IS~カオスな都市から転生しました (アンゼル)
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プロローグ

初投稿です。
某nico動画見てたら、急に創作意欲が沸いたので書いていきます。
よろしくおねがいします。

さて、サイコロ2つ振りますか
ころりんちょ

・・・・あ


ガウンッ

 

硝煙と砂塵が自分の五感を打ってくる。

 

ここは中東の某所。争いの只中でも頼もしい重さの相棒を肩にかけながら岩の陰で一呼吸おく。

さっきまで集中してスコープを覗いていたが、その必要もなくなったので、ようやく緊張をとけた。

 

ブゥンブゥン

 

タイミングばっちりだな…狙ってかそれとも覗かれてんのか…

 

「私よ、お仕事は順調かしら?」

 

「ハッ・・・いつも通り滞りなく万事okだ。ちょうど終わったとこで、美女(あんた)の声とは嬉しい限りだ。で、どうした?ガマンでもできなくなっちまったのか?」

 

「あら、相手してくれるの?なら今度無理にでも休暇とらなきゃね♩」

 

「…自分でふっといて悪いが、本題頼むわ。久しぶりにあいつに会いに行く予定なのに、他の女の匂いつけられねーんだよ。」

 

「妬けるわねぇ…昔はあんなに一夜を共にしたのに、私悲しいわ」

 

「おいおい、あんなにじゃなくて『あんな』だろうが⁉︎鎖とかならまだしもPICまで利用した拘束とか、どんな使い方だよ!」

 

アレは物理的にも精神的にもダメージでかかった…アイツが満足するまでも長かったし

 

「だって、逃げられそうだったし」

 

「誰だってあんだけギチギチに拘束されたら必死に逃げるわ!いいから本題にさっさと入れ!」

 

 

「わかったわよ・・・本題はね、ついさっき日本でISの男性操縦者が見つかったの。それで、世界規模で他に男性操縦者を探す話がでてるわ。あなたと年が同じだし、あなたにも同じ話が来て検査されるはずよ」

 

マジか…俺ら(・・)みたいによっぽど特殊な生まれなのかね

 

「わかった。連絡サンキュー。今後の展開次第だが、今日の礼代わりさせてくれ。無理なもん以外たいていはきいてやる」

 

世話になってるし、たまにはいいだろ

 

「あら、それは楽しみね。…じゃあ鞭と蝋燭を用意しておくわ」

 

・・・マテ

 

「普通にしてくれ」

 

俺にそんな趣味はない

 

「つまんないわ。ミナミでも一般的にあったし、みんなご用達だったじゃない?」

 

「確かにあったはあったが、そーゆー目的じゃねーから!」

 

「ハイハイ・・・じゃ、違うモノ用意しておくから、期待しときなさい。アタシを溺れさせなさいよ」

 

プツ

 

やってくれる。最後だけ艶声しやがって次にあったときに天国となるか、地獄となるか・・・期待だけはしとくか

 

ブゥンブゥン

 

新しく携帯の画面に映った連絡相手は

 

「ハロー、久々の秘匿回線ですがご用件は?プレジデント?」

 

アメリカ合衆国大統領

 

「HaHaHa、仕事中だったかネ。口調が固いヨ?」

 

耳が早いな・・・大国ってのは伊達でもなんでもねーな

 

「日本でみつかった男性操縦者の件ですね」

 

「! Youにはいつも驚かされるネ!ザッツライト!Youはこっちに来れるか?一応国籍は我が国だから検査を受けてほしい」

 

ふむ、今逃げて後々追い回されるのも面倒だ

 

「丁度仕事が落ち着いたところだから、OKです。向かいますよ、それで依頼の報酬は?」

 

タダでんな面倒なことやってられるか!相手がだれだろうと、働きに対する対価はもらう

 

「ボストンで一番人気の店でディナーを予約しよう。思う存分Tボーンにかじりついて、パスタを流し込んで英気を養ってくレ」

 

「OK。依頼として受けよう。日時はそうだな・・・5日後のボストン。スローガンエアポートに迎えよこしてくれ。」

 

「いいだろう。迎えのものに店の情報などを伝えておくので、一緒に食事を楽しみたまえ」

 

ブツン

 

迎え・・・威張ってるやつじゃなきゃいいがな・・・なんにせよしばらは快適な空の旅を満喫できrボゴォン!!

 

 

・・・さっさと制圧しなきゃ




伏線ってはるのも回収もほんと難しいですよね

先輩作者様たち、改めてすごいです

次の話早いうちにお届けできるようがんばります


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