仮面ライダー☆ブレイズ! (特撮大好き)
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オリジナル登場人物紹介

主人公設定を手違いで消してしまったので未来の分も加えて書き直しました。
これからも追加してったりします。


・士道 大我

 

この作品の主人公。

処刑組織ユグドラシル(詳細はシリューガさんの作品をご覧ください)の一員でその任務でまどマギの世界に来た。

外見はFate/EXTRAの男主人公(岸波白野)のイメージ。年齢は18歳。

 

元々はライダーも怪人もいない平和な世界で暮らしていたがその世界を怪人軍団に滅ぼされており、クウガ〜鎧武の15人の原典ライダーに助けられた。その後にブレイズの力を受け取りライダーとなった。

門矢士の様にオーロラを呼び出して並行世界を行き来できる。

 

性格はかなりのお人好しで優しいがたまに超怒る。ちょっと抜けている。

自分の過去の経験から他人の危機を見過ごせず、自らの危険をかえりみないで助けようとする。

「全ての世界の人に笑顔でいてほしい」という願いのために戦っている。

 

因みに天道総司や津上翔一に料理を仕込まれてる為、料理の腕前は相当高かったりする。

 

 

 

・逢沢未来

 

大我の彼女。外見はロングヘアーの美少女(俺ガイルの雪乃とかウィザードのコヨミとかみたいな)。

勝ち気で男勝りなお方。以前は結構ツンデレだった。ちょっとばかり嫉妬が…。

前述の性格もあり思ったことをそのまま言ったりするが、実際はかなり優しい。

サガラからドライバーとロックシードを貰い冠になった。

大我が自分をかえりみずに戦うため、大我が皆の笑顔を守るなら自分は大我の笑顔を守ろうとしてる。

 

実はとある一つのアギトの世界の出身で変身は出来ないが超能力が使える(主に念力、治癒能力、軽い瞬間移動)。その為身体能力も高め。

 

 

 

・仮面ライダーブレイズ

 

大我が変身するライダー。見た目は青いディケイド。

クウガ〜鎧武の平成ライダー(サブライダーも一応使えるが基本的に主役ライダー)の力を使える。ドライブは未定。

「チェンジ・○○○!」の掛け声で発した○○○のライダーの技、武器、能力を扱うことができる。ただし最強フォームの力は後述の各フォームにならないと使えない。

アタックライドのスラッシュ、ブラスト、イリュージョン、インビジブル、他ライダーのファイナルフォームライドとブレイズのファイナルアタックライドはどの状態でも使用可能。

武器はブレイズソードという剣とブレイズブッカーというライドブッカーの色違い。

 

・クウガフォーム

ブレイズがクウガアルティメットフォームの様な鎧を纏った姿。アルティメットフォーム(ライジングアルティメットは除く)を含めたクウガの全能力を使える。

 

・アギトフォーム

シャイニングフォーム基準の鎧を纏った姿。シャイニングフォーム含めたアギトの全能力を使える。

 

・龍騎フォーム

サバイブ基準の鎧を纏った姿。サバイブ含め龍騎の全ての力を使える。

 

・ファイズフォーム

ブラスターフォームの鎧を纏った姿。ブラスターフォーム含めたファイズの全能力を使える。

 

・ブレイドフォーム

キングフォームの鎧を纏った姿。キングフォーム含めたブレイドの全能力を使える。

 

・響鬼フォーム

装甲響鬼の鎧を纏った姿。装甲含めた響鬼の全ての力を使える。

 

・カブトフォーム

ハイパーフォームの鎧を纏った姿。ハイパーフォーム含めたカブトの全能力を使える。

 

・電王フォーム

超クライマックスフォームの鎧を纏った姿。ライナーや超クライマックスを含めた電王の全ての力を使える。

 

・キバフォーム

エンペラーフォームの鎧を纏った姿。エンペラーフォームを含めたキバの全ての力を使える。さらに力を解放すれば飛翔体の力も使えるが負担が大きい。

 

・ディケイドフォーム

コンプリートフォームの鎧を纏った姿。コンプリートフォーム含めたディケイドの全能力使用可能。

 

・ダブルフォーム

サイクロンジョーカーエクストリームの鎧を纏った姿。エクストリーム含めたWの全能力を使える。さらに力を解放すればゴールドエクストリームの力も使えるが負担が大きい。

 

・オーズフォーム

スーパータトバの鎧を纏った姿。スーパータトバを含めたオーズの全能力を使える。

 

・フォーゼフォーム

メテオフュージョンの鎧を纏った姿。メテオフュージョン含めフォーゼの全能力使用可能。さらに力を解放すればメテオなでしこフュージョンも使えるが負担が大きい。

 

・ウィザードフォーム

インフィニティーの鎧を纏った姿。インフィニティー含めウィザードの全能力使用可能。さらに力を解放すればインフィニティードラゴンやゴールドの力も使えるが負担が大きい。

 

・鎧武フォーム

極アームズの鎧を纏った姿。極アームズ含め鎧武の全能力使用可能。

 

 

 

・仮面ライダー冠

 

未来が変身するライダー。ほぼ原作通りだが無双セイバーを標準装備してる。

所持ロックシードはシルバー、禁断のリンゴ。

禁断のリンゴロックシードは負担は大きいが命に関わる程の副作用は無くなっている。



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本編
1話 魔法少女の世界


こんにちは。この度初めて小説を書きます。色々といたらないと思いますがよろしくお願いします。


???

「…また救えなかった」

 

???

「…諦めない。絶対にあなたを救ってみせる」

 

???

「待ってて…まどか」

 

 

その言葉を最後に少女---暁美ほむらは自らの魔法少女としての力である時を操る能力で、もう何度目になるか分からない時間逆行をし過去へ向かった。

 

自分の度重なる時間逆行により世界の壁が歪み、自らの世界に別世界から巨大な脅威がやって来てしまった事を知らぬまま…。

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

 

 

此処は時空の狭間。世界と世界の間である。そこに1人の青年がいた。

 

 

大我

「よし、そろそろ目的の世界だな」

 

 

彼の名は士道大我。彼はユグドラシルという表向きは大企業、実態は悪を処刑する組織の仮面ライダーであり社長の黒崎シガからの任務で異常が観測された世界へ向かっていた。

 

 

大我

「ん?なんだ…、うわっ!」

 

 

 

 

 

 

大我がその世界に入った瞬間、大我の頭の中に様々な声が響き出した。

 

 

 

 

 

 

『…またあなたを救えなかった』

 

 

『僕と契約して魔法少女になってよ』

 

 

『今とは違う自分になろうだなんて思わないことね』

 

 

『奇跡も魔法もあるんだよ』

 

 

『×××ちゃん、ごめんね』

 

 

 

 

 

 

大我

「い、一体何が…うわっと!」

 

 

たくさんの声が響き終わるといつの間にか大我は見知らぬ街に立っていた。取り敢えずこの世界の情報を集めるために歩きだそうとした時、突然爆発音の様なものが聞こえてきた。

 

 

大我

「ヤバイ!早速何か起きてるのか!」

 

 

音の大きさからするにそこまで離れてなさそうなので大我は急いで走り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わりここは見滝原のとある裏路地。そこではマミが見たこと無い怪物と戦っていた。

 

 

マミ

「私の攻撃が全然通じない!なんなのよ!」

 

ヘッジホッグロード

「人間にその様な力など必要無い!貴様はここで死ぬがいい!」

 

 

マミとまどかとさやかは学校から帰る途中、いきなりこの怪物に襲いかかられ、魔法少女であるマミが戦っているのが現状である。だか力の差は圧倒的であり一方的にやられ、すでにボロボロの状態だった。マミは力を振り絞り武器の魔法銃を相手に向けるが

