IS学園の取立屋 (Mr.ブラウン)
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序章 いつもと違う池袋
入学前日


どうもーMr.ブラウンです!
こんなコラボ面白くね?と思い書かせていただきました!
色々おかしいかもしれませんが温かい目でご覧ください!

それではどうぞ!


〜田中太郎さんが入室しました〜

 

田中太郎:こんばんわー

 

セットン:ばんわでーす

 

田中太郎:あれ?セットンさんだけですか?

 

セットン:そうですよー。すっごい暇でしたよーw

 

田中太郎:そうでしたかwお疲れ様ですw

 

〜甘楽さんが入室しました〜

 

甘楽:ヤッホー!みんなのアイドル甘楽ちゃんでーす!

 

田中太郎:あ、甘楽さんこんばんわー

 

セットン:相変わらずキモいくらいテンション高いですねーww

 

甘楽:ひどーい∑(゚Д゚)!いくら優しい私でも怒っちゃうぞ!

 

田中太郎:そんなことより知ってます?あのバーテンダー服を着た取立屋さんのこと

 

セットン:その方がどうしたんですか?

 

甘楽:みんなが酷い…

 

甘楽:でもそのことなら知ってるよーw

 

セットン:え?へ?その人がどうしたんですか?

 

田中太郎:噂ではその人が何とあの女性にしか動かせないISを動かしちゃったらしいんですよ!

 

セットン:…えーーーーーー!?

 

甘楽:正確には2人目だけどねー

 

セットン:でもすごいじゃないですかISを動かすなんて!

 

田中太郎:1人目がでたあとに全国の学校で男性対象で起動試験が行われたんですよ

 

田中太郎:ちなみに僕はダメでした

 

甘楽:でも大変だろうねー、IS動かしちゃったんでから

 

セットン:?何でですか?

 

甘楽:各国の研究機関や女性権利団体に狙われるんだからだよー

 

セットン:あー、最近やけにうるさい人たちですか

 

田中太郎:僕の学校でもそういう人たち居ますよ

 

甘楽:全くうざくてたまりませんよ!同じ女性として許しがたいです!

 

甘楽:動かせもしないのに威張り散らすとか何様っだって感じですよねーww

 

田中太郎:全くです

 

甘楽:あ、私そろそろ落ちますねー

 

甘楽:では!

 

〜甘楽さんが退室しました〜

 

セットン:じゃあ私たちもお開きにしますか

 

田中太郎:そうですね

 

〜セットンさんが退室しました〜

 

〜田中太郎さんが退室しました〜

 

 

 

 

 

 

一方その頃池袋のとある裏路地では、

 

「そんなことしてないでとっとと払った方がお前の身のためだぞー?」

 

トレッドヘアーでメガネをかけた男がナイフを持った男に呼びかける。

 

「う、うるせー!!さっきから待ってくれって言ってんのにきいてくんねーからだろ!?」

 

はぁ〜、っと深い溜息を吐いた。

 

「俺は忠告しといたからなー」

 

言い終わったと同時に、トレッドヘアーの男こと 【田中トム】の後ろからバーテンダー服を着た金髪でサングラスをかけた大男がタバコを咥えながら現れた。

"池袋最強の男"、そして池袋で"絶対に喧嘩を売ってはいけない男"、はては"池袋の自動喧嘩人形"と池袋に住んでいるなら誰もが恐れられている【平和島 静雄】である。

 

「な、何であんたがここにいるんだよ!?」

 

「そんなことはどーでもいいだろ?ただでさえイラついてんだとっとと払えってんだよ」

 

「へ!も、もしお前俺にき、危害なんて加えてみろ!お前のことをマスコミにチクってやるよ!そうすれば弟の方もただじゃ済まないだろぉなーー!」

 

ベキっ

 

「しかもあんた自身もおわりだよなぁ!!ISを動かしちまってんだからこのことが知れたら今のご時世いきていけないなぁー!」

 

ポト、ゲシゲシ

 

静雄が出てきた時点でもう終わりだと悟った男はダメもとで脅しをかけてみた。

だがこのとき男は気づかなかった。平和島静雄にたいして言ってはならない禁句を二つも言ってしまっていることに…

 

「あ、あのバカ…」

 

トムはもう手遅れだと悟った。あの静雄に禁句を言い放ってしまったのだから。

 

メキメキメキ…バギンッッ

 

「…言いたいことはそれだけか?」

 

どこからかへし折ってきた道路標識を片手で持ちながら問いかけた。幾つもの血管を浮かばせながら。

男はこの時自らの軽率な行いを悔やんでいた

 

「ウォォラァァ!!!」

 

ドガァァァン!!

