この素晴らしい世界に祝福を! ~神に成る者~ (暇神様の小説)
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この神見習いに経験を!
プロローグ


※この小説は暇潰しに書いた小説です。
 なので駄文で、不定期更新で、誤字が多くなると思いますが、それでも良いという方 だけお読みください。


「あなたは死にました。」

 

 

 

・・・・・・・・・・・?

 

 

 

 

――――――――――――――

 

 

 

急にこんなこと言われたら皆はどう反応する?

俺は、寝る。

夢だと思うから・・・

 

 

「あの・・・」

 

 

夢のはずだから・・・

 

 

「スミマセン!」

 

 

夢・・・?だよな?・・・

 

 

「夢じゃありませんから話を聞いてください!」

 

 

ま・・・まぁ、夢だったとしても話を聞いてもいいよね?・・・よね?( ̄ー ̄?).....??

 

 

「えーと、あなたは誰ですか?」

 

「私は貴方たちに神と呼ばれるものです。」

 

確かにそんな感じがする・・・と思う・・・。

ここは驚いたように、

 

「!!そうなんですか。」

 

「はい。」

 

そして質問をしよう。

 

「じゃあなぜここに俺は居るんだ?」

 

「それは、あなたの魂の強度が強くて、白紙に戻せなかったからです。」

 

魂の強度?

dies iraeみたいなものかな?

 

「(-ω- )o< フムフム」

 

「だからあなたには修行してもらいます!」

 

え?修行?

魂の強度強いから修行ってどういうこと?

 

「∑(-x-;)ナ、ナニッ?! なんで!?」

 

「私たち貴方たちに神と呼ばれる者たちなのですが、魂の強度が強くなければなれないんですよ。」

 

魂の強度によって神と呼ばれると。

 

「(-ω- )o< フムフム それで?」

 

「あなたの魂の強度なら神になれるのですが経験が足りないんですよ。」

 

「だから経験を積んで来いと?」

 

「はい。」

 

本当のことを言っているのか分からないが本能が告げている。

こいつが言っていることは本当だと。

何故そう感じるのかは分からないがそうだとしたら俺は本当に死んでいる。

そして神になるために生まれ変わらせられるということか。

面白そうだしいいだろう。

そう考えて次の質問を考える。

 

「神とはどのようなことをしてるんでしょうか?」

 

「それはですね、自分の世界を創り、見守ることです。勿論干渉することは大丈夫です。」

 

つまり自分で世界を作って好きにどうぞと。

要するにこれはあれか?

魂の管理をしろってことかな?

 

「(-ω- )o< フムフム なるほど。つまり魂の管理をすればそれでいいということですか?」

 

「はい。それでは、特典として何か欲しいものはありますか?」

 

「制限はありますか?」

 

「はい。3つまでで、あまり巨大な力は与えられません。」

 

巨大な力与えられても器が耐えれるかわからない。

 

「なら、器の強度をあげれるまで最大に上げてもらうことってできますか?」

 

「その器とは肉体の方ですか?それとも魂の方ですか?」

 

「魂の方で。」

 

「できますよ。」

 

これで容量があふれるという事は無いだろう。

なら、神と言われたらdies iraeを思い浮かべてしまう。

なら、

 

「じゃぁそれと、永劫破壊を一つ、その使い方でお願いします。」

 

「永劫破壊の素材はどうします?」

 

渇望がなければ使えないが俺はそれ(渇望)を自覚している。

なら、最高級の聖遺物を・・・

 

「じゃぁ、dies iraeのラインハルト・ハイドリヒと同じ聖約・運命の神槍(ロンギヌスランゼ・テスタメント)でお願いできますか?」

 

「分かりました。はあなた以外扱えなくしておきますね。それと、dies iraeのラインハルト・ハイドリヒと同じ能力になるとは限りませんので。」

 

「分かりました。」

 

予想していた通り同じ能力になる可能性は少ないか。

 

「では、体を神用に再構築して送りますね。」

 

再構築された体を確認する。

今までと見た目は同じだが、力が溢れてくる。

これならある程度は問題ないだろう。

なら修行の旅に行くとしようか。

 

「分かりました。」

 

「では、行ってらっしゃい。」

 

「行ってきます。」

 

 

こうして俺こと信条 泉は神となるための修行をするため、異世界に転移したのだった。




主人公設定


信条 泉(しんじょう いずみ)

年齢 16歳

性別 男

特典 ・器の強度の強化
   ・聖約・運命の神槍(ロンギヌスランゼ・テスタメント)
   ・永劫破壊の使い方

容姿 どこにでもいそうな黒髪、黒目で黒色の服を着ることが多い。


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泉、冒険者になる。

転移が終わり目を開けたときに視界に飛び込んできたのはレンガの家々。

どうやら本当に転移してきたようだ。

前世の建物と造りが違うな。

それは置いといて、さっそく問題発生だな。

この世界の情報がないということだな。

 

「はぁ。」

 

俺はため息を吐きながらふと下を見る。

すると千エリス?

