嬢様だったんだ〜」

 

小野寺さんもみんな別に気にしていないようだった

 

楽「なっ、別に平気だっただろ?」

 

千棘「そうね、一応感謝しとくわ」

 

その時の桐崎さんの顔はうれしいそうだった

 

それから、桐崎さんの誕生日会が始まった、最初はプレゼントを渡しからだった、みんなのプレゼントを喜んで受けとる、でも兄貴とクロードのプレゼントはないと思った、うん、絶対にないなと思いながら、誕生日会は進んでいく、だけど兄貴と桐崎さんがいないどこいったんだ?

 

その頃楽は

 

やばかった、まさか千棘も鍵もったなんて、しかも勢いでその鍵が本物か確かめようとして、鍵が鍵穴につまりわ、今日だけで色々わかって、いっぱいいっぱいだ、そんな時

 

千棘父「やぁ、久しぶりだね楽君」

「千棘の誕生日に来てくれたのかい、ありがとう」

 

俺は見た瞬間誰だと思ったが、すぐに思いだした、千棘の親父さんだと思い出した

 

楽「どうも」

 

あいさつしたら、千棘の親父さんは突然恋人のフリを頼んで悪かったとか、千棘と仲良くしてくれてありがとうと言っていたら、とんでもない事を言うのだった。




後、2、3話で鶫と晃の仲を戻したいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

おかしなところとかあったら、どんどんまちうけています


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シャシン

こんにちは、まず最初に、書きためるとか言ってましたけど、俺にはそんなことが無理だと分かったので、やめます、だからいつもどおり、投稿します


第22話

 

どっか行っていた、兄貴が戻ってきて、時間だったので、こうして桐崎さんの誕生日会は終わったのだった、その帰り道

 

楽「って話があったんだよ」

 

晃「ヘぇ〜、そんなことがあったのか、記憶にねぇや」

 

楽「俺も記憶になかったよ」

 

というか、考えてみたら兄貴は美少女二人に昔結婚しようとか言ってたんだろ、なんか殴りたくなってきた

 

楽「痛って!いきなり殴んだよ!」

 

晃「これは全世界の非リア充たちの恨みの一撃だ」

 

楽「はぁ、意味わかんねぇよ!」

 

わかるまい、そんなことをしているリア充には、と思っていたら

 

楽「そういえば、お前まだ鶫に謝ってないのか?」

 

晃「あぁ、まだだよ」

 

楽「はやく、謝っちまえよ、あれはお前が完全に悪いからな、なんたって、お前は鶫と…、いやなんでもねぇわ」

 

なんか話していたのに、いきなり、やめたので、気になっているのに、兄貴は

 

楽「俺から言うのは簡単だけど、やっぱりこういうのは、お前自身がお前ださないとな」

 

なんて言って、意味がわからんと思いながら、明日こそ謝ろうと決意をきめ、帰るのだった

 

翌日は林間学校の写真が貼り出されたとキョーコ先生から言われて、みんなでみにいくことにした、そこにはいろんな写真があった

 

千棘「うわ〜、こんなに写真がいっぱいある〜」

 

鶫「お嬢、こちらにもお嬢の写真があります」

 

千棘「それも買う〜」

 

すごくうれしそうな桐崎さんと鶫を落ち着かせて、俺たちは写真を見てまわることにした、途中でおれは違うところを見たくなったので、離れると集が俺のことを呼んだ

 

集「いらっしゃい、晃」

 

晃「何してんだ集?」

 

集「こちらのお店では、普通の写真ではなく、私が撮影した女の子の写真がありまして」

 

晃「へぇ〜、儲かってるのか?」

 

集「それはもう大盛況でして、一枚いかがですかな?」

 

晃「買わねぇよ」

 

そう言って、俺は去ろうとしたとき、

 

集「じゃあ、これだけ持っていけよ、お代はいらねぇから」

 

となぜか、鶫の写真を一枚渡された、まぁ、もらっておこうと思い、胸ポケットにいれる、あぁ、それと集の写真販売は後からきた宮本さんと鶫によって、潰されたらしい

 

晃「さて、あと欲しい写真は…」

 

 

先に目星を付けておき、あとから番号を書いていたら、隣の人とぶつかってしまった

 

晃「あっ、すみません、大丈夫ですか?」

 

鶫「あぁ、大丈夫だ、こちらこそすまない」

 

そこには、鶫がいた

 

鶫「では、私は行くぞ」

 

晃「ちょっと待てよ!」

 

鶫「なんだ、何か用か?」

 

なんだか、俺を避けているみたいだったが、ここであやまらなかったらもう謝れなさそうだったからおれはいった

 

晃「前にいっしょに出かけたときに、お前を怒らせて、悪かった」

 

頭を下げて、言ったら、鶫は

 

鶫「私は今の貴様を許すことができない」

 

晃「なんでだよ!」

 

鶫「あの時、貴様は私の大切な思い出を傷つけた、それだけだ!」

 

晃「なんだよ、あれは可能性の話をしたんだよ!」

 

鶫「うるさい、うるさい!もういいどけ」

 

なんだよ、ちゃんと謝ろうと思ったのに、くっそなんで、ダメなんだよ!とわけがわからないまま、俺はまた必要な写真の番号を見てまわることにした

 

晃「これで最後だな」

 

最後の番号を書いて、教室に戻ろうしたら、一枚の写真が目についた

 

晃「(おい、これって!)」

 

その写真には、小さいが鶫が着替えているところ写真だった

 

晃「(はやくもっていてデータ消してもらわないとな)」

 

その写真を抜いて、職員室にもっていこうとしたら、途中で兄貴あった

 

晃「よう、兄貴何してんだよ、そんなに落ち込んで」

 

楽「それが小野寺に変態と思ってるかもしれないんだよ…」

 

どうやら、兄貴は小野寺さんの下着姿が写った写真を職員室にもっていこうとしたら、見られてしまったという話らしい

 

晃「なんか、残念だな…」

 

楽「というか、お前もなんでいるんだ」

 

晃「実はな…」

 

と説明した

 

楽「そうか、お前もなのか、というか、鶫といえばお前謝ったのか?」

 

兄貴の質問に言葉を詰まらせてしまったが

 

晃「謝ったけど、許してもらえなかった」

 

楽「なんでだ?」

 

晃「今の俺じゃダメらしい」

 

楽「そうか、やっぱりダメか」

 

晃「なんか、しってるのか、兄貴」

 

楽「いや、なんでもない、というか職員室ついたし、さっさと渡そうぜ」

 

と言って話をごまかされてしまった、俺たちは問題の写真をキョーコ先生に渡して、教室に戻った。

 

放課後、勉強会に誘われたが鶫がいると聞いたので、遠慮しておいて、家に帰ることにした、

 

楽「ただいま〜、今日は俺が飯当番だったけ?」

 

晃「そうだぜ」

 

楽「今から作るわ」

 

そう言うと荷物を置いて、台所に向かう兄貴、俺は部屋でマンガでも読むかと思っていたら

 

楽「おい、晃、ちょっと手伝ってくれ!」

 

晃「なんだよ、飯作るはずじゃなかったのか」

 

楽「それは竜達にまかせた、それよりも手伝ってくれ、まず蔵に行こう、それから説明する」

 

そう言うと俺の襟首をつかんで連れて行く、だけどこの時はわからかった、まさか、鶫の事を思い出すものがあるなんて…




次で鶫の事を思い出し、晃と仲直りします。

あと、ここら辺で鶫のライバルキャラを作りたいと思っているのですが、ありかなしかを教えてください、それによって変えていきたいので、よろしくお願い申し上げます。

どうかお願いします!!‼︎‼︎


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オープン

こんにちはです!

今回の話はちょっと短いと思います、あと報告があるので、まずは本編をご覧ください


第23話

 

晃「…ったく、どこにあるだよ、兄貴」

 

楽「ここら辺にあるって聞いたんたけどな…」

 

兄貴と俺は蔵の中にあるという、昔の写真を探していた、でも全然見つからない、そんなとき

 

竜「坊ちゃん達、ご飯ができたんで、一旦休憩といことできてくだせぇ」

 

晃「わかった、すぐいく」

 

楽「飯食べたら、寝る前まで探すの手伝ってくれ」

 

晃「わかったよ、手伝えばいいんだろ、手伝えば」

 

楽「ありがとうな!」

 

ちょっと手伝いたくないのだけど、仕方なく手伝う事にした、だけど

 

晃「全然見つからないじゃねぇか」

 

楽「どこにあるっていうだよ、というか、もう寝ようぜ、今日は疲れた」

 

晃「俺もだ…」

 

 

こうして、兄貴が帰って来てから、遅くまで探したけど見つからないまま、寝ることにした、それで俺は授業中に寝てしまった

 

集「お前が寝るなんて珍しいな」

 

晃「まぁ、色々あってな…、顔洗ってくるわ」

 

そう言って、教室を出ようと扉を開けたら、そこに鶫がいた、気まずいと思ったがあいさつすることにした

 

晃「よう、鶫」

 

鶫「……」

 

何も言わずに素通りをして行く鶫に腹が立ったが、俺は廊下に出て、水道があるところまで歩く、そこにつくまで、俺は考えていた

 

晃「(鶫は今の俺が謝っても許さないって言ってたけど、なんでだ、わからない)」

 

教室に戻ってからもそのことばかり考えていて、何も手につかない状態で、気づいたら放課後になっていた

、家に帰っても、そんな感じで、兄貴の探し物の手伝いをしていたら、物が落ちて来た

 

晃「くっそ、痛ってなぁ」

 

キレ気味に物にあたっていたら、目についたものがあった

 

晃「おい、兄貴、これじゃねぇのか?」

 

楽「え!みつかったのか?」

 

昨日見せてもらった箱に似てたものを兄貴みせると

 

楽「これだよ!これ」

 

よろこんでいる兄貴、

 

楽「じゃあ、早速開けてみるか…」

 

そう言って、箱を開ける兄貴、そこにあった写真は桐崎さんでも小野寺さんでもない、知らない女の子が写っていた、しかも鍵を持っている

 

晃「もしかして、この子が約束の女の子なのか?」

 

楽「いや、わからねぇし、しかも誰なんだ、この子…」

 

もしかして、知っていて隠しているかと顔を見ると驚いた顔をしていたから、本当に知らないようだ、

 

楽「あー、また降り出しかよ!」

 

と叫ぶ兄貴

 

晃「叫ぶのは、それくらいにして、片付けようぜ、明日も学校あるからさ」

 

楽「そうだな、まず、片付けてから考えるか」

 

そう言って、蔵の中に荷物をしまう俺たち、しまっている時に、古いブリキ缶のふたのところに、子供の文字で[ぼくのたからもの]と書いてあったものを見つけたので、兄貴を呼ぶ

 

晃「おーい、兄貴」

 

楽「なんだよ、片付けてたのに」

 

晃「これ、兄貴のもんだと思って」

 

楽「そんなの知らねぇよ、お前のだと思うぞ」

 

晃「そっか、じゃあ開けてみるか」

 

そうして、開けてみると、そこの中に入っていたのは、二枚の写真とチェーンのついたリングが入っていた




まず、最初にオリキャラを入れることにしました。

オリキャラの具体的なことは考えてあるので、また詳しく紹介します。

それで、オリキャラが嫌だとか、なしだと思う方、本当にすみません、それでもいいという人は引き続き、応援よろしくお願いします。


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ナカナオリ

第24話

 

俺は缶の中から二枚の写真を取り出して見ると、小さい頃の俺が写っていて、二枚とも違う女の子と並んでる、だけど一枚の女の子に見覚えがあった

 

晃「これって、鶫じゃあねぇか!」

 

このとき俺は点と点が繋がったみたいに一つの解答が出てきた

 

晃「(鶫が持っていた、あのリングは俺があげたことになるよな?じゃあ俺はとんでもないと言っていたんじゃあねぇか…)」

 

頭を抱えながら、自分の覚えてなさに腹が立った、すると兄貴が

 

楽「何か思い出したのか?」

 

晃「あぁ、俺がとてつもないバカだったってことを思い出したよ」

 

楽「そうなのか、まぁいいや、さっさと片付けようぜ」

 

晃「そうだな、明日も学校だしな」

 

そう言うと、ちゃっちゃと片付けて、部屋に戻った俺はまた考える

 

晃「(鶫との記憶はある程度は思い出した、けどもう一枚の子のことはどうしても思い出せない…)」

 

俺はもう一枚の写真の子を思い出そうとして寝てしまったらしく、ギリギリに学校についた、というか、兄貴はなんで俺のこと起こしてくれたんだよと心の中でぼやきながら、教室に入って、すぐに鶫の席に向かおうとしたら、チャイムがなった

 

集「よぉ晃、今日はえらい遅いな」

 

晃「しょうがねぇだろ、ちょっと寝坊したからさ」

 

集「へぇ〜、お前が寝坊なんてね、珍しいこともあるもんだな」

 

晃「別にいいだろ、それよりも授業はじまるぜ」

 

集「そうだな、一時限目は現国だから、後ろなんて向いてたら、やばいな」

 

そう言って前を向く集

 

晃「(出ばなはくじかれたが、いくらでも時間はあるから謝る機会なんていつでも…)」

 

と思っていた俺が恥ずかしいと思うほど、謝るチャンスがなく、HRになっていたので、明日でも謝るかと思って、外を見ると雨が降っていた

 

晃「あ〜、最悪だ」

 

朝は急いでいたせいで、かさなんて持ってきてなかったので

 

晃「しゃあねぇ、走って帰るか…」

 

覚悟を決め、帰ろうとしたら後ろから声がした

 

鶫「まて、晃」

 

晃「どうしたんだ鶫?」

 

鶫「かさ…」

 

晃「かさがどうしたんだよ」

 

鶫「かさがないなから入れてやると言ったんだ」

 

晃「まじか!」

 

鶫「しょうがない、本当は入れたくないが、もしお前が風邪をひいて、兄に移って、それからお嬢に移るよりかましだ」

 

おお、なんと神は俺を見放していなかったらしく、鶫がかさに入れてくれるらしい

 

鶫「では、行くぞ」

 

晃「あぁ、待ってくれよ」

 

それから帰り道では、会話はなく、ただ帰るだけだったが、雨が強くなったので、おさまるまで、近くの公園で雨宿りすることにした

 

晃「雨強いな」

 

鶫「そうだな」

 

今はこんな感じの会話を繰り返していた、だが俺はある考えが思いつく

 

晃「(ここで、謝ってしまえばいいじゃねぇか、人も少ないからぴったりじゃん!)」

 

すぐさま俺は行動にうつした

 

晃「あの〜、鶫さん」

 

鶫「なんだ晃、急にしゃべりだして」

 

晃「この前のことは俺が悪かった、許してくれ!」

 

鶫「だから、前に言っただろ…」

 

晃「思い出したよ、リングのことも約束したことも」

 

鶫「本当か!」

 

鶫はこっちに顔を近づけてきた、距離が近くなる

 

晃「ほんとだよ、だからこうして謝ったんだ」

 

鶫「そうか、本当に思い出したのか…」

 

その顔はとてもよろこんでいた、俺が思い出したことがうれしいらしい

 

晃「だから、許してくれないか?」

 

鶫「わかった、許す」

 

鶫の言葉に安堵する俺、もしかしたら許してもらえないかと思ってヒヤヒヤしたが、今はどうでも良くなり、鶫と昔のことを話してる

 

晃「ところでさ…」

 

鶫「なんだ?」

 

晃「いや、昔にもう一度会ったら、話したいことがあるって言っただろ?」

 

鶫「あぁ、そんなこと言ってたな」

 

晃「結局何が言いたかんだ?」

 

鶫「あれはもう一度会った時には、私が女だと言いたかったんだよ、昔のお前は私のことを男って思ってからな」

 

晃「そうだっけ?」

 

鶫「そうだったんだ、まだ思い出していないのか」

 

顔を見合わせると笑っている俺と鶫、そのとき、やっと仲直りできたと思った

 

晃「そういえばこの写真の子を知ってるか?」

 

鶫が知ってるかもしれないので、胸ポケットから写真を出したら、もう一枚出てきた、そこに写っていたのは、鶫の寝顔だった

 

鶫「おい、晃、私に見せたいのはこれのことなのか?」

 

尋問しているかのような声で、聞いてくる、後ろからゴゴゴって見えそうだ

 

晃「それじゃなくて、こっちだよ」

 

そう言って俺は写真を見せるが

 

鶫「すまん、私もわからない…というか、なんで女の子と一緒に写ってるだ?」

 

晃「それはわからねぇ」

 

鶫「まぁ、そういうと思っていた、私のことも忘れてたしな、あと、この写真は没収させてもらう」

 

晃「いいよ、別に欲しいというわけでもないからな」

 

鶫「いや、そこは落ち込むとか返してくれてもいいと思うのだが…」

 

遠慮すると、鶫はボソボソと何か言っている、どうしたんだ?とわからないまま、雨がマシになったので、帰ることにした

 

晃「じゃあ、今日はほんとありがとうな」

 

鶫「気にするな、じゃあ」

 

鶫とわかれるたあと、鶫と仲直りできて、うれしく思いながら帰る、

 

晃「たっだいま〜」

 

一条父「晃、おまえを待ってたんだ、早く奥の部屋にこい、大事な話があるからな」

 

親父からの話はろくなことがないからいやだと思いながら、重い足取りで奥の部屋へ向かうことにした。第




オリキャラは今考えています。

誤字脱字などがあれば教えてください、お願いします


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アンナイ

オリキャラの名前は市川 薫って言うなまえです

キャラ紹介はマリーのデートのところを終わらせてから、やります


第25話

 

部屋に入ると兄貴と桐崎さんがいた

 

一条父「よし、揃ったな」

 

晃「なんだよ、親父いきなり呼び出して」

 

一条父「…いや、さっき楽たちには伝えたんだが、楽に許嫁がいるだよ…」

 

晃「はぁ?今なって言ったんだ?」

 

一条父「だから、楽に許嫁がいるだよ」

 

なってこった、兄貴は偽の恋人とはいえ美人の桐崎さん、兄貴のことが好きな小野寺さん、そして、許嫁が増えるというのか、うらやましいぜ、かく言う俺には、女の知り合いは一人しかいないし、それも親友だしな…

 

あれ?目から汗が出てきたな、おかしいな

 

一条父「なに、泣いてんだ晃」

 

晃「いや、なんでもねぇよ、それで俺は何をすればいいんだ?」

 

一条父「おめぇにやってもらうことは偽とバレないようにするのとイザコザがおきないように見ててくれ」

 

晃「わかったよ」

 

一条父「じゃあ、わりーけどよろしく頼むわ」

 

笑いながら部屋を出る親父、よろしくって絶対むりじゃん、恋人がいる男に許嫁がいたら、修羅場になるのは確実だと思った俺だった

 

翌日、何の対策も浮かぶことなく、学校についてしまった

 

晃「はぁ、どうする兄貴、桐崎さん?」

 

楽「どうするもこうするもないだろ…俺たちは恋人のフリだってしなきゃいけないのに…」

 

千棘「変な事が起きなきゃいいんだけど」

 

すると、チャイムが鳴ったので、席に着く俺

 

キョーコ先生「は〜い、全員注目〜!今日は突然だけど転入生を紹介するぞ」

 

はぁ?また転入生か、なんだよ転入生ラッシュなのかこのクラスは

 

キョーコ先生「じゃあ、入って橘さん」

 

万里花「はい」

 

入ってきたのは、美人の女の子だった、雰囲気はどっかのお嬢様って感じだった

 

万里花「皆さん初めまして、橘 万里花と申します、何卒よろしくお願いします」

 

挨拶をし終えるとクラスから歓声が湧き起こる、というか橘さんなんでキョロキョロしてるだと思ったら、答えはすぐに出た

 

万里花「楽様〜ずっとお会いしたかったですわ〜」

 

兄貴に抱きつく橘さん

 

楽「はぁ…!?」

 

驚く兄貴、喜ぶ橘さん、それを見てクラスのやつらはおもしろがって見ている、そんな時、集が

 

集「あ!、あの〜!橘さんと楽はお知り合い…?」

 

万里花「あ はい、私は楽様の許嫁でごさいます」

 

この爆弾発言のあとが大変だった、橘さんが桐崎さんのことをゴリラと言って、それに怒った鶫が銃を向けて警察がくるわ、気分が悪くなったと言って兄貴をつれて保健室行くわ、その保健室で兄貴が橘さんを押し倒してたりと、嵐のような一日だった

 

晃「兄貴はなんであんなに面倒な事をふやせるんだ」

 

不思議に思いながら、帰る用意をし帰るのだったが、今日は俺が食事当番だったので、帰る途中で道に迷っていそうな人を見つけたから声をかけた

 

晃「あの〜、大丈夫ですか?」

 

?「えっ、あっ、いやちょっと道に迷ちゃって…」

 

アハハと笑うその女の子は結構可愛い子だった

 

晃「よかったら、俺が教えましょうか道?」

 

?「本当ですか?、じゃあこの道なんですけど」

 

地図を見せてもらうと凡矢理高校のところに赤印がついている

 

晃「あぁ、ここは知っているから、教えてあげられるよ」

 

?「そっか、ありがとう」

 

晃「じゃあ、ついて来て」

 

それから、会話しながら、案内しているとあっという間についた

 

?「ありがとう、僕一人じゃあわからなかったら助かったよ、君の名前を教えてくれるとうれしい」

 

僕?なんで女の子なのにと思うがそんなことどうでもよくなり、おれは名前を言う

 

晃「俺の名前は一条 晃だ」

 

名乗ると女の子の方はハッとした顔したがすぐに戻り

 

薫「僕の名前は 市川 薫だ」

 

晃「よろしく、市川さん」

 

薫「こちらこそよろしく、一条君」

 

あいさつをして、時計をみると帰って、飯を作らないといけない時間だった

 

晃「俺はこれで帰るわ、じゃあ市川さん」

 

薫「そうか、じゃあ」

 

 

俺は市川さんとわかれ、急いで帰る

 

そんな姿をみていた薫は

 

薫「君はこんなところにいたんだね、でも僕はうれしいよ」

 

そう言った彼女は首から下げていたチェーンを出すそこにはリングがあった

 

薫「さぁ、君は僕のことをいつおもいだすんだろうね、楽しみだよ…」

 

とクスクス笑う薫は転入先の凡矢理高校の職員室に向かう

 




どうでしょう、オリキャラの登場回は?

なぜボクっ娘にしたかというのは、作者がすきだったのでしました。好きな人もいれば嫌いな人もいるとおもうですが、読んでくれるとうれしいです

感想や改善したところがいいと思うことがあったらどんどん待っています。


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ホウカゴ

第26話

 

晃「えっ!今日も転入生がくんのか?」

 

集「そうらしいよ、本当は橘さんと一緒にやる予定らしいだったんだけど色々あって、遅れたらしいよ」

 

俺と集が話していると、離れたところから

 

万里花「楽様〜おはようございます〜!」

 

楽「だから、人前でくっつくなって」

 

って感じでいちゃついていた

 

集「いや〜、朝からあついね、橘さんと楽は」

 

晃「リア充爆発しろ、リア充砕け散れ」

 

俺が兄貴に対して呪いをかけていたら、集があきれたように

 

集「いや、お前が気づいてないだけでリア充だぜお前も」

 

晃「俺の行動を見てどこがリア充に見える」

 

集「はぁ〜」

 

ため息をつく集にわけがわからなかった俺だった

 

キョーコ先生「みんな全員静かにしろ〜、転入生を紹介するぞ」

「入って、市川さん」

 

薫「はい」

 

あれ?この声どこかで聞いたような…

 

キョーコ先生「じゃあ、自己紹介して」

 

薫「こんにちは、僕の名前は市川 薫です これからよろしくね」

 

騒ぐクラスの奴らを静かにさせるキョーコ先生

というか、あ、あいつは昨日道に迷ってやつじゃないか、ここは知らんぷりをしよう

 

キョーコ先生「じゃあ、好きな席に座って」

 

薫「はい」

 

すると、まわりを見渡す市川さん、気づくな、俺に気づくなと念じていたけど、何かを見つけたかの様に向かって来た

 

薫「あっ、君は一条君じゃあないか!」

 

キョーコ先生「なんだ、一条弟は市川と知り合いだったのか、じゃあ市川はお前の後ろの席にしとくから色々教えてやってくれ」

 

そう言って俺に任せるキョーコ先生、俺は諦めて

 

晃「よろしくな市川さん、というか女子だったんだな、てっきり男子かとおもってたよ」

 

と言ったら、ボソッとつぶやいた市川さん

 

薫「その勘違いは10年たっても変わらないのか…」

 

晃「なんかいったか?」

 

薫「いや、なんでもない、これから色々と教えてくれ」

 

一通りあいさつを終えると前の席の集が

 

集「なぁ、晃」

 

晃「なんだよ、集」

 

集「いや、ボクっ娘っていいな!」

 

すごくどうでもいいことを笑顔でいう、それを俺はスルーした

 

俺は市川さんに休み時間ごとに学校のことを説明して、今は昼休みで校舎をまわっている、

 

晃「ここが、家庭室で、あそこが美術室、まぁこんなもんだろ」

 

薫「そうか、ありがとう」

 

晃「じゃあ、教室に戻るか」

 

薫「そうしよう」

 

教室に戻る俺たちは扉を開けると

 

万里花「楽様〜、今日デートしませんか?」

 

楽「はぁ?何言ってだよ、俺はハニーがいるからむり…」

 

万里花「はぁ、私は楽様を想っていたのですが、楽様には恋人がいると父が知ったらどうなることか…」

 

その一言で兄貴はやばいことになるとわかり

 

楽「ムリじゃない、行こうかデート!ものすごく行きたいわデート」

 

万里花「本当ですか!私嬉しいです!」

 

話がまとまってので、安心して席に座ると後ろから市川さんが

 

薫「ねぇ、一条君?」

 

晃「なんだ、市川さん」

 

薫「君、今日は暇?」

 

晃「まぁ、何もないけど」

 

薫「それじゃあ、僕に付き合ってくれないかい?」

 

晃「はぁ?なんでだ」

 

困惑している俺は、市川さんは言った

 

薫「いや、僕は最近引っ越してばかりになんだ、だから色々と教えてほしいから、頼むよ」

 

晃「わかった、いいぜ」

 

断る理由がなかったのでOKした、いや別に女子と出かけれるからとかじゃあないから、いや本当だから

 

薫「じゃあ、放課後」

 

晃「わかった」

 

そして放課後、俺は市川さんと出かけることになった

 

 

薫「それでは、行こうか」

 

晃「わかった」

 

そう言って学校を出る

 

晃「まずはどこにいきたいんだ」

 

薫「ここら辺にあるスーパーかな」

 

晃「それじゃあ、俺がいつも行ってるところでいいか?」

 

薫「あぁ、そこでいいよ」

 

そして、おれはいつも行くスーパーに連れて行き、そのあとは市川さんが行きたい場所をまわった

 

晃「あと、他に行きたい場所は?」

 

薫「もういいよ、それよりあそこのベンチで一休みしないかい?」

 

晃「いいけど」

 

ベンチに向かうときに市川さんはちらっと後ろをみた、何かあっただろうか?

