時雨の軌跡 (山田中)
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転生


勢いで書き始めたものなので、矛盾があると思います。

誤字脱字や不適切な部分がありましたら報告していただけると幸いです。




「いや~、申し訳ない」

 

コンビニに行く途中に意識が途切れたと思ったら、真っ白な空間にいて神秘的な雰囲気のするじいさんが目の前に立っていた。

 

「誰ですか?」

 

「神様だよ。君たちのいうところのね」

 

へー、神様って本当にいたんだ~。と場違い的なことを考えていた。

 

「僕のミスで本来死ぬはずの無かった君が死んでしまった。故に転生させてあげよう。勿論、特典も付けて」

 

よし!死んだのは残念だが、転生して第二の人生を歩むのも悪くないはずだ。

 

「転生先はどこですか?」

 

「閃の軌跡をちょいちょいアレンジした世界だよ」

 

アレンジした部分が怖いな~。

それにあんまよく知らないしな。

 

「アレンジっと言うのはどれくらいですか?」

 

「勿論、秘密」

 

「ですよね……。特典はなんですか?」

 

「あまりにも強すぎないものだったらいいよ」

 

「この作品の主人公の武器はなんですか?」

 

「刀だよ。……もしかして、閃の軌跡知らなかった?」

 

こたえづらいから無視して、

 

「刀ですか……。なら、リボーンに出てくる山本武の力が欲しいです」

 

「それは、時雨蒼燕流とボンゴレリング、アニマルリングが使えるようになればいいのかい?」

 

「出来れば時雨金時と雨のネックレスver.Vもあるといいな」

 

「わかった。他にはあるか?」

 

まだ、大丈夫らしい。

 

「なら、リィンやマクバーン?みたいに鬼の力が欲しいな、勿論制御ができる状態で」

 

「了解。じゃあ、転生先の家を決めようか」

 

「……猟兵や遊撃士は、嫌です。出来れば主人公と同じ家で同じ年がいいんですけど」

 

その方が気を使わなくていい。

 

「なら、シュバルツァー家の長男と養子どっちがいい?どちらを選んでもリィンも同じ家に住むことになるから」

 

「リィンって養子でしたよね?」

 

「そうですな」

 

「なら、長男で……跡取りはリィンで」

 

「また、難しいこと言うね」

 

「すいません。いい忘れていましたけど、俺は閃の軌跡は少し知っていますけど、その前に出たシリーズは全く知らないので出来ればキャラを出さないで下さい」

 

「……善処する」

 

もう言いたいことは言った筈だ。

 

「なら、ネックレスやリングはいくらか日数がたってから送るよ。流石に最初からあっても無駄だしね」

 

「……赤ちゃんからやり直すんですか?」

 

「残念なことに、これはどうすることも出来ないんだ。諦めてくれ」

 

「……わかりました。諦めます」

 

「では、転生しようか」

 

「お願いします」

 

そういうと目の前が光り、意識を失った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オギャー!オギャー!」

 

「おめでとうございます、テオ様。元気な男の子でしたよ」

 

俺は無事に転生したようだ。

 

 

 





読んでいただきありがとうございました。



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入学式前

駄文です。

誤字脱字や不適切な部分がありましたら報告していただけると幸いです。




俺には、ログ・シュバルツァーと名付けられた。

 

 

五歳になり、ネックレスやリングが届き剣をある程度振れる程成長した頃、シュバルツァー家にリィンが迎え入れられた。

 

その後、何らかのいざこざがあったらしく父さんは、あまり社交界に行かなくなった。

 

 

八歳の冬のある日、時雨蒼燕流の練習をしに山に行った。

そこには、リィンとエリゼ、そして魔物がいた。

魔物がエリゼに襲いかかったとき、どのような力があるかわからない鬼の力を使おうとした。

だが、その前にリィンが魔物を倒した。

 

その際わかったことは、俺の鬼の力は雷だということ。

 

