盾斧ハンター (ニキタロウ)
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序章 始まりの盾斧
ハンターが盾斧を使い頑張る物語


ちすちす〜頑張って書いてきまーふ!
今回は一話なんでねぇ、戦闘はありませんね!
次からはあるのよ……まぁ暇な時に見てってねぇ!


ある日、とある場所に住む一匹の龍に異変が起こった……

狂ったかのように暴れ回れ同じ種の龍を何体も殺していく……その光景をただ呆然と眺めている男がいた、(なんだ?、あの龍、狂っている……逃げなきゃ、殺される)

その場から去ろうとする男

(!?動けない!なんでだ!くそ!うぐっ!い、、息が……出来ねぇ……)

動けず、苦しんでいる男に気づいた龍が空を飛び驚くべき速さで襲いかかってきた。

(や、、やめろ……くるな……!)龍の爪に切られ……

 

 

 

「うわぁぁぁ!!」

気がつくとハルバレの中にある自分の家だった。

「はぁ……はぁ……なんだ……夢か?あれ、なんだろう、何見てたっけ……まぁいいや、汗を長そう……」

男は汗を流し、歯磨きや朝食をすませる。

そしていつもの服装……ジャギィ装備に着替える

「そういやぁ、今日は何の予定もないなぁ、まぁ武器の手入れに行くか」

そう決めると、そばにあった片手剣……コマンドダガーをてにとり加工屋に行く。

彼……身長170ほどでボサボサの黒髪、綺麗な黒目の青年シンは、ハンター……大型モンスターを狩り人々の住む場所を守る人である。

加工屋につき、加工屋のおっさんに武器を渡す

「おっちゃん!この片手剣よろ!4000ゼニーだよな?」

「おうよ〜任せときな!ところでお前さんこの前俺になんか言ってたよな?武器がどうとか」

「ん?あぁ言ってなね、片手剣みたいに攻撃できて大剣の様な重い攻撃が出来る武器が欲しいって」

それを聞いた加工屋のおっさんはにやりと笑い

「そうかそうかぁ……実はな、この前ギルドに新しい武器として提出した武器が通ったんだよ!」

「まじで!?どんな武器なんだよ!」

おっさんはわかったとだけいい店の奥に入っていった、少し待っていると片手剣の様な剣と大きな盾を持ってきた

「これが、新しい武器!チャージアックスだ!またの名を盾斧というな、詳しい詳細は後で教えるとして、お前さんに頼みがある!」

若干わかってはいるが一応聞く。

「なんだよ?」

「この武器認められたは良いが実際にハンターさんに使ってもらって、ハンターに認めてもらわねぇと行けねぇんだもし良ければ片手剣を整備している間に使ってはくれねぇか?使い方は教えるからよ」

シンはこの武器が自分に合うと確信していた根拠はないが直感で

「あぁ!だけどおっちゃん!この武器試して俺がOKしたらもらっていいか?」

「勿論だとも!気に入って貰ったら使ってくれ!代金はいらんかなのぉ!」

約束を交わし武器の説明をうけ、一通り覚えたシンは受付にいき、クエストを受注した

「なぁ、このクエいい?」

「あ〜いいですよ〜行き先は遺跡平原、討伐対象はイャンクックですね!わかりました!行ってらっしゃいハンターさん!」

「はい!行ってきます!」

これが、彼の物語の始まり……




イャンクックゥゥゥ!先生です、はい
先生を叩きのめしますもしかしたら叩きのめされるかもw


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怪鳥とハンターの戦い

感想が来た。゚(゚^ω^゚)゚。
これほど嬉しいことはないw


「あ〜……やっとついた……こればっかりは慣れないな……あ、いつも送ってくれてありがとな!」

クエストを受注し1日かけて遺跡平原についたシン、酔ってしまい吐きそうな気分を抑えつつアイルーに礼を言う

「いいって事ですにゃ!それでは私は待っているのでクエスト頑張ってくださいにゃ!」

そう言うとベースキャンプに入りベットの上で大きないびきをかきながら寝てしまった。

「う、うるさいな……まぁいいや、酔いも冷めてきたし!地図も道具も……新しい武器もある!行くぞ!」

キャンプから出るとそこからは生命の息吹が溢れる大自然だった!

「やっぱりここはすげぇなぁ……感動はここまでにしつつイヤンクックは……8番か?」地図を頼りに足を進める

キャンプを抜けさらに進み、広い草原に足を踏み入れた途端

「……ここに居るのか……クソ、もう少し障害物がある所でやりたかったなぁ……」

ポーチに手を突っ込みペイントボールをだす、少し前に進むと……居た、赤い鱗薄、ピンクの羽、馬鹿みたいな顔……イヤンクックだ、それに気づいたらシンは少し近づいてペイントボールを投げた!

「……………………!?」

クックは急に何かがぶつかりそこから強い匂いがするのに気づいた、慌ててぶつかった方を向いた時には遅かった。

シンは投げた瞬間走り込みクックが振り向いた瞬間足元に斬りかかった!斬りつけた反動を使い剣を持つ腕に力を込めてベストタイミングで斬りあげる!そこからさらに斬りさげる、下げた体制から回転斬りを使用としたがクックは慌てながら後ろに飛び上がった!

ここでクックは目の前にいるモノを敵と認識した。

「こいよ、イヤンクック!俺は恨みがねぇが、村を荒らされた人たちの恨みを晴らすべく!お前を……狩る!!」

それを決戦開始と見たのだろう、大きく頭を上げると、口から火の粉が出てきた。シンが確認出来る前に火の玉を吐き出した!

シンは回避できないので盾と剣を使い防御する。

 

ガツン!

 

盾にぶつかった後に熱が伝わってくる、こんなものに当たれば大怪我だ

「危ねぇなぁ、そんなもん吐いてくんな……よっと!」

クックの突進を盾で受け流すその時盾から

 

ガシャ!

 

「お、溜まったなここからが本番だ!イヤンクック!」

チャージアックスは攻撃やガードをしていくとビンが溜まりそのびんのエネルギーを使い大ダメージを与えることができる、シンは盾に剣を差し込みビンにたまったエネルギーを盾に開放させる。

クックはこちらに振り向き目標を見定めジャンプしてこちらに近付き硬そうな嘴をつかいついばんでくる!

ガキィ!ガキ!ガン!

 

耐えきったシンはニヤりと笑い

「終わりか?ならこちらも行くぞ!」

剣を盾に入れつつ合体した武器を後ろにやる、ガシャ!そう鳴らした後盾を剣に付けたままイヤンクックにぶつけるイヤンクックが怯んだ!

「よし!ここから一気に決める!」

剣ではなく斧になった武器を後ろに持ち上げ斧に何かを纏わせながら斬りつけた!途端イヤンクックの当てられた部分から爆発が起こった!その衝撃に混乱してしまったクック、逃げきれずに気がついた時には目が見えなくなってしまった、閃光玉である!目を潰してる間に盾斧最大クラスの技「高出力解放切り!!」

クックの頭に衝撃が走る!クックは動けずフラフラとしている。

「これで終わりだな!止めだ!」

斧をめいいっぱい振り下ろしクックに止めを指した!

   




おー、なんかハメみたいだなぁw実際ゲームじゃそんなんならないwこんな早く死んでしまったのは訳があるますよ!次も見てってください!


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乱入!鮮やかな奇猿狐!

ざっ!不定期更新!
はい!すいません!失踪は絶対にしませんよ!
それではお話をご覧下さい!


見事クックを倒したシンだが、シンの中には違和感があった

「おかしい……これだけは早く消耗し、クックが倒れるのはさすがに…………ん?これ……は……?」

それはクックについていた切り傷……いや、引っかき傷だった。

イャンクックの素材を剥ぎ取りそのモンスターに礼をして

から砥石をつかい切れ味を戻した。

「さてと〜、どこに入るのかねぇ……こんな傷をつけてクックを弱らせたのは……」

地図を見つつ次に行く場所を決めた

「爪を使ってるっぽいから龍では無いだろな、でもここでは特に種別によって変わるわけではないし……エリア2?いや、4か?まぁいいか、4から潰していこう」

エリア8を抜けエリア4に入る

 

居た

 

橙色の体毛、長い鼻、大きな耳、そして、クックにダメージを負わせたと思われる爪

「くそ、不意打ちしたかったけど……」

ここは段差があるが、比較的に視野が通り安い。

エリア3の草原も視野が広い所ではあるが、クックが後ろを向いていて、なおかつケチャワチャとの戦闘で疲労が溜まっていたため不意打ちができた。

だが今は違うケチャワチャは自分のテリトリーに入った異物を追い出そうとしている、つまり自分が敵だと認識されているのだ!

「真っ向勝負だなぁ…こりゃ」

諦めて走り出し切りかかる、ケチャワチャはその攻撃を見切りバックステップ、それからジャンプし、滑空体当たりをしてきた! 斬りかかっていたシンは堪らずガード!

「うぐぅ!」

当たる直前ケチャワチャは自慢の大きな爪をシンにぶつけていた!そのためシンは突進と爪の計2回の不可がかかり、大きく仰け反ってしまった、それをケチャワチャは見過ごさず滑空して着地した瞬間シンの方に向いてジャンプし、爪をたたき落とした!

「あがっ!」

吹っ飛ばされたシンは考える

(あぁ、痛てぇ、どうすっかなぁ……)

立ち上がり自分よりも大きな体を持ったケチャワチャを見つめる、立ち上がったのを確認したケチャワチャは突進をしてくる。シンは先程のようにはならぬようギリギリで回避をして距離を取りつつポーチをあさくる

(……………………あった!これがありゃいいな。)

突進である程度離れたケチャワチャを睨み、ペイントボールを掴む。ケチャワチャはまた突進をしてくる

(…………今だ!)

至近距離でケチャワチャの目にペイントボールをぶつける!

予想外の目の痛みに混乱するケチャワチャ

そこにすかさず切りかかる!ケチャワチャも見えないながらも切られたところを爪で攻撃するが当たる前にシンは横にステップし、盾をケチャワチャにぶつける!

「ふん!……そしてぇ!」

盾を戻すと同時に剣と合体させ瓶を開放させてぶつける

「高出力開放切りだぁ!」

頭にヒットするとケチャワチャは急に来た衝撃に怯む、がすぐに爪で切り裂こうとした瞬間!ケチャワチャの頭に爆発が起きる!その振動はケチャワチャの脳を揺らし気絶させた!

「よし!んじゃあ!止めだぁ!」

シンは斧を振り回す!その斧に当たったところは先程と同じような爆発がおき、ケチャワチャはその痛みに感じ起き上がったが

 

遅かった

 

次にケチャワチャが見たものは自分が気絶する直前に見た風景だった………………

 

高出力の爆破で息絶えたケチャワチャを見つめるシン

「はぁ、はぁ、なんつーきついクエだよ……サッサ戻って飯食って風呂入りてぇ……」

ケチャワチャの体を剥ぎ取り、その素材に感謝し、その場を後にする

 

 

 

 

 

【クエストを達成しました】

 

 

【拠点に戻ります】

 

 

その後帰りの道中乗り物酔いで吐きまくっていたのは1匹のアイルーしかしらない……




戦闘が終わるのがはやい?
知らんな


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帰還

ちわちわ〜
今回はクエから帰ったハンターさんの休日です
伏線とフラグを建てなきゃ(使命感)


クエストが終わり自分の家があるバルバレに到着したシンは思いっきし背をの伸ばし深呼吸をする。

「う〜ん!気持ちいいねぇ!日差しも丁度いいし!」

深呼吸をした後にシンは受付嬢に報告をしに行こうと受付嬢がいる所まで歩いていると人と体がぶつかってしまった

「おっと、すいません注意不足でし…………」

シンはぶつかってしまった男を見て 何故か 恐怖を覚えた。身長は175程で目つきが鋭いだけの男その男を見た瞬間、周りの音が 消えた

黒い衣を羽織っていて顔が全て見えたわけではないが、一瞬だけ見えた金色に光る眼それを見た瞬間感じた恐怖に動けず声が出せていないシンその男はまじまじとシンの顔を見つつ

「…………こちらも済まなかった、ところでお主、名前は?」

一瞬口調に疑問を覚えたシンだかそれによって硬直がとけ、声が出せた

「え?あ、あぁシンです」

黒い衣を羽織った男は少し、ほんの少し笑い

「……そうか、シン……か、我の名はアス改めて謝罪しよう済まなかった」

「い、いえ!こっちの注意不足だったんで!」

黒い衣を羽織った男はシンを観察しているかのような眼差しで話していた

「………………そうだ、シンよお主はある伝説を知っておるか?永い、永い……人間と……龍の伝説を、それと……時を廻る龍の物語を……」

「……わかりませんね」

すると黒い衣を羽織っている男は少し不機嫌そうな顔をしたが直ぐに真顔に戻り話を続ける。

「そうか、まぁ良い、いずれお主は出会いそしてわかるだろう……それでは」

そう言い残すとその場を去っていった

「……なんだろう?あの口調、それになんか雰囲気が今までに感じたことのない……なんて表せばいいかわからないな」

そう悩んでいると急に周りの音が戻ってくる

「……!本当になんなんだあいつ……あ!受付嬢に報告しなくちゃ!」

そう思い出し受付まで走っていった。

 

 

 

 

 

 

「…………あっ!ハンターさん!お帰りなさい!イャンクックどうでした?」

「あれ?覚えててくれてたんですね」

驚いたように聞くと

「だってぇ!イャンクックの事な聞きたくて聞きたくて!デ嫌でも覚えてますよ!」

興奮気味に語る彼女に若干驚きつつも改めて報告しようとす?