 

薫「ふう、今日は付き合ってもらって、悪かったね」

 

晃「いいよ、別にそれよりのどが渇いたから飲み物買ってくるけど、何がいい?」

 

薫「じゃあ、紅茶を頼もうかな」

 

晃「わかった、紅茶だな」

 

自動販売機に向かう俺

 

 

 

晃が自販機に向かったのをみた僕は後ろに隠れている子を呼んだ

 

薫「もう、出て来ていいよ」

 

そう言うと茂みから一人出てきた、どうやら同じクラスの子だった

 

鶫「どこからしっていたんだ?」

 

薫「うーん、僕たちがスーパーから出て来て、ちょっと歩いた時からなか」

 

鶫「ほとんど最初からではわないか…はっ!晃も知っているんだろうか」

 

薫「いや、気づいてないと思うよ、晃は結構な鈍感だからね」

 

鶫「そうなのだ、あいつは鈍感だ、というか、なぜ下の名前で呼んでいるのだ!」

 

おもしろい反応をするなこの子、ちょっとからかいたくなっちゃうよ

 

薫「そりゃ、僕は晃と昔遊んでいたからね、それにこれもくれたしね」

 

僕は胸からチェーンのついたリングを出す、すると驚いた顔する

 

鶫「そ、それは私も持っている、しかも晃がくれた」

 

そう言って、彼女も僕と同じ物出す

 

薫「へぇ〜、あなたも持っているだ

 

この時、僕はちょっとイラっとしていた、これは僕と晃だけかと思っていたら、他の子にも渡しているなんて、晃の奴、なんて思っていると

 

晃「お〜い、市川さん」

 

晃の声がするから、僕は

 

薫「晃も来たから、帰ったほうがいいよ、あと、また話しようね」

 

鶫「そうだな、では帰るとする」

 

彼女が帰ると、晃がこっちきた

 

晃「はい、紅茶」

 

薫「ありがとう」

 

僕はイライラする気持ちを抑えて、晃に返事をした

 

 

 

なんだろ、ジュースを買って来る間に市川さんの態度がなんか変わった気がするのだけど

 

晃「何かあった?」

 

薫「別に何もないけど」

 

晃「そ、そうならいいだけど…」

 

会話が途切れかけた、その時市川さんが

 

薫「ねぇ、一条君、ちょっと僕の話を聞いてくれるかな」

 

なぜか優しい口調なのだが、顔は有無を言わさぬ顔だったのでうなずくしかなかった

 

この話を聞いて、俺が探していた二人目にリングを渡した子だと知るのだ

 



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フタリメ

こんにちは、やっと薫の登場回が終わりした、やっぱりオリキャラを出すのはしんどいです

最近、鶫の魅力を出せているか心配です…他の作品の鶫はすごい魅力が出ていて、憧れます、いつか他の作品の方々にまけないくらいになりたいです


第27話

 

話そうとしている市川さん、それを黙って聞く

 

薫「じゃあ、話すよ」

 

晃「わかった」

 

薫「昔、あるところに人見知りな女の子がいました、その女の子はいつも一人で遊んでいたけど友達と遊びたいと思っていました、そんな時一人の男の子が、「そんなとこで遊んでいないでみんなと一緒にあそぼ」と誘ってくれたのです、そして、女の子には友達がいっぱいできました」

 

薫「だけど男の子はもう少ししたら帰ると言うのです、すると男の子はポケットからリングを渡して、写真を撮りました、その後男の子は帰ってしまいましたが、女の子は男の子のことを忘れないようにするためによく男の子が<僕>と言っていたから自分も使うことにしたのでした…」

 

話し終えた市川さんは

 

薫「どう?」

 

晃「どうって…いい話だったと思うよ」

 

すると頬を膨らませる市川さん

 

薫「いや、わかってたけどさ…でもちょっとぐらい思い出してくれたっていいじゃないか…」

 

晃「どうした?」

 

質問すると、あきらめたかの様にため息をつき

 

 

薫「もういい、全部話すよ、さっきの話は、僕と君の話だったんだよ!」

 

その言葉に一瞬頭が真っ白になって

 

晃「はぁ」

 

なんとも間抜けた返事になってしまった

 

薫「なんて、間抜けな返事をしてるだ」

 

笑われてしまった、結構恥ずかしい

 

薫「それで何か思い出したかい?」

 

晃「すまん、まだ思い出すことができない」

 

薫「昔から覚えてもすぐ忘れてからなぁ、別に気にしてないよ、覚えてると思った僕が悪かったんだよ…」

 

なぜかディスられる俺

 

薫「じゃあ、これを見せれば思い出しもするだろう」

 

と言って、胸から取り出したチェーンのついたリングを見せる、そのリングに見覚えがあり、思い出す

 

晃「もしかして…」

 

胸ポケットから一枚の写真を出して、見ると写真と一緒だった、それで一気に思い出した

 

晃「あ〜、もしかしてお前<かおる>か?」

 

薫「そうだよ、というかそっちで覚えてたんだね」

 

晃「だって、自己紹介の時に<かおる>って言ってたじゃあねぇか」

 

薫「あの時は、始めて話しかけられて恥ずかしくて<かおり>と言おうとして噛んでしまって、というか、その後に何回か言ったけど、忘れてたじゃないか」

 

晃「というか、知ってんなら、すぐ言ってくれても、よかったじゃあねぇか?」

 

薫「僕は君が思い出してくれるのを待ってたんだ、結局思い出してはくれなかったけどね」

 

ジト目で見てくる彼女、だけど、

 

晃「写真と違うじゃねぇか!」

 

写真の中の女の子は大人しく、ショートヘアの子だったが、今の彼女はボクっ娘のロングヘアだった

 

薫「それは僕も成長するからね」

 

身体の発育のほうは変わってないようだけどな

 

薫「何か失礼なことを考えてないかい?」

 

晃「いや、考えてない」

 

薫「それならいいけど、でもこうして会えてうれしいよ」

 

晃「おれもうれしいよ」

 

薫「それにしても晃が僕のことを市川さんって言ってたときは吹き出しそうになったよ」

 

晃「そうなのか?」

 

薫「そうだよ、あと、僕のこと薫でいいよ、市川さんっていやだから」

 

晃「わかった、じゃあそうさせてもらうよ」

 

それからは昔の話や中学校はどうだったかとかいろいろ話していたら、あっという間に時間が過ぎて帰る時間になった

 

薫「じゃあ、また学校でね晃」

 

晃「学校でな薫」

 

別れのあいさつをして帰る俺、先に帰っていた兄貴に今日の話をしたら

 

楽「俺もそんなことがあったんだ」

 

と話してくれた、兄貴も大変だなぁと思って聞いていたけど、おれは薫に会えたという事実がとてもうれしかった

 

 

 

 




次は薫と晃のキャラ紹介をしたいと思います。

感想や間違いがあったら教えてくださいお願いします


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キャラクター紹介

こんにちは、20話以上超えてキャラクター紹介っていうのもおかしいと思いますが読んでください


キャラクター紹介

 

名前 一条晃

 

<性格>

負けず嫌いなところがあり、兄の楽より料理の腕や成績は上だが

時々、めんどくさがり屋なところが出てしまう、困ってる人をほっておけなかったり、鈍感なところは兄と一緒である。

恋愛はしたいと思っているが出会いがないと思って、あきらめかけている、そのためか楽のまわりには女子ばかりいて、楽の事をリア充と思っていて、うらやましがっているが他の男子や集から見れば晃もリア充と思われている

 

 

<顔>

兄の楽と顔つきは似ているが、晃のほうは目がボーッとしていると言われている

 

<身長>

楽より1cmしか変わらないけど、負けてて悔しいから、毎日牛乳を飲んでいつか追いこそうと思っている

 

<10年前の記憶>

リングをあげてたという記憶はあったのだけど、まさか二人にあげていたと言うのは記憶になかったらしい

楽の約束の女の子については全く知らない

 

<鶫と薫をどう思っているか>

二人とも昔の親友ということで、仲良くしたいと思っていて、今のところは恋愛感情はない

 

 

名前 市川 薫

 

<性格>

明るくて、真面目な性格でみんなに人気がある、だけど冗談をいったり、人をからかったりするお茶目なところもある、鶫の追跡に気づいたりする勘のいいところもある

 

<顔>

黒髪のロングヘアで、顔はシュとしていて、目はパッチリとして、口はキリッとしていて、クールビューティーと言われる感じ

 

<身長>

晃より2cm低い、本人いわく成長期は終わったらしい

 

<10年前の記憶>

晃と遊んでいた記憶やリングをもらった時のことは覚えている

 

<鶫と晃にどう思っているか>

<晃>

自分のことを大きく変えてくれて感していて、好意も持っているが、気づいてくれないことに残念がっている

<鶫>

最初にあったときにからかった時の反応がおもしろそうな子と思っている、晃からリングをもらっていることには驚いている

 

以上キャラクター設定でした

 

 

 

 

 

 

 

短編「リング」

 

鶫「なぁ、晃」

 

晃「どうしたんだ鶫」

 

昼飯をいつものメンバーで食べているとき鶫が話しかけてきた

 

鶫「いや、なんで私たちと別れるときに、なんでリングにしたんだと思ってな」

 

薫「それは僕も気になってたんだ、他にもあったとおもうんだけど」

 

俺と鶫の話を聞いていた薫が会話に入ってくる

 

晃「それはな…」

 

語り出す俺

 

晃「昔、テレビで男性が女性がどこか行く前に男の人が(また会おう)って言って、リングを渡していたシーンがあって、小さい頃の俺は勘違いして、大事な親友とお別れする前にはリングを渡すと思ってたんだ、でも実はその男の人が渡してのは結婚指輪らしくて、また会って結婚しようって意味だったんだ、笑えるだろ?」

 

鶫と薫の方を見ると、顔を真っ赤にしてリングを見ていた、なんでこうなっているのかわからないので、兄貴に聞いたら

 

楽「はぁ…お前それを本当に言ってんのか?」

 

と言って呆れてどっか行ってしまった、なんでなんだと思いながら昼休みが終わっていくのだった

 





紹介があまりにはやく終わってしまったために、なぜ、晃がリングを渡したのかという話を書きました

感想などあったらどんどん待ってます(^○^)


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タイセツ

こんにちは、昨日のうちにキャラクター紹介と一話投稿したかったんですが…
休みということで何回寝てしまいこんな時間になってしまってすみません


第28話

 

今日は日直の日なので、早めに学校に着き、日直の仕事を終わらせて、教室を見ても誰もいないので

 

晃「誰もいねぇ〜、暇だぁ〜」

 

なんてぼやいていたら、扉から

 

鶫「うるさいぞ、晃」

 

晃「うわっ!鶫どうしてこんな時間に来てんだ?」

 

鶫「今日は一条 楽 監視作戦の朝担当だからな」

 

晃「なんだよ、その作戦」

 

説明を聞いた俺は呆れてしまった、その作戦はいつか兄貴が桐崎さんと付き合ってないとわかる証拠をつかむというものらしい

 

晃「それで、朝からいるのか?」

 

鶫「そうだ、いつ来るかわからないからな」

 

晃「それはごくろうなこって」

 

鶫「いや、いつものことだから大丈夫だ、だが朝から晃に会えてうれし…」

 

晃「何か言ったか最後の方が聞こえなかったんだけど」

 

鶫「うるさい!晃、お前が気にすることではない!」

 

そう言って銃を向けてこられるという朝から災難なことが起こって疲れた俺に薫が

 

薫「どうしたんだい晃、そんな顔をして?」

 

晃「いろいろあったんだよ…」

 

薫「深くは聞こえないことにするよ」

 

晃「そのほうがありがたい、ところで今日の昼休み暇か?」

 

薫「うん、別に何も無いよ」

 

晃「じゃあ、兄貴たちに薫のことを紹介したいんだけどいいか?」

 

薫「僕も紹介してほしかったし、いいよ」

 

晃「わかった」

 

話がまとまったので、体を黒板のほうへ向け、授業の用意する

 

 

昼休み

 

薫「僕の名前は市川 薫、晃の親友だよ、みんな仲良くしてくれるとうれしい」

 

薫が紹介し終えると、小野寺さんたちが質問していたら、鶫が

 

鶫「一つ質問していいか?」

 

薫「いいよ、鶫さん」

 

鶫「その首に何か下げているように見えるのだが、何かあるのか?(まぁ、知っているだが…)」

 

薫「あぁ、これはね晃からもらったリングだよ、晃と別れる前に晃が渡してくれたんだ」

 

うれしいそうに話す薫をみて、俺はそれだけ大切にしてくれたと思った

 

薫「しかも渡すときに晃がまた会ったときには付き合ってくれなんて言ってね」

 

薫の一言で、鶫が

 

鶫「本当なのか晃!私とはそんな約束してないじゃないか!」

 

晃「してねぇよ!そんな約束、うそをつくなよ薫」

 

薫「えぇ〜、そんなこといっていた気がするだけどなぁ〜」

 

笑いながら言ってる薫、絶対俺をからかうために言っただろと思っていたら、集が

 

集「じゃあ、晃に聞きたいだけど?」

 

晃「なんだよ」

 

集「薫ちゃんと誠士郎ちゃんどっちが大切なのよ?」

 

と聞いてきたので、ちゃんと答える

 

晃「集、俺にとって二人とも俺の大事な奴だよ(親友としてな)」

 

俺の本心からいったことだけどこのままだと恥ずかしいセリフを言った奴になってしまうので、

鶫に何を言ってるだ晃!

とか突っ込んで欲しかったのだけど、二人は

 

薫「…」

 

鶫「…」

 

黙って、顔を真っ赤にしていた

 

晃「え、なんで!どうしたんだよ二人とも」

 

俺が二人のことでわからなくなって、オロオロしているときに兄貴たちは

 

楽「あいつ、よくあんな恥ずかしいセリフ言えるよな」

 

集「みてみろよ楽、あの二人顔真っ赤だぜ」

 

千棘「うわぁ〜、つぐみがあんなにさせるなんてすごいわね弟君」

 

小咲「かわいいね、二人とも」

 

万里花「やはり、楽様の弟ですわね」

 

なんてそれぞれが言っているときに俺は二人の対応に追われ、昼休みが終わってしまうのだった




次からは夏休みの話をやっていきたいです。

感想、間違いなどあったらどんどん待ってます


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ホンシン

こんにちは、やっぱり休日は素晴らしいですね、でももうちょっとでテストが…
そんなこと気にせず投稿して行きたいとおもいます。

お気に入り登録90越えありがとうございます‼︎


第29話

 

修業式も終わり、俺は夏休みの真っ最中だ、心おきなくゴロゴロできるぞ!宿題?そんなもんあとからできるさ!

 

楽「お前また宿題を夏休みの最終日にやるのか?」

 

晃「なんで、わかったんだ兄貴、もしかしてエスパーか?」

 

 

楽「そんなわけねぇだろ、中学のとき、お前夏休みの課題を最終日ギリギリでやってだろ」

 

晃「あぁ〜」

 

中学のころは最終日に兄貴に手伝ってもらって終わらせていた

 

楽「だから、勉強会を開くことにした」

 

晃「勉強会?」

 

楽「さっき鶫から勉強会をやらないかってきたから、いいぜって返事をしておいたんだ」

 

晃「そうか、わかったよ、勉強すればいいだろ」

 

あきらめた俺は鶫やみんなが来る前に片付けをして、時間を潰していた

 

「こんにちは〜」

 

玄関から声が聞こえたので、俺と兄貴が迎えに行き、部屋へ案内した

 

晃「じゃあ、パパッと課題を終わらせようぜ」

 

集「そうだな」

 

千棘「それはいいだけど、その機械はなんなのつぐみ…?」

 

鶫「いや、これはですね勉強の間のレクリエーションがてらにと思いまして…」

 

いや、絶対にあやしいだろとみんなが思いながら、あえて桐崎さんがきいた

 

千棘「何たくらんでのよあんた…」

 

鶫「嫌ですよ、お嬢何も企んでなどおりませんよ」

 

そのセリフを言った途端に機械からビー‼︎という音が鳴って、シ〜ンとなる空間

 

千棘「説明してよね…、つぐみ」

 

鶫「はい、実は嘘発見器でして、勉強の息抜きにいいと思いまして。(本当はクロード様に一条楽か晃からシッポを掴んで来るようにと言われ、預かったものなのだけど…)」

 

それを聞いた集が

 

集「面白いじゃん、せっかくだし早速試してみよーよ」

 

その一言で乗り気になったみんなだが、当初の目的を完全に忘れているようだった

 

鶫「よし、ならば一条楽!まず貴様からやってみないか?」

 

楽「え!ちょっ…なんでオレが…?」

 

鶫「こういうのは最初にビシッと男がやってくれるのではないのか?」

 

楽「それだったら、集や晃だって…!」

 

どうしたんだ、鶫の奴、あんなに兄貴に質問したがっているなんて、もしかしてあのメガネに何か言われたのか?と思って二人の方を見ると俺の考えがあっていたのか頷いていた

 

すると、危ないと思ったのか桐崎さんが

 

千棘「それだったらまず、言い出しっぺのつぐみからやってみたら?」

 

鶫「わ、分かりましたでは最初私がやりましょう、どなたか私に質問がありましたら…」

 

小野寺さんが手をあげる

 

小咲「じゃあ、私からいいかな?」

 

 

鶫「小野寺様…?」

 

小咲「鶫さんは今好きな人はいますか?」

 

その質問に吹き出して、答える

 

鶫「そんなのいるわけありませんよ…」ビ〜〜

 

慌てて否定して、もう一度質問をかえてやってみても同じだったので、鶫には好きな人がいるらしい

 

鶫「わっ…私の事はいいんですよ、ほら一条楽、次は貴様の番だ」

 

鶫は兄貴に持ち手をわたした、ヤバイこれでばれたらシャレにならないぞ

 

鶫「お嬢のことを本気で愛してるか?YESか?NOか?」

 

楽「そんなもんYESにに決まってんじゃねーか」

 

そう答えると音は鳴らなかった、どうやら壊れているのかもしれない、その後橘さんが兄貴にキスをしたとか、集がバストの話をしたりして、

次は薫がやることになった

 

薫「はぁ、次は僕の番か…誰か質問を頼む」

 

はいはいと集が質問する

 

集「薫ちゃんは、好きな人はいるの?」

 

薫「それは僕にだっているよ」

 

音がならない、どうやら本当らしい、ちょっと気になった俺は聞いてみた

 

晃「薫、それって男?」

 

薫「何を言ってるだよ晃、男にきまっているじゃあないか!」

 

蹴られる俺、助けを求めてがお前が悪いみたいな顔された、なんでだ?

集は鶫に持ち手を渡して、質問する

 

集「ずばり、誠士郎ちゃんのバストはE以上…答えは如何に…」

 

最後まで言おうとしていたら、横から宮本さんのパンチが飛んできた

 

鶫「そ、そんなにあるわけないだろ…?」

 

否定する鶫だが計器をみると、とんでも針が動いていた

 

千棘「つぐみ…あんたいつの間に…」

 

鶫「もーー‼︎」

 

晃「おい、兄貴E以上ってどんな感じだ」ヒソヒソ

 

楽「これぐらいじゃあねぇか」ヒソヒソ

 

俺たちが考えていたら

 

鶫「聞こえているからな貴様ら〜‼︎」

 

怒られてしまった、他の三人は

 

万里花「(大丈夫…私だってこう見えてE以上…)」

 

小咲「(E…Eって…)」

 

薫「(うらやましい…)」

 

それぞれの思いがあったようだ、それでも、懲りずに質問する集

 

集「さっきのはごめん、ごめん、次はもちっとまともな質問するから」

 

鶫「あ!?まだあるのか」

 

集「この三人の中でならどれがタイプ?」

 

よくわからない質問をする集だったが、顔を真っ赤にして鶫は

 

鶫「誰もタイプではない…!」ビーー

 

音がなると突然銃を発砲した鶫、なんでなんだよ、この後も質問会は続き

 

やっぱり、課題は終わらないまま勉強会は終了した

 

 

〜〜〜〜〜〜

 

私は勉強会が終わり、嘘発見器を持って帰ろうとするが重いので、嫌になる

 

鶫「はぁ、なんで私はドキドキしているだ…」

 

さっきの舞子 集の質問されてから離れない、晃のことが…

 

鶫「なんでなんだ、晃は敵である集英組の二代目候補だぞ…」

 

だけど晃のことを考えると胸がざわついてしまう、なぜなんだ?

ふと、横を見ると嘘発見器があり、私は持ち手を持って、私は自分に一つの質問をする

 

 

鶫「私は…晃のことが…好きだ…‼︎」

 

緊張しながら横を見ると、計器の針は動いていない、

 

鶫「やはり、私は…」

 

そんなときに晃が

 

晃「お〜い、鶫」

 

鶫「な、なんだ晃?」

 

晃「いや、鶫まだ帰ってないようだったから見に来たんだよ、というかなにしてんだ?」

 

鶫「その…あの…別になにもしてないだぞ!」

 

晃「それなら、いいだけどさ、なんでコンセント抜けた嘘発見器の持ち手もってんだ?」

 

この時、私はよくわからないがこの嘘発見器をこわしたくなり、手刀で壊した

 

鶫「やっぱり、わたしはあんな気持ちなんてならないぞ!」

 

私が好きなんてあり得ないな!

 

 




すみません、投稿したやつを間違えてしまって

感想、誤字などあったらどんどん待ってます。


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エンニチ

こんにちは、すみません投稿をしなくて、テストの勉強をしていたので、でも、テスト終わったのでまた投稿していきたいと思います


第29話

 

熱い鉄板の上で焼きそばを焼く兄貴とお客さんにお釣りを渡す俺

 

楽「いらっしゃいやせー」

 

晃「お釣りが400円ですね、ありがとうございましたー」

 

俺たちは縁日でウチのもんが出している屋台を手伝っている

 

子分「坊ちゃんたちやすんだらどうです?朝からずっと働いているじゃないですか」

 

晃「そうか?でもいいぜ休みなんて」

 

楽「俺もだ、夜から俺たちはたっぷりと休みもらうから、働いておかねぇとな」

 

と言って俺たちは作業に戻る、それからして

 

楽「そろそろ、昼飯の時間だし他の屋台の連中に差し入れしてくるわ」

 

晃「じゃあ、俺は店にいることにするわ」

 

楽「そうか、行ってくるわ」

 

子分「すみません、楽坊ちゃんお願いします」

 

兄貴が他の屋台に行き、俺が手伝っていると

 

子分「あっ、そうだビールももっていってもらったらよかったなぁ…」

 

晃「じゃあ、俺が行こうか?」

 

子分「いやいや、これぐらいは俺たちに行かせてください」

 

晃「そうか、わかった」

 

子分「じゃあ、行ってきますんで店の事をお願いします」

 

と兄貴を追いかけに行った、俺はもう一人の子分とで店番をしていたが、なかなか帰ってこなかったがしばらくして

 

子分「いや〜、すいやせん、遅くなっちまって」

 

晃「どうしたんだよ、なにかあったのか?」

 

聞いてみたところ、兄貴に追いついたので、頼もうとしたところ桐崎さんとあっていたらしいので、自分で行ってきたらしい

 

子分「それしても縁日でのデートとは坊ちゃんも楽しんでるでしょうね」

 

子分「そりゃあ縁日のデートは男の中でベストシュチュエーションだからな」

 

そんな話を聞きながら、焼きそばを焼いていた

 

子分「坊ちゃん、そろそろあがってもらってもいいですぜ」

 

晃「もぉ、そんな時間なのか?」

 

子分「そうですよ、ありがとうごぜぇやすこんな時間まで手伝っていただいて」

 

晃「いいって、俺が好きにやってたことだしな」

 

子分「坊ちゃん…あんたって人は」

 

晃「じゃあ、あがらせてもらうわ」

 

その一言をいい、俺は境内のお守り売り場に急いでいくともう販売が始まるまえだった

 

晃「(よかった、まだ売ってないようだな…)」

 

俺が朝から手伝っていたのは、今日の縁日だけに売られるという伝説のラッキーアイテム・恋むすび・なのだ、これをもっているだけで、良縁に結ばれるや恋愛成就するなど俺が喉から手が出るほど欲しいものだった

 

人は多かったが結構前にいたので、取り合いになるとかにならずに買えたのはラッキーだった

 

 

晃「いや〜、手に入ってよかったぜ」

 

スキップしながら鼻歌を歌って、屋台の手伝いをしようと戻ろうとしたら、俺のよく知る二人がいた

 

晃「お〜い、鶫、薫」

 

呼びかけると俺に気づいてこっちにくる

 

薫「どうしたんだい晃、こんなところで?」

 

鶫「そうだ、なんでこんなとこにいるだ?」

 

二人が聞いてきたので、素直に答える

 

晃「今日の縁日だけに売られる・恋むすび・を買いに来たんだよ」

 

鶫「へぇ〜、そうなのか、そんなものがあるのか…(それって私も買いに来たが、買えなかったものではないか)」

 

薫「僕も初めてきいたよ、僕はただ縁日に遊びにきただけだから興味はないけどね(なんで、僕が買えなったのに晃は買えているだ、欲しいのに)」

 

俺は二人の・恋むすび・が買えなくて残念という気持ちが分かってしまったので

 

晃「俺、やっぱりこの・恋むすび・はいらねぇや」

 

と言った瞬間、二人の顔つきが変わる

 

晃「やっぱり恋愛ってのは自分で引き寄せなきゃいけねぇと思うから、使わないからなぁ〜、誰かもらってくれねぇかなぁ〜」

 

わざとらしく、言っていたら鶫と薫は

 

鶫「そ、そうか、もらって欲しいのか、じゃあ私がもらおう」

 

薫「いらないだったら僕がもらうよ」

 

よっぽど欲しいのか二人はどちらも譲らず、最終的にはじゃんけんになった

 

鶫、薫「さいしょは〜、グー、じゃんけん、ポン」

 

勝ったのは鶫だった、勝ったのがよっぽど嬉しかったのか、顔が笑っている、一方薫の方はすごく残念そうな顔をしていたので俺は

 

晃「あの〜、薫さん」

 

薫「な、なんだい晃」

 

晃「落ち込むなって、俺がなんかするからさ」

 

俺が励まそうと、かけた言葉を聞いたら薫は

 

薫「それは本当かい!」

 

晃「あぁ、本当だぜ」

 

薫「じゃあ…」

 

モジモジしながら、しゃべる薫

 

 

薫「一緒に出かけてくれないかい?」

 

晃「それでいいのか?」

 

薫「十分だよ」

 

本当に十分そうな顔をしている薫、そんな時に鶫が

 

鶫「晃!私もついて行っていいだろうか?」

 

晃「いいぜ、別に」

 

薫「えっ、僕は二人で行きたかったのに…」

 

晃「どうかしたのか?」

 

薫「ううん、別になんでもないよ」

 

二人でいくより三人ほうがいいからなと思いOKした、だけどこの時の俺は親友とはいえ女子二人と出かけるということをまだ軽く考えていた

 




テストは終わったと思ったら、来週から修学旅行というなんともめんどくさい予定ばかり入っています…

感想、誤字、批評などあったらどんどん書いてくださいお願いします


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オデカケ

更新が遅れてしまって本当にすみませんでした、研修旅行行ったあとからちょっとやる気が出なくなってしまい遅れてました。

更新を待っててくれた方すみませんでした。


第30話

 

縁日で鶫と薫に約束をしたために、待ち合わせの場所に来ている

 

晃「よかった、遅れてないな」

 

待ち合わせ場所を見渡し鶫と薫の姿が見えないので、俺が遅れてないのに安心して待っていたら、二人がやってきた

 

鶫「すまない待ったか?」

 

晃「いや、さっき来たばかりだからな」

 

薫「待っていたんじゃないかと鶫さんと心配したんだよ」

 

 

なんて会話をしているたら後ろの方から視線を感じるので見てみると俺のことを睨んでいる男たちがいたので

 

晃「それじゃあ、行こうか」

 

鶫「おい、なぜそんなにはやくあるくだ晃?