そのあとは、色々大変だった。

 

 

十歳のとき、《剣仙》と呼ばれる男、ユイ・カーファイと出会った。

俺とリィンは、彼に教えを乞い、『力』の加減が出来るようになった。

数年間の修行の末、八葉一刀流を中伝まで習得した。リィンも初伝だった。

俺は、時雨蒼燕流と八葉一刀流の両方を使うことが出来るようになった。

 

 

 

十四歳のとき、師匠ユイの言葉に従い一人旅をした。

師匠のくれたフリーパスのお陰で他国にも行けた。

旅の途中で刀の作り方や銃の使い方などを教えて貰い、人並みに使えるようになった。

このように様々な経験をし、様々な意味で成長した。

 

 

十六歳のとき、帰郷。

そのときに、リィンがシスコンになり、エリゼがリィンに恋慕を抱いていることがわかった。

 

 

 

そして、リィンと一緒に士官学院に進むことを決意。

しかし、俺はシュバルツァー家の跡取りという立場である。

神様は、ここで仕事をしなかったらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『次はトリスタ、トリスタ。1分程の停車になりますので、お降りの方は忘れ物の無いようご注意ください』

 

「んぁ……そろそろか」

 

「……眠い」

 

車内放送によって俺たちは目を覚める。

軽く軽ーく伸びをして荷物を確認した。

と言っても身につけるもの以外はリィンは長い包みが一つ、俺は長い包みが一つと小さな箱だけだけどな。

 

 

 

トリスタに到着。

駅を出て十歩程で辺りを見回る。

春のライノ。無数の白い花が俺たちトールズ新入生を出迎えてくれる。

日本の桜もいいけど、同じくらいライノの花もいい。

 

流石に入り口で止まっているのは邪魔なので、リィンに声をかけて移動しようと思ったら、「キャッ」と小さな悲鳴を上げながら同じ制服を着た女の子が尻餅をついた。

 

 

「悪ぃ、道の真ん中で立ち止まるのは不味かったな。大丈夫か?」

 

リィンは手を差し伸べて謝罪していた。

その娘はリィンの手を取り、立ち上がった。

 

「気にしないで。私も花に見とれて、余所見しながら歩いてたから。それにしても良さそうな町ね」

 

「ああ。俺も今そう思っていた所さ。ところで、トランク大丈夫か?落としたみたいだけど」

 

「ええ、大丈夫よ。心配してくれてありがとう」

 

……話が終わりそうにないから公園のベンチにでも行くか。

 

 

公園のベンチの一つには、同じ制服を着た銀髪の少女が丸まって寝ていた。

 

(気持ち良さそうだな~)

 

 

俺はベンチに座って人の流れを見ていた。

 

しばらくすると、

 

「待たせた。行こうか、ログ」

 

「いや~、初日から美少女と長々と話せるなんて今日はついてるんじゃない、リィン」

 

「からかうな、ログ」

 

「からかってないんだけどな。じゃあ、行くか」

 

そう言って校門に向かった。

 

 




読んでいただきありがとうございます。


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入学式~オリエンテーリング開始


駄文です。


誤字脱字や不適切な部分がありましたら報告していただけると幸いです。


「ご入学、おめでとうございます!」

 

校門をくぐると、右手から出てきた小さな女子生徒が俺たちに祝辞を送ってくれた。

その隣には黄色い作業着の様なツナギを着た太めの男子生徒もいた。多分上級生で、生徒会など役職を持っているのだろう。この容姿で生徒会長…あるな。何かのアニメにあったはずだ。ロリ生徒会長。

 

俺とリィンが軽くお辞儀しながらお礼を返すと、小さな女子生徒が嬉しそうに、うんうんと頷きながら話を入った。

 

「君たちが最後みたいだね。リィン・シュバルツァー君とログ・シュバルツァー君でいいのかな?」

 

「は、はい。――どうも初めまして」

 