「あ、あの、報告しますね?」

「あ、はい!ちょっとまっててくださいね!…………よし!お願いします!」

メモ帳とペンを取り出しとても嬉しそうな顔をして待っている彼女に報告をした。

「えーと、今回のクエストの討伐対象である怪鳥【イャンクック】討伐に成功、文献の通り体調、特徴と酷似していました。」

「ほうほう!それで!?それで!?」

「イャンクックの討伐後その個体に謎の傷跡を発見したので、その近くを探索していると奇猿狐【ケチャワチャ】に遭遇、その場でとうば……」

言い終わる前に彼女は

「なんですと!?ケチャワチャまでいたんですか!?詳しく!めいいっぱい詳しくお願いします!」

「え、あ、はい、文献で確認した所、姿形は酷似していて体調は少し小さかったですね」

彼女は嬉しそうに聞きながら話す

「はい!ありがとうございます♪所でハンターさん」

急に真剣になった彼女の言葉に耳を傾ける

「何でしょうか?」

「お願いします!2匹ともの真似をしてくれませんか!?」

驚きを隠せないシンは慌てて聞き直す

「あのぉ……どゆこと?」

たまらずタメ口になってしまっが彼女は気にせず

「あ、メモにあなたの名前を書いてから写しますので!」

「ごめん!そうゆう事じゃないよ!?」

「ん〜じゃあ……」

これ以上はやばいと感じたシンは慌てて話をそらす

「あ!そういえば!武器と防具の手入れしなくちゃあ!そ、それじゃ!」

受付嬢は全く気にしないような様子で

「あ!最後に一ついいですか?」

「はい?」

「ギルドには入ってるのはわかります、それの中のグループの団員には入らないのでしょうか?」

「ん〜まだ誰にも誘われてないし、別にですかね、それじゃあ!」

「あ、は〜い!」

報告も終わり武器と防具を手入れしに加工屋に足を進めるシン

(ん〜団員かぁ、どうするかねぇ……)

団員とはギルドの中のグループのようなもので、そこに入るとより迅速に、クエストが手に入りその仲間と情報を気軽に交換出来るグループだ

(まぁ、誘われて良いところだったら考えよう)

そんなことを考えながら加工屋に行き、加工屋の中に入ると会話が聞こえてきた

「…………!……そうか……ありがとう…………それでわ」

店の奥から出てきた男は黒く汚れているようなバンダナを深く巻いていて身長も物凄くたかい……そして竜人族の特徴である少し長く、尖った耳をしていた。その男が店を出ようとしていたので半身になって避けたシンを、いや背中の武器を見ながらこういった

「……そうか、あの人が見込んだ人か……」

そう言い残し去っていった

「んん?誰なんだろうな、ま、良いか!おっちゃん!武器と防具の手入れをしてくれー10000ゼニーだろ?」

加工屋のおじさんは快く

「おうよ!任せときな!ちなみにイャンクックの素材を渡してくれねぇか?」

「?あぁわかった、後で送るよそれじゃあ!」

「あーいよ!……よし、プレゼントでも作るかねぇ」

加工屋のおじさんはにやりと笑い店の奥に入っていった

「んー、もう今日はすることねぇし、帰るか」

自宅に帰ろうとするシンにある人物が声をかけた

「おーい、そこの人ぉ!」




初!2000文字超えました!
いやぁ嬉しいwあっ、ちなみに伏線orフラグを作ったのはわかりましたかね?ひとつは直ぐに回収されます w
それと今回は大まかな流れを作っておいたのでサクサク行けましたw


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入団

色々(ケータイぶっ壊れ)ありました……


初は誰の事か分からずスタスタと歩いていたシンだったが、その声の主が走りながら肩を掴んできた

「あぁ、お前さんだよ、ちょいと付き合ってくれ 」

若干戸惑っていたシンだが

「 まぁ、話を聞くだけなら」

その男性……白髪で身長は175程でガッシリした体格の男は嬉しそうに話し出した

「おお!聞いてくれるか、お前さんがハンターなのは知っている、鍛冶屋であったからな、そして受付嬢から聞いたが……団には入ってないんだな? 」

「 え?あ、入ってないです……?」

白髪の男はさらに嬉しそうに

「おお!それは良かった!どうだ?うちの団……我らの団に入らないか!? 」

突然の頼みに思考停止しているシンに話を続ける

「 俺らはな、今一つの謎を追っている」

一応冷静になったシンが、興味を持ち

「 どんな謎なんです?」

白髪の男はポーチから1枚の鱗の様なものを出した

「 ある日偶然、とある山の麓で拾ったんだ、綺麗だろう?この鱗の持ち主……すなわちモンスターが分からないんだ」

「 分からない?どうして」

「どの文献にも合わないんだ 」

そう言うと真剣な顔でその鱗を渡してきた

「……持ってみな、なんで俺がこんなにもそれに執着するか判るだろう 」

恐る恐るそれを持ってみる

「 …………!!」

それは先程あの男から感じた気配……言葉を出せない謎の気配を……

シンを見た白髪の男は

「 判ったか?それの何とも言えぬ気配に」

「わ、分かったけど……… 」

「 なら、調べたいとは思わないか?それの正体を……」

シンは心の中で思った

 

調べたい……あの男とこれの繋がりを、その正体を!

 

シンは思い切った顔で

「 確かに気になります!お願いします、貴方の団には入れてください、その謎を解き明かしたい!」

白髪の男は嬉しそうに

「 そぉかそうか!入ってくれるか!我らの団に!!歓迎するぞ!付いてこい!」

強引に連れていかれたシンが着いたのはいつも世話になっている鍛冶屋……ではなくその先にある鍛冶屋である

「おーい!入団するハンターを連れてきたぞー! 」

すると奥からゾロゾロと人が出てきた

「あ、先ほどのハンターさん!今度こそ、今度こそメモさせて貰います!」

シンはおどろいていた

「え?なんで、貴方が?」

次の言葉を続けようとした時に受付嬢が被せてきた

「次にあなたは……」

「「ここにいるんですか?」と言います!」

言い終えたシンは思わず

「はぁ!?」

と驚いてしまった。

ドヤ顔の受付嬢を置いて身長180はあると思われる男が挨拶をしてきた

「……よろしく、、な」

「は、はい、おねがい?します」

無口なのかその男は直ぐ帰っていった

受付嬢がシンのそばにより

「あぁゆう人なんです、気にしないでくださいね!」

と、フォローを入れてきた

「あぁはい、ありがとうございます」

「次はワシかな?問屋をやっておるもんじゃ宜しくのヒィヒィヒィ!」

そう言って挨拶してきた老人……140程のお爺さんだ……

すると奥から美味しそうな匂いがしてきた

「おお!うまそうだなぁ!お前ら食うぞ!」

そう言うとみんなワラワラと襲うように食べだしたシンが戸惑っていると

「おあ、お前がハンターにゃるね?話に聴いてたよりも眉毛太いのぉ、まぁよろしくニャルね」

小さい白毛のアイルーが話しかけてきた

(個性強いなぁ……)

少し戸惑いながらも歓迎会は無事に終わった




色々(ケータイぶっ壊れ)ありましたwまぁこれからは定期でやって行きたいと思います!


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1章 異変
蝕まれた竜


できるだけポンポン出して行きまっす!


歓迎会から数日達、武器の整備が終わった頃だろうと鍛冶屋に足を運んだシン

「おっちゃーん!いる?」

奥からおじさんがでてきて

「おう!シンじゃねぇか、手入れ出来てるぞ!後、プレゼントもな!」

そう言いながら盾斧を渡してきた

「プレゼント?」

おじさんはドヤ顔でちょいと待ってなと言って奥に入っていった、少しして戻って来たその両手で持っているものは……

「クックシリーズじゃん!?良く作れたな!」

嬉しそうにおじさんは答える

「フッフッフッ!これくらいは朝飯前よ!まぁ、シンが素材を渡してくれたから出来たんだよ、んでもって!これをお前に渡す、使ってくれ」

と言って渡してくれた

「お前さん……そろそろここを出るだろう?これは俺を覚えていて欲しいのと……なんて言うかな、ほら、頑張れよっていうメッセージだ」

その言葉を聞いたシンは嬉しそうに、泣きそうな顔で

「あぁ、忘れねぇよ!忘れられる様な人じゃないぜ、おっちゃんは!いつか、いつから必ず最高のハンターになって戻ってくる!待っていてくれ!」

おじさんは嬉しそうな顔で笑いながら

「おうよ!期待してるぞ、必ず、戻ってこい!」

握手を交わし鍛冶屋を後にする。

部屋に戻り武器の具合を見てみる

「おっちゃん……コイツにまでしてくれたのかよ……」

武器には鉄鉱石だけではなく、マカライト鉱石まで使われていた。

そのその事に感謝しつつ、荷物の整理をしていく

出発は今日の真夜中だ、急がないと

夕方に終わり、アプトノス車の用意も出来た。

出発前、団長が皆を集めて説明をした

「次に行くのはナグリ村という所だ、近くのある活火山を使った生活をしている、土竜族と言う種族が住んでいる所だ、目的としては、この鱗の手がかりを見つけることにある、この後1時間後に出発し明日の昼に着く予定だ、皆、準備が整い次第修行だ!」

その説明を聞いた団員はそれぞれ準備を終わらせて旅の準備を終わらせた

「よし、行くぞ!ハルバレよ!また来るぞー!」

テンションが高い団長を筆頭に出発した一行その中でシンは

(また……また戻ってくるからな、必ず!)

その誓を胸に後ろを向かず笑顔で前を向く

その道中安全な道を探し、進んで行くためモンスターには接触せず夜明けを迎えた

「おおー!団長!シンさん!見てくださいよ!おっきい山ですね!」

それを見た団長はうんうんと頷きながら

「そうだろう!あそこの麓にその村はあるからな!昼には付けるだろう、んん〜もうひとふんばりだ!」

と言いながら大笑いをにしている

シンは感動で言葉を失っていたハンターとしていった場所にも広大な自然は合ったがこういう物は見た事が無かったのである

皆それを見て感動していた……が、突然アプトノスが動かなくなる。

酷く、酷く怯えてしまっている

「なんだ?どうしたんだ?」

と団長が降りようとした瞬間目の前から大きな竜が2匹出てきた

それを見たシンは何も考えず、中から飛び出し、武器を構えた。だが、次の瞬間シンは氷着いた

(ドスジャギィが殺しあってる……いや、一方が必要に痛めつけてる、痛めつけてる方、なんか黒い……?)