 

薫「そうだよ、もうちょっととゆっくり行かないかい」

 

晃「そうしたいんだけど、ちょっとな…」

 

鶫、薫「?」

 

わからない二人のようだったけど、考えてみれば親友とはいえ美少女2人も連れていれば俺だって睨みたくなってしまうなんて思いながら歩いていたらショッピングモールに着いてしまった

 

晃「あれ?ショッピングモールってこんなにはやく行けるのか?」

 

薫「それはあんなにはやく歩いていたらはやく着くに決まってるじゃあないか」

 

鶫「そうだぞ、はやすぎだぞ!」

 

晃「悪かったよ、それより中に入ろうぜ」

 

俺たちはショッピングモールの中に入る

 

晃「二人ともどこから周る?」

 

鶫「私はどこでもいい」

 

薫「僕はあそこに行きたい」

 

と言って指を指す方向には女性服屋があったのだが、女の子二人と一緒に店に入れないので

 

晃「じゃあ二人で行って来いよ、そこのベンチで座っているから」

 

俺は遠慮したけど、二人が俺の腕を掴んで

 

鶫、薫「いく(ぞ)(よ)!」

 

このまま俺はずるずると店の中に連れられてしまい、今は試着室の前に立っているけど、周りの客がひそひそ話しているのが聞こえ、はやく店を出たくなる

 

 

 

 

その頃、試着室では

 

鶫「なんで私も試着しないといけないでしょうか市川様?」

 

薫「それはね…それより市川様って…別に僕のことは薫でいいよ」

 

鶫「これはくせみたいなものでして気にしないでください」

 

薫「わかったよ、それより前の勉強会のこと覚えてる?」

 

鶫「はい、覚えておりますがそれがどうかしたんですか?」

 

薫「鶫さんが質問されたじゃない、バストサイズの事で」

 

鶫は最近あった勉強会のことを思い出した、あの忘れられない質問を

 

鶫「そんなこともありましたね…」

 

薫「それで僕は気になったんだ、本当にそれだけあるのかって」

 

そう言うと薫はどこから持って来たかわからない採寸用のメジャーを取り出した

 

鶫「市川様?そんなものどこから持って来たですか?なぜこっち近寄ってくるですか?」

 

薫「それは鶫さんのバストを測るためさ」

 

すると薫は鶫の後ろに回り込むとメジャーを使い、サイズを見てみると薫は自分が思っていた大きさより大きく落ち込んでいると鶫が

 

鶫「だから胸の事は嫌なんですよ〜」

 

試着室にいるのに服をせずに出てきてしまった

 

 

 

 

そして今に戻る

 

試着室から出てきた鶫と薫はすごい顔をしていた、鶫はしんどそうな顔をしていて、薫は落ち込んだ顔をしていて時々「あんなに大きいなんて…」なんてつぶやいていたので理由を鶫に聞こうとしたら

 

鶫「そんなこと私に聞くなバカ!」

 

と怒られてしまって聞けなくなり、薫に聞こうとしたのだが聞け状況でもないので聞かないことにして、俺は気分を変えるために可愛いものが置いてある雑貨屋に立ち寄った

 

 

薫「晃、あっちもこっちも可愛いものがいっぱいあるよ!」

 

すごく嬉しそうなのがよくわかる、鶫も嬉しいようで店の中をいろいろ見て回っているのを見てこの店を選んでよかったと思っていたら、薫が

 

薫「ねぇ晃、これとこれどっちがいいと思う?」

 

晃「どっちも似合うと思うぞ薫なら」

 

薫「そっか、どっちとも似合うか、じゃあ買って来るよ」

 

嬉しそうな薫はそのままレジに向かっていたけど、俺が引き取めた

 

晃「ちょっと待ってくれ薫」

 

薫「どうしたんだい晃?」

 

晃「いや、そのアクセサリー俺に買わさせてくれないか?」

 

薫「どうして?」

 

晃「縁日の時に薫に何もあげれなかったからさ」

 

薫は遠慮していたけど俺が何度も頼んで

 

薫「はぁ…わかったよ、頼むよ」

 

俺は薫から2つのアクセサリーを受け取りレジに向かう、その時、薫が晃に聞こえない声で

 

薫「ありがとう晃」

 

そんな事を知らない晃はレジで精算を済ませて薫にアクセサリーを渡して、鶫を呼びに行くことにした

 

晃「おーい鶫」

 

鶫「なんだ晃か、どうしたんだ?」

 

晃「そろそろ昼飯を食べようと思ってな鶫を呼びに来んだけど、なんか欲しいものとかあったのか?」

 

鶫「大丈夫だ、はやく行こう市川様を待たせるのは悪いから」

 

俺はさっき鶫が見ていたものを覚えて鶫の後を追いかけ、三人でフードコートに行くことにした




これからは前みたいなペースで更新して行きたいので、よろしくお願いします!

感想や誤字などあったらどんどん教えてください


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ヒーロー

投稿するの遅れてすみませんでした、ちょっとバイトが忙しくなってしまって、来週からは前のペースに戻したいです

お気に入り登録してくだっさた皆様ありがとうございます(*^o^*)




第31話

 

フードコートに着くと俺は席を取りに行って、鶫と薫は食べたい物を買いに行っている最中で二人が戻ってきたら俺が交代で行くことになっているので二人を待っていたら

 

鶫「ここにいたのか晃」

 

晃「おぉ鶫、あれ?薫はどうしたんだ?」

 

鶫「市川様ならもうすぐいらっしゃる…ほら」

 

鶫の向いているほうをみると薫がやって来るのが見えた

 

薫「お待たせ、次は晃が買いに行くんでしょ?行ってらっしゃい」

 

晃「おう、それじゃあ買いに行ってくるわ」

 

俺は席を立って、自分が食べたい物を見つけて、注文して席に戻ると二人が俺のことを待っててくれたらしい

 

晃「二人とも先に食べてもよかったのになんか悪いな待たせたみたいで」

 

鶫「別に気にするな勝手に待ってただけだ」

 

薫「そうだよ、気にしないでいいよ、それよりご飯食べよ」

 

待ってくれた二人に感謝して、昼飯を食べ始めていたら、こっちを見る鶫がいた

 

晃「どうしたんだよ鶫、俺の顔になんかついてるのか?」

 

鶫「いや、晃の食べている唐揚げが美味しそうに見えたんだ」

 

晃「それならはやく言えよ、ほら」

 

唐揚げの入っている皿を渡したが、なかなか取らないのでおかしく思っていたら鶫がとんでもないことを言った

 

鶫「そのだな、晃が食べさせてくれないかその唐揚げ」

 

晃「はっ?」

 

薫「えっ?」

 

鶫の言葉に俺と薫は一瞬だけ頭が真っ白になってしまった

 

鶫「それでだめなのか?」

 

晃「いや、ダメとかじゃなくだな、恥ずかしいだろ?」

 

薫「そうだよ、恋人じゃないのにそんなことダメだと思うだ」

 

俺と薫の言葉であきらめたようだけどひどく落ち込んだ顔になっていてみて、俺はみていられなくなって、薫に悪いと思いながら、鶫を呼んで唐揚げを鶫の口元に持って行く

 

晃「ほら鶫、唐揚げ」

 

鶫「ダメじゃなかったのか?」

 

晃「減るもんじゃないからないいよ」

 

とは言ったのだが恋人でもないのにアーンをするのはなかなかきつい

 

鶫「じゃあ、もらうぞ」

 

晃「あぁ、受けとれ」

 

妙な緊張感のなか鶫が俺の箸の唐揚げを食べる

 

鶫「美味しいなこの唐揚げ」

 

すごく嬉しいな鶫をみてやってかいがあったと思っていたら、薫が俺をジト目で見てきた

 

晃「あの〜薫さん?どうかしたんですか?」

 

薫「……」

 

無言のままのだけど、顔は私にも食べさせてと言っているのがわかったので薫の口元に持っていくとパクッと食べて、嬉しいそうな顔を見ながら俺は思った、美少女二人にアーンするなんてどこのラノベの主人公だと

 

 

 

その後、二人より先に俺は食べ終わるとトイレに行くと言って、俺はさっきの店に行き、鶫が見ていた物を買いに行って、戻ろうとしたときに犬のぬいぐるみが目についたので、買ってしまった

 

晃「どうすっかな、これ」

 

俺は手元にある犬のぬいぐるみを見て、考えていたらモールに入るときにあったロッカーの事を思い出してそこに持って行くことにした

 

 

 

 

 

 

その頃鶫と薫は

 

鶫「なかなか帰って来ませんね、晃の奴」

 

薫「そうだね、遅いよねやっぱり」

 

私と市川様は戻ってくるのが遅い晃の事を話していた

 

薫「ところで一つ聞きたいことがあるだけど鶫さん」

 

鶫「私が答えられる範囲ならなんでも」

 

薫「鶫さんって晃のことが好きだよね?」

 

ニッコリと笑いながら、驚くようなことを聞いてので、私はむせてしまった

 

鶫「な、なんで私が晃の事を好きなんてありえませんよ」

 

私は必死に否定していたが信じてもらえなかった、仕返しのように私も同じ質問をする

 

鶫「では、市川様は晃の事を好きですか?」

 

薫「僕は晃のことが…」

 

市川様が答えようとしたときに

 

「おっ!こんなところにも可愛いが二人もいるぜ」

 

「ねぇねぇ、お二人さん俺たちと一緒遊ばない?」

 

「絶対楽しいからさ!頼むよ」

 

と男達が話してきた、これがナンパというやつだろうなんて思っていたら市川様が

 

薫「悪いけど、僕たちは人を待ってるだ、どこか行ってくれないかな?」

 

「もしかして、女の子だったりするの?」

 

「女の子だったら三対三でいいじゃん」

 

「それだったら俺たちも待ってるよ」

 

と図々しく残ろうとしたので、私が

 

鶫「待ってるいるのは、晃という男だ、わかったらさっさとどこか違うところに行ってくれないか」

 

 

これでどこかにいくと思っていたら男達は

 

「どうせ、しょぼい男なんだろ?それだったら俺たちと遊んだほうがいいって」

 

一人の男が言うと後の二人も晃の事を悪く言っていたから、私達は

 

鶫「お前達に晃の何をしっているだと言うのだ!何も知らないくせに晃の事を悪く言うな!」

 

薫「そうだよ、晃のほうが君たちみたいに人のことを考えないでナンパしてくるバカとは違うよ!」

 

その一言が男の勘に触ったのか

 

「はぁ?ふざけんなよ!こっち下手に出てりゃあ調子に乗り上がって、痛い目見せてやるよ」

 

男は市川様をしばこうとしていたので止めよとしたが間に合わずだめかと思ったとき

 

晃「あの〜、すみません俺の大事な奴らに手を出すのやめてもらってもいいですか?」

 

横をみると私達が待っていた男がいた

 

 

 

 

 

俺は急いで戻ると鶫と薫が男達と話しているのを見てナンパされているだろうなと思っていたら薫が叩かれそうになったので止めに入った

 

「なんだよ、てめぇいきなり出てきて」

 

「ヒーロー気取りかよ」

 

「こいつが待ってたっていう男かよ、やっぱり冴えねぇな」

 

三人が俺の事をバカにしていたが俺は気にしないで

 

晃「俺の事はいいんですけど、そろそろどっか行ってもらってもいいですか?」

 

俺が言ってみたが去ろうとしなかったので、俺は卑怯だが携帯を出して相手に見せる

 

 

晃「この携帯にあんたが薫に叩こうしている写真があるだけど、どっか行ってくんね?そうじゃないと…」

 

 

俺の言葉を聞いて、捨てゼリフのような言葉吐きながら去って行く男を見て、薫達に訳を聞くことにした。

 

 




きりが悪いところですみません、次で買い物を終わらせて、海水浴の話をしたいと思います


感想や意見などあったらどんどん待ってますので、お願いします



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カエリミチ

こんにちは、最近更新遅くてすみません

言い訳はしません、本当にすみませんでした‼︎‼︎


第31話

 

男共を追い払った後、俺は二人に何があったのか聞くことにした

 

晃「何であんな事になったんだ?」

 

薫「それは……」

 

俺がナンパを追い払うまでにあったことを話してくれた

 

薫「ということがあったんだよ、だから本当にありがとう」

 

鶫「私からも礼を言わせてくれ、ありがとう」

 

二人から感謝の言葉を言われ、恥ずかしくなった俺は

 

晃「そんな礼を言われるほどのことをしてねぇし、それに助け方だってなかなか卑怯だったしな」

 

鶫「そうだな、あれはないな」

 

薫「そうだね、もうちょっとかっこいい助け方とかあったんじゃないかな」

 

晃「あれ?そこはフォローをしてくれるじゃないの?」

 

薫「まぁ、別にいいじゃないか」

 

鶫「そうだ、気にするな」

 

そう言って二人はフードコートを出て行ってしまった、俺のことを置いていった

 

 

 

 

 

鶫「ところで晃」

 

晃「なんだよ、鶫」

 

先に行ってしまった二人に追いついた俺は次はどこに行くか決めるため歩いていたときに鶫が話しかけてきた

 

鶫「さっき言ってた俺の大事な奴らとはどういう意味なんだ?」

 

晃「なんだよ急に」

 

鶫「いや、気になっただけだ」

 

薫「僕もそれは気になるな」

 

横で聞いていた薫も話に入ってきた

 

晃「別にいいじゃねぇか、気にするなよ」

 

鶫「いや、気になる」

 

薫「そうだよ、ちゃんと答えて」

 

二人が俺に近づいてくる、このままう答えずにいこうと思ったが、この二人には無理だと思い

 

晃「わかったよ、言えばいいんだろ」

 

鶫「そうだ、最初からそうすればよかったんだ」

 

薫「さぁ、早く言ってよ」

 

晃「わかった、大事な奴らっていうのは鶫と薫が大切な親友だからに決まってんだろ」

 

鶫「えっ!それだけか?」

 

晃「それだけだよ、他に何があるだよ」

 

薫「そうだよね、晃はそう言うと思ってたよ」

 

俺の一言で落ち込んでいる二人だった

 

 

 

 

いろいろな店を見て回って、時間になったので帰ることにした俺たち

 

鶫「なんなんだ、その紙袋は?」

 

晃「これか、兄貴たちに頼まれたもんだよ」

 

鶫「そうなのか」

 

こうして話しているうちに薫の家の前に着いたらしい

 

薫「じゃあ、ボクの家はここだから帰るよ」

 

晃「そっか、またな」

 

鶫「では、また市川様」

 

薫「またね、二人とも」

 

そう言って帰る薫、俺たちも帰ろうとしたとき

 

薫「ちょっと待って晃!」

 

薫に呼び止められて振り返ると、走ってきている

 

薫「ごめんね、呼び止めちゃって」

 

晃「どうしたんだ、何かあったのか?」

 

薫「忘れ物しちゃってさ」

 

俺は薫から何か渡されてかと思いポケットなどを探してみるが見当たらないないので

 

晃「俺、薫から何も渡されてないぞ」

 

薫「そりゃ、そうだよだって忘れ物っていうのはこれだからね」

 

なんだろうと思っていたら、俺の頬に柔らかな物が当たる

 

薫「っぷは、これで本当にじゃあね、今日は格好良かったよ晃…」

 

 

顔が赤い薫はそう言って帰って行ったが、何があったのか理解するのに一瞬遅れた俺と鶫

 

晃「なにされたんだ俺?」

 

鶫「キスされたんだろ」

 

晃「まじか」

 

鶫「本当だ」

 

ヤベェ〜、俺キスされちゃったよ、どうしよう次に薫にあったらどんな顔すればいいだよなんて考えているときに鶫は

 

鶫「(なぜだ、晃が薫様にキスされたのを見て、こんなに気持ちがもやもやするんだろうか)」

 

晃「どうしたんだよ鶫」

 

鶫「考え事をしていただけだ」

 

晃「そっか、じゃあ帰るか」

 

鶫「わかった」

 

歩き出す俺たちは会話がなくて気まずい雰囲気だった

 

鶫「私はここでいい」

 

晃「そうか」

 

鶫「じゃあな晃」

 

晃「ちょっと待ってくれ」

 

鶫「なんだ?」

 

俺は持っている紙袋を渡す

 

鶫「これは?」

 

晃「お前、あの雑貨屋出るときに何か欲しい顔してただろ?」

 

鶫「なんでわかったんだ!」

 

晃「そりゃ、鶫のことぐらい、桐崎さんとあのメガネの次くらい分かってるつもりだ」

 

鶫「そうか…」

 

そう頷く鶫は嬉しいそうだった

 

鶫「じゃあこの大きな包み紙は?」

 

晃「それは帰ってから見てくれ」

 

鶫「わかった」

 

俺はそれだけ言って帰ろとしたら

 

鶫「ちょっと待て」

 

鶫が呼び止める、もしかして鶫もお礼のキスとかしてくれるのか?そう思っていたら

 

鶫「やっぱり、出来るかぁ〜〜」

 

お礼のキスじゃなくて、お礼の腹パンチをもらちゃった

 

その後俺は家に帰り、自分の部屋に入ると携帯にメールが入っていたので見ると腹パンチのお詫びと犬のぬいぐるみのお礼があったのを見て、うれしく思う俺だった

 




感想、批評などあったらどんどんくださいお願いします!!



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カイスイヨク

こんにちは!テスト勉強の合間に書いたので、間違っているところとかあると思いますけど読んでください


第32話

 

もうすぐしたら終わる夏休みを堪能している俺は集に誘われて、いつものメンバーでとまりがけで海に行くことになった

 

楽「よくこんなにビーチに近い民宿に予約取れたよな」

 

晃「そうだぜ集、どんな手を使ったんだよ」

 

集「知り合いキャンセルするってんで安く譲ってもらったんだよ」

 

俺たちが話している横では橘さんと桐崎さんのセレブと思うような会話が聞こえてきた、しばらく歩くと波の音が聞こえた、すると桐崎さんが

 

千棘「あー楽しみ楽しみ!私いっちばーん…!」

 

と走って行っていたのを追いかけるとそこには一面きれいな海だった、それを見た桐崎さんと宮本さんが海に向かうのを引きとめて、パラソルを張る

 

晃「あー、めんどくさい」

 

楽「そんなことを言わず手を動かせよ」

 

晃「わかったよ、やればいいだろやれば」

 

だるい気持ちを抑えながらパラソルを張っていると妙に視線を感じので周囲を見てみると

 

「うわ〜すげ〜なんだよあの美女軍団」

 

「なんかの撮影かな」

 

「レベル高いな〜」

 

なんて声が聞こえてくる、そりゃあ俺以外の全員がほとんど美男美女ばかりだからこんな声も聞こえてくるだろなと思っていると後ろから鶫が

 

鶫「なぁ、晃」

 

晃「どうしたんだよ鶫」

 

振り返ると体をモジモジさせている鶫がいた

 

鶫「ど、どうだと思うこの水着」

 

そう言われたので鶫の水着を見ると赤で統一されているビキニだったがそれよりも目をひくのは大きな胸のほうなのだがそんなことを言ったら殺されると分かっているので俺は

 

晃「いいと思うぞ、似合ってる」

 

鶫「本当か!」

 

晃「別に嘘なんて言うわけねぇよ」

 

鶫「そうか…お嬢に選んでもらって良かった…」

 

晃「どうしたんだ?」

 

鶫「な、なんでもない、お嬢のところに行ってくる」

 

晃「あっ、どこ行くんだよ桐崎さんはこっち…」

 

俺は止めたがそれを聞かず駆け足で砂浜を走って行った鶫

 

晃「あいつどこに行ったんだ?」

 

パラソルを張り終えると俺は鶫を探しに行く、そんなとき

 

薫「お〜い晃」

 

晃「薫じゃあねぇか、なにしてんだ?泳がないのか?」

 

薫「泳ぐ前にちょっとね」

 

そう言う薫は俺の前で一周する

 

薫「どうかな?」

 

晃「えっ、何が?」

 

俺が聞くと薫に蹴れた

 

晃「いってぇ〜、何すんだよ薫」

 

薫「ふん!水着がどうかって聞いたのにわからないなんて」

 

晃「そういうことか」

 

薫の水着を見ると胸にフリルの着いたピンクのビキニだった、まぁこのつつましい胸を隠すためだろうとは黙っておくことにして

 

晃「薫にピッタリだと思う」

 

薫「そっか、ボクに似合っているかうれしいな」

 

俺が言った一言がうれしかったのかすごく照れている薫

 

薫「じゃあ、ボクは海で泳いで来るよ」

 

晃「そうか、いってらっしゃい」

 

鶫を探しても見当たらないので戻ってみると鶫は桐崎さんの隣にいたのを見て驚いていると集が声をかけてきた

 

集「おい、晃こっち来てこれを見ろよ、すごいぞ」

 

晃「なにがすごいだよただの双眼鏡じゃ…」

 

その双眼鏡の向こうからは楽園が見えた

 

晃「集…」

 

集「なんだ」

 

晃「すごいな海は」

 

集「そうだよな、やっぱり海は素晴らしいよな楽には断られたがお前ならわかってくれるとわかってたよ」

 

そのまま俺と集は双眼鏡から見える楽園を見ていたら、後ろからただならぬ気配がしたので振り返ったら

 

鶫「ほぉ〜、覗きとはいい趣味をしているな晃」

 

晃「あれ鶫?お前さっきまで桐崎さんのところにいたんじゃないのか?」

 

鶫「そうだ、だがちょっと砂浜を歩いていたら薫様に会って一緒に遊ぶことになったんだが晃を見つけたので来てみるとこんなことをしていたとはな」

 

鬼のような鶫から逃げようと後ずさりしていたら人にぶつかってしまった

 

晃「あっ、すみませんでした前を見てなくて」

 

薫「いいですよ」

 

その声は薫だった

 

薫「それよりなんで双眼鏡を持ってなにを見てたのか教えてくれるかなぁ」

 

晃「なんのことだよ俺は全然知らねぇよ」

 

薫「大丈夫だよ、ボクと鶫さんがちゃんと見てたから」

 

その顔は笑っているがなぜか恐ろしくなる

 

前は鶫、後は薫が立っているのでどうしようかと悩んでいると

 

晃「こ、これは集がやろうと言ってきたから怒るなら集に…」

 

俺の一言を聞いた二人は集のいる方を指指す、見ると宮本さんが集のことを吹っ飛ばしていた

 

鶫「さぁ、これであとは晃だけだ」

 

薫「そうだね、どういうことをしようかな」

 

晃「あはは、二人とも怖いことを言うなよ親友だろ?」

 

鶫 薫「「問答無用!!」」

 

晃「ぐはっ!」

 

この後を俺の意識が目覚めることはなかった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなわけあるか!!夕方頃にちゃんと意識は戻ったわ!

 

そう意識が戻ったのは良かったんだがその後が大変だった

 

鶫「おい、起きろ、起きろ晃」

 

晃「う〜ん」

 

鶫によって起こされたは俺は意識もはっきりせず視界もぼやけているなか目を開くとそこには大きななにがあった、それに手を伸ばす俺

 

晃「なんだ、なんかすごく柔らかいんだけど」

 

なんというかマシュマロや綿あめのような感触で暖かいので一つの結論が出た

 

晃「あっ、これは肉まんか」

 

鶫「そんなわけあるか〜!」

 

俺の顔にビンタが飛んでくる、それで視界と意識がはっきりした俺は声のする方を見るとワナワナと震えて胸を押さえて顔を真っ赤にした鶫がいた

 

晃「どうしたんだよ、そんなに顔真っ赤にして、なんかあったのか?」

 

鶫「貴様が……を……もん…だろうが!」

 

晃「えっ?なんて言ったんだ鶫?」

 

鶫「だから貴様が私の胸を揉んだ!」

 

晃「まじで?」

 

兄貴たちの方を見るとうんうんと頷いていた

 

晃「そっか、それは悪かった鶫、許してくれ」

 

そのまま俺はきれいな土下座をして謝るが許してもらえないと思っていたら、以外にもすんなりと許してくれた

 

その後食べたバーベキューはうまかった!

 

だけどこんなに楽しかった海水浴が明日あんなことになるとは思ってもいなかった




これからテスト週間なんでこんな時間ばかりになると思いますけど許してくれるとうれしいです

間違いや感想などあったらどんどん待ってます


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カンセツ

第34話

 

 

二日目の海は楽しく鶫たちと楽しく遊ぶ…

 

鶫「おい晃、あそこまで泳ぐぞ!」

 

鶫の見ている方向には小島があるのだが問題はその距離だ

 

晃「あんなとこまで泳ぐのかよ!