 

 

ヘッジホッグロード

「フンッ!」

 

マミ

「キャアアア!」

 

まどか

「マミさん!」

 

 

ヘッジホッグロードの拳でマミは壁に叩きつけられ動けなくなった。

 

 

マミ

「う、うう…」

 

まどか

「マミさん!?」

 

ヘッジホッグロード

「終わりだ!」

 

 

ヘッジホッグロードが右手の刀剣でマミを切り裂こうとし、マミが目をつぶったその時

 

 

大我

「ウォリャァァァ!」

 

ヘッジホッグロード

「ヌオオッ!?」

 

 

突然現れた大我の飛び蹴りが炸裂しヘッジホッグロードを吹っ飛ばした。

 

 

大我

「アンノウンか、なんでこんな所にいるんだ?」

 

マミ

「あ、あなたなにしてるの!?早く逃げなさい!殺されるわよ!?」

 

大我

「何言ってるんだよ、君達が危ないのに逃げるわけ無いじゃ無いか」

 

マミ

「唯の人間があんな怪物に勝てるわけ無いでしょ!?」

 

大我

「それが唯の人間じゃ無いんだよね、俺」

 

マミ

「…?」

 

 

何を言ってるのか分からないという表情のマミに笑いかけながら大我は懐から、幾つかの紋章が描かれている青いバックルを取り出す。

 

 

ヘッジホッグロード

「クッ!貴様、何者だ!」

 

大我

「俺か?俺は…」

 

 

大我は【ブレイズドライバー】を装着し、1枚のカードを前に突き出し叫んだ。

 

 

大我

「通りすがりの仮面ライダーさ!覚えておけ! 変身!」

 

《カメンライド…ブレイズ!》

 

 

複数の幻影が重なり姿が変わった大我のマスクに10枚のカードが突き刺さる。

そしてこの世界にとって初めてのライダー、ブレイズ(容姿は全体が青のディケイド) が姿を現した。

 

 

ブレイズ

「行くぜ!皆の笑顔を守る為に!」

 

 

まどかもさやかも 今まで何度も修羅場をくぐって来たマミさえも唖然としている中、ブレイズは武器のブレイズソードを構えてヘッジホッグロードに突っ込んで行った。

 

 

 

 

 

 

 

…本来怪人もライダーも存在しないはずの世界に怪人と1人の仮面ライダーが現れた。果たしてこの世界の物語はどの様な結末を迎えるのだろうか…?




いかがだったでしょうか?魔法少女まどか☆マギカは現在2話ぐらいのあたりです。基本的に大筋は原作をなぞり細部を変えていく感じにしようと思ってます。
感想、アドバイス等お待ちしています。


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2話 戦う戦士

ライダーの初戦闘回です。てか殆ど戦闘です。戦闘描写が不安ですが頑張っていきます。
…良いタイトル思いつかない。


ブレイズ

「ハアアアアッ!」

 

ヘッジホッグロード

「グッ!?ヌオオオオッ!」

 

 

 

ブレイズはブレイズソードで素早く斬りつけヘッジホッグロードを攻撃していく。

ヘッジホッグロードも刀剣で防ごうとするもブレイズの動きに翻弄され圧倒されている。

 

そしてヘッジホッグロードはブレイズの強力な蹴りをくらい吹っ飛ばされ、ブレイズは距離を詰めようとするが

 

 

 

ヘッジホッグロード

「フンッ!」

 

ブレイズ

「うわわっ!」

 

 

 

ヘッジホッグロードは身体中の針を飛ばしてきた。

ブレイズとしては簡単に避けられるが下手に避けると後ろのまどか達に当たってしまうため動けず大量の針攻撃をくらった。

 

 

 

ブレイズ

(結構マズイな、この状況…)

 

 

 

マミもそうだったが後ろの3人を庇いながらブレイズは戦っている。

ヘッジホッグロードを倒そうとすれば3人が危険になる。それを相手も分かっているのだ。

 

 

 

ヘッジホッグロード

「お荷物を抱えて大変そうだな。そうだ、奴から貰ったコイツでも使ってみるか」

 

 

 

そう言うとヘッジホッグロードは手に持った幾つかの石の様な物を地面にばら撒く。

するとその石が「グール」という灰色の、槍を持った下級ファントムに変貌した。

かなりの数のグールがゆっくりとこちらに迫ってきており、ヘッジホッグロードも再び針を飛ばそうとしている。

 

 

 

ブレイズ

(グール!?やはり此処にいるのはアンノウンだけじゃ無いのか!しかもこの数は厄介だ…。よし、あれで行くか)

 

 

ブレイズ

「いくぜ、チェンジ・カブト!」

 

《チェンジ・カブト!》

 

 

 

ブレイズが叫ぶとブレイズドライバーから音声が発せられる。 するとブレイズの横にカブトの幻影が現れそして一体化した。

 

 

 

ヘッジホッグロード

「…?何をしようと無駄だ!俺を倒そうとするなら後ろのお荷物を見捨てることだな!」

 

 

 

しかしブレイズはその言葉を鼻で笑うと

 

 

 

ブレイズ

「ある人が言っていた…。二兎を追う者は二兎とも取れ、と。クロックアップ!」

 

《クロックアップ!》

 

 

ヘッジホッグロード

「何ッ!?消えただと⁉︎」

 

 

 

ブレイズはカブトの力でクロックアップを発動して迫ってくる針を全て叩き落とし、グールを次々と手に持ったカブトクナイガンで切り裂いて行く。

そしてヘッジホッグロードに強烈な一撃を加えるとクロックアップが切れる。

ヘッジホッグロードは壁に叩きつけられるがブレイズがこちらに背を向けているのを見ると

 

 

 

ヘッジホッグロード

(しめた!油断したな、バカめ!)

 

 

 

この期を逃さんと刀剣を振りかざし斬りつけようとするが

 

 

 

ブレイズ

「あまいぞ…。ライダーキック」

 

《ライダーキック!》

 

 

 

ブレイズは右脚にエネルギーを集約させ、振り向きざまに強力な回し蹴りをくらわせた。

 

 

ヘッジホッグロード

「グワァァァァ!」

 

 

ブレイズのライダーキックをくらったヘッジホッグロードは断末魔の叫びをあげながら爆散した。

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

まどか

「…すごい」

 

 

なんとかそう言ったまどか達の元に変身を解いた大我が駆け寄ってきた。

 

 

大我

「君達、大丈夫?ケガは?」

 

まどか

「えっと、私は大丈夫」

 

さやか

「あたしも平気」

 

マミ

「私もそこまでたいしたことは無いわ。ありがとう」

 

大我

「それは良かった。後 俺としてはさっきの君の格好とか技について聞きたいんだけど、…そこにいる君は何か用かな?」

 

 

そう言って大我は物陰の方を見る。すると…

 

 

ほむら

「…気づいてたのね、あなた」

 

 

魔法少女の姿の暁美ほむらが出てきた。

 

 

大我

「まあ、なんと無くね。それで君は誰なんだい?」

 

ほむら

「それは私のセリフね。さっきのあの姿にあの力…。まさか魔法少女じゃ無いし何者なのよ?」

 

 

ほむらは怪人とマミの戦闘を見かけ、まどかが危なくなったら飛び込もうとしていたのだが、大我が突然乱入してきた為様子を見ていたのだ。

 

 

大我

「…魔法少女?えっと、それは一体…」

 

ほむら

「…魔法少女については何も知らないのね、あなた。良いわ、こっちも教えてもらいたいこともあるしどこか別の場所でお互いについての話でもしましょ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…ほむらは1人の仮面ライダーと出会った。彼と出会ったことによって彼女の運命は変わってゆく。