「ええ、間違いありません。ログ・シュバルツァーは俺です」

 

「それじゃあ、申請のあった品預かってもいいかな?」

 

 

今度は黄色い作業着を着た先輩が俺たちに言う。

 

「案内にあった通りですね。了解です」

 

そう言って俺たちは紫色の袋を渡した。

 

「後でちゃんと返されるから、心配しないでくれ」

 

「あっちの方に行くと講堂があるよ。入学式はそこで行われるからまっすぐ向かってね」

 

「ありがとうございます」

 

そう言って講堂に向かおうとすると、ああ、そうそう――と何かいい忘れていたようで呼び止められた。

 

「トールズ士官学院にようこそ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

入学式が始まってすぐにうたた寝をしてしまい、いつの間にか終わっていたようだ。

その間に隣に座っていたリィンは、その隣の男と仲良くなっていたようだ。

 

 

「あっ。やっと起きたか、ログ」

 

「おはよう、リィン。今どんな状況?」

 

「入学案内書に書いてある教室に行け、って言われたところ」

 

「……そんなの書かれてなかったが?」

 

「だよね。あっ、僕はエリオット・クレイグ。君は?」

 

「俺は、ログ・シュバルツァー。よろしくな、エリオット」

 

「うん、よろしくね。ログ」

 

軽く自己紹介が出来たところで、タイミングよく声がかかった。

 

「はいはーい。赤い制服の子達注目~!」

 

講堂に残った全員がそちらを見る。

他の生徒達は皆外に出ており、残っている生徒は赤色の制服を着た俺たちだけだった。

 

「実は、ちょっと事情があってね。君たちにはこれから『特別オリエンテーション』に参加して貰います」

 

 

着いてきて、と言われたので戸惑いながらも移動を開始した。

 

すると、見知った顔がいた。

 

「よお、ラウラ。久しぶり」

 

「そなた……ログか?」

 

もしかして、忘れられていた?

だとしたら、悲しい現実。

 

「そうだよ。元気そうだな」

 

「うむ、大体1年半ぶりだな。そなたも元気そうで何よりだ」

 

「ヴィクターさんも元気か?」

 

「いつもと変わらぬ」

 

つまり元気だということだな。

 

「それで、そちらの二人は誰なのだ?」

 

「自己紹介は、自分でしてくれるよ」

 

「俺はリィン・シュバルツァーだ。よろしく」

 

「僕は、エリオット・クレイグ。よろしくね」

 

「私はラウラ・S・アルセルドだ。よろしく頼む」

 

「自己紹介は、こんなもんにしてさっさと追い付こうぜ」

 

「そうだな」

 

 

俺たちは早歩きで向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

校舎の裏にある不気味な建物についた。

 

教官らしき人は建物の中に鼻唄混じりに入っていった。

 

 

「ここに入れ、ってこと?」

 

「間違いないだろうな」

 

「くっ、訳がわからないぞ……」

 

 

そう言って他の生徒が、建物に入っていった。

 

崖の上に気配を感じ、振り向いた。

 

 

そこには、誰もいなかった。

気のせいだと思い、建物の中に入った。

 

 

 

 

 

 

 

「今日からあなたたちの担任を勤めさしてもらうサラ・バレスタインよ。よろしくお願いするわね♪」

 

サラ・バレスタイン……確か

 

「紫電……『紫電のバレスタイン』。最年少でA級遊撃士になった実力者。遊撃士の中でも指折りの実力者なのに何で教官なんかやってんだ?」

 

「よく知ってるわね。理由は内緒よ、『滅びの剣の伝承者』ログ・シュバルツァーくん」

 

「俺は、そんな剣を伝承してませんよ」

 

このやり取りは、リィンとラウラ以外分からなかったらしい。

まぁ、普通なんだけど。

 

 

「それはともかく、何でこんなとこに連れてこられたか教えてほしいな、教官殿」

 

「それもそうね。本来この学院には、貴族が配属されるⅠ,Ⅱ組。平民が配属されるⅢ,Ⅳ,Ⅴ組。それに今年から新たなクラスが作られるようになったの。それが『特科クラスⅦ組』」

 

「……Ⅶ…………組?」

 

「簡単に言えば『身分に関係なしクラス』よ。ある条件で選ばれたのが君たちってわけ

 

ある条件……何だろ?