(ここからあそこまで10kmはあるじゃあねぇか…)」

 

鶫「そうだ、ちょっとでも昔みたいに強くなってほしいからな……」

 

空を見上げた鶫はどこか悲しい顔をしていた

 

晃「(そりゃそうだよな、自分だけが覚えていたのにその相手に会ってみれば覚えてなかったんだもな)」

 

「よし!泳いでやろじゃぁあねぇか」

 

軽くストレッチをした俺は海に入って勢い良く泳いだ、そしてその後ろを追いかけてくるようにして鶫も泳ぎ出した

 

鶫「あとちょっとだ、がんばれ」

 

晃「もう泳げねぇ、しんどい」

 

最初に力を使すぎたせいで折り返しのところではヘトヘトになっていた

がなんとか泳いで砂浜まであと1kmくらいになったとき、いきなり大波が俺たちに襲ってきた

 

晃「ゲホッ、ゲホッ、鶫大丈夫か?」

 

鶫「私も大丈夫だ」

 

鶫も大丈夫だったようで安心していたら、俺の目の前に赤い何かが漂っていたので取ってみるがわからないから

 

晃「なぁ、鶫これなんだと思う?」

 

鶫「バカ、こっちに向くな!」

 

鶫は水着を着けているはずなのに腕で胸を隠していた

 

晃「お前もしかして水着を……ということは俺が持っているこれは」

 

鶫「あっ、私の水着ではないか!はやく返せ」

 

晃「わかったから、落ち着けって」

 

焦っていた鶫は俺から取ろうと胸を隠して両手を使ってしまったから隠すものが無くて表れる大きな胸、それを見た俺は

 

晃「これがEカップ以上の胸なのかおもったよりでかいな!あと、胸って浮くんだな」

 

まじまじと見ていたがその後は張り手されてしまった

 

晃「あぁ〜、しんどかった」

 

なんとか砂浜まで戻ることが出来た俺はパラソルのあるところで寝ていた

 

薫「あっ、もう戻ってきたんだ晃」

 

目を開けてみるとジュースを持っている薫が立っていた

 

晃「なんだ薫か…」

 

 

俺の言葉が気に触ったらしく頬を膨らませる薫、俺はすぐに謝罪をすると許してくれた

 

晃「なんで、ここに来たんだ?」

 

薫「それは日陰で飲み物を飲むためにきまっているじゃあないか」

 

晃「そりゃあそうだよな」

 

薫「そうだよ」

 

晃「ジュースか俺も飲みてなぁ…」

 

薫「それだったらボクのジュース飲むかい?」

 

晃「本当か!」

 

薫「いいよ、なんてねボクが飲んでるから晃が飲んだら間接キスになってしま……って晃なんでボクのジュース飲んでるの?」

 

晃「なんでって薫がいいよって言った瞬間に薫の手から取ったんだよ、でもちゃんともらうぞと言ったけど薫が喋っていたら気がつかなかっただよ、ってなんでそんな顔をしてんだ?」

 

薫の顔は赤くなっていた

 

薫「ちょっとからかうつもりで飲んだジュースをあげてふりする予定だったんだけど…」

 

晃「マジか…」

 

気まずい雰囲気になってしまい、誰か来てくれないかなと思っていたら

 

千棘「お〜い、薫ちゃん、弟君」

 

走りながらこっちに来る桐崎さん

 

薫「どうしたんだい桐崎さん?」

 

千棘「あのね…二人に私の友達の悩みを聞いてほしいの…」

 

こういう時の友達悩みというのは自分のことが多いからこれは桐崎さんの悩みだろうなと思っていたら、薫の目配せがあったので薫もきずいているらしいがあえて言わず

 

晃「俺でいいなら相談に乗るよ」

 

と言った、すると薫も

 

薫「ボクもいいよ」

 

千棘「本当!ありがとう二人とも」

 

薫「それで悩みというのは?」

 

千棘「うん、それがね……」

 

桐崎さんの話が話し終えると

 

千棘「…ということらしいの、二人ともわかる?」

 

晃「それは恋だと思うよ」

 

薫「ボクも一緒の意見だよ」

 

千棘「やっぱり恋なのか…」

 

なんて言っている桐崎さんに俺は

 

晃「で、桐崎さんは誰が好きなの?」

 

ニヤニヤしながら聞くと桐崎さんは俺が思っていたよりおもしろい反応をしてくれた

 

薫「もう、本人の話だとわかっているのに桐崎さんをからかうのはやめときなよ」

 

千棘「えっ!二人ともわかってたの?」

 

薫 晃「「うん」」

 

千棘「そっか、わかってたのかぁ…」

 

俺たちはわかったのに言わなくごめんと言うと気にしなくていいよと言ってくれた

 

千棘「でもねこれが本当に恋かわからないの…」

 

晃「桐崎さん」

 

千棘「どうしたの?」

 

晃「恋とかって少しずつわかっていくものだと思うからさ、そんなに焦らなくてもいいと思うよ」

 

そう言うと桐崎さんは

 

千棘「少しずつわかればいいか…そうだよね!」

 

すごく笑顔になった桐崎さんは俺たち俺たちを言って、小野寺さんたちのところへ行った

 

薫「ところで晃、聞きたいことがあるだけど」

 

晃「なんだよ、急に」

 

薫「なんで桐崎さんって恋人がいるのに好きな人がいるの?」

 

晃「あっ…」

 

この後、俺と兄貴の敵対しているところの娘さんが桐崎さんだということや戦争にならないために恋人(偽)

をやっていること

 

晃「ていうことだ、黙ってて悪かった」

 

薫「いいよ、別にいいよ、それよりも晃が選ばれなくてよかった…」

 

晃「えっ、何か言った?」

 

薫「な、なんでもないさ、それよりもよく桐崎さんの言ったことが嘘だとわかったね」

 

晃「何言ってよ、結構俺は人の気持ちとかには敏感だからな」

 

すると薫は呆れたような顔をして

 

薫「それだったらボクと鶫さんの気持ちにも気づいてよ」

 

晃「何か言ったか?」

 

薫「なんでもないよ!ボク泳いでくる」

 

なぜか怒りながら海に行ってしまった、というかなぜおこっていたんだという疑問がうかんだが、それよりも睡魔が襲って来たので晩飯の時間まで寝ることにした

 

 

 

 

 

集「あぁ〜、うまかったな今日の晩飯も」

 

 

楽「そりゃ良かった、つくったかいがあったぜ」

 

今日も兄貴の晩飯を食ったあとは集が持ってきた花火をやって終わろうということでみんなで花火をやっていたのだが、途中で桐崎さんと鶫が何処かに行ってしまったらしいので俺が鶫を兄貴が桐崎さんを探しに行くことをした

 

晃「ったく…どこにいんるだ鶫の奴」

 

俺は鶫を探しているのだが一向に見つからず、途方に暮れていたときにどこからか大きな声が聞こえたので行ってみたら兄貴と桐崎さんがいた

 

晃「何かあったの、大きな声が聞こえて来たんだけど」

 

千棘「なんでもないの…それと楽ゴメン…」

 

そう言って走って行ってしまった、兄貴に聞いてみたが理由がわからないというのでいつもの喧嘩みたいなものかと思って気にしないことにしたけど、この後兄貴と桐崎さんは夏休みが明けまで一度も言葉を交わすことがなかったらしい




感想や意見などあったらどんどん待ってるので、お願いします


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エンゲキ





第35話

 

夏休みが終わり、クラス中では久しぶりとかどこに行っただなどと話しているが俺はそれどころではなかった、なぜなら兄貴と桐崎さんがあの日以来、連絡をとっていなくて竜たちがあやしんでいる、多分ビーハイブの奴らも同じことを考えているだろうなんて考えていたら桐崎さんがドアから入ってきた

 

 

 

ーーーーー

あの海に行った以来、俺が電話やメールをしても全部無視されていた、晃に相談したところ

 

晃「そういうことだったのか…」

 

楽「なんか知ってんのか?」

 

そのまま晃にうやむやにされてしまい結局はわからないままだった、それにあいつの考えていることなんてわからないと割り切ろうとしたときあの海での千棘の言葉を思い出してしまう

 

楽「(なんだったんだ最後の『ごめん』は…いつもだったら謝らないのに、というかあいつ来ないのか?)」

 

なんてと思っていたら千棘が入ってきた

 

千棘「おはよ…」

 

楽「お、おう…」

 

その後も会話をしたがなんというか千棘の態度がおかしくて、もやもやした気持ちになったが頭の隅において、今から始まるHRに意識を向けることにした

 

 

ーーーーーー

 

集「はいはい注目……!!それでは早速今年行われる我が校の文化祭の話し合いを始めたいと思いま〜す!!」

 

集の一言で始まったHRは文化祭の劇についてだった、あいつのことだから変な企画などを立てるかと思っていたら

 

集「劇の気になる演目は……

 

 

「ロミオとジュリエット」だ!」

 

結構まともであった、そして今日は配役を決めるらしいのだが

 

集「まずは主役から決めていきたいのだが…俺は我がクラスの有名ラブラブカップルである一条楽と桐崎千棘嬢に頼みたいと思うのだがどうだろうか?」

 

楽「えっ!おいちょっとまてよこら…おい集!」

 

兄貴は嫌がっているがクラスは問題ないらしく拍手が巻き起こったのだけど

 

千棘「やらない、演劇に興味もないしやりたくない、誰か…他の人に…」

 

集「う〜んそっかぁ残念だけど仕方ないねぇ…じゃあ誰か他の人に…」

 

万里花「はいはいは〜い!私がやりますわ!ジュリエット」

 

桐崎さんがやらないとわかった途端手をあげる橘さん、しかも兄貴は抱きつかれていた、それを見ていた俺は

 

晃「チッ!なんで兄貴ばかりいい思いしやがって……」

 

負の感情を出しまくりだった

 

薫「もしかして橘さんとやりたかったのかい?」

 

後ろから薫がきいて来たから俺は女の子とイチャイチャしている兄貴をうらやましいだけだというと

 

薫「そっかそいうことだったのか、良かった…」

 

なぜか胸を撫で下ろしていた、あっちのほうを見てみると橘さんがやると言い出したら男子たちが俺もロミオをやりたいと騒いだのでくじなり

ロミオは兄貴、ジュリエットは小野寺さんになった

 

「なんでまた楽たちがなんだよ〜」

 

「ずりぃ〜ぞ」

 

なんて言葉が聞こえたが集が落ち着かせて、このままいくことになり、その後は他の役を決めていった、俺の役はなぜかロミオの従者という変な役になり、集に聞いてみると

 

集「これでいいだよ、お前にも絶対いいと思うから」

 

と訳のわからないことを言われてしまったが今から始まる授業に集中しようと思った




感想などあったらどんどん待ってます!

それと今日中にもう一話更新したいと思います…


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シンジツ


こんにちは、ごめんなさい前に1日に2回投稿するとか言って、1回目に投稿したやつがあまりにだめだったので2回目はおもしろくしようと思い時間がかかりました。




第36話

 

放課後、俺たちのクラスは早速劇の練習をすることになったのだけど、兄貴は桐崎さんを追いかけ、小野寺さんと鶫はクラスの用事でいなかったので、劇の練習が出来なかった

 

「あれ?楽がいねぇぞ」

 

「主役がどこか行ったらダメだろ」

 

 

集「まぁ〜まぁ、まずは台本を配るから見てよ」

 

みんなに台本が配られて、中身を見てみる

 

晃「俺の出番は……あった」

 

俺はほとんど最後の方の役で、追手に刺される、敵に殺されかける、そして最後にジュリエットを庇って死ぬという散々な役だった

 

晃「おい!集」

 

集「なんだよそんな顔して」

 

晃「なんだよ、俺の役踏んだり蹴ったりじゃあねぇか」

 

集「まぁ、いいじゃん!それにほら…」

 

顔を向けたほうを見ると兄貴、小野寺さん、鶫が戻ってきた

 

集「よし、主役とヒロインが戻ってきたし、そろそろはじめようか」

 

そして、劇の練習が始まり、やることのない俺はちょっと気になったことがあったから鶫のところに行って話しかけてみる

 

晃「なぁ、鶫」

 

鶫「な、なんだ晃、私に用か?」

 

晃「用ってほどでもないけど、ちょっと顔が赤いから熱でもあるかなと思ってな」

 

鶫「別に晃に心配されるほど弱い体ではないわ!」

 

心配して声をかけてみたらなぜか怒られてしまって訳がわからず困っていた

 

 

 

 

 

ーーーーーー

なんでだろう、晃はいつもどうりに話しかけてきたのに私が変な態度をとってしまった、原因はあれだろう……

 

私は先生に頼まれて、クラスで集めた英語のノートを職員室に持って行くところだった

 

鶫「なぜかお嬢はジュリエット役を辞退なされたのだろう…」

 

やはりお嬢と一条楽は付き合っておらず、そのためジュリエット役を断ったのだろうかと考えが頭によぎるが職員室に着いたので一旦考えることをやめ、中に入る

 

鶫「失礼します、先生にノートを持って来るように言われたのですが」

 

キョーコ先生「あっ、こっち、こっち」

 

手を伸ばして、手招きをしている方向へ向かうと先生と小野寺様がいた、何か話していたらしい

 

鶫「集めた英語のノートです。」

 

キョーコ先生「おお!サンキュー」

 

鶫「では、これで失礼します。」

 

はやめに出ようと思ったら、先生に

呼びとめられてしまい何かしたのだろうかと思っていたら

 

キョーコ先生「…いや〜あいつらには黙っててくれって言われてたんだけどな、小野寺には喋ってしまったし、関係しているお前にもちゃんと話しておこうと思ってな」

 

そう言われても何の話か全くわからずにいたら、先生から一枚の写真を渡された、だが何の変哲もない写真だった

 

鶫「あの〜、この写真がどうかしたんですか?」

 

キョーコ先生「その写真の端っこ見てみな、お前の下着姿が写ってるだよ」

 

写真を見てみると端っこに私のしたいと姿が写っていた、先生が言うには検閲する時に見落としたものらしい、私はこの写真を持ってきてくれた人にお礼を言いたいので聞いてみた

 

鶫「それでこの写真を誰が持ってきてくれたんですか?」

 

キョーコ先生「その写真を持ってきたのは一条晃だよ」

 

鶫「えっ!」

 

私は晃が持ってきたことに驚いていた

 

キョーコ先生「まぁ、このことは内緒にしといてくれな、あいつらに黙っててくれって言われてたからな」

 

私と小野寺様は頷いて、そのまま退室する

 

小咲「はぁ〜、あんな事があったなんてしらなかったよ」

 

鶫「私もです」

 

その後は小野寺様と話していたのだが思い出してみるとあの写真を見られたということは晃に下着姿を見られたのではないかそれって

 

鶫「は、恥ずかしい〜」

 

小咲「どうしたの鶫ちゃん?」

 

鶫「すみません、ちょっと本音が…」

 

小咲「?」

 

ということがあったから話しずらかったのだろう間違いないなそれ以外思いつかない

 

……でも、感謝はしているからな晃

 

 

 

 

 

ーーーーーー

鶫が怒って衣装合わせのところに行った後、おれのところに薫がやってきて

 

薫「ねぇねぇ、鶫さんと何を話していたの?」

 

晃「顔が赤かったから心配して声をかけてみたら怒られたってだけだよ」

 

薫「ふ〜ん、いいな鶫さんはそんなに心配してもらって」

 

晃「何言ってんだよ、もし薫だったとしても俺は声をかけるに決まってるだろ」

 

薫「ふへぇ!?な、何言っているんだ君は!」

 

晃「何焦ってるんだよ薫」

 

俺がからかうように言ってみたら

 

薫「焦ってなんかないよ!ボク衣装の方の手伝いしてくるよ、じゃあね」

 

そのまま薫は衣装の方へ行ってしまったから、俺も小道具の手伝いをしようと行くとなぜか俺にばかり仕事が回ってきたから聞いてみたら

 

「さっきまでイチャついてたじゃあねぇかその分だよ」

 

晃「俺と誰がイチャついてたんだよ」

 

「「「「「「鶫さんや市川さんとだろうが!!」」」」」

 

クラスの男子(集、兄貴を除く)が同じことを言った

 

晃「はぁ?鶫や薫とイチャついてた?あれはただ話してだけだよ」

 

俺はこの言葉に怒ったのか小道具作りは俺にばかり回って来たせいで帰るのは夕方以降になった

 




感想などはどんどんまってます、どうかお願いします


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イショウ

こんにちは!

感想で晃はジュリエットの味方かと聞かれていたのでこたえると味方です。ロミオの護衛役として考えています


第37話

 

 

文化祭も間近に迫り、クラスのみんなのやる気が高まっている、そして演劇の方も…

 

楽「…おおジュリエット…‼︎僕の瞳にはもはや君しか映らないー…⁉︎」

 

万里花「まぁ嬉しい…!私もですわロミオ様、早速結婚致しましょう!」

 

集「はい、カット〜〜〜」

 

たまにこういうことがあるが順調に進んでいる、だが兄貴と桐崎さんの仲は前よりひどくなってきている気がするけど俺が口出しすることが出来ずにいる、どうやら鶫も同じらしい

 

そんな時に集が

 

集「よ〜し、今日の所は練習はここまでにして、出演者は全員集まってくれ!」

 

この声でセリフ合わせなどをやっていた俺たちは集まり、何をするのかと兄貴が聞くと

 

集「今日するのは…お楽しみの衣装合わせだ!」

 

晃「なんだよ、衣装合わせかよ」

 

集「そんなことを言ってられるのは今のうちだぜ」

 

自慢げな顔をしている集だったが俺はたいしたことはないだろと思っていたら

 

楽「うぉぉぉぉスッゲー、これ本当に手作りなのか?」

 

兄貴の声が聞こえてた方をみると本当に貴族かと思うよな衣装を着ていた

 

晃「これはすごいな」

 

集「そうだろ、なんたって照明や足場などの機材から衣装の材料まで俺がプロデュースしてる劇だからな!手なんて抜かないし、絶対に成功させてやるぜ!」

 

集の意気込みと人脈の広さに驚いてると

 

集「おい晃、お前の衣装もあっちにあるから着替えてこいよ」

 

晃「わかった、じゃあ着替えて来るわ」

 

男子の更衣室に行こうとした瞬間、俺の頭に何かが当たり、拾い上げてみるとボタンだった、何でこんなところにあるのだろうと思ったがその答えはすぐに分かった

 

「…どうしようつぐみちゃんの服胸だけ留まらないし、かおるちゃんの服のほうは留まることはとまるんだけどぶかぶかなんだよね…」

 

「なんで?採寸したんでしょう…?」

 

「したに決まってるじゃん!」

 

「じゃあ、まさか二人ともこの短い期間に…?」

 

「ええい、しょうがないわね、つぐみちゃんのほうはおっぱい増量よ!増量!かおるちゃんのほうはもう一回採寸して今来ている衣装からカットするわよ!」

 

鶫 薫「「そんなことを大声で言わないで下さい(くれないか)〜〜」」

 

手芸部の女子たちの声が大きいために外に聞こえていたためにそれをとめる二人の悲痛な叫びが聞こえていたが俺は聞こえないふりをして、男子の更衣室に行くと女子が一人立っていた

 

「はい、これ一条君の衣装だよ」

 

晃「あぁ、ありがとう」

 

女子から衣装をもらって広げてみると燕尾服を模したような衣装だった俺には似合わねぇななんて考えながら着替えて外に出る

 

「お疲れ〜、衣装どうだった?」

 

晃「全然気にならないし、すげぇ動きやすよ」

 

「そっか、それはよかったよ、じゃあつぐみちゃんとかおるちゃんに見せに行ってあげたら、多分二人とも着替え終わってると思うから」

 

なんで鶫と薫の名前が出てきたのかが分からないまま俺は鶫と薫のところに行って話しかける

 

晃「よう、鶫、薫」

 

鶫「どうしたんだ晃」

 

薫「ボクらに用かな?」

 

晃「いや〜、衣装合わせ終わって暇だから話でもできたらなとおもって」

 

鶫「そうなのか」

 

晃「でも、二人とも衣装似合っているな」

 

俺が二人の衣装をほめたら二人とも上の空でとてもうれしそうな顔をしていが俺が呼びかけるとなんでもなかったような顔で

 

鶫「あ、ありがとう、晃も似合っていると思うぞ」

 

薫「ボクも思うよ」

 

晃「お世辞でもうれしいぜ」

 

お世辞でも似合っていると言われて内心喜んでいる時に廊下でパァンと乾いたような音が響いたので廊下を見てみると兄貴と桐崎さんがいたがすぐに二人とも何処かに行ってしまった

 

クラスの奴何があったと聞いたら二人が話していたら桐崎さんが切れてその後に兄貴が何か行った後にビンタされたらしい、そして、俺は兄貴と桐崎さんに何かあったのかと聞かれて大変だった

 

桐崎さんと兄貴の仲がなおらず、俺は何も出来ずに数日が過ぎて行き文化祭当日を迎えた




感想などあったらください、よろしくお願いします


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カイエン

第38話

 

文化祭当日、クラスの全員がもうすぐしたら始まる自分たちの劇に緊張しながらも成功させようとがんばっているなか兄貴は何か考えている顔をしていた

 

晃「おい、兄貴」

 

楽「なんだよ晃」

 

晃「何か考えてるみたいだけど、今は劇に集中しようぜ」

 

楽「…そうだよな、劇に集中しないとな、サンキュー晃」

 

晃「感謝されることでもねぇよ」

 

話終わると兄貴の顔は真剣になったので、俺は最後にセリフの確認をしようと舞台袖に行くと衣装を着替えセリフ合わせをやっている鶫と薫がいたのでまぜてもらい一通り終わらせたところで鶫が

 

鶫「ところで二人に聞きたいことがあるんですが…」

 

なぜか暗い顔で質問をしてきたので俺と薫はなんだろうと思ったら

 

鶫「先ほどからお嬢のお姿が見えないのでもしかしたらこのまま劇にも来られないのでしょうか……」

 

確かに桐崎さんの姿は見えないが後から来ると思い

 

晃「まだ時間があるから来てないだけで後から来ると思うぜ」

 

薫「そうだよ、桐崎さんなら来るよ」

 

鶫「……そうですよね、来ますよね……」

 

まだ不安そうだが、さっきよりか顔色はよくなった気がしたので安心した俺と薫だった、その後鶫と薫は何処かに行ってしまったので残り時間どうしようかと思っていたら、舞台の方が妙に騒がしくなっていたので見に行ってみると小野寺さんを囲んで何やら話していた

 

キョーコ先生「……うーん、こりゃ完全捻挫だね、骨に異常はないけど……劇のほうにはもう……」

 

どうやら小野寺さんは怪我をしたらく劇には出られないらしい、しかも代役の橘さんも風邪で休んでいてジュリエット役がいなくなってしまい八方塞がりのなかで、先生は対応を考えるということで何処かに行ってしまうと、みんなは一気に混乱してしまい中止になるじゃないかという不安がよぎるなか兄貴が

 

楽「一緒にきてくれ晃!」

 

晃「わかったよ」

 

何か思いついた兄貴の後を追う俺は体育館を出る、でも兄貴がどうしたいのか聞いていなかっため一回呼び止めてる

 

 

晃「ところで兄貴何をしようとしてるだよ」

 

楽「あれ?行って無かったか?」

 

晃「一言も言ってねぇよ!」

 

楽「そうだったか」

 

晃「そうだよ、で何するだよ?」

 

楽「千棘を探そうと思う」

 

この一言を聞いて兄貴がしようとしてることがわかったので俺は兄貴に二手に分かれて探そうといって、二手に分かれたが、開演までの時間が残り少ない時間で見つけられるかと思っていたらお客さんの中で

 

「さっきのクレープ屋さんにいた赤リボンに金髪の子可愛いかったな」

 

「日本語うまかったしハーフとかかな」

 

晃「あの〜、すみません」

 

「どうしたんですか?」

 

晃「ちらっと聞こえたんですが、赤リボンに金髪って何処にいたんですか?」

 

「えぇ〜っと、その子なら1年B組にいたよ」

 

晃「そうですか、ありがとうございます」

 

それを聞いておれはB組へと行くと桐崎さんはクレープを焼いていた

 

晃「ここにいたんだ桐崎さん」

 

千棘「……弟君」

 

桐崎さんの声はいつもみたいな元気さはなく、なんとなくだけど俺を拒絶しているような感じだったけど、俺は事情を話すと

 

千棘「いやよ、なんで私が行かないといけないの?」

 

晃「それは兄貴が桐崎さんを選んだからだよ」

 

千棘「えっ……」

 

言い方は違うが間違ったことは言ってないから大丈夫だと思う

 

千棘「それは楽が本当に言っていたの?」

 

晃「あぁ、確かに兄貴が言ったぜ」

 

千棘「でも…今さらじゃないだってひどいことも言ったし、あいつの顔をハタいたし…」

 

晃「そんなの謝ったら大丈夫だよ」

 

千棘「そんな簡単に言うけどね、謝れるならとっくに謝ってるわよ」

 

晃「まぁ、そうだよね、それだったらこんなに仲は悪くなってないよな、でも仲直りしないと桐崎さんが気づいている気持ちに嘘をつくことになると思う」

 

俺の一言で黙ってしまう桐崎さんだがこれ位言わないと仲直りしなさそうなので言ったがちょっと罪悪感を感じている

 

晃「じゃあ、俺はいくよ」

 

そう言って出ていくと廊下でばったり兄貴に会った

 

楽「どうだ、千棘は見つかったか?」

 

晃「見つけたぜ、あそこのクラスにいた」

 

楽「なんで、見つけたのに連れて来ないんだよ」

 

晃「それは兄貴の役目だからに決まってるからだろ、はやく行って来い!」

 

兄貴はよくわからない顔していたが俺は兄貴の背中を押して桐崎さんの所に迎えに行かせ、体育館へと帰るするとジュリエット役は見つけられたと聞かれたので見つかったと言い劇の準備をする

 

準備をしていると、桐崎さんと兄貴が入ってきた、その雰囲気は前のいつもの二人に戻っていた、どうやら仲直りはできたらしく俺は安心したがそこからが大変だった兄貴と桐崎さんのセリフ合わせ、桐崎さんの衣装を合わせて着替えるというのであっと言う間に時間が過ぎて

 

「ただいまより、1年C組による演劇<ロミオとジュリエット>です」

 

ナレーションと共に舞台の幕が開いた




批評や感想など、どんどん待ってます!