初戦闘回、今回はカブトの力を使いました。今後も様々なライダーの力を使っていきます。
次回は大我と魔法少女達との話し合いになります。投稿は3月の半ばか下旬になりそうです。

感想、アドバイス等お待ちしております。


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3話

今回 主人公(18歳)に中学生の役割を与える、という事をしてましたがやっぱりやめることにしました。
ノリとネタでやろうとしたんですが やっぱり無理矢理過ぎたのと、中学生扱いしたらバイクとかマシン乗れないじゃん!と気づいたので。
今後はもうちょっと考えて投稿します。


ほむら

「さて何から話ましょうか…」

 

 

此処は見滝原の公園。先程の戦闘場所からさほど離れてないここに5人は移動して来た。そしてほむらが何か話そうとした時

 

 

キュゥべえ

「だったら僕から説明するよ!」

 

ほむら

「っ!キュゥべえ…!」

 

大我

「ん?何このぬいぐるみみたいなの?」

 

マミ

「この子が私達を魔法少女にしてくれたのよ。でもどうして此処に来たの?」

 

キュゥべえ

「ちょっとこの辺ですごい力を感じたからね。様子を見に来たのさ。でも僕を見て驚かないんだね君」

 

大我

「あー、うん、まあ色々あってね…」

 

 

死から蘇った狼男的な人、不死生命体になった方、メッチャ鍛えてる鬼、ハーフヴァンパイア、2人で1人の探偵、魔法使い、挙句の果てに神様の知り合いやら先輩までいる大我である。ぶっちゃけ、ぬいぐるみみたいな生物がいても驚くほどの事では無かった。

 

 

キュゥべえ

「ふーん。まあいいや。まず魔法少女っていうのはね、簡単に言うと願いをなんでも一つ叶える代わりに僕と契約して魔法の力で魔女と戦ってもらう人達のことさ」

 

大我

「…なんでも願いを叶えるだって?」

 

キュゥべえ

「そう、なんでもさ。そしてソウルジェムって物を使って変身したり魔女を見つけたりして戦ってもらうんだよ。因みに魔法を使うとそのソウルジェムは穢れてくし何もしないでも穢れてく。でも魔女を倒すと手に入るグリーフシードでそれを浄化出来るから定期的に魔女と戦わなきゃならないってこと」

 

大我

「その魔女っていうのはどういった奴なの?」

 

マミ

「大きい化け物みたいなのよ。結界っていう異世界を作り出してそこに潜んでいるの。後使い魔という小型の部下をつれているわ」

 

大我

「成る程ね…」(願いを叶える、定期的に戦わなきゃいけない、龍騎に似てるな…。彼女達と一緒にその魔女を倒すのが俺の役割なのかな?)

 

キュゥべえ

「さて、こっちのことはだいたい話したし次は君の事を聞かせてもらうよ、士道大我君。君は一体何者なんだい?」

 

 

大我はどこまで話そうか迷いながらとりあえず仮面ライダーについて話す事にした。

 

 

大我

「俺はね…仮面ライダーさ」

 

まどか

「仮面…ライダー?」

 

さやか

「何それ?」

 

大我

「仮面ライダーっていうのはさっきの俺みたいに変身して、人知れず悪と戦い人々の自由を守る戦士のことだね」

 

ほむら

「成る程。そうやって多くの人を貴方は助けて来たのね」

 

さやか

「へー、凄いじゃん!いわゆる正義の味方ってことでしょ?」

 

まどか

(正義の味方かあ…、かっこいいなあ。私も…)

 

キュゥべえ

「ちょっと待ってくれ。僕は随分昔から人間を魔法少女にして来たけど仮面ライダーなんて見たことも聞いたことも無いんだけど」

 

大我

「あ、うーん。そうだな…」

 

 

自分が別の世界から来た事を話そうか迷った大我だったが変に怪しまれるより正直に話す事にした大我は その事や自分が今までに旅した様々な世界の事を彼女達に話した。

別世界の事、自分が仮面ライダーという存在である事、人々を守るために怪人達と戦っている事…。

 

 

 

マミ

「パラレルワールド…。そんなものが本当に存在するなんて…」

 

ほむら

「まあ、さっきの仮面ライダーってのを見せられれば信じるしかないわね」

 

まどか

「別世界かあ、凄いなあ」

 

さやか

「ねえねえ、大我さんて別の世界から来たんだよね?大我さんがいた世界はどんな世界だったの?」

 

大我

「っ!そ、それは…」

 

 

さやかに聞かれた瞬間、大我の脳裏にある光景が蘇る。自分の世界が滅ぼされたあの日の光景が。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー街が燃えている。

 

 

ーーー建物が崩れ去る。

 

 

ーーー目の前で人々が異形の怪人に殺されていく。

 

 

ーーー自分の両親が怪人に食い殺された。

 

 

ーーー自分の親友に紫のヒビが入り怪人になっていく。

 

 

そしてー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まどか

「…さん?大我さん?」

 

大我

「…っ!ああ、ごめんね。少し…嫌な事思い出しちゃってね…」

 

さやか

「そ、そっか。ご、ごめんなさい」

 

 

大我の様子が明らかにおかしい事に皆は気づいたがこの話題には触れない方が良さそうなのでその事は誰も話そうと

しなかった。

 

 

 

ほむら

「それで、貴方は一体なんの為に戦っているの?」

 

大我

「俺はね、仮面ライダーとして人間の自由を守るため、そして何より皆の笑顔を守るため」

 

ほむら

「…は?貴方正気?そんなことの為に命をかけて戦っているの?」

 

 

予想外過ぎる答えを返して来た大我に唖然として聞いたが

 

 

大我

「そう。俺はもう誰かが悲しんだり絶望したりするのを見たく無いんだ。だから、戦う」

 

ほむら

「…貴方相当なお人好しね」

 

大我

「よく言われるよ」

 

 

呆れたほむらに大我は苦笑いしながらそう言った。

その後は取り止めも無い話しをした後、それぞれは帰って行った。

その道中、ほむらは

 

 

ほむら

(士道大我。別の世界から来たという完全なイレギュラー。相当な強さの上 お人好しだし彼を上手く利用すれば今度こそ まどかを…)

 

 

 

 

 

 

一方、とある場所では

 

 

???

「あー、もうようやく着いた!ったく大我の奴、別世界行く時はちゃんと言ってけって言ったのに!待ってなさいよ!」




駄目だ、駄文がヤバイ…。
最後に出て来たのはある仮面ライダーに変身する、主人公のオリヒロです。

感想、アドバイス等お待ちしております。


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4話 白銀ニューステージ!

遅くなってすみません。進級による勉強の激化、部活での先輩と後輩の板挟み、逃げる様にはまってしまったロストヒーローズ2…。はい、言い訳してごめんなさい。

今回はいつもより長めです。あとタイトルでわかると思いますがあるライダー登場です。作者が好きなライダーなので皆さんがどう思うかは分かりませんがよろしくお願いします。


大我と魔法少女達が出会った翌日の朝、まどかの家での朝食の場では

 

 

知久

「しかし士道君、料理上手いんだね。驚いたよ」

 

タツヤ

「お兄ちゃん、おかわりー!」

 

大我

「いや〜ありがとうございます。あ、ちょっと待っててタツヤ君」

 

詢子

「ホントだな。すごく美味しいよ。ん?どうした、まどか?」

 

まどか

(…溶け込んでるなあ)「いや、なんでも無いよ…」

 

 

(知久が鹿目父、詢子が鹿目母、タツヤが鹿目弟です)

 

士道大我が鹿目家の台所で朝食を作っていた。その理由は昨日に遡る。

そもそも大我(ブレイズ)にはディケイド一行の様な移動拠点が無いのである。そのため大我は住む場所どうしようか迷っていたのだが

 

 

悩んでる→一緒にいた まどかの母親(仕事帰り)と遭遇→大我と詢子が話す→何故か気に入られ鹿目家に泊めてもらえることに→大我が遠慮するも話し合いの末、何故か 泊まる代わりに家事類の手伝いすることで妥協(…家政夫?)

