境界線上のホライゾン 生きる為に戦うサムライ (ソール)
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三河編
プロローグ


皆さんこんばんはソールです。
自分は境界線上のホライゾンが好きでこれを書かせてもらいました。
誤字や脱字はあるかも知れませんが、ぜひ楽しんでいただけると
嬉しいです。投稿小説は初めてですが。どうか暇つぶしに読んでください。
それではプロローグからどうぞ。


俺は 生きるために斬ってきた。

毎日それが続いた。

俺は生きる為に人を斬り続けていた。

そうしなれば生き残れないからだ。

俺の村は東海の、つまりP.A.Oda(ピーエーオーディーエー)の国の近くの村だ。そこで戦争が起こった。

銃を持った人たちが俺の家に入ってきた。

銃を持った人たちが俺を見て「この者を生かす訳には行かない!」と銃を構える 俺はそれが怖かった。

 

俺はそこで死ぬのかと思った。

 

だが、

 

すぐその隣に刀が置いていた。

その刀は妖刀で絶対に抜いては行けないっと、亡くなった母に言われたが。

その刀を抜いてしまった。

 

その瞬間

 

 

気づいた時には、銃を持った人たちの首を斬っていた。 そしてその人たちは自分が斬られていた、ことにも気づかず、倒れた。 そして刀を抜いて五歳の俺にわかることは一つ、殺さなければ、生き残れない。

家を出で その身長に合わない刀を持って、俺に近づいてくる奴を斬った。 そしてそれが2年も続いた。

それがきっかけで俺は「斬殺丸」と名付けられ人々に恐れられた。

これが大人になるまで続くのか? あるいはどこかで殺されるのか? そればかり考えていた。

だがそれも彼女のおかげで殺さずに生きることができるとは思っても見なかった。

 

「ねえ そんなところでなにをしているの?」

「別に、それより俺に近づかないで」

 

「どうして?」

 

「近づいたら斬るからさ、そうしなければ俺は生き残れない」

 

「でも怪我しているじゃない」

 

腹の所に血が大量に出てる 戦争で負傷を負った

 

「気にしなくていいよ。いつものことだし どうせ死ぬんだから!」

 

そうこんな事をしている人間は死ぬに決まっている けど彼女は

 

「どうして?そうやって命を粗末にするの?」

 

「!」

 

そういって彼女は怪我している腹に包帯を巻く

 

「あなたは生きているんだよ!!だから命を粗末にしちゃだめだよ!!」

 

「俺が怪我していることがだめなのか?」

 

「当たり前でしょ!!」

「あなたはこれからも生きるの、生きて、生きて、もっとこれから楽しいことたくさんあるから!!!」

 

「!」 なんと彼女が泣いていた。人を殺し続けた。おれを

「だから! 生きて・・・・これからも」

 

俺は嬉しかった。彼女に必要されること生まれてきてよかったって初めて思った。

 

「わかった

 

でも生きるなら君を守るために生きたい それならいいよね」

 

彼女は泣くのやめる 「うん」

 

「ねえ君の名前を教えて」



ホライゾン「私は”ホライゾン・アリアダスト” 君は?」

優「俺の名前 ”心道 優”」

 

「これからもよろしくホライゾン・アリアダスト」

 

こうしておれは武蔵アリアダスト教導院に入学することになった。

そしてここからが彼の本当の戦いである

 

 

 

 

 

 

 




小さい頃のホライゾンにしては変かも知れませんが、
主人公が変なかも知れませんが
感想をお待ちしております。
ソール


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境界線前の整列者達 上

本当はテスト勉強中ですが、
勉強休みの間柄として投稿します。
それではどうぞ。。



聖譜暦1648年4月20日

あれから10年もたった.10年経っても、俺は彼女のそばを離れなかった。彼女を守ると誓った、けど守ることは出来ず、 あの事故が起こった。 あの事故のせいで亡くなってしまい今も俺には守るものも生きる意味もないまま生きていた。 それでも彼女が自動人形になったとしても、今も木の影で腕組みながら、彼女の歌を聞いている。 羽織(服装は新撰組の服装と同じだが、色は黒) を来て 朝早く彼女の歌を聞く為にいつも木の影に隠れて聞いている。 そして今日も彼女の歌を聞いていた。

午前7時58分 奥多摩・墓所

P「♬ ~~通りませ 通りませ〜♬」

何度聞いてもいい歌だと 勝手に笑顔になってしまう。 歌が終わると、自分のやる事に向かい静かに彼女にばれないように、その場を離れる。 歌を聞いているのは俺だけじゃないことは俺も気づいている。あと一人いる。

それもこんな朝から彼女の歌を聞いて 彼も笑っている.

そして 歌が終わると一人の青年ともう一人の侍がこう呟いた。

青「そろそろ終わりにするか」

侍「もういいんじゃないかな」

と呟いた。

********************************************

武蔵「市民の皆様、準バハムート級航空都市艦群、武蔵が、武蔵アリアダスト教導院の鐘で朝8時半をお知らせいたします。 本艦は10時により(情報遮断ステルス航行)に入りますのでご協力お願いします。 ....以上」

 

午前8時40分 武蔵アリアダスト教導院

 

オ「よーーーしぃ 3年梅組集合よ! これより体育の授業をはじめるわよ」

 

オ「先生、これから品川の先にあるヤクザの事務所まで、ちょっとヤクザを殴り込みに走っていくから、全員ついてくるように そっから先は実技ね。 遅れたら早朝の教室掃除よ。」

 

オ「はい返事は?」

 

一同「「「Judgment.!!!」」」

 

だがひとりだけ手を上げた。

 

シ「教師オリオトライ」

 

オ「なに?」

 

シ「体育とチンピラとどのような関係が?」

 

シ「金ですか?」

 

キラーンっと真顔で言うシロジロ相変わらず最低だと、みんなが思った。

 

ハ「ほらシロ君、先生最近ストレス溜まってたらしくてっね。そこで優君が新しく作ったお酒を先生にあげたらしくってね。それを持って優君と居酒屋に行ったら、飲んでいたところ、ヤクザに邪魔されて、新しいお酒も粉々になって怒って、暴れて、壁壊して、教員科にマジ叱られたから、まあ幸い暴れた先生は優君が止めて、お酒はまた作るてっ、教員科には優君が説得してくれたおかげでおおめにみてくれるらしいし」

 

シ「中盤当たりから自分のせいのようだが」

 

シ「しかもあいつがお酒を作れるとは思わなかった。今度うちにもたくさんもらおうかいい商売になる」

[またよからぬことを]と また みんなが思う。

シ「報復ですか?教師オリオトライ」

 

オ「報復じゃないわよ ただせっかく優が作ってくれた。新しいお酒を用意してくれたのにヤクザに邪魔されてハラがたったから仕返しにいくだけだから」

 

二人の羽のついた魔女がこう言う。

 

マ「ほ〜ふく。ほ〜ふく」

ナ「うん」

 

マ・ナ「ほ〜ふく」

 

言ったらオリオトライは背中に担いであった。長剣をひいて二人の前に出す

慌て二人は両手を上げる。

 

オ「休んでいるのいる? ミリアムポークウと東は来てないとして」

 

そう言って長剣を左の脇の下に挟む

 

マ「ナイちゃんが見る限り セージュンと総長とあとユウくんがいないかなー」

ナ「正純は小等部で講師のバイトで、午後から酒井学長を送りに行くから、今日は自由欠席のはず」

 

オ「じゃあトーリについて知っている人いない?」

 

そして二人の後ろから髪の長い女性が現れる

 

喜「聞きたいよね だって武蔵の総長兼 生徒会長の同行だもんねー 」

教えてくれるのかと思いきや

 

喜「ウフ でも教えないわー」

 

一同「!!??」

 

喜美「だって今朝8時過ぎにこの”ベルフローレ葵”が起きたらもういなかったから、しかし人の朝食作って行かずに朝から早起きとは 地獄にでも落ちるといいわ」

 

「それでもあいつの姉か」!! とみんなが思う

 

喜美「まあ 朝優があたしの所に来て朝飯作りに来てくれたからいいんだけどねーーー♬」

喜美「しかも "喜美のことが心配だからって”言ってウチのところまで走って来てくれたのよ。本当あいつって素敵ー」

(またあいつに迷惑かけたのか)とまたみんな思う

 

そしてその言葉を聞いたせいかもう一人の女性も前へ現れる

 

浅「ちょっと喜美! また優君に迷惑かけているのですか!!聞き捨てなりませんよ!!」

 

喜美「あら浅間あんたもしかして"嫉妬"してんの?あたしのために朝飯作ってくれたことが」

 

浅「べ 別に羨ましく思いませんよ ただ迷惑をかけるのはよくないだけで、羨ましいだなんてこれぽっち おもってませんからね」

 

羨ましいんだな、とみんなが気づいていた。

 

オ「じゃ トーリは無断遅刻かな ま聖譜の暫定支配間にある極東武蔵の総長これぐらいじゃなきゃねえ ー 極東分割支配している今極東の代表には聖譜の支配に都合のいい人物

葵・トーリ」

 

オ「彼のようにもっとも能力のないものが選ばれる」

 

そこで眼鏡の少年が喋りだす

 

ネ「もう160年前からそうだもんね 本来信州の大地は全部は僕たち極東のものなのに ずっと頭下げたり、協力したり、金払ったりで この武蔵が極東の中心なろうにも移動ばっかりで権力骨抜きでどうしようもないしね」

と言って少年のすぐ隣に三征西班牙(トレス・エスパニア)の武神がいた

 

ネ「なにしろ各国の学生は上限年齢無制限なのに こっちは18で卒業それを超えたら政治軍事も出来ないからね」

 

オ「そんな感じで面倒で厄介に押さえ込まれた国だけど君らこれからどうしたいかわかっている?」

 

オ「それに優は守るからにはそんなルールぐらい簡単に破るよ」

 

それを言った途端彼らの目つきが変わった

 

オ「いいねー戦闘系技能持っているならそれぐらいにね あんたたちにも届くかなー? 優ぐらいの強さに」

オ「ルールは簡単事務所にたどり着く前に先生に攻撃を当てたら出席点5点プラス 意味わかる? 五回さぼれるの ちなみに優はこの体育の授業を何回もしていてあたしに100くらいあたしに攻撃をしたわ つまり今の優はサボりまくりなのよ」

 

一同『『『!!!!』』』

みんな一行に驚く

 

オ「本人はサボる気ないけどねえ」

 

点「まさか優殿が先生を相手にでござるか」

 

ア「さすが優さんです。先生を相手に攻撃を通すことができるだなんて」

 

ネ「さすが"黒侍"とまで言われて,住民の人には武蔵最強とまで言われるからね」

 

ミ「さすが優ですわ この騎士でもびっくりです」

 

喜「優が先生に負けるなんてありえないー」

 

浅「でもその本人はいませんね 先生優君は今日どうしたんですか?」

 

オ「優なら三可におりる為の手続きしているわなんでも酒井学長の護衛だって だから体育の授業にでるかわからないから」

 

オ「それじゃ授業はじめるよーっと」

と言って後ろに飛んだ

 

「「「!!!」」」

 

オ「遅いわよ」

 

後悔通りの道に走り偶々そこにあった墓を見る

オ(ホライゾンかっ  きっとあの子たちにとってすべての始まりになる名だわね そう優にとっても)

****************************************

午前8時50分 多摩・青雷亭

P「そろそろ授業に向かわなくてもよろしいのですか?」

 

優「その前に朝飯食べてなくて 朝はみんなの分で精一杯だったんだ」

 

P「相変わらずお優しいのですね」

 

優「どうしてもほっておけなくてね」

 

ドカーーンと何かが聞こえた

優「そろそろかな食べ終ったしごちそうさま」

 

P「はい いってらっしゃいませ」

 

優「うん行ってくるよ」

 

食べ終わると皿を自動人形に渡しそろそろ授業に向かおうと

扉を開けようとした瞬間反対の扉から彼があらわれた

 

「!』

 

優「! どうして君が.......」

********************

 

 




感想や誤字や脱字があったら
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境界線前の整列者達 中

テストが終わったので
投稿することができました。
それではどうぞ


先生を容赦なく打つ生徒たちもはや近所迷惑どころのレベルじゃないくらい先生に攻撃をしていた。

 

オリオトライはいとも簡単に生徒の攻撃を走りながら避ける

 

シ「いいぞ♬貴様らもっともっと金を使え♬」

ハ「契約成立ーありがとうございます♬」

シ「商品だ受け取れ」

 

2ANCTと書かれている表示板が空を飛んでいるマルゴットの前に出る

 

 

マ「商品ありがとう!これで!」

 

コインの束を箒の上に乗せ、後ろに乗っているナルゼがコインの置いた先にペンで直線を書いた

 

マ「先生に当たれ!」

 

オ「そうは簡単にいかないよ!」

 

容赦なくシロジロから貰った商品の表示板にコインを当てそのコインが先生のところに攻撃するが、

 

簡単に避けられる

 

オ「あら アデーレ、あなたが一番?」

 

大きな槍を持った眼鏡の女子が隣に走っていた

 

ア「自分、脚力自慢の従士ですんで、それにいつもじゃないですけど、優さんと一緒に武蔵をランニングしたこともありますし、まあ優さん早くて追いつけませんけど」

 

「!!??こいつ人間か!!??」とみんなが思った

優も走ったって

もはや人間やめているんじやないのか、それに早くて追いつけないってどういうことだよ!!、とみんなが心の中で思った

 

と行って、先生の後を追いかける

 

ア「従士 アデーレ・バルフェット 、一番槍より行きます!」

 

そして加速術式を使って槍で攻撃する

 

ア「ハア!」

 

何度か槍を突くが先生はもっていた長剣で防ぎ、3回防いだのち、左に回転し槍を蹴る アデーレがその衝撃により崩れる

 

ア「うあ〜〜〜」

ハ「カレーいかがですか?」

 

ハ「今は いらなーーい よっ」

 

先生は先ほどバランス崩したアデーレの腰を掴み、

そのまま一回転してアデーレが持っていた槍がハッサンにあたる

 

ハ「おお カレーですね」

 

ア「すいません〜〜」

 

オ「せーの」

 

オリオトライはアデーレの尻のあたりに長剣を振る

 

ア「あいたーーー」

 

オ「ホームラン それじゃ甘いわよ、今度優に修行付き合ってもらったっら」

 

打ってきた攻撃を長剣で防ぐ

 

オ「ほら、ハッサンとアデーレがリタイアしたわよ!」

 

ネ「イトケン君!、ネンジ君とで救護して

 

そういってハッサンを回収するイトケン

 

イ「怪しい者ではありません インキュバスの伊藤・健児と申します。商店街の皆様、ご迷惑いたします。」

 

だが商店街の人たちは窓閉めた

 

ネ「今助けに参るぞアデーレ殿」

 

だが何者かに踏まれる

 

イ「ネンジ君!!!」

 

喜「あらごめん、ネンジーー、悪いと思っているわ本当よー」

 

踏んだのは喜美だ相変わらず謝る気がない

 

ミ「喜美、あなた人を踏んでいるのにどうして謝る気のない謝り方するの」

 

喜「この妖怪説教女め」

 

ミ「なっ!?」

 

喜「あんたの強さがこれっぽっちだと優が知ったら、優がガッカリするんじゃないの?こんなもんかー、とか言って」

 

ミ「優はそんな、酷いこと言いませんわ、それにここはわたくしの領地なのですよ、それなのにあなたたちはまったく」

 

喜「その優だったら、その領地に迷惑かけないぐらいな戦いができるのよ、あんたみたいに弱音をはいているだけの”子犬”に優の足元にも及ばないわー」

 

ミ「なんですってーー 」

 

ネンジは再生する

 

ネ「今のは危なかった」

 

イ「ネンジ君、君、無茶しちゃだめだよ 優くんが言ってたでしょ、いくら再生出来るからと言って無茶しちゃだめだよって、」

 

ネ「心配ご無用、ちゃんと優殿が教えた、ガードをとっていたからな」

 

イ「ガードって?」

 

優君は何を教えたのか、と謎に思ったイトケンだった

 

************************

 

住民「あんたとこ店閉めないのか?」

 

善鬼「うちは閉めないよ、客商売が営業時間に店を閉めるだなんて恥だからね、 あの子もよーくわかってる、こんなときでも朝飯食いに来る人を待ってるのさ、根性あるよ」

善鬼「あれ??,優はどうしたんだい?」

 

P「優さまなら友人と一緒に授業に参加しにいきました。」

 

善鬼「そうかい、あの子も大変だねー」

 

善鬼(それにしても”心道 優”か)

 

************************

ナ「どう?」

マ「あたらないけど、崩せそう」

 

体育の授業を遠くから見ているのもいた

 

酒「武蔵さんは午前からお掃除かい?」

 

武「Jud、酒井学長.....以上」

 

酒井「それにしても優がいなくともやるねーあの子たち、なかなかだよ ,術式も同様な者をもっているし」

 

酒井「だが、接近攻撃が少ないな、おっ、そろそろ出番かな?」

 

オ「おっ」

 

何か来ることに気づいたオリオトライ

 

オ「君が来る事ぐらいわかっていたよ」

 

 

点「スタイル・ニンジャフォーサー点蔵 参る!」

 

オリオトライは長剣を使って攻撃しようとしたが、何か企んでいることに気づく

 

点「行くでござるよ、ウッキーどの!」

 

空から半竜が 攻撃してくる

だがしかし

 

オ「小細工だわ」

 

剣の鞘のロックを解除して鞘抜けそうなところでウルキアガの頭にあたる

 

ウ「ぐあっ!」

 

そして鞘についていたひもを口で掴みそのまま点蔵に攻撃する

 

点「ノリキ殿!!」

 

点蔵の後ろから殴る構えをしたまま、走るノリキがいた

 

オ「ノリキが本命(優を相手したときと同じここまでよめなかったわね)」

 

ノ「わかっているなら言わなくていい!!!」

 

オ(でも優のところにまでは届かないわね)

 

と言って剣を話す

 

ノ「!!』

 

ノリキは離した剣を殴る

 

ノ「ふん」

 

剣は前に飛んで行く

 

ノ「くっ」

 

ウ「残念」

 

点「無念でござる」

 

オ「それじゃ進ませているだけね」

 

だがまだ終わりではなかった

 

点「あとはお頼み申す 浅間殿」

 

弓を展開する浅間

 

オリオトライは先ほど飛ばした剣を拾う

 

ネ「ペルソナ君足場お願い」

 

後ろから鈴を担いだバケツのヘルメットをした男がいた

 

そして右手当たりに浅間が乗る

 

浅「地脈接続!!」

 

浅「優君はどうやってあのリアルアマゾネスを相手に勝ったんでしょうか?」

 

そして左目に先生のところまで照準を合わせる

 

浅「行きます。浅間神社経由で神奏術の術式を使用します」

 

そして浅間の襟元の軽装甲が開きそこからマスコットキャラの巫女の姿をした 走狗《マウス》のハナミが出てくる

 

(今日はユウ君いないの?)

 

浅「優君は今違うお仕事で忙しいのあんまりいろいろごちそうしてもらっちゃだめよ」

 

そういって残念そうな顔するハナミ

 

浅「浅間の神音狩りを代演奉納で用います 射撃物の停滞と外逸と障害の『三種祓い』 あと照準添付の合計四術式を通神祈願で」

( 神音術式四つだから 代演四ついける?)

 

浅「代演として――二代演として昼食と夕食の五穀を奉納! 一代演として二時間の神楽舞! あと、一代演として一時間優君を連れてハナミとお散歩とお話! これで合計四代演! ハナミ、OKだったら加護頂戴!」

 

(えっいいの勝手にユウ君を連れて?)

 

浅間「今日三河におりるまでは時間があるからその時に誘いましょう」

 

(んー OK 許可でたよ 四代演目頑張ってね 拍手)

 

そして小さな手で拍手すると、矢の先に加速術式が入る

 

精密射撃の術式も、オリオトライを捕らえた

 

浅「義眼・コノハ 合いました」

 

そして放つ

 

浅「行って」

 

照準どうり矢はオリオトライの方に

だが

オリオトライはそれに気づいていた

 

浅「切り落とそうとしても無駄ですよ 回り込みます。」

 

オリオトライは斬り落とそうとしたが回り込まれ顔にあたるはずが

 

点「やったでぼざるか?」

 

浅「あ!!』

 

だがくらっていなかった

 

浅「嘘、なんで、食後のアイスが」

ハ(あ〜〜)

 

ネ「髪だ 自分で斬った髪を矢の軌道上にばらまく 矢が先生にじゃなくて髪に当たったんだ、それより浅間君代演に優君を入れるどうなの?」

 

浅間はガッカリ

鈴「あ あさま さん」

 

ネ「でも2年の時は髪斬らせることできなかった.....あ」

 

ミトツダイラが先ほど拾ったアデーレの槍を投げる

 

ミ「はっ」

 

だが簡単に避けられる

 

ミ「当たりませんわね」

 

そしてあっという間に品川についてしまった。

オ「品川についちゃうよ」

 

 

空から二人の魔女出る

ナ「マルゴット、行くわよ」

マ「はいはい、ガっちゃん、急ぐと危ないわよ」

 

箒からおりて重力のまま飛ぶ

ナ「いくわよ」

マ「遠隔魔術師(マキノ・ガンナー)の白と黒」

 

六翼を広げ 手を合わせる 風をためる

 

ナ・マ「堕天と墜天のアンサンブル!」

 

貯めた風で突進する

 

オ「ついにきたね、あんたたちは優の攻撃を空を飛んで避けれるもんね」

 

ナ「だからと言ってユウの攻撃を全部かわせるとは限らないわ、 それにツヴァイ・フローレンを使ったとしてもユウには勝てないしね」

ナ「いくよマルゴット、ユウに負けてられないわ」

マ「ユウくんに負けないくらいの力見せてあげる」

 

マルゴットは箒をはくほうの方向に構える、

そしてナルゼはターゲットをロックオン

そしてコインを入れる

マ「ヘルリッヒ!!!』

 

だがまた簡単に避けられるロックオンしたにも関わらず

 

オ「それじゃ優にも勝てないし、全員リタイアよ!!」

 

先ほどマルゴットが打ったコインがネシンバラの所にあたりかけた

 

ネ「殺す気か」

 

マ「ごめん〜」

 

*****************

 

酒井「いいとこまではいったんだけどねー」

 

武蔵「品川に入ったら攻撃を与える可能性はほとんどありませんから .....以上」

 

酒井「優がいないがここまでやれるのは成長って奴だよ。あいつは強いからね、本当に優を三河まで護衛させてよかったあいつがいれば大丈夫だよ。三河だっていろいろあるしね。いやあーよかった」

 

そういった途端武蔵さんがとんでもない一言

 

武蔵「酒井さま , また優様をこき使うつもりですか....以上」

 

酒井「いや、こき使うだなんて、あいつが了承してくれたうえd!!!!」

 

酒井の足を踏んでる武蔵さん

 

武蔵「それをこき使うというのでは.....以上」

 

踏む強さが増す

 

酒井「だから!こんど!何か奢ろうとしたの!そしたらそれをなしでもいきますよって言ってくれたの!」

 

踏むのやめる

 

武蔵「優様は優しいですからね、だからと言って無理なことを頼むというのであれば、ただではすみません....以上」

 

顔が怖い

 

酒井「大丈夫だよ、あいつだって自分のやること、たくさんあるんだから、相変わらず優のことは心配性なんだから」

 

武蔵「姉として当然です。....以上」

 

そろそろ梅組も事務所前につく

 

酒井「さて武蔵と極東を取り巻く面倒なこの世界で、どう生きてゆくのかねー、優はみんなを守ることで必死だけど」

 

武蔵「世界が終わろうとしたこの世界で優様はただみんなが生きる道を切り開くだけですから.....以上」

 

酒井「末世か、 優はそれでも生きるために未来を手に入れて戦うんだろうなー、当然あいつらも」

*************

午前9時00分品川暫定居住区ヤクザ事務所前

 

オ「コラコラ 後からやってきて寝ない、それじゃ優に勝てないよ、生きているのは鈴だけ?」

 

みんな疲れていた

 

鈴「はい?、い いえ,わ わたし、はこんでもらったいただけですので-は、はい」

 

オ「それがチームワークよ、生存者1名リタイアした人も救護にあたるし、2年の時よりいいわ」

 

点「優殿はこれを何回もやったでござるか?」

 

ネ「相変わらず化け物だよね」

 

そしてヤクザの事務所から魔人が出てくる

 

魔人「うるせえぞーオラー」

 

鈴「うひっ」

 

オ「あらあら魔人族もおちたわねえー」

 

魔人「なんだと だれだてめえー」

 

オ「みんな、これから実技に入るよ、魔人族の倒し方教えるから見ておきなさい」

 

魔人「なんだいったい、うちの前で遠足か?鬼ごっこか?」

 

オ「この前のお店で暴れた件覚えてる?」

 

魔人「ああん?そんないつものことで覚えてねえな」

 

オ「理由知らずに倒されるのも大変よね」

 

魔人「てめえー」

 

魔人が殴りかかったがオリオトライには軽々と避けられる

 

オ「じゃあまず先生がお手本ね。生物には頭蓋があり、脳があるの。頭を強く打てばいいのこうね!!」

 

頭に重いキッリ剣を振るそして倒れる

 

オ「これが魔人族の弱点」

 

一同「あーー」

 

みんな呆然だ

 

オ「最初の実技終了あとは!!」

 

魔人1「てめえよくも兄貴を

魔人2「くらいやがれー」

魔人3「これでどうだ」

 

そういって何本かの木を投げる

 

鈴「先生ー!」

 

オ(しまった間に合わない!!)

 

剣をひくにしても数か多い

その時

 

ザシュッ!!!!!!!!!!

 

オ「!」

 

一同「!』

 

空から人影がオリオトライの前におりてきて

黒い刀で

居合いの構えをして多くの木を粉々にした

 

?「まったく、先生、強いからといって油断は禁物ですよ」

 

黒い羽織を着た彼こそ

 

一同「優ーー」

 

そう心道 優である

 

 




感想お願いします
誤字や脱字があればお願いします。
そしてついにオリ主登場です。
次回から彼も参加します。


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境界線前の整列者達 下

学校のこととかで多く、忙しいです。
本当に真の休みが欲しいです。
つまり休みになってもやることがあって
更新がうまく書けないということです
忙しくなるのは覚悟のうえなんで
がんばります
オリ主がついに登場です。どうぞ




優「やあ、みんな、おはよう」

 

といって構えをやめて、あいさつする優

 

住民「黒侍だ!!!」

住民1「おーーい、みんな、武蔵最強がいるぞーーーー!」

 

住民たちが優の近くまで近寄ってくる

 

点「優殿、今......何をしたでござるか!!!???」

 

先ほどの魔人たちが投げた大工の使う木を全部斬ったこと

点蔵は斬った本人に聞く

 

優「ん? ああ、これ! それは全部、刀で斬ったからだよ」

 

点「しかし、刀、抜いてなかったでござろう!!??」

 

確かにオリオトライの前へ出た時には刀なんて抜いたようには見えないのだ

 

喜「バカね、点蔵ー」

喜「確かにあんたには見えてないのかもしれないけど、優は一瞬だけ刀を一振りしたのよ」

喜「しかも、見えないほどのスピードで、ねー鈴」

 

鈴「う、うん かたな、ぬく、音、き、聞こえた」

 

一同「「「!!!???』』』

 

他の人には見えてないかもしれないが、喜美と鈴は気づいていた。

 

優「そうだよ、さすが二人ともよく気づいたね、見えないぐらいのスピードで”居合い”をしたんだ、ちなみに術式は使ってないよ」

 

一同「「「!!!!!?????」」」

 

驚きしかならない、ありえないとしか言いようがない

 

ネ「あ、あ、相変わらず、すごいね君は」

 

優「まあね、それより先生、大丈夫ですか?」

 

オ「あ〜〜ごめん優、油断しちまった」

 

申し訳なさそうに謝るオリオトライ

 

優「本当ですよーまったく大怪我じゃすまなかったんですからね」

 

そうして魔人たちの方に向く

 

優「で、あなたたちは、それがわかってて投げたんですか?」

 

魔人2「や、や、やべえよ、黒侍だぜ」

魔人3「こ、こ、降参しましょ」

魔人1「バカいってんじゃねえよ、あんなひよっこひとりなんとかなるって」

魔人2「でもあの黒侍だぜ、」

魔人1「ふん!、居合いだがしんねえが、こんな奴に俺らが負ける訳がねえ、あーそうだよその女を殺す気でやったんだよ」

 

それを聞いた瞬間

 

優「なら」

 

シュンッ!!!

 

そして魔人1の目の前に、いつのまにかいた

 

優「眠っていただきます。」

 

バッコン!!!と、刀の柄で、魔人の腹を突く

 

魔人1「ウッウエェェェェェ」

 

とそのまま倒れ、気絶した。

 

優「あなたたちは?」

 

そういってもう二人の魔人を睨む

 

魔人2・3「ひいっ!!」

魔人2「と、とんでもありません!!」

魔人3「俺たちもう悪さしません、約束します。!!!」

 

と土下座した

 

優「ではこの前のお店の件もありますから、番屋にいきますね?」

 

魔人2・3「は、はい、もちろんです!!!」

 

といって倒れた二人を担いで番屋の方に言った

 

優「ふぅー、先生、今度はこんなマネしないようしてくださいね。強いからと言って怪我なんてしたら許しませんからね」

 

そういって先生にも怒る

 

オ「う〜、わかりました〜だってしょうがないじゃない優が作ってくれたお酒を飲みたかったのに〜」

 

みんなが「子供か!!!」とみんなが思った

 

優「それなら昨日できましたから今日終わったら、渡しますよー」

 

それを聞いた瞬間大はしゃぎ

 

オ「やったー、優君大好き〜〜」

 

そういって抱きつく

一同『『『なっ』』』

 

優「まったく 」

 

そういって少し顔が赤い優だった

 

浅「なにをしているのですか、先生」

 

ミ「授業中ですのよ」

 

オ「いいじゃない〜少しくらい〜」

 

一同「よくない!!!!」

 

そういって優はあることに気づく

 

優「あっ!そうだ!アデーレー」

 

ア「はい!優さん、なんですか?」

 

優「これ!」

 

そういって先ほどのミトツダイラが投げたアデーレの槍を出す

どうやら拾ってくれたらしい

 

ア「あっ!ありがとうございます。拾ってくれたんですね」

 

そうして受け取る

 

優「うん、偶々道を走っていたら、壁に何か刺さってたの見て、アデーレの槍だってすぐにわかったよ」

 

ア「Jud.いやー助かりました。なくしたらと困りましたよ、自分」

 

優「うん、それはよかった、ニコッ」

 

といって笑顔で言う優、アデーレは顔が赤くなる

 

ア「・・・・・」

 

優「うん? , ! ,鈴、おはよう」

 

鈴「お、おはよう、優君、わ!」

 

そうして優は鈴を抱き上げる

 

優「ごめんね、朝忙しくて、授業に遅れたよ」

 

鈴「ううん、優君のし、しごと、だ もんね」

 

そういって笑顔で喋る鈴

 

点「完璧、夫婦みたいでござるなー」

 

ウ「優殿はモテるからな」

 

とそこへ

 

葵「おーい、ユウ、朝から、ベルさんとイチャついてるだなんてあついぞー、それに早いてっ」

 

武蔵の総長の葵・トーリが出てくる

 

優「トーリ、遅いよ、体育の授業もう終わってるよ、少しぐらい、走ったら」

 

住民「インボッシッブル」

住民2「葵・トーリ」

 

葵「そう、俺、俺、オレ、葵トーリはここにいるぜ、それに優しかたねえだろ、」

葵「ついに発売のエロゲー”ぬるはち”をこれを買う為に朝から並んだから」

 

そういって鈴をおろす、優

 

優「トーリ!またエロゲー買ったの!!!だってこの前もフィギュア勝ったんじゃ」

 

葵「あーあれ、それも買った,ぬるはちも買った、そのおかげで財布はスッカラカン」

 

 

さすがの優でもお金は大事な物に使おうっと言いたいとこだけど言っても無駄だと判断した

 

オ「でっ君、遅刻した理由がそれー」

 

葵「うんそうだよ、大丈夫だよ先生、先生の言いたいこと、オレわかるからさ」

 

オ「へーなら、言ってみなよ」

 

葵「もちろん..........おっぱい揉ませてくれるんだろー♬」

 

と言って先生の胸を触ろうとするが、

 

優「あ!やめろ!トーリ!ってうわ!」

 

そういって突撃するトーリを止めようとしたがその突進する葵の手に押され先生に優はぶつかる

 

優「う、う、うあ!」

 

オ「え?キャア!」

 

そういってぶつかり倒れるそして

 

優「いっイテテテ、?、ウッ////!」

 

気づいた時には葵の代わりに優が、先生の胸を揉んでいた

 

優「うあーー!すいません、先生ーー」

 

オ「まっまさか、優に揉まれるとは思ってもみなかった////」

 

優「トーリ、なんてことするのさ/////」

 

そしてまだ顔が赤い優

 

葵「えー?よかったじゃん、先生のおっぱい揉めて」

 

優「よくない!!!!」

 

葵「それに優と、みんなに言うことがあるんだ」

 

もう顔は赤くはなかった

 

優「それは何?」

 

葵「明日、俺、ある人に告ろう思うわ」

 

一同「え!」

 

驚きで真剣な顔になる

 

喜美「フフフ、愚弟、コクりの予告なんて。エロゲの包み持ってる人間の台詞じゃないわね。コクる相手が画面の向こうにいるならコンセントにチ○コ挿し込んで痺れ死ぬといいわ素敵!」

 

葵「おいおい!姉ちゃん、明日告るから、そのためのエロゲー卒業に買ってきたんだぜこれ」

 

優「だから、朝早く並んだんだ、トーリ」

 

葵「当たり前だろ、こいつをやればいい告り方見つかるしな♬」

 

優「ゲームと現実は違うんだよ、まったく」

 

そして優はとっくに気づいていた葵の告る相手に

 

優「それにトーリ!」

 

葵「ん?」

 

優「その告る相手てっ    ホライゾンでしょ」

 

一同「え!!!」

 

葵「そう、さすが♬、優、お前だけが俺のことわかってるぜ」

 

喜「バカね、ホライゾンはもういないのに、あんたの嫌いな後悔通りで、墓だって父さんたちが作ったんじゃない」

 

優「無理だよ喜美」

 

喜「!」

 

優「トーリにとってホライゾンは大事な人なんだ、みんなには死んだっと言っても、トーリの心の中じゃ生きているさ」

 

葵「さすが俺の親友だぜ、なにもかもおみとうしだな」

 

喜「本当にあんたたちすごいわね、けど、それはあんたもそうでしょ優」

 

優「ああ、言葉にしなくても、わかる、それにもし彼女がいなければ、」

 

優「俺はここにはいないからね」

 

そういって喜美にもわかっていた、そう思ってるのはトーリだけじゃないこと

 

優「けど、それを覚悟したということは、もう逃げずにみんなに迷惑がかかると、わかっても、世界に逆らっても」

 

葵「ああ、もう逃げねえ、明日で10年目なんだ、だから、明日告りに行ってくる」

 

葵「それにやばくなったら、助けてくれるだろう、優」

 

優「言われなくても、やるさ、当たり前でしょ」

 

葵「頼むよ、親友」

 

うんとうなずく優

 

喜「それじや優今日はお祭りにしようか、夜にならあなたも出れるでしょ」

 

優「うん、いろいろ準備しないとね!」

 

それで終わると思っていたら

 

優「その前にトーリ、う、後ろ」

 

葵「う?おお先生聞いたか?おれの恥ずかしい話」

 

オ「わたしいまものすごく怒ってるんだけど」

 

優はやばいことに感知してみんなを下がらせる

 

葵「大丈夫だって、先生の大好きな優に揉まれたんだから、心配ないでしょ」

 

オ「だからーー余計恥ずかしいのよーーーーーーーー」

 

そして蹴られた

 

葵「ぐへっ!!」

 

オ「よっしゃー死亡フラグゲットーーーー」

 

そして葵は事務所の建物を通過して後ろのコンテナにあたる

 

オ「よっし」

 

優「はあー、やれやれ」

 

優は相変わらずこりないとため息をつく

 

優「それじゃ,まだちょっと用があるから失礼しますね、先生」

 

オ「OK、わかったわ」

 

去ろうとすると

 

オ「それと胸揉まれた分はお酒で2本追加ね」

 

優「はいはい」

 

言われなくても、そうしなければ、おれが許さないよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

P「おかえりなさいませ、優様、何か忘れ物ですか?」

 

優「ああ、ちょっとね大事な....うん?」

 

向こうから人がフラフラと近づく事に気づく

 

優「正純?」

そして倒れた

優「正純!!」

 

そして抱き上げた

優「大丈夫?正純!」

キュウウン〜〜ンお腹がなった

 

P「どうやらお腹減らしているそうですね。」

優「ホライゾン、お金は俺が払うからテキトーにパン4つ頼む」

P「Jud.すぐに用意します。」

 

優「まったくまた無茶して」

 

そして正純をお店に運んだ

 

 

 

 

 




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食事場の清純者 上

今日は忙しくなく
普通と言った日だったので
更新します。

すぐに更新したいのはわかりますが。
書けないときもあります。
だからと言って1ヶ月更新しないのは
ありません必ず一話ぐらいは更新します。早くやりすぎて、終わるのが早くなりますから
英国に入るまえにいくつか特別編をやります。
どうぞよろしくお願いします
それではどうぞ、


午前9時39分 多摩・青雷亭前

 

優「それじゃ、正純のことは、お願いします、善鬼さん、俺はまだやる事がありますので、」

 

善「ええ、わかったよ、教導院の仕事、がんばりな、」

 

優「はい、それじゃ」

 

そうして店を出る優

 

善「また、優に助けてもらったね、正純さん」

 

といってもまだパンは来てないため起きない正純

 

そして優は

 

優「正純の奴、また、お金を本に使ったな、またっく、本当にヘタなマネしたら餓死にもなるのに」

 

そういって正純に怒るもあの頃を思い出す

 

優(餓死か)

 

そう言って昔にポニーテールの女の子が正純みたいに餓死すんぜんになっていたの、今でも覚えてる

その子にも昔、食べ物上げたけど

 

優「あの子、がんばって、生きてるかな」

 

生きている事願いついにステルス航行に入ることに気づく

 

優「ステルス航行に入ったか、ちょっと急ぐか、」

 

そして走る

 

****************

 

善「正純さん、もっといいバイトして、ちゃんと、食ったほうがいいと思うよ このままじゃ餓死だよ」

 

正「今後は気をつけます」

 

善「うちでよければいつでもおいで、ところでこの後、生徒会の仕事かい?」

 

正「ええ、副会長として、酒井学長と三河の関所まで送ります。その前に母のお墓参りにいこうかと、私も母も三河が故郷なのでおりるまえにと」

正「あと、いつもご迷惑かけて申し訳ありません、将来はいい政治家になって」

 

善「いいってそんなこと、」

 

そういって笑う店主

 

善「けど、正純さん、あたしに言うのは、いいけど、それ、ちゃんと優にもいいなよ、あの子がここまで運んできたんだから」

 

正「え!優がわたしを!」

 

善「そうだよ、優ったらお金も出してきて、いらないと言ったのに、お置いてちゃってさ、ホント優しい子だよ」

 

正「そうか、わたしはまた優に助けられたのか」

 

善「ん?またって」

 

正「優はいつもわたしのこと助けてくれるんです。人と話すのができなった、わたしはあいつぐらいが友人として言えるような人なんです。」

正「あいつは本当に優しくて、強くて、ホント、武蔵最強なのがわかる気がします。」

 

善「そうかい、けど、正純さん、優の友人と言えるなら、優を理解しないとね、そうだ!後悔通り調べてみなよ、そうすれば優のことも理解出来て、他の子たちも親しくなるから」

 

正「後悔通り?」

 

善「そこに正純さんの知らない事実がある」

 

正「あの石碑のことですか?」

 

善「そう、あと一歩踏み込んでみな、優の恋人になりたいんならね♬」

 

正「なっ」

 

そういって顔が赤くなる正純

 

正「あ、あいつは違います。友人であって、決して恋人になりたいわけでは」

 

善「そうなの?いやー優のことを友人として言えるから、てっきり恋人になりたいんじゃないかと、それにそろそろ、正純さんも年だしね」

 

正「あいつは友人であって恋人ではありません!」

 

善「へえーそうかい、じゃ、一応言っておくけど」

 

正「?」

 

そして真剣な顔になる善鬼

 

善「気をつけな、優やトーリの真実を知る時は覚悟したほうがいいよ、正純さん」

 

正「え?それはどういう意味ですか?」

 

けど先は言わなかった

 

善「行けば、わかるよ」

 

正「そうですか、あ、パンありがとございました。」

 

善「ああ、いつでもおいで」

 

そういって出て行く正純

 

善「特に気をつけな正純さん、

優の真実はあたしでも想像絶するよ」

 

**********************

午前10時43分 武蔵アリアダスト教導院

 

ヨ「すまなかったね、優君手伝わせてもらって」

 

優「構いませんよ、こんなの昔からやってますし、もう慣れっこですよ」

 

優「それにしてもごめんね東、歓迎してやれなくて」

 

東「いいよ、聖連が騒がれるのはだめだって言われてるから」

 

優「本当ごめんね、そのかわり、今日の夜、トーリが祭りするみたいだから、その時にお祝いさせて」

 

東「ありがとう、優」

 

優「かまわないよ、これぐらい」

 

とそのとき優が”ある歌”を歌い出した

 

優「♬〜♬」

優「♬〜♬」

 

東「?」

ヨ「?なんだね、優君、その歌は?」

 

優「?、ああ!すいません!、つい口癖というか、なんというかー」

 

東「それにしてもなんかすごい歌だね、誰かの歌なの?」

 

優「それがよく覚えてなくて、男の人に小さい頃、歌ってくれたんだ、名前は知らない、顔もよく覚えていないし」

 

ヨ「その歌に名前はあるのか?」

 

優「ええ、名前は”...........”という名前です」

 

東「けど、いま、”世界は争いで満ちていた”って言ったよね」

 

優「うん、俺にもよくわからなくて」

 

確かにこういう風に歌ってもらったのを覚えている

ちなみにこの歌を最後まで歌えるが

だがそれどころじゃなくなった

 

?「もう、あんたもすきねー」

 

優「!えっ!トーリ!」

 

ヨ「いっ、一体何事だ!!」

 

と開けた瞬間

 

ヨ『!』

東「!」

優『!トーリ!』

 

トーリが全裸でいた

オリオトライがあわてて閉める

 

葵「なっなにをするんだよ先生、ちょ、あ、らめええええー」

 

そうして隣のクラスに音がした

 

優「まっ、まさか!」」

 

といって優も隣のクラスに入る

 

優「あちゃー、トーリ何をしているのさ!、三要先生すいません、トーリはおれがなんとかしますので」

 

葵「いいじゃねーか、優、俺の裸を三要先生にも見せてやるのさ」

 

優「やめろーバカーーーーーーー!!!」

 

そういってドカーーンっと葵は自分のいたクラスに戻った

 

********************

 

 

午前10時54分 奥多摩・墓所

 

正純は母親のいる墓についた

そこで

 

正「ん!、P-01s,どうしてここに」

 

正「もしかして、掃除か?」

 

P「Jud.ここの掃除は日課ですので」

 

黒(ばれてない?、いけそう?OK?)

 

P「ばれておりません、我々の活動は完璧です」

 

正「いや、ばれてるぞ!」

 

P「正純様はこの墓石の手入れをよくされておられますね」

 

正「ああ、母のでね、遺骨もないので形見の品をいれてある、といっても自動人形にはわからないか、魂から生まれるから、母親とかいないんだもんな」

 

P「Jud.率直に申し上げますが、正純はお母様が好きなのですね?」

 

といわれても何も言わない正純

そこでホライゾンが歌いだした。

 

P「♬この子の十の♬」

 

正「!」

 

そして思い出す、かつて母と一緒に歌ったこの歌を、正純は今でも覚えている

 

正「 通しかな♬」

 

気づいたら自分も歌っていた

そしてPー01sは違う歌を歌う

 

P「♬〜♬」

 

正「?P−01sそれはなんだ?」

 

さっきの歌はわかるが、今の歌は聞いた事もなかった

 

P「今のは、優様がいつも口癖に歌う歌です」

 

正「優が?」

 

P「Jud.いつも優様に会うたびにいつも歌っています」

 

正「優がいつもそれに名前はないのか?」

 

P「あります.名前は”..............."という名前です」

 

正「優が作ったのか?」

 

P「いえ、優様はある人に聞かされた、と、言ってました」

 

正「ある人?」

 

P「優様もその人のこと、覚えていないそうです、それに」

 

正「それに?」

 

P「この歌は優様だけがこの歌を最後まで歌えるのですが、」

 

正「歌えるが、何だ?」

 

P「とても、悲しくて、うれしいような、歌なんです」

 

意味がわからないと思った正純

 

正「どういうことだ?」

 

P「この歌には物語みたいな歌です。」

 

正「物語?」

 

P「Jud.二人の子供がいました。その子供は世界に絶望し、生きるすべがありませんでした。二人はのち出会います。そして、世界を変えたい一心で二人は手を組み世界に立ち向かうのです。」

 

正「世界に立ち向かう、その二人は何を変えたいんだ?」

 

P「ふたりの子供はデカくなり、青年となって、二人は望みました。一人目は、”みんなが生きることができる世界”、二人目は”みんなが幸せになれる世界”を目指しました」

 

正「それ優が言っていたのか?」

 

P「いえ、私がそう感じました」

 

正「!」

 

P「この歌は、優様から聞かされていた、歌ですが、最後までは聞かせていませんでした、聞いておこうと、思いましたが、その度に、優様の仕事がはいるのです。」

 

正「あいつ、忙しいしな」

 

P「それに、わたしはあの歌が悲しいです。」

 

正「!どうして?」

 

P「まるで、」

 

正「うん?」

 

P「世界を変えるためにその子供は死ぬような歌だからです。」

 

正純「!!!」

 

正純は驚いて立ち上がった

そんなことよりも

 

正「優はそんなひどいような歌を聞かされて、歌っていたのか!」

 

それは、とても彼の口から、言うとは思えない、歌だった

 

 

 

 




修正多くてすいません
申し訳ありません歌の歌詞はまずいので書きませんでした
誤字と脱字の方もお願いします


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食事場の清純者 下

ホライゾンは今、感情がないのに
優の歌を聴いて、悲しいと感じるのには
訳がありますので、伝えておきます
ストーリーの矛盾なところには訳が
ありますので、そこはこれからの投稿に
載せるので、お待ちください。
優の歌にもあります。(タイトルはないですが)
この作品は意味が深いことがいっぱい
ありますのでご了承ください。



午後0時32分 三河・武蔵専用陸港

 

一方その頃、優たちはというと

 

ネ「本日の臨時生徒会権をはじめます、総長連合会議は」

 

みんな教導院の前で集まっていた

 

ネ「葵君の告白を成功させるぞ、会議です」

ネ「それでは、葵君、どうぞ」

 

葵「テンゾー告白ってどうやんの?、おまえ回数だけはこなしてんだろ、10回かくらい」

 

そこで優が出る

 

優「え!?どういうこと!?点蔵、何回か、女性に告白したの!?」

 

そういって優が点蔵に聞く

 

点「そんなこと!まだ、一回もしてないでござるよ!」

点「それにトーリ殿、今、自分、いろいろ否定したでござるな!?本当最低でござる」

 

葵「いいから、話してみ」

 

そうしてなにやら服からメモ帳みたいの出す

 

点「ここは一つ、手紙作戦など、いかがでござる?」

 

優「つまり、ラブレターだね」

 

点「左様、前もって伝えること、書いて告る代わりに手紙にして手渡すのでござる」

 

メモ帳を葵に渡す

 

葵「つまり、どうして、相手を好きになったかを書けってことかー優?」

 

優「そう、でもただ好きだって書いてもだめ、理由を具体的に書いたりして

一緒にいてほしいって書くんだ」

 

喜「愚弟、あんたの心の中にある、いいところ書けばいいのよ」

 

葵「えー彼女のいいところ、んー、うまく言葉にできるかな?」

 

そういって悩みだす

 

優「いっぱいあるじゃない、いつも会いに行ってるんだからさ」

 

葵「んー」

 

葵『顔がかなり好みでうまく言葉にできない』

優「そうそう」

葵『しゃがむとエプロン裾からインナーがパンツみたいに覗けてうまく言葉にできない』

優「え?」

葵『ウエストから尻のラインがバツグンでうまく言葉にできない』

 

点「ずいぶんとスラスラと書けるでござるな!?、」

優「はじめはよかったけど、そこからの2つはおかしくない!?」

 

ウ「まてまてその箇条書きー」

 

そうして半竜のウルキアガが言う

 

ウ「トーリにしては肝心なことが抜けておるぞ」

 

優「え!それ、なに?」

 

さすがの親友の優でもわからなかった

 

ウ「おぬしおっぱい県民なのに、なぜか相手の言及がないぞー」

 

優「はあ!!!!????」

 

優はズッコケタてっきり真面目な事言うかと思えばなんでそんなことを!!

 

一同「お〜〜〜!!!」

 

優「お〜って!みんな、確かにいつもトーリはそういうこと言うけど!マジで告白にまで書かせる気でいるの!!!」

 

点「今に始まった事じゃないでござるからなー」

 

優「まあ、言われてみればそうだけど」

 

ハ「おっぱいソムリエのトーリ君が何も言わないだなんて!!」

 

優「え!そうなの!いつから葵、そんなこと言われるようになったの!!!」

 

敷「毎日、連呼しているのに!好きな相手にはヘタレ?」

 

優「まあ、確かに言ってるけど!!!」

 

優はたまに教導院の授業の途中で仕事が入るため、あんま、そこまでではないが

教室にいない時もある、まさか自分がいない時でも言っているとは思わなかった

 

葵「うん!」

 

優「ん!」

 

葵「おっぱいは揉んで見ないとわからn!」

 

優は我慢ならずメモ帳を取り上げる

 

優「何考えてんだ!それじゃ完璧ふられるぞ!」

 

葵「なにすんだよ優!これこそ完璧だろー♬」

 

優「どこが!完璧に変態宣言しているだけだろー!」

 

だがそこで喜美が出てきた

 

喜「じゃあ、優、そういうあなたは完璧な告り方あるの?」

 

そういって顔が赤くなる優

 

優「え!え、えーと、それはー」

 

喜「じゃあ、試しに、この私に告白するつもりでやって見なさい!!!」

 

一同「えーーーーー!!!」

 

それを言ったら優はもっと赤くなる

 

優「え!!!!!喜美に告白するつもりで!!!!」

 

喜「じゃあ、この梅組にいる、女子全員か女子一人にするといいわ!!!」

 

梅組女子「えーーーーー」

 

優「ぜ、全員か!!、一人!!!」

 

喜「そう、さあどうする、優、あんたが好きににしていいのよー」

 

優はどんでもない、選択をされた

 

浅「喜美!そういうことしてはいけません!!」

 

喜「浅間、あんた、もしかしたら優に選んでもらえるかもしれないのよ」

 

浅「そ、それは、うううれs.....じゃなくて、さすがに優君がかわいそうじゃありませんか!!!」

 

喜「でも、愚弟の告り方じゃだめなんでしょ、だからあなたが完璧な告り方をしなさい優」

 

優「ん、うん」

 

優はとても悩んでいた

 

優(どうしよ〜!まさかこんなことになるだなんて〜、と、ともかく、じゃあ告り方をやろう、でも、誰を相手に!)

 

そういってまず浅間から見る

本人は恥ずかしがっている

 

優(浅間かー、確かに美人で料理もうまくて巫女としてはアレだけど、けどそれを抜いたら結構美人なんだよな//////)

 

そして次はアデーレ

アデーレも恥ずかしがっている

 

優(アデーレも真面目だし、かわいいよなー////、なんだろ?そういうところに惚れたりするのかなー俺///////)

 

次は直政

本人はこっち見つめてくる

 

優(う!こっちを見つめてる/////k,k、かわいいー///,卑怯だろー///あんなのセコイってー///)

 

次はマルゴット

本人はニコニコしているけど、恥ずかしがっている、けど、ナルゼは睨んでいる

 

優(マルゴットも///いつも笑っててこっちも笑顔になるんだよなー////そこに惚れ込むのかなー////)

 

次はナルゼ

さっきまでは睨んでいたのに、対象になると、恥ずかしがっている

 

優(たしかにいつも同人とかBLを書いているけど、いつも励ましたり、人思いになるところが///かわいいー///それにどうしてだろー////すごく意識してしまうー///)

 

次はハイディにも

ハイディはけっこう興味津々だった

 

優(このまえも一緒に仕事したけど楽しかった。話す時も楽しいし、なんでも楽しく出来る、そこが惚れるだろうなあ////)

 

つぎは鈴

鈴も恥ずかしがっている

 

優(鈴もいま鈴のところでバイトしているけど彼女となら結婚してもいいと思う、///するわけじゃないけど///それだけいい人なんだよなー////)

 

最後は喜美

喜美は意外なことに真剣な顔になる

さっきまではけっこうふざけていたのに

優が相手だと真剣になるようだ

 

でも、優もそれを見て、さっきまで恥ずかしかったのに真剣になる

 

優(喜美かー、そういえばいつも俺のことを心配してくれたの今でも覚えている、ホライゾンとトーリと喜美と俺、いつも一緒にいてくてたんだよな、俺の”本当の正体《・・・・・・・・》"知っているにも関わらず、いつも一緒にいてくれた。俺も昔

から離れたくない一心だったんだよな、俺あんなことがなかったら、喜美たちにあっていなかっかったんだよなー、けど、やっぱり!)

 

そうして口に出してしまう

 

優「俺も生まれた故郷がここならなー」

 

一同「「「「?」」」」

 

ナ「なんか喜美の前だと真剣だねー」

 

点「不思議でござるなー、そうでござろう、トーリどn?」

 

点蔵が葵に聞いてみたが

トーリも真剣だった。いつもふざけている、彼が、優のことだと、真剣になる、しかも

はじめて見る、トーリの真剣な顔

 

気づいた時には告白作戦じゃなくなった

 

喜「どんな形であっても、あなたは、あなたよ優」

 

優「!、うん」

 

でもそこへ

 

ミ「みなさん、ここでなにをしてらっしゃるの?」

 

優「ネイト!酒井学長!」

 

酒「よっ優、それと、トーリ」

 

葵「!あ、あー、なに?」

 

真剣な顔を消して、いつもの彼に戻る

 

酒「おまえさんが告白するって,そんな危険の及ぶ相手ってのは誰なんだ?」

 

葵「ホライゾンだよ」

 

そういって、優の方を一瞬見る

そして空をみる

 

酒「あの子かー、やっぱそう思うのか」

 

葵「学長先生もそう思うだろう」

 

酒「まあな、けどいいのかそれでも」

 

葵「ああ、わかっている、何も出来ない俺だけど、一緒にいてくれないかなーと思って」

 

酒「いつ思った?」

 

葵「今朝だよ10年前の子の頃にホライゾンがいなくなったら、自然とそう思えたんだよ、だから告ろうと決めたんだ」

 

酒「そうか、まあ、がんばれ、優、時間だ行こう」

 

優「そうだった、ごめん、行かなきゃいけないから、正純にも夜に祭り誘っておくよ」

 

そしてメモ帳を喜美に渡す

 

優「トーリ、告白のことなら、ネイトに頼んだら」

 

葵「おう♬最初からそのつもりだぜ」

 

ネ「?告白ですか、ええ構いませんよ」

 

優「それじゃ、夜には戻るよ」

 

そういって学長と一緒いった

 

葵「じゃ胸を借かりてもいいよな」

 

ネ「ええ構いませんわよ」

 

一同「!!??」

 

ネ「どうかしましたの?」

 

葵「いいんだな」

 

ネ「ええ、総長の告白のために手伝いますわ!」

 

葵「それじゃ遠慮なく」

 

そういってネイトの胸を触る

 

ネ「!!!!!??????」

 

葵「静かにしてくれ」

 

しばらく触る

 

喜「愚弟」

 

点「どうでござった」

 

葵「ノーブラだった♬」

 

一同「お〜」

 

葵「感謝するぜ、ネイト、これで俺大丈夫だ」

 

葵「?」

 

プルプルてっ、肩を揺らす

 

ネ「まったくだめですわよ、バカーーーーーー」

 

そして裏拳を喰らい 校舎にそのままあたる

 

葵「うげーーーー」

 

ネ「明日、ふられてしまえばいいですわ、フン!」

 

*************

午後1時06分

三河・各務原二之関への街道

 

 

正「優、今朝はすまなかったな、迷惑かけて」

 

優「別に構わないけど、そう思うんなら、今度から気をつけてよね」

 

そういって三人で歩いていると

 

正「!、あれは」

 

優「K.P.A.Italia(ケーピーエーイタリア)のインノウケンティウスの栄光丸だよ」

 

優「大罪武装の開発の交渉にきたんだね」

 

正「大罪武装か」

 

午後1時30分

三河・各務原二之関

 

酒「ごくろうさん、あとは休んで、遊んでいいよ」

 

正「優は?」

 

優「俺はこのまま学長さんの護衛だから」

 

正「そうか」

 

優「あと」

 

正「?」

 

俺「これ」

 

それはお金だった、しかも一週間ぐらい食べれるくらいの金だ

 

正「だめだ!こんなのもらえない!」

 

優「どうせ、まだバイトの給料まだ、なんだろ、それまではお腹空いちゃうじゃないか、いいから、受け取って!」

 

そういって無理矢理、手に置かせる

 

正「本当にすまない」

 

優「いいって、俺は正純のことが心配なんだ」

 

そういって真剣になる、正純の顔が真っ赤になる

 

正「なっ/////ああ、そうか本当にありがとう////」

 

恥ずかしがっているが優には気づかず

 

優「?」

 

酒「優、そろそろいくよ」

 

優「あ!今行きます!」

 

正「優!」

 

優「!」

 

正「P01-sから聞いたんだが”........."っていう歌が口癖で歌うんだな」

 

優「!、ああ、俺にもよくわからないけどね」

 

正「これから後悔とおりを調べようと思う」

 

優「!、どうして」

 

正「いやおまえの恋b.....じゃなくて、/////おまえたちのこと知りたくて、////」

 

優「あーあ、多分善鬼さんだな、教えたの」

 

正「ああ、そうだ」

 

優「まあ、いつか、知るときがくるから、覚悟はしてたけど、」

 

正「てっことは調べてはまずいのか?」

 

優「いや!そんなことはないよ、うん、好きなように調べて、俺は行くから」

 

優「それと今日、祭りが夜にやるから教導院の方来るといいよ」

 

正「ああ、本当にありがとう」

 

優「ああ」

 

そういって優は三河に入る

 

正「優に助けてもらってばかりだな私は」

 

そういって先ほどもらったお金を見る

 

正「優の恋人になりたいからか」

 

自分で声にだして言ってしまった

 

正「//////////」

 

正純(私は好きなのか優のことが//////)

 

正「そうだ、違うに決まっている、////なのに、」

 

正「なんであいつの事を考えるとこんなに胸が苦しいんだ////////」

 

それは恋だからですよ(善鬼)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして

 

?「おっ来たか”○●丸”、では今日の夜の花火を用意しないとね」

 

何者かが彼を待ち受けていた

 




誤字や脱字
があったらお願いします。
次回は
ついにあの
女侍と出会います
感想お願いします
ご愛読ありがとうございます


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町中の遊撃手 上

また忙しくなりそうなので
更新は難しくなりますが
努力してやります
それではどうぞ


午後2時17分

三河・各務原一之関への街道

 

優「....というわけで、夜には戻らせてもらいます。」

 

酒「ああ、わかったよ、それにしても悪かったね、こんなとこまで付いて貰って」

 

優「いえ、時間はありますし、大丈夫ですよ、そんな申し訳ないこと言わないでくださいよ」

 

酒「ああ、助かるよ、でもこれぐらい言っておかないと...]

 

優「もしかして、武蔵姉がまたいったんですか?」

 

酒「そう!わかる!」

 

優「ええ、たっく、武蔵姉もそろそろ子供扱いにするのも....ん?」

 

何やら二人の男と一人の女が前に現れた

 

優「誰です?」

 

酒「左にいるのが”榊原・康政”で真ん中にいるのが”本多・忠勝”そして本多・二代だ」

 

優「!てっことは松平四天王ですか!」

 

酒「そう、まさか、迎えに来てくれるとはねえ」

 

優「あれ?でも一人足りませんよ」

 

酒「ああ、井伊はどうしたよ?」

 

榊「それがねえ、酒井君」

 

本「他言は無用だ、榊原」

 

そうして優は二代が下がるのに気づく

 

本「見せろ!」

 

優「?なにを?」

 

酒「おいおい だっちゃん、お前の言う見せろというのは、ろくな事じゃ」

 

優「?」

 

そうして二代が加速術式を使うのとと刀を使うことに気づく優

そして酒井の後ろにいることに気づく

 

優「!」

酒「!」

 

そして斬り掛かる、だが優は止めようしたが、酒井に止められ、小刀のような物を抜いていることに気づく優

だが刃に触れる前に酒井の前に移動

 

優(!早い)

 

優は二代がその時に酒井の足を踏んでいることに気づく

これでは避けれない

そして反対側に回転して斬るが、

 

優が我慢出来ず酒井に止められた手も離れて

二代の刃を右手の人差し指と中指の間に挟む

 

二「!」

 

優は彼女を睨む

そして彼女の腹に左手のひじをおもいっきり当てる

 

二「ぐあっ!」

 

そうして彼女はそのまま後ろの木に当たる

 

酒「だから、優にやらせたくなかったんだよ、それに味方だよ」

 

優「え!味方なんですか!」

 

酒「そうそう、訳合って、攻撃しただけだよ」

 

優「あー、なんてこと、君!大丈夫!」

 

慌てて起こす優

 

二「う〜見事でござる」

 

優「はあ?」

 

何を言っているのかわからない優

 

二「今のはすごいでござる、あんな真剣白羽取りは初めてみたでござる、おぬし、名前は!」

 

優「心道 優だけど」

 

二「優殿で御座るか!拙者本多二代と申す、先ほどの体術見事でござった」

 

優「それは、どうも、それより大丈夫?」

 

二「うむ、確かに入ったで御座るが、心配ないで御座るよ」

 

優「それはよかった、けど本当に大丈夫、あれだけくらったんだから」

 

そういって優は二代の顔に近づく

 

二「!//////だ、大丈夫で御座るから、そ、その

 

優「何?」

 

酒「優、顔が近いってさ」

 

近いってことに気づき離れる

 

優「あっ、ごめん」

 

二「だ、大丈夫でござるよ」

 

そういって顔が赤い

優は次にとんでもないことする

 

優「やっぱり、変だよ、酒井学長!」

 

酒「はい?」

 

優「この近くにどこか休めるところないですか?」

 

酒「えーと、そうだね」

 

本「それなら、この先に我の家があるぞ」

 

優「よし、そこに、二代、やっぱり変だから、君の家で俺が見るから、行こう!」

 

二「いや、本当に大丈b!」

 

そういって優はとんでもないことする

 

二代をお姫様抱っこする

 

優「よし、行こう」

 

酒井も榊原も驚き

 

二「だ、大丈夫で御座るから/////降ろすで御座る/////」

 

優「顔が赤いのにほっておけないよ」

 

おまえのせいだよ、二人は思った

 

そういって優はそのままお姫様抱っこしながら本多がいった家に行く

 

二「降ろすで御座るーーーーーーーー////////////」

 

そういってものすごく早く行った

 

榊「すごいね酒井君の護衛」

 

酒「うん、クラスでも女性をおとしているから」

 

榊「本当に!」酒「うん」

 

榊「いいのですか、本多君?」

 

さっきから動かない忠勝

 

本「なあ、酒井」

 

酒「なに、?だっちゃん?」

 

本「二代の夫にふさわしいと思う、あの若」

 

酒・榊「え?」

 

何変なこと言ってんだこのおっさん?

二人は思った

 

本「ああ、だって、二代をあそこまで心配できる、奴は早々にいねえ、それに二代もすげえ意識してた」

 

そりゃああんなことするからね

当然のはずだが彼には通じない

 

本「それに見ろ」

 

そういって先ほど二代が持っていた刀を見る

 

榊・酒「!」

 

そう指で壊したのだ、刀を

 

榊「まさか、刀をそれも指で」

 

本「しかも、あのスピードも二代にあてた攻撃も普通じゃない」

 

本「正直いって、戦争経験者じゃなきゃ、ありえないぞ、ありゃ」

 

酒「そうだろ、あいつは武蔵最強だからな」

 

酒「けど、二代の夫になるのは、ちょっとね」

 

***********

 

午後2時37分 多摩・居住区

 

直「なあ、いくらなんでも買い過ぎじゃないさね?こんなに食べるのかい?」

 

そういって数多く買っていた

 

浅「これぐらい平気ですよ、明日はお祭りなんですから、きっとみんなガツガツ食べますよ」

 

直「祭りね、楽しい祭りになるといいさね」

 

そういって見上げると配送業者の人たちがレースをはじめた

 

ア「トレスエスパニアの武神が監視をやめたから、配送業者の人たちが模擬戦とレースをはじめたんですね」

 

浅「ナルゼとナイトもいるかも」

 

直「夜には教導院に集まるんだろうしね」

 

浅「ええ」

 

ア「三河の花火もありますけど、やっぱり総長と優さんのほうへ行くんですねー」

 

鈴「わ、わたしもいきます」

 

浅「やはりみんなトーリ君と優君の事が気になっているんですね」

 

直「世間は織田だの、末世だの、大罪武装、とかでうるさいけどさ、そんな中、一人のバカの告白が通るかわ、本当、通り道歌じゃないけど、怖いさね」

 

ア「大丈夫ですよ、いつも優さんが助けてくれますよ」

 

鈴「ユウくん、トーリくんの告白、ひ、必死、だもんね」

 

直「やっぱわかっていたさね、鈴」

 

鈴「うん、ユウ君、喜んでた、トーリ君が、ホライゾンに告白するの」

 

浅「そういって喜美も喜んでいましたしね」

 

浅「今喜美は後悔通りの近くにいます、けど、どうしてもトーリ君は入ってくれないそうです」

 

直「あれから10年あのバカは後悔通りを一回も歩いてないしね」

 

ア「でも喜美さんが」

 

直「バカが後悔通りを通れるか、見守っているのさ、バカの姉として」

 

鈴「え!、トーリ君、一回だけ歩いたよ!」

 

一同「え!」

 

浅「鈴さんそれいつですか!」

 

鈴「こ、この前の体育の授業が始まる前」

 

つまりオリオトライのヤクザを殴り込みに行ったときだ

 

ア「どうして、でも、いま、歩けませんよ」

 

鈴「う、うん、だって、ユウ君と一緒に行ったから」

 

浅「ユウ君とですか?」

 

鈴「う、うん、ユウ君がトーリ君の腕引っ張って、墓参りしてたよ」

 

浅「つまり優君がいないと、まだ、トーリ君は歩けませんってことですね」

 

鈴「は、はい」

 

直「優か、優さ、本当に強いさね、ホライゾン、亡くなって、泣きもしないで、みんなを励まして、さ、本当強いさね、」

 

鈴「う、うん、ユウ君、わたしの家の、バイトをやっているだよ」

 

浅「鈴さんとこの銭湯ですか?」

 

鈴「う、うん」

 

鈴「お父さんもお母さんもユウ君がいてくれて、助かるって、言っていました、たまにユウ君もいれて、ごはんを食べたりも、したんだよ」

 

まさか知らなかった、と三人は思った

 

鈴「いつも一緒にいてくれた、ユウ君が教導院に転校してから、今まで、ずっと、いてくれたんだよ、でも」

 

浅「でも、なんですか?」

 

鈴はだがそれでも納得出来ない物もある

それは

 

鈴「で、でも、優君の口癖で歌う、あの”歌”だけはいやなの」

 

直「口癖?」

 

ア「歌?」

 

浅「悲しい歌なんですか?」

 

鈴「は、はい、世界をテーマにした歌ですけど、その歌は物語みたいな歌なんです」

 

ネ「話は聞かせてもらったよ鈴君!」

 

一同「!」

 

浅「ネシンバラ君、そ、それにみんな」

 

そう喜美と葵と正純と優以外の梅組が揃った

 

ネ「その話気になる!ぼくの次回作に使えるからね、さあ!つづきを、鈴君」

 

一同「はあ〜」

 

鈴「は、はい、え、えーと」

 

善「あら、こんなところでなにをしているんだい?」

 

浅「善鬼さん!」

 

善「それにしても、祭りにするには、食材、多くないかい、そんなことより、優の歌がどうかしたかい?」

 

鈴「は、はい、世界は争いばかりで、生きることができない世界でした。そこで二人の子供が出会い、世界を変える、ために、戦う、こと選ぶ、歌です」

 

ネ「いいね、やっぱり、僕の次回作にぴったりだ」

 

鈴「でも」

 

ネ「ん?」

 

鈴「そ、その子供が優君とトーリ君にそっくり、なんです」

 

ネ「そっくり」

 

鈴「うん、二人の子供は、生きる為に、幸せを掴む為に、戦う、ですけど、怖いんです」

 

ネ「怖い?どういう意味だい」

 

鈴「この歌はユウ君にしか歌えませんけど、まるで優君とトーリ君の予言の歌みたいです、一人の子供は人を殺したせいか、最強になるけど、生きるすべがない、だから、生きる為に黒い刀で世界を変える」

 

鈴「二人目は、愛する人を亡くして、亡くした物、取り戻す為に、幸せを掴むために、世界を変えるんです!」

 

一同「?」

 

浅「たしかに二人にそっくりですけど、なんかまずいんですか?」

 

でも優君は人殺しはしてないはずですけど

トーリ君も確かにホライゾンを亡くしたけど

 

鈴「酷いんです!」

 

ネ「どう酷いんだい?どうみても、いい歌じゃないか」

 

鈴「この歌の結末は」

 

それは想像絶する物だった

 

鈴「その子供二人が世界を変える為に」

 

一同「?」

 

鈴「死ぬんです!」

 

一同「!!!!!!!」

 

ありえない、そう思うしか無い

 

ネ「ありえないよ、そんなこと、あるはずが無い!」

 

ネ「予言の歌じゃないんだ、あくまで、感じたんだ、違うに決まっている!」

 

ア「けど」

 

一同「!」

 

ア「黒い刀と愛する人を無くした人って!」

 

直「やめるさね、そんなこと言うもんじゃないさね!」

 

ア「すいません」

 

浅「さあ、祭りの準備しよう、ここで突っ立てないで、ね、行こう」

 

ネ「そうだね、急がないと」

 

といって歩く、だが、

 

善「鈴ちゃん、優の事がわかるんだね

優が

”人殺し”

だと、言う事に」

 

それはありえないことである

だがみんなは嘘だという事を

願うしか無い

 

 




誤字や脱字があったら
お願いします
どうもありがとうございました


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町中の遊撃手 中

みなさん
優の歌に謎だと思いますね
ご安心を、優の歌は
これからあかしますので
ご安心ください。
感想で優の歌が謎だといわれたので
教えておきます
それではどうぞ


午後2時37分

村山・輪送区

 

黒金屋

 

マ「だよねー、楽しくなると思うけど、で、ガッちゃん、上の方だと過重空間の上場レースだね、あとで出るでしよ?」

 

ナ『そうね、仕事を終えたらね、また行きましょ、提督や海兵、相手に稼ぎましよか』

 

そういってマルゴットは配達の荷物を人に渡す

 

マ「ねえ、がっちゃん、喜美ちゃん、見える?」

 

ナ『Jud、よく見えるわ、喜美が動いてないから』

 

マ「それって、総長も動いてないってことだよね?」

 

ナ『そうね、何かコメントある?』

 

マ「あるある、一つ急ぎの荷物がある、生徒会あてがあって、配送表には『絶頂!、ヴァージンクイーン・エリザベス初回盤』って書いてあるんだけど、これ頼んだの、総長だよね」

 

ナ『優が知ったら、また怒るよねー、『生徒会あてにだすなー』って』

 

マ「優君、相手によくやるよ、普通、配送表書かないでしょ、普通」

 

実は前にもあって、優は葵に怒った時が、何千回とある

そこで正純が現れる

 

マ「あっ!セージュンだ!」

 

正純もマルゴットに気づく

 

正「?ああ!」

 

マ「どうしたの?」

 

正純「うん、三河の帰りなんだ」

 

マ「三河?あれ?ユウ君は?」

 

正「優ならそのまま酒井学長の護衛

なんだ」

 

マ「三河の中まで護衛?」

 

正「ああ、なんでも、酒井学長がそこまで来てほしいって言うから、私は門のところで帰って来たんだ」

 

マ「そうなの、ユウ君相変わらず、大変ねー、あ!正純、今日夜だけど、」

 

正「ああ、優から聞いたよ、お祭り、やるんだって」

 

マ「いや、それが明日で、夜は肝試しだって」

 

正「そうなのか、だが優は...」

 

マ「優は大丈夫、喜美ちゃんが言うみたいだから、で、正純くるの?」

 

正「ああ、でも、私、家が村山だから夜に奥多摩にいこうとしたら、夜班の番屋に通るから、そしたら、父に迷惑がかかる」

 

マ「セージュンのお父さんって暫定議会のえらいひとだっけ?」

 

正「ああ、そうだが」

 

マ「優も来るのにな、本当にこないの?」

 

正「なんで、優が来るからといって、私も来ることになるんだ」

 

マ「だって、いつも、ユウ君の事になると、少し気になるって顔するよねー」

 

正「べ、別に、あいつが気になるとかじゃないぞ、断じて」

 

そういうが見え見えである

 

正「そう、あるはずが無いんだ、あるはずが!」

 

そういって恥ずかしがる正純

 

マ「へーそうなんだ(ユウ君のこと、すごく意識しているんだね、セージュン)」

 

マ「じゃこれあげる、生徒会あての荷物だよ、それと、これはユウ君からの何だけど」

 

そして二つ荷物を渡す、一つ目の荷物を

見て驚く正純

 

正「なんでこんなものが生徒会に、またあいつか!?」

 

マ「今総長なら後悔通りにいるから会っておくといいかもよ、それとユウ君の荷物もそれからでいいから、ついでにお願い」

 

正「葵のはともかく、なんで、優のは私に!」

 

マ「だって、セージュン、いつも、毎日ユウ君に会っているでしょ、だから、それついでに渡して」

 

正「いや、確かに、いつも会うが、だからといってありえないだろ」

 

マ「それはどうかなー」

 

正「?」

 

そうしてなにかの笛が鳴る

そして上を見ると配送業者の人たちが空を飛んでいた

正「おいおい、なんだこれは、一体?」

 

マ「レース♬レース♬」

 

そういって箒に乗るマルゴット

 

マ「荷物、総長とユウ君にお願いね」

 

そういって飛ぶ

レースが開始する

 

正「まったく、葵のはともかく、優のは、一体なんだ?」

 

そこまでは重くない、デカくもない、葵と同じ箱だが、送り主が書いてない

 

正純はとりあえず二つの荷物を持って後悔通りに行く

 

マルゴットも空から見て、

葵が後悔通りに歩けないのが見える

 

マ「総長と喜美ちゃんとユウ君かー」

 

*******

 

一方そのころ

喜美はというと

まだ怖くて入れないトーリを見守っていた

 

喜「怖かったら、戻って来てもいいのよ、優みたいに強くなろうとしなくてもいいんだから、愚弟なんだから」

 

そういってトーリは電線みたいので遊んでいる

 

喜「は?けっこういい雰囲気かと、思ったら、ぶちかましてくれんじゃない」

 

そこでオリオトライが後ろから現れる

 

オ「トーリは何してるの?、あれ新種の遊び、それともたたき落とした方がいい?」

 

オ「ふふ、先生、学食で酒飲んでたって話だけどそっちこそなにしにきたの?」

 

オ「先生は涼みにかな、優の作ってくれた酒もさっき届いたしね」

 

そういって優があげた酒を持っている

そして手で髪を梳かす

 

喜「ああ、先生手櫛はだめよ」

 

喜「髪が痛むんだから、私に任せなさい」

 

そういって服からクシを出す

 

そして先生は笑う

 

喜「なによ、先生、気持ち悪い」

 

オ「いや、先生さ、優にしてもらったこと、思い出しちゃって」

 

喜「ふふ、先生 私を優に勘違いするだなんて、酔っぱらいにも程があるわね」

 

そういってオリオトライは首飾りを左手で持ち、後ろに向き

トーリを見つめる

 

喜「?どうしたの?」

 

オ「がんばれ、がんばれ」

 

喜「先生は愚弟の味方になってくれる?」

 

オ「もちろんなるわよ、トーリだけじゃなくクラスのみんなは絶対に味方だから、ああ、でも、学生間抗争には教師は直接関われないけど」

 

オ「それに」

 

喜「それに?」

 

オ「優に関しては関わる事無く、解決するから」

 

喜美「・・・・・・」

 

オ「優、本当に強いよ、私が出る幕でもないよ、体育だって、初めて会った時から、優に勝てないんだよ」

 

喜「・・・・・・」

 

オ「本当強いな」

 

喜美は黙ったまんまだ、彼女でありながら、珍しい

 

喜「本当に強いかしら?」

 

オ「?」

 

喜「みんなは優が強いって思っているけど、」

 

オ「?」

 

喜「優は力が強くても、心は弱いのよ」

 

オ「喜美は優の事、わかるんだね、もしかして、優のこと好き?」

 

そういって彼女は

 

喜「ふふ、どうかしらね、ん?」

 

オ「どうしたの?」

 

そういって後悔通りの森の方で正純を見つける

 

喜「あれ、正純だわ」

 

正純はついに後悔通りに踏み込む

 




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今回は短めで


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町中の遊撃手 下

今回は
優の昔に
ホライゾンが亡くなった
後悔通りの事件の
話になります
それではどうぞ


午後3時35分

奥多摩・御霊平庵

 

正純はついに後悔通りの近くの御霊平庵にまでたどり着いた

いったん止まり、正面通り方面という看板を見て、ホッとする

 

正「道は間違ってなかったか」

 

通った瞬間またあの歌が

 

P「♬この子の十の♬」

 

正「!、P-01sか、」

 

正純はいったん止まり彼女がまた歌っている事に気づく

だがその歌が終わった瞬間また”あいつの歌”が聞こえる

 

P「♬〜〜♬」

P「♬〜〜〜〜♬」

 

正「!また優が歌ってた歌か、」

 

いつ聞いても悲しい歌だと正純にもわかる、P-01sの言っている通りなのかもしれない、この歌がもし、優の事だとしたら、どれだけ酷いことになるか、想像つきたくもない

だが、

それを聞いていたのは後一人いるそれも後悔通りの入り口にいる、だが、彼はそれを聞いた瞬間、真剣な顔になる

だが、それだけ、彼も、動かずにはいられないのだろう

 

正純はついに後悔通りに着いた

 

正「やっと着いた、今日は何かと優とP-01sの事で多いな」

 

だがその時に馬車が後ろからやってくる

その中からある人が出て来た

 

信「一体こんなところで何をしている?正純?」

 

正(父さん)

 

そういって話しだす

 

正「まだ、武蔵について、わからないので、実地で調査をしていました」

 

信「おまえが出て来た森にあった休憩所について何かわかったことはあるか?」

 

正「え!あの休憩所が何か?」

 

信「勉強不足だな、何一つ理解がないとは」

 

正純はそれを聞いてガッカリする

 

?「しかし、ご氏族、変わったもの持たれてますね」

 

正「え?」

 

そういって関西弁の小太りな男が馬車の中から

 

小「私の取引ではそういうのも扱ってましてな、初回盤とはレアな」

 

そういって正純が持っている二つの箱を指す

 

正「え?ああ、いやこれは」

 

信「よくわからんが、差し上げろ」

 

正「え!、ですがこれは」

 

そう渡せるわけがない、一つはいいとして、二つ目は優のだから、渡せない

 

正「これは、....友人のであって

 

信「正純」

 

そして正信は強く言うが

 

正「ごめんなさい!父さん!、これはどうしても優に渡さなきゃいけない物なので、差し上げられません!」

 

そういって大きく言う正純は

だが、二人はその言葉に驚く

 

信・小「「!!」」

 

信・小((優だと!!!))

 

その二人もわかっているあの”黒侍”だ

その名前が出た瞬間渡せない理解が二人にはわかった

 

信「そうか、あの黒侍か、なら仕方ないな」

 

どうやらわかってくれたようだ

 

そこへ

 

?「あーー〜〜〜あ〜〜〜〜」

 

正「?」

 

と、子供の泣き声かと思うぐらいの叫び声である

そしてフラフラと揺れて今でも倒れそうな勢いだ

 

その正体が葵・トーリだ

 

だが正純が持っているもの目をあて気づく

そして正純の方まで走る

 

葵「よっしゃ、セージュンナイス仕事だ、ありがとナイトとナルゼがなかなか運んでくれなくてさ、」

 

正「葵、お前、顔色悪いぞ、大丈夫か?」

 

葵「大丈夫だって、それより明日惚れた女に告りに行くから前夜祭は教導院でやるから、来るか」

 

酔いながらも言うが正純は

 

正「行く分けないだろ!行くなら、三河の花火見にくさ」

 

葵「えー、出来れば来てほしかったんだよな、優も来るしさ、優に近づく為には必要だと思うぜ」

 

正「なっ、優に近づきたいからといって、行く分けないだろ」

 

葵「そう?セージュンなら、優が来るなら、行くんじゃないかと思って、わかったよ、それじゃ」

 

正「ちょっとまて私に迷惑及ばないよなー」

 

葵「どうだろうな〜」

 

正純は絶対に迷惑なことが入ること、覚悟するしかなくなった

 

正「申し訳ありません」

 

小「いやいや、まさかこんなところで”後悔通りの主に”で会えるとは、十年ぶりですかねー」

 

正「後悔通りの主?」

 

小「うん、ご覧になるとよろしいー」

 

そういって正純は後ろの墓をみる

 

小「昔ここで一人女の子が事故でなくなりましてなー」

 

正「あの石碑ですか?」

 

小「Jud」

 

石碑にはこう書かれている 1638年少女ホライゾン・アリアダストの冥福を祈って 武蔵住人一同、と書かれていた

 

小「その子の名は”ホライゾン・アリアダスト”」

 

正「アリアダストって教導院の」

 

小「30年前元信公が三河の頭首、となった際、松平家の名を坂読みし、頭の一字をなくすことで、MSUDAIRAことARIADUSTとしたのです、聖連の教授を示そうとしてね、聖連は認めた上で姓を戻させましたが、それはいくつかの物に分かれました」

 

信「聞いたことがないか、元信公には内縁の妻と子がいたと、」

 

正「それは....」

 

信「この名は”ホライゾン・アリアダスト”だ、覚えておけ」

 

正「!」

 

信「ホライゾンを事故にあわせたのは元信公の馬車だ、武蔵の改修に完成した式典に向かう途中だった」

 

そこで事故が起こった

 

信「ちょうど明日で十年になる」

 

小「あの事件がなければ、彼も重いもの背負わずにすんだのに、彼があの子”殺した”なってるんですから」

 

正「どういうことですか、彼が殺したって」

 

正「なら、みんなが言っていた、”踏み込め”って」

 

小「葵・トーリの後悔ですよね、後悔・トーリの二重遊び、彼も負傷して、彼女と共に運び込まれました、だが帰ってきたのは彼だけ、後はずっと後悔です」

 

正「しかし、どうして、笑っていられる、どうしてみんな彼を指示するのでしょう」

 

信「どうしてか、それは.......

 

”彼”のおかげだからな」

 

正「え?」

 

小「あー”彼”ですか、確かにそうですね、ですがいつも一緒だったのに、あの”四人”はどうして二人だけなんでしょうね?」

 

正「あの四人?」

 

小「それに彼がいればあんな事件起こさずにすんだのに」

 

正「彼?」

 

信「踏み込んでみるか、”彼の後悔に”そして”彼の戦いに”」

 

正「!」

 

信「もう時間だ、ここまでだ」

 

といって馬車を発進させる

 

正「まだ、私もわかっていない、というわけか」

 

正(それにしても”彼の戦い”ってまさか)

 

気のせいだと彼女は願うしかなかった

 

 




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夜天下の暗躍者 上

ではそろそろ
優が、あの後、二代
を家まで運んで(お持ち帰りして)
の後の話になります。
そんでから、前夜祭です。
どうぞ


午後2時53分

三河郊外・食堂

 

優は家に行くはずが、酒井に止められ、「本当に大丈夫だからと」、止められた、ため、理解して、二代を降ろす

そして近くの食堂で今、食事しながら、おしゃべりをしているのだが、

 

本「ふはははー、あのなー、酒井、お前昔と同じように、相手の尻触るかー?」

 

優「え!そんなことしてたんですか!、さすがに許しませんよー!」

 

酒「あ〜、悪かったて、次はそんなことしないから〜」

 

優「まったくー」

 

三人は完璧に酔っていた、まだ、昼すぎなのに、三人は昔の話で盛り上がっている

そこで優は二代に話す

二代だけなにも話さずにいるから気まずいんじゃいかと喋る

 

優「二代だっけ?強いよねきみはー」

 

二「そんな、拙者より、優殿方が強いで御座るよ、それより、父上、できれば優殿のご紹介を」

 

優「?ああ、俺ね、一般生徒だけど、いろいろ、酒井学長の仕事を手伝いをしながら、教導院に通っているサムライなんだ、と言っても、自分で名乗っているんだけどね」

 

酒「そして、我らが、武蔵に誇る、黒侍こと、武蔵最強さ、」

 

優「酒井さん、それは、」

 

と言った瞬間目を光られる二代

 

二「武蔵最強!優殿が、あの伝説ので、御座るか!!!」

 

優「みんなが勝手に呼んでいるんだ、やめてくれ、って、言ったのに」

 

酒「けど、アーバンネームは、黒侍だろ?」

 

優「そうですけどー」

 

といって二代が

 

二「優殿、今度、拙者と一度、相手にして、貰えるで御座るか!」

 

優「いやいや!!!、ダメダメ!!!、絶対に怪我するからだめだよ!!!」

 

本「そうだぞ、二代、やめとけ」

 

優「本多さん」

 

てっきり娘の心配をしているのかと

 

 

思ったら

 

本「ワシが相手するからなー」

 

優「えーーーーーーーー!!!!」

 

止めるんじゃないのー

かと思えばこのざまだ

 

本「武蔵最強だなんて呼ばれているんだ、戦わない、分けにはいかねえ」

 

優「ちょっと待ってください、俺は何があっても、やりませんからねー!!!」

 

二「そうで御座るぞ、父上、まず、拙者からで御座る」

 

優「二代もやんないですからねー」

 

「なぜだ」と二人は言う

なぜじゃないよ、どう見ても二人とも絶対いろんな建物壊すでしょう、俺を狙うために、それに、俺が相手したら、二人は”怪我じゃすまなくなる”

とりあえず話題を変えた

 

優「そうだ!二代よかったら、武蔵に来ない、教導院にさ、ね、酒井学長?」

 

酒「そりゃあ、いい、是非来なよ、そうすれば、優といつも相手してもらえるよ」

 

優「え!!!!!」

 

話題を変えたとしても俺が二代を相手にしなければならないには代わり無い

どうやらなにがあっても、避けられない

優はあきらめる

 

本「そりゃあずるいぞ、なら、ワシも、教導院に入る」

 

優「本多さんは三河があるでしょ!!!!」

 

これ以上危ないことを増やされるのは嫌だと、優は思う

それにアリアダスト教導院は18歳まで、本多さんは入れない

 

本「それにそれは無理な話だぜ、二代は三河の警護隊の総隊長を任せている」

 

優「二代が!あの、極東で聖連に存在を許されたって言う武装戦力の総隊長を」

 

本「Jud,実は二代はこれから武蔵のために安芸までの回廊の安全を調べる任務で先行船で三河を出るんだが、秋まで行ったらそこから自由にしろと言ってある」

 

優「安芸からじゃ自由?」

 

二「父と決めたことで御座る、全部拙者が判断しろと、」

 

本「だから、若、誘うならその安芸になってからにしてくれ、もうその先は二代の自由だからな」

 

優「わかりました、ですが、その、”若”というのはやめてください」

 

といったら

 

本「やめてほしいのであれば、ワシの相手を」

 

優「そのまま、でけっこうです」

 

本「っておい!?最後まで言わせろよ!!」

 

優「いやです!!なにがあっても、俺はやりません!」

 

どんだけやりたいんですか、この人は

と思っていたら

 

二「安芸になったら、教導院に行くで御座るよ」

 

優「そうか、よかった、ありがとう二代(ニコ)」

 

二「あ、いやこちらこそで御座る」

 

優「?」

 

優は気づいていない

三人は気づいていたけど

だが

 

二「そうしたら、拙者の相手をよろしく頼むで御座る」

 

優「うっ!、うん」

 

どうあってもこれには避けられない

本多・忠勝が加わるよりはマシかなと、優は思った

そこである人が出る

 

優「!」

 

酒「げっ!鹿角!」

 

優「誰ですか?」

 

二「拙者の基本師範で御座る」

 

優は酒井さんの苦手な人だとわかった

 

鹿「どなたかと思えば酒井様ですか」

 

酒「ダッちゃん、この女、ダッちゃんの」

 

本「しょうがねえだろう、こいつが一番女房の料理再現出来るし、女房の剣筋も再現できるし、礼儀作法もちゃんとで来てんだからさ!」

 

優「つまり、二代のお母さんですね」

 

鹿「Jud、二代様も年頃の女性ですが、忠勝様がときたら一緒に”風呂に入ろうだとか”、焼き肉屋行こうとか、かなりだめですので」

 

優「だめどころかのレベルじゃないよね、それ!本多さんも一緒に風呂に入るって何考えているんですか!!」

 

本「なんだ、若も、二代と、一緒に入りたいのか?」

 

優「な!俺は入りません!」

 

酒「昔からだっちゃんの”だ”はだめ人間の”だ”、だからねえー」

 

そういって鹿角は

食べ物についていた串を使って酒井の所の目まで届くはずが

 

パシッ!

 

酒「!」

本「!」

二「!」

榊「!」

鹿「!」

 

優が串を掴む

 

優は護衛のため酒井を守るのが仕事なのだが

 

優「酒井学長、とりあえず本多さんに謝って下さい」

鹿「!」

酒「えー!けど優今のは..」

 

優「謝りなさい」

 

目がヤバいと、この部屋にいるものがわかった

本多でさえ、ヤバいと実感した

 

酒「わ、わかったよ、ごめん、だっちゃん」

 

本「いや、別に構わんぞ、慣れているし」

 

優「まったく、そういうこと言っちゃいけませんからねー」

 

酒「あー、気をつけるよ」

 

それにしても、まずかった、あの”目”は

まるで

本当に”殺す”という目をしていた

酒井は初めて見るあの”優”があの目をするとは

と五人は焦る

 

鹿角も術式を解く

 

鹿「忠勝様そろそろ船の準備もお願いします」

 

本「Jud,Jud」

 

どういって立ち上がる

 

本「それじや、我はここまでだ、しっかりやれよ」

 

そういって食堂から出る全員

 

午後5時30分

三河郊外・食堂前

 

優「またねー、二代ー」

 

二「それでは、優殿、秋になったら頼むで御座る」

 

優「あ、あー、うん、わかったよ」

 

覚えていたことに焦る優

そういって去る本多家

 

優「それじゃ俺も失礼します。後はご自分で大丈夫ですね」

 

酒「ああ、気をつけてな」

 

優「はい!、それじゃ」

 

そういって優も走って帰る

前夜祭があるため帰る

 

残された二人は

 

榊「それにしても、あの子、恐ろしいですね」

 

酒「ああ、優のあんな顔初めて見た」

 

彼の顔はいつもニコニコしてて、とても

人を殺すような顔はしてない

なのに、

あの顔は”異常”だった

本当に殺すという顔だった、彼は本当に何者なのか、

それは武蔵の人間にも、誰も知らないことである

 

酒「それより榊原二つ話をしろ」

 

榊「?」

 

*********************

 

午後7時30分

武蔵アリアダスト教導院

 

優「待たせて、ごめん」

 

浅「遅いですよ優君何をしていたんでか?」

 

優「ああ、ちょっと御祝いのケーキを作ってね」

 

浅「御祝い?」

 

優「うん」

 

そういって東の所にまで歩き出す

 

優「東、教導院の入学、おめでとうー、これは御祝いのケーキだよ」

 

東「わあー優、ありがとう」

 

優「どういたしまして、みんなも食べて、たくさん作って来たから」

 

そういってホワイトケーキやチョコレートケーキにチーズケーキまで

たくさんのケーキを優は、護衛の後に、作っていた

 

一同「お〜〜〜」

 

ア「豪華ですケーキ作ってくれたんですね」

 

鈴「す、すごい、ケーキがいっぱい」

 

マ「さすがユウ君、料理もうまいねー」

 

ナ「相変わらずあんたすごいわね」

 

優「まあね、今切るから、待っててね」

 

そういって、小さい包丁を手に一瞬でみんなの分のケーキを分ける

 

優「はい、いいよ、みんな、どんどん食べて」

 

点「あ、相変わらず、斬る早さもすごいでござるな」

 

優「まあね、鈴、おいしいー?」

 

そういって優は鈴を抱き上げる

 

鈴「う、うん、おいしいよ、ケーキありがと、優君」

 

優「どういたまして」

 

喜「なかなか、グットよ優」

 

優「ああ、喜んでくれてうれしいよ」

 

なんだかこの三人が夫婦と子供みたいな感じがする

 

点「なんだか、ラブラブでござるなー」

 

ネ「葵姉君が、優の妻で、向井君が、優の子供みたいな、絵図だね」

 

ナ「ネタ的にはもう少し欲しいわねー」

 

マ「ガッちゃんいつもユウ君のテーマを書いているもんねー」

 

本当にあの三人は仲がいい

 

優「あっ!そうだ!浅間ー」

 

浅「はい、何ですか?」

 

優「今、ハナミ出せる?」

 

浅「ハナミですか?ええ、出せますよ」

 

そして浅間の襟元の軽装甲が開きそこからマスコットキャラの巫女の姿をした 走狗《マウス》のハナミが出てくる

 

ハ『うん?ユウ君おひさー、そしてなにー』

 

そして優は袖から

 

優「はい、この前、約束した、和菓子、用意しといたよ」

 

ハ『わーい、ありがとう』

 

そういって嬉しそうに食べる

 

浅「すいません、ハナミにまで」

 

優「いいよ、約束だし」

 

東「優、本当にありがとう」

 

優「いいって、それとこれはミリアムに、どう?ミリアムとは仲良くなれそう?」

 

東「うん、なんとかミリアムと仲良くやれるように、がんばるよ」

 

優「うん、がんばって」

 

そういってみんな楽しんでいる

そこで

 

優「それにしてもトーリは教導院の中で何をしているんだ?」

 

浅「え?トーリ君、教導院の中にいるんですか?」

 

優「うん、さっきから、トーリが教導院の中を移動しているの感じるんだ、どこまで、幽霊払いをするつもりでいるんだ」

 

浅「ああ、そういえば、皆さん、聞いていただけませんか?」

 

うん?とみんなケーキを食べながら、浅間の方を向く

 

優「どうしたの?」

 

浅「幽霊払いの前にみんなに気をつけてく欲しいことがあるんですけど」

 

優「気をつけること?」

 

浅「最近、末世が近づいているていう、噂があるんですけど、実際各地で怪異がおこってるのですが、その中でも注意するべきなのが『公主隠し』というなの神隠しなの」

 

ネ「基本昔の都市伝説だと、思ってたけど、去年極東でも一件発生したのが、報告にある」

 

優「正純のお母さんだね」

 

浅「知ってたんですね」

 

優「ああ、このマーク、二境文、これは忘れられないさ、どうしてもな」

 

喜「ひぃいいいいいいい」

 

優「ああ、落ち着いて喜美、怖い話が弱いのはわかるけど、これは違うから、落ち着いて、」

 

喜「ひいいいい」

 

優「ああ、もう、なら」

 

一同「「「「「な」」」」」」

 

そう喜美を落ち着かせる為に優は喜美を抱いているのです

 

優「大丈夫、大丈夫だから、ね」

 

喜「うん」

 

優「よし、大丈夫だからなー」

 

ナ「これはアリよー」

 

点「よく、あんなマネが出来るでござるな」

 

そこで

 

葵「OK遅れた、悪い、悪い、準備に手間どっち待った、じゃあ、はじめようぜ」

 

優「本当に大丈夫かなー」

 

そう願うしかなかった

 

**************

 

午後7時44分

図書室前廊下

 

直「どうだい、アサマチー、わたしには、なんも見えないけど」

 

ア「変なのがでなきゃいいですけどねー」

 

鈴「こ、困ります」

 

浅「大丈夫ですよ、この辺りにはいませんから、でも、あの辺なら」

 

といって弓を出す

 

ア「え!」

 

弓の矢をひいて当てる

そして何やら水色の炎が出て、消えた

 

浅「よし」

 

鈴「な、なんですか?いまの」

 

浅「大丈夫ですよ、離れなければ、安心ですよ」

 

直「まったく、こうなるんだったら、優を連れてくるべきだったさね」

 

ア「直政さんって優さんと何かつながりがあるんですか?」

 

直「?ああ、優は機関部のところで、手伝って貰ってるさね」

 

ア「え?でも優さんって戦闘系ですよ、なのになんで」

 

直「あいつは刀作りが得意なんだよ」

 

ア「刀作り?」

 

直「Jud,機関部の仕事もそれと似ていて、頼んだら、手伝ってくれたさね、それにしても、あいつは本当すごい奴さね、仕事早いし、うちに来てほしいよ、ホント」

 

ア「直政さんも優さんのこと好きなんですね」

 

直「ああ、あいつにあんなところに惚れるだなんて、あたしも、女ってことさね」

 

そういっているうちに図書室に着く

 

ア「図書室?」

 

浅「ええ、私たちの担当はここで終わりです」

 

そしてお祈りする

そして

 

浅「さて」

 

あける

 

抱き枕のシーツをかぶった変なのが二人いた

 

浅「ん?なにあれ?シーツ?」

 

目をキラーンさせて

突っ込んでくる

 

?・?「新しい価値観♬」

 

そして浅間は弓を展開する

そして放つ

そして爆発する

 

******************

 

一方優は喜美を落ち着かせるためにまだ喜美と一緒にいる

そこで

 

優「トーリ、さっき、喜美から聞いたよ」

 

葵「何を?」

 

優「後悔通り、歩いたんだね」

 

葵「!、ああ、言ったろ、もう逃げねえって」

 

優「そうだね、あしたで、十年か」

 

ドカアーーーーーン

だが爆発が聞こえる

 

優「!まさか、浅間か!」

 

シ「おいバカ、何をした?」

 

葵「俺は何もしてない、頼んだだけだよ」

 

優「頼んだ!?」

 

シ「誰にだ、ちゃんと金で済む相手だろうな」

 

わぱあーーー

とわけのわからない声がした

 

骸骨の変装のコスプレした人たちに

 

マルゴットも攻撃していた

そして爆発が増える

 

優「よせ!、マルゴット、被害が増える、浅間もやめろー」

 

言っても返事もなし

すべてやりたい放題だ

 

優「まったく」

 

こんなふざけた日常が毎日くるのか

 

と思っていたら

 

優「う!、なんだ」

 

右腕からものすごく痛みが走る

袖めくって見ると

 

優「!なんだこれは」

 

右腕に”文字”が

腕に着いていた、しかも

その文字は動いている、それも

数多く、書かれていた

今までこんなことはなかったのに急に

出て来た

 

そして

 

その右腕に人文字、大きいのがあった

それと同じ大きさの文字が一列にならんだ

 

そして腕にこう書かれていた

 

ひはやいばをししんづをささしる

(今日そなたは真実をしることになる)

 

と書かれていた

自分はこの文字の意味はわからないし

訳がわからなかった

そこで喜美が入ってくる

 

喜「優大丈夫?」

 

彼女が呼んだら文字が消えた

どうなっているのかわからない

 

優「ああ、大丈夫」

 

だがまずいことが起きるというのはわかった

 

だが、

 

今はこの状況を何とか優先するべきだとわかる

浅間とマルゴットを止めるべきだと、

じゃないと、校舎が壊れる

 

優「浅間、マルゴット、やめろーー!!!」




とりあえず今までの話も修正します
誤字や脱字があれば
メッセージお願いします
ありがとうございました


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夜天下の暗躍者 中

そろそろ
三河の戦いに入ります

彼らの戦いの
きっかけが

スタートします。

それではどうぞ



午後6時11分

三河・一般陸港上空

 

まだ夕日になっていた頃

三河・一般陸港上空にて

トレスエスパニアの船が

二代の乗っている船とすれ違う

 

そして二人の男と女が

二代に気づく

 

?「あれは!」

 

?「東国無双、本多忠勝の娘、本多二代です」

 

?「そんなことより、もっと、堂々とお立ちください、西国無双、立花宗茂様」

 

宗「ふん、わかっていますよ、それにしても戦うことしかできないのに、私を政治的に扱われるのですね」

 

?「負けないでください」

 

宗「?」

 

?「私を悲しませないでください」

 

宗「はい」

 

***************

 

午後6時11分

三河・県道79号線

 

それが少し過ぎた頃

本多忠勝と鹿角が戦闘準備していた

 

本「いったか」

 

鹿「入れ違いに入って来たのはトレスエスパニア審問船ですか、ならば」

 

本「立花宗茂が乗っているはず、楽しみだ」

 

鹿「忠勝様、時間です」

 

本「わかった、早く済ませてくる」

 

そういって本多は槍をもって移動する

 

鹿「これより、花火の準備をはじめます。総員、それぞれの任務に開始しなさい。」

 

建物の中から複数の自動人形が現れる

 

鹿「元信公、予定どおり開始しました」

 

通信が入ってくる

 

元『花火がばれるのは八時頃になるだろう、でも、彼、これでいいのかい?鹿角』

 

鹿「Jud、楽しんでおられましたから、十分な別れの挨拶かと」

 

元『そうか』

 

鹿「元信公が何を考えているのかは、知りませんが、使える身として、最後までお付き合いします。存分に主催としてお楽しみ下さい、これから、始まる、世界を相手にした、三河最後の花火を」

 

元『ああ、わかったよ、それじゃ、よろしく、私も準備しなくては、彼に”あれ”を付けたかい?』

 

鹿「はい、付けました。、それにしても、彼が伝説の」

 

元『ああ、”○○丸”だよ』

 

*****************************

午後6時59分

三河・各務原

 

 

 

それが過ぎて夜になる

本多・忠勝はちょうど

三河全体が見える峠にいた

 

そして

 

本「行け!!」

 

攻撃が開始する

 

複数の自動人形が

峠をおりる

 

そして

警備隊に攻撃する

 

警1「ぐあ!」

 

自「こちらB2T3担当、よろしい結果と判断します」

 

自2『こちらB1T3担当、同じく」

 

と次々に倒して行く

 

そして忠勝は槍を光らせる

**************

午後7時44分

榊原邸脇の茶屋

 

自「酒井様、お届け物です」

 

と厚い紙を渡す

 

酒「ああ、ありがとう、榊原は?」

 

自「Jud、机の上の物、後で持って行くようにと、、作業まえに言われていたので、遂行しました」

 

酒「書き起こしたのか、!、白紙、まさか!」

 

自動「酒井様?」

 

そして酒井は走り出す

榊原の言ってた言葉を思い出す

 

それは優が分かれたあとのこと

 

榊『酒井君は、斬殺丸って、知ってるかい?』

 

酒『あの、P.A.Oda(ピーエーオーディーエー)の兵士をたくさん斬殺したって言う、伝説の切り裂き魔だろ』

 

榊『その、斬殺丸が、この世界を変えてくださる、かもしれません』

 

酒『え!、けど、今じゃ、行方不明だせ、あの11年前から』

 

榊『ええ、それより、酒井君』

 

榊『公主を、追ってみてください、そして、』

 

榊『もし、斬殺丸に、会ったら、生きてくださいって、言ってください』

 

酒『えっ!けど!』

 

榊原『大丈夫、松平四天王は皆、共にいると、信じていますよ』

 

********************

 

午後7時51分

榊原邸書斎

 

酒「榊原!!」

 

だが

 

だれもいなかった

 

だが、あるマークを見つける

 

酒「!」

 

自「旦那様がいませんので作業終了と判断させていただきました、部屋の掃除についてはこれから行おうかと」

 

そのマークは二境文だった

 

酒(榊原、おまえもか)

 

壁に変な文字が書いてあった

そして酒井は机に置いてあった

紙を見る

 

酒「!、二境文!追え?、生きろ?」

 

そしてもう一つの紙を見る

 

酒「創世計画?公主、追え?斬殺丸、生きろ?」

 

酒井は意味がわからない

だが

斬殺丸が生きろというのはどういうことだ

 

*****************

午後7時53分

武蔵アリアダスト教導院

 

マ「追えー追えーー♬」

 

浅間やマルゴットは容赦なく

校舎を破壊した

 

優はマルゴットを止めに行った

 

優「マルゴット!、やめろ!もう終わりだ」

 

マ「ええー、まだいるのにー」

 

優「このままだと、本当に教導院自体壊れる」

 

骸骨の変装などいっぱい校舎から出て来た

 

広「小生、思うにこれ、全部、総長なんでしょうな」

 

骸骨の変装が帰った瞬間

浅間が校舎から出て来た

 

浅「まったく、何を考えて」

 

あれだけ、打って、どうやら

浅間は疲れている

 

鈴「み、水を」

 

鈴は浅間のために水を持ってこよう

としたが

 

ヨ「一体何の騒ぎだ、麻呂の街で、この騒ぎ、誰だこんな事をしたのは」

 

鈴「ひぃ、あああ」

 

ヨシナオは鈴を見る

 

ヨ「言いたいことがあるなら、言ってみたまえ」

 

鈴は怯えてしまい、ついに限界が来てしまう

 

鈴「う、う、」

 

ヨ「?」

 

鈴「うあーーーーーーーーん」

 

泣いてしまった

あれだけ怖い顔しているのだから

無理も無い

そして鈴が泣いた事で

みんな鈴に顔向ける

 

浅「鈴さん!」

 

葵も窓から出てくる

 

葵「おお、ワーニング、ワーニング、我が武蔵の貴重なお姫様がないているぞー」

 

ヨ「こっ、コラ、総長兼生徒会長、今回の騒動、貴s」

 

最後まで言おうとしたが

 

校舎の中から、黒い影が突然ヨシナオの前に出る

居合いの構えをして

そして

横に切るをする

そして

ヨシナオの王の冠が

横に真っ二つになる

 

ヨ「なっ!な、な」

 

だが

 

斬ったのは

 

優だった

 

それも

 

”いつもの彼じゃない”

 

優「おい」

 

一同「ひぃ」

 

優「お前か?鈴を泣かしたのは?」

 

ヨ「い、いy」

 

そういって、黒い刀を首元に当てる

ギリギリ、切れそうなところまで

 

優「喋らなくていい、」

優「お前は」

 

優「”斬殺”する」

 

これはいつもの彼じゃない

いつも優しい彼が、こんな

人を殺す目、じゃない

みんな、優のあんな

姿見て、怯えていた

そして斬ろうとした瞬間

 

喜「優!それ、ヨシナオだけど」

 

喜美が優を止める

そして優は

 

優「え!あれ?」

 

喜美が呼んだ瞬間

いつもの彼に戻った

そして刀をしまう

 

優「え、えーと、その、申し訳ありません!」

 

優「てっきり、他の人が鈴を泣かしているのかと、思ったので」

 

先ほどの冠を見て、拾う

 

優「冠は弁償します!申し訳ありませんでした!」

 

いつもの彼だと、みんなホッとする

 

ヨ「い、いや、麻呂が行けなかったのだ、麻呂の住民なのに、麻呂が泣かすようなマネした、麻呂がいけなったのだ」

 

ヨ「鈴どの!、本当にすまなかった」

 

鈴「あ、い、いえ、そんな」

 

そして鈴に謝るヨシナオ

 

優「葵は、俺が言っておきますので、ここは多めに見てやってください」

 

ヨ「う、うむ、わかった、それでは、頼む、優殿」

 

優「はい!、申し訳ありませんでした」

 

そういって真っ二つになった冠をもって、帰る、ヨシナオ

 

優「また、やってしまった、鈴!大丈夫?」

 

そういって、鈴のところに近づく

 

鈴「う、うん、だいじょうぶ、だ、だよ」

 

優「ごめんね、俺がいないばかりに」

 

鈴「そんなことないよ、わ、わたしがもう少し、強ければ」

 

優「鈴は強いよ、俺とは違ってね」

 

鈴「そ、そうかな?」

 

優「うん、そうだよ」

 

いつもの彼に戻ったせいか安心している鈴

みんなも怯えていなかった

けど

浅間が

浅(今、斬殺するって!?)