そのドスジャギィはほんの少し黒い息を吐き、体色も鮮やかなピンクではなく黒が混じり狂気を思わせるような色になっている

そのドスジャギィはシン達には目もくれずもう一方のドスジャギィに食らいついた、元々疲弊していたのだろう、襲われたドスジャギィは避けきれず倒れた、起き上がろうとしているドスジャギィに狂気に蝕まれているようなドスジャギィは追い打ちをかけて踏みつけ喉を噛みきった!

 

 

バギッ!ゴキッ!グチョ!

 

 

骨が砕ける音や肉を噛みちぎる音だけが聴こえてくるドスジャギィは満足したのだろうその死体から離れ、シン達の方を向いてきた

 

 

 

その目には正しく狂気を感じる……いや、狂気しかないような目で




はいっす!食べたドスジャギィがどんな感じか分かりますかね?ww
題名通り何かに蝕まれております(*`艸´)ウシシシ
次回をお楽しみに!


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狂気との激突

定期というより一回出したら2本くらいばばばっとだしたいてすね!


1匹と1人は距離を取りお互いを観察する

シンは後ろにいる団長達に小声で

「相手を興奮させない様に下がってて下さい、この個体は危険です、自分が死にそうになった場合、構わず先に進むか、ハルバレに戻ってください」

団長他たちは何も言わず離れて行く

それを感じ取ったシンはドスジャギィに話しかける

「追い出すならともかく……食い殺すってのはどういう事かねぇ、突然変異か?それとも……何かに影響された……」

その話を聞き終わらないうちにドスジャギィは飛び交ってきた!シンは冷静に盾で受け流し後ろにいったドスジャギィに切りつける、そのまま盾で突き横ステップで離れる。

(……なんだ?早い?これは用心しとかないとな)

切りつけた傷口を見てシンは驚いた

ドスジャギィにしてはおかしい、若干紫がかった血。流していたそれに驚いていたシンのスキを次の体当たりを仕掛けてきた

「ぐぁ!」

まともにくらい吹き飛ばされるシンその衝撃で肺にある空気を全て吐き出してしまった

「…………!コヒュー、コヒュー、はぁ、はぁ、うらぁ!」

すぐさま強引に呼吸を整え切りつける!ドスジャギィはそれを左に避けて器用に体を回転させ尻尾で叩きつけてくる運良く盾がある方だったのでシンはすぐさま盾を構え受ける

 

ガン!

 

その重たい攻撃を受け止めると同時に盾斧のエネルギーが溜まった!剣を強引に振り、距離を取りそのエネルギーを盾全体に行き渡らせて盾を構えた

「……なんでそんなに強い個体なのかは知らねぇがな、まだ、まだあの状態にはしなくていいな、まぁいい、こい!たたきつぶしてやる!」

その言葉を理解したのかドスジャギィは見たことの無いスピードで噛み付いてきたそれを盾で受け止めるその時にカウンターのように盾全体で殴り怯ませるその間に剣と盾を合わせ斧にしてその先端にエネルギーを貯め殴りつけた!

片目が潰れたドスジャギィは負けじとタックルをつようとした瞬間頭に強い衝撃を受けて混乱してしまった。

動けないドスジャギィにシンは近ずき

「はぁ、はぁ、止めだ…………ふん!!」

斧で頭をカチ割った!

それを報告に行こうと団長達のところに歩こうとするシン

(体当たり……強すぎるよ……内蔵は無事だけど……頭がクラクラする……)

そこでシンの意識が途切れ倒れた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「遅い……ですね、団長さん!行きましょう!」

焦った表情で団長に進言する受付嬢

「そうだな、急げ!閃光玉やシビレ肉を忘れるな!」

走って向かう2人、道具を手に取り外にでる鍛冶屋、外に出る時に後ろを向かず

「……お前達は……出てくるな……」

そう言い残し走っていった

「心配にゃる!行くニャルよ!」

外に出ようとするアイルーを捕まえた問屋は笑いながら

「あの子らなら大丈夫さね!100万ゼニーかけていい!」

ヒッヒッと笑いながらそう言う問屋を見ていたアイルーは仕方なく座ってシンがいるであろうところをみる見つめた

 




はい!ここで区切ります!ちょっとおかしい区切り方かもだけど……はいw
次に期待しててね!


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ナグリ村到着

ちゃっす!書いてきますよ(*`艸´)


シンはぼんやりとした意識の中で目の前に映る光景を観ていた、黒い竜が歩き、飛んだその後ろには大量のモンスターの死体と狂ったように殺し合うモンスター達を……

 

あれ……どっか……似た景色を見たような……

 

意識がハッキリしていないためか上手く物事を考えられないシンはまた自分の築かぬうちにまた意識を深い闇に落としていった

 

 

 

と同時に痛みを感じて起き上がった。冷や汗を掻きながら周りを見渡しながら考える

(さっきのは夢か……んで此処は何処だろう?外に出てみるか)

身体に鈍い痛みを感じながらも歩き外に出た

そこは見た事の無い光景であった。巨大な空洞の中にある集落そこには何も流れていない溝がありそこのそばには立派な設備のある鍛冶屋があった、あたりを見渡していると団長を見つけた、ゆっくり歩いて団長の元に行こうとしたが、歩いているのを見つけた受付嬢が大きな声で

「あー!シンさん!目が覚めたんですね、よかったぁ〜!」

その声を聞いた団員達が集まり、口々に礼を行っていく最後に団長が近寄り

「シン、今回は助かった、お前さんが居なければ俺らは全滅だったろう、だが疑問がある、ジャギィ装備を作った……つまりドスジャギィを狩り慣れたハズのお前さんが何故あそこまで手こずったんだ?」

それを聞いたシンは詳しくそれを説明した

「ええ、自分もそう思ってました、油断もしてませんでした、あのドスジャギィは何かおかしかった吐く息は少し黒く、体色も鮮やかなピンクではなく黒が混じっていました、何より眼……俺達を追い出すではなく、食べるでもなく、ただただ【殺す 】それしか無い、狂気の眼をしていました、そのせいなのか動きが早く、一撃がとても重かったです」

それを聞いた団長は難しそうな顔で

「つまり……突然変異?と言うのか……それとも俺らが見たことないだけでそれが普通なのか……」

悩んでいる団長を見た受付嬢がオドオドしながら話し出した

「あ、あのぉ……それって最近発見された狂竜病……じゃないかと思います」

問屋は初耳といった顔で

「その、狂竜病とやらはどんなものなんだね?」

「はい、狂竜病とは……体色が黒くなり、凶暴性が異様に上がり更にその個体の身体能力が著しく上がる物です、それにかかった個体は文字通り、狂ったように暴れ続け……最終的には死に至ります。これと同じ様な事になっている種が多いため、突然変異では無く、病として扱われています」

メガネをクイっと上げてドヤ顔で説明した受付嬢、その説明にシンはある光景を思い出していた

(狂ったように、暴れ続け……殺し合う……その先に、何があった?思い出せねぇ…!)

そんな風に考えていたがま、夢だったし、気のせいかなと流した

「そういや、ここどこだ?」

思い出した様に聞いたシンをみて気まずそうに答える団長

「あぁここは、ナグリ村だ」

「ええ!ここが!?」

「その通りだ、まぁ今問題を抱えてるんだよ」

苦笑いでそう答える団長。そう言えば、と思い出した様にシンは皆に

「えと、気を失ってる間に担ぎ込んでくれてありがとうございました!」

鍛冶屋がシンを見て

「そうか……お前は見てなかったな……」

んん?と意味がわからないというふうな顔をしているシンに団長は嬉しそうな顔で

「そうだった!そうだった!紹介せないかんな!今その人たちは食事の真っ最中だからな後で礼に行ってこい!」

「そうします!それじゃあ……また寝てきます……万全じゃないので」そう言うとある気だし自分の部屋……と言ってもアプトノス車の中の割り振られ部屋に入り速攻寝てしまった

 

 




(`•ω•∗)ゞあぃ!
戦闘なしです\( ゚д゚)/
次回歩かないかでふね\( ゚д゚)/
それじゃ、感想お待ちしております(*`艸´)ウシシシ


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決意

さて、発掘要素どうしよう……




(。-ω-)zzz. . . (。゚ω゚) ハッ!閃いた!
↑こんな感じで思い付いたら物語の辻褄が合うように作っとります!


ぐっすりと寝たせいか痛みも和らぎ、普通に歩ける様になったシンはハンターとして装備を着て団長から話を聴いてその恩人が居る所へと歩いていった。そこはナグリ村の中心鍛冶屋などがある区域だった

「んーと、確か4人……だったな、どこだ?お、あの人達か」

その人達がいる所へ歩いて行く、途中で立派なボウガンを背負った女性黒い皮膚と深い紺色の為か謎の色気のある女性がこちらに気づいて、身長180以上はある髪の長い男に声をかける

「……あら、うふふ目が覚めたのね、筆頭、彼よ」

その言葉に反応し振り返り眉を潜めシンの側により、話しかける

「君か、一先ず、礼を言おうありがとうあの人、団長は私とランサーの友人なんだ、助かった」

「えっと、はい、どういたしまして?」

戸惑いつつも返事をして様子を疑うこの人は

(強い、んだろうな……その装備からして)

そんな事を思っていたシンだが次にかけられた声に驚いいた

「ランサー……そこの彼は団長の団員だったのだよ、つまり先輩だな今はギルドからの命令で私達でチームを組んでいる。まぁそんな事はどうでも良い」

少し怒ったように話を続ける

「まだ新米と言えるお前に頼みたくはないが、お前もあの団員の一員だろう?なら他の人を守れ傷つかない様にな」

その言い方はお前なんかには頼みたくない、守れるわけが無いと言われたよう気がした。

「護りますよ俺はハンターです、人を護るのも仕事の一つです今回は気を失いましたが次はこんなふうにはならない、あの人達を絶対に護るこの命に変えてもな」

途中から怒りで口調が変わっていることにきずいていないシンを見て筆頭は少し驚いたような顔をして、

「頼んだぞ」

とだけ言い残しその場を後にしたその後を付いてくようにボウガンを背負った女性が歩いて行く

ガタイの良いランサーと呼ばれていた人が近づき

「はっはっは、すまないね、筆頭は心配性なんだ、俺は君が皆を守れると信じているよ、それでわ!」

肩を叩き歩き去っていく

それに付いていくように若いハンターも付いていく離れる直前にそのハンターは

「頑張ってくださいっす!」

とだけ言い残し去っていった。

その後ろ姿を眺めて自分がさっき言ったことを思い出す。

 

護る……かならず

 

そう思いながら村人が集まっている所に歩いていった

 

 

----------------------------------------------------------------------------------------------

 

ガヤガヤと様々な声が聴こえると想像したシンは驚いた

 

「どうするよぅ」

「どうもこうもねぇさ、マグマが止まったんだ、どうしようもねぇ」

「はぁ……せめてマグマが流れれば」

そんなマイナスな発言がポツリポツリと出ては消えていくどんよりとした広場だった、どうするかと考えていたシンだったが急にまだ幼い少女の声が聞こえてきた!