 

 

というよく分からない感じで居候させてもらえることになったのだ。

因みに当然だが魔法少女やライダーのこと、大我が異世界人等とは言える訳が無いので、大我は地方から上京してきたがのはいいが住む所が無く困っていた…、ということにしてある。

…まあ、普通ならかなり怪しまれるだろうが大我のお人好しのおかげかあっさり受け入れられ鹿目家に馴染んでいた訳なのである。タツヤに至ってはお兄ちゃんと呼んでるし。

そして冒頭の辺りに戻るわけで。

 

 

まどか

「あっ、もう学校行かなきゃ!いってきまーす!」

 

鹿目家+大我

「いってらっしゃーい!」

 

 

…この世界に来た仮面ライダーは居候で完全に鹿目家の一員となっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見滝原の病院。さやかの幼馴染の上条恭介のお見舞いにさやかとまどかが来ていた。

恭介は将来有望なヴァイオリニストだったのだが、とある事故に遭い弾くことが出来なくなってしまっていた。

さやかは幼馴染の恭介に好意を抱いており、心配してよくお見舞いに来ていた。

この日はまどかも付き添いで来ていて、しばらく話した後2人とも帰ろうとしていたのだが

 

 

?⁇

「ごめんなさい、ちょっと良い?」

 

まどか・さやか

「「ふぇっ?」」

 

 

突然 後ろから知らない人に話しかけられ、2人はハモって変な声を出してしまう。

 

 

さやか

(うわっ、綺麗な人だなー)

 

まどか

(大我さんと同い年くらいかな?)「えーと、どなたですか?」

 

 

おそらく大我と同い年くらいの美人な女の人が話しかけて来て少しビックしたが取り敢えず誰なのか聞いてみると

 

 

未来

「あ、ゴメンね いきなり声かけて。アタシはね、逢沢未来っていうのよ。ちょっと聞きたい事が有るんだけど良いかしら?」

 

まどか

「えっと、なんでしょうか?」

 

未来

「知り合い探してるの。士道大我って奴知らない?」

 

まどか

「ああ、大我さんのお知り合いですか?大我さんなら…」

 

 

どうやら大我の知り合いの様で彼を探してるらしく、まどかが律儀に答えようとしたが

 

 

さやか

「待って、まどか!大我さんは別の世界から来たんだよ!なのに知ってるっておかしいよ!きっとこの人もあの怪人の仲間なんだよ!」

 

まどか

「あっ!」

 

未来

「えっ、ちょっと待って違うのアタシは…」

 

さやか

「逃げるよ、まどか!」

 

未来

「ちょっ、待ちなさいよー!」

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

さやか

「ふー。ここまでくれば大丈夫かな」

 

まどか

「けど…あの人、本当に悪い人だったのかな?」

 

 

まどかとさやかの2人は病院の裏手まで逃げて来ていた。

 

 

さやか

「だってー。明らかに怪しいじゃん…」

 

まどか

「うーん。あ、さやかちゃん。なんだろ、あれ…。向こうの壁何か光って…」

 

キュゥべえ

「グリーフシードだ。しかも孵化しかかってる。このままじゃ魔女が生まれてくるね」

 

さやか

「うわっ、キュゥべえ⁉︎いつの間に⁉︎」

 

キュゥべえ

「そんな事より結界が出来る前にここから逃げよう!」

 

さやか

「だ…駄目だ!こんな所で魔女が生まれたら病院の皆が…」

 

 

その様な会話の間にもグリーフシードはどんどん禍々しくなってしまっている。

 

 

さやか

「とにかくあたし、ここでコイツを見張ってる!まどかはマミさん呼んできて!」

 

まどか

「う、うん。あ、後 大我さんにも知らせとく!」

 

さやか

「うん!頼んだよ!」

 

 

 

 

数分後

 

 

 

 

まどか

「マミさんここです!」

 

マミ

「ええ。 …! またあなたね、暁美ほむら」

 

まどか

「え?…あっ」

 

 

数分後、大我より一足早く来たマミと共に戻って来たまどかだったがそこにほむらも来ていた。

 

 

ほむら

「今日の獲物は私が狩る。もちろん結界内の2人の安全は保証するわ」

 

マミ

「だから手を引けっていうの?信用すると思って?」

 

 

そう言うなりマミは自身の拘束魔法でほむらを縛った。

 

 

ほむら

「なっ…⁉︎バ、バカッ、こんな事やってる場合じゃ…!」

 

マミ

「怪我させるつもりは無いけど暴れたら保証しかねるわ。行きましょう、鹿目さん」

 

ほむら

「待ちなさい!今度の魔女は…これまでとは訳が違う!」

 

 

ほむらは必死な様子でそう言うもマミはまどかと一緒に結界に入って行ってしまった。

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

 

キュゥべえ

「まずい、孵化が始まった…。もうすぐ魔女が出てくる!」

 

 

さやか

「ええ⁉︎あっ2人とも!こっちこっち!」

 

 

お菓子の魔女という魔女がまさに生まれてくるまさにその瞬間、まどかと魔法少女になったマミが到着した。

 

 

マミ

「お出ましのところ悪いけど一気に片付けさせてもらうわ!」

 

 

マミは牽制として銃を放ち相手を怯ませ、さらに拘束魔法でお菓子の魔女を縛り上げる。そして

 

 

マミ

「ティロ…フィナーレッ‼︎」

 

 

お菓子の魔女

「 …! 」

 

 

マミの必殺の一撃が決まりお菓子の魔女は吹っ飛んだ。

 

 

まどか

「やった!」

 

さやか

「よっしゃー!良かった良かった!」

 

 

以外と呆気なく魔女を倒せ、病院の人達に被害が及ぶことも無く良かったと3人は思ったのだが

 

 

マミ

「ふぅー。これで一件落…え?」

 

お菓子の魔女

「ガアアアッ!」

 

 

お菓子の魔女はまだ生きており、口の中からピエロの様な顔を持つ巨大な芋虫に似た身体を出して来た。そしてその身体の口でマミを喰らおうとして来た。完全に不意打ちだった為にマミは一歩も動け無い。そして…

 

 

マミ

「ひっ…!」

 

 

まどか

「マミさん‼︎」

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

一方、結界の外でマミの拘束魔法を何とかしようとしていたほむらだったが

 

 

ほむら

「くっ!急がないと…え?」

 

ソードフィッシュオルフェノク

「ほう、ちょうどいい。こんな所に魔法少女が転がっているとはな」

 

バットイマジン

「あのお方の為にもここで潰しておくか」

 

 

何とオルフェノクとイマジンの2体もの怪人が現れたのである。しかもほむらは身動きができない。まさしく絶体絶命の危機だった。

 

 

ほむら

「っ!こんな所で…!」

 

ソードフィッシュオルフェノク

「悪いがさっさと死んでく…ッ⁉︎何⁉︎」

 

 

だがバットイマジンがほむらに手をかけようとしたその時、突然ソードフィッシュオルフェノクが吹っ飛ばされた。

 

 

『three』

 

 

バットイマジン

「何だ、一体何が…ガハッ⁉︎」

 

 