というかもらえると嬉しいです


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ホンバン

第39話

 

開演するとナレーションの集が話の冒頭を言い、桐崎さんのセリフに移る、その演技はさっき台本を見ただけで出来るものではないのにそれを簡単にやってのけてしまう桐崎さんに驚いていていたら

 

千棘「…あれ?次のセリフ何だったけロミオ様」

 

このセリフで観客や俺たちはずっこけてしまった

 

楽「…おいジュリエット!そこ大事なとこだろーが!」

 

千棘「しょうがないでしょ⁉︎出だしからこんなまどろっこしいセリフ覚えらんないわよ!!」

 

楽「シナリオにケチつけんな!」

 

俺は舞台袖で額に手を当ててため息が出る、仲直りをしたのはいいが舞台を口喧嘩はダメだろうと思っていたら、観客のほうは笑い声が聞こえてくるどうやらうけているようだ、その中に坊っちゃんやお嬢をという声が聞こえてきた

 

晃「なんであいつら来てんだよ…来るなって言っておいたのに」

 

鶫「なんでそんな顔をしているだ晃」

 

そう聞いてきた鶫に対して俺は体育館の奥のほうを指を指す

 

鶫「ビーハイブに集英組か、だからそんな顔をしていたのか」

 

晃「そうことだ」

 

だけど、こんなことで動揺していたらいい劇にはできないと思い、もうすぐしたら来る出番に備えていた

 

一回暗転が入り、集がナレーションをしている間に俺たちは立ち位置につく

 

集『屋敷から抜け出そうとするロミオと護衛役のカリオスが召使い達の制止も聞かずジュリエットの元へ行こうします』

 

鶫「…本当に行ってしまうのですか?」

 

薫「キャピュレット家の者や追手がロミオ様の命を狙っていますよ」

 

晃「…あぁ、わかっている、だからこそ私がついていき、ロミオ様のお命をお守りするのだ!それにロミオ様の意思は固いのだ」

 

楽「そうだ、私はたとえどれ程危険でも私は行かねばならないのだ、今も彼女はあのバルコニーで待っている……!」

 

集『…止まらないロミオとカリオス、しかしここで召使い達はある決意をするのです』

 

なぜかここで台本になかったナレーションを入れてきた集が言ったことに驚いた

 

集『実は二人の召使いはカリオスに恋をしていたのです』

 

俺たちはなにをいってるだよと思いながらも集は続けてこう言った

 

集『召使い達はこれが今生の別れになると思い、愛の告白はするのであった』

 

真面目に言っているように聞こえているが俺と兄貴には楽しんでいるようにしか聞こえてなかったが、観客達は楽しみにしているようで告白シーンがはじまらずざわつき出した

 

晃「二人とも俺に告白なんてイヤだと思うが頼む!」

 

鶫「…いやではないのだが…こんなところではするのは…」

 

薫「そうだよ…こんなとこでやるのは恥ずかしいよ…」

 

晃「すまん、何言ってるか、わからない」

 

二人はなにか言っているようだが声が小さくて、観客の声によってかき消されしまっている

 

楽「鶫、市川はやく始めないと…」

 

兄貴は観客席をチラッと見る、そして決心ができたのか薫が

 

薫「…わかったよ、やればいいんでしよやれば…じゃあいくよ」

 

深呼吸をした薫は俺の目をしっかり見て、真剣な表情で

 

薫「カリオス様、幼い頃に私を助けいただいたときから好きでした…、だからお付き合いお願いします…」

 

薫の告白は本当に俺にしているように聞こえてドキッとしてしてまう、こんな演技をする薫にびっくりしてしまうが、その後に

 

薫「やっぱり言うんじゃなかった〜」

 

そう言いながら走り去ってしまい、残るは鶫だけになった

 

晃「…鶫?」

 

鶫「えぇ〜い!こうなればもうヤケだ、言ってやるぞ!よく聞いておけよ!」

 

晃「はい!」

 

顔が怒っているようにしか見えず俺は敬礼のポーズをとってしまい、観客に笑われてしまった

 

鶫「カリオス様…私も…あなたのことを好…好……って言えるか!バカ者ーー」

 

演技とは言え俺に告白するのがいやだったのかカツラを投げ捨て舞台袖に行ってしまった

 

集『おおっとー告白失敗!しかももう一人の召使いも恥ずかしさのあまり何処かに行ってしまいましたが、勇気を出した召使い達に拍手を!』

 

上手いことまとめたような感じだか、集に対する怒りがおさまっていない鶫の声が聞こえてきがしたが、というかこれが集の言っていたいい思ってやつかよ、美少女二人から告白されるのは悪くないかなと思いながら、次のシーンへといく

 

 

集『さぁ、二人は追手を退けながら着実に歩みを進ます、ジュリエットの元に辿りつけるのだろうでしょうか!』

 

?「お待ちくださいロミオ様!」

 

舞台の上にいたのは風邪をひいてやすんでいたはずの橘さんだった

 

集『ロミオのことを呼び止める女性がこの女性は何者なのかー!?』

 

万里花「私の名は…えーと…ジョセフィーヌ!私はロミオ様の本当の恋人ですわ!」

 

これを聞いた集は観客を煽るようなことを言う、それに乗るかのように橘さんは色んな設置を足して行く、このままだと進まないと思った兄貴はジョセフィーヌとは兄弟という設定を付け足して最後に

 

楽「…分かってくれジョセフィーヌ、僕の進む道は両家を巻き込む血塗られた道だ、そんな物に体の弱いかわいい妹を巻き込みたくないだよ…」

 

なんて一言を言うと橘さんの目がハートになっていたのがわかった、近くでみていた俺は

 

晃「(兄貴のやつ、また橘さんを惚れさせやがったよ…)」

 

なんて思いながら演劇はクライマックスを迎えようとしていた

 

集『劇もクライマックス、ロミオとカリオスは急ぎます、もう少しでつくジュリエットのために』

 

クロード「待ちたまえ君たち」

 

晃「お前がなんでいるだよ…」

 

目の前にいたのは桐崎さんの護衛のクロードだった

 

クロード「さて、ロミオ君…君をジュリエットの会わせるわけにはいかない、ジュリエットの兄としてね」

 

どうやらクロードはジュリエットの兄として出演しているらしいが誰だよ一般の人を劇に入れたのは

 

クロード「聞けば君は女を泣かせ二股三股をやる卑劣漢だそうじゃないか」

 

晃「それは違います!」

 

楽「お前…」

 

どうやら否定してくれると思ったいるらしいが俺はそんなことはしない

 

晃「あなたが言っていたのは自覚してやっての話です、ロミオ様は無自覚に女性を惚れさせるのでもっとたちが悪いのです!」

 

楽「否定してくれるじゃなっかたのかよ!」

 

クロード「なに!それだったらとても会わせるわけには行かないな、いっそのことここで亡き者にしよう…」

 

サーベルを取り出すクロード

 

集『これはいきなりの急展開です、ロミオは生きてジュリエットのところにいけるのでしょうか!』

 

このままロミオがやられては劇がムチャクチャになってしまうので、俺はクロードと戦うことを決めて

 

晃「待て!ここでロミオ様を死なせるわけにはいかない、俺と戦え」

 

クロード「いいだろう、君も倒してロミオを倒す!」

 

俺たちはクロードと戦うが手も足も出ずに追い詰められてしまう

 

クロード「これで終わりだ」

 

サーベルを俺たちの目の前に突き立てる、これで終わりかと思ったら、兄貴が舞台の周りに落ちているものを投げ出した

 

クロード「ええぃ!諦めの悪いやつだ」

 

楽「ここでやられてたまるかよ!」

 

晃「そうだよな、ここであきらめるわけにはいかないよな!」

 

兄貴の諦めにすごいと思って、俺も物を投げ出すがいきなり、ズボッ!と不吉な音がしてみてみると危険と書かれたヒモのついたレンガを持っている兄貴がいた

 

晃「おい、兄貴それって…やばいやつじゃねえのか…」

 

楽「やっぱり、お前もそう思うか」

 

俺たちが話していると、メキメキとハリボテが倒れてくるのが分かり、俺は兄貴をハリボテより向こうに押し出すとハリボテは倒れてきた

 

集『おおー!三人の激しい戦いで城壁が崩れてしまう、なんとか生き残ったロミオ!だが二人はガレキのしたです…二人は無事なんでしょうか!』

 

晃「うっ!」

 

なんとかガレキの下から立ち上がると歓声が上がる

 

集『生きていた!カリオスは生きていました、これは二人の勝利です!』

 

あとはロミオはジュリエットの元に行きだけだなと思って、俺は

 

晃「ロミオ様、これでもう敵はいません、はやくジュリエット様のところに行ってください」

 

楽「わかったよ、カリオス」

 

兄貴は桐崎さんのとこに行き、締めの言葉を言い、いろいろハプニングがあった劇は無事に終わった。




感想や間違っているとこがあれば教えてくれると嬉しいです!


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クレープ

第40話

 

拍手が鳴り止まないなか終わった劇の後、クラスみんなで無事終わった

ことに喜んでいると向こうから桐崎さんがやってきた

 

千棘「あっ!お疲れ様、弟君」

 

晃「お疲れ様、桐崎さん」

 

千棘「ごめんね、クロードが来たせいであんなことになっちゃって…大丈夫だった?」

 

晃「別に大丈夫だったよ、それに気にしなくていいよ」

 

千棘「よかったぁ〜、あとありがとうね、あの言葉がなかったら仲直り出来てなかったかもしれない」

 

晃「それは言ってよかったよ、それより兄貴に会いに行かなくていいの?」

 

俺はニヤニヤしながら、からかってみると桐崎さんは顔真っ赤にしながら兄貴のいる外へと出て行った

 

 

 

 

舞台上からセットや小道具を撤収ささると教室で打ち上げをするまで時間があるらしいので、一人で文化祭を回ることにした

 

でも勘違いしないで欲しい今一人でいるのは俺がボッチだからというわけでなくて誘おうと思っていた奴らが先に出ていたためにこうなっただけだと思う、多分……

 

晃「さて、どこから回ろうか…」

 

行き当たりばったりで行くつもりだったからどうしようか色々楽しいそうなところがいっぱいあって悩んでいると周りに人が

 

「あっ!あそこにカリオスいるじやん」

 

「ホントだ!」

 

「最後のロミオを送り出す時の言葉かっこよかったぜ!」

 

と俺のことをほめてくれる言葉に照れくさいく思いながら歩いていたら

C組の前で困っている鶫がいたので話しかけてみるたら、どうやらC組でちょっとだけ手伝ってくれないかといえものだったらしいが

 

晃「悪いけど、さっき鶫と一緒に回る約束したからごめんな」

 

「そっか、それならしょうがいないね、無理誘ってごめんね鶫さん」

 

鶫「いえ、こちらこそ手伝えず、すみません」

 

「いいよ、それより彼氏さんとデートがんばってきてね」

 

鶫「わ、私と晃はそんな関係ではあ、ありません」

 

鶫が何か耳打ちされたようだが、ものすごい勢いで否定していたのでとても恥ずかしいようなことを言われたんだろうと思った

 

 

晃「じゃあ、ここでお別れだな」

 

鶫「えっ!一緒に周るのではなかったのか?」

 

晃「それは鶫が困ってそうだったから言ったんだけど、本当に一緒に回るか?」

 

鶫「しょ、しょうがないな!晃が私と一緒に回りたいならまわってやらんこともないぞ」

 

晃「そうか、じゃあ頼むわ」

 

こうして俺と鶫は文化祭をみてまわることにしたが最初にどこに寄ろうかと考えていたらどこからか甘い香りがしてきたので辿っていくとクレープ屋があった

 

晃「小腹もすいたしここでクレープ食べないか?」

 

鶫「いいぞ、私もちょうど小腹がすいていたんだ」

 

こうして中に入った俺たちは席に案内されメニューを渡されてみると名前から美味しいと思うようものばかり書いてあったがその中で一番興味があったものを頼むことにした

 

晃「俺は決まったけど鶫はどうだ?」

 

鶫「私も決まったところだ」

 

鶫も決まったので俺は店員を呼んで注文をして、待つこと数十分

 

「お待たせしました、ラズベリークレープと抹茶宇治金時練乳がけクレープです」

 

注文したのが来たから食べていると鶫が見ているような気がした

 

鶫「(よくもあんな甘ったるそうなものを食べているな…)」

 

晃「もしかして…これ食べたいのか?だったら言えよな、ほら」

 

鶫「いや、そう言うわけではないんだか…それに、それは……」

 

晃「そんな遠慮すんなって、ほら」

 

俺は鶫の口の前にクレープを持っていくと一瞬ためらっていたが一口食べた

 

晃「どうだ?美味しいだろう?」

 

鶫「甘い…」

 

晃「そうか?この甘さがいいだと思うだけどな…」

 

俺はこの美味しさをわかってもらえずちょっとショックだったが俺は食べ続けようとしていたら鶫が俺の前に自分のクレープを持ってきた

 

晃「どうしたんだよ?俺の前にクレープなんかもってきて」

 

鶫「晃も私に食べさせたんだ、…私のも食べろ!」

 

食べろというがそれでは間接キスになってしまうから断わろうとしたが鶫にさっき晃もやったじゃないかというダメ押しの一言でおれは食べることになった

 

鶫「はやく食べてくれ私も恥ずかしいだから…はやくアーンしろ!」

 

アーンとかこんなところできるわけねぇし、後恥ずかしいならやめろよと内心思っていたら、周囲から視線を感じるなと見渡してみたら男子達が俺のことを見ていた

 

「くっそ、なんで一条兄弟ばかりが美女を連れているんだ…」

 

「そういえば、あいつ劇の上は言え告白されたらしいぞ」

 

その一言で俺のことを睨んでくる男子たちにこのままいるとやばい気がするのでささっと食べ終わり店を出た俺たちは次は何をするかはなしていた

 

晃「さて、どうするかな何かやりたいことあるか鶫?」

 

鶫「私もしたいことはないし教室にでも戻るとするか」

 

晃「そうだな」

 

教室に行こうとした時に後ろから

 

集「よう、お二人さんなにやっての?……もしかしてデートとかだったりして!」

 

晃「なわけねぇだろ、それよりお前逃げたほうがいいぞ、じゃないと…」

 

忠告しようとしたときに集の頬を何かが掠った

 

集「誠士郎ちゃん?今なにか掠ったような気がしたんだけど…」

 

鶫「気にするな、BB弾だから本物を打たれなかっただけましだと思え」

 

集「BB弾でも当たったら痛いからね!」

 

そう言いながら後退りしている集はある程度のところで反転して走って行き、鶫はよほど劇でのことで怒っているのかとんでもない速さで集をおいかける

 

再び一人になったおれはまだ時間があるけど教室に戻ろうとしたら

 

薫「お〜い晃」

 

こっちに向かって手を振ってくる薫に俺は何かあったのかと考えていたら

 

薫「晃、今から暇かな?」

 

晃「暇だけど…どうかしたのか?」

 

薫「本当!?だったらボクと一緒について来て!」

 

晃「おい!ちょっと待てって!」

 

薫「イヤだよ〜」

 

そう言いいながら笑う薫は俺の手を引っ張っていく姿を見て、笑みがこぼれる俺は薫がどこに行くのか楽しみしながらついていくことにした。




感想、おかしなところがあったら教えてください待ってます!


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オシマイ

第43話

 

薫に連れられて来られたのは礼法室という所だったいつも茶道部が使っているらしい

 

晃「ここでなにがあるんだ?」

 

薫「実はね…茶道体験があってね女子限定で着物を着れるんだって!」

 

晃「すごいな、でも着物って着るのがめんどくさいじゃないか?」

 

薫「そこのところは大丈夫だよ、茶道部の人達が着付けをやってくれるだって」

 

晃「そうか、それは楽だよな」

 

薫「だから、入ろう!」

 

薫がドアを開けて、中に入ってみると時間も少ないからだろうか人は茶道部の人達だけだったために早速茶道体験が始まるがその前に薫が着物を着替えているため俺は待っていたら

 

「それじゃあ、君の彼女も着物を着たから始めるよ」

 

晃「薫は俺の彼女じゃあありませんよ」

 

「そうなんだ、てっきり彼女かと思っていたのに」

 

なんて雑談をしていたら、先輩らしき人が表れてその後ろから着物を着た薫がやってきた、その姿は大和撫子と言うのがピッタリなぐらい似合っていたけどあまりの美しさに言葉が出なかった

 

「何か褒めてあげなよ!ちゃんと!」

 

晃「はい!えーっと…着物似合っているぞ…」

 

薫「…ありがとう…」

 

なんてことがあったが体験はどんどんと進んで行って

 

「これで茶道体験は終わりだよ」

 

薫「ありがとうございました」

 

晃「ありがとうございます」

 

「君たち一つ一つの動きがきれいだったよ、このまま茶道部に入らない?」

 

晃「ありがたいですけど遠慮しておきます」

 

薫「ボクも遠慮しておくことにします」

 

二人とも断って、薫は着替えに俺は入り口の前で待っておこう立ち上がったら正座していたせいで足が痺れてよろけてしまい薫に覆いかぶさるようになってしまった

 

薫「はやくどいてくれないか…結構はずかしいのだけど…」

 

晃「すまん!ちょっと待ってくれ」

 

すぐさま俺は薫の上からどいて顔を上げると茶道部の人たちが顔をにやけていて余計にはずかしいなった俺はそそくさと部室を後にして、ドアの前で薫を待つ

 

薫「お待たせ…それじゃあ行こうか…」

 

晃「お、おう…」

 

あれ?薫の様子が冷たいような気がする、さっきのことで怒っているのかと思い

 

晃「あの…薫さん」

 

薫「なんだい?」

 

晃「さっきのお詫びと言いますか…

どこで何かたべたいのら俺がおごらせていただきます」

 

それを言った瞬間にさっきまで不機嫌そうな顔をしていた薫がいきなり元気になって俺のことを連れ回された

 

薫「そろそろ打ち上げの時間だね」

 

晃「じゃあ教室にいくか」

 

奢らされて次に小遣いまでどうしようかと悩んでいる俺に横から薫が時間を伝えてくれたので俺達は教室に向かうと結構集まっていて、残りは集と鶫、兄貴と桐崎だけらしいが十分くらい待っていたら残りの四人も集まり、今回の劇のプロデューサー的存在の集が

 

集「…それでは皆の衆…!」

 

「「「カンパイ〜!」」」

 

集の掛け声で始まった打ち上げはみんな楽しんでいるらしいが俺は集と話していたら兄貴が来た

 

楽「ちょっと俺もまぜてくれよ」

 

晃「あれ、兄貴?桐崎さんはどうしたんだ?」

 

楽「あー、千棘のやつなら…」

 

兄貴は桐崎さんのいる方を向くと桐崎さんはクラスのやつらに質問攻めされていた

 

晃「大変そうだな…」

 

楽「やっぱ、そう見えるよな」

 

集「…それにしても一時はどうなるかと思ったけどさすがはウチの名カップル、見せつけてくれるじゃな〜

い」

 

晃「そうだよな、あの短時間であそこまでの演技は相思相愛のカップルだからこそ出来たんだろうな」

 

楽「うっせえ、お前ら全部知っててそれ言ってるだろ」

 

集「…んで、仲直りはできたのか?」

 

楽「…一応…多分」

 

集「しかしあの時のビンタには驚いたぜ、クラスでも二人が破局したのか!?ってなったもんだ」

 

楽「げっ…!そんなことになってたのか…?」

 

晃「だが、大丈夫!俺と集でフォローはしておいたから」

 

楽「お前ら…ありがとうな、やっぱり持つものは弟と親友だな!」

 

感動している兄貴だが、俺達はフォローの内容は『兄貴がM体質に目覚めた』ということにしてあるがそこは言わぬが花だ

 

集「それでマリカちゃんはどうなったの?」

 

楽「さっき見舞いに行ってきたよ、ったく無茶しやがって…」

 

晃「それにしてもよく風邪ひいて、学校に来れたよな」

 

俺は橘さんの兄貴を思う気持ちに関心していたら集のところに鶫がやって来て

 

鶫「さぁ、舞子集…さっきの続きと行こうか…今度は市川様も含めてな」

 

集「な、なにを言ってるんだよ薫ちゃんはどこにもいな…」

 

薫「ここだよ」

 

なんと集の後ろには薫がいて、集のことをがっちりとホールドしていた

 

集「あの〜、一回落ち着こうよ薫ちゃん、誠士郎ちゃん」

 

鶫「あんなことを言われて落ち着けると思っているのか?」

 

薫「そうだよ、あんな大勢の前であんなことを言わせておいて」

 

集「それはちょっとしたスパイスといいますか…劇をおもしろくするためのものだったんだ…許してちょうだい」

 

鶫 薫「絶対に許さない」

 

その後に集の叫び声がきこえたような気がしたが俺は知らないふりをしてジュースのおかわりを兄貴は宮本さんに小野寺さんにクレープを渡してきてと言われて渡しに行った

 

どのジュースにしようかと悩んでいたら横から兄貴が話しかけてきた

 

楽「ちょっといいか?」

 

晃「どうしたんだよ、そんな真剣な顔して」

 

楽「いや、それがな…」

 

事情を聞いたところ小野寺さんがどうしてもジュリエットの役を演りたかったらしいので手伝ってくれないかということらしいが

 

晃「(まぁ、兄貴と一緒にやりたかったのにあんなことになって出来なかったら残念だよな)」

 

なんて思いながら俺は兄貴にOKの返事をして、俺は小野寺さんの着替えを手伝ってもらうために鶫と薫の元に向かった

 

晃「すまん鶫、薫ちょっと手伝ってほしいことがあるんだが…」

 

鶫「どうしたんだ急に?」

 

薫「それに手伝ってほしいことってなに?」

 

事情を説明すると二人は快く了承してくれたことに感謝しつつ俺は兄貴に準備ができたこととあまり人が来ない場所を教えて、俺は教室に戻ると笑顔の二人が立っていた

 

晃「どうしたの二人ともそんな笑顔で何かいいことでもあったの?」

 

薫「それはねぇ…」

 

鶫「ですよね…」

 

晃「?」

 

二人の言葉に検討もつかない俺は次の言ったことにはびっくりした、どうやら手伝ってあげたんだし何かして欲しいということなんだが俺にはそんなことが出来る金が無いのだが、渋々了承した後に俺はどうしようかと考えて頭が痛くなった

 

 

いろいろあった文化祭はあっという間に終わってしまったことに寂しさを感じながら、季節が秋から冬に移り変わるように俺のサイフは冬を向かえることになった




感想、訂正などがあったらどんどん待ってます!

リクエストなどもあったらもらえるとうれしいです


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ソクテイ

第44話

 

文化祭も終わって数日が経っていつも通りの何気ない生活に戻ったと思っていたある日、俺と兄貴に事件が起きた

 

楽「なぁ晃、今日午後から身体検査があるらしいぜ」

 

晃「そうか…ついにこの日が来たのか…」

 

楽「…どうしたんだよ、妙にたのしそうじゃあねぇか」

 

晃「そりゃ、まぁな…」

 

俺は兄貴の身長を抜かすために毎日のように牛乳を飲んでいたんだ、今年こそは抜かしてやる!

 

なんて思っていたら、やたら校門の辺りが騒がしいので近くまで行くとそこにはアタッシュケースを抱えたビーハイブの組員共がいた

 

晃「あれ、どう思う?」

 

楽「ぜってえー、なにかあるぜ」

 

あれを見ると厄介なことに巻き込まられるのは火を見るより明らかなので俺たちはバレないように行こうとし歩き出したら、すぐにバレてしまいやむなく事情を聞くはめになった

 

 

楽「ハァ!千棘のスリーサイズが暗証番号だと?!」

 

「そうなんだよ、それがないと俺たちは取引に失敗して、どうなることか…」

 

晃「そのスリーサイズの書いた紙とかは?」

 

「それも落としてしまったんだよ…」

 

おい、大丈夫かよビーハイブは大事な取引の紙なくすとかありえないだろ

 

楽「でも、千棘が教えてくれるかどうかわかんないぜ」

 

「お嬢も彼氏くらいには教えてくれるって」

 

「そうじゃなきゃ俺たちはTOKYO湾の底に行っちまうよ」

 

「「だから頼むぜ坊主!」」

 

震えている二人は兄貴にカバンを押し付けて目にも止まらぬ速さて去って行った

 

楽「どうすんだよこれ、千棘にスリーサイズなんて聞けるわけねぇだろ…」

 

カバンを見つめながらうなだれる兄貴に俺は

 

晃「がんばれよ兄貴、君なら出来るさ!」

 

笑顔で親指立てて言ったところ、兄貴の癪に触ったらしく俺は兄貴のパンチによって意識が飛んでしまった

 

 

 

それから数十分経った時俺は目覚めた

z

晃「うぅ…兄貴の奴あんなに強く殴ることもねぇだろう」

 

立ち上がった俺は制服についた砂ぼこりをはらって校舎に向かおうとするとさっきの奴らがなぜか戻って来た

 

「おぉ、まだここにいたのかよありがたいぜ」

 

「実はケースはもう一つあってよ…

しかもこれも暗証番号がわかんないだよ」

 

晃「これも兄貴に渡しとけということだろ」

 

「いや、違うんだこのケースには……」

 

言うことだけ言ってさっさと帰って行った二人にあっけにとられながらこれからしなければならないことを思うとなぜかこのアタッシュケースがやたら重く感じた

 

 

教室に入っていつものメンバーにあいさして席に座ろうとしたときに

 

楽「それにさわるなー!」

 

兄貴の声が聞こえたほうをみるとケースに触ろうとしていた桐崎さんを止めていたらしいが周りから見ればおかしいやつに見えてしまうらしく後ろの席の薫から

 

薫「どうしだろう君の兄さんいきなり叫んで何かあったの?」

 

晃「ほら、人間って溜め込んでると爆発させてしまう時ってあるだろ?兄貴はそれが今だったって話しだよ」

 

疑いの目を向けている薫だが俺は気にしないことにしてもうすぐ始まる授業の用意をすることにした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キョーコ「じゃあ、次は身体計測だからな男子は隣の教室に女子はここで着替えるように」

 

 

先生からの注意事項を言われて俺たちはさっそく隣の教室に向かい着替えている最中に俺は兄貴に話しかける

 

晃「……兄貴ちょっと話したいことがあるだけど」

 

楽「なんだよ話したいことって」

 

兄貴が去って行った後のことを話すしたところ分かってくれたようなので俺は兄貴に俺が必要なことがわかったら教え、こっちも桐崎さんのスリーサイズを教えるという約束を結んだ

 

晃「頼んだぜ兄貴」

 

楽「お前もな」

 

こうして俺たちのバレたら即終わりのミッションが始まった

 

晃「さて、どこに行くとするか…」

 

兄貴は身長などを測るところに行ったがあそこはすぐにバレる可能性があるため俺はあえて避けることにして、一度地図を見て目的地を決めることにした

 

晃「ここならいけるぞ!」

 

地図を見て確信した俺はさっそく目的地へと急いで向かった、着いたらロッカーへと隠れてターゲットを待っていること数十分なかなか現れない

 

晃「(いつになったら現れるというだ…はやくしないとタイムリミットがきてしまう…)」

 

焦る気持ちを抑えつつ辛抱強く待っているととびらの方から女子たちの声が聞こえてきたからターゲットであってくれと願うばかりでドアの方に目線を向けると確かにターゲットはいた

 

晃「(よっしゃ!これでおれのミッションは終わりだ!さっさと覚えて教室に戻るとするか)」

 

机の上にターゲットのスリーサイズを覚えたので、この女子達が出て行ってなおかつ次の女子たちが来るまでのわずかなうちにでないといけないがそれは無事に脱出した俺は教室にあるアタッシュケースに頭に刻みこんだ数字を打つが

 

晃「なんで開かないんだよ、さっき見たばかりだから変わってはずたど思ったんだけどな……あっ!そっかそいうことか」

 

俺は女子更衣室のところに向かうと兄貴と鉢合わせた

 

楽「お前もスリーサイズ手に入れられなかったんだな……」

 

晃「手に入れたけどな……ちょっと」

 

楽「うんうん、やっぱりむずかしよな……って手に入れたのかよ!」

 

晃「そうだよ、でも一つだけ数字が合わなかったから直接聞こうと思ってな」

 

楽「そうか、じゃあ聞きに行くか」

 

晃「だな」

 

俺たちはドアに開けようとしたときには<女子更衣中>の紙が落ちているのに気がつかないまま

 

楽「千棘〜お前のスリーサイズを教えてくれ〜」

 

晃「鶫!お前がクロードといるときの胸のサイズはいくつだ〜?」

 

顔をあげてみると女子たちはまだ着替えていた

 

楽 晃「(俺たち死んだな…)」

 

俺と兄貴は顔を見合わせて笑いながら、16年間という短い人生を走馬灯のように振り返っていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果的には死なかったが吊るし上げられて<俺たちは変態です>という紙が顔面に貼られていた

 

千棘「これに私のスリーサイズを入れたらいいの?」

 

楽「はい……その通りでございます、すみませんでした……」

 

鶫「私もここにうちこめばいいのか?」

 

晃「そうでございます…本当にすみませんでした」

 

鶫と桐崎さんがケースに数字を打ち込むと鶫のほうはガチャンと開く音がしたが桐崎さんのほうは何も反応がなかった

 

千棘「ちょっと開かないわよ…?」

 

楽「はぁ、なんでだよ…?」

 

ビーハイブの奴らから聞いた通りにしたのに開かないアタッシュケースに兄貴は困惑していたら、突然桐崎さんの携帯が鳴り出した

 

千棘「楽に言ったのは間違いで本当はクロードのスリーサイズだったの!?」

 

「はい、そういうことなんで集英組の坊主にそう言ってもらってよろしいでしょうかお嬢」

 

「すぐに取りに行きますんで頼みます」

 

どうやら兄貴のほうは間違いだったらしく兄貴は「…じゃあ、俺の今までの苦労はなんだったよ…」と呟いた兄貴に同情しつつ、俺たちの危険なミッションは終わったのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……ということで一件落着すればいつも通りのことだったんだが今日は違った……

 




感想や間違いがあったら教えてください!