だが優は校舎をみて

 

優「トーリ!もう終わりにしよう!このままじゃ、けが人も出るから」

 

葵「あ、あー、そうだな、今日はこれぐらいにしよう」

 

そして前夜祭は終わった

 

優「あー、あと始末どうしよー、これやばいよ」

 

見る限り中は汚れて、窓もこわれている

だが

 

鈴「!」

 

優「ん!、どうしたの、鈴!」

 

鈴「あれ」

 

優「ん?」

 

山の方で煙が上がっていた

 

ネ「あの辺りは、聖連の番屋があったはず、事故か」

 

ネシンバラの後ろで

シロはモニタを出す

 

シ「わからん、消防会に連絡したら、連絡がとれん」

 

だが優は感じていた

事故じゃないとわかっていた

 

優(いや!、違う!あの爆発どうみても”攻撃だ”、一体、誰が戦っているんだ?)

 

そして優は

 

優は「みんな!今日は帰るんだ!嫌な予感がする!」

 

優の嫌な予感は当たる

葵はそれに気づき、これまでにした

 

葵「わかった、今日はこれまで、解散ーーーん」

 

みんな帰ろうとした瞬間

 

優と鈴が

 

優「ん?、ん!」

 

鈴「ひ、待、て」

 

鈴の声にみんな、止まった

振り向く

そして鈴は怯えながら”ある人”を

指す

 

東を?

 

一同「ん?」

 

東「余?」

 

だが優は言ってしまう

 

優「へー、東、いつ、君は幽霊の女の子と同居してたんだい?」

 

一同「「「「「な!」」」」」

 

東「幽霊の女の子?」

 

優「うん、しかも、珍しいね、日常タイプだなんて、いつ友達になったの?」

 

東「優君?何を言っているの?」

 

優「だって、ほら、後ろ」

 

東「後ろ?」

 

東の足のところに

小さい幽霊の女の子がいた

透けていて、完璧、霊体である

 

幽「パパ、いないの、ママ、いないの」

 

優「そうなの?じゃ、探そうかー、パパとママ♬」

 

そういって優は幽霊の女の子を抱っこする

透けてるのに抱けるの!?

とみんな思った

 

幽「うん、お願い、お兄ちゃん」

 

優「よし、よし、大丈夫だからねー、ほら東、探しにいくよ」

 

東「う、うん」

 

優「どうしたの?みんな?探すよー、この子の、パパとママ」

 

なぜ、優は平気なのかはしらないけど

 

一同「で」

 

優「で?」

 

一同「「「「「「「出たーーーーーーーー!?」」」」」」」

 

それは想いも寄せぬこと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

点「優殿!?平気なんでござるか?」

 

優「別に平気だよ、鈴ー、喜美ー、この子の、親を探すの手伝ってー」

 

鈴「う、うん、わかったけど」

 

優「わかったけど、?」

 

鈴「き、喜美さんが、気絶してしまって」

 

優「しまった!?喜美大丈夫!」

 

喜「優!それを持ってこないでー!」

 

優「大丈夫だよ!、危害ないから」

 

喜「それでも、いやあーーー!!!」

 

喜美は苦しみを味わうことになった

 




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夜天下の暗躍者 下

いつまでも続くと思ってた
こんな平和な日常が
彼女がくれた、生きる希望が
続くと思ってた

けど

長くは続かない

自分の”正体”を隠している限り
平和な日常は
簡単に崩れていた


午後7時57分

榊原邸前

 

山の方から煙が上がっていた

 

酒「各務原の番屋か!」

 

そして走って急ぐ酒井

 

 

だが、そこで、茂みの方から、長い、棒が突然、酒井の足に当たる

 

酒「お!」

 

転びそうになるが、バランスを整え、転ばず、立つ

 

そして後ろ振り向く

敵かと思えば

 

酒「!ダッちゃん!」

 

そう、本多忠勝と鹿角である

 

本「おまえ、老けたな、避けれねーんだから」

 

酒井は本多が持っている物に

目を細める

それは

 

酒「!、蜻蜓切」

 

神格武装、”蜻蜓切”

本多忠勝専用の槍である

 

酒「神格武装じゃねえか!」

 

空から何か飛んでいる

それは

 

酒「武神!」

 

そうトレスエスパニアの武神

なぜ、三河に

そして酒井はあと、もう一つ気づく

 

酒「!、おいこの音!地面?いや!もっと底から来てるぞ!これって!まさか!」

 

そして、本多忠勝は

 

本「そう!地脈だ!」

 

酒「新名古屋城の地脈路か!一体何のつもりだ!」

 

本「暴走させてんだよ」

 

酒「なに!」

 

それは最悪の知らせだった

 

酒「そんなことしたら、名古屋城どころか、三河自体消えるぞ!」

 

本「今、三河に人はいない、自動人形と我らだけだ」

 

どうやら他の住民は避難したらしい

酒井は忠勝が何か知っている事に気づく

 

酒「何を知っている?」

 

本「我は何も知らん、ただ、殿から聞いているのは、これが”創世計画”の始まりということだ」

 

創世計画

 

それは榊原の紙にも書いてあった

 

本「それに、よって、全てが救えるという、ことだ」

 

そして小刀をひく、酒井

 

だが

 

忠勝も槍を向ける

 

酒「ダッちゃん、どうして?」

 

本「ああ、どうしてもな、今から聖連の奴らを鹿角と迎撃しなくちゃいけねんでな」

 

酒「ばか!そんなことしたら、確実に死ぬぞ!」

 

本「構わん、殿が望むままに、ただ我らは勝つことだけだ 簡単なことだろ」

 

そして、酒井に問う

 

本「酒井忠次、お前の忠義はなんだ?ただ次へと継げるんじゃないのか?」

 

だから言う

 

本「だから行け!もう、ここは、お前の居場所じゃない!」

 

静かに言う

忠勝

 

酒「娘は、どうするんだよ」

 

だが忠勝は何も言わず

 

酒「ダッちゃん!」

 

本「娘のことなら、心配ない」

 

また冷静に言う忠勝

 

本「それに、これを成し遂げたとしても、すべては救うことは、できない」

 

酒「!、なら!どうして!」

 

本「殿が言うには

 

”斬殺丸”

 

が必要だとさ」

 

酒「!」

 

榊原の紙に書いてある

斬殺丸生きろと

 

酒「なぜ!斬殺丸はもういないんだぞ!」

 

11年前から彼はもういない

なのに、どうやって

 

本「詳しくは殿がこれから、やる、放送聞け!なんでもここに斬殺丸を連れてくると、殿は言っていた」

 

酒「!」

 

過去の存在をどうやって

そして忠勝は去る

だが話しているうちに

地脈の暴走が開始した

 

酒「くっ」

 

そういってその場を去る

 

************

 

優「大丈夫だよーお兄ちゃんたちがついているからねー」

 

そういって女の子の親を探している時に

 

優「!」

 

葵「!」

 

一同「!」

 

 

梅組たちは

三河の暴走に気づいた

 

葵「なんだあれ?」

 

優は気づいた、やっぱり事故じゃない事に

 

優(なんだ!あの煙といい!あの空に続いている光はなんだ!)

 

優は嫌な予感でしか、なかった

 

*******

 

一方警備隊の船では

 

二代を隊長とした、船が、三河の流体に警戒を行おうとしていた

 

警5「二代様!聖連の艦隊から武神の出撃を確認!」

 

二「攣られで御座ろうか」

 

警6「は?」

 

二「番屋の火事に対するなら、装備あれどそれは、揺動に過ぎぬとしたら」

 

警6「まさか!三河が!」

 

二「これで聖連に部隊は、三河に乗り込む装備になったで御座るな」

 

そこで警備隊の一人が

 

警6「二代様!、我らはどうしますか?」

 

そこで二代は

 

二「船に重立った者を集まってもらえるか?」

 

警6「Jud」

 

警護隊6は全員を集める

 

二「好きにしろか、父上、いかにすべきか、拙者に判断せよと、こんなとき、正純と優殿なら」

 

**********************

 

午後8時01分

多摩・船首デッキ

 

住民の人たちも三河の光を見ていた

そこで正純が

 

正「これは!」

 

P「花火でも始まったのですか?」

 

黒『ハナビ、ハナビ』

 

そこにはPー01sと黒藻の獣がいた

 

正「いや、花火じゃないぞ、これは!」

 

P「花火はないのですか?」

 

黒『ザンネン、ムネン』

 

P「Jud」

 

正「くっ」

 

正純はP−01sの腕を取る

 

正「とりあえずここから、離れよう」

 

正純はP−01sを連れて行く

 

P「どちらに?」

 

正「ブルーサンダーに行けば、何か、わかるかもしれない」

 

黒藻の獣は先に帰る

 

黒『オサキー』

 

P−01sは腕を振る

 

********************

 

そして暴走しているため

 

三河の地面がみるみる崩れて行く

まるで、世界の終わり、

そのものだ

 

新名古屋城に防御術式を貼る

 

そこへ武神が飛んでくる

 

ブゥーーーーーン

 

防御術式に突っ込むが

 

武「うっ」

 

跳ね返される

 

武神は跳ね返り、地面に当たり、そのまま、飛ぶ

 

武「出力が食われた、光にあたると、出力をすわれるぞ!」

 

武2「おいおい、どうすんだよ!このままじゃ!」

 

通信が入る

 

『ベース1から通達』『現在武神隊には、新名古屋城には、地脈路の破壊を担当する戦士団の先行任務の提案があります』

 

武1「こっちは対空装備なんだぞ!」

 

『こちらで追加兵曹を用意します』

 

武1「Tes!」

 

『ではA1とA2が突撃援護に、A3は情報収集と援護を』

 

武1「Tes!」

 

指示どうりに動く武神

 

午後8時01分

三河・県道79号線

 

鹿角は大きな大砲を用意していた

 

そしてトレスエスパニアの船が2隻来る

兵曹も走ってくる

 

鹿角は

 

鹿「まず、1隻落とします」

 

術式で右手が光、大砲が1発、打つ

 

ドガアーーーン

 

1隻が直撃する

 

兵1「どうした?高度が落ちているぞ」

 

通信が入る

 

『本部、地表より、砲撃を、受けた』

 

『砲撃したのは、自動人形、三河本多家の

 

鹿角です!』

 

鹿角は大砲を置いて、兵曹たちのところに行く

 

兵曹の後ろから武神が行く

 

武1「あの角付きか!」

 

そして、上昇する

 

それに対し鹿角は

 

鹿「剣を使用します」

 

そして地面のアスファルトが浮き

剣の形に変わる

 

それが 二つ

 

鹿角の腕の前に浮く

 

そして武神を切る

 

武1「うお!」

 

ギリギリよけ

持っていた武装で打つ

 

鹿「盾を視線に」

 

また地面が上がり、盾のように跳ね変わる

 

それが数多く

 

だがマシンガンが壁を壊すが

 

壊れたその間に剣を投げる

 

ヒュン!

 

武1「うお!」

 

顔に直撃する

 

そして武神も

近接攻撃に入り、鹿角と同じくらいの剣で戦う

 

鹿角は盾を解き

剣で受け止める

 

武神はそのまま、出力を上げて、突っ込む

 

鹿角もは押される

 

武1「うおおー」

 

そして剣は鹿角の後ろに飛ぶ

 

鹿「なら!作り直します」

 

後ろにいったん下がり、先ほどの剣を

四分割に剣を持つ

 

それを持って武神に攻撃する

 

武1「くっ、はっ、てや!」

 

四回攻撃したあと、新名古屋城の方向に移動する

 

武2「急げ!時間がないぞ!」

 

武1「わかっている!」

 

剣を二刀流にする

 

そして鹿角の方へ突っ込む

 

***************

一方立花は

 

宗「解せませんね」

 

?「はい?」

 

宗「三河が消滅するかもしれない、地脈路の暴走をなにゆえ、三河の者がやるのでしょうか?」

 

?「宗茂様、その疑問は、三河の者でしか、わからないゆえ、」

 

宗「ならば、問うしかありませんね 我々も行きましょ!」

 

************

一方正純は

 

P「綺麗ですね」

 

正(これが、元信公の用意した、花火!、しかし、これは!)

 

********

二代の方は焦っていた

 

警6「人的な地脈路の暴走です!、通信によれば、聖連に対し、三河の自動人形が反抗しているそうです」

 

だが二代は

 

二「反抗の指示は鹿角であろう、この作戦に、父、忠勝が関わっている」

 

警6「二代様、本官をもって、忠勝殿の加勢ににも」

 

だが二代は

 

二「ことは、拙者たちが極東にとって、どう動くか、で御座ろう、誰か!意見はないか!」

 

警1「はっ」

 

二代は意見を聞いて警護隊の者が声を上げた

 

警1「地脈路の暴走が三河のものであるならば、三河は聖連から極東の地位を奪われ、いずれ、武蔵まで、支配される可能性があります、聖連にとっては極東と武蔵の支配が多くあり、我々にとって酷いケースが聖連にとっては最良となります」

二「だとすれば、武蔵と聖連の間に入れるのは、拙者たちか、三河者である者に、武蔵になれあってもらう」

警6「!二代様?」

 

二「ならば、拙者たちが、するべきことは、どちらにもつかず、待機で御座ろう」

 

警6「しかし、それは、ご本心に背くことでは!」

 

二「Jud、、忠義とは、その行為にこそ、意味があるので御座るよ」

 

警6「わかりました、通信長!聖連に出しにしておけ、有事の際には我々をしようして、欲しいと」

 

通「Jud」

 

警6「本船は待機!、聖連待ちとする、本船は待機!」

 

一同「Jud!!」

 

**********

 

宗茂も新名古屋城を向けて

走っていた

 

**********

 

戦闘は続いていた

 

武神の剣で橋を壊す

 

武神は鹿角を追っていた

 

そして追いつこうとしたが

 

武1「ぐっ!」

 

先ほどの剣を投げていた

 

だが武神も自分の武器で投げたが

ガードされる

 

そして、大きな銃を打とうとしたが

 

武1「穿て!」

 

鹿「手前 貰います」

 

剣の二つをあわせて、攻撃

 

剣は銃の先に当たるが

 

剣を貫通する

 

だが鹿角はその弾を術式で掴み

 

武1「まだ!」

 

武神がもう1発打とう、としたが

 

武1「!、これは!」

 

また、地面から銃を作り上げる

 

武1「俺の打った、弾を!」

 

鹿「Jud,物は大切にします こういう使い道もあります」

 

先ほどの掴んだ弾を銃の中にいれ

打つ!

 

鹿「視線にて穿ちなさい」

 

弾は武神のお腹に直撃する

 

武1「うお!」

 

地面に着地する

 

武1「う、おおお」

 

だが鹿角はもう一機いたことに気づく

そして

銃を構えている

武神の後ろから兵曹がたどり着いた

 

武1「う、打てーー!」

 

だが

 

?「トレスエスパニア、性重武神、猛鷲(エルア・ゾール)か」

 

武2「!」

 

鹿角の隣に反応が出た

 

本多忠勝である

 

本「鹿角、うごくなよ」

 

そういって、蜻蜓切展開する

 

本「結べ!!」

 

ザシュ!ザシュ!

 

と武神2の足と腕が切れる

 

武2「う、うーー!こ、これは」

 

鹿「わからないと判断します、因能に止まった蜻蜓が二つに断ち切られたことから呼ばれた、神格武装」

 

本「蜻蜓切!!」

 

そして、武神2機も兵曹も

すべてやられていた

 

本「臨界まで6分、ま、こんなものか」

 

鹿「ずいぶんと、遅かったですね」

 

本「わるかったな、これから、我は、殿の守りにつこうと思う、お前はどうする?」

 

鹿「元信様の意向に従うだけです」

 

本「そうか」

 

そして名古屋の方に行くが

鹿角は何かに気づいて、後ろ向く

そして何かこちらに近づく、それを

左手に掴もうとしたが

 

本「鹿角?」

 

右手で止められる

 

本「?おい!」

 

だがよく見ると、鹿角の背中に穴と

左手にも穴があいていた

 

本「鹿角!」

 

鹿「敵です!」

 

ゴキ!ゴキ!ドカン!!!

 

そして鹿角の腹が壊れる

 

本「くっ!」

 

そして遠くから

ゴオオオオーーーーー!!

手のような砲撃がこちらに来る

 

そして川岸のほうまで通りすぎる

 

忠勝は何とか避けて、鹿角の上半身を抱えている

 

だが前から

 

本「ん!」

 

宗「お初にお目にかかります、トレスエスパニア所属、神速、ガルシア・デ・セヴァリョス襲名しました、立花宗茂、戦種は、ストライクフォーサーです、そして、大罪武装の一つ、悲嘆の怠惰、を預かりし者、八大龍王、の一人です」

 

本「おお、ノリノリだな、お前」

 

宗「Testament!!」

 

そうして気づいた時には、忠勝の後ろにいた

 

宗「投降お願いします」

 

だが

 

本「結べ!蜻蜓切!」

 

後ろに斬ろうとするが

 

宗茂は術式で下がる

 

本「神速の名は伊達じゃないってことか」

 

宗「Tes、蜻蜓切は刃に対象を移すことで名を取得し、活断をします、有効距離は30メートル、ならば、刃に移る前にまたは射程の外まで退避すればいい」

 

そこで鹿角は起きる

 

鹿「どうして、それを?」

 

本「ほう、生きていたのか、お前」

 

鹿「なんと、死体を抱きかかえる趣味があるのですか」

 

本「鎧のつもり、なんだがなー」

 

鹿「鎧なら、こうするべきです」

 

そして鹿角は忠勝の首に手を回す

 

鹿「先ほど、飛来した、力場を左手で受け止め、重力制御の連続操作でなんとか、横に逃がしました、あれは、一体?」

 

本「悲嘆の怠惰の超過駆動だろ、」

 

本「悲嘆の怠惰」は三つの機能がある」

 

本「1、普通の剣砲としての機能、2、蜻蜓切と同じ、通常駆動、3、大規模破壊の超過駆動だ、それは刃に移り覚えた、射程距離のそぎ落とす」

 

宗「ええ、発動させたら、悲嘆を示す、カキムシリ、が走ります」

 

そして先ほどの打たれた場所を見る

 

本「うん、約三キロが有効射程か、みたところ、あと1発てっとこだな」

 

宗「Tes、ここからなら、北西か南東の地脈路が射程距離ではいります、残りどちらか、1発打てば、三基の地脈路が流失した流体は逃げ場を得て、爆発は回避して、三河を失わずに済みます」

 

本「だが、三河の持ち主はそれを望んでいないぜ」

 

宗「!」

 

そして振り向く

防御術式が解除され、

中から出てくる

 

宗「地脈統括!」

 

 

本「あの光の塔が落ちた時、流体がオーバーロードするってことだな」

 

?「その通り!」

 

そして笛の音がする

祭りに使う笛が聞こえる

 

?「止めるなら、あと5分くらい、じゃないかな、一体そこの立花君はどうするつもりかな?」

 

?「時間は有効に使ってもらわないとなー」

 

?「よーし、全国のみんな、こんばんはーーー」

 

************************

優は元信の通信を見る

 

優「元信!なんで!」

 

そう今日、俺は

彼が、すべてを話すことに

なろうとは思わなかった

 

そしてこれが、絶望なんだと

 

 

 




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月下の卒業者 上

あの日からずっと俺は何も変わっていなかった

あの事故から俺は成長していなかった
俺はみんなのこと、騙している
自分の正体を隠して
みんなのそばにいたかった

だから、話すことが怖かった
自分の過去を

でも、今日で隠しきれなくなる
思っても見なかった
今日で
すべて、あばかれること
そして、本当の始まりが来ること



松平元信の通信が 全国に回されていた

三河が失うこと、世界中の人たちに見せて 楽しんでいた

マイクを一つに、話す元信 周りは自動人形でいっぱい しかも笛や神輿(みこし)まで

まるで  お祭りだ

 

だが やっていることは祭りじゃない

三河消滅だ

 

元信は続けて話す

 

元「今日、先生は 地脈路がいい具合に暴走しつつある 三河にいまーす♬」

 

笑顔で言う元信

 

普通の人なら危ないところいて 笑顔のはずがない

 

宗「元信公」

 

元「はい、立花・宗茂君 何か聞きたそうでね?」

 

言いたいことがわかるから聞く元信

 

宗「Tes! 質問があります 一体何の為に三河を消滅させ 極東を危機に追いつめるのです!」

 

そして答える元信

 

元「いい質問だね だから先生は逆に問います」

 

だが言う事は

人としてはあり得ないことを言う

 

元「危機てっ おもしろいよね」

 

それは人間の言うセリフではない 彼にとっては素晴らしいものなのかもしれないが

普通の人が聞けば おかしいと思う

彼はそれを簡単に言う

 

宗「!」

 

元「先生はよく言うよね、 考えることは面白いって じゃあさ すっごく考えないと死んじゃったり滅んだりすることって

最大級の面白さだよね」

 

宗茂は思った

死んだら終わりだと言うのに

なぜ この男は 人間にとって酷いことが面白いと言える?

 

元「だけど、もっと、面白いことがあるんだよ もっと考える必要があるもの

答えてごらん 宗茂君」

 

だが宗茂は

 

宗「わかりません」

 

わかりたくないだろう それがどれだけ酷い事になるのか

 

元「そうか  わからないか それじゃ」

 

彼はどんでもないこと言う

 

元「君は 斬殺丸に斬られて、恐怖を克服することができない 人間だ」

 

宗「!」

 

なぜ?彼の名前が出てくる 彼が特別とでも言いたいのか?

それとも 違う意味で言っているのか?

 

元「彼に斬られたくなかったら 考えなさい 恐怖を克服することはそういうことだ  

そこの本多くんはわかるかなー?」

 

そして忠勝

 

本「はーい♬我はわかりませーん♬けど 彼に斬られるのは勘弁でーす♬」

 

と答える

 

元「はいはい では本多君は 彼に斬られなさい どうでもいいので」

 

本「おい!人の話聞いたか!?我 今斬られたくないといったぞ!?しかも!今!どうでもいいとか言ったろ!?」

 

そして続ける元信

 

元「いいかい みんなー さっきの答えは簡単だよ  極東なんかより 恐ろしいものは ただ一つ」

 

それは

 

元「それは 末世」

 

それはだれもが知っていることだった

だが 放送を流すほど 重大なことなのか

 

元「この世の終わり それは最高のエンターテイメントだ 君たちは今末世という未来がない卒業を迎えているのだよ おもしろいよね」

 

元「末世を迎えたくないのなら 考えて 末世を覆し その先に進まないとならないのだから

残された時間で考え 大変よくできましたという 答えた人にはご褒美をあげよう

これは末世を覆せるかもしれないものだ」

 

宗「それは?」

 

それはとんでもないことだ

 

元「大罪武装!」

 

宗「!」

 

そう大罪武装

かつて元信自身が各国に渡したものだ

 

元「大罪武装を手入れた者は 末世を左右することができる 」

 

宗「大罪武装を各国に配ったのはあなたではないですか?それをすべて手に入れろとは........

八つの大罪武装を巡って 戦争を起こせと言うんですか」

 

そう、そうなれば 世界大戦になる

元信は

 

元「八つ?違うよ 九つだよ」

 

宗「!」

 

イ『まさか 貴様!』

 

ケーピーエーイタリアの教皇総長も聞いていた

 

元「九つ目は嫉妬だ すべての始まりが妬みから始まるのだよ」

 

だがそこで元信は

 

元「まあ でも 大罪武装だけでは足りないんだよね

末世を覆す事は!」

 

宗「!」

 

イ『どういうことだ!』

 

元「それだけでは足りないんだよ もう一つ必要なものもある それはみんなが生きて行くためのものだ!」

 

宗「つまり 大罪武装だけでなく!他の物が 必要だというのですか!」

 

だが元信は

 

元「またもやはずれだ!宗茂君!物じゃなくて人だよ!」

 

宗「人?なぜ!その人が末世を覆すほどの力があるというのですか!」

 

元「そうだよ、だが まだその力がない だが これから成長することで、強くなり、”世界を救うことも”可能だ!」

 

宗「では、その人は誰です!」

 

元「さっきも、言ったじゃないか」

 

それは

 

元「斬殺丸だよ!」

 

宗「!」

 

イ『なんだと!!』

 

そう斬殺丸

切り裂き魔 と言われた者

 

宗「彼は人殺しだ!そんな人殺しに!世界を救うことができるとでも言うのですか!」

 

元「ああ、あるとも」

 

宗「!」

 

それはまるで 当たり前のようなこと言うかのようなセリフだ

 

元「だって彼、あのP.A.Oda《ピーエーオーディーエー》の兵士を数えきれない程 斬ったそうじゃないか」

 

そう11年前そのような事件が東海で多発した

 

元「あの五大頂(ごだいちょう)ですら、彼を止めることが、必死だったそうじゃないか、そんな強い彼だからこそ必要なのさ、各国のみんなー、彼を手に入れば、その国は、本当に世界征服も夢じゃないよー」

 

それはとんでもない放送だ

 

***********

 

一方 葵・トーリ組は

 

今の放送聞いてびっくりしている

 

ナ「あの伝説の切り裂き魔がねー」

 

マ「人殺しなのに、世界を救えるんだー」

 

ネ「斬殺丸か、確かP.A.Odaの兵士を容赦なく 斬殺したそうじゃないか」

 

シ「彼がいれば、世界征服かー 悪くないかもしれないなー お金が儲かりそうだ(キラーーン)」

 

一同「「「「「お前は本当に最低だよ!!???」」」」」」」

 

ハ「シロ君 世界一、キタナイー♬」

 

点「斬殺丸でござるか、だが逆に、斬られそうでござる」

 

直「あの切り裂き魔が、ねえ」

 

ウ「拙僧も、彼が逆に滅ぼすじゃないかと、思うが」

 

ア「ええ、なんかそういうの聞いていると自分も斬られそうで、怖いです」

 

みんな、まるで 他人のような話をする

 

浅「みなさん、そういうこと言ってはだめですよ.......ね、優くn」

 

最後まで言おうとしたが

 

優「・・・・・・」

 

いつもの顔じゃない 真剣な顔だ

しかも、まるで 自分の事じゃないかの 顔だ

それに

 

葵「・・・・・」

 

喜「・・・・・」

 

鈴「・・・・・」

 

三人の顔は優を見て悲しそうな顔だ

 

初めて見るあの三人が悲しそう顔するのが

トーリ君と喜美は久しぶりに見る

あの事件以来だ

あの事故で悲しい顔していたのに、なぜ?今誰も失っていないのに  どうして?そんな悲しい顔になる

 

それに鈴さんも、悲しい顔している

どうして?

 

もしかしたら、斬殺丸に誰かやられたのですか?

 

そうして三人に声掛ける浅間

 

浅「あ、あの トーリ君 喜美 鈴さん 大丈夫ですか?」

 

そういって葵は

 

葵「あ、あーあ 大丈夫だって、ほら 斬殺丸はもういないんだから」

 

そういって笑っていたが

苦笑いにしか見えない、それだけ”彼”の言葉に同様していることがわかる

 

喜「愚弟、今は ”あれ”だから 鈴もいいわねー」

 

鈴「う、うん」

 

”あれ”とはなに?

何か知っているんですか?

 

そこで放送が入る

そして、その放送聞いた瞬間、あの葵たちが取り乱す

 

元『でも、その斬殺丸も、もうある国のサムライになったんだけどね』

 

葵・喜美・鈴「「「え!?」」」

 

それ以外「「「「「?」」」」」」

 

なぜあの三人が反応するのか、わからない?

どうして斬殺丸のことが気になる?

 

放送は続けられる

そして立花宗茂がとんでもないこと言う

 

宗『では!どこに行ったのですか!」

 

元『それは

 

武蔵だ!』

 

それは絶望とでも言うことだった

 

一同「「「「「え!!!」」」」」

 

*************:

 

正「なっ!斬殺丸が武蔵に!」

 

正純はホライゾンを引っ張りながら、放送を見ていた

だが

あの斬殺丸がここにいると聞いた瞬間、歩くのやめた

 

正「一体!だが武蔵のどこに!」

 

そう武蔵は平和なため、そんな人を斬殺するような事件はない

だから、武蔵のどこにいるのか、検討がつかない

だがP−01sが

 

P「優様」

 

正「優?」

 

なぜ今更、彼の名前が出る?

彼が斬殺丸なはずがない

正純は謎が多かった

 

正「どうして?優の名を?あいつは斬殺丸じゃないぞ あいつは武蔵のサムライで........!!!」

 

なんで?

そういえば、さっき、元信が言ってた

元『斬殺丸はある国でサムライをやっている』

 

あいつは=サムライ

 

正「まさか!!!」

 

************

 

葵たちは焦っていた

 

ナ「嘘でしょう!」

 

マ「まさか武蔵にいるだなんて」

 

ネ「このままじゃ武蔵はパニックになるかもね」

 

点「ついに、拙者たち、斬られるのでござるか」

 

直「点蔵!変な事言うなさね!」

 

ア「でも、斬殺丸は人に会ったら容赦なく斬るんですよ、ありえませんよ!」

 

みんなパニックになっていた

あの切り裂き魔が武蔵にいるだなんて

想いもよせぬことだ

 

浅「大丈夫です!警護隊に頼みますかr(ガシっ).......!」

 

浅間が通信しようとたが

葵に止められた

 

浅「トーリくん?」

 

葵「浅間、頼むから 警護隊を呼ばないでくれ」

 

しかも真剣な顔で

 

浅「ですが!トーリ君!どんな被害になるかわからな.......」

 

葵「頼むから!呼ばないでくれーー!!」

 

一同「「「「!?」」」」」

浅「!」

 

彼がこんな大きな声で怒鳴るだなんて初めてだ

 

だが

 

優「いいんだ、トーリ 浅間、警護隊に連絡して」

 

葵「何言っているんだ優!!!!!そんなことしたら!おまえは!」

 

優「もういいんだ!!!」

 

葵「!」

 

そう手遅れだということ

それは放送が理由だ

 

宗『武蔵の誰です!その斬殺丸の正体は!』

 

元『聞いた事ないかい?”武蔵最強”という言葉を?』

 

宗『! まさか』

 

葵はさっきよりも取り乱している

 

葵「ま、まさか!!」

 

元『そう!あの武蔵最強と言われた 極東にとっては切り札とも言える』

 

鈴も取り乱していたそして大きな声で言う

 

鈴「だめーーーーーーーー!!!!!」

 

元『心道 優(しんどう ゆう)だ!!!!!!!』

 

それは絶望だ

 

優「・・・・・・」

 

一同「「「「「「え!!!!」」」」」」

 

葵「そ、そんな」

 

あの優しかった優が

昔、斬殺丸だった

人は絶対に殺さない優が

斬殺丸だ

みんな優の方向いて、驚きの顔している

浅間も警護隊に通信するはずが 、いまの放送を聞いて通信することを忘れている

葵も絶望したという顔だ、喜美も悲しい顔していた、鈴も悲しい顔している

 

浅「嘘ですよね!嘘に決まっています!そうですよね優君!」

 

優「・・・・・いや」

 

浅「!」

 

優「本当だ」

 

そしてみんなの方に振り向く

 

優「生きる為に人を斬殺した!」

 

それは考えたくもないことだ

まさか本人から認めるだなんて

ナ「けど11年前だよ!11年前に行方不明になったんだよ、もういるわけないじゃない」

 

優「ナルゼは、いつから俺が武蔵にいたと思う?」

 

ナ「え!そ、それは」

 

ナルゼは小等部の頃から一緒ではない

実は

 

優「俺、ちょうど11年前に武蔵に来たんだ」

 

ナ「!」

 

つまり斬殺丸が行方不明になった年間と同じである

 

ア「嘘ですよね!だって、優さん いつも刀持っていますけど、その刀 刀身が木刀で出来ているんですよね!」

 

そうまえに修行付き合ってもらった時密かに教えてもらってた

だが

 

優「そうだよ、でも」

 

ア「でも?」

 

優「この刀は、自分の本性を表すと 刀身が人を斬る”刃”に変わるんだ」

 

ア「そんな!」

 

優「アデーレも気づいていない?俺どうして真喜子先生に勝てるのか?」

 

ア「いえ」

 

優「おれは、昔 戦争に巻き込まれて 生きる為に容赦なく斬ってきたんだ、その経験のせいで強くなってしまったんだ それも”2年”も!」

 

ア「2年も!!」

 

優「みんな、ありがとう、でも俺は」

 

一同「「「「「!」」」」」

 

優「正真正銘、斬殺丸だ!!!」

 

それが、彼の隠していた絶望だ

 

*************

 

正「優が!斬殺丸!」

 

今の放送を聞いて驚かないはずがない

 

正(そんなはずはない!だって、あいつがだぞ!あんな金まで渡す優しい奴が人殺しのはずがない!!)

 

そんな気持ちでいた正純

P−01sは

 

P「優様」

 

**************

 

二「まさか!優殿が斬殺丸だったで御座るか!」

 

警6「二代様!、すぐに我々の出番では!」

 

二「だめで御座る!」

 

警6「どうしてです!」

 

二「今行けば住民の人が騒ぎになるで御座る!とにかく待機で御座る!」

 

警6「しかし!」

 

二「心配ないで御座る、正体を表したとはいえ、むやみに襲わないで御座る」

 

警6「信用出来るのですか?」

 

二「Jud、なにかあれば、責任は拙者がとる、いまは待機でござる」

 

警6「わかりました。本船は引き続き待機!」

 

二(嘘で御座ろう!優殿!)

 

***********************

 

これがいままで自分の正体を隠していた

 

”罰”だ

 

 

 

 




誤字や脱字があれば
お願いいたします
ありがとうございました


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月下の卒業者 下

俺はまた
何もできなかった
また、優を助けることはできなかった
なんでだよ
なんで
あいつが傷つけられなきゃ、いけないんだよ
俺は

何もできないのか

また、ホライゾンのように

優も失うのか

俺は!!


優が斬殺丸だと 言う事は世界中に流れた

今頃、武蔵の住民はパニックになっているに決まっている

だが、

優にとって

”みんなに正体を明かさなかった”ことが

一番心に傷をおっているには違いない

それは、つまり

みんなを騙したのと、同じ

こいつがいい奴かと思えば

過去で酷いこと知っていたとすれば

それは”裏切られた”というものだ

簡単には割り切れない

それが

生き物なのだから

 

そして優は

放送が流れた後、こう言った

 

優「みんなに正体を明かさなかったことは、悪いと思っている」

 

だがみんなは静かだ

 

優「言い訳はしない、もう少ししたら 警護隊も来るだろう」

 

そういって言う

 

優「そこで、みんなとは、お別れだ」

 

一同「「「「「!」」」」」

 

ア「お別れって!どういう事です!」

 

優「さっきも言ったとおり、世界に正体を明かされた、つまり」

 

優が言うとは思えないこと言う

 

優「聖連から  処刑命令が入る」

 

葵「!」

 

喜「!」

 

鈴「!」

 

一同「「「「「!」」」」」

 

つまり斬殺丸がこれ以上、人を殺さない為に

処刑されるという意味だ

 

だがトーリは

 

葵「そ、そんなことにならないって!だって!昔のことじゃん!昔のことを!今になって、平和に暮らしているって言うのに!ただ、昔に人を殺したからと言って!処刑だなんてありえないって!」

 

浅「トーリ君」

 

葵は焦っていた

また、あいつを助けられないのか、と

 

葵「大丈夫だよ!俺たちがなんとかするから、な、みんな そうだろ!」

 

葵はみんなに呼びかける

そしてみんなは

 

点「そ、そうござるよ!今は皆のために 優殿は働いているではござらんか」

 

優「点蔵」

 

直「そうさね!お前が人殺しであっても、私たちにとっては あんたは斬殺丸じゃなくて!心道 優さね!」

 

優「直政」

 

ア「そ、そうですよ 人殺しなんかじゃありませんよ、優さんは生きるために戦ったんですから、ね!」

 

優「アデーレ」

 

シ「金には関係ないことだが、お前のやっていることが間違いだというのは、私は思っていないぞ!」

 

優「シロ」

 

ナ「あんたはこれから、殺した人の分も生きて これからみんなを守ればいいじゃない」

 

マ「それがユウ君の罪滅ぼしになるよ」

 

優「ナルゼ....マルゴット」

 

浅「あまり、自分を責めないでください」

 

優「浅間」

 

浅「昔はあれですけど、ここにあなたを恨む人はいません、あなたは今しっかりみんなを守る為にいるじゃないですか」

 

優「・・・・・・」

 

浅「あなたは、今 ここの人たちを守っています 直政の機関部を手伝ったり 鈴さんのところでも あなたは今 人が恨まれるようなことしてません」

 

だが優は

 

浅「ですかr......」

 

優「それでも!!!乗り越えることができないんだよ!!!!」

 

一同「「「「「!!!!」」」」」

 

あの優が怒鳴った

彼は怒鳴ることなどない

だが

 

今は怒鳴るほど言いたいことがあった

 

優「簡単に言わないでくれよ!!!!人を殺したことが どれだけ酷いことがわかるの!!!!!」

 

一同「「「「・・・・・」」」」

 

優「人が死ぬんだよ!!!それを奪うというのは!!その人の人生まで奪うんだよ!!!それがどれだけ苦しいか!!!みんなにわかるの!!!」

 

浅「そ、それは」

 

優「俺は 昔はそれが当たり前だと思ってた!」

 

一同「「「「!!!」」」

 

優「けど!今この年になって!わかったんだ!!!人を殺すことが!どれだけいけないことか」

 

葵「優」

 

優「それに眠る時 出てくるんだ!!」

 

浅「な、なにをです?」

 

それは

 

優「俺が人を殺した人たちの魂の声が聞こえるんだ!!!」

 

一同「「「「「「!!???」」」」」」

 

点「ど、どういうことでござる!?」

 

優「俺はいつも寝る時 人の声がするんだ!はじめは人が騒いでいる声だと思った けど 違った! それは俺が殺した人の声なんだ!!!」

 

一同「「「「「!!!!」」」」」

 

そう優は寝るとき、夢の中で人の声がするんだ

それも言っていることは

すべて恨み言

そんな声を毎日聞いていたら

苦しいに決まっている

 

優「それを聞いて、これから 乗り越えるだなんて無理だよ!!!実際 俺は彼女を守れなかった!!!!」

 

葵「!!」

 

喜「!!」

 

鈴「!!」

 

一同「「「「!」」」」

 

そうホライゾンを守ることができなかった

 

優「でも、彼女に似た 自動人形がいたんだ!!そして言われたんだ 『ならその子と同じように私たちを守ってみては?』て、だから今でもここにいるんだ俺は!!!」

 

そう今日、朝 喜美に『そうじゃなきゃ優はここにいないもんね』とは

こういうことだったのだ

 

優「俺 彼女がいたから生きているんだ!P−01sがホライゾンに似てるから 生きているんだ!!!じゃなきゃ 俺はP−01sのこと!ホライゾンって呼んでないし!!!俺はここにはいない!!!」

 

葵「優」

 

喜「・・・」

 

鈴「・・・」

 

一同「「「「「「・・・」」」」」」

 

そう彼女がいなければ

とっくの昔に優は死んでいる

彼女がいるから

彼も生きているんだ

優の方がトーリと同じくらい

彼女のこと愛していた

 

だが

 

突然、元信の放送が続く

しかも話か掛けているのは

 

元『話の途中すまないけど優君 君にはまだ言ってない事があるんだよ!』

 

優「え!」

 

一同「「「「!!!」」」」

 

なんとさっきまで話相手は宗茂と世界なのに

いきなり優に向かって 話している

 

そして彼が優に言うのは

 

元『その”P−01sのことだよ』

 

優「なに!!」

 

葵「ホライゾン!」

 

一同「「「「!!!!」」」」

 

元『優君 先生はさっき言ってたけど 大罪武装の九つ目 ”嫉妬”はどこにあると思うー?』

 

優「まさか!!!元信!!!お前!!!」

 

元『そう

ホライゾン・アリアダスト

彼女の魂こそが嫉妬の大罪武装

焦がれの全域(こ  ぜんいき)

そのものだ!!!!』

 

それは優にとってもトーリにとっても

災厄なことだ

 

だから二人は

 

優「くっ!くそ!!!」

 

葵「ホライゾン!!!」

 

そして二人は走り出す

 

喜美「愚弟!優!」

 

二人は階段を走っておりる

 

他の者はネシンバラとノリキとウルキアガ

が二人を追う

 

喜「追っ手 お願い」

 

だが二人は

 

葵「優、ホライゾンが!!」

 

優「わかっている!今は走れ!」

 

だが

 

優が走った地面から

多数の術式が発動する

 

優「なに!!」

 

葵「優!!」

 

優「先に行け!!後から追う!」

 

葵「くっ!」

 

そして優は止まり居合いの構えをとる

 

優「何だ!この術式は!」

 

明らかに術式にしては

数が多すぎる

そして

この術式に優は気づいた

 

優「まさか!これは!

移動術式!しかも!

なんで、俺の”世道術(せいどうじゅつ)”を元信g」

 

そして転移した

優は場所に移されたのは

************

ぴ〜〜〜〜ぴ〜〜〜〜(笛の音)

優は知らないところについた

周りには自動人形がいて笛を吹いていた

 

優「ここは まさか!」

 

元「そう、ようこそ優君!三河へ!」

 

優「元信!!」

 

そう気づいたときには

優は元信がいた新名古屋城にいた

 

元「君には三者面談があるからねー 知り合いに頼んで、君に世道術の術式を鹿角君に掛けさせてもらったよ」

 

いつの間に掛けたのかはしらないけど

優はそんなことより

 

優「俺もあんた聞きたいことがあるよ!」

 

それは

 

優「どうして!自分の娘を大罪武装にした!」

 

それだけは優にも気づいていた

 

元「なぜか?強いて言うなら、君に守らせるためにだ!」

 

優「ふざけるな!俺に彼女を守らせるためだけに!彼女を大罪武装にしたのか!!」

 

元「まあ、それだけじゃ、ないんだけどねー それに先生は君について話があるんだよ」

 

優「俺に何のようだ!」

 

元「まあ、いろいろ あるんだけどねえー まずなにから話したらいいかー」

 

だがその前に優は後ろに気づく

 

優「!、本多さん!なんであの二人が戦っているんだ!!」

 

そう優の後ろで

すごく遠いが

本多・忠勝と立花宗茂が戦っていた

 

元「三河消滅を止めるために立花君は戦っているのだよ

本多君はそれを止めるよう先生が頼んだんだ」

 

だが優は怒っていた

元信はふざけていることに

 

優「...ざけんな、ふざけんな!あんた!自分が何を考えているのか!わかっているのか!!!」

 

優は怒る 元信に

 

優「三河の消滅?世界大戦?ふざけているにも程がある!!!」

 

優「なんで、世界大戦なんてもの起こさせる!!!そんなことしたら 多くの人が死ぬんだぞ!!!」

 

世界大戦になれば多く死ぬ

それは優が望んだことではない

 

だが

 

元「戦わなきゃだめなんだよ優君、戦わないと!君の望んだ未来にならないのさ!!」

 

優「なんだと!!!」

 

どういう意味なのかわからない

 

元「それに、君はなんで?Jud、が言えないのかい?」

 

優「!」

 

そう生まれたときから優はJudという応答が言えないのだ

授業の時も言えず

はい、か ああ、としか返事が言えないのだ

 

元「それはね

君が”罪人”ではないからだ」

 

優「は?」

 

どういうことだ

そもそも Judとは

罪人用。主に武蔵や三河の住人が用

の言葉

それは武蔵の住民なら当たり前なんだが

優はそれ以上の罪人だというのに

言えない

しかも元信から罪人ではないと

どういう意味なのかわからない

だが優は

 

優「どうして!俺は人を殺したんだぞ!なのに罪人じゃないってどういうことだ!」

 

元「そんなの決まっているじゃないか」

 

それは

 

元「君が斬殺丸としてやったことが”正義”だと言う事さ!」

 

優「な!」

 

人を殺して当たり前

それは優の求めてたものじゃない

優は引き続き元信聞く

 

優「どういうことだ!」

 

元「簡単だよ、自分の命を守る為に殺したのさ人を!」

 

優「そんな!」

 

それは彼にとって

正義じゃない

 

 

元「それに Judが言えないのは他にある」

 

優「それはなんだ!」

 

元「君が呪いという文字を貰ったからだ!!」

 

優「!」

 

優は思い出した浅間たちが幽霊払いをしている時に

右腕から訳のわからない文字がでたこと

それが呪いの文字

 

優「その文字が一体なんなんだ!」

 

元「その文字には先生はよく知らない だが

君の先祖の心道家の当主が言っていたんだ」

 

優「俺の当主!」

 

元「ああ、その文字は世界を変える”鍵”らしい」

 

優「これが”鍵”」

 

そういって右腕を押さえる

 

 

元「鍵といえばもう一つある、それは君が口癖で歌う”歌”だ」

 

優「あの歌が!」

 

そう口癖で言っていた優の歌

 

元「あの歌は”......"がタイトルではない」

 

優「!」

 

元「君は間違った歌詞を歌っているそれは

本当の歌ではない」

 

優「では、どうすればその歌は完成する!」

 

元「そんなの簡単だよ」

 

それは

 

元「君が世界を相手に戦うのさ!」

 

優「!」

 

そう歌のとおりと一緒

世界を変える為に戦う

 

優「俺はもう、戦わない!」

 

元「なぜ?」

 

優「人を斬りたくないからだ!」

 

そうなってしまえば

数多くの死人がでる

 

優「世界を変える為に戦えば どれだけ死人が出ると思っているんだ!!!」

 

だが元信は

 

元「そうか では」

 

そして元信はとんでもないこ言う

 

元「君は”お父さんの死”を無駄にすることになる!」

 

優「父さん!」

 

だが優は

 

優「俺は父さんの顔も知らないし!父さんは俺は物心を持った時からいなかった!!」

 

元「それは そうだろ だって!」

 

元信は優にとっての真の絶望を

優に言う

 

元「君が殺したのだから!!!」

 

優「え?」

 

それは彼にとって真の絶望だ

 

優「俺が、殺した?父さんを?」

 

元「そう!君が4つの時にね、君が持っているその刀で」

 

つまり四歳の時に殺した

母が抜いてはいけない刀を!

 

優「そ、そんな!嘘だ!」

 

元「嘘じゃない、君は殺してしまったんだ、その刀で!

 

優「なんで、なんで!そんこと知っている!」

 

元「君の当主が言ってたんだ」

 

その内容は

 

元「その呪いの刀から開放するために死んだんだと!」

 

優「の、呪い?」

 

元「そう、その呪いの刀は生きる為なら容赦なく周りの敵を切る 刀らしい、それを4つの君が誤って抜いてしまい 周りの人たちを斬ったんだ!」

 

優「そ、そんな!」

 

元「だが、君のお父さんが命を犠牲にして君に斬られてんだ!君を元に戻すために!」

 

それは嘘じゃない

だが信じたくない!

自分の生みの親を殺したなんて

信じたくない

 

優「そうだ、思い出した!あの歌も父さんに歌って貰ってたんだ!」

 

元「そう、やっと気づいたんだね そう君は

生まれたときから殺していたんだ!」

 

優「あーーーーーーーーー!!!!」

 

優は頭を抱えて叫んだ

それは優にも知らなかった絶望だ

 

元「これからも君の愛しい者も、君のお父さんのように亡くなってしまう」

 

元「それがいやなら 戦うんだ君はその為に生きていること!」

 

優「生きるために?」

 

優はヨロヨロだった

立つ事さえ困難になり

ゆらゆらと

体を揺らしていた

よほどショックだった

 

そして元信はポケットの中から

何回かの紙を優に渡す

 

元「これは、君に必要な者だ」

 

渡すが

優は受け取れない

だから元信は

優の手に無理矢理握らせた

 

そして

 

元「優、これからホライゾンを頼むよ」

 

優「ホライゾン?」

 

元「ああ、彼女には」

 

そういって さっきの

移動術式が発動する

 

元「君が必要だ!」

 

優「・・・・・」

 

元「では さよならだ!

頼んだよ

心道 優!」

 

****************

 

そして元の教導院の近くにいた優

そして

 

喜「優」

 

喜美がいた

さっきの会話も放送に繋いでいたため

全部みんなに聞こえていた

 

優「喜美 ホライゾンは?」

 

元気の無い声で言う優

喜美は

 

喜「さっき連絡あって助けることができなかったって」

 

それを聞いた優は

 

優「喜美」

 

喜「なに?」

 

優は泣いていた

 

優「お..俺.....一体何やってたんだろ......

みんなを守るとかいいながら.......結局みんなを傷つけた

そして.......ホライゾンも救えなかった」

 

喜「優」

 

喜美は優を抱く

 

優は「うわあああーーん!!!うわあーーん!!」

 

優は泣いて叫んだ

 

父も自分で殺してしまい

なおかつホライゾンも救えなくて

一番辛いのは彼だ

**********

そして三河では

 

元「これより 授業をはじめまあーーーーーす」

 

ドカアーーーーーン!!!

そして三河は消滅した

 

聖譜暦1648年

4月20日

午後9時03分

 

そして捕まったホライゾン・アリアダストは

三河君主として

三河消失を取るため

自害が下された

執行時間は明日の18時

 

そして斬殺丸は

末世を救う人材として

斬殺丸を逮捕するよう

命令がくだされた

 




次回
優「結局俺のやった事は無駄だった」

喜「あんたは!本当にこれでいいの!」

優「俺になにが出来るって言うんだ!」
次回
境界線上のホライゾン 生きる為に戦うサムライ
刀が伝える真実
?「しっかり戦いな 優」
*******
誤字や脱字があれば
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刀が伝える真実

いつか来ると思った
自分の正体がバレる日を
それは覚悟していた

だけど

まさか、自分が
父さんを殺したなんて
知らなかった
俺はどうすればいいんだ
俺はみんなを
彼女を守りたいのに
でも
俺は結局 人殺し、でしかなかった
守りたいっと言っておきながら
そのために他の人たちを
斬っていた、なんて
守る資格なんてないじゃないか
俺は
どうやって
生きて行けばいいんだ




今から11年前

 

それは俺が

まだ6歳になったばかりの頃の話だ

つまりホライゾンが出会う前の話

 

俺の故郷は東海だった

あの家を出た俺は

今でも、旅をしながら、”俺に近づく敵を斬っていた”

俺は近づく敵に必ず

『お前を斬殺する!』という言葉を

敵に言っていた

それが原因で他の各国から

『斬殺丸』と呼ばれるようになる

今日も戦争に巻き込まれるのか

当時の俺は

そんな事ばかり考えていた

 

そして

その言ったとおり

巻き込まれた

 

『うおおおお!』『でやっ!』

『うわあああ!』『打て!打てーー!』

 

兵士たちが他の各国と戦っている最中

 

俺は

 

兵1『ん?なんだ、あの子供は?』

兵2『おい!刀を持っているぞ!』

 

6歳で刀を持っているだなんて

ありえない話だ

6歳で刀を振れる程の力だってないはず

だが

 

兵1『ん?なんだ?』

兵2『おい!あの子供!刀を抜いているぞ!』

 

身長に合わない刀を

一度、床に置いて 刀を抜く

 

兵1『まさか!六護式仏蘭西(エグザゴンフランセーズ)の者か!』

 

そして五人の兵士は武器を抜くが

 

ザシュ!!!

 

兵2『え?』

 

一人の兵士が武器を抜いたのに

他の兵士は武器を抜かず止まっている

そして子供はいつの間にか後ろにいた

 

兵2『う!後ろか!』

 

だが他の兵士は止まっている

 

兵2『おい!どうしたんだ!』

 

一人の兵士が他の兵士の肩を触った

瞬間

 

コロッ!!

 

兵士の頭が取れた!

四人の兵士の

 

兵2『ヒィィィィ!』

 

怯えていた、他の兵士はみんな

子供に斬られていた

 

 

兵2『ま!まさか!お前は!』

 

だがその兵士の前にも子供は

いつの間にかいた

 

兵2『ざ!ざ!』

 

そして子供は

刀を上に上げる

 

兵2『斬殺丸だああああ!』

 

子供は言う

 

斬『お前を斬殺する!』

 

そしてその兵士も斬った

今の叫びで他の兵士も集まってくる

数はざっと20人だ

 

兵3『あれが斬殺丸か!』

兵4『あんな小さな子供が!』

兵3『相手が子供でも容赦するな!』

 

だが俺は何も言わず

その兵士たちも斬る

 

ザシュッ!!!

兵5『ぐわ!』

兵6『うわ!』

兵7『ぐは!』

 

次から次へと

斬る

そしてあっという間に20人斬り終わる

 

斬『・・・・・』

 

だがそこへある男が出てくる

 

?『へえー、君が斬殺丸かー』

斬『!』

 

出て来たのは棒金を携えた幽霊の青年だ

 

?『強いねー、子供なのに刀持っているんだ!』

 

斬『俺になにかようか?』

 

?『まあちょっとね、ある”人”に似ているからさ 君が』

 

斬『ある人?』

 

?『ああ、その人は僕たちにとって厄介な人なんだよ、って!』

 

だがいつの間にか子供は刀をしまい

どこかに行こうとする

 

?『ねえ!最後まで聞いてよ!』

 

斬『近づくな、近づいてら斬殺する!』

 

鞘を青年の顔の前に出す

 

?『いや〜、そうじゃなくて、君 このままだと本当に絶望するって忠告したいの』

 

斬『なぜ俺に』

 

?『君がその似ている人にそっくりだからだよ』

 

斬『俺はそんな奴にならない、悪いがもう行く』

 

?『ああ!ちょっと!』

 

だが子供はもういなかった

 

?『相変わらず、あの”人”とそっくりで早いねえ、ねえ♬”まっちゃん”』

 

そして青年もその場を離れる

そのあと

 

斬『俺はもう疾っくに絶望している』

 

そうあの人の言う通りだった

おれはもう疾っくに

 

絶望している

昔も

今も

 

(回想は終わり)

 

*******************

 

聖譜暦1648年4月21日 午前6時30分

優の家

 

優は自分の部屋の中で

ベットの上に座っていた

 

昨日から眠っていない

ホライゾンも救えなくて、父親を殺したことを知って、みんなに正体を明かされて

そんな中で

眠れるはずがない

眠ってもまたあの”悪夢”を見ることになる

そうなるくらいなら

起きてた方がマシだ

 

あの後

武蔵に斬殺丸がいるため

警備隊が優を探している

末世を覆すことができるため

末世のための”人間兵器”として使うため

逮捕命令が聖連から下った

 

だが

 

優の家は誰も知らない

彼が武蔵にいるってだけで

優の家は誰も知らないのだ

 

でも

 

優はそんなこと、どうでもよかった

自分の命が掛かっているのにも関わらず

 

優は絶望していた

自分のたった一人の家族を

殺したことに

絶望していた

 

優はお父さんのことは何一つ知らない

顔も名前も知らない

だが

殺してしまった事はわかる

父親を殺した記憶はないけど

だからと言って、元信が嘘をつくとは思えない

でも、わかるのはただ一つ

 

それは

 

優「結局俺のやる事は無駄だった」

 

そう、それだけはわかる

優はいろんな者を守って来た

 

だが

 

そのためにいろんな者を犠牲にしていた

 

そして無駄になった

 

正体も明かされて

優の過去もみんなに伝わって

絶望以外なにもなかった

 

だが

 

バタンッ!!!

 

優「!......喜美!」

 

そう喜美が優の部屋の中入って来た

それもこんな朝早く

優の家は確かに誰も知らない

だが、喜美は知っていた

幼馴染である

彼の家を知らないはずがない

そして

喜美は優が座っているベットに喜美も座って

優の前に出る

 

喜「なにしてるのよ?」

 

優「何って?何したっていいじゃないか」

 

喜「座ってないで教導院いくわよ!」

 

優「どうして?昨日のこと、忘れた訳?」

 

喜「みんなが待っているわ、座ってないで行くわよ!」

 

喜美は優の腕を掴んで無理矢理でも引っ張る

だが

 

優「ほっといてくれよ!!!!!」

 

優は怒鳴った

喜美は腕を引っ張るのやめた

でも喜美は

 

喜「じゃあ!あんたは!本当にこれでいいの!」

 

喜美も怒鳴る

 

喜「あんたなら!こんなの乗り越えて!あんたの好きなホライゾンを助けに行くじゃない!」

 

喜美は続ける

 

喜「あんたは!確かにお父さんを殺した!なら!その罪滅ぼしのためにみんなを守っていけばいいじゃい!」

 

だが優は

 

優「父さんを殺してか!父さんを殺して!今度はみんなを殺せって言うのか!」

 

喜「守るって!言ったじゃない!」

 

優「俺は疾っくの昔に、守る力なんて無いんだよ!!」

 

今度は優が続ける

 

優「俺は確かに!みんなを守ってきた!けど!よく考えると!ヘタしたら!友人まで殺すじゃないか!ヨシナオさんのように!」

 

昨日実際ヨシナオに攻撃した

 

優「そんな中で生きていられるわけないだろ!こんな事になるくらいなら!!」

 

優としてありえない言葉を言う

 

優「あの時、死んでいればよかった!!!」

 

それ聞いた瞬間

 

喜「バカ!!!」

 

バチン!!

 

喜美は優の頬を叩いた

 

優はそのまま無言だ

そして喜美は優をベットに押し倒す

 

喜「あんた!もう忘れたの!ホライゾンが言っていたじゃない!これからも生きてって!」

 

優「・・・・・」

 

喜「もう!ホライゾンの約束を破る気!」

 

優「なら!」

 

今度は優が喜美を押し倒す

 

優「俺になにが出来るって言うんだ!」

 

喜「・・・・・」

 

優「俺はホライゾンを守る事は出来なかった!そんな!俺が」

 

優は喜美の顔に近づく

 

優「なにが出来るって言うんだ!」

 

喜美もびっくりだ

あの優がここまで必死なの

あの事件以来だ

 

優は喜美を立ち上がらせ

部屋の外に出す

 

優「頼むからほっといてくれ!!」

 

喜「優」

 

優「頼むから!!」

 

そうして喜美はあきらめて教導院の方に行こうとする

その前に喜美は

 

喜「優!みんな!待っているからね!絶対来るのよ!いいね?」

 

そういって立ち去る喜美

けど

 

優「無理だよ!こんなことをしといて行けるわけないだろ!!」

 

彼女が去った後

優はまたベットの上に座り

下を向いている

 

だがその時

 

?「どうしたのよ!そんなしょんぼりして」

 

優「!誰だ!」

 

だが見る限り誰もいない

だが

 

?「こっち、こっち」

 

そういって黒い刀を見る

刀が光っていた

どうやら刀が喋っている

 

優「なんで!妖刀が!」

 

そう名前も普段喋るわけでもないのに

いきなり喋ったのだ

 

?「すごいしょんぼりしているね、”優”」

 

優「なんで!俺の名前を!」

 

名前を知っていた刀

そして

 

?「こんな形じゃ、わからないでしょ だからこの形で!」

 

優「!」

 

刀がいきなり光りだす

 

優「うわ!」

 

そして部屋中に光りだす

***********************

そして優が目を開けた瞬間

 

優「!ここは!」

 

そう自分の部屋にいたはずが

いつの間にか

周りは御花畑で大きなサクラがあった

 

?「この方がわかりやすいでしょう?」

 

優「!」

 

刀ではなく鬼のような角をしていた白い服を着た女がいた

見る限り若い、20代ってところ

 

優「あんたは誰?」

 

?「やっぱ、わかんないかー、(じん)には、ちゃんと言っといて、いったのにー」

 

優「それで、あんたは誰だ!」

 

?「う?ああ、私ね、私は、そうばなー、桜花(おうか)って言うの」

 

優「桜花?妖刀の名前」

 

桜「そう、まさか!私が刀の意思ってわかるとはねー」

 

優「神格武装?」

 

桜「ちがうよ!私はそんなもんじゃない!」

 

そういって手を横に振る

そして

 

桜「そんなことより!あんた!どうしたの?みんなの所に行けばいいじゃない!」

 

だが優

 

優「俺はみんなのこと騙したんだ!」

 

桜「ああ、斬殺丸ね!」

 

優「それに守るといいながら!俺は父さんを殺していた!」

 

桜「ああ、それで!確かに最低な話ね」

 

聞く気のないような返事をする

 

優「だから、死んでもいいと思った!」

 

それを聞いた瞬間

 

桜「やめときな!それは刃がしたかったことじゃないよ!」

 

優「その刃って誰?」

 

そういって桜花は手からモニタを出す

見ると母さんと一緒に写っている

 

優「どうして!母さんと!」

 

桜「あんたのお父さんだよ!」

 

優「刃って!父さん!」

 

桜「そう!」

 

初めて見る父親

髪は黒く、服は中は武蔵の制服でその上に白いロングコート来ているを来ていた

腰には桜花の刀がついている

そのとなりに母がいる

顔は父は二コニコしているが

母は恥ずかしそうな顔している

そこで桜花は

 

桜「ねえ 優 あんた本当に刃を殺した記憶ある?」

 

優「正直言うと無い」

 

桜「やっぱり!」

 

優「どうして?」

 

桜「昔ね、あんたが四歳だったころ、私を初めて、あんたが抜いた時なんだけど」

 

優「その時、俺が父さんを殺したんだね!」

 

だが桜花は

 

桜「違うのよ!あんたがやったのはそうだけど!」

 

優はよくわからない

やったのに

なんだ

 

桜「あんたの”意思”でやったんじゃない!」

 

優「!どういうこと!」

 

そして思わぬ事言う、桜花

 

桜「あんたを”操った女”がいるのよ!」

 

優「そんなバカな!」

 

桜「いるのよ!あんたの力を利用して刃を殺させようとした女が」

 

優「そんな!でも!なんで俺なの!?」

 

桜「あんたの母親はね、神の血を引いていて、なおかつすごい術式を持つ子なのよ!」

 

優「母さんが!」

 

桜「そして、その間に生まれた、あんたは、体の中に”妖”が生まれたわ!そいつが”本能の妖”、斬殺丸よ!」

 

優「知らなかった、そんなことがあったなんて!」

 

そして桜花は

 

桜「そして刃が最後にあげた力、それが、世道術 あんたの体の中からでる文字と刃からもらった歌、その二つが!刃が最後に渡した力よ!」

 

優「父さんが世道術を!」

 

桜「そして、歌にはこれからの鍵にもなる、あんたなら!」

 

桜「世界を変えることができる!優しい人間だからこそよ!」

 

優「世界を変える」

 

桜「けど、あんたを利用した女はまだ生きているわ!これから攻撃してくるだろうね!」

 

まだ黒幕は生きているとしたら

 

桜「優!本当にこれからどうする?」

 

必ずそいつがみんなを襲う

なら

 

優「決まっている!これからも生きるために戦う!」

 

桜「そうこなくちゃ!けど!そうなると戦いはさけることはできない!それでも覚悟ある?」

 

この先なにがあっても戦争になる

 

優「俺は!斬殺丸になっても!みんなが生きる為に戦う!!!」

 

桜「覚悟は決まったね!なら、手を取って!」

 

桜花は手を出す

 

優はその手を取る

 

そして刀が

 

優「!刀が桜色に」

 

桜「この刀がみんなを守る力になると信じて戦いなさい!」

 

優「ああ!」

 

******************

そういっていつの間にか元の部屋にいた

そして桜花を握っていた

 

優「これから君のことを桜花って呼ばせてもらうよ!妖刀”桜花”!」

 

桜『OK  しっかり戦いな優!』

 

優「うん!」

 

そして優は着替えるが

 

桜『優!その前にこれを!』

 

そういって地面から世道術の印が出て中から黒いロングコートが出る

背中の方は桜色のサクラマークがある

 

優「これは!」

 

桜『それが心道家の服さ!』

 

優「わかった!」

 

そういって武蔵の制服の上に黒いロングコートを着る

 

そして

 

優「もう迷わない!俺は!」

 

部屋を出て

 

優「生きる為に戦う!!!」

 

そういって一人のサムライは

教導院に向かった

 




次回

鈴「わたしははもう一人でも大丈夫!」

葵「俺は!それでも!優を信じる!」

喜「おかえり、これからも!私たちを守って!」

次回境界線上のホライゾン 生きる為に戦うサムライ
告白場の代弁手
優「俺はホライゾンを助けに行く!」
誤字や脱字があれば
メッセージお願いします


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告白場の代弁手 

まだ終わっていない!
これからが本当の戦うべき所!
自分が何の為に戦うのか
それは
これからも
みんなが生きることができる
世界にする!
それが
俺の戦う理由だ!



午前7時00分

審問艦内・治療室

 

宗「自害ですか!」

 

誾「ええ」

 

昨日の忠勝の戦いで敗れ、負傷を負った宗茂

それを治療する宗茂の妻、立花・誾

 

誾「ただ、あの方は自動人形ですが、魂の部分に大罪武装が同化させています」

 

極東において大量破壊武装は違法

さらに三河消失の責任と大罪武装の聖連の譲渡のため

ホライゾンは自害と決定した

 

宗「そうですか」

 

そして宗茂の足についていた、治療の札のような紙が

宗茂の足から消える

そして、誾がその足を持とうとした瞬間

 

宗「誾さん、もう一つ聞きたい事があります!」

誾「!.....何ですか」

 

誾は宗茂の言葉を聞いて足を掴むのやめる

 

宗「斬殺丸はどうなりましたか!」

 

誾「!」

 

誾は焦った

この報告をすれば

確実に宗茂が斬殺丸に挑む事になる

夫が負けるはずがないのは、信じているが

末世を覆すほどの、力を持っている者に挑むのは

世界を相手にするのと一緒

そんな相手に夫を戦わせるのは

危険なこと

妻は心配である

 

宗「どうなったんですか?」

 

宗茂は続ける

仕方なくここは

あまり無理なことはしない事を願い

賭けてみる事にする

 

誾「斬殺丸は武蔵で引き続き捜索中とのこと

見つけ次第、逮捕だそうです」

 

宗「その捜索している数は?」

 

誾「ざっと20人です」

 

それを聞いて瞬間

宗茂は起き上がる

 

宗「なら!私もその捜索に」

 

誾はやっぱりこうなる事くらい

わかっていた

だから

 

宗「誾さん!」

 

抱きついた

 

誾「お願いです!こればかりはやめてください!」

 

宗「・・・・・」

 

宗茂は抱きつかれてわかった

これ以上心配かけないでほしいと

だから宗茂は

 

宗「誾さん!すいませんでした!」

 

誾「!」

 

謝った

 

宗「もう無理はしません!今はそれ以外でやります!もうこれ以上あなたに心配かけない為に!」

 

誾「はい!」

 

誾は笑顔になる、夫が妻の気持ちにわかってくれたことを

喜んだ

 

だがそこへ

 

警「副団長!お加減は?」

 

宗「あ」

 

見れば宗茂が誾を抱いている姿

それを見て

警備隊は

 

警「失礼しました!お取り込み中ですね!失礼しました!」

 

すぐに閉める

 

宗「ああ!いや!違うんだよ!君たちは誤解している!」

 

だが

警備隊は

 

警1「みんな!わかったか!副団長はお取り込み中だ!ここは撤退するぞ!」

 

一同「「Tes!!!」」

 

宗「いや!本当に違うんだ!それより!報告があってきたんでしょ!その報告聞きたいな!」

 

といって

お取り込み中じゃないことを無理矢理にでも言う

 

警1「ああ!そうでした!」

 

そういってまた入ってくる警備隊

 

警1「その様子だと、大丈夫ですね!」

 

宗「ええ!おかげさまで!」

 

警1「それで!肝心の報告なんですが!」

 

宗「?」

 

誾「?」

 

**********

 

午前7時58分

三河・一般陸港

 

三河の人たちは

三河がなくなってしまったため

武蔵はその避難民を受け入れた

 

暫定議会は補助輸送機を保有地として武蔵に連結し

避難民をそこに受け入れた

 

午前8時04分

三河・各務原二之関

 

武蔵と酒井学長の二人は椅子に座っていた

 

武「同時に武蔵の聖連への委譲と武蔵人民の江戸松平領をへの移住を申し入れることを取り決めたようです......以上」

 

酒「ああ、そう それはそうと今、軟禁されているよね」

 

見るか限り回りはケーピーエーイタリアの警備隊が周りにいて

なおかつ槍を持っている

 

武「Jud,飲んだら速攻戻る言いつつ、ズルズルと遊んでいたと判断します.....以上」

 

酒「だってさー懐かしかったもんでつい....って、怒ってる?」

 

見る限り怒ってるような表情する武蔵

自動人形は普通そんな顔しないが

彼女はちょっと特別である

 

武「ホライゾン様のことをお聞きしたいと思います....以上」

 

酒「いきなりだねえ」

 

武「ホライゾン様を救いたいとは思いませんか....以上」

 

酒「俺はもう学生じゃないんだよ」

 

品「そんなことはわかっています、品川参上しました。酒井様の保釈の手続き終了しました....以上」

 

酒「じゃ、そろそろ行くか」

 

そういって背伸びをする酒井

だがその前に

 

酒「ならこっちも言わせてもらうけど」

 

それは

 

酒「武蔵さんは優の事を助けてあげないのかい」

 

それを聞いた瞬間

 

武「はい、優様から『ほっといてくれ!』と言われました.....以上」

 

酒「ああ、そうなの やっぱりガッカリしていたのか」

 

あれだけ嫌なことあって正気なはずが無いことくらい

酒井もわかっている

 

酒「武蔵さん、今日なんか、しょんぼりしてない?」

 

そう自動人形は表情がないはずなのに

優に言われたせいかしょんぼりしている

 

武「はい、弟が嫌なことがあったのに、姉として不覚でした....... 以上」

 

酒「ああ、そうなの」

 

もうしょんぼりのレベルではない

もはやガッカリのレベルだ

それだけショックだったのであろう

弟に嫌われるのが

ちなみに品川もガッカリしている

 

酒井は思った

(本当に武蔵の自動人形はみんなブラコンなんだから)

と思った

 

だがそこへ

 

?「もう帰るのか?」

 

出て来たのは図体のデカイ

鬼の角が生えた魔人族の老人

 

酒「!...パドヴァ教導院学長 ガリレオ!」

 

ガ「元学長だな、いまはK.P.A.Italia(ケーピーエーイタリア)総長連合の副長だ.....元少年よ」

 

?「来ているのは!その異端の王だけではないぞ!久しぶりだな酒井忠次」

 

そうしてもう一人

大柄で逞しい中年の男が

ガリレオの後ろから出てくる

 

酒「インノケンティウス!お前まだ総長やっているんだって?」

 

品「なにか因縁でもあるのですか.....以上」

 

酒「20年前にちょっとな」

 

イ「あの時は遅れをとったが、今度は我らが勝つ!」

 

酒「!」

 

イ「極東から武蔵を移譲させ、三河の代理とし、大罪武装を置いて、P.A.Odaの最前線とする!」

 

品「そのようなことを.....

 

だが言う前に

二人が消えた!

 

品「!」

 

酒「く!」

 

酒井は二人が何をして来るか

わかるため

 

武蔵と品川の腰を掴み

一旦下がる

 

だが

 

なにも起こらない

 

ガ「どうした元少年?」

 

酒「!」

 

後ろに振り向くと二人はいた

 

ガ「異端の術式(・・・・・)の一つだよ」

 

酒「地動説のガリレオか」

 

ガ「それだけではないぞ、元少年」

 

酒「そうかい、そりゃすごい」

 

イ「いいか、酒井我らK.P.A.Italiaは失われた物を取り戻す」

 

そこで酒井は拳を強くする

そして

 

酒「命一つ失わせてもか」

 

イ「Tes!」

 

そうなれば完璧に悪用になる

それだけではなく

 

イ「それと、斬殺丸だ」

 

酒「!」

武「!」

品「!」

 

イ「彼は、我らが引き取る!」

 

酒「引き取って、どうするつもりだ!」

 

イ「もちろん!我らの切り札として戦ってもらう!」

 

つまり優をあちらに引き取り

戦争の切り札として

戦争してもらうと言うことだ

 

だが

 

ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!

 

イ「!」

ガ「!これは!」

 

そう二人の周りに数多くの刀が浮いている

兵士の刀ではなく

周りの警備隊にも手が出せないよう

警備隊の周りにも浮いている

術式のモニタから出て来た

だがやったのは酒井ではない

 

酒「これは誰が!」

 

横を見ると

 

酒「武蔵さん!」

 

そう武蔵だ

それも品川も

 

イ「まさか!なぜ!お前が()の術式を持っている!」

 

酒「刃だって!!!」

 

 

それはかつて、武蔵の”白い桜”と呼ばれた

元、松平元信の親友である

彼は強く、彼に勝った人は

いない程

 

武「話す意味はありません、ですが」

 

イ「!」

 

武「あの子に手を出すというのであれば容赦しません...... 以上」

 

酒井は初めて見る武蔵さんの

術式を展開する所

 

イ「だが!お前はどうすると言うのだ!まだ奴はもう戦うという意思はないぞ!」

 

確かに今の優ではどうしようもならない

だが

 

武「心配はありません」

 

イ「?」

酒「?」

 

武「皆さんが優を元気付けますので、問題ありません......以上」

 

イ「ふん!勝手なこと!」

 

術式は酒井に止められたため

一旦解いた

 

イ「なら、斬殺丸が武蔵の為に戦うというのか!」

 

武「ええ、優様は絶望に落ちたとしても

 

皆さんを守る意思はあります...... 以上」

 

******************

 

午前8時43分 

武蔵アリアダスト教導院

 

ネ「やっぱり優君、来なかったんだね」

 

点「無理もないでござろう、自分の父を殺したなんて、自分でも耐えきれぬでござるよ」

 

ナ「けど、このままじゃ極東も支配されるし」

 

マ「ほぼ、終わりといっても、過言じゃないよ」

 

広「今日警備隊が優君を探していますよ、斬殺丸が武蔵にいるってだけで武蔵中はパニック状態」

 

イ「まさに絶望とでも言うものですね」

 

浅「ミトも騎士として彼を自ら、拘束する可能性があると言っています」

 

騎士は市民を守るのが仕事

そうなれば市民を斬る、斬殺丸がいるとすれば拘束以外考えられない

だがミト自信も彼がそんな事をしないことを

武蔵野で話している

 

ハ「それにホライゾンが自害すると、ミトツダイラ家が極東の代表になっちゃうしね」

 

浅「はい」

 

ハ「セージュンがいればいいんだけど」

 

そう正純だ

 

ハ「私たちのなかで副会長権限だけが残されているの」

 

ネ「本多君は僕たちには必要なんだけど・・・・」

 

点「どうしたでござる?」

 

ネ「優君が斬殺丸だと知った時、ショックな顔してたらしいよ!」

 

無理も無い、あの優しい優が斬殺丸だと知って

ショックなはずがない

他の言葉で言うなら

騙されたという気分でしかないから

 

*******************

 

一方正純は

自分の家で

シャワーを浴びていた

正純はシャワーを浴びながら考え事していた

 

正(優が!斬殺丸だなんて!)

 

信じたくない

それしか心に無かった

いつも行き倒れになる時、彼が助けてくれる

友人の話すのが苦手なときも、彼が助けてくれる

ほとんどのすべてが

彼が助けてくれた

 

そんな彼を

あの伝説の切り裂き魔

斬殺丸

だなんて信じたくない

 

正(どうしてなんだ優!どうしてお前が!)

 

そういってシャワーを浴びながら

泣いていた

 

****************

 

ハ「ねえ、シロ君 ちょっといい?」

 

シ「私になにか?」

 

ハ「商人としての意見が聞きたいんだけど?」

 

シ「「今仕事中なのだが」

 

だがハイディは

 

ハ「けど、優君がこっちにいれば、お金が儲け放題だと思うんだけど」

 

そしてシロジロは

 

シ「金か!!金だな!!!!」

 

ハ「うん」

 

シ「よし、話してやる!貴様らよーく聞け!」

 

一同「「「「「お前本当に最低だよ!!!???」」」」」

 

シ「黙っていろ!まず!優をどうすればいいのか話そう!」

 

そういって優の解決からホライゾンを助けることを話す

 

シ「まず!優は斬殺丸という名前があり!人々に恐れられている!」

 

ア「けど!優さんは市民なんて!絶対に斬りませんよ!」

 

確かに彼は人は斬らないが

 

広「無理ですよ!優君は末世を覆す保険として!警備隊に逮捕命令が下されているんです!

つまり!彼がなんと言おうと!聖連は彼を捕まえるんです!

末世の保険として!

わかりましたか!」

 

ア「なんか負けた気がする」

 

ウ「気にすんな、お広敷はロリコンで優がいないと幼女も集まってこないだけだ」

 

広「ギクっ!」

 

そう優はいつも幼女たちに人気でいつも優が暇な時は

子供達と遊んでいる

それにお広敷が参加する

つまり

結局、お広敷も優を利用しているという

ことだ

 

広「違あああう!小生いつも優君に助けて貰っているから、そのお礼として!」

 

シ「話を戻そう、つまり優がいれば戦争は確実にこちらの勝利が確定する、だが聖連に逆らえば優が武蔵を支配していると誤解を受け、補給を受けられなくなる」

 

ア「そ、そんな」

 

そうそうなれば優は世界の支配者と誤解され

優を巡って戦争にもなる

だが

 

喜「あら、そうかしら」

 

喜美が喋った

優に追い出された喜美がいきなり喋る」

 

喜「そこの守銭奴、さっさと教えなさいよ!」

 

シロはもう知っていた

それでも聖連に逆らいつつも、優を逮捕せず救える方法

そして、武蔵の補給を受けられる方法も

 

シ「簡単な、話だ!聖連に逆らいつつも、優を逮捕せず、武蔵を補給出来る方法、それは!」

 

それは

 

シ「本多正純をこちらに引き込む」

 

そう正純がいれば、斬殺丸が人を斬らないという

弁護人になってもらうこと

政治家になる、正純なら補給だって何とかなる

だが

 

浅「けど、どうやって?」

 

シ「それには、あのバカをどうにかするしかない!」

 

一同「「「「「!!!」」」」」」

 

それは葵・トーリの事だ

総長がいれば何とかなるが

昨日のことで

ショックがデカイせいかなかなか起きない

 

それに優はショックを受け

部屋から出てこない

 

そこへ

 

ガラ!

 

一同「?」

 

オ「はーい、授業はじめるよ!」

 

そういって教師オリオトライが出る

 

そして

 

オ「今日は作文やりまーす!」

 

点「作文でござるか?」

 

オ「ええ、制限時間は1時間半!お題は『わたしがしてほしいこと』」

 

だがみんなはやる気が無いご様子

だがオリオトライの横に

モニタがある

 

オ「とその前に」

 

オリオトライはモニタにスイッチ入れる

 

オ「これを見なさい!その『わたしがしてほしいこと』のヒントがあるから」

 

そういってみんなモニタを見る

 

******************

午前9時01分

三河・一般陸港側の丘

 

極東勢とトレスエスパニア勢とケーピーエーイタリア勢の

兵士たちが集まっていた

 

そこに本多二代

立花夫婦がいた

 

宗「あの誾さん?さっきから立っているだけなんですが?」

 

誾「Tes、宗茂様が無事だという事K.P.A.ltaliaに見せつけるためです」

 

宗「そんなにうちは疲弊しましたか」

 

警1「極東総隊長 本多二代がからの挨拶でございます」

 

そして二代は

前にでる

 

トレスエスパニアからは

 

警「第三特務」

 

誾が本多の蜻蜓切を持ち、前に出る

 

誾「極東、新名古屋城教導院所属、特務予備役 本多忠勝様から、本多二代様への贈り物です」

 

二「父はいかように?」

 

誾「多くのことを教えていただきました」

 

二「左様で御座るか?」

 

この放送は三河や教導院にもつながっている

このままでは極東民は聖連に身をゆだめ、与えるだけの結果になってしまう

と二代は思った

だが

 

拙者が今ここで動けば

 

極東はまだ戦う意思がある

そのために!

 

誾「!」

 

二代は加速術式を使う

 

二(立花・誾が持つ蜻蜓切を自ら手にする)

 

だが

 

二「!」

 

宗茂に止められる

 

誾にはわかっていた、二代のやることが

極東の誇りを保とうと思った事に

 

でも無理だと言うこと

 

宗茂は誾から蜻蜓切を受け取る

 

そして二代に渡す

 

宗「神格武装、名槍『蜻蜓切』お返しいたします」

 

二代は受け取る

 

二「かたじけない、本多二代、父以上に目指すことを、この『蜻蜓切』に誓い申す」

 

そして戻る

 

誾は思っていた

今の極東にその意思に答える人間はいるのでしょうか

**************

午前9時30分

武蔵アリアダスト教導院

 

その授業のとおり、作文を書いていた

さっきの中継を見て

ヒントがわかるかはわからない

だが

それでもみんなは

ありのままを書いていた

 

そこで

 

浅「・・・・・・」

 

浅間だけが何も書いていなかった

 

そして葵を見る

 

浅(昨日のことがなければ今日は告白の日のはず、優君も昨日のことがなければ、みんなと一緒に作文を書いている、私が、いえ、みんながしてほしい事、それは今日トーリ君が迎えるべき日を迎えてもらうこと)

(そして、これが終わったら優君の所に行って励ましに行く事)

(トーリ君が告白して、微笑んでもらうこと)(優君もなんとか乗り越えて、またみんなと一緒にいること)

(その後、あの二人はどうなるんでしょうか、この前の鈴さんの言ってた歌が本当に二人なら)

(世界を変えるために死んでしまうのでしょうか?)

(わたしはそれはいやです!!)

(二人がいない武蔵なんて考えられない)

(だって私は二人が......!!)

オリオトライはジーと浅間の方を見ていた

 

浅「先生何か?」

 

オ「新しい原稿用紙いる?」

 

浅「え?」

 

いつの間にか

書いていた

 

浅「は!」

 

オ「はい、出来たみたいだから、浅間」

 

浅「はい!」

 

オ「呼んでくれる」

 

浅「だめです!これは!作文じゃないんです!」

 

オ「ほう!じゃなんなの?」

 

浅「間違ったことを書いてしまっただけです!焼却炉行っていいですか!」

 

オ「授業が終わったらね、じゃあ、鈴」

 

鈴「は、はい」

 

オ「あなたの読んでも大丈夫?」

 

鈴「だ、大丈夫です」

 

オ「自分で読める?」

 

鈴「い、いえ 目が あのだれか おがいします」

 

オ「浅間 代わりに読んであげて」

 

鈴「はい」

 

浅「いいの?」

 

鈴「Jud」

 

そういって読み上げる浅間

浅「代理で読ませていただきます」

 

私がしてほしいこと

三年梅組 向井鈴

 

わたしには好きな人がいます ずっと昔からいます ずっと昔のことでした 小等部入学式のことでした わたしはいやでした 教導院に行くのがいやでした わたしの家はお父さんもお母さんも朝から働いています

二人は来られませんでした わたしの入学式は一人でした でもお母さんもお父さんも心配するので 泣きませんでした けれどおめでとうっと言ってほしくて 教導院は表層部の高いところにありました

わたしの嫌いな階段も長くあります だから階段の前で考えました 『おめでとうと言われないのなら、のぼらなくてもいいか』と 他の人たちはわたしに気づかず お父さんとお母さんとのぼっていきます

わたしは一人でした だけど

 

?『そんなところで何をしている? なぜ 泣いている』

鈴『お母さんとお父さん来られなくて』

?『そうか だが! 俺は疾っくに親は死んでいるぞ!』

鈴『え!』

 

そう彼は親自体いなかった

でも彼は

 

?『なのに君はは生きている親に心配かけるつもりか!』

?『それは君のやることではないぞ!』

鈴『君は誰?』

 

?『優だ!心道 優だ』

鈴『どうして?わたしに?』

 

優『放っておけないからだ!泣いている女の子を!放っておけない!それが俺が目指す強さだ!』

鈴『強さ?』

優『そうだ!君も強くなれ!強くなって!親に見せてやれ!もう一人でも大丈夫だと!』

鈴『でも』

優『なら!俺がそばにいる!一人じゃなにもできないなら!俺がそばにいて!助ける!』

 

そうして優君は手を合わせた

 

優『約束する!俺は君のために戦う!』

鈴『・・・・・』

 

そうしてあと三人も来ました

 

優『遅いぞトーリ、ホライゾン、喜美!何をしていたんだ?』

葵『いやートイレが長く入ってねー』

ホ『ごめん優!遅れちゃった、そんなことより』

 

ホ『小刀はいらないって言ったでしょう!』

優『なぜだ!万が一のことがあったらどうする!』

葵『大丈夫だよ!教導院はそういうところじゃないって言ったろ!』

喜『まったく!いらないって言ったじゃない』

 

そんな四人も親がいなかった

そして

 

優『行こう!』

葵『君も上ろう!』

 

二人が手を引いて

階段を上った

 

そうして気づいた頃には

一人で上っていました

 

そして四人は

 

葵『おめでとう!』

ホ『これからもよろしく』

喜『がんばったわね!』

優『ほら!できただろ!』

 

家に帰ってお父さんとお母さんに話したら

喜んでおめでとうって言ってくれました

がんばったねと言ってくれて泣きました

 

中等部 2階層で階段はありませんでした

 

高等部は階段はありますが、私は一人で上れました

でも優君とトーリ君は入学式の時、一度だけ手を取ってくれました

 

それはかつてホライゾンが取ってくれた左手です

でもそこにホライゾンはいませんでした

 

鈴「う......u」

 

わたしには好きな人がいます

私はトーリ君の事が好き

ホライゾンの事が好き

みんなのことが好き

 

そしてホライゾンとトーリ君といっしょにいる

優君のことが好き

 

お願いです

私はもう、一人でも大丈夫です

 

だからわたしの手を取ってくれたように

バタン!!

 

鈴「お願い!ホライゾンを助けて!!!優君!!トーリ君!!」

 

一同「「「・・・・・・・」」」

 

だが彼はいない

その声は届かない

 

優「ごめん、待たせたね!」

 

葵「本当遅いぞ!優!俺お前が来るの待ったんだぜ」

 

優「ああ!」

 

一同「「「「え!」」」」

 

いつのまにか彼がいた

しかも服を変えて

 

優「ホライゾンを助けに行こう!トーリ」

 

葵「おう!行こうぜ!」

 

優「安心してくれ鈴!」

 

葵「俺たちは」

 

葵・優「「ここにいるぜ!!」」

 

鈴「優..... 君」

 

優「約束したろ!必ず君の為に戦うって!」

 

鈴「けどわたし!なにもできないよ!」

 

優「そんなことはない!今、言った言葉に俺の戦う意思を作った!それが君の強さだ!」

 

喜「優」

 

そして今度は喜美の方へ向く

 

優「ありがとう!喜美!もう迷わない!俺は戦う!」

 

喜「おかえり これからも私たちを守って!」

 

優「ああ!もちろん!」

 

葵「しっかし、服を変えたのか優!」

 

優「ああ!俺はこれからも戦うために!この服にした!

それに葵、俺が戦えば斬殺丸として戦うことになる、そうなれば 世界は俺を狙って攻撃するだろう それでも覚悟はあるか!」

 

 

葵「あるぜ!!俺はそれでも優を信じる!なにがあっても!」

 

優「決まりだな!」

 

鈴「優君」

 

優「大丈夫!」

 

そういって鈴に抱きつく

 

一同「「「「「な!」」」」」」

 

優「俺はみんなの為に戦う!」

 

鈴「うん!」

 

葵「うおー羨ましい、俺も頼むよ ベルさん」

 

一同「「「お前打ち壊しだよ!?」」」

 

優「聞いての通りだ!みんな!」

葵「助けに行こうぜ!」

優・葵「ホライゾンを!」

 

一同「「「「Jud!」」」」」

 

鈴「ありがとう!」

 

シ「ようやく泣き寝入りから覚めたか」

 

葵「はあ!泣き寝入り?よく見てみろよ!」

 

優「ん?」

 

優は葵の机にある本を見る

 

優「なにこの雑誌!」

 

点「銀髪系キャラを特集した雑誌でござるな!」

 

葵「ホライゾンもそっち系だからな!」

 

優「いやいや!一緒にすんなよ!」

 

葵「番屋で押収されてたの持って来て、朝から勉強していたのさ」

 

優「これを!」

 

まさかこんな雑誌を使って勉強してた

なんて

本当に先が読めない奴

 

だが

 

優「ん?あ!」

 

葵「ん?」

 

オ「人を番屋に呼ばせておいて 違う勉強してたんかい!」

 

優は思った

あ!ヤバい!

 

葵「先生には感謝しているぜ! 勉強したんだから 先生に評価してもらえr

グヘーーーーーーーー!」

 

ドカーン!

 

オリオトライのキックにより

また隣の教室に移動するトーリ

 

三「ひい!」

 

となりの教室の黒板にあたるトーリ

 

優「光紀先生!本当にすいません!」

 

三「ああ、いえ!」

 

だが他の生徒が

 

『斬殺丸だ!』

『優君が本当に斬殺丸!』

 

騒ぎになった

 

優「あ!そういえば!逮捕命令が来てるけ!修理はしますので!それでは!」

 

元の教室に戻る

 

オ「で、ホライゾンを助けるってどうやるの?」

 

葵「どうって......」

 

優「簡単だよ!」

 

葵「おおさすが優!」

 

オ「!」

 

優「臨時生徒総会を開く!」

 

ハ「それは無理じゃない、臨時生徒総会が開けるのは総長移管のすべての権限者が不在の時だけだから!」

 

ウ「正純に副会長権限をも残したのはそのためか」

 

葵「おーい優!このままじゃ」

 

優「分かっているよ 真喜子先生!」

 

オ「なに?」

 

優「こんな時でも 臨時生徒総会を開く方法がありますね!」

 

オ「一応あるけどね」

 

葵「え?」

 

シ「優!貴様!まさか!」

 

優「そう!一般生徒だけで行える臨時生徒総会 その議題はただ一つ 権限者の不信任決議だ!」

 

ハ「は!」

 

優「正純が来なければ副会長から解任し権限者不在のうえで臨時生徒総会を開く!」

 

優「そして来たならば正式な生徒総会だ、どちらにしても俺たちは決断することになる!」

 

優「ホライゾンと武蔵と極東とそして俺たち自身のどうするのかを!最後はトーリ!お前が言って」

 

葵「う〜〜ん、う!餃〜〜〜子」

 

優「はあ」

 

オ「ブチ!」

 

また隣の教室に蹴られる

トーリ

 

三「また!」

 

優「本当に大丈夫だろうか」




誤字や脱字
あれば
お願いします


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戦う理由と告げられる真実

これをみんなに話すべきだと思う
もうみんなに隠さない為に

けど

それを受け入れるかは

みんな次第だ

受け入れたら

もう

その戦いからは逃れない

それでも

戦う覚悟はあるか!


午前10時00分

武蔵アリアダスト教導院

 

今から臨時生徒総会の準備をはじめたい

 

ところだが

 

喜「優!そういえば、あんた、どうやって?ここまで来たの?」

 

一同「「「「「あ!そういえば」」」」」

 

優「ああ!それね」

 

今は警備隊が斬殺丸を逮捕するべく武蔵中を捜索をしているに違いない

なのに自分の家から結構距離があるのにここまで来れるとは思えない

それに見つからなくても

中まで捜索する可能性が高い

 

だが、彼は

 

優「それなら!フードを冠って ここまで来たけど 刀が目立ちすぎてバレてしまった だから、逮捕しようとした警備員は

気絶してもらった! バレないように 人目のつかない所に寝かした」

 

一同「「「「優!お前被害を!大きくしてどうすんだよ!!!」」」」

 

優「いやー 確かにまずいと思ったけどー もう正体を表している時点で 被害が大きくしているから これぐらいはいいかなって思って」

 

一同「「「「まあーそうだけど!!!」」」」

 

確かにもう被害も出ているから、少し増えても大丈夫かもしれないけど

人としてどうなんだよ!とみんなは思う

 

優「それに少し調べたいことがあったから」

 

点「調べたいこと?」

 

優「そう!中央前鑑の武蔵野のところで調べたいがあってね!」

 

ネ「どうして!そんなところに!あそこは特に警備がが強いのに!」

 

優「それでも調べたい事があるのさ!」

 

葵「で?何を調べにいったんだ?優」

 

優「それは.......」

 

葵「それは?」

 

それは

 

優「昔の話だけど!この武蔵が父さんの故郷だったらしい!」

 

葵「え!」

 

喜「え!」

 

オ「!」

 

一同「「「「「「!!!」」」」」」

 

それは衝撃の事実

まさか、優のお父さんが武蔵の故郷だったらしい

 

優「それで、父さんのこと調べたくて まだ残っている廃墟の神社に調べにいったんだ」

 

葵「知らなかっぜー!まさか!優のお父さんが武蔵の人間だったなんて!」

 

喜「でも!優!あんたって!確か、お父さんの顔も名前も知らないんじゃ?」

 

優「それなら!この刀が教えてくれたんだ!この桜色の刀が!」

 

その刀をみんなの前に出す

けど

 

葵「あれ?優、お前ー黒い刀じゃ?なかったけ?」

 

優「それが、桜花って言う!鬼の角が生えた女の人がこの刀の意思で、色を変えたんだ!」

 

桜『左様!私が色を変えたのさ!』

 

一同「「「「「喋った!?」」」」」

 

いきなり刀が喋った事に、驚くみんな

 

浅「ということは?神格武装?」

 

と言うが

 

桜『いやいや 私はそういうもんじゃないよ 私はただの妖刀さ!巨乳の小娘!』

 

浅「きょ!巨乳!」

 

意外なこと言う桜花

が優は

 

優「桜花!浅間になんてこと言うのさ!」

 

桜『いやー♬あの子相当デカいねー♬もしかして優もこういうのが好み?』

 

優「そんなわけないだろ!それに!もし好みだとしても!口が裂けても言えないよ!」

 

桜『へえー ならあの子が好み?』

 

そして喜美のほうに刀を向く

 

優「え!喜美!そ、そ、そうだな.......」

 

ヤバい、なんで俺こんなに恥ずかしいいの!?

桜花は梅組くらい容赦ない

だが

喜美もそれを聞いて

 

喜「あら♬優!あんた♬私の胸に興味があるの♬」

 

そういって胸を優の前に出す

桜花の言葉に喜美も便乗する

 

優「い...いや........その」

 

点「なるほど 優殿は巨乳が好みでござったか!」

 

ウ「あれだけ女をおとしといて、巨乳が好みとはなかなかだな」

 

ナ「なかなかイケルわね♬次の同人は『切り裂き魔が巨乳好きだった』にしよう♬」

 

マ「いつか♬私にも近づいてくるのかな♬」

 

ア「結局!みんな男は!胸ですか!胸が一体何の魅力があるのですか!」

 

葵「おーい♬ 優!姉ちゃんは、お買い得だぜ♬」

 

優「何を言わせるんだ!」

 

もはや大事な話ではない

いや

むしろみんなにとっては必要かも

だが

 

オ「はーい そんなことよりさっさと 優、お父さんのことで話をしなきゃいけないんでしょ」

 

先生が無理矢理、話を戻す

 

優「ああ!そうでした!それで.......」

 

桜『おや!誰かと思えば!真喜子ちゃん(・・・・・・)じゃない!」

 

優「え?」

 

葵「え!」

 

一同「「「「「「え?」」」」」」」

 

まさか桜花が

先生であるオリオトライ真喜子知っていた

優は桜花に聞く

 

優「知り合いなの?桜花?」

 

桜『ああ!知り合いだよ!昔のね!』

 

オ「お久しぶりです、桜花様」

 

一同「「「「「「「!?」」」」」」」

 

あの先生がしっかり敬語が言えていることに

びっくりする

真喜子は礼をする

 

桜『いやー♬まさか本当に!教師になるだなんて!すごいね真喜子ちゃん♬』

 

オ「ええ あのときは、結構私たちもバカなマネしましたねー」

 

桜『そうだねー 真喜子ちゃんは刃に何回も喧嘩したけど、必ず負けるのよねー』

 

オ「あの時の私は 刃先輩(・・・)が目標でしたからー」

 

優「刃先輩!?」

 

桜『ああ、そういえば言ったて無かったけど 真喜子ちゃん!』

 

オ「はい、なんです?」

 

桜花『優さ!その刃の息子なんだよ!』

 

オ「・・・・・・・え?」

 

葵「え?」

 

桜『だから 刃の息子なの!優が』

 

オ「そうなの 優?」

 

優「はい」

 

しばらくたって

 

オ「えーーーーーーー!?」

 

まさか昔一緒にいた本人の息子が

自分の生徒だったなんて

知らなかった

 

オ「嘘でしょう!まさか!心道だから!てっきり!そうかなと思ったけど!まさかの刃先輩の息子だなんてーーー!」

 

桜『そういえば 刃が結婚して武蔵を出て、息子が生まれたなんて連絡してなかったけ」

 

優「父さんってそんなにすごい人なんだ」

 

点「優殿も知らないので!?ござるか!?」

 

優「父さん有名なの?」

 

ネ「有名もなにも!刃といば!白い桜のように舞い!そして桜が散るかのように斬り!そして名付けられたのが!白い服を着ているからもそうだけど!