『two』

 

 

続けてバットイマジンも身体に無数の衝撃を受け、かなりのダメージを負ってしまった。

 

 

『one』

 

『time out』

 

 

ブレイズ

「あー、危なかった」

 

ソードフィッシュオルフェノク

「いきなり現れただと⁉︎さっきのは貴様の攻撃か!」

 

バットイマジン

「なんだ貴様は!一体何者だ⁉︎」

 

ブレイズ

「通りすがりの仮面ライダーさ!覚えておけ!…なんてね。それよりほむらさん大丈夫?」

 

 

いきなり姿を現したブレイズがほむらを心配する。

まどかから魔女出現の連絡を受けた大我は急いで向かって来たのだが途中で怪人を発見した為、ブレイズでファイズのアクセルフォームの力を使ってここに急行し、ほむらを助けたのである。

 

 

ほむら

「え、ええ。ありがとう…ってそれより大変なのよ!まどか達が!」

 

ブレイズ

「大丈夫、あの3人なら俺の仲間が助けに行ってるから」

 

ほむら

「…仲間?」

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

『シルバースカッシュ!』

 

 

マミ

「え?」

 

お菓子の魔女

「ギャアアアア!」

 

 

お菓子の魔女がマミを喰い殺そうとした瞬間、後方から来た 青と銀色の鎧を纏った戦士のキックにより大ダメージを喰らい再び吹っ飛んだ。

 

 

さやか

「な、なんだ⁉︎」

 

「はぁー、間に合って良かったわ。まったくもう、3人とも無事?大丈夫?」

 

 

突然現れたその鎧武者は3人を知っている様で心配していた。だがその声はどこかで聞き覚えがある様な気がする3人だった。そして真っ先に思い出したまどかが目の前の戦士に問いかける。

 

まどか

「あ、あれ?その声、もしかして未来さん?」

 

さやか

「え、さっきのあの人⁉︎」

 

「そうよ。そしてまたの名を仮面ライダー冠!さあ、ここからはアタシのステージよ!」

 

 

冠は腰に下げた無双セイバーを引き抜き、お菓子の魔女に向かって突撃していった。

 

 




ダメだ、もうダメだ…。全然ちゃんと書けない…。

後、独自設定ですがこの作品の冠は無双セイバーを標準装備しています。

これからも遅くはなりますが更新はちゃんと続けますのでどうか見捨てないでください。お願いします(必死

感想、評価、アドバイス等お待ちしています。


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5話 2人のライダーの戦い

 

ブレイズとソードフィッシュオルフェノク、バットイマジンが戦っている病院の屋上。其処には二つの人影があった。

片方はセイレーンと呼ばれるファントム。もう片方はかつて別の世界で『金色の魔法使い』と呼ばれウィザードと激闘を繰り広げた仮面ライダーソーサラーである。

そして 戦ってる3人、特にブレイズをソーサラー達は見つめていた。

 

 

ソーサラー

「あれがこの世界に来た仮面ライダー…ブレイズか」

 

セイレーン

「ええ。あのお方の言うとおり、奴が我々の最大の障害となるでしょう」

 

 

セイレーンはソーサラーの側近でソーサラーを信頼しているしソーサラーもまたセイレーンを信頼している。

そんなセイレーンだがどこかソーサラーの様子が何時もと違う様な気がしていた。

 

 

セイレーン

「ドレイク様?どうかなされたのですか?」

 

ソーサラー

「…いや、少し昔の事を思い出していただけさ」

 

 

ソーサラーは、現れるなりほむらの心配をしたブレイズを見て まだ自分がドレイクというファントムになる前、かつて人間だった頃の親友を思い出していた。優しくお人好しでもう二度と会えない親友だった男を。

 

 

セイレーン

「ドレイク様、やはり…」

 

ソーサラー

「いや、もういい。俺はこうして生きると決めたんだ。さ、戻るぞ」

 

セイレーン

「…はい」

 

 

『テレポート・ナウ』

 

 

ソーサラーが使った魔法で2人の姿は消え、2人の姿と会話に気付いた者は誰もいなかった。そしてソーサラーの最後のつぶやきに気付いた者も。

 

 

ソーサラー

「…大我」

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

「はあっ!」

 

 

魔女の結界の中、冠とお菓子の魔女が激突していた。

お菓子の魔女は巨大な芋虫状の身体を出して冠を追うが、冠は周りを飛び回り敵の攻撃を避けつつ無双セイバーで斬りつけ、弾丸を打ち込んでいく。

だが巨大な身体には多少の斬撃や銃弾は中々通用しないらしい。 先程からかなりの攻撃を加えているが有効打は無いようだ。

 

 

「チッ!シルバーアームズじゃ力不足か!だったらこっちでどうかしら!」

 

 

『シルバーオーレ!』

 

 

冠は戦極ドライバーのカッティングブレードを2回倒す。すると冠の周囲に銀色のエネルギーの球体が現れる。

そして冠が相銀杖という杖を相手に向けると銀のエネルギー弾が一斉に魔女に激突した。

 

 

お菓子の魔女

「ガァアアアア!」

 

 

流石にこの威力には怯んだのか魔女は動きを止めた。

その隙に冠は新たな赤いリンゴのロックシードを出して解錠する。

 

 

『リンゴ!』

 

 

解錠と同時に冠の頭上にクラックと呼ばれる穴が出現し、そこから赤い鎧が出てくる。

 

 

さやか

「な、なんか出て来たぁ⁉︎」

 

 

『リンゴアームズ!デザイア・フォビドゥン・フルーツ!』

 

 

リンゴアームズを纏った冠はアームズウェポンのアップルリフレクターという盾とソードブリンガーという剣を構える。

魔女は突進してくるが

 

 

「無駄よ!」

 

 

アップルリフレクターで完全に防ぎきり、ソードブリンガーで斬りつける。

無双セイバーより強力な一撃をくらい苦悶の表情を浮かべる魔女。たまらないと思ったのか空を飛んで逃げ回り出した。

 

 

「ああもう!ちょこまかと!当たりなさいよ!」

 

 

冠はソードブリンガーから斬撃を飛ばして攻撃するも中々当たらない。冠は空を飛べない以上このまま攻撃するしかないのだがこのままでは倒せそうに無い。

しかしその時、

 

 

マミ

「はあっ!」

 

お菓子の魔女

「ッ⁉︎」

 

 

なんとか戦意を取り戻したマミがありったけの力を使って魔女を拘束魔法で縛りつけた。

 

 

マミ

「い、今のうちです!」

 

「ありがと!決めさせてもらうわ!」

 

 

『リンゴスカッシュ!』

 

『一、十、百、シルバーチャージ!』

 

 

冠はドライバーのカッティングレバーを一回倒しソードブリンガーにエネルギーを集める。

同時にアップルリフレクターの代わりに再び無双セイバーを持ち、シルバーロックシードを装着させる。

 

 

「ハァアアアア!」

 

 

ソードブリンガーと無双セイバーをクロスさせ二つの斬撃を重ねて放つ。

 

 

お菓子の魔女

「ギャアアアアア!」

 

 

青と赤の光の斬撃が魔女に激突し、そして大爆発を起こした。

 

 

まどか

「やった!」

 

「今度こそ完全に倒せたわね」

 

未来は変身を解き3人の元へ駆け寄ってきた。

 

未来

「さて、こっから出るわよ」

 

さやか

「あー、その、さっきはごめんなさい。それなのに助けてもらって…」

 

未来

「あんまり気にしてないから良いわよ。それよりあなた達が無事で良かったわ」

 

まどか

「あれ、そう言えば大我さん来なかったね?」

 

 

