悪魔との契約 (黒崎 日比谷)
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封印が解かれた

これは病弱な弟は今宵死ぬのノア君がとても元気で病弱じゃなくて悪魔だった場合を想像して書いていきますので是非病弱な弟は今宵死ぬを読んだことがない人は読んでみてください。

「宣伝乙」



封印の間

 

「封印されて早1000年、いつになったらこの封印は解かれるのだろうか...あの女と交わした約束はいつ果たせるのだろうか...まあ今はこの封印が解かれることを願うしかないな」

 

そもそもなぜ我は封印されたのだっけ。

あ、そうだ。あれはたしか_______________

 

ドゴオオオオオオオオン

 

思い出そうとした瞬間、我のことを封印しているこの封印の間の扉が壊れた。

 

?「あら、案外この扉は脆いのね」

 

「貴様、何者だ。この扉を壊すとはなかなかの魔術師とみた。答えよ」

 

我はすかさず何者か詮索する。

 

ア「私はただの人形遣い、アリス・マーガロイドよ。って、もっと凄いものかと思ったらただのショタじゃない。私の大好物よ、歓迎するは」

 

「....貴様、我をショタと愚弄するか...それも面白い、だが我のこの力をみても同じことをゆえるかな⁈」

 

我は魔法を使おうとする。

だが、この手足に繋がれている魔法封印の枷により無力化された。

 

「なに⁈そうか、忘れていたぞ、この枷がある限り我は魔法を使えん...おい貴様、この枷を解きたまえ」

 

ア「いや」

 

「なに!なぜだ!」

 

ア「だって枷で魔法が使えなくなって弱りきってるショタなんて興奮するじゃない!」

 

「くっ、殺せ!」

 

ア「なにオーク×女騎士みたいなこと言ってるのよ、とりあえずこのまま家に連れていくわ」

 

我はアリスとゆう女にだっこされた。

 

「は、離せ!」

 

ア「いーや♪」

 

「離せ離せ!いや、お願いだから離して...」ウルウル

 

ア「ショタの涙目キタコレ‼︎」

 

我はそのまま屈辱ゆえに気絶した。

 

 

 

 

 

 

_________________________________

アリス家

 

「...ん..眩しい..ここ...どこ?」

 

我が意識を戻すと見知らぬ天井が目に映った。

 

ア「あら、起きたのね」

 

バッ!

我は本能に従いフカフカのベッドの上で攻撃体制をとる。

 

ア「もー、そんなに警戒しないで」

 

「これが警戒せずにいられるか!我は憶えているぞ!意識を失う前、貴様に屈辱を味合わせられたこと‼︎」

 

ア「屈辱?ああ、だっこのことね。もしかしてそんなに恥ずかしかった?」ニヤニヤ

 

「うっ...ヒック..」

 

ア「ああ、もうまた涙目にしちゃってほんと萌え死にそう‼︎」

 

「な、涙目だと!我がそんな状態に陥る訳なかろう!」ゴシゴシ

 

ア「ああ、もう服で拭かないの。はい、これハンカチ」

 

アリスからハンカチを渡された

 

「なんだ、これは」

 

ア「あら、ハンカチを知らないの?これは手や涙を拭くための布よ」

 

「そ、そんな便利なものがあるのかこの時代には‼︎」

 

我が封印される前はそんなものなかった筈だ。

 

ア「なんだかジジくさいわね」

 

「ジジくさい?なんていう意味だそれは」

 

ア「えー、教えてあーげない!」

 

「くっ、教えてくれないと....」

 

ア「教えてくれないと?」

 

「お、襲うぞ!」

 

ア「きゃー、襲って!」

 

「そういう意味じゃなーい‼︎」




以外とこっちの方が書いてて楽しいのでこちらのほうが更新早くなるかもしれません。
できれば感想とお気に入りのほうよろしくお願いします‼︎


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枷は外せない

なぜショタの小説を書くのかって?
それは俺がおねしょたが大好きだからさ‼︎((殴


「そういう意味じゃなーい‼︎」

 

ア「じゃあどういう意味なの?」

 

「えーと、殺す?」

 

ア「そんな君みたいなショタが人殺しができるわけないでしょ、まあ殺されても本望だけど」キリッ

 

「...一つ提案がある、我と契約しないか?」

 

この契約には二つの意味がある。

まず一つ目はこの枷を外すことだ、契約をしてから10秒間、契約した悪魔には膨大な魔力が宿るという。

つまりこの瞬間だとおそらく枷を壊せるだろう。

 

そして二つ目はこの枷をとった後このアリス?だったか。

アリスに我が強いということを示すのだ!

 

ア「え、もしかしてあの有名な「僕と契約して魔法少女になってよ!」みたいな展開に⁈」

 

「よくわからないがそんな感じだ」

 

ア「んー、のった!」

 

「本当か!それでは早速始めるとしよう。まず契約する為の契約書を魔法でたしてっ....あれ?でない!でろ!でろ!」

 

何度も何度も試したが契約書はでない。

 

「なんででないの⁈でて!お願いだからでて‼︎」

 

ア「えーと、魔法でその契約書ってだすんだよね?」

 

「ハァハァ、ああ」

 

ア「その枷、魔法封印の効果があったわよね」

 

「.....グスン...やっと封印が解かれて約束が果たせると思ったのに...なんで...なんで...こんなにかなわないの⁈....ヒック......ウワァァァァン.....」

 

ア「え、ちょっと、泣かないでよ!」

 

「だって、だって!ウワァァァァン‼︎」

 

ア「...はぁ」

 

アリスはノアを抱き締めた、それはまるで母親のように。

それに安心したのかノアはしばらく泣いていたが泣きやんで寝てしまった。

 

ア「クスッ、本当に可愛い顔ね。食べたいちゃいたいぐらい可愛いわ...」ナデナデ

 

ア「この枷、そんなに外したかったのね。...とってあげるか」

 

アリスはノアを起こさないようにそっと枷に魔法を使い外そうとする、だがしかし!

