悪タイプだらけのポケモン (ボウシ=サン)
しおりを挟む

キャラ紹介

登場人物について触れていきます。

更新に合わせて内容が変化していきます。

 

 

ボウシ(人間)

カロス生まれのポケモントレーナー

SAN値が圧倒的に少ないのか奇妙な言動が多い。

(゚ ∀゚)基本的にこんな顔をしている。

 

 

SIDEN(ヤミラミ)♂

ボウシが始めて手にしたポケモン

相棒からの扱いが雑だが本人の言動もボウシに似てはいるが基本的にツッコミ担当。

幸運E

シャドーボール

瞑想

自己再生

マジカルシャイン

 

 

 

ザルトヘル(ドラピオン)♂

カロスを旅していた時にボウシに捕獲された。

過去にシンオウリーグを突破しておりおやこドンの父とは戦友だったらしい。

頼れる兄貴分

辻斬り

クロスポイズン

アイアンテール

剣の舞

 

おやこドン(ヤミカラス)♀

ザルトヘルに父の訃報を告げに来たらボウシに捕まった挙げ句不名誉な名前をつけられたのであまりなついていない。

口より先に嘴が出るらしく、遺伝ブレイブバードをしょっちゅうやってくる。

ブレイブバード

鋼の翼

メロメロ

電磁波

 

あおだんご(ミズゴロウ)♂

オダマキによってボウシに渡されたホウエンの御三家ポケモン

前向きでツッコミ担当なのだが…?

水鉄砲

体当たり

泥かけ

鳴き声

 

カルロ(カラマネロ)♀

カロスにてボウシと旅をしていたポケモン、現在訳あって離脱している。

馬鹿力

サイコカッター

辻斬り

リフレクター

 

ミドラ(ドラミドロ)♂

カロスにてボウシと旅をしていたポケモン、現在訳あって離脱している。

ベノムショック

どくびし

流星群

熱湯

 

オダマキ博士

ホウエンの博士、ただしボウシ達からまともに名前を覚えられていない。

 

ハルカ

オダマキの娘、ボウシをライバルとして見ているけどそもそもボウシはまともに記憶していない。

 

ジュプトル♂

ハルカの相棒、彼女に対して大変過保護

ぞんざいに扱うボウシを八つ裂きにしたいと思っている。

 

ミツル君

ボウシに憧れる純粋な少年、ここでは廃人にはならない。

 

ラルトス♂

ミツル君の相棒、無口。

 

ボウシパパ

ジムの入口に立っているあの人、ボウシに捕まえたヤミラミを送りつけた人。

 

 

_______________________________________________

 

SIDEN「因みに技の所にあるのはバトルで使ってくやつだから演出の都合でリスト外の技も使うぜ!」

 

あおだんご「まぁ、作者がどのタイミングでどの技覚えるかとかでやらかすだろーけどなぁ。」

 

おやこドン「そしたら奴の腹にブレイブバードを叩き込むだけよ」

 

ザルトヘル「出番マダー?」



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アルファサファイア編(1クール目)
君の名前はあおだんご


この作品はポケモンがなに食わぬ顔で会話したりいともたやすく行われるえげつない行為があります、お気をつけ下さい。

この作品はフィクションでございます。


それではお楽しみください


「着いたぞー!フゥーハハハハ!オーロロロロロロロ(嘔吐)」

 

「何初手でゲロ吐いてるんすか!?」

ミシロタウンのとある家の前、一台のトラックが停車し、荷台から帽子を被った少年とヤミラミが降り…叫ぶやいなや酔いから嘔吐しだした。

 

「たくっ…荷台に乗せるとかマザーも鬼畜だぜ…オェッ」

この少年、やたらと本名を隠したがるが人からはボウシと呼ばれ、それを愛称にしている。

 

「しかも段ボールの固定ガバガバだから何度落ちたのにぶつかったか…」

そしてこの冴えない紫のポケモン、ヤミラミ。

ボウシからSIDENと言う不名誉な名前を授けられたポケモンである。

 

 

「さーて、ついたし……パパーンにでも会いに行くか!」

「はえーよホセ」

 

 

ほぼ無断で町を飛び出すボウシすると……

 

「たっ!助けてくれぇーーー!」

 

スタスタ

スタスタ

 

「たっ!助けてくれーーー!」

 

「どうする?」

「いや、助けろよ!お前トレーナーやろ!?」

 

めんどくせーとぼやきつつも声の方に向かうと……

 

「わんわんおがオッサンのケツを追いかけてました」

「誤解を招く発言はNG…てかあれって親父さんの知り合いとオオダヌキだったかじゃね?」

 

「あー!あのクヌギダマ博士な!よっしゃ!助けてポケモンもろたろ!」グッ!

 

「なんでうちのトレーナーこんなクズいんだろ(遠い目)」

 

「そこの君!そこのボールからポケモン出して助けてくれ!」

 

「ふぁーwwwwいきなり知らねぇポケモン使えとかw普通に手持ち使うわww」

 

突然表れ草を生やしたのにムカついたのかわんわんお…もといポチエナはボウシを標的に変えたようだった。

 

ポチエナのかみつく!