まどかが思い出した様に言った。というか未来以外は完全に失念していた様である。

 

 

未来

「あいつなら外で戦ってるわ。そろそろあっちも終わる頃よ」

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結界の外の病院の近くではブレイズがソードフィッシュオルフェノクとバットイマジン相手に1対2の戦いを強いられていた。

敵自体はそれ程強いわけでは無いがほむらは拘束魔法で捕まっており動けない為、庇いながら戦ってるので苦戦しているのである。

 

 

ブレイズ

(…なんか既視感を感じるな)

 

バットイマジン

「ほらほらどうしたァ?お荷物のせいで戦えないのかァ?」

 

ソードフィッシュオルフェノク

「そらよっ!」

 

ブレイズ

「くっ!こうなったら…来い、オートバジン!」

 

 

大我が呼んだ瞬間、灰色のオーロラが出現し中からオートバジンが現れた。

そして武器のガトリングガンで敵を攻撃したのだが

 

 

ソードフィッシュオルフェノク

「グオオオオッ⁉︎」

 

バットイマジン

「何っ⁉︎」

 

 

ブレイズ

「ちょっ、痛い痛い痛い!」

 

 

…確かに怪人には効いていたがブレイズにも思いっきり攻撃が当たっていた。

 

 

ブレイズ

「なにすんだよ⁉︎味方当ててどーすんの⁉︎」

 

オートバジン

「…」

 

 

ブレイズはたまらず抗議したが、そうしたら何だかオートバジンがすごく申し訳なさそうな感じになってしまったので怒るに怒れなくなってしまった。

 

 

ブレイズ

「ハァ…。取り敢えずそっちのイマジンを抑えてて!」

 

 

そう言ってブレイズはファイズショットというパンチングユニットを出してファイズメモリーを差し込み必殺技の大勢に移る。

オートバジンは指示通りバットイマジンをパンチで吹っ飛ばしていた。

 

 

《Exceed Charge》

 

 

ブレイズ

「ハアアアアアッ!」

 

 

ブレイズはファイズショットを手に装着しパンチを叩き込む、グランインパクトという技を繰り出した。

 

 

ソードフィッシュオルフェノク

「グァアアアアア!」

 

 

まともにくらったソードフィッシュオルフェノクはφの文字が浮かび上がり身体が灰になって消滅した。

 

 

バットイマジン

「な、なんだと⁉︎おのれ、こうなったら!」

 

 

仲間がやられるのを見たバットイマジンは突然空に浮かび上がり何かをしようとしだした。

 

 

ブレイズ

「何をする気だ…。っ⁉︎まさか⁉︎」

 

バットイマジン

「ハアッ!」

 

 

次の瞬間、バットイマジンは姿を変え、巨大な牛に似た獣の怪物【ギガンデスヘル】へと変貌した。

 

 

ブレイズ

「そんな…、うわっ!」

 

 

ギガンデスヘルはブレイズを狙いその巨体で突進してきた。

間一髪避けたブレイズだったがおそらく直撃すればただではすまないだろう。しかも理性が無いのかほむらを狙って来なくて良かったがこのままでは巻き込まれてしまうかもしれない上、下手をしたら病院が被害を受けてしまう。

その為ブレイズは一気に決めることにした。

 

 

ブレイズ

「チェンジ・オーズ!」

 

《チェンジ・オーズ!》

 

 

ブレイズはオーズの力を発動させ、さらにそのままオーズの形態の一つ【ガタキリバコンボ】の力を発動させる。

 

 

ブレイズ

「ハァアアアア…!」

 

 

ブレイズにも後ろには緑色のオーラを纏ったブレイズの分身が数十体も現れる。

そしてブレイズは必殺技のカードをベルトに装填させる。

 

 

《ファイナルアタックライド…オオオオーズ!》

 

 

ブレイズ

「「「「ハァアアアア…セイヤーッ!」」」」

 

 

ブレイズの分身が一斉にギガンデスヘルにキックをくらわせる【ガタキリバキック】。

流石に耐え切れず、ギガンデスヘルは大爆発を起こして消滅した。

 

 

ブレイズ

「ふぃ〜」

 

 

ギガンデスヘルを倒したブレイズは一息ついて変身を解除する。

そこに未来、まどか、さやか、マミも戻ってきた。

 

 

大我

「そっちは大丈夫だったみたいだな」

 

未来

「当たり前じゃない。そっちこそ平気だった見たいね…あら?その子怪我してるじゃない」

 

 

ほむらはマミが魔女の結界から出て来るまでずっと拘束されっぱなしだったので腕に痣が出来ていた。

 

 

ほむら

「こんなものなんでも無いわ」

 

未来

「はいはい、いいからいいから。ちょっと来なさい」

 

ほむら

「良いって…っ⁉︎」

 

 

未来がほむらの腕に手を当てるとそこが優しげな青い光に包まれた。そして光がはれると腕の痣はすっかり消えていた。

 

 

まどか

「え、えええ⁉︎」

 

さやか

「転校生の怪我が治った⁉︎」

 

ほむら

「な…⁉︎貴女、魔法少女なの?」

 

大我以外のメンツは驚きを隠せない。魔法少女には見えない人がいきなり他人の怪我を治したのだから。

 

 

未来

「んー、その魔法ナンチャラって奴がよく分からないんだけど多分違うわ。これはアギトの力。簡単に言えば超能力ね。生まれつきみたいなものなのよ」

 

まどか

「すごい…」

 

 

その後、何時の間にかほむらが消えてしまったのでグリーフシードでマミがソウルジェムを浄化していたがさやかがふと言い出した。

 

 

さやか

「そういやさー」

 

まどか

「?どうしたの、さやかちゃん?」

 

さやか

「いやさ、大我さんと未来さんてどういう関係なのかなーって」

 

 

と かなりニヤニヤしながらさやかが言った。少しからかってみよう、という雰囲気丸出しである。

 

 

まどか

「ちょ、さやかちゃん!そういう事は…!」

 

マミ

「そ、そうよ。そうやって人をからかうのは…」

 

未来

「彼女よ」

 

さやか

「ふーん、ほんとに…え?」

 

まどか

「ほら、やっぱり…え?」

 

 

何だか予想外の答えが帰ってきた気がする。そう思った2人は聞き返してみたが

 

 

未来

「だから〜、アタシと大我は付き合ってるの。恋人同士!」

 

まどか/さやか/マミ

「「「ええええー⁉︎」」」

 

 

3人の絶叫が重なった。どうやらその手の方面だとは全く思って無かったらしい。

 

 

さやか

「大我さんて彼女いたんだ…」

 

大我

「え…。それどういう…」

 

 

まどか

「ちょっと、さやかちゃん!」

 

さやか

「あ、別に大我さんが彼女出来なさそうとか思った訳じゃ無くて…!」

 

未来

「アハハハハハ!アンタ、すっごい言われようね!」

 

 

 

この後大我はしばらく凹んで地面にのの字を書いていたが時計を見て起き上がった。

 

 

大我

「そうだ!俺、知久さんに晩飯当番変わってもらってたんだった!まどかちゃん、急いで帰ろう!」

 

まどか

「え⁉︎あ、うん分かっ…」

 

 

どうやら大我は料理の途中だったがまどかのお父さんに変わってもらってここに来たらしい。まどかと一緒に急いで帰ろうとする大我だったが…

 

 

未来

「大我、待ちなさい…それどういう事?」

 

さやか

(…あコレまずい奴だ)

 

大我

「え?ああ、今俺この子の家に泊めてもらってるんだよ」

 

 

未来から漂い始める不気味なオーラに気付かず大我は答えるのだが…

 

 

まどか

(大我さん、それ地雷…!)