「父ちゃん達!そんなにぐったりするのは早いよ!原因を突き止めなきゃ!」

叫ぶような声でそう言うと近くにいる大人を揺さぶる、だがそんな事を言っても……と消極的な意見しか帰ってこなかった。そうすると少女は怒ったような顔で大声で

「もういいよ!私がいって原因を見つけてきてやる!」そう言うと走って山……地底火山の方へ走って行ったそれを見ていた大人は慌てて捕まえようと立ち上がるがもう遅い、遠くに行ってしまってる

「娘!むすめよぉぉぉぉ!」

と大声で追いかけようとした男をシンは慌てて止めて

「俺が行ってきます、待ってていてください必ず連れ戻します!」

そう言い残すと地図を持った男から奪い走っていく、体がまだ痛むがこれくらいは問題ない、急がないと。

1人の少女を連れ戻すために走っていった

 




戦闘……無かったw次はあるかな?ネタバレなるから言わないけどね(*`艸´)ウシシシ
感想など、はじゃんじゃんお願いしますo(・ω・//)o
待ってます\( ゚д゚)/


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2章 ナグリ村
遭遇


チワワ!
まったり書きますよ〜_(´ω`_)⌒)_


地底火山はすぐ近くだ、だから走ればあの子に追いつける、そう思って走っていたが結局その背中も見れずベースキャンプに着いてしまった。

「畜生、どこ行きやがった……見つけないと」

ベースキャンプには居ない……下に行ったか、とベースキャンプの下にある火山内の洞窟を見てため息をつき探しに入った。

中に入るとシンは驚いた、ついこの前までマグマが流れていたのかと疑問に思うほどコケがはえ、生物が住んでいた

これだけ生物が入るんだ……勿論肉食も入るはず、注意しながら探していく……

「……なんで時たま肉食の小型モンスターが殺されてるんだ?しかも切り傷、あの子がやったのかねぇ」

疑問に思いながらどんどん下にいく白い結晶で出来た空洞に入ると見つけた、少女が震えているその目の前にはイーオスとゲネポスが争っている、大方少女を食べようとして争っているのだろう盾斧の剣だけとりだし走り出す少女の横を通りすぎ2匹の真ん中をスライディングで抜けるその時にゲネポスの喉を掻っ切るドバドバと血を出して倒れるゲネポスを見てイーオスはこちらを見て襲いかかってくる

飛びついくるイーオスを半身になり避けイーオスが着地した瞬間切り裂く

グェと苦しそうに鳴くイーオスに止めに首を一刀両断する

倒れ、死んだのを確認して少女の方にいく、その少女は少し怯え泣きながら

「ご、ごめんなさい!父ちゃん達があんなにションボリしてるから……だからどうにかしたかったの!」

泣きながら話す少女にシンは頭を撫でながら話す

「どうにかしたかったのは分かったでもね、ここに来て君が死んだら村のみんなはもっと落ち込むよ」

それに、と明るい元気な声で話を続ける

「そうやって行かれて解決されたら俺達ハンターの仕事が減るよ!」

はっはっはと笑うシンを見て少女は泣き止むそれを見たシンは笑顔で

「よし、帰るか!」と手を差し伸べる、その手を少女は取りベースキャンプへと歩いて行く、あと少しあの崖を登ればという所で

 

バサッバサッと羽ばたく音が聴こえるそれを聞いたシンは

「なぁ、ちょっと1人でベースキャンプ行ってくれない?俺は少し後で行くからさ、もし何かあったら悪いけど1人で村に戻って俺に何かあったと伝えてくれない?」

少女もその羽ばたく音を聞いて察して頷きベースキャンプに走っていく。それを見届け剣と盾を取り出し後ろを向く

そこには今地面に降り立とうとする1匹の竜がいた

「ゲリョスか……にしても疲労してるな、これなら今の俺でも倒せるな」

ゲリョスとは、紺色のブヨブヨとした皮膚を持ち立派なトサカを持った竜である、その竜にも切り傷が大量にある。

「何でそんなに傷だらけか知らねぇけど、その目から出てくる怒りを俺にぶつけんな」

この竜は討伐対象かどう考えてもわからない、そんなモンスターには逃げるか撃退させるしかない

 

これは見つけた時の対応だ、モンスターがこちらに襲いかかってきたりして自分の命に危険がある場合は倒しても良いとされている

そしてこの竜は今この瞬間こちらに突進を仕掛けてきた、

つまり討伐しても良いと言うことだ、ニヤリと笑い盾で受け流し、切りつける、切りつけられた竜は苦しそうに呻きこちらを向くゲリョスは空を飛び口から毒の液体をはきかける。うわっと驚きながらも避けて、避けて、スキを伺うゲリョスもこちらにだけ注意を向けていた……そのため横から飛んでくるナイフに気が付かず翼を射止められた!

「がぁ!」

と落ちてきた竜に剣を貫く。その一撃で息の根が止まる

ふぅ、とため息をつきナイフが飛んできた方を見る、そこからは鬼蛙を倒したとのだろうその素材を使った装備をきて背中には切れ味の良さそうな斬破刀を背負った青年が歩いてくる。その青年はシンを見ると鞘ごと腰に持ってきて固定し、柄をもち走ってくる、それに気づいたシンは慌てて話しかける

「待て待て!なんでそんな……」

話終わる前に青年は刀を抜き切りつけてくる、シンは一太刀目を避けて距離を取り剣だけ抜き構えつつ話しかける

「落ち着いてくれ、別に横取り使用としたわけじゃないんだ」

それを聞いた青年は刀を突き出し、睨みつけながら言った

「別にそこは気にしてない、問題は……密猟をしようとしていた所にあるんだよ!大人しく捕まってもらおうか!」

シンは慌てて訂正する

「待ってくれ!ここにいるのには訳がある、ここの近くの村のナグリ村に住んでいる少女が訳あってここに来たから連れ戻しに来て!ここまで来たらゲリョスが来たからその娘だけベースキャンプに行かせて戦ったんだよ!」

その青年は一応納得したような表情を見せたがまだ信じられないため

「そうか、なら!今ベースキャンプに行くとその娘が入るんだな?なら行こうじゃあないか!」

と刀を収めてベースキャンプの方へ歩いて行くシンもそれについて行きベースキャンプにいくそこに行くと少女がこちらを見て笑いながら手を振るそれを見た青年はやっと信用し

「いきなり切りつけてすまなかった」

と言いながら手を出してきた

「こっちも誤解させたな、ごめんな」

と謝罪し手を出して握手をし少女と一緒に村に戻った

 

【特別クエストを完了しました】




今更ですがゲームではないので色々な使い方をします(*`艸´)ウシシシ
感想やらなんやら待ってます!(*´ω`*)


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設定等の紹介

かーんたんなキャラの設定や世界観の説明などをしていきす!

 

※この設定は自分が考えた(妄想)なので辻褄が合わないかもですがそこはご了承ください

 

世界観

 

電気等の設備はほぼ無く、人間の数も多くない世界、龍や獣などの大型モンスターが闊歩する弱肉強食の世界、人間は武器を使い人間の生活区域に入るモンスターの討伐、撃退など、命懸けの戦いが多く起こっている世界である

 

ギルド

 

ギルド…………この世界の中の大きな会社のような物です、そのギルドには支部が沢山ありそこからハンターになる為の試験等が行われる(ハルバレ支部ユクモ支部などいわゆる集会所)

支部等ではない本御所はドンドルマと言う町にある。

ハンターとの連携や未開拓地の調査やモンスターの生態調査、武器の開発などが行われる(中には小さな鍛冶屋から新たな武器が出る場合もある)

 

団……ギルドの中のグループのような物、規模のデカイ物から小さなものまでいっぱいある。そのグループの中ではモンスターの生態やクエストの状況等をいち早く入手出来る所でもある、有名な団は危険なクエストが来たりする、小さく、無名な団は地道に宣伝とクエストを行わなければ行けない。

 

ハンター

 

シン……性格で言うとサッパリとしている、サッパリとしているためか、非常に予想外な場合では無い限り冷静に周りを見て行動する、狩猟では力押しではなく、チャージアックスと手持ちのアイテムをフルに使い、できる限り安全に戦おうとする、パーティーを組むと狩猟では仲間の状態を見極めモンスターに攻撃しながらも仲間のサポートをする、仲間が傷ついたりピンチになったりしていると仲間の身を護ろうと自分の身を犠牲にして護ろうとする。

 

閃……シンと比べるとガツガツ行くタイプ、だが、激怒していない限りは仲間を無視して行動する事はない、普通のハンターの型には無い居合切り等もクエストで使う、昔のとある事件のせいでハンターを目指すようになった

……巨乳のお姉さんが好みである

 

筆頭……性格は無口、口下手で仲間を強く思っている。常に筆頭ハンターのリーダーとして仲間を引き連れクエストに出かける、クエストでは指揮をとり、大型モンスターを狩猟しているが、筆頭は近接攻撃をしている為何か予想外なことが起きた場合仲間の安全を気遣いすぐさまそのエリアから脱出し、その場の状況をガンナーから聞き、作戦を立て狩猟を続行する。口下手な為人からはよく色々な勘違いをされている

 

筆頭ランサー……ガタイがよい巨体な大男、性格は陽気でパーティーの中ではハンと同じく、ムードメーカーである。

クエストでは大型モンスターのブレスや体当たりを自ら受け止め仲間に被害が行かないように戦っている。

我らの団の団長とは同じ団の仲間でもあり、団長とよくチェスをしている。

 

筆頭ガンナー……冷静で美人な女性、クエストでは彼女

の冷静な判断がクエストを成功に導く事がある、無口な筆頭がどんな人なのかも把握しているので、時たま彼のフォローをしたりしている

彼女が探し物をすると必ず見つかる

 

 

すいません、ストーリーが思い浮かばなかった……w思い浮かばないたんびにここに設定を載せていきます(*´ω`*)

後1週間以内には投稿しますので待っててください!



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共闘

1週間と言いつつもすぐに内容を思いついて書き出す当たり計画性の無さが凄い……_(´ω`_)⌒)_
まぁ何日か書いて完成したものを出すんですがね(*´ω`*)


少女とまだ名前も知らない青年とシンはナグリ村へと帰還する。村まで着くと少女は

「父ちゃん達に謝りに行ってくる!ハンターさんありがとう!」

笑顔で手を振り、走り去っていく少女を見届け、シンは青年に話しかける

「所で……今回のクエストはいつくらいからスタートだったんだ?」

青年は兜を外し答える

「今日の……朝だな、どうしてそんな事を聞くんだ?」

「いや俺が目を覚めてから見てないな、と思ってな俺の名前はシン、お前は?」

その青年は納得し、自己紹介を始めた

「俺の名前は閃(せん)だ使用武器は太刀、宜しくな!」

背中の大刀を見せながら紹介をした閃……身長175程で紺色の髪の毛、眼は黒目でその中には明るい、元気そうな眼をしていた。一瞬その眼から悲しみの表情が出てきた……が、すぐに消え去り、元の明るい眼に戻った。

「お前の武器、なんかおかしい形状してるよな、スラッシュアックスか?」

背中にある盾斧を見ながら訪ねる

「あぁ、これか、これは盾斧……チャージアックスって言うんだよ、片手剣の様な状態から斧のような状態に変形して戦う武器だ、まぁ細かい説明は後にして、クエスト報告行ってきなよ」

閃は思い出したようにそうだった!と言って走り出した、少しして止まり

「一応お前の事も話さなきゃならんからお前来いよー!」

そう言うと広場の方へ走っていった。

「やれやれ」

とため息をつきあとを追いかけた、やっと追いつき引き止め歩いて行く

「そういやなんで広場なんだ?」

思い出したようにシンが聞くと

「これは村長の娘からの依頼なんだよ、ちゃんと正式な依頼でな、だからその報告に行こうと思ってな」

そんな事を話してる内に娘を見つけた、村長にこっぴどく叱られている

「お前ってやつぁ!心配かけやがって!ハンターさんが居なけりゃどうなってた事か……父ちゃん心配だったんだぞ!しかも違うハンターさんに依頼もしておいて……」

ガミガミと叱られている娘は泣きながら答える

「だって……!父ちゃん達が何時までたってもしょんぼりしてるから!閃さんの帰りが待てなくなって……」

その言葉を聞いた村長は初めて娘に心配をかけていたと気づいてオロオロと謝り出した。

「娘よ……すまん!そこまで心配かけてたとぁ……もう心配すんな!俺はもう元気だからよ!」

その言葉を聞いた娘は泣きながらも笑顔で

「うん!」

と頷いた、話が終わったのを見計らい話しかけに行く

「おーい!お嬢ちゃん!改めて報告に来たぞー!」

閃が声をかけて歩いていく、その後にシンもついて行きなんで一緒にいるかを説明した

「娘さんを探し出して帰る途中にゲリョスと遭遇してしまいまして、それが閃が狩っていたゲリョスだったそうで一緒に討伐をしました」

それを聞いた村長と娘は納得し、閃の報告を聞く

「ゲリョス以外に何かあったんですかい?」

閃はその当時の様子について話し出した

「そうだなぁしいて言うなら小型の肉食モンスターが飢えていたね草食モンスターが殆どいなくてね、他には大きなクモの巣が張り巡らされていたり……それくらいだな」

それを聞いた村長は青ざめた、ガタガタと震えながら今回のマグマが止まった原因を話し出した

「これは恐らくの話だがな……そのクモの巣、飢えてるモンスター……かなりの確率でネルスキュラ……影蜘蛛がいると考えていい」

二人とも驚いた、影蜘蛛とは虫の類では大型に属する飛竜と同じ危険度を持つモンスターである、コイツがいるとなればハンターの手で倒さない限りここにマグマは流れてこない。