 

静雄は返答のない男にイラつき道路標識で壁を思いっきり叩きつけた。

叩きつけた壁は抉られたようなあとが刻まれていた。これを見た男は恐怖にあまり気を失ってしまい目が覚めた後きっちり支払わせた。

 

 

 

 

「にしても最近あのことで持ちきりだなぁ」

 

「すみません」

 

「お前が謝ることじゃねーよ」

 

トムは笑いながらへこんでいる静雄に言った

 

「すみません、じゃあちょっと学校の準備してきます」

 

「おう、つかお前の口から学校の準備って言葉が聞けるなんてな」

 

そう、静雄は何と明日から学校に通わなくてはならないのだ。

とりあえず、織斑君が死なないことを祈るか。

 




いかがでしたか?
色々おかしかったですよね

次回は静雄がISを動かしてしまったことについて書きたいと思います!
それでは!


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訳 その1

どうもーMr.ブラウンでーす!
今回は静雄がISを動かした経緯について書いて見ました!予定では二部か三部構成にする予定です!
色々おかしいかもしれませんがご了承を

それではどうぞ!


やぁみんな、こんばんわ。俺の名前は…そうだな、ここではあえて【甘楽】と名乗っておこうかな。本名を名乗るとしずちゃんがうるさいからね。

今日はみんなにしずちゃんの面白い話を聞かせてあげようと思ってね。みんなも知ってると思うけどしずちゃんは本来女性しか動かせないはずのISを動かしてしまったね。まぁそれでも二番目なんでけどね。みんなはこのことは知ってるけどどうして動かしたかなんて知らないよね?今回は、しずちゃんがISを動かしてしまった理由を教えてあげよう。

それは今から一週間程前に起きた出来事なんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

〜一週間前〜

 

静雄は何時ものように先輩のトムと取立を終えて一服していた。そんな時に静雄はとある場面に遭遇していた。それは高価な服やアクセサリーを身につけた女が道端に倒れてる男に怒鳴っているところだ。ISが開発されてからこのような女尊男卑の風潮が広まり女が無条件で偉いとふざけた考えを持つ輩が増えてきたのだ。ハッキリ言って静雄はこういうのが大嫌いである。

会話の内容をきてみると、どうやら女が男の方にぶつかりそれに女が怒り男を叩いたというものだった。

ちょうどその時会話が聞こえてきた。

 

「ちょっとどうしてくれるのよ!!私のお気に入りの服が汚れちゃったじゃない!あなたのせいよ、弁償しなさいよ!」

 

「ふざけんな!先にぶつかったのはそっちだろ!?その上こっちはいきなり叩かれたんだぞ?!どう見てもお前が悪いだろ!!」

 

「黙りなさい!男の分際で私に意見してんじゃないわよ!私が言ったことが正しい身決まってるでしょ!!」

 

…なんだあの幼稚な喧嘩みたいなのは

はぁ、「バカバカしい」

 

「はぁ!?ちょっとそこのあんた、今なんて言ったのよ!」

 

「バカバカしいっていたんだよ。第一明らかにお前が悪いだろ?」

 

「男のくせに…!ふざけてんじゃないわよ!!」

 

…ふー、ペキッ

ポト、ゲシゲシ

 

「だいたい男なんて今の世の中生きてること自体罪なのよ!!!あんたたち男なんて生きてても邪魔なだけじゃない!あんたたちは黙ってわたs「うるせぇぇんだよぉぉ!!!」ヒッ」

 

女は目の前の光景に驚き何も喋れないでいた。なぜなら静雄がポストを両手に持ち地面に振り下ろし小さなクレーターを作っていたのだから。

 

「さっきからゴチャゴチャと男がどーの女がどーのうるせーんだよ!!そんなに文句があるなら自分でなんかやればいいだろーがよー!?」

 

女は完全に静雄に恐怖していた。そして女が気絶していることに気がつき静雄は不機嫌になり、池袋の夜の街に消えて行った。

 




いかがでしたか?
だいぶキャラが崩壊してしまいました。。。

次回はこのあとの静雄について書きたいと思います

では!