各国では”武蔵の白い桜”と呼ばれてたんだよ!」

 

優「く、詳しいね」

 

ネ「僕!その刃のファンなんだ!その息子のクラスでいて!僕、感激だよ」

 

優「う、うん」

 

ネシンバラは優の腕を握手する

 

桜『ちなみにその刃の力はみんな優の中に入っているからそのうち刃の術式が見れるかもね』

 

ネ「本当!」

 

優「ああ」

 

ネ「優君!いつか僕に見せてくれ!」

 

優「うん 父さんそんなすごかったんだ」

 

オ「そう!昔じゃ!三河の護衛も戦争が不利な状況でも刃先輩がいたから乗り越えたしね!」

 

優「そうなんだ」

 

桜『あんときの刃は大好きな女もいたからねー それだけ女の為に戦いたかったんだろーさ』

 

優「あーあ、なんかそんな顔してそうだね」

 

モニタを見た時の昔の絵が父さんの顔がいかにも優しい人間の顔だとすぐにわかる

 

オ「それで優は刃の何を調べたの」

 

優「俺の体の中から出る この文字(・・)を知りたくて、父さんの神社にいったんだ」

 

葵「!」

 

喜「!」

 

一同「「「「「「!」」」」」」

 

そうして優の右腕だけではなく体中から出て来たのは

数多くの文字だった

 

浅「なんですかこれ!?」

 

優「罪のない人が死んだ人たちの怨念術だ」

 

葵「!」

 

喜「!」

 

一同「「「「「「!」」」」」」

 

葵「どういう意味だよ!?」

 

優「俺には特別な力があった」

 

葵「特別な力?」

 

優「ああ それは

 

死んだ人たちの心の声を聞く力だ!」

 

一同「「「「「!」」」」」」

 

 

そう優は死んだ人たちの魂の声を聞く事が出来る

 

葵「けど!なんで!」

 

優「俺の母さんはある神の血を引いてたらしい その神が

”黄泉の国”の神だったらしい」

 

一同「「「「「!」」」」」

 

黄泉の国

 

それは死んだ人たちの行く先でもあり

地下の死者の世界とも呼ぶ

 

優「その神は死んだ人の怨念などを文字にして

術式を作るそれが怨念術だ」

 

葵「怨念術」

 

優「そして俺の中からも怨念術が生まれた」

 

葵「!」

 

喜「!」

 

一同「!」

 

優「俺は昔殺されかけた その時に生まれた怨念術 といっても 術式という物ではい」

 

葵「じゃあ なんだよ!」

 

優「俺は 生きたいという怨念があった」

 

葵「!」

 

喜「!」

 

優「それが本能に変わり 五歳だった俺を刀が持てるほどの力を得るようになり 刀で人を殺す妖になった」

 

葵「それが!」

 

優「そう、斬殺丸だ!」

 

喜「つまり死にたくないから生きる為に殺したのね!」

 

優「そう あの時の俺は死ぬのがが怖かった」

 

喜「・・・・・」

 

葵「・・・・・」

 

一同「・・・・・・」

 

たしかにひどい話だ なぜ?

こんな事になってしまったのか

だが優は

 

優「でもこれを引き起こした黒幕がいる!」

 

葵「え!」

 

喜「え!」

 

一同「!」

 

優「父さんの本に書いてあったんだ そいつは俺を利用して何か企んでいるらしい」

 

まさか!

黒幕がいたなんてみんなは驚いた

 

ネ「一体 その人は?優君に何を?」

 

優「わからない だが今わかることは....

そいつはまだ生きてて これからも俺を利用する気でいる!」

 

一同「「「「「「!」」」」」」

 

葵「どうすんだ!優!」

 

優「決まっている そいつを止める!もうこれ以上罪の無い人たちを増やさないために!」

 

人を守る道を彼は選んだ

 

優「俺はみんなの為に戦う!」

 

その決意はけっして揺るがない

 

優「その前にホライゾンを助けたい!まずはそこからだ!」

 

葵「優」

 

優「俺の戦う理由はこれだ!だから!みんなのところに戻ってきたんだ!」

 

もうこんな思いをしたくないからこそ

彼は戦うことを選ぶ

 

優「そろそろ時間だ!行こう!トーリ!」

 

葵「ああ!だけど一つ言わせてくれ!」

 

優「なに?」

 

葵「俺も!そこで戦わせてくれ!」

 

優「ああ!わかった!」

 

葵「よーし!みんな行こうぜ!正純たちに教えてやろうぜ!」

 

「「「「「「「Jud」」」」」」

 

葵「俺たちは強いということ!」

 

そして教室を出る梅組

ここからが本番だ




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武蔵の朱雀

ソールです
クリスマスも近いので
何かその日に
特別な話を入れたいと
思っています

それでは本編どうぞ





午後0時40分

奥多摩・自然区

 

正純はそこで一人歩いていた

ある場所に行く為に

 

武蔵アリアダスト教導院で

学生による反抗が報告があったため

 

その生徒は

 

臨時生徒総会を開くとの話

 

正純の不信任決議を行おうとしている

 

その中に優がいるとの連絡も入った

警備隊は彼を捕まえようとしたが

何かの契約のため?

警備隊は彼を逮捕しないとの話

少なくともこの騒動は

優も含んでいるとのこと

 

そして

 

武蔵にとって良い結果であるようにと

皆と交渉しろと

 

父から言われ

 

自分のやる事のために

正純は教導院に行く

 

だが途中

 

直政とミトツダイラに出会う

 

正「ミトツダイラ、直政 どうしてここに?」

 

ネ「連絡がありましたの 斬殺丸と生徒の臨時生徒会を開くことに」

 

直「で それを止めるために、あたしらが行くってわけさね」

 

ネ「私はもう一つ 上から斬殺丸を逮捕しろとのこと」

 

正「大丈夫なのか?」

 

ネ「なにがです?」

 

正「相手はその..........優なんだぞ!」

 

確かに

優は友人だ その人を逮捕するということは 彼の友情を壊すことにもなる

優はたぶんその友情を壊す気はないかもしれない

だが騎士として捕まえなくてはならない

これも市民を守るため

友人を逮捕してでも守りたい者が

ネイトにはある

 

ネ「わかっていますわ けど話しても無駄でした

言っているそばから この騒動を起こしたのですから」

 

直「とても、優のやることとは思えないさねー

そこんとこ正純はどうさね?」

 

正「・・・・・・・」

 

なんと言ったらいいか、わからない

少なくとも彼女にとっては騙された気分だろう

今まで優しかった人が

こんな騒動を起こすとも思えない

正直

彼を信じるか、迷っている

そして

以前マルゴットから渡された

優の贈り物の箱を見つめる

 

*********

 

午後0時50分

奥多摩・東とミリアムの部屋

 

優『というわけなんだ』

 

そして優は二人にこれからの説明を

通信モニタで話していた

 

ミ「だから極東の警護隊がいるんだね優」

 

優『うん この話が解決しねければ たぶんそこから出ることはできない』

 

東「そうなんだ それにしても優君がやるとは思えないやり方だね」

 

優『うん あまりいいものじゃないけど それだけ、俺にも譲れないものがあるのさ』

 

東「で これからその話し合い?」

 

優『どうだろう たぶん俺の想像だと相対になると思う』

 

東「そして僕たちはそれを見守ってほしいってわけだね」

 

優『うん 一応これからのこと説明したくて 連絡をね』

 

シ『優!来たぞ』

 

優『うん!それではこれからのことを見守ってくれ』

 

通信が切れる

 

東「僕らは何もできないと言うのか」

 

ミ「今は信じましょう それが私たちのできることよ!」

 

そして二人は

みんなが大丈夫だことを信じた

 

*************

 

午後1時00分

武蔵アリアダスト教導院

 

連絡どおり

皆 教導院の前に集っていた

 

優も一応ロングコートのフード冠って参加していた

 

そして

 

臨時生徒総会が始まった

 

オ「さーて これで役者も揃ったね」

 

そして正純が前に出る

 

正「武蔵アリアダスト教導院副会長 本多正純

臨時生徒総会を認めたうえ

で全校生徒の提案できました」

 

オ「一つ質問いい?」

 

正「!」

 

オ「直政とミトツダイラがそっちにいるのはなぜ?」

 

と質問し

二人は

 

直「暫定議会に逆らうとなると聖連との戦争になるかもしれない

だから聖連に立ち向かえるか 斬殺丸以外でだけど 機関を代表として試して来いってね」

 

ミ「同じく 我々騎士階級は武蔵の領地と市民を守る使命がありますの

しかし犠牲な選択をなるべく避けたい その見極めのためと

斬殺丸の逮捕するべく あえてこちらへ」

 

一同「「「「「!!!」」」」」

 

優「・・・・・」

 

優は思った

やっぱり そうなるだろうな と

騎士の立場として

当たり前な選択だ

守るからにはその犠牲がでる覚悟でそっちいったんだろう

だが優は彼女を否定しない

自分も同じ

守るために犠牲していたから

 

そこへ

 

葵「あへえええええ!!」

 

カーテンに巻かれたトーリが

正純の前に転がる

その上に

 

シ「元会計 シロジロベルトー二だ!

よく来たな この臨時生徒総会で武蔵の方向性を決めていいと 全生徒の同意を得ている」

 

だが

 

直「つーか なんだい?そのカーテンに巻かれたトーリは?

春巻きかい?」

 

そこへ優が喋る

 

優「直政!よくそんなボケを言うね!?」

 

優はツッコミする

 

シ「今は餃子だ!」

 

優「いや!お前も言うなよ!?」

 

さらにツッコミ

 

葵「ちげーよ!巻き寿司だよ!」

 

優「やられている本人が笑顔で言うなよ!?」

 

シ「やかましい!」

 

とシロジロがカーテンに巻かれたトーリを蹴る

 

葵「あへええええ!!」

 

それにより

カーテンが広がり

巻かれたカーテンが正純の目の前の下にまで

広がる

そしてなぜか

 

優「なんで!全裸!?」

 

葵はカーテンのしたに何も着ていなかった

 

正純たちドン引きである

そして

 

正「この!アホおおおおおお!」

 

葵「お母さああああん!グへ!」

 

正純は葵を蹴り

葵は校舎に撃沈

 

そして何もなかったように

正純は喋る

 

正「さて 議題は私の不信任決議にとおして教導院側の姿熊を決めることだな?」

 

シ「そうだ だからそちらは聖連側 こちらは武蔵側になる

国家間のトラブルは学生が担当し一般人の介入はできない

そして優もそれに参加しているため

勝ってに逮捕してはならない

それが今の世の中だ」

 

優も一応、教導院の学生のため

勝ってに連れ出すことは許さない

 

オ「お互いの立場もはっきりしたとして それじゃ”相対”としましょうか」

 

オリオトライは三要に顔向く

 

三「聖連側と武蔵側 代表は三人ずつ 二回勝った人が勝利

その結果を持って 武蔵アリアダスト教導院の総意とします

聖連側が勝てばホライゾンの自害を認め 武蔵の移譲 斬殺丸の逮捕

武蔵が側勝てばホライゾンの救出に向かい 斬殺丸の逮捕を消す

ちなみに相対の方法は戦闘、交渉なんでもあり

そんな手段であろうと聖連側は歯向かうことの無意味を知らせ

武蔵側は抗う方法を示せばいい」

 

オ「ってなことでよかったかしら?」

 

正・シ「Jud」

 

正「なら一番手は......」

 

直「あたしが行くよう!」

 

どうやら直政が一番手のようだ

 

直「聖連に逆らうのはいいとして

武装もろくにない 優にしか頼っていけない武蔵がどうやって戦うのか

見せてもらうさね!」

 

右手の義腕から表示枠ができ

認識とかいてある

 

直「接続(コンタクト)

 

上から大きな神格武装級の重武神

が降って来た

 

直「重武神『地摺朱雀』

あたしが地上にいた頃、戦場で見つけた武神の寄せ集め

今じゃあたしのマウスが宿って機関部一の腕自慢さ」

 

点「直政殿テンション高めでござるな!?」

 

広「いやどう考えても死にますよこれ!?」

 

こんなデカイもの相手ができるのは

おそらく優だけだ

 

優「やっぱり 出して来たか」

 

優はでることは

お見通しらしい

 

直「悪いね!優!あたしも試したいんさ、こいつらの強さを!」

 

確かにさっき言った通り

優はこれを破る気はない

だから

 

優「大丈夫だよ」

 

直「?」

 

優「別に俺が相手しなくても直政に勝てる奴はいるよ」

 

直「!」

 

まさか優が仲間を使うと言うのか

そして

 

葵「じゃ!シロいけよ!」

 

優「最初から服着ろよ!」

 

服を着て、葵は戻って来た

だがシロジロがやるのはどういう?

 

点「と!トーリ殿!?あのような相手に商人であるシロジロ殿を戦わせるとは、どういう思惑でござるか!?」

 

葵「わかっているだろ 点蔵」

 

それは

 

葵「私怨だよ!」

 

仲間としてはあり得ない

優は思えない

 

点「この人!災厄でござるよ!?」

 

まったくだ

優はまた思う

 

葵「だって毎度俺に酷いことするじゃん!この鬼畜商人!」

 

優「半分はトーリが悪いんだけどね!」

 

葵「たまには自分の過ちを反省してくださいー」

 

もはや外道である

だがシロジロは

 

シ「ほう!つまり勝てば 私の言動は正当化できるってことか

安い買い物だな」

 

葵「あれ?スッゲーやる気になってね?」

 

シ「リスクは大きいが見返りも大きい

機関部の信頼と我々が武神に勝てる証明が買えるのだからな」

 

シロジロの襟元の軽装甲が開きそこから

マウス 白い狐のエリマキがでる

 

シ「直政!術式の契約の為にハイディの中介支援を用いる

文句はないな!」

 

直「Jud 構わないよ それでこいつを止められるんならね!」

 

直政は武神の右肩に乗る

 

そして武神が動く

 

直「派手にいくよ!」

 

武神の拳で攻撃するが

 

直「!」

 

シロジロは防ぐ

後ろから水色ぽっい流体が

が武神の拳を防ぐ

 

直「一体これはどういう術だい?」

 

シ「術と言えばそうなるか

実際はもっと単純な

金の力だ!」

 

表示枠から

支配金額というのが

書かれていて

数字もある

 

シ「私が契約している商業の神 SANCT とはほかの神の術のやり取りを

金銭の巻かないでやり取ることができる」

 

みんなの後ろに警護隊がいる

 

ハ「警護隊の150名の労働力を一括払いで借り受けたの

警護隊も労働神の加護を受けているから後は簡単

中介手続きのみね」

 

シ「今私は150名の警護隊の力を一点に集中できる!

重量換算して10.5トン

10トンの重武神と戦うには、十分だろ!

対等に見えるか?」

 

武士はいったん下がる

 

直「そうだねー

なら

勝負をしようじゃないか!」

 

武神の後ろからデカいレンチを出す

 

そして二人は場所移動する

場所は奥多摩で

 

戦闘する

 

ハイディから通信が入る

 

ハ『シロ君 町の方は気にしないで機関部と交渉して地摺朱雀の労働が建物に向かった時は止めるようにしてあるから』

そしてレンチで攻撃するが

 

建物の屋根の上で障壁と

術式で防いだ

 

直「ありがたいね!気にせず暴れていいってか!」

 

レンチでまたも攻撃するがシロジロは避ける

 

そして飛んで攻撃する

 

直「シロジロ!どうして聖連に敵対する道を選ぶのさ

あんたなら極東に支配されようが

すぐに商売再開して安泰だろうさ!」

 

シ「理由は簡単だ!」

 

攻撃するのやめた

 

シ「少し金の話をしよう

現在 多くの国が暫定支配と歴史再現を行うため

価額の費用を極東各地に作らせた金融を借款している」

 

直「その借金がどうしたっていうんだい!」

 

そしてまたレンチで攻撃する

 

シロは防ぐ

 

シ「いいか 極東各地の銀行にはこの国が防壁や武装によって全うに稼いだ金が居留地の税として収めた金がある

がだ 極東が完全支配された場合、それらはすべて奪われ借金は踏み倒される!

そこで武蔵だ!

暫定支配を受けてない武蔵は各居留地の民から浅間神社で金を奉納し

その代演を概念廃棄として商事している

つまり!武蔵は最大の燃料庫なりうる」

 

直「く!」

 

今度はシロが攻撃する

 

シ「いいか!よく聞け!武蔵は戦える!

武蔵が飛び続けることで金が集まり続ける限りはな!」

 

地摺朱雀は倒れる

 

*******

 

優「相変わらずすごいねシロの奴!

それにしても直政の奴まだ迷っているのかな?」

 

葵「ん?どういうこと?」

 

優「直政さ 気にしているんだよ」

 

葵「ん?何を」

 

優「俺のことで気にしているんだよ!あいつは!」

 

*******

 

そしてシロは攻撃する

 

直「甘いね!シロジロ!いや!聖連がつけたアーバンネームで冷面(れいめん)って言ってやろうか!」

 

シ「ぐは!」

 

武神に振り落とされる

 

シロジロは地面に着地

 

シ「!」

 

そのまま朱雀の手で振り下ろす

 

直「これで終わりだよ」

 

 

直「!」

 

シロジロは地面に人が入れる穴に入っていた

 

直「ど、どういうことだ!?」

 

シ「思ったより高くついたな」

 

そしてシロは飛び

攻撃する

その衝撃により

地摺朱雀は

倒れる

 

建物に当たるが

 

直「建物が!?」

 

そう術式が掛けられてたはず建物が

壊れたのだ

 

直「ぐ!どういうことさね!?」

 

シ「答えは簡単だ!私が買い取ったからだ!」

 

直「バカな!こんな人口密集地を」

 

シ「あれを見ろ!」

 

そして直政は空に浮かぶ船

 

シ「武蔵移譲のお知らせで退避していく人々だ

当然物件に空きが出てくる

ならばそこを抑えあとは貴様を誘導すればよかった」

 

直「まさか!ここまで」

 

シ「だが貴様には話さなければならないことがある」

 

直「なんさね?」

 

シ「なぜ?優を助けない?」

 

直「!」

 

シ「お前はいつも優に機関で助けてもらっているそうじゃないか!

なのに助けてもらった優を見捨てるのか?」

 

そういつも手が足りない時 優が手伝っているのだ

 

そして彼女は

 

直「......すけてーさね」

 

シ「?」

 

直「ああ!今すぐにでもホライゾンや優を!助けてーさね!」

 

シ「・・・・」

 

直「仕方ないだろ!このままじゃ!戦争になるんだぞ!そうなればあいつは......」

 

シ「あいつに?」

 

直「優が戦争で死ぬかもしれないじゃないか!」

 

それは彼女らしくない言葉だ

 

***************

 

優「やっぱり気にしていたのか」

 

葵「なあ優 お前直政とどういう関係?」

 

優「ちょっとね 直政の.......」

 

葵「直政の?」

 

優「恩人みたいなものかな」

 

葵「恩人?」

 

優「うん」

 

 

************

 

優サイド

 

それは昔の話だ

俺が7歳の頃

小等部の入学式から3ヶ月

たった話だ

その時の俺は斬殺丸の性格そのもの

つまり他人が俺に攻撃したら

そいつを殴る

つまり

他人に何かしら攻撃したら

喧嘩するということだ

昔の俺は優しくなく

斬殺丸の性格そのもので

ホライゾンとトーリと喜美と鈴だけが

友達だった

 

そこへあいつが来た

 

優「さっきからお前、俺の方じろじろ見ていて なんだ?」

 

直「いやあ別に ただ目つきが悪いなーって思ってな」

 

優「そうか おまえこそ そんな右腕をして変だな」

 

直「ああん?今なんて言った?」

 

優「ああ 変だなその右腕って言ったんだ」

 

直「あんた!表へ出ろ!」

 

優「出てどうする?」

 

直「決まっているだろ!あたしの右腕をバカにした!あんたに!喧嘩うってんのさ!」

 

優「やめとけ 怪我じゃすまなくなるぞ」

 

直「ふん!上等さね!表へ出な!」

 

優「やれやれ 話のわからない奴だ」

 

と言って表へ出て喧嘩したが

 

直「ぐは!」

 

優「もうやめたらどうだ?」

 

直「誰が!やめるか!」

 

と言ったように彼女が何度も殴るが

その度に避ける

彼女は完璧負けていた

そのあとホライゾンたちが喧嘩を止めて

その喧嘩は終わった

 

*****************

 

直政サイド

 

あの頃のあたしは

右腕をバカにしたあいつが許さなかった

 

だから

 

あいつにひつこく

あたしは喧嘩した

その度にあたしはやられた

 

だから

 

あいつに勝つために

あいつの後をついて行った

いつか隙ができるじゃいかと

思っていたさね

 

でも

 

それが

 

あたしの命取りだったさね

 

それは

 

優がある手伝いのことだった

優は小さい頃からいろんな手伝いをしていた

その手伝いは荷物運びだった

場所は倉庫だった

荷物は刀に使うすごい固い岩だった

そこにあたしはそこでも喧嘩をうった

 

優「またか ここまで来てなんの用だ?」

 

直「決まっているだろ 喧嘩なね!」

 

優「今手伝いをしているんだ

それにここは暴れたら物が落ちてくる

危ないから今日は帰れ!」

 

見る限り周りは重いものばかり当たったら

大怪我じゃすまない

 

直「そういうわけにはいかないさね!」

 

殴りかけた瞬間

またも避けられ

拳は壁に当たる

 

だが

 

その衝撃により

 

あたしの上から大量の岩が降ってきた

そして優は

 

優「! 危ない!」

 

壁を殴った直政をすぐに倉庫の外に放り出し

大量の岩は代わりに優があたりそのまま

倉庫の中で岩の生き埋めになってしまった

 

直「痛ってーな !」

 

振り向けば倉庫の中は落ちて来た岩ばかり

完璧に生き埋めになっている

 

直「お、おい!ゆ、優?」

 

住1「どうした!」

住2「なんだ!なんだ!」

 

近くにいた住民も

今の大きな音で反応して

倉庫に集まっている

 

直政は

 

直「頼む!誰か!優を!優を助けてくれーーー!」

 

住1「まさか!あの倉庫の中に!」

住2「来てくれーみんなー!子供が生き埋めになっているんだー!」

 

その事件はパニックなったさね

 

そのあと優は救出され

頭が大量出血で病院に連れて行かれた

 

医者に見せたら

 

奇跡としかいいようがなく

 

優は無事だった

本当なら助からないらしい

その後

 

その事件を起こしたあたしは

お見舞いにいった

 

優「そうか もう一ヶ月も眠っていたのか」

 

直「ああ」

 

優「悪かったな その右手」

 

直「え?」

 

優「大事な物なんだろ きっと」

 

直「なんでさ!」

 

優「?」

 

直「なんで!助けた!あたしはヘタしたらあんたを殺そうとした人間なんだぞ!それなのに!」

 

だが優は彼女を抱いた

 

優「そんなの決まっている 放っておけないからだ!」

 

直「!」

 

優「俺はそんな人を見過ごせない!ただそれだけだ」

 

あたしは嬉しかった

こんな右腕が変なあたしを見てくれた

ことが

 

直「うわああああん!」

 

あたしは久しぶりに泣いた

あたしのことしっかり見てくれる

奴がいてくれたことに

 

(回想は終わり)

 

**************

 

直「だから!あたしは優に戦争しないようにしようと思った!」

 

シ「・・・・・・・」

 

直「なのに!なんで優が戦わなきゃいけないのさ!」

 

シ「そんなもの簡単だ あいつにも守りたいものがるからだ!」

 

直「!」

 

シ「直政 貴様はあいつの考えは我々が一番想像つくだろ!」

 

直「・・・・」

 

シ「あいつは守りたいものがある限り戦い続ける!だから私もあいつには借りがある!だから!

直政!あいつを守る為に力を貸せ!」

 

直「・・・・・わかったさね!」

 

シ「では直政は機関部で武蔵を飛ばし続けてくれ」

 

直「はいよ!」

 

こうして一回戦目は武蔵側の勝利となった

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

直「優!あたしも!力貸すさね!」

 

優「うん!頼むよ!」(ニコ!)

 

直「!・・・・・・」

 

直政は顔が真っ赤だ

だが

 

優「?」

 

優には気づかず

 

桜『お!また巨乳の小娘だ!優本当に巨乳の子をおとすな♬』

 

直「な!」

 

直政は両腕で胸を隠す

 

優「だから!違うって!言っているだろーーーーーー!」

 

 

 

 

 

 

 

 




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武蔵の騎士

つぎはネイトか

なら

俺がやらなきゃいけないな!


1回目はこちらの勝利

 

となると次は

 

オ「はーい じゃ、次は?」

 

ミ「Jud わたくしですわ!」

 

そうネイトだ

ネイトの場合は騎士連盟

の問題に違いない

 

ミ「武蔵の代表にして アルジョント・ルウ ネイトミトツダイラが尋ねますわ!

主不在の極東であなたちは何を持って、私たち騎士を従わせるの?

さあ!相対を!」

 

優は

彼女の言葉に謎が出た

なぜ相対を望むのか?

だがネイトはもしかしたら

 

***************

 

宗「まさか ここまで行くとはさすがですね!」

 

誾「これでは戦争は避けられないのでは?」

 

宗「確実にそうなるでしょうね

ですが 学生の数ではまだ有利です」

 

誾「はい」

 

宗「ただ あれが斬殺丸というのは少し想像とは違いますね」

 

誾「どういう意味ですか?」

 

宗「いえ!斬殺丸ですから てっきり自分から相対に参加すると思っていました」

 

宗「ですが なぜでしょう?」

 

誾「?」

 

宗「今の彼は戦うような感じはしないのです」

 

****************

 

ミ「さあ!騎士を従わせようとする相手は!どなたですの?」

 

でまず

作戦会議をしていた

 

葵「おいおい どうするよ

ネイトかなりノリノリなんですけどあれ

ネシンバラどんなもんよ」

 

ネ「ん?ああ!うん!

実はさっきからおかしいところがあるんだけど

騎士は僕たちより身分が上だよ!

それがわざわざ相対だなんて?」

 

優「理由があるからだよ!」

 

葵「!」

 

ネ「!」

 

優「この相対には理由がある

だから

わざわざ身分が上でも相対を望んでいるのさ!」

 

葵「つまりその相対の理由をクリアすれば

ネイトとは仲間になるんだな!」

 

優「そう!その前に!」

 

葵「?」

 

優「いくつか質問をしようと思う それで誰が相対するのかを決めようと思う」

 

葵「質問?」

 

優「ああ!ここは任せてくれ!」

 

一旦作戦会議をやめる

それと

 

優「トーリ」

 

葵「ん?」

 

優「もし目が変わったら(・・・・・・・)頼む!」

 

葵「! わかった!」

 

そういって優がネイトの前に出る

 

ミ「やはり!あなたが相対するのね!」

 

ネイトとは相手が優だとわかっていた

だが

 

優「いや!俺は君に質問をしたい!」

 

ミ「!、何をですの?」

 

優「質問に入る!」

 

ミ「!」

 

優「騎士階級を返上をする気でいるだろ!ネイト」

 

ミ「!なぜそれを!」

 

優「やっぱり!」

 

葵「どういうこと?」

 

優「つまり騎士連盟から

民は騎士がいるからやられることはないと思っている

だが

騎士は武蔵を守りきれないから

武蔵から騎士がいなくなろうとしているのさ!」

 

一同「「「「「!」」」」」

 

ネ「そうか!騎士が民に負ければ

民は強いという証拠をとってしまい

武蔵に騎士が不要になる

そうなると騎士は武蔵からいなくなり

民は聖連に戦うことができなくなる!

だから!騎士は僕たち民に相対を望んだのか!」

 

優「そう!だからわざわざ相対を望んだのさ!」

 

ミ「でもどうやってそのことを!」

 

優「簡単だよ!俺も騎士としての立場になってみただけだ!」

 

ミ「!」

 

そう話を盗み聞きしたわけじゃない

ただ騎士の立場になって

想像してみただけだ

 

優「おかしいと思ったんだよ こんな時にこそネイトとが助けてくれると思った だけど 俺たちに相対を宣言

おかしいと思うでしょう?普通騎士が民に相対なんてやらないよ

だから想像してみたんだ

もし俺が騎士ならどうなっているか(・・・・・・・・・・・・)を!」

 

ミ「!」

 

優「で、たぶん騎士連盟から 武蔵を守りきれない 我々は民の安全を守るために 聖連に降伏する

そうすれば 民たちは騎士が武蔵にいないと知り

聖連に挑むことができなくなると

想像がついたんだ!

結果的にそうなったでしょう!ネイト!」

 

ミ「その通りですわ!」

 

一同「「「「「!」」」」」

 

ミ「武蔵に斬殺丸もいるので、守りきれないと、騎士連盟に言われて降伏しろと言われたのです!」

 

優「やっぱり外れてはいなかったか!」

 

葵「すごいな!?優!お前想像つくだけで!相手の考えていることわかるのか!」

 

優「いや本当はそれだけじゃない!」

 

ミ「!」

 

葵「なに?」

 

それは

 

優「怨念術だよ!」

 

葵「!」

 

ミ「!」

 

人間が相手の立場になって想像するだけで

わかるわけがない

 

葵「けど それ何の意味が?」

 

そう

この前の説明どおり

怨念術は死んだ人の怨念しか拾えない

 

だが

 

優「あと二つ能力がある

一つ目は今周囲にいる人の

心の怨念も聞こえる(・・・・・・・・・)

 

葵「え!」

 

ミ「!」

 

怨念術といっても

恨み言を聞く力

だが

それは周囲の生きている人も可能

である

 

優「ネイトの中から聞こえたんだ

なぜ?

友人である優を捕まえることになるんだ!

みんなの安全のために

彼を犠牲しろと言うのか!

てね!」

 

葵「!」

 

そうネイトも優のことを心配していたのだ

 

ミ「そうですわ!」

 

一同「「「「「「!」」」」」」

 

ミ「けど 優!あなたの説明は足りませんわ!

騎士連盟に言われたですの

斬殺丸がいれば聖連の反逆は起こる

だがその斬殺丸を捕まえて

聖連に渡せば

民は戦う意思はなくなり

今まで平和な日常が取り戻すことができると

騎士連盟の人たちに言われましたの!」

 

葵「え!」

 

「「「「「「!」」」」」」

 

そう、斬殺丸が民のために戦うとネイトが他の騎士に喋ったら

斬殺丸は民を使って、聖連の反逆を簡単に起こしてしまうと他の騎士たちは可能性を考えた

だから

聖連の切り札として斬殺丸の逮捕命令もあるから

そのついでに民のリーダーでもある斬殺丸を捕まえれば

この話も一気に解決できると

騎士連盟の決定事項になってしまったのだ

つまり民を戦かわせようとした

斬殺丸を逮捕しようということだ

 

優「なるほど そういうことか でも!」

 

ミ「!」

 

優「ネイト 本当にこんなんでも騎士として戦うことやめる?」

 

ミ「どういうことですの?」

 

優「つまりこうさ 鈴!」

 

鈴「う、うん!」

 

優が呼ばれたことにより

鈴が前に出る

 

ミ「なにを?」

 

優「相対だよ!」

 

ミ「!」

 

優「意味わかる?つまり鈴は君に相対して君に負けるのさ!」

 

ミ「な!なにを考えていますの!」

 

優「決まっているだろ!騎士は俺たちには必要だと!相対を鈴に任せるのさ!」

 

ミ「!」

 

優「鈴 これからは君に任せる、いいね?」

 

鈴「う、うん!がんばる!」

 

優「うん!」

 

そういって優は下がる

そして鈴は

 

鈴「あ、あのミトツダイラさん き、聞いて」

 

ミ「なんですの?」

 

鈴「お願いたすけて!」

 

ミ「!」

 

鈴「わ、わたしたちはミトツダイラさんが必要なんです!」

 

ミ「しかし」

 

そう騎士連盟がある限り無理だ

だが

 

警1「いたぞ!斬殺丸だ!」

 

そこへ後ろから極東の警備隊の者が

優を取り押さえる

そして優は抗うことなく

捕まった

 

ミ「なにをしていますの!臨時生徒総会に参加している優h」

 

警1「残念ですが!聖連の命令で!ここで処刑しろとのことです!」

 

ミ「な!」

 

警1「さっき連絡がありまして!このまま続けるようなら!処刑しろとのことです!」

 

ミ「なんですって!」

 

葵「優!」

 

正「まて!さすがに勝ってすぎるだろ!」

 

警1「聖連の命令は絶対です!申し訳ありません!」

 

そしてもう一人の警護隊が刀を引く

だが他のみんなはそれを止めようとするが警護隊も必死に止める

 

葵「優!優ーーーー!」

 

ネ「まだ相対の途中なんだぞ!」

 

正「待て!さすがに酷いだろ!」

 

みんなは必死に止める

 

ミ「そ、そんな!」

 

優「だから言ったろ!」

 

ミ「!」

 

優「戦わなきゃだめなんだって」

 

ミ「私は!」

 

そこで鈴がネイトの服を引っ張る

 

鈴「お願い助けて!」

 

ミ「!」

 

それを聞いてやっとネイトは自分のやらなければ、ならないことに気づく

それはどんなことがあっても

みんなを守ることに

 

そして

 

もう一人の警備隊が刀を上げ

優の首を斬る

 

鈴「や、やめてーーーー!」

 

だが

 

警1「ぐわ!」

警2「うわ!」

 

警備隊が吹っ飛ばされた

それをやったのは

 

鈴「ミトツダイラさん?」

 

そうミトツダイラだ

もうやる事は彼女は決まっていた

 

優「ネイト?」

 

ネイトは優を立ち上がらせ

 

ミ「安心しなさい!わたくしはもう迷いませんわ!

これからも!皆さんの為に戦いますわ!」

 

優「ああ!」

 

ミ「ですから!安心してください 鈴!」

 

鈴「う、うん!」

 

ミ「これで わたくしの勝ち そしてこれからも!優!あなたも守りますわ!」

 

優「頼りにしているよ!」

 

こうして 武蔵側は負けて

聖連側の勝利となった

 

その前に

 

優「それとごめん!騙しちゃって!」

 

ミ「え?」

 

優「いいよ!みんな!もう終わったよ!」

 

ミ「え?」

 

正「え?」

 

ネイトならともかく正純も知らなかったらしい

これがお芝居だと言う事!

 

警1「いやー、なかなかきつかったぞー!優!」

 

警2「あれは、俺としては勘弁だぞ!」

 

優「ごめん!ごめん!」

 

葵「本当にあぶねえ!?本当に優の首が切れるかと 思った!」

 

ネ「さすがにミトツダイラくんには騙されないかと思ったけど、うまく言ったね!」

 

ア「本当にビックリしましたよー!?自分!?」

 

喜「なかなかの演技ね♬優♬」

 

ミ「どう、どういうことですの!?」

 

みんな見る限りさっきのは

演技だとわかった

つまり

 

優「ごめん!ネイトを仲間にするために!お芝居をしたんだ」

 

つまり聖連の連絡もすべて嘘

すべてはネイトをこっち側に連れて来るため

 

ミ「な!な!なんですってーーーーーーー!」

 

もう驚きである

 

ミ「じゃあ!鈴さんも!」

 

鈴「ご、ごめんなさい!」

 

優「ごめんネイト!これしか君をこっち側に来させられないから!」

 

ミ「そ、そんな!」

 

なんだが自分の想いが無駄になった

ような感じがネイトは思った

 

正「ビックリしたー!」

 

正純も驚き

だが

 

優「けど!忘れないでほしい!」

 

ミ「!」

 

優がいきなり真剣な顔で言う

 

優「こういうことを世の中はやるんだ!

だから

それを変えるために!力を貸してくれ!俺たちの騎士!」

 

ミ「! わかりましたわ!

この武蔵の騎士 “銀狼(アルジョント・ルウ)ネイト・ミトツダイラ

武蔵アリアダスト教導院総長連合第五特務として 総長旗下として加わりたいと思います!

それと我々騎士は斬殺丸を逮捕しません!」

 

優「決まりだな!」

 

オ「これでどっちとも一勝している

さあ!あなたの番よ」

 

正「!」

 

優「・・・・・・」

 

正純の場合

戦闘系ではないだから

得意な討論と演説になる

ことはわかっていた

そこへ

 

信「正純!」

 

正「!」

 

教導院の運動場のところで正信達がいた

どうやら暫定議会だ

だが優が

 

優「すまないが!正純!ちょっと作戦会議をやらせてくれ!」

 

正「ああ わかった」

 

************

 

午後1時50分

栄光丸・艦橋

 

そこでひとり酒を飲んでいた

そして

中継を見ていた

 

ガ「元教え子 中継は見ないんじゃなかったか?」

 

イ「ああ!だが!そういうわけにはいかなくなった!」

 

ガ「?」

 

中継に斬殺丸が写っていた

 

ガ「ほう!彼が!」

 

イ「ああ!斬殺丸だ!本当に厄介だよ!あの”男”のように」

 

ガ「刃か!私も彼には勝てなかったな」

 

イ「だが!」

 

ガ「?」

 

イ「なぜか?あの男に似ているんだよな!あの斬殺丸が!」

 

ガ「もしかしたら!彼と我々は戦争になるんじゃいか?」

 

イ「ああ!そうだとしたら!厄介だな!

だから場合によれば介入する!」

 

 

**************

 

オ「それじゃ最後の相対をはじめましょうか」

 

優「ああ!トーリ頼むぞ!」

 

葵「おう!任しとけ!」

 

正「葵?自分の立場わかっているか?」

 

葵「あ、あ、当たり前だろ!」

 

正「なに腰をひかせて言っているんだ」

 

優「ヤバいなら!手を借りるか?」

 

葵「ああ!俺、頭悪いから!すこしだけ助言な!」

 

優「はいはい!というわけでいいな!正純!」

 

正「ああ!構わんぞ!」

 

オ「準備はいい?どっちが先行?」

 

ここは後攻のほうが有利なのだが

 

葵「じゃあ!俺!先行!」

 

一同「「「「「「え!」」」」」

 

優「やっぱり!」

 

葵「え!だめなの?」

 

優「討論は後攻のほうが有利なんだ!鉄則だぞ!」

 

葵「エ?そうなの?」

 

優「ああ!」

 

正「今なら交代してもいいぞ!」

 

葵「いやでも先行の方がいいよな!優!」

 

優「ああ!伝えるには十分だろ!」

 

正「!」

 

何を企んでいる

優のことだから考えがあると見える

 

葵「それじゃ 元総長兼生徒会長 葵トーリが今回の件について提案するぜ!

よおーは一つだ!

権限の奪還もなにも!ホライゾンを救って告ることと斬殺丸を逮捕しないことが壮大な足がかりにでしかねえ!

だから!はっきりさせとこうぜ!

ホライゾンを救いに行く事で!

斬殺丸を逮捕しないことが!

何が得で!何が損なのか!

だからまあ!

まずはこっちの立場を明確にしておこうか

それは......!」

 

だが優は

 

優「まさか!」

 

あきれた声で言った

そう

そのまさかだ

 

葵は右手を頭の後ろに手を載せる

そして

 

葵「やっぱりホライゾンを助けに行くのと斬殺丸を助けるのをやめね?」

 

梅組「「「「「え?」」」」」」」

 

暫定議会「「「「な!」」」」」

 

イ・ガ「「はあ!」」

 

立花夫婦「あー?」「あ!お弁当が!」

ほっぺについていた米粒をとる

 

優「やっぱり!」

 

またあきれたように言う優

優は顔を手で押さえる

そしてみんなは世界が終わるぐらいの

 

正「な!な!な!な!なにーーーーーーーーーーー!?」

梅組「「「「「「えーーーーーーーー!?」」」」」」」

暫定議会「「「「「なんだとーーーーーーーー!?」」」

イ・ガ「「そんなバカなーーーーー!?」」

立花夫「嘘だーーーーーーーー!?」立花妻「本当です」

 

叫びをした

 

優「本当にやりやがった」

 

この先を優は心配した

本当に大丈夫かと?

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

正純の作戦会議の時

 

ミ「そういえば、よく警備隊がお芝居に参加しましたね!」

 

優「いや、でもなかなか参加してくれなくて!」

 

ミ「それは当然です!あなたを斬るお芝居だなんて!」

 

優「お芝居って言ったんだけどね その.....」

 

ミ「なんですの?」

 

優「女性の警備隊が協力してくれなくて!」

 

ミ「・・・・・・」

 

優「なんか?よく聞こえないけど頼んだらみんな絶対に嫌だって!言い出して!俺 斬殺丸という名前があるから拒否されたのかな」

 

ミ「・・・・・」

 

だが

ミトツダイラは警備隊の方を見る

 

女警1「私は!あの人を斬ることなどできぬ!」

女警2「同じくです!するなら死んだ方がマシです!」

女警3「私たちは!あの人だから協力するのにこんな協力はしません!」

女警4「まったくだ!なぜ?他の男どもはあの人の良さがわからないのだ!」

女警5「あの人の警護するだけでも感激だと言うのに!」

と言った始末

 

ミ「優」

 

優「ん?」

 

ミ「もう少し彼女達の気持ちもわかりませんと」

 

優「どういうこと?」

 

彼には警備隊の乙女心は永遠に理解できないのかもしれない

 




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全域の支持者 上

クリスマス記念の特別話の前に

まずは本編からやります

クリスマス記念の話は
今日の夜に投降します

それではどうぞ


優はわかっていた

 

どうせあいつのことだから たぶん そんなことするぐらいは想像はついた

だが

まさか この時にこんなことを言うとは思っていなかった

あいつの作戦はわかる

確かに正純をこっちに来させるためにはいい方法なのかもしれない

だが

だからと言ってふざけたセリフ(そのような)ことを言うとは

なかなか根性のあるセリフだ

優は思っていた

 

そしてそれを聞いてみんなは

 

鈴「う......そんな」

 

ア「あー!鈴さんしっかり!今の聞いて自分も混乱してますけど!しっかりー!」

 

点「トーリ殿!何をふざけたこと!言っているのでござるか!?」

 

ミ「まさか!自分から!もう諦めるのですの!?」

 

喜「愚弟 今のこの賢姉でもビックリなんだけど」

 

みんなは驚きでしかない

 

たぶん中継を見ている みんなも驚きであろう

 

優は驚きではないが

顔を押さえて やれやれ と言っている

 

正「おまえ!大丈夫か!?本当に!?」

 

葵「ん?大丈夫に決まっているだろ!」

 

正「なら!なんで優やホライゾンを見捨てる!?それに!それは私のセリフだ!」

 

そう普通なら正純が言うのだが

それをまさかのトーリが言った

トーリは

 

葵「だって!先生はそれぞれの立場って言ったけど!どっちがどっち側とか言わなかったしさ!」

 

正「それは!......そうだが」

 

確かにどっち側の立場などは言っていない

だからそこを葵がついたんだろ

 

葵「それに!優が捕まったとしても!優が聖連を倒しちまうだろ!一人で!そうすれば!ホライゾンも助けられるしな!」

 

もうむちゃくちゃである

つまり彼がどうなろうと 彼が戦うことは変わりない だから後は彼に押し付けよう ということだろう

 

葵「だから!先行取ったんだよ!破ると罰則くるぜ!」

 

オ「よーし!じゃ!刃先輩から授かった”天桜落(てんおうらく)”でも、しようかな!」

 

優「先生、それ!俺の技でもあるんですけど!」

 

天桜落とは

 

天に舞った桜が落ちるという意味で 剣を振りかざした時に桜の花びらも一緒に降り注ぐ技

これは世道術ではなく

心道流と言った 彼らの流派である

 

ネ「これが!刃の技か!速く!先生ー!僕に見せてください」

 

カメラ術式を展開するネシンバラ

本当に父さんのファンなんだなと 優は思った

 

正「それに優はいいのか!こんなので!お前が聖連に捕まるんだぞ!」

 

優は

 

優「別に構わないよ!」

 

正「なんで!?」

 

優「トーリは俺を救ったとしても!それを得になるのかがわからないのさ!それにトーリは力もないから!何も出来ない!だから!救いたくてもその問いに答えられないのさ!だから正純に教えてもらいたいのさ!

それで救ったとして!どう得があるのかを!あいつは聞きたいのさ!君に!」

 

正「・・・・」

 

優「それに全面戦争にもなろうが!俺は戦うことを!やめる気はないしな!」

 

正「・・・・」

 

そこまであって譲れないものがあるという証拠

それにならどうすればいいのかという質問を

されたのはこっち側だろう

正純は初めて討論で先を越された事に驚いている

 

優「だが!」

 

正「?」

 

優は突然 葵の前に立つ

そして

葵の前に立った瞬間

 

目が変わる(・・・・・)

 

?「おい!おまえ!」

 

葵「ん?」

 

斬「だからと言って!ホライゾンを助けにいかないというセリフはどういうことだー?」

 

一同「「「「「「!」」」」」」

 

そう優が斬殺丸になった

さすがの優でもホライゾンを助けにいかないというセリフは

許さなかった

 

葵「い、いやー 他の言葉がなくてさー!」

 

そういって笑顔になりつつも

顔が違う方向に向いている

 

斬「俺は!俺を助けにいかないとしか!聞いてないぞ!なのに!ホライゾンまで言うとはー!」

 

葵「お、落ち着けよ!斬!だってホライゾンのことも考えなきゃいけないからさー!」

 

斬「言い訳無用だ!お前を斬殺する意外!なし!」

 

葵「マジで!勘弁!大丈夫だよ!絶対にホライゾンも助けに行くから!」

 

斬というのは優が(斬殺丸モード)の意味で

葵は優とは言わず

この状態を斬と昔から名付けている

ちなみに葵だけがこう呼んでいる

 

斬「ふん!なら、こっちにも考えがあるぞ!」

 

葵「な!なんだよ!」

 

それは

 

斬「鈴!喜美!おまえたちも!こっちに来い!」

 

なんと二人をいきなり呼んだ

 

鈴「う、うん!」

 

喜「じゃ 行きましょかしら!」

 

浅「喜美?鈴さん?」

 

二人は斬殺丸の近くに行く

 

そして

 

三人は正純の隣に行く

 

正「なにを優?」

 

斬「俺たち!三人は!聖連側だ!」

 

三人は正純がホライゾンを助ける討論を言うため!三人はそのホライゾを助ける正純についた

 

葵「はあ!」

 

梅組「「「「「「「なにーーー!?」」」」」

 

驚きである

 

葵「この裏切り者!俺を裏切るのか!斬!」

 

斬「裏切ったのはおまえだ!葵!俺たち三人は最初からホライゾンを助けるきで!この臨時生徒総会をしたんだ!なのにお前!ホライゾンを助けにいかないだと!ふざけているのも程があるわ!」

 

葵「これは作戦なんだよ!」

 

斬「知っている!だが!俺はそれでも御免だ!鈴との約束もある!どうあっても!俺たちはこっち側の人間だ!」

 

鈴「う、うん!」

 

葵「ベルさんはわかるけど!なんで!姉ちゃんも持って行くんだよ!」

 

斬「喜美は俺の監視役だ!俺がヘタなマネをしないようにな!」

 

喜美は斬殺丸が暴れないようにと監視役を喜美がする そうすれば警護隊は斬殺丸が人を斬らないという保証人が必要である

まあ目的ははなからそのつもり

 

喜「ごめんねー♬愚弟♬でもあんたが悪いのよ!言うことばを考えないんだから!」

 

喜美もこっち側についているのに賛成だ

 

葵「くー!セージュン!俺のお情けで三人をやるからな!あとで絶対に返せよ!」

 

斬「お前にはいい薬だ!存分に味わえ!」

 

つまり今までの行いという意味だ

 

正「いいのか?本当に?」

 

斬「ああ!たまには俺らがいなくてもあいつらで出来るようにしないとな」

 

正「そうか」

 

斬「なんだ?俺らがいると不満か?」

 

正「いや!そんなことはないぞ!いやむしろ助かる!」

 

正純ははじめて斬殺丸モードの優に話しかけるため

どのように会話したら良いかわからなかった

 

喜「優!そのモードじゃ!話しづらいって!」

 

斬「! そうか」

 

喜美の声により目を元に戻す

 

優「このほうがいいのか!」

 

正「ああ!そのほうが話しやすい!」

 

そして元に戻ったとして

あっち側は

 

葵「やべーよ!どうしよ!」

 

点「あんなのに!勝てないでござろう!?」

 

浅「鈴さんもあっち行っちゃいましたし!」

 

ネ「知力と戦力があっちに行っている以上 僕たちに勝ち目ないね!」

 

シ「向井を使えばこっちに戻せたのだが!その本人もあっちに行っては無理があるぞ!」

 

マ「ナイちゃん思うに絶体絶命?」

 

ナ「で?どうするんの?このままじゃ終わるよ」

 

葵「大丈夫だって!ここは俺に任しとけ!」

 

一同「「「「「絶対に大丈夫じゃねえだろ!?」」」」

 

あの三人をあっち側に行かせてしまった本人が

まさかの余裕をかます葵

 

優「正純 悪いけど トーリに教えてやって ホライゾンを助けて行くには!どうすればいいのかを」

 

正「ああ!構わないが、その前に......」

 

優「?」

 

正純の右手に持っている箱を優に見せる

 

優「それは?」

 

正「おまえ宛に昨日マルゴットに渡されたんだ!」

 

そして受け取る

 

優「マルゴットが?」

 

マルゴットの配達仕事は知っているが

宛先は書いてあるのだが送り主が書いてないそれに商品名も書いてない

普通は送り主も書かなきゃいけない

はずだが

 

優「マルゴットー!これいつ?そっちに来たのー?」

 

とりあえずマルゴットに聞く

優の言葉にマルゴットは反応する

 

 

マ「それ!いつの間にか!入っていたよー!」

 

優「いつの間に?」

 

マ「うん!大事な物なのかなって思って!」

 

優「そうなの」

 

見る限りヤバそうな箱だ

箱自体は古びたような木の箱で

リボンで包んでもいなく

なにやら包帯のようなものが巻かれており そこに文字がたくさん書いてあった

いかにも 呪いの箱ような物だ

 

喜「優!それあけるの?」

 

普通、喜美はこの怪異がだめなのに優がいるせいか 平気だ

 

優「うん」

 

ビリ!

 

箱に巻かれた包帯を引きちぎり

中を開けてみる

 

そこには

 

優「!」

 

喜「なんなの」

鈴「?」

正「?」

 

箱の中身を見る為に優のそばに近づく三人

 

優「これは!」

 

そう

中身は

 

首に掛けるアクセサリーだ

それも三つも

 

正「首飾りか?」

 

なんでこんなものが今届くのか

優はわからない

 

優「ん?」

 

だがそのアクセサリーの後ろに

古びた紙があった

 

それを優は見る

そして

 

優「! これって!」

 

桜『! まさか!それは!』

 

喜・鈴・正「?」

 

 

優と桜花はその紙を見て驚く

 

その前に

 

葵「いいか!セージュン!準備はいいか?」

 

正「! ああ!いいぞ!」

 

葵たちは作戦会議が終わったため

正純たちに相対をはじめる

優は先ほどの箱をしまい

紙もポケットにいれ

 

相対を続行する

 

*************

 

宗「さすがに驚きましたね まさか本人がこんなすごいことを言うとは」

 

誾「さすがの私も少々びっくりです」

 

二人はその中継も見ながら驚きでいた

 

宗「それにしても さっき斬殺丸が人が変わったような気が」

 

先ほどの中継を見る限り斬殺丸の性格が変わったことに気づく

 

誾「あれは一体なんでしょうか?」

 

誾も気づいていた

だがそこへ

 

警「副団長!これを!」

 

宗「!」

 

うしろから警護隊が紙を持って宗茂のところへ

そしてそれを渡し、警護隊は下がる

その内容は

 

宗・誾「!」

 

宗「これは」

 

誾「はい」

**************

 

正純はホライゾンを助けるのと同時に優を逮捕しないようにするには

 

武蔵を独立国家をしなければならない

 

その利点の説明をした

 

ホライゾンを救って なおかつ 優を逮捕しないことのこれから起きることも説明した

 

だがまずはホライゾンからだ

 

葵「だから 戦争になるわけだ だったら!」

 

正「?」

 

優「!」

 

葵はポケットの中から紙を出す

正純はわからないが

優はその書いてある内容がわかっていた

 

葵「商人『小西くんからの』説明です!」

 

正「え!小西?」

 

そうそれは暫定議会の一人の小西である

横を見て

本人も手を振っている

 

葵「姫を救い極東の主権を確率しても戦争が起きれば死人もでるかもしれません!そのあたりどのような考えを持っていますか!はい!セージュン君の答え!」

 

正「はあ」

 

だが正純は葵に質問する

 

正「葵!お前は戦争回避した死者を考えたことはあるか?」

 

葵「ん?戦争回避したのに死者?」

 

そう意味がわからない 戦ってもいないのに死者がでるのはおかしい

 

正「ああ!先ほどシロジロが言っていたが極東の金融を押さえれていてはいずれ貧困が進み死者がでる、それが戦争を回避した戦死者だ!」

 

つまりヘタしたら金がないと食べるものがなくなるという意味だ

 

葵「おーい 待てよ つまり!ホライゾンを救わなければ支配は進み戦わなくても死者が出る、しかし戦争になっても戦争になる!選択肢は二つだ!だったら!」

 

そして葵はもう一つの紙を出す

それは

 

葵「政治家『正信君』の質問です!」

 

正「え!」

 

そうなんと自分の父親からの質問である

 

葵「もし姫を救いに行くのであれば主権問題ではなく聖連に対して政党な大義名文を提示してもらいたい!彼女を自害させる聖連が悪だと示す理由はなんだ?」

 

正「それは......」

 

優「・・・・・」

 

いまのはうまい

聖連は悪だと世界に通用する理屈でやろう、ということか

さすが政治家だな正信さん

さて、正純は聖連に一撃を与えることはできるか?

優は思った

 

正「そのような正義があるのか?」

 

そう思ってみれば そんな正義はない

だが

 

葵「あるのか!姫を救う大義名分が!未熟なお前にそれを言えるのか!」

 

正「!」

 

そう 

正信は正純が迷っていることに気づいていた

ホライゾンを助けるか

それとも

優を助けるのか

迷っていた

だから

 

正「・・・・・」

 

正純はポケットから何かを取る

 

鈴「!」

 

喜「鈴!どうしたの?」

 

鈴「お おとがしたの.....紙の音!」

 

喜「まさか!正純もカンニングペーパーを!」

 

そして正純はポケットから紙を出す

 

正「・・・・」

 

そうこの臨時生徒総会に来るまえ

自分の自宅に紙をおいてあった

 

正(なんの意味がある?ホライゾンを救い出す方策に、優を助け出すことに 聖連に敵対することに?こんな言葉を口にしたら政治家としての自分の将来が終わるだけだ!)

 

そう迷っていた

 

だが紙を捨てずにポケットに入れた

 

正(これが通用するとなぜ言える?そうだ!これは!未熟者の未熟な考えにすぎない!」

 

そしてそれを破ろうとしたが

 

正「葵?」

 

葵が先に自分の破り またポケットから紙を出す

 

正「もう一枚?」

 

また読み上げる

 

葵「切り裂き魔!『斬殺丸』からの質問ではなくメッセージです!」

 

正「え!」

 

正純は横に向き優を見る

そう斬殺丸もとい優だ

優が書いて葵に渡したのだ

 

葵「おまえは何を迷っている!おまえが未熟でなにが悪い!」

 

正「!」

 

葵「未熟がそんなにいけないことか?未熟はまだ成長が出来るという証でもあるだろ!その未熟のなにがいけない!未熟でもいいだろ!これから成長していけば!」

 

正「だが」

 

葵「おまえは!未熟という言葉で言い訳をしているだけの!弱い奴だ!それなら!自分の答えを!言えばいいじゃないか!自分の答えを出す事で初めて未熟という言葉がなくなる!」

 

正「・・・」

 

葵「その答えが!正しくなくてもいい!お前の心の答えを!みんなに伝えるんだ!それが!」

 

正「それが?」

 

葵「これから成長する為に戦う事だ!」

 

正「!」

 

優の言葉は戦うこと

その言葉を正純に伝えたかったのだ

 

正「だが!」

 

?『正純ー』

 

正「え?まさか!」

 

優「!」

 

そこへ 後ろから

黒藻の獣がやってきた

しかもここまで あそこからけっこう距離はあるのにも関わらず

 

優「どうして?ここへ!それになんで?ここは水も全然ないのに!」

 

黒『ぼくたちもたたかう』『たたかう』

 

優「え?」

 

黒『もうホライゾンのように優も死なせたくないから』『ないから』

 

優「だからここまで」

 

黒『このぐらいがんばらないと優とホライゾンは守れないから』

 

優「君たちは」

 

正「ここまでがんばってきたのか?」

 

黒『正純!たすけて!」

 

正「何を?」

 

黒『ホライゾンと優を」

 

正「!」

 

優「政治家になるんだったら!みんなを守らないとな!」

 

正「!」

 

黒藻の獣も戦う意思を持った

だから 正純も

戦う

 

優「その前に水な」

 

黒『うー』『うー』

 

優は水の入ったボトルを出し

それを斬って中に黒藻の獣たちを入れる

正純は持っていた紙をその中に入れる

 

優「決めたんだね!」

 

正「ああ!」

 

そう正純はもう武蔵側だ

 

正「答えるよ!」

 

葵「!」

 

正「ホライゾン・アリアダストを救う理由と大議名分となる正義はある!

それは彼女が三河の君主として責任を取る必要がないからだ!

昨夜、元信公は三河消失を行い それによって死亡したが!

これは自害と見なされず 責任は次の君主に持ち越された!

だが元信公が死亡したときホライゾンは嫡子ではなかった!

そうだな浅間!

略式相続確認は!今朝方だったはずだ!」

 

 

浅「はいそうです!」

 

正「ホライゾン・アリアダストは過去の記憶がなく 武蔵の住民として生活していた! だから三河の消失に関わっていない!責任を取る必要がない

それをやろうというのであれば悪意である

三河が君主を失い大部分の土地を亡くなった

三河の人々は今 武蔵のインフラを利用して生活している!三河を航空市師間と認定し!武蔵と連携することで!存続することで!三河は消失しない!だれも責任を取る必要が無い!」

 

うまいさすがだ!

これを聞いた瞬間みんな希望がわいて来た

聖連のやり方が歴史再現の悪用を止めることも可能だと

 

だが

 

?「詭弁だな!」

 

正「! 教皇総長!」

 

イ「Tes!一つ話をしようか?」

 

優「正純!臆することなく行け!」

 

正「わかっている!必ずホライゾンを助ける道を作ってみせる」

 

 

 

 

 

 




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全域の支持者 下

お気に入り100を越えました
本当にありがとうございます

これからもがんばって投降します

その記念としてまた特別話でもしたいと
思います
(まだ考え中ですが)
これからもよろしくお願いします

それでは本編どうぞ


やはりここで出て来たか 教皇総長

これだけのことだから たぶん臨時生徒総会に介入するだろうと

 

優はわかっていた

 

イ「三河の姫は無関係だから解放しろか ふふ 聖譜記述の歴史再現には解釈という考えがいることになる だが!解釈は都合のいいものではない!」

 

正「ですが!聖下!それでは!無関係の民が失われてしまいます!」

 

イ「順境だ!失われるのではない!選ばれ 聖譜の望む歴史の先に人々を導くため!先に逝くのだ!」

 

正「く!」

 

確かな解釈でもなければ 簡単なはなしでもない

 

優「なるほど そういうことか」

 

葵「どういうこと?優?」

 

優「さっきのインノケンティウスの話 わからないだろ?」

 

葵「ああ!さっぱり でも言っていることは悪いじゃないのか?」

 

優「政治家だとか頭のいい人でなければ たぶん ついていけない話だ!」

 

葵「それって難しいのか?」

 

優「ああ 俺でも難しい話だ

ただインノケンティウスは意図的に対論の並べ合いを挑んでいるんだ」

 

葵「それって?意味あるのか?」

 

優「意味はある!わかりやすく言うには相手が討論でも奴にとっては過去の蓄積から言葉を選択する作業だ

そして相手がそれにつかれ やめてくれといい出せば! 討論は相手の負けだ!」

 

葵「!」

 

一同「「「「「「!」」」」」」」

 

もう先に勝敗を相手が取っていたものだ

 

葵「それ!まずいんじゃないのか!」

 

優「だから 今は正純を信じるのさ」

 

自分たちにはできないからこそ 彼女の力を貸してもらいたいのはそういうことだ

 

正「金融凍結も誤差の修正だと言うのですか?」

 

イ「姫の自害についての両者の見解が決まれば自動的にわかることだが?」

 

正「く!」

 

葵「なあなあ!セージュン勝っている?優?」

 

優「勝ってはいないが 押され筒はある」

 

確かにこれだけ並べれば言葉を選んで言う意外ないだろ

だが

正純もそこは考えていた

 

正「見解が平行線のようですね はっきり申し上げます 私たちは聖連側と相容れないことの価値観を認めます!

聖下としてもそのことについては同意が得られると思いますが」

 

イ「いや!こちらが双方話し合えば理解を得られるものだと信じている」

 

正「つまり我々はいずれ道を歩むことができる そういうことですね!」

 

イ「Tes その通りだ!」

 

正「ふー!」

 

優「ん!」

 

優は気づいた正純が笑っていることに

 

優「そうか そういうことか」

 

葵「へ?」

 

正「よかったです 今後は私たちは何をしても手は出さずに話せばいずれ信じていいただけるのですから!」

 

オ「やるわね 正純」

 

先生も気づいた こちらの有利を取ったことに

 

正「シロジロ!武蔵の金融を一括管理できる体制を起こせ! 各居留地の金融凍結に対し武蔵側ですべて引き受ける手はずを高地しろ!

新加法の発行も視野にいれておけ!」

 

シ「金の話なら了解した!」

 

正「浅間!」

 

浅「はい!」

 

正「厳島神社に抗議文と略式相続確認の見直し要求を送れ!相続の事柄について浅間神社意外でやるのは権限を侵すことものだと抗議し!見直しを要求しろ!」

 

浅「わかりました!」

 

優「相変わらず すごい解釈だな」

 

相手の自滅を待つ先方を逆手に取る方法 優は正純のやり方を理解していた

 

正「武蔵アリアダスト教導院は聖連の三つの平行線を保つことで理解をします

一つ 聖連側が金融を凍結したのであればそれに融資で平行線を

二つ 聖連側がホライゾン・アリアダストを白式相続確認で君主にしたならそれに対する正式な神社からの抗議と差し止めで平行線を

三つ 聖連側が無関係な民に引責自害させようとするのなら!それに対する聖譜の歴史再現の悪用からホライゾン・アリアダストを保護するため 

彼女に入学の推薦を送り武蔵の学生として! 聖連側から保護することで平行線とする!」

 

イ「詭弁だな!」

 

正「!」

 

イ「詭弁でしかない!」

 

正「聖下!あなたが自ら述べたことを正論とおっしゃるなら あなたにとっての詭弁で私たちは平行線とするそれだけのことです」

 

イ「まあ 待て」

 

正「?」

 

イ「平行線を守るのだったな?ならば残念なことだが

聖連は争いを望んでいない!

そのことに対する平行線とはなんだ?」

 

正「!」

 

優「・・・・・・」

 

相手は平行線戦術を逆手にとった

 

イ「こちらは平和を願っているが 平行線上の貴様らは違うようだな! どうだおい!」

 

確かに相手は平和を望んでいるのにも関わらず争いを起こす我々はどうなんどろうか?

 

正(争うことを認めるのか それとも降伏するのか)

 

イ「もし 発言のすべてを撤回して降伏してくれるのであれば 敵対の意思を認めずにいよう 各居留地の金融凍結も解除する

武蔵との移譲もなしにして三河との併合も認めてもいい」

 

正(なぜだ?)

 

イ「いいか ホライゾン・アリアダストが持っている大罪武装についてトレスエスパニアから報告があったんだよ!

三河の姫の体に封じられた大罪武装はP-01s”焦がれの全域” 新しく追加された嫉妬を司る大罪武装だ その効果とは残りの大罪武装のすべてを統括制御し一つの大罪武装とする”統御OS”だ!」

 

正「な!」

 

葵「へ?」

 

優「・・・・・」

 

だから末世を左右する大罪武装を集める

ホライゾンにも世界が変える鍵とでも言うべき存在でもあること

それを助けるということは 世界を相手にしなければならない

だから聖連は極東が世界を支配すると判断したから

ホライゾンを捕らえたということか

 

イ「姫を救うか? 救えば全面戦争だ!」

 

正「く!」

 

正純は不利だった

これだけ の犠牲が出るのであれば答えを出す事は出来ない

 

イ「面白かった 久しぶりにこういう話で挑んでくる者がいてなー」

 

優「ん!」

 

イ「本多正純 歴史再現を誤差を認めろと言うのは 自分と父親が襲名に失敗し それを解釈で救われなかったかからか?」

 

正純「く!」

 

そういって正純は胸を隠す

 

イ「おまえ襲名しようとして男性化の手術を受けつつも 途中が襲名が叶わなくなり

胸とかないままなんだよな!

性別は女のまま襲名を引きずって男の格好 どうして!おまえは人々の信頼を得るべきこの場に来た!嘘ばかりお前はそれがバレることを良しとし

ただ人を動かすことによい襲名の権利に逆らいたいだけではないか!」

 

正「私は別に!正体がバレることや!人々を動かすことによってなど......!」

 

ザワ ザワ ザワ  ザワ

 

民たちが不安になってきたことに気づく正純

正純は自分に対する見方に根本からやられた

 

正(これでは!私の信じる者はいない!)

 

確かにアレだけのことがあれば信用もおちる

 

だが

 

二人いた 正純を信じる者が

 

?「おい!」

 

イ「ん?」

 

斬「お前!少し黙っていろ!」

 

イ「な!」

 

そう優が斬殺モードになり正純を支える

斬はインノケンティウスを睨み 本人はその目がかつて”彼の目”と同じだったため

インノケンティウスは少し怯える

そして

 

斬「おい!正純!どうした?もう諦めるのか?」

 

正「だって!」

 

斬「仕方あるまい トーリ来い!」

 

葵「おう!わかっているぜ!」

 

正「へ?何を?」

 

斬は民の方に向き

言う

 

斬「お前ら!」

 

一同「「「「「「「!」」」」」」」

ビク

 

民は焦った

あの優に助けられた民は焦った

あの優しい優が

怒っていることに 呼ばれた瞬間しっかり立つ民達

 

斬「おまえら!こんないい女が!こっちにいていいとは思わないのか!」

 

葵「そうだぜ!マジでいいぞ!」

 

二人は民に言う

だが

 

民「けどさ......」

 

民は喋り出すが

 

斬「こんな女がな!」

 

といって斬に言われ葵は正純のズボンを脱がす

 

正「へ!」

 

そしてパンツが丸見えで民に見られた

 

梅組「「「「「「「え!」」」」」」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

全員に

 

 

斬「見ろ!こんないい女いないだろ!」

 

葵「ちょー女ーーーー♬」

 

そして民は

 

民たち「おーーーーーーーーーー!」

(男と子供)

 

民「女ー!最高ー!」

民「やっぱりかわいい女だよな!」

 

パンツが見えて大興奮の民

中には付き合っている彼女がいるのにも関わらず右手でグットポーズもやっている者も

優は心の中で思った

(このモードでやったけど 恥ずかしいし!武蔵の民!やっぱ腐っているだろ!)

 

優は心の中で嘆いていた

 

正「きゃー!」

 

正純は慌ててズボンをはく

そして

 

斬「胸が小さくて何が悪い!この胸でも!好きな奴はいるだろ!」

 

フニ フニ

 

と今度は斬が正純の胸を触る

 

正「きゃ!」

 

優は心の中で

(うあー!本当にごめん!正純ー!)

正純を民に納得させるためこの方法しか斬にはわからない

 

葵「ナイスーーーー♬貧乳ーーーー♬」

 

正「何をするんだー!優ー!」

 

正純は胸に触った斬の手をどける

 

民は

 

民達「おーーーーーーーーー!」

 

民はもう大興奮だ

民「貧乳!最高ーーーーー!」

と言っている者もいた

 

中には彼女にバレて耳を引っ張られている者もいた

梅組は

 

浅「優君!何をしているんですか!」

 

斬「奴らに このいい女のいいところ言っただけだ!何か問題でもあるのか!」

 

浅「だからといって!胸触ることないでいしょ!それに正純も恥ずかしがっていますし」

 

確かに見れば恥ずかしがっているが

心の中では

 

正(優に触れた!?てっことは!?優も私の胸がいいのか!?それに確かいい女って言っていたし!?優は私のことが好きなのか!?)

 

と思っていた

 

イ「何のマネだ!斬殺丸!」

 

さすがに言わずにはいられなくなったらしい

 

斬「お前こそ!人の胸に関して酷く言うとは!男として!最低だな!」

 

それを言った瞬間

民の女達が

 

「確かに最低ね!」「男としてなっていないわ!」

と民の女達に言われた

 

イ「事実だろ!」

 

斬「事実であろうと言うバカがどこにいる!本当に最低な男だな!」

 

イ「ぐ!」

 

斬「それにあいつは他の奴らのこと理解したいと!努力してきている!」

 

正「!」

 

斬「あいつは他に俺らには出来ない事を持っている!あいつは武蔵の問題を解決することができる!

俺たちの副長だ!」

 

正「!」

 

斬「それをただ ホライゾンを殺して支配を目論むだけの貴様ごときに!文句を言う資格もない!」

 

正「優!」

 

斬「それにお前!俺を捕まえたら!そっちの切り札として戦わせるみたいだな!」

 

正「え!」

 

葵「え!」

 

梅組「「「「「え!」」」」」

 

イ「なぜ!お前がそれを知っている!」

 

斬「簡単だ!末世を覆すとあれば大きな力を持っているに違いないとお前は推測したんだろ!

だが

俺はそっちに行っても戦いし、殺してくれても構わない!」

 

イ「なんだと!」

 

梅組「「「「「「え!」」」」」

 

葵「優!」

 

正「優!何を言っているんだ!」

 

斬「まあ聞け!確かお前は争いは望まないと言ったな!」

 

イ「Tes」

 

斬「なら俺も言わせてもらう! 俺は争いをしない!だからお前の所に行っても!俺はお前のために戦わない!」

 

イ「なに!」

 

ネ「そうか!別にあっちに行っても戦わなければ!逮捕しても意味がないと!優君は伝えているんだね!」

 

斬「その通りだ眼鏡」

 

ネ「眼鏡!」

 

ネシンバラは名前を言われなかったことに傷をつく

 

斬「それに!なぜ?お前らが俺を逮捕する?極東に逮捕させればいいだろ!俺は極東の人間なんだから!」

 

イ「それは.......」

 

斬「まだ嘘を吐くか!クソジジイ!」

 

イ「聖下と呼べ!」

 

斬「嘘を吐く貴様に聖下と呼ぶ必要もない!支配を企んでいる貴様ごときに喋る権利もない!」

 

イ「ぐ!」

 

斬「お前は俺を逮捕しそちらの切り札として扱いたいから逮捕命令を送っただけ!そしてホライゾンの大罪武装 焦がれの全域を手に入れるために ホライゾンを自害させようとする! 

お前はただ

俺たちを支配したかっただけだろ!」

 

イ「貴様!」

 

正「優」

 

葵「優!それっ!本当なのか!」

 

斬「ああ!どうだ!お前ら!これが世界のやり方だぞ!納得できるのか!」

 

民達「「「「「「!」」」」」」」

 

民たちは今の聞いて真剣になり  斬は優に戻る

 

優「俺たちはは世界を変える為に戦う!その道は簡単ではない!それでも!俺たちの道について行くものはいるか!」

 

と優が右手を挙げた瞬間

 

民「おーーーーーーー!」

 

民達も右手を挙げる

民達も戦うことの意思を持った

 

民「やってやろうぜ!」

民「このままじゃ納得いかね!」

民「俺たちも戦うぜ!」

 

民「おーーーーーーーー!」

 

民達は世界を変える為の戦いに意思を持った

 

正「すごい!みんなが優に賛成していく!」

 

葵「これが!優の力さ!」

 

優「正純!ホライゾンを救ってからの事を!みんなやトーリに言って!それと俺たち意外の他国の利益も!」

 

正「ああ!まず!各国との衝突は今後生じるだろうが 死なず死なせないように望み、協力し、力を尽くすことを忘れてはならない

すべての人がホライゾンを死なずに済む!

それが世界の共通となる利益 そして他の利益 大義名分の準備として!武蔵はこれより!三河を併合し!

そしてホライゾン・アリアダストを救い出すことによって!武蔵を極東の主権の中心とするために行動する!」

 

イ「居留地を見捨てると言うのか!」

 

正「見捨てない!武蔵は宣言する!極東の各居留地を一時的に独立時事としてしい

内部との戦闘行為を禁じる!州立の場所とする!そして武蔵自体は極東の主権としての自立行動に入る!」

 

イ「主権を持って支配から逃れ!何を望む?」

 

正「大罪武装の収集にわたる!末世の解明と解決だ!武蔵はホライゾン・アリアダストの元に大罪武装を収集!末世の解決に尽力しその報酬を求めないことを誓う!

つまり世界の危機を救うために行動する!」

 

イ「大量破壊武装を持つだと!貴様らにそんな権利があるのか!」

 

優「あるとも!大罪武装はホライゾン・アリアダストの感情だ!所有権は彼女にある!」

 

正「そして!彼女の感情を奪い取って作られた大罪武装について できれば返却をお願いしたい!

武蔵アリアダスト教導院代表!本多正純は宣言する!

武蔵は各国の戦闘は望まず

末世解決の協力であるものと!

しかし末世解決を障害し!大罪武装を巡ることを争い

さえらには彼女の感情を奪いとったままであるならば!

武蔵は法に基づき!学生間の相対を持って

その対処に望む!」

 

イ「そうか なら斬殺丸はどうする!彼をこのままにしておけば!被害は出ると思うぞ!彼は本能で斬るからな!」

 

正「それは!」

 

優「それなら問題ない!」

 

イ「なに!」

 

正「優?」

 

葵「?」

 

梅組「「「「?」」」」

 

優「確かに!俺は殺してまうかもしれない!そのために!」

 

正「それは!」

 

優はさっきの三つのアクセサリーを取り出した

 

優「このアクセサリーはそれを押さえ込む力もある!これをある三人に渡す!」

 

イ「誰にだ!」

 

それは

 

優「喜美!鈴!正純!集まって!」

 

鈴「う、うん!」

 

喜「わかったわ!」

 

正「なぜ?私たちに?」

 

優「非戦闘である三人はこれからの防御として使うためでもあって!俺の監視者として持ってもらいたい!」

 

正「けど これ押さえ込む力があるのか?」

 

優「ああ!使ってみればわかる!」

 

そして三人に渡す

 

喜美にはエメラルドの花のデザインのペンダントを

鈴にはサファイアの三日月の形をしたペンダントを

正純にはルビーの太陽の形をしたペンダントを

 

正「これをどう使うんだ?」

 

優「ああ 見て説明する!」

 

そして刀をいきなり抜く優

 

正「優?」

 

優「喜美!動かないで!」

 

喜「わかったわ!」

 

そして

優は喜美を斬りかかろうとする!

 

優「はあ!」

 

正「優!何を!」

 

斬り掛かろうとした瞬間

 

発動!

 

喜美の周りから表示枠が出てその中から花の根が出て来て

根は優の手や足に絡み付き

優を押さえ込む

 

優「ぐ!ぐわ!」

 

そして床に押さえ込まれた

 

正「これは!」

 

喜「これ!世道術よ!」

 

正「世道術!」

 

喜「私が首に掛けている ペンダントが木や花を自由に扱える 世道術なの」

 

正「このペンダントが!」

 

喜「ええ!優のお父さんがこの為に残しといたみたいよ!」

 

正「優のお父さんが!」

 

そして術式は消え根も消える

優は立ち上がる

 

優「これは父さんが俺の為に残しといた術なんだ 

喜美に渡したペンダントは木の神の加護が入った木の世道術

鈴に渡したのは月の神の加護が入った心の世道術

そして正純のは太陽の神の加護が入った光の世道術だ

そもそも世道術とは

世道という人の守るべき道と言って、人を守りたい時に使う術なんだ!」

 

正「これは守りたい者がいれば、これを自由に扱えるのか!」

 

優「いや!残念だけど!俺を押さえる時だけだ」

 

正「優を押さえる時だけ?」

 

優「ああ!それしかこのペンダントの術式は入っていないんだ!」

 

正「そうなのか」

 

優「これなら!俺も抑えられるし問題ない!」

 

イ「ぐ!」

 

優「さて!まだやる?」

 

まだ臨時生徒総会はこれからだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




すいません!修正が大きくありましたので
入れておきます
誤字や脱字があればお願いします


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高嶺の舞 上

今までの投降や感想見て
誤字や脱字が多いとの
報告がありました

本当に申し訳ありません

しっかり確認して

誤字や脱字がないようにします

それではどうぞ


そして優のことも解決になったため

話を続ける

 

優「まだやる?インノケンティウス ここまで俺たちがやれることは想像についてないでしょ?」

 

イ「いや!」

 

優「!」

 

イ「お前がいるんだ!結構やってくれることぐらい想像はついている だから!」

 

優「だから?」

 

イ「やれ!ガリレオ!」

 

指を鳴らしてインノケンティウスは命令する

 

発動!

 

鈴「ゆ 優君!そっち!」

 

優「!」

 

先ほどの鈴に渡したペンダントが発動した

鈴のペンダントは心を読み取ることができる ちなみに優にしかできないが 優の心に入って止めることができる

そして鈴のペンダントが発動して鈴は運動場の所に魔神族の老人が一人いることを伝える

 

優「元パドヴァ教導院学長のガリレオか!」

 

ガ「さすが世道術 私の居場所もお見通しか」

 

なんとガリレオは世道術を知っていた

そして優はそれを聞いてなら自分が攻撃しようと思うが

 

ウ「優!お前はそこにいろ!」

 

優「!」

 

ウルキアガが先に攻撃して飛んだ

だが

優はガリレオが持っている物に気づいた

 

優「よせ!ウルキアガ!ガリレオに攻撃しちゃダメだ!」

 

だが遅かった ウルキアガはガリレオに攻撃したが

 

ウ「なに!これは!」

 

ガ「そう大罪武装だよ!」

 

ガリレオが持っていたのは淫蕩の御身(ステイソス・ポルネイア)だ

 

優「それは武器を解体する能力だ!」

 

ガ「その通りだ!」

 

ウ「く!」

 

ウルキアガが持っていた拷問器具を解体

だが

攻撃は終わっていない

 

ウ「行け!ノリキ!」

 

ノ「はあ!」

 

優「ノリキもいたのか!」

 

ウルキアガの後ろから走るノリキ

だが

攻撃したが

 

ノ「なに!」

 

効果がない

 

ガ「そんなものか?天動説!」

 

今度はガリレオの攻撃で二人は地面に這いつくばり

重力を操られているせいか勝手に倒れる

 

ノ・ウ「ぐあー!」

 

優「ウルキアガ!ノリキ!」

 

優は二人を呼ぶが

 

優「く! ガリレオ!」

 

移動術で優と正純の前に出るガリレオ

 

ガ「これ以上 君に喋るのは困るのでな ここで授業終了させてもらおう!」

 

そしてガリレオは優に攻撃する

 

優「そうはさせない!」

 

正「優!」

 

葵「あぶねえ!」

 

優は刀で抜刀の構えをし ガリレオを迎え撃つが

バリン!

と術式が割れる音が聞こえ

優は何か来ると思い 構えだけ取って

そこからは動かない

そして優の前から 槍を持った女性が出て来た

その女性は

 

優「二代!」

 

正「え!」

 

そう二代だ

二代は前に出てガリレオが攻撃しようとした右手を槍で止める

 

優「どうしてここに?」

 

二「Jud!優殿 約束した通り優殿に挑みに来たので御座る!」

 

優「え!」

 

まさかのここまで来て挑みに来た事にビックリする優

それよりまだ覚えていたことのほうが驚きがデカイ

 

正「優!お前!二代の知り合いか?」

 

優「そういう正純も知り合いなの?」

 

二「正純は中等部の頃一緒で御座る

優殿は昨日で会い 拙者を倒した実力者で御座る!」

 

優はなるほどと言う

確かに同じ本多だしつながりはあると確信した

 

葵「優!お前!この女ともイチャイチャしてたのか!」

 

一同「「「「「なにーーーー!」」」」

 

優「なわけないだろ!俺は酒井学長の護衛で!行っただけで!やましいことはしてない!」

 

二「そうで御座る!ただ拙者のことが心配という理由で抱っこされただけで御座る!」

 

二代は真剣に言うが

皆が聞けば驚きである

 

一同「「「「「なんだとーーーーー!」」」」」

 

正「お前!なんで二代を抱っこするんだ!何をしたらそうなるんだ!」

 

優「いろいろ理由はあるんだよ!二代もこれ以上変な事を言わないで!」

 

正純は優の肩を掴み優を揺らす

優はまた面倒な目で見られそうだ

だがそこへ

 

ヨ「まったく!何をしているのだ!」

 

優「!」

 

葵「お!麻呂に麻呂嫁じゃん!」

 

ヨ「麻呂を言っていいのは麻呂だけだ!」

 

そして階段の方からヨシナオとその嫁も出て来た

 

優「ヨシナオ教頭!」

 

ヨ「ああ!優君!大丈夫だ!少し待ちなさい!教皇総長!彼を逮捕してはなりません!」

 

優「!」

 

葵「!」

 

イ「なぜだ!」

 

ヨ「彼は......あの武蔵の白い桜!刃の息子だからです!」

 

二「!」

 

ガ「!」

 

イ「なんだと!」

 

民達も騒いでいるそれだけ刃は有名なのである

 

ヨ「彼に手を出せば!心道家(・・・)が黙っていないでしょう!」

 

イ「だが!証拠はあるのか?」

 

確かに息子だからと言って証拠が無ければ意味がない

 

ヨ「二代と優殿を戦わせようと思います!」

 

イ「なんだと!」

 

優「え!」

 

二「なんと!」

 

なんとヨシナオは優を戦わせる気だ

 

優「いやいや!何を言っているのですか!俺は戦いませんからね!」

 

ヨ「済まない!優君こればかりは教皇総長も納得いかないだろ 君の力を見せれば君が心道家の一人ということを証明できる!」

 

優「つまり俺が父さんの息子と言う証を二代と戦って証明しろと言うのですか?」

 

ヨ「そうだ!そうすれば君に決定権ができる!」

 

優「父さんの息子だからと言ってそんなものがあるはずない!それに俺は父さんを殺した!」

 

ヨ「あるのだよ!刃君にそれを任された!」

 

優「父さんが!」

 

ヨ「うん!だから戦いなさい!そうすれば君は自由だ!」

 

優「く!わかりました!やります!」

 

仕方なくこの場を切り抜ける為に応じた

 

ヨ「では!オリオトライ教師!」

 

オ「はいはい!正純とトーリの相対は教皇総長の乱入により 今からその勝敗も賭けて 優とその二代が戦うわ!いいわね!」

 

イ「以後気をつけよう!ガリレオ!」

 

インノケンティウスはガリレオを目で合図しガリレオは消える

通信も切れる

 

オ「それではここからは延長戦!いいわね!」

 

優「わかっています!」

 

優は二代に向く

 

優「本当だったら!君とはやりたくないよ!」

 

葵「だったら!他に変わる?」

 

優「それじゃ!さっきの意味ないじゃん!」

 

何を言っているんだ とツッコミをする優

 

直「それじゃ私が優の代わりに地摺朱雀でバコンッと一発かましてくるさね!」

 

優「いやいやいやいや!被害が出るからダメ!ダメだよ!それに直政本人を狙うから!」

 

ミ「なら!わたくしが!ドカンと一発いれますわ!」

 

優「君も何か投げるから!ダメ!それに二代に神格武装を壊されるよ!」

 

浅「それより!遠距離射撃でズドンは?」

 

優「あれだけ!巫女は人を打たないって言っている割には自分やってんじゃん!ダメだよ!ダメだからね!」

 

点「なんでこの女集!擬音系でござるか!」

 

葵「ちなみに優もその擬音系の一人に入っているんだぜ!」

 

優「え!なんで!俺!」

 

葵「だって優もザシュ!ってあるだろ!それも浅間達と同じなんだよ!」

 

優「お前!俺が斬り裂き魔だから!入れただろ!」

 

ザシュというのは斬った時の音

つまり優も斬りまくっているから葵は優も入れた

 

点「では自分が行くでござるよ!」

 

葵「ダメダメ!こいつは『拙者御座る』じゃん!お前は『自分ござる』じゃん!お前はキャラの濃さで負けているの!」

 

優「それ!戦闘に関係ないだろ!」

 

点「確かに!そこまで開き直れんでござるよ!」

 

優「お前も!気にするなよ!」

 

なんだかんだ進まない

 

優「いいよ!俺がやる!俺の証明を出さなきゃならないんだから!」

 

葵「けど!やりたくないんだろ?」

 

優「そうだけど!」

 

二「どうして優殿は拙者の相手をして貰えないので御座るか?」

 

優「それは........」

 

そう 優は戦闘になると危険なことがある 自分が戦闘の本能に従い 模擬戦であっても相手を斬ってしまうかもしれないからだ

そもそも斬殺丸とは 優の裏の性格という存在 彼が本能で生きていた状態だ 優は10分程度なら自分の本能を押さえ込めるが

それをオーバーしたら 確実に相手を殺してしまう それが訓練でも

優が戦いたくないのは 自分が死ぬのが怖いのもそうだが

自分が仲間でも斬殺する可能性が高いからだ

過去にそれはないが確実に出てきそうな感覚はあった

本能に従うのは人間にとって危険だ

だから優は戦いたくない

 

だから

 

それを理解している者がいて 相手が強かろうと

優の為に前へ出る

 

優「喜美?」

 

そう優の前に喜美が出た

 

二「なにようで御座るか?」

 

喜「あんたの相手はこの賢い私がやるわ!」

 

二「なに!」

 

優「喜美!」

 

喜「愚弟!その貧乳政治家と下がりなさい!」

 

葵「OK!わかったよ!行こうぜセージュン!」

 

正「いいのか?」

 

葵「大丈夫!今の姉ちゃんは誰にも負けない自信がある(・・・・・・・・・・・・)

 

正「?」

 

そして二人は下がった

 

優「喜美?何を?俺がやるから君は!」

 

そして喜美は優の方に振り向く

 

喜「少しはわかりなさい」

 

優「喜美!」

 

喜「今度は」

 

優「!」

 

喜「私があんたを助けるから(・・・・・)

 

優「!!!???」

 

優はその時 人生の中で一番焦った

 

優「違うんだ喜美!アレは(・・・)喜美のせいじゃない!」

 

喜「悪いけど!これは私にも譲れないから!」

 

そして喜美はさっき程のペンダントを発動させ

また優の周りに花の根が出て優を 縛り上げる

 

優「ぐ!喜美!話を聞いてくれ!アレは喜美のせいじゃない(・・・・・・・・・・・・)!」

 

喜「あんたは!そこにいなさい!もう一人で!背負わせないわ!」

 

優「喜美!喜美ーーーー!」

 

優はひつこく止めるが喜美は二代に相手する

 

優「トーリも!喜美を止めてくれ!」

 

葵「悪い!俺もお前の罪を背負いたいから(・・・・・・・・・・・・)止めないぜ!」

 

優「な!・・・・・く!」

 

優はさすがに諦めた

木の世道術は固くて簡単には解けない

そのまま見ているしかなかった

 

二「なぜ!おぬしが!」

 

喜「私が相手じゃ不満?けどあんたじゃ優には勝てないわ!」

 

二「なに?」

 

喜「優はね いろんな罪を背負っているの!それがあいつの強さ!けど!私もそれを背負いからあんたに挑むの!」

 

二「背負う?」

 

喜「そうよ!それが私の 優を支える為に戦うことよ!」

 

二「支える為?」

 

喜「そうよ!ウズィ出なさい!」

 

喜美の襟元の軽装甲が開きそこから踊子風の走狗。が出て来た

 

ウ『優君♬お久しぶり♬大丈夫 任・せ・て♬』

 

優「ウズィ!君まで!」

 

そしてウズィは喜美のところへ

 

喜「あんた 渦め系の神について知っている?」

 

二「騒ぎ笑わせ、それらの感情を伝播するとか そのようなことしか知らぬ!」

 

喜「なら教えてあげる!」

 

そういって喜美は服を少しだけさらしだけ 足を右左と揺らす

 

喜「言っておくけど!優みたいに攻撃の術式ないから!」

 

二「本当に戦闘用がないで御座るな!」

 

確かにない

そして喜美はひたすら右左に体を揺らす そのステップを繰り返す

 

二(警戒は必要で御座るな)

 

そう二代でも

戦闘用がない相手に対しても警戒を続ける二代

だが

少しでも攻撃が当たれば喜美の体は倒れると推測

二代は蜻蜓切の活断は必要なく

速度を確かめる為に二代が先に攻撃する

 

二「参る!」

 

二代は加速術式で蜻蜓切で喜美の足を転ばす

 

点・ネ「速い!」

 

二「終わり申した!」

 

喜「それで終わり?」

 

二「!」

 

そう振り向くと 喜美は普通に立っていた

 

二「まさか!なぜ!」

 

喜「わからないかしら?優はわかったでしょう!」

 

さっきから喜美の世道術で捕らえれている優は言う

 

優「ああ!二代!喜美のペースに飲み込まれているぞ!」

 

二「なに!拙者が!」

 

優「もう一度やってみればわかるよ!」

 

二「く!なら!」

 

そして二代はもう一度やるが

転ばない

 

二「なぜで御座る!もしや術式で御座るか!」

 

喜「答えてあげるわ!特別に!行ったでしょう優みたいに攻撃の術式はもっていない 私が持っているのはエロ系とダンス系よ 私はあんたに触れることを拒絶しただけよ!

私は枯らされてもいい人しか 私には触れることができないの! さあ!やってみなさい!私は優が戦い続ける限り!私は花のように舞い続けるわ!」

 

喜美はウズィを空に上げ 術式の結界ができ

喜美は歌う

 

喜「通りませ♬通りませ♬」

 

二「通し道家!舞の歌にするで御座るか!」

 

どんどん喜美のステップが歌に合わせて踊る

 

二「まずい!奉納の価値が上がっていく!ならばこちらも通しで行く!」

 

二代も術式を使い攻撃する

喜美は周りに表示枠を周りにばらまく

表示枠には高嶺の花と書いてある

二代はそれを攻撃したが弾き返される

 

そして喜美は踊る

 

喜美にも守りたい者がある限り踊り続ける

 

そして表示枠が増える

 

そして二代はそれを破壊し続ける

 

槍で何度も突く

 

そして二代は何度もひいて突くが喜美には届かず

二代は続けるそれでも続ける

 

二「うおー!」

 

術式を何枚か被せた表示枠を破り

喜美の腕に少しだけ 傷がつく

 

血が優の額につく

 

正「血が出ているぞ!大丈夫なのか!」

 

葵「大丈夫!姉ちゃんはそれだけ悲しいこともあって俺や優のことで泣いたんだ 姉ちゃんはそれだけ覚悟があるんだろう 守りたい奴の為に踊り続けるってな!」

 

正「なら?優の言っている ”喜美のせいじゃない”ってなんだ?」

 

葵「それは!俺のせいでもある!」

 

正「?」

 

喜美の体はどんどん傷がついていく

 

喜(いいわ!なかなかに!私もまだこんな思い胸に戦っていたのね!でも足りないわ!優の後悔に比べたら!)

 

それはホライゾンの事故の亡くなる前とその後のこと

 

 

 




今までの投降は呼んで少し
修正します
ご了承ください
誤字や脱字あれば
またお願いします


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高嶺の舞 下

申し訳ありません
今までの投降を少し修正しました
ご了承ください

それでは本編どうぞ


喜美サイド

 

 

 

それはホライゾンの事故の話

 

 

 

そもそもホライゾンが失った理由はなんなのか

みんなが言っていた”彼のおかげ”とは?

それは

優がホライゾンやトーリの為に責任を負った

罪の代償である

優は昔からホライゾンのことを見守って来た

優は昔は優しくなくホライゾンを守るためならどんな酷いことでもできた

ホライゾンにちょっかいする奴を殴ったり

守るためなら小刀で人を斬ろうともした

優には友達なんて私か愚弟か鈴か直政とホライゾンしかいなかった

 

本人は今とは全然違う性格そのもの

言うなれば”斬殺丸”というそのものだった

 

みんなには怖がれていた

昔の優は私たち以外は敵という考えしかなかった

いつも優の喧嘩も止めるのも私たち

ホライゾンに怒られてばっか

人を優しくするという考えがなかった

昔の優は

だけど

 

優が優しくなったのは

あの事故のことだ

けど

そのついでに私の罪も彼が背負ってしまった

 

それはあの事故が起こる前

 

今日は武蔵の改修を決めた際の式典の日だった

その日は祭りでもあった

その日も優はホライゾンにつきっきりだった

 

だけど

 

実は愚弟がホライゾンのことが好きだから

今日ぐらい二人にデートさせて欲しいと私が優に頼んだ

それで

優は不安ながらその頼みを受け入れた

その間、優は私の用事に付き合ってくれた

でも

本当は私が優のことを好きだった

その5日前に

ホライゾンが優のことを好きだと言い出した

昼休みの時に

強くて 誰かを守ろうとする 彼が

好きだったらしい

でも

私も好きだった 

 

あいつに”いい女になるんなら強くならなきゃな”とか言って

いつも私に教えてくれたあいつが好きだった

私はいい女になれば 優に近づけると思った

優の強さに惚れた私はいろんな努力をしてきた

子供でありながら恋をしていたわ

そして今日

私はいい女だと証明するために

優を連れて 用事に行った

私はホライゾンに負けたくないからと

焦ったのかもしれない

優がもし ホライゾンの方へ行ってしまうのだと

怖かったからだ

 

だけど

 

私はそれが原因で彼を傷つけてしまった

 

ホライゾンが馬車で轢かれてしまった

その報告を聞いて優はものすごいスピードでその轢かれた場所に向かった

優はそこに辿り着いた時

二人の名前を呼んで泣いていた

 

私が連れて行かなければこんな事になってはいないと

私は後悔をした

 

そして

 

その後

 

愚弟はそれが原因で何も食べなかった

だが私は無理矢理にでも食わせた

ホライゾンの所にも行けなかった

とか

いろんなことを言って無理やりでも何かを食べさせた

 

そこへ優が出て

愚弟を励ました

 

おまえがそんなんで!どうすんだよ!

ホライゾンが泣くだろ!

 

ホライゾンの為に生きろと 愚弟を励まし

みんなで泣いた

 

だが

 

それで終わりじゃなかった

 

その責任を優が背負うため

ホライゾンの事故が愚弟だけでなく

優もその責任を負った

理由は彼女を見守らなかったと言う理由で 自分の責任だと

三河の人たちに言った

それが原因で武蔵の為に働けと強制労働が出た

優はいつもいろんな手伝いをしているけど

好きでやっているのもそうだけど

半分はその事故の責任をとるため

武蔵の機関部だとか、いろんな仕事を、彼がトーリだけの責任にしないと言う証明が欲しいから手伝いをしている

それを成し遂げたことでホライゾンを殺してしまった責任を優と愚弟になり

その場所を後悔通りと名付けた

 

優はその頃から優しくなった

ホライゾンの言葉を忘れない為に

優しさを忘れない為に

ホライゾンが死なせた罪を優が背負ってしまった

 

私がこんなマネしなかったらあんなことになってなかった

だから

私も背負おうとした

けど

優に止められた

それはダメだって

何度もそれを言ったけど 優は聞いてくれなかった

優が一番悲しんでいるのも関わらず

何もできなかった 彼を助けることができなかった

私は弱かった

 

**********************

 

だから

今度は私が優を守ると

だから私はこの女侍に戦いを挑んでいる

 

優を支える為に戦てっいる!!!!

 

二「はあ!」

 

あの時の優の後悔は私のせい!だから

なにがあっても!

私は!支える!

 

優を!

 

もうこれ以上泣かせない!!

 

二「はあ!」

 

あの痛みに比べたら痛くない!

優を守る事ができるなら!

傷をつけられても!

構わない!

 

二「はあー!」

 

術式の表示枠が全て消え槍が喜美に届いてしまう

 

浅「喜美!」

 

正「!」

 

優「・・・・・」

 

だが

 

発動!!!!!

 

二「なに!」

 

喜美の周りに花の根が出てくる

世道術は優を押さえる為にあるのに

喜美を守るのにも使えた

 

根は二代の足や槍に巻き付き二代の動きを止める

 

優「これは!」

 

根と言っても桜の木の根であり

それに着いていた桜の葉は

喜美の周りでチラチラと落ちる

それも無数に

 

喜「なんで?私にそれが届かないかわかる?」

 

二「なに!」

 

喜「簡単よ!あんたには守るものがないからよ!」

 

二「!」

 

喜「私は優を守っている!だから優の持っている刀である桜花が力を貸してくれて ペンダントの世道術が発動したのよ!」

 

二「あの刀が!」

 

優の刀を二代は見る

 

優「桜花なの!あの世道術を動かしたの!」

 

桜『そうだよ!だってもともとあれは私の力だもん!』

 

優「桜花の!」

 

桜『そう!世道術は確かに人の守る道という術だけど!もう一つ世道(せどう)と言って人が守るべきという意味でもある!』

 

優「だから世道術が届いたのか!」

 

二「なら活断するまで!結べ!蜻蜓切!」

 

二代の蜻蜓切の刃が光

根を活断するが

根は切れなかった

切れたのはせいぜい桜の葉だけ

 

二「なぜだ!」

 

喜「簡単よ!これに名前はないから!」

 

二「!」

 

喜「だってその槍、名前を断ち切るのでしょ!この桜にはないわ!名前!」

 

二「な!」

 

喜「これに名前はないわ!それになんで?あんたは誰かの為に戦わないの?」

 

二「それは!」

 

喜美は世道術を解き

二代に絡まっていた根が消える

ついでに

優のにも消える

だが喜美の周りの桜の葉は消えず

喜美の周りにヒラヒラと落ちる

 

喜美は二代のところまで歩く

 

喜「あんた!間違っているのよ!人を守る相手を!」

 

二「!」

 

喜「極東のために戦うんなら!極東の君子の遣えるもんでしょ!あんたは守る相手を間違え!さらには敵に回るなど!侍として不出来よ!このおバカ!」

 

喜美の周りに散らばっていた桜の葉が、喜美の手の周りに集まり

その集まったまま手を上げ 桜の葉と共に叩く

二代の頬を叩く

 

バシン!!

 

二「う!」

 

そして叩いた後桜の葉は消える

二代はの頬には桜の花の形ができている

 

葵「うお!姉ちゃんのビンタ!痛いてーからな!あれは聞いたぜ!」

 

点「あれは!術式なので!ござるか!?」

 

ネ「あの桜の葉が葵姉君のビンタを強くしたんだろう!」

 

桜『説明いるかい?』

 

ネ「欲しいです!」

 

一同「「「「「おまえって奴は!?」」」」」

 

桜花(眼鏡の坊やが説明が欲しいそうなので説明します

 

今の技は

 

桜衝撃(おうしょうげき)

 

桜の葉に攻撃する部分に集まり、その集まった所は攻撃すれば建物が壊れるほどの力

ただし喜美はビンタだから助かったものの

パンチだちか刀の刃だったら 即死もあり得る

つまり攻撃を上げる為の術式だよ

 

これで桜花の説明は終わりだよ)

 

ネ「なかなかにいい技だね!僕にはとっては必要だからね!」

 

一同「「「「おまえ!資料が欲しいだけだろ!」」」」

 

そんなこんなで喜美は二代に怒る

 

喜「わかったら土下座!早く!」

 

二「Jud!拙者考えすぎて!過ちを起こすとこで御座る!」

 

二代は土下座する

 

喜「それに優もサムライよ!優はホライゾンを助ける為に戦うのよ!しかも!一人で!」

 

二「優殿が!」

 

喜「ええ!わかる?あいつは極東の君子を助けるためなら!世界を相手にもするのよ!そこんとこ!優から学びなさい!」

 

二「Jud!優殿!これから!いろんな事を学ばせて頂きたいで御座る!」

 

二代は優に土下座する

 

優「ああ、うん!俺でよければ!」

 

二「Jud!かたじけない!」

 

喜「それに二代!あんたは私に届きたいなら!私みたいに守るものを作りなさい!」

 

二「守るもの?」

 

喜「そう!私は優を守るから!私は負けないのよ!支えるものがあるから私は戦うのよ!それに私はいい女で!惚れた相手にしか負けないのよ!だから優には勝てないのよ私は!」

 

葵「姉ちゃん!それ!優に告白しているのと同じじゃね!?」

 

点「なるほど!で!優殿はそれを聞いて どうで御座るか?」

 

みんな 優の方へ向く

優は

 

優「・・・・・・・」

 

顔が真っ赤だ

右手で口を押さえている

 

葵「あれー♬もしかして?うれしかった?」

 

優「・・・・・・・」

 

正「なにか喋ったら!どうだ!優!」

 

優「正純はなんで怒ってるいるのさ」

 

正「お お 怒ってない! おおお 怒ってないぞ!」

 

みんなが あ!正純にも嫉妬が

心の中で思った

 

二「なるほで!では!拙者も優殿を守らせてもらう所存で!」

 

一同「「「「えーーーー!?」」」」

 

優「なんで?そうなるの?」

 

二「Jud!そうすれば!喜美殿みたいに強くなれるからで御座る!」

 

優「それでこうしたんだ!まあこれからもよろしく!」

 

二「Jud!これからもよろしくお願い申す!」

 

優「うん」

 

こうして喜美の勝利が決定した

 

優「喜美」

 

喜「伝わった?私の支える気持ち?」

 

優は本当だったら止めたいところだが

 

優「わかった!俺のやる道は険しいけど!それでも着いて来てくれる?」

 

喜「ええ!着いていくわ!あなたを守りに!」

 

優「ありがとう!」

 

優は右目だけ泣いていた 自分のために戦っているものがいることに こんな人殺しのために

泣いていた

みんなもそれを見てもらい泣きをしている者や

笑顔になるのもいた

悲しみを背負っていた彼が初めて喜んだ

 

葵「あれー?泣いていたりして!そんなに嬉しかったのか?優?姉ちゃんの告白?」

 

一同「「「「「だからお前!?ブチ壊しだよ!?」」」」」」

 

優「な!」

 

優は真っ赤になる

葵は相変わらずこんな いい場面をブチ壊す

 

優「今の!告白なの!」

 

喜「へえーそうなの なら優?私じゃ不満?」

 

優「え!い いやそれは.......」

 

その先を言おうとしたが

正純のやばいオーラを感じて

皆は怖がっている

それに正純は笑顔なんだが怒った顔を感じる

 

正「優!それより証明どうするんだ!お前の心道家の証明!」

 

優「あ!忘れてたーーーー!?」

 

やばい!どうしよ!

 

桜『それなら!心配ない!」

 

桜花がいきなり喋りだした

一体彼女はどうやって証明するのだろうか

 

優「桜花?」

 

桜『私が証明しよう!優!任せてくれ!』

 

 

 

 

 

 




すいません修正しました
ご了承お願いします



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王とサムライが望む未来に

すべてを取り戻すために
世界を相手にする
それは

無謀なのか

それとも希望なのか

それが誰がどう思うと

二人は望む

すべてを取り戻すために
皆が生きることが出来る世界に
二人は戦う!


喜美が勝ったのは俺たちにとって申し分ないことだ

だが

この相対は 俺が心道家の者か?という証明の相対だった

なのに 俺が戦うことを拒否してしまったために

喜美が出てしまった

 

だが

 

桜花が戦わなくとも証明があるという

 

それはなに?