枷は逆にガッチリしまったかのように外れなかった。

 

ア「...なるほど、私では到底かなわない程の魔力がこの枷にそそぎこまれているわね」

 

ア「フワァーア、私も眠くなってきちゃった...」

 

アリスはそっと目を閉じ深い眠りにはいった。

その二人は他人から見れば親子のように見えるだろう。

 

 

 

 

 

 

________________________

ノアの思い出1

1500年前

 

ノアの母、ミロ・スカーレットはもうあと1分程で死ぬ程弱っていた。

 

「ママ!ママ!」

 

ミ「ノア、ちゃんとこの言葉を憶えておくのよ」

 

ミ「貴方は決して1人じゃない、心の中に私がいるわ。

けれどいつかノアは私のことを忘れる程とても良い友人、ライバル、そして恋人ができるでしょう。その時まで寂しいと思うけどしっかり生きるのよ...」

 

「ママ死んじゃやだよ!」

 

ミ「それと...誰かが困っていたら必ず助けてあげなさい。

それが敵でも種族が違えど.....お父さんはそうやって生きて死んだわ...ノア....貴方もそうやって生きていってね.....」

 

そういい、ママは死んでいった。

僕1人を残して....



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反省はしている

反省はしているが後悔はしていないキリッ


「.....んっ、」

 

ア「スー、スー」

 

「..あれ?ママ⁇死んだ筈じゃなかったの?まあいいや。

ママ大好き....」ダキッ

 

ノアは今ねぼけておりアリスのことを母親と認識してしまっている。

まあ当然そんなことされるとアリスはおきるのだが...

 

ア「んっ、よく寝たー、ってええええええええ⁈なんで私抱きつかれてるの?馬鹿なの?死ぬの?死ぬわけないじゃない!マーベラス‼︎落ち着け私!確か素数を数えれば!0246810あっ、これ偶数だ!」

 

「もう、うるさいよママ.......てなんでってアリス⁈」バッ

 

急いでノアはアリスから離れる。

それは本能ではなくただの恥ずかしさからきたのでノアの顔は真っ赤だった。

 

ア「あーあ、もっとしててもよかったのに。アリスママだよー、なんちゃって!」

 

「ば、ばば馬鹿にしゅるなー‼︎」

 

ア「しゅ、しゅるなー⁈ねえ、今噛んだよね噛んだよね⁈ちょー、可愛い!」

 

「もーこんな家でていってやる!」

 

ア「ごめんなさい、それだけはどうかご勘弁を」土下座

 

「うむ、よろしい」

 

ア「それで、話は突然変わるけど君なんていう名前なの?」

 

「突然すぎるだろ、えーと、たしかノア....なんだっけ...」

 

ア「あれ?下の名前忘れちゃったのかなー?」

 

「今馬鹿にしたでしょ」

 

ア「してないしてない、それより忘れたんだったらマーガロイドはどう⁈ノア・マーガロイド‼︎結構ごろもいいわよ!」

 

「んー、それじゃとりあえずそれでいくとしようではないか」

 

ア(よっしゃー!これで周りからは結婚済みと思われる!)ニヤニヤ

 

「グー」

 

ア「あら?お腹が減ったのかしら」

 

「うむ」テレ

 

ノアは少し照れながら答えた。

 

ア「よーし、それじゃ私が手料理を作ってあげるわ!」

 

「あ、それなんだけど」

 

ア「ん?どうしたの?」

 

「えーと、一応我は悪魔なんだが何故か血が一番の栄養でな、だからできれば血がほしいんだが...」

 

ア「そ、それなら私のを!」

 

「よいのか?」

 

ア「ええ!どうぞもうご自由に‼︎」

 

アリスはノアの背にあわせて屈む。

 

「それじゃ頂ます」

.

カプ

アリスの首筋にノアが牙を立て吸い付く。

 

ア「あっ///ちょっ、ちょっとまっ///だ、だめちょっとまっ、まって//」

 

アリスは止まるようにゆうがノアはそれに気付かぬ程血を吸うのに夢中になっていた。

 

「.....」

 

ア「あっ//そ、そこは///だめ、感じちゃ///」

 

「......ふー、ご馳走様でした。て、アリス?なんでそんなに火照ってるの?」

 

ア「ノア君のせいだよ...//」

 

「なんだかこれ以上は誰かに怒られそうだしやめておこう」

 

ア「そ、そうね//」

 

 

 

 

 

 

______________________

 

「お腹も膨れたしこれから散歩に行きたいんだけどいい?」

 

ア「ええ、いいわよ、ただし私も同伴ね」

 

「それは構わないけどもう落ち着いた?」

 

ア「ええ、またお腹が減ったら任せてね!」

 

 




次回はお出掛けです。


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