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訳 その2

どうもーMr.ブラウンです!

やっとタブレットが直りましたー!
今回も色々めちゃくちゃですがよかったらどうぞご覧ください

それではどうぞ!



あの騒動以来、静雄の身に不思議なことが立て続けに起こった。突然車が突っ込んできたり、工事現場から鉄骨が落ちてきたり、その道の人たちに囲まれたりなど様々だ。勿論静雄にはいずれも無意味であった。突っ込んできた車はフロントバンパーが潰れただけで静雄は無傷、鉄骨は受け止め、その道の人たちにたいしては返り討ちであった。

そして現在はとある倉庫で"IS"突然対峙している。

 

「あの時はよくも恥をかかせたわね!謝ったって許さないわ!」

 

「…こんなことで日本に数少ないISを使うなんてな。お前よっぽどバカなんだな」

 

「何ですって!?もとはといえばあんたがあの事故で死んでいればこんなことにならなかったのよ!!」

 

「やっぱこの頃起こってた変な事故はあんたが関係してたのか。」

 

いい迷惑だなぁ、おい

 

「あんたのこと少し調べさせてもらったわよ。平和島静雄、現在の職業は借金の取り立て。弟が芸能人の'羽島幽平'、本名'平和島幽'…あの情報屋が教えてくれるんだから確かなんでしょうね。」

 

情報屋?

 

「おい、その情報屋って誰だ」

 

「冥土の土産に教えてあげる。【甘楽】って名前よ」

 

…ピキッ

 

「他にも色んな情報をくれたわ!あなたの過去の仕事から学生の時のことを事細かに「バキバキバキッ」!!」

 

静雄はこの時かつてない程キレていた。何故かというと情報屋というと単語で静雄が思い浮かんだのがこの世で最も嫌いな男だからだ。

 

「いーざーやー!!!!!!!!あのやろー!!!」

 

ちなみにさっきの音は近くにあった鉄骨を殴って破壊した音である。

 

「な、何なのよ一体…」

 

「おいそこの女、今すぐその鉄の塊どもをどかせ。どかさなかったらぶっ壊して捨てる」

 

この言葉にISを纏っている操縦者達も息を飲んだ。流石にこの言葉にイラつきを覚えた

 

「いい加減にしなさい男の分際で!!」

 

そういい一機のISが飛び出した。だがこのとき誰が予想したであろう。素手でカウンターを食らわせて

 

「え?」

 

メキャッ

メキメキ、ドォォォン!!!

 

ISを粉々に壊すなんて誰が予想したであろう。

 

「きゃーっ」

 

操縦者は壊される直前なんとか脱出し死ぬことはなかったが衝撃が腕に伝わり腕の筋肉が壊れてしまっていた。

 

「な、何なのよあんた…何で絶対防御が発動しなかったのよ!!」

 

「知るか」

 

その後、ここらに複数の女性の悲鳴が聞こえたそうだ

 

 

〜とあるオフィスビルの一室にて〜

 

「いやー、まさかシズちゃんが素手でISを壊すなんてなー。完全に予想外だよ」

 

椅子に持たれながらディスプレイの映る映像を見ながら笑っている男がいた。

 

「さて、久しぶりに束ちゃんに連絡しないとなー」

 

そういいながら窓の外から下を見下ろしているのであった

 




いかがでしたか?

駄文ですが、読んでいただきありがとうございました!
次回に会いましょう!

では!


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訳 その3

どうもお久しぶりMr.ブラウンです!

やっと投稿できた…
それではどうぞ!