 

マミ

(…まずいんじゃ無いかしら)

 

未来

「へえー。中学生の女の子の家に泊まってるんだー…。アタシという彼女がいるのに?へえ〜…」

 

大我

「…あ、しまった」

 

 

ここに来て大我はようやく己の失態に気がついた。だがもう完全にアウトだった。色々とおしまいだった。

 

 

未来

「アタシ残念だわー。まさかアンタにロリコンの気があったなんてね〜…」

 

大我

「違う違う違うお願いだから話を聞いて…ねえなんで物陰に引きずってくの?何する気?ねえ頼むから許し…」

 

未来

「少ーしO☆HA☆NA☆SHIしましょ♪」

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

大我

「ねえ未来、知ってる?人の関節ってそっちの方向には曲がらないんだよ?ねえ聞いてる?…痛い痛い痛い!死ぬ、ホントに死んじゃう!やめてやめてやめて…アアアアアアアア!」

 

 

 

まどか

「た、助けたあげたほうがいいんじゃ…」

 

さやか

「…まどかはあそこにいける?」

 

まどか

「…無理」

 

 

因みに大我が解放されたのは3分後だったが怪人との戦いより遥かにダメージ受けていたのはもう言うまでも無い。

…その後なんだかんだ言って未来は大我を治していたからやっぱり仲は良いのだろう…と思うまどか達だった。

 

先行きは大変である。




いつもよりは結構長くなった…。やっぱり戦闘描写は難しい…。相変わらず駄文だし、途中文少ないし…。

まあ、それはそれとして今回で主な仮面ライダーが登場しました。冒頭のソーサラーはライバルキャラになる予定です。ソーサラーなのも完全に作者の趣味ですが。
後、未来は本当は良い子ですよ?今回はちょっと嫉妬してただけで…。

それと近いうちにギャグスピンオフ的な番外編を投稿しようと思ってます。投稿したらそちらも是非ご覧になってみてください。

感想、評価、誤字報告、アドバイス等お待ちしております。


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対峙する戦士達

はい、もう前回から一年近く経ちます。ここまで空けといて何言ってんだと思うかもしれませんがこの作品はちゃんと最後までやりきりますので心が広い方は引き続き読んでくださると嬉しいです。

…ただ今回、かなり短いです。一年以上投稿しないのはヤバイと思って投稿したので…。熱がヤバイので文もだいぶおかしいかもしれませんので見つけたらご指摘ください。


 

 

 

さやか

「恭介、おはよう!」

 

恭介

「…」

 

 

見滝原の病院の一室。そこにさやかが恭介のお見舞いに来ていた。さやかは時間が有る時は必ずお見舞いに来ており、いつも通りCDを渡したのだが恭介の様子がいつもと違った。

 

 

さやか

「どうかしたの…?恭介?」

 

恭介

「…さやかは、僕をいじめてるのかい?なんでまだ音楽なんて聞かせるんだ?」

 

 

恭介は突然、暗い声で話し始めた。

 

 

恭介

「僕はもう聴きたくないんだよ!自分で弾けもしない曲なんて!こんな腕なんか…!」

 

さやか

「やめて! きっと治るよ、諦めなければきっといつか…」

 

 

自分の腕を叩きつけようとした恭介を止めたさやかは励まそうとするが恭介は

 

 

恭介

「諦めろってさ。今の医学では無理だって。動かないんだよ、もう…。奇跡か魔法でもない限り…」

 

さやか

「っ…!」

 

 

さやかは言いたかった。奇跡も、魔法もあるのだと。だが口にはできなかった。

だがその奇跡を起こすには自分も魔法少女にならなくてはいけない。それが怖かった。

最初の内はそれなりに憧れていて格好良いと思っていた。しかしマミさんが殺されそうになり、魔女だけで無く怪人まで現れる様になりますます怖くなった。

さらにはあんな事があった、その後では。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜数日前〜〜〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《アタックライド…ブラスト!》

 

 

ブレイズ

「ハアッ!」

 

マミ

「ティロ…フィナーレッ!」

 

 

 

ブレイズと冠、マミは連携し魔女と使い魔を倒していた。

大我達が魔法少女達に協力する様になってから分かったことだが怪人はどうやら魔法少女やグリーフシードを狙っている様なのである。だが魔女達ならともかく怪人まで相手をするのはベテランの魔法少女であるマミでも荷が重い。

なので大我達はマミが魔女と戦うのをサポートすることにしたのである。

 

 

「そっちも終わった?」

 

マミ

「ええ、助かりました。ありがとうございます」

 

ブレイズ

「もうあらかた倒したみたいだし、今日はこの位かな」

 

 

元々お人好しの大我であるし、怪人が魔法少女やグリーフシードを狙っているなら放っておくわけにはいかない。そのためこうして毎回手伝っていた。

そして この日もいつもと同じく魔女を倒し終わり、3人が変身を解こうとしたその時

 

 

ソーサラー

「…見つけたぞ。ブレイズ」

 

ブレイズ

「っ⁉︎ソーサラーだと⁉︎」

 

 

突如彼らの前に、金色の魔法使い【仮面ライダーソーサラー】が一体のファントムを連れて現れたのだ。

 

 

ソーサラー

「いい加減に我々の邪魔をするのはやめてもらおうか」

 

ブレイズ

「…お前が怪人達のボスなのか?」

 

ソーサラー

「だとしたらどうするんだ?」

 

 

ブレイズの問いにはぐらかす様に答えるソーサラー。その余裕といい、風格といい、かなりの強さを伺わせる。

 

 

「だったら倒すに決まってるでしょ!」

 

 

だがその小馬鹿にする様な答え方に苛立った冠が無双セイバーで斬りかかる。

しかしその攻撃はソーサラーの隣にいる女性型ファントム【セイレーン】によって防がれた。

 

 

セイレーン

「お前の相手は、私だ」

 

「ッ…!」

 

 

まるで、機械の様に淡々と言うセイレーンに僅かな恐怖を感じた冠は飛び退いて距離をとる。

見ていたマミも冠の隣に立ち、セイレーンに向き合う。

 

 

 

 

 

ーーー彼らの戦いが始まった。

そしてこれが彼らの、特に大我の運命を大きく左右するものだと彼らはまだ知らなかったーーー

 

 

 

 




冒頭→さやかの回想(今ココ) です。しばらくさやかの回想編が続きます。次回はブレイズ達とソーサラー達の戦闘です。

感想、意見、アドバイスなど待っています。


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それゆけ☆バジンたん!
バジンたんの日常


※この作品はあくまでも本編では無くギャグなスピンオフです。色々おかしい所とかあると思いますが大目に見てくれるとありがたいです。

※バジンたんことオートバジンが主役で基本的にオートバジン視点で行きます

※自己満足的な要素も強いので人によっては全く面白く無かったりするもしれませんがご了承ください。


 

初めまして、オートバジンです。本編での私の活躍見てくれたでしょうか?

まあ、相変わらずドジっちゃいましたが。

あと補足説明しとくと私はブレイズ(大我)のオートバジンで、ファイズのオートバジンとは別個体です。

 

 

さて、実は今はこの鹿目家にはまどかさんの弟のタツヤ君以外いないんですよ。

ご主人様の大我さんは町の見回り、まどかさん達は学校、まどかさん母の詢子さんはお仕事、まどかさん父の知久さんは普段は家事担当の主夫なんですが今は急用だそうで出かけておられます。タツヤ君は1人で大丈夫なんですかねえ。

タツヤ君は幼稚園に通う3歳児であだ名が「たっくん」なんですよ。不思議な縁を感じます。

 

…おや、何か泣き声が聞こえます。おそらくタツヤ君でしょう。放っておくわけにはいかないし少し様子を見てくることにします。

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

タツヤ

「グスッ、グスン、ううう…」

 

 

やはりタツヤ君、泣いてしまっています。さてどうすれば…。

 

 

タツヤ

「…誰?」

 

 

しまった、見つかってしまいました。しかしどうしましょう、私には喋る機能が無いのですが…。そうだ!この電子パネルに文字を表示させれば!