感想くれたらうれしいです


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ツイセキ

第45話

 

 

身体計測ということで流れ解散ということでいつもよりはやく帰ることが出来たので部活をやっている生徒ぐらいしか残っていないなか、俺は教室で時間が来るまで暇を潰していた

 

晃「(そろそろ時間だな…)」

 

教室から出て廊下を歩いているときこえてくるのは俺の上履きの音と吹奏楽部の楽器の音だけだったがそんなのも悪くないなと考えながら、俺はある場所で立ち止まった、そこは……

 

 

 

 

さっきまで女子更衣室と使われていた場所だった、着いた俺は一呼吸おいてドアに手をかけた

 

 

 

開けると誰もいなかったことに安心し、次にさっき俺が見つけたものがなくなっていないか確認をして、隠れられそうなところを探すと掃除道具などを入れるロッカーがあったからそこに隠れた

 

 

隠れてから数十分くらい経った頃にガラガラと音をたてながら誰かが入って来たので俺は息を潜めて、携帯をカメラモードにする

 

晃「(さて…ついに来たか…)」

 

入ってきた奴はゴソゴソとさっき俺が確認したところからあるものを取り出して喜んでいるらしい、その姿に同じ男として最低なことをしている奴への怒りと吐きたくなるような嫌悪感に襲われたが写真を撮り、回収したのでそそくさとでて行く奴に俺は

 

晃「ここで何してんだよおっさん」

 

「誰だ!どこにいるんだ!出てこい」

 

出てこいと言われたので、俺はロッカーから出る

 

「なんでこんなところにいるんだ…」

 

カメラを持っているおっさんは俺が出てきたことに驚きながら聞いてきた

 

晃「そりぁ、あんたがカメラを取りに来るところを撮影にしきたんだが本当に来てくれたから、ホラうまく撮れてるだろ?」

 

携帯で撮った写真を見せてやると顔は青くなっていき汗をダラダラとかいてとても焦っているおっさんが喋り出した

 

「すまなかった!こんなことをやってしまったのは悪いと思っている…だから許してくれないだろうか…私には妻と子供もいるんだ、だから…」

 

同情を誘うような謝りかたに頭に来た俺は怒りを吐き出すかのように

 

晃「ふざけんじゃあねぇぞ!そんなことで許されるとおもってんじゃあねぇよ!それを知った女子達がどう思うかわかってんのか!」

 

俺の言葉は教室に虚しく響き、おっさんは膝からガクリと崩れたからこれで終わったと思ったら、おっさんはいきなり立ち上がり突き飛ばして教室から出て行った

 

晃「くそっ!あのおっさん逃げやがった…」

 

すぐさま追いかけたがどこに行ったかわからなくて困っていたら

 

 

鶫「あ〜〜晃!こんなところにいたのか!」

 

晃「げっ!鶫じゃあねぇか」

 

鶫「げっ!とはなんなのだ晃」

 

晃「…いや…その」

 

鶫「さぁ…聞かせてもらえるかな…どうして私のス、スリーサイズを知ったのか!」

 

こんなところで鶫に捕まるとは思っていなかった俺は鶫に後で話すと言って、逃げたおっさんを探しに行くのことにしたのだけど……

 

鶫「待て〜、後でと言ってそのままに逃げるつもりだろ!」

 

晃「そんなわけないだろ!というか追いかけてくんな」

 

こんな言葉の掛け合いをしながら探しにていたら

 

晃「見つけた!待てよお前!」

 

「やばい!はやく学校を出ないと」

 

鶫「さっきから何をしていると思ったら関係ない人を巻きこむとは見損なったぞ!」

 

とんだ勘違いをされてしまっているがそんなの気にしていたらにげられてしまうので俺は気にせず追いかけてる

 

 

 

 

 

晃「ハァハァ、やっ…とつかま…えた…」

 

あの後、逃げ回っていたらおっさんはが足を絡ませて転けてしまいそのまま意識を失っていたらしくそれを見つけて、捕まえた俺は息が上がりながら次にどうしようかと考える

 

鶫「追いついたぞ!晃」

 

後ろする声に振り返ると息も上げずに走ってくる鶫の姿があった

 

鶫「さぁ、どうやって知ったのか教えてもらおうか…」

 

鶫さん?聞き方はふつうなんですけど…袖から銃をチラチラ出したり入れたりするのはやめてもらっていいかな気になって答えれないだけど…

 

質問というよりか尋問になっている感じがするので鶫を怒らせないように慎重に言葉を選びながらどうやって知ったかを答える

 

晃「….…というわけで鶫のスリーサイズを知ったんだ」

 

鶫「それはわかったんだが…そこに寝ている男はどうしたんだ?」

 

 

言い訳のことを考えていると鶫が転がっていたカメラに気付いた

 

鶫「なんだこのカメラは…」

 

晃「あっ…ちょっと待て…それは…」

 

カメラを再生しようとする鶫を止めようとしたが時すでに遅くて再生ボタンを押していた

 

鶫「なんなんだこの映像は….…?」

 

 

絶句している鶫にかける言葉も見つからないなかで俺はまず捕まえた犯人を警察署に連れて行こうと提案し鶫も無言で頷いてくれたので警察署に向かうことにした

 

 

犯人と証拠を渡した帰り道は二人とも黙ったままだったが沈黙を破った鶫は

 

鶫「….お前が何をやっていたことにはだいたい分かったが、なぜ私にも教えてくれなったんだ…」

 

悲しげな表情を浮かべる鶫は多分なぜ私にも話して頼ってくれなかったんだということだろうが俺ははっきりと言った

 

晃「鶫に言わなかったのは桐崎さんも関わっているから言ったら周りが見えなくなると思ったのと……ってなんでもないや」

 

鶫「そんなことはないとおもう……それよりもさっき何か言おうとしてなかったか?」

 

晃「いや、なんでもないって」

 

そう、なんでもないのだ…さっき言おうとしていたのは鶫と薫の下着姿を他の男になんて見せたくなかったなんて恥ずかしく言えるわけがないなんて考えていたら

 

鶫「晃、聞いているのか晃!」

 

晃「えっ⁈どうしたんだよ鶫」

 

鶫「はぁ…やっぱり聞いていなかったのか…」

 

晃「悪りぃな、それでなんなんだ?」

 

鶫「…そのままジッとしていろ…」

 

晃「なんで?」

 

鶫「いいから、そのままジッとしていろ!」

 

晃「はい!」

 

鶫の怒声に背筋がピンとなったままジッとしていたらいきなり後ろから何か柔らかいものと制服から人の暖かさが伝わった、なんだろうと後ろから振り返ろうとしたら

 

鶫「今は振り返るな…そして私にしゃべりかけないでくれないか…」

 

か細くて弱々しい声だったがきこえた俺は黙ってそのまま前を向いて、鶫が離れるまで待つ事にした

 

鶫「すまない、もう離れる」

 

晃「お、おう」

 

鶫が抱きしめていた時間はほんの数十秒だったが俺の感覚では数時間が経ったような感じがした

 

晃「というかなんで抱きついたんだよ?」

 

鶫「もしかしてイヤだったのか?」

 

晃「そんなことはなかったよ、理由が聞きたいだけだ」

 

鶫「そ、それはお礼だ…」

 

晃「お礼?」

 

鶫「そうだ、クラスの女子を代表して私が晃にお礼をしたんだ、盗撮犯を捕まえてくれてありがとうって…」

 

鶫の言葉を聞いて俺は申し訳なくなってしまった、それだけのために俺に抱きつくなんてもったいないと思ってしまった

 

晃「ごめんな…こんな奴にやるのは嫌だっただろ?」

 

鶫「…バカかお前は嫌なわけがあるわけないだろ、お前だからこそやったに決まってるだろ…」

 

晃「なんか、言ったか?」

 

鶫「何も言ってないわ!」

 

晃「いきなり怒ってどうしたんだよ?」

 

鶫「ふん!私はこっちから帰る、じゃあな!」

 

晃「お、おう…また明日な」

 

こうして鶫と分かれ、俺は陽の沈みかけの帰り道を一人で歩きながら今日あったことを思い出して俺は

 

晃「今日は本当に大変だったよな…」

 

だが不思議としんどさはなく、むしろ楽しかったと言えるそんな一日だったと思いながら、先に帰っているだろう兄貴の晩飯を楽しみにしながら帰るのだった。




感想、訂正などがあったらお願いします!

リクエストなどもじゃんじゃん待ってます!


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インネン


最近は薫を出せてないので、次の話が終わったら薫の話を書きたいと思います、多分……



第46話

 

 

 

三日月が夜を照らすなか一人の女の子が風にあたりながら携帯の待ち受けを見てつぶやく

 

?「……やっと会えるわよ"黒牙"、お嬢の護衛とは言うけどこんなに平和ボケしている国で腕が落ちてないかしら…」

 

画面を見てフッと不敵な笑みを浮かべる彼女は闇の中へと消えていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

授業も終わり、今から帰ろうとする俺にカバンの中から携帯の鳴ったので発信者を確認すると橘さんの親父さんからだった

 

 

橘父「今、時間はあっけんか」

 

よく言ってる意味はわからないが多分、時間があるか聞いてると思ったらので

 

晃「はい、大丈夫ですけど…どうしたんだですか?」

 

橘父「こん前ん件についてだ」

 

橘さんの親父さんが話したいことがわかったので、そのまま続きを話してもらうこと数分

 

晃「……わかりました、ありがとうございます、それでは失礼します」

 

と言って電話を切った俺は一昨日の盗撮犯のことがうまくいって、ようやく肩の荷が下りた俺は帰路につこうとしていたら、ちょっと先に鶫がいたので声をかけてみることにした

 

晃「お〜い、鶫なにしてんだ?」

 

鶫「クロード様にお嬢の護衛の引き継ぎも終わったからな帰るところだ」

 

晃「そうなのか、悪いな引き止めてちまって、じゃあまた明日な」

 

鶫に別れの挨拶をして帰ろうとした時

 

鶫「ちょっと待て晃!」

 

晃「どうしたんだ?」

 

鶫「あの…そのだな…よかったら私と…いっ…いっしょに…」

 

何か言いかけていた鶫がいきなり俺を突き飛ばした

 

晃「いてて…なんにすんだよいきなり鶫」

 

突き飛ばされて状況が掴めていなかった俺の目に飛び込んできたのは撃ち合いをしている鶫と一人の女の子と逃げ惑う生徒たちがいた、何か二人ははなしているようだけど止めないといけないと思ったので俺は二人の元に走った

 

晃「ちょっと待て〜お前らこんなところで銃を撃ち合ってんじゃあねぇ……」

 

撃ち合いをやめて接近戦になり止めようとした俺に顎と腹に鈍い痛みが入って、俺は意識がなくなった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鶫「ふぅ……なんとか連れてこれたがどうしたものか…」

 

私は気絶している晃を任務用に使っている部屋に連れてきたが次の行動を考えながら横にいる人物に声をかける

 

鶫「…でなんでアメリカから来たんだ"白牙"」

 

ポーラ「………」

 

話したくないのか彼女は口を硬く閉ざしたままだったので、先に気絶している晃を起こすことにした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鶫「起きろ!起きてくれ晃!」

 

鶫に体を揺さぶられて目が覚めた俺は顎と腹に痛みを感じながら状況を確認する

 

晃「(知らない部屋にさっきまで殴り合っていた女の子と鶫がいる………なんなんだよこれ)」

 

状況が掴めない俺のことを察してくれたのか鶫が

 

鶫「ここは私が任務で時々使っている部屋で彼女は昔の仕事仲間で、ビーハイブの"白牙"と呼ばれているポーラ・マッコイだ」

 

ポーラ「ポーラって呼ぶな!!」

 

鶫が紹介したポーラという彼女はどうやら鶫のことを追ってアメリカから来たらしい

 

ポーラ「ここ数日のあなたをみたけどなんというかがっかりだわ……昔のあなたはそんなんじゃないかったわ…!なにかあったのかもしかしてその男に惚れ………」

 

鶫「それは絶対にない……!」

 

 

ものすごい剣幕で否定をする鶫に俺はそんなに否定しなくてもと思いながらも俺は部屋の隅でいじけていたら

 

鶫「……なにをしているんだそんなところで?」

 

晃「ちょっとな……」

 

鶫「それよりあっちに肉じゃがとご飯が置いてあるから食べるのだったら食べてくれ」

 

鶫の料理が美味しいのは知っていたのでありがたくもらうことにして、テーブルに向かうとポーラが泣いていたなんでだ?

 

晃「それにしてもやっぱり鶫の料理は上手いよな」

 

鶫「な、なにを言っているのだ!」

 

どうしてホメたのに怒られてしまったんだろうなんか理不尽な気がするので俺はちょっとからかうことにした

 

晃「なぁ、鶫……」

 

鶫「どうしたんだ?」

 

晃「俺はお前にこんな美味しい飯を毎日作ってほしい!」

 

鶫「えっ…それ…は…もしかして…」

 

顔を真っ赤にして黙り込んでいる鶫を見た、俺は心の中では

 

晃「(やっぱり嘘だとバレたよな…謝らないと…)」

 

鶫「プロ、プロポーズじゃ……」

 

晃「実は嘘でした、からかってゴメンなさい!」

 

俺のキレイな角度の土下座が決まり、顔を上げると鶫がなんともいえないような顔をして

 

鶫「ハハハハ…ハハハハ」

 

晃「やば!鶫が壊れた…」

 

すると高笑いが止み

 

鶫「殺す……」

 

袖から愛用の銃を出して、銃口を俺に向け発砲を始めて、間一髪よける俺

 

晃「これはシャレになんねぇよ、悪かったから許してくれ〜」

 

鶫「誰が許すかぁ〜!」

 

こんな光景を見ていたポーラが思いついたように

 

 

ポーラ「ねぇ…"黒虎"、私と勝負をしましょう、私が負ければ大人しく身を引くことにするわ、でも私が勝ったらあなたにアメリカに戻ってきて貰って、そこでもう一度あの頃の牙を取り戻して貰うわ」

 

俺は彼女に殺されかけていたところを止めてくれたことには感謝しながら、一方的にルールを言っている彼女に一言いってやろうと

 

晃「ちょっと待てよ…それは…」

 

最後まで言えず、しかも鶫が勝負を引き受けてしまった

 

鶫「それで何をするのだ?私が思いつく限りでは貴様は私には勝ててないと思うのだが?」

 

ポーラ「それは知っているわ」

 

鶫「…じゃあ、何をするというのだ?」

 

ポーラ「制限時間は1時間で、フィールドはこの街全体、そして肝心の勝利条件は……」

 

 

こっちに向かってくたポーラは俺の口元を指で押さえながら

 

ポーラ「この男の唇を先に奪った方が勝ちってことにするわ」

 

晃 鶫「えええええええ」

 

俺と鶫の叫びが部屋の中でよく響いた

 




感想、訂正などがあったら教えてくれるとありがたいです

感想もらえるとうれしいです!



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ケットウ

お待たせいたしました、新しい話です!


えっ!待ってない……いや、わかっていたんだで大丈夫ですよ(T_T)

こんなに投稿遅くなったのは、学校が忙しいというのもあるのですが、他の作者様を見ていら、筆が進まなくなってしまいました。

本当にすみませんでした‼︎

では、ご覧ください


俺たちの驚いている声に耳を塞いでいたポーラ

 

「もう! 二人とも驚きすぎだし、うるさいわよ」

 

「「すまん」」

 

ポーラに怒られて謝った俺と鶫だったが考えてみたらこんなになったのはあいつのせいだと思った俺

 

「……っておまえが変な勝負を鶫にふっかけたからだろうが!」

 

「そうなの?」

 

首を傾げながら聞いてくるポーラに俺たちは頷いた

 

「……そう、それは悪かったわね、でもこの勝負は受けてもらうわよ」

 

「なんでだよ、そんなの鶫が勝負をおりるっていったらおしまいじゃねぇか」

 

俺はこれはいけると思っていたら、ポーラはそれは出来ないと言った。

 

ビーハイブには"鉄の掟"があるらしくて一度受けた勝負は絶対におりることは出来ないというもので、さっき鶫は勝負を受けたのでもう後戻りは出来ないという最悪の事態になってしまった。

 

「……ということだからさっさとはじめましょう"黒虎"」

 

勝負を始めるのを急かすポーラはよほどこれに勝てるのか笑みをこぼしなている。

 

対して鶫は桐崎さんの側にいるための勝負だが、俺とキスをしなければならないというルールに納得がいかないのか考えあぐねているようだった。

 

だけど、なんで鶫はこっちを見て顔を赤くしているかが俺はわからなかった。

 

「もういいわ、じゃあ始めるわよ……よーい、スタート!」

 

「えっ!」

いきなり開始の合図を告げたポーラは俺の背後に回って、後ろから自分の顔を俺の口元をめがけて、顔を近づけてきた。

 

「それじゃあ、いただきま〜〜〜」

 

「おい…待てって…ちょ…」

 

 

顔がとてつもなく近くなった時、横から鶫が撃ってきてポーラは体を反らしてよけたおかげなんとかキスをせずに済んだ。

 

だけど、いきなり撃ってきたので注意しようと俺は鶫のほうを向いてみたら、鶫は自分でも何故撃ったのか分からないようで口をパクパクさせていた。

 

それを見たポーラは鶫がその気になったと思っただろう。

 

「そうこないと面白くないわ」

 

と言って、もう一度俺の口元を狙うポーラとそれを阻止しようと撃ってくる鶫に命の危機を感じた俺は二人の隙を突いて逃げ出した。

 

(ヤバい、ヤバい! あそこにいたら間違いなく死んでたぜ…)

 

走ってなんとか逃げ出したが、後ろから追ってきてないかと振り返るとおれがさっき走ってきたところをとんでもない速さで走ってくる二人の影があった。

 

(おい、おい…ウソだろ!いつかは追いつかれると思ってたけどこんなにはやくみつかるなんて…)

 

動揺が隠せないなか、すぐさま走った俺の後ろから二人の声が聞こえてくる。

 

「「待て〜、お前(あんた)にキスするんだから待て!(待ちなさいよ!)」」

 

なんて、こんな状況ではなかったら嬉しい言葉なんだけど、本当にそのまま待っていたらどちらかに蜂の巣にされてしまうから俺は隠れた。

 

(ここなら見つかるわけがな…「見つけた!」

 

なんて思っていたら、すぐにポーラに見つかちゃいました! と軽い感じで考えてしまったが、かなりヤバい状況だった鶫はいない、隠れてしまったために逃げ場がない、目の前にポーラがいるという最悪の場面でポーラの後ろから鶫の声が聞こえてきた。

 

「おい、ポーラ!そこでなにをしているだ!」

 

「なにしてるって決着をつけようとしているだけよ」

 

「そうはさせるか!」

 

威嚇射撃でポーラを追い払った鶫は屋根から降りてきて俺の方へと向かってくる。

 

「助かったぜ、あのままお前が来てくれなかったらどうなってかわかんなかったわ……って、どうして俯いてんだよ?」

 

「……ちょっとじっとしていろ……すぐに済む」

 

ボソッと呟いた鶫は顔を赤らめながら、顔へと近づけて来た時に俺は鶫から体を離すと彼女はわけがわからないようで俺に聞いてくる。

 

「なにをするんだ! せっかく私が…勇気を出してしようと思ったのに! 何故止めた!」

 

「なんでって、それはお前のためでもあるしお前の好きな奴のためでもあるだよ……」

 

「どういうことなんだ?」

 

わけがわからない鶫に俺は理由を説明する。

 

 

「最初に言っておくけど、笑わないで聞いてくれよ?」

 

「わかったけどなんでそんなことを言うんだ?」

 

「それは今から言うとして……まず鶫はまだファーストキスだよな?」

 

面を食らったような顔をした後、鶫は無言で頷いてくれた

 

「それが理由だよ」

 

「??」

 

俺の説明不足だったらしくて、疑問を浮かべる鶫に謝って、言うことにした。

 

「古臭いかもしんねぇけど、やっぱり好きな人とするファーストキスって大切な思い出とかになると俺は思うんだ……だから、勝負だからってそういうのはして欲しくないと思うんだ……なんてな」

 

結構はずかしい事を言った俺は鶫がどんな反応をするのかと様子をうかがっていたら、鶫はフッと笑みを浮かべてこう言った。

 

「そうだな…お前の言う通りだと思う」

 

わかってくれたようで俺は安心しているしていると鶫はこれからどうすると聞いてきた。

 

「まだそれは考えてないけど、まずはポーラに会って、勝負をやめるように言うし……「そんなの無理に決まってるでしょ」

 

声のする方を見ると屋根の上からこっちへ何か投げてきた、それは地面に落ちると白煙が出てきて、視界が悪くなる

 

「ポーラ!」

 

「残念だったわね"黒虎" せっかくのチャンスを逃すなんて……だから、この子はもらってくわよ」

 

俺は視界が開けていないなか、なんとかここから出ようとあたりを歩いていると首になにか当たるのを感じながら、俺の意識はなくなった。




あと、台本形式をやめてみたのですが、どうなのか感想などをくれるとい嬉しいです。

感想、批評、訂正などがあったら待っています!



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48話

遅れてすみません……それしか言えないので

では、話を見てください


 

目を覚まして映った景色は廃工場のようなところと一人の少女だけだった。

 

「おはよう、やっと目を覚ましたのね気分はどうかしら?」

 

「最悪に決まってるだろ!しかもこんなことされて」

 

俺の体にはコンクリートの柱にロープを巻き付けられて身動きが取れない状態で、どうしようかと考えていた時にポーラが話しかけてくる。

 

「一つ聞きたいことがあるのだけど?」

 

「何だよ、聞きたいことって」

 

「あなたは"黒牙"のことをどう思っているの?」

 

「どうって言われても友達とか親友とかだな」

 

するとポーラは額に手を当てて大きなため息をつきながら

 

「はぁ……あんな付き合っているように見えてなにもないわけか……」

 

「いきなりどうしたんだよ?ため息なんかついたりして」

 

「なんでもないわよ!それよりもうこの勝負を終わらせるとしますか」

 

ポーラは俺の方へと歩いてきて俺の顎を下へと向けて自分の口を近づけたようとした時だった、ものすごい音と共にドアが吹っ飛んでいって、入り口の方へ目を向けると砂埃が舞い上がるなかに一人の影があった。

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「くっ……逃げられてしまった…」

 

 

白煙が消えて視界が晴れた時には二人はどこにもいなかった。

 

「あの時、油断しなかったら……」

 

頭のなかではさっきの光景が思い浮かぶがそれを振り払って、私はポーラと晃がいそうな場所を手当たりしだいに探すことにすることにしたのだが……

 

 

 

 

 

「どこにいるんだ……二人は」

 

居そうなところは探せるだけ探したけど見つけられなかった

 

(このままだと私はお嬢や晃達とまた離れしまう……それだけは絶対に嫌だ!!……それにポーラと晃がキスしていると考えると……)

 

という気持ちともう一つの気持ちを思うと胸がなぜかざわつくばかりだった。

 

しかも、その気持ちがどんどんと大きくなって胸が締め付けられて、苦しくなって自分の胸を抑えたときに晃にもらったリングも握ったときに

私の中で何かが弾けてようにある感情が溢れ出てきた

 

 

(晃がポーラとキスをしてるなんて…

嫌だ、嫌だ、いやだ、いやだ、いやだ、嫌だ、イヤだ、イヤだ、嫌だ、いやだ…)

 

 

こうして理性が崩れてしまった私は自分でわからないところへと向かっていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「……あれって鶫だよな?」

 

「そうよ、あれが本気を出したときの姿よ」

 

俺の目には悪魔とか鬼の姿と言われたら納得してしまう程に恐ろしいものがいた

 

「さぁ、久しぶりに本気の"黒虎"との勝負……最初から全力で行くわ」

 

素早く銃を出して標準を鶫へと向けたポーラだったが…

 

「……おそい……」

 

「うそでしょ!……なんで私の後ろにいるの?」

 

鶫は俺とポーラが目で追いつけないほどの速さでポーラの背後に立って、そのままポーラの首に手刀で気絶させる。

 

そして、こちらへと視線を向けてくた鶫は俺の方へと一歩、一歩近いてきて、とうとう顔と顔が触れ合う距離になってしまうと何かつぶやいてるのが聞こえる

 

「フフ、これで……晃と……スすればポーラとの……も関係無い……」

 

 

「おい! 鶫どうしたんだよ、しっかりしてくれよ!」

 

呼びかけてみるが全然聞く耳をもたないし、どうしようかと考えていると一つだけ思いつく

 

(鶫にはちょっと悪いがこれしかないんだよな………)

 

「悪いな鶫、後でなんか奢るからさ!」

 

俺は鶫の頭に向かって勢いよく頭痛をかましてやった

 

「ッ〜〜〜〜〜〜」

 

声にならないような唸り声を上げる鶫に俺は問いかけてみる

 

「鶫、大丈夫か?頭痛くない?」

 

「痛いに決まっているだろう!いきなり何をするだ……」

 

(よし!いつもの鶫に戻ってくれた)

 

「ところで……なんで私はここにいるんだ?しかもポーラはあそこでノビているし……訳がわからん」

 

どうやらさっきまでのことを説明する

 

「そうか、そういうことだったのか

……」

 

納得するとポーラを起こそうと行く鶫を引き止めて俺は今までのポーラの言動から気づいたことを言う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「ポーラ、起きろポーラ」

 

"黒虎"に起こされた私は勝負の結果をを聞いてみる

 

「ところで私が気絶している間にあいつの唇は奪ったの?」

 

「う、奪えたような……気がする」

 

私は絶対してないと思って追求しようとしたが、さっきの本気で怒っていた表情が出てきたためにそれ以上聞けずじまいだった

 

「それよりも今日の私を襲ったときと晃を連れ去ったときの動きは凄かったぞ……」

 

「フン、別にあんたに褒められても嬉しくなんか……」

 

「じゃあ、どうして泣いているんだ?」

 

「悔し泣きに決まってじゃない!」

 

「そうか……」

 

これ以上は"黒虎"は何も聞いてこなくてただ私を抱きしめてくれていた

 

多分私は成長したところを認めてもらいたかったのに突然何も言わずにどこかに行ってしまったことでどうしていいかわからなかったから、今ここにいるんだろうと思った……

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

大泣きしてポーラを見ながらやっと終わったと思う俺

 

(しかし、いつこの縄は外してくれんだろうか……)

 

と言いたいがあの雰囲気でとても言える訳がなく、じっと待つことにする

 

「……悪かったわね、大泣きしゃちゃって」

 

「いいさ、気にしていない」

 

(よし、これでこの縄も外れ……)

 

「さぁ、帰って食事でもしながら昔の話をしよう」

 

「そうね、じゃあ寄らせてもらうわ」

 

(えっ!俺のことはどうすんの?)