 

「なっ…………冗談じゃない!」

 

声を荒げたのは緑色の髪の男子。

何かめんどくさそうなことが起こりそうだから暫く寝ていよ。

 

 

 

 

 

 

 

よく寝た。

……周りが静かになってる。

どうしたんだろ?

 

 

「うわっ、床が斜めってる!」

 

「どうやったら、その斜めになってる床の上で立ちながら寝ることが出来るのかしら」

 

「……秘密ということで」

 

「まぁ、いいわ。あなたもさっさと降りなさい」

 

「はいはい」

 

そう言って穴の中に歩いていった。

 

 

 

 

 

 

俺が降り終わると、パシッンと乾いた音が聞こえた。

音源を見ると、リィンと金髪の女子がいた。

 

二人が離れてリィンはエリオットと、金髪の女子はラウラと話していた。

 

 

そこに電話の音が響いた。

どうやら動力器からのようだ。

 

出るとサラ教官だった。

 

 

教官の話を簡単に言うと

 

武器やARCUSを使ってその地下ダンジョンを抜け、旧校舎の1階に着いたら文句を受け付けるらしい。

 

 

正直、俺一人だったら小次郎や次郎を使いすぐにクリアすることが出来る。

どうするかは後で決めるとしてって先に行こうとしている金髪の男子を止めよう。

 

「ま、待ちたまえ!一人で勝手に行くつもりか!」

 

「馴れ合うつもりはない。それとも『貴族風情』と連れたって歩きたいか?」

 

……俺の寝ている間に何が起きたんだろ?

 

「貴族の義務として、力なき民草を守ってやってもよいが?」

 

「だ、誰が貴族ごときの力を借りるものか!」

 

そのまま緑色の髪の男子がダンジョンに向かおうとして、金髪の男子も後に続こうとしていたので、

 

「待たんかい二人とも」

 

「「ぐえ」」

 

二人の襟を引っ張った。

いつ、距離を詰めたか?縮地で詰めたけど?

そのせいで首がしまったみたいだけど、気にしない。

 

「げほ、何をする!」

 

緑色の髪の男子が恨ましげに見ていた。

金髪の男子も似たような表情で睨んできた。

 

「未知の迷宮相手に単独行動とかアホなのかお前ら。 もし迷子になったらどうするつもりだ」

 

「「ぐっ」」

 

同じ反応。仲がよろしいですな~。

 

周りは、唖然としてこちらを見ている、いや、俺を見ている。

何故?

 

「ログ。金髪の男子、四大名門だ」

 

「へぇ~、凄いな~。……でも、関係ないけどな!」

 

「そなたが大丈夫でも、私たちが大丈夫じゃないんだが……」

 

あっそ。

 

「それはさておき、基本的に3人もしくは4人一組で動こう。その組み合わせは、武器を見て決めよう」

 

「そうだな。それに軽く自己紹介しよう。ファミリーネームを言ってまた時間を費やすのが勿体無いからファーストネームだけにしよう」

とりあえず、円陣を組みお互いを確認しやすい状態になった。……俺の指示ではなく、リィンの指示だ。

 

「一応、言い出しっぺの俺から。さっき聞いたと思うけどログだ。主な武器は、これだ」

 

そう言って時雨金時を出した。

勿論、竹刀の状態で。

 

「……ログ、これで戦えるの?」

 

「確かに、戦えるようには見えないな」

 

「まぁ、そうだろうけど、ちゃんと切れるから心配すんな!」

 