 

桜『では言おう!優が!心道家の者だと言う証明を!』

 

どこにそんな証明があるのか

 

それは

 

桜花『この!』

 

優「この?」

 

一同「・・・・・・」

 

この!

 

 

 

 

桜「優が持っている私!私自体が!心道家という者の証明だ!」

 

 

 

 

 

優「・・・・・・」

 

一同「・・・・・・・」

 

みんな沈黙している

誰がどう見ても桜色の刀を持つだけで その家の者とはみんな思えないからだ

 

そして

 

桜『アレ?なんで?なんで?みんな沈黙しているんだ?』

 

優「いやいや!みんな沈黙するよ!?なんで桜花という刀を持つだけで心道家の者になるの!?」

 

確かに変だ 桜花を持つだけで証明になるわけがない

そのはずが

 

イ『こ!これは!なぜ!貴様がその刀を持っている!』

 

優「え!」

 

まさかのインノケンティウスだけが証明だと言うことを理解した

しかも桜花の事を知っている

 

イ『なぜ!貴様が”刃”の刀を持っている!』

 

優「え!インノケンティウス!君は父さんのことを知っているの?」

 

まさかの教皇総長が優の父である刃を知っていた

 

桜『誰かと思えば!刃に負け続けた!インノケンティウスの坊やじゃないか!』

 

イ『やはり!桜花!貴様か!』

 

桜『あら 見ない内に随分と偉そうね!刃がいないからと言ってあまりヘタなことはしないほうがいいわよ!』

 

どうやらインノケンティウスも桜花のことを知っているらしい

 

優「やっぱり!父さんはインノケンティウスの知り合いだったのか!」

 

桜『まあね でも あの坊やは武蔵を支配したかったみたいだけど 刃に簡単に敗れたわ』

 

葵「てっことは 優のお父さんには あのオッサンは勝てないから 優にも勝てないんじゃね? だってそのお父さんの力も優が受けづいてんだろ?」

 

イ『なに!』

 

桜『そうよ!残念ね!インノケンティウスの坊や!あんたの企みなんて簡単に潰せるわ!』

 

イ『く!』

 

これで教皇総長も簡単にはいかなくなった いや

むしろ不利になったかもしれない 優がいるというのは 刃がまだ存在するという意味でもある

 

優「では!どうするおつもりですか?ヨシナオ教頭!これで俺が父さんの息子である証拠も 俺が心道家の人間であることをも証明した!それで俺はどうなるんです?」

 

ヨ「うーん」

 

ヨシナオはこのためにもしかしたら刃に言われたのかもしれない

『いつか俺みたいな人が(・・・・・・・)が来たら その人にに”アレ”を譲ってくれ!』

刃に任されたのだ  それを

 

今 果たすべき

 

ヨ「では!心道優を!”武蔵の将軍”として!任命する!」

 

イ『なんだと!』

 

一同「「「「「「えーーーー!?」」」」」」

 

優「なに?武蔵の将軍って?」

 

だが民たちは喜んでいた

「マジかよ!あの武蔵の将軍だぜ!」

「すげえこれで武蔵もやばい戦力になるんじゃないのか?」

「これなら 俺たち負ける気がしねえよ」

民たちは喜びながらも もっと戦う意思を見せた

優は武蔵の将軍の言葉はわからずにいた

 

優「そんなにすごいの?武蔵の将軍って?」

 

点「すごいもなにも!?それさえあれば武蔵を手に入れたも同然でござるよ!?」

 

優「つまり俺が武蔵を自由に扱えるってこと?」

 

ネ「それだけじゃないよ!王も優君が決めることができる!権限も持っている つまり武蔵の支配者になったも同然な位だ!」

 

優「それだけ地位が高いんだ 王よりも」

 

ネ「うん!しかもその地位は君のお父さんである刃の地位なんだ!」

 

優「つまり父さんは昔、武蔵にいた時は武蔵の将軍をやっていたのか」

 

だから”武蔵の白い桜”というあだ名がついたのが

だいたい検討はついた

 

優「それじゃ俺が将軍になることで俺の逮捕がなくなるのか」

 

ヨ「その通り!これからも武蔵を守ってくれ!」

 

イ『勝手なマネを!なぜ斬殺丸が武蔵の将軍になる?』

 

ヨ「その初代武蔵の将軍である刃殿が彼に任命して欲しいと約束したのです!」

 

イ『なんだと!』

 

ヨ「これは初代武蔵の将軍の約束!それを破る事はできません!それに彼なら武蔵を守れると確信があります!よろしいですね?聖下!」

 

イ「貴様......」

 

優「それじゃ!今の俺ならどんな命令でも聞いてくれるんですね?」

 

ヨ「ああ!もちろんだとも!それでなにを?」

 

優はこの時閃いた

武蔵のすべてを考えることのできる人を

そして

俺と一緒に目指す 未来の為に一緒に切り開いて、戦ってくれる人を

 

優「トーリ!」

 

優はいきなりトーリを呼んだ

 

葵「ん?なんだ?」

 

優「お前の夢!俺が叶える!」

 

葵「え?それって!」

 

優「ヨシナオ教頭!」

 

ヨ「なんだね?武蔵将軍?」

 

優「これは身勝手なことを言うかもしれませんが!できればお願いします」

 

確かにこの頼みはヨシナオにとっては酷い話かもしれない

だけど

彼になら託せる

 

ヨ「それはなんだね?」

 

優「葵・トーリを!」

 

ヨ「葵・トーリを?」

 

それは

 

 

 

 

優「葵・トーリを!武蔵の王にして欲しい!」

 

 

 

そうトーリを王に

 

ヨ「え?」

 

葵「マジ!」

 

一同「え?」

 

そうそれは命令ではないが 頼みではあるのだが 無茶な頼みだ

そんな無茶な頼みを聞いて

みんなは

 

一同「「「「「「えーーーーー!?」」」」」」

 

そうなるだろう優はわかっている それでもトーリなら 親友なら みんなを元気付けることができるからこそ 王になってもらいたい

 

ヨ「ほ ほ 本気で言っているのかい?優君?」

 

優「ええ!でも!それがだめなら!副王でも構いません!あなたは王ですから!」

 

ヨ「理由を聞いてもいいかね?なぜ彼だか」

 

優「ええ!トーリなら!皆を支えることがきる奴だからです!」

 

ヨ「みんなを支える?」

 

優「ええ!ヨシナオ教頭 いつも言っていましたよね 王なら民を思う人間になると」

 

ヨ「うん」

 

優「彼は確かにふざけすぎる程にバカなマネをしています けど 彼が一度でも死んだ人に対してふざけた事はありますか?」

 

ヨ「!」

 

優「ありませんよね!だから人を思う心があるんです!そういう人を思い!これから失わず行く未来と過去に失ったものを取り戻す為にしたいと!彼は王になりたいのです!」

 

ヨ「うーん」

 

優「あなたもそうじゃありませんか?ヨシナオ教頭!」

 

ヨ「!」

 

優「あなたも領地を守りたいからこそ 武蔵の王になった それが嫌でも 王になる資格はそれぞれですが ですが! 

この武蔵は人を想うことの大切さが必要です!だからこそ!彼を王にしたいのです!これから進む俺たちの未来に彼が必要なのです!」

 

ヨ「・・・・・」

 

ヨシナオは考えていた 確かに王になるのは国それぞれ

でも

この武蔵の王が彼になればどうなるか

 

優「もちろん彼だけにはやらせません!その為に俺と言う将軍がいますから!その時は俺も考えます!どうか!ご決断を!」

 

確かにあいつの事だからなにか足りないことをしてしまうのかもしれない

だからと言って敵対の意思をも各国から見られる

だがその前に

 

ヨ「葵・トーリ!貴様は王になってなにをする?」

 

葵「俺は!俺のせいで無くしたホライゾンのすべてを取り戻すことと!これから優の目指す未来の為にに俺も優と一緒に戦うのさ!」

 

ヨ「・・・・」

 

誰かの為に王になる かつて自分もそうだった 自分の領地を守る為に王になった

だが

彼らを見るとなんだろう?

なぜか?彼らなら任せることができるかもしれない

そして今でも思い出す刃殿がくれた言葉

なら 王として言おう

 

ヨ「わかった!なら!葵・トーリとホライゾン・アリアダストを副王として任命する!」

 

優「ホライゾンも!」

 

葵「マジか!」

 

一同「「「おーーー!」」

 

ヨシナオもついに彼らを受け入れるを認めた

 

イ『血迷ったか!ヨシナオ王!」

 

ヨ「聖下!私は王であります!彼らが目指す未来を私も見守りたいと想います!それが王である麻呂の使命であります!これが私たちのやることが非があると言うなら聖連会議にて判断していただく所存です!」

 

イ『それは国際会議だぞ!今の時代にそれを行える値する会議はないんだぞ!』

 

優「いや!ある!そうだよね!正純!」

 

イ「!」

 

ヨ「!」

 

そう正純が行える方法を知っていた

 

正「ああ!それはヴェストファーレン会議です!」

 

イ「!」

 

ヨ「!」

 

ヴェストファーレン会議

更新停止した聖譜が最後に示す歴史再現である 三十年戦争の終結することができる

いくつの国際法で決められた会議であり

あと半年後の10月24日にある

 

正「その会議で私たちの是非をはかるのわ?」

 

イ『だが それまでは聖連と全面戦争すると言うのだな!』

 

優「終わりは見えている!だからそれまで!戦い続けるだけです!俺は2年も戦い続けた!これぐらいは皆も耐えきれるはずです!」

 

正「私たちのするべきことはヴェストファーレン会議を目指し!大罪武装を回収して!末世を救うこと!大罪武装は持ち主に返してもらいます!」

 

これが俺たちが目指す未来への戦い

 

優「それで!あなたはそれでもホライゾンの自害をやると言うんだね?」

 

イ『ああ!お前達のやることに危険を感じるからな!』

 

優「俺は確かにそうかもしれないけど!けど!トーリが王だよ!そんな世界を滅ぼすようなことをあいつがすると思う?」

 

イ『それは......』

 

優「どうあってもそんなことをしないよ!なんせ俺の親友だからな!」

 

葵「優!」

 

優「さあ!副王!相手はホライゾンの自害をやると言っているよ!どうする?俺は助けに行くよ!トーリは?」

 

葵「もちろん!俺はホライゾンに告りに行く!」

 

優「だってさ!どうする?インノケンティウス?」

 

イ『どうしてもやると言うんだな!』

 

優「ああ!俺たちは戦う!たとえ二人でもな!」

 

イ『わかった!ならこちらも準備をする!』

 

そしてインノケンティウスから通信が切れる

そしてオリオトライは

 

オ「この相対は武蔵アリアダストの優勢とします!聖連の認めたうえで証明である

よってホライゾン・アリアダストの奪還を極東の判断とします!」

 

一同「「「「「おーーーーー!」」」」

 

これですべてが決まった 武蔵全員が決めたこと でも

ここからが俺たちの戦いだと言うこと

 

優「さて 行こう!トーリ!」

 

葵「ああ!悪いけど行ってくるわ!」

 

そして二人は階段を降りる

みんなは二人が階段を降りるの見る

 

一同「「「「「「ん!」」」」」」

 

葵「お前ら!俺にホライゾンを助けてくれる方法を見つけてくれた!」

 

優「俺は!人を殺したと言うのにみんな受け入れてくれた!」

 

葵「だからもう今度は俺たちだけで大丈夫!」

 

優「ここから先は俺たちのしたい事だから!来なくていい!」

 

葵「俺たちはもう大丈夫!大切なものがある限り!戦い続ける!」

 

優「みんなもそういう大切な人がいたなら迷わず助けてやってくれ!」

 

葵「大丈夫!出来ない俺と強い優が保証するぜ!」

 

優「みんなはもう!弱くないから!」

 

といって 二人は歩く

一人は生きるために戦うことを!

二人目はすべてを取り戻すために戦うことを!

そのために二人は歩く

自分の目指す未来のために

 

だが

 

ヨシナオは思っていた

それではダメだと!それではかつての麻呂と一緒だと

ヨシナオは思った

だから止める必要がる

 

だが

 

もう二人だけにしないと

皆が二人の後に着いて行く

 

ヨ「ついて行くと言うのか!」

 

皆ついていく

 

ヨ「!」

 

ヨシナオがアデーレの持っている槍に気づき

その槍にヨシナオの領地の紋章があることに気づく

 

ヨ「アデーレ君!なぜ君がその槍を!」

 

ア「これですか!父が私に残してくれて!」

 

ヨ「お父上が!」

 

ア「はい!私の父はよその国で暮らしていたのですが、その領地の王様が領地の安堵を約束に聖連に身売りしてしまったらしくて、父は自分たちがしっかりしてなかったから王様が身売りしたんじゃないのかって

だから父は私に王様を守るんだぞ!って槍をくれたんです!」

 

王に押し付けてはならない それが民の意思だと言うこと

ヨシナオは少し間違ったのかもしれない

少し嬉しいともある

自分のやった後悔がこんなにも子供に伝わることに

 

ヨ「それでは君は!」

 

ア「はい!私たちの王や優さんを守ります!」

 

そしてお辞儀して二人を追う

 

そして優とトーリの方は

 

葵「ネイト!頼りにしているぜ!」

 

優「ネイトは強いもんね!」

 

ミ「もちろんです!我が王よ!これからも二人を守ります!」

 

優「東!」

 

後ろから東も来る

どうやら警護隊もいなくなり

出て来たみたいだ

 

東「余にも見てるだけでなく何かしたいんだ!」

 

ミリ『だから!がんばって!優!』

 

ミリアムから通信で入る

 

優「ああ!東!頼むよ!」

 

東「うん!」

 

優「二代!これからも皆を守るよ二人で!!サムライとして!」

 

二「Jud!優殿の頼みとあれば喜んで!」

 

優「それと前に約束した教導院に入ってほしい!」

 

二「Jud!その約束今日果たす為にも優殿ところへ来たので御座るから!」

 

優「うん!それとネシンバラ!警護隊と連携して作戦を頼みたい!」

 

ネ「Jud!将軍の頼みならば!」

 

葵「浅間!あれを通すように頼むわ!」

 

浅「いやだって言っても聞きませんしね!」

 

葵「ありがてー!」

 

優「鈴 大丈夫?」

 

鈴「う うん だ 大丈夫! み みんながいるから!」

 

優「そうか!ならよかった!」

 

喜「優 やるのね!」

 

優「ああ!みんなを守る為にみんなが生きる為に戦う!」

 

喜「わかったわ!でも私も一緒に戦うからね!」

 

優「ああ!頼む!」

 

そしてみんな階段の降りた先に酒井学長と武蔵がいた

 

酒「よう!優!覚悟決めたんだな!」

 

優「ああ!どうしてもこればかりは譲れないから!」

 

酒「そうか!入学手続き!これトーリお前にな!」

 

葵「ああ!」

 

武「優様 ご決断されたのですね......以上」

 

優「うん!朝はごめん あんなことを言って 勝ってで悪いけど これからも俺たちの居場所を守ってくれる?姉さん?」

 

武「もちろんです 私たちは弟の頼みを聞きます.....以上」

 

武蔵の自動人形「「「「「jud....以上!」」」」」

 

武蔵の自動人形たちから通信が入る

 

優「ありがとう!姉さんたち!」

 

?「おい優!お前らだけで行くのか?」

 

優「みんな!」

 

警「俺たちもやるぜ!」

 

そうして警護隊の人たちも優達の後ろに集まってくる

次から次へと

 

葵「よし それじゃ武蔵将軍頼むぜ!みんなになにか言ってやれ!」

 

優「ああ!わかった!」

 

優は皆の方へ振り向く

 

優「俺が言う事は一つ この戦いは強制ではない この戦いは俺たち二人が望んだこと!

それでも着いて来てくれるなら これだけは言わせてくれ!

 

なにがあっても生きて帰って来い!」

 

一同「「「「「「「Jud!」」」」」」

 

皆の声を聞いて

優はまた前に振り向く

 

優「トーリ」

 

葵「ん?」

 

優「俺たちの願い叶えに行こう!」

 

葵「ああ!」

 

優「お前が王様になり!俺が世界を変える!共に行こう!」

 

葵「おう!」

 

そして優は歌う

 

優「二人は♬誰かの♬為に戦いたくて♬

王になって♬世界を♬変えると戦いを選んだー♬」

 

葵「!」

 

正「!」

 

一同「!」

 

歌が変わった ホライゾンの聞いた歌じゃない今度は違う歌を優は歌った

 

葵「歌!変えたのか?」

 

優「いや!これが俺たちの歌だよ!トーリお前も一言!」

 

葵「ああ!じゃ!行こうか!みんな!頼りにしているぜ!」

 

一同「「「「「「「Jud!」」」」」」」」

 

俺たちは戦う!望んだ未来に!全てを取り戻すために!生きる為に!

 

 




今年の投降はこれまで
来年もよろしくお願いします
なにかあれば
メッセージお願いします


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オリ主人公の自己紹介

明けましておめでとうございます
まだ続きの投降の前に
詳しく主人公の自己紹介
をします
まだ詳しく書いてないので
書きます
というより
続きを書きたいけど
いろんな事でやる時間がなく
短いことしか書けないという
理由です


優「で 俺の紹介をやるんだ トーリ」

 

葵「だって!お前の紹介、みんなには言ってないだろ!だからここで紹介という訳で!」

 

優「はいはい それじゃはじめるよ!」

 

 

オリ主

 

心道 優(しんどう ゆう)

 

年齢18歳

 

慎重184.5cm

 

体重40キロ

 

葵「おい!優!お前!?身長そんなにあるのに!?体重が40キロってどういうこと!?」

 

優「いや!でも!何回か計ったけどー....................40だったよ」

 

葵「いやいやいやいや!?どう見ても!?おかしくない!?お前!しっかり!ご飯!食べてるのか?」

 

優「いや!ホントに!俺!しっかりご飯食べているし!だけど!なぜか!体重が40なんだよ!」

 

点「それでは女衆が羨まくなるのではござらんか?」

 

優「体重が40って結構痩せているし 俺たちの年齢じゃ病気だよ!」

 

ネ「だけど 他の女子達は羨ましがっているよ!ほら!さっそく来たよ!」

 

喜「優!何をしたら!そんなに痩せるの?この賢姉に教えなさい!」

 

優「喜美!マジで!俺!ダイエットとかしてないぞ!それより!俺の紹介!続けるぞ!」

 

 

 

髪 黒でトーリよりと少し長め 

服 羽織(新撰組の服装だけど 色は黒)はやめて

今は武蔵の制服の上に黒いロングコートで背中あたりに桜マークがある、そこだけピンク

このロングコートはもう武蔵将軍の証として 着ている

ちなみに”初代武蔵将軍”もロングコートだったけど色は白

これからずっとそれを着ている

手には布の手甲をしている

腰には刀を付けるホルダーがついている

 

葵「そういや 和服はどうしたんだよ?」

 

優「結構汚れたから タオルにした」

 

葵「タオルって 和服を!どうやって?」

 

優「一度広げて 切って そして切った和服を一つずつ縫うんだ 四角いのタオルにしてね」

 

葵「けど 高くねえのか?和服って?いいのか?それをタオルにして」

 

優「アレは俺が作ったから!」

 

一同「「「「!」」」」」

 

葵「優!お前!作れるのか!和服を!」

 

優「材料が結構必要だけど一定以上あれば作れる」

 

葵「お前は本当にすごいな!なんでもできるんじゃないのか?」

 

優「そうとはいっても この前ウエディングドレス作って欲しいって言われて それが一ヶ月も掛かったよ!」

 

一同「「「「「!」」」」」

 

葵「いや!お前!作れただけでもすげえよ!」

 

優「そう?それより!続き!会話なら終わってからね!」

 

 

刀 妖刀で 桜花と呼ぶ(本人が言うのは神格武装ではない)

鞘も桜色で

柄の方も桜色だ

刃は白であり

普段は刀身は木刀なのだが

斬殺丸になると刃に変わる

そして鬼の角が生えた女性で白い和服を着て

優の心の中に出てくる

この人物がこの刀の真の姿

 

性格

 

皆に優しく、自分のことは置いといて

皆の方を優先する人間

だが

それが原因で

自分のこれからの進路を考えていない

昔は普通の村に住んでいたが そこへ兵士が家に侵入して殺されかけた そして桜花を掴むことで 自分の本能を発揮してしまい 怨念術という術が優の中にも生まれ”斬殺丸”という妖を作ってしまった

斬殺丸は優の真逆の性格で 自分に危害を加える者を容赦なしに殺すほどの冷酷な性格だった

それがホライゾンの事故が起きるまで その性格だった

怨念術も人の怨念を使った術式で優の体からその文字が出てくる

世道術は父から受け付き

歌も父から受けづいている

それらを使いどうにか斬殺丸を押さえている

そして父は武蔵の将軍だが

兵士に殺されかけたあの日の前から 桜花を抜いていて なおかつ父を殺す為に何者かに操られ その刀で父を殺害してしまう

その黒幕を止めるべく武蔵の為に戦うことを決意する

父を殺害してしまったことを知った優は

誰もが生きてよかったと言えるような世界にしたいという

父の分も生きて 生きる為に戦うことを決意し

世界を変えるという夢を持つ

 

 

葵「なんか?説明足りなくない?」

 

優「まだ先の為に明かすことができないらしい」

(先の為にまだ明かさない)

 

葵「それじゃ!優の自己紹介もこれまで!優!」

 

優「ああ! 今年も!」

 

葵・優「よろしくお願いします!」

 

 

 

 

 




今年もよろしくお願いします!


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スタートラインのラッパ吹き

もう少しで三河編も終わります
英国に入る前にいくつか
特別な話を入れたいと思います
まだお気に入り100記念も
書いてないので

それでは本編どうぞ


そして時刻は16時をまわり

 

ついにケーピーエーイタリアの陣の近くの関所まで来ていた

点蔵と優は木の中でその守りを偵察していた

 

点「やはり!もう配置してたでござるか」

 

優「宣戦布告したんだ 守りを固くするくらい 戦闘の基本だよ それに上を見てごらん!」

 

点「!」

 

点蔵は上に飛んでいるものに気づく

 

点「武神!」

 

優「敵はケーピーエーイタリアだけでなくトレスエスパニアも俺たちの敵というわけだ」

 

点「トレスエスパニアは優殿を目的でござるか?」

 

優「どうだろうな?相手はあの”立花宗茂”の部隊だからな、もしかしなくても攻撃は来ると思う」

 

ア「じゃあ 私たちの作戦バレたんじゃないですか?」

 

アデーレは今回は機動殻で参加することにしているらしい

優と点蔵は木から降りる

 

優「まあ 敵は二つもいるんだ そう簡単にはいかないだろ」

 

点「優殿がいるから突撃して道開けようって言う作戦でござるからなー、優殿を最前線に置く気満々でござるよ」

 

優「まあ 確かに俺が最前線で行くつもりだけどね!で!人数はこれだけかい?」

 

優は警備隊隊長に聞く

 

警「は!人数はこれだけです!」

 

優「そうか」

 

優はみんなを見る

 

ペルソナにノリキと点蔵と機動殻に乗ったアデーレと警備隊が複数

 

ノ「直政やミトツダイラもいれば 簡単にいけるのにな」

 

優「あの二人は準備があるし、それに俺の交代で来てもらうから 今は準備しているんだ」

 

一同「「「「「え!」」」」」

 

みんなは優が言った言葉に驚く

優が戦闘でも必要なのにその彼がいなくなることは皆もいやである

 

点「交代って!どういうことでござるか?」

 

優「トレスエスパニアもいる以上、必ず立花宗茂が出てくる!宗茂は俺が相手をする!」

 

ノ「それは本多二代が相手するんじゃないのか?」

 

優「彼女にはそれ以外でやってもらいたいことがある」

 

一同「「「「「「?」」」」」」」

 

優「ともかく!俺に任せて」

 

一同「「「「「Jud」」」」」

 

優「うん!それでそっちは準備出来てる?ネシンバラ?」

 

 

***************

 

武蔵でも大きく準備をしていた

 

ネシンバラは多くにモニタを使い

みんなの連絡を回していた

 

ネ「うん!大丈夫!みんな準備出来ているよ!」

 

優『よし!それなら良かった!ネシンバラは皆に指示をお願い!軍師がいなきゃ作戦も成り立たないからね』

 

ネ「Jud!それとナイトくんからも!連絡が来ているよ!」

 

優『マルゴットから?』

 

マ『ユウちゃん!今いい?』

 

優『どうしたの?』

 

ナ『一応報告だけど!上空には三隻警護艦もいるよ!』

 

優『やはり トレスエスパニアも攻撃に入るか!わかった!連絡ありがとう!二人は武神を相手にしてもらうけど、大丈夫?』

 

ナ『まあ 私たちが空中戦が得意しねー、わかったわ!』

 

マ『ユウちゃんもしっかりね!』

 

優『ああ!わかっているよ』

 

そして二人の通信は切れる

 

優『となると この先に審問艦があるのかそこにホライゾンがいるに違いない!』

 

ネ「聞いての通りだけど 優君たちはこのまま突撃するのかい?」

 

優『あれだけ!守りは固いしな!俺たちのやる事はトーリをホライゾンの所まで連れて行く事、その為には守りを破壊することだからね』

 

ネ「そうかー ならそっちの指揮は大丈夫だね!」

 

優『うん!なにか?皆に言った方がいい?』

 

ネ「うん!頼むよ!みんな不安だろうしね!」

 

優『わかった!』

 

そして優は皆に通信を入れる

 

優『聞いての通りだ!みんな!相手は二つの国だ!これらの二つを撃破すればホライゾン・アリアダストを取り返し!そして大罪武装を取り返せば!俺たちにも戦闘力があることを

世界に証明できる!そのためにはみんなの力がいる!これは強制じゃない!自分の意志で戦うことだ!もし戦う意思があるなら!言わせてくれ!』

 

そして優の言葉にみんな反応する

 

優『なにがあっても!必ず生きて帰って来い!!!それが俺が言うことだ!』

 

そしてみんなその返事に叫ぶ

 

一同「「「「「「「「jud!」」」」」」」」」

 

優『俺からは以上!それと武蔵姉!』

 

武「はい なんですか 以上」

 

優は頼む武蔵の自動人形に

 

優『俺たちの帰る場所!守ってくれ!姉さんたち!』

 

武蔵の自動人形「「「「「「!」」」」」」

 

武蔵の自動人形たちは驚く

優が初めて武蔵たちを頼りにすることに

そして武蔵たちは

 

武「もちろんです 弟の頼みを受け入れるのが 姉としての役目です 以上」

 

優『姉さんたち!』

 

武「みなさん聞きましたね 弟の為に全力で取り組みますよ 以上」

 

武蔵の自動人形「「「「「「jud!」」」」」」」

 

武「優様もご武運を 以上」

 

優『うん!ありがとう!姉さんたち!』

 

武「いえ 以上」

 

優の通信は切れる

そして武蔵は

 

武「では みなさん全力で取り組みます 以上」

 

武蔵の自動人形「「「「「「jud!」」」」」」」

 

酒「いやー 武蔵さんの本気久しぶりに見るなー」

 

***************

 

優「そして!トーリ!君も何か言ったら?」

 

だがさっきまで一緒にいたのにいない

優が振り向くとトーリはいないのだ

 

優「あれ?どこ行ったんだ?」

 

みんなトーリを探して 周りを見る だが 葵・トーリがいない

だが

 

ア「あ!あれ!」

 

一同「「「「ん?」」」」

 

優「あ!まさか!」

 

トーリは敵の陣の門の近くまでいたのだ

 

葵「おーい!何やっているんだよ!早く行こうぜ!」

 

優「やっぱり!道理で近くにいないわけだ!」

 

点「何をしているでござるか!」

 

葵「だって!向こう行くんだろ!さっさと行こうぜ!」

 

そしてトーリは門のところまで走る

 

点「だ ダメでござるよ!」

 

警「つ!続け!」

 

一同「おーーー!」

 

そしてトーリの後に皆着いて行く

 

優「はあ!また勝手に!もう!」

 

優も門の所まで走る

そしてトーリは門に到着する

 

葵「到着!」

 

そして開ける 門を

 

優「普通開けないだろ!敵が待ち構えているのに!もう!」

 

優は更に走りを加速する

そして開けた先にケーピーエーイタリアの警護隊が待ち受けているが

 

「なんだ?」

「もう始まったのか?」

「あれなのか?」

 

相手もいきなり門を開けたのが一人なため

打っていいのか迷っている

門をいきなり一人で開けるだなんて しかも相手が銃を持っているのも関わらず 堂々と入ってくるのは 絶対にないことである

敵だど判断し

すぐに銃を使いトーリを打つ

 

警「打てーーーーー!」

 

そして警護隊はトーリを打つ

 

点「ま!まずいでござる!」

 

ノ「ち!」

 

ア「総長!」

 

このままでは確実に当たる

トーリの後ろからものすごいスピードでトーリの前に優が出る

そして優は刀を抜き

トーリを狙った銃の弾を

 

優「はあ!」

 

全て切る

 

ワキン!ワキン!

 

刃と弾がぶつかる音が何回か聞こえる

優はトーリに当たらないように自分の前に弾をおとす

 

優は全ての弾を切った

 

警「ば!バカな!弾を全て切っただと!」

 

優「君たちの!弾は簡単に見えるからね!」

 

そして優は門に着いていたデカイ扉を

葵の前から動かず

四分割に斬る

 

優「はあ!はあ!はあ!はあ!」

 

そしてその斬ったデカイ扉を相手の警護隊の前の所まで

蹴る

 

優「は!は!は!行けー!」

 

警護隊はその扉の破片の一つの衝撃を盾でガードするが

防ぎきれなかった

 

警「ぐあー!」

警「一旦!下がれ!」

 

完璧に相手の陣が崩れた

その間に優はトーリを連れて

残り3つの扉破片がある警護隊の少し前に置いてありその近くでガード体制として隠れた

そしてみんな追いつく

 

優「トーリ!勝手にいかない!一緒に行くって言っただろ」

 

葵「だって!ここは先手を取ったほうがいいと思ってさ!」

 

優「先手をとっても!これだけの守りを突破は簡単じゃない!」

 

そしてなにやら一旦下がった警護隊から大きな大砲が出てくる

 

優「トレスエスパニアの大砲か!」

 

点「あれ!まずいんでござらんか!」

 

そしてその大砲を打つ

 

警「打てーーー!!」

 

そして真っ先にこちらに来る

だが

優が前に出る

 

点「優殿!」

 

優「はあ!」

 

優は刀をしまい

左一回転して大砲の弾を蹴って跳ね返す

 

そして打った弾は警護隊の後ろを通り越し木のところに当たり木が折れる

 

警「な!バカな!奴は本当にバケモノか!」

 

優「だから!言ったでしょう!君たちの弾は簡単に見えるって!」

 

そしてこの光景をネシンバラは

 

ネ「ありえないよ!優君!まさか!本当に銃の弾も斬るだなんて!大砲の弾も跳ね返すし!君は本当にすごいよ!」

 

喜「優にとっては 序の口にすぎないからね 本当に優が一人で片付けるんじゃない?」

 

ネ「それ!斬殺丸なら!やりかねないからね!」

 

ヨ「相変わらず!刃殿みたいにやるなー優君!」

 

ヨシナオはあの親子がとても似ているため何をするか

だいたいはわかっていた

 

そして相手は大砲を打ち続ける

 

警「なら!もう一度だ!打てーー!」

 

もう一度優にその弾を当てる

 

優「わからない人達だな!だから弾は簡単に見えると!」

 

ア「優さん!危ない!」

 

なんと優の前に機動殻に乗ったアデーレが出る

 

優「アデーレ!よせ!」

 

そして弾はアデーレの機動殻に当たる

 

ア「あいたーー!」

 

大砲の攻撃は只ではすまないのだが

 

優「アデーレ?大丈夫なの?」

 

ア「へ?あれ?自分平気みたいです!」

 

優「ん!よく見たら!それ!古い機動殻じゃないか!」

 

ア「へ?これですか!これ父がくれた物ですけど!」

 

優「昔の槍士の鎧は装甲が固いのさ!砲弾を受けても丈夫な鎧で昔は戦争の攻撃がデカいから!だからその対策のために装甲が固いのさ!」

 

葵「じゃ!アデーレを壁として突っ込むのはどう?」

 

ア「壁!」

 

優「無理だよ!動きが遅すぎる!誰かが機動殻を持たないと無理!それよりアデーレがかわいそうだよ!」

 

点「では!ペルソナ殿!アデーレ殿の機動殻を持つでござる!」

 

ペ「・・・・・」

 

ペルソナはアデーレの機動殻を持ち 警護隊はその後ろに並びガード体制を取る

 

優「おまえら!今のが平気だからって!アデーレを盾にするのやめろよ!」

 

ア「そうですよ!自分!盾になるだなんて嫌ですからね!」

 

葵「じゃ!盾になったら!明日優がケーキ作ってあげるだって!しかも全部!」

 

葵は優の許可なしに勝ってに約束を作った

 

優「勝手なことを言うなよ!それにアデーレがケーキだけで盾になるわk......」

 

ア「自分やります!自分盾でもなんでもやります!優さんのケーキの為ならやります!」

 

優の許可も取らないで自分が盾をやる事を自分から宣言したアデーレ

 

優「やるの!?あれだけ嫌だって言っていたのに!?それより明日マジで俺作るの!?」

 

ア「ペルソナ君!お願いします!」

 

そしてペルソナは機動殻を持ち突撃する

 

葵「アデーレにづづけーーー♬」

 

一同「おーーーーーーー!!!!」

 

ア「行きますよーーー!」

 

葵の言葉にみんなアデーレを盾に前へ突撃

優は完璧に置いてかれた

 

優「マジかよ!」

 

優は空から打ってくる大砲に気づく

 

優「! ちい!」

 

優は飛んでそれを避ける

 

警「退路が!」

 

優「下がると!警護艦の砲撃に当たるぞ!そのまま進め!」

 

その砲撃は優達だけでなく

ネシンバラの方も打っていた

 

優「! 警護艦は武蔵を狙うつもりか!」

 

だが

 

武蔵が全て術式にてすべて防いだ

 

障壁という表示枠が警護艦の打って来た弾を防ぐ

すべて防いだ後

品川から通信が入る

 

品『武蔵様 トレスエスパニア警護艦から硬質力の流体変化反応が 主砲である流体砲です 術式操作があります 以上』

 

警護艦から流体を集めていることに確認

 

武蔵は表示枠をすべて集め

主砲を防ぐ

 

警護艦から主砲が発射する

 

優「警護艦からの主砲か!」

 

主砲は武蔵の防御術式に当たる

 

優「武蔵姉!」

 

なんとか今の主砲は防げた

 

品『御見事です 以上』

 

だが

 

武「今のは 向こうの狙いが甘かっただけです 次は当たります 以上」

 

武蔵は防げたと思いきや

少しずれてた

 

優「今のくらったら!確実に直撃だ!」

 

品『二発目来ます 以上』

 

もう一隻くることに確認した 武蔵

 

そこで

 

武『優様 浅間様に連絡を 以上』

 

優のとこに通信が入る

 

優「うん!」

 

優はその場で通信

 

優『浅間! お願い!』

 

優は浅間に連絡する

 

浅「ええ!わかりました!」

 

そして優との通信が切り

 

今度は浅間が戦う

 

浅「見ていてください!トーリ君!優君!あなた達二人が戦うというなら!

私もあなた達!二人を守る為にいえ!みんなを守るために戦います!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今日はここまでとします
中途半端ですが
この先を少し考えていますので
ここでしめます


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巫女の戦闘

葵「優!今回!俺らの出番は?」

優「ないよ!タイトルからして 浅間の話だよ!」

葵「お前!オリ主なのに?」

優「たまには!他の人の活躍も必要ってことでしょう!」

葵「えー!今回俺らの出番ないのかよー!」

優「でも!俺は少しあるみたい!」

葵「ずるーい!」


浅間サイド

 

そもそもどうして私が守る為に戦うのか

 

それは11年前のこと

それは私が弓の練習してた頃

 

優「おい お前弓の扱いがうまいんだな」

 

浅「優君!何も言わずに入って来ないでください!」

 

優「お前はバカか?言ったら、集中が切れるだろ 弓は集中することで的に正確に当たるんだ、それにここで運んで貰いたい物があるから来ただけだ」

 

浅「私はこう見えても集中しています!」

 

優「どうかな 見る限り 集中していても 扱いがうまくても 何も分かってなさそうだがな」

 

浅「何がです?嫌みが言いたくて来たんですか?」

 

昔の私と優君は仲が悪かった

優君は口が悪く私のすることに文句を言っていました

 

優「分からないか なら お前は弓を持つ資格はないな」

 

浅「それどういう意味です!では!あなたなら弓を扱えるのですか?」

 

優「俺は扱える話をしているんじゃない」

 

浅「ではなんです!」

 

私はそんな文句しか言わない彼が大嫌いでした

ですが

 

優「お前は何の為に弓を持っている?という話だ!」

 

浅「!」

 

優「お前は何の為に弓の練習をしていると聞いてるんだ」

 

浅「それは.......」

 

私は巫女だからこそ弓を持っていました

でも

巫女だから何をする?

巫女は弓を持って何をするのかまったく考えていなかった当時の私は

ただ巫女だから弓を持つ

そんな理由しか私にはなかった

 

優「俺が分かってないというのはそういうことだ 何の為に弓を使うのか それが分かってないお前は

弓を持つ資格はないっと言っているんだ」

 

浅「・・・・」

 

確かに何の理由もナシに弓を持っても仕方が無い

なら

どうすればいいと思う

きっと彼はそれだけを私に伝えたかったに違いない

 

優「ないなら 守る為に戦えばいい」

 

浅「え?」

 

優「お前は巫女だ なら 人の役立つ為に 人を守る為に弓を持てば良い」

 

浅「弓は危険なんですよ!弓は人の命を奪うんです!」

 

優「戦うことを拒否するなら弓を持つな」

 

浅「!」

 

優「お前の言う通り確かに弓は人の命を奪う

だから

人が死なないやり方で弓を放てば良い 例えば 敵の武器だけを破壊する術式とかな 弓は人を殺すだけではない 人を守ることも可能だ」

 

浅「人を守る事?」

 

優「それをどうしたいかはお前が決めろ ただ」

 

浅「ただ?」

 

優「お前にも守るものがあるからもう疾っくに決めてたと思うぞ」

 

優君はそれを言って去った

 

私は 

 

浅間神社の巫女として戦いを選ぶのは間違いだったかも知れません

けど

たとえ射殺巫女と呼ばれても

守りたい者がある限り

守る為に弓を放つことを決めたんです

トーリ君は取り戻す為に

優君は世界を変える為に

それが どれだけ 『酷くて、悲しくて、苦しくて、辛い』ことが わかっているのでしょうか

 

 

二人は勝手すぎます!

 

 

二人はそれを分かってて進むのですか?

戦わなきゃ取り戻せない 戦わなきゃ変えることができない

戦わなきゃいけないのですか?

それだけ世界が酷いということですか?

 

だったら!

 

私も!

 

二人が目指す夢の為に!

 

戦わせてください!

 

二人が泣くところをまた見るのはもう嫌です!

 

だから!

 

守ります!

 

 

そして優の連絡により

浅間は警護艦の主砲を食い止めるべく

弓を展開するために武蔵野の高いところにいた

 

浅「浅間神社は武蔵を守る為に力を使用します!」

 

浅間は両手を合わせる 

 

ハ『位置関係 禊 終了』

 

そして浅間は大弓『梅椿』を展開する

 

浅「『梅椿』接続!」

 

そして浅間は大きな矢を持ち 警護艦に狙いを定める

 

浅「500メートル当たりですね!」

 

ハ『拍手!!!』

 

そして警護艦も主砲の準備が完了した

浅間は警護艦の主砲の発射と同時に

 

 

 

見ていてください!優君!トーリ君!

 

これが!

 

私の!

 

 

 

 

 

 

 

 

浅「戦う理由です!」

 

そして目標をロックオン

 

浅「合いました!!!」

 

放つ

 

 

 

ビューーーーン!!!

 

 

主砲と矢がぶつかり

主砲は消え 

矢はそのまま警護艦の主砲へと接近し

主砲の穴に命中し

爆発する

 

ドカアーーーーーーン!!!!

 

 

浅「私はもしかしたら 二人のことが好きなのかもしれませんね」

今日の授業で作文に書いてしまったことをそのまま言ってしまった

だが

今ならはっきり言える

いや

今だからこそはっきり言える

 

二人のことが好きだと

 

笑顔でいるトーリ君が好き

守ることを教えてくれた優君が好き

 

好きだからこそ

 

二人を守りたい!

 

それが私が弓を持つ理由であり

守る為に戦う為です!

 

喜「あら♬浅間♬優と愚弟になに告白しているの♬」

 

喜美にこの真剣な想いをぶち壊しにされた

 

浅「い いや 違うんですよ! えーと そのですね」

 

顔が今までのよりものすごく顔が赤い

 

喜「ああ!それが作文に書いていたことね!」

 

しかも授業の作文見られてた

 

浅「喜美!人の作文読みましたね!あれだけ!くしゃくしゃにしたのにー!」

 

喜「まあ!いいじゃない!あんたも女なんだから恋だってするわよ!」

 

浅「そういう喜美も優君にしているじゃないですか!」

 

喜「ふふ どうかしらね!」

 

浅「まったく」

 

 

そんな会話を武蔵野の高いところでしていた

もちろん二人にはこのことは聞いていない

そして

浅間にやられた警護艦から武神が発進した

 

ネ「それじゃ!頼むよ!ナイト君!ナルゼ君!」

 

そして武神の相手は二人の魔女が相手をする

 

 




誤字や脱字があれば
メッセージお願いします


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武蔵の魔女

葵「で!今回も!俺らの番はないのか!」

優「前の話でナルゼとマルゴットの話だよ!」

葵「今回で!優とあの二人の関係をも明かすんだよな!」

優「うん!そのつもりらしいよ?」

葵「結構やましい関係だったりして!」

優「な!俺とあの二人は!そんな関係じゃない!」

葵「まあ!ともかく!」

優「ああ」

葵・優「それでは!本編!どうぞ!」


武神、一体が武蔵の方に飛ぶ そしてそれを遠くで見る

二人の魔女

 

マ「武蔵に向かっているね 障壁を潜って武蔵を攻撃するみたい」

 

ナ「その為に私たちが空を飛んで それを阻止ね!」

 

マ「うん!」

 

ナ「それにしても」

 

マ「?」

 

ナ「まさか本当に魔女としてTsirhc側と戦う事になるだなんて 想いもしなかったよ」

 

マ「そうだね ユウちゃんもいるし!私たちも戦うことを選んじゃったんだよ」

 

Tsirhc教譜の迫害で姿を隠した。自然や流体を数学的に捉えた欧州の民間術式。

魔術(テクノ・マギ)

他の各国では隠れた術式である

テクノ・マギは敵として滅ぼすことを優先としてしまったため

テクノ・マギは人々に隠れた術式となった

 

そのテクノ・マギが彼女達が持っている術式だ

 

だが 武蔵はそれを持っていようが関係なく受け入れてくれる

彼女たちにとっては武蔵は大事な居場所であり

保護場所である

 

だからこそ

 

居場所を守る為に戦うことを選んだ

 

ナ「魔女の身分をさらして!武蔵を守るわよ!マルゴット!」

 

マ「うん!」

 

武神は魔女に気づき持っていた銃で攻撃する

それを二人は避ける

そして二人は別れ ナルゼはペンを上げ マルゴットも箒を上げる

 

ナ・マ「装境換(Verwandlung)

 

二人はある企業のテスターをしている。

それは、『見下し魔山(エーテル・ブロッケン)』。

この企業は魔女達に商品を提供している。

当然テスターである彼女達も持っている。

ナルゼとマルゴットの服は変わる

武蔵の服だった制服ではなく

ナルゼは白い服

マルゴットは黒い服といった

魔女の帽子も冠っている

服は変わり 空から複数の表示枠がでる

その中から武装の部品が出て来た

その部品は合体し

魔女の箒のような形に合体していく

ナイトは黒い強化外殻に覆われた黒い箒。

ナルゼは白い強化外殻で作られた白い箒。

その二つは白嬢(ヴァイス・フローレン)黒嬢(シュバルツ・フローレン)とよぶ

この二人は武蔵の人間にこう呼ばれた

 

ナ・マ「完成!!双嬢(ツヴァイ・フローレン)!!」

 

と呼ばれていた

 

武神は二人を銃で撃つ

二人は一旦分かれその攻撃を回避する ナルゼは得意の白魔術(ヴァイス・テクノ)を使う ペンを使い空間に四角い図面を描き それを何枚か重ねる そしてそこに10円硬貨する

魔女達が使う 硬貨弾だ

それを武神に攻撃する

 

武神はそれを避けるが マルゴットも硬貨弾で攻撃する

武神は二人の弾が直撃するものの 威力が小さいため 武神はあまり聞いていなかった

二人は集まる

 

ナ「さすが武神ね 武蔵の監視を続けただけのことはあるわね」

マ「いい攻撃術欲しいね!」

ナ「アウスブッフ上げて加圧する?」

マ「相手が速いよ!」

 

武神は二人を射撃するがこれも回避する

武神は二人に近づき捉えようと手を伸ばすが 届かない 

 

二人は武神のそばを離れ 続けて硬貨弾を打つ

 

一旦攻撃をやめて一度下がる

武神は二人を追いつつも射撃する が 二人は下がりながら避ける

 

ナ「やっぱりなかなか装甲は固いわね!」

 

先ほどの攻撃をしてみたが ヒビ一つ入らない

二人はその武神の弱点を破壊するために

 

二人は迎撃する

 

ナ「でも!」

 

マ「こっちだって!」

 

ナ・マ「「武蔵の代表なんだから!!」」

 

ナルゼは武神の後ろに上昇して攻撃する

武神はそれに気づきナルゼを打つ

 

だが

 

マルゴットが術式で武神の首元に弱点を見つけ

4発硬貨弾で攻撃する

 

マ「見えた!そこ!」

 

だがその硬貨弾もその首元には届かず 頭に当たり

その攻撃に気づき武神はマルゴットを追いかける

そしてナルゼも武神を追いかける

 

ナ「取るわよ!」

 

ナルゼは首元を狙って硬貨弾を打つが

あともう少しのところで避けられる

ナルゼは武神の肩の近くに近づき

ペンで武神の首元を目がけて横を一直線にひく そして武神の首元に横に線がついた

ナルゼはそのまま上昇し 武神はナルゼを見る そしてマルゴットが武神の後ろに近づくが 武神は気づいていた

 

マ「!」

 

武神の羽でその空気の衝撃波を与える マルゴットはその衝撃波に当たる

 

マ「ああ!」

 

ナ「マルゴット!!」

 

マルゴットはその衝撃波で気絶してしまったマルゴットはそのまま落ちる ナルゼは起こしに行くが 武神の射撃により ヴァイス・フローレンに当たり爆発する

 

ナ「ああ!」

 

そしてその爆発により優は気づいた

 

優「!」

 

優は見る限りナルゼのヴァイス・フローレンの爆発だと気づいた

 

優「ナルゼ!!」

 

優は名を叫ぶが届かない

 

武神は今度は方向を変えマルゴットの方を向く

そして武神はマルゴットに近づく

 

マルゴットは気絶しているため 起きない

 

武神は銃でマルゴットに狙いを定める

 

ナ「マルゴット!!起きて!!」

 

ナルゼはあの爆発から無事だったようだ ナルゼは右腕に負傷はおったものの自分の羽で飛び 

マルゴットの名を呼んで 起こそうとする

だが

マルゴットなかなか起きない

 

そこへ

 

?『起きなさい!!』

 

そこへ一つの叱咤の声が聞こえた

ナルゼとマルゴットのとなりに魔術陣が出て来た

その声をだしたのはかつてエーテル・ブロッケンをやっていた人物だ

その後ろにもたくさんに人がいた その人たちは武蔵の上空で加重空間のレースをしていた人たちだ

 

『武蔵の空を預かるアンタたちが、今それを守れずしてどうすんだよー!』

『アタシから、『見下し魔山』のテスター権奪った根性を見せてみな!!』

『提督! アンタからも何か言ってやってくれ! アンタ、元トレスエスパニアの武神隊のエースだったんだろ!!なんか言ってやってくれ!!』

 

とみんなの代表として老人が前に出る

 

提『聞け。魔女達。この中で一番先に負けたのが、この俺だったよなぁー だが、コイツらの中で、俺が一番強いんだぜ?』

 

と老人は喋る

 

提『それにいいのか?優がせっかく、くれた絆を!守らなくてよ!」

 

マ「!」

ナ「!」

 

そう優が彼女二人にこの場所を教えてくれた

 

*******************

マルゴットサイド

 

それは3年前のことだった

 

私たちは中等部の頃まで、ガッちゃんとは仲が悪かった

その二人が寮で同室になってしまった。当然家庭内別居状態で羽毛が少し抜けるほどのストレスの中、意地の張り合いで無視を決め込み、会話も無いままで過ごしていた。

けど 優がそれを変え 私たちに居場所を作ってくれた

それはある日の朝のことだった

朝飯も交代制で出くわさないようにトーリの店などに外食に出かけていた。

そこで

 

優「ん!マルゴットじゃない!」

 

マ「あ!ユウちゃん」

 

私は偶々あったユウちゃんと会話をしていた

 

優「まだ ナルゼと仲が悪いのかい?」

 

マ「うん いいだよ! あいつなんて!」

 

優「本当に?いいの?」

 

マ「ユウちゃん何が言いたいの!」

 

優「ねえ?本当に仲直りしたいと思わない?」

 

マ「え!なんで!」

 

優「んー 二人が一緒だと楽しいと思うからかな?」

 

マ「どうして!」

 

優「二人はさ!なんか?組めば最強のコンビな気がするからかな?」

 

マ「最強のコンビ?」

 

優「うん!二人は同じ魔女だし!相性が良いと思うんだよ!」

 

マ「たかが!一緒でも合わないものもあるんだよ!」

 

優「俺はそうとは思えないけどなー」

 

マ「?」

 

優「ねえ!マルゴットはさ、あの加重空間レースやらない?」

 

マ「あの配送業者のレース?」

 

優「うん!ナルゼと君で!」

 

マ「!」

 

なんと仲の悪い二人とレースをしろというのだ!

 

マ「なんで!」

 

優「やってみればわかるよ!それにこのままだと!いつか後悔するよ!俺みたいに!」

 

マ「本気で言っているの?」

 

優「本気だよ!それに!仲間欲しくない?」

 

マ「!」

 

優「俺は家族はいないけど せめて仲間や居場所を作ってきたんだ!ナルゼも居場所がなくて寂しいじゃない?」

 

マ「・・・・・」

 

優「ともかく!やってみない?ナルゼは俺から説得するからさ!」

 

マ「わかった!やってみるよ!」

 

優「うん!じゃ!行ってくる!」

 

そして優は店を出て、お昼過ぎにレースをはじめた

もちろんレースで合っても知らんぷりとかで顔を合わせない

 

優「それと二人ともこれに勝てば『見下し魔山』のテスター権を貰えるから!」

 

ナ「え!」

マ「え!」

 

そうこれに勝てばテスター権をも手に入れることが出来る

だが優は

 

優「ただし!二人が協力しなければ!テスター権は手に入らない!二人で力を合わせてやって!」

 

そう二人でやらなければ テスター権は取れない

それは私たちに取っては過酷な物だった

そして約束どおりレースをした

 

けど

 

そのレースの途中でハプニングが起こった

それはナルゼの箒が建物にぶつかり そのまま気絶してしまった

このままでは確実にナルゼは落ちて死ぬ

だがユウちゃんが

 

優「マルゴット!!助けるんだ!」

 

マ「!」

 

優「君が助けるんだ!君が助けなきゃ間に合わない!」

 

マ「うん!」

 

私はユウちゃんの言われた通りナイちゃんを助けた

 

ナ「どうして?」

 

マ「わかんないよ!でも!仲良くやりたい!君と一緒に!」

 

ナ「・・・・・わかったわ!レースを続けましょ!」

 

マ「うん!」

 

そして協力し合って 私たちはそのレースで優勝した

嬉しかった ガッちゃんと一緒にいることが楽しかった

そして

その後

私たちは自室で待ち ガッチャンを待った

そして

 

優・マ「「お誕生日おめでとう!ナルゼ!」」

 

ナ「どうして?」

 

優「お誕生日はイチゴのタルトを食べるんでしょ!ナルゼ!だから!祝う為に作ったんだよ!二人で!」

 

ナ「これ!あなた達二人が!」

 

優「うん!マルゴットが一緒に仲良くしたいって!作ったんだよ!」

 

マ「ごめんね!どうしても仲良くしたくて!」

 

優「それに二人とも魔女なんだから!一緒にいなよ!それが二人の絆だよ!」

 

二人はこの日の為に用意していたらしい

 

ナ「ありがとう!二人とも!」

 

ガッチャンは泣いた誕生日を祝ってくれたことに

そして私たちは仲直りした

 

優「二人のことをこう名乗ろうか!双嬢(ツヴァイ・フローレン)って!」

 

*****************

 

そうユウちゃんが始まりだった

私たち二人の絆を作ってくれた

でも

ユウちゃんがくれた絆をなくしたくない!

 

だから!

 

 

『分かったらとっとと目ぇ覚ませ  双嬢(ツヴァイ・フローレン)!!』

 

マルゴットはその言葉に起き上がり ふらふらになりながらも黒嬢ははなさなかった

 

マ「その後、時速200キロまでの加速用紋章十枚展開、大きさは定型十分の一で各200エーテル消費で!」

 

落ちかけたが黒嬢を支えにして、その砲塔を武神に向ける。

 

マ「ガッちゃん速筆だから、避けきれなかったよ、ね!」

 

マルゴットは腰に着いていたケースから棒金を箒の先端に押し込む。

 

マ「二つの力が合わさるとどうなると思う!十円銅貨千円分の棒金十本! 行くよ、平均日給!!これが!私たちの絆!!ヘルリッヒ!!!」

 

棒金の弾丸が武神に向かって放たれた。

 

武神はすぐに回避を取るが、全ての弾が武神を追っていた。

それは、ナルゼが武神の首元部分にマークしていたためである。

白魔術と黒魔術は繋がる。その力を利用した誘導弾。

これが魔女の力

武神は回避し続ける。が

避けきれないものは腕でガードをする。が、弾丸の一つがマークされた部分に着弾した。

 

マ「命中!!」

 

武神の頭部は爆発した

そして武神は制御を失いそのまま落ちてゆく

 

そしてナルゼはマルゴットの前に飛んで来た

マルゴットはナルゼを抱きしめる

 

ネ『終わったかい?』

ナ「武神やったよ」

ネ『二人ともありがとう!戻ってくれ!』

ナ・マ「「jud!」」

 

ネシンバラの通信を切る

 

マ「あはっ、ガッちゃん白嬢ヴァイス・フローレン壊したぁ」

ナ「いいの。黙って」

マ「……ガッちゃん、震えてる?」

ナ「マルゴットこそ」

マ「大丈夫!私たちには絆があるから!」

ナ「マルゴット」

 

二人は見詰め合い 笑っている

 

マ「今くらい、いいよね?」

 

そういって、二人は唇を交わした。

 

マ「戻ろ!後は任せよう!」

ナ「ええ ! マルゴット!アレ!」

 

 

ナルゼが指差すその先には、小さい影が見えた

他の警護艦から武神が一機だけ出してきたらしい

二人に狙いを定めている

 

マ「そんな!だってさっき......!」

ナ「どうなっているの!ネシンバラ!」

ネ『まさか!トレスエスパニアが援軍を呼んだのか!』

 

実はトレスエスパニアはこんな時の為にもう一つ 警護艦に隠していたのだ

 

マ「く!それなら!打つしか無い!」

 

マルゴットは黒嬢を構える。

しかし、もうケースに棒金はなかった

 

マ「しまった!さっきので全部使ちゃったんだ!」

ナ「こうなったら!戻るわよ!マルゴット!」

マ「!」

 

武神は二人が急いで武蔵に戻るの確認し

武神は二人が武蔵に戻る前に攻撃するつもりだ

 

ネ『だめだ!間に合わない!』

 

武神はすぐ二人の近づき 後ろから剣で二人を斬ろうとする

 

ナ「マルゴット!」

マ「ガッチャン!」

 

二人は抱き合い目を閉じる

 

ネ『やめろー!』

浅『だめー!』

 

そして武神の剣が振り下ろされる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!

 

となにか斬れた音が聞こえ

二人は目を開けると

 

ナ「え!」

 

武神は手や足などバラバラにされていた

 

そして武神は爆発する

 

二人はその爆発に巻き込まれず

無事だった

 

ナ「一体!誰が!」

 

ナルゼは下の関所の門の近くで小さな光が見える

その光は刀の刃の光だ

 

ナ「優!」

マ「ユウちゃん!」

 

そう優は刀で抜刀の斬ったまま動かない 空に飛んでいる武神を

地面に着いたまま(・・・・・・・・)空を飛んでいる武神を居合いで斬ったのだ

 

優「・・・・・」

 

優は刀をしまい何も言わずトーリの後を追いかける

 

マ「ユウちゃん?」

ナ「ともかく!戻りましょ!」

マ「う うん!」

 

マルゴットは優の顔を見て

いつもの優じゃないことに気づいた

 

だが

 

これで二人は無事 武神も倒した

 

 

 

 

 

 

 

 

そして

 

優は

 

ネシンバラは通信で優に話かける

 

ネ『優君!助かったよ!君がいなければ!ナルゼ君たちはやられていたよ!』

優「・・・・・」

 

だが優は喋らない

 

ネ『優君?』

優「・・・・」

 

だが何度も呼んでいんでいるが返事が無い

 

ネ『優君!』

 

優は顔を見せた

 

ネ『!』

 

優の顔は笑っていない

しかも

目が赤色だった

 

?「おい」

ネ『な なんだい!優君!」

?「喋るな」

ネ『え?」

 

それは優の言葉じゃない 

 

そして

 

 

 

 

 

斬「斬殺するぞ!!」

 

ネ『!』

 

ネシンバラは一瞬怖がる 優の顔見て 恐怖を感じた

 

斬「ふん」

 

優は通信を切る

 

***************

 

そしてネシンバラは

 

ネ「はあ はあ はあ」

 

浅「ネシンバラ君 大丈夫?」

 

ネ「ああ!大丈夫だけど!あれが!」

 

浅「!」

 

ネ「あれが!斬殺丸だと言うのかのかい!」

 

ネシンバラは2度見たはずだが 改めて見ると 彼の目は恐怖だった

 

 

 

 

 

 




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不可能男が見せる想い

葵「よーし!今度はこの俺!主人公である!トーリ君の出番だ!」

優「・・・・・」

葵「なんだよ!優!テンション低いぞ!」

斬「こんな時でも バカなマネをするとはなかなかだな」

葵「げ!斬かよ!道理でこの前の話から静かだと思ったぜ!」

斬「お前らが弱いから 俺もやらせてもらう!」

葵「そうでもないぜ!俺の力!見せてやるぜ!」

斬「ではお手並み拝見と いこうか」

葵「おう!よーく見とけ!」




ナルゼとマルゴットがもう一機の武神に教われる5分前

 

優「まずい!」

 

優は二人が武神に襲われるところを 気づき すぐに刀で斬り落としたいところだが、

武神を斬ろうにも 斬れないのだ

斬ったら 武神に乗っている人が死ぬからだ

この距離だと 武神に入っている人が 確実に死んでしまう 優はもう人を殺さないと決めてた だが 結局その決意もすぐに崩れてしまった

ナルゼとマルゴットを救うために斬らなければならない だが そんなことすれば 武神に乗っている人が死ぬ

たとえ敵でも もう殺したくないという意思は 優にとって 世界を変えたいとの同時に人が争いのない世界にしたいからだ 

けど

 

今その為の犠牲者を作る事になってしまう

 

優「これじゃ!」

 

口先で終わってしまう 人は救うと言っても 何かしらの犠牲が出る その犠牲をも考えなければならい 

今優は その犠牲という選択を選んでいた

 

二人を助けることで武神の乗っている人を殺すか それとも 二人を見捨て武神だけ壊し 乗っている人を助けるか

 

だが

 

?『なにをしている?』

 

優「!」

 

自分の本能がその選択を決めてしまう

優は頭の中にもう一つ自分と同じ声を聞いた

それは 怨念術の声だ

前の説明通り 怨念術は死んだ人の声の怨念を聞くことが出来る

そしていまその怨念の持った人たちが優に話しかける

怨念術は優本人に話すことも可能なのだ

 

?『早く あの二人を助ける為に殺せ!』

 

優「本気で言っているのか!?」

 

?『本気だとも 救う為には犠牲は付き物だ』

 

優「それじゃ!救ったって言えない!」

 

?『いや お前の考えではそうかもしれないが この世界の真理じゃ 犠牲を出す事で救われる」

 

優「!」

 

?『つまりお前の救うじゃ 誰も救えないのさ!』

 

優「けど!」

 

?『見ろ あの二人がやられるぞ」

 

優「!」

 

そしていつの間にか話している内に 武神は二人の近くにいた

 

優「そんな!」

 

?『もういい!なら!こうするだけだ!』

 

優「は!ま、待って!!」

 

優は突然体に大量の文字が浮かび上がる 優の意思と斬殺丸の意思では差がある 斬殺丸の意思が遥かにデカいため 優は斬殺丸と変わる

 

そして

 

斬「斬殺する 天桜斬(てんおうざん)!!!」

 

天桜斬 

 

抜刀した状態から そのまま敵に目がけて横に刀を降ると 刃から桜の花びらが一つ一つ出て来て 線のように集まり斬撃へと変わる そのまま一直線に桜の花びらが飛ぶ その桜に触れると切り刻まれる

遠距離系の術式攻撃だ ちなみに心道家の流派の一つである 

武神の腕や足を桜の花びらが武神の手や足に着弾した瞬間 武神はバラバラに切り刻まれた 

 

斬「さて すべて斬殺する!」

 

そして刀をしまいトーリの後を追う

 

これがナルゼ二人を救った真実だ

優は本能に負けて二人を助けた

 

*************

インノウケンティウスは優が武神を落とすところしっかり見ていた

 

イ「あれが心道・優の力か」

 

ガ「どうするんだ 元教え子 このままではあの小僧にやられるぞ」

 

イ「わかっている!そのために俺たちも準備しているじゃないか!」

 

ガ「準備?」

 

イ「ああ!とりあえず地上部隊はどうなっている?」

 

警「はい!総長含む隊と激突しています!」

 

イ「激突か」

 

警「それと!」

 

イ「ん?」

 

警「斬殺丸が地上部隊に交戦します!」

 

イ「やはり来たか!さて!行くぞ!」

 

*************

西側広場 中央

トーリ含む隊はガードしながらも突撃している

しかし

 

葵「ん?」

 

なにかの笛の音が鳴り 遠くからトレスエスパニアの警備隊も来た しかも 先ほど押されてたケーピーエーイタリアの警護隊がその援軍とともに

武蔵の突撃した際 その隙にまた突撃を開始 しかもトレスエスパニアが突撃したため トーリ含む隊が分断してしまった

 

店「分断されたでござる!」

 

分断さればがらも銃を使いガードをとりながら交戦するが

相手の数が多いため砲撃はかなり続いた

武蔵の警備隊もガードの隙間から銃が当たるなど押され義身である

 

葵「やばーいーー!! 俺たちピンチーー!!」

 

笑顔になりつつもたまたま見つけた木にしがみつく

 

警「笑っている場合か!」

 

葵「大丈夫だって!優が来るからさ!ほら!来たぜ!」

 

そういってトーリは指を指す そして指した方向に優がいた

優は先ほどトーリ達が通った道を通っていた

 

?「あれか」

 

だが静かに優は喋る優

 

葵「優ー!お助けプリーズ!!」

 

葵は優が来てれたことに優にヘルプを送る 武蔵の警備隊も優が来た事に希望を持つ

 

優は広場を見て 武蔵が囲まれた事に気づく

 

?「手始めにトレスエスパニアからやるか」

 

優はみんなの前にではなくトレスエスパニアの陣に突撃する

葵は優の戦法をよく知っているため 優がどんなことをするか知っていたが 敵のど真ん中に行くと言う事に気づく そして葵は気づいてしまった

 

葵「!」

 

優が斬殺丸になっていることに

 

斬はトレスエスパニアの砲撃を避けるか斬っている そして斬は少し近づいたところで 上に飛ぶ

 

三警「飛んだ!?」

 

トレスエスパニアの警備隊は飛んだことに唖然とする

 

斬「さあ!斬殺されろ!」

 

斬は飛んだ状態からトレスエスパニアの陣のところまで下に威力を付けて 落ちる

 

斬「天桜落!!」

 

刀を抜き 刃に桜の葉が出て来た そして落ちると同時に刀でトレスエスパニアの陣を叩く

 

斬「はあ!」

 

そしてトレスエスパニアの陣に爆発したかのような煙が出て来た

 

「ぐあーーーー!」

「うわーーーーー!」

 

人が吹っ飛んだ それだけではなく地面にデカイ クレーターが出来た

 

点「人が吹っ飛んだでござる!?」

 

斬はそのまま敵の陣の仲で着地する

 

斬「さて」

 

三警備隊「!」

 

だが警備隊は気づいた 斬の周りには警備隊が転がっていたことに

 

斬「斬殺されるのは誰だ?」

 

斬は血が付いた刀で トレスエスパニアの警備隊に向ける

 

「うわーー!?」

敵の警備隊の半数は怯えていた 戦場で初めて人が倒れるところみれば 誰しも怯える 自分もああにはなりたくないと 命乞いをしてしまいそうだ

無論武蔵の学生たちも見ていて 中には泣いているものもいた

 

「怯むな!たかが一人だ!こんな奴に我々g......」

 

警備隊の隊長らしき人が目の前に斬が現れ お腹を斬られた

 

「う!うわあああ!」

 

もっと警備隊は怯える 指揮る物もいなければこの陣は終わりだと確信したらしい

逃げようにも逃げられない さっきのように いつの間にか斬られるからだ

このままでは優を本当に人殺しにしてしまう

そのために葵は

 

葵「おーーい!斬ーー!見せ場がないからって!あんまり暴れんなよ!というか人を!殺すなよ♬」

 

一同「「「「「「え!?」」」」」」

 

こんな真剣な時に笑顔で言うバカ

それを皆が聞いて 思わず え? と 言った

 

斬「安心しろ!ここに転がっている奴らは!切り傷を与えてやっただけだ!死んではいない!それにこんな奴ら殺しても面白くない」

 

斬の周りはあまり重傷じゃない程度で斬ってあった ちなみにさっきの警護隊の隊長もお腹は斬ったけど 奥まではいってない

少し軽めの切り傷を与えていた

 

斬「それにこの数だ!この場をすり抜ける方法を考えているのか?」

 

斬は大きな声でトーリ言う

 

葵「おう!大丈夫だぜ!ちゃんと!呼んでいる(・・・・・)からさ!」

 

その返事に葵は言った

 

斬「呼んでいるだと?」

 

斬にはそれがわかなかった 

だが

 

直「心配しなくても!私たちがいるさね!」

 

後ろから地摺朱雀が飛んで来た

そしてその朱雀の直政と騎士の服をしたネイトがいた

 

斬「ほう、直政と.......」

 

名前で呼んでくれるかと思いきや

 

斬「子犬か」

 

呼ばればかった

 

ネ「なんで!わたくしだけ!名前で呼ばれませんの!」

 

斬「お前の名前など知らん!」

 

ネ「な!」

 

まさかの名前すら知らない

 

斬「それに なんか見た目的に狼というより子犬だな」

 

ネ「わたくしは!れっきとした!狼ですわよ!?」

 

ネイトはまさかの斬にまで子犬扱いされる

 

斬「さて 無駄話は終わりだ!」

 

ネ「無駄話!?」

 

斬「お前達には悪いが消えてもらう!」

 

斬はネイトが傷をつくも警備隊の方に向く 警備隊は殺されないことを確認したため陣は崩されてたとしても 戦闘態勢に入る

 

ネ「あなたは私たちの交代役では?」

 

斬「この距離なら追いつく その前にこいつらで準備運動だ ま こいつらで準備運動になるかも怪しいがな!」

 

斬は警備隊の方に近づく その前に

 

斬「おい!アホ!道はつけてやるから!さっさと!走れ!」

 

斬は葵に言う

 

葵「おう!てか!斬!アホはないぜ!アホは!」

 

斬「お前はアホと言う意外無い!お前達も行け!あのアホの御守りをしろ!」

 

武蔵勢「「「「「「Jud!!」」」」」

 

斬は一応将軍としての役割を果たすため 武蔵の警備隊に命令する 警備隊は優には変わりはないため返事をする

 

トーリたちは 斬とネイトと直政にこの場を頼んでホライゾンの所まで行く

 

ア「それにしてもこれが、2度目ですけど、やっぱり怖いです!優さんの斬殺丸モード!」

 

点「あれが2度目でござるが!なかなかヤンキーな感じがしたでござるよ!」

 

斬『おい クソ帽子 あとで斬殺する!』

 

突然斬からモニタが出て来た そしてバカにされたため 点蔵に宣戦布告

 

ア「今日で点蔵さんも最後ですか」

 

点「自分!?やられること確信でござるか!?」

 

葵「え!だって!斬に勝てるわけないじゃん!俺も昔!バカなマネして半殺しされたぜ!」

 

ア「斬さんのことだから 死以外ありえませんよ 本人斬殺するって言っていますし」

 

点「自分!?まだ死にたくないでござるよーー!?」

 

一同「「「「「ま お前が悪い!」」」」」

 

そしてついに三河の陸港についた

 

ノ「まだか!点蔵!みんな限界が近いぞ!」

 

点「あの船を抜ければすぐでござる!」

 

だが

 

ガ「これは!ケーピーエーイタリアの正規戦士団だ!斬殺丸がいないお前らに勝てるか?」

 

点「く!」

武蔵勢は戦闘態勢に入り 戦士団と激突する

 

一同「「「「「おーーーーーー!」」」」」

 

武蔵勢は戦士団の盾をタックルしてでも突発しようとする

 

葵「おお!あいつら!やるな!」

 

イ「そりゃ年期と経験が違うからな!」

 

葵「オッサン!」

 

イ「聖下と呼べ!小僧!」

 

なんとインノケンティウス自ら出て来た さらに

 

葵「それって!」

 

イ「いかにも!淫蕩を司る大罪武装!『淫蕩の御身』だ!」

 

インノケンティウスは大罪武装も持って来ていた

 

そして大罪は機動する 淫蕩の御身はインノケンティウスの目の前にモニタが出る

そしてそのモニタに御身で叩き付ける

 

そして叩き付けた瞬間 紫色の流体がその場に広がる そして広がった瞬間

武蔵の警備隊だけ 武器が解体にした アデーレの機動殻も解体はしなかったが 動力が落ちた

 

ア「あれ!なんか!まずいですよ!」

 

武蔵勢の武器はすべて解体した

 

イ「これは攻撃力を持たない大罪武装でな!そのかわり超過駆動をしたとき 半径3キロ圏内でこの『淫蕩の御身』があびた敵対陣営を完全に骨抜きにできる!それに斬殺丸もあっちにいる以上!手出しは出来ないはずだ!

これで!こちらの勝利だ!」

 

************

 

武蔵では

 

ネ「このままじゃ!」

 

ヨ「まずいな!このままだと!総長がやられるぞ!」

 

「おい!大丈夫かよ!」

「このままだと終わるぞ!」

 

通信を見て 民の人たちも不安でいっぱいだった

 

**********

 

そして武器は無くても拳で攻撃するが

 

警「この!」

 

フワーーン!!

 

警「なに!」

 

ノ「骨抜きにされたのは武器だけじゃない!」

 

点「拳も蹴りも聞かないでござる!攻撃の意図があれば!相手に触れた瞬間!勢いがなくなるでござる!」

 

これではなにもできない だが それでも 警備隊は突っ込む! たとえ武器がなくなっても 攻撃していく

だが 戦士団にどんどん殴られたり蹴られたりなどしている

 

イ「諦めたら!どうだ?小僧!」

 

葵「オッサン!」

 

イ「よく考えろ!このまま進んでも!お前達に未来があっても!斬殺丸にはないかもしえないんだぞ!」

 

葵「え!」

 

一同「「「「え!」」」」

 

武蔵の警護隊と戦士団は戦闘をやめ インノケンティウスの話を聞く

 

イ「よく聞け!確か斬殺丸も末世を覆すっと!元信は言ったな!」

 

葵「それがなんだよ!」

 

イ「それは斬殺丸がいつか世界の為に犠牲になることだ!」

 

葵「!」

 

一同「「「「「「!」」」」」」

 

その言葉に皆 驚く そして武蔵の方からもその言葉に驚く

 

イ「心道家の当主から!先ほど、連絡があったのだ!彼は世界を救うが!その代わり犠牲も出る!それが自分の命だ!」

 

そして斬は先ほど警備隊との戦闘を終えて 奴の話を聞いている

 

斬「・・・・・」

 

イ「詳細は教えてくれなかったが!この末世を変えるためには!死ぬ意外ないと言っていた!そんなことをさせるのか?おまえたちは!」

 

葵「そんな!優が!」

 

イ「そうだ!今からでも!遅くはない!今は戦闘をやめろ!そうすれば!お前達の親友を守る事ができるn」

 

斬『勝手なことを言ってくれるな クソジジイ!』

 

葵「優!」

 

一同「「「「「優!」」」」

 

なんと斬自身から通信が入る しかも 全国に

 

イ「わかっているのか!お前はこのまま進めば死ぬんだぞ!そしたら!こいつらが泣くぞ!!」

 

斬『だからなんだ? そんなのお前らに関係ない!」

 

イ「なに!」

 

葵「!」

 

一同「「「「「「!」」」」」」

 

斬の言葉からとんでもない 言葉を言った

今まで守って来た あいつから 見捨てるような一言を言った

 

斬『これでは 話が通らないだろ こっちに戻る!』

 

そして斬は優に戻る

 

優『ふうー  やっと戻った  みんな話を聞いてくれ!』

 

葵「優!」

 

一同「「「「!」」」」

 

優に戻り 皆 優の話を聞く

優の周りには数多くのモニタを出した

 

優「ごめん!みんな 俺 最初からこれ選んだ! 自分が死ぬような道に」

 

優はみんなに話掛け 喜美はペンダントをしっかり握りながら聞く

 

喜美「優」

 

優「俺は世界を変えたい!その夢は変わらない!けど!その為に死ねるなら本望だよ!」

 

葵「マジで言っているのかよ!死ぬことがどれだけ辛い事が分かるのかよ!」

 

優「人はいつか死ぬんだよ!」

 

葵「!」

 

優「トーリ!前言ったよね?俺が歌う歌の物語が俺らに似ているって!」

 

葵「優の歌が!」

 

優「あの歌はさ完全じゃないけど その歌には末世も入っているんだよ」

 

葵「え!」

 

優「俺たちは争いの世界から生まれた 争いは人の壊滅まで 及ばした やがて末世がくるだろう 未来が無い世界で 俺たちは何を求め?何を得る?

戦いから逃れても なにも変わらない それなら 戦う意思を持った 一人は取り戻すため もう一人は生きるため に世界を相手にする そういうような歌が

この先に関係するかは わからないけど でも もしそれが俺なら 俺は戦わなきゃいけないんだよ!変える為に!」

 

葵「!」

 

優「俺が死んだとしても!いろんなものを残せる!人は死ぬ時大切な物を残して死んだ!俺の父さんのように!父さんは息子に優しさを残したなら!俺は!」

 

それは

 

優「みんなが生きる希望を残す!」

 

たとえ 自分が死んでも構わない それが 彼の譲れない望み

 

優「俺は末世を覆す為に死ぬなら!みんなに生きる希望を残す!たとえ辛くても!みんなに忘れないで欲しい!俺は!生きる為にみんなの為に!戦って死んだことを!」

 

優の言葉は全国に通達した

 

優「俺は求める!世界を変える為に戦う!みんなが生きる為に戦う!」

 

葵「・・・・」

 

優「俺からは以上!」

 

優からの通信が切れる

 

葵は優がいなくなることも想定に入れろということに驚いた

トーリは思った このままあいつを死なせるのか!

 

だが

 

警「ふざけんな!」

 

葵「!」

 

警備隊がまた戦士団に攻撃しだした

 

警「俺らは!あいつを助ける為にも!戦うことを選んだよ!」

警「それをまた助けられないだなんてふざけんな!」

警「俺たちは武蔵だ! なら! みんなの為に戦いてぇ!それが俺らの望む物だ!」

 

警備隊も優に助けられたため 優の為になにかしたいと 攻撃が通さなくても 諦めず攻撃した

 

警「人が死ぬところ黙って見てたまるか!」

 

葵はみんなの言葉を聞き 笑う 

トーリは少し道を外していた 優を助けるじゃない

優と一緒に戦う為にいることに

 

葵「じゃあ!戦おうぜ!」

 

一同「「「「「!」」」」」

 

警備隊は葵の方に向く

 

葵「みんなにはそれぞれ戦う理由がある!なら!俺にもある!俺はホライゾンの全てを取り戻す!その為に戦う!だから!」

 

トーリは言う

 

葵「みんなも!優みたいに求めようぜ!誰かのために!戦おうぜ!」

 

点「うん!」

 

ノ「ああ!」

 

ア「はい!」

 

ペ(こくり)

 

警備隊「「「「「「うん!」」」」

 

そしてみんなの返事を得た

 

そして

 

葵「優!俺も一緒に行くぜ!お前を独りにさせねえ!」

 

優『まさか!やるのか?』

 

葵「ああ!浅間!頼むぜ!」

 

そして浅間に通信が入る

 

葵『俺の契約を認可してくれ!』

 

浅「本気ですか?」

 

葵『ああ!どうしてもこれだけは譲れないからな!』

 

浅間は怒りたい気持ちもある けど それが彼の心なら 許す

 

 

浅間は契約の認可の手続きをとる

 

浅「忘れないでください!もしもの時は浅間神社でバックアップしますから!」

 

葵『悪いな!怒りたいのはわかるけど!それでも!求めたんだ!俺が目指す先に!』

 

浅「わかっています!優君と同じくらい!言いだしたら聞かないことに!」

 

そして契約の認可が完了した

 

浅「浅間神社契約者葵・トーリ担当 浅間・智 葵・トーリ本人からの上位契約の申請と その内容を認可。神社に上奏します!」

 

ハ『よー!』

 

ハナミが拍手した瞬間

武蔵が光る そして大地の光と共に一筋の光がトーリの所まで のびる

 

浅「要請された加護は、芸能神ウズメ系ミツワの加護を提要した、契約者の全能力の伝播と分配! これであなたはあなたのすべての人に分け当たることが出来ます!」

 

その光の先端がコンセントの形をした流体 そしてトーリの後ろにモニタが出現し そのモニタにコンセントが入る

そしてトーリに青いオーラを纏い そして警備隊の首の後ろにもモニタが出現し トーリの後ろから流体のコンセントが警備隊のモニタにもコンセントが刺さった

武蔵の警備員全員に

 

戦「不可能を伝播したとこで!なにも得られないだろうが!」

 

戦士団は続けて攻撃する

 

戦「つぶれろ!極東!」

 

だが

 

葵「戦おうぜ!俺たち!」

 

葵の言葉により警備隊は盾を構える

そして

戦士団の槍が空に飛んだ

 

戦「防御術だと!?とっくに排気を使い果たしていたはずだろ!?」

 

だがトーリは両手でピースサインをしていた

 

 

**********

 

ヨシナオは知っていたこの契約を

 

ヨ「王になりたいといった理由はこれか!」

ヨ嫁「これ とは?」

 

ヨ「今あの馬鹿は、武蔵の副王として。武蔵の全権限の四分の一を所有している。それはつまり、武蔵が保持する流体燃料の四分の一を自由に出来るということだよ。しかも 彼と共に戦う者は、無尽蔵とも言える流体を地脈経由で受け取れる。つまり、永遠に術式を使い続けることが出来るのだよ!」

 

ヨ嫁「すごい」

 

ヨ(まさか!本当に刃君みたいに選ぶというのか!葵・トーリ!」

 

***********

 

ネ「でも!こんなことをして大丈夫なんですの?」

 

通信で浅間に連絡を取るネイト

確かにこの契約は強大すぎる だが 普通に使えるとは思えないのだ

 

浅「加護の条件は、契約者が奉納として『喜』の感情、つまり嬉しさを持ち続けること。もし悲しみの感情を得たならば、奉納は失敗と見なされ、その全能力を禊ぎ、消失します」

 

つまり今後悲しい感情をだせば

 

浅「あなたは死にます!」

 

ノ・点「なに!」

 

一同「「「「!」」」」

 

その言葉に皆驚く

 

葵「優を独りにはさせねえ!俺も一緒に行く!お前が死を抱くなら!俺も一緒!死を抱くぜ!」

 

優「やれやれ トーリの決めた事ならならいいよ!けどなんで?」

 

葵「俺はホライゾンの全てを取り戻したい!けど!その犠牲をお前だけには取らせない!お前にも失ってもらいたくないから!俺も戦う!俺が死んだら!俺はみんなに笑顔を残したい!世界を相手にしても!大切なものを忘れない為に!大切なものを取り戻す為に!」

 

そして皆に言う

 

葵「安心しろ! 俺!葵・トーリは、不可能の力と共に、ここにいるぜ!」

 

流体は強くなり 皆に流れ込む

 

葵「俺が! お前らの ”不可能” を受け止めてやる! だから! だからお前らは! ”可能”の力を持って行け!!」

 

そして続けて言う

 

葵「この世界は不可能でいっぱいだ! なら! その不可能を! 可能に変えようぜ!」

 

そしてその言葉に 皆 返事をする 心の意思は一つとなる

 

「「「「「「「Jud!」」」」」」」」

 

そう武蔵の戦いはこれからだ!

 

 

 

 

 

 

 

**************

 

そして

 

優達は 広場の敵が片付いた 敵は気絶していた

 

ネ「片付きましたわね!」

優「ああ!それじゃ!俺は行く!後はお願い!」

直「ああ!わかったさね!」

 

そして優は飛んで移動する

 

直「なんでさね」

ネ「え?なにがですの?」

直「優さ なんで? 流体供給につなげないのさね?」

ネ「え?」

 

直「優さ その流体供給につなげる コードみたいな物を刀で拒んださね!」

 

ネ「! どうして! 我が王がせっかくくらた力なのに!」

 

 

*************

 

桜『やはり繋げるのいけないのかい?』

 

優「繋げたら みんなに”アレ”が届いてしまう! それは避けないと!」

 

桜『お前が繋がるとやばいしね!それにたぶん あの子たちが”アレ”に耐えるには苦しいしね』

 

飛びながらも 桜花と話していた

 

 

 

 

それにしても  アレ とは?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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それぞれの相対

前に言っていた100お気に入り記念の
特別話ですが
なかなか話が浮かび上がりません
一応三河編が終わったら書きますが
それまでには話を考えます

少し投降が遅いかも知れませんが
ご了承ください



優は走りながら 考え事していた

あのインノケンティウスの大罪武装を止める方法を考えていた

いくらトーリの流体供給があるとはいえ 素手で攻撃するのは至難である 確かに耐えきれるかもしれないが 問題はどこまで耐えきれるかだ

その限界も考えて 優は正純に連絡する

 

優「正純!」

 

正『優!そろそろか?』

 

優「ああ!結構無茶かもしれないが・・・頼む!」

 

正『ああ!分かった!』

 

正純は連絡を切る

正純にはある護衛(・・)もいるから問題はないと思っている 彼女の演説があればインノケンティウスの大罪武装を止めることができるから 彼女に前もって頼んだのだ

だが

そこへ

 

優「ん?」

 

優の隣にモニタが入る 相手はネシンバラだ しかも 顔が暗いのである

 

優「どうしたの!?ネシンバラ!?」

 

優は驚く さっきまで元気だったネシンバラが いきなり暗いことに驚く

しかも どうして顔が暗いままモニタが出てくるなど あり得ない

 

ネ『優君』

 

優「な、何?」

 

優は恐る恐る聞いてみる

そしてネシンバラは

 

ネ『僕 先ほど 優君に叱られたんだけど ただ ナルゼ君達を助けての感謝を言おうとしたのに』

 

優「う!」

 

そういえば 先ほどの二人を助けて感謝を言って来たネシンバラに対し 優は斬殺丸状態なため 他人が嫌いな性格なので感謝を言おうが、斬殺丸は鬱陶しいので黙らせるために暴言をしたのだ

優はそれを思い出し その返事をなんと言えば良いか迷っている 謝るべきか 誤解を言うべきか

 

ネ『僕 ものすごく 心に傷がついたなー』

 

ネシンバラは妬みのように言う そして優の体に文字が浮かび上がる 自動的に怨念術が発動してしまう

優には今までの怨念ならともかく まさか 仲間の怨念を貰うとは 想いもしなかった

優はそこで仲間の怨念まで貰うのは嫌なので ある約束する

 

優「分かったよ! これから立花宗茂のところに行くつもりだから! その時に父さんの技を! いっぱい見せてあげるよ!」

 

優はネシンバラが 父のファンだと聞き それなら機嫌を取らせようと 父の技をこの後の相対に見せると優はネシンバラに約束する

 

ネ『本当かい!刃の技を見せてくれるの!』

 

ネシンバラは笑顔に戻り 優に期待の目で見る 優の体には文字は消えていた

 

優「約束するよ!だから!そんなにしょんぼりしないで!」

 

ネ『もちろんだよ!刃の技を見せt・・・ではなく!優君の頼みなら!』

 

明らかにはじめ欲望を言っていたような気がするが 優はなんとかネシンバラの機嫌を取った

 

優「今から向かうから ちゃんとモニタに出すんだよ!それと父さんの全部じゃないけど!なるべく出すよう努力するよ!」

 

ネ『うん!楽しみにしているよ!』

 

そして通信を切る その後ネシンバラは

 

ネ「いやあー さすが優君だよ!僕のことわかっている!」

 

と分かりきったように言うが

 

ネシンバラの近くにいた皆はこう思っていた

 

((((こいつ!マジで最低だ!))))

 

まさかのシロジロでさえ 最低だと思った

それはそうだろう 本人は悪気は無いのに 悪いのは斬殺丸なのに 優にその責任を負わせるなど 最低と言う意外なし

だからそこへ

心に思っていたとしてもそれを全面に言葉に出す人が

二人いた

 

喜「ねえー?そこの同人作家?あまり優をいじめると死ぬわよ!」

 

鈴「だ、だめだよ!」

 

ネ「う!」

 

喜美と鈴だ 優は親友でもある その親友をいじめるのであれば言葉に出さない訳にはいかなかった

喜美はペンダントの世道術を発動し 周りから花の根が出て来た

さすがに許せなかったようだ

 

ネ「ち、違うんだよ!僕は優君に脅迫したんじゃないだよ!」

 

そう誤摩化するが

 

喜「あんたには 少し痛みが必要かしら!」

 

どうやら言い訳も聞かないらしい

 

ネ「ま、待つんだ!?僕は!?」

 

喜「はい♬ドーン♬」

 

ネ「うああああああ!」

 

ネシンバラは喜美の術式にてやられたが

具体的にどんな攻撃されているかは 説明しません

とてもエグイので

 

ま 彼を脅迫するからだ

 

ヨ(それにしても優君が本当に刃殿の技を)

 

ヨシナオは先ほどの優の言葉に驚いていた

ヨシナオは刃とは旧友なため 刃の技を知っているのだ

それを優が持っていることに驚く

 

****************

 

一方トーリたちは先ほどの流体供給で警備隊は戦士団の盾を圧しながら進む

 

警「ここは!我らが防ぐ!」

 

葵「おいおいお前ら!耐える事はできても!あまり無茶は」

 

警「しょうがないだろ!他に方法がないんだから!それに優から、ここは素手でも諦めず攻撃して!守ってみろ!ってアドバイスもらったしな!」

 

葵「!」

 

警備隊は皆、笑顔になる それだけ彼らにも守りたい者があることが 分かった

そして葵は

 

葵「誰か♬教皇総長に相対できる方はいませんかー♬」

 

葵は大きな声で笑いながら言う

そしてその相対できる者がいた

通信がいきなり入る

 

?「私がいるぞ!」

 

一同「「「「「「!」」」」」

 

イ「ん!」

 

その人は

 

正「武蔵アリアダスト教導院!生徒会副会長!本多・正純!

ケーピーエーイタリア総長!インノケンティウスの相対によるを一騎打ちを望む!」

 

正純だ!

 

正純は三河の港区までの入り口にいた

そこでモニタでインノケンティウスの会話をする

 

イ「ほう!」

 

正「聖連の代表であるならば!この一騎打ち!逃げはしないだろうな!」

 

イ「よかろう!その相対を受けよう!」

 

代表としてもあるが 面白みあるためインノケンティウスは相対を受ける

 

それを優が見ていた

 

優(よし!これで相対を受けることで淫蕩の御身を解除しなければならない!)

 

優はそのために先ほど正純に連絡をしていた 淫蕩の御身を解除するためだけに

だが

その先は正純に任せている

優は正純にはもしもの時に用意はしてあるが

はたして どういう方法で相対するのかは 彼にも分からない

 

そしてインノケンティウスは淫蕩の御身を解除する 紫色の結界が消える

解除したことにより 先ほどの使えなかった武装が使えるようになる もちろん力も

 

ア「あ!これって!」

 

アデーレの機動殻が再び起動する

 

警「大罪武装が解除された!行けるぞ!」

 

一同「「「「うおーーーーー!」」」」」

 

そしてどんどん武蔵勢は攻める

 

インノケンティウスは攻められるの見るが まずは自分の相対を優先する

 

イ「ではいくぞ!」

 

と言いたいが

 

正「聖下!」

 

イ「ん?」

 

なんと正純に質問される

 

正「ここは足場が悪い 戦場をあちらの西側広場にしたいのだが.....」

 

イ「だめだ!そこが嫌ならこちらに来い!」

 

正「jud 少々お待ちを」

 

優「!」

 

優は正純の相対をモニタを見ながら 走っていた 優は正純の相対が気になっていたため モニタで見ていた

だが

優は気づいた 正純のやることに

 

イ「ああ!早く来い!」

 

正純は左手と右足をだし 前へ進む

 

 

全然進まない というより足踏みをしているような進みだ

だが

進んでいるには進んでいる

ただし

1センチぐらいしか動いていない

 

イ「ん?」

 

それを続ける

 

イ「ん!ぐぬぬぬ!」

 

正(にやり)

 

どうやら彼も気づいた 進むの遅くしている というよりこちらに来い(・・・・・)という作戦だったことに

これでは夜になるかもしれない いや 明日になるかもしれない 亀より遅い歩きだ

 

イ「貴様あーーーーー!?」

 

ついにインノケンティウスが怒り ポケットから大量の紙を出すその紙は足場のように並び

インノケンティウスはそれを足場にして正純の方に走る

 

イ「そちらが来ないのであればこちらが行くまでのことだーーーー!?」

 

インノケンティウスは全速力で走る

 

***************

 

その光景ガリレオが見ていた

 

ガ「相変わらずだな さて」

 

戦士団の隊長が前に倒れた

そしてガリレオの前に現れたのは ノリキだ

 

ノ「働かないと教皇が怒るぞ」

 

ガ「君が相手になるのかい?」

 

ノ「わかっているなら!言わなくていい!」

 

ノリキは攻撃するが ガリレオの右手が光のその光を地面に付ける

そして

結界ができる

だがノリキはためらう事無く攻撃するが

 

ガ「遅いのであるな!」

 

ノリキの下に印が出る

 

ガ「天動説!」

 

ノリキはガリレオの斜め横に重力により移動する

 

ノ「ぐあーーーー!」

 

天動説は

 

ガリレオが中心で対象を公転運動する異端の術式。

自分の周りに相手を移動ができる

 

ノ「く!」

 

ノリキは立ち上がる だが ガリレオは思った

 

ガ「なぜ!策もなしに正面から突っ込む?」

 

昼の時も攻撃したのに策もないのに攻撃することが不思議である

 

ガ「時間稼ぎのつもりか?」

 

ノ「これから!お前を倒す!」

 

ノリキの右手に術式が展開

 

ガ「私の術式がどんなものか?わかっているのね?」

 

そしてガリレオの方に走る

 

ノ「天体運行の再現術だろ!」

 

攻撃するがガリレオは消える

 

ガ「いい答えであるな!」

 

ガリレオはいつの間にか後ろにいる

ノリキは下がる

 

ガ「だが!わかっていても!天動説には無意味だ!」

 

ノ「それはどうかな!」

 

ガリレオの左手の光をノリキの右手の拳から竜巻のような攻撃がガリレオの天動説を破る

 

ガ「なんであるか!」

 

ノ「創作術式『睦月』完了!」

 

ガ「!」

 

ガリレオは分かった なぜ ノリキが昼に弱い拳当てたのが

それは

 

ガ(『弥生月』そして『如月』を得て『睦月』へ) 

 

ガ「二度の打撃を奉納することで、術式強化した三度目の打撃を得る事!そうであるな!」

 

ノ「わかっているなら、言わなくていい」

 

弥生月はどのような防御も無視させる奉納

如月はどのようなものでもあろうと打撃を通じさせる奉納

そして睦月は

 

ノ「警告する!二度の奉納を済ませた俺に殴れない者はない!」

 

ガ「地動説!」

 

ノ「ふん!」

 

ノリキはためらい無くガリレオの右手に攻撃する

そして地動説の攻撃も消える

 

ガ「!」

 

ノ「今のが地動説の三発目!睦月だ!」

 

ガ「!」

 

そしてノリキは そのままガリレオの左胸にも殴る

そして下がる

 

ノ「あんたへの打撃は2発目だな!」

 

ガ「?」

 

ノ「言わなければわからないなら言ってやる」

 

そしてまた構える

 

ノ「三発殴って!ガリレオ倒せ!」

 

ガ「!」

 

ガリレオはまずいと思い 下がる

 

ガ(天動説も地動説も砕かれた!だがこれは・・・・・面白い!)

 

再び笑顔になるが

 

ノ「あんたの思う天体は紙の上の平面的な物だな!」

 

ガ「!」

 

ノ「天体望遠鏡というのは真上を見ることができないのか」

 

ガ「は!」

 

そしてガリレオは真上を見ると

 

ウ「異端!ガリレオ!打ち取ったり!」

 

なんと真上からウルキアガがいた

こんな時の為に空にいたのだ

 

ウルキアガはそのままガリレオに突っ込む

 

ドカーーーーーン!!

 

ガリレオはボロボロのまま膝立ちしてたが

ノリキが術式でガリレオの顔にあて

ガリレオは倒れた

 

ノ「ん!」

 

そして両手で拳を合わせる

 

ノリキとウルキアガがガリレオに勝った

 

武蔵勢「「「「やったーー!」」」

 

それを周りの人警備隊が喜ぶ

戦士団はガリレオがやられていたことに驚き膝を着くのもいる

 

正「これで一仕事終わったな!」

 

そして正純がほっとしている時 何か聞こえた

 

ゴゴ

 

正「あ?うん?」

 

ゴゴゴゴオゴゴゴオ!!

 

そして正純の前に全力疾走したオッサンがいた

それは

 

 

 

 

 

 

 

インノケンティウスだ

 

イ「そこを!動くなああああーーー!!!」

 

正「うわあーー!!」

 

正純は驚き インノケンティウスはもう少しで正純の前に着くが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突然正純が消えた

 

イ「はあ、はあ、はあ!どこ行った!」

 

インノケンティウスは当たりを探す

 

そして

 

正純は

 

正「ん!二代!」

 

二「危のう御座ったな!正純」

 

なんと二代が正純を抱っこして

走っていたのだ

 

正「なんで!二代が!」

 

二「実は優殿に頼まれたので御座る!正純を守れと!」

 

実はこの相対をやる前に優が二代に連絡していたのだ

 

正「けど!お前は立花・宗茂の相手をするんじゃないのか?」

 

二「それは優殿がやるとの言っていたで御座る!拙者は正純の護衛で御座る!」

 

正「そうか」

 

正純は心配していた あの立花・宗茂に相手するとはいえ 斬殺丸にならなければいいのだがと

 

二「それより教皇総長が追いかけてくるで御座るぞ」

 

正「え?」

 

後ろでゴゴゴオゴゴゴオ!!と鳴り

インノケンティウスが二代を追って来た

どうやら見つかったらしい

 

イ「待てーーーー!これでは相対の意味が無いだろーーがーー!」

 

正「もう私の負けでいいです!だから!もう追ってこなくていいです!」

 

正純は抱っこされたまま会話する後ろに向き相対を負けたことを宣言

 

イ「本当だな!」

 

正「はい!」

 

インノケンティウスは走るのやめる そして二代はそのまま正純を連れて西広場へ

 

インノケンティウスは部下に通信する

 

イ「聞け!副会長の相対に勝利した!正しき方向に常に勝ーーーつ!そして!俺がいる限り!その方法は失われない!皆!唱えよ!聖譜がある世界において結果はすべて正義である!」

 

戦士団は立ち上がる

 

戦「Tes,Tes,Tes!!!!」

 

そしてインノケンティウスはまた自分の陣地に戻る為に走る

 

二代達は港区の入口にて正純を降ろした

 

正「むちゃくちゃだな」

 

二「拙者はいかように?」

 

正「このまま葵の方に向かってくれ!教皇総長の大罪武装を止めるんだ!」

 

二「Jud!」

 

二代はトーリ達のところへ

だが

ドカーン!!

 

正「!」

 

そしてトレスエスパニアの警護艦が武蔵に砲撃をした

 

正「まさか!立花・宗茂が動き出したのか!」

 

正(優!本当に大丈夫か!)