そして、とうとう事件が起こってしまう。

 

いつもと同様静雄は池袋の街を歩いていた。今日は仕事は休みだが静雄はバーテンダー服を着用している。

「今日はやけに人が多いな」

 

そう、なぜか今日は人がいつもより多いのだ。静雄は何かのイベントが近くであるのだろうと思い特に気にしないようにした。

交差点を進んでいると目の前の女性から淡い色の球体が落ちた。どうやら女性は落としたことに気付いておらず、静雄はそれを届けようと思い球体に触れた。すると頭の中に膨大な量の情報が入ってきた。

 

「うぉっ!?」

 

そして後頭部にも鈍い衝撃を受けた。

 

「な…んだ…一体…?」

 

そしてさらにもう一撃くらい俺は意識を失った。

 

〜どこかはるか上空にある研究所〜

 

「…ッつ!」

 

俺は鈍い痛みを感じながら目を覚ました。

 

「…ここはどこだ?みたところどっかの施設って感じだが…つか何で俺縛られてんだよ、しかも引きちぎれねぇとかどんな素材使ってんだよ…」

 

ブツブツ文句を言っていると奥の方から話し声が聞こえてきた。しかもだんだんと近づいてきている。

プシュン

扉が開き会話している人物を見た瞬間に静雄の中の悪魔が目を覚ました。

 

「い〜ざ〜や〜!!!!!テメェ、よくノコノコと俺の目の前に「うわっうるさっ!」あぁ!?誰だお前?」

 

「だから言ったでしょ?静ちゃんをこんな風にすると機嫌悪くなっちゃうって」

 

「だってああでもしないとこんな大男束ねさんのラボまで持ってこれなかったし〜」

 

静雄をほっといて話を進める2人を見ていて静雄の怒りが限界になる寸前まできていた。だが隣の女を見て目を疑ってしまう。不思議の国にアリスのような服に頭にうさ耳のようなカチューシャを付けているそこの女は嫌でも覚えている。ISを開発した張本人、〈篠ノ之 束〉である。そしてその隣にいるのは静雄が死んでも葬り去りたい男〈折原 臨也〉である。この2人が一緒にいること自体が信じられない。

 

「ところで静ちゃん、何で静ちゃんのこと拉致ったと思う?」

 

「知るかんなもん。さっさと俺に殺されろ」

 

「それはね〜、何と静ちゃんにISの適性があることが判明しちゃったからだぜ!ブイブイ」

 

「おいコラ、そのアダ名で呼ぶんじゃんねぇよ」

 

「「もぉ〜!静ちゃんはツンデレさんだな〜www」」

 

2人の挑発ともとれる行為に静雄の堪忍袋の緒が切れた

 

「テメェら、そんなに死にたいのか。だったら望みどうりにしてやるよぉ!!」

 

ギギギギギッ…

 

「まーとりあえず、静ちゃんにISの適性があるのは本当だから束さんがしっかりマスコミに売っておくからね!じゃあよろしく!」

 

束は絶対に切れないように炭素とチタンを混ぜて作った紐が切れそうになるのを見て冷や汗をダラダラと流しながら強引に要件を済ませた。

 

ブチンッ!!

 

話し終わったのと同時に静雄が紐を引きちぎり襲いかかろうとしたが突然浮遊感を感じた。下を見てみるとそこのは何もない。その事に気づいた瞬間静雄は上空に放り出された

 

何とか池袋に戻った時ふと外に売り出されているテレビを見て静雄は驚いた

 

『繰り返します!新たにISの適性者が判明しました!日本在住の〈平和島 静雄〉です!』

 

 

 

 

「…とまぁ、ここまでが静ちゃんがISを動かした経緯だよ。え?いつ適性があるってわかったかって?そんなの静ちゃんが無双した時反応が一瞬あったんだよ。それで束ちゃんに連絡して完璧に動かせることがわかったんだ!

さて、これからの静ちゃんにこうご期待だね!さて僕はこれにて失礼するよ。それじゃあみんな!さよなら〜」

 




いかがでしたか?

久しぶりで色々変なところがあったと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございます!
次回はいよいよ原作突入です!

それではまたいつか!


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1章 IS学園入学
入学。そして...


大変長らくお待たせしました!Mr.ブラウンです!
ようやく投稿することができました!