というものが落ちていた。

それを拾い、俺は情報収集をする為に動き始めた。

 

 

 

 

 

――――――――――――――

 

 

 

 

 

ではまず、手に入れられた情報を整理しようか。

といっても3つしか情報が手に入らなかったのだが。

 

一、“駆け出し冒険者の町 アクセル”

 

二、“冒険者ギルド”がある。(場所も教えてもらった。)

 

三、この世界のお金の単位は“エリス”

 

ということだ。

拾った千エリスはお金だったようだ。

そして、経験を積むには冒険者になったほうが都合がいい気がする。

 

経験を積む序に金を稼げる。

 

モンスターと戦う事を不自然に思われない。

 

少し考えればまだまだ冒険者になった時のメリットが思いつく。

これだけメリットがあるのだ。

冒険者になるべきだろう。

ということで冒険者ギルドに行くことにしよう。

 

 

 

 

 

―――――――(移動中)―――――――

 

 

 

 

 

さて、冒険者ギルドに着いた。

そして俺はギルドの中に入った。

 

「あ、いらっしゃいませー!お仕事のご案内なら奥のカウンターへ、お食事なら空いてるお席へどうぞー!」

 

短髪赤紙のウェイトレスのお姉さんが、俺を愛想よくで向かい得てくれた。

薄暗い店内は、酒場が併設されているようだ。

店内にいかにも冒険者という感じの人達がいる。

新参者は珍しいのか視線を向けてくるものもいるが無視して俺は受付へと向かう。

そして俺の番が来て、受付の男性が話しかけてきた。

 

「今日はどうなさいましたか?」

 

「冒険者になりたいんですがどうしたらいいですか?」

 

俺は単刀直入に聞いた。

あまりここで時間をかけるわけにはいかない。

渇望は分かっていてもそれだけで永劫破壊を使えるわけではないのだから。

俺の急いでる感じに気が付いたのか少し早口で説明してくれた。

 

「冒険者になるためにはまず、登録手数料を支払ってもらいます。登録手数料は一人千エリスになります。冒険者は基本モンスターの討伐を請け負う人のことです。とはいえ、基本何でも屋のようなものですが。冒険者はそれらの仕事を生業にしている人たちの総称です。冒険者にはそれぞれ各職業があります。」

 

なるほど。

冒険者にもそれぞれクラスがあるのか。

そう考えてるうちに、受付の人が訪ねてきた。

 

「ここより先の説明は冒険者カードに関することなのですが、それは登録手数料を払っていただいた方に渡しているのですが、登録手数料はありますか?」

 

なるほど。

冒険者カードどいうものが冒険者には必須ということか。

 

「はい。千エリスでしたよね?」

 

「そうです。」

 

「どうぞ。」

 

「確かに受け取りました。それではこの書類に身長、体重、年齢、身体的特徴等を記入してください。」

 

「これでいいですか?」

 

「大丈夫ですよ。ではこれが冒険者カードです。」

 

そう言われ手渡された冒険者カード。

それについての説明も開始された。

 

「この世のすべての生命には魂がありますよね?他の何かの生命活動にとどめを刺すことで、魂の一部を食らいレベルが上がります。レベルはこちらになります。」

 

そういって示された場所には当然レベル1と表示されていた。

 

「ステータスによってなれる職業などが変わります。ステータスはこちらに表示されていますね。」

 

そういわれそこを見ると確かに表示されている。

だが、比較対象がないのでわからない。

なので説明の続きを促す。

 

「ここで職業を選択出来ます。選択できる職業が表示されているので選んでもらえればその職業に就けます。職業専用スキルなどがあるので考えて決めてください。」

 

「わかりました。」

 

「では、頑張ってください!スタッフ一同、貴方様のご活躍を期待しております。」

 

そういわれて俺はギルドを出た。

 

 

 

 

 

――――――――――――――

 

 

 

 

 

俺はカードを見ながら選択できる職業一覧を眺めているのだが、其処には一つしか表示されていない。

表示されているのだが読めない。

文字化けが起こって読めないがそれしかないのだからそれを早速選ぶ。

そうすると文字化けが収まってきて・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこには、

 

「神見習い・・・まじかぁ。」

 

神見習いと表示されいた。

その時手紙が上から降ってきた。

おそらく神からだろう。

その手紙を開封し、読んでみる。

 

 

『信条 泉様へ

 

 今冒険者カードを持っておられると思いますが、貴方以外の方には少し高い程度のステータス

 と、職業は冒険者についているように見えるように細工させていただきました。

 神見習いという職は本来その世界に存在しない物なので、影響を最小限にするためにそのような

 処置をさせていただきました。

 つきましては、その冒険者カードの代わりに偽造の冒険者カードを用意させていただきました。

 なので基本的にそのカードは一人の時以外には出さないようにお願いします。

 人前に冒険者カードを出す場合偽造の冒険者カードをお見せください。

 

 

 そして、今就かれた神見習いという職業は、神に成るための修行中ということを示しており、経

 験を十分積まれたら自動的に“神様”という職業に変わるようになっており、一生神見習いという

 ことにはなりませんのでご安心ください。

                                     現在の神より』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうやらこの職業は俺のために造られた職ということか。

そして、本物の冒険者カードを見られたらいけないのは万が一違いが出ていた場合の為と、たとえ偽造冒険者カードでも冒険者カードを二枚持っているということをばれないようにするためか。

偽物とはいえ他人に見せる場合そちらを見せろと言っているのだ。

なら、倒したモンスターの数も表示されるのか。

そしてモンスターにも魂がある。

受付の人は一部を食らうと言っていった。

それが普通。

だが、俺は普通ではない。

永劫破壊を使う俺は魂を食うことによって強くなれる。

一部ではなく敵の魂全て吸収するだろう。

そのため、異常な速度でレベルが上がると推測できる。

それを隠すためにも偽造冒険者カードを使わないといけないのか。

 

まぁ。

気にしても仕方がない。

 

「俺は俺で経験を積みながら楽しむか。」

 

そう言って俺はまた情報収集の為町中を探索しに行った。




用語説明

・冒険者ギルド

冒険者に仕事を斡旋したり、もしくは支援したりする組織。

・クラス

戦闘のスタイルなどのことを指す。

・冒険者カード

持っている人のステータスや倒した敵の数などを表示してくれる便利なカード。


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