言いながら時雨金時をしまった。

 

「んじゃ次は、リィン。並んでる順でいいよな?」

 

「ああ。俺はリィン。使ってる武器は、太刀だ」

 

そう言って刀を抜刀してすぐに元に戻した。

 

「私はラウラ。使う武器は、この大剣だ」

 

因みにそのスタイルは彼女自身の父親の直伝だ。

 

「次は私ね。アリサよ。使う武器は、動力式の弓。といっても少したしなんだ程度ね」

 

弓、つまり後衛。

 

「僕はエリオット。使う武器は、これなんだけど……」

 

そう言って取り出したのは、黄緑色の杖。

 

「魔道杖って言って、まだ試験段階の武器で僕は使ったことがないんだけど……」

 

「前衛か後衛だと言ったらどっち?」

 

エリオットは少し考え

 

「聞いた話だと後衛よりだと思う」

 

「なるほど。んじゃ次いこう」

 

先を促す。

 

「ん。フィーだよ。使うのはこれ」

 

双銃剣だな。しかもかなり場馴れしてる。

 

「次は僕だな。皆知ってると思うが、マキアスだ。僕が使うのはショットガンタイプの魔道銃。もっとも、使いなれしていないが……」

 

見たところ両手持ちタイプだな。

 

「私の番ですね。エマといいます。私が使う武器はエリオットさんと同じ魔道杖です。私もこれを使うのは初めてで……」

 

色は紫が基調で、エリオットの魔道杖とは先の形が違った。

 

「先ほど名乗った通りユーシスだ。俺の武器は片手用の剣になる」

 

四大名門だから、宮廷剣術の使い手になるだろう。

腕は、リィンと同じくらいだな。

 

「ガイウスだ。見ての通り帝国人ではない。使うのはこの槍だ」

 

十字槍か。なるほどな。

 

 

 

 

「よし、こうしよう。チーム1はラウラ、ガイウス、マキアス。チーム2はユーシス、フィー、アリサ。チーム3は俺、リィン、エリオット、エマ。これで行こうと思う」

 

「うむ。理由を聞いてもよいか?」

 

皆を代表してラウラが聞いてきた。

 

「ダッシュを目標にしてるから仲間内でギスギスしないようにしてみた。何でギスギスしてるかは、よくわからないけど……」

 

「ログ。もしかして寝てたのか?」

 

「ははは、マキアスが叫んだ辺りから、かな。めんどくさそうな気がしたからな」

 

「やっぱり……」

 

バレてたか。

 

「えっ!?床が傾いたときそのまま落ちたの!?」

 

「いや、落ちてなかったよ。ログはそのまま床に垂直に立ってた」

 

『!?』

 

驚くよな、そりゃ。

 

「あんなに傾いた床にどうやったら立てるんだ!」

 

「うー、……鍛えれば?」

 

「あはは、それは流石に無理な気がしますけど……」

 

「まぁ、説明出来ないものはしょうがない。バランスをよくするために基本的に前衛二人後衛一人としてみた。それにエリオットとエマは魔道杖使うの初めてだから意見を交換するのに一緒の方がいい。前衛は抜き出ているラウラとフィーを別々にした程度で特に考えてない」

 

「ログよ。この中で一番抜け出ているのは、そなただと思うが」

 

「私もそう思う」

 

「……正直なこと言っていいか?」

 

「『こんなのダンジョン、さっさと終わらせたい。それに脱出だけならすぐに出来るし』と言いたいんだろ?ログ」

 

「その通り!……それをしないのは、チームワークを養うためなんだよ」

 

「その通りだな。それじゃあ、チーム1、2、3の順番で行こうか。途中鉢合わせしたら気まずいから、10分位開けて行こうかな。それじゃあ、チーム1、いってらしゃい」

 

「承知した。行くぞ、ガイウス、マキアス」

 

ラウラは二人に声をかけ扉へ向かった。

 

 






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