それではどうぞ!


よく晴れた朝。時間はAM10:00。IS学園の校門の前には腕を組んで前方を睨みつけている1人の女性がいました。 その女性の名は、「織斑 千冬」という。彼女がなぜ会議が終わってから教室に行かずここにいるかというと、自分の弟である一夏がISを動かしてから全国で検査が行われもう1人の男性適正者が見つかったのだ。しかし会議が終わってから、学園長からまだ来ていないという話を聞きこうして待ち惚けしている訳である。

 

「...遅い‼︎いつまで待たせる気だ。これでは朝のSHRに間に合わないでわないか...」

 

そう、なんともう1人の男性適正者である人物が一向に姿を現さないのである。織斑教諭がイライラを募らせている一方でもう1人の男性操縦者はというと...

 

 

 

「...あぁ〜、完っ全に寝坊だわ。」

 

AM10:15

 

「しょうがねえ、準備していくか。」

 

少し?遅い起床で悪びれる訳でもなくゆっくりと制服の袖に腕を通した。

 

「って、なんでサイズ合ってねえんだ?...仕方ねえ、いつもの着てくか。」

 

 

1時間後

静雄はタバコを咥えながら歩いて登校していた。たまたま財布を忘れてしまい、タクシーが使えず歩いて登校しているのだ。

 

「スゥ...フゥー、今日はやけにいい天気だな。それにしても、トムさんには悪いことしちまったな...。ホントは一緒に回収しに行くはずだったのに。」

 

そう独り言を漏らしながら歩いてると、モノレール乗り場に着いた。静雄は近くにいた駅員に乗れるか尋ねてみた。

 

「あの、すいません。このモノレールってIS学園行きですか?」

「え、は、はい!そうです!今すぐ準備しますので少々お待ちください!」

 

そう言い残し駅員は大急ぎで中に入っていった。

 

「?何驚いてんだあの人。」

 

静雄は駅員の態度に疑問を持ちながらも、特に気にせず扉が開いたモノレールに乗りIS学園に向かって行った。

 

一方先程の駅員はというと、

 

「び、びっくりしたぁ...。」

 

ガクブルで震えていた。考えてみてください。いきなり話しかけられた相手が、金髪でグラサンを掛けていて、自分より遥かに高身長の人に話しかけられたら誰だってびっくりするだろう。第一、バーテンダー服を着た人に話かられるなんて想像もしなかったであろう。

 

 

AM11:45

ようやく校門が見えてきたところで、静雄は時計を見た。

 

「もうちょっとで昼か。昼飯どうすっかなあ。」

 

呑気に自分の昼飯について考えていた。その時、何かが自分に近付いて来てるのが見えた。黒いスーツを着て、ヒールを履いているのに有り得ないスピードで此方に向かってきている。そして、

ズガァン!

ど突かれた。

 

「遅すぎだ馬鹿者がーーー‼︎」

 

出席簿を持った鬼に。

 

しかし、静雄はビックリしただけで大してダメージを喰らっていなかった。会心の一撃を叩き込んだと思った千冬は目を見開いて驚いていた。そして、さっきの衝撃で出席簿がひしゃげてしまっていたのだ。千冬が驚いている時静雄が声をかけた。

 

「あのさ、確かに遅刻した俺が1番悪いってわかる。それでもな、今日初めて会ったやつにいきなりど突かれるってどう思う?」

 

その時の静雄は恐らく、ギリギリの所で耐えていた。ここで謝罪の1つでもあれば許す事にしていた。その時の静雄の顔を見た千冬は流石に謝罪をした。千冬を知る者が見たら驚くだろう。

 

「す、すまなかった。流石にやり過ぎてしまった。しかし、幾ら何でも遅すぎだ。とっくにSHRは終わってしまったぞ。取り敢えず教室に案内するから一緒に来い。」

 

こうしてやっと、教室に連れて行く事ができたできたのであった。

 

 

 

 




いかがでしたでしょうか?
読んで頂いた皆様有難うございます。久しぶりだったので変なところがあったかもしれません。
次回話は近いうちに投稿します!

それでは!
エル・プサイ・コングルゥ


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