 

二人は和やかな雰囲気で俺のことを忘れて廃工場をあとにした後に俺の叫び声が聞こえた

 

「誰か助けて〜〜〜」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後俺は二時間後ぐらいにやってきたポーラと鶫に謝れながら家に帰った

 




感想や間違えなどあったらどんどん待っているので、くれると嬉しくです


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ベンキョウ

まずは感想、評価をつけてくれてありがとうございます。

やっぱり評価をつけられるっていうのはうれしいと感じました。

頑張っていくのでこれからもよろしくお願いします


 

「みんな、HRが始まるからこっち向けよ〜」

 

先生の一言で後ろの席と話していた人たちが前を向く

 

「まず最初の連絡することはこの前にあったテストの成績の順位が昼休み貼り付けられるから見たい奴は見に行け、それから…」

先生のHRと授業が終わり、昼休みになったので俺といつものメンバーで順位が張り出してあるところへと行く

 

「何っ位かな〜、何っ位かな〜」

 

「ちょっとは落ち着ちつけよ」

 

楽しみにしている桐崎さんを落ち着かせてる兄貴を横目に俺は隣にいる薫に話しかける

 

「薫もこういうの楽しみか?」

 

「う、うん……あの教科さえなければね……」

 

「あの教科?」

 

「こっちの話だから大丈夫だ、それよりも順位を見に行こう」

 

「そうだな、見たらまた集合な」

 

それを聞いたみんなはそれぞれの名前が書いてあるところへと向かった

 

(さぁ、俺の順位はどこにあるだろうな……)

 

50位くらいから遡って行くと12位のところに俺の名前が書いてある

 

(あった、あった、鶫に教えてもらっていたり夜中に復習してたら妥当な順位だな)

 

なんて思っていると後ろから兄貴が話しかけてくる

 

「おっ、お前の順位は何位だったんた?まぁ、そんなに勉強してないんだし俺よりはひく……「12位だったわ」

 

「はぁ、嘘だろ?そんなわけない…」

 

まだ疑っているようなので俺は自分の名前が書いてある方を指す

 

「なんでなんだよ……あんまり勉強してるとこ見てねぇのに」

 

「そりゃそうだろ、兄貴たちが寝たあとにやったり、わからないところは鶫に聞いたりしてたからな」

 

「そいうことかよ……」

 

がっくりとうなだれている兄貴を励まして、さっきの場所に戻るとみんな集まっており自分の順位を言っていたけど薫と橘の姿が見えなかった

 

「あれ、薫ちゃんと万里花ちゃんがいないよ?」

 

「そうね、二人ともどこ行ってるんだろう……」

 

小野寺さんと桐崎さんが話してると向こうの廊下から顔を俯かせながら来る二人に俺は何があったのか聞いてみる

 

「どうしたんだよ二人ともそんな顔して」

 

「…………」

 

「…………」

 

無言だった二人に何かあったのかと心配していたらようやく口を開けた

 

「「実は……赤点を取ってしまったんだ(しまいました)」」

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

教室へと戻ってた俺たちはさっきの話をする

 

「しっかし以外だね〜、勉強出来そうだと思っていたんだけどね〜」

 

集の言葉にみんなが頷いていたら

 

「私は勉学は苦手なものでして……なんせ私は楽様の妻になるための花嫁修業をしていたものですから…」

 

笑みを浮かべながら桐崎さんと小野寺さんの方を見る橘さん

 

桐崎さんは怒っていて、小野寺さんはあわあわしていた

 

「僕のほうは英語だけなんだけど本当にさっぱりわからないよ」

 

手をあげてやれやれということをやる薫

 

「二人共それだったら進級とかに響くと思うんだけどな〜、それに…」

 

ニヤニヤしながら橘さんと薫を手招きして耳打ちをする集の話を聞いた二人は目を輝かせながらひそひそとしゃべる二人

 

 

「そんな手があったとは気がつきませんでしたわ」

 

「それ勉強が出来てなおかつ二人きりになれるなんて一石二鳥じゃないか」

 

何か納得すると橘さんは兄貴のところへ薫は俺のところへ来て

 

「「僕に(私に)勉強を教えくれないか?(教えてくださいませか?)」」

 

二人の言葉に目が点になる俺たちに続けて薫がしゃべる

 

「実は明日に英語のテストがあるだけど僕だけじゃあ不安で……」

 

「私も数学のテストは明日なので」

 

「マジかよ!明日ってそんなにテストってあったのか?」

 

「そーだったっけ!!?」

 

俺と兄貴は二人の言葉に驚いていると後ろにいた鶫と小野寺さんが頷いている

 

「はぁ……それならしょうがないし勉強教えるけど、どこでするんだ?」

 

「おい、晃何言ってんだよ!」

 

「しゃあねえだろ?二人ともこのまま進級とかに出来ないないていやなんだよ俺は……」

 

「晃……そうだよな……うちでやるか勉強」

 

兄貴も賛成してくれたのでこのままうちで勉強を教えるかと思いきや

 

「それなら私と楽様は私の家で市川さんと弟様はどちらかの自宅で勉強したらどうでしょう?」

 

という橘さんの言葉で一悶着あったが最終的には俺と薫、鶫の三人がうちにきて、兄貴と桐崎さんと橘さんが橘さんの家に行くことになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんで鶫は来ることになったんだ?

 




感想、分からないところなどあったら教えてもらえると嬉しいです。


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ツイニン

まずはお礼を申し上げます

評価を付けてくれた方々ありがとうございます

いや〜ついに自分のところに黄色のバーが現れるとは思ってませんました、これも読んでもらっている方々のおかげです


これからこの駄作ですがよろしくお願いします


一旦、家に帰り用意を済ませ目的地へと向かっていた途中にばったり出会った二人

 

「あっ、鶫さんも今から晃のウチに向かうでしょ、だったら行かない?」

 

「市川様がよろしいのでしたらご一緒させていただかせてもらいます」

 

二人は晃の家へと向かい歩き出た

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

歩いていると鶫さんのあるところが気になって私は聞いてみた

 

「ねぇ、鶫さん?」

 

「なんでしょうか?」

 

「いつもの服装と違っているけど何なあったの?」

 

「これには理由がありまして……もしかして似合っていませんか?」

 

鶫さんは私のした質問が服装が自分に合ってないと思っていたのですぐに否定する

 

「違うよ!いつもの服装もいいけど今日の服装もいいなと思ったんだ」

 

「あ、ありがとうございます……お世辞でも嬉しいです」

 

謙遜している鶫さんだったけど私から見てもすごく魅力的だった

 

(鶫さんの服装をコーディネートしたのは桐崎さんだと思うけど、こんなに魅力的に出来るなんてただ者じゃないね)

 

と私は心の中で思ったのだった

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「……クッシュン!」

私と楽は万里花に勉強を教えることになり万里花の自宅へと来ていた

 

「桐崎さん、もしかして風邪ですか…だったらかえってもらってもいいですよ」

 

「大丈夫に決まってるわよ!それよりも勉強しなさいよ」

 

「わかっていますわ」

 

と言って勉強を再開した万里花、すると楽が私に耳打ちをする

 

「本当に大丈夫かよ、もし無理そうだったら……」

 

「さっきも言ったけど大丈夫よ」

 

「それならいいけどよ」

 

楽に心配されてちょっと嬉しい私は不意に鶫のことを思い出す

 

(あの子、いつも通りの格好で行こうとしてたから私がコーデして行かしたけど大丈夫かしら?……)

 

心配することはないと思い私も勉強に集中することにした

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

私と市川様は晃の家に着くとインターホンを押したら

 

「はぁ〜い、どちら様ですか?」

 

「一条晃君に用があって来たのですけども…」

 

「坊ちゃんに用事がある女性って……まさか!」

 

すると玄関から一人の男性が出てきた

 

「いらっしゃい!さぁさぁ入って入って坊ちゃんなら部屋にいるんで」

 

私と市川さんはお土産を渡して、晃のいる部屋に教えてもらって進むと晃の部屋であろうと思われる所に着いた私はふすまを叩くと

 

「なんか用でもあるのか竜?」

 

「私だ」

 

「おぉ!鶫かよびっくりしたぜ、まぁ入ってくれよ」

 

「「こんにちは」」

 

「薫も一緒に来てたのか」

 

「そうだよ、晃の家に行く途中でばったり会ってそのまま来たんだよ」

 

「まぁ、好きなところ座ってくれよ」

 

そう言われた私たちは好きなところに座った

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

薫に英語を教えるためとテスト勉強をしようと二人に好きに座ってといったのだけど

 

「なんで二人とも俺の横にいるんだよ!」

 

このためにちょっと大きい机を持ってきたのに意味ねぇないじゃないかと思っていたら

 

「……ほら!僕はわからない所を教えてもらおうと思って」

 

「なら鶫は?」

 

「……私はお前に勉強をおしえるためだ!」

 

「はぁ?なんでそんなことになるんだよ?」

 

「お前だってわからない問題だって出てくるかもしれないからな」

 

「そうかもな、ならこれでいいか」

 

話が落ち着いたところで俺たちは勉強を始めることにした

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

それから何時間か経つとやはり眠気が襲って来ていたが頑張って起きている二人に後から起こすから仮眠をとるように言って、押し入れから毛布を取り出して二人に掛けた俺は再び机に向かい薫が起きた時にさせようと思う問題を作ろうと問題集を見ようとしたら二人の寝顔が目に入った

 

「……今さらだけど二人って可愛いんだから彼氏とか作ろうと思えば作れるなんか理由でもあるのか?」

 

ふと思った疑問をちょっとだけ真面目に考えてみてみる俺

 

(何が考えられるか……出会いない?それはないよな、それとも女が好きとか……それもないよな、それとももう好きな奴がいるけどそいつに彼女がいるか誰かに時間を取られてるいるから……)

 

ここで俺は気付いた

 

(もし誰か時間を取られてるってことなら俺のことじゃん!……なんてことしてたんだ二人に彼氏が出来る事を応援していたのに俺が邪魔してるとか何してんだよ!)

 

自分の鈍感さに呆れながら、二人に悪い事をしたという罪悪感が心の中にあるけど今はこれからをどうしたらいいかを考えて一つの答えが出る

 

(もう関わるのはやめておくことにしよう、そしたら二人の好きな奴も話しかけやすくなるだろうしな……)

 

 

俺はこのは考えていたことに区切りをつけ終わるとそろそろ二人を起こすことにした

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「……きろ……起きろよ二人とも」

 

なぜか晃が僕と誰かを起こす声が

聞こえてくるから眠い目を開けるとすぐ近くに晃の顔があった

 

「うわっ!何で晃がここにいるの?」

 

「何でって言われてここは俺の家だから」

 

「えっ!……あっ!そっかそういえば」

 

徐々に意識が覚めてきた僕は晃にいたのかを思い出した

 

「ごめん、ちょっと寝ぼけていたけどもう目が覚めたから大丈夫だから勉強を教えて欲しい」

 

「よっし!要点はさっきやったから後は問題をひたすら解くだけだ」

 

「わかった、問題をもらってもいいかな?」

 

僕はもらった問題を解いている時に晃は寝ている鶫さんを起こすことにしたらしく終わったら教えて欲しいと言われたのでひたすら解いていた

 

しばらくすると晃が鶫さんを起こしたのか僕のところに来て終わったかと聞きにきたので合ってるかわからないけど終わった問題を見せた

 

 

「……これで終わりっと」

 

答え合わせを終えた晃にどうだったかと聞いてみたら結構合ってるらしく今回のテスト範囲のところは大丈夫だって言われて安心した僕

 

「今回は二人とも勉強を教えてくれてありがとう」

 

「気にすんなって」

 

「そうですよ、私は少ししかお手伝いできませんでしたし」

 

二人は謙遜していたので僕は心の中で感謝しておくことにした

 

 

 

 

 

 

 

こうして僕の追認回避の勉強会が終わりテスト本番になると自分でも驚くほどに問題がわかって解けたのはよかった

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

数日後にテストが返って来て点数は56点と僕にしては結構取れた方だと思っている

 

このことをみんなに伝えたら

 

「よかった〜」

 

「これで来年も進級できるね!」

 

「よかったね薫ちゃん」

 

と心配していてくれたクラスメイトからのコメントは嬉しかった

 

…………そして僕は晃のところへ報告に行った

 

「よかったな、教えたかいがあったってもんだよ」

 

そう言って僕の肩をポンと叩くと教室の扉を出て行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これ以来僕と鶫さんが晃と関わることが無くなった

 

 




感想など待ってます!

……くれると嬉しいな

批評も待ってます


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ソレゾレ Ⅰ

お久しぶりです。
投稿するおそくなってすみませんでした。

大学生活とバイトのりょうりつできるようになってきたので前のペースぐらいで登校できると思います。

この話は四部構成で考えています。

では、どうぞ!!!!



私の周りで変わったことが二つある。

一つ目は私が女ということが広まったときに告白されることが多かったのだが、最近また告白受けることが多くなった。だけど、好きという気持ちがわからないまま告白を受け入れても自分も相手にも失礼なので断らせてもらっている

 

 

二つ目は晃が私や薫様を避けていることだ、これについて。原因がわからないために私たちは困っていた

 

「はぁ~、なぜ避けらているのかさっぱりわからない」

私の呟いた疑問に答えなど返ってくるわけもなく空に虚しく消えていった、そろそろ教室に戻り帰ろうとドアに向かおうとした時、ドアが開くとやや疲れ気味の晃が現れた。

 

「あぶね~、なんとかにげきれたようだな・・・って鶫!!!なんでここに居るんだ!!!」

「別に私がどこにいようが勝手だろう」

「そうだな、すまん」

「それよりもなんで私を避けるんだ、しかも薫様にもしているそうだな」

「それは・・」

話せない理由があるのか、言い訳を考えているの分らないが黙り込んでしまった、するといきなり

 

「あっ・・・」

「あ?」

「あそこになにかいる!」

と言いながら指をさす晃につられて指さす方向を見るが何もなく何いがいたのだと聞こうとしたらそこに姿は無かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから会ったり、話せる機会はあったが、うまくかわされたりして全然理由を聞くことが出来なかった。

「晃は避けてばかりだが、何か嫌われることでもしてしまったのだろうか・・・」

頭で考えてみるがそのような出来事は無かったと思っている。

「あいつは私のことをどうおもっているのだろうか・・・まぁ親友というのだろうな」

このとき心の中にあることが浮かんだ“わたしは晃のことどうおもうのか”というものだった、考えてみたこともなかったので考えてみることにした。

 

私の中の晃か・・・昔に遊んだことのある幼馴染み、だらしないやつ、頼りない、意外と器用、勉強はそこそこ出来て、困っている人を放っておけないお人好しと思いつくまま上げっていったがこれは性格などだった、もう一度考えてみるわたしにとっての晃についてというと気兼ねなく話せる奴、本当の自分を受け入れてくれる一人、いると安心できる存在、そして・・・ずっと一緒にいてほしい人でもある。すると、パズルの最後のピースが埋まったかのように今までの気持ちが理解できた。

 

「そうか・・・もうわたしは恋をしていたのか・・・恋とはこんな気持ちなのかすごく苦しくてドキドキしているけど嫌じゃないむしろ愛しい・・これがスキになるってことか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう・・・鶫誠士郎は一条晃が好きだ!

 

 

これで、迷うことはなくなったしあとはこの想いを伝えるだけだ待っていろよ!

 




ちょっとぐだぐだした感じではありますが目をつmってもらえるとうれしいです。


感想や誤字訂正などどんどんまっています!

すごく感想( ゚д゚)ホスィ…


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ソレゾレ Ⅱ

「はぁ……何か避けられる事でもしたかな?」

 

何度ついたかわからないため息、絶賛僕を悩ましているのは幼馴染の一条晃である。

理由もなく距離を置かれたのでわらないことだらけなんだけど、わかっていることは勉強会の日に何かあったということだけど鶫さんに聞いても何もなかったといわれた。八方塞りの中、何とか理由を探そうと考えていたら

 

「薫ちゃん〜ごめんね、待たせちゃって」

 

「大丈夫だよ、帰る準備するから待ってて」

 

「わかったよ」

 

今日は同じクラスの子と帰る約束をしていたので、一旦考えを頭の隅に置いておいた。

教室を出て、話しながら帰っていたら

 

「餌やりだけでこんなに時間が経つとは予想外だけどあいつらうれしいそうな感じだったし良しとするか!」

 

餌やりを終えたらしい晃が教室に戻るのかこっちに向かってくるから声をかけてみたらいきなり方向を変えて走って行った。

 

「あっ!待ってよ晃」

 

「どうしたの薫ちゃん?もしかして今のは一条君の弟のほうかな?」

 

「そうだと思う」

 

すると、彼女はニヤニヤしながらふ〜んとかそういうことかと言いながら一人で何か考えている

「よし!」

考えがまとまったらしく僕に話しかけて来た

 

「薫ちゃん、今日は一緒に帰るのはいいからはやく追いかけなよ」

 

「えっ、でも本当にいいの?」

 

「いいよ、その代わり……」

 

彼女は少し間を空けて

 

「彼氏さんと仲直りしてきてね!」

 

「あ、晃とはそういう関係ではないよ!」

 

否定したけども聞く耳を持ってもらえずに彼女は帰って行ってしまい、ボクは晃を追いかけることにした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ……はぁ……こっちに行ったと思ったんだけどなぁ、見間違えたかな?」

 

晃が走って行ったと方向に来てみたけど辺りには姿は見えないから見失なってしまったから校門に行こうとしたら後ろから

 

「い、市川さん!」

 

「は、はい!?」

 

いきなりでびっくりしていると、振り返ると同じ学年の男子らしく何か用事でもあるのかと思っていると

 

「いきなりですみません!始めて見た時からずっと好きでした、よければ俺と付き合ってください!」

 

「 えっ!」

 

ボクの予想の斜め上を行く言葉に一瞬フリーズしてしまったが、答えは決まってるから返事を返す

 

「ごめんなさい、あなたと付き合えません」

 

「そうですか……すみません時間をとらせてしまって」

 

そう言うと彼は走り出して行った。でも、これでよかったのだと思う、曖昧な返事をして期待などもたしもダメだし、それにボクは晃が好き!この気持ちはあの頃から変わらないし会えてもっと好きになった。

 

「だから、 ボクは諦めない!」

 

ボクは晃に対する気持ちの再確認をした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌朝、ボクは晃ではなく鶫さんを呼び出した。

 

「ごめんね、こんな朝はやくから呼び出して」

 

「大丈夫です、それで要件とは?」

 

「率直に言うよ、ボクは晃のことが好き!だから負けないよ」

 

「私も晃のことは好きです、この気持ちは薫様にも負けないと思っています」

 

鶫さんも自分の気持ちに素直になったのをうれしく思う反面、ライバルが増えたのは厳しいけどそんなことで諦めるつもりはないけどねと内心思っていたら

 

「薫様、その前に晃のことはどうしましょうか?」

 

「それはちゃんと考えあるよ」

 

ボクは鶫さんに伝えて、準備に取り掛かることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

晃、キミが何を思ってボクたちを避けていたのかわからないけどちゃんと話してもらうから待っててね!

 




読んでくださったありがとうございます!

お気に入り、評価どんどん待ってます!


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ソレゾレ III

鶫と薫から距離を置いてから数週間が経った、最初の方は話しかけてくれたりしていたけどもう話しかけても無駄だと思われたのか、それとも誰かと付き合い始めたと理由は色々思いつくけども距離を置くことが出来たのでよかった。

 

「お〜い、晃一緒に飯食べようぜ」

 

「すまん、俺は遠慮しとくわ」

 

「わかった、また後でな」

 

四限目が終わり、それぞれが仲の良い人たち同士で机をくっつけてご飯を食べている。俺も誘われたが断って、弁当を持って屋上に向かうことにした

 

「いただきます……」

 

屋上にいくとそんなに人は居らず、適当な場所に座って食べていていたら

 

「すみません、隣いいか?」

 

「なんだよ集、兄貴と一緒に食べてたんじゃないのかよ」

 

「今日はたまには屋上で食べようかなと思っただけさ」

 

「そうなのか」

 

会話を一段落させて、俺と集は昼食を食べ始めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「さて、飯も食べ終えたことだし……」

 

先に食べ終えた集は教室に戻るのか思いながら残り少ないごはんを食べているとなぜか真面目な顔をしてこちらを見てきたから何かあるのかと緊張していたら

 

「一つだけ質問させてもらうけど、なんで薫ちゃんと誠士郎ちゃんから距離置いてるんだ?」

 

「………いきなりどうしたんだよ、そんな質問してきて」

 

さっきの顔とはちがい普段のおチャラけたような顔をしながらしゃべり始めた

 

「だってさ〜最近の三人はぎこちないような感じに見えるからさ、何かあったのかなぁ〜って思っただけだよ」

 

「集にはそんなの関係ないだろ………」

 

「それもそうだな」

 

そう言うと集は立ち上がり教室に戻ろうとしていたけどなにか思い出したのか、こっちを向いて

 

「さっき、キョーコ先生に頼まれたことがあるんだけど放課後暇だったら手伝ってくれない?」

 

今日の放課後は予定は何もないのからわかったと返事したら、場所と時間を教えるとさっさと出て行った。そして、放課後になると俺は集に言われた資料室へと向かっていた。

 

(そういえば先に行っておいてくれって言われけどなんで一緒に来なかったんだ?)

 

そんなことを考えていたら目的の資料室に着いていた、ドアを開けても誰もいないからそこら辺にあった椅子に座って集を待っていたが・・・・・・

 

(遅すぎないか!、結構待ったと思うんだけど!)

 

30分くらい待ってもなかなか来ない集に対して苛立ちが募るなか、ドアが開く音がしたから俺は少しだけ怒るつもりだった

 

「来るの遅すぎ……ってなんでお前らがいるんだ」

 

そこに居たのは集ではなくて鶫と薫だった

 

「話すのは久しぶりだな晃」

 

「悪いけど、無理矢理話す場を設けせてもらったよ」

 

一番会いたくない二人が目の前にいる、だけど俺は逃げられずにいた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さぁ、なんで僕たちを避けたのか教えてよ………」

 




感想などくれると嬉しいです!

評価くださった方ありがとうございます!