 

 

(【】内の字は電子パネルに表示されている文字です)

 

 

オートバジン

【ワタシハ ロボット ダヨ】

 

タツヤ

「ロボット⁉︎」

 

 

食いついてくれました。少し元気にもなったようです。唯このパネル、口調の調整が出来ないんですよね。まあ、問題無いでしょう。

 

 

オートバジン

【ダイジョウブ?】

 

タツヤ

「うん…、パパもママもお姉ちゃんもお兄ちゃんも出かけちゃったんだ…」

 

オートバジン

【サビシイ?】

 

タツヤ

「うん…」

 

オートバジン

【ジャア、イッショニ アソブ?】

 

タツヤ

「うん!」

 

 

良しよし、元気になってくれました。しかしどうやって遊びましょう?追いかけっこは危ないですし、かくれんぼは無理がありますし…そうだ!あれがありました!

 

 

 

 

〜〜〜数分後

 

 

 

 

オートバジン

【スマブラ、マリオカート、ポケモン、ホカニモ タクサンアルヨ。ドレニスル?】

 

タツヤ

「じゃあまずはスマブラ!」

 

 

 

未来さんの所有物のゲームを持ってきました。これでも私、ゲームやら軽く家事やら出来るんですから!

…後で未来さんに怒られそうで怖いですが、いざとなったら大我さんになんとかしてもらいましょう。きっと大丈夫です、多分。

 

 

 

タツヤ

「早くやろーよー!」

 

オートバジン

【ワカッタ!】

 

 

 

どうやら準備出来たようです。悪いが負けませんよ?これでも大我さんや未来さんと競い合ってたんですから!

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜数分後

 

 

 

 

 

 

 

タツヤ

「わーい!」

 

オートバジン

【ヌヌヌ…!】

 

 

 

最初は手加減したのが失敗でしたか!意外に超強かったです、タツヤ君。

ま、まあ、結構接戦でしたし?最初手加減しましたし?

 

 

 

タツヤ

「次マリオカートやろうよー!」

 

オートバジン

【ヨ、ヨーシ!】

 

 

 

パネルにまで動揺が…!でも私マリオカートはスマブラ以上に強いです!大我さんには負け無しですから!

 

…ほう。タツヤ君は王道でマリオですか。ならば私のクッパで踏み潰してあげます!

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜数分後

 

 

 

 

 

 

 

 

1位→タツヤ

 

最下位→オートバジン

 

 

 

タツヤ

「やったー!」

 

 

 

…な、何ィ⁉︎こんな馬鹿な筈は…⁉︎

というかタツヤ君、先頭なのにキラー来るとかおかしくありません⁉︎

 

 

 

タツヤ

「ねえー早くポケモンやろー!」

 

オートバジン

【ウウウウ、ウンイイヨ!サア ヤロウ!】

 

 

 

…クククク。良いでしょう、全て敗北なんてマシンの面目が立ちません!こうなったら全身全霊もって叩き潰してあげましょう!

 

 

 

タツヤのポケモン

 

・コイキング

・ピチュー

・イーブイ

 

 

 

オートバジンのポケモン

 

・ディアルガ

・パルキア

・ギラティナ

 

 

 

ハハハハハ!どうですか⁉︎圧倒的じゃ無いですか!これじゃあ勝負になりませんねえ⁉︎

 

 

 

タツヤ

「すごーい!伝説のポケモンばっかりだー!」

 

オートバジン

【ハハハ、ソウデモナイヨ】

 

 

 

クククク、純真無垢なタツヤ君には悪いですが私にもプライドってものがありましてねえ。こうなってしまったからには負けるわけにはいかないんですよ!

 

叩き潰してあげます!さあ、ショータイムです!ボコボコにしてやらぁアアアア!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜数分後

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ディアルガは倒れた!』

 

『パルキアは倒れた!』

 

『ギラティナは倒れた!』

 

 

『タツヤは勝負に勝った!』

 

 

タツヤ

「やったー!勝ったー!」

 

 

 

バ、馬鹿なぁアアアアアアアア⁉︎

何故だ⁉︎コイキング一匹に伝説の3匹が全滅させられたアアアア⁉︎こっちはレベルもそうだが努力値だって相当やってあるんですよ⁉︎

というか私、最終的にプロアクションリプレイ使ったんですよ⁉︎恥も誇りも何もかも捨ててやったのにコイキング一匹に全滅ってどういうことですか⁉︎

しかもタツヤ君のポケモン、努力値振り一切してないし!

 

もう嫌だ、泣きたい…グスン。

あれ、目からオイルが…。

 

 

 

タツヤ

「どうしたの?大丈夫?どこか痛いの?」

 

オートバジン

【…ウン、ダイジョウブダヨ…】

 

 

はい確かにものすごく痛いです。…心が。

 

あれ、私確かタツヤ君慰めに来たんでしたよね?何故私がタツヤ君に慰められてるんでしょう…?

 

そしてなんでタツヤ君は1位でキラー出たり、コイキング一匹でこっちを全滅させられたんでしょう?

私に神様のバチが当たったのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紘汰(始まりの男)

『ズルは駄目だぜ♪』

 

 

 

 

 

 

 

…え?神?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜しばらくして

 

 

 

 

結局あの後たくさんのゲームで遊びました。

けど私一回も勝てなかったんですよね。いや、私かなり強い方なんですよ?なのに完敗って…。

将来タツヤ君、そういう道でやってけるのでは…。

 

…おやどうやらお父さんが帰って来たようです。

 

 

 

オートバジン

【コレデ、カエルヨ】

 

タツヤ

「うん、ありがとう!」

 

オートバジン

【キョウ、タノシカッタ?】

 

タツヤ

「うん、すごく楽しかった!また遊んでくれるよね!」

 

オートバジン

【モチロン!マタ クルヨ!ジャアネ!】

 

タツヤ

「バイバーイ!」

 

 

 

 

 

知久

「ただいま!ゴメンなタツヤ。留守番大丈夫だったか?」

 

タツヤ

「うん!平気だったよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タツヤ君が大きくなるのが楽しみです。さて、今度は何時遊びに行きましょう?

 

 

…そう言えば何かを忘れてる様な気がします。なんでしたっけ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大我ァアアアアアアアア!なんでアタシのゲームのデータ変わってんのよ!しかもプロアク使われててデータ変になってんじゃない!」

 

大我

「俺じゃ無い!マジで違う!とにかく変身解いてくれェエエエエエ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キュゥべえ

「なんだい、あの膨大な怒りのエネルギーは。訳が分からないよ」

 

 




未来
「で、なんでこんな話書こうとしたのよ」

大我←ボロボロ
「作者曰く、スーパーヒーロー大戦GPと4号みる→ファイズ→去年の仮面ライダー大戦もファイズ→やっぱりファイズ良いよね→オートバジンの良さも再確認、だって」

未来
「ふーん、成る程ね。ほら、さっさと直しなさい!」

オートバジン
【リョーカイ…】←ゲームデータ修復中



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


こんな感じでやってきます。
今後もオートバジン中心に書いていきます!
何だコレ?とか思う方もいるでしょうが息抜きで書いてるので…。多少は大目に見てください。

感想、評価、アドバイス等お待ちしています。


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