 

 

**************

 

 

 

 

そして優は作戦通り立花宗茂の所に来ていた

 

宗「トレスエスパニア・アルカナデ・エナレス所属!第一特務ストライクフォーサー!立花・宗茂です!」

 

優「武蔵アリアダスト教導院!武蔵将軍!心道優!」

 

そしてお互い名乗る

 

優「一人かい?君は奥さんがいるんじゃないのかい?」

 

宗「Tes!誾さんは他のところで指示をしています!」

 

優「いいのか?あんたはもしかしたら奥さんを悲しませることになるかもしれないんだぞ」

 

宗「どういう意味です?」

 

優「あんたに言っておくよ!10分程度しか本能が押さえられない!だからそれをオーバーすれば!確実に俺は斬殺丸になる!」

 

宗「それは私を殺すということですか?」

 

優「そうだ!だからできれば!君を殺したくない!だから引いてくれと言っても 引いてくれないよな」

 

宗「ええ!私にも守りたい者がありますので!」

 

優「それは奥さんかい?」

 

宗「ええ!私はもう絶対に悲しませないからこそ!あなたに相対を望みます!」

 

誾『宗茂様!』

 

誾はモニタで通信して先ほどのセリフにより顔が赤い

そこで

 

桜『お!あの子も胸が大きいな 優!お前 こういうのが好みじゃないのか?』

 

優「何の話をしているんだ!!!」

 

宗「ん!そうなんですか?誾さんは渡しませんよ!」

 

優「いやいやいや!取んないから!それより!これなんの相対だよ!」

 

 

なんだかんだで桜花でせいでまた話が進まない

 

宗「ところでなぜ?あなたは姫を助けるのですか?」

 

優「!」

 

優は質問される

そんなの決まっている

 

優「俺の大切な人だからだよ!」

 

宗「大切な人?」

 

優「うん!俺が人殺しなのは知っているでしょ?」

 

宗「ええ!」

 

優「なんで俺が人殺しになったか知ってる?」

 

宗「わかりません!」

 

優「じゃあ 教えて上げる!」

 

 

 

 

 

 

優「生きる為に人を殺してしまったんだ!」

 

宗「!」

 

優「君はさ その時の俺の歳わかる?」

 

宗「いいえ」

 

優「5歳だよ」

 

宗「え!」

 

優「元信は11年前と言ってもその子が何歳かは言ってないようだね!」

 

宗「そんな!ありえない!」

 

優「ありえないじゃない!これが事実だよ!」

 

宗「そんなバカな!」

 

優「確かにあり得ないよね!けどこれが心道家(ウチのいえ)では当たり前何だよ(・・・・・・)!」

 

宗「!」

 

優「なぜ?俺たちが子供でも戦わなきゃいけないか分かる?」

 

宗「それは・・・」

 

優「それは生きる為に他人を殺さなきゃいけないからだよ!」

 

宗「!」

 

優「俺が5歳の時はまだ普通に暮らしていたのに なのに 人に殺されかけた」

 

宗「そんな」

 

優「わかる?宗茂?俺は罪にはならない(・・・・・・・)暮らしをしていたのにも関わらず 殺されかけたんだよ」

 

宗「!」

 

優「これが世界だよ!腐っているでしょ!だから生きる為に殺した!自分の命を殺されない為に(・・・・・・・・・・・)!」

 

それは戦なきゃいけない世界 それを彼は受け入れるのか

 

優「でも!彼女が教えてくれた!」

 

宗「!」

 

優「戦わなくとも!平和に暮らせることを!ホライゾンが!」

 

宗「あの武蔵の姫が」

 

優「だから!」

 

宗「!」

 

優「世界を変える!そしてホライゾンを助ける!人が当たり前に死ぬ世界など御免だ!君はそれでいいの?もしかしたら奥さんも悪意で殺されるかもしれないんだよ!」

 

宗「!」

 

優「だから!戦う!もう死なせたくない!みんなには生きて貰いたいから!」

 

それが彼の戦う理由

 

優「君はそれでも止めるのかい?」

 

宗「ええ!私にも!守りたいものがあります!」

 

宗茂は構える

 

優「そう」

 

優も構える

 

優「一つ言わせてもらえる?」

 

宗「なんです?」

 

優「ごめん」

 

宗「!?」

 

 

優「もう 抑えられそうにない!!!」

 

優の体に文字が浮かび上がる そして目が赤くなり 目が獣の目に変わる

 

そして髪が黒のはずが白に変わる

 

?「なら おまえがホライゾンを殺すと言うのであれば!」

 

宗「ん!」

 

宗茂は初めて見る彼の真の姿を

そして彼は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

斬「斬殺する意外なし!!!!!」

斬殺丸になってしまった




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斬殺丸の戦い

久しぶりの投稿です。
皆さん100記念も考えました。
いろいろ就活で忙しいので、
たぶん、また遅くなると思います。
一ヶ月に一話は書いておきますので、
ご了承ください。

それでは本編どうぞ


優が斬殺丸になる、同時

 

武蔵にいる喜美と鈴がある物に気づいた

それは優に渡されたペンダントからだ

 

喜「!」

 

鈴「え?な・・なに?」

 

二人が持っているペンダントが突然

 

 

 

 

 

光りだした

 

ペンダントがなぜ光りだしたのかは、二人にはわからない

このペンダントは優を守るためでもあり、抑えるためでもある。

 

そのペンダントがなぜ

光りだしたのか

 

浅「え!なんですか!?これ!」

 

広「どうして!?光りだしているんだい?」

 

ナ「まさか!ネシンバラをまだ痛めつけてないから!もっと酷くする為に力が倍増しているの!?」

 

ネ「もう!優君の悪口は言わないから!やめてくれ!」

 

と皆は言っているが

 

喜「違うわ!私は何もしてないわよ!・・・鈴も違うわよね!」

 

鈴「う、うん!わ・・わたしも!知らな・・い・よ!」

 

二人には自覚が無かった

 

浅「じゃあどうして、光っているんですか?」

 

喜「知らないわ!それになんで赤いの!?」

 

このペンダントは青い光ることで、術が発動する。 

 

だが

 

これはなんだろうか、確かに光っている。しかも赤い それも少しずつ光が大きくなっている。

今までは勝手に発動することは無かった。

 

正『おい!大丈夫か!』

 

浅「正純!どうしたんですか?」

 

突然正純からモニタで連絡が入った

 

正『こっちも優からもらったペンダントから!光りだしたんだ!』

 

そういって正純は赤い光を出した太陽の形したペンダントをみんなに見せる

 

正『一体どうなっているんだ!?いきなり光りだすだなんて!』

 

正純も優からペンダントを貰っているため、二人と同じ光が出ている

だがそこへ

 

鈴「これ・・・術の・・発動じゃない」

 

一同「「「「え!」」」」

 

鈴が術の発動じゃないと言った。それを皆聞いて、驚く

ではなんなのか

術の発動じゃなければ、なんだと言うのか、このペンダントがどうして光りだしたのかは、

喜美が分かった

 

喜「ん!」

 

喜美がペンダントを手で掴んだ瞬間、あるものに感づいた 

それをペンダントを持っている二人に聞く

 

喜「ちょっと!貧乳政治家!鈴!これを持って何か感じる?」

 

正『これか?』

 

鈴「え?これ・・ですか?」

 

 

そして座っていた君が立ち上がり、二人にペンダントを持つことを知らせる

二人は喜美に言われるままペンダントを持つ

そして

 

鈴「え!」

 

正「な!」

 

二人も感づいた、あるものに(・・・・・)

 

鈴「な!なに・・・こ・・・これ!」

 

正『なんだ!このものすごい殺気は!』

 

二人も気づいた 殺気に、ペンダントは術の発動じゃなく、この知らせの為に光りだしたのだ

 

正『この殺気、宗茂がいる方向だぞ!』

 

正純はどこからきているのは、感覚で分かった

 

鈴「は!これ!優君の!」

 

ネ「え!優君?」

 

浅「優君がどうかしたのですか?」

 

なんと鈴がこの殺気が優がだしているのが分かった

 

鈴「優君だ・・よ!優君!もの・・・凄く・・怒ってる!」

 

一同「「「「え!」」」」

 

正『優が!なんで!」

 

喜「まさか!あの子!」

 

喜美は慌てて、モニタを出し、優のいるところを見る

そして

 

喜「やっぱり!鈴!これ!」

 

喜美は鈴を呼び、優の今の姿をモニタで見た

 

鈴「あ!喜美さん・・・これ!」

 

喜「ええ!まずいわ!」

 

浅「え!なんですかこれ!」

 

皆も優の姿を見た。

彼は髪が黒いはずなのに、なぜか白、そして目も赤になっていた

一体彼が何をしたのか

 

正『おい!なんだこれは!なんで!優の髪が白いんだ!』

 

喜「まずいわ」

 

正『え?』

 

浅「何がまずいんですか?喜美?」

 

喜「このままだと」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

喜「優が本当にあの立花宗茂を殺すわ!」

 

一同「「「「え!?」」」」

 

正「なに!」

 

 

**************

 

そして優は斬殺丸になり、構えを崩し、刀を抜いて、宗茂の方を向く

 

宗「一体なにをしたのですか!」

 

宗茂も驚く いきなり髪が白くなれば、誰でも驚く

そんな怪異現象を起こるはずがない

 

斬「黙れ!お前に喋る必要は無い!なぜなら」

 

斬は宗茂の方に刀を向け

そして

 

斬「お前は斬殺されるのだからな!」

 

そういって斬は宗茂を睨む

 

宗「!」

 

宗茂は睨まれた瞬間、汗が出る、宗茂は初めての感覚を得た

宗茂の前にいるのはまだ18の子供、だが なぜだろうか その子供は普通じゃない(・・・・・・)

目が殺意のある目だ

その小さな子供が人を殺す目をしている

まるで

獲物を捕らえようとする 獣の目のように

 

斬「お前は今日!俺に斬殺される!そんな奴に喋ることなどない!」

 

宗「では!私に勝てると言うのですか?」

 

斬「八大竜王如き、俺の敵じゃない!」

 

宗「なに!」

 

斬「八大竜王など、ホライゾンの感情を持っているだけの!ただの飾りだ!本人に力もない奴に持たされるなど!ホライゾンがかわいそうだ!」

 

宗「あなたは本当に自分が何を言っているのか!わかっているのですか!」

 

斬「ふん!そんなことぐらいわかっている!それに、それはホライゾンの感情だ!お前の所有物みたいに使うな!」

 

宗「これは!元信公が渡した物です!」

 

斬「あのクソジジイがなんでホライゾンの感情を各国に渡したのは知らないが!」

 

そして斬は刀を降ろし、左手を上げ、宗茂を指で指す

 

斬「それはホライゾンの感情だ!返してもらおうか!」

 

宗茂に宣戦布告する

 

宗「くっ!コレを渡せば!世界戦争になるのですよ!」

 

斬「もう世界戦争は始まっている!今更後戻りなど、不可能だ!」

 

宗「くっ!」

 

宗茂は今まで戦闘は行って来たが、こんな強者相手に勝てるかは、わからなかった

ただ、分かる

今まで戦って来た人間とは違う

各が違いすぎる

 

目の前にいて分かる この青年の威圧に

 

斬「おしゃべりは終わりだ!覚悟はいいな?」

 

宗「Tes!いざ!」

 

斬・宗「「勝負!!」」

 

そして二人は加速を付け、戦闘を開始する

 

斬「ん!」

 

宗「うおおお!」

 

二人の武装が激突する。それによる大きな爆発がする

そして爆発の煙から二人が出て走り、走りながら刃を振り続ける

 

斬「・・・・・」

 

宗「く!はあ!」

 

ガキン!ガキン!ガキン!

 

ガガガガガガガガガ!

 

武装と刀が何度か振り続け、

その刃から火花が立つくらい太刀筋がお互い早かった

 

だが

 

斬「どうした?お前の速さはこの程度か?」

 

宗「なに!」

 

宗茂は驚いた コレだけの太刀筋と速さがあるというのに

彼はそれでも遅いと言っている

 

斬「神速を名乗っている割には遅い!しかも・・・・・ガラ空きだ!」

 

宗「ぐあ!」

 

斬は宗茂の肩に切り傷ができる、あれだけ相手は大きな武装を相手にしているのも関わらず、速さもあるというのに、一瞬にして肩に攻撃した。

 

宗「く!」

 

宗茂は一旦距離を取り、下がる

これだけの速さの中で、隙があるだなんて、思ってもいなかった。

 

斬「どうした?まだ少し刀を5分、振り続けただけだぞ!もう終わりか?」

 

宗「く!はあ!」

 

再び、宗茂は斬の所まで、走る

 

宗「あなたがもっと速度がご希望なら!」

 

加速!!!

 

宗茂の足の踵に表示枠が何枚もでる

それは砕き、宗茂の速度が上がる

 

宗「うおおおおお!」

 

斬「・・・・」

 

宗茂は速度を上げ、武装を優に攻撃する

 

斬「ふん」

 

ヒュン!ヒュン!ヒュン!

 

斬は宗茂が速度を上げたのにも関わらず、大罪武装の攻撃を刀でガードもせずに避ける

斬は体や首や肩を動かし、かすり傷すらつかない

 

斬「分かりやすいなお前の太刀筋は!これぐらいできないのか?」

 

斬は一度右に回転し、刀で宗茂を斬る

 

斬「桜隼斬(おうしゅんざん)!!」

 

桜の花びらが刃から出る そしてピンク色の斬撃が宗師の腹に当たる

 

宗「ぐあ!」

 

宗茂の腹に切り傷が出来る。少し先程よりも重症だ

宗茂はまた下がる

 

宗「今何をしたのですか?」

 

宗茂は斬が刀を振る、姿が見えなかったのだ

 

斬「そうだな冥土の土産として、教えてやる!

今お前に攻撃した技は 心道家(俺らの)の流派である桜隼斬だ!

桜隼斬は刀が振るうよりも、音速で、相手に斬撃を与える流派だ!

お前が見えないのは当然だ!だが俺はお前の腹に切り傷を与えた!」

 

宗「いつの間に!」

 

斬「いつの間にじゃない!お前の目の前で斬った!」

 

宗「な!」

 

斬「お前の速度はどれくらいかは知らないが、俺は音速でお前の腹を斬った、それだけのことだ!」

 

宗「まさか!あなたが私の攻撃を避けた隙にですか!」

 

斬「ああ!だから言ったろ、お前の速さじゃ遅いと!」

 

宗茂は考える、このままでは負けてしまう、自分の自慢の速度があっても隙が出来てしまう

そんな相手にどうやって勝てと、力でも勝てない、ならどうすれば

 

斬「そういえば、お前に見してなかったな!」

 

宗「何をです?」

 

斬「はあ!」

 

宗「ん!」

 

宗茂は突然、斬が刀を振った事に驚く、

 

だが

 

宗茂から大歩距離が離れている 無論刀も届かないぐらいの距離で、もちろん斬もその場に動いていない

動いていないのに、刀を振った

当然宗茂に傷はない

 

宗「一体何をしたのですか!」

 

斬「後ろを見ろ」

 

宗「ん!なあ、これは!?」

 

後ろ見た瞬間

 

宗茂の後ろにあった、木が

 

ほとんど斬られていた。

 

10メートルも離れているのにも関わらず、ほとんどの木を斬った

 

宗「どうして、木が!」

 

斬「俺が斬ったからだ」

 

宗「そんな!この距離で!」

 

斬「お前も見てなかったのか?俺が武神を落としたの」

 

宗「あ!」

 

そう先ほど、ナルゼ達を助ける為に高い空にいた 武神を 斬は飛んでもいないのに落としたのだ

 

斬「この刀に出てくる桜の花びらが刃になっている。その桜の花びらは小さく、蟻みたいに小さい、先ほど、刀を振ったのは、桜の花びらが出る斬撃を出すため、そして木がその斬撃に当たり、桜の花びらに触れると斬られる、見えないと言ったが!

その斬撃も花びらも小さすぎて見えないだけだ!」

 

桜『それが私の一つ目の能力だよ!』

 

斬は桜花を振ると花びらが出てくる

 

宗「そうか!だから私の肩も斬った時もその刀が出る、花びらが肩に触れたのですね!」

 

斬「いや!それは単に武装を振るお前のタイミングがわかりやすくて、花びらも出さずに攻撃しただけだ!」

 

宗「そ、そうですか」

 

宗茂はショックだった

 

斬「さて!おしゃべりは終わりだ!そろそろお前と話していると鬱陶しい!改めて言わせてもらう!」

 

斬は刀を鞘にしまい

 

斬「お前を斬殺する!」

 

斬の体から蒼いオーラが纏う

 

宗「なら!私も全力で立ち向かいます!」

 

宗茂も構えだす。

 

これが最後の一撃だと確信し、武装に全力で力を貯める

 

そして

 

斬「ふん!」

 

宗「うおおおお!」

 

二人はお互い走り激突する

 

 

 

 

 

 

斬「終わりだ」

 

宗「な!」

 

激突する前に、斬が宗茂の前で走るのやめ、そのまま勢いで刀を振る

 

斬「桜花・春嵐刃(おうか・しゅんらんじん)!!!」

 

桜『ハイヤーーー♫』

 

刀から人が見える程の桜の花びらが数多く出て来た

その花びらが嵐のように舞う 桜色の竜巻だ出来た

そして

 

宗「ぐあああああ!」

 

宗茂はその竜巻に入った

 

そして宗茂は宙に飛ばされ 体にいくつものの傷が出来た。 

斬の周りは竜巻により、ほとんどの木が斬られていた

 

宗「ぐは」

 

宗茂は空から落ちて、地面に這いつくばる 宗茂は初めて背中に地面をついた

意識はもちろんあった

体は切り傷でいっぱいで、血も出ている。立ち上がることはできないが、話す事は出来る

 

宗「それも、あなたの技ですか?」

 

斬「俺だけの力じゃない!親父の力でもあった!」

 

宗「お父上の?」

 

斬「ああ!俺は親父がどんな人間かは知らないが、強かったらしい。なんでも、愛する人の為に戦ったってな、だから俺も親父みたいになりたかった。愛する人の為に戦いたいと」

 

宗「愛する人の為に」

 

宗茂は思った

武蔵にもそんな人間がいたなんて

愛する人の為に戦いたいという人が

まだこの世の中にいる事に気づいた。後悔をするはずが、納得してしまった 相手はあの人殺し斬殺丸なのに なぜか同情してしまう宗茂であった

 

だが

 

斬「だが!それも叶わなくなった」

 

斬は宗茂の近くに行き

彼の首元に

 

刃を近づける

 

斬「お前を斬殺する!覚悟はいいな?」

 

宗「私を殺して姫を救うのですか?」

 

斬「そうだ!俺はあいつを助ける為にお前を殺す。お前を殺さなければ、後々厄介になる!」

 

宗「そうですか、確かに私が生き残れば、今後のトレスエスパニアの相対に私が加わる それ阻止する為ですね」

 

斬「そうだ、だからお前を斬殺する!」

 

斬は刀を上にあげ、宗茂の首を斬ろうとする

 

誾『宗茂様!』

 

誾がモニタでてくる

 

宗「誾さん!すいません!私はこれまでです!」

 

誾『いや!いかないでください!宗茂様!』

 

斬「・・・・・」

 

そして斬は二人が話していても

宗茂の首を斬ろうと刀を振りかざす

 

斬「ふん!」

 

宗「ん!」

 

宗茂は目を閉じる

 

誾『宗茂様ああああああ!!!』

 

誾は泣いている夫が死ぬのを黙ってみるしか無かった

 

だが

 

斬「・・・・・」

 

斬が宗茂の首を斬る前に 止めた

 

宗「!」

 

宗茂もびっくりした

彼が止めている事に

 

斬「ふん 鈴か!」

 

鈴『斬くん!それ 以上は ダメ!』

 

そう鈴が世道術で止めていた 宗茂の首を斬る前に

鈴のペンダントの世道術

 

世道・心月倫(せいどう・しんげつりん)という術式

これは優だけにしか聞かない限定術だが、優の心に入り、優の体を鈴の想い通りにできる術

ただし、意識までは持っていけない

 

正「斬!そこまでだ!」

 

武「斬様 もう相対は終わりました・・以上」

 

喜「もう終わったのよ!斬!」

 

斬「正純に、武蔵に、喜美か」

 

斬の反対側から武蔵と正純と喜美と鈴が現れた

 

斬「ここから艦は距離がある とすれば、 武蔵の世道術・転進倫(てんしんりん)か!」

 

武「はい 私の世道術である転移術を使わせてもらいました。それで喜美様と鈴様を連れて、ここへ来ました 以上」

 

正「私は近くだったから、走って来た それより斬!宗茂を殺すのはやめろ!もう私たちの勝利だ!」

 

鈴が斬の近くに行く

 

鈴「もう 終わったよ ホライゾンの感情を持って 帰ろ」

 

鈴はしっかり言葉は言えないはずが ペンダントのおかげで、言葉は少しはっきりと言える

 

喜「どうやら私たちが出る幕じゃないわね」

 

正「え?なんでだ?今も宗茂を殺す気でいるんだぞ!」

 

喜「なら!斬の刃見なさいよ!」

 

正「刃?・・・・これって!」

 

そう斬は最初から宗茂を殺す気がない、刃はなんと 刃の色をした。木刀だった。

 

桜『喜美ちゃん♫よく見てるね 優が殺さない事に♫』

 

喜「確かに斬は殺すって言っているわ!でも!あの夫婦を見ていたら 様子が変わったのよ それにペンダントも光らないし!」

 

正「! そういえば!」

 

鈴「確かに・・光ってない」

 

そう先ほど大きく光りだしていたのに、今は光ってないのだ

 

斬「ああ!こいつらのやりとりを見ていたら、殺す気無くした。」

 

宗「斬殺丸」

 

斬「それに殺しても、ホライゾンが喜ぶとは、限らない」

 

鈴「斬くん」

 

斬「安心しろ、俺はこいつを斬殺しない」

 

斬は刀を鞘に戻す、 そして斬は鈴を連れて武蔵のところへ

 

宗「待ってください!」

 

斬「なんだ?」

 

宗「ではどうして、刀を振り落とそうしたのですか?」

 

斬「それは、お前が本当に誾とかいう女を愛しているか、確かめる為だ!」

 

宗「ん!」

 

斬「妻を愛しているなら、その人の為に死ぬ覚悟あるからだ、女のためなら、最後くらい、覚悟して死ねる

それを確かめる為に、木刀でも振りかざした。

そして見事お前は覚悟した死に方をした」

 

宗「そうですか、あなたには完敗です。」

 

斬「そう思うんなら、今度は妻を悲しませない方法でも考えるんだな、ホライゾンの感情は返してもらうぞ!」

 

宗「ええ!あなたに渡します。」

 

斬「もう少ししたら、お前の女が来る、それまで、そこで寝てろ」

 

こうして斬は宗茂に勝利した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

斬「さて、俺はあのアホを迎えに行く」

 

正「そうか」

 

斬「その前に戻るか」

 

斬は白い髪は黒い髪に戻る 

 

優「ふうー、本当に危なかった」

 

鈴「優君・・・あ・ぶなくなったら・・言って!」

 

優「うん!頼むよ!まさか第一段階(・・・・)の覚醒がでるだなんて、」

 

喜「優、大丈夫?」

 

優「まだ仕事があるから、行くよ、武蔵姉!三人をお願い!」

 

武「はい 御任せください 以上」

 

正「待ってくれ!私はまだ状況を見に行かないとならないから、私も一緒に連れてってくれ!」

 

優「分かった!武蔵姉!二人をお願い!」

 

武「Jud!ではいきます、以上!」

 

武蔵は鈴と喜美の肩を触る

 

優「喜美!あっちにいったらお願い!」

 

喜「ええ!任せなさい!」

 

そして三人は術で武蔵に戻った

 

 

優「じゃあ!俺たちも行こう!」

 

正「ああ!だがどうやって?ここから距離あるぞ」

 

優「無論!こうやって」

 

正「え!ああ!お、おい!」

 

優は正純をお姫様抱っこする

 

正「優!もの凄く恥ずかしい!!!」

 

優「我慢して!正純だって女の子なんだから気にしない!」

 

正「女でも気にするんだよーーーーー!!!!???」

 

二人は飛び、葵の方へ向かった

 

 

 




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平行線上へ向かう者

ヤバい事にこれからの話をどうするか
まったく考えてません、
というより
暇がない
就活で忙しくてなかなか更新できません
皆さんも受験とかで、大変ですよね?
受験の人は頑張ってください。
本編ですが、
そろそろ三河編も終わります。
その後の話もそろそろ考えて、
投稿します。

それでは本編どうぞ


優は正純を抱っこして(お姫様抱っこ)トーリのいる審問艦まで、森の中を走っている

 

だが

 

その前に正純が、

 

正「なあ 優」

 

優「ん?なに?」

 

正純が走り続けている優に話しかける

 

正「さっきの事なんだが、お前が斬殺丸と変わった後に言ってた。事なんだが」

 

優「もしかして、第一段階の事?」

 

正「ああ!そうだ!その事だ!」

 

優は正純がなにを聞くことは、分かっていた

 

正「その第一段階というのは、斬殺丸の事なのか?」

 

優「うん」

 

優は走りながらも正直に話す

 

優「実は、斬殺丸には、強さのレベルがあるんだ」

 

正「強さのレベル?」

 

正純にはわからなかった

斬殺丸はてっきり、性格だけが変わるだけの力だと、思っていた

そんな斬殺丸に段階があるなど知らなかった

 

優「ああ。斬殺丸も鬼みたいな者で、感情が強くなると、斬殺丸の強さも変わって行くんだ」

 

正「感情が強くなると?」

 

優「感情というより・・怒りかな?」

 

正「怒り?」

 

優「うん!宗茂が言っていた。ホライゾンを助けても意味が無いと、それを聞いた瞬間、俺の心は怒りに染まった!」

 

正「!」

 

優「鬼はいつも怒ってるでしょ?そういう存在に近いんだよ。斬殺丸は!」

 

正「ちょっと待て!それじゃあその・・段階はどこまであるんだ?」

 

優「・・・・・」

 

優は黙り込むどうやら顔から見る限り話ずらいという顔だ

だけど

 

優「6段階まである」

 

正「6!そんなにあるのか!」

 

優「ああ!ただ・・」

 

正「ただ?」

 

優はもっと真剣な顔になる  そして

 

優「6段階まで、行ったら・・・・・俺は人じゃなくなる!」

 

正「え!どういうことだ!」

 

正純にはわからなかった たかが性格が変わるだけの力が一体優の体になにが関係するのか

まったく理解が出来なかった

 

優「先ほどの相対もそう・・あれは・・相対じゃない!ただの殺し合いだ!それを!俺は感情がなかった!殺す事にためらいも無かった!」

 

正「まさか!このまま行けば!」

 

優「ああ!そういうことだよ・・・・・・・・・・・・・・・・このまま行ったら戦争が終わるまで人を殺し続けるんだ!」

 

正「!」

 

優「無論その為に君たちにペンダントを渡した!俺を抑える為に」

 

正「その為の物なのか!これは!」

 

正純はペンダントを見る

 

優「でも・・・6段階はそのペンダントがあっても抑えられるかはわからない!」

 

正「だめなのか!」

 

優「うん!父さんの神社に行ったんだけど、その力は国をも滅ぼす程の力らしい」

 

正「なに!」

 

優「昔の話だけど、それが原因で、ある国がなくなったらしい」

 

正「!」

 

優「だから 俺 君たちにペンダントを渡したんだ!俺の力がみんなを殺さない為に自分を押さえ込んでもらいたいと!」

 

正「・・・・・」

 

正純は思う

やはりこの武蔵の中で一番辛いのは優だと

自分を抑え込む為にどんな辛いこともして来たんだろうと

彼女は初めて、彼の気持ちがわかった気がする

 

正「安心しろ!」

 

優「え?」

 

正純は優の顔に自分の顔を近づける

 

正「お前は絶対!私が・・いや!・・・私たちが守る!だから安心して!私たちを頼れ!」

 

優「正純」

 

正「お前が辛いのはわかった!だから今度はその辛さを・・・・・私たちにも別けろ!もう!お前だけに辛い想いはさせない!」

 

正純は手を胸に当てて、言う

 

優「ありがとう 正純! さすが俺たちの政治家だ!」

 

正「ああ!任せろ!」

 

優「それと・・・」

 

正「なんだ?」

 

 

優「顔がもの凄く近い」

 

正「う!」

 

正純はそれを聞いた瞬間 顔が赤くなり耳までも赤い もちろん優も

 

正「すまん」

 

正純は優に抱っこされたまま、自分の顔が近い事は気づかなかったらしい

 

桜『おや?二人ともイチャイチャするねー』

 

優「べ、別に!イチャイチャしてないよ!ねえ正純!」

 

正「そ、そうだ!こ、これは違うんだ!これはだな!」

 

桜『そんなことより、着いたわよ!』

 

喋っている内になんとか審問艦の近くまで、来ていた

というより話に夢中で走っている優本人も着いた事に気づいていなかった

優は正純を降ろし、審問艦の方を見ると

 

優「これは!」

 

着いた時には 圧されていた

教皇総長が宣戦復帰したことで、戦士団がまたも攻撃してきた

それをなんとか武蔵は抑えている

 

優「トレスエスパニアの戦士団はいない という事は退き始めたんだな」

 

正「立花・宗茂が倒れたからだろうな」

 

直「こっちは穏便にやっといたよ!」

 

優「直政!ネイト!」

 

後ろからガシン、ガシンと大きな音を立てて走って来た地摺朱雀だ

その肩に直政とネイトがいた

 

直「状況は?」

 

優「トーリが審問に到着した!だけど教皇総長含む戦士団が武蔵の警備隊を圧している!」

 

ミ「私も行きますわね!」

 

優「俺も行く!」

 

ミ「え!ですが!あなたは!」

 

優「ここまで来たんだ!それにまだ俺にもやる事がある!それにあと5分だ!6時までにやらなきゃいけないんだ!」

 

ミ「怪我の方は大丈夫なんですの?」

 

優「怪我なんて対してしてないよ!大丈夫!それじゃあ正純!後をお願い!」

 

正「ああ!わかった!」

 

優「いくぞ!ネイト!」

 

ミ「本当に大丈夫なんですの?」

 

優「大丈夫じゃあなかったら!ここにはいないよ!」

 

優とネイトはトーリのいる審問艦へ走る

 

ミ「本当に大丈夫なのかしら、というより!早いですわよ!」

 

だが優の方が走るのが速い為にネイトじゃ追いつけない

それほどのスピードを出していた

 

直「それじゃあ、あたしらも・・」

 

正「待て!」

 

直「?」

 

正「直政と地摺朱雀には頼みたいことがある!」

 

直「わかったさね」

 

正純はその場でモニタを表示し

葵の中継を見る

 

正(あと5分 頼むぞ)

 

正純と直政はそこでモニタを見て待機した

 

**********

 

場は変わってトーリの方へ

 

トーリはなんとかホライゾンの所まで到着

そして大きな声でホライゾンを呼ぶ

 

葵「オーーイ ホライゾーーーン!いるかーー?」

 

そしてその返事にホライゾンはトーリの方へ近づく

 

ホ「一体ホライゾンに何の御用ですか?」

 

葵は右腕を上げグットポーズを作り。言う

 

葵「助けに来たぜ!!!」

 

それを行った途端

沈黙がしばらくして、ホライゾンの返事は

 

ホ「最前の判断をしまして・・・・・・・誰ですか?あなた?・・・・迷惑なのでお帰り下さい」

 

葵「え!」

 

武蔵「「「「「嘘だろ!!!」」」」」

戦士団「「「「「「マジかよ」」」」」

梅組「「「「「「「やっぱり」」」」」」」

 

それを皆聞いた瞬間 驚き というより敵まで驚いている

自信があるから知っているのだと思いきや

知らないらしい

梅組はわかっていた

 

鈴「や・・っぱり・・・そうなのかな・・・」

 

浅「なにがです?」

 

鈴「ホ・ホライゾン・・・優君・・・・意外・・・覚えてない・・・と・・思うの」

 

梅組「「「「「「マジ!!!」」」」」」

 

武蔵では鈴がホライゾンの考えている事は分かっていた

というより、ペンダントのおかげかもしれない

 

葵は首を振り、続ける

 

葵「ふ〜〜〜ん 俺だよ俺!ブルーサンダーの客だったんだけど、覚えてないかな?」

 

ホ「思い出しました 朝晩の時によく居たお客様ね」

 

葵「そうそう!」

 

ホ「釣り銭を渡す時に、いつも両手でこちらの手を握ってくる、店主として付けた アーバンネームは湿った手の男(ウェットマン)

 

葵「え〜〜〜」

 

葵はガッカリだ

そして皆から通信が入る

 

武蔵勢「「「「「最低だな!!!」」」」

 

葵「う、うるせー!惚れた女に触れてなにが悪い!・・・こんな感じで」

 

葵はホライゾンの胸を目がけて手を伸ばし 触ろうとするが

 

ホ「申し遅れましたが、この壁、触れると即死するそうです。」

 

葵「あっぶねー!なにエキサイティングな仕掛け作っているんだよ!それになんで服きてんだよ!異端審問で監禁したら、全裸で鎖だろ普通」

 

それを言った瞬間 ホライゾンは後ろを向いて帰ろうとする さすがにあきれたようだ

 

葵「ごめんなさい!帰らないで、」

 

このやり取りは昔もこんな感じだったと優は感じた

 

優「懐かしいなこのやり取り、本当になにも変わっていない」

 

そこへ皆の通信が入る

 

喜『あの子、愚弟にだけは厳しかったものね』

 

ウ『そうであったな』

 

浅『けどみんな知っていましたよね 彼を大事に思っていたんだって』

 

ミ「あの自動人形があの子に似ているのは ただ単に あの子が自動人形のような少女だったと、そういうことかもしれませんわよ」

 

浅『だったら』

 

ミ「ええ!」

 

ミ・浅『その自動人形は違和感なくホライゾンなのかもしれませんわね!」

 

優「俺はそれだけじゃあないんだけどな」

 

一同「「「「「え?」」」」」」

 

浅『それはどういうことですか?』

 

優「あっちに着いたら皆に話すよ」

 

優は走るスピードを加速する

その前に

 

優「ネイト行くよ!」

 

ミ「え?」

 

一同「「「「「「な!?」」」」」」

 

優は一旦、ネイトの所に行き

お姫様抱っこする

 

ミ「降ろしなさい!もの凄く恥ずかしいですわ!」

 

優「いいから!走るよ!」

 

ミ「ま、待つですのーーーーーーーーー!!!!」

 

返事も言わせないまま走って行った

 

喜「あら 随分と大胆になったじゃない優」

 

浅「なんだか優君 女の子だからお姫様抱っこが当たり前な考えでいるのでしょうか」

 

*********************

 

ホ「ホライゾンは、世界に迷惑をかけぬことを最善の判断で望んでおります。」

 

葵「世界がどうとか知ったことじゃねえよ。俺が困るんだよ。お前が死ぬと」

ホ「では、世界とあなたと。どちらが大事なのですか?」

葵「どっちだと思う?」

ホ「率直に言いまして、世界です」

 

当然の答えだ

他の人に聞いても、世界を選ぶだろう

世界は人間の居場所でもある それでも人間を選ぶというなら、

居場所を放棄するものだ

他で言うなら生きる事をやめることだ

 

だから

 

葵「じゃあ決まりだ!俺が、世界を従える王になればいい!」

 

ホ「随分と無茶な事を言いますね」

 

葵「じゃあ俺からも聞くぜ!」

 

ホ「なんですか?」

 

それは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

葵「世界と優 どちらを選ぶ?」

 

ホ「!」

 

武蔵勢「「「「「「え!」」」」」」

イタリア勢「「「「「なに!」」」」」

教皇総長「何だと!」

 

無論皆驚いたというより ホライゾンは感情がないのにそれに反応するとは思ってもいなかった

優もしっかり聞いている

 

葵「お前はさっき世界って言った なら 優はどうすんだよ!」

 

ホ「優様もその選択をきたら世界を選ぶはずです。」

 

葵「残念だけど、あいつ 今日の昼頃 ホライゾンと世界どっちを選ぶといったら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

迷い無くお前を選んだよ!」

 

ホ「優様が」

 

葵「優はこの世界のルールを潰す気でいるぜ 誰もが幸せに生きる為なら ・・・・・・・・・自分の命も捨てるつもりで居るらしいぜ(・・・・・・・・・・・・・・・・)!!!」

 

ホ「!」

 

トーリは両腕を広げる

 

葵「わかるかホライゾン?お前が良くても お前のやる事は優にとっては悲しみにしかならない!

それにあいつの方が無茶な事をしているんだよ!

この世界に居る国を相手に独りで(・・・)相手する気でいるんだぜ!」

 

ホ「どうして優様はそのような事を」

 

葵「決まっているだろ! お前と一緒に生きたいからだ!あいつも末世を救う鍵なんだ!この残酷な世界で、ホライゾンを殺そうとするこの世界を!あいつは壊すって言っている!

 

だから俺は

 

優独りに辛い想いはさせない為に

 

ホライゾン! 俺と一緒に世界を征服しに行こう!」

 

それが彼の答え 宣戦布告という

彼の想いの答え

 

葵「俺のせいで奪われた、お前の感情である大罪武装を集めて、お前は元のお前を取り戻せる。

そうすれば、お前の大好きな優も喜ぶし、俺もみんなも喜ぶ、末世解決しながら、イチャイチャしながら、いろんなことしていこうぜ!」

 

そしてトーリは振り向く

 

葵「だからまあ、頼むわ全世界! 大罪武装寄越してくんね? 嫌なら戦争しようぜ。戦い、ぶつかり合い、相対、交渉何でもいい。どんな手であってもホライゾンの感情をくれる理由ならなんだっていいんだ!

 

――神道、仏道、旧派、改派、唯協、英国協、露西亜聖協、輪廻道ダンハイ、七部一仙道オウト

 

魔術テクノ・マギ、剣術、格闘術、銃術、機馬、機動殻、武神、機獣、機鳳、機竜、航空戦艦

 

人間、異族、市民、騎士、従士、サムライ、忍者、戦士、王様、貴族、君主、帝王、皇帝、教皇

 

極東、K.P.A.Italia、三征西班牙(トレス・エスパニア)六護式仏蘭西(エグザゴン・フランセーズ)、英国、上越露西亜(スヴィエート・ルーシ)、P.A.Oda、清、印度連合

 

金、権利、交渉、政治、民意、武力、情報、神格武装、大罪武装、聖譜顕装、五大頂、八大竜王、総長連合、生徒会

 

男も女もそうでないのも若いのも老いたのも生きてるのも死んでるのも、

 

そしてこれら力を使って相対できる、武蔵と俺達とお前達の感情と理性と意思と他、色々

 

多くの、もっともっと多くの、俺が知らない皆の中で、世界の中で!

 

誰が一番強いのか、やってみようぜ!!」

 

世界に宣戦布告した

 

葵「あれ? なあ俺、どうしてコクるはずが世界征服宣言してんの?」

 

そこへ

 

優「まったく!考えて喋れよトーリ!」

 

上からヒューと飛んで来たのは優だ

 

優「トーリは本当にバカだね」

 

葵「なんだよ!優!いきなり出て来て!しかもネイトをお姫様抱っこして!」

 

優「女性にエスコートするのは当たり前だろ!」

 

ミ「それにしては恥ずかしいですわよ!」

 

優「そう?普通と思うけど!」

 

優はネイトを降ろす

 

葵「いや 普通じゃないって」

 

優「そんなことより、 心道家(しんどうけ)のみんな聞いてくれ!」

 

一同「「「「「!」」」」」

 

優は突然大声を出す

 

優「当主!俺は世界のルールを壊しに行きます!父さんの夢でもあり、これは俺の願いです。

あなた方に迷惑をかけるのは承知です。ですが、このままではまた関係のない人が死にます。それでは意味が無いのです!俺が必ず世界を変えます!そうしなければ、あの父さんと母さんが起こした天変地異戦争(・・・・・・)なってしまうかもしれないのです!」

 

イ「天変地異戦争だと!?」

 

葵「なんだよそれ?」

 

優「君たちに言うなれば

 

 

 

 

 

 

 

もう一つの末世だよ!」

 

一同「「「「「「末世!?」」」」」

 

優は言った 末世が一つでは無かった

 

優「昔ある二人が争ったんだ」

 

葵「二人?」

 

優「ああ その二人が憎しみと愛で争い 世界の半分を壊しかけたんだ それをまた起こそうと 俺を利用とした女が計画している(・・・・・・・・・・・・・)

 

葵「な!」

 

一同「「「「「「なんだって」」」」」

 

優「元信さんから渡されたんだ」

 

優はポケットから何枚かの紙を出す

 

優「この紙はその女のレポートの一部なんだ なんでも今は偽名を使って、裏ではその計画の準備をしているらしい そうなったら

世界がなくなる!!」

 

葵「マジかよ!」

 

「嘘だろ」

「世界を壊す気でいるのか」

戦士団からも恐怖を感じた。

 

優「ですから!俺は世界を変える為に戦います。父心道(じん)の息子であり、世界をルールを壊しに行きます!できたらあなた方と戦いたくありません!それでも戦うので、あれば!

世界の各国の皆も言う!

 

 

 

 

 

 

俺独りが相手になります!」

 

優も世界に宣戦布告する

 

葵「優」

 

優「コレぐらいはやらせろ!」

 

イ「わかっているのか! お前は・・」

 

ビビーーー!!

と通信の音がする、優の上から桜マークのモニタは入る

モニタは真っ黒で見えないが

 

?『通信を送ります、心道優ですね?こちらは心道当主です』

 

優「当主!」

 

葵「おい!これ通信?」

 

なんとこの審問艦のところまで、通信が入って来た

 

イ「心道当主!何のマネだ!」

 

?『あなたはだまりなさい!優ですね?』

 

優「はい!」

 

?『あなたのお言葉 確かにこちらに届きましたので、お知らせいたします。我々は』

 

優「我々は?」

 

?『家族であるあなたを否定はしません!よってあなた方に戦争はしません!』

 

優「え!本当ですか!」

 

大きな声で返事をする

 

?『ええ!刃がお世話になりました。刃の息子さんであるあなたを否定はしません!よってあなたがなにをしようが自由とします。」

 

優「ありがとうございます!!!」

 

優は土下座をする

 

?『もしよろしければ、そちらに伺いますので、その時に同盟の話をしましょう!我々心道家はあなた方 武蔵を信用します!」

 

「嘘だろ!」

「あの伝説の一族が武蔵に同盟」

「マジかよ じゃあ 今の武蔵は最強じゃね」

 

優「本当にありがとうございます!!」

 

?『いえいえ あなたは我々の家族!否定はしません

それと

教皇総長!』

 

イ「なんだ?」

 

?『この戦闘を中止しなさい』

 

イ「なに!」

 

?『我々家族に手を触れるのであれば 誰であろうと許さない 今すぐ戦闘を中止せよ!

それが聞けないので、あれば、宣戦布告だ」

 

イ「く!」

 

葵「すげーな優!お前の家族!」

 

優「俺もビックリだよ まさか通信がくるだなんて」

 

?『さあ!どうする?』

 

イ「悪いが!」

 

?『・・・・』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イ「宣戦布告とする!!!」

 

優「なに!」

 

葵「マジか!あのオッサン!」

 

「いけません聖下!」

「心道家はあの最強の一族なんですぞ!」

 

イ「大罪武装がある限り問題ない!それにお前達はP.A.Odaの戦争の真っ最中!それでもできるというのか?」

 

?『できるとも!お望みあれば

 

 

 

私自ら出る!』

 

優「当主自ら!」

 

葵「うわあ!やっちゃったなオッサン!」

 

優「なんと酷いマネを」

 

?『そういう事だ、その内に排除する 我々家族に触れた事を後悔するがいい 私からは以上だ』

 

そしてモニタは消え 通信がきれる

 

優「やれやれ!ネイト!後お願い!」

 

ミ「わかりましたわ!」

 

優はホライゾンのところへ

 

優「ホライゾン!待たせたな!」

 

ホ「遅かったですね 迎えにくるならもう少し早くです。」

 

優「ん!ホライゾン?まさか君は!」

 

ホ「今の理論は明確でとても分かりやすいです」

 

葵「え、マジ!?」

 

ホ「しかし、それは貴方の理論です。ホライゾンの理論ではありません」

 

確かにその通りだ

 

ホ「ホライゾンは自分の喪失によって、極東の損失を防ぎたいと思います。お帰りください」

 

葵「俺が優が、お前が消えるのが嫌だって言ってもか!」

 

ホ「疑問しますが、何故嫌なのですか?」

 

葵「え、そ、そりゃあそのぉ、人前で言うには恥ずかしいっていうかぁ・・・・・・」

 

優「やれやれ トーリ!俺は言わせてもらうよ!」

 

葵「え?優?」

 

優はホライゾンの近くへ壁に当たらない程度に近づく

 

優「俺はどうして 嫌なのかはと言うと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

君の事が大好きなんだ!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

葵「え?」

 

イ「え?」

 

点「え?」

 

ウ「え?」

 

正「え?」

 

ミ「え?」

 

ノ「え?」

 

直「え?」

 

ア「え?」

 

ナ「え?」

 

マ「え?」

 

浅「え?」

 

鈴「え?」

 

ネ「え?」

 

ヨ「え?」

 

喜「・・・・・」

 

武蔵「・・・・」

 

酒「え?」

 

オ「え?」

 

沈黙が続いて

 

全員(ホライゾンと喜美と武蔵自動人形以外)「「「「「「「えーーーーーーーーーーー!?」」」」」」」」

 

まさかの主人公を先置いて

優が告白してしまった




主人公より先に告白しちゃったね
この後 どうなるかな?
コメントよろしくお願いします


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生きるために

こんな展開にしてしまいましたが
自分はホライゾンの想いをオリ主が
どうするかをさせたいのです。
そもそも彼と言うサムライは
好きな人を守りたいという意味です
武士とか侍で言うのでは、
まったく違います。武士は君主に使える意味でもあります。
彼の場合は好きな人を守るというサムライです。
はたして告白した。彼はどうなるか

それでは本編どうぞ



葵・トーリという主人公が彼女に告白するはずだった

今日が本当なら、彼が彼女に告白するはずだった 

 

 

 

 

 

なのに

 

 

なぜ? どうして?

 

彼という 心道・優が

 

先に告白してしまった

 

トーリは前から彼女に告白する予定でもあった

なのに

その彼よりも早く、優が先に告白してしまった!!!

 

彼は確かに恋心もなく、鈍感といっても過言というおかしくない程に

でも

それでも

彼は伝えなきゃいけないだろう

 

彼女が 優の武蔵としての(・・・・・・)始まりをくれた人であり

他で言うなら 救ってくれた人 そんな相手に

彼は 初恋をした

 

そんな彼だからこその想いだと思う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが

 

 

だからといって みんなの前で、

しかも

本当ならトーリの告白なのに、 

 

まさかの

 

彼が先に言ってしまった

 

無論みんなは

 

点「なんで?なんででござるかーーーーー!?」

 

ウ「まさか!?あの優が(・・)!?」

 

ア「あの鈍感神(どんかんしん)と言われた優さんが!?」

 

ノ「いつからそんな名がついたんだ!?」

 

ミ「どうして!?これ!我が王の告白じゃあないですの!?」

 

直「あっちゃー!?優の奴!ん?・・・・・・ん!」

 

直政は横にヤバい黒いオーラを出した 正純に気づいた

 

正「・・・・・・」

 

どうやら優が別の女に告白したのが、気に入らないようだ

直政でも思う これはやばいと!!!

 

直「お、お、落ち着くさね!?正純!たぶん!理由を言っただけさね!決して告白じゃないさね!」

 

と言うが

 

正純「べ!べべべ、別に!嫉妬したわけじゃないぞ!?」

 

直政は思った じゃあ なんでそんな涙目で、 しかも ペンダントを手で持っているんだと、 完璧嫉妬と言うしかない

 

一方、武蔵で 優の告白を聞いて、みんなは

 

ネ「優君が告白した!?」

 

ナ「ヤバいわ!?コレ!同人誌に載せられるわ!主人公を先置いて、ヒロインに告白!しかも!告白した彼は!主人公よりイケメン!これはいいわ!優!なかなかやるわね!」

 

マ「ガッチャン!?せめて!ユウちゃんのやる事にツッコミして!?」

 

鈴「優くん・・が・・・告白!?」

 

浅「しっかりして!?鈴さん!なんで優君が告白したのかは知りませんけど!?しっかりしてーーー!」

 

浅間は鈴が倒れないように後ろで抑える

 

シ「うーむ 今の録音しておけばよかったな 今の録音すれば売れたんだがな だが 私も予想外な為 録音はできなかった」

 

ハ「シロ君 あんま優君を材料に使うと死んじゃうから 気をつけてねー 特に女子に!」

 

インキ「まさか!?あの優君が告白とは!?」

 

広「小生!?予想が着きませんよ!?」

 

ネン「優殿ならやりかねないと思うが?」

 

オ「まさかの!?あの優が!」

 

酒「本当にすごいなー優!まさか戦闘中に告白するとはね!」

 

ヨ「本当に刃殿の息子だな 優君は」(昔刃殿も戦闘中に告白したものな)

 

と皆も同じ反応だが

 

喜「・・・・・」

 

武「・・・・・」

 

武蔵と喜美は反応もせず ただ見守っていた

 

浅「!」

 

浅間は喜美の顔に気づいた 彼女が久しぶりに真剣な顔(・・・・)

浅間は喜美と一緒になることが ほとんど というより 絶対に等しい だからいつも一緒にいてわかる 彼女はいつも笑顔のはず 

だが

今日の彼女はなぜか? 真剣な顔なのだ 

 

それは

 

ホライゾンが死んだ時の顔と同じ顔だった

だから

彼女に聞きたかった

なぜ

彼女が真剣なのか

 

浅「喜美は驚かないのですか?優君の告白に?」

 

と恐る恐る聞いてみた

それで答えは

 

喜美「ええ!」

 

浅間「!」

 

喜美「だって 知ってたもの・・・・・・・・・・・・優がホライゾンの事が好きな事ぐらい 私は知ってたわ」

 

一同「「「「「「え!?」」」」」」

 

****************

 

 

そして優と葵は

 

葵「優!?なんでおめえが!?告白するんだよ!?」

 

確かにおかしいとは思う 今日はトーリがホライゾンに告白するのに それを 優が先に告白するでは 彼の計画が無駄になる 

それで優は

 

優「わかってる」

 

葵「ん!」

 

優「そう!これは!トーリが告白するべき事!・・・・でも」

 

葵「でも?」

 

優「彼女に伝えたかったんだ、感謝として」

 

葵「感謝として?」

 

優「ああ・・実話・・俺が武蔵に来たのって・・・・知らないよね?」

 

葵「ああ!そういえば!」

 

優「彼女のおかげなんだ・・・・彼女が俺に治療してくれたのが」

 

ホ「!」

 

葵「それって!俺たちが小等部の入学式の一ヶ月前!?」

 

優「そう・・・武蔵はたまたま三河に居たよね・・・俺はその近くの森にいたんだ・・そして彼女が助けてくれた」

 

葵「ホライゾンとかくれんぼをやっている時か!」

 

ホ「・・・・・」

 

優「俺はたまたまそこの近くにいたんだ、だけど、腹に傷を負ったせいで 三河や武蔵に入れないから とりあえず その近くの森にいたんだ

そして 彼女に出会った」

 

ホ「!」

 

葵「!」

 

優「あの頃の俺は 他人は敵だった でも 俺は負傷を負っていて 身動きも取れない状態だった それなのに彼女は助けてくれた」

 

ホ「・・・・」

 

葵「・・・・」

 

優「俺は嬉しかったよ まさか 母さんみたいに人間扱いしてくれる(・・・・・・・・・)人がいたなんて」

 

葵「優」

 

優「俺はバケモノだ でも だから 死んでもいいって思ってた だけど 彼女がくれた 戦わなくても良い 戦わなくとも 人間として生きていいんだよって

ホントは君がいなくなる前に言うべきだったよね

遅れてごめん」

 

ホ「優様」

 

優「本当にありがとう 俺を救ってくらた人 君の事は大好きです」

 

葵「・・・・・」

 

葵は誤解をしていた

 

これは告白じゃない 感謝(・・)なんだって 

昔のホライゾンは自動人形みたいな性格だから 好きになる人はいなかった

だけど

優は違う

毒舌で料理がヘタな唯我独尊なホライゾンを

大好きだったんだ

 

だから

 

葵も改めて言う

 

葵「俺も大好きだ!!!」

 

優「トーリ!」

 

ホ「!」

 

葵「俺も!お前の事が大好きだ!俺!昔ホライゾンが優の事を好きだって知ってた!!だから焦ったんだ このままじゃ 優に取られちゃうんじゃないかって!!」

 

優「トーリ」

 

葵「優は勉強も偉くて、運動も強い、料理もうまく、そして ホライゾンの事を一番に理解できてた!」

 

ホ「!」

 

葵「俺は何もかもだめだけど!、ホライゾンだけは渡したくなかった!」

 

優「!」

 

葵「大好きなホライゾンだけは 渡したくなかったんだ!!」

 

一同「「「「「「・・・・」」」」」」」

 

そうして彼も伝えた

同じ気持ちであり、同じ想いだった事に

皆も聞いた二人の想いここに聞いた

 

優「今度はホライゾンの聞かせてくれないか?」

 

ホ「!」

 

優「俺たちは君に伝えた なら君は? その返答ない?」

 

ホライゾンも好きだと言った

そして返答は

 

ホ「残念ながら、自動人形に感情がありませんので『好き』ということが分かりません」

 

一同「「「「「「「フラれた!?」」」」」」

 

残念ながらフラれた

 

だが

 

優「そう・・・わからないか・・・なら!」

 

ホ「?」

 

葵「?」

 

優「どうして?俺のペンダント(・・・・・・・)を持っているの?」

 

ホ「!」

 

葵「え!」

 

一同「「「「「「「!!!」」」」」」」

 

そうホライゾンの首に、桜マークのペンダント(・・・・・・・・・・)を持っていた

 

優「それ!俺が君にプレゼントした物だよ!なんで持っているの?」

 

葵「あれって!入学式に優がプレゼントした奴じゃないか!?」

 

それはホライゾンにプレゼントした物だ

それをまだ持っていた自動人形のホライゾンが

 

優「それに感情がないんでしょ!なら そのわからないというのは 君自身(・・・)の判断じゃない!自動人形の判断だ!

自動人形は確かに感情がない!なら!どうして持っている!俺がプレゼントした物を!普通好きでもない男のプレゼントを持ってたりはしない」

 

確かにホライゾンは感情がないのは知っている なら どうして彼のプレゼントを持っているのか

 

ホ「それは・・・また助けてくれる(・・・・・・)と信じてましたから」

 

葵「!」

 

優「やっぱり!ずっと待っててくれたんだね 俺が来るの待っていたんだね それと自分が危険な存在な事も」

 

葵「どういうことだよ!優!」

 

優「ずっと待ってたんだよ!助けてくれるの(・・・・・・・)!!そして 自分を諦めさせてくれる人を!!」

 

葵「え!」

 

一同「「「「「「なに!!」」」」」」

 

優「君の判断が完璧とは限らない!これは平行線だ!お互いの納得は存在しない!なら!それを作ってみたらと!俺たちを持っていたんだよね!」

 

葵「だから!さっきから否定しているのか!」

 

優「それにホライゾン!」

 

ホ「!」

 

優「君は否定した!なら!俺も否定する!君の無駄は存在しない!俺とトーリがいる限り!それが俺の平行線!」

 

葵「なら!俺も言うぜ!世界を変える!俺と優がいる限り!悪い事はさせない!それがお前の意思であっても!それが俺の平行線」

 

ホ「あなた達二人が居たとしても世界は変えられません 私の死も免れません それが私の平行線です」

 

優「それなら!俺たちもない!死はもう決まっている!それを君と一緒に覆す!」

 

葵「俺たちは世界を相手に宣戦布告した!それはすべて!お前の為でもある!」

 

ホ「まだ取り戻せます 私が自害すれば すべて なかった事にできます」

 

優「なら!君が自害するなら!俺たちも一緒に行く!」

 

ホ「!」

 

葵「それがお前の望んでいる事なら!俺たち二人も一緒に死ぬ!お前を独りにしない!それでも!お前は自害するのか!」

 

ホ「どうして?」

 

優「俺たちは大事なんだ!君が!だから自分の命だって捨てても構わない!」

 

葵「なあ!ホライゾン!どうしてほしいか言ってくれ!俺たちが叶える!」

 

優と葵は手を壁に当たらない程度でのばす

 

優・葵「「お前の声を聞かせてくれ!!」」

 

ホライゾンは目を閉じて また開ける

そしてホライゾンは言う

 

ホ「それなら 私ののわがままを聞いてくれますか?」

 

葵「ああ!」

 

ホ「私がどんな酷い人間でもですか?」

 

優「ああ!それに俺も生きるために殺した!だから!

君のため!みんなの為に!そして!俺たち二人の為に!」

 

だから

 

二人も望みを言う

 

優・葵「「生きるために戦おう!!ホライゾン!!」」

 

二人は大きな声で叫ぶ

 

どんなに苦しくても 命を否定してはいけない 生きる為に戦い 辛いことがあっても生きた思い出として埋めれば良い

ただ 生きると言う意味を伝えたかったのだろう

 

そしてホライゾンは

 

ホ「わかりました」

 

優・葵「「!!」」

 

あのホライゾンが希望を持った

 

ホ「ホライゾンも戦います」

 

葵「ありがとう!!ホライゾン!!」

 

優「決まりだな」

 

ホ「ですが、トーリ様はホライゾンの胸を揉もうとしてるので、トーリ様の為には戦えません」

 

優「はあぁ!?トーリ!まだそんな考えでいるの!?」

 

葵「ち、ちげえよ!?そんな考え!あるわけないだろー」

 

だが優は見逃さなかった

 

葵の手が乳を揉もうとする ポーズが見えた

 

葵「それに!ホライゾンは俺と付き合うんだぜ!これぐらい序の口だって!」

 

ホ「は?ホライゾンがいつ?トーリ様と付き合うと?」

 

葵「え!?なんで!?」

 

優「当たり前だろ!今の言葉を聞いてなんで!?ホライゾンとトーリが付き合う事になるんだよ!?」

 

葵「え!だって!そういう意味でいったんじゃないのかよ!」

 

優「ホライゾンは一緒に生きるという返事をしただけであって、お前と付き合うという返事じゃないだろ!」

 

葵「そ、そんなーー!?」

 

優「まったく!お前は・・・」

 

ホ「それでしたら ホライゾンは優様と付き合います」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

優「へ?」

 

葵「え?」

 

一同「「「「「「「え?」」」」」」」

 

沈黙が続いて

 

全員(ホライゾンと喜美と優と葵)「「「「「「「「ホライゾンからの告白キターーーーーーーーーーーーー!!!!!」」」」」」」

 

まさかのホライゾンから告白が来た

 

優「ほ、ほ、ほ、ホライゾン!?俺は感謝であって!?告白じゃないよ!?」

 

ホ「いいえ ホライゾンは優様の告白として判断します」

 

桜『ホライゾンちゃん♫優が胸が好みだよ♫』

 

桜花がとんでもない事を言う

 

ホ「そうなのですか!優様は私の胸が好みだと判断します」

 

優「判断しないでぇーーーーーーーーー!?」

 

葵「そんなぁーー!?」

 

武蔵『完璧に振られた!?』

 

まさかのホライゾンからの告白してきた

相手は優 告白というセリフではないが

 

 

一方喜美は

 

喜「やっぱり 先に告白したわね」

 

浅「え?喜美!ホライゾンが告白するってわかってたんですか?」

 

喜「まあね だから生きるついで欲しかったのかしらね

心の安らぎを(・・・・・・)持っている優が」

 

 

*********************

 

 

優「それに!俺よりもトーリの方がいいよ!絶対に!?」

 

優は何度かホライゾンに言うが

 

ホ「いいえ トーリ様より、優様がいいです」

 

聞かなかった

優はもう諦め トホホーンとガッガリしてる

そんなつもりはないのに 誤解が聞けない彼女になにを言ってもたぶん聞かないだろう

優は諦めた

 

葵「優は付き合うのか!?」

 

葵は優が付き合うのか聞く

 

優「これはトーリの告白でしょ!?俺は関係ないよ!?

トーリ!この話は武蔵に帰ってからにしよう!もう時間がないホライゾンをこの壁から出すぞ!」

 

葵「そうやって逃げんじゃないだろうな?」

 

葵は拗ねる

 

優「そうじゃないよ!もう時間がないから!ホライゾンを出すの!信じてよ!」

 

葵「どうだかなー」

 

葵はもっと拗ねる どうやらよほどショックだった

 

優「それならホライゾンがお前を好きになるように努力すればいいだろう」

 

葵「出来る訳無いだろう」

 

優「自分を信じろ!自分を信じてもう一度告白しろ!それにお前だってホライゾンを理解してる」

 

葵「!」

 

優「ホライゾンを理解できるのは武蔵に5人しかいないんだぞ!その内がお前だ!お前なら出来るって信じてる!トーリ!!理解している奴だけがホライゾンに告白できるしな!!」

 

葵「優」

 

優も親友だから言えるセリフなのだろうな きっと

 

葵「わかった。見てろよ。俺がホライゾンを振り向かせてやる」

 

優「わかっているじゃない それよりホライゾンをここから出す!」

 

優は壁を壊そうとするが

だが

 

イ「バカな事はやめろ!」

 

優「!」

 

葵「!」

 

二人は声がする方へ振り向く

その声は教皇総長だった

 

イ「その壁に触れて生きたものはいない!」

 

優「なら!それも覆すまでだ!」

 

葵「邪魔すんなよ!オッサン!俺と優二人でこの壁を断ち切るんだからさ!」

 

桜花を使い抜刀の構えを取り、壁を壊そうとする

 

イ「貴様!」

 

手に持っている大罪武装『淫蕩の御身』で表示枠に打ち付ける。

再び、紫色の空間が形成される

 

 

優「二代!!」

二「jud!」

 

優が大きな声で叫ぶ

そして

二代が空間を一刀両断に断ち切った

 

イ「これは!」

 

二「蜻蜓切にて活断させていただいた!」

 

イ「ん!」

 

教皇総長から、離れたところに一人の少女が立っていた。

 

二「武蔵アリアダスト教導院、臨時副長。本多・二代だ」

 

武蔵の陣営に立つ彼女

 

イ「取り返せ!大罪の力を極東に与えることを許すなー!」

「「「「おーーーー!」」」

 

戦士団が立ち上がり、武蔵の陣営に突っ込む

 

「総隊長を守れ!」

 

優「1分だけ耐えて!みんな!」

「「「「おーーーーー!」」」」

 

武蔵の警護隊も負けず、戦士団を迎え撃つ

武蔵の特務も迎え撃つ

 

優「はあ!」

 

「「「「うわーーー」」」」

 

優も参戦し、戦士団が吹っ飛んだ

 

優「これ以上!トーリの邪魔はさせない!」

 

イ「ならば相対だ! 武蔵総長との相対を望む!」

 

教皇総長がそういうが、

 

二「副長である拙者と優殿を、倒してからにしてもらおうか!」

 

二代と優を倒さない限り先には進めない

 

イ「く!」

 

教皇総長は苦しい顔するが

 

葵「オッサン!まあ見てな!すぐに済ませるからな!こっちが先約だ!」

 

そういって、トーリはホライゾンを指差す。

 

 

柔らかい感触が指を伝う。

 

しっかり見ると、壁を抜けてホライゾンの胸に自分の指が当たっていた

 

優「!」

 

葵「エロ不注意だ!」

 

その瞬間 二人は光に包まれた 

 

優「トーリ!!!」

 

優は二人が光に包まれる所を見るしか無かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はここまで です
コメントあればお願いします

次回で三河編も終わりに近いです


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罪な過去

優サイド

みんなは過去で取り返しの着かない事をしたことがありますか?
俺は、生まれた頃から酷い事をしていしまいました。

そんな自分を

許してくれますか?


みんなはその取り返しの着かない事や悲しい過去を背負って
これからどんな生き方をしていこうと思いましたか?

俺は

生きるためにという

戦いな生き方をしていました

でも

その罰が今

来たのです


トーリは光に包まれた後 妙な場所に着いた

 

葵「ん!ここは!?」

 

それは

 

音も無く そしてすべてが白と黒の色でしかない

武蔵の”後悔通り”という場所だった

 

ホ「ホライゾンが死んだ時ですか?」

 

葵「ん?ホライゾン!!」

 

当たりを見渡すと目の前にホライゾンがいた

どうやら彼女もトーリの罪に巻き込まれたようだ

 

ホ「あなたが私のオパーイに触ったので、ホライゾンもトーリ様の指に伝わり、壁に接触したと判断、トーリ様の罪に巻き込まれたのです。」

 

葵「それでホライゾンも巻き込まれたのか」

 

葵の指がホライゾンの胸に当たってしまったため

その通過した壁とつながってしまったのだろう たぶん壁は 接触した本人だけなのだが それをもう一人と手が接触している場合

その人も彼の罪に入ってしまうのだろう

 

葵「ん!あれは!」

 

左の方から小さな女の子が歩いてる

でも

その子は泣いていた 右手で目の涙を拭いている

 

ホ「あれはもしや」

 

葵「そう!昔のホライゾンだ!」

 

ホ「では本当にここは」

 

葵「ああ!俺の罪は”後悔通りだ”!!」

 

あの壁は人の過去を見る事ができる壁 教皇総長が先ほど『その壁に触れて帰った者はいない』と言う事は

今までの人は、自分の罪を断ち切れず (・・・・・・・・・・)精神的な物で死んだのだろう

つまり

今トーリは

自分の断ち切れなかった 過去を見せられている

 

葵「この日は優も姉ちゃんもいなくてさ 寝坊した俺に変わってホライゾンが朝飯を作ってくれたんだ」

 

そこへ少女の後ろから走っている少年が

昔の葵・トーリだ

 

少年は必死に彼女を追いかける

 

だが

 

少女は その少年を見ながら 先ほどから歩いたのに

 

当然少年とは違う方向へ走り出した

 

葵「でも俺!まずいって言っちゃったんだよ、 せっかく優もその前からホライゾンの朝飯教えてたのに」

 

ホ「それは仕方の無いことでは?」

 

葵「俺に取ってはいけなかったんだ そしてホライゾンは泣き出して 飛び出して行ったよ」

 

そして少女は前を見ず 少年の方へ向いていた せいで

飛び出した少女に馬車が迫ってきた。

少年は少女を助けようと 必死に手を伸ばし 少年も飛び出す

そこで、止まった

 

ホ「手が」

 

葵「ん!」

 

そこへ葵の右手が真っ黒になる

 

葵「やっぱり!これが俺の罪なんだな

あの時、俺が追わなければ、お前は死ななかった

俺に力があれば救えた」

 

そして二人は馬車に轢かれた

 

その後、彼女を抱いた刀を持った小さな少年が出て来て

彼女を抱いて泣いていた

 

葵「そして俺のせいで、優を傷つけた ホライゾンは優にとっては大事な者なのに 救ってくれた恩人なのに 傷をつけてしまったんだ

本当に辛いのは優なのに、俺はホライゾンだけじゃなくて、優も傷をつけてしまったんだ」

 

ホ「では」

 

葵「!」

 

ホ「どうやって?否定なさるともりですか?」

 

そしてホライゾンの右手も真っ黒になる

 

葵「ホライゾン!!」

 

ホ「分解の時間が来たということですね。で、トーリ様はホライゾンの好きな優様を傷をつけて どう否定するともりですか?」

 

ホライゾンはトーリにに質問する

 

ホ「それと質問があります、どうして今のホライゾンを好きになったのですか?」

 

葵「お前が朝食を作る練習してるって優に聞いてなドキリとした」

 

ホ「優様が」

 

葵「ああ、だから、この子は誰かに朝飯を頑張って作って上げられる子なんだって、」

 

ホ「それで」

 

葵「だから、俺はその一番でありたいよ。ホライゾン」

 

ホ「そうですか」

 

葵「けど、優が一番じゃないかって思ったんだ 俺」

 

ホ「どうしてですか?」

 

葵「あいつさ 昔から女の子にモテたんだよ 勉強も偉くて、運動も強いし、そして優しくて、少し、性格は悪いけど、小等部じゃ一番で、あるときは守る為に中等部の奴らに喧嘩して、勝ったんだぜ、しかも一人で、あるときは大人も相手にして

あいつは決して、人には出来ないような才能を持ってたんだよ、あいつはすごいんだよな、ホント」

 

ホ「優様が」

 

葵「だからあいつに勝ちたかったんだよな」

 

ホ「!」

 

葵「あいつはホライゾンの頼みを絶対に出来ない事もやり遂げた、俺の大好きな人に、俺はそれだけは負けたくなかったんだよ」

 

ホ「そうですか なら どうしてかつてのホライゾンを好きになったのですか?」

 

葵「それは・・・」

 

ホ「貴方はこう言ったのでしょう『今そこに行く』そしたらホライゾンは『来ないで』そういったはずですね」

 

葵「けど、俺ホライゾンに拒絶されたんだよ」

 

ホ「いえ。ホライゾンは拒絶したのではありません。貴方に悲しい所を見せたくなかったのです」

 

葵「どうして!」

 

ホ「貴方に、余計な負い目を与えたくなかったからです、再び会うときには笑って再開したかったと優様に言われたんじゃないかと。そう判断できます」

 

葵「優が」

 

ホ「あなたはかつてのホライゾンを助けようとしてきっとこう叫んだ」

 

葵「今そこに行く!そしてホライゾンは『来ないで!!』と言った」

 

ホ「その通りです では、平行線ゆえ、来ないでとホライゾンは言いました。では、共に平行線に至る為には、どのような考えで、生き方で、境界線上に至るために、どのような言葉が必要なのですか?」

 

葵「・・・・」

 

トーリはホライゾンを抱いて泣いている優を見て、

笑った

 

葵「ホライゾン!俺は過去の罪を否定する為に、お前が生きる為に、俺は世界と戦う!」

 

ホ「!」

 

葵「俺一人で救えねえなら!」

 

そしてホライゾンに手を伸ばす

 

 

 

葵「そこは危ねえよ・・だから救いに行くけど。お前もこっちに来い。ホライゾン!!!」

 

そして笑い

 

葵「優の為にも生きる事が大事なんだよ!!!」

 

ホ「!」

 

ホライゾンは頷き、葵の手を掴んだ

そして葵はホライゾンを抱きしめる

 

葵に白いオーラが纏い

ホライゾンを必死に抱く

 

葵「生きようホライゾン、そして戦おうホライゾン!!

みんなの幸せの為に!!」

 

ホ「はい」

 

これで葵の告白は成功し 葵の罪は断ち切れた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが

 

 

 

トボボボボ!!!

 

葵「ん!な!」

 

突然何か水が吹き出したかのような音がし、その音がなった方へ向く

 

ホ「これは!」

 

そうそれは

 

昔の優の

 

()だった

 

これは過去の映像でもあるリアリティな場所だ

だが

あの後 優の涙はこんなに多くではない

それは当たりがもう涙で湖が出来る程

しかも

その涙は赤い

 

壁は過去の罪を見せるだけなのに なぜか トーリの足にその水が触れる感触があった

 

葵「これって!」

 

トーリはホライゾンを抱いたまま その水を右手で掬う そして その匂いをかいだ

 

葵「ホライゾン!!血だ!!血の涙だ!!」

 

ホ「どうして?昔の優様から血が?トーリ様、ホライゾンがなくなった後、こんなの優様は出していたのですか?」

 

葵「まさか!そんなはずねえ!あの後ホライゾンの病院に優も向かったんだ!!」

 

ホ「では これは?」

 

葵「わからない・・・・・ん!・・・・まさか!」

 

ホ「!」

 

葵「優も触れたのか!この壁を!」

 

ホ「トーリ様 危険です この血 先ほどから多く出てきます」

 

優の血の涙は、大洪水みたいに多く出て来て その血が二人を襲う

 

葵「ホライゾン!!!」

 

ホ「ん!」

 

葵はホライゾンを再び抱き

 

葵が背中でガードを取るかのような体制で、ホライゾンを守った

 

トーリとホライゾンは血の大洪水に呑まれた

 

*******************

 

 

今から10分前の優は

 

優「二代!ここお願い!」

 

二「任せるで御座る!!」

 

二代に陣を任せて、優はトーリの所に行く

そして二人は壁に触れたことで、姿は見当たらず、

審問艦にはいなかった

 

優「二人とも壁に触れたのか」

 

優は考えたコレは自分の罪を断ち切るチャンスじゃないかと

 

優は壁に触れようとするが

 

桜『やめろ!優!』

 

優「桜花!」

 

壁に触れようとした優に刀の桜花が言う

 

桜『やめろ!自分の罪で死ぬぞ!!』

 

優「でも俺の罪を二人にも見せたいんだ!」

 

桜『二人だけではない!!流体供給を得たみんなにも!!お前の苦しみを伝えてしまうんだぞ!!』

 

優「それは!葵の体につながっているからだよね?」

 

桜『そうだ!まだ流体供給の力は残っている!!そんなことしたら!!お前の過去もみんなに見せる事になるんだぞ!!』

 

桜花が固くやめさせようとするが

 

優「むしろ好都合だよ!!」

 

桜『なに!』

 

優「みんなに知ってもらいたいんだ!みんなに隠したくない!俺の罪を!」

 

桜『バカ!そんなことしたら!みんな耐えきれないかもしれないんだぞ!おまえの苦しみに』

 

優「俺はみんなに見てもらいたいんだ!」

 

桜『なにを?』

 

優「これが本当の世界ということを!!」

 

桜『!』

 

優「見せなきゃ みんな納得しない!桜花だってそのせいで父さんが死んだんだよ!!また父さんのような人を増やしたいの!!」

 

桜『それは・・・』

 

優「俺はやる!たとえ!死んだとしても!」

 

桜『く!勝手にしろ!!』

 

優の頑固に桜花は諦め 喋ることをやめた

 

優「よし!行くよ!」

 

そして優も光に包まれ 優も消えた

 

 

 

その瞬間

 

『いやだーーーーー!!!』

 

点「ん!なんでござるか!?」

 

ウ「なんだ!?この声は!?」

 

突如 優が壁に触れた事により、頭から、不吉な声が聞こえた

 

『ダメだ!!やめろ!!殺しちゃだめだ!!!』

 

ア「これは!なんです!?」

 

ノ「く!頭から声が聞こえる!?」

 

二「なんで御座るか!?一体どこから!?」

 

ミ「なんですの!?この叫び声は!?」

 

直「一体!?誰の声さね!?」

 

正「なんだ!?殺しちゃダメ?一体どこから声がするんだ!?」

 

「なんだ!?」

「これはなに!?」

「なんだよこれ!?どこから聞こえるんだ!?」

 

警備員も流体供給でつながっているため 声が聞こえた

だが

それは相手の戦士団にも聞こえた

 

『いやだ!!いやだ!!やめろーーーーーー!!!』

 

「これは!?なんだ!?一体どこから!?」

 

イ「おい!?どうした!?」

 

教皇総長はあまりに部下の行動に自分も戦士団に近づく

そして戦士団の中に倒れるものもいた

 

イ「おい!?一体どうしたのだ!?」

 

教皇総長も戦士団に触れた瞬間

 

『殺さないでくれーー!いやだーーー

いやだーーーーーーーーーー!!!」

 

イ「な!」

 

教皇総長も声を聞いて 頭を抑える

 

点「頭が痛いでござる!?」

 

先ほどから戦闘をしていたのに、皆声を聞いたせいか

頭を抑える

 

************************

 

一方武蔵でも

 

ネ「なんだ!?この痛みは!?」

 

ナ「体が痛い!?傷は出来てないのに!?どうして痛いの!?」

 

マ「これ!?マズいかも!?」

 

広「なんか!?体に何かで斬られている感触ですよ!?これ!?」

 

東「なんなの!?これ!?」

 

ネン「これは!?マズい!?」

 

イト「ネンジ君!?」

 

イトケンも頭を抑えながら ネンジの心配をする ネンジは体がスライムな為に 今の声を聞いて、体が分裂しかけている

しかも 頭の次は 体にも痛みが、傷は出来ていないが、それなのに 痛みを感じる

 

シ「これは!?なんだ!?まさか!?私が優を金の材料に使ったからか!?」

 

ハ「シロ君!?たぶんそれは関係ないよ!?」

 

生徒も市民も声を聞いて頭を抑えている

 

無論教師も

 

オ「く!なんだいこれは!?」

 

三「これ!?なんですか!?もの凄く痛いです!?」

 

酒「く!一体なにが怒ってるんだ!?」

 

武「このままでは!?」

 

教師も声を聞いて頭を抑えている

 

浅「一体誰がこの声を!?」

 

鈴「・・・・・・・yうくん・・・」

 

浅「へ?」

 

鈴が小さな声で、言ったが聞こえない

 

喜「優よ!」

 

浅「え!」

 

喜「優があの壁に触れたのよ!今あの子は愚弟の流体を通じて、私たちにも優の声が聞こえるのよ!」

 

浅「じゃあ!これは!」

 

喜「そう!優の過去の声よ!」

 

そしてその全員にある幻想が見えた

 

 

****************************

 

 

そしてトーリはあの後、血の大洪水に巻き込まれた後、

後悔通り、ではなく

違う別のところに着いていた、

 

葵「ん!ここは!」

 

それは

 

死体が多く転がっていた、荒野だった

 

ホ「ここはどこですか?」

 

葵「わからない!でも・・・確かここって・・・」

 

?『『『『うおおおおお!!』』』』』

 

葵「なんだ!」

 

ホ「!」

 

そこへ大きな声を立てた、武器を持った男と女がいた

そして

 

葵「おい!あれって!」

 

ホ「優様?」

 

その武器を持った男と女の前に血だらけの服をした小さな子供がいた しかも 身長にあわない、刀を持っていたのは

紛れもない小さい時の優だった

 

優?『・・・・・』

 

『斬殺丸!覚悟!』

 

武器を持った敵は たった小さな子供相手に10人程の数で 優に襲いかかった

 

葵「優!」

 

そして小さい優は

 

優?『・・・・・』

 

『ぐあ!』

『うあ!』

『ぐはあ!』

 

次々とその敵の首を斬る鳴り、手を切るなど、子供とは思えないスペード、倒して行く、

しかも 子供なのに、身長も足りない、力もないのに、図体のデカイ相手に背負い投げまで、している

もはや、人間とは思えない 戦闘力だ

 

葵「すごい」

 

ホ「あれが本当に優様なのですか?」

 

優?『・・・・』

 

『うわああ!撤退しろーー!!』

 

勝てないと判断した兵は撤退するが、

 

優?『・・・・・』

 

『追いかけて来た!』

 

優はなんと追いかける どうやら一人残らず殺すようだ

 

『待て!相対は終わったたんだ!』

 

優?『・・・・』

 

『ぐは!』

 

命乞いをする兵がいるが容赦なく殺す

 

『ねえ!お願い!何でも言う事聞くから!殺さないで!!!』

 

優?『・・・・』

 

『待って!お願い!見逃して!きゃあ!!』

 

女の兵士も命乞いをしても容赦なく殺した

 

『待ってくれ!俺は悪くないんだ!命令されて・・・ぐは!』

 

『お願いよ!!何でも言う事聞くから!!ぎゃあ!!』

 

そして50人居た兵士もあっという間に倒し ついに最後の一人になった

女兵士がいた

 

『待って!お願い!なにが目的なの!?金が欲しいの?食べ物が欲しいの?坊やお願い!お姉さんの話を聞いて!』

 

最後の女兵士は何度も子供の言う事を聞くよう説得するが、

 

優?『・・俺がほしいのは』

 

『え?なに?』

 

ホ「あれもしかして」

 

葵「ああ!あれは優じゃない!」

 

優?『欲しいのは』

 

それは

 

 

 

 

 

 

 

 

葵「()だ!!!」

 

斬『お前の命だ!!!』

 

『ま、待って!!!きゃああああああ!!!』

 

そして最後の一人も殺し、この山にある死体全部、斬が殺した

 

斬『これで!お前の敵を殺したぞ!』

 

葵「え?」

 

ホ「!」

 

斬の言っている”お前の?”がよくわからない

それは

 

優『あああ!なんてことしてくれんだ!!!』

 

葵「優!!」

 

ホ「優様!」

 

なんと自分の体に言ったのだ!お前の敵と

 

葵「そういうことか!」

 

ホ「トーリ様?」

 

葵「わかったんだ!ホライゾン!優は昔!優自身が敵を殺したんじゃない!!」

 

ホ「というと?」

 

葵「優と斬殺丸は・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

葵「二重人格なんだ!!!!!」

 

ホ「!!!」

 

 




次回は優と斬殺丸の罪を断ち切るお話です

この後 どうなる

また感想などコメントあればお願いします


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優と斬の過去

そろそろ三河編の終わりに近づきます。


優の声が一斉に聞こえた

戦士団や教皇総長など、敵も頭を抑えていた

皆、優の声を聞いて、倒れずには入れない者もいた

もう戦闘どころではなくなっていた

 

声が止まらず、そのまま不吉な声が続く

 

『どうして!!みんなを殺すんだ!!』

 

 

このような叫び声が続く、

 

だが

 

優がなぜ?

このような叫び声をするのかが、わからない

武蔵にいた浅間が思った

彼は一体?過去で何があったのか?

 

彼は生きるために多くの人を殺した と 言っていた

 

なら

 

なぜ?殺すなと?言っている

 

浅間は頭を抑えながら、疑問に思っていた

 

だから

 

知っている喜美に聞いた

こんな状況だけど、聞かずにはいられなかった

 

浅「喜美!教えてください!!!」

 

喜「なにをよ?」

 

喜美も頭が痛い様子、一応ペンダントで守っているが、力がデカいせいか、やや辛そうにしている

 

浅「優君の事を知っているのでしょう?・・・・だから教えてください!!・・・優君の過去!!」

 

喜「あの子の・・・ね・・・その前に」

 

喜美はその質問に答える為、こんな状況ではあるが、立って近くにいた、鈴を連れて、近くにあった椅子に座る

 

喜「鈴・・あなたのペンダントで・・・お願い」

 

鈴「う・・ん」

 

鈴は頷き、ペンダントを握り、ペンダントの術式を発動する

 

発動!!!

 

世道・心守倫(しんしゅりん)

 

ペンダントが青色に光、武蔵にいた住民を助ける為に、優の声を小さくして聞こえるように、鈴の体から蒼いオーラが纏い、

その蒼いオーラが、一斉に武蔵全体に広がる

 

ネ「ん!声が小さくなった!!」

 

ナ「もう頭は大丈夫みたい!!」

 

浅「一体!何をしたのですか?」

 

皆、鈴の術式により、倒れていた人たちが再び立つ、そして頭の中にある優の声は聞こえるが、体に痛みは無いため、立ち上がる

 

喜「鈴の術式よ・・世道・心守倫!・・・人が幻想など、心に病などを負った時に使う術よ」

 

鈴「でも・・・これには範囲が・・・・ある・・から」

 

世道・心守倫

 

心に悪夢など、心に害を直したり、回復させる為の術式

声は聞こえるが、体の痛みを鈴の術式で、消した

ただし範囲があるため、武蔵までにしか届かない

 

浅「じゃあ!!先ほどの痛みは!!心の痛みということですか?」

 

喜「そうよ・・・優が昔からの苦しみを私たちにも届いたのよ・・優の痛みが」

 

浅「一体!どういうことですか?」

 

喜「この話は長いわよ・・・それでもいいの?」

 

浅「聞かせてください!!一体?優君の過去に何があったんですか?」

 

それを聞いて、皆、喜美の方へ向く

 

喜「正確には優だけじゃない(・・・・・・・)わ!」

 

浅「え?それはどういう?」

 

喜「優だけじゃない、それは・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

あんた達が言っている・・斬よ!」

 

一同「「「「「!!!!」」」」

 

なんと 優だけではなく斬の過去でもあった

 

浅「それはどういう意味です?」

 

喜「優と斬は・・二重人格なのよ!」

 

浅「え!」

 

ネ「二重人格!!」

 

ナ「あの優が!!」

 

皆 驚いた、斬はただの優の覚醒状態かなにかと、でも違った

 

ネ「優君が二重人格だなんて!!」

 

喜「そこの同人作家、今メモしたら殺すから!」

 

ネ「うっ!」

 

ネシンバラが密かに、メモをとろうとした事は、喜美は見逃さなかった

 

浅「それでどういうことです?」

 

浅間はネシンバラを差し置いて 喜美に聞く

 

喜「優は昔から斬という二重人格が存在したのよ

ほら、今日の昼、優が言ってたでしょう

自分の怨念のせいで斬殺丸という妖を(・・・・・・・・・・・・・・・)生んでしまったって」

 

一同「「「「「!!」」」」」」

 

そういえば言っていた 昼に優が来た時に

 

喜「あんたら愚集どもも聞いたでしょう?・・・優が生きたいという怨念から生んでしまったって」

 

浅「もしかして!!」

 

喜「そう!・・・・・昔優は死にたくなかった・・・その願いを叶える為に斬が生まれ、優を殺そうとする奴らを、斬が殺したのよ!!!」

 

************************

 

 

ホ「それが優様の過去なんですか?」

 

一方、トーリとホライゾンも優の過去に入り

優と斬の真実を知った

 

葵「ああ・・でも、その願いはすごく優にとっては残酷だった

昔は優は死にたくなかった

斬はその優の願いを叶える為に、人を殺したんだ!」

 

ホ「まるで 優様が弟で、斬様が兄ですね」

 

葵「俺はてっきり、優の裏の性格か、なんかだと思ってた

でも違った

優と斬が二重人格だなんて、知らなかった」

 

そしてトーリの過去みたいに一旦、優の過去が止まった

トーリは昔の優に近づく

 

葵「優は昔からみんなにはない特別な力(・・・・)があった」

 

ホ「特別なちから?」

 

葵「それは・・・・・心の痛みを感じる力だ!」

 

ホ「それは一体?」

 

葵「優は心の痛みを負うんだ・・・しかも!・・・誰かが死んだ時の声が!!」

 

ホ「どういうことですか?」

 

ホライゾンは理解出来なかった、いや

これは誰にでも理解は、たぶん、理解できないだろう

 

葵「優は昔から優しいだろう」

 

ホ「はい」

 

葵「それは・・・みんなに悲しい感情をもったりすると、優の心が痛くなるからなんだ!」

 

ホ「!」

 

葵「優は負を感じやすい奴で、みんなに悲しい想いを持つと、心に痛みが出るんだ」

 

*****************

 

喜「だから・・あの子は皆に優しくしたかったのよ・・・自分の心を痛くしないように」

 

喜美もトーリのように優の事を語る

 

浅「そんな事があったなんて」

 

皆、優の謎を聞いて、悲しい顔になっていた

 

喜「あんたたちはさ、人を殺すのが楽しい?人が死んでいるの見て楽しいと思う?」

 

一同「「「「「え?」」」」」

 

喜美が突然の質問に驚いた

 

浅「そ、そんなの嫌に決まっているじゃないですか!!・・・でもどうしてそんな質問を?」

 

喜「簡単よ・・・・優の心の痛みの原因(・・)がそれなのよ」

 

一同「「「「「え!!!」」」」

 

なんと、人の死が優の心の痛みの原因だった

 

ネ「どういうことだい?それは?」

 

喜「簡単よ・・・優は人が死んでいるのを見て、悲しみの感情を抱いてしまうのよ」

 

浅「え!どういうことなんですか!」

 

喜「ここから先は長いわよ

 

優は昔から人が何の理由があろうと人が死ぬのを嫌った  人だけじゃなく、生き物全てよ・・・優は死んでいる人を見て、こう思うのよ

もっと生きて、幸せなことをしたいよねって

そう・・・優は死ぬということがいけないと、小さい時から、まるで大人のような(・・・・・・)考えをしていたのよ

優は死んだ人に対して、悲しい感情しか残らず、この世から消えたって・・・優が昔にいっていたのよ

死んだ人って幸せに消える事はできないのよ

優の心はまるで、人の命そのものなのよ

あの子は死んだ人を見ると、自分の仲間が死んだかのような感情をもつのよ

だから優は人を殺すのを、拒んだ

けど、そして優にも、死ぬときが来た、それが5歳の頃、村に居る時にやられた、

そして、その生きたいという心の痛みから、斬が生まれた

そして、一番命を大事にしてた優自身が命を壊してしまった

それが優の過去であり、優の願いを叶える為に、斬が人を殺したのよ生きる為に」

 

一同「「「「・・・・」」」」」

 

皆 優の過去を知って、沈黙が続く

 

ネ「確かに、中等部の時も、教室にスズメバチが入ってきたのに、優君が素手で、教室の窓に逃がした時があったよね」

 

喜「あんたたちは死ぬことが幸せだと思う?優は生きることに幸せを持つと想い・・・言っているのよ

生きるために戦う(・・・・・・・・)ということを」

 

浅「それが優君の過去なんですね」

 

喜「けど」

 

一同「「「「!」」」」

 

喜「現実はそんな優の考えを通してはくれなかったわ・・・・特に斬はね」

 

浅「斬?」

 

喜美が語り終わった その時に

 

『お前がどんなに人の命を大事にしても無駄だ!!!』

 

浅「ん!この声!」

 

喜「ええ・・・ここからは私じゃなくて、本人に言わせようかしら・・・斬の過去にね」

 

***************

 

ホ「!」

 

葵「!」

 

先ほどまで、止まっていた優の過去が突然動き出した

 

優『どうして!人を殺すだなんて!そんな酷い事がなんでできる!!!』

 

斬『なら!お前は!お前を殺そうとした連中を生かす事ができるのか!』

 

優『それは・・・武器だけを壊せば良い!!』

 

斬『武器は無くても素手で殺せる!!!人間など!所詮自分の命を大事にしているだけの!!!傲慢な生き物だろ!!!』

 

優『俺たちだって!!人間だ!!!』

 

斬『俺たちは人間じゃない!!』

 

そのやり取りが続く 一つの体に言う、自分の体に話しかけるように

 

斬『俺たちは妖だ!!!あんなデカイ体をした男を倒せると思うか!!!俺たちみたいな子供に!!!』

 

優『!!!』

 

斬『子供は刀を持てない!!そんな常識もわからないのか!!!』

 

優『そんな・・・俺は』

 

斬『いいか!!!甘い俺!!これだけは言っておく!!

 

お前がどんなに他人の命を大事にしようが

 

世界が腐っている限り

 

人間が居る限り

 

俺たちが人を殺す以外

 

俺たちに生きる未来はない!!!!!』

 

優『・・・・』

 

斬『それを!ちゃんと目に焼き付けておけ

これが現実だ!!!』

 

優『・・・・』

 

体は一つしかないから見ても優か斬かわからない

だが

トーリは分かっていた

優が黙り込んでいる事に

 

斬『俺は眠る・・・後は勝手にしろ!!』

 

斬は眠るといい 体は優に戻っていた

ちょうどその時

荒野に雨が降って来た

 

優は雨に打たれながら 刀を握りしめ、刀を地面に刺し、そのまま柄におでこを付ける

そして喋る

 

優『なら・・なら・・・・・どうすれば・・・人に幸せが・・・・作れるんだよ!!!

お前は人だから・・・・相手に死ねっていうのかよ!!!

そんなの悲しいだけじゃねえか!!!』

 

優は顔を空に向けて 泣いた

 

優『うあああああああ!!!』

 

そしてそのまま止まった

 

葵「優 お前は」

 

ホ「悲しい現実に縛られていたんですね」

 

斬「悲しい現実ならこの世界を壊そうとお前に誓ったんだがな」

 

葵「斬!」

 

ホ「斬様」

 

なんと昔の優の隣に斬が現れる

 

優「昔から俺たちは世界に不満を持つようになった」

 

斬「だからお前に会って、世界に立ち向えば、お前の幸せをつかめるんじゃないかと思った」

 

葵「お前!斬との切り替える事ができるのか!!」

 

優が二人にいるかのような喋り方をする優

優の左目に斬と同じ赤い目をしていた、右目は普通の目、それが優の目だ

どうやら半分に体を意識する事が出来るようだ

 

斬「正確には左の体が俺で」

 

優「右は俺なんだ」

 

ホ「すごいですね・・・まるで二人で一人のk」

 

優「ホライゾンダメだよ!!それは違う作品ね!!」

 

ホ「わかりました」

 

斬「相変わらず、その甘い俺のツッコミ、嘘を言わずともホライゾンか」

 

ホ「斬様 お久しぶりです 斬様も相変わらず厳しいお方ですね」

 

斬「甘い俺と一緒にするな、俺はこいつみたいに甘くはない」

 

ホ「では、先ほどモニタを見たのですが、どうして、立花・宗茂を殺さなかったのですか?」

 

斬「・・・・・」

 

優「似てたんだよね・・昔俺と斬殺丸に」

 

ホ「似てた?」

 

斬「ああ・・・あいつも俺たちのように、ホライゾンを守る一心だった」

 

葵「それって・・・優と斬がホライゾンに出会ってからの?」

 

斬「ああ」

 

優「あの時の君は不思議な気持ちだもんね」

 

斬「・・・・」

 

斬は突然、刀に地面を刺し、荒野だった場所が変わる

 

葵「ん!ここは!」

 

そこは

 

優と斬とホライゾンが出会った、森だった

 

優「懐かしいね・・ちょうど10年になるね」

 

斬「ああ・・あの時の俺たちは他人が敵だからな」

 

葵「そいういや、どうして斬はホライゾンだけは敵じゃないと判断したんだ?」

 

斬は優を狙う敵は多かった、それが毎日、そんなある日に、武器を持たない少女にだけは敵視しなかった

 

優「似ているんだよ・・・・母さんに」

 

葵「母さん?」

 

優「うん 似ているよね母さんに」

 

斬「ああ 俺はまだ生まれていないが、心では感じる、母さんのように、

人間扱いしてくれ母さんに似ている」

 

ホ「!」

 

斬「だからついついこんな奴だけは俺たちが守ろうと、誓った、その為にそのペンダントを渡した」

 

優「でも、守れかった」

 

葵「!」

 

ホ「!」

 

優「俺は喜美の頼みに行ってしまった、それが悲劇を止める事が出来なかった」

 

葵「それがあの事故なんだな」

 

優「ああ、俺は守る言っておきながら、守る者を守れなかった」

 

葵「けど、それはお前のせいじゃない!俺のせいなんだ!」

 

斬「いい加減気づけ、バカ」

 

葵「!」

 

斬「それを人のせいにすれば、俺たちは人間として最低だと言う事になるんだぞ」

 

葵「!」

 

ホ「!」

 

斬「俺たちは無力で」

 

優「最低な人間だった・・・なら」

 

優・斬「「そんな俺たちを武蔵はどうする??」」

 

それを言った途端

 

優の体が顔以外全て黒くなる

 

葵「!」

 

ホ「!」

 

斬「受け入れるのか?」

 

優「人を殺し続けた俺たちをどうする?」

 

葵「俺は・・・・」

 

点『許すでござるよ!!』

 

斬「!」

 

優「点蔵!」

 

なんとこの過去の空間から声がした

それは点蔵だ

 

ウ『すべて聞こえたぞ!優!斬!貴様ら!いつからそんなキャラになった!』

 

ノ『お前らは俺たちの為に働いてくれた!』

 

ア『優さんや斬さんだって!優しさが強さだと教えてくれました!』

 

斬「アデーレもか!」

 

ペ『・・・・・・』(コクコクコク)

 

直『お前さん達はあたしを救ってくれた!!たとえ!!あんたら二人が人殺しであろうと!!あんたたちを絶対に否定しない!!』

 

ミ『世界を変えましょ!!あなたたちも一緒に!!未来で生きるのですわよ!!』

 

正『お前らが!!どんな悲しみも背負ってきた!!なら!!今度は私たちが背負う一緒に背負う!!』

 

優「正純!!」

 

二『優殿や斬殿のやっていた事は間違いではござらん!!!自分の命を助ける為に戦ったので御座る!!それは間違いでは御座らん!!』

 

斬「二代!!」

 

ネ『もう寂しい想いはさせないよ!!君たちは僕達がいる!!』

 

ナ『あんたらの気持ちは伝わったわ!!』

 

マ『その想いを世界に伝えよう!!』

 

広『優君の悲しみは小生達に届いています!!』

 

ネン『守ってくれたそんな二人を否定はしない!!』

 

イト『武蔵は二人を受け入れます!!』

 

警備隊長『俺たちは優や斬殺丸を否定しない!!!』

警全員『俺たち!!武蔵は!!!斬殺丸を不定しない!!!』

 

武『姉である私たちもあなたたち二人を否定しません・・・以上』

武自動全『我々は二人の姉です・・・以上』

 

オ「教師である私も生徒を否定はしないよ!!』

 

浅『もうここはあなたの居場所です!!!』

 

鈴『ずっと・・・一緒に・・いるよ!!』

 

優「みんな!!」

 

斬「あいつら!!」

 

喜『あなた達は私たちの仲間よ!!優!!斬!!』

 

優・斬「「喜美」」

 

梅組の声が空間に響き渡る

 

トーリとホライゾンは優に向かい手を伸ばす

 

葵「もうここにお前ら二人を否定する奴はいない!!!」

 

ホ「さあ、帰りましょ 私たちの帰るべきところへ」

 

二人は手を伸ばす、もう二人は仲間だと

 

斬「・・・・・ふん」

 

優「!」

 

あの斬が笑った人を殺して、無表情の斬が

 

斬「行くぞ!甘い俺!これからもあいつらを守るぞ!!」

 

優「ああ!」

 

二人も両手を伸ばし、差し伸べられたトーリとホライゾンの手を掴む

 

そして掴まれて

 

優「!」

 

斬「!」

 

優と斬を二人が抱きしめる

 

そして

その瞬間、光が三人を包む

 




次でラストかな?あと2話で、三河編を終わりにします。
次回をお待ちください
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境界線上の整列者達

後一話で三河編終了です


突如 壁が消え トーリとホライゾンと優が

その場に現れた トーリとホライゾンが優を抱きしめる 三人の姿はすべて 中継にて全国に見せられている

 

それを武蔵の人たちとイタリアの人たちもはしっかりと見ていた

 

浅「トーリ君」

 

ミ「我が王」

 

喜「罪を否定したんじゃなくて、受け入れたのね・・・優の罪を」

 

そう、トーリは優の罪を否定したのではなく、受け入れたのだ

優の罪は一人の命では、償う事が出来ない程の、罪を持っている     そんな彼を

ただ

受け入れる事が、葵のするべきこと

受け入れる事が、トーリのするべき事でもあり、受け入れることで、彼の罪を増やす事がなくなる

 

だが

 

優の罪がけっして消えた訳ではない 無論許されない

だから

罪を償うとしての、武蔵を守る(・・・・・)という償いを彼にさせる

それが

彼の優しい報いだろう

 

喜美はわかっている

 

喜美はあのトーリが優みたいに優しさを優にも届けたいと言う事に

優しさは現実にとってアマイ でも

彼には優しさが必要なんだと、トーリが優にする事が

喜美には分かっていた

 

そしてトーリ達は

 

優「トーリ、アレを」

 

葵「ああ」

 

葵の左手から表示枠が現れる、葵と優はホライゾンを一旦離す

 

それは

 

武蔵アリアダスト教導院の入学推薦状だった

元々これが目的でも、あり

二人が彼女にしてほしい事でもある

 

ホ「・・・・・」

 

優「ああ」

 

葵「うん」

 

ホライゾンは表示枠を見て、二人の顔を見て

入学推薦に承認する

 

そして

 

入学おめでとう

 

と、表示枠にでる

 

これで、ホライゾン・アリアダストは武蔵の学生であり、自害をする事はなくなった

 

イ「くっ!」

 

教皇総長は舌打ちをする そして 教皇総長の目の前にモニタが現れ そこから正純が出てくる

 

正「三河君主、ホライゾン・アリアダストは今、武蔵アリアダスト教導院の推薦入学を受けた! 彼女の身柄は、武蔵アリアダスト教導院生徒会・総長連合預かりとする!そして、我々は今後全ての抗争の講和を、後のヴェストファーレン会議に預けるものとする!!!」

 

イ「く!・・・・・ん?」

 

教皇総長の横から大きな艦が近づいていた 武蔵程ではないが、

それは、武蔵勢の一部の船だった

 

直「時間さね!」

 

艦の中から直政が現れ、縄を一定にばらまく

 

優「よし!全員!!撤収ーーー!!ここはもう撤退して!!あの縄に捕まって撤退するんだ!!!」

 

警備「わかった!総員撤収ーーー!!」

「「「「「うおおおおおお!!」」」」」

 

警備隊は徹底していく、戦士団は命令がない限り、動けない

 

イ「く!」

 

そこで教皇総長はどこかへ行く

 

葵「ああ!!ちょっと待て!!オッサン!!」

 

どうやらトーリは『淫蕩の御身』も奪い返そうと教皇総長のところへ走るが、

 

斬「どこへいく気だ!!葵・トーリ?」

 

斬が葵の右手を掴む、斬はうまく優の会話ができるせいか、優は彼との切り替える事が可能のようだ

 

斬「淫蕩の御身は諦めろ、俺たちの目的はホライゾンだ!目的は達した!!あんな物はいつにでも取りに行ける!今はは引くぞ!!」

 

葵「けどよ!」

 

ホ「斬様の言う通りです」

 

葵「!」

 

ホライゾンは葵の左手を掴む

 

ホ「トーリ様、ここは引くべきだと判断します。大罪武装はもう一つはこちらにもあります。それで十分なはずです」

 

葵「わかった!ごめんな!・・・・淫乱に出来なくて!」

 

斬「貴様ーーーー!!ホライゾンに!そんな事をさせるきでいるのか!!」

 

斬は葵の首元に刀を向ける

 

葵「だって!アレがあれば、ホライゾンを淫乱に出来る・・わかった!!わかったから勘弁してくグヘーーー!!」

 

ホライゾンと斬のパンチにより、葵は吹っ飛ぶ

 

優「まったく!何を考えているんだ君は!!」

 

ホ「まったくです、それにホライゾンを淫乱にするのは優様と斬様の仕事です」

 

一同「「「「「「はあ!!!???」」」」」」

 

優「いや、やんないから!!」・斬(誰がするか)

 

ホ「なんと」

 

ホライゾンからすれば優の声しかしないが、実は優の心の中では斬も一緒に言っている

 

優「ん!」

 

優は上へ向く どうやら警備隊を載せた艦が迎えに来てくれたようだ

 

正「ともかく!時間だ!優!葵を連れて!早く!」

 

優「わかっている!トーリ!行くよ!」

 

優はトーリを立たせて輸送から投下したネットをつかもうとするが

 

イ「行かせるかよ!」

 

優「!」

 

葵「!」

 

地上から教皇総長が聖術の符を重ねたものを持って、こちらの近くにいた

 

イ「なあおい!姫の推薦入学だと!武蔵に戻るまでが受理無効だ!バカモンがーー」

 

と聖術の符から流体の光線を打ったが

 

斬「バカなのはお前だ!なら俺があいつらを武蔵に戻す・・・・・までだ!!!」

 

斬は教皇総長の目の前に現れる。ここから教皇総長までは、距離があるが、斬は素早く動き、教皇総長の前に現れる、そして聖術の符を斬が一刀両断に切る

 

斬「はあ!!!」

 

ザシュ!!!

 

イ「く!」

 

聖術の符がチリチリとなり、ついでに教皇総長の手も少し斬っていた。教皇総長は左手で右手を抑える

 

イ「おのれ!」

 

斬「やはり、お前には親父の技は見切ることはできないようだな!」

 

葵「斬!急げ!俺たちはもうネットに捕まったぞ!!置いてきぼりになっちまうぞ♫」

 

斬「ああ、今行く」

 

イ「なら!お前だけでも!ここで始末する!」

 

「「「「「うおおおおお!!」」」」

 

教皇総長の命令により、戦士団が斬に突っ込む

 

斬「面白い!!」

 

優(斬!わかっている?)

 

斬「言われなくても知っている!こいつらを殺さずにだろ?・・・言われなくてもそうする!行くぞ桜花!桜花・春嵐刃!!!」

 

桜(第二撃!!ハイヤーーーー!!!)

 

「「「「「うあああああ!!」」」」」

 

数多くの戦士団は桜花の技により、竜巻に巻き込まれ、吹っ飛ぶ 幸い戦士団は気絶で済んでる

 

斬「じゃあな!オッサン!また会ったときは今度は手じゃなくて、首を貰う」

 

桜(インノケンティウスの坊やまたどこかでね♫)

 

葵「おっさん! 俺らが行くまでに、その大罪武装無くすなよ!絶対に俺たちが取りに行くからな!!」

 

優「それでは!失礼します・・・ふん!!!」

 

優は大きくジャンプし、輸送艦に乗る

 

武蔵にはまんまと逃げられた

 

イ「く!・・・ん!」

 

横から教皇総長の愛用の栄光丸が突然飛んだ

 

イ「栄光丸!何をしておる!」

 

「館長や先輩たちが自分たちだけで追うと・・」

 

イ「若者ばかりを降ろしただと!?」

 

「聖下!船を御借りします!!」

 

通信から栄光丸の館長の声がした

 

イ「どういうことだ!」

 

「聖下がご健在であれば!我々は敗北ではありません!『栄光丸』とこの身があれば、武蔵を止める事が判断しましたのです!!」

 

イ「返す気はあるのか!」

 

「Tes.! 旧派にこの身この魂は聖譜テスタメントに献上しているものなれば!!」

 

イ「ならば行け! 貴様らは時代を刻め! 俺は不断を担当する! 全てはテスタメントの導く道ゆえにてだ!!」

 

「気遣い、至福!!」

 

そして栄光丸は武蔵を追いかける

 

************

 

一方武蔵は

 

武蔵はトーリ達が乗っている輸送艦が帰ってくることを確認し、武蔵も移動した

 

だが

 

輸送艦の後ろから栄光丸が接近する

 

「輸送艦を抜いて!輸送艦が武蔵に近づく前に流体砲を打つんだ!!」

「俺たち死ぬよな!館長!」

「ここは死んでも武蔵を止めるんだ!!それが私たちの命を賭けた想いである!これに協力してくれた者に感謝する!」

「ふん!何言ってんだ!俺たちも譲れないものもあるんですよ!館長!!」

「お前達!」

『栄光丸』の館長の想いから周りの人間も笑った。周りの人間も譲れないものもあるからだと

 

「うお!なんだ!」

「構わん!このまま進め!」

「Tes!」

 

栄光丸がいきなり何かぶつかるような揺れが発生する

 

どうやら別の輸送艦が艦自体に突撃してきた

 

「輸送艦の上に誰かいます!」

 

その輸送艦の上から一人いた

それをモニタで見る それは

 

「本多二代か!」

 

彼女は槍を構えて放つ

 

二「うおおおお!『結べ!!蜻蜓切』!!」

 

艦に3回程、斬撃が走り、艦は右の装甲板に活断するが、全体までは届かない

蜻蜓切にも範囲がある だいたい30メートルが活断限界

こんな大きな艦を落とすのは至難である

 

そして武蔵は栄光丸に近づかせないため、大量のロープを放ち、栄光丸の先に刺さる ロープの先は錨となっていて、装甲の固い艦でも刺さる

栄光丸はうまくコントロールができない

 

それでも武蔵に攻撃する

 

「このまま突っ込め!!」

 

栄光丸は質力をあげて、ブースターを上げ、武蔵に突っ込む

 

二「艦を寄せろ!もう一度!」

 

二代がまだ攻撃を続けるが

 

「隊長!これ以上の活断は無理です!」

 

二「しかし!」

 

優「ここは戻るんだ!」

 

二「優殿!」

 

優が二代のところまで飛んで来た

 

優「大丈夫!まだ策はある!」

 

二「?」

 

優「とりあえず戻って!」

 

二「わかったで御座る!」

 

二代は仕方なく輸送艦の中に戻る

 

優「よし・・これでホライゾン!」

 

優はモニタでホライゾンに連絡する

 

ホ(なんですか?優様?)