村長は話を続ける。

「無茶な願いかもしれねぇ……けどお願いだ!アイツを狩ってくれ!」

それを聞いた2人は同時に頷き。

「わかりました!」「了解!」

と答える。

「おぉ!ありがとう!正式なクエストは早くて明日、まぁ明後日には届くはずだ!よろしく頼む!」

2人は頷き、その場を離れて行ったさ




男キャラの書きわけが難しい……次回影蜘蛛との戦い!かな〜_(´ω`_)⌒)_
また次回までゆっくり待っててねぇ(*´ω`*)
感想、ダメ出しや批判でもオッケです!できる限りそこを直していきます(*`艸´)ウシシシ


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影蜘蛛

んー時間かかった(´・ω・`)
ネルさん難しいよ。・゚・(ノД`)・゚・。


正式なクエストが届くまで、シンと閃はアイテム調達、武器の手入れを行った、そして2日後。

「あ、シンさん!閃さん!クエスト届きましたよ!」

そう受付嬢に言われてすぐさま受注する。

「影蜘蛛……ネルスキュラの討伐依頼を受注してもいいですか?」

シンがそう聞くと受付嬢は心配そうな顔で

「あの…大丈夫なんですか?何があっても、必ず、戻ってきてくださいね」

その言葉を聞いた2人はニヤリと笑い

「当たり前ですよ!」「おうよ!」

と答え、地底火山に歩いて行った、ベースキャンプにつき、支給品ボックスを受け取りその中にある地図を見ながら作戦を立てる。

「閃、今回は俺が指揮を取るよ、いい?」

閃もそれがいいと頷く

「それを聞く前に1つ、ネルスキュラだが、やつの巣はここ、エリア5だろうと俺は思う、そこが1番巣が貼ってあるからな」

それを聞いたシンは地形を確認し、作戦を立てた

「それじゃあまずさがすのはここ……7,6,4エリアの順で探そう。作戦は、基本陽動はガードが出来て比較的身軽な俺、そのスキをお前が叩いてくれ」

作戦を理解し二人ともベースキャンプを出る。そのフィールドは以前来た時よりも静かだった。

最初のエリア7に到達……ここは比較的に高度が高い場所である、そこにはクモの巣はほとんど無く、その先のエリアに続く道にだけクモの巣が張ってあった。

このエリアは爪で抉られたような空洞があり、細長いエリアである。

先頭がシン、後ろに太刀に手をかけて歩く閃の状態で進んでいく、中程まで進むとすぐに鋭い視線を2人は感じた。

「来るよ、いつでも走れる様にして右後ろに少し下がってて」

閃は無言で頷き、太刀に手をかけ直して待ち構える。

その視線は上、抉られたような空洞の上に張り付いていた。そのモンスターはこちらに飛びかかってきた!

二人とも冷静に別れて逃げてそのモンスターの姿を確認する。

蜘蛛のような姿、ゲリョスよりも大きな巨体、その背中にある毒々しい結晶を背負った影蜘蛛-ネルスキュラを

それを見たシンはすぐにケムリ玉とペイントボールを投げつけて視界を奪う、二人とも予め話していた配置につき煙が開けた瞬間にシンが斬りつける!

影蜘蛛はその「餌」を敵と判断し後ろに飛びさる。

シンはそれ見て内心ほくそ笑んだ。

(よし)

シンがペイントボールだけではなくケムリ玉を投げたのは理由がある。

それは相手の目標に自分の「姿」をおおまかに印象付ける為であるそのおかげか影蜘蛛は2匹の餌という印象から一匹の敵と印象を変えてしまった。その敵から離れるために行ったバックステップはシンの作戦通りに進む、バックステップして体制を整えた影蜘蛛はシンに襲いかかろうとする

 

が!途端に自分の一本の脚に激痛が走る!その痛みの原因は忘れていたもう一匹の敵による攻撃である。

「かかったな!マヌケがぁ!」

ために溜めた抜刀切りを食らわした閃がそう言うと更に一撃、二激と斬りつける、堪らずに横にステップして2人を見つめる、その眼には「餌を食べる」ではなく、「敵を殺す」に変わっていた。

シンと閃は武器を構えて笑っていた。

 

 

敵は大型の危険なモンスター

敵は自分達とは違い言葉を話せないため命乞いも出来ない

敵は自分達を殺しに来ている

 

この3つの緊張感が2人には心地よかった。

 

1人はこの戦いに勝てばみんなの役に立ち、みんなの将来を「護れる」。

 

もう1人はコイツを倒せばコイツが人を殺さなくなる、みんなを「護れる」

 

二人とも人の役にたち、人を護れる嬉しさに身を震わせ気合を入れる

 

「さぁ!こい!」

二人とも大声をあげて大型モンスターに戦いを挑む、そのモンスターもそれを応えるかのように口から毒液を垂らし、威嚇してくる。

 

2人と一匹の殺し合いが始まった




次から本格的に殺りあいますよ!次回をお楽しみに!


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恐怖

すみません開きましたね(期間が)。・゚・(ノД`)・゚・。
できるだけ1週間に一回投稿します(*´ω`*)


ネルスキュラと2人は一定の距離を保っていた、丁度それを上から見ると正三角形になるようになっていた。

これはシンの提案である、固まっていた場合互いの動きのせいで動きが鈍るかも知れないからだ、ここからは作成無しのアイコンタクトのみでの狩り、そのため2人は突っ込む事はせずに様子を伺う。

少しの無音の中何かが切れたかのようにネルスキュラが閃に向かって予想以上の速さで飛びかかった!

「うぉ!?」

ギリギリで隣に飛び込み避ける、すぐさま立ち上がり、斬りかかろうとする

「ふん!」

太刀を思いっきり振り下ろしたがそれは止められてしまった!すぐさま振り向いたネルスキュラが捕食に使う大きな鎌のような足で止めてしまった!

止めたままネルスキュラは頭を大きく動かし閃を吹き飛ばす

「わ!」

吹き飛ばされた閃だが、受身を取り立ち上がる

「はぁ!」

丁度ネルスキュラの横っ腹が正面に来たシンはすぐ様斬りつける!

抜刀しながら一撃!上皮が切れ、そのさらに奥にある体を少しだけ切り裂くその傷口に盾を思い切り押し付けようとしたが

「ふしゃ!」

ネルスキュラが横にステップしながら避けた!

閃も戦線復帰して構える。

閃が太刀を握り締めて斬りかかろうと走り出す、ネルスキュラは何故か動かずに見つめている

(これはチャンスだ!その自慢の足!切り取ってやるぜ!)

大刀をふりかぶり斬りつける!

その時!シンは見つけた!ネルスキュラの後ろ足に力が入っているのを!そしてネルスキュラの体一番後ろ、糸をだす部分に力を入れているのを!

「離れろ!罠だ!」

その静止を聞けずに振り下ろした閃、だが次の瞬間!閃は自分の体に糸が巻き付けられている事に気づいた!

(そうか……!斬りつける瞬間にバックステージパスで後ろに大きく飛んでその空中でこの糸を飛ばしたのか!クソ!)

閃はそう考えつつ糸から抜け出そうとしたが、焦って抜けれない

それを見たシンは走り出した、ネルスキュラの次の行動はわからない、だが!閃を護る為に!

ネルスキュラが閃に飛びかかってくる!

間一髪間に合ったシンが盾で無理やり受け止め、強引に二人とも弾き飛ばされるように盾で受け止め、受け流した!

「ぐっ!」「かはっ!」

2人とも計算通りに弾き飛ばされた!そのおかげで閃にまとわりついていた糸は消え去った!

が!閃が太刀を遠くに投げ飛ばしてしまった!シンも無理やり受け流した為、右手が痺れて盾を落としてしまっている。

2人が感じている恐怖、1人は得物が遠くにあり、今は素手だ、もう一人は仲間をかばい、一時的にだが右手が使えない

死の恐怖に足が震える、閃はネルスキュラに向けて閃光玉を投げつけ、煙玉を使う、慌てて太刀を拾いに行き、納刀し、シンと共にエリアを移動した……

 

 

この時に二人に宿った恐怖はエリアを移動して、体の痛みや痺れが回復するまで続いた

 




(*´・ω・`)=3
ネルスキュラ強くしすぎたかな?まだ奇襲入れなかったらまともに攻撃出来てない……でもここからはシンが頭を使い倒すはず!(ジョセフ的な戦い方を描きたい……)
あとこれからは少し期間が開くかもです!


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遅くなってすみません(;´Д`)



シンたちは逃げたエリアで腕の回復をしていた

「シン、ごめん!調子に乗って切りかかり過ぎた……」

申し訳なさそうにしている閃を見てシンはまだ動けそうだと判断した

「大丈夫だよ、もう腕も動かせる、それより頼みを聞いてくれ」

その話を聞いた閃は納得はしたが

「それはいい考えだ……だけど、それまでにあいつが来てしまったらどうするんだよ?」

ニヤリとシンが笑う

「問題無いね、出来るまで俺が時間を稼ぐよ、準備ができたらこっちに来てくれよ」

「あいつを1人で止めとくって……?バカいうな!あいつの動きを見たとしても危険すぎる!」

怒った様に話す閃を止め

「危険なのはわかるよ、でもね、盾を持っていて身軽に動ける俺が行くべきだ、時間を稼ぐだけだ、お前が早く作れたら俺の危険も減る、辞めさせたいなら早く作ってくれよ」

肩を叩き、あのモンスターがいる所に走っていくシンを見ながら閃は無言で作業を始めた

シンが元のエリアに戻った、相変わらずネルスキュラがいる。

石ころをもち思いっきし投げつける、ネルスキュラはそれにあたり後ろを振り向く、先程の[敵]が戻ってきた

「次は殺す」と言っているような殺意を振りまいている

シンは武器を取り出し盾を構える

ネルスキュラは身体の筋肉を使い飛びかかってくる!盾を使い綺麗に受け流し、後ろ足を切り裂く!まだ切り取れなかったが一太刀

「入ったよ!」

そのまま盾をぶつける

たまらずネルスキュラは身体を回転させて吹き飛ばそうとしたが、盾で受け流して距離を取る

「はぁ……はぁ、はぁ、重いなぁ」

盾で受け流してると言っても相手の攻撃を完璧に受け流してる訳では無い、体にダメージは少しづつ入っていってしまう、それプラス体力の消費が激しいのだ

(きつい……だけど、こっちも完了だよ!)

シンは閃光玉を投げつける!ネルスキュラはそれにあたりほんの少しの間何も見えなくなる、慌てて後ろに下がり眼の回復を待つやっと眼が回復し、敵を探したネルスキュラの目の前にいた敵は先程と様子が変わっていた。

その敵が持っている盾は紅く輝いている

それをさほど気にせずネルスキュラは突進を繰り出した!

先程と同じ様に受け流されたが盾が当たった所に激痛が走った!

「ギュルル!?」

牙、脚を使い攻撃を繰り出す、敵も必死で受け流し斬りかかってくる

その敵の足がもつれ倒れた!殺せる、そう思い鎌のような足を振りかざした!

シンは閃光玉を投げつけた後、すぐさま高出力切りのモーションを取った!

そして剣のエネルギーを全て盾に流し込む!回転しながら剣を抜き放った!

「属性強化」

盾が紅く輝く、ネルスキュラが飛び交ってるそれを盾で受け流す盾が当たった所は爆発が起きてダメージを与える

「行ける……!」

相手の攻撃を流しながらそう思った時!