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ソレゾレ Ⅳ

薫の一言に答えられずにいると鶫がしゃべりだした

 

「……私も市川様もいきなり避けられてわけがわからない……だから、舞子 集に協力してもらい晃を呼ぶことにした」

 

集も関わっていたのかと内心思いながら、どうやってうまく話をかわすかということも考えたけど二人の言葉と悲しげな顔を見て、俺の考えていたことを話すことにした

 

「まずは迷惑かけて悪かった、俺のしたことで二人がそんな思いをしていたなんてわからなかった……だから、ごめん!」

 

怒るの覚悟していたけどあっさり許してくれた、それよりもなんで避けていた理由をはやく話してと急かされたので話し始めた

 

「俺は二人ともお世辞とか抜きで可愛いとおも……「「それは本当(か)!?」」

 

「本当に決まってるだろ……」

 

いきなり嬉しそうな顔をする薫と鶫に驚いたがそのまま話すことにした

 

「可愛いと思うからこそなんで彼氏をつくれるはずなのにいないのかって考えていたいろいろ思いついた。例えば、俺がよく二人と一緒にいるから彼氏と思われてしまって、恋の邪魔をしていたのかもしれないし、本当は彼氏がいるけど俺に気を使ってくれてあんまり会わないようにしてるのかって考えが浮かんできて、ほとんどの原因は二人と俺の距離間が近いせいだから、それなら二人から距離をおいたらいいって思ったんだよ………」

 

俺の考えていたことを全部話し終わると二人とも黙っていたが、しばらくすると鶫は薫と話し合いを始めたらしいが何について話しているのかわからない

 

「では、この案でいいですか?」

 

「それじゃないと伝わらなさそうだしね……」

 

どうやら意見がまとまったらしくてこっち向いた

 

「晃の思ったことはわかったが間違えていることがある。私も薫さんにも彼氏などいないが好きな人はいる。それに、自分の恋は自分自身でなんとする!」

 

俺の意見に対する答えは自分のことは自分でできるから手を出さないでいてほしいいうものだった。けれど、二人の意見は正しいくて俺はそれに横槍を入れようとしていただけなのだ

 

(よかれと思ったけど本当は邪魔しかけていたなんて笑えないな)

 

なんてことを思っているとまだなにか言いたいことがあるらしい鶫はしゃべりだす

 

「それに一番間違えていることは私達の好きな人物は……」

 

(えっ!俺なんかに言ってもいいのか?気になるけども……どうすればいいんだよ)

 

聞いてしまっていいのかと心の中で葛藤していたら二人は想い人の名前を言い始めていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私の好きな人は……」

「僕が好きなのは……」

 

「「晃だ(だよ)」」

 

いきなり俺の名前が出てきて頭の中はパニックを起き、二人の声は聞こえていなくて鶫に頬を引っ張られてやっと落ち着いた。

 

「いつから俺のこと好きだったんだ?」

 

それを聞くの?という表情をしながら、恥ずかしそうにそれぞれが話してくれた

 

「10年前の僕を遊ぼうと誘ってくれてからずっと好きだった……けど、また一緒に過ごして色んな晃を知ってもっと好きになっていったんだ……あはは、やっぱり面と向かっていうのは恥ずかしいな」

 

「私は晃を好きという気持ちは心の何処かにはあった、だけど晃が離れてしまってどうしようもないくらいに胸が締め付けられるようの感じがして、考えてみてたどり着いた答えは晃のことが好きということだった……これが私の気持ちだ」

 

 

二人がちゃんと気持ちを言ってくれたのにおれが返事をしないのは最低だと思うから腹をくくり、今の俺のありのままの気持ちを伝えた

 

「二人の気持ちはすごくうれしいし、でも俺は二人を親友って目線でしか見ていなかったからいきなり告白されてもなんて返せばいいかわからない……だから、これからもっと二人のこと知っていきたいと思ってるからちゃんと言う……無理かもしれないけど二人とも彼女(仮)として俺と付き合ってくれ!答えが出た時に俺から告白するから………頼む!」

 

「わかった」

 

「いいよ」

 

あっさりと了承されてしまった。俺の予想は激怒するか、最低と言われビンタとかされてしまうものだと思ってた

 

「えっ!?本当にいいのか?」

 

「鶫さんと話したんだ晃が出した答えなら受け入れる、それが僕たちと同時に付き合いたって言われてもね」

 

俺の考えていることわかってしまうなんて敵わないと思いつつ、おれはもう一度鶫と薫の顔見ていう

 

「俺と付き合ってください、鶫誠志郎さん、市川薫さん」

 

「「はい!」」

 

彼女たちの嬉しそうな顔を見て、いつかはどちらを選んでも後悔しないくらい思い出をつくろうと誓った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして、俺の勘違いから始まってしまったことは意外な結末を




感想待ってます


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55話

鶫と薫から告白されて付き合うことになった。

このことはおれの人生の中で結構な衝撃的な事なことで、今でも夢ではないのかと思いつつ、学校へ向かっていた。すると、後ろから誰かが走ってくる音が聞こえてくるから振り返ると薫だった。

 

「おっはよ~、晃!今日もいい天気だね!」

 

朝から元気な薫をみて、いつもとテンションが違っているなと思いながら、俺もおはようと返す。

 

「ねぇ、腕組んでも良いかな?」

 

いきなり言われて内心ビックリしているけれども顔には出さず、平静を装いながら普通に返事すれば…

 

「べ、別にい、いいぞ…」

 

まぁ、そんなの俺にできる訳ないんだけどな!

大事なところで噛んだ俺をうらんでいたら、薫はうれしそうに腕を組んできた。新鮮な感じもするがそれよりも視線が痛いほど刺さっている気がするが気にしていたらキリがないから無視して歩くことにして、薫との他愛ない会話を楽しんでいた。

 

しばらく歩いていたら曲がり角で鶫に出会った。朝の挨拶をして、一緒に学校に行こうとすると鶫が俺の制服の裾を引っ張ってくるから何か伝えたいことがあるのか考えてみて思いつくものがあった。

 

「もしかして、鶫も腕組みたいのか?」

 

こくんと頷く鶫は小動物みたいでかわいいかった、横にいた薫のそんな攻め方があったなんてと聞こえたのは幻聴だと思うことにした。こうして、両手に花という状態で登校することになった。

 

「二人とも、すごく見られているような気がするんだけど気のせいかな……」

 

「いえ、わたしもさきほどから感じていました……何かあったんでしょうか?」

 

それは俺たちが見られるようなことをしてるからだろ!!!

と言いたいが言えるわけがないので俺もわらないふりをする。

 

「三人ともおはよう~、朝から仲がよろしいことでうらやましいですな~」

 

事情を全部知っているのにそう言ってくる集に一発お見舞いしてやりたいが、今は両手がふさがっているのでやめておいた。

鶫と薫は集に手伝ってくれたことに対してお礼を言っているが気にしなくていいと言い、先に下駄箱に向かった。

 

「下駄箱に着いたんだし、そろそろ離れてくれないと俺的いろいろとヤバいんだが……」

 

「それもそうだね、わかったよ」

 

「わたしは少ししかできなかった……」

 

素直に離してくれる薫と対照的に鶫は名残惜しそうにはなしてくれた。ちょっと可愛いくてもう一度だけ腕を組んでもいいかなと

思ったのは内緒だ。

靴を履き替えて、教室のドアを開けると男子どもがいきなり襲いかかってきた

 

「死ね!!!一条!!!」

 

「非リアどもの恨みを思い知れ!!!」

 

襲いかかってくる奴らを捌きながらなんでこうなったを考えていると自分の席に座っていた集がこっちをむいてにやりと笑っていた。

このあと、集をめちゃめちゃボコボコにした。

 

朝のHRになるとみんなも落ち着きいてきたようだけど、俺たちは質問攻めや攻撃(主に俺)をされて疲れていた。昼休みになり、兄貴たちには報告をしようと決めていたので屋上に呼

ぶことにした。

 

 

「……俺は鶫と薫の二人とつきあうことにした」

 

みんなの反応はえっ、いまさら!?という感じだった」

 

 

「なんだよ、その反応はもうちょっとおどろいたりしないのかよ!」

 

 

「だって、他の人たちから三人って付き合ってるように見えたわよ」

 

桐崎さんの意見にみんなは頷いた。そんな風に見えていたなは恥ずかしいなとおもっていたら集がいらないこと言ってきた。

 

 

「じゃあ、もうすぐクリスマスだしデートでもするのかな?」

 

集の言ったことで二人は顔を真っ赤にしながら

 

「わたしは行ってみたい……」

 

 

「……僕もクリスマスにデートしてみたいな」

 

 

元々、クリスマスまでにはさそうつもりだったので問題ではないから俺は

 

 

「いくか、クリスマスにどこか」

 

 

そういうと二人はうれしそうにうん!と言ってくれた。今年のクリスマスは楽しくなりそうと思いながらふたりの顔を見た。



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クリスマス

クリスマス

 

この行事はキリストの生誕祭であり、ヨーロッパなどキリストを信仰している国では家族とすごすのが普通なのだが、日本では何故かカップルなどがイチャコラしながら過ごす日となっている。なんともうらや…違う、クリスマスをやるならちゃんと家族すごすべきだと俺は思う、なので街にいるリア充共よ家にさっさと帰れ。

 

 

「ねぇ、どうして晃の目が死んでるように見えるけど、なんでかな?」

 

「わかりませんが、多分つまらないことでも考えているのでしょう」

 

「待て、目も死んでないし、しょうもないことは考えてな…」

 

目の前にいたのはいつも以上に可愛くなっていた2人がいた、その姿を見た俺は無言で立っていた。

 

「おーい、晃!晃ってば!」

 

「すまん、2人がいつも以上に可愛くて見惚れてしまった」

 

俺の一言で照れている2人はお世辞抜きで可愛かった、薫はチュニックにズボンを履いて、ピンコートを着ていて、自分のボディラインを隠すようなコーデをしていた。鶫はミニスカートにニーソックス、そして、トップスという組み合わせだった。

 

しかし、鶫のトップスによって強調されている二つのメロンから俺は目を離せなかったが、いきなり薫が俺の腕に抱きついてきた。

 

「そりゃあ、鶫さんは可愛く胸も大きいから視線が行ってしまうのは仕方ないけども、僕も君の彼女なんだよ?だから、ちゃんと見てほしいな……」

 

ヤバイ、ヤバイ可愛すぎるだろ!上目遣いでこんなこと言われて俺は薫を抱きしめて

 

「ごめん!薫のこともちゃんと見るから許してくれ!」

 

「わかった、わかったから!離して!人が見てるからはやく!恥ずかしい」

 

ため息を吐きながら呆れている鶫、恥ずかしがる薫、人前で女子に抱きつきながら謝る俺という3人はさぞかし人目をひきつけただろう……

 

人目を集め過ぎた俺達は逃げるように立ち去り、次に行く予定だった映画館へ到着した。

 

「これからは人前であんなことしないでね?……すごく恥ずかしいから」

 

「はい、気をつけます」

 

「するなら、三人だけの時か二人だけの時にしろ、わかったな!」

 

「はい……えっ?!」

 

鶫から言われた一言に驚いたが、今は聞き直すのは駄目だと思ったから、先に歩いている2人の追いかけた。

 

「それで何の映画を見るんだ?」

 

鶫の言葉に俺は先に予約してあったチケットを2人に渡した、チケット代のことを聞かれたけど初デートなので俺が出させてくれという理由で納得してもらった。

 

その後はポップコーンと飲み物を買って、上映するシアターへ向かうことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜~~~~~~~~

映画上映終了後、俺たち三人は近くにあるファミレスで夕飯を食べてから最後の目的地に到着した

 

「ここが最後に連れてきたかった場所なんだけど、綺麗だろ?」

 

「うん!すごく綺麗!」

 

「確かに、これはすごく綺麗だ」

 

クリスマスツリーを眺めてる2人に冷えるから温かい飲み物を買いに行くと一声かけてから近くの自動販売機に向かった

 

飲み物を買う前に竜に電話で届けて欲しいものを持ってきもらった

 

「すみません、坊ちゃん!人が多くてなかなか見つけられなくて、あっ!これ頼まれていたものです」

 

「いや、俺もこんな時に使い走りみたいなことさせてしまって」

 

「気にしないでください!それよりもデート成功すること願ってます、あっしはそろそろ帰ります」

 

「ありがとうな、これ兄貴と俺から少ないけど、組のみんなにプレゼントなんだけど引き取りに行ってきて欲しいんだけど頼めるか?」

 

俺は竜に某有名フライドチキン屋のクリスマスセットの引き換え券を渡した、すると泣き出したが何とか落ち着かせてから竜は帰って行ったので俺も二人のところに戻ることにした

 

 

「2人ともごめん、思ったより人が多くて、ちょっと迷ってた」

 

遅れた理由を話しながら、頼まれていた飲み物を渡してから近くのベンチに座って二人の顔を見た

 

「どうしたんだ?私たちの顔に何かついていたのか?」

 

「いや、二人とこんな関係になるなんて入学した頃の俺は夢にも思ってないだろうって考えてだけ」

 

「それは私もだし市川様も同じだと思うぞ」

 

横で薫はうんうんと頷いていた。二人と色々な出来事があったから恋人という関係になったのだと思う、それは嬉しいことだから、目一杯の思い出作ろうと思った。

 

「大事なことを忘れてた!」

 

俺は二人に渡さないといけないものがあることを思い出し、急いでポケットからプレゼントを取り出した

 

「これ、二人のクリスマスプレゼントなんだけどよかった受け取ってくれないか?」

 

「すまない、私はなにも持って来てない……」

 

「僕もないんだ……」

 

「気にしなくていいって、別にプレゼントが欲しくて渡した訳じゃないから」

 

申し訳なさそうな顔をしてる二人に渡したものを開けてもらい、空気を変えることにした。

 

「それよりも開けてみてくれよ、色々考えて選んだやつなんだよ」

 

「そうなんだ、じゃあ開けさせてもらうね」

 

箱を開けると中には2人をイメージした色のブレスレットが入ってた。早速、

着けてくれたので、俺も買ってよかったなと嬉しくなった。

 

嬉しそうな二人はやっぱり貰うだけでは申し訳ないと言い出して、2人で相談した合っていた

 

「僕はこれしか無いと思うんだけど駄目かな」

 

「私もそれはいいんですけど……やはり人目が多いのが……それなら帰る時にしませんか?」

 

「それもそうだね、帰る時にしようか」

 

何をするのかわからないが薫と鶫で折り合いがついたしたらしく、2人はこっちに来て、そろそろ時間だし帰ろと言うので帰ることにした

 

まずは薫の家の前に着いたので別れの挨拶だけして終わるかと思ったら薫が

 

「今はこれしか出来ないけどちゃんとプレゼントは渡すから楽しみにしててね、本当にプレゼント嬉しかった!」

 

すると薫が俺にキスをしてきた

 

(まさか、これがお詫びってことか!めっちゃ恥ずかしいんだけど!)

 

「はい、じゃあ次は鶫さんの番だよ」

 

俺は鶫の方へと向きを変えられた、どうやら鶫はまだ決心がついていないのか恥ずかしがっているので無理してやらなくてもいいと言ったけど、それは駄目だと一蹴されてしまった

 

「私の為に選んでくれたのは嬉しかったし、ちゃんと大事にする。あ、ありがとう」

 

薫とは違って、勢いに任せたようなキスだったけど悪くなかった。

 

「じゃあ、バイバイ!またデートしようね!」

 

そう言って薫は家の中に入っていった

 

「次は鶫の家だな」

 

「そ、そうだな、よろしく頼む」

 

やはり恥ずかしかったのか帰り道では会話はなかった。

 

「家まで送ってくれてありがとう、また今度会おう」

 

「おう、また今度な」

 

2人を家に送り、俺も自分の家へと帰宅した。帰ると全員からありがとうございます坊ちゃんと泣かれながら言われて、正直ビビった。兄貴はまだ桐崎さんの母さんの秘書の手伝っているらしく帰って来るのはわからないらしいので俺は心の中で頑張ってくれと思いながら布団に入った。

 

 

 

(今日の最後のキスはビックリしたわ、でも、二人とも喜んでくれたみたいだしまたデートに誘ってみるか)

 

そんなことを思いながら、俺の初めてのクリスマスデートは終わった。

 



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ショウガツ

色々あった一年が終わり、新年を迎えた一条家はいつもと変わらな1日を過ごすかと思っていたが、今年はちょっと違う日だった

 

「坊ちゃんたち〜お客さんが来られましたぜ〜」

 

そう、桐崎さん、鶫、薫がうちに挨拶に来るからそのまま飯も食べてもらう予定になっていた。

 

俺と兄貴は三人を迎える為に玄関へと行き、扉を開けるとそこにいたのは3人以外に集、小野寺さん、宮本さん、橘さんがいた

 

「何で他のみんなもいるんだ?」

 

「それはね…私が呼んだからよ!」

 

「呼んでくれたのはいいけど人数分あるかわからないしな…」

 

すると、後ろから竜は人数分の飯を用意していると言っていたから、桐崎さんが事前に伝えていたらしい

 

「おじゃまします〜〜」

 

はやく食べたいのかいそいそと入って行く桐崎さんの後ろに続くようにみんなが入った

 

 

「「「……お邪魔しま〜す」」」

 

 

部屋に案内すると殆ど飯の準備が出来ていたので、みんな適当に座って食べることした

 

「これ食べてみて晃、美味しいよ!」

 

「お、おう 食べるのなら一人でできるから……」

 

「……このお刺身とても美味しいと思うのだが食べてみないか?」

 

「そ、そうか……後で食べてみるわ」

 

「「後じゃなくて(ではなくて)今食べて欲しい(のだ)!」」

 

「はい……わかりました」

 

二人の迫力に負ける形で俺はあーんさせられている

 

「美味しい?」

 

「味付けもちゃんとしていて美味いな」

 

「ど、どうだ?」

 

「新鮮でさっぱりしてていけるな」

 

ぶっちゃけるとスゴく恥ずかしい、三人だけならともかく、兄貴達や組のヤツらもいる前でやると思ってなかったので俺の顔は飯を食べ終わるまで熱かった

 

 

 

飯を食べ終わるとみんなでゲームなどで遊んでいたら、桐崎さんが甘い物を持ってきてほしいと言われたので兄貴と一緒に台所に向かった

 

「あんまり、良いものないな」

 

「ここにチョコあるんだけどどうかな?」

 

「しょうがない、それを持って行くか」

 

うちには珍しくチョコが置いてあったから、それを持って行って、みんなで食べることにした

 

その後、みんなでカルタをすることになって、並べてくれている間にトイレにいって戻ってくるとなぜか集が吹き飛ばされていた

 

「おい!集がなにがあったんだ!」

 

「万里花ちゃん……ウイスキーボンボン……」

 

集は意味不明な単語を呟いて、気を失ってしまった。混乱しているなか後ろから肩を叩かれたので振り返ると橘さんがいた

 

「あ〜、らっくん、らっくんがおるばい」

 

「俺は兄貴じゃないよ、弟の晃だよ!」

 

「あちゃ〜、間違えたばい、らっくんはどこおると〜」

 

そう言ってフラフラと何処かに行った橘さんはいつもと違っていた、それにみんな何処にいるかわからないので探していると桐崎さんの姿が見えた

 

「大丈夫?桐崎さんなんか顔が赤いけど……」

 

「大丈夫よ〜!それより〜聞いてほしいことがあるの!」

 

「な、なに?」

 

「楽が万里花とはキスしたのに、私とはキスさせてくれないの……どうしたらいいかな?」

 

俺は耳を疑うような質問されたのでもう一度聞いてみても一緒だったから少しだけ考えて答えた

 

「グイグイいけばいいと思うよ」

 

「そ〜よねぇ〜、押していかなきゃダメよね〜、よしっ!楽を探してくるわ〜、ありがとう〜」

 

橘さん同様に兄貴をさがしに行く桐崎さん

 

「どうなってんのか全然わかんねぇ」

 

見つけていない兄貴達を探していると物音が聞こえた部屋に行ってみたら

 

「一条くんって〜〜お肌綺麗だよねぇ〜〜いいなぁ、うらやましいよ〜」

 

襖を開けると兄貴を押し倒している小野寺さんの姿が見えたので俺はそっと襖を閉めようとしたら

 

「おい!たすけてくれよ!」

 

「いや、お楽しみ中かと……」

 

「そんなわけあるか!」

 

どうやら違ったらしく、逃げるようにこっちに向かってくる兄貴に理由を聞いてみた、あのチョコにウイスキーが入っていてそれで酔ってしまったらしい……って女子達、酒癖悪すぎだろ!

 

「それより、鶫と薫をみかけた?」

 

「いや、見かけてねぇな」

 

「俺は二人を探すから、その間に兄貴は水をみんなに配ってくれよ」

 

「わかった、気をつけろよ……」

 

一階を全部調べてみたが二人はいなかったので二階をそうとしていると俺の部屋から物音が聞こえたから行ってみると二人は何かを探しているようだった

 

「二人とも俺の部屋で何をしてるんだ?」

 

声をかけてみるとこっちをみてきた、どうやら二人は酔って

 

「えっ〜と、晃の部屋にあると思う物を探してるんだよ」

 

「その探してる物ってなんだ?アルバムとかか?」

 

「「違う(よ)、エロ本」」

 

なんて物を探しているだ!と驚きはしたが焦ってはいない、なぜならそういう類のものは全部パソコンに保存してるから心配することは何もなかった

 

「おいおい、そんなものは俺の部屋にはねぇよ」

 

「そうだよね、これだけ探して見つからないなら無いよね〜」

 

このままみんながいるところに連れていけば終わりだったのだけど鶫はPCの方を指差し

 

「最後にこれの中を見せてくれないか?」

 

「エッ、ドウシテナンダソコニハナニモナイヨ」

 

二人の威圧に負けて、仕方なくパスワードを解いた。しかし、ちゃんと偽装はしてあるので、そう簡単に見つかるわけないと思っていたら

 

「市川様見つけましたよ、晃が持ってるエッチな画像や動画」

 

「なんだ、こんな所にあったんだ」

 

嘘だろ!?こんなに簡単に見つかるはずないと思っていたのに……

 

バレてしまったなら素直に言えば何事も無く収まるだろうと考えた俺

 

「すまん、隠していたのは悪かった!……けど、男子なら誰でも持ってるものだから何もしないでくれ」

 

本心を話すと二人は笑顔で俺の方をみてくれた、やっぱりちゃんと言えば分かってくれるんだなと嬉しく思っていたら

 

「「そんなこと言われたら消さないと思った(思ったのか)?」」

 

その一言ともに鶫はコレクションを一括削除されてしまった、それを見た瞬間、集めた苦労やお世話になったことを考えると俺は泣いていた

 

「えっ?!ど、どうしよう……晃が泣いてるよ」

 

「ほ、本当ですね、怒ると思っていたのですが泣き出すとは予想外でした……」

 

数分後、しょうもない理由で泣いていた恥ずかしい思いをしながら、俺は二人にどんなシュチュエーションがいいかとか胸は大きなほうか小さいほうかとか色々と質問されて俺のメンタルはほとんど虫の息だった

 

 

「そろそろ…勘弁してくれないか?俺もキツイ……」

 

 

「じゃあ……これで最後の質問にするよ」

 

その一言を聞いて安心していたら、最期にとんでもないモノをぶつけてきた

 

「「……僕と(私と)ああいう画像や動画みたいなことをしたいの(のか)??」」

 

「………」

 

一瞬思考が停止してしまったような感覚になった

 

(何を言ってるんだよ二人は!そりゃあ……二人は彼女なんだからそういうこともしてみたいとは思うけども言ってもいいのか!?)

 

「してみたいとは思う……だけど、今はそういうのはダメだと思うから高校卒業まで待ってくれ!」

 

「「うん(わかった)」」

 

2人の質問責めを答え終わり、1階に降りると布団で寝ている兄貴とやらかしてしまったという顔をしながら正座している4人がいた

 

「どうしたの?みんなで正座なんかして」

 

「「「「何も聞かないで」」」」

 

 

4人の凄みに押されて、それ以上何も聞かなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕方になり、お開きにしようとことでみんな帰るので見送る為に玄関まで行き、別れの挨拶をして帰る間際、鶫と薫が俺のところに来て

 

「「もし、シタくなった僕(私)はいつでも大丈夫だから、その時は優しくしてね(して欲しい)」」

 

耳元でそれを言った二人は顔を赤らめながら走って行く、呆然としていたけど意味を理解した俺は気を失ってしまったらしい(後から竜が部屋まで運んでくれた)

 

こうして、色々あった正月は終わったけれどもあの言葉を聞いたせいかそういう

夢を見てしまうことになった

 



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58話

冬休みも残り数日で終わるころ、俺は必要な物を買い揃えようと出かけていた。

 

「あとは文具類か・・・・」

 

近くにある文房具屋でパパっと買って帰ろうとしていたら、ポケットに入れてある携帯が鳴りだしたので画面を見てみると鶫からの電話だった。

 

「どうしたんだ、何か用か?」

 

 

『会って話がしたいんだが、私の家に来てくれないか?』

 

突然のことで驚いたが、すぐに来てほしいらしいので、急いで家へと向かった。

 

家についたからインターホンを押して押して出てきたのはクロードが出てきて、困惑していると有無を言わせない雰囲気で入れと一言残して扉をしめた。俺はここで変に逆らっても何されるか分からないので言われた

通りにした。

中に入ると申し訳なさそうな顔をした鶫、何かに対して怒っているクロード、そしてイスが一つある。そこに座るように言われたので素直に言うこと聞いた。

「なぜ、貴様がここに呼ばれたのかるか?」

 

クロードに呼び出される理由なんて一つしかない

 

「俺と鶫がつきあっていることか・・・」

 

「そうだ、貴様が・・・貴様さえいなければ!お嬢と誠士郎を結婚させるという私の計画が全部台無しになってしまったではないか!」

 

「えっ・・・本気でそんなこと言ってんのか?俺たちが付き合ってることいいのか?」

 

「そのことは仕方なかろう、誠士郎に男色家だったとはおもわなかったがな・・・」

 

そういえばこいつ鶫が女ってこと知らないことを思い出したから俺から伝えてやることにした

 

「何言ってんだよ鶫は女だぜ?」

 

「ハハハ!何を言ってるんだ貴様は鶫が女だと!そんなわけがない私が誠士郎拾った時から男だったんだぞ」

 

鶫のことを何も知らないではないかと笑うクロードの横に鶫の顔は死んでいる

 

「・・・クロード様、一言よろしいでしょうか?」

 

鶫の方へと向いたクロード、すると鶫は自分の服に手をかけて、いきなり服を破りながら

 

「拾っていただいたときから男だと思われていますが私は女だ!」

 

はぁはぁと息をあららげながら上半身はブラジャーの鶫は遂に言って言ったやった満足そうな顔をしてた、それを見てた俺の心の中はやばかった

 

(うわ~かわいいブラジャーしてているのもそうだけど息荒げているせいか胸が揺れていてエロっ!)

 

なんて考えていたら鶫がジト目でこっちを見てきた、なんでバレているんだ?その横でいきなりのことで困惑しているクロードはずっとブツブツ呟やいていたけれどもようやく考えが纏まったらしくしゃべりだす。

 

「誠士郎が女だということが分かった今、お嬢と結婚させるというのは諦めよう・・・しかし手塩にかけて育てた娘が敵対する組織の息子と付き合うなど許さんぞ!」

 

コイツ鶫が女だと分かったら親バカになりやがった!父親にとって女の子は特別なものと聞くがここまで変わるものなのかとある意味関心していた。

 

しかし、付き合うことがダメと言われると思わなかったのでどうしたものかと考えてみるが全然思いつかない、鶫の方も困った顔をしていたけれども何か思いついたらしい

 

「クロード様・・・いえお父さんそんなこというんだったらもう口聞いてあげません!」

 

さっきなったとはいえど親バカになったのはクロードにこの言葉はきついものがあったらしく、手のひらを返したかのようにすぐに認めてくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ようやく解放されて家に帰ろうとしていたら

 

「・・・おい、まて小僧」

 

「なんだよまだなにかあるのか?」

 

紙を渡されてので中身を見てみると地図と時間帯が書いてあった。なにがなんだかわからないので尋ねてみたら

 

「今のお前じゃ誠士郎を守ることは特別に鍛えてやるから来い」

 

こいつも鶫を大切に想っているんだなと考えると笑みがこぼれる。

 

ばれて時はどうしようかと考えていたが、最後には丸く収まり、なおかつこれからはクロードの目を気にせずいちゃついたりできることを考えてしまいながら、帰路についた。

 

 

 



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