 

優「大罪武装で止めて!栄光丸を!」

 

そして優の後ろから『悲嘆の怠惰』が出て来る

 

ホ「!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

栄光丸の流体砲撃の準備ができた

 

「砲撃と共に激突しろ!」

 

栄光丸の流体砲を打とうとする

 

「ケーピエーイタリアの栄光の為に!!」

 

が輸送艦が武蔵に到着し前に現れ、そこから二人の男女が立っていた

優が二人をその輸送艦に降ろした、どうやら優が飛んで、二人を移動させていたようだ

 

そしてホライゾンと葵が立ち、ホライゾンの手には

 

大罪武装『悲嘆の怠惰』を持っている

 

優「二人ともお願い」

 

葵「ああ」

 

ホ「はい」

 

優は少し離れ、二人を見守る

 

そしてホライゾンは大罪武装を栄光丸に向ける、葵はホライゾンの肩を手で抑え、支える

 

『悲嘆の怠惰』から仮想砲塔が伸びる

そこから表示枠が出てくる内容は

『所有者ホライゾン・アリアダストーーー認証』

『通常稼動』

 

表示枠から栄光丸が移っていた

 

栄光丸も流体砲も放つ

 

ホ「大罪武装『悲嘆の怠惰』」

 

『悲嘆の怠惰』から黒紫色の砲弾を放つ

栄光丸の流体砲も同時に発射した

 

二つの砲撃がぶつかり合う

 

だが

 

徐々に葵たちのほうが圧されていた

 

優「トーリ!圧されているよ!」

 

葵「え?・・・じゃあ!押し返し!」

 

ホ「疑問しますが、何故ホライゾンの尻を捏ね始めるのですか?」

 

斬(貴様ああああ!!)

優「君はあああああ!!」

 

斬はお怒りだった、無論優も許せなかった、

 

だが、突然

 

表示枠から『第3セイフティ解除』という文字が出て来た

 

そしてそこに『魂の起動』が出て来た

 

ホ「魂の?・・自動人形であるホライゾンの魂の起動方法など、聞いたことはありませんが」

 

後ろでトーリが

 

葵「だったら俺たちの負けってことだぜ。ホライゾン」

ホ「!・・・負け?敗北?消える?」

 

その言葉を聞いて、思い出す

 

自分の父である松平・元信が死ぬ前の姿と

艦から自分に気づき、笑顔で手を降っていることなど

それだけじゃない

まだ・・・まだたくさんある数えきれない程に思い出

そして優という彼とトーリという彼が泣いている思い出など、たくさん

彼女はきっとどこかで無くしたくないものがあるんだと

だから

そんな二人がそれを作る

 

葵・優「「ホライゾン!!」」

 

ホ「は!」

 

気づいた時には優もホライゾンの右肩を支えていた

 

葵「安心しろ」

 

優「大丈夫」

 

葵「俺!葵・トーリと」

優「俺!心道・優が!」

 

葵・優「「ここにいるぜーーーー!!」」

 

そして彼女から涙がでる

ずっと悲しい思いを圧さえていたのかもしれない、ただ感情がないだけなのかもしれない、だが優には分かる

ずっと悲しみを貯めていた事に

今貯めていた悲しい想いを今

 

全面に解き放つ

 

ホ「ああああ!!」

 

その瞬間、莫大量の表示枠が出現した。

 

『ようこそ!!感情の創世へ!!』

 

葵と優が彼女を支え

 

『悲嘆の怠惰』の本当の力が解き放つ

 

栄光丸の砲撃をも上回った

 

ホ「・・・あ・・・あ」

 

葵「歌えよ!ホライゾン!」

 

ホライゾンはまだ泣いてる、そしてトーリは言うそして

 

優「通す為の歌を!」

 

ホライゾンは、涙で濡れたその顔で、歌う。

自分の中にある、一番懐かしいと一番大事な歌を。

 

ホ「通りませ 通りませ♫」

 

『通し道歌』

幼い頃、ホライゾンがよく歌っていた。

 

ホライゾンが歌い始めると、流体が徐々に安定し動きをし始め、『栄光丸』を呑み込んだ

 

やがてそれは『栄光丸』を全て飲み込んだ、金色の砲撃は止まった。

 

栄光丸はそのまま落ちた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの後、ホライゾンが慌てて、大罪武装を落とし、自分が悲しいという事に気づく

 

そして二人に抱きつく、

 

ホ「どうして・・・感情とは・・・こんなに辛いものなんですか?」

 

泣きながら喋るホライゾン

 

優「辛いよね・・でも・・それに生きている意味がある」

 

ホ「!」

 

優「感情は心みたいなものだから、命でもあるんだよ。君は泣いていいんだよ

だって

 

君は生きてるんだ!!」

 

ホ「!」

 

葵「泣けよホライゾン!辛い感情を吐き出せ」

 

ホ「どうして?」

 

斬「簡単だ」

 

葵「もはや嬉しいことを得るしか残ってないんだから!」

 

葵「すべてを取り戻してないお前は辛い想いを楽しんでいこうぜ!」

 

ホ「!」

 

斬「あいつの代わりにお前が泣いてあげろ、それがお前のこれからの生きる未来だ」

 

ホ「!」

 

優は離れ、ホライゾンのそばから離れる 少し二人にする

 

葵「なあホライゾン、助けてくれないか」

 

ホ「え?」

 

葵「優と斬さこのままだと、末世のせいで死んじゃうんだよ」

 

ホ「!」

 

葵「だからこれからも全て取り戻したら、今度は優と斬を救おうぜ」

 

ホ「二人を」

 

葵「ああ!俺もう泣けないし、二人がなくなったら、俺悲しいし死んじまう、お前も二人が居なくなったら悲しいだろう」

 

優「トーリ」斬(・・・・・)

 

ホ「ホライゾンも嫌です」

 

優「!」斬(!)

 

ホ「ホライゾンは二人を助けたいです」

 

葵「決まりだな、じゃあ、二人も助けたら目一杯笑おうぜ!!」

 

ホ「はい、私たちは全てを変えて、二人を救いたいです。そしたら、斬様は笑ってくれますか?」

 

斬(!)

 

優「斬」

 

斬「はあぁ、俺はいつからここの人間になったんだ?」

 

喜「もうとっくよ!」

 

斬「!」

 

そして後ろから梅組が全員出て来た

 

斬「おまえら」

 

喜「もうあなたは私たちの仲間 そう言ったでしょう」

 

斬は皆を見て、決心をする

 

斬「わかった!この世界に戦争がなくなったらとお前らが俺よりも強くなったら考えてやる・・・それでいいな」

 

ホ「はい」

 

葵「決まりだな」

 

優「じゃあ改めて言おうか!トーリ!」

 

葵「おう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

優・葵「「お帰り!!ホライゾン!!」」

 

 

 

そうそれだけが、彼女に伝えたい事、

これが俺たちの世界を変える第一歩だ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが

 

 

 

 

斬「さて!おい!!クソ帽子!!よくも俺をヤンキー扱いしたな!」

 

斬は刀を抜く

 

点「ま、ま、ま、!待つでござるよ!?アレは誤解でござるよ!?ホライゾン殿!助けてでござる!?」

 

ホ「悪口を言った点蔵様がいけないと判断します」

 

点「まさかの!?助け舟がないーーー!!」

 

ウ「ま、お前が悪いんだから!」

 

ネ「あーあ、あれほど、斬君に悪口はダメって言ったのに」

 

斬「おい!お前ら!この後!パーティーだろ!なんならメインディシュは・・・・・・このクソ帽子の丸焼きだ!!!」

 

点「グロいでござるよーーー!?」

 

葵「うわ!マズそう!?生のホライゾンならともかく、点蔵のなんてぐへーーー!!」

 

葵はホライゾンに殴られた

 

ナ「うわあぁ!ネタ的にないわ!それより!点蔵がまずアウトだわ!」

 

マ「ナイちゃん的に点蔵じゃともかく丸焼きじゃなくて、そのままをユウちゃんでいただきたいな!」

 

一同「「「「「「え?」」」」」」」

斬「なに?」

 

マ「え?嘘嘘嘘!?嘘だよ!なんでもないよ!」

 

点「というか自分!?味方なしでござるかーーー!?」

 

斬「そういうことだ!では・・・・・斬殺する!!!」

 

点「ま、ま、待つでござる!?ぎゃあああああああ!!!」

 

この後、点蔵は体全体に包帯を巻く事になった

 




この次はパーティーです

次回もお楽しみに


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本当にありがとうと

すいません、就活でいろいろ更新が遅れます
ご了承ください


そして

 

三河から脱出し、見事武蔵はケーピエーイタリアに勝利し、ホライゾンの奪還を成功した

それを祝い、大勢が祭りをしようと、大はしゃぎに準備する、まだ戦闘で疲れている警備隊も居るのにも関わらず、その警備隊も

楽しく準備をしていた

 

そんな中

 

優は

 

優「まったく!斬!少しやり過ぎ!」

 

先ほどの点蔵の悪口により、斬殺丸の暴力(制裁?)をされてしまい、点蔵は重傷である

体にはそれほど、怪我はないが、体のあっちこっちにまるで、侍に斬られたかのような、傷口ができている

優はその傷を治している、包帯などを巻いて

 

点「すまんでござる・・優殿・・」

 

かろうじて、点蔵は意識はある

 

優「もっと優しくできないの?斬」

 

斬(ふん!誰がこんなクソ帽子に!悪口を言ったこいつが悪いだろうが)

 

優「確かにそうだけど、もう少し軽めで、できないの?怪我しない程度に」

 

斬(こいつは怪我しないとわからない奴だからな、

今までだって散々他人に失礼な事をしてきたんじゃないのか?)

 

優「うっ!それはあるけど」

 

点「なんでござろう?自分とても今優殿の「それはあるけど」に対して、斬殿が自分に自覚のあるようなセリフを言われたように聞こえるでござる」

 

みんなからして見れば、優が斬に話しかけることは、独り言にしか聞こえない。

でも、その会話は優の心での中でしている為、みんなにとっては優が斬に話しかけるのは、独り言にしか見えない

だから、斬の声は聞こえない、優の心にいるから、

でも、なぜか?斬が点蔵の行動が悪いと、点蔵は斬に言われたかのような、感じがした

 

喜「ていうか、あんたが普段悪い事するから、いけないじゃない」

 

喜美は優の少し近いぐらいの隣にいた

 

喜「あんたが、もっとマシな存在なら、こんな事にはならないのに」

 

点「それ!?いろいろと失礼でござるよ!?」

 

優「まるで、「生きてごめんなさいを言え」ていうセリフだね」

 

点蔵はマシな存在ではある、だが、たまにそうでもない時もあるため、否定はできない

と、優は思った

 

優「ん!」

 

優はその先にホライゾンとトーリが楽しく会話しているの見えた

 

優「・・・・」

 

優は周りを見る。どこもさっきまで、真剣な戦いをしていたのに、祭りの準備を楽しくしていた。それを見て、優は思った

 

優(そうか、これがそうなのか)

 

この楽しく、みんながワイワイと笑顔になるような、一面

 

そう、平和なんだと(・・・・・・)

 

今まで小さい時から、人を殺して、生き残り、ホライゾンと出会い、居場所を得て、ホライゾンがなくなって、悲しい学園生活を得たり、父さんを殺したと伝えた事も

平和な時間なんて、あまり無かった、あるとしたら、ホライゾンが出会って、1年か、それぐらいにしか、彼には無かった

でも

こんな楽しく何かをする、一面に対し

優は早く平和になればいいのに、と思った

 

喜「・・・・」

 

喜美も優の笑顔に対し、わかっている

平和をほんの少しだけど、手に入れたという実感が見えた事に、今まで幼馴染として、一緒に居たが、こんないい笑顔するのは初めてだった

それだけ彼もやっと落ち着ける場所を得たんだねと

喜美は思った

 

喜「これだよね、あんたが欲しかったもの」

 

喜美は優の近くに行く

 

優「ああ」

 

優は返事する

優にとってはあまりにも、平和がわからないため、なんと言ったら、わからない

だけど

今なら言える、こんな生活が欲しいと

 

 

 

だが

 

優「う!」

 

喜「ん!・・どうしたの?」

 

点「どうしたのでござる?」

 

右手から痛みが走る

 

優「また右手が!」

 

右手に数多くのひらがなの文字が浮かび出てくる

そして書かれたのが

 

きつけて やからくぬ

(気をつけて!彼らが来る!)

 

優「!」

 

点「これが!怨念術の文字!」

 

喜「やから?彼ら?」

 

喜美はなぜかは知らないがやからの文字が彼らという文字だとわかる

こんな訳のわからない言葉見た事は無いが、彼女にはなぜか?分かった

 

優「ごめん!喜美!点蔵!後はお願い!」

 

喜「ええ!わかったわ!」

 

点「どこに行くでござる!」

 

優は突然立ち、どこか行こうとする

 

優「大丈夫!すぐに戻るよ!」

 

点「・・・・」

 

喜「・・・・」

 

そういって優は笑顔で返すが、何か来る事に、喜美はわかっていた

だが何も起こらない事を信じて、優を行かせた

 

優「斬、気づいている?」

 

斬(ああ、まさかあいつら(・・・・)来たとはな)

 

************************

 

 

午後10時30分

奥多摩・後悔通り前

 

そこで三人の先生が歩いていた

それは

光紀とオリオトライと酒井だった、どうやら帰りらしい

そして三人はしばらく歩くとなにか騒いでいる声が聞こえる

 

オ「お!武蔵野で祭りやってますね!」

 

酒「今夜ぐらいはしゃいでもいいんじゃないかね」

 

三「今日は皆さん頑張りましたから、今日ぐらいはいいんじゃないですか」

 

酒「そうだね、それより」

 

オ「ん?」

 

オリオトライは歩くのやめる

 

酒「真喜子さんがどういった経歴なのか、ちょっと興味があるんだけどね」

 

三「それ!私も気になります!あの伝説の白い桜!心道刃の後輩って言うんですから、何か関係があるのでは?」

 

オリオトライはそれを聞いて笑顔になるも、また歩く

 

オ「派手なところを無いですよ!私!ウチのクラスの子たちの方が、とんでもですし、例えばトーリの家、葵家は元々アリアダスト家の警護の役立ったり」

 

酒「どうしてそんな事知ってるの?」

 

三「あれって、松平四天王しか、知らない情報じゃ」

 

オ「え?まあ、そこが経歴負傷の部分って事で」

 

酒「何ともミステリアスだね」

 

オ「へへへへ」

 

二人はそんな会話をしていた

 

酒「とんでもないと言えば、優はどうなんだ?」

 

オ「え?」

 

酒「真喜子さんは例えばの中に優が入ってなかったんだよね、それはなんで?」

 

オ「え?あーー、もちろん優も!特別ですよ!あの子は強いですからね!あははははは」

 

そう笑うが

 

酒「本当にそれだけかい?」

 

オ「え?」

 

酒「なんかー、優の事に関しては俺も知らないけどさ、真喜子さんは心道家に何か関係あるの?」

 

オ「何を言っているのですか?」

 

酒「とぼけなくてもいいよ、なんで?あの心道刃の技を持っているの(・・・・・・・・・・・・)?」

 

オ「!」

 

酒「刃の技はさ、簡単には使えないんだよ、なのになんで?使えるの?それになんで刃が武蔵に居る(・・・・・・・)って事も、知っている事を、なんで?優に教えないの?」

 

オ「・・・・・」

 

三「え?それはどういうことですか?」

 

酒「武蔵のこの船も武蔵さんが世道術が使える事も、おかしいんだよね、まあ俺も刃の先生だからよく知っているけど、ただ

刃には秘密にしている事が数多く(・・・)あるんだよね、真喜子さん何か知らない?刃の弟子(・・・・)としてさ」

 

オ「!」

 

三「刃の弟子!!!!」

 

オリオトライ真喜子はあの優の父親の刃の弟子だった

 

オ「あー、すいません、学長、ある人(・・・)から、優には師匠の事を言うなと言われましたので、ここから先は何があっても話せません」

 

三「ある人?」

 

酒「そこまで、言うなら仕方ない、まあ、懐かしい生徒の事でむやみに聞く事はやめよう、その人がやばそうな人だからね」

 

オ「そうしてください」

 

三「えーと、じゃあこの後どうします?」

 

酒「じゃあ俺のおごりで、飲みに行く?」

 

オ「いいんですか?」

 

酒「生徒も盛り上がっているんだ、先生も今日ぐらい問題ないよ」

 

三「すいません、ありがとうございます」

 

酒「いやいや、構わないよ、それより先ほどの話優には黙っておきなよ、真喜子さんのために」

 

三「ええ、わかりました」

 

酒「それじゃあ、今から行こうか飲みに」

 

オ「すいません、奢らせてもらって」

 

三人は居酒屋で飲みにでも行こうと、思った

 

 

 

 

その時

 

オ「ん?」

 

酒「ん?」

 

三「ん?」

 

三人は後悔通りの道で目の前に一人の黒いコートを着た人が立っていた、その人はフードも冠っていて、暗いせいか顔はよく見えない

 

酒「なんだい?」

 

三「黒いコート?」

 

だが

 

その人の目は見えた

それを見た途端

 

オ「っ!」

 

酒「っ!」

 

三「っ!」

 

酒井とオリオトライと三紀はコートを着た人の目を見て、恐怖を感じた

 

オ「光紀!!離れてなさい!!!」

 

三「はい!!」

 

酒「こいつ!やばいぞ!!!」

 

酒井は腰に着いていた短刀を引く、長剣を持ち構える、オリオトライ

光紀は木に隠れる

三人は恐怖を感じ、初めて、実感する、この人は殺意を感じるような目をしていて、目の前にいて、分かる、こいつがとんでもない力を持っている事に、

それより、なぜ警報がならない、こんなに殺意を感じるような人が侵入しているのにも関わらず、なぜ警報がならないのか

 

?「・・・・・」

 

二人はそのまま構え続ける、裁定、三紀を逃がす事しか出来ない、それだけ質も違いすぎる、正直時間を稼ぐ事すら難しい、二人ともこいつにやられると言う事を覚悟していた

 

だが

 

?「←」

 

オ「ん?」

 

酒「なんだ?」

 

突然黒いコートの人が自分の後ろ方に指を指した

 

それは

 

オ「!」

 

酒「!」

 

三「!」

 

『二境紋だった』

 

地面に血で描かれていた

 

オ「どうして二境紋が!」

 

酒「知っているの?」

 

?「・・・・」

 

突然、黒いコートの人は道筋ではなく森の方へ歩いていく

 

酒「待て!これはお前が書いたのか?」

 

酒井がいきなり声で止めるが、黒いコートの人は一旦止まり、顔だけ、酒井の方を向く、だが、返事もなしに森の方へとまた歩いて、消える

 

三「一体なんだったんでしょうか?今の!」

 

三紀は黒いコートを着た人が去った後、木から出て来た

 

オ「!」

 

二境紋の文字から光りだし、二境紋の印は消え、ある文字が出てくる

 

オ「!・・・・Please Kill me all?」

 

オリオトライはよくわからないが、

 

オ「!」

 

その文字からまた新しい言葉出て来た

 

オ「え!これは!」

 

書かれていたのは

 

 

 

 

 

 

Fight(戦い)

 

of

 

The time has come(時は来た)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

酒「ん!真喜子さん?」

 

オ「・・・・」

 

オリオトライはあの目を一度だけ、見たことはある、だから考えていた

 

オ(まさか!今の・・・あの人なのか)

 

そう考えていた時

 

武(武蔵より、全鑑に通報、航空間一環、右舷上空を通過)

 

武蔵から通報の警報が入る

 

右舷上空にヨルムンガンド級の艦がゆっくりと、ステルス航行の状態の武蔵に入って来た、武蔵は急いでその艦にライトを付けた、そのライトを付けた先に

艦にP.A.ODAのエンブレムを見つけた

 

どうやら織田の鉄甲艦だとすぐにわかった

 

オ「どうして織田の鉄甲艦が」

 

酒「ん!・・・真喜子さん!あれ!見ろ!」

 

オ「ん?・・・・・あ!優!」

 

そう優が『村山』の左舷二番艦の高い場所の甲板上いた

 

オ「なんで!・・・優があそこに!」

 

三「あの艦!誰か!いますよ!」

 

オ「!」

 

酒「!」

 

織田の艦に六人人が乗っていた

 

************************

 

優は『村山』の左舷二番艦の高い場所の甲板上いた

優は織田の五大頂の六名。別の名で言えば六天魔軍とも呼ばれる強者達が来る事は分かっていたため

高いところにいた

 

優「やぱっり来たか」

 

斬「ほう、あの時と何も変わらないな、あいつら」

 

優は体半分だけ、斬に渡している

 

優「五大頂の六人出てくるだなんて、攻撃だと思う?」

 

斬「いや、挨拶だろう、ステレス航行でも織田は解析できるという。行動だ

わざわざ、こんな所まで、来てくれるんだから、歓迎してやろうと思ったのにな」

 

優「いずれ戦う事になるんだね、昔みたいに」

 

斬「わかっていたことだろう、俺はあいつらが目障りだから、さっさと斬殺しようと思ったんだがな

せっかく来たんだ、甘い俺『アレ』やるぞ」

 

優「仕方ない、分かった」

 

斬「あっちも挨拶してるんだ、こっちも返さないと・・・な!」

 

優と斬は抜刀の構えをし、体から蒼いオーラが纏い、相手に威圧を掛ける

 

織田五大頂「「「「「!!!!!!」」」」」」

 

どうやら織田の五大頂も彼の成長ぶりに驚いたらしい

 

優「俺たちは強くなったていう」

 

斬「挨拶だ、今度あった時は斬殺する」

 

そして織田の鉄甲艦は武蔵を通りすぎて消える

 

優「行ったね」

 

斬「ああ、いつかあいつらに会うときが来る、その時は覚悟決めろ」

 

優「うん、わかっている」

 

****************

 

午後10時40分

多摩・移住区

 

正「うーん、女子の服はなんか心もたないな」

 

正純は学校の関係で、女子の服を着た

 

ミ「フフフフ、これからどうなさいますの?」

 

正「へ?ああ!こうなった以上は仕方ないし、西へ行くしか無い」

 

ミ「個人的な今後を聞いたのですよ」

 

正「え?」

 

ミ「では!私達の今後を考えましょうか」

 

正「ああ、それならもう優と話してある、『英国』へ行こうと思う」

 

ミ「『英国』・・ですの」

 

正「ここから先の為に、英国に繋ぎをつけずつ、IZUMOにて、武蔵の補修などを行うつもりだ」

 

その時

 

正「ん?」

 

ミ「ん?」

 

何やら先からワイワイと笑い声など、騒いでいる声が聞こえた

 

正「なんの騒ぎだ」

 

その騒ぎに正純も向かった

 

 

 

******************

 

点「斬殿には、酷い目に遭わされたでござるよ」

 

ウ「お前が、悪口言うから悪いだろう」

 

広「あれほど、言ったのに、本当にバカですね、点蔵君、実際バカですけど」

 

点「自分!御広敷殿だけには言われたくないで御座るよ!」

 

シ「やはり、買い取り費用は高く着いたな」

 

ハ「その分は前回の儲けであるし、後は優君にも相談しましょ」

 

正「なんだ!なんだ!お前ら!こんなところで、大皿何枚も用意して!」

 

喜「お祭りよ♫お祭り♫あら?、ふふふ、かわいいキャンバス、今度は化粧よ♫覚悟なさい♫」

 

正「ひい!」

 

そういって喜美は正純のほっぺに指を指す

 

喜「もらい♫」

 

そこに後ろに偶々いた善鬼がいた、運んでいる唐揚げを喜美はつまみ食いする

 

善「ああ!あんた、太るから食べないって言っていたのに」

 

喜「今日は御祝いだし、いいのよ」

 

正「え?親子なの?」

 

善「あら、知らなかったの正純さん、あたしと喜美は親子なのよ」

 

正「知らなかった」

 

ミ「未熟でしたわね」

 

正「そういえば、葵とホライゾンは?」

 

黒『シー!正純!』

 

正「ん?」

 

ブルーサンダーの玄関にバケツに入った黒藻の獣がいた

正純はブルーサンダーに入ると、葵とホライゾンが椅子に座って一緒に寝ていた

 

正「こんな所にいたのか」

 

ミ「疲れたのですわ」

 

喜「もうすっかり寝てるわね」

 

二人が寝ているのを三人は見ていた

そこでホライゾンが

 

ホ「通りませ♫通りませ♫」

 

一同「「「「「!!」」」」」

 

ホライゾンは寝ているのにも関わらず、歌いだした

通す歌、それが、彼女の魂が覚えていた、歌、その歌は皆静かに聞く

さっきまで、騒いでいたのに、彼女が歌を皆黙って聞く

その歌が終わると

 

次は

 

ホ「二人は♬誰かの♬為に戦いたくて♬

王になって♬世界を♬変えると戦いを選んだー♬」

 

正「この歌は!」

 

喜「優の」

 

鈴「どう・・して?・・ホライゾン・・・が・・この・・歌を」

 

皆も知っている優の口癖の歌、それがなぜホライゾンが歌えるのか

 

ホ「世界は♫終わる♫人の創る争いで♫誰もが死に絶え♫世界が滅んでいく♫

青年は♫決意する♫世界を変えると♫僕に力が無くとも♫世界を変えたいんだ♫

守るため♫

生きるため♫

取り戻すため♫

大切な人のため♫

未来のーーーーため♫

二人は♬誰かの♬為に戦いたくて♬

王になって♬世界を♬変えると戦いを選んだー♬」

 

鈴「けど・・・この・・結末・・は」

 

正「ああ」

 

そう皆も知っている、この歌の結末は

 

二人が死ぬ

 

だが

 

喜「大丈夫よ」

 

ミ「喜美?」

 

なぜか?喜美が笑顔でいる、結末は酷い歌なのに、

 

でも

 

ホ「信じてーー♫生きて帰ってくるとー♫

悲ーしーませない♫君の為にーーー♫」

 

正「これって!」

 

鈴「どうして!」

 

喜「もう悲しいというホライゾンの想いが、歌自体を変えちゃったのよ」

 

ホ「The world to live(生きる世界)ーー♫」

 

ホライゾンは悲しい感情を得た事で、二人が死ぬ世界が嫌だと、彼女が否定した

それが彼女が望んだ生きる世界

 

正「これが優の本当の歌でもあるのか」

 

優「ああ、これがね」

 

喜「優!」

 

後ろから優が帰ってきた

 

優「この歌が、世界を変える鍵、The world to live

誰も生きる事ができる、平和の未来、争いは命の消すもの、それは生きるとは言わない、

彼女は今まで以上に俺やトーリや斬の姿を見て、悲しい感情を魂の中で抑えてたんだと、思う

大罪武装が無いから、悲しい事が全面に出せなかったんだ、きっと」

 

喜「そんであんたは、そんなホライゾンに好きだよって言ったんだよね」

 

優「うん、まだ言ってなかった」

 

優はホライゾンに近づき、ホライゾンの頭を撫でる

 

優「ありがとうホライゾン、君の事は大好き、俺や斬は君やみんなのおかげで」

 

喜美も正純とミトツダイラはわかっている、この好きは告白じゃない

 

 

優「生きてる」

 

 

感謝なんだと

 

 

これが世界を変えるはじまりである

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

ブルーサンダー裏

 

善「ふ〜〜ふ〜〜♫・・・・・ん?」

 

善鬼が鼻歌をしていると目の前に黒いコートの人がまた現れる

 

善「なんだ、来てたのかい?なら、あの子に会ってくればいいのに」

 

?「・・・・・・・」

 

善「『まだその必要はない』って?」

 

?「・・・・・・・」

 

善「まあ、確かにそうだけど、それだけ、成長したんでしょあの子も」

 

?「・・・・・・・」

 

善「『来るべき時に話す』ね、まあいいけど、その時には大変よ、きっと」

 

?「・・・・・・・」

 

善「ふん、わかっているなら、今でもいいのにね」

 

?「・・・・・・・」

 

善「そういうわけにはいかないか」

 

黒いコートの人は去る

 

善「また、来なよ、○○!」

 

黒いコートの人は姿を消した

 

善「まったく、これから私もあいつも(・・・・)大変になるわね」

 




三河編は終わりです、英国に入る前に
他にもいろいろやります

次回をお楽しみ下さい


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日常編
クリスマス記念 優のクリスマス


特別編なので

話は英国編が終わった時の話です

つまりメアリも立花夫婦もいます
のでご了承ください

それではどうぞ!


聖譜歴1648年12月24日

午前7時30分

 

その日の朝 優は教導院の方に行った

だが授業は午前の前に終わり 10時30分には授業は終わるのである

 

朝早く優は少し考え事をしていた為

今までよりも早いのだ

教室の自分の席に座り、優は悩んでいた

 

今日のクリスマスのことで!

 

各国のイベントでクリスマスというものがある

無論、武蔵もそれをやる

だが クリスマスと言っても 何をすればいいと思う?

みんなは友達と一緒にパーティーしたり もしかしたら 家族でホームパーティーをすることや いろんな事も あるだろう

だが

恋人と過ごすというのもある それもクリスマスの定番である

 

実は言うと

 

優はそのクリスマスに悩んでいた

 

何を?悩んでいるのかと言うと

実はパーティーではない

他のことで悩んでいる

 

そこへ

 

浅「あれ?今日は早いですね!優君」

 

優「ああ!浅間!おはよう」

 

浅「おはようございます!久しぶりですね!優君が早いだなんて!」

 

優「うん いろいろあってね」

 

浅「そうですか.......ん?そのマフラーどうしたんですか?」

 

優は蒼いマフラーをしていた事に気づく浅間

 

優「ん?ああ!これね!喜美が編んでくれたんだ!」

 

浅「喜美が!喜美は編み物出来るんですか?」

 

優「うん!それで俺に編んでくれたんだ!」

 

浅「そうなんですかー!」

 

そして浅間は優の顔をジーっと見る

 

優「ん!なに?」

 

浅「優君っていつも喜美と一緒にいますね!」

 

優「そうかな?」

 

浅「ええ!なんか喜美と付き合ってるような感じしますし!」

 

優「けど俺!彼女と一緒にいるだけであって付き合ってはいないよ!」

 

浅「そうですかー?そんな感じに見えませんけどー」

 

といってニコニコ顔で浅間はこっち見る

 

優「今日クリスマスだからかい?浅間?」

 

浅「そうですねー今日クリスマスですから、みんな教導院でパーティーするみたいですけど、優君はどうするんですか?」

 

優「ここでパーティーするの?」

 

浅「ええ!許可をとって ここでクリスマスパーティーするみたいです!」

 

優「へえー」

 

そこへ時間も過ぎていたせいか

どんどん教室に人が集まって来る

 

葵「おはよう♬おお!優!姉ちゃんが編んだマフラー!さっそく使っているのかよ!」

 

優「当たり前だろ!温かいしな!」

 

葵「おーい♬姉ちゃん♬優が気に入ったみたいだぜ!姉ちゃんの編んだマフラー!」

 

優「喜美!」

 

喜美が教室に入ってきた

喜美ならふざけて 『感謝しなさい豚やろう』って言うはずが

 

喜「そう、気に入ってくれて嬉しいわ♬」

 

そう大人びたセリフのように言った

 

みんなはこいつ誰だ!と騒いでいる

確かに喜美とは思えない感じがする

 

優「ああ!大事にするから!絶対!」

 

もう恋人のような感じだ

だがそこへ葵が

 

葵「なあ優!今夜ここでクリスマスパーティーするんだけど!もちろん参加するだろ!」

 

葵から誘いが来る

そうみんな優が作る料理が食べたいため 優はパーティーには必要である みんな優が絶対に来て欲しいみんな優を見る

中には目をキラキラしている者やうんうんとうなずいている者もいる それだけ彼が必要なのだ

 

だが

 

優「ごめん!俺!それには参加できない!」

 

と言われた

そしてみんなは

 

一同「「「「「「「「えーーーーーーーー!?」」」」」」」」」」」

 

とみんな驚いている

 

点「ど!?どうしてでござるか!?」

 

ウ「な!なにか仕事でも!?」

 

ノ「なんかあるのか?」

 

ネ「珍しいね!?君が参加しないだなんて!?」

 

ア「仕事なら私、手伝いますよ!?」

 

マ「今日!優君来ないの!?」

 

ナ「急ね!どうしたの?」

 

シ「ハイディ!今優のバイト先に連絡しろ!優は我々が使うと!」

 

ハ「はーい♬わかっているよ♬シロ君♬」

 

優「待って!バイトもないし!手伝いも今日ないから!」

 

ミ「じゃ!なんですの?」

 

優「そ それは.......」

 

言えない どうしてもこれは言えない だが 大事な事である

 

宗「珍しいですね!?何か用でも?」

 

優「う、うん!そんなところだよ」

 

誾「その用とは?」

 

優「え!そ、それは!ちょっとね.......」

 

シ「なら仕方ない!向井!優になんの用事だか調べるんだ!」

 

優「なんで!?鈴を呼ぶの!?」

 

点「武蔵の絶対兵器に勝てるものなどおらぬでござるからな!」

 

そして鈴は呼ばれたとおり 優の前に来てその内容をはかせる

 

優「鈴!?」

 

だがなんと優の前に立ち鈴は振り向きみんなに言う

 

鈴「だ だめ! きょう!ユウ君の 大事な 日なの!」

 

一同「「「「「「「!」」」」」」」

 

なんと鈴は優の用事に気づいていて

なおかつ優の味方をした

 

葵「あ!もしかして!」

 

葵も気づいた

 

ホ「皆さん 今日は優様は大事な日なので優様は参加できません」

 

ホライゾンがみんなを呼び止めて

優はどうしても来られないことを言う

 

優「ごめん!本当に!今日大事な日だから!内容は言えないけど!ごめん!」

 

と言って夜のパーティーは断った

 

オ「はーい!授業はじめるよ!」

 

そして授業も始まろうとしていた

みんな席に着く

その前に

 

優「喜美!」

 

喜「ん?」

 

優「あとで迎えに行く!」

 

喜「うん!わかったわ!」

 

それを言って喜美は自分の席に着く

 

*****************

午後13時00分

メ「誰かとパーティーするのでは?」

 

メアリと浅間とミトツダイラで夜の買い出しにいっていた

 

浅「やっぱりメアリもそう思いますか?」

 

メ「ええ!こんなときは誰かと一緒に夜を過ごすのも英国でのクリスマスの定番でして!」

 

ミ「つまり誰かと過ごすつもりでパーティーの準備をしているのでは?」

 

メ「その可能性もありますけど!やはり恋人とデートでは?」

 

ミ「で で デート!?」

 

浅「ゆ 優君がですか!?」

 

メ「ええ!こんな時にこそ!恋人とデートですよ!」

 

自信満々に言うメアリ

だがそこへ

 

優「あ!メアリ!浅間!ネイト!」

 

優が来たのだ

 

浅「どうしたんですか?確か準備があるとかで!」

 

優「それなら終わったよ!それよりネシンバラ知らない?」

 

ミ「ネシンバラ?知りませんけどー」

 

だがそこへ

 

ネ「僕に何か用かい?」

 

ネシンバラも買い出しに行っていた

そして偶然会う

 

優「ああ!ネシンバラ!これ、君宛に!」

 

と手紙を出しネシンバラに渡す

 

ネ「僕宛に?誰だろう?」

 

と中身を開ける

 

ネ「こ!これは!」

 

中身は

 

『トゥーサンへ 今日、君のパーティーに僕も参加させてもらうよ!君の総長に招待されたから!18時頃にそちらに着くから!』

 

つまりシェイクスピアからの手紙である

それを読んだ瞬間ネシンバラに汗がいっぱい出て来た

 

優「大丈夫!?ネシンバラ!?寒いのに汗が出ているよ!?」

 

ネ「だ!だ!大丈夫だよ そ そ それより君も用事があるんだろ」

 

優「ああ!そうだった!その前に!ネイト!」

 

ネ「はい?」

 

優「これも君宛!それじゃ!」

 

そして優は行く

 

ネ「一体なんですの?」

 

と優から渡された紙を開ける

 

内容は

 

『ネイトへ♬お母さんも武蔵のパーティーにいくわ♬総長の招待でそっちにいきます♬ 母より♬』

 

ミ「・・・・・・・」

 

ネイトも汗をかいた

 

ミ「なにをしてくれているのーーーー!?我が王!?」

 

ネ「葵君の奴!シェイクスピアを招待するなんて!?」

 

二人は今年でヤバいクリスマスになりそうだ

 

*********

午後18時00分

もうすっかり夜だ

 

優はブルーサンダーで待っていた

 

喜「お待たせ!優!」

 

優「!」

 

すごいおしゃれをしていた喜美 それを優が見とれていた

 

優「・・・・・」

 

喜「どうしたの?もしかして見とれちゃった?」

 

優「ああ!ものすごく綺麗だよ!」

 

喜「ありがとう優!それじゃ!母さんいくわね!」

 

善「いってらっしゃい!」

 

喜「いきましょ!」

 

喜美は手を出す 優はもちろん

 

優「ああ!」

 

そして手を握る

 

そしてブルーサンダーを出る

 

善「ふふ!青春だね!」

 

**********

 

そして二人が向かう先は

かつて優の父である刃の家である

そこに二人は入った

 

喜「ここがあなたのお父さんの家ね」

 

優「うん ここは掃除しといて準備していたから」

 

喜「だから今日、教導院終わってから早く帰っていたのね」

 

優「そう!そして!」

 

喜「!」

 

優はある部屋の扉を開ける

そこは

 

なんと

花に囲まれた食事場である それだけでなく窓もあり、そこは海が見える テーブルには白い老荘もあり 上にはシャンデリアもあった 壁は花のデザインした 部屋である

 

優「メリークリスマス!喜美!」

 

喜「これ!どうしたの!」

 

優「父さんが母さんをこの家に招いた時に父さんが作ったんだ!」

 

喜「これ全部!」

 

優「そう!父さん器用だから」

 

それにしてはすごいシャンデリアも自分で作って まさにパーティーにはもってこいの部屋でる

 

優「庭の花は俺が用意したんだけど!食事するのに邪魔かな?」

 

喜「そんなことないわ すごく気に入ったわ!」

 

優「本当!よかった!」

 

喜「料理も優が?」

 

優「ああ!任せてくれ!」

 

と言って優はすごい料理を次から次へと作った

そして食事して1時間

 

優「どう?おいしかった?」

 

喜「ええ!とっても!」

 

優「よかった!」

 

だがいきなり優が食べ終わると

 

優「喜美!ちょっと来てもらっていい?」

 

優「ええ?いいわよ?」

 

いきなり立ち上がり別の部屋に移る

 

そして桜マークがる部屋に着き

その扉をあけると

 

喜「これって!?」

 

そう部屋に合うぐらいの高さの大きな桜の木だった

 

喜「どうして桜が!?冬なのに!?」

 

優「ある神様の残した木だったらしいよ」

 

喜「ある神様の?」

 

優「そう その神様はわからないけど、父さんその桜をずっとこの部屋に置いてあったんだ」

 

喜「そうなの」

 

優「うん これを見てもらいたくて どう?」

 

喜「これも綺麗ね!」

 

そして優は

 

優「あのさ喜美!」

 

喜「なに?」

 

優「これクリスマスプレゼント!」

 

そういって花のデザインをした指輪だった 花のところは宝石で出来ている

 

喜「綺麗!ありがとう優 これも手作りね 大切にするわ」

 

優「ああ!結構時間使ったけど 喜んでくれてありがとう」

 

これは最高のプレゼントだ

 

喜「ねえ優?」

 

優「ん?」

 

喜「あんたは世界を変えるまで戦い続けるんだよね?」

 

優「うん」

 

喜「世界を変えたらどうするの?」

 

優「まだ考えてないんだけど」

 

喜「じゃ!これからも!一緒にさ.......」

 

優「一緒になに?」

 

そして気づいた二人は顔が近い

 

喜「なんでもないわ」

 

優「本当に?」

 

喜「ええ」

 

優「でも!」

 

喜「?」

 

優「子供の頃は考えたことがある これからも喜美のそばにいたいって」

 

喜「!」

 

喜美はそれを聞いた瞬間、顔を赤くした

 

優「子供の頃だけどね」

 

そういって優は食事場にもどった

 

喜「まったく この鈍感」

 

そして22時なり

 

優は喜美をブルーサンダーに送った

 

喜「送らなくてもいいのよ」

 

優「そういう分けにはいかないよ」

 

だがそのブルーサンダーのとこで

 

優「ん?なんだ?」

 

梅組がブルーサンダーの前でパーティーをしていた

もちろん中も

 

葵「お〜優!メリークリスマスー!」

 

優「トーリ!教導院でやるんじゃ!?」

 

葵「それが麻呂に怒られて 仕方なく俺んちでやっているんだよ」

 

ア「え!どうして喜美さんといるんですか?優さん?」

 

優「い、いやこれは.....」

 

ナ「ほうーまさかデートですか」

 

優「えとその」

 

喜「そうよ♬私は優の手料理もごちそうしてもらったのよ♬」

 

一同「「「「「「「なにーーーーー!?」」」」」」」

 

優「喜美!それは.......」

 

正「優!本当なのか!喜美とデートしていたのか!」

 

喜「なに♬正純!あんたも優とデートがしたいの?」

 

正「い!いや!違うぞ!断じて違うからな!」

 

葵「そんなことより 俺たちにも料理作ってーーー!優!」

 

優「はいはい!わかったよ!たく」

 

優はブルーサンダーの中に入って料理を作る

 

喜「ふふ♬優!」

 

優「?」

 

喜「メリークリスマス!」

 

優「ああ!メリークリスマス!喜美!」

 

クリスマスパーティーは賑やかになった

 

 

 

 

 

おまけ

 

優「でもなんで俺が?」

 

葵「ネイトの母ちゃんがガツガツ食べて!」

 

優「なるほど でもネシンバラはすっごい汗かいているね」

 

葵「恋人のシェイクスピアに恥ずかしがっているだけだぜ♬」

 

ネ「恥ずかしがっていなーーーーーーーい!?」

 

ネシンバラのクリスマスも賑やかだ

 

 

 

 

 

 

 




皆さんメリークリスマス!
これからもお願いします
誤字や脱字があれば
メッセージお願いします


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100お気入記念 優&斬殺丸vs二代

本当にすいません
来月も忙しいので、更新が遅れます
その事もご了承ください

英国編はもう少し先になります


優サイド

 

三河騒動から、一週間経った

今は、これからの方針を考えるべく、正純と一緒に考えたり、他の仕事の手伝いなど、

武蔵将軍としての、働きをしている。 といっても少し仕事が増えただけ 

喜美や浅間が、「すこしは休んだら?」と、言われるが。まだ、いろいろやらなくてはいけない仕事があるため、休んでいる暇がない

一番に悩んでいるのが、これから進む英国の事、いろいろと準備もしなければならないし、きっと戦闘にもなる、三河であんな宣言をしたから、今更後戻りはできない、だから色々と対応しなければならなかった

 

でも

 

ホライゾンがここに戻ってきて、昔とは少し違うけど、昔に似たような、楽しい日常も送っている

またトーリがちょっかい出しては、ホライゾンに殴られるなど、変わらない日常を送っている

 

心道当主も同盟を結びたいけど、「すまん、もう少しかかる」と、まだ忙しい様子

つまり今は変わらない日常の時間である

 

休みが欲しいと言えば欲しいが 欲しいと言うより、

 

体を動かしたい(・・・・・・・)

 

仕事としての体を動かしたいではなく

 

修行としての(・・・・・・)体を動かしたい

 

万が一の事もあるのだけれど、それとは別で、体を動かしたい、昔からこういう戦闘狂ではないけれど、強くなる為にも、体を動かしたいし少し発散させたい

だからといって、ストレスが溜まっているわけではないけど、どうしても自分の習慣みたいなもので、小さい頃から、そうしている

 

でも

 

今は忙しくて、暇も休みもない

 

それをトーリに言ったら、「俺に任せておけ!」と言い、ヨシナオさんの所に行き、「麻呂は王だからさ、みんなに言って、優に休みを提供してやれないか?」と言いに行ったらしい。

それを聞いて、ヨシナオさんも、「最近君が働きすぎという噂が民から流れている。明日の3日間ぐらい休みなさい」と言われ、学校も強制に休みにされてしまった

梅組のみんなからも「優!働きすぎ!」など、労働時間を越えるようなことを自分でも気づかず、破っていたらしい、とシロから聞かされた。

 

そのため、武蔵姉が監視に入り、働こうとした場合、即刻やめさせるようになってしまった

 

というわけで、やりたい事は無論ない、だからトーリに行った通り、武蔵野で武蔵姉を相手に修行をしていた

 

優「はあ!はあ!はあ!」

 

武蔵「では、こちらも行きます・・・以上」

 

武蔵姉を相手に修行をしていて、よくわかることがある

武蔵姉が

 

父さんの関係者(・・・・・・・)だったてこと

 

今俺は心道家の流派を全面に使っているのに対し、武蔵姉も世道術に似た(・・・・・・)技を出して防いでいる

世道術は決して、心道家の人間でも、簡単にはできない術で、どんなに頑張っても、習得できない術

 

けど

 

俺の父さんは違った

 

父さんは昔から世道術を自由に操れた。今までだって心道家で扱えたのはごくわずかで、世道術を使えるのはほんの数十人だけ、それなのに、

武蔵姉は扱えた

実は武蔵姉だけじゃない、品川姉も多摩姉も武蔵自動人形姉さんたち全員、世道術が扱えた

 

父さんの本にそう書いてあった、「詳しい事は、武蔵姉に聞いて見なさい」って、そう書かれていた

 

確かに一緒に刃を交えて、感じる

 

武蔵姉たちはただの自動人形じゃない(・・・・・・・・・・・)ということに

 

正直倒せるかも怪しいし、心の中で、戦闘しながら斬と会話しているけど、斬から「油断するな、俺でも勝てるかは怪しい、それだけ、武蔵が強いと言う事だ」と言われ、あの斬でさえ、余裕を感じなかった

少し、交えてから30分休憩が入る

 

優「やっぱり、武蔵姉たちはは父さんの関係者なの?」

 

武「私たちは・・・刃様の召使いです・・以上」

 

優「ブフ!?・・め・・召使い!?」

 

俺は水を飲んでいる途中とんでもない事を聞き、水を吐き出す

 

優「召使いって!?どういう事!?」

 

武「はい、私たちは始めは武蔵の管理もそうですが、それと同時に、刃様の召使いもやってました・・以上」

 

優「どうして?父さんの召使いもやってたの?」

 

武「聞いてないのですか?刃様の事?・・以上」

 

優「いや、なにも」

 

武「刃様が三代目心道家当主なのです・・・以上」

 

優「え!?父さんが!?」

 

武「はい」

 

優「なんで父さんが!?じゃあ今は誰が心道家の当主なんだ?」

 

武「実は今は二代目当主が心道家を仕切っているのですが、その二代目が、昔に早く刃にどうしても当主を渡したかったのですが、刃様は武蔵の学生になりたいと行ってしまい、仕方なく武蔵の学生でいながらも当主として、刃を守るよう、二代目様に言われたのです・・・以上」

 

優「どうして父さんは当主になってでも武蔵にいたんだい?」

 

武「それは私たちにもわからないのです・・・以上」

 

桜『それはお前の母さんの為だよ』

 

桜花がいきなり喋った

 

優「桜花!何か知っているの?」

 

桜『というか、私もそこにいたからね』

 

武「おはようございます桜花様・・・以上」

 

桜『おはよう武蔵ちゃん、二人目の弟の修行に相手しているのかい?』

 

優「二人目の弟?」

 

武「はい、優様が二人目で、刃様が私たちの初めての弟です・・・以上」

 

優「父さんもここいた時は、弟だったんだ、武蔵姉が召使いなのに、てっきりお兄さんかと思った」

 

武「そんな時期もありました、刃様が大人になった時は私たちはお兄様と言っていました・・・以上」

 

桜『そんときの刃の顔、すごく赤い顔していたよ、めっちゃ照れ屋さんだからな」

 

優「それは俺でも、恥ずかしくなるよ、いきなり、お兄様なんて言われたら、顔を赤くなるしかないからね、・・・ところで母さんの為ってどういう事?」

 

桜『ん?あーーーそれね、実はいろいろあって、刃がお前の母さんと一緒に暮らす為に、刃は武蔵に入ったんだ、まあ、お前の母さんの事はいろいろあってね、詳しくは私からは話せないんだ』

 

優「そうなんだ、時が来たら、話す事が来るってことでしょ、それまで、待つよ」

 

桜『そうしておくれ、・・・ん?誰か来るぞ」

 

優「ん?」

 

遠くから、こっちに走ってくるような人影が見える、

それは

 

二「優殿ーー!」

 

優「二代!」

 

なんと二代がこちらに走って来た

 

優「どうしてここに?」

 

二「総長から優殿が修行していると聞き、こちらで拙者もこの前の約束と同時に修行の相手にしてもらいたいで御座る」

 

優「ああ、そのことか」

 

まだ覚えていた事に、驚く、もうあの喜美の相対で終わったのかと思っていたのだが、どうやら戦うまでは、終わらないらしい

そこへ

 

斬(ほう、面白い、相手になってやろう、甘い俺)

 

優(大丈夫なの?)

 

斬(殺さない、怪我させない程度にやればいいんだろう?なら問題ない)

 

優(斬が言うなら、いいけど)

 

斬(始め10分くらいはお前がやれ、その後は俺が相手する)

 

優(分かった!くれぐれも怪我させないように、してくれよ)

 

斬(ふん、俺は戦闘狂じゃないから心配するな)

 

優(じゃなかったら、ここまで言わないよ)

 

優「分かった!二代!その申し出、受けよう!」

 

二「本当で御座るか!」

 

優「ああ!ただし制限時間は20分!そのうちの10分は俺が相手するけど、その後は斬が相手するから、いいね?」

 

二「分かったで御座る」

 

というわけで、斬の相談により、怪我させないと、宣言してくれた為、その申し出に出る事にした

 

葵「おお!やってるやってる♫」

 

喜「ちょうど今かしらね」

 

ホ「学校が早く終わりましたので、見に来ました」

 

鈴「うん・・みんな・・優君・・様子・・気になる」

 

優「みんな!」

 

梅組のみんなも出て来た、

 

優「どうして?ここへ?」

 

葵「お前が修行する所見たくてな」

 

ネ「僕とナルゼ君は参考にしたいだけだけど」

 

ナ「今度は戦闘も入れたいから、見させてもらうわ」

 

マ「ガッチャン、朝からはりきってたもんね」

 

点「優殿の戦闘自分たちでも参考にしたいので御座る」

 

優「そうなんだ」

 

桜『なんか見世物になっちゃったね』

 

優「そうだね」

 

なんだかんだで梅組全員出て来た、みんなに見ながら、修行する事になった

 

オ「じゃあ!私が仕切るけどいい?」

 

優「真喜子先生」

 

オ「せっかくだから、私が仕切るよ、いいかな?」

 

優「うん!お願いするよ」

 

オリオトライが仕切る、そして修行の相対が始まる

 

オ「それじゃあいい?優に言われた通り、制限時間は20分、始めの10分は優が相手するけど、その後の10分は斬がやるから、勝敗は地面に倒れたら負け、いいね?」

 

二「構わんで御座る!」

 

優「こっちも構いません!」

 

オ「よし!それじゃあ!二人とも、構えて!」

 

二「・・・・」

 

優「・・・・」

 

優は抜刀の構えをして、二代は蜻蜓切を持ち、構える、オリオトライは手を上げる

 

オ「いざ!尋常に!」

 

二「・・・・・」

 

優「・・・・・」

 

 

合図の手を下ろす

 

オ「勝負!!!」

 

二「うおおおおおお!!!」

 

優「はああああああ!!!」

 

 

二代の蜻蜓切と優の桜花の刃が交わる

 

カキーーーーーン!!!

 

桜花の突きと蜻蜓切の突きが当たる、お互い、傷は無いが、力で押し合い続ける

 

二「くっ!」

 

優「ふう!」

 

二人は刃を一旦離し、二人は体を回転しながら、刀と槍を振るう

 

二「ふ!はあ!てや!」

 

優「はあ!せや!うお!」

 

回転しながらも二人は振り続ける、二代は蜻蜓切を回転させながらも、優に攻撃する、優も刀を回転しながら、攻撃し続ける

 

葵「すげえーー!」

 

ホ「優様があのような動きを」

 

ネ「あれが武士同士の戦いか」

 

点「自分たちでは追いつけないでござる」

 

浅「動きが全然読めません」

 

喜「あの子、なかなかやるわね」

 

正「優を相手にここまで、やるとはさすがだな二代」

 

みんなは関心する、みんなは思う、本当に二人が武蔵にいて良かったと、正直二人を相手するのが、戦闘を見て、恐わくなったからだ

 

優「はああ!!」

 

二「っ!」

 

優はいきなりジャンプした

そして

 

優「天桜落!!!」

 

桜花の刃から大量の花びらが刃に集まり、刃がピンク色に光る

 

優「はあ!」

 

優はそのまま二代の上から切り落とそうとするが

 

二「ふん!」

 

二代は蜻蜓切で防ぐが

 

二「くっ・・・・くうう!!」

 

なかなかに重く、このまま防いでいたら、確実に力押しで負ける

 

二「はあ!」

 

優「っ!」

 

二代は防ぎながら体を少し横にずらし、槍の逆側に槍を振り、優はそれに当たり、吹っ飛ばす

 

優「く!・・・・ふう」

 

優は二代に吹っ飛ばされ、見事に着地する、簡単な技では聞かないと、優は分かった

 

優「それなら!」

 

二「ん!」

 

優は鞘に刀をしまい、抜刀の構えをし、二代のところに走る

 

優「ふう!」

 

二「っ!」

 

二代はあまりにも、早く、二代でも反応が出来なかった

 

優「これならどう?桜乱花(おうらんか)!!」

 

優は刀をひいて、周りには花びらが舞い、桜色の斬撃が4つあり、二代を襲う

 

二「く!」

 

二とは斬撃を防ぐが、

 

優「はああ!!」

 

優が刀を抜刀の構えをした状態から、刀を降り続けるため、斬撃が二代に一回振るう事に一つ斬撃が出るため、何個も斬撃が二代を襲う

 

二「く!・・・・っ・・・ぐあ!!」

 

二代は防ぎきれず、そのまま吹っ飛んで、地面には倒れず着地する

 

二「あれだけの技を!こんな数多く」

 

オ「優!時間よ!」

 

優「時間だ、斬!」

 

斬(ああ、ここからは俺がやる)

 

優は斬に切り替わる、優の目が赤い獣目に変わる

 

斬「いくぞ!二代!覚悟はいいな!」

 

二「jad!いざ!参る!」

 

二代は斬に向かい、槍で優を突き続ける

 

二「うおおおお!!!」

 

斬「いいだろ!はあ!」

 

斬も刀を振り、二代の突き、防ぐ

 

斬「突きばかりでは俺に届かないぞ!」

 

二「なら!」

 

斬「っ!」

 

二代は蜻蜓切を長く伸ばす、もう少しで斬の顔に当たるが、斬はそれを避けるが、

 

斬「なに!」

 

二代の狙いは斬の刀を離す事だった、伸びた蜻蜓切は刀に当たり、斬の後ろに刀は吹っ飛ぶ、斬と二代の距離はほぼゼロ距離で、刀を拾う時間がない

 

二「これなら!結べ!蜻蜓切!」

 

二代の蜻蜓切の活断能力を使う

 

葵「まさか!」

 

ホ「斬様が負けるのですか?」

 

喜「いいえ、違うわ」

 

葵・ホ「ん?」

 

喜美が斬が負けるはずが無いと言っている、だがどうやって?刀がない。斬に何が出来る

 

と思った、その時!!!

 

斬「はあ!」

 

一同「「「「「!?」」」」」

 

斬はいきなり、刀を拾いに行かず、そのままゼロ距離のまま、右回転し、二代が蜻蜓切を持っていた手に足で蹴った

 

二「なあ!」

 

カラン!カラン!

 

蜻蜓切はそのまま二代の横に転がる

 

斬「戦闘方法は武器だけじゃ無い事を・・・教えてやる!!」

 

斬は二代の首元の服を掴み、そのまま後ろに投げる

 

斬「桜雷断(おうらいだん)!!!はあ!!!!」

 

斬は背負い投げのような技で二代を投げる、そして墜ちた、時に桜の花びらに放電が身に付いていた

投げたときはまるで、雷が墜ちるかのような技だ

 

そして二代は地面に倒れてしまった

 

オ「そこまで!勝者!斬殺丸と!優!」

 

一同「「「「「うおおおおお!!!」」」」

 

みんなからは歓声が出た

 

斬「まあ、こんなもんだろ、二代大丈夫か?」

 

二「ああ、大丈夫で御座る、拙者の完敗で御座る」

 

斬「いや、そうでもない、お前のあの考え方悪くなかったぞ」

 

優「ただ、武器無いときもあるから、そのための方法として、格闘技も使うんだ、二代も格闘術でも覚えるといいよ」

 

二「よく!勉強になったで御座る!」

 

こうして優は二代に勝った

 

二「また!修行に付き合ってもらえるで御座るか?」

 

優「ああ!いつでもいいよ!ただ今日はこれまでにしよう」

 

二「かたじけないで御座る」

 

優「ああ!いいよ、それじゃあこれから飯にするけど、来ない?」

 

二「ぜひ、行かせ貰うで御座る」

 

優「うん、みんなも来る?ご飯食べに?」

 

一同「「「「「行く!」」」」

 

優「よし!それじゃあ!武蔵姉行こう!」

 

武「はい、では行きましょ」

 

優達は近くの店で行く事になった

 

葵「もしかして、優の奢り?」

 

優「ん?そうする?」

 

浅「さすがにいいですよ!私たちは自分の分は自分で払いますから」

 

優「そう?足りなくなったら言ってね、お金渡すから」

 

ホ「優様、皆さんが調子に乗りますと思いますよ」

 

喜「相変わらず優しいわねあんたは」

 

そんな会話を見ていた武蔵は、優を見て、思う

 

武「さすが刃様のように御優しい強い方です・・・以上」

 

優「ん?武蔵姉何か言った?」

 

武「いえ、なにも、・・・以上」

 

優「そう」

 

 

こうして1日目の休暇は修行で終えた

夜はみんなで店で食べていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

武蔵は優達が食事している中、一度立ち上がる

 

優「武蔵姉?どこに?」

 

武蔵「少し、ジュースを持ってきます、少々お待ちください・・以上」

 

優「分かった」

 

そして部屋をでるが、そのまま外に出る

そして店の裏に回る

 

そこで、目の前に黒いコートを着た人がいた

 

武「お帰りなさいさませ、○○様、以上」

 

?「・・・・・・・」

 

武「はい、あの子は大きくなりました」

 

?「・・・・・・・」

 

武「よろしいのですか?」

 

?「・・・・・・・」

 

武「それもそうですね、わかりました、あの子は私達が守ります、以上」

 

?「・・・・・・・」

 

そして黒いコートの人間は消える

 

 

武「あの子は何があっても、私たちが守ります・・・以上」

 

 




更新が遅れる事を
ご了承ください



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二日目の休日 鬼ごっこ 前編

すいません
時間は頑張ればあります
そろそろふざけた話でも入れるよう努力します


2日目の休日

 

優「はあ・・・・・・・・・暇だ」

 

心道優は、今 猛烈的に暇人である

昨日の修行といい、 やる事はもうしっかりと成し遂げた

 

 

成し遂げたとは言え、それ以上のやる事はもう無いのだ! 

 

だから

 

今更何をしようか なんて コレボッチも考えていないのだ だからと言って、仕事すれば、モニタで監視されている武蔵姉に強制にやめさせられるし、正直 やる事がなく、暇である

心道優は生徒会の助っ人で、トーリの助けで生徒会に参加するが、そこの人間ではない

つまり

一般生徒である

 

他のみんなと違って、委員にも総長連合にも部活にも何も入っていない、ただの一般生徒

だが、武蔵将軍で、武蔵の支配権を持つ、いわば、絶対主義な存在、はっきりと言って武蔵の王よりも学長よりも地位が上な存在、 だが、コレと言って、変えたい物など無い

ということは

 

やりたいことなど、無いのだ

 

暇だからと、今は奥多摩をぶらぶら、歩いている。 誰かに会って、何かしたいのはそうなのだが

 

今日もみんなは教導院での、授業な為、みんなに会いに行っても、授業があるから、無駄な

 

 

 

 

 

 

はずだった

 

 

 

 

 

 

葵「おう!!優!ここにいたのか!!」

 

優「トーリ?」

 

優は最初にトーリと会って思った事は「なんで?授業中なはずなのに、なんでこんな大通りにいるんだよ、君は」と思った

おかしいとは思う、今はまだ10時過ぎ、今日の授業は午前終わりなのは知っているけど、その時間が11時半に終わるはず

なのに

なぜ?なんで?

 

優「なんで?君がここに・・・いるの? それより授業は!」

 

葵「え?そんなもん・・・・・・・・・・・・・・・・・サボったに決まってんじゃん」

 

優「サボった!?」

 

彼は始めは冗談かと思ったが、彼の体をよく見てみると、そこら中に汗をかいているのを見つけた どうやらオリオトライ先生からここまで走って逃げたらしい

 

優「君は!まったく!何をしているんだ!!後で怒られても知らないよ!!」

 

葵「大丈夫!・・・たぶん後でみんなも俺と一緒に怒られるから!」

 

優「は?」

 

彼は今は聞いてよかったのかは確信はつかないが、今、トーリが「みんなも」って言わなかったかと

空耳じゃないかと思ったが

 

葵「だから・・・俺だけじゃないぜ、梅組全員サボったんだ」

 

優「・・・・・・」

 

 

しばらくして

 

 

優「はあああああああああ!????」

 

それはまずありえないと彼は思った

 

優「いやいやいやいや!おかしいでしょう!?なんで!鈴や浅間やネイトまで、サボるの!?あのクラスにだって!真面目な奴は居るんだよ!」

 

点「それに関しては!・・・ハアハア・・・・・・自分が説明するでござる!」

 

優「点蔵!」

 

後ろから突然点蔵が走って来た、説明は聞くが、もの凄い汗で疲れているとすぐに分かる

 

優「な、何があったの?」

 

点「ここじゃアレでござるから、一旦隠れられる場所へ!!」

 

優「お、おい!一体どこへ行くんだよ!」

 

葵「いいから!優も来いよ!じゃないと!お前も先生に捕まるぜ!」

 

優「捕まる!?俺が!?」

 

葵に手を引っ張られ、そのまま移動させられる、しかも、葵の言っている言葉に不自然な事ももある。なぜ、学校が休みな人が、彼らの事件に巻き込まれる事になったのか、謎で困っている

 

場所は移動して、ブルーサンダー正面口へ

 

そこで

 

ホ「優様」

 

喜「ああ!優!来たのね!」

 

ミ「あなたもここへ?」

 

優「ホライゾン!?喜美!?ネイト!?」

 

葵「おお!姉ちゃん達も無事だったか!」

 

なんとホライゾンと喜美とネイトもブルーサンダーの正面口にいた

 

優「なんで?君たちもここに?」

 

喜「そりゃ、先生から逃げる為よ!」

 

優「一体何がどうなっているんだ!説明してくれよ!」

 

点「わかっているでござる!それより!今は中へ!」

 

とりあえずブルーサンダーの中に入り、ひとまず中で水を貰い休憩して説明に入る

 

優「それで!なにがあったんだよ!」

 

点「そのことなんでござるが・・・・・」

 

 

 

それは朝の出来事

 

今日の朝の梅組の教室は優が居ない、それでもバカみたいに大騒ぎしていた

 

葵「はーい♫これが俺の全裸♫」

 

というように

 

いつも変わりのない日常を送っているのだが

 

オ「はーい!今日は!まだ終わっていない!課題を終わらせるわよ!」

 

そこで、オリオトライ教師が入って来て、課題をやるのだが

 

葵「先生?それなんだよ!」

 

葵が指刺した先、それはオリオトライが左手に持っていた物、酒ビンだった

 

オ「ああ、これ!これ最後の優の作ったお酒なんだよ!今日がこれ最後で!今日の午前中が終わったら飲もうと思って持って来たのよ」

 

葵「おお!どれどれ!」

 

葵は先生から酒ビンを奪った

 

オ「あああ!葵!返しなさい!」

 

葵「ああ!先生!揺らすと!」

 

オリオトライがトーリから酒を取り返そうと、トーリの後ろを掴んだ瞬間

 

バリーーーーン!!!

 

酒は葵の手からつるんと滑り、そのまま地面にビンは割れてしまい、酒も全部床に落としてしまった

 

オ「ああああああ!!トーリ!!!」

 

葵「ちょ!先生!先生が悪いんだぜ!俺ちゃんと返そうとしたのに、揺らすから♫」

 

シ「まったく、私はこのバカの味方をする気は無いが、第一教室に酒を持ってくる方が悪いと私は思うのだが」

 

ハ「学長先生に見つかったら大変だよ先生」

 

ナ「ていうか、お酒ぐらいで、騒ぎすぎよ、いつでも飲めるんだから」

 

マ「どうせ、いつものようにユウちゃんに頼むんだからね」

 

点「それにしても!全部亡くなったでござるな」

 

広「この酒、小生が優君に聞くには、3ヶ月、酒の作りはかかると聞きました」

 

ウ「まったく勿体ないな、優がせっかく作って、くれた物を」

 

など、皆先生が悪いと言い出した、瞬間

 

浅「皆さん!あまり!先生を責めないでください!トーリ君も悪いですから・・・・・・って先生?」

 

浅間がみんなに注意を入れようしたが、なにやら、先生が黙って教卓に戻る

 

オ「フフフ ふふふふふふ」

 

葵「先生?」

 

浅「先生?」

 

オリオトライは教卓に戻った瞬間、奇妙な笑い声がする さすがのみんなも「言い過ぎたか?」と思ったが

 

オ「今から・・・鬼ごっこでもしましょうか」

 

一同「「「「「「はい?」」」」」」」

 

頭が狂ったのかと聞いて思ったが

 

オ「ルールは簡単!1分待ってあげるから!その間にどこでもいいから逃げなさい!捕まえるのは私がやるから」

 

浅「あの・・・・先生?・・・何を言っているのですか?」

 

オ「ただし!捕まったら!今日のやる課題!10倍にするし!単位も!落としてやる!ニヒヒヒヒ」

 

一同「「「「「「なに!!!」」」」」

 

ちなみに課題というのは、三河の出来事の感想文を1枚なのだが、つまり、捕まったら倍にすると

 

オ「さあ!逃げない!私に捕まりたくなかったら!」

 

一同「「「「「に!逃げるんだよーーーーー!!!」」」」」

 

一斉に皆逃げ出した

 

回想終了

 

 

 

点「とういうことなんでござる」

 

優「要するにお酒がトーリのせいでに壊れてしまい、今の先生はバーサーカー状態だと、言う事だね」

 

点「そうでござる」

 

優「トーリ!俺!君にも前お酒見せたよね?なんでお酒取るようなマネするんだよ!!!」

 

葵「え?だって!お酒新しいのにしたんじゃないかと、確認したかったんだよ それにお酒取られる、先生の姿見たかったんだよ」

 

優「そんなことまだ何もしてないし、簡単に新しいのなんてできないよ、それと後の理由がすごい外道」

 

なんだかんだで原因はトーリだった

 

優「つまり俺もって事は、その鬼ごっこは俺も含まれているって事だね?」

 

喜「そうなのよ、なんとか止められないの?あの先生を」

 

優「難しいんだよな、もうお酒使う材料もあれで最後だし、あとは3ヶ月後待ってもらうしかないね」

 

点「それじゃあ、自分ら、それまで待てと?」

 

優「そんな事は言わないけど、けど、どうしよう?正直今全員を集めて、謝らせようと思ったけど、あれじゃな」

 

ミ「あれとはなんですの?」

 

優「←」

 

ミ「ん?」

 

優は窓側に指を指すと皆そっちの方を向く

 

オ「さあ♫・・・私の生徒はどこかな♫・・・ヒヒヒヒ・・・・さあ出ておいて♫」

 

点「恐怖でござる!」

 

ミ「あれ!本当に人ですの!」

 

優「あれが人間の欲望を邪魔された恨みの、成れの果てだよ」

 

優の体に文字が大量に浮かび出てくるその文字に「私のお酒よくも」という言葉が多く

優も先生の恨みを聞こえた

 

ホ「これもトーリ様のせいですね」

 

葵「俺!?」

 

点「そうでござるよ!トーリ殿がリアルアマゾネスの酒を取らなければ!」

 

葵「おい!そりゃあ!酷いぜ!みんなも悪いように先生に言ってたじゃないか!」

 

優「し!こっちくるよ!」

 

葵「うお!やべ!」

 

トーリ達は慌てて、机の下に隠れる

 

オ「さすがにブルーサンダーにはいないか♫、まあでも♫」

 

優「?」

 

オ「もう一人目も確保♫」

 

広「小生は無実です!!小生は関係ありません!!」

 

オ「いいから♫・・・行こうか♫」

 

広「待って!うぎゃあああああああ!!!」

 

オ「あとトーリとホライゾンと浅間と鈴と二代と正純と喜美と点蔵と直政とミトツダイラとナルゼとマルゴットかしら♫・・・フフフフフ」

 

オリオトライは行った、さすがにブルーサンダーの中までは入ってこなかった

 

優「怖!あの人!あんな性格なの!?」

 

葵「怖ええ!!先生人間じゃねえ!!」

 

点「話を聞く限り、半分はやられたでござるか」

 

優「今の声からして教導院の方へ向かったらしい」

 

ホ「どうなさいますか?」

 

優「どうするも・・・・とりあえず・・他の人たちと合流しよう、話はそれからだ」

 

喜「じゃあここから出るの?」

 

優「なかなか勇気いるけど、他の人たちも心配で特に鈴が」

 

喜「鈴のペンダントで、連絡ができればいいんだけどね:

 

優「一応感知できるようにはしていく、それじゃあここを出よう」

 

ミ「先生は大丈夫なんですの?」

 

優「ここから教導院は距離がる、時間はかかるはずだ、それに御広敷の声を聞いたから、教導院に連れて行ったに違いない」

 

点「御広敷なら、時間がかかるはず」

 

優「よし!ここを出るよ、全員で!」

 

ホ「宛はあるのですか?」

 

優「宛はある!さあ!行くよ!善鬼さん!水ありがとうございました!」

 

善「ああ!いいよ!いつでもいらして!」

 

優「はい!それじゃあいくよ!」

 

葵達はブルーサンダーを出て行き優の後を全力で付いて行く

 

善「これじゃあ優の休日じゃないね」

 

優は宛があると言い、葵達は走って、優を追いかける

 

 




次回は後編になります


それでは次回をお楽しみに


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二日目の休日 鬼ごっこ 後編







優はまっすぐ走り続け、葵達は優を追う、優が宛があると言い、オリオトライが教導院から戻ってくる前に、他に捕まってない、クラスの仲間を集めるのだった

優は迷い無く、走り続けると、そこへ

 

(優君!こっち!こっち!)

 

優「ん!・・今の!・・・・・鈴の声だ!」

 

葵「本当か!ベルさんの声か!優?」

 

優が走りながらであるが、鈴の声が突然聞こえた

 

優「みんな!こっちだ!」

 

優はみんなを呼んで、まっすぐ走っていたが、突然曲がり角に回り、鈴の声がする場所へと移動する

 

そして移動して5分 着いた場所は

 

優「ここは!」

 

なんと着いた場所は・・・・父の神社だった

 

葵「ここって・・・・優の父さんの神社じゃなかったか?」

 

古びた神社で、武蔵野の中央前鑑に父刃の神社があるといったが、まさか鈴達が、神社に隠れているとは思わなかった

 

ミ「これが優の父の心道刃の神社」

 

点「結構古び立てるでござるな」

 

昔に建てた神社で、木の枝で出来ている為、ほとんどボロボロでとても住める状態では無かった

 

鈴「優・・君!」

 

優「鈴!」

 

正「葵達も!無事だったか!」

 

葵「セージュン達も無事だったか!」

 

神社の中から、鈴、正純、浅間、二代、直政、ナルゼ、マルゴットが出て来た

 

浅「どうして優君がここに?」

 

優「え?だって?俺も追われてるんじゃないの?」

 

浅「いいえ!関係のある人は今日、梅組のクラスにいた人だけですから、優君は関係ないはず、ですよ」

 

点「トーリ殿?これはどういうことでござる?」

 

喜「私も愚弟から聞いたけど、正直優は何も関係ないんじゃないの?愚弟」

 

マ「総長・・さすがのナイちゃんもそれは聞き捨てなら無いよ」

 

直「どうなんさね、トーリ」

 

葵「あーー・・・それは・・」

 

ホ「まさかとは思いますが、優様が居てくれれば、この事件が早く収まるからと、皆や優様に嘘をついたのですか?」

 

葵「げっ!ホライゾン!そんなわけないだろ!・・・・お・・俺はだな・・・」

 

優「つまり、俺が先生をなんとかして欲しいからと、皆や俺に嘘をついてでも、先生を止めるように説得して欲しかったんだよな、みんなに言ってもその俺が貴重な休みを邪魔するわけにはいかないから、と言うかもしれないから、だからあえて、少数で俺の事なら信じやすい、喜美やホライゾンに言えば、二人はは納得できるし、二人にその理由を広めれば、みんなが納得ができるからと、みんなに嘘をついたんだよな?」

 

葵「はい、悪いと思っています」

 

葵は素直に謝る

 

優「先生のあの状態を見て、俺なら先生を止めるしかないと、俺を頼るしかなかったというわけだな」

 

浅「そうだったのですか」

 

優「あの人はこの梅組でも厄介な程強いし、俺は体育の時間でも先生を倒せるからと、頼ったんだろう」

 

葵「だって!優は先生よりも強いし!これぐらいでも!止めてくれると思ったんだよ!」

 

正「だからと言って!優に迷惑をかけていいと思ったか?」

 

直「いくらなんでも!それはダメさね!トーリ」

 

点「優殿はこれからも仕事でいっぱいでござるよ!優殿にとっては貴重なものでござるよ!それをまた自分たちの仕事に手伝わせるなど迷惑極まりないでござる!」

 

二「優殿は武蔵将軍の身、その仕事はいかように大変な事か、総長でも理解できるで御座る、今日のところは深く反省するで御座る」

 

ナ「こうなったら謝りましょ!全員で!なかなか勇気いるけど、それが一番の解決方法よ!」

 

マ「ユウちゃんに迷惑かける訳にもいかないしね」

 

浅「そうですね!ナルゼの言う通りです!そうしましょ!皆さん!」

 

喜「怒られる事は覚悟するべきね」

 

一同「「「「「はあ〜〜〜〜〜」」」」」

 

みんなはため息はつくも、どうやら優に迷惑は掛けられないと、怒られる事を覚悟に選択をした

 

だが、優が

 

優「大丈夫だよ!宛があるって言ったろ!」

 

一同「「「「「え?」」」」」」

 

なんと優が謝りもせずに解決する方法を知っていた

 

点「けど!優殿に迷惑掛けられないでござるよ!」

 

優「いや!」

 

一同「「「「「!」」」」」

 

優「俺としては好都合だ!今ちょうど暇だったし、みんなとのフォーメーション(・・・・・・・・・・・・)も組みたいとこだしな!」

 

葵「フォーメーション?」

 

優「しっかりと謝るのはいいことだ!だが、先生も先生だ!お酒は俺がいつでも作れるのにも関わらず、みんなに怒るのは少し情けない気もする」

 

浅「けど!悪いのは私たちですよ!」

 

優「だからと言って!こんないろんな商店街にまで、迷惑をかけてまで、やるのは、おかしい!だから!」

 

浅「だから?」

 

優「ここは俺に任せてくれ!」

 

一同「「「「ん?」」」」」

 

優「作戦がある!先生にも謝らせる方法を!」

 

葵「どういうことだ?」

 

 

*******************

 

10分後

 

オリオトライは御広敷を教導院の教室に送り込んで、また外に出て、まだ逃げている生徒を捜す

 

オ「さーて♫まだ残っている生徒はいないかな?」

 

オリオトライは運動場を探している

 

オ「早く出て来て、課題をした方がいいんじゃないかな?」

 

オリオトライは独り言を言いながら、長剣に手をかける

 

だがそこへ

 

優「先生ーー!」

 

オ「優?」

 

後ろから優が出てくる

 

オ「優!なんで君がここに?」

 

優「先生聞きましたよ!鬼ごっこやっているんですって?商店街まで迷惑掛けないでくださいよ!」

 

オ「だって!トーリが私の大事なお酒を割ったんだよ!」

 

優「それについては聞きました!だからと言って!やり過ぎです!課題を10倍にするだなんて!やり過ぎにも程がありますよ!」

 

オ「じゃあ!梅組のクラスはどうするんだい?このままじゃ!先生だけが、悪者みたいじゃない!」

 

優「それに関しては問題なく!俺が処罰を考えてあります!ですから!今、トーリ達は先生に謝ろうとこっちに向かっています!これで許してあげては?関係のない人もいるのですから!例えばホライゾンや鈴とか」

 

オ「悪いけど!さすがの優の頼みでも!今回ばかりは許せない!」

 

優「そうですか・・・・なら」

 

オ「?」

 

優「俺達と相対してくれませんか?」

 

オ「相対?」

 

優「はい!相対と言っても、先生がやっている鬼ごっこですけどね、俺たちが逃げます」

 

オ「俺たち?」

 

優「はい・・・・残った生徒だけと俺で!」

 

オ「なっ!」

 

優が「はい」と言った瞬間、ナルゼや直政など残った梅組生徒だけがオリオトライを囲んでいた

 

優「簡単です!俺たちは全力で逃げます!そして俺たちが負ければ!素直に謝って課題をやります!もし俺たちが勝ったら!みんなを許してもらいます!よろしいですね?」

 

オ「つまり優も含めた!相対ね!」

 

優「そういうことです」

 

オ「いいわ!それ受けるわ!果たして優はともかく、他のみんなは私に逃げ切れるかしら?」

 

優「大丈夫です!みんな協力しあえば、先生にも負けませんから!」

 

優も戦闘態勢になる、オリオトライの後ろにはナルゼ、マルゴット、直政と正純と地摺朱雀、教導院の橋には鈴、トーリ、ホライゾン、浅間、喜美、オリオトライの前には優、点蔵、二代のメンバーだ

 

優「制限時間30分その間に俺たちを捕まえてください、どんな術式も使って構いません!ただし、怪我がでるような術はやめてください!いいですね?」

 

オ「OK!いいわ!」

 

優「合図はこの砂時計を置いておきます!この砂がなくなったら、俺たちを捕まえてください!」

 

オ「わかったわ!」

 

優「それじゃあ!みんな逃げるよ!」

 

一同「「「「「おーーーーー!!!」」」」」

 

優の言われた通り、優も含め、逃げ出す

 

オ「さーて、まだかな」

 

3分後砂時計の砂はなくなる

 

オ「さーてと、そろそろ捕まえようか・・・な!」

 

オリオトライはジャンプして、当たりを見渡す

 

そして

 

上空にナルゼとマルゴットとその下に地摺朱雀の肩に乗った正純と直政を品川に向かっているのを発見した

 

オ「そこね!」

 

オリオトライはジャンプして追いかける、上空と言ってもそこまで高く飛んでいる訳ではない、屋根から5メートル飛んだ当たりな為、先生のジャンプでも届く

 

ナ「マルゴット!来たわよ!」

 

マ「了解!ガッチャン!」

 

ナルゼはオリオトライが追いかけるのを発見し、マルゴットが突然、下に降りる

 

オ「ん?」

 

オリオトライはおかしい事に気づく、高く飛べば、オリオトライはジャンプしても届かないのだが、なぜか?、マルゴットとナルゼは地摺朱雀の方に降りる

 

マ「セージュン!来たよ!」

 

正「よし!直政、ここで止まってくれ!」

 

直「あいよ!」

 

オ「ん?止まった?」

 

突然地摺朱雀が止まり、品川の倉庫で止まった

 

そして地摺朱雀はマルゴットやナルゼと直政を地面に置き、地摺朱雀は正純だけを手のひらに載せた

オリオトライはなんだかんだで4人に着いた

 

オ「なに?それで私に何かする気?あいにくだけど・・・・そうはさせないよ!」

 

オリオトライは4人に突っ込むが

 

直「今さね!」

 

正「ああ!発動!」

 

発動!!

 

正「世道・天守光(てんしゅこう)!!!」

 

正純のペンダントが発動し、地摺朱雀の周りに四角い光の結界ができ、結界は4人を含めた地摺朱雀たちを包んでいた

この術は太陽が出ていなければ意味が無いが、太陽が見えた時、なるべく高い所に居て、手を上にかざすことで、発動し

空から光が降りて壁ができ、四角い結界が出来る

要するに光の盾の結界というものだ

 

オ「これは!」

 

正「先生は世道術が苦手だと優が言っていましたよ!」

 

オ「な!なんでそれを!」

 

正「優の父親に弟子が居るってことを、優が教えてくれました、その弟子があなただって事も!」

 

オ「!」

 

優は刃の弟子がオリオトライだって事を気づいていた

 

正「実は行ったんですよ、刃の神社に」

 

オ「な!」

 

正「そこで優が刃の日記にあって、あなたの事を書かれていた事も!世道術が苦手だってことも、全部書かれていたそうですよ!」

 

オ「なに!」

 

正「優はそれに気づき、世道術が使える人を、別けて、逃げ出す、それが優の作戦です!」

 

オ「まさか!優が世道術を私が苦手だという事を知っているの!?」

 

正「ええ!ですからみんな優や鈴や喜美と一緒に逃げ出していますよ!今頃世道の結界を張っていますよ!」

 

オ「さ、さ、最悪ーーーーーーーー!!!!」

 

オリオトライは結界が破れないため、正純達を諦め、違う場所へ走った

 

直「うまくいったさね」

 

ナ「まさかあんたも使えたんだね、世道術」

 

正「初めて使うからあんまりうまくはいかないと思ったがな」

 

マ「後はこの結界の中で、残り時間を待つ事だね」

 

 

******************

 

オリオトライは非常に焦っていた

 

オリオトライは世道術が苦手で昔から刃の世道術にまったく歯が立たないのだ

 

そのため、オリオトライに勝ち目はない

 

つまり、オリオトライの完全敗北である

 

優もいるため、勝ち目がないと分かった瞬間

 

優「それじゃあもういいですね?」

 

オ「優!」

 

なんと優一人でオリオトライの前に出る

 

優「もういいいじゃないですか!こっちは謝ります!ですから!もうこんな事はやめてください!」

 

オ「優」

 

優「全部話は聞きました、みんな謝りたがっていますよ!先生に、自分たとが悪かったと皆が全員そう思っています!ですから、もう許してやってください!

お願いします!」

 

優はみんなの代わりに土下座した

悪いのはトーリ達なのに優が代わりに謝った

 

オ「わかった!もう許すよ!その代わりにお酒できたら、またくれる?」

 

優「ええ!もちろんです!みんな終わりだよ!鬼ごっこは終了!」

 

こうして夕方に鬼ごっこは終了し、その後はしっかり皆は先生に謝り、先生も自分が悪いと自覚し、事件は解決した

クラスの処罰は鬼ごっこで壊したものや荒れた商店街の修理をすることを処罰とした

 

これで一件落着

 

 

 

 

 

 

 

かと思いきや

 

 

 

 

 

武「優様、二日目の休日は休みになっていません」

 

優「ごめん、武蔵姉」

 

俺は多く働いてしまい、武蔵姉に怒られいた

 

武「こうなっては、仕方ありません、休日らしい、休日をとってもらう為に、私達が明日の1日を監視します ・・以上」

 

優「武蔵姉!それは・・・・」

 

品「それでは、私が担当します」

 

優「品川姉!?」

 

奥「いえ、私がやります」

 

優「奥姉!」

 

多「いえ、弟の世話が私がします」

 

村「いえ、私が」

 

浅「いえ、私が」

 

と武蔵自動人形が優の世話係に争っていた

 

優「これじゃあ俺が困るんだけど」

 

そこへ 喜美から通信が入る

 

喜『優』

 

優「なに?喜美?」

 

喜『明日暇?』

 

優「暇と言えば暇だけど」

 

喜『じゃあ!明日9時に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浅間とデートしなさい!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

優「え?」

 

なぜか浅間とデートすることになってしまったのだ

 

優「えええええええええええええ!!!???」

 

 

 




それでは次回をお楽しみに


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リクエスト編 優と浅間の初めてのデート

リクエスト本当にありがとうございます

それではどうぞ


優サイド

 

それは突然の話だった

 

俺は確かに二日目の休みは、どっちかと言うと、休みを満喫する事はなかった

トーリの後始末をいつも通りにしていた

 

だけど

 

なぜ?どうして?次の日は浅間とデートしなければならないのか?

 

そこはよくもわからず、されるがままに。そのデートをすることになった

断る理由はあるかもしれないけど、彼女がどうして俺とデートをするのか、知りたいからでもある

だからと言って、無論女の子をエスコートもした事はないし、デートだって初めてだ。正直うまく彼女と楽しくデートできるかも不安だし、今まで以上に恋に意識なんてしていなっかたし、

普通の生活でも、女の子と会話出来るとしたら、ホライゾンか、喜美か、鈴か、直政か、正純か、二代ぐらいだ。いつも手伝いばかりで、女の子と楽しくデートが出来る程、余裕もなかった

他のクラスの男子や男子警備隊も「綺麗な女の子と付き合えたらなー」って悩みみたいに言ってたけど

 

俺は恋人が欲しいだなんて

 

これっぽっちもなかった

 

今までずっと戦いばかりをしていた俺に、女なんて欲しいなんて、一筋も無かった

 

理由はいっぱいあるけど、彼女がどうして俺にデートを誘うのか聞きたかったから、デートを申し受けた

 

************************

 

8時50分ブルーサンダー正面口前

 

優はとりあえず30分前までにデートの待ち合わせに待つと、武蔵に言われ、とりあえず待ち合わせ場所にいた

 

優「あと10分か」

 

優の服装は対して変わってない、武蔵の制服ではないけど、長ズボンとTシャツの上に、いつもと同じ、黒いロングコートを着ている

初めてのデートだから、何を着て来たら良いか、わからなかったからだ

これと言って、おしゃれする物なんて無いし、いつ働くようの服と武蔵の制服しかなかったからだ

 

そこへ

 

優「ん!浅間!こっち!こっち!・・・・こっちだyって」

 

浅「ご・・ご・・・ごめんなさい!待たせてしまって!」

 

優「ああ・・・いや・・・・その」

 

優は初めて見た、浅間の服装はあんまり見た事がなかった、でも

これだけ見てて分かる、綺麗な着物を着ていた彼女を見て、すごく綺麗な姿をしている事に優は驚いた

優は浅間の事をしっかり見ていないから、初めて彼女の姿をしっかり見たするような実感を優はしていた

 

優「えっと・・・初めてだけど、今日はよろしくお願いします!」

 

浅「は!い、いえ!こちらこそよろしくお願いします」

 

実は浅間の方もデートは初めてだった為、思わずお辞儀してしまった

 

浅「服はあまり変わってないのですね?」

 

優「うん、おしゃれな服も持ってないから、それに何を着て来たらいいか、分からなくて」

 

浅「そうですか、そ、それなら!これから服を選びませんか?」

 

優「え?服を?」

 

浅「はい、私がオススメなの紹介します!」

 

優「そ、そう、それじゃあ、お願いしようかな」

 

浅「は、はい!任せてください!」

 

優「うん、それじゃあ行こう」

 

浅「は!」

 

優は浅間の左手を掴んだ瞬間、浅間は驚く

 

優「あ!ごめん!やっぱ嫌だった?手をつなぐの?」

 

浅「いいいいい、いえ!そんなことありませんよ!手!繋ぎましょ!」

 

優「うん」

 

そうして優と浅間は手をつなぎながら、服売り場まで、歩いた

 

だが

 

喜(ふふふ、あら、けっこう大胆なマネするのね、優)

 

葵(姉ちゃん、優、浅間に取られるんじゃね?)

 

点(これが優殿のデートでござるか)

 

ウ(初めて見るが、楽しくウキウキした優の顔、拙僧は初めて見たぞ)

 

ナ(へえー、なかなかやるわね、普通過ぎて、参考にはできないけど)

 

マ(私もしたいなー、なんて)

 

鈴(優君、た、楽しそ)

 

広(小生、明日から、優君、いろんな男子から、嫉妬を貰う事になると思いますけどね)

 

シ(ハイディ、映像繋いであるか?これは良い商売になるぞ)

 

ハ(うん、繋いであるよ、けど、優君を材料に使うといろいろとヤバいから、気をつけてね)

 

というように

 

梅組全員、優のデートを後ろから、見ていた

 

優「そういえばどう?最近は?浅間神社忙しいんじゃない?」

 

浅「ええ!最近はいろいろと術の契約も多くあって、それが一番に忙しいんです」

 

優「独立したんだ、当然リスクもあると思ってたけど、何かあったら、また言って、また手伝いに行くから」

 

浅「い、いいですよ!優君だって最近は将軍の仕事で忙しいのでは?」

 

優「そんなに忙しくはないよ、英国の事だって進路はは決まっているし、後は、俺の家の同盟かな?」

 

浅「最強の一族でもあり、あの織田に戦争を起こす、未だ各国も勝てないと言われる、心道家、その家族が優君も一人だったんですね」

 

優「うん、でも俺は決してそこにいたわけじゃないから、当主や他のみんなも一度も会ってないし、そこにあるって知っただけであって、会話をしたのはあれが初めてだから」

 

浅「それで、同盟はいつ頃に?」

 

優「まだ戦争状態で、同盟は先になるかな、あ!浅間ここでよかったんだよね?」

 

優と浅間は話しているウチに服売り場に着いた

 

浅「ええ、ここです!さあ!入りましょ」

 

優と浅間は服売り場の中に入る

 

喜(服売り場に入ったわよ)

 

葵(どうやら優の服を見るらしいな)

 

梅組達はさすがに中に入ると尾行をしている事がバレるため、外で待っていた

 

中では

 

優「すごい!こんなに服ってあったんだ!」

 

それは子供がおもちゃを眺めるかのようなテンションだった

 

浅「え?もしかして?服売り場初めて来たんですか?」

 

優「うん!俺いつも服は自分で作っているから、わざわざ買いに行ったりはしないんだ」

 

浅「本当ですか!」

 

優「うん、お金はあるけど、買いに行ける時間が無くて、だから時間が空いた時、自分で作るんだ!」

 

浅「ゆ、優君は女子力も強いんですね」

 

浅間は自分が女であるのに、男の優に女子力で負けている事に驚いた

服は機械も必要なのに、優は毛糸など、材料だけで、今までの服を作っていた

 

優「けど!ここのと俺のとじゃ、全然違うよ!ああ、これすごい!かっこいいデザインしているよ!」

 

優は服売り場が初めてな為、おおはしゃぎだった

 

優「あ!ごめん、はしゃいじゃって、初めて見るから、すごく感動して」

 

浅「いえいえ、初めて来る人もそうはしゃいでしまいますよ」

 

優「あのさ、えーと、浅間の服、俺に選ばせてくれないか?」

 

浅「え?」

 

優「なんかー、俺だけって言うのも、不公平だし、俺も浅間の服選ばせてよ」

 

浅「それじゃあ、お願いしましょうかな?」

 

優「うん!任せて」

 

そのやりとりを

 

葵(そういえば、優、この前もベルさんの服直したからな)

 

鈴(う、うん、直してもらったよ)

 

点(すごいでござるな、優殿はなんでもありでござるな)

 

ウ(男なのに、女子力が高い、これは女子に人気あってもおかしくない)

 

ア(おまけに優さんはケーキもうまいですし、自分、優さんに戦闘でも料理でも勝てませんよ)

 

喜(楽しそうねあの二人)

 

ナ(おや!喜美が嫉妬した?)

 

喜(まさか、嬉しいのよ、私は)

 

ホ(見る限り、二人ともお似合いですね)

 

梅組はしっかり遠くから見ていた

 

二人は服を選び終わり、会計に行った

 

優「浅間、君の分も、俺が払うよ」

 

浅「いいですよ!私の分は私が払いますから、それに全部を合わせたら、高いですよ!」

 

優「大丈夫!ちゃんと稼いでいるから!」

 

浅「稼いでいる?」

 

優「うん、俺確かにいろんなところで、働いているけど、只で働いている訳じゃないから、給料は貰えるんだ」

 

浅「それって?どれぐらいなんですか?」

 

優「えーと

 

 

 

120万ぐらい」

 

浅「え?」

 

優「えーと掛け持ちだから、給料の日は、その日に貰えるんだ、全部の働いた場所から」

 

浅「えーと、働いている場所はどこですか?」

 

優「えーと、機関部、配達、商品、畑、ブルーサンダー、武蔵の船の掃除、青雷亭、など、いろんな手伝いしているんだけど」

 

浅「・・・・・・」

 

優は昔葵のホライゾンの事故の責任を取る為に、強制労働をやっていた

だけど、お金はもらえて、強制労働が終わっても、彼の働きぶりを見て、彼の才能を欲しいとバイトを他の店などが、頼んだらしい、

それを優は全部受けて、毎日、いろんなところのバイトをしていたからだ

 

つまり、あの事件以来、優は働きだらけの生活なのだ

 

お金はいっぱい来るが、人間には到底マネできないことだ

 

浅「優君、しっかり休んでくださいね、それとバイトは一つにしましょう、体が絶対に保ちませんので」

 

優「どうして?昔からこういう事をしていたのに?」

 

優にとっては当たり前かもしれないけど、他の人間が知ったら、労働基準法にも、基づくから、

本当は掛け持ちはいけないのだ

 

なんだかんだで、会計は結局優が全部払った

というより、彼が無理にでも払った

 

浅「すいません、本当なら、私が払うべきでした」

 

優「これぐらい大丈夫だよ、それより、お昼はどうする?」

 

浅「そうですね、どこにしましょうか?」

 

優「無いなら、青雷亭でもいい?あそこのパンやベーコンがおいしいから、でも、デートにパンってダメかな?」

 

浅「いいえ!いいですね、あそこなら落ち着いて食べられますし」

 

優「そう?それじゃあ行こうか?」

 

浅「はい」

 

優と浅間は青雷亭に向かった

 

点(どうやら、青雷亭に向かっているようでござるな)

 

葵(どうする?ねーちゃん?)

 

喜(もちろん!追いかけるわよ)

 

梅組も追いかけて青雷亭に向かった

 

12:20青雷亭

 

優「善鬼さん!こんばんは!」

 

善「あら?優どうしたんだい?おや?浅間さんまで?今日はバイトは無いよ」

 

浅「ご無沙汰してます」

 

優「いえ、ここでお昼を食べに来たんです」

 

善「へえーそうかい、もしかして、デートかい?」

 

優「はい!デートです!」

 

善「へ?」

 

浅「ゆ、優君!ストレートに言っちゃだめですよ!」

 

優「だめなの?」

 

浅「い、いや、だめとかじゃなくて、ですね・・・」

 

善「はははー!そうかい!遂に優が女の子とデートを、これはめでたいから!今日は全部只で食って行きな!」

 

優「いや!お金はしっかりありますよ!」

 

善「いいから、いいから!めでたいからさ!さ、さ、お二人さん座りな!」

 

浅「でも」

 

善「いいって、私の事を思わず、二人で楽しみな」

 

善鬼は厨房に行ってしまった

 

優「ああなったら、善鬼さん聞かないから、ここは甘えようか?」

 

浅「仕方ないですね、そうしましょ」

 

二人は青雷亭で楽しく昼を楽しんでいた

 

一方梅組は

 

葵(マジかよ!母ーちゃん、優ばかりズリー)

 

喜(全部只で大丈夫なのかしら?)

 

点(トーリ殿の母、すごいでござるな)

 

ナ(あ!優が浅間にあーんをしている)

 

マ(浅間ッチ、顔が赤い)

 

ウ(優はデートが初なのに、彼氏らしい振る舞いをしているな)

 

しっかり優と浅間のデートを見ていた

 

優と浅間は昼は青雷亭で済ませ、午後はいろんな物や生活用品など、いろんな店を行って、デートを楽しんでいた

優はお店に行っては、大はしゃぎで、浅間には見た事の無い優を見れて楽しかった。店に来るのは彼は初めてで、今日は優にも見た事の無い物を見れて楽しかったんではないかと

浅間は思った

 

17:00 商店街前

 

優「どう?楽しかったかな?デートは初めてだから」

 

浅「ええ、楽しかったです。優君の見たことのない姿見て、楽しかったです」

 

優「それはよかった」

 

しばらく歩いていると

 

優「ねえ、浅間」

 

浅「はい?」

 

優「これから父さんの神社行かない?」

 

浅「優君のお父さんのですか?」

 

優「うん、そこで話したい事があるからさ、いい?」

 

浅「ええ、構いませんよ」

 

優「それじゃあ、行こうか」

 

優と浅間は優の父の神社へ向かった

 

葵(ん!なんで?優の父さんの神社に?)

 

喜(とりあえず追いかけるわよ)

 

梅組全員もしっかり追いかけていた

 

 

18:00刃の神社

 

刃の神社は周りが草原で、神社自体は古く、木の板も古くいたんでいた

そんなところで二人は正面口の前の階段に座っていた

 

浅「それで話というのはなんですか?」

 

優「うん、どうして?浅間は俺をデートに誘ったの?」

 

浅「え?」

 

優「どうしてか気になったんだ。どうして俺を選んだの?」

 

浅「・・・・それは」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浅「あなたの事が好きだからです」

 

優「!」

 

浅間はそのまま優に告白した

 

優「俺の・・・事が・・・・・好きなの?」

 

浅「はい」

 

優「そうか・・・・・ふふふ」

 

浅「ん?」

 

浅間は優がいきなり笑った事に、驚いた。それは嘘だろ?と言うのかと思いきや

 

優「すごく嬉しい」

 

浅「え?」

 

優「俺、母さんか、喜美か、鈴か、ホライゾンか、トーリにしか、愛されていないんじゃないかと思ってた。」

 

浅「優君?」

 

優「俺!母さんが居なくなってから、俺の事を思ってくれている人なんて、いないってずっと思ってた。」

 

浅「優君」

 

優「俺、今の言葉聞いて、嬉しかった。ずっと俺の事を思ってくれている人なんていないと思ってた。俺は生き残る為に人を斬って来た。俺が命を大切にするべきだったのに、なのに、俺は、他人の命を自分の守る為に殺した。

俺はそれが許されないことだって分かってた。なのに、どうして受け入れてくれる」

 

浅「・・・・」

 

優「どうしてなのさ!人を殺した人を愛してくれるの?なんで?命を奪った俺を!なんで?受け入れてくれる?どうして?どうして?どうしてどうしてどうして?

なんで俺を愛してくれるんだよーーーーーーーー!!!!!」

 

浅「・・・・・」

 

優「俺嬉しいけど、わかなんないよ!愛なんて!わかんない!人を傷つけてきた俺に!そんなのわかんないよ」

 

優は泣いていた。今までずっと人を殺し続けた彼に、愛なんてわからなかった。

だから浅間は

 

浅「わからくても構いません。理解できるまで待ってます。優君は背負い過ぎなんですよ。だから愛されている事がわからないんです」

 

優「!」

 

浅「もういいんですよ。一人で背負い込まないでください。」

 

優「どうして?そこまで、俺にしてくれる」

 

浅「優君は命を大事にするのはいいですよ。でも、それをあんまり一人で背負い込むからいけないんです。」

 

優「浅間」

 

浅間は優に近づく

 

浅「優君に憧れていたんです。私。あなたは誰よりも強かった。でもその犠牲にいろんな命を犠牲にしていた。あなたはそんな自分でも私たちの事を守ってくれたじゃありませんか」

 

優「!」

 

浅「あなたはもう精一杯背負ったんです。もう一人で背負うのはやめてください。私は私たちの事を守ってくれるそんなあなたが大好きです。例え優君が元は人殺しであっても、私は絶対に守り続けます。ですから。もう一人で背負うのはやめてください」

 

優「・・・・」

 

浅「今度は私も一緒に命を背負いますから」

 

守ってくれた。たったそんな事で一緒にいてくれるだなんて、勝手すぎる言い訳過ぎない

 

けど

 

優「ヒック・・・・・ヒック」

 

そんな勝手すぎる言い訳でも

 

嬉しかった

 

浅間はゆっくり優を抱き

優はただ泣き続ける

 

優は自分を愛してくれる人がいてすごく嬉しかった

 

優は少しずっと泣き続けた

 

しばらく立って

 

優「ありがとう浅間、俺もっと頑張るよ。君を心配かけない程の人間になってみせるから」

 

浅「わかりました。」

 

優は浅間と交際はもう少し先、返事を待って欲しいと言い、優が浅間を心配かけない人間になる為に

優は浅間の為にも頑張るようになった

 

これで3日目の休日が終了した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

点(こんな展開になったでござるが、どうすでござるか)

 

ウ(これはいい話だからな)

 

広(出る訳にもいきませんよ)

 

ナ(これは空気を読むべきね)

 

マ(KYにはなりたくないからね)

 

葵(・・・・・・)

 

点(トーリ殿)

 

葵(ここはクールに去るぜ〜〜〜〜♫)

 

点(ちょ!トーリ殿!?)

 

喜(私も今日は帰るわ。行きましょ鈴)

 

鈴(うん)

 

点(えーと、空気読んで、皆帰るでござるよ)

 

一同((((Jad))))

 

梅組は優のところへ行こうとしたが

話がいいため

 

空気読んで退散した

 

 




リクエスト本当にありがとうございました


本当にありがとうございました


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優の彼女はどうなる?