「……うわ!」

足がもつれて倒れてしまうネルスキュラはそれを見てすぐさま鎌のような脚で斬りかかってきた!

盾を前に出し、目をつぶった……

次の瞬間!

「ギュルルルル!?」

ネルスキュラが感じたのは鎌のような脚の感覚が消えて激痛が走った!

 

 

 

 

「ありがと、助かったよ」

 

 

 

 

 

「お前あとで説教だ!」

 

 

シンの真横に太刀を鞘ごと腰に置き、太刀を抜き放った閃がいた

「準備出来たぞ!こい!」

シンは無言で頷き走り出す。怒り狂ったネルスキュラは追いかけて行く

自分が巣を張ったエリアに付いて追いついたネルスキュラは口の中にある大きな牙を出して噛み付こうとしたその瞬間!ネルスキュラの身体が地面に埋め込まれた!

「掛かったね!」

「このバカ蜘蛛!」

2人は振り返りシンが高出力切りのモーションを取った!閃は横に移動している!

「たっぷり……!お返し!」

斧を振り回しそのパワーを全てネルスキュラに向けてたたき落とした!そのパワーは衝撃波を放ち、ネルスキュラにダメージを与えた!

その衝撃波を受け流しネルスキュラが埋もれた地面のしたが爆発を起こした!

尚も動き、はい上がろうとしたネルスキュラの首筋を閃が刺し、止めを刺した

 

 

一瞬の静止

 

 

 

 

「勝ったぁ!」

閃は大声を上げて寝っ転がる

シンは無言で尻餅をつき仰向けになった

「……終わった!勝った!」

 

2人で大笑いをして立ち上がり剥ぎ取りを終わらせた

 

 

 

 

 

 

【クエストを完了しました】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【村に戻ります】




(」・ω・)オッス
なんで地面に埋もれたか、爆発したか、説明は帰っていく二人の会話で明らかになるでしょう!
次の話まで気長に待ってて下さい(*´ω`*)
感想お待ちしてます.


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入団

一時休止のタグを外しときます
これからまたちまちま書いてきます!
さて、激闘が終わり帰っているふたり!どんな話をしているのか……


クエストをクリアし、帰ってるふたりはこんな話をしていた

「お前な!もう2度と!絶対に!あんな事はするんじゃあないぞ!だいたいあの提案はなんだ!」

とシンを叱っている

「あはは……」

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

「俺は大丈夫だよ、それより、話を聞いてくれ」

何の話だと聞き返した閃に話を続ける

「このエリアにあるもので落とし穴を作ろう、火薬は俺が持っている、ちょうど俺達が来たところ、そう、ここをほって穴を開けるんだそこに火薬を詰め込み、さらに土をかけて圧縮するんだ、そしたらその穴を塞ぐようにクモの巣を貼ってその上に砂をかけてくれ」

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

先程自分が言った作戦を思い出し、苦笑いをしながら謝る

めいいっぱい叱り叱られながらシンと閃は村へと帰って行った

 

 

山の入口付近に行くと団長がそわそわと待っていた、シンたちを見つけると

「おお!帰ってきたか!喜べ!シン!つぎの目的地が決まったぞ!」

続けて説明しようとしたが閃に気づいて挨拶をした

「次の目的地はな、ん?おおっとすまんすまん!今回シンと討伐にでた閃君だな?てつだってくれて礼を言おう!そして私は我らの団の団長だ!よろしくな!」

テンションがとても高く挨拶をされ、戸惑いながら返事をする閃

「あ、ういっす……よろしくお願いします……」

それを聞いてうむ!と頷き話を進める

「次の目的地はシナト村だ!もう数日でゲリョスの革を使った船ができる!待っていてくれ!」

それを聞いたシンはうれしそうだが、少し戸惑い

「はい!わかりました!……しかし、この村は大丈夫でしょうか?」

そう言った時にちょうど村長が来て話をした、話を聞いていたのだろう、ぐっとタイミングで

「おお!ハンターさん!その心配はいらねぇ!こっちはもう大丈夫だ!明日にはマグマが流れてくる!そうなったらこっちのもんよ!」

かははと笑いながらいう村長を見ながら

「だそうだ!快く行けるな!」

と嬉しそうに言う、そのまま閃の方を向いて勧誘を始めた

「閃君だったかな?君も我らの団に入らんかね?実はな……」

と鱗を見せながら説明をする、閃はそれを触った瞬間になにか昔の恐怖を思い出させた

「これは……龍の鱗?」

そうだ、と団長は頷き話を進める

「どの龍の種族とも合わない物だ、知らない内にこいつが暴れだしても困るからな、この謎を暴き、この龍の正体をつかみたいんだ、協力してくれ!」

閃は少し考え

「……いいけど、途中で困ってる奴がいたら見逃さねーからな!」

もちろんだ!と返事をして握手をする、新たな仲間が増えた

「と!ゆーことで!よろしくな!シン!」

「あぁ、改めてよろしく!」

その日はギルド内で宴会が行われた、すっかり皆酔いつぶれ、寝静まった頃にシンは目が覚め、外に出た、ここは洞窟の中のようなものなので外の景色は見れないが深く、暗い海を眺めに歩いていった

しばらく眺めていると閃がやってきた、俺と同じで目が覚めたのだろう、隣にやってきて、座った、それを見た俺はなにか話題をだそうと話をしだした

「そういや、お前なんでハンターになろうとしたんだ?」

そう問いかけると閃は少し話そうか悩みながら話し出した

「あ〜うん、聞きたいか?……まぁいいか、あまりいい話じゃないかもしれないけどな」

と話し出した

 

 




復帰しました!
また書いていきます!
またお願いします\(´ω` )/


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過去

落とし穴からの爆発の説明を……火薬って言うのはただ火をつけるだけじゃ爆発的しないらしいんです(´・ω・`)
圧縮して内部から火をつけなければならないらしいので土で圧縮と言う分かりにくい説明となってました(´・ω・`)
まぁ二次元の話だからで多めに見てください(´・ω・`)


「それじゃあ、お願いしますね」

「わかりましたよ、任せてください」

母と男の話し声を聞いたまだ幼い閃はその声で目が覚めた

閃の両親は旅芸人である、母が歌い、父が刀を持ち綺麗に舞う芸を人に見せ生活している。

今回は遠出なのだろう、一家全員で平原を渡って村に行く事になった

当然、その村に行くまでにモンスターに襲われる危険性があるため護衛としてとあるハンターが雇われたのだ、その男はとても気さくでまだ幼く怖がっている閃のそばにいて、優しく声をかけ、励まして旅を勧めていた

だがある時事件は起こった、いや自然の摂理だ、事件では無いのかも知れない

突然、父の悲鳴が聞こえたとっさに閃はそちらを向こうとしたが瞬間にハンターから目を隠され耳元で

「絶対に目を開けるなよ?そして動くな、声を上げるな、少し騒がしくなるかもだけど心配するなよ」

とだけ言い残し母になにか言い残し父の方へ向かった

 

(ちくしょう、ドスジャギィ達か…)

ハンターは小さく舌打ちをした、なんせやつらは数が多すぎる、さらっとジャギィが抜け出てあの子とその母親を食うかも知れない、角笛をできるだけ小さくならし、こいつらにだけ聴こえるようにし、ターゲットを自分にした

そこからは男の本領発揮だ、鬼神のごとく敵を切り裂くある程度減ったところで男は叫んだ

「中に逃げときな!すぐ終わるからさぁ!」

その声を聞いた閃の父親はすぐさま二人のいる所に逃げ込んだ

その後も死闘は続き、ドスジャギィのみとなった、そのドスジャギィももう瀕死だ、止めを刺そうとした瞬間隕石の様なものがドスジャギィの横腹にあたり吹き飛ばした

「なんだぁ!?隕石!?いいや!違うね!」

ちらと飛んできたほうを見ると

 

 

いた

 

その空にいた物は赤き鱗を身にまとい、餌を食べようとこちらに殺意を向けていた

 

 

 

空の王者

 

 

 

その名にふさわしい風格をもつ竜、雄火竜、リオレウス

その竜はドスジャギィのそばに降り立ち食事を始めた。

この竜相手に1人で戦うのは駄目だ、そう判断し、逃げようとしたがあの親子の事を考えたら決断は1つしかない

ドスジャギィを食べているあいだに音をたてずに親子の所にいき小声で話しかけた

「やばいのが来ました、自分だけではあいつは倒せないでしょう何かあれば俺を置いて逃げてください」

返事を待たずに走り去りリオレウスに切りかかろうとする

それに気づいたリオレウスは咆吼を放った凄まじい音で身動きが取れずに一瞬固まってしまった男は自分に気合を入れ直し武器を構える

リオレウスの突進を的確によけ一太刀、また一太刀と入れてゆく

(いけるか!?押し切っちまえ!)

強引に切りかかった!だが、それは間違いであった、リオレウスは後ろに飛び去った!風圧で動けなくなった男に突進を仕掛ける、ぎりぎり避けきったが翼が肩を強打し動けなくなった

「うぅ……くそが……逃げてくれ……」

立ち上がりながら親子の方を見る、そこにあったのは荷馬車をひっくり返し親子を食べようとしている姿であった

 

「お前は閃を連れて逃げろ!俺がどうなってもいい!」

父は母と閃を逃がそうと震える声で母を説得した母は閃を抱き抱える荷馬車を立て直そうとしている

次の瞬間ジュウゥと言うおとが聞こえてきた荷馬車を立て直すのに夢中の母は見てなかったが閃は見てしまった

 

父親が焼き殺され焦げた無残な姿を……

 

母も荷馬車を立て直してからそれに気づいて声を上げた、だがすぐに荷馬車に乗り逃げようとした、閃は母の腕からから抜け出し父に駆け寄った

その瞬間リオレウスは閃を殺そうと口を開け走ってきた、閃は泣きわめきながら父をゆさるだけで動こうとしなかった

 

 

バギィ!

そんな音がしたそう思った所で閃は恐怖のあまりに気絶してしまった

 

 

 

目が覚めて初めに見たのは母の顔である泣きながら良かったで本当に良かったよなんどもなんども頭をなで抱きついている、閃はあることに気付き訪ねた

「ねぇ……お父さんは?ハンターさんは?」

母はただ呻くように泣くだけである、戸惑っていたが少しして奥から男が現れた、何故か片腕がない

「よぉ、めぇ、覚めたか、おめぇのかぁちゃんと話したんだ、この事を話すかどうか、結論はオメェが聞きたいなら話すって事だ、まだ幼いオメェに決めさせたかねーがな」

そう話した後どうする?とだけ聴いてきた、幼い子供でも察する事はできた

「聞きます、聞かせて下さい」

母はそれを聞くと耐え切れなくなったのだろう……すみませんとだけ言って外に出た、男は優しい顔で話し出した

「オメェ……やっぱり強いな、全部、全部話してやる」

父親が死んだ事、リオレウスの事、どんなふうに死んだかすべて教えてくれた

閃は気絶する前の事を忘れてしまっていたが話を聴いてすぐに思い出した

喰い殺される直前、男が閃を抱き抱え助けたのだ、代償として片腕を犠牲として……

その時、閃は決意した、ハンターになろう、男はすぐには了承しなかった、母からも反対された

しかし、閃は無理にでもそのハンターになるという夢を掴み取った、母は諦めるように了承した、絶対に母が死ぬまで死なないと言う約束をして、そこからは男に頼み込み修行の毎日だったある時男は閃に

「もうオレはいらねぇな、ほれ、こいつをやるよ」

と、ぽいっと男が愛用していた刀を渡された、驚いていると男は

「オレはもうオメェに押してることはねぇんだよ!立派なハンターしてきな!」

閃は深々と一礼し、旅に出た




1500文字でいい感じに切れそうだったけど……も少し話を進めました!
過去編おかしくなかったかな……まぁいいや!←
次までゆっくり待っててくださいね\(´ω` )/


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出発

過去編おーわりっっ!!
今回はどうなる事やら……


「……まぁこんな所だ、そこからはいろんな所を転々としてな、ユクモやハルバレとかまぁいろいろ回ってここに今来ていたのさ」

少し悲しげな雰囲気で背に背負っている刀を触りながら語った、少し二人のあいだに重苦しい雰囲気が包まれたが閃がそれを振り払おうと今までにあった面白い話等を話出した、それはとても面白く、引き込まれる話であった。

気がつくと海に続く洞窟の向こうから朝日が指してくる、それに気づいたシンがそろそろ戻ろう、と話を切りそれぞれの部屋へ戻って行った

 

シンは閃の会話を思い出しそこから出てくる気持ちを静かに考えながら出航の準備を1日かけて行った

 

閃は自分の過去を語った相手の事を考えて1日を過ごした、嘘だと思わず、真剣な目で聞いてくれた男の事をあの男とならみんなを守って行けるだろうと確信した

 

そして次の日、海に続く湖にはとても大きな船が海に浮かんでいる

おお、とふたりは驚いたように声を上げたそばではナグリ村の村長とその娘が別れの挨拶をしている

「娘よぉ……ほんとに行っちまうのかい?迷惑かけるなよ?絶対に怪我すんなよ?そして、元気な姿をまた見せてくれよ?」

泣きながら何度も何度もそういう父に軽くうんざりしたのだろう、少し怒ったような素振りで

「だいじょーぶだよ!とうちゃん!立派な鍛冶屋になって戻ってくるんだから!」

とだけ言い残し船に乗り込んだ

「俺達も行くか!」

少しテンションが上がっているのだろう閃は走って船に乗り込んだ、よく見るとみんな挨拶を済ませて乗り込んでしまっている、おれも急がなくちゃあな、と急いで乗り込んだ

団長の合図で船が進み出す洞窟から出るまで皆手を振っていた

その後、船では荷物を先端と後ろに均等に分けていった、この船はいつモンスターが来てもいいように大砲が2砲、バリスタが2台設置されてある、飛竜などはこれで撃ち落とすことになっている

シンと閃はメンテナンスを済ませて周りを見ているするとシンがみんなに知らせようと大声で

「嵐だ!北西から嵐が来る!」

それを聞いたみんなはすぐさま準備し、部屋の中に避難した、シンと閃は丈夫なロープを腹に結び見張りの準備をする

 

嵐に入った

 

2人は振り落とされぬように気を配っていた

 

 

 

 

その時、現れた、最初に感じたのは寒気、次に恐怖だ、なんとも言えない抗えないと感じてしまうような恐怖である

閃は双眼鏡で覗いている、黒い影が高速でこちらまで飛んでくるシンは武器を構え、閃はバリスタを構え飛竜目指して発射する、が、風が強く、相手も素早いため爪に少し擦る程度しか無かった、もう無理だと判断しおびき寄せるように下がり武器を構える

そいつはどうどうと降り立った

 

禍々しい雰囲気を醸し出し、他の竜とは何か違う雰囲気を放ちながらこちらを向いている正体不明のモンスターを

 

 

 

降り立った瞬間、2人と1体の殺し合いが始まった

 

 

 

 




切り方下手だなぁww
また近い内にだすのでゆっくり気ままに待っててくださいね\(´ω` )/


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3章 蝕む竜
嵐の中で


遅くなって本当にすみません、うまくかけないのでゆっくりと書くことになってしまいました!


2人は焦っていた、見た事が無い、見た目も聞いたことがないモンスターが突如舞い降りたのである

その姿は全身黒い鱗に覆われており、翼の先にはその竜の足より大きな爪、と言うよりも腕がある、何も知らないと言うのはこれ程恐ろしい物なのかと2人は震えた

 

 

恐怖を抑え閃は気合を入れ聞きかかる、刀を軽く抜きながら走って近づき振り下ろす、シンは回り込み横っ腹を切りつける

 

 

擦る程度でその竜は飛び上がり少しだけ距離をとると飛竜にはよく見られるブレスを打つ体勢になった、それを見た2人は竜から見て前がシン、後ろが閃で盾と刀を構えた、そこに向けて竜はブレスを打ち出す!

シンは腰を深く落とし剣をそばに置き両手で盾を構えた!

そうしてもその竜のブレスは重く吹き飛ばされてしまう、竜はまた船に降り立ちシンの方に行こうとしたが

「い か せ る か、よぉ!」

いつの間にかバリスタの方に行き、台を動かし竜に向けてバリスタを構えた閃がにやりと笑いながら打ち込む

ガァ!と苦しそうに叫んだ竜が刺さった槍を振り落とし大きな腕を使い閃を叩き潰そうとする、閃はまだ剣を拾えてないシンのために注意を引きながら攻撃を除けている

シンは急いで剣を取り閃の方を見て驚いた、その竜から謎の鱗粉が湧き出ている

「閃!離れろ!」

その声を聞いた閃は竜の腕の薙ぎ払いを刀でいなしながら距離をとる、離れてから閃はその謎の鱗粉を確認し息を整える

竜も何故かじっと動かない、出方を見ているのか、幸いと閃はシンに呼びかける

「シン!この粉を吸うのは危なそうだ!やつが逃去るように持ちこたえるぞ!」

そこからは持久戦だった

相手のブレスを避け、攻撃を受け流し、切りつけるその繰り返しだった

その頃船内では、団長が考え込んでいた

「なんだ?あの竜は、変な粉を撒き散らす黒い竜……ええい!分からんものは仕方ないな、みんな撃龍槍の準備じゃ!」

受付嬢は頭の上に?マークを出したようにポカンとしている、そこに問屋が笑いながら教える

「カッカッカッ!船の先端の大槍の事じゃよ!それを当てて殺すか撃退させるかなんだろうねぇ」

なるほどと納得し全員で準備に取り掛かった

 

船上では死闘が続いていた

閃は刀を支えにしながら立とうとしている、もう体が限界なのだ、先程からさりげなく交代で相手をしているが、いつ二人のどちらかが倒れてもおかしくはない、閃はいつもは自分の気を刀に込めて切りつけているがその集中力すらない、シンも剣を斧に変え、切りつけることすら難しくなっていた、エネルギーもオーバーヒートしないように無駄に放出してばかりだ、奥の手もまだ出せずに戦っている。

その時竜が飛び上がり、船の前に飛び上がった、この船ごと殺す気なのだろう、竜が離れる時に出た風圧のせいで倒れたシンは動けずに竜を睨むことしか出来ない、閃も同様に片膝をつき、刀を支えに立ち上がろうにも立ち上がれない。

 

 

 

竜が大きくのけぞり、最後の攻撃を仕掛けてこようとする

 

 

瞬間

 

 

 

バギィ!!

 

 

竜の片腕が軽く抉れた

 

 

 

撃龍槍である、ふたりはそれを理解し、皆に感謝をする、そしてそのままふたりは意識を手放した




できるだけ早く出せるようにしていきたいと思うので、どうかまったり待っててください
さて、やったか!?(フラグ)
どうなるかおたのしみに!


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流れ着いた村

誤字を見つけて報告してくれた方がいました(´;ω;`)
ほんとにありがたいです!ありがとうございます!


シンが気がつくとそこは船の中の寝室だった、それと同時にひどい空腹感を感じベットからムクリと起き上がる、それと同時に自分が気を失う前の事を思い出した

「そうだ、閃!皆!」

フラフラとフラつきながら隣の閃の寝室に向かい扉を開ける

そこには閃は居なかった、まさか……とシンの脳裏に最悪の事態が思い浮かぶ、しかし

「あ〜!2日ぶりの飯だ飯!」

「うるさいにゃるよ!みんな寝てるから静かに食べるのにゃ!」

聞き覚えのある二人の声が聞こえてきた、よく見ると外は空が少し青白くなってきた程度であった、はぁ、とため息をつきフラフラと食堂に歩いて行った

「お!シン起きたか、よかったよかった!」

シンを見た閃はニコリと笑い席に座るように促す

「あぁ、おはよう、どうにか助かったんだな、俺達」

席に座りながら話しかける、すると閃は自分の手元にあった料理の半分をシンに渡しながら話す

「どうにかな、そこんとこは団長を料理長が起こして教えてくれるとさ、あと飯が来るまでこれ食ってろ、2日ぶりの飯なんだからな」

なるほど、2日ぶりのならこの空腹感は納得がいく

2人で食べていると料理長が大量の料理を持ってきてくれた、2人で食べていると大きな欠伸をしながら団長が食堂にやって来た

「おぉ、二人とも目が覚めたか、ふぁあ~……二人とも元気そうで何よりだな!」

欠伸をしたと思ったらワッハッハとわらい出した団長に2人は質問を始める

「俺達が2日も眠ってたってホントですか?」

「あとあと、どうやって助かったんだ?俺の記憶じゃあ撃龍槍があいつの肩を抉った所までしか記憶にねぇぞ」

畳み掛けるように質問をする2人を落ちつかせて説明し始めた

「落ち着け、とりあえず2日も寝ていたのは本当だ、大雨、強風の嵐の中あれだけの死闘をしたんだからな、そしてなぜ助かったかは……」

続けようとした所で食堂のドアがガチャリと開いた

「ここにいたのか」

入ってきたのは筆頭ハンターだった

「え、なぜあなたがここに?」

「んぁ?誰だ?シン知ってるのか?」

「あ、あった事が無かったのか、この人はギルドが収集したエリートハンターの……ええと」

「筆頭でいい」

相変わらずムスッとしてる様な顔つきでこちらに近づき、団長の隣の席に座った

「そうか、お前さんも話があるんだったな、とりあえずシン、閃の話を続けるぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒い竜の肩を大槍が抉った、竜は悲鳴をあげて離れた、今度は体当たりで攻撃しようと倒れている2人に向けて船の横腹から体当たりを仕掛けた!

 

しかし、それも防がれたぱぁん!という音と共に閃光が竜の目を覆った

「間に合ったようね、筆頭、これでいい?」

「あぁ、これでいい、突撃!!」

この嵐の中、2人と1匹の死闘を見つけたエリートハンター達がギリギリの所で駆けつけた!

ボウガンから放たれた閃光弾は竜の目の前で光輝き動きを封じた

そこからはシン達と同じくギリギリの戦いであった

 

しかし、1つ大きな違いがある、それは【経験】数々のモンスターと戦ってきた彼らの経験を元に一太刀、一太刀切り込んでいく

 

 

 

 

 

どれ程の時間がたったのか、突然竜が咆哮を上げ逃げ出したのだ、その時の船の状況は方角がわからず、ただただ流されるだけであった、空が暗くなり、夜になり始めた所で雲が無くなり、静かな海に戻った

 

筆頭と団長は話し合い、近くの島に停泊した。

夜が明けると、その海岸には小さな村があった、2人が驚いているとそこの村長と思われる女性が歩いてきた

「あらあらぁ~また迷子さんが来たのねぇ~、とりあえずゆっくりしていってねぇ」

ふわふわとした老婆はニコニコと笑いながら二人と握手を交わした

 

 

 

 

 

 

「とまぁこんな所だな、後は2日間は船の修繕、村の手伝いをしていたな」

 

その説明を聞いた2人は納得した、飯を食べながら二人共に礼を2人はした

「団長さん、筆頭さん、ありがとうこざいました、そして、筆頭さん、以前はあれだけ生意気な事を言っておきながら団長さんたちを護れず、ホントに申し訳足りません」

深く、深く頭を下げるシン

「団長ありがとな!助かったぜ!あと筆頭……さん?も!助かったよ!」

ニコリと笑いながら礼をする

団長はワッハッハと笑いながら気にしなくてもいいと言ってくれたが筆頭はムスッとした顔をなぜだ、と言うような疑問たっぷりの顔にして話し出した

「シン君……なぜ、そんなに頭を下げる?むしろ頭を下げるのはこちらの方だ、古くからの友を守ってくれたんだ、君達が居なければこいつがどんな事になっていたか想像もたやすい、それに以前の話で怒らせてしまってすまない」

え?と頭をあげて驚いてるシン、何の事だと戸惑ってる閃を見た団長が笑いながら教えてくれた

「ワッハッハ!すまんな!こいつは堅物で話すのが苦手なんだ、あといつもしかめっ面だから怒りながら言っているように見られる事も多々ある!つまり、以前話したという話については筆頭は応援してくれてたんだよ、こいつのせいで勘違いしてしまったようだなワッハッハ!」

「あ、なんだ、俺と会う前に話した事かよ!ったく、考えてソンしたぜ」

シンは自分の勘違いに気づいてすぐさま謝り、筆頭もできる限りの笑顔でそれを許した

 

皆が起きるまで、4人の会話は止まらず、朝日が登るまで小さな宴会が続いた

 




なんか最後微妙(´・ω・`)
なんかすみません(^ω^;);););)
あと……やっぱり筆頭はツンデレですよねぇぇぇぇ!!