申し訳ありません
いろいろ忙しく更新が遅れます
それをご了承ください

あと2話で英国編をはじめます


休日を終え、心道 優はいつも通りの日常を送っている

朝は浅間と一緒に登校している

 

あのデート以来、浅間とはほとんど一緒に会う事が多く、それが毎日な程続いた

優もなんとか、過去の事を背負い込まないようにしている。浅間の彼氏にふさわしい人間になる為にいろいろ努力をしていた

 

だが

 

アリアダスト教導院 16:00

 

優「トーリ!ホライゾン!早く行こう!」

 

葵「おう!早く行って!『アレ』をやろう!」

 

ホ「はい、それでは急ぎましょ」

 

心道優は最近何か、トーリとホライゾン共に急いで教導院を出る事が多い

最近はそれが毎日だった。誰にも言わず、ただまっすぐにどこかに三人は行ってしまうのだ

それも授業が終わり次第すぐにだ

それをみんなは

 

ナ「ねえ?最近あの三人。怪しくない?」

 

マ「なんか?こそこそしいよね?」

 

点「最近何かと早く帰るでござるからなー。あの三人」

 

ウ「何か?やっているんじゃないのか?」

 

広「なにか?みんなには言えない秘密でもしているんじゃないですか?」

 

梅組全員「「「「な!なんだってーーーー!!!」」」」

 

梅組全員が御広敷の方を向く

 

広「か、可能性の話ですよ!!何か悩みな事でもあるんじゃないんですか?」

 

ア「それもそうですね!浅間さん!何か知っているんじゃないんですか?あの三人の事ですから!」

 

浅「な、なんで?私なんですか?」

 

ア「だって、浅間さん昨日優さんとデートしてたじゃありませんか。夜なんか優さんを抱い・・・」

 

浅「あーーーーー!!!」

 

アデーレが言おうとした事、浅間が大きな声で止める

 

浅「なんで!知っているんですか!」

 

喜「そりゃ、覗いてたに決まっているじゃない、優とデートだなんて、それにデート初心者の浅間があの優を誘うだなんて、覗く以外考えられないからね」

 

浅「な!あれは!私が『優君とデートできたらな』って独り言っていただけなのに、それを喜美が聞いて、優君を私とデートを勝手に誘ったんじゃないですか!」

 

喜「あら♫むしろ感謝して欲しいわね、あんたの事だから、どうせデートに誘う勇気もないんだし、だから私が代わりにあんたのデートに誘ってあげたんじゃない」

 

浅「感謝はしてますよ!、おかげで、優君と一緒に近づけた気がしますし、ご飯だって、一緒に食べてくれますし、どんなときも一緒にいてくれました!なんだか本当に、そ、の、その、こ、ここ、恋人のようになれる感じがして来て・・・その・・・う!」

 

梅組全員「ジーーーー」

 

浅間が恋人と言った瞬間、梅組全員浅間を見ていた

 

浅「な!なんですか!皆さん!私の方を見て!べ、別にいいじゃないですか!私だって恋ぐらいしたいですから!」

 

ナ「うわ〜〜、開き直ったわよ。あの巫女」

 

マ「最近の浅間ッチ、彼氏が出来て、浮かれてるんもんねーー・・・・羨ましいな」

 

ナ「マルゴット?今?羨ましいなって言わなかった?」

 

マ「へ?そ、そんなこと言ってないよ!ガッチャン!」

 

点「そういえば他の男子も『あのズドン巫女と付き合うだなんてマジか優」って言っていたでござるな」

 

ウ「女子の方は『あのズドン巫女!よくも!ウチらの将軍を!』って嫉妬な目で言っていたであるな」

 

ア「なんだか、浅間さんが勝ち組にいるような感じですね」

 

ネ「このまま優君と結婚したりして」

 

梅組「「「「「結婚!?」」」」」」

 

ネシンバラがとんだ爆弾発言をした

 

ミ「智!あなた!そんな事までも考えているですの!?」

 

浅「そこまでは考えていません!この先だって!優君だって大変ですし!そこまで優君も考えてませんよ!」

 

鈴「浅間さん・・・と・・・優君が・・・・結婚・・・・あああ」

 

鈴は倒れてしまう

 

ア「ああ!鈴さん!しっかり!私も驚いていますけど!しっかり!」

 

点「鈴殿は浅間殿を応援するのではなく、結婚する事に反対側なのでござるな」

 

直「随分と大胆な考えでいくさね。あさまち」

 

とそこへ

 

カラン

 

一同「「「「ん?」」」」

 

何かを落とした音がして皆そちら側を向く、落ちたものは授業に使う器材だが

それを落としたのは

 

正「優が・・・・結婚・・・」

 

正純だった

 

どうやら優が結婚する事がすごく驚きだったらしい

正純も親友が結婚するのは嫌だったらしい

 

正「おい!浅間!お前!優と結婚するのか?」

 

浅「え!?いやいや!そこまで考えてませんから!私はただ付き合うという前提です!」

 

ナ「ていうか?なんであんたが優の結婚に関して突っ掛かるの?」

 

正「え!そ・・それは」

 

喜「ははーん♫もしかして貧乳政治家も付き合いたかった?」

 

正「まさか!違う!私は優は私にとって親友だから!その親友がそばを離れる事がいやだっただけだ!」

 

喜「とか言って♫本当は優と付き合いたいんじゃないの?」

 

正「誤解だ!私は政治家になるんだ!優だって忙しいし、付き合う時間だって無い!で、本当に優と結婚はするのか?」

 

皆が「あ、そこは聞くんだ」と、あきれた様に言う

 

浅「誤解です!それに!どうしてそんな事を言うんですか!ネシンバラ君!」

 

ネ「優君から聞いてないのかい?」

 

浅「え?」

 

ネシンバラが突然真剣な顔で言い出す

 

ネ「優君が前言っていたんだよ。あのどんな各国よりも強い一族「心道家」その家族が優君の家族だってことは知っているでしょ?」

 

浅「ええ、それは知ってます」

 

ネ「その一族である優君が、心道家を転校してほしいと連絡があったらしい」

 

浅「!」

 

梅組「「「「!」」」」

 

ネ「心道当主がどんな人かは知らないけど、自分の家族は手元に置きたいと思うんだよね、それにこの前だって、三河事件の時には、「私の家族」って心道当主言ってたし、もしかしたら、心道当主が連れ戻すかもしれないよ」

 

浅「てっことはまさか!」

 

ネ「今、葵君と相談しているのかもね。あくまで可能性の話だけど」

 

浅「そんな」

 

仕方も無いと言えばそうかもしれない、元々優は小さい頃から家族も居ないうえにずっと居場所を探して生き残ってきた。もう十分辛いぐらいに、

 

でも

 

そんな彼にも家族がいた。しかも多くの国な程の住人な家族が、彼にとってはここは良い場所かもしれないが、もしも、家族の側にいたいとしたら、どうするだろうか。小さい頃から、彼が幸せな時間なんて無かった。でも、家族と居る事で、もしかしたら、幸せな時間ができるかもしれない。彼は今まで以上に、他の誰よりも、命を背負って来た。そんな彼を家族に置くべきだろうか。浅間は迷った

彼をここに置いておきたい気持ちはある、もっと側にいたいし、好きな人ともっといたい気持ちがある

でも

もし彼が家族のところへ生きたいとすればどうする。家族所へ置いて上げたい、けど

 

浅「嫌でs」

 

喜「浅間?」

 

浅「私は・・・・・それでも嫌です!」

 

浅間はそれでも彼の側に居たかった

だから

 

喜「浅間!」

 

浅間は教室を出て行き、優のところへ走った

 

浅「優君!待ってください!私は!」

 

浅間は大急ぎで走り、優のところへ向かった

 

そこへ

 

武蔵「なにやらお急ぎで、浅間様どうかしましたか? 以上」

 

武蔵がちょうど浅間が走ってていた場所にいた

 

浅「優君!知りませんでしたか?」

 

武「優様なら、ブルーサンダーにいますが 以上」

 

浅「ありがとうございます!それじゃあ失礼します!」

 

浅間は急いで優がいるブルーサンダーに急いだ

 

武「言ってよかったのでしょうか 今優様は」

 

******************

 

 

 

そして浅間は優の居るブルーサンダーについた。そして

 

浅「優君!」

 

優「ん?浅間?」

 

優はいつもと同じブルーサンダーのエプロン着て、働いている

 

優「どうしたの?息切れして?」

 

葵「どうした?優?お!浅間じゃん」

 

ホ「どうかしたのですか?」

 

浅「ハアハア・・・優君!」

 

優「なに?」

 

浅「武蔵を出て行かないで下さい!」

 

優「・・・・・・・え?」

 

葵「・・・・・・・ほえ?」

 

ホ「・・・・・・・・はい?」

 

 

どうやら三人は浅間の言った言葉がよくわからなかった

 

優「えっとー、どういうこと?」

 

浅「家族のところへ帰るんですよね?心道当主がいる。心道家に」

 

葵「マジ!」

 

ホ「そうなのですか?」

 

葵やホライゾンも初耳だったらしい

 

優「あー、もしかしてネシンバラに聞いたの?当主が転校して欲しいって?」

 

浅「はい!ですから私は・・」

 

優「大丈夫だよ!」

 

浅「え」

 

優「俺!絶対にここを出て行ったりしないから!」

 

浅「優君」

 

優「前にも言ったよね?俺は君にふさわしい人間になるって?俺はなにがあって君の側を離れたりしないよ」

 

浅「でも!最近三人で急いで帰っているじゃないですか!」

 

優「ああ!それね!それはできたらみんなを驚かす為に秘密にしてたんだけど・・・」

 

点「いたでござる!」

 

喜「こんなところにいたのね浅間!」

 

ミ「どうしてここに優が!」

 

梅組全員、ブルーサンダーに来ていた

 

優「どうやらみんな来たみたいだね・・どうする?トーリ?」

 

葵「まあーバレたらしょうがないじゃねえ」

 

ホ「もう隠す事は不可能かと」

 

優「えーと、実は明日で10周年なんだよ」

 

梅組「「「「何が?」」」」

 

優「ブルーサンダーの創立が」

 

梅組全員「「「「「ブルーサンダーの創立10周年記念!?」」」」」」

 

葵「その記念に新しいレシピを考える為に前から俺と優とホライゾンで考えてたんだよ」

 

ホ「ですから、早く帰って、レシピを考えていたんです」

 

梅組全員「「「「「「なんだそういうことか」」」」」

 

どうやら皆納得したらしい

 

ナ「じゃあ!優は武蔵を出て行ったりはしないんだよね?」

 

優「当たり前だろ。俺はなにがあってもここを離れたりしない。それに」

 

マ「それに」

 

優「俺にはどうしても守らなければならない者もある」

 

優は浅間を見ていた。浅間は顔を赤くして、優の方を向いていた

 

ネ「それは浅間君の事かい?」

 

優「ああ、俺にとって、彼女は俺の命だから」

 

ネ「てっきり君のことだから、浅間君と結婚すると思っていたよ」

 

梅組「「「「「「「ネシンバラ!お前!」」」」」」

 

こんな時でもネシンバラは爆弾発言を投下した

ここで優は恥ずかしがると思っていたの

 

だが

 

優「まあー、そんな事も考えていたかなー」

 

梅組「「「「「え?」」」」」」

 

ネ「え?」

 

葵「え?」

 

ホ「・・・・」

 

喜「・・・・」

 

浅「え?」

 

なんと優本人から、爆弾発言を投下した

 

優「まあでも、俺が彼女にふさわしくなったらと、俺が世界を変えたらの話だけどね」

 

浅「ゆ、優君!そ、それは本当ですか?」

 

優「まだそこまで考えていないよ、だってまだ俺返事もしてないから」

 

ホ「優様」

 

優「なに?ホライゾン?」

 

ホ「まだ返事もしてないのですよね」

 

優「うん、それがどうかした?」

 

ホ「では、ホライゾンにもチャンスがあるというわけですね」

 

優「え?」

 

ホ「優様、ホライゾンを貰ってください」

 

浅「え?」

 

梅組「「「「「「えーーーーーーー!!!」」」」

 

まさかの優を欲しい、人間がまたもや増えた

 

だが

 

優「いや、ホライゾンにはトーリがいるだろ?」

 

ホ「なんと!振られた」

 

優「トーリも!なにそっちでエプロンの端くわえて、こっち見てるんだ、彼女であるホライゾンをしっかり支えろよ」

 

葵「また!優にホライゾンを!取られた!」

 

優「人の話聞けって」

 

善「ただいまーって、おや?梅組全員揃ってるってことは、優バレちゃったんだね」

 

優「ええ、どうやら内密にやり過ぎたみたいです」

 

善「でも、見る限り新しいレシピを考える話には見えないけど」

 

優「ええ、実は俺の彼女の話で盛り上がって、」

 

善「あら、もしかして喜美が彼女なのが、不満だったのかい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

梅組「「「「「「え?」」」」」」

 

優「一応まだ返事はしてないんです。二人にはまだどうしても話せなくて」

 

梅組「「「「「「え!」」」」」

 

浅「えーと、それはどういうことですか?」

 

優「実は、休日の1日の夜、喜美に告白されたんだ」

 

浅「え!喜美が!」

 

喜「ウフ♫」

 

喜美は優の側に近寄る

 

喜「そうよ。私はあんたがデートする前から、私は優に告白したわ」

 

浅「何ですってーーーー!!!」

 

優「それがどうしても言えなくて、どっちも綺麗だからさ、選べなかったんだよ」

 

喜「そういう事、せっかく、みんなが居るんだから、ここで聞いてみましょうか?」

 

優「まさかとは思うけど、ここで二人を選べっていうんじゃないよね?」

 

喜「違うわよ、そうじゃなくて」

 

優「そうじゃなくて?」

 

喜「この梅組女子の中に、優が欲しい人が居る?って聞くのよ」

 

一同「「「「「えーーーーー!!!」」」

 

優「本気で言っているの?正直、これ以上出て来たら、本当に誰を選んだらいいか余計迷うし、それに俺を欲しいって言う女の子だっていないに決まってんじゃ・・・」

 

優が最後まで言おうとしたが、一人手を挙げた人がいた

 

それは

 

浅「す、鈴さん!」

 

小さな手で、鈴が手を挙げた

 

鈴「わ、わたしも、・・・優君・・お嫁さんに・・・な・りたい」

 

優「あーマジなんだ」

 

点「これはもう優殿ハーレム確定ではござらんか?、というわけで、直政殿はどうでござるか?」

 

直「なんで?あたしが出てくるのさね?」

 

ウ「直政は優は命の恩人ではないのか?その優に惚れている可能性があるのでは?」

 

直「な!いくらあたしでも!それは無いさね!」

 

直政は女心はあっても、恋い心を持つのは、なかなかに恥ずかしかった

直政はふと優を見る、優はそれに気づき、優は笑顔で返す

それを見て、直政は顔を赤くした

 

喜「あんたはどうなの?正純?」

 

優「え?正純?」

 

正「い、いや!私はいい!」

 

喜「あれいいの?優が私にも取られても?」

 

正「私は親友でいれば、それでいいからな」

 

優「大丈夫だよ。誰と付き合うにても、正純は俺の友達だから」

 

正「ああ、そ、それでいい」

 

優「大丈夫だよ、俺の事は俺がしっかり選ぶから。だからそれまで待ってくれ」

 

喜「ええ!わかっているわ」

 

浅「もちろんです」

 

鈴「うん」

 

優「えーとせっかくだし、みんなブルーサンダーの新しいレシピ考えてくれる?」

 

梅組「「「分かった」」」「「「ud」」」」「「「ああ」」」

 

こうして夜はみんなで集まってレシピを考えて今日の1日を終えた

 

善「優の恋はまだ先になりそうだね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

本多正信は暫定議会の仕事から家に帰ってきた頃

 

村山・本多正信・正純の家21:00

 

正信「今日も疲れたな」

 

と家の玄関を開けようした瞬間

 

ヒューーー!!

 

正信「!」

 

正信は始めは只の風かと思ったが、後ろに誰かが居る事に気づき、後ろを向く

 

正信「誰だ!」

 

後ろ振り向くと、また黒いコートの人が現れた

 

正信「お前は!なぜここにる?」

 

?「・・・・・・・」

 

正信「大事な物?」

 

?「・・・・・・・」

 

正信「そうか。なら優君にでも会ったらどうだ?」

 

?「・・・・・・・」

 

正信「だとすれば、きっと君は大変になるぞ。その時が」

 

?「・・・・・・・」

 

正信「まったく君は」

 

?「・・・・・・」

 

正信「ん?」

 

黒いコートの人は正信の手に持っている箱を見る

 

?「・・・・・・」

 

正信「な!これは私の趣味だ言っておくが!渡さんぞ!」

 

?「・・・・」

 

そして黒いコートの人は去る

 

正信「また来るといい。ここは君の故郷でもあるのだからな」

 

?「・・・・・」

 

黒いコートの人は姿も見えなくなった

 

正信「ホントに素直じゃない奴だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




忙しくなりますので、投稿は遅くなります
ご了承ください

次回もお楽しみ下さい


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英国へ向けて 斬殺丸観察

大変お待たせしました

更新が遅れて申し訳ありません

次回からは英国です

それではどうぞ


本多正純は酷く悩んでいた

 

それは

 

正「斬殺丸か・・」

 

斬殺丸の事についてだった。

 

彼が優のもう一人目の人格だったと言う事は分かった。だが、それにつれて、彼が今まで優の為に人を殺した。張本人でもあり、なおかつ、世界の敵だ。そんな彼をどう話をつけていいか、悩んでいた

彼はたぶん、人と戦う以外興味が無い。だとすれば、これから、国の同盟の為に、なるべく、彼には喧嘩を売るようなマネは避けて欲しいと考えた。

 

そこで

 

正「というわけで!誰か!

 

 

斬殺丸について!知る者はいないか?」

 

梅組のみんなに頼むしかなかった。彼の身近な人は大抵梅組、ふざけるしか存在しない、程、学校の中で一番最悪なクラス、そんな梅組に正純は頼るしか無かった

 

葵「なに?セージュン?斬のことについて?知りたいの?」

 

正「ああ、どうしても、これからの事をあいつに伝えたいからな。このまま、むやみに戦っても困るし、同盟の時に、逆に喧嘩売っちまうかもしれないしな」

 

ア「その可能性ありますね。なんでたって、伝説の斬り裂き魔ですもんね」

 

ナ「まあ、もし、暴れたら、浅間が全裸になって、『私を抱いてください!!』って言えばなんとかなるんじゃない?」

 

浅「何を言っているのですか!!!???」

 

マ「まあまあ、浅間ッチも、優ちゃんの恋人だしさ、そういう愛情表現をだしたら?」

 

浅間「そんな!!愛情表現あって溜まりませんよ!!!」

 

葵「とういうか!それは無駄だぜ!ナルゼ!」

 

ナ「はあ?なんでよ?女の裸見れば、イチコロでしょ?男なんて?」

 

トーリはなぜか?立ち上がるようにナルゼの方に歩く

 

葵「実はさ、斬だけどさ」

 

それは

 

 

葵「女に興味が無いんだよ」

 

ナ「はあ!!??」

マ「嘘!!??」

浅間「そうなんですか!?」

 

葵「ああ、あいつ、女に興味が無くてさ。昔中等部の頃、間違って斬が女子更衣室に入ったんだけどさ、しかも、ほとんどが裸の女子ばっかなのに、あいつ、それを見て、顔色変えず、にその部屋から出て行ったんだぜ」

 

浅・ナ「「女子の裸を見ても!!??顔色変えず!!??」

 

なんと彼は思春期といものすら、存在しなかった。

 

マ「それ?本当なの?」

 

葵「ああ、あいつを何回も見て来てんだけどな、あいつ、戦い以外、興味がないんだよ」

 

点「つまり?バトルジャンキーな?性格なのでござるか?」

 

葵「そういうわけでもない、ていうか点蔵、そういう事言っていると、また斬られるぜ?」

 

点「うぐっ!!??気を付けるでござる」

 

ウ「では?なになら?興味があるのだ?」

 

葵「それはな、自分が見た事の無い人かな(・・・・・・・・・・・・)?」

 

梅組「「「「「見たことのない人?」」」」」

 

トーリの言っていることに、皆、意味がわからなかった。自分が見た事の無い人とは?

 

葵「まあ、人間性の見た事無い人って言えばいいだろと思うんだけど」

 

正「どういうことだ?」

 

葵「あいつさ、今までいろんな国に旅しながら、戦ってたの知っているだろ?」

 

正「まあ、そこまでは」

 

葵「で、今ままで、人間性を見て来て、人をいとも簡単に殺す。それが、あいつが今まで散々人の汚れた姿を見て、学び、人間自体嫌っているんだよ。だから俺たちは他人のように見られてんだよ」

 

ノ「つまり、人間の腐ったところ見て、人間が悪い存在だと決めつけているのか?」

 

葵「ああ、おかげで、俺たちはあいつに悪口しか言われないからな」

 

ミ「でも?我が王は、私から見れば、斬殺丸が王を嫌っているには見えませんわよ」

 

葵「そりゃあ、そうだろ、俺だって、ホライゾンを亡くしているし、斬だって、自分に殺されかけて、大事なものを奪われた仲間として、俺は斬に認められているからな」

 

ネ「同じ、苦しみを味わった人じゃなきゃ、彼は近づかないわけだね」

 

そんな話をつづけていたら

 

斬「さっきから、騒がしいと思っていたら、お前らか」

 

葵「斬!」

 

なんと言っている側から、本人が現れた。どうやら、仕事帰りで、教室に戻ってきたらしい

 

ホ「今日は斬様が入れ替わりなのですね?」

 

斬「ああ、『たまにはどうだ?』と甘い俺に勝手に人格を変えられた。で?俺がどうかしたのか?」

 

葵「セージュンが、お前のことについて、知りたいだってさ」

 

正「な!!葵!!」

 

斬「なるほど、これからの同盟の為に、俺がこれから、暴れないように、俺の事を知って、縄でもなんでも縛って、俺を暴れさせないためか?」

 

正「どうしてそれを!」

 

斬「お前が俺に、大抵なことを聞いてくる事は、政治か、同盟など、学生間抗争に関わることしか、聞いてこないからな。お前の性格からして、プライベートな話をするとは、思えないしな」

 

正「それは、つまり、私がつまんない女って言いたいのか?」

 

正純はすこし、怒りながら喋った。いきなり見た目な判断で、性格を決められたら、誰だって怒る。そして、彼の返事は

 

斬「そう思うんなら、好きにしろ。俺はしょせん人殺しだ。どんなに悪く言われようが、俺が今まで酷い事をした。罰だからな。俺は悪い事を言われて当然だ」

 

正「別にそう言いたいんじゃない」

 

斬「じゃあなんだ?」

 

正「私たちにこれからも協力してくれるのか、それを知りたいんだ」

 

斬「そんなことを俺に聞くな」

 

正「え?なんで?」

 

斬「俺に決定権は無い、この道を選んだのは、俺じゃない。甘い俺だ」

 

正「優が」

 

斬「俺はただ、向かってくる敵を斬るだけ、わざわざ、おまえらの同盟に首を突っ込むようなマネはしない」

 

正「じゃあ、協力してくれるんだな?」

 

斬「ああ、好きにしろ。どのみち、俺には進む先なんてない。あるとしたら、戦いだけだ」

 

ナ「あんた。本当にそれでいいの?」

 

浅「ナルゼ?」

 

斬「?」

 

ナ「あんたも?人なんだから、自由になにかすればいいじゃない?あんたのやる事に文句を言う人なんていないわよ」

 

斬「とは言っても、俺には趣味もなにもない」

 

ナ「じゃあ、今から探せば」

 

斬「なぜ?」

 

ナ「あんたが普段何をやっているか、気になってさ」

 

斬「このクラスはこういう集まりか?」

 

葵「それ!いいんじゃねえ!なあ?やってみようぜ!斬!そうすれば、仲間との交流が深まるぜ」

 

斬「好きにしろ」

 

斬は言われるがまま、従う事にした。皆が興味津々でこちらを見ているため、なにがあっても、これは避けられないと、斬は諦めた。

で、趣味を探す方法は、まず、みんなの趣味を紹介することだった

 

まずは点蔵とウルキアガとお広敷

 

点「では!まず自分からでござる!」

 

葵「え〜〜〜、点蔵かよ!なんか不安」

 

斬「好きにさせてやれ、趣味の仲間が増えると思って、張り切っているんだろ」

 

点「では、これなんてどうでござるか?」

 

斬「なんだ?この女の絵が書いてある箱は?しかも、この女、やけに露出が多いな」

 

点蔵が机から出して来たのは、かなり四角いデカい箱、しかも、中身はCDで、説明書も入っていた。その説明書も露出が多い、しかも、どんどん開けば、女の絵が裸の絵が出て来た。

つまり、いわゆるエロゲーだった

 

斬「なんだこれは?エロいゲームか?」

 

葵「本当に顔色、変えないよなお前」

 

点「左様!斬殺丸殿!おぬしも!エロゲー仲間の中に入らないでござるか?」

 

ウ「今なら!コレ全部!やるぞ!」

 

広「これ!オススメですからね!この『僕は君の下僕です』という、幼女の恋が味わえますよ!」

 

浅「斬君!それは汚らわしいものです!すぐこっちに渡してください!」

 

点「汚らわしくないでござるよ!これは健全といった男性のゲームでござる」

 

ウ「女には理解できない!物だ!」

 

広「浅間さんは単に斬君が、そっちの趣味に走れば、付き合ってる仲が崩壊しかねないだけじゃないですか」

 

浅「これは!斬君を変な領域に入らない為です!ですから!私こそ健全です!」

 

葵「と、言っているが、どうする?斬?特に今月発売したこれはオススメだぜ?」

 

斬「ま、やって見なければ、わからん」

 

と、言って、斬は中身を開け、ディスクを出して、教室の中でやり始める

 

ミ「ちょ!ここでやりますの!みんなが見ている前で!」

 

斬「恥ずかしいなら、見なければ良いだけだろ。こいつらが面白いって言うから、俺はその面白さがあるか、確かめるだけだ」

 

葵「おい!斬!マジかよ!俺みんなの前で!マジでし○っちまうかも!」

 

斬「なんだそれは?なんだか知らんが、始まるぞ」

 

ナ「あんたマジで、みんなの前でやるだなんて、すごいわね」

 

斬「他人の目など、気にする気もないからな」

 

こうして、斬はエロゲーをクラスの目の前で、やり、クラスのみんなは顔を赤くしながら、斬のやるエロゲーを見ていた。男子は股間の方を抑えていた。普通だったら、こういうのは、他の人が居ない時にやるのだが、斬は人目を気にしない為、これが不健康で、あろうとも、顔色一つ変えずにプレイしていた。無論とうとう、エロいシーンまで、突入したが、それでも斬は顔色変えず、笑いもせず、普通の顔でシーンを見てた。だが、他の男子はかなり、まずい状況の中で斬のプレイを見ていた。

 

葵「で?どうだった?」

 

斬「アクションゲームかと思えば、ただのストーリーゲームか」

 

斬は一通り、ストーリーを終わらせた

 

点「で?感想はどうでござるか?」

 

斬「そうだな・・・これは・・」

 

皆はゴクリと行きを飲む。斬ははまるか、

 

 

 

 

 

と思いきや

 

斬「甘い俺の生活を元にしたゲームだな」

 

 

 

 

 

 

 

一同「・・・・・・・・・・・」

 

一同「「「「「「え?」」」」

 

葵「え?どういうこと?斬?」

 

斬「甘い俺がこんなエロゲー・・と言ったか?、そのストーリーの場面もイベントもほぼ、甘い俺が経験している」

 

浅「え?つまりそれって・・」

 

斬「あいつは普段、女に間違って下着を見たりなど、エロい事件が起きるような学校生活を送っているってことだ」

 

一同「「「「「ええええええええええ!!!!!」」」」

 

なんとエロゲーみたいなイベントを優が実際のリアルで起こっていた

 

葵「つまり!こんな嬉し恥ずかし!イベントを!優は味わってるのか!?」

 

斬「ああ、この前も、警備隊の女の胸を間違って揉んでしまい、なおかつ、警備隊からは揉んでもいい、だとか言っていたぞ?」

 

点「なんでござるか!そのリア充満喫してます!という!嬉しい学校生活は!」

 

ウ「エロゲーの再現であるぞ!」

 

広「まさか!幼女にまで!」

 

斬「そういえば、小さい女と一緒に風呂、入ってたな、あいつ」

 

広「ぐは!!!」

 

ウ「お広敷が死んだ!」

 

点「く!これは!勝てぬでござる!」

 

斬「そういうわけだ。俺にはこのゲームは興味はない」

 

斬は点蔵のリクエストを断った

 

斬「で?次は?」

 

シ「次は!私だ!」

 

斬「ん?」

 

今度はシロジロとハイディチームだ

 

斬「金に趣味を持てと言いたいのか?」

 

シ「いかにも!金は素晴らしいぞ!金こそ趣味に持ってくるべきだ!」

 

斬「まるで○ゲバだな」

 

ハ「というわけで、斬君!お金をもっと儲かる方法をわかりますか?」

 

斬「物を売ればいいだろ?」

 

ハ「正解!で?どう思う?この大根?」

 

ハイディは机の上に大きな箱から、大量の大根を出した

 

斬「ほう、いい大根だな、新鮮さが伝わってくるほど、いい形をしている、取れ立てか?」

 

ハ「そう!これを高く!買ってもらいたいと思っているの!」

 

シ「この大根は味噌汁にはもってこいな程、新鮮で人気な商品だ!これを高く売るのが、ウチの商売だ!」

 

斬「で?大根一つでいくらだ?」

 

ハ「一つ300ね!」

 

斬「・・・・・・」

 

シ「これだけ!良い形の大根があるんだ。高くても、見た目を見れば買ってくれるぞ」

 

葵「相変わらず、汚いな、お前」

 

皆もシロの商売にキタナイ程、文句があった。

 

そして斬は

 

斬「確かにいいが」

 

ハ「でしょでしょ!」

 

シ「うんうん」

 

斬「だが、主婦の事を考えてないな」

 

シ「なに?」

 

ハ「え?」

 

斬「買ってあげる奴らの事も考えるべきだと言ったんだ?これでは、高すぎて誰も買って行かないぞ?」

 

シ「なら、おまえなら、どう商売する?」

 

斬「俺なら、3本で100にする」

 

ハ・シ「「3本で100!!」」

 

斬「そうだ。確かにそれでは1日では多く稼げないだろ、だが、何日か積み重ねることで、小さなお金でも、より多く買ってもらうことで、小さなお金が多くなる」

 

ハ「だが、安いからと言って、買ってくれるとは限らないぞ」

 

斬「いや買ってもらえる。なぜなら、主婦は安さに弱いからだ」

 

シ・ハ「「!!」」

 

斬「武蔵は独立したことで、食料も少なく高いはずだ。そこで、俺たちの商売で安くし、なおかつ、利益があがるし、市民も飢えなくなるだろ」

 

シ「なぜ?そこまで?」

 

斬「なぜなら、甘い俺も商売していたからだ。酒のな」

 

シ「なに!」

 

斬「甘い俺は、市民の事をよく考えていてな、酒は高いのになぜか甘い俺は3本で100にしているぞ」

 

シ・ハ・葵「「「3本で100!!!」」」

 

斬「ああ、そのおかげで、1日で売り切れ、しかも、30万も稼げたぞ」

 

シ・ハ「「30万!!3つで100なのに!!」」

 

斬「わかるか?どんなに商品が良くても。今の武蔵には安さが必要だ。独立したからには、それなりに苦労するからな」

 

シ「く!私としたことが!そんな稼ぎを簡単に思いつかなかった!!」

 

ハ「私たち超反省!!」

 

斬「そういうわけだ。俺はこのリクエストも興味ない」

 

斬はシロジロチームのリクエストもパスした

 

斬「で?次は?」

 

ネ「次は僕と!」

 

ナ「私と!」

 

マ「私!」

 

今度はネシンバラとナルゼとマルゴットだ

 

葵「おいおい!珍しい組み合わせじゃね?」

 

斬「お前らは何をリクエストするんだ?」

 

ネ「僕たちは確かにジャンルは違うけど!書いてあるのは一緒だ」

 

ナ「だから!同人誌よ!!」

 

マ「余は自分で考えたストーリーを漫画にするようなものね」

 

机の上に大量の本が置かれた

 

斬「同人誌か、本か、それで?」

 

ネ「斬君も!同人誌を書いてみないかい?」

 

斬「書いてどうする?」

 

ナ「決まっているじゃない!このクラスにいる女子とエロい事を想像して、それを漫画にするのよ!!」

 

マ「私は書いてないけど、ガッちゃんが私をネタに書いているんだけどね」

 

斬「妄想を漫画にして、売らないかと?言いたいのか?」

 

ネ「そう!君だって!女の子とイチャイチャしたでしょ?」

 

斬「別に興味はない」

 

ナ「それでなくても!面白い事やムカついた奴を同人誌にして、辱めたり、そういう、心に不満を持った奴を同人誌にするのよ!」

 

マ「完璧恨みだよね?総長?」

 

葵「最近ナルゼ、こっているからな」

 

ナルゼは仕事が忙しいため、同人誌が書けないから。何かネタになるような物が欲しかった

 

斬「なるほど、まあ、そういうことか」

 

ネ「そうそう!やる?斬君?」

 

ナ「絵はそこまで、ヘタでも問題ないわよ!練習すれば問題ない!」

 

斬「それでも、このリクエストもパスする」

 

ネ・ナ「「え!!なんで!!??」」

 

マ「断るよねー、こんな事に人をネタに書くなんて」

 

斬「いや、そこではない」

 

葵「じゃあ、なんだよ?」

 

斬「妄想を書いてて、楽しいのか?って話だ?」

 

ネ・ナ「「え!!!」」

 

マ「どういうこと?」

 

斬「この妄想の漫画を、現実にしないか?って、話だ」

 

梅組「「「「なに!!!」」」」

 

斬がなんと、こんなエロい同人誌を現実にしようしていた

 

葵「げ、現実って?こんなエロ同人誌の話を現実に」

 

斬「やるならな、妄想を漫画にしても意味が無いだろ。所詮それも、妄想に過ぎないんだからな。現実には何も変わらない」

 

ネ「そういう現実には出来ない事を漫画にして、楽しむんだ!」

 

斬「それで?お前が納得するんならな、好きにすればいい、だが」

 

ネ・マ「「?」」

 

斬「それはこんな妄想を現実にしたほうが楽しいと思っている」

 

ネ・マ「「!!」」

 

斬「お前らもよく考えてみろ。これを妄想して楽しいか?これこそ、現実にするべきだと、思うぞ?」

 

ネ「まさか!そんな事は思いつかなかったよ!」

 

ネシンバラは膝を着く

 

ナ「私とした事が!こんな単純な事を思いつかなかったなんて!」

 

同じくナルゼも膝を着く

 

マ「でも、かなり、勇気いるよね?それ?」

 

斬「まあ。それは本人次第だ。ともかくこのリクエストもパスだ」

 

斬はナルゼとネシンバラのリクエストもパス

 

斬「で?次は?」

 

こうして斬は次から次へと、リクエストを聞くが、その全てをパス、理由はもう既に彼らの興味からは越えている程、現実に匹敵しなければ、と、得があるのかの部分、つまり、なにかしら、自分に得をしなければ意味が無いと、彼ら以上の得をもう彼にしえいるからだ。もしくは、やっても意味がないかだ。もはや、彼を趣味に持って行くのは不可能だと、誰も諦めた。というより、見つめ直された

 

斬「で?もう終わりか?」

 

斬は一通り、聞いて、趣味は持てず、ただ無駄な時間を過ごして、終わった

 

ホ「斬様は趣味は無くても構わないのですか?」

 

ホライゾンが突然質問に入る

 

斬「そもそも俺は趣味を理解できない」

 

ホ「どうしてですか?」

 

斬「趣味は誰かがしたいことだろ?俺にはしたい事など、ない」

 

ホ「何もしたくないということですか?」

 

斬「しても、楽しくないからだ。俺は今まで戦いをして来た。そんな俺に趣味なんて、持っても、それ以外のことが、価値がないと思ってしまい。今までの環境のせいか?趣味を持てないんだ」

 

葵「じゃあ、これから、探すでよくね?」

 

斬「なに?」

 

葵「ここは平和にやれるからさ、その時に見つけようぜ」

 

斬「ここなら、戦わずに済むと?そう言いたいのか?」

 

葵「ああ!俺が保証するぜ!」

 

斬「はあ〜〜、なんと、バカな男だ」

 

葵「いいだろう、俺は俺なんだからさ」

 

斬「だが」

 

葵「?」

 

斬「それも悪くない」

 

葵「!」

 

梅組「「「「「!!!」」」」」」

 

あの斬が笑った。今まで人の顔を見ては怒るか、表情を出さずにいる斬が初めて、笑った

 

そこへ

 

喜「あら?なんの騒ぎ?」

 

鈴「なんの・・・集まり・・?」

 

斬「喜美に鈴か?」

 

今まで喜美と鈴は委員の仕事で教室にいなかった

 

葵「ああ、姉ちゃん!今斬の趣味を探していてさ!」

 

喜「趣味?あら!それなら、あるわよ!この子にも」

 

鈴「うん・・・ある」

 

梅組「「「「「「え!!」」」」」

 

なんと、斬は趣味はないと言っていたが、趣味は存在した

 

葵「え!姉ちゃん!知っているの!?斬の趣味!」

 

喜「知ってわいるわよ。ただ趣味というか習慣かしら?」

 

葵「?」

 

斬「・・・・・」

 

********************

 

アリアダスト教導院 屋上

 

喜「今日は風が涼しいわね」

 

斬「まあな、おかげでぐっすり寝くれそうだ」

 

鈴「斬・・ここで・・寝ると・・風ひくよ」

 

斬「問題ない、昔から外で寝てるからな、これぐらい慣れている」

 

屋上でレジャーシートひいて、喜美の膝に斬は頭を置き寝て、斬の頭の近くに鈴が座っていた

 

葵「え?これが趣味なの?」

 

喜「斬は趣味が理解できないのよ。趣味といっても、楽しむ事が趣味なのが、理解できないのよ。この子、でもこれだけは、斬や優の時でもするわ」

 

鈴「お昼・・の時は・・これが当たり前」

 

昼の際、屋上で飯を取って、終わった時はいつも、これらしい

 

浅「雨の時はどうしてましたか?」

 

斬「雨のときは、この教導院に使われてない。部屋がある。そこにはソファーやベットもあってな、サボるにはちょうどいいが、そこの鍵を持っているのは俺だけだ」

 

葵「マジ!なあ!今度その場所教えてくれよ!」

 

斬「残念だが、甘い俺が、渡すなと、お前に渡したら、授業をサボるだと」

 

葵「ぐ!」

 

正「いつも毎日なのか?」

 

鈴「うん・・・ほぼ・・・毎日」

 

斬「来たければ、来ても構わん、俺はいつも寝ているか、寝ながら、話すだけだからな」

 

こうして、彼の行動は知っているのは、喜美と鈴だと言うことが分かった。

彼の事について聞くにはこの二人に聞くべきだと、皆理解した

 

斬(そういえばそろそろだな。甘い俺?)

 

優(うん、英国だね)

 

 

 




更新が遅れるかもしれませんが

次回もお楽しみに


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英国編
斬り裂き魔の苦労


遂に英国編に入らせてもらいます

はたして、優と斬は、英国に来て、どう巻き込まれ
何を思うか

それではどうぞ


こんな事になるとは、()も思ってもいなかっただろう

 

なぜなら

 

斬「まさか、俺が表にでるとはな」

 

 

今の状態は斬に切り替えていた。

 

というより

 

優が斬にもっと、仲間を知ってもらいたいからこそ、優は斬を表に出したのだ。

 

彼本人も、そのことは予想していなかった。戦うだけの人間だと言うのに、まさか、日常生活そのものに味わってもらうなど、彼には思ってもいなかった。おかげで、授業には参加されるは、掃除はされるは、バイトはされるなど、あの日に起きた興味事件以来、優は出てこない

 

代わりに斬が、優の代わりとして出る事になった

 

いくら世間に知ってもらいたいとはいえ

 

あんなクラスで、あんなバカな事が起こるなど、彼にとって

 

斬「もはや、苦労だ」

 

とこのばかり

 

確かにあまり、馴染めない環境だった

 

このクラスは戦いはできても、ただの授業だけで、バカ騒ぎ、はっきりと言えば、まともな奴なんていない

 

いや

 

まともな奴がいても、そのまともな奴も巻き込まれる始末

 

ただの授業だけで、このバカ騒ぎ、斬は初めて授業に参加するため、なかなか、馴染めなかった

 

というより、

 

斬「全部こいつのせいだがな」

 

葵「へ?なんか呼んだ?斬?」

 

そう全部、葵・トーリのせい

 

なぜなら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

斬(なんで、こいつは全裸なんだ)

 

 

そう彼は全裸なのだ。今日のバカ騒ぎの原因は全部、この全裸がはじまり

 

登校の際に、こいつは全裸で登校してきた

 

始めは冗談かと、思った。だが

 

1日、ずっと全裸でいた

 

斬の言いたいことは1つだけ、

 

 

 

なんだこいつは?

 

 

 

の一言だけだった

 

ずっと身近で見ていたにはいたが、まさか、自ら全裸になるなど、想像もつかなかった

 

いや

 

彼がその部分だけ、見たくなかっただけではないかと、自分でそう思った

 

斬「別に、何も無い」

 

葵「え〜〜?本当に?」

 

斬「ああ」

 

葵「そう」

 

斬「ただ」

 

葵「ただ?」

 

斬「これから先、苦労が出るばかりだなと、思っただけだ」

 

葵「苦労?」

 

斬「お前等に言っているんだ」

 

葵「え?俺たち?」

 

斬「はあ〜」

 

もう自覚がない時点で、だめだと、彼は思った

 

正「なんだ?どうかしたのか?」

 

点「なんか、疲れた顔してるでござるな」

 

そこへ点蔵と正純が斬に近づいてきた

 

斬「いや、このクラスはいつもこうなんだなと思ってな」

 

斬は葵を見て、言った

 

正「ああ、なるほど」

 

点「確かにでござる」

 

葵「え?なんだよ!見るなよ。興奮するだろ!」

 

「「「はあ〜〜〜」」」

 

それ見たことか、二人にも苦労が理解できた。一人を覗いて

 

正「あ〜、斬、あまり、ツッコミを入れないほうがいいぞ」

 

点「そうでござるよ。そんな事言っていると、これに巻き込まれるでござるぞ」

 

斬「つまり、お前等はあるってことだな、そんなこと言っているってことは」

 

正「まあな」

 

点「今に始まったことではないでござるからな」

 

斬「わかってて、苦労を受け入れるのか?」

 

正「そうでもしないと」

 

点「後が、面倒でござるからな」

 

斬「ま、なんとかしたいという気持ちは同じか」

 

葵「え?なにが?」

 

「「「はあ〜〜〜」」」

 

やはり、わかっている。でも、この苦労は誰にも止められないらしい。いや、優だけが、止められるのかな

 

斬「どうりで、甘い俺が、俺を無理やりでも、表にだしたいわけだ」

 

点「そういえば、ブルーサンダーの記念以来、斬殿でござるな」

 

斬「甘い俺が、世間を知ってもらいたいんだと」

 

正「優が?」

 

斬「ああ、あいつが『君にも理解してほしい』んだと、そう言っていた」

 

点「優殿は優しいところがあるでござるから、斬殿にも日常を味わってもらいたのでは、ござらんか?」

 

斬「おまえは本気でそれを言っているのか?」

 

正「違うのか?」

 

斬は真剣に二人を見る、起こった顔にも見えるが

 

斬「こんなクラスの状況が日常だと言えるのか」

 

「「あ」」

 

そう今の梅組みは、カレーなど、金など、同人誌など、いろいろな分野で騒ぎを起こしている

しかも、今隣にいてはいけない全裸もいる。それを見て

 

斬「日常と言えるのか?俺からすればカオスだ」

 

「「それはわかる」」

 

確かにこんなふざけたクラス、この教導院で、このクラスだけだろ。今頃、他のクラスは真面目にやっている。それなのに、このクラスは授業とは関係のない話、ばかり、しかも、皆、やっていることは違う。まさにカオスだ

 

斬「まったく、なんてクラスだ」

 

斬は突然立ち上がる

 

点「どこへいくでござるか?」

 

斬「今の状況見て、授業をやるとは思えない。俺は外に出かける」

 

正「授業を放棄するのか!?」

 

斬「元々、授業になってないだろ。だったら、いなくても同じだ」

 

点「・・・・」

 

斬は教室を抜け出し、そのままベランダにいった

 

正「言ってしまったか、点蔵?」

 

点蔵が突然、歩き出した

 

点「斬殿の様子を見てくるでござる」

 

点蔵は斬の後を追った

 

正「点蔵」

 

葵「なに?どうしたの?なんで斬出て行ったの?」

 

正「ん!全部お前のせいだよ!!!」

 

正純は葵の背中を蹴る

 

葵「うげえーーーーー!!!」

 

 

********************

 

点「斬殿!」

 

斬「ん?」

 

点蔵は斬のところにいる奥多摩のところまで追いついていた

 

斬「なんだ?」

 

点「いや、斬殿の事が心配になっただけでござる」

 

斬「ふん、そうか」

 

斬はそのまま、歩くも、点蔵は斬の後を着いて行く

 

斬「俺が、あのクラスが嫌になったから、出て行ったと思ったのか?」

 

点「それだけではないでござるが」

 

斬「じゃあ、なんだ?」

 

点「斬殿は・・・

 

 

 

 

日常が嫌でござるか?」

 

斬「!」

 

点蔵が斬が思っていた事を、分かっていた

 

斬「なぜ?そうと思う?」

 

点「これは自分の思い込みなのでござるが、斬殿はあの梅組の雰囲気を見て、何か、おかしいという感じが自分にはしたでござる」

 

斬「なるほど、さすがは忍者というわけか、俺の思う事など見抜くとはな」

 

点「やはりそうなのでござるね」

 

斬「少し違うがな」

 

点「?」

 

斬「俺は日常が嫌いな訳ではない

 

 

 

あいつらが苦手なだけだ」

 

点「どういう意味でござるか?」

 

点蔵は斬の言っている事がわからなかった

 

斬「あいつらは日常に馴染んでいて、まだガキだなと思った」

 

点「それがなにがいけないのでござるか?」

 

斬「もし、誰かを亡くした時、耐えきれるのか?って話だ」

 

点「!」

 

斬「俺はあいつらのメンタルがとても、この先の学生間抗争をやって、耐えきれるとは思えない」

 

点「梅組はそれほど弱いといいたいでござるか?」

 

斬「力に関してはこれから強くなれば問題ないが、メンタルの方は弱いと思っている」

 

点「まだ戦争をやるには、覚悟が無いと、斬殿は思うのでござるか」

 

斬「俺の目ではな、お前からはどうなんだ?」

 

点「自分でござるか?自分は問題ないと信じたいでござる」

 

斬「なぜ?」

 

点「皆が落ち込んだ時、トーリ殿や斬殿が助けてくれるでござるから」

 

斬「!」

 

点「確かに自分たちは弱いでござるが、一人でなんでもできるだなんて、斬殿ぐらいでござろう」

 

斬「別に俺にだって、一人でも勝てない女がいる」

 

点「え!誰でござるか?」

 

なんと!あの伝説の斬り裂き魔でも勝てない人がいた。しかも女

 

点「わかったでござる!ホライゾン殿でござるな!」

 

斬「あと二人居る」

 

点「え?二人でござるか?・・・!、もしや!」

 

斬「ああ、鈴と喜美だ」

 

点「やはりでござるか、斬殿のことでござるからそうなのではないでござると、自分、そう思ったでござるよ」

 

斬「ま、甘い俺でも、勝ちにくい。相手だからな」

 

点「しかし、気になったでござるが、斬殿も優殿みたいに、鈴殿や喜美殿にはよく一緒にいるでござるな」

 

斬「!」

 

点「なぜ?喜美殿や鈴殿といつも一緒にいるでござるか?」

 

伝説の斬り裂き魔は普通いつも孤独だと思っていたが、女二人も一緒にいるのが不思議でたまららなかった。むしろ、なぜ?力の無い、二人に対し、一緒にいるのか、点蔵にはわからなかった

 

斬「それか、そんなもの簡単だ」

 

点「簡単?」

 

斬「それは・・・」

 

点「それは?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

斬「あいつ等二人が俺より強いからだ」

 

点「!」

 

まさか、あの伝説の斬り裂き魔よりも強いものがいた。しかも、自分の身近なところに

 

点「強いのでござるか!?喜美殿や鈴殿が!?」

 

斬「ああ、少なくとも、俺よりは強い」

 

点「とても分からないでござる。しっかり説明するでござる!」

 

斬「それも簡単だ。鈴はメンタルは強く、喜美は力も強いからだ」

 

点「あの二人がでござるか?」

 

斬「ああ、なぜだか、聞くか?」

 

点「jad!」

 

斬は一通り、奥多摩の商店街を出て、点蔵と歩きながら会話を続ける

 

斬「鈴は自分に力が無い事を知りながら、それ以外の事で力を入れていた、それが、お前等を元気付ける力だな」

 

点「自分たちを元気付ける力?いつ拙者たちに元気をもらったでござるか?」

 

斬「おまえというやつは」

 

点「?」

 

斬があきれたような言い方をする

 

斬「なら、鈴が言わなくても

 

 

お前等だけでホライゾンを助けに言ったか?」

 

点「!」

 

そう、あの三河騒乱事件のはじまりは、鈴の言葉で皆はじめたからだ

彼女の言葉『助けて』と言わなかったら、誰も助けに行かなかった

 

斬「あいつがあの言葉を発したことで、お前等は戦う意思を創った。あいつは自分に力が無いとわかってた。そして、これから、何があろうとも、自分に力になれるかわからない。そして、戦争になる事は確実、それでも、あいつはお前等に戦ってもらう以外、ホライゾンを助ける事はできない、なにもかもわかってた。そして力になる事を探した。それがお前等を元気付けることだ」

 

点「鈴殿が、そんなとこまで」

 

斬「あいつは、目が見えないからな、戦闘には向かない。それ以外で力になる力を見つけた。それが例え無謀で、これから酷くなることもわかっていながら、お前等を信じた。覚悟を決めて、お前等の覚悟をつくった。本当にメンタルが強いなあいつは、俺以上だ」

 

点「では喜美殿は?」

 

斬「あいつはメンタルも力も強いな」

 

点「メンタルも力も?それでは最強ではござらんか?」

 

斬「もしかしたら、最強かもな、甘い俺に勝てるかは怪しいがな」

 

点「本気でござるか?」

 

斬「あいつに関しては、本当に俺でもやっかいな女だと思っている」

 

点「斬殿でもで、ござるか?」

 

斬「現にあいつは、本多二代に挑み、甘い俺を助ける為に、戦闘術式もないのに、あいつと戦った。そして勝った。二代はどれだけ強いのにも関わらず、それだけじゃない。あいつは俺たち一族でもわずかでしか使えない世道術をいとも簡単に使った。あいつは甘い俺を守る為に強い奴と戦い。勝った。あいつを最強と呼ばないで、他になんて言う?」

 

点「最強は言い過ぎではござらんか?強い者は他にもたくさんいるでござるよ?」

 

斬「俺にとって、そんな奴らはただのはったりだ。たかだか、一つの国を落として、人を殺して、戦争を遊びだと思っているだけな、ただのガキだ。そんな奴らに負けるとすれば、そいつはそれ以下だ」

 

点「斬殿は、他の人に勝てると断言できるでござるか?」

 

斬「ああ、あんな、戦争を遊び程度にしている奴らなど、俺の敵じゃない」

 

点「斬殿はよくそんな言葉を思いつくでござるな」

 

斬「お前はさっきから、なんだ?」

 

点「なにがでござるか?」

 

斬「なぜ?そこまで俺に問いかける?」

 

点「それは・・」

 

斬「お前、忍者のくせに悩みがあるのか?」

 

点「うむ、自分は弱いのではござらんかと、そう最近思い込んだでござる」

 

斬「この前までエロゲーの話をしていたのにか?」

 

点「それとこれでは別でござる、ともかく最近そんなふうに思うでござる」

 

斬「意外だな、お前にそんな不安があるとは」

 

点「自分はどんなふうに強くなったらいいか分からないでござる」

 

斬「自分にあった強さを探せば良いだろ」

 

点「そうもいかぬでござるよ」

 

斬「なぜ?」

 

点「一つを強くしたとこで、それを守れると思うでござるか?」

 

斬「守れないと?お前は思うのか?」

 

点「斬殿を見て、そう思うでござる」

 

斬「別に俺は全部は強くはないぞ」

 

点「自分の目ではそうとも思えないでござるよ」

 

斬「なぜそこまで強さにこだわる?なにか守りたいのか?」

 

点「あのクラスも守りたいのでござるが、何かしら、戦う理由が欲しいのでござる」

 

斬「そうでもしないと、自分がなにをやりたいのか、わからなくなるからか?」

 

点「なにか欲しいのでござる」

 

斬「なにをだ?」

 

点「自分が得するものを」

 

斬「ほう」

 

点「斬殿は戦い、何か得するものはあるでござるか?」

 

斬「ある」

 

点「それは?」

 

斬「俺に邪魔をする奴を消えるからだ」

 

点「・・・・」

 

斬「クラスを守る以外、お前は得することがないのか?」

 

点「!」

 

斬「お前はまだまだという事だ」

 

点「自分は強くなれるでござろうか?」

 

斬「そうだな、お前が女でもつくれば、別だがな」

 

点「え!今なんて?」

 

斬「女でもつくってみたら、と、言ったんだ」

 

点「女でござるか?」

 

斬「ああ、クラス以外で守るものないなら、女でもつくって、その女を守る為に戦えば良い、そうすれば、満足するさ」

 

点「女を守る為に」

 

斬「さっそくだ、戦う相手が出て来たぞ。準備しろ」

 

点「え?な!」

 

斬が上を見ていた。点蔵も同じく見たら、空に数多くの赤い艦を発見した

 

斬「見たところ、トレスエスパニアの艦だな」

 

点「クラーケン級2に、ワイバーン級6でござる!」

 

斬「位置はここ、奥多摩だな、鈴!」

 

斬は世道術で鈴に連絡する

 

鈴(はい!)

 

斬「ネシンバラに伝えろ!全員戦闘配備だ!おまえの世道術で他の奴らに伝えろ!」

 

鈴(うん!わかった!)

 

斬「さて?どうする?点蔵・クロスユナイト?」

 

点「もちろん!守るでござるよ!」

 

点蔵は走り、トレスエスパニアの艦へ、走っていた

 

斬「それでいい、お前はただ他の奴らの為に戦え」

 

斬は走らず、ただ歩く。歩きながら連絡をとっていた

 

葵(斬!来たみたいだぜ!)

 

斬「ああ、ネシンバラ、あいつらの宣戦布告の大義名分は?」

 

ネ(うん!さっき届いた!)

 

斬「となると、完璧襲撃だな、市民を避難させろ。あいつらのことだ。ボールでもなんでも、投げてくるぞ!」

 

ネ(うん!わかった!警備隊には僕から連絡する)

 

斬「奥多摩の近くに居る奴はすみやかに攻撃をしろ。じゃないと、建物がやられるぞ」

 

((((((jad!!!)))))

 

斬は皆に連絡を取り終えた。なのにも関わらずまだ歩いていた。トレスエスパニアの人数を確認していた。確認方法は、簡単、斬の得意術式、”怨念道”という術を使っていた。それでトレスエスパニアの人数を探っていた

 

斬「陸上部が20人、野球部も20人か、それと直政と同じ、四神の武神を持っているな、バットを持った男が一人、筆を持っているジジイが一人と双子らしき者と、ほう、大罪武装を持った女がいるとは、今日で二つ目を取れるか、ん!」

 

斬は何かに気づき、歩くのやめた

 

斬「この感じ、立花・誾か」

 

優(やっぱり来たね、立花・誾)

 

斬「ああ、こんな時間のない時に来たと言う事は」

 

優(やっぱり俺たちが狙い?)

 

斬「そう思う以外無いだろ、さて」

 

優(やるんだね?)

 

斬「ああ、時間も無い、この状況でどれだけやれるか、そして

 

 

どれだけ、トレスエスパニアが強いか確かめるぞ」

 

 

 




感想にびっくりマークが多いと言われましたので、なるべく気をつけてます
まだあれば、感想、お願いします

また次回でお会いしましょう


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耐えられるか

引き継ぎホライゾンをはじめますが

就活で忙ししいです

また次が遅くなります

それではどうぞ


斬「さて、どんな作戦で行くつもりだ?ネシンバラ?」

 

ネ(うん!敵の効果数は200人、そしてこの襲撃だよ。なら僕たちはその攻撃を防げば終わりだよ!)

 

斬「なら、武蔵に伝えろ。重力航行に入るよう、準備しろと」

 

ネ(うん!というより、斬君言われなくても!)

 

武(もう準備に入っています、以上)

 

 

斬「そうか・・・・いいか!この戦闘は勝ちに行ってもいいが、なるべく、相手の攻撃を防げ!この戦闘は守りの戦闘だ!奴らにお前等の力を見せてやれ!」

 

「「「「「jad!!!」」」」」

 

斬は警備隊だけでなく、梅組みにも伝えた。斬も将軍としての働きを皆に見せた

 

斬「さて、こんなところか、後はあいつら次第だ・・・・・ん?」

 

そこで斬の顔の隣に表示枠が出てきた。連絡が来たらしい。相手はネシンバラだ

 

斬「なんだ?」

 

ネ(ねえ?斬君?今の状況わかっているよね?)

 

ネシンバラが今の状況がわかっているのにも、関わらず、再度聞いて来た

 

斬「お前は何を言っているんだ?今はトレスエスパニアの陸上部が前線に出て、あっちこっちにボールを投げて、建物を破壊しようとしているが」

 

斬の周りの建物の上に表示枠で防御と書かれたものがたくさん。その表示枠が燃えている。トレスエスパニアの陸上部が攻撃したに違いない。そんな近くに彼が居た

 

ネ(斬君?大丈夫なの、そんなところにいてなんかいろいろ飛んでくるよ?)

 

斬「ああ、今俺のところにボールがたくさん飛んでくるが、ぜんぜん当たりもしない」

 

ネ(そうなんだ・・・・ねえ?斬君?再度確認するけど?ここの状況わかっているよね?)

 

斬「わかっていると、何度言えばわかる?」

 

斬はこの状況はわかっている。今自分はピンポイントで相手の攻撃当たる場所にいる。しかもピンポイントどころか、完璧に攻撃があたる場所に

 

ネ(だよねー、なのにさ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんで歩いているの?)

 

そう彼はこんな危ない場所にいるのにも関わらず、周りは建物が炎で追い尽くすなど、危ない場所、しかも相手が襲いかかっているのにも関わらず、彼は

 

 

ただ歩いていた

 

しかも

 

 

反撃もしないで

 

斬「なにか問題でも?」

 

ネ(あるよ!?そんなところにいて平気なの?)

 

ネシンバラから見れば絶対にその場所からは慣れるはずだが

 

斬「ああ、なんの問題もない」

 

ネ(え〜〜〜!?)

 

もう彼にどんな危ないものも通用しなかった

というより

彼の危ないものなど、存在しないのでは?

 

喜(あら?斬?炎のシャワーでも浴びているの?それともボールのシャワー?)

 

皆が、おい!と言う程、ツッコミが来たのだが、

 

斬「どっちもだ」

 

((((えーーーーー!!!??))))

 

まさかの本人はこの両方だ。喜美がふざけた。問いをしたのにも関わらず、この真面目な返事

もはや、彼は人間ではない一言でしか、彼に言える事は無い、もしくはやはり斬り裂き魔の一言だ

 

斬「ん?・・・あいつらはバルデス兄妹か」

 

そんなふざけた言葉を通り越して、歩いていたら、斜め上空に赤い小さな艦を見つけた。そこに二人の金髪の双子がいた

 

フロ「兄貴!あれ!斬り裂き魔じゃない!」

 

どうやらあっちも気づいたらしい

 

ペ「まさか!我々兄妹が先に出くわすとは!」

 

フロ「どうする?兄貴?」

 

ペ「無論!」

 

バルデス兄妹はボールを持ち

 

ペ「相手するぞ!妹よ!」

 

フロ「分かった!兄貴!」

 

バルデス兄妹は構える

 

 

 

 

桜(斬!あの兄妹、来るぞ!)

 

斬「ああ、そのようだな」

 

斬は構えもせずに気にせず歩く 

 

桜(普通なら、気にするもんだぞ)

 

そして桜花の話もやや聞いてない、斬

 

桜(おい!)

 

そんな会話をしているウチにバルデス兄妹は攻撃する

 

ペ「燃えろ!炎!」

 

フロ「行け!魔球!」

 

ボールに火が付き

 

ペ・フロ「「ふ!!」」

 

燃えたボールを斬のところへ投げる

 

燃えた二つのボールは斬の顔に当たる

 

桜(おい!斬!本当に来るよ!)

 

斬「・・・・」

 

桜(お願いだから!話聞け!おい!)

 

桜花が忠告しても、無視

構えすら取らない、顔もバルデス兄妹のほうにも向かない

 

そしてボールは遂に斬の目の前まで

 

 

 

消えた

 

 

桜(消えた!)

 

ペ「良し!」

 

フロ「ストライーーク!!」

 

そうボールが消えて、いつの間にか斬の顔にボールが再び現れる術式

これで斬はバルデス兄妹の攻撃を食らう

 

 

 

 

はずだが

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・

 

 

フロ「あれ?」

 

ペ「ん?」

 

桜(?)

 

普通なら、あのボールは当てる本人の目の前で消えて、再び現れるのだが

 

 

 

 

 

 

 

その肝心のボールが、消えたきり、出てこない?

 

 

フロ「あれ?兄貴!?ボールは?」

 

ペ「そんなはずない!?我々兄妹は確かに斬り裂き魔に投げた!なのになぜ!?」

 

そう出てこない。なぜかボールが消え、そのまま消えたまま、出てこないのだ

 

ペ「なにが!どうなっているんだ!」

 

斬「簡単な話だ」

 

ペ・フロ「「!!」」

 

なんと今まで見もせず、喋ろうともしない斬が、いきなり喋った。バルデス兄妹の間に表示枠が現れた

 

斬(なぜ?消えたまま、現れないか分かるか?)

 

ペ「いや!」

 

斬(それは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺が消える前に掴んだからだ)

 

ペ「な!」

 

フロ「嘘!」

 

なんと、消える前に持っていた!

 

バルデス兄妹から、見れば、左手は見えない。でも、その左手に持っていた。

 

二つのボール!しかも二つ!

 

ペ「バカな!二つも!」

 

斬は表示枠を消して

 

斬「では、このボールは

 

 

 

 

返すとしよう!」

 

斬はバルデス兄妹に目がけて投げた

 

 

 

 

ペ「ふん!これぐらい!我々兄妹は消える魔球だぞ!そんな簡単なボールnグベア!!」

 

フロ「兄貴!」

 

まさかのバルデス兄妹の兄の顔に二つとも、当たった

 

フロ「兄貴が!みんなには見せられない顔ーーーに!!」

 

なぜ?バルデス兄妹は受け止めることができないのか

 

それは簡単

 

 

 

 

速くて見えなかったからだ

 

斬「出直して来い、バルデスの兄!お前はバッターアウトだ!」

 

ペ「バ・・ッター・・じゃ・・なくて・・キャッチャー・・・だぞ」

 

フロ「兄貴!?」

 

野球な会話を野球な話で返した。というより、大丈夫なのだろうか、バルデス兄妹の兄は

 

斬(おい、バルデスの妹)

 

フロ「は、はい!」

 

斬が再び、表示枠で出て来た。自分達の魔球を見破られた相手に、何かされるんじゃないかと、怯えていた

 

斬(そいつはアウトだ、ささっと退場させろ)

 

フロ「え?あ、はい!今退場します!兄貴退場だって」

 

ペ「だから・・・兄は・・・・キャ・・・ッチャー」

 

そんな話も聞かず、バルデス妹は兄を連れて、退場もとい、退避した

 

 

桜(お前?いつの間に取ったのか?)

 

斬「なんども言うが、消える前にだ」

 

桜(本当になんなんだ。おまえさんは)

 

斬「これで一つか」

 

斬は見事無傷でバルデス兄妹を退場させた

 

 

 

****************

 

 

斬「それにしても、この炎をなんとかするか」

 

バルデス兄妹がやった。建物にある炎を消そうとなんとかするが

 

浅(任せてください!)

 

斬「智?」

 

斬の横に表示枠が出た。連絡先は浅間だ

 

浅「く!合いました!」

 

浅間は今、コンテナの近くにいた。そのコンテナを矢で破壊した

 

そしてそのコンテナから、水が出て来た

 

そのコンテナは斬のいる近く、斬の上で水が起こってきた

 

斬「なろほど、コンテナの水で、火を消したのか、さすがだな」

 

斬の周りの建物についた火はすべて消えた

 

浅「いえいえ、どうもいたしまし・・はうあ!」

 

斬「ん?なんだ?」

 

浅間が斬を見た瞬間、斬の姿を見て、驚いた声をした。驚いたというより、聞いたことのない声

 

浅「ざざざ、斬君!ずぶ濡れですよ!」

 

そう、斬はその火の近くにいたため、水に濡れてしまった

 

斬「だからなんだ?濡れただけだ」

 

浅「い、いえ・・その・・上半身がスケスケに見えてますよ!!」

 

濡れたせいで、斬の上半身は見えていた。おかげで体のラインが見え、おまけに腹筋も見える状態だ

 

喜(あら?浅間、狙ったの?斬の上半身を見る為だけに?)

 

浅「いえ!違います!私は火を消そうとしただけです!」

 

ネ(あざといことするね、浅間君)

 

浅「だから、誤解なんです!!!」

 

武『浅間様、斬様にそのような嫌らしい行為はやめていただきたいです、以上」

 

浅「武蔵さんまで!?ですから誤解なんです!」

 

オ(さすがに先生もないわ〜〜)

 

浅「先生!?」

 

酒(浅間君だめだよ。斬君にそんなことしちゃ)

 

浅「学院長まで!?私に味方いないのですか!?」

 

マ(大丈夫!いるよ!ここに!)

 

浅「マルゴット!」

 

そこに浅間を助ける。者がいたの

 

 

だが

 

 

マ(今、斬君のずぶ濡れ状態の写真取りにいくからねー)

 

浅「なんですって!?」

 

味方はしたが、目的が違う方向に

 

ナ(浅間ナイス!良いものやってくれるじゃない!)

 

浅「違います!!ですから!!」

 

ハ(シロ君!?大変だよ!斬君のずぶ濡れ姿だよ!コレ売れるよ!)

 

シ(よし!ハイディ!今すぐそちらに行く!斬のいる場所まで待ってろ!それと浅間ナイスだーーー!!)

 

浅「だから誤解です!!!」

 

警女隊長(女性警備員!!斬様のずぶ濡れ姿を見逃すな!!!)

(((((((イエスマム!!!!)))))

男警備員(おい!?どこ行くんだ!?)

警女隊長(斬様のずぶ濡れ姿を取るんだ!邪魔をするな!)

男警備員(そんなこと言っている場合か!?もう敵が目の前n)

トレス女陸上部(あれ!斬様じゃない!)

トレス女陸上部(本当!斬様よ!ずぶ濡れ姿の!)

トレス女陸上部(これは見逃せない!みんないくわよ!)

(((((((イエスマム!!!)))))))

男警備員(あいつは敵国にも人気なのか!?)

 

 

 

浅「ちょっと!?それ違いますよね!?ていうかトレスエスパニアの人まで!?何をしているのですか!?」

 

浅間のやった行為のせいで、皆、斬のところへ行く。斬のずぶ濡れ姿が皆貴重だった

 

(これはすごい!なんてかっこいい!)

(これぞイケメン!!)

(腹筋が見える!)

(今度は優様の姿も撮りたい!)

(こんな姿を見れるだなんて)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(((((((さすが!射殺巫女!ナイス!)))))))

 

武蔵と梅組みとトレスエスパニアの女全員に言われた

 

浅「誤解です!!誤解ですから!!」

 

皆表示枠で斬の姿を写真で、取ったり、映像を撮られていた

 

斬「まさか、こうなるとはな」

 

斬はあきれた様に自分の姿を撮られても、文句も何も言わなかった

 

斬は濡れたまま、飛んで、トレスエスパニアの艦に侵入した

 

斬の周りには野球部がいた

 

斬「さて、次はお前等か」

 

「斬殺丸!覚悟しろ!お前のせいで俺たちは・・・」

 

斬「ん?」

 

 

 

 

 

 

「俺たち野球部はモテないんだぞ!!」

 

「「「「う〜〜〜〜〜」」」」

 

斬「は?」

 

実はトレスエスパニアでも、斬殺丸は有名で、あの三河事件以来、その姿がとてもかっこ良く、トレスエスパニアの女性には人気なのだ。あの人殺しのイメージを持った男でも、その姿を見た瞬間、トレスエスパニアの女は皆感動した

おかけでグッズが売れるなど、すごい人気なのだ。人殺しって言うから、姿も酷いのかと思いきや、バリバリのイケメンで、その姿に皆魅了されたらしい

 

斬「で?」

 

「だから!

 

お前を今、ここで倒す!!」

 

「「「「「「うおおおおおおお!!」」」」」」」」

 

野球部は泣きながら、バットを持って、殴りに掛かるが

 

マ「かっ飛ばせ♫ホームラン♫」

 

マルゴットが鉄パイプを野球部に投げた

 

「ぐわ!」

 

「うわ!」「ぐわ!」「ぐは!」

 

斬「マルゴットか」

 

マルゴット率いる。魔女が攻撃した

 

「斬様に触れるな!」

「この汚らわしい野球部め!」

 

魔女達が野球部に文句言った

 

「く〜!やはりイケメンには勝てないのか!」

 

斬「お前等はここに何しに来た?」

 

斬はまたあきれたように言う

 

マルゴットは一度上空に上がり、腰からコインを出す

 

マ「これで決着!行くよ!」

 

マルゴットのコイン弾がトレスエスパニアの艦に当たろうとするが

 

斬「!」

 

突然コインの術式が解かれた

 

マ「!、あれは!」

 

トレスエスパニアの艦に二人誰か乗っている奴がいた

 

マ「生徒会書記ベラスケスと総長連合弘中隆包!」

 

斬「ん?あれは!」

 

二人が持っていた剣に気づいた

 

斬「”身堅き節制”新代と旧代か!」

 

ネ(斬君も知っているの?)

 

斬「ああ、旧代は効果範囲にいる敵の時間を倍に引き延ばす能力、新代は敵が発動した能力を使用回数分だけ分割減する能力、だとしたら

 

 

マルゴット!飛ぶな!」

 

マ「え?」

 

隆「ふ!そういうこった!」

 

ベラスケスの新代がマルゴットの飛ぶ術式を分割する

 

マ「な!しまった!」

 

マルゴットのヴァイスフローレンがだんだんと落ちて行く

 

斬「ふん!」

 

斬は艦から飛び、マルゴットを抱っこして、トレスエスパニアの艦に着陸する

 

マ「ありがとう、斬君」

 

斬「ああ、ん!」

 

斬は空に何か来ると気づいた

 

直「減退されても10トン級さね!」

 

斬「直政か」

 

直政が地摺朱雀と共に、トレスエスパニアの艦に落ちて来た

 

直「第六特務!直政!」

 

地摺朱雀が持っている。大きなレンチ片方だけをベラスケスに投げる

 

 

斬「!」

 

ベラスケスの前に武神が現れた

 

直「な!陸上部主将!江良房栄か!」

 

斬「四聖の道往き白虎か」

 

江「さあ、道往き白虎・・・・GO!」

 

道往き白虎は、直政が投げたレンチを破壊し、地摺朱雀のところへ走る

 

直「こっちは速度と威力が減点しているってのに」

 

直政は片方のレンチで防ぐ以外なかった

 

直「くそ!」

 

斬「なるほど、減点しているか、なら!」

 

直「ん?」

 

斬「やれ!二代!」

 

二「jad!結べ!蜻蜓切!」

 

直「!」

 

斬の後ろから二代が現れ、ベラスケスの術式を破壊した

 

斬「これなら、思う存分動けるだろ?」

 

二「武蔵アリアダスト教導院副長!本多二代だ!」

 

直「ありがたい!」

 

直政はレンチを捨て、素手で攻撃する

 

江「武蔵の朱雀、一度見ておきたかったんだよね。朱雀の力はどうなのかしらねっと?」

 

白虎が足で朱雀を蹴る

 

直「ぐ!」

 

朱雀は蹴られて下がった

 

そして白虎の周りに十字架がいっぱい出て来た

 

斬「!」

 

白虎と朱雀だけ、場所が変わった

 

その場所は

 

直「!」

 

道だった

 

周りは草で一本の道ができた

 

江「この子の能力は”道”なの、絶対な足場と回避な能力

 

行きなさい、道往き白虎」

 

白虎は朱雀に攻撃する

 

**************

 

斬「バットか」

 

二代「ふん!ふん!」

 

隆「俺はボールだろうが正しくバンド処理できるんだよ!」

 

二代「ぐ!く!」

 

隆「俺がいれば、他の奴らが点を入れてくれる、それが俺の副長としてのあり方だ!」

 

斬「まったく、ここにいるのは、スポーツ選手しかいないのか?」

 

二「では、拙者たちもスポーツで!」

 

斬「競技は?」

 

二「剣道で!」

 

斬「お前は槍だろ」

 

隆「伝説の斬り裂き魔、斬様丸か、めちゃくちゃ強いだよな?」

 

斬「俺の剣もバンドしようてか?なんてスポーツバカなんだ」

 

隆「うるせー!俺は野球好きなだけんだよ!」

 

斬「あっそ、言ってろ・・ん?」

 

斬は後ろの空間で直政と白虎の戦闘に気づいた

 

江「左肩!一重方向!」

 

白虎の左肩がトラの顔になっていた。そのトラが朱雀の右足をかむ

 

斬「圧されているな、二代!ここは頼むぞ!」

 

二「わかったで御座る!」

 

隆「あ!おい!斬殺丸どこ行きやがる!」

 

***************

 

直「右足をパージしろ!」

 

右足をパージしたが、それでも思う様に動かない

 

江「さよなら、朱雀の偽物」

 

白虎の右手を朱雀に食らわせる

 

直「く!」

 

 

だが

 

 

ガキン!!

 

江良「な!」

 

直「ん?ん!」

 

なんということだろうか

 

この空間に入り、四聖の白虎の右パンチを

 

斬「・・・・」

 

斬が朱雀の胸に乗り、受け止めていた

 

直「斬!」

 

斬「直政!下がれ!もう十分だ!」

 

直「わかったさね!」

 

朱雀は空間から、抜け出し下がった

 

ネ(お疲れ様!直政君!)

 

直「特別扱いしてくれよ」

 

 

江「あなた!白虎のパンチを防いで、平気なの!?」

 

斬「そんな人形ごときのパンチなど、痛くもかゆくもない」

 

江「な!」

 

斬「それより時間だ」

 

江「ん?ん!」

 

斬の後ろに小さな艦がこっちに向かって来る

 

江「まさか、武神を使った。時間稼ぎ!?」

 

斬「そういうことだ」

 

トレスエスパニアの人たちは下がり、白虎も下がる。小さな艦はトレスエスパニアの艦に激突

 

斬「やっと着いたか、

 

 

本多正純」

 




次回は就活で遅くなるので、1ヶ月ぐらい
抜けると思います
ご了承ください

次回もお楽しみに


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これが真の・・・宣言?

申し訳ありません大変ながらくお待たせしました

というか、なのはvivid,の方がやりすぎました

それでは本編どうぞ


武蔵の輸送艦トレスエスパニアのバハムート級の艦の上にぶつかり、トレスエスパニア野球部は一度引き、道往き白虎も一度引く

 

そして、その武蔵の輸送艦から、

 

一人

 

本多正純だけ現れた

 

斬「ずいぶんと遅かったな?」

 

俺は正純のすぐ隣に近づき、準備が遅いと言う

 

正「すまない、この輸送艦を借りるのに、時間が掛かりすぎた」

 

この輸送艦は、ある所有者(・・・)の艦なため、その所有者を説得するのに、時間がかかったらしい

 

斬(ま、その所有者(・・・)が誰なのかわかっているがな)

桜(今頃、泣いてるんじゃない?勝手に持ち出したことに)

 

駄々でさえ、こんな戦場に持ってくるとしたら、無事ではすまないし、たぶん、その所有者にとっては最後の輸送艦なのかもしれないな

 

その貸した相手がよりにもよって、『梅組み』だとしれば、貸す事なんてありえないだろう

 

斬・桜((絶対に帰ってこないからな))

 

だが、この状態だから、貸さずにはいられないのだろうなと

俺は思う

 

 

 

まあ、そんなことより

 

斬「頼めるか?」

 

正「ああ!武蔵アリアダスト教導院!!副会長!!本多正純が休戦を提言する!!」

 

斬「二代やめろ!!」

 

二「jud!!!」

 

二代も戦闘中止し、皆正純の方へ顔を向く

 

正「この戦闘わ、トレスエスパニアの誤解によるもので、お互いの益は無い!!」

 

斬「警備隊は戻れ、相手を刺激させるな」

 

「「「「「jud」」」」」

 

俺は念のため、相手に刺激を与えない為に警備隊全員に指示をした

こちらが何もしないという証拠を作る為にわざわざ、警備隊まで撤退させた

 

だが

 

 

 

隆「こっちは誤解でも!!俺たちにはやらなくちゃいけないことがあるんだよ!!」

 

正「やらくちゃいけないこと?それはなんだ!」

 

斬「まさか」

 

隆「ふ!やっぱ、本人はわかっているじゃねえか!」

 

弘中隆包の口から、俺に向けて本人って言った、てことは

 

 

 

 

 

 

 

 

隆「そうだよ!斬殺丸(・・・)!!俺たちはお前が目的だ!!」

 

正「!?」

 

やはりか、あの三河での騒動だからな、世界に向けての宣戦布告と最強一族『心道家』が味方している事

トレスエスパニアからしたら、相当厄介でもあると判断じたんだろう。

 

いや

 

それはどこの各国も同じなはず、だが、なぜ?奴らはこんな時に攻めて来る?

 

どう周りを見ても、艦は足りないうえに、人数も少ない、だが副会長の『フアナ』はいるみたいだが、なぜこんな時に攻めて来る?

 

 

斬「俺になんのようだ?」

 

隆「斬殺丸!!言いたいことは一つだ!!」

 

弘中隆包は俺に聖譜顕装向けて喋る

 

隆「今すぐ!降伏して、俺たちの所に来てもらうぜ!!」

 

正「なに!?」

 

斬「なぜだ?」

 

隆「お前が『心道家』の”新たな当主”になることはわかっている!!だから!お前を人質にして!『心道家』には今後、俺たちに手を出させないと『契約』するためだ!!」

 

斬「”和平定約”をさせる気か」

 

正「なんだ斬?和平定約って?」

 

斬「『心道家』には、ある決まりのルール(・・・・・・・)がある」

 

正「決まりのルール?」

 

斬「心道家は特殊な術や特殊な身体能力があるため、いくつか、初代当主が決めた決まりのルール及び。法律(・・)という物を作った」

 

実は『心道家』は

 

獣を召喚や斬撃がでるなど、特殊な一族だった。得に厄介なのは『世道術』この術は獣召喚や属性や自然を操る術、未だ解明されてない謎の術、身体能力が生まれつき存在する一族なため、その者が悪いことをしないようにと、初代当主が法律をいくつか創った

 

斬「その中でも,和平定約は特別で、各国にとっては嬉しい法律でな、何か心道家に協力してもらえたり、何か手助けしてくれると心道家がその協力した者のを守る法律があるんだ。心道家の戦力はP.A.Odaも越えるうえに強力な術式を持っている。大きな力には、それなりのやるべき事や守らなくてはならない義務がある。そういった理由から初代が和平定約を創った」

 

正「トレスエスパニアは心道家に守ってもらうことが目的なのか?」

 

斬「おそらく、金の使いすぎと、差別を無くすためだな」

 

正「金の使いすぎと差別?」

 

斬「今、トレスエスパニアは純血主義が強く、人間と長寿族との混血である半寿族や他の種族が差別されている。 歴史再現の為に借金をして貧乏になった。それが原因で、他の各国に攻め込まないようと差別を出さない為に支援してもらい対為に心道家に頼む気でいるんだろう奴らは」

 

隆「その通りだ!」

 

斬・正「「!!」」

 

隆「今の俺たちは酷い状態だ。だからお前を使ってでも俺たちには『和平定約』が必要なんだ!」

 

斬「・・・・・・」

 

正「だからと言って!!斬殺丸を捕まえたところで、和平定約が結べるわけないだろ!!当主の大事な家族を捕らえて、人質にして!和平定約を契約させることなんて無理に決まっているだろ!!」

 

隆「それは!!」

 

斬「待て、正純」

 

正「どうした?」

 

斬「奴らもそこまでバカじゃない、きっと俺と甘い俺を戻す為だ(・・・・)

 

正「戻すため?」

 

斬「俺と甘い俺を『心道家』に戻す為だ」

 

正「!?」

 

斬「まだ当主は武蔵の事に関しては知らない、だが、当主ができれば『私たちの所へ帰ってきて欲しい』と連絡が来た」

 

正「当主が!?」

 

斬「このまま武蔵が末世解決の為に進むのであれば、俺や甘い俺の命が無いかもしれない。その行為をやめさせる為に当主は帰ってきてほしいと言った」

 

正「まさか!トレスエスパニアはそれを狙って!?」

 

斬「俺や甘い俺を、『家族を死なせよとする』武蔵から、大事な家族を保護しました。という、褒美をもらう為にこの作戦を考えたのだろう」

 

正「私たちはお前たちを死なせない!!それはなにがあっても・・・」

 

斬「無論、俺や甘い俺も捕まる気はないし、この決めた道はやめない。俺や甘い俺は、トレスエスパニアに下るつもりは無い」

 

正「斬・・」

 

斬「?」

 

俺は正純の後ろから、突っ立て居る女を見つけた。それは

 

 

ホライゾンだった

 

正「?」

 

ホライゾンは正純の肩をちょんちょんと指を指し、こちらに正純の顔を向ける

 

ホ「はい、では、斬殺丸様を渡さないと、正純様の口から、宣言して下さい」

 

正「え?いいのか?私で?」

 

斬「そうだな、お前の口でなんとかあいつらに言え」

 

正「ああ、うん」

 

言うのは承知したが、大丈夫なのか?何を言えばいいんだ?

 

斬殺丸はそちらに下る気はないと言えばいいよな

 

というより、私が副会長だからと言って、ここまでする必要あるのか

 

いやいや

 

いつも斬や優に助けられているんだ。これぐらいは

 

賢姉様:「セージュン♫いいのお願いね?」

 

俺:「『斬殺丸は俺たちのものだあああああああ』でもいいぞ?」

 

あさま:「正純!!トレスエスパニアに驚くほど、いい言葉お願いしますね?」

 

貧従士:「浅間さん!?大丈夫ですから、焦らないでください!」

 

未熟者:「浅間君、相当必死だね、優君が側には離れるのがそんなにイヤだとは」

 

おいおいおいおい!?ハードル上げるなよ!?余計何を言ったら分からなくなるじゃないか!?

 

そうだ!

 

ここは斬に聞くしかない、斬返事を頼む、私は斬の方に顔を向け、アイズする

 

斬「・・・・」

 

突然斬は気づいたが、斬は右目に手を当てる。そして離すと、斬の獣の目でなく、優の青い目だ。どうやら体の半分は優の意識みたいだ。表示枠を出し、なにやら打っている、もしや実況通信か?

 

斬&優:「お前に任せる、もう俺の言葉じゃどうにもならない」

 

なんですと!?頼む!それじゃあ、困る

 

優&斬:「優だけど、言葉が見つからないなら『斬殺丸は俺たちの仲間だ!!』ってどう?」

 

ナイスだ優!!よしそれにしよう!!後は任せろ!!

 

実況通信を切り、俺は甘い俺に会話する

 

斬(うまくいくと思うか?)

優(正純を信じよう、ここは俺たちの言葉じゃ、トレスエスパニアに話聞いてくれないから)

斬(そうだな)

 

すべて正純に言う事は揃ったし、問題ないと思ったんだが

 

優(でも?なんでそんな事聞くの?)

斬(あいつの顔が青ざめているからだ)

優(ん?え!なんで!?)

 

そう、なぜか、言う言葉は決まったのに、なぜか言いづらそうな顔する

 

どうしたんだ?

 

**************************

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正純サイド

 

よし!言う言葉は決まった。

 

そうだ、それでいい

 

だが

 

 

なんでだろう?なんで、こうモヤモヤする!?

 

たかだが斬殺丸はトレスエスパニアに渡さないって言っているだけじゃないか!

 

いや

 

違う!!

 

私が気にしているのはそこじゃない

 

斬が言っていた

 

『私たちの所に帰って欲しい』という言葉だ!!

 

優は帰るのか?斬は帰るのか?

 

家に自分が帰るところに、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

嫌だ!!

 

 

帰って欲しくない!!

 

私と一緒に居て欲しい!!

 

はっ!!何を言っているんだ私は、なんでこんな状況なのに気にしている

 

こんな事を考えているんじゃない!

 

今はトレスエスパニアに優や斬を渡さない為の宣言

 

そうだ

 

言われたとおり、言うんだ!!

 

こんなところで優や斬が家に帰る事を考えている場合じゃない!!

 

喜『セージュンお願いね♫私の旦那(・・)をあのアホ共に渡さないって言ってね♫』

 

浅『喜美!何を勝手な事を言っているんですか!?まだ優君は喜美の夫になるって言ってませんよ!!』

 

 

 

 

プチン!!!!

 

斬「?」

優「?」

 

旦那?

 

イマ?旦那って?言った?

 

喜美の旦那?

 

斬「!」

優「!」

 

私はその言葉を聞いた瞬間、頭が真っ白になり、叫ぶ

 

正純「優と斬殺丸は!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私のものだあああああああああぁ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう叫び、私から、突風がでるくらいの大きな叫びをした

 

私はやっぱり優が欲しい、斬が欲しいと

 

心の奥から、そう思ってた

 

いつも優しい優が好き、いつも守ってくれる斬が好き、この想いは本物だ

 

そうか、やはりどこかしらで、彼の事を好意に思っていたのか

 

だが心では

 

正(はっ!!!やってしまった!!!)

 

 

正純サイド終了

 

************************

 

正純の言葉により、皆、唖然としている。俺や甘い俺は違うが、武蔵も唖然している。

 

まさか、こうなるとはな

 

わかってはいなかった。まさかあいつが俺たちに告白するとはなんて女だ

 

しかも、こいつらの前で:by斬殺丸

 

しかも、喜美も唖然しているね。コレそうとう状況が悪化したんじゃない。俺は嬉しいけど、まだ、3人も返事してないから、返せないけど、

 

正純って乙女だったんだね

 

薄々は気づいていたけど、まさかみんなの前で告白は考えていなかった

 

喜美の『旦那』って言葉を聞いて、居ても立ってもいられず、言わずには居られなかったんだね:by優

 

優(耳?抑えた方がいいよね?)

斬(ああ、この後が面倒だ。お前に任せてもいいか?)

優(うん、俺がフォローするよ)

 

斬は俺の心に戻り、意識は俺で、さてと耳を抑えないと

 

さんはい

 

 

 

みんな(優と正純以外)「「「「「「「「「ええええええええええええ!?!?!??」」」」」」」」

 

やっぱり叫んだ

 

ま、当然だよね?

 

葵『おいセージュン!?なに告白してんだよ!?そんなにねえーちゃんに取られるのが嫌なのか?くそ!優と斬は渡さないぞ!俺も叫んでやる!!『優と斬はおれのものだあああああああああああ!!』』

 

浅間『正純?!あなた優君と斬君のことが好きだったですね!?わ、渡しませんよ!・・・ってそうじゃなくて!なんで公開告白しているんですか!?』

 

喜美『あら、セージュンも優と斬が狙い?仕様がないわね、じゃあ、今日から、セージュンも私と同じ恋のライバルね♫』

 

点『正純殿!?好きなら好きとはっきりするでござるよ!正純殿のせいで、トレスエスパニアの人唖然状態でござるよ!?』

 

アデ『遂にやちましたね!これで正純さんも『優さんのお嫁さん候補』です!』

 

ウ『等々、言ったか、はっきり最初から言えばいいのに』

 

広『正純さんが、優君の事を好きなぐらい、みんな知っているのに』

 

鈴『え・・・と?・・・正純・・さんも?・・・ライバル?」

 

ノ『状況悪化したな、あんたのせいで』

 

ネ『正純!?女性が皆の前で告白するなんて!?』

 

直『あ〜、やっちゃったなね』

 

イ『これ、全国に移させれたらどうなるんだろうね?』

 

ネ『たぶん、当主が聞いたら、マジで正純は優の奥さんに・・・なると思う』

 

三『正純さん!?不純異性交遊はだめですからね!?』

 

オ『おいおい、正純、公開告白は教育によくないよ』

 

酒『い〜や、青春だね』

 

武蔵『正純様、今日からは私の事をお義姉さんでも構いませんよ?以上』

 

武蔵人形『『『『『『私たちも』』』』』』

 

隆「おい!お前等付き合っていたのか!?」

 

べ「こりゃあ、すごいな、大ニュースだ」

 

江「あら?あなたも私と同じなのかしら?」

 

武蔵及びトレスエスパニアもパニック状態

 

正純のあんな言葉を聞けば、まあ、そうなるけど、本人は

 

正純「・・・・・」

 

顔が真っ赤だった。どうしてかは言えないようだ。

 

とりあえず、この話はそっとしておけばいいのか?

 

ホ「正純様、告白はいいのですが、本題に入られたほうが」

 

正「ああ・・・・・わかっている」

 

恥ずかしながらも最後まで言い切るんだ

 

正「つまり!斬殺丸や優は我々の仲間ということだ!!」

 

顔が真っ赤のままじゃ、説得力無いと思うけど、それに『私の』って言った以上無理だと思うよ

 

まあ、でも

 

優「それに、あなた方が、俺の保護を望んでも、君たちのある一人は(・・・・・)それを望んでないと思うよ?」

 

隆「俺たちのある一人だと!?」

 

優「そうだよね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

立花・誾!!」

 

隆「なに!?く!なんだ!?」

 

突然、弘中・隆包の後ろから、大きな風が吹く、何か武蔵に飛んだような風だ

 

トレスエスパニアの艦から、飛んで来たらしい

 

そして飛んだものは正純の後ろへ

 

正「!」

 

優「・・・・」

 

そして飛んだ正体は

 

誾「ええ、私はあなたから、私のすべてを返しもらう為に、私は望んでいません」

 

立花・誾だった

 

斬(出てきたか!甘い俺!!)

優(うん!!)

 

誾「トレスエスパニア、アルカラ・デ・エナレス第三特務。立花・誾、参ります」

 

誾は優の方へ振り向き、加速を使い、こちらに迫る

 

優「正純!!」

 

正「下がれ!!ホライゾン!!」

 

正純はホライゾンを下がらせ

 

誾は右手に付けた双剣を優に振りかざす

 

ガキン!!!

 

優も桜花を抜き、誾の双剣を桜花で防ぐ

 

ギイ!!ギイ!!

 

優「悪いけど、こちらは戦闘する気はない!!」

 

誾「あなたに無くても、私にはあります」

 

優「ぐ!」

 

誾「返してもらいます。私の全てを」

 

二代「優殿!!」

 

優「来ちゃダメだ!!」

 

二代「!」

 

優「誾の目的は俺だ!二代はみんなをお願い!」

 

誾「あなた一人で、私に勝てるとでも」

 

優「俺は勝ちに行って入るんじゃない!殺したくもない!」

 

誾「斬殺丸であるあなたが、何を世迷い言」

 

優「!」

 

誾「?」

 

俺は一旦下がった理由は

 

誾「っ!!」

 

ネ「食らいなさいな!!」

 

ネイトの『銀鎖』を使い、コンテナを投げたからだ

 

ドカーーーン!!!

 

コンテナは誾に命中した

 

ネ「やりましたわ!」

 

優「いや!まだだ!!」

 

ネ「!」

 

ガシャン!!ガシャン!!

 

ドカーーーーン!!!

 

コンテナが切り裂き。煙が舞う

 

優「・・・・」

 

再び誾が現れたが、2種類の浮遊砲台が誾の横に浮いていた

 

優「十字砲火(アルカブス・クルス)か!」

 

誾「そうです!十字砲火(アルカブス・クルス)!」

 

十字砲火から二つ砲弾が飛んでくる

 

優「風花(ふうか)!!」

 

桜花の刃から花びらが舞い、その風と一緒に、砲弾の方へと吹く

 

ドカーン!!

 

砲弾が爆発し、少し離れて、トレスエスパニアの艦に移る

 

優「く!正純!今のうちに!」

 

正純「ホライズン今だ!!」

 

ホ「大罪武装、『悲嘆の怠惰』」

 

俺が誾を引きつけている間にホライズンはトレスエスパニアに悲嘆の怠惰の砲弾を始める

 

江「フウさん!出番よ!」

 

優「!、八代龍王のフアナか!」

 

トレスエスパニアの艦の高い場所に一人の女性が立っていた

 

フ「大罪武装『嫌気の怠惰』」

 

フアナが持つ、大きな大剣から、紫色の流体が纏う

 

フ「超過駆動、ふ!」

 

フアナは武蔵の輸送艦に大きく振りかざすと、紫色の大きな丸い流体が武蔵の輸送艦を飲み込む

 

そして輸送艦に乗っていた人は

 

「ぐ!ぐわああ!」

 

「ぐ!重い!」

 

「ぐあ、ぐあ」

 

皆の体の部分に紫色の流体がくっついていた

 

正純「お、重い!これは!嫌気か!!」

 

優「まさか、『嫌気の怠惰』だったのか、確か超過駆動敵が「自分の欠点」と思う部位を“嫌気”の力で束縛する力!」

 

誾を払い

 

優「今いく!!」

 

助けに行くが

 

誾「いかせません」

 

優「く!」

 

どうしてもひつこく誾が前に立ち塞がる

 

優「く!このままじゃ!」

 

江「ごめんね、君を行かせるわけにはいかないから」

 

優「!」

 

前には立花誾が後ろには江良房栄がいた

 

優「く!」

 

2対1では、助けに行くのが難しい

 

ネ「わたくし!別に胸の事なんて気にしてませんわよ!ねえ正純?」

 

正純「じゃあ!?なんで抑えてんだよ!?お前も私も胸を気にしているんだよ!?」

 

二代「大丈夫でござる!胸など飾りで御座るよ!ネイト殿!」

 

ネ「あなたは!?なんで!?何も嫌気がありませんの!?」

 

他の人は嫌気で、紫色の流体がくっついているのに、二代だけない

 

二代「嫌気と言っても、自分が嫌がる部分は無いで御座るが、そういえば、ここの筋肉がまだ足りないで御座るな」

 

そう言った瞬間、二代の右腕に嫌気の輪っかの流体が二代の右腕に並ぶ

 

正「そういえば、なんで直政の右腕が嫌気で包まれているんだ?」

 

そう、彼女はこういった想いはないはず、なのに、右腕が嫌気で包まれていた

 

直「・・・・・」

 

いいんだ。これは私の罪なんだ。これは私が優を殺しかけた罪なんだ

 

このままでいい、これは優に許しても、私は許さない

 

自分を

 

直「・・・・く!」

 

正「!、ホライゾン!」

 

ホライゾンはもっとひどかった。ホライゾンが全身嫌気で覆っていた

 

正「このままでは!」

 

皆、嫌気で潰されて、これでは防御もできない。更に優も二人も相手して限り、助けに来てもらえない

 

どうしたら!!

 

正純「ん?はあ!?」

 

だがしかし、フアナがいるトレスエスパニアの艦に

 

優「トーリ?」

 

葵(シーーー!)

 

葵が全裸姿でフアナの後ろにいた

 

優「いつの間にいたの?それよりトーリ何をする気だ!?」

 

斬(たぶん、碌な事じゃあ、無いな)

 

 

 

 




次回もお楽しみに

なのはだけでなく

こちらも頑張ります


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戦いは何があっても逃れきれない

誤字や脱字の報告ありがとうございます

本当に次からは気を付けないと
得にホライゾンという名前




ガキン!!

 

ガキン!!

 

ブウン!!

 

ガキン!!

 

ブウン!!

 

優「く!このままじゃ!!」

 

俺はまだ誾と江良・房江の攻撃を防ぐか、避ける方法しかしていなかった

 

誾「ん!なぜ!攻撃しないのです!」

 

優「俺は君たちを殺す気は無い!!」

 

江「あなた二重人格なんだよね?もう一人目の斬殺丸が私たちを殺そうとしているの?」

 

優「違う!そうじゃない!」

 

違う、本当にそれだけは違う

 

斬は俺の話どおり、殺さないって約束してくれている。

 

だから、意味(・・)が違う

 

江「なら?どういう意味で言っているの?」

 

斬「簡単な事だ」

 

誾・江「「!!」」

 

斬にも彼らに話を聞いてもらう為に、意識をまた体半分を斬に渡した

 

斬「力の加減ができないからだ」

 

誾「力の加減?」

 

優「俺達の持つ、『世道術』はすごく危ない技なんだ!」

 

斬「心一つで、人を殺めることもできるうえに、自然や空間など、環境をも操る力もある」

 

優「そんな『世道術』は扱うのが難しいうえに、心が歪んでいる俺たちには使えない!」

 

斬「『世道術』は人を守る為の術式、人を守るためなら、相手を殺してでも(・・・・・・・・)、守ろうとする術式、それが『世道術』の発動方法の一つでもある」

 

優「もし、この状況で発動したら、確実に君たちを殺してまうかもしれない!」

 

斬「こいつは甘い奴でな、『人を殺さない方法で』世界を変えるみたいだからな!!・・・・・く!」

 

俺たちは一旦彼らの戦闘しながら、説明はしたが、果たして、その話を聞いて、戦闘を中止してくれるか?

 

じゃなかったら、正純たちを助けに行けない

 

誾「あなたが、どんな事情があろうとも、私は戦闘を止めるつもりはありません!」

 

くっ!やっぱりどうあっても止めてくれないか

 

どうすればいい?このままじゃ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ホライゾン!!』

 

優「ん!」

斬「!」

 

だが、そこへ、正純の声が聞こえ、その声の先に、俺たちが戦闘している間にホライゾンが酷い事に、

 

優「ホライゾン!!」

斬「ホライゾン!!」

 

俺たちは必死に彼女に叫ぶ、だが、嫌気の流体で体が重くなっているせいで、声を聞いてくれない

あのままじゃホライゾンが!!

 

優「まずい!」

 

誾「行かせません!」

 

だが、誾が目の前を立ち塞がる

 

斬「く!そこをどけ!」

 

江「君を行かせるわけにはいかないからね」

 

どうする!このままじゃ!彼女は!

 

斬(もういい)

 

優(!)

 

斬(こうなったら、あいつらを殺してでも、ホライゾンを助けに行くぞ)

 

優(でも!)

 

斬(もう考えている時間はないんだぞ!見ろフアナの方を!)

 

優「え?・・・・!」

 

それは八代龍王のフアナの周りに野球部が集まっていた

どうやら、攻撃をしようと構えていたのが見えた

 

あんなに数多く、打ったらホライゾンは!!

 

斬(覚悟を決めろ、これは戦争なんだ)

 

く!ごめん、母さん!喜美!鈴!浅間!、

 

 

俺!みんなを殺さないって約束したけど

 

 

守れそうにない!

 

 

フア「構え!トレスエスパニア野球部!」

 

そうして、俺は刀を抜刀の構えを持ち、野球部を含めた、トレスエスパニアの人を

 

斬殺する!

 

斬(辛いなら、変わるぞ?)

 

いいよ、これは俺の力の弱さの不甲斐なさだ!

 

君だけに辛い事はさせない

 

斬(・・・・)

 

この数とこの距離なら、弾も含めて壊せる。でも、そうすると、トレスエスパニアの人まで巻き込んでしまう

距離は1キロも無い程近い

 

近すぎて、人まで巻き込んでしまう

 

でも、やらなきゃ

 

 

やらなきゃ!みんなが!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

葵(だから〜〜♫俺の出番〜〜〜〜〜♫)

 

優「へ?」

 

フアナの方を見ている時に、突然トーリの姿を見つけた

 

しかも何か言っている?

 

雲のせいか、艦のせいか、やけに小さい声でみんなは聞こえなかったが

 

俺は分かった

 

トーリが口パクで合図しているため、何を言っているのか、見て、だいたい理解がした

 

昔に、トーリとかくれんぼしたときに、相手をおびき寄せる合図方法で、トーリの『口パク会話』ていうのを俺たち二人だけで、練習したことがある

 

この合図方法をトーリはまた使っていた

 

あのトーリが

 

しかも

 

 

 

 

優「嘘」

斬「おい」

 

 

 

 

八大龍王のフアナの隣に

 

 

しかも

 

 

全裸で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

優(これさ?トーリがあそこにいるって事は・・・・・・この状況をなんとかしてくれる・・・・・・で、いいんだよね?)

斬(そうかもしれないが、あのアホはいつから侵入したんだ?)

優(で?これは・・・・・・喜ぶべき?それとも・・・驚くべき?)

斬(お前からすれば、喜ぶところだが、俺は・・・・・・呆然だ)

 

とりあえず、俺たちも口パクで言ってみた。

 

優(えーと?トーリ?何をする気なの?)

 

誾・江「「??」」

 

誾と房江が俺が声の出さない口の動き方を見て、呆然していた。

 

今はそんなことはどうでもいいけど

 

優(え?なに?『俺お前のことが大好きだから、今すぐセージュンと同じ様に告白するんだ!お前に♡』だって)

斬(アホな事を言ってないで、本当のことを言えって言え)

 

優(うん、『そんなことより、本当は事はなに?』)

 

葵(!、パクパクパク)

 

優(えーと?なになに?『俺、高いところが好きだから屋上まで登ってきた。そんでもって、大罪武装を貰う為に、全てを曝け出して、大罪武装を貰えるように説得する』だって)

斬(あいつは何を考えているんだ!?全裸状態で頼みに行くとは、前代未聞だぞ!?それより敵の国が大罪武装を貰えるわけないだろ!)

優(どうする!もうフアナの隣にいるよ!)

斬(くそ!ともかくフアナに声をかけろ!今すぐどこか退避してもらえるよう、頼むしか無い!あのトーリ(アホ)に声をかけたら、一瞬にして、状況がさらに悪化する!)

優(もう勝手なことしてくれて!『そこで待ってろ!』)

 

葵(?、『どういうこと?』)

 

優(『いいから、待ってて!』)「フアナ!話を聞いてくれる?」

 

フア「ん?なんですか?突然?斬殺丸、あなたが投降してくれるのですか?」

 

優「そうじゃなくて!今すぐ!逃げて!」

 

フア「逃げて?」

 

優「お願い!じゃないと!あなたが・・あ・・・あなたが」

 

フア「私が?」

 

優「だ、だって・・ねえ?みんな!アレ見て!!」

 

俺は周りに居た野球部と誾と江良に指をさしながら、言った

 

「おい!なんだよ!?アレ!」

 

トレスエスパニアの野球部全員が、顔を青くした

 

「フアナ副会長!斬殺丸の言う通り!逃げたほうがいいですよ!」

 

「斬殺丸の言う通りだぜ!これは・・・・・本当にまずい!!」

 

誾「こ、これは!!」

 

江良「あらあら、立派な体つきね」

 

優「江良!?君は意味がわかっている!?」

 

フア「皆さん?何を言っているのですか?」

 

優「い、いや、だって、ねえ?」

 

「はい、斬殺丸の言う通りです!」

 

「「「「「あれは・・・・・・・・まずい!!!」」」」」」

 

フア「?」

 

どうやら理解はしてくれなかった

 

斬(えーい!じれったい!)

優(斬!よせ!)

 

優の体は斬に全て持ってかれ、斬がはっきりと言う

 

斬「おい!!巨乳眼鏡女!!今すぐ逃げねえと!本気で”えげつないもの”を見る事になるぞ!」

 

フア「きょ!?巨乳眼鏡女ですって!?」

 

斬のつけたあだ名のせいで、また話がそれた

 

フア「く、口が汚いですよ!斬殺丸!あなたが伝説の斬り裂き魔なのは知っていますが、口が汚いのは許せません!!」

 

斬「そんなことはどうだっていい!!じゃないと、あんたが横を振り向いた瞬間、地獄を見るぞ!」

 

フア「どうあろうと!許しません!!それに私の胸は巨乳ではありません!!」

 

「「「「「「いや、それは巨乳だから」」」」」」」

 

どこをどう見て、あれだけの大きさが巨乳じゃないのか、皆はわからずにいた

 

優(おそらく、フアナは変なあだ名をつけられて、大人しく居られなかったんだろうね、よほど、ショックで頭が真っ白になったんじゃない?)