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2日ぶりの地面

ちゃっす!
なんやかんや1ヶ月投稿ですね、頑張ります
そういや閃光弾ってゲーム内では無かったものだけど、まぁギルドもそんなもの作ってるはずですよね(震え声)


飯も食べ終わり、皆が起きて4人以外が飯を食べだす、軽く会話を済まして2人は外に出た

「ほんっとに島だなぁ、南国みたいなキレーな海だな!」

「そうだね、島内部は原生林っぽいしね、さっ、見とれてないで村長さんとここの人たちに挨拶挨拶」

閃の肩を叩いて村長のところへ向かう、背の低いお婆さんがいた、ほかの人は全員アイルーだった

「おやおや……おめざめかい?目が覚めて良かったわぁ、もう体は大丈夫なの?」

自分達を見つけた村長らしきお婆さんは体調を気遣ってくれた

「はい、もう大丈夫ですよ、しかしこの島には貴女とアイルーだけなんですか?」

「確かにな、人がばぁちゃんしかいねぇし、ほら向こうなんか何か壊れた破片みたいなもんもあるし」

そう質問するとお婆さんは質問に丁寧に答えてくれた

「そうねぇ、ほかの人はいないねぇ、だから私が村長をやっているわ、あの破片はねぇ、私達の船なのよぉ、嵐が来て壊れてここに流れ着いたの、いくら地図を探してもここがどこだかわからなかったわぁ、でもみんなと一緒に楽しく暮らしているのよ」

そうどこか思い出に浸るように答えてくれた、それから続けて

「そういえば貴方達ハンターさんなのよねぇ?なら頼み事いいかしら?」

「ええ、いいですよ」「おう!任せろ任せろ!」

嬉しそーに微笑んだ彼女だが、困ったように話を続ける

「ありがとぅねぇ、実はあなた達が来る2日ほど前にも人が迷い込んで来てねぇ、それがハンターらしいのだけど、なんてゆうかその、悪い人達でアイルーを蹴飛ばしたりするの、そして奥の原生林に行って素材を獲るなんて言って原生林に飛び込んで言ったの、助けてあげてほしいのよ

もし悪さをしていたら止めてくださいねぇ」

2人は頷きその場をあとにした

「なぁシン、言いたい事わかるよな?」

気難しそうな顔で閃は問いかける

「うん、わかってるよ、死んでないならほぼ各日に密猟をしてるか、許可なく大型を狩っているね」

「なら、エリートさんに話つけて、証拠を抑えしだい取っ捕まえるか」

黙って頷き自分の船に戻り、団長と筆頭に話をした、二人共体調を確認してから許可を出した

「だが、無茶はするなよ?危険と判断したら戻ってこい!」

「わかりました、それじゃ行ってきます」

「かるーく、捕まえてくるよ!」

2人はいつもの装備で歩いて行く

少しして原生林についた、自然が濃縮されたような雰囲気である、今回は眺める事はせずに探しに向かう、隣が綺麗な池でそこから少し水が流れ出して腰まで使ってしまうが、そのほんの少し先に荷物がおけるような場所があったのでそこを仮拠点として探しに向かう

 

 

少しして見つけた、足すらつからないほどにしか流れてない川でドスゲネポスを倒し、楽しそうにモンスターの素材を剥ぎ取ってる4人組を見つけた、広い川のような所なので2人は隠れられない、仕方なく歩いて近づく

「おうおう!そこのお前ら!ドスゲネポス狩ったみたいだがよぉ〜!そうした意味!わかってんのか?」

「ここら辺一帯を探し回りましたが、どうも地面の荒れ方や傷跡を見てみるとどうも襲われたってわけじゃあないですよね?」

4人がこちらを見て少し驚いた様子だったが、すぐに冷静さを取り戻しニヤニヤとこちらを見ている

「おーおー、名推理だなぁ、だけどよぉ〜それが合ってたとして!てめぇらが死ねば問題ねぇよなぁ?」

4人の内2人が襲いかかってくる、1人は太刀、もう一人は片手剣だ

同じ太刀使いだからか太刀使いは太刀を背負ってる閃の頭を叩き切ろうとするしかし両手を使われ太刀の柄を握られる

片手剣の方は剣をシンの右胸を刺すように突き出される、しかしそれは届かず半身に避けたシンが腕をつかみ組み付くように倒してグッ!と力を入れた、するとポキッ!と心地よい音が鳴り男が悲鳴を上げる

「なぁ、オメェら!知ってるか?ハンターってのはよぉ〜モンスターを狩る武器で人を攻撃するとよぉ〜ハンターの証を取り上げられ、捕まるんだぜ?」

「つまりこの2人はもうハンターではいられませんね、ついでに俺が申告したら閃も」

「最高の仲間だぜ!シン!」

「調子いいね、ほんと」

閃もいつの間にやら相手の足を払って倒れた所に1発大きな一撃を放ち相手を気絶させてる

残った2人はたじろいだ、その時また叫び声が聞こえた

「閃、人間ってのは腕1本、足1本残っていれば人を殺せる、気絶だけで油断するなよ」

そう言うと残りの腕と足をすべて折った

あっけに取られた閃気がつくと残り2人が怒りでボウガンと弓でこちらを撃ち殺そうとしてる

矢は閃の方に飛んだ、しかし紙一重で避けて走り出す

ボウガンの弾丸はシンに行く、しかし当たる事は無かった、両手両足を折った人間を盾にして勢いを殺し、装備で受けた、そのためダメージが無くボウガン使いの方へ走り出す

武器は二人共投げ捨てて一対一だ、相手も武器を捨てて構える

閃はボクサーのようにギリギリで交わして1発、交わして1発と順調に殴っていき、顎を殴りつけて気絶させた、閃はシン方を見た、そこには驚きの光景が広がっていた

相手の攻撃を全て避けきり、的確に殴り、蹴り、武術の全てを扱うように攻撃するシンがいた、相手の歯は折れ、力無く倒れた所男の頭を持ち上げて離す、ちょうど腰よりしたに来た瞬間少し離れて頭に鋭い蹴りを入れた、吹き飛んだ男はぴくぴくと痙攣している、だがシンは冷たい、真っ黒な目を男に向けてゆっくりと歩き出す、閃が慌てて近付いて肩をつかみ話かける

「落ち着け!今回の目的は捕まえる事だ!殺す事じゃあない!」

「閃、お前は戸惑っているのか?人を殺す事を、こいつは罪を犯した、償って死ななきゃならないんじゃあないのか?」

閃の方は向かずに抑揚のない声です話かける

「お前!なんかおかしいぞ?戻ってこい、戻ってくるんだ、お前の目に今ある物は漆黒だ、光を灯せ、お前の中にある意思を取り戻せ!」

肩を強く掴みそう話しかけると、少しづつ漆黒の炎と言わんばかりの目の闇が消え、いつもの目の光に戻っていた

「……ごめん、なんか、おかしくなってたみたい、こいつらに……縄をするのは、任せるよ……仮拠点に戻る、ごめん」

持ってきていた縄を使い4人を縛り仮拠点に戻り、筆頭達を待つ間、重苦しい雰囲気が漂っていた

 




あひゃー、長い長い、一ヶ月投稿だからこれくらいでもいいかな、てか長い方が皆良いでしょうしねΣ(b゚∀゚)bオウイエ!!
さて、シンの漆黒の意思は何なのか、皆さん想像を膨らませて待っててください_(ˇωˇ」∠)_ スヤァ…


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この小説の下書きが消え、放置しておりましたがまた書かせていただきます


ゆっくりと、自分の剣と盾が落ちてある所に歩いていきのそりとそれらを掴み背中に固定する、後ろは向かず一言ま発さずにシンは拠点へ帰っていった。

先程までの大声はなんだったのか、閃すらも何も言わずに呻いている元ハンターになる4人を縛っていく、1人仲間のボウガンで撃たれたが肩を打ち抜かれたらしい、命に別状はない、むしろ両腕両足をおられたほうが危険だ、縛り終わりどうしたものかと悩んでいると拠点の方から煙があがる、シンがどうやら応援を呼んだらしい

「ふぅ……少し待機しとくかな」

 

シンは拠点に戻り煙を焚き始める

(気づかなかった、自分の中に何かが入っている)

入っている、というのは表現だがシンは自分の心に何かが入っているのを感じた

(あそこまでする必要は無かった、やりすぎたんだ)

あがる煙を見つつそう考える、すると頭の中で何かが語りかける

『なにがやりすぎたんだ?自然の中で生き残るためには相手を完膚無きまでに叩き潰すべきだ』

シンが驚き、剣を引き抜き周りを見渡す、しかしそこには誰もいない、応援がまだ来るはずもない

『落ち着けよ俺はお前だ、お前の中に閉じ込められているお前だ、どうだった?人を痛めつけ、ボロ雑巾の様にした気分は?』

シンは喋らない、それでも脳内に言葉が響く

『あぁ、言わないんだな、言わなくてもいい、気持ちよかっただろう?清々しい気分だったろう、生き残る為に人を痛めつけて友人に止められるまで止めれなかったくらいにはな』

さらに続ける

『俺はお前、すなわちお前は俺なんだ、ほんとうのお前だ、何も隠していない状態だ、いつまでそうしているんだ?

お前は俺と言う意志がある、それをだせばいいと言うのに…』

さらに言葉を続けようとする、シンは剣を力の限り横に振り払う

『喋るな、か…

まぁこれだけは言っておいてやるよ、今の俺がいるのは呼び起こされたからだお前の本性だ、仲良くやろうぜ?』

その言葉を最後にふわりとそれが自分の体の内側に入るのを感じた

「シンくん、大丈夫か?」

いつの間にか筆頭がそばにいた

「筆頭さん!?大丈夫です、しかし犯罪を犯した奴らの確保は任せても宜しいでしょうか、この先で閃がまっています」

筆頭はシンの顔をみて疲労と見たのだろう、快く了承してくれた

「わかった、君は先に戻っていてくれ、私と閃で彼らを確保し、村まで連れて帰り処罰をあたえよう」

一言感謝の言葉を話すととぼとぼと歩いて戻っていった

団員の皆からおつかれと声をかけられるが殆ど何も言葉を交わさずに自分の部屋に行き別途に転がり込んだ

(俺の…本性?あんなに酷いことをするのか?人を護ると言ったのは僕だ、でもあんなに酷いことをしたのは俺だ、僕は、俺は…俺?いつから自分の事を俺と呼び出したのかな)

その記憶を辿る

(あぁ、ハンターになって、初めてモンスターを狩って帰った時からだな、異常に興奮してた、あれからか……)

『そこからだよ、いままで抑えてきたんだ、優しいお前が、本性の俺を早く俺をだしてくれりゃああの時の奴にも恐れずにいけたんだろうに』

また出てきた、敵意は感じられない、自分の本性だと言うそいつは気になる言葉を話していた

(あの時?誰だよ、僕は知らない)

わからないと伝えたシンの言葉を聞いても呆れたのかなんなのか、だるそうに喋り出す

『あー、もういいよ、またあいつと戦う時、その時なにかわかるだろうよ』

そう言うとまたふわりと消えていった

「なんなんだ、あいつ、くそ、僕は、俺は……」

悩んでも悩んでもそ答えはでてこない、時間ばかりが過ぎて言った

そう言うと




ここら辺からストーリーをゲームからずらして行きましょうかねぇ


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