 

斬「おまえ!本気で言っているのか!?そんな理不尽な事を言うなら、今すぐネイト・ミトツダイラに謝れ!!あいつは胸に関してはうるさいんだぞ!!」

 

ネ『なんで!?わたくしですの!?それを言ったら、アデーレや正純だってそうじゃありませんか!!』

 

正『私に振るなよ!?というか、私は胸に関して気にしてない!!』

 

ア『正純さん、嫌気が胸についている以上、説得力がありませんよ!?それにフアナさんは完璧巨乳です!なんで私の周りはこんなに巨乳がいるのですか!!!』

 

状況が更に悪化した

 

フア「それになんです?横に何が・・・・・・」

 

葵「ニヤ」

 

フアナが横に振り向いた瞬間

 

「「「「「「「あ」」」」」」」

 

手遅れだった。

 

そしてフアナは

 

フ「・・・・・・・」

 

あ〜、完璧顔が青ざめている

 

しかも、『え?何コレ?』みたいな顔している。無理も無いと言えばそうだろう、自分たちの艦に、しかも隣に全裸が立っているだなんて、知ったら大パニックだ

 

普通は声を上げて、『きゃ〜〜〜』って言うはずだけど、さすがにそんな声は出ないくらい酷いみたい

 

すごいよ、本当に顔が、すごい事に、目にハイライトは無いし、口も動いてない、もしかして停止しているとかじゃないよね?

 

優(ねえ?どう・・・・・・する?)

斬(もうどうにもならん 最初から、俺たちがみんな殺して終わりにすればよかった)

優(死人は出てないけど、いや・・・いたな一人、トーリの全裸を見て、死にかけている人が一人)

 

状況も死人も無いよね

 

完璧すべてトーリのせい

 

葵「ん?俺のせい?」

 

「「「「「お前のせいだよ!!!」」」」

 

お前以外誰が、こんな状況を創れる。他に誰がいる

 

全部お前のせいだよ

 

葵「お!姉ちゃん!それ大罪武装じゃん!コレ悪いけど貰うね!」

 

葵は無理やりフアナの手から大罪武装を横取りする

 

フア「はっ!なりません!これは!よしなさい!」

 

フアナも再起動し、力で大罪武装を引っ張る。

 

葵「いーじゃん!!」

 

フア「よくはありません!!」

 

二人とも大罪武装を引っぱる

 

皆から見れば、子供がおもちゃを取り合いみたいな状況にしか見えない

 

斬「あのアホは」

 

もうたぶん、どうしようもないだろう

 

とそこへ

 

フア「よしなさ・・ああ!!」

 

葵「おう?あう!」

 

フアナは葵の力に負けてしまい、大罪武装は掴んだまま、葵の方へ倒れる

 

だが

 

グニュ

 

フア「グニュ?・・・・・はっ!!」

 

そう、フアナが前へ倒れてしまい、トーリの

 

 

 

 

 

股間を触ってしまった

 

しかも右手で

 

葵「イテテ、ん?なんだー!あんた?俺の股間に興味があったのか?」

 

葵は大罪武装を手から離し、仁王立ちをする。

 

誰がお前の股間に興味を持つ

 

そして

 

フアナは

 

フ「は、は、は

 

 

 

 

きゃあああああああああ!!!!??????」

 

大きく叫び

 

葵を押し投げた

 

葵「うおわああああああ」

 

葵は吹っ飛び、トレスエスパニアの場外まで吹っ飛んだ

 

斬「ま、自業自得だな」

 

服を着ればいいのに、フアナが混乱するのが、わかる気がする

 

しかも女が、好きでもない男の股間触ったら、誰だって、嫌だろうしな

 

フア「も、もう!許しません!!」

 

斬「?」

 

フアナは立ち上がり、フアナは正純方へに向く

 

大罪武装『嫌気の怠惰』を使い、もう一度使い、また嫌気で皆を更に重くしようとしているらしい

 

斬「まだやるか」

 

優(斬!ここは俺がやる!)

 

斬「!、わかった!」

 

俺と斬は入れ替わり、俺は正純の方へ飛ぶ

 

江「フウさん!?もうあの子達は食らってますよ!?」

 

フア「許しません許しません許しません!許しません!!!」

 

江「フウさん!?落ち着いて!?」

 

どうやら、トーリの股間を触ったせいで頭がおかしくなったらしい、腹癒せのつもりか?

 

フア「もう一度行きます!超過駆動!!」

 

正「おい!?もう私たちは食らっているんだぞ!?またやるって正気か!?」

 

フアナはそんな言葉も気にせずにもう一度放つ

 

フア「もう一度くらいなさい!!」

 

大罪武装を展開し、また紫色の流体がまた正純たちの方へ飛んでいく

 

正「2度目とか酷いだろ!!!」

 

正純は防ぐ場も無く、そのまま耐える以外なかった

 

 

 

だが

 

 

ザシュ!!

 

正「!」

 

正純についていた嫌気が

 

突然消えた

 

いや、斬れた

 

嫌気を斬ったのは

 

 

正純「!、優!」

 

優が正純のすぐ近くにいた

 

どうやら、優が正純の嫌気を斬った

 

それだけなく

 

優「はあ!」

 

優は刀を抜いて、一瞬に艦に乗っていた人の嫌気を全て斬る

 

ザシュ !ザシュ!ザシュ!!

 

パキン!パキン!パキン!!

 

全ての嫌気が消え、そして

 

優「ん!ふん!」

 

正純達に飛んで来た。嫌気を流体を刀を使わず、右手で紫色の流体を掴む

 

キュイーーンと音が鳴り、紫色の流体は渦が流れ込む様に消えた

 

優は素手で、嫌気の怠惰の流体を消した

 

フア「嫌気の怠惰の超過駆動を消した!?」

 

優「その超過駆動は人が欠点だと思うところを指す。でも、俺にはそんな『欠点になるようなもの』はないし、その超過駆動を消す事ぐらい、俺の『世道術』で消せるさ」

 

誾「でも!あなたは!『世道術』は強力だと!」

 

優「確かに『世道術』は強力だ。でも、守るためなら自由に使えるし。人を傷つける心配もない」

 

そして、優は再び、誾の近くに行く

 

優「さて、まだやる?」

 

誾「私はあなたから、奪われたものを取り戻すために戦いいます」

 

優「だよね、フアナ副会長!」

 

フア「は、はい!なんです?」

 

優「このまま続ければ、お互い血を見る事になります!いい加減こんな戦闘を終わりにしたほうがいいんじゃありませんか?」

 

フア「何が言いたいのです?」

 

優「これ以上!死人が出る前に、戦闘を中止しろと言ったんだ!」

 

フア「それは、あなたが私たちに攻撃するから、ですか?」

 

優「これ以上、死人を出さないためだ!今頃ウチの総長もこっちに撤退している」

 

優が右斜め上にマルゴットが飛んでいるのが見え、そこにトーリと点蔵が一緒に乗っているのが見えた。点蔵がトーリをしっかりと連れて帰っていたのだ

 

優「フアナ副会長にふしだらな行為をしたのは謝ります!こちらで謝罪文を書かせ、そちらに送ります。ですから、今日のところは見逃してください」

 

フア「ですが、私たちにはあなたが必要です!謝罪文を送るのは感謝いたしますが、

 

 

あなたは見逃しません!」

 

そうして、優の周りに野球部がぞろぞろ集まる

 

正「優!」

 

正純は必死に叫ぶが

 

優「正純はホライゾンを!」

 

誾「あなたを逃す訳にはいきません」

 

優「く!」

 

またもや誾が襲いかかってくる

 

優「これ以上やれば、只ではすまないぞ!」

 

誾「どうあっても、戦いは避けられません」

 

優「!・・・・・・そうなの」

 

誾「!」

 

ガキン!と優は誾を刀で押し返す

 

優「わかった」

 

誾「!」

 

優「君がどうしても、これ以上戦闘を続けるのであれば、死人を出さない為に!

 

 

 

 

 

 

 

生きる為に戦わせてもらう!!」

 

 

 

優は抜刀の構えを取る

 

 

誾「やっとやる気になりましたか」

 

だが

 

誾「!」

 

優「・・・・」

 

誾のすぐ目の前に優が現れ、誾を斬り叩く

 

優「はあ!はあ!らあ!」

 

誾「ぐ!」

 

さっきと刀の振りの強さがまったく違った。おかげで誾が押されていた

 

誾「く!十字砲火!」

 

誾は十字砲火を使うが

 

優「はあ!」

 

誾「!」

 

十字砲火を打ったのにも関わらず、砲弾を斬り裂き、爆発にも気にせず、爆風の中に突っ込み、誾を只ひたすら斬り続ける

 

誾(ぐ!なんです、この強さ!さっきのと全然違う!)

 

さっきは戦わない為に防御を取ってただけ、でも、今は違う

 

今は確実に誾を倒そうと、容赦なく斬り続ける

 

誾(く!このままでは!押しつぶれてしまう!)

 

誾の力強さでは、優の力に勝てなかった。誾は何度か、刃がぶつかるが、優の振る威力が強すぎて、弾かれてしまう。

 

まるで大きな剣と相手している気分だ

 

これでは攻撃しても、刀で弾かれる

 

そこへ

 

江「なら!私が!行け『道征き白虎』」

 

ガオオオオン

 

再び四聖武神・道征き白虎が迫り殴ってくる

 

がしかし

 

ゾワ

 

江良「!」

 

江良房江は何か恐怖や威圧を感じた。さっきのやりあってた感覚とまったく違う

 

何か優には絶対に近づいてはいけない恐怖を感じた

 

そしてその恐れたことが江良房江を襲う

 

優「ごめん!はあ!」

 

ガキン!

 

と、何か斬れた音がした。だが、当たりを見ると、斬れた物は何も無く

 

地面も斬れた様子はなかった。

 

だが、だからと言って、斬れたものがないわけがない

 

江良(あの子の事よ!何をしたの!)

 

優「ごめんなさい江良房江」

 

江良「え?」

 

突然優太が謝った、理由は

 

 

 

優「四聖武神・道征き白虎の

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

右手を斬りました」

 

江良「え?」

 

 

ガシャン!!

 

と空から、道征き白虎の右手が振って来た

 

江良「!、道征き白虎!」

 

ガオオオオン

 

道行き白虎は右手が斬れたため、走ることができなくなった

 

おかげで横に倒れた

 

正「武神の腕を斬った!?」

 

直「あいつなら、やりかねないさね」

 

正「直政?」

 

直「あいつ、昔あたしの朱雀だって、足を斬られたさね」

 

正「でも!あんなデカイ腕まで!?」

 

直「それがあいつさね、あいつは昔に言っていたんだが、昔数多く武神を破壊してきたらしいさね、これぐらいあいつにとっては当たり前さね、おかげであたしはあいつのは勝てないさね」

 

正「なんて奴だ」

 

優は刀をしまい、

 

優「まだやる?立花誾?」

 

誾の方へ向き、再度聞く

 

誾「まだ!あきらめません!」

 

優「そう、なら!」

 

誾「!」

 

誾からは遠く離れていあたのにも関わらず、すぐ目の前に現れ

 

優は右手がピンク色に光

 

誾の腹に殴る

 

優「ここで眠ってて!はあ!」

 

誾「ぐは!」

 

優の光った右手が誾の腹に直撃し、誾はそのまま倒れる

 

優「ごめんね」

 

優は殴った後、正純の方へ飛ぶ

 

優「そろそろか、ホライゾン!今だ!」

 

正「よし!ホライゾン!」

 

ホ「なんですか?正純様?優様を横取りした泥棒猫がホライゾンになにか御用でしょうか?」

 

正「悲願の怠惰を扉越しにジィっと見つめてくる用に使うな!?優を横取りもしてない!そんなことよりいいから打て!!!」

 

悲願の怠惰がフアナ達の方へ向け、トリガーを引く

 

優「行け!ホライゾン!」

 

ホ「jud、お任せください!『悲嘆の怠惰』発射」

 

紫色の大きな線の砲撃がフアナたちを襲う

 

 

優「!」

 

無論トレスエスパニアも防ぎに来る

 

弘中・隆包とベラスケスの聖譜顕装を使った分割

 

おかげで、悲嘆の怠惰の砲撃の威力が少し弱くなるが

 

まだ威力は残っていた

 

誾「ぐっ・・・く!」

 

江良「誾!大丈夫!?」

 

誾「これぐらい・・・問題はありません・・・ふ!」

 

立花・誾は悲嘆の怠惰の砲撃まで近づき

 

誾「はあ!」

 

双剣を回転させ、砲撃を防ぐ

 

 

バキン バキン

 

誾の双剣が大罪武装の砲撃に耐える訳でもなく、どんどん双剣の刃が欠ける

 

誾「ぐ!」

 

だが

 

後ろから江良・房栄が道征き白虎の両肩口の砲塔『咆哮劣化』を放つ

 

江良「道征き白虎!もう少しだから、頑張って!」

 

ガオオオオン

 

なんとか、道征き白虎もいるおかげで,旗艦の中心部は無事だった。

 

だが

 

江良「!」

 

なんと、武蔵の輸送艦が撤退していく

 

正「時間だ!」

 

優「武蔵姉!」

 

武『jud、重力航行に移行します 以上』

 

武蔵全鑑が重力航行へと移行するが、

 

優「!」

 

一人だけ、追いかける人がいた、それは

 

誾「逃がしません」

 

立花誾だった

 

重力航行に巻き込まれるのにも関わらず、ひたすら優を追いかけた

 

誾「十字放火!!」

 

誾は飛び、武蔵の輸送艦に砲弾が飛んで来たが、

 

優「風花・桜乱断(ふうか おうらんだん)!!!」

 

優が花の竜巻をお越し、砲弾を弾き、そしてその竜巻は誾を元の艦に飛ばした

 

誾「ぐ!」

 

誾は艦に戻され、

 

武蔵は重力航行によって彼方に消えていた

 

そして、去っていった武蔵が巻き上げていった海水が誾の頭に掛かり、優の起こした強い風しか残らなかった

 

誾、武蔵の去っていった方角を見てこう呟く

 

誾「心道・優・・・斬殺丸

 

私は

 

 

 

 

あなたたち二人を許さない」

 

そう呟いた

 

 

 




次回もお楽しみに


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第一英国戦

だいぶ経ってしまいまして申し訳ありません

ダンテライオンをやりすぎました

そろそろこっちも進めます


トレスエスパニアの襲撃をなんとか乗り越え

 

今はホライゾンの容態を見る為に輸送艦にいた

 

葵「ホライゾン!!」

 

だが、そこへ全裸のバカもやってきた

 

葵「ぐは!?」

 

斬「テメエはいっぺん寝ていろ!!」

 

だが、その前に俺のパンチで奴の股間を破壊する。アホは痛そうに股間を抑える

 

葵「だって!普通に心配するだろう?」

 

斬「心配なのはわかるが、その姿で心配されるのは、最悪だ!!」

 

全裸状態の人に容態見られるとか、絶対変な事しかされない。まずこのアホに何をされるかわかったものではないがな

 

斬「ともかく、お前にはこれだ!」

 

葵「へ?」

 

 

 

それは

 

 

葵「おい斬?なんだこの裸ロープは?はっ!まさか俺をエロ同人誌みたいに!?」

 

斬「俺にそんなものは興味ないし、お前のエロなど期待していない、これ以上お前を好き勝手させない為だ!!」

 

 

さっきのトレスエスパニアの騒動の原因はこいつにでもある。これから英国に着くと言うのに、こいつにまたややこしくしてもらいたくないからな

 

正「ホライズン!!」

 

正純の声を聞き、ホライゾンが目を閉じているのを見る

 

斬「心配ない、力を使いすぎて疲れて寝ているだけだ。そのまま寝かせておけば心配ない」

 

正「そうか・・」

 

斬「ところで?お前のあの宣言(・・)はなんだ?」

 

正「う!!それは!!」

 

先ほどの正純の宣言  いや告白か、あんな状況でなぜそんな事を言ったのかは知らぬが、とりあえず訳を聞こうとした

 

だが

 

斬「言いたくないならいい、ともかく次はしっかり他国に要求を伝えろ。状況が悪化するようなマネはするな」

 

正「ああ、すまなかった」

 

斬「それと、告白なら甘い俺が出ていると時にしろ。俺に言っても意味が無いからな?」

 

正「いや、違うんだ!あれはだな!」

 

斬「あれは?」

 

正「あ・・・・いや・・・・・ごめんなさいなんでもないです」

 

斬「ふん」

 

正純は恥ずかしくて最後まで言えなかった

 

斬「『全員に通達する!そのまま次の戦闘準備に入れ!次は英国だぞ!全員気をゆるめるな!』」

 

『『『『『『jad』』』』』』

 

俺は通信で全警備隊に戦闘態勢になるよう連絡する

 

正「なぜ?英国と戦闘しなければならない?」

 

斬「着けばわかる」

 

正「ん?」

 

ネ「ホライゾンはどうしますの?」

 

斬「お前の銀鎖は奥多摩まで届かないだろ?ならやることはひとつだ。ここで寝かせるしかない。それぐらい自分で判断できないのか?」

 

ネ「でも、重力航行が切れば、輸送艦を奥多摩に降ろせばいいじゃありませんかの?」

 

斬「無理だ。すぐに次の戦闘に入る輸送艦を奥多摩に移動する時間はないし、移動する間に奴らに打たれたら即終わりだ。今はこれでしのぐしか無い」

 

俺は上の黒いコートをホライゾンに被せる

 

斬「ホライゾンを輸送艦のベットのある部屋に入れろ。移動する時間は次の戦闘の終わり次第だ」

 

ネ「わ、わかりましたわ」

 

斬「そんなことも判断ができないのか、お前はやはり狼ではなく犬だな」

 

ネ「な!?ですから私は犬ではありません!!」

 

斬「こんな簡単なこともわからないなら犬同然だ!!今度からお前のことを犬と呼ぶことにする」

 

ネ「なっ!!??斬殺丸!聞き捨て鳴りませんわよ!!」

 

ネイトが愛用の銀鎖を出すが

 

葵「やめとけネイト、お前じゃあ斬に負けるぞ?」

 

トーリがネイトを止めた

 

ネ「我が王!しかし!」

 

葵「お前の愛用の銀鎖、斬の刀なら簡単に砕けちまうぞ?そうなってもいいのか?」

 

ネ「う!覚えておきなさい斬殺丸!」

 

斬「さっさと行け犬」

 

ネ「ぐぬぬぬぬ!!」

 

ネイトは悔しながら

ネイトは輸送艦の中に入り、ホライゾンを連れて行った

 

葵「なにも怒る事はないだろ?」

 

斬「そうだな、お前の始末も忘れていた」

 

葵「へ?」

 

俺は怒っていた。こいつのせいで最悪な状態にあったからだ

 

斬「お前にはその口を引き裂いてやろう」

 

葵「待ってくれ斬!助けてやったろ?あれはお前らのために!」

 

斬「甘い俺の為になっても、俺の為にはならない!!」

 

俺は刀を引き、葵を切り裂こうとする

 

葵「斬タンマ!マジタンマ!」

 

斬「待つ必要は無い!お前を斬殺する!!」

 

本当にいつもこいつに驚かされる

 

 

なんだこいつは?と

 

俺にはほんとによくわからない。甘い俺がコイツの事を親友と呼ぶのもわからない

 

斬「チッ!今日はこのぐらいにしといてやる」

 

葵「あが・・・・あが」

 

葵はピクピク体が揺れ、ところどころ殴られた後があった

 

俺は飽き飽きして、こいつの始末をやめた

 

なんだって言うんだ。コイツが一体何をわかった口で言えるのか、俺にはわからなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして重力航行も終わり、通常運航となった

 

そしてその先に

 

正「あれが・・・・・英国」

 

武蔵の目の前に少し大きな海の上に浮いた島があった

 

それが英国だ

 

正「英国に着いたんだな」

 

斬「・・・・・・・・19年ぶりだな、何も変わっていない」

優(そうだね、確かに何も変わってない)

 

正「ところで斬、どうして次は英国との戦闘なんだ?英国から指示は出るだろう?」

 

斬「ああ、来るな・・・・・・|俺たちが停止しなければ攻撃するという命令がな《・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・》」

 

正「なに!?」

 

斬「ほら来たぞ?」

 

正「!」

 

武蔵戦艦上空に輸送艦ほどの小さな艦があった

 

?『こちらは英国、オクスフォード教導院所属護衛艦『グラニュエール』艦長『女王の盾符(トランプ)』の4。グレイス・オマリ』

 

英国護衛艦から、女性のアナウンスが聞こえた

 

優(っ!?斬!今の?)

斬(ああ、間違えないオマリだ)

 

 

グ『妖精女王のトランプとして警告する!!』

 

 

正「?」

斬「・・・・・」

 

 

グ『当艦は貴艦の即座停止を命令する。貴艦は三征西班牙。及び聖連との関係が不明瞭である。即座の停止を行わないなら!・・・・・・・・・英国は実力を使って停止さえる!』

 

 

 

正「!?」

斬「だから言っただろ?こうなると(・・・・・)

 

そして、英国の護衛艦から4人が武蔵に乗り込む

 

武蔵『敵襲、数4。識別は――英国。オクスフォード教導院生徒会・総長連合『女王の盾符(トランプ)』です』

 

 

 

斬「だから言っただろ正純?俺たちのやるべき事は戦いだ」

 

正「く!どうにか止められないのか?」

 

斬「無理だな、あと3分もすれば俺たちの勝利だが、それまで耐えるかだがな?」

 

正「浅間達だけで大丈夫だろうか?」

 

斬「耐える事はできるだろう。だがこの距離だ。俺はさすがに賭けづける事はできない」

 

マ「ガッチャン、大丈夫かな?」

 

斬「あいつはヴァイス・フローレン無しでやる気か?」

 

マ「うん、そのようだよ。ガッチャン無理するから」

 

斬「バカな女だな、死にたいのか?」

 

正「斬!そんな言い方ないだろ!!」

 

さすがに俺の暴言に正純が怒った。だが

 

斬「ではヴァイス・フローレン無しでやれるのか?『女王の盾符(トランプ)』を相手に?言っておくが、ヴァイス・フローレン無しではあいつらには勝てないぞ?」

 

正「な!」

 

葵「大丈夫だって斬!」

 

斬「!」

正「!」

 

そこに全裸で首にロープが巻かれたトーリが喋る

 

葵「確かに俺たちは弱い!それは確かだ!でもそんな俺たちは強くなってみせる!」

 

斬「・・・」

 

まただ。また根拠の無い事を言う。一体なんなんだあいつは?俺はあいつは理解できない。根拠もない力も無いあいつはなぜ、そこまで仲間を称える?

 

斬「どうやってだ?」

 

葵「無論・・・・・・・・・・・・セッ○スで!」

 

斬「・・・・・・・」

 

は?意味が分からない?俺は思う。強さとセッ○スが一体何の関係があって言っているのか、俺はこいつのアホな発言に頭が痛くなった

 

斬「なぜセッ○ス?」

 

葵「だってあいつ男より女であるマルゴットがいいんだって?だから処女なんだよ?」

 

斬「だからなんだ?」

 

葵「だからお前が男ってのを教えてやれ?セッ○スで?」

 

斬「だから意味がわからない。強さとセッ○スと一体何の関係があるんだ?」

 

そしてそれで、教えたところであいつが強くなるわけ・・・

 

マ「斬君!私はOKだからね!3Pもナイちゃん歓迎だよ!ガッちゃんは私が説得するから!優君も入れて4Pだね?ともかく準備はできているからね?」

 

斬「・・・・・・・」

 

もうかける言葉を無くした。お前そんなに欲しいのか?

 

葵「まあ、見てろって!こいつらでもやれるからさ!」

 

斬「・・・・・・・・ふん」

 

俺は仕方なく、あいつらの戦いを見物する事にした

 

では、あいつの言う、強さと言う物を見せてもらおうか

 

 

 

 

 

その前に

 

斬「さっきからお前は何をガッカリした顔しているんだ正純?」

 

正純がさっきの葵の言葉に膝をついてブツブツ何か言っている

 

正「優と斬が・・・・・3Pいや4P・・・・・まさか優・斬・・・お前らやるのか?・・・・・私を置いてやるのか?」

 

斬「おい?戦闘に集中しろ?」

 

正純は頭がシャットダウンしたようだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***************************

 

『斬見物視点』

 

 

 

では、アホの言うあいつらの強さを見物するとしよう

この3分で耐えれば勝利、だがそれまであいつらだけで耐えられるか

あの4人を相手にどこまでやれるか

 

ナ「ヘルリッヒ!!」

 

先にたどり着いたのはナルゼか?水に入ったフラスコを持って奴らに投げたか、爆発した、水蒸気爆発弾か?

 

ナ「無傷!?」

 

黒魔術が入ったフラスコでも、奴らにそう簡単に倒せるわけでない

 

?「え、ええ英国、10の一人。オクスフォード教導院副長『女王の盾符』ロバート・ダッドリーよ」

 

ロバート・ダッドリーか、相変わらずちゃんと言えてないババアだな。あの時と何も変わっていない

顔はババア顔で、しかも言葉も焦った口調で相変わらず聞きづらい

 

?「10のひとりー。副会長ーーー。ウィリアム・セシルー」

 

相変わらずデブな女、ウィリアム・セシル

前より太ったか?

 

ウィリアム・セシル お腹が大きく太った女

 

ナ「あら。まさか英国のアスリート系詩人。ベン・ジョンソンまで来てるとは思わなかったわ」

 

褐色の肌を持った眼鏡の長身の男性 ベン・ジョンソンか、懐かしいやつらばかりだな

 

べ「You『女王の盾符』は私の発案でね。なるべく長く関わっていたいのだよ。だから今日は、私の秘蔵っ子も連れてきた」

 

斬『!』

 

あいつはトマス・シェイクスピア!?あの長い髪で着ている白衣そして眼鏡、間違えないあいつもいたのか。

 

斬「ん!」

正「どうした斬?」

 

あいつの左腕に入った紙袋から異様な感じがする。まさか!

 

ナ「ともかくあんたたちを追い出さないとね」

 

ナルゼは後ろの奴らに下がるよう指示したな、その手からまたフラスコを出す

 

ナルゼだけでも挑む気でいたがそこへ

 

マ『ガッチャン!早く終わらせて!コレ終われば斬君や優君とセッ○スだよ!!』

 

ナ「へ?」

 

べ「なに?」

 

「「「「「「「え?」」」」」」」

 

マルゴットの発言により、ナルゼのいた人たちは呆然する

 

斬「おいマルゴット?お前なに許可もしてないのに勝手にするようなことをあいつに言っている?」

 

マ「だって!すれば強くなれるんでしょう!だったらやらなきゃ!」

 

斬「今のお前の発言から、強さ以外に目的を感じるが?」

 

無論コレを聞いたあいつらは

 

 

「「「「「ええええええええええ!?!?」」」」」

 

浅『斬君どういうことですか!?そ・その・・・・・セッ○スで強くなれるってホントですか!?』

 

斬「嘘に決まっているだろ」

 

ナ『ねえ?斬?あんたマジで言っているの?ていうかなんでそうなっている訳?状況がわからないんだけど!?』

 

斬「あのバカがお前が弱いと、だからあいつが俺がお前をセッ○スして強くしてやれだと?」

 

ナ『なによそれ!!私はマルゴットしかしないわよ!!』

 

斬「やることは変わりないんだな?」

 

マ『ガッチャン!良いチャンスなんだよ!優君と斬君がナイちゃんたちのものになるんだよ!!』

ナ『マルゴット正気なの!?やはり私より!優を選ぶのね!?これは浮気だわ!!』

 

斬「女同士の時点で浮気でもなんでもねえだろうが」

 

 

女警備隊「将軍!今の話はホントですか!?」

 

女警備隊がさっそく聞いて来たが

 

斬「嘘に決まっているから真に受けるな」

 

 

ウ「斬!貴様!!また拙僧たちを抜け駆けしてエロゲーの再現を!!」

 

斬「しないから安心しろウルキアガ」

 

広「斬くん!幼女はダメですからね!幼女は小生のですよ!!」

 

斬「浅間、後でお広敷を片付けろ。罪状はロリコン罪で」

 

次から次へと俺の方に連絡が来る

 

この様子だとあいつも来るな

 

 

 

喜「斬!」

 

ホラ来た、喜美だ

 

喜「斬!だめよ!あんたはこの賢い私とするんだから!!」

 

斬「・・・・・・」

 

 

もう喋るのがめんどくさくなった

これも全部あのアホのせいだ

 

?『おい斬!優!久々に会ったのに女ばっか連れて来たのか!!』

 

斬「ん?」

 

英国のアナウンスからグレイス・オマリの声がした。俺は通信でグレイスに繋げる

 

斬「久しぶりだな、グレイス、相変わらず口調だな?」

 

グ『そんなことはどうだっていい!!こんなに女を連れて来やがって!!自分はモテますって言いたいのか?』

 

斬「・・・・・・・・なんだ同様しているのか?」

 

グ『はっ同様してないし!海賊女王なめんなよ!』

 

斬「あっそ・・・・戦闘の真っ最中だから切るぞ?」

 

グ『おい待て!話すことはまだ『プチン』』

 

俺は通信を切り、再びナルゼの戦闘を見物する。いろいろと脱線しているような気がするが

 

正「知り合いなのか?グレイスオマリと?」

 

斬「まあな、昔に少しあいつと遊んだだけだ」

 

正「お前の遊んだって?」

 

斬「ああ、あいつをぶっ飛ばした」

 

正「やっぱり」

 

ベ『やはりYouもいたんだね、斬殺丸・優』

 

ベンジョンソンが通信で会話して来た

 

斬「久しぶりだな、ベン・ジョンソン元気そうだな?」

 

ベ『まあ、それなりに苦労もあるけどね?君は今回来ないのかい?』

 

斬「俺は無理だな、それでどうする気だ?」

 

ベ『そうだね、まずはここにいる黒い翼のレディを人質にして君をおびき出すとしよう』

 

斬「お前らも俺と甘い俺が目的か?また英国の為に働けか?」

 

ベ『いや、それとは別で・・・・実はまた・・・」

 

斬「・・・・・・・またあいつか」

 

 

ベンの言った言葉に俺はわかった。

 

斬(聞いたか?またあいつだぞ?やはり俺達はここに来るべきじゃあなかったぞ?)

優(でも、大丈夫だよ。彼女はそこまで横暴じゃないから)

斬(そう思うのはお前だけだ)

 

俺は甘い俺と喋るが、能天気なこいつになにを言っても無駄だった

 

ベ「それでは、あのレディを捕まえるとしよう!」

 

ナ「な!?」

 

ウィ「とぶのーーー!」

 

突然ウィリアム・セシルが飛び、そのまま宙に浮かぶ。そしてひょいひょいと口の中に大量の肉を放り込む

 

ナ「はあ?・・・・なあ!?」

 

突然ナルゼのいた場所が突然体重が重くなる。そのままナルゼ率いる部活メンバーが地面に倒れる。ナルゼはなんとか耐えて起き上がる

 

ナ「自分の体重を分け与えているのね!」

 

ウ「とめるものはまずしいものにほどこしをー」

 

ナ「いらんわあああああああ!!」

 

 

ナルゼも反撃の為に手に持っていた水蒸気爆発弾のフラスコを投げるが

 

投げた先にロバート・ダットリーがいた

 

ロバートは右手にラケットを出し

 

ナルゼが来たフラスコをナルゼの後ろの方へラケットで跳ね返す

 

ロ「ふん!・・・・・・はあ!」

 

ナ「な!?打ち払いの聖術ね!!」

 

ロ「T,Tes、かかか、かかる困難を打ち払いたまえ、ってね。そして、英国の聖譜顕装、〝巨きなる正義・旧代〟! 戦場にある武器は全てこの聖譜顕装の指揮下にあたる!今そこにある弓はすべて私の意のまま!」

 

ロバートの左腕についていた獣の手のような手甲が、武蔵弓道部達の弓と矢が突然宙に浮かび上がらせ、弓と矢が勝手にナルゼの方を一斉に狙いを定めていた

 

ロ「いいい、いま貴女。人質なの!」

 

ナ「く!・・・・ん?え!?」

 

さらにナルゼが持っていたフラスコがもう爆発しそうだった。その原因は

 

ベ「どうだいYou?私の術式は?」

 

ベン・ジョンソンの術式だった。彼の足元から何十個の文字が、足でトントンと床を叩くと文字が出て来る。どうやら操作術式が埋め込まれていた

 

斬「やはり追い詰められたか」

 

マ「ガッちゃん!」

 

斬「マルゴット助けに行かなくていい」

 

マ「え!?でも!」

 

斬「もう行かせてあるから心配するな(・・・・・・・・・・・・・・・)

 

マ「?」

 

俺はあるものをナルゼのところへ送った

 

 

ロ「話は終りね?武蔵を今後我々支配下に置く事ね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「そういう下品なお言葉は使わないようにしろって?彼女(・・)に言われなかったのかいロバート?」

 

ロ「は!?」

 

?「はあ!」

 

突然空から一人の男が降って来た。そしてロバートの操った弓を全て破壊し、ナルゼの持っていたフラスコをナルゼに手を離させフラスコは空に舞いそれも破壊する、そのフラスコで爆発が舞い、ロバートは煙をラケットで払う

 

そして現れたその男は

 

 

?「やれやれロバート?そういうニヤついた顔はよくないって言われただろ?」

 

ロ「お前は!」

 

ベ「心道・優!?」

 

「「「「え!?」」」」

 

そう現れたのは、優だった

 

 

マ「え!?でもここに斬くんが!?」

 

そう輸送艦には斬が確かにいる。だが武蔵の方には優がいる。これはどういうことだろうか

 

 

 

 

優「簡単な話だよ。俺は『分身』だよ。体はあっちだから、こっちの体は偽物だよ?」

 

ロ「ぶぶぶ、分身!?」

 

ベ「優!!You君って子は!!」

 

 

 

優「久しぶりだね?ロバート?ベン?さてと俺の仲間に手を出したんだ。生きる為に君たちを斬る!!」

 

斬の分身状態で優はナルゼを抱きながら守って戦う

 

 

 

 

 

 

 

 



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英国着陸

 

 

分身状態の優がナルゼを左腕で抱きかかえてたまま女王の盾符の4人の前に立ちふさがる

 

ナ「う・・・うう」

 

優「ナルゼ大丈夫?」

 

 

ナルゼはフラスコの爆発で気絶していて、今起きたところ

 

 

ナ「うわ!?優!?あなたなんで私を抱いているのよ!!」

 

優「ごめん、これしか君を助けてあげられなくて」

 

ナ「離れなさい!!私はマルゴットにしか抱かさせないのよ!!まさか!?私をエロ同人誌みたいにするのね!!」

 

 

ナルゼは力強く優を突き放すが

 

 

優「落ち着いて!!それに離れてはダメだよナルゼ!」

 

ナ「きゃあ!」

 

 

優は左腕を強く自分の方へとナルゼを抱く

 

 

優「今君が俺に離れたら、セシルの術式でペシャンコにされるよ!」

 

ナ「あ!?そういえばなんで私重くないの!?」

 

 

確かにセシルの『分け与えの術式』でここら辺一帯は重力が重い

だが

優に抱かれている今この状態はなぜか普通の重さになっていた

 

 

優「奥多摩姉に頼んどいたからね」

 

ナ「え?あの自動人形の奥多摩が!?」

 

優「うん、奥多摩姉の世道術、世道・八咫鏡(せいどう・やたのかがみ)の術式をかけてもらったじゃら」

 

ナ「え!?武蔵自動人形にも世道術を持っているの!?」

 

優「うん」

 

 

ちなみに

 

奥多摩姉の世道術 

 

世道・八咫鏡という術は守りの世道術

 

基本武蔵率いる自動人形は世道術はすべて守りかサポートか

もしくは援護型

当主を守る為に武蔵たちに世道術が渡されている

 

今回、優が当主に跡継ぎなったことにより、武蔵率いる自動人形は優のサポートをしなくてはならないからだ

 

 

優「この術式は魔除けみたいなものだ。今俺からは離れたら、君はセシルのやられる。悪いけど我慢して?痛くしないから」

 

ナ「わかったわ。しっかり抱きかかえなさいよ?」

 

優「大丈夫。俺の命に代えても君は俺が守るから!」

 

 

と、またとびっきりの笑顔でナルゼに言う

 

 

ナ「な!?あんたはなんでそんな事が言えるわけ!?」

 

優「君の為に男が人肌脱いでいるだけだよ?」

 

ナ「な!?」

 

 

よくもまあ、そんなことが言えるなと思うナルゼ

優のその言い方はまるで女を口説く言い方だ

なんとかならないかと思うナルゼ。

でも、実は、少し嬉しかったりする

顔が真っ赤だった

無論優はそれに気づかない

 

 

 

だが

 

 

マ「ガッチャン〜羨ましいよ〜!」

 

斬「羨ましいのか?」

 

 

相手はお前の親友だと言うのに

ハンカチ噛みながら、ナルゼを少し妬むように見るマルゴット

 

 

ベ「それで?君一人で相手をする気かい?」

 

 

そろそろ英国も待ちきれず

ベン・ジョンソンは今にも襲いかかる準備に入っていた

 

 

優「12年ぶりだねベン?一人でも負けるつもりないよ?ナルゼは人質にさせないよ。それにお望み通り君たちのところへ来たからね?」

 

シェ「あれが・・・・・斬殺丸」

 

 

本ばかり読んでいたシェイクスピアが突然優を見た瞬間、彼の前に出る

 

 

優「君に会うのは初めてだね?俺の名前は武蔵将軍、心道・優だ。よろしく!」

 

シェ「それがあなたの本当の名前?」

 

優「斬殺丸は、今俺の後ろにいる。俺と似ているあいつさ」

 

シェ「本当に二重人格なんだね?」

 

優「そう、驚いた?てっきり斬殺丸て言うから、顔が悪い奴かと思った?」

 

シェ「うん、でも」

 

優「ん?」

 

シェ「確かに今の君の姿を見て分かったよ」

 

優「なにが?」

 

シェ「知らないのかい?英国で言っている君の事?」

 

優「え!?」

 

シェ「君は世界で大悪党って言われているけど、英国じゃあ君のことを」

 

優「俺の事を?」

 

 

 

 

 

シェ「英国の英雄って言われているんだよ?」

 

 

 

優「え!?」

 

葵「へ!?」

 

浅「優君が・・・英国の英雄!?」

 

 

なんと、あの斬殺丸と言えば、あの斬り裂き魔、その斬り裂き魔が

英国で英雄とされていた

 

これはどういうことだろうか

 

 

優「まさか・・・・・それって?」

 

シェ「やっぱり自覚はあるんだね?」

 

優「まあね。あれでしょ?」

 

 

どうやら、優自身もそれについてわかったらしい

果たしてそれは?

 

 

 

優「エリザベス女王暗殺事件でしょ?」

 

正「エリザベス女王暗殺事件!?」

 

シェ「そう」

 

ナ「なによ優?エリザベス女王暗殺事件って?」

 

優「ナルゼは知っている?エリザベスのこと?」

 

ナ「まあ、名前くらいは、でもすごく強いとか」

 

優「そうそれが原因で、昔エリザベスを暗殺しようとした人たちがいたんだ」

 

ナ「どうして?」

 

 

 

エリザベス女王

 

他で言うなら妖精女王

 

エクスカリバーの持ち主であり、その力は一つの国を滅ぼすほどに

英国は戦争であまり負けた事は無い

 

だが

 

ある日ある者から暗殺されるというメッセージが届いた。表には出ては居ないが、民を不安を出さない為に

教導院だけで内密にしていた。それに対象するようにもしていた

 

ところが、

 

奴らは教導院生徒にバケてエリザベスを暗殺しようとした

 

ちょうど庭で遊んでいた時に襲われた

 

だけど

 

そこに旅をしていた俺が偶々彼女を見つけ助けた

 

彼女はまだ子供だった。そんな彼女を暗殺しようとした奴らを許せないと思い

俺が彼女を守る為に、斬った

 

彼女は助けてもらった俺に感謝し、英国へ少し泊まらせてもらった

 

その日以来、彼女とその姉と少し俺にはなかった平和な時間を過ごした

彼女達といっぱい遊んだ。もうここを出たくないくらいに

 

でも

 

自分の正体を知られたらがっかりされるじゃないかと思い

俺は英国を彼女に秘密で出っていた

 

 

優「その話が広まったんだね。きっとだから俺を英国の英雄ってされているんだ」

 

ナ「あんた英国にまで旅していて、そして女王を知り合いだなんて、ホントラブコメの主人公じゃない?」

 

優「本当に偶々だよ。それで?君たちはそんな俺に何か用?無い訳じゃないでしょ?只でさえトレスエスパ二アだって要求があったんだから」

 

ベ「ああ、そのことなんだが」

 

優「ん?」

 

ベ「妖精女王が君に是非こちらに来てもらいたいと言っていたんだ」

 

優「やっぱりね、聞いた?斬?」

 

 

優は斬に通信する

 

 

斬『ああ、ホント懲りない女』

 

優「彼女、絶対変わってないね?」

 

 

通信を切り、ベンの方を向く

 

 

優「できたら、帰って貰いたいんだけどな、大人しく止まるからさ?到着手続きは取るからさ?」

 

シェ「そんれなんだけどさ」

 

優「?」

 

シェ「妖精女王が『もし斬殺丸が抵抗するなら、無理矢理にでも連れて来い』って言っていたのさ」

 

優「はあー、そんな感じはした」

 

ナ「あんたエリザベス女王とどんな関係なの?」

 

優「ん?友人なんだけど、これまた子供みたいに駄駄を捏ねるんだよね。人使い荒いというか」

 

 

優にとっては少し疲れもする程、彼女の対応が難しかった

それほど馴れ合う関係ではあるが、少し限度が無い女でもあり、

優本人としては、少し苦労すると思っている

 

 

優「わかってはいたけど、これまた強引にもほどがあるだろ」

 

ロ「じじじ、じゃあ大人しく降伏する?」

 

優「生憎、まだやることあるから、今は彼女のお願いを聞くつもりは無いよ!」

 

ベ「では、仕方あるまい」

 

 

ベンは攻撃態勢に入るが

 

 

優「今だよ!浅間!」

 

ベ・ロ「「!?」」

 

浅『はい!弓道部!一斉に放て!!』

 

 

突然、優の後ろから30人あたり程いる弓道部部員が、浅間含め弓の構えをした状態から上に放つ

 

弓道「「「jad!浅間さん直伝!『合いました』!!」」」

 

浅「それは言わなくていいの!!」

 

 

と、一斉の矢がトランプ4人の上から矢が降って来る。

 

 

優「ちょうどセシルの重力もあるし、威力は増すはずだよ!!」

 

 

セシルの分け与えの術式のせいで、矢の降るスピードが増し、避けきれない程の動きになってしまった

 

 

ベ「しまった!!」

 

ロ「せせせ、セシル!今すぐ解除しなさい!!」

 

セ「カイジョスルノ〜」

 

 

セシルは急いで分け与えの術式を解いた

 

だが

 

 

優「それを待ってた!!」

 

ベ「!?」

 

優「今だ!ウルキアガ!!」

 

ウ「jad!!拙僧発進!」

 

 

突然セシルの横から、ウルキアガが空を飛んで出て来た。

ウルキアガは尋問道具で、セシルを捕まえる

 

 

ウ「異端者では無いが!許せ!!」

 

セ「ガハ!ツカマルノ〜〜〜」

 

セシルはウルキアガの尋問道具に挟まれたまま、そのままウルキアガは全身して、倉庫の壁に打ち当たり

セシルの身動きを止める

 

 

ロ「セシル!!」

 

ベ「まずい!矢が!」

 

 

セシルを助ける前にまず降って来る矢をなんとかしなければならなかった。

 

 

ロ「ふん、こんな矢は私が!!」

 

 

ロバートはベンジョンソンの前に出て、上に降ってくる矢を右手に持っていたラケットで弾く

ガガガガガと矢が地面に落ちる。二人を助ける為にロバートはラケットで弾く

ベンとシェイクスピアはしゃがんで、ロバートが全部弾き返すの待っている

そして

全部弾き終わると

 

優「ノリキ!!」

 

ベ「!?」

 

ノ「わかっているから!言わなくていい!」

 

 

突然ベンジョンソンの後ろから、ノリキが出て来る

 

 

ロ「ままま、まさか!!私たちの分断!?」

 

優「気づくのが少し遅かったね!!」

 

ベ「く!」

 

 

ベンはノリキの拳をかわす

さが

ロバート達と大分離れてしまった

戻るにも、ノリキが邪魔で戻れない

そう

これは優の密かに経てた作戦だった

確かにトランプ程の力がある者には、自分たちでは弱すぎる。

だが

こうして分断して、一人つづ倒す方法

ウルキアガはセシルを

ノリキはベンジョンソンを

ばらばらにして抑える

そして残る二人は

 

 

ロ「ぶぶぶ、分断されたところで、何も変わらないわ」

 

優「確かに後二人をなんとかしなくてはならないな、俺はロバート?君かな?」

 

 

刀をロバートに向ける

だが

ナルゼを抱きかかえてたままで、果たして二人に勝てるのだろうか

 

 

優「でも、一人じゃないよ」

 

ロ・シェ「「?」」

 

優「遅かったね?ネシンバラ?」

 

シェ「!」

 

 

優の後ろからネシンバラが出て来た。

ネシンバラの顔がニヤツく。どうやら対策を考えていたらしい

 

 

ネ「まったく優君のこの作戦完璧だよ。それに僕の出番があるだなんてね!!」

 

優「ネシンバラ?あそこにいるのが、シェイクスピア。君と同じ作家だ。いいね?」

 

ネ「ああ、正直僕にとっては、もはやエンターテイメントだ!!」

 

優「同じ作家だからと言って、張り合う気満々だね?」

 

ネ「僕も優君みたいに話を面白くするからさ!」

 

優「面白くした覚えはないけど」

 

ナ「あんたたち、ノリノリね?」

 

優・ノ「「だって正直、目の前にいる相手に負けたくないもん!!」」

 

ナ「声もぴったり」

 

優「それじゃあ行こうか?」

 

ネ「負けないでよ優?」

 

優「そっちこそ?」

 

 

優はロバート

ネシンバラはシェイクスピアになった

 

 

優「さて?準備の方はいいロバート?昔みたいに僕の刀で吹っ飛ばされないようにね?」

 

ロ「こここ、今度こそあなたの力を振り払うわ!ふん!」

 

先ほど浅間達が打った矢の破片を聖譜顕装「巨きなる正義・旧代」を使って、操作し、数多くの矢が優に飛んで来る

 

 

ナ「優!」

 

優「それだけじゃあ俺は止められない!ふう!」

 

優はナルゼを抱いたまま、桜花を振り回し、体を動かしながら矢を破壊する

 

優「ふう!はあ!は!ナルゼ!危ないから翼は畳んでてね?」

 

ナ「言われなくたって畳んでいるわよ!それより目を回しそう!!」

 

ナルゼは優に抱きかかえてたままだった。優の動きは体を回転して戻ったり、上下一回転したりなど、

ナルゼに取ってはどこか上でどこが下なのかわからないほど、優の矢の破壊する動きは人並みはずれていた

 

 

優「ああ!ごめん!じゃあナルゼ俺の首に手を回して!」

 

ナ「はあ!?」

 

優「早く!」

 

ナ「ああもう!わかったわよ!」

 

 

ナルゼは言われたまま優の首に回す

それを見たみんなとマルゴットは

 

 

マ「ガッチャン!本当に羨ましいよ!」

 

斬「よくやるな」

 

葵「おい!?大変だぜねーちゃん!優がナルゼをお姫様抱っこしてるぜ!」

 

喜「あら?なに?ナルゼも優が欲しいの?いいわ構わないわ!でもそこは私のポジションよ!!」

 

浅「喜美!はしゃがないで下さい!ああでも確かに羨ましい!」

 

という反応である

 

 

ロ「よよよ、余裕ね!でもこの数では乗り越えないわよ!」

 

優「確かにね!じゃあ突っ走るよナルゼ!」

 

ナ「もうどうにでもなれ!!」

 

 

ナルゼはもうお構いなしと優の言葉に従う

優はロバートまで走る。走りながらナルゼ左腕で抱えたまま、右手に持つ桜花で弾く

 

 

ロ「これならどう!」

 

ロバートは矢を自分のところへ集めた。

まるでその集めた形が対砲弾みたいに大きな矢だった

 

ロ「くらいなさい!!」

 

それが発射する

 

ナ「優!」

 

優「うん!桜花!」

 

桜『任せろ!!』

 

ナ「え!?ちょ何やって!?」

 

突然優が大きな矢に向けて、刀を投げた

 

 

優「『桜花・晴嵐斬』!!」

 

桜『ハイナーーーー!!』

 

 

桜花を投げた瞬間、桜花がピンク色に光だし、小さな花びらが周り、大きな矢に激突する

桜花は横一回転したまま、大きな矢を回転するごとに壊れて行く

 

 

優「ふ!はあ!」

 

ロ「な!!」

 

優は投げた桜花をキャッチし、そのまま回転したまま刀をロバートの顔の目の前に置く

ロバートまでたどり着いた

 

 

優「今回も俺の勝ちだ!」

 

ロ「おおお、おのれ」

 

優「これで終わりだ」

 

 

優はロバートにそう言うと

 

ピキーーン

 

優「!?」

 

突然何か周囲から強大な力を感知した

 

優「これは!!」

 

ナ「どうしたの優?」

 

優「・・・・・武装だ」

 

ナ「え?」

 

優「どこかの近くに!大罪武装を感じた!」

 

ナ「え!?どこよ!?」

 

 

優は周囲を見渡すと

 

 

優「あれだ!今ネシンバラが相手をしているシェイクスピアだ!」

 

ナ「まさか!?あの眼鏡娘が持っているの!?」

 

優「だとしたらまずい!」

 

 

優はロバートを置いて急いでネシンバラを追う

 

 

優「!」

 

ネ「ぐ!」

 

ネシンバラが突然こちらに飛んで来た

 

 

優「ネシンバラ!大丈夫?」

 

ネ「ああごめん優君。僕負けたよ」

 

優「いや、ネシンバラ自信は負けたけど、これは武蔵の勝利だ」

 

ネ「ん?来たか!」

 

優「ああ!今だ!品川姉!!」

 

品『jad』

 

突然、武蔵の艦が横に一斉に移動し、英国島の横を通ってる

 

 

ベ「なんだ!?」

 

優「言ったろ?時間稼ぎだって!」

 

ベ「なに!?」

 

優「周回軌道さ!もうここは君達の領域だ!これ以上の戦闘はルールに反するぞ!」

 

ベ「く!時間切れか!撤退だ!」

 

グレイスの艦に近づき、4人を拾う

 

優「ウルキアガ!ノリキ!もういい!君たちも武蔵にしがみつくんだ!!」

 

グレイスの艦が優達のところへ近づくと

 

グ「優!!」

 

優「!」

 

グ「これで終わりじゃないからな!今度は私があんたのとこに出向いてやる!」

 

グレイスは通信でそう言い、4人を拾い撤退していく

 

優「・・・・・・、ナルゼ、ネシンバラ俺に捕まってて?」

 

ネ「うん!」

 

ナ「あたしはあんたの首にしがみついているって!」

 

 

優はグレイスの艦が見えなくなるまで見たが、その後二人を支え、刀を地面に指し、必死にしがみつく

 

優「ぐう!!」

 

ネ「うう!」

 

ナ「く!なんて威力よ!」

 

二人がしっかりしがみついていると

 

優「ん!?なんだ!?」

 

 

突然優がまたなにか感づいた

 

 

ナ「今度はどうしたのよ!」

 

優「なにかいる!!なにか武蔵以外に違う艦が!」

 

ネ「え!?でもどこに?」

 

確かに周囲に艦のようなものは無い

ただの勘違いかと思ったが

 

優「ん?」

 

突然鈴から通信が入る

 

優「どうしたの鈴?」

 

鈴「優君!・・・・・こっちに・・・艦が近づいてくる!」

 

ネ「なに!?」

 

と、その時

 

 

ドカン!!

 

優「!」

 

突然横から3つの光が飛んで来た

 

優「大鑑用の低速弾!?ステルス航行で動ける艦がいたのか!?」

 

ネ「まさか英国!?」

 

優「違う!英国じゃない!違う国だ!」

 

ナ「こっちに来るわよ!」

 

優「く!武蔵姉!防御!」

 

武「jad!防御態勢に入ります!」

 

 

武蔵の艦に装甲に表示枠が二重に出現し、抑える

二つは抑えたが

 

 

優「しまった!ひとつ英国の方に!!」

 

一つだけ英国の方に飛んでいた

 

だが

 

優「ん!」

 

また優が感じた。その感知したものは

 

優「な!?まさか!!武蔵姉!急いで武蔵を少し海の方に下げて!」

 

武「!、jad!」

 

武蔵は急いで艦少し下に下がらせる

 

なぜこんなことしたのか

 

そして次の瞬間

 

ブウーーーン!!

 

突然英国島の中心から、黄色い流体の柱ができる

 

ナ「ちょ!?なにあれ!?」

 

優「王賜剣二型だ!!」

 

そしてその柱がこっちに飛んで来るが、弾を斬っただけであって武蔵は当たらなかった

 

優「まったく!彼女はまた!ん?」

 

突然優の体が光り出した

 

優「時間切れか!ネシンバラ!ナルゼ!これにしがみついてて?」

 

優の隣にあった倉庫に二人をしがみつかせる

 

ナ「優!あんたは!?」

 

優「分身が解ける!!僕はトーリがいる輸送艦に戻る!」

 

と言い。優は光になって消える

 

 

***************

 

 

斬「戻ったか」

 

正「葵はどこだ!?このままじゃ高尾にぶつかるぞ!!」

 

輸送船は強い風の揺れのせいでどこかに吹き飛ばされよとしていた

 

斬「これで甘い俺は戻った。二代!!」

 

二「jad!」

 

斬「牽引帯を活断しろ!この輸送船を英国の地面に着陸させる!」

 

二「jad!結べ蜻蜓切!」

 

 

二代が蜻蜓切で牽引帯を活断し、輸送艦は英国島に落ちる

 

斬「ん!」

 

その輸送艦の落ちた先に子供達3人がいた

それと

輸送艦を止めようとする緑のフードを冠った人も見つける

 

 

斬「点蔵!あの緑コートしたあいつを止めろ!軌道をずらす気だ!」

 

点「承知!」

 

斬「お前ら二人は中に入れ!」

 

正「斬!お前は!?」

 

斬「俺はあれだ!」

 

そして輸送艦は

 

英国の島に着陸

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

斬「大丈夫か?」

 

子「お兄さん誰?」

 

斬「斬殺丸だ」

 

子「え!?あの英国の英雄の!?」

 

斬「ああ」

 

子「すごい!本物だ!」

 

斬「ふう、なんとか助けることはできた。まさか俺が助けることになるとは」

 

 

強引ではあるが、軌道をずらさず。無事全員子供も含め無事着陸

 

 

斬「しばらくは野宿だな」

 



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英国海岸零円生活(一日だけ)

英国に着いたものの、完全に着地失敗と変わりない形をした小さな輸送艦に乗っていた斬とホライゾンを含めた兵士数名が英国の国街である。第四階・海岸付近で輸送艦を強制着地をさせた。

 

と言っても落下であり、着地とは言えない。

 

輸送艦の燃料は元々は入ってはおらず、武蔵には戻れず、完全にこの輸送艦を拠点とした。野宿を始めることになった

 

もちろん武蔵からここまで助けるために着陸するには英国からの許可も居る。もし無断に着陸をすれば不法侵入として排除されるため、葵トーリが英国に着陸申請しない限りは完全にここを拠点するしか無くなる

 

もちろん武蔵は国外。その国外である武蔵国が英国内に居ると知れば、英国民にとっては恐怖を抱く者もいる

 

 

何せ、伝説の殺人鬼。斬殺丸が居るのだから

 

 

 

 

ところが

 

 

 

 

子「ねえ!斬様!どうしてまたここに!」

 

斬「仕事だ。英国にな」

 

子「え!?また女王様のために、私たちのために戦ってくださるのですか!?」

 

斬「どうかな、まあ英国のためにはなるだろうがな・・」

 

子「さすが斬様!さすがは私たちの英雄です!」

 

斬「殺人鬼の間違いだろう。いい加減俺の仕事をさせろ」

 

 

先ほど助けた子供が斬殺丸がやってきたと住民達に知られてしまい。武蔵国でありながら、斬を歓迎し、子供達や主に女性などの英国民が斬を見に海岸までやってきた

 

人気者になった気分で、正直早く仕事をさせてくれと早く住民を払いたい所だったか、なぜか殺人鬼としての立場なのに子供に手を出せなかった

 

 

斬「悪いが俺は仕事に戻る」

 

子達「ああ!!斬様!」

 

 

払うのではなく。自分から住民達の側を離れることにした。それでここに残っている数名の兵士とこれからの指示をする

 

 

斬「これからの指示をするぞ!この輸送艦に食料はあまり無い!だから今この海岸に生息する魚を捕まえろ!ここでの野宿の三食はここの魚で済ませる!風呂は輸送艦に付いているため寝床も問題ない!兵士共!魚を捕まえろ!できるならマグロにしろ!俺がお前らに特上の寿司を握ってやる!」

 

兵「「「「「「Jad!!!」」」」」」

 

兵隊長「うおおお!!斬様の料理が食べらるぞお前ら!!」

兵「捕まえろ!!なんでも捕まえろ!!」

兵「斬様の料理が食べらるなんて最高だわ!!」

兵「タコでも!フグでも!じゃんじゃん捕まえろ!!」

 

 

兵達「「「「「「狩り!狩り!狩りいいいいいいいい!!!」」」」」

 

斬「盛り上がっているな」

 

 

兵士達は斬の作る料理を楽しみにしていた。あの三河事件から何度か斬が兵士達に料理を作ったことがある。初めは恐れていたが、口に入れた瞬間みんな大喜びで、今でもファンが居る。優と同じ味だが、それでも好評なのは間違いではない

 

その本人からの寿司はまだなようで、みんな槍を持って海岸に走った

 

 

二「斬殿、ここは英国領地。警備などが必要ではござらんか?」

 

斬「その必要は無いぞ二代」

 

二「よろしいのですか?」

 

斬「英国民を見て?警備が必要になると思うか?」

 

二「・・・・・確かにで御座る」

 

 

二代は侍らしい判断をしたのだが、英国街からやってきた英国民を見る限りその心配はなく、あいにく斬は英国民にとっては好評で、まるでアイドルが来たかのようなはしゃぎ具合で、警備の必要はなかった。

 

今の所は

 

 

斬「警備は夜だけにする。その時は俺がする。お前はホライゾンの所へ行け」

 

二「しかし、それでは斬殿が・・」

 

斬「将軍の命令だ。行け。飯は俺が持ってきてやる」

 

二「・・・・・・承知で御座る」

 

 

先ほど嫌気の力により、自動人形のホライゾンでも負傷を負うようで、今は輸送艦の休憩所で寝ていた。彼女だけの警備を二代だけに任せた

 

 

正「斬。あの英国民は一体どういうことなんだ?聞く限りお前のことを恐れるどころか、お前のことを歓迎しているぞ?」

 

ミ「確か、あのトランプ達があなたのことを『英国の英雄』とか言っておりましたけど?エリザベス女王暗殺事件で女王救ってからあんな感じですの?」

 

斬「ああ、今でもこんな感じとは俺もさすがに思わなかったがな、昔少し乱入した程度だと言うのに、噂では俺を神として祀った宗教も英国でできたと聞くぞ?」

 

ミ・正「「斬殺丸を祀った宗教!?」」

 

 

英国民を見て疑問を抱いた。正純とミトがやってきた

 

無理もない。誰が殺人鬼を神として崇められたなんて誰だって驚く話だ。本人は昔のことの恩ももうどうでもいいと言うのに、もちろん優本人も気にしてはいない

 

 

正「大丈夫・・・・・てことでいいんだな?」

 

斬「ああ、それよりも心配がある」

 

ミ「え?何をですの?」

 

斬「ここに着いたのはいいが、ここに居るメンバーは全員成績のいい者ばかりだ。そう言う指示が少なくバカをやり過ごす連中しか居ない武蔵の方を心配している」

 

正・ミ「「は!?」」

 

 

斬の言葉に正純もミトも確かにと驚いた顔で今空に浮上している武蔵を見た。あの馬鹿トーリがちゃんと着陸許可を出せるのか心配になった斬だった

 

 

正「だ、大丈夫に決まっているだろ?」

ミ「そ、そうですわよ!我が王なら必ずやってくれますって!」

 

斬「今お前らの言葉を聞く限り説得のかけらも無いがな。だが任せるしかるまい。今の俺たちは籠に入れられた鳥と同じ状況だからな」

 

正「どこへ?」

 

斬「話を聞いていなかったのか?これから俺は料理だ」

 

正「斬もできるんだな?」

 

斬「ああ、甘い俺の体をしているんだ。当然だ」

 

ミ「じゃあ今日は楽しみにしていますわね?」

 

斬「ああ」

 

 

と正純もミトも斬の料理ができるとのことを聞き、少し楽しみにしていた。二人は優の料理は食べたことはあるが、斬の料理はまだ一回も無い

 

優の体をしているのだから、当然優の料理の仕方を見ているため、斬も料理はできる

 

 

だが

 

 

 

お昼の時

 

 

 

ミ「なんですのこれ!?」

 

斬「見てわからないのか?お前の料理だ」

 

ミ「それはわかりますわ!!料理ではなくて!それに盛り付けてある皿ですわ!?」

 

斬「こっちの方が合っていると思ったが?」

 

ミ「私は犬じゃないと言っていますの!!」

 

 

斬がみんなに提供した料理は確かに美味しそうな海鮮丼だが、ミトの皿だけ

 

 

 

 

 

犬皿だった。もちろん箸は彼女だけに無い。ちなみに斬はふざけてない

 

 

ミ「なんで私だけこれですの!?」

 

斬「なんだ違うのか?」

 

ミ「違いますわよ!私は犬じゃあありません!!」

 

斬「知っている。お前は狼だ。だがお前達の食べ方は地べたで食べるものだなと思ったのだが・・・・・間違いか?」

 

ミ「間違いですわよ!私だって人間同様の食事をします!!」

 

斬「そうか、だがあいにくもう箸は無い。輸送艦に用意してあったのは箸だけだ」

 

ミ「なんですと!?スプーンもフォークもですの!?」

 

斬「ああ」

 

ミ「私だけそのままかぶりつけと言いますの!?」

 

斬「うるさい子犬だな」

 

ミ「だから私は狼です・・・・・・・・・何を?」

 

斬「口を開けろ?」

 

ミ「な、何を?」

 

正「お、おい斬?何を?」

 

斬「俺の箸はまだ口を付けてない。だから俺が食べさせてやる。口を開けろ?」

 

 

兵達・正「「「「「「何!?」」」」」」」

 

ミ「な、なんですってえええええええ!?」

 

 

 

斬は全員の食事は提供をできたのに、箸がミトの分だけ用意できなかったため、自分が使っていた箸を犬皿に移し、ミトの口に犬皿に乗っていた飯を運ぼうとする

 

 

斬「早くしろ。飯が冷めるぞ?」

 

ミ「う、あ、あーん」

 

 

ミトはされるがままに、斬の言うことを聞いて、食事を運ばされる

 

 

斬「うまいか?」

 

ミ「え、ええ」

 

斬「そうか、次はこっちだ」

 

ミ「ええ、あーん」

 

 

 

斬は気にせず、そのやり取りを見ている兵士たちの女性陣が羨ましそうに見ていた。当然正純も

 

 

正(う、羨ましい・・・・そこを交代してくれミトツダイラ)

 

斬「何か言ったか正純?」

 

正「別に・・・・」

 

斬「そうか、後は自分で食べろ。俺は点蔵の所へ行く」

 

正「点蔵?そういえばあいつどこに?」

 

斬「少し周辺を見てもらうように指示した。念のためにこちらにトランプが来る可能性もあり得ると思ってあいつに頼んだ。と言いたいが戻ってきたようだな?」

 

ミ「あ、確かに」

 

正「いい知らせだと良いよな?」

 

 

斬は箸と海鮮丼をミドツダイラに渡して、偵察を頼んだ点蔵の所へ行こうとするが、その本人が戻ってきた。

 

帽子を見る限りそこまで心配するような感じが見れない。良い知らせを持ってきた顔をしていた

 

 

点「今戻ったでござる」

 

斬「偵察の結果は?」

 

点「斬殿の言う通り、トランプや騎士たちがこちらに向かって来る様子はないでござる。皆パトヴァ教導院で会議している頃でござる」

 

斬「そうかご苦労だ。飯だ」

 

点「ありがとうでござる。海鮮丼でござるか。美味しそうでござる。これは斬殿が?」

 

斬「なんだ?文句でもあるのか?」

 

点「いやそんな事はないでござるよ。ただ優殿同様美味しそうでござる。してお箸は?」

 

斬「悪いが無い。ミトツダイラので最後だ」

 

点「な!?自分だけまさかの手で食べろと言うでござるか!?」

 

斬「安心しろ。俺もだ。俺の使うはずだった箸はミトツダイラに渡した」

 

 

元々この輸送艦は食材は乗せてはおらず食器もあまり乗せてない少人数に乗ることの無い艦だ。ただの書物の輸送艦だった。ここに置き去りにされた人数も多い。ある物だけでこの場を凌いでいるため、文句を言っても無いものは無いとして、無いままやり過ごすしかなかった

 

 

二「では斬殿、拙者は終わったで御座るから、拙者ので装うで御座る」

 

斬「そうか・・・・」

 

ミ・正「「な!?」」

 

点「なんですと!?」

 

兵達「「「「「「なに〜〜〜〜〜〜〜〜!?」」」」」」」

 

 

二代はちゃんと自分が何を言っているか理解した上で発言しているのか、今口にした橋を引き続き斬の口に運ぶなど、間接キスとしか言いようがない。もちろんそれが年頃の女なら絶対にできない間接キスという意味を絶対に理解できてないと斬はわかっていた

 

そして正純が『二代!?お前この隙にに優も斬も横取りする気だな!?』と訳のわからない発言を小さめで呟いていた

 

 

二「ではどうぞ斬殿。あーんで御座る」

 

兵達「「「「「「「なんだと!?二代隊長からあーんだと!?」」」」」」

 

斬(なぜこうなる?)

 

 

別に橋だけこちらに渡せばいいのに、なぜ二代自身に料理を自分の口にに運ばされるのか斬は意味がわからなかった。そういうことをするのは大抵恋人か親子程度でするものだが、本当に二代は世間知らずな所があると思った

 

 

二「さあ、冷めない内に」

 

斬「箸を寄越せ。自分で食べられる」

 

二「そういう訳にはいかぬで御座る!斬殿は先ほどの戦闘で疲れているに違いないで御座る。休むことなく拙者たちのご馳走まで用意してくれた。このままお荷物のままで終わりたくないで御座る!」

 

斬「忠義のつもりで言っているかもしれないが、俺はそこまで疲れてないし、お前に食べさせて貰った所で疲れが癒える訳じゃない」

 

二「だとしてもで御座る!さあ!!」

 

斬「・・・・・・勝手にしろ」

 

正「ちょ!?」

 

点「なんですと!?」

 

 

されるがまま、斬は二代に料理を食べさせて貰った。まあ自分が作った料理なため味には問題ないが、女性に食べさせて貰うだけがそこまでいいのか。斬には理解できない。

 

でも警備隊たちの顔を伺う限り羨ましそうな顔をしていた。点蔵もそうだが、ネイトも顔を赤くしていた。そこまで間接キスというものに価値があるのだろうか、そこら辺の異性への想いが斬には無い

 

 

二「タイミングとしては合っているで御座るか?」

 

斬「ああ、問題ない。食べ切るタイミングとしても悪くない」

 

二「今度は拙者自身が料理を提供したいで御座る」

 

斬「お前?料理できたのか?」

 

二「まだ修行の身で御座るが、優殿や斬殿の手助けになれればなんりと拙者は『奉仕』するで御座る」

 

全員「「「「「何!?」」」」」

 

斬「二代。お前の忠誠心はなかなかだと思うが、その奉仕と言う言葉はこいつらが勘違いするから今後は使わない方がいい」

 

二「他の者たちがどのような勘違いしているかは拙者にはわからぬで御座るが、拙者は優殿と斬殿のためなら拙者はこの身を使っても構わぬで御座る!」

 

 

全員「「「「「「「体を使う!?」」」」」」

 

点「これなんとう言うエロゲーで御座るか!?」

 

斬「お前ら本当にどんな勘違いをしているんだ?ミトツダイラ?お前なら二代の言った意味がわかるだろ?」

 

ミ「ハレンチですわ!?いくら将軍と言えど!相手が部下のサムライでも!手を出してはならない者があると言うものでしょう!?それともあなた方はそういう関係ですの!?」

 

斬「やっぱりお前もバカか」

 

 

二代の忠義の言葉が予想以上に他者たちを勘違いさせた。そういうエロは二代には無いと言うのに、警備隊たちは特に二代のことは面積もあり、自分たちの隊長でもあるのに、そんな事は言わないと仲はそれなりに深く理解しているはずの彼女の言葉がそこまでいやらしく聞こえたのだろうか、こいつら全員心が汚れていることを斬は理解した

 

 

正「斬?少し料理が足りなくないか?私のあげようか?」

 

斬「お前はなんだ?料理は足りているし十分だ。もう要らん」

 

正「だ、だとしても!空腹で倒れたりしたら大変だぞ!」

 

斬「以前のお前と一緒にするな」

 

正「と、とにかく!さ、さあ!」

 

斬「何がしたいのかサッパリだが、勝手にしろ」

 

 

ミ「ま、正純!?あなた自分が何をしているのか分かっていますの!?」

 

正「べ、別に私はやましい事は無いぞ!ただ一番に働いた斬のために私もできる限りのことをしているだけだ!」

 

斬「お前も二代も、本多家はどこかネジが抜けていると言うか、何がしたいのかまったくわからない」

 

 

点「間接キスを二つも奪うとは・・・・さすがは斬殺丸でござる!!」

 

斬「お前?俺の名前の意味なんだと思っているんだ?」

 

 

もう自分の手で食べたいのだが、両方から食事を出されては口の中に入れる行為が続いた。食べさせるなど斬には憧れも羨ましさも無い。もちろん間接キスに対しても、皆斬に二代と正純が食べさせてもらっている光景を羨ましさで胸が痛いようで胸を押さえていた。まあ二代も正純も美少女と言われるほど美しい。そんな二人から食べさせて貰うなど幸福なものだろう。これがいわゆる両手に花というものだろう

 

だがあいにく斬は優程の恋愛感情も無ければ、二人がしている行動については食べ終えた後でも何がしたかったのか理解不能だった

 

 

 

と言うより、こう言う時こそ甘いあいつを心から出すべきだったと、斬は少し後悔した

 

 

周りに睨んでくる嫉妬の眼から鬱陶しいから(点蔵は特に)

 

桜(青春だね。お侍さんに嫁ぎたい乙女たちだね?)

 

斬「何が言いたい桜花?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜。警備隊たちを先に休ませ。優一人だけで警備をしていた

 

斬はもう疲れたのか、優と交代して意識を優に入れ替える。なぜかお昼の二代と正純のスキンシップ?らしき行動に疲れたのか、優に任せた

 

優にとって何日も眠らないことなど問題もなく、起きたまま敵に警戒することなど問題ない。ここは英国領地。いつ敵が攻撃をかけてくるかわからない。世道術と怨念術は機能はしている。だから誰がここに近ずいてくるかなどすぐに反応できて対応できる

 

できるのだが・・・・・・

 

 

二「優殿?寒くないで御座るか?もっと拙者に近ずくで御座る」

 

優「大丈夫だよ・・・・ていうかまだ五月だよ?」

 

正「優。眠いのなら、わ・・わ・・私の肩を枕にしていいぞ?」

 

優「あ、ありがとう。全然眠くないから大丈夫。二人は先休んでいいんだよ?」

 

二「そういうわけにはいかぬで御座る!」

 

正「そうだぞ!わ、私はその・・・・・お前が疲れてないかと心配しているだけだぞ!」

 

優「あ、ありがとう・・・・・」

 

 

なぜか先に休んでいたはずの二代と正純が優と一緒に毛布をかけていた.正直動きずらかった。なぜここまで密着しなくてはならないのだろうか、確か毛布はまだあるはずだと優も輸送艦の中身はちゃんとチェックしてくれたのは確かに覚えていた。

 

 

なのに取りに行かせてくれない。密着する。あと少しで二代の胸に当たりそう正純のも・・・・・小さいけど当たりそうなど、正直警備に集中できない。

 

 

優(眠れるわけないでしょう!?こんな美人二人に囲まれてどうやって寝ろって言うのさ!?寝る気は無いけど警備に集中できない!!お願いだよ二人とも!二代の忠実心は誇りに思うけど俺はいらないから!それで正純はなんなの!?君最近俺に対してなんか近いと言うか親しみがすごくデカくなってない!?なんか俺まずいことをした!?それともあのトレスエスパニアの時みたいに俺が欲しいの!?なんなの本当!?)

 

 

二人の行動がどうしても優には理解できなかった。浅間や喜美に告白されても恋愛とかそれらしいスキンシップをされても未だに意識できない状態だった

 

二代は忠誠心とてしての気遣いかもしれないが、流石にここまでの密着は恥ずかしかった。そして正純はなんだろうか、なんか前よりも異性との接し方が違うと言うか、優だけの接し方だけは親しみがありすぎる。しかも髪からいい匂いもしていた。

 

女性の匂いと肌の温もりと息や体温が優の体に反応して、段々と顔が赤くなる

 

 

 

優(喜美に何度か抱かれたことはあるけどこれは何かと違う!?女性ってこんなものかと思っていたけど、こんなに刺激が強いものなの!?にしてももう少し離れて欲しい二代!!君のむ・・むむむ胸が!?俺の腕当たっている!?喜美とは違う感触!?正純も・・・・・・小さいけど、これはこれでアリかも・・・・・は!?何言ってんの俺!?これじゃあトーリじゃないか!?)

 

 

優は顔を赤くして両手で顔を隠していた。今正直顔を見られたくない。ニヤケてしまうからだ

 

優も男だから、両方の女性に囲まれてこんなスキンシップされて、点蔵で言うなのギャルゲーの主人公みたいでとてもじゃないが女性にスキンシップされて顔が喜んでいるのが顔に出てしまう

 

 

二「どうしたで御座るか!?優殿!?」

 

正「顔が赤いぞ?大丈夫か!?」

 

優「大丈夫・・・・・・ちょっとエロいなと思って・・・・」

 

二・正「「エロい??」」

 

優「な、なんでもないよ!!」

 

 

女性から漂うもの全てが優の五感を感知させ、自分の身体が反応してしまう。正直ここまで近いとエロいと言うか、それらしい感情にまで動いてしまう。言うならムラムラすると言うわけだ。

 

喜美に何度も抱かれている優は女性への対応は完璧のはずが、こうも一番そう言うスキンシップも接し方も絶対にしないような女性にされるとなると、こうも感覚が鈍るのは初めてだった

 

 

と言いたいけど、単に優はそう言うエロいことに関しては弱いだけのシャイ坊やである

 

 

点「優殿。いつまでも貴殿が警備させるのも疲れるでしょう、ですから自分が・・・・・どうしたでござるか?顔を隠して?」

 

優「大丈夫。ギャルゲー主人公の気持ちがわかっただけだよ」

 

点「え?ギャルゲー主人公の?・・・・・・ああ!なるほど!でも残念ながら優殿はエロゲー主人公でござるよ?」

 

優「え!?なんで!?」

 

点「どう思うでござるか?ネイト殿?」

 

ミ「そうですわね。私も優にはそのように思いますわ。そしてその後はもちろんアレをするに違いありませんわ。私の鼻が確かなら」

 

優「ちょっと二人とも俺をなんだと思っているの!?それとネイト!?アレって何!?アレって何!?俺このあと二人に何かやましいことをするとでも言いたいの!?」

 

二「やましい事?」

 

正「ミトツダイラ?何を言っているんだ?」

 

ミ「正純。二代も何をしていますの?そこまで密着をして・・」

 

二「拙者は優殿が寒くないかとこうやって肌で温めているので御座る」

 

点「なんですと!?」

ミ「は、肌で!?」

 

優「ちょ!?二代!?」

 

正「まあ・・・肌でなら、普通に火に当たるよりも温まると・・・聞くからな!」

 

優「正純それどこ情報!?そんな知識聞いた事ないよ!?」

 

点「優殿!?確か貴殿は喜美と浅間殿と鈴殿にプロポーズを受けたでござろう!?なのにも関わらずその二人にまで手を出す気でござるか!?」

 

ミ「武蔵で一夫多妻でもする気ですのあなた!?」

 

優「ちょ!?どういうことさ君たちは!?俺そんなつもりないから!?」

 

二「イップタサイセイ?」

 

正「優!?私まで嫁にする気か!?あ・・・・でも、まあ優がそうしたいなら・・・」

 

優「いやいやいやいや!?そんなつもりないから!?・・・って鈴!?」

 

点「ん?どうしたでござるか?」

 

ミ「鈴さんがどうかしまして?」

 

優「鈴から世道術の念話で連絡してきた!・・・・って鈴!?もしかしてさっきの話聞いていた!?」

 

 

どうやら鈴からテレパシーの世道術で先ほどの話を聞いていたようで、もう聞き捨てならないようで優の頭に入って話をかけてきた。先ほどの話を聞いて見なくても浮気をしていると鈴は勘違いしていた

 

 

鈴(優くん!・・・浮気・・・・ダメ!!)

 

優(浮気じゃないよ!!そもそも俺まだ君と付き合って無いよ!?)

 

喜(あらあら優。その侍女と正純にまで手を出すの?夜は私だけじゃあ満足しないの?)

 

優(喜美!?鈴に連動して話を聞いてたの!?ていうか手出してないよ!!なんかよく分からないけど二人が俺を温めようと一緒に毛布を被ってくるだけだって!)

 

鈴(夜って!?・・・・優くん・・・喜美さんに・・・なんかしているの?)

 

優(それに関しては・・・・・家じゃあいつも一人で寝ているんだけど、喜美がいつの間にか俺の家にまで来て寝ていると時があるんだよね。ここ最近は家に泊まりに来ることが多いけど、そんないやらしい事してないって!!喜美も変な誤解を言わないで!!)

 

喜(あらそう?でも優?あなたこの前私の胸に顔を埋めて寝ていたわよ?しかもあなたが私を抱いて?)

 

優(え!?そうなの!?斬これは本当なの!?俺が寝ている間に喜美に何かしたか見てない?)

 

斬(そうだな・・・・・必要以上に胸は何度も揉んでいたな。顔を胸に押し付けてスリスリと・・・・あと確か・・・下の方も・・・)

 

優(ほぼやっていることエロいじゃん俺!?何寝ている間の俺そんなエロいことしちゃうの!?隣に女性が居たら俺寝ぼけて襲うの!?)

 

喜(まあ優は表には出さないけど本当はおっぱい好きだからね?大丈夫よ優。あんただって男なんだから。別に恥ずかしがることじゃないわよ?おっぱい嫌いな男なんて居ないから?)

 

優(俺は君の胸を寝ぼけている時に揉みしだいていたって言う方が恥ずかしいけど!?)

 

喜美(鈴?優の家知っているわよね?今度はあなたが行きない?そうすれば優に気持ちよくして貰えるわよ?)

 

鈴(優くんに・・・・・いっぱい・・に)

 

優(お願いやめて!!俺の家には泊まってもいいけど部屋にだけは来ないで!!斬!俺の体でなんかしてないよね!?)

 

斬(俺のせいにするな)

 

 

優はその場で涙目になった。まさか自分が寝ている間に隣で寝ていた喜美にそんな18禁有るまじきな行為をしていたことに初めて知った。もちろん記憶にも感触にも覚えは無い。まさかそんなことを寝ている間にしているとは思ってもいなかった。前に抱き枕でも買おうかなと何度か優は思ったことがある。それなりに寝相が悪いことは自覚している。今の話を聞いて今度市場で抱き枕を買うことを心に決めた優

 

これも被害者を出さないために

 

 

優(所で・・・・英国領域の着陸手続きの方はどうなの?トーリがちゃんとやってくれた?)

 

鈴(えっと・・・・)

 

喜(ああ、それは・・・・)

 

 

葵「おーい優大丈夫か?」

 

優「はい!?」

 

点「これはトーリ殿の声!?」

 

ミ「武蔵からのアナウンスですわよ!?」

 

 

 

突然武蔵の放送から大音量でトーリの声が聞こえた。喜美と鈴が何も言えなかった理由がわかった。なんか嫌な予感しかしなかったらだ。つまりこれをアナウンスで流すと言うことは手続きはまだだとわかった

 

ていうか今何時であろうか、もう夜なのだが。それがわかって流すというのか、さすがはトーr

 

 

葵「浅間?繋いだぜ?」

 

浅「優くん大丈夫ですか!!」

 

正・ミ・点「「「浅間!?」」」

 

優(トーリだけじゃなかったあああああああああ!?)

 

ナ「浅間どいで!!優!あんた無事なんでしょうね!?」

 

マ「大丈夫だよ。がっちゃん優くんなら無事に決まっているよ?」

 

ネ「今頃。正純くんと二代くんとイチャイチャしているんじゃない?」

 

直「ああ、それやりそうさね。あいつはどこでも女衆とイチャイチャするからね。先生はどう思う?」

 

オ「優は私の時でもイチャイチャするわよ?特に私が酔った時なんかは優を好き放題できるしね?優は甘やかすから抵抗もしないしね・・・」

 

シ「なるほど。優を好きに・・・・・ハイディ?今度優に頼んで武蔵でホストをして貰おう。もちろん給料も売り上げの半分を提供する契約で」

 

ハ「ホストのメンバーは優くんだけ?」

 

シ「当たり前だろ?優に等しいイケメンは居ないからな。幸い英国では優は英雄と呼んでいるらしい。英国からにも客として持て成そう。これは最大の金儲けになるぞ!」

 

ア「でもそんなことを受けて貰えますかね?」

 

シ「大丈夫だアデーレ。こっちには切り札と弱点がある」

 

ア「切り札?」

 

シ「あいつは女の涙に弱い。特に鈴のな。それに今の状況で鈴に連絡もせずに心配をかけた状態だ。だとしても心配をかけた責任として出てもらうよう。今ら手配する」

 

優(何本人が聞こえる所で人を利用しようと企んでいるのシロジロ!?!?俺がホスト!?それだけは今まで職場をこなして来た俺でもやったことないよ!?ていうかなんで俺!?俺そこまでいい男じゃないから!!ただの殺人鬼だから!!・・・・・・・鈴!!絶対に承諾しないでね!!)

 

鈴(う・・・うん」

 

優(あれ?なんか返事が変だけど?頼むよ!?)

 

 

 

トーリだけがアナウンスで鳴らしているだけじゃなかった。こっちに取り残される以外の梅組全員だった。君たち何時だと思っているのだろうか、もう11時なのだが、普通に喋り倒してんだけど

 

これ完全に国際問題である。英国民だってこんな夜遅くに大音量で騒ぎでもすれば・・・・当然

 

 

英国民「何!?斬殺丸がホストだと!?」

 

英国民「本当か極東民!?」

 

 

優(あれええええええええ!?なんか梅組の言葉に踊らされているんだけど!?)

 

 

次々と英国大地階層側から民の声が今の提案に盛り上がって窓から顔を出して武蔵の提案に大賛成していた。声からして女性が多い。英雄がホストやってくれるなど、子供からにしても、女にしても、ファンにしても、宗教においても、みんな誰もが斬殺丸のホストを営む店を開くと言った大イベントに皆大騒ぎした

 

 

 

ア「でも鈴さんが、そんな悪行な商売のために優さんに涙目になってお願いすることは難しいと思いますよ?それ優さんを悪用するってことですから、鈴さんが優さんにそんな裏切りもとい酷いことなんてできませんよ?」

 

シ「もちろん。もしこの契約が優から承諾した場合は最初のお客様を鈴にする。もちろん好きに独占して構わない!!」

 

 

優(なんだってえええええ!?鈴を買収する気だああああ!!!)

 

 

どうやらあのクソ商人は武蔵一番強大の鈴を買収して、優に頼み込むつもりだ。

 

ちなみに鈴の涙流しながらの頼み事は絶対に逆らうことのできない命令・・・・・・ではなく、究極の至福のお願いである。どんな怖い相手でも。鈴の可愛さに誰もが下僕になった。

 

鈴は小さくてマスコットキャラにも勝る。究極の癒し系キャラ

 

もはや鈴のお願いは。王様の権限より強いお願いである。

 

もはや誰も敵わない

 

 

優(鈴!!お願いだからシロジロの頼みを聞いちゃダメだよ!!)

 

鈴(・・・・・)

 

優(あれ鈴?)

 

鈴(優くんを独占・・・・)

 

優(ねえ鈴?)

 

鈴(優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占優くんを独占)

 

優(鈴!?大丈夫!?)

 

鈴(優くん・・・・お願い)

 

優(ダメだったあああああああああああああ!?)

 

 

声だけ聞いて。今頃鈴は赤くしながら今想い人を好きにできるチャンスだとテンパりながらも喜んでいるのが優には想像ついた。彼女も女の子。好きな男の子を自分の意のままに遊びたいと鈴も鈴なりに欲があるのだ。仕方ないと言うべきか・・・・・・・恥ずかしさで優は参加したくなかった。

 

さて、どう対応するか

 

 

と言っている間に、目の前に何やら契約書のようなものが出てきた

 

渡してきたのは正純からだ

 

 

優「あれ?正純?」

 

正「優?お前がくれたこのアクセサリーなんだが、どうやら私にも念話が伝わるようで、向井と葵姉の話は全部聴かせてもらった」

 

優「嘘!?世道術の道具を使用している人にも聞こえるのこれ!?」

 

正「べ、別に私はその・・・お前を独占したいとかそんな気持ちは一切無いぞ?ただ仲間を心配させた将軍の責任として・・・取ってもらいたいだけだ」

 

優「・・・・・しなきゃダメ?」

 

正「してくれ・・・私のために!」

 

優「私のため?」

 

正「い、いや!なんでもない!」

 

二「ほすとと言うのはわからぬで御座るが、拙者ももっと優殿と居たいので御座る」

 

優「う!?二代まで!?・・・・・・く!」

 

喜(優?私もそれ契約して欲しいな?)

 

優「え!?喜美まで!?もうこれだど俺に味方は居ないと言うのか・・・」

 

鈴(優くん・・・・お願い)

 

優「・・・・・・・はい」

 

 

と契約にサインをしました。誰もご要望のために正純から渡された契約書に『はい』と押し、後に優一人でホストをやる羽目になった。自分が何をしたのだろうか、確かに心配をかけたし連絡の一つでも入れるべきかもしれないが。今連絡をしたのに、何故そのような責任を取らなくてはならないのだろうか。

 

それにこれただシロジロが優を利用して、ぼろ儲けしたいだけじゃないか

 

しかも英国民も納得して客として持て成すことができることに大喜びしていた

 

 

正「よし。これをシロジロに渡して、あいつらと合流してからいつこれ実行するか会議をしておこう」

 

優「みんな。勝手すぎるんだけど」

 

点「みんな。優殿が好きなんでござるよ?」

 

ミ「にしたって。これはさすがに酷いかと」

 

点「皆こそ責任を取るべきかと思うでござる。優殿に迷惑かけているではござらんか」

 

優「鈴の頼みなら仕方ないよ・・・」

 

 

何故どのような企画で、勝手すぎる計画営業ではあるが、鈴の頼みであるなら。優は仕方ないと引き受けるしかなかった。正直気が引けるし恥ずかしいと言う気持ちもあるが、なんとかやり過ごそうと覚悟決めた

 

 

シ『聞け英国民!先ほど我らの副会長から斬殺丸が営むホスト店を五日間の開店許可の契約を手に入れたぞ!開店時間を含めて詳しい情報をアナウンスで伝えるが、その前に早めに着陸許可を頼む!!』

 

英国民『『『『『『うおおおおおおお!!!!』』』』』

英国民『斬殺丸様がホストをやってくれるぞ!!』

英国民『急いで女王様に報告を!!』

英国民『早く着陸許可を出すのよ!!』

 

優「着陸許可申請!?まさかの今!?」

 

まさか、今になって着陸許可の申請をしていた。ていうかそんな非道な手段で申請するとかマジでどうなっているだろうか、こんな非道な手段を使って着陸申請するとは、やはり武蔵という極東国は異常だと初めて心の中に居る斬殺丸は思ったが、それを同意する英国も異常だと思った

 

 

優「はははははは、もう俺が頑張ればいいや・・・」

 

点「優殿。その時は自分も手伝うでござるよ?」

 

優「うん、ありがとう」

 

ミ「本当に英国ではあなたを英雄扱いしていますのね?」

 

優「まあね。昔小さい頃から色々やらかしているからね〜。それでも一番ヤバイとするなら『アレ』かな?」

 

ミ「アレ?アレとはなんですの?」

 

点「幼少期の頃に英国で何を?」

 

優「まあ・・・・・えっと・・・・その時はまだ勉学事態も一切してない上に世間のことをあまり知らない俺は・・・・それがどれほどの重大だったことも知らないまま、手を出して絶滅に追いやってしまったというか・・・」

 

二「絶滅?・・・・」

 

正「絶滅ということは英国のために誰かを殺してしまったと言うことか?」

 

優「あ、いや!間違ってはないけど・・・・・それを『人とは』呼べないんだよな〜」

 

点「気になるでござるな」

 

ミ「無理でしたら構いませんけど、あなたが話せるのなら教えて欲しいですわ。幼少期に英国で何を?」

 

 

 

優「うん・・・・・・・『十二神獣』って聞いたことある?」

 

 

点・ミ・二・正「「「「十二神獣!?」」」」

 

 

世界には神獣と呼ばれる獣たちが存在する。もちろん我々生物同様に言葉も話せる。だが我々のように国を持たず広野や深海や大空など人間が住みそうにない近くことのないところへ住み着いている

 

その中にはドラゴンも居るが、武蔵に居るウルキアがのような人間の意志は持たず、姿も人型ではなく、龍そのもの。学院からすれば彼らは森に潜む猛獣と言ったところ

 

彼らの強さは普通ではなく、神に争い。国をも滅ぼす力も持っている彼らに対抗するには大罪武装を所持する八代竜王のような力を持つ者でしか彼らに抗う術はなかった。だが殺すことができなかった。彼らには大罪武装で力を抑えることはできても、彼らの中には不老不死も居るため大罪武装でも殺すことのできない再生能力を持った者や鉄より硬い皮膚でできた獣も居る

 

学生の中にはこれを『十二神の幻獣』とも呼んでいる。もちろんその全ては国々の神話に伝わる生物ばかり

 

それも彼らは約600年前から生きているとか子孫が残っているとかで色々な説で実在している

 

 

点「確か彼らは・・・・生物を食材にしているとかで危険生物として世界で認定されているでござるよ?」

 

ミ「我々ミトツダイラ家もそのような話は一体だけ知っています。ですがそれはもう大昔の話で私たちの先祖もしくは神々が倒したと言う話で後世に伝わってますのよ?」

 

正「だがミトツダイラ?お前の故郷は確かエクサゴンフランセーズだろう?確かそっちにも一匹ヤバイのが・・・」

 

ミ「ええ、その国の近くの山に『邪竜・ファフニール』と言う黒き竜が住み着いて居ましたのよ」

 

点「エクサゴンフランセーズにも居たのでござるか!?」

 

ミ「ええ、ですが12年前に行方不明になっていますの。彼が今までに集めていた財宝も含めて。忽然と山から消えたのですのよ」

 

二「確か三河でも。魔人族を容易く滅ぼすことのできる『酒好きの鬼の頭領』が十二神獣として認定されたとと言う噂を聞いたことがあるで御座るよ?」

 

優「ああ・・・・『彼女』のことか、まあ彼女に関しては・・・・あれだけど」

 

正「優?さっき絶滅に追いやったって言ったよな?お前?まさか!?」

 

 

優「そう、その内の一つ。英国の少し離れた『魔の海の主・クラーケン』を倒しちゃったんだ」

 

 

 

クラーケン

 

言うならバハムート級の大きさをしたタコ。英国に少し離れた海辺に住み着いていた。そこの近づこうとする漁師を次から次へと食べるなどをして、その海の周辺の国々は困っていた。後ほどそこは魔の海として危険領域として誰も近ずぬように漁師たちはそれ以外を密漁していたのだが

 

等々誰も近ずかぬようになり空腹で我慢のできなくなったクラーケンは英国を襲った

 

もちろん英国も対抗するが、クラーケンの皮膚は柔らかく。弾丸でも爆破や剣を使ってもクッションにように跳ね返され傷がつかない

 

英国の切り札であるエクスカリバーも宮殿に刺さったまま使えない状態で、まだふさわしい使用者が居なかった当時。手段を無くした英国は犠牲を払うしかなかった

 

それも英国のために犠牲を払ったのは、なんと双子のまだ幼い女の子

 

クラーケンの餌になる代わりに英国民には手を出さない約束で、王族としての誇りで自分の身を犠牲に英国を守ろうとした

 

 

正「それをまさか?」

 

優「たまたま英国を旅していた俺が・・・・・・助けちゃったんだよね?」

 

 

たまたま旅をしていた黒いコートを着た。まだ6歳の少年に刀一つで。八本の大きな足を微塵斬りにした後、頭を真っ二つに斬り裂いたのだ。柔らかった皮膚をどうやって斬り裂いたのかは知らないが、誰も敵わなかったクラーケンを斬り裂き。英雄となった

 

双子の女王を救った英雄だった

 

後に英国は各国では殺人鬼と呼ばれているが、英国では英雄と讃え。彼を剣を持った剣士を表して『聖剣士ユウ』と呼ぶ者も居る

 

それ以降は女王の好意もあるのかここでお住み好きして欲しいとも呼ばれるが、優は世界では犯罪者。犯罪者を英国が匿っていると知れば各国が英国を攻めいるのではないかと思い

 

優は密かに英国を抜け出したのだ

 

 

優「しかもお腹空いてたから。ついね・・・・」

 

正「食べたのかクラーケンを!?」

 

二「さすがは優殿!!神獣を相手にしても勝るとはさすがで御座る!!して・・・・味はどうだったで御座るか?」

 

正「そこはこの際どうでもいいんだよ!?」

 

ミ「私もクラーケンのことに関して聞いたことはありますけど、あれを本当に倒したんですの!?」

 

優「うん、ぶちゃけたこ焼きにしたら美味しそうだなと思って・・・・つい」

 

点「自分優殿にいや・・・斬殺丸にはもう手を出さないでござる」

 

 

優「まあその一件以来メアリやエリザベスからは『お兄様』と言われ。英国のためにではなく、あの二人のために働いたけど、なんか英国のためになってそこからはもう・・・」

 

正「なるほど。そこからは想像つく」

 

優「やりすぎたな・・・本当」

 

正「となると、女王とは面積はあるんだな?」

 

優「エリやメアリとはね。元気にしているといいな・・・」

 

 

妹の方は見てないから今どうしているか心配だが、姉の方は・・・・・・まあ大丈夫なようで安心した。でもどっちかと言えば自分が目に見える範囲だとしても妹の方は心配だと優は思った

 

 

ミ「ちょっと待ってください優!」

 

優「え?なに?」

 

ミ「あなた?・・・・英国でクラーケンを倒したのであるなら・・・・・・もしや私の故郷でファフニールにも手を出したりしてません?」

 

優「それってどういうの?」

 

ミ「えっと・・・・・・全身は黒くて、あと胸に緑色の傷跡のようなものが・・」

 

優「ああ・・あの黒い竜か!あれも・・・・お腹が空いてファフニールを微塵斬りにして食べちゃったんだよね?その後も財宝も近くの村に返して少しお金を貰ったけどね?」

 

ミ「・・・・・」←唖然している顔

 

正「お前本当に人間か!?あのファフニールを倒した!?そしてお前それを食べるのも異常だぞ!?」

 

優「まあ初めは俺もそう思ったけど・・・・空腹で耐えきれなくてつい・・・・・」

 

正「だとしてもファフニールを食べて美味しいわけないだろ!?」

 

優「人間ってのは腹が減っていれば何を食べてもなんだってうまいからね。そんなもんだよ俺は、そもそもそういう空腹に関しては正純が一番知っているんじゃないの?」

 

正「ぐ!?それは・・・」

 

 

正直これだけには正純は反論することはできなかった。なにせ一学期の頃。勉強道具に金を使い続けたせいで食事代が無くて、空腹で倒れて優に何度か奢ってもらったことを彼女は忘れていなかった

 

 

優「まあそんな感じで手を出したんだよね・・・」

 

桜『おかげで優は奴の肉と血を食べたことで、体が鉄より硬くなっちゃんだよ?もう剣は突き刺さることは無いし、もうこれチートだよ?』

 

点「なるほど、だから中等部の頃、直政殿の地摺朱雀のパンチを食らっても、ネイト殿を相手に格闘で勝てるのも納得でござる」

 

ミ「あれファフニールの硬化能力でしたのね・・・」

 

 

もはや優に勝てる存在は・・・彼を想う女のみ、重武神にも人狼にもそして神獣にも勝るとなれば人間としての疑いも出るのも無理もない。こんな人間を倒すのなら人質を取るか毒を盛るかしかあるまい

 

正純たちも優と斬の恐ろしさを再認識した。こんな怪物を確かに各国が放っておくこともないし、末世を覆す鍵と呼ばれてもおかしくない。神が手を焼いていた神獣をたった一人のまだ小さな子供の人間が倒したとなれば誰だって末恐ろしい

 

それが小さな国である武蔵の将軍として仲間だったことに幸いする。これがもし敵だったならどうなっていたことか、二代以外が青ざめた

 

 

優「点蔵?少し10分だけ警備任せてもいい?」

 

点「構わんでござるが、どちらへ?」

 

優「ホライゾンの所へ。ちょっと様子を確認したい。少しお願い」

 

点「そのまま優殿もお休みになられた方が・・・」

 

優「ごめん、まだやることあるから。とにかくお願い」

 

 

 

今回トレスエスパニアの嫌気の怠惰の攻撃を受けたホライゾンの様子を伺いに優は艦上を離れ、自動人形だから負傷とかは無いはずだが、ここに来てから彼女は疲れたのか部屋で寝ていた

 

 

 

おにぎりと味噌汁を持ってホライゾンの寝ている部屋へ

 

 

優「失礼するよ・・・ってあれ?」

 

ホ「優様・・・・・・」

 

優「起きてたの?」

 

ホ「はい、先ほど何やら宴会のような声を聞こえましたので・・」

 

優「ああ・・・・・それは気にしないで」

 

 

先ほどのトーリのアナウンスがこの部屋にまで鳴り響いたようで、さすがに寝ても居られなくなったようだ

 

 

優「はい。夕飯だよ」

 

ホ「ありがとうございます。今は何時でしょうか?」

 

優「22時だね。ホライゾンは大分長く寝ていたみたい」

 

ホ「はい。嫌気を浴びすぎた結果です」

 

優「随分と体全体に嫌気が付いていたね?」

 

ホ「はい。なぜああなったのかホライゾンにもわかりません」

 

優「そうだね。でもそれは嘘なんじゃないのかな?」

 

ホ「嘘?ホライゾンが嘘を付いていると優様は思うのですか?」

 

優「ああ。君は悲しみの感情しか今は無いから、今は自覚はないと思うけど、心の奥深くででこう願っていたんじゃないかな?」

 

ホ「心の奥深くで?」

 

優「・・・・・・・生身の身体に戻りたい」

 

ホ「!」

 

 

嫌気の怠惰の能力は自分が嫌気を感じる箇所に拘束する能力。つまり自分がコンプレックスを感じる箇所が束縛されるため、ホライゾンは身体全体に嫌気で拘束された。となると

 

 

『自動人形の身体で生きたくない』と嫌気を指したのではないかと優は彼女が嫌気に拘束された理由を想定した。彼女は人間に戻りたいと心底願っていたのだ。そうすれば自分と同じく人間らしい生活を過ごせると思ったからだ

 

 

優「人間になりたかったんだろう。そして俺たちのように生きたかったんだと、俺は思う」

 

ホ「そうかもしれません。私は優様たちのようになりたかったと思います」

 

優「うん」

 

ホ「私も喜美様たちのように・・・優様の嫁になりたかったです」

 

優「うん・・・・・・ん?」

 

ホ「そうすれば優様の子も授けますから・・」

 

優「ん?ホライゾン何を言っているの?」

 

ホ「子供は二人欲しいです」

 

優「ホライゾン?嫌気に打たれて頭おかしくなった?」

 

ホ「優様」

 

優「なに?」

 

ホ「ホライゾンを孕ませて下さい♡」

 

優「おかしいよね普通!?なんでそんな話になったのさ!?何がどうなったらそういう話になるの!?ていうかホライゾン!?君感情が無いはずでしょ!?なんでそんないきなり淫乱になるの!?意味わからない!!」

 

ホ「ホライゾンは優様のことになるとムラムラするんです。私は感情の無い自動人形じゃあありません。優様専用の○○○奴隷自動人形です。優様無しじゃあ生きていけません」

 

優「ホライゾン!?口が悪いよ!?その言葉みんなに言わないで!!この作品が18禁になっちゃうから!!ていうかなんでそうなったの!?いつからそうなったの!?見ない内に俺たちの姫様がとんでもないことになっているんだけど!?これトーリにでも見せられない奴だよ!!」

 

ホ「大丈夫です優様。ホライゾンが優様だけの淫乱になった所で、その内女性の皆さんも優様の奴隷になりますので全然問題ありません」

 

優「問題大アリなんだけど!?なんでそうなるの!?俺そんなこと望んでないから!!」

 

ホ「武蔵が優様だけの奉仕国家になるのももう少しです」

 

優「だから望んでないって!!どうしようホライゾンがなんかとんでもないことになっているんだけど!?これみんなになんて説明すればいいんだよおおおおおおお!!」

 

 

なんかホライゾンがとんでもないというか凄い事になっていた。きっとホライゾンは嫉妬の感情もあるから、きっと優が他の女性とイチャイチャしているのを見て嫉妬したのか、既成事実を作って我が物にしようと、優にはまだ早い18禁を押し付けてみたのだろう

 

だが、あいにく優にそこまでの独占欲も、2・3回デートしても女性の心が理解できないシャイ坊やな為。そんな事を言われても恥ずかしくて、自分の本音を抑えてしまうばかりだった

 

 

というより今はホライゾンをなんとかするのが先だった。

 

トーリ達が着陸許可を貰ってこっちに来る前にホライゾンをなんとかする方を最優先するべきだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エ「何!?斬殺丸がホストを営むだと!?」

 

兵「はい!!五日間の期間限定だそうです!武蔵から着陸許可を出してくれれば、詳しい詳細と決行日を発表するそうです!英国も客として持て成してくれるそうです!」

 

エ「よしわかった!!着陸許可を出せ!今すぐにだ!!」

 

兵「「「「イエス・マジェスティ!!!」」」」

 

ロ「じょじょじょじょ女王!?」

 

 

と言うようなやりとりがパトヴァ教導院の玉座の間であった。

 

よって着陸許可の申請はそこまで長くはなかった。でもあれだけの不法滞在で戦闘があったと言うのにすんなり申請があったなんて武蔵からすれば不思議な事だった

 

 

次の日、オリオトライ真紀子を含めた梅組メンバーと兵何十名と食材が積んだ輸送艦が、英国第四海岸に向かっていた

 



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