 

「先制攻撃でダイレクトアタックとかルールを守って楽しく以下略」

 

「言ってる場合か!シャドーボール!」

 

SIDENのシャドーボール!

効果は今一つのようだ…

 

「解散」

 

「ちょーい!誉めろや!そこはせめて労えや!」

 

真面目にやる気があるのだろうか…オダマキは目の前の彼らを見て頭が痛くなった…。

 

「へいへい…そんじゃ行っちゃえ!姉御!」

 

ボウシはヤミカラスをくりだした!

 

「あらぁ?かわいいワンちゃんねぇ…」

 

ポチエナのかみつく!

 

ブチ

 

「あらあら…悪い子ねぇ…」

 

「あー、ちょっと?そのヤミカラス止めた方が…」

 

「止めて止まるなら苦労しないのよ…」

「あっ(察し)」

 

おやこドン(ヤミカラス)のブレイブバード!

 

飛翔する黒き翼を見て オダマキは理解した、このヤミカラスはレベルが高い。

そして…とんでもなく性質の悪いポケモンだと…

 

「きゅう~」

 

ポチエナはたおれた!

 

直撃したポチエナが数回バウンドし、地面に叩き付けられる、その目は閉じられ痙攣している。

 

「わんわんおが死んだ!」

「この人でなし!」

そしてこのトレーナーともう一体の手持ちである。

 

「殺してないし、あんたらを殺すわよ?」

「「嘘です、さーせん」」

 

「君達なんなの…(困惑)」

 

 

_______________________________________________

 

「そうかそうか!君がセンリのジムのトレーナーの子供か!いやー、ぜんっぜん似てないねぇ!」

 

「しばくぞてめぇ」

 

「事実なんだよなぁ…」

あの後オダマキの研究所に戻り、礼とディスりを受けていた。

 

「まぁ…彼の息子だし助けられたの事実…そこで!この三匹のうちの一体を君に授けよう!」

 

「んじゃ青いので」

「こいつ絶対なみのりの為に選んだろ。」

 

_________________________________________________

 

「さーてと…SIDENよ。」

「あーはいはい、俺の二の舞な。」

仕方無く帰宅し、SIDENと部屋でだらける、これが彼の日課とも言える。

「何にするかね~まぁご対面してからにするか」

 

そう言いモンスターボールを投げ、ポケモンを出す。

 

 

「あー…あんたが俺のトレーナー?」

出てきたのはホウエン御三家、ミズゴロウ

彼は目の前の人間に問いかけた。

 

「………ご」

 

「ん?」

 

「お前の名前は……」

 

 

 

 

 

「お前の名前は…あおだんごだぁぁぁぁっ!!」

 

「ハァ!?なにこいつ!なんなのこいつ!」

「諦めんしゃい、こいつの頭のネジ…欠品してるから」

 

「OTZ…なんだってこんなのに……」

 

「俺はSIDENってんだ…お前と同じ…あいつに名前を付けられたポケモンさ…」

 

「SIDEN…ひっでぇ名前だなwwww」

「ファーwwてめぇww」

 

「Zzzzz」

 

 

「「寝てんじゃねぇ!」」

SIDENのシャドーボール!

あおだんごのみずでっぽう!

 

 

 

 

 

 

「お母さんに言うことは?」

「「「すいませんでした…引っ越し初日で部屋汚して…」」」

 

 

これが…後にチャンピオンを下すポケモン、あおだんごとの出会いである。




はい、後書きです。
いやーサンムーンも間近ですねぇ。

これは前々から書こうとしてたものの残骸となります。
とりあえずイカれたメンバーによるホウエン進行のダイジェストとなっております。
キャラ紹介はまた後日に…では!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

なんでウシオさんガチホモなん?

アオギリ「おう、部下のことホモ呼ばわりやめーや」
ボウシ「うっせぇ!あれをゴリラかガチホモ以外のなんだってんだ!」

アオギリ「ボートを用意しろ、一人乗りで構わん。」


「オーロロロロロロロ(毒キノコ食べた人)」

 

「まーた初手リバースか…」

 

「もうやだこのトレーナー」

 

現在、トウカの森を突き進むボウシ達。

肝心のボウシは毒キノコを拾い食いしたけどな!!

 

「はぁーて言うか何日さ迷ってんすか…もう三日は歩いてまっせ?」

 

「獣道を進んでるからなー…草タイプとかばっかで俺には辛い」

 

「おやこドンの奴は「繭なんて潰しても楽しくない」って出てこねーし、あーめんどくさ。」

 

そんなこんなで愚痴りながら歩いていると舗装された道が見えてきた

 

「「「出口だぁぁぁぁっ!」」」

 

テレッーンテレレレレ

「目があったな!ポケモン勝ry」

「ラリアットぅ!」バゴォ

 

短パン小僧を倒した!

 

「おい、ポケモン勝負しろよ」

「研究所帰りたい…。」

 

 

こうして彼らはカナズミシティにやっと思いで到達、翌日はゆっくり休むことにした…。

 

________________________________________

「全て壊すんだ!(窓ガラス突き破り)」

 

二日後、ボウシはカナズミジムに挑戦するため門を叩いた

「どう見ても突き破っておりません!?しかも窓ガラス!」

 

「イカれた挑戦者を紹介するぜ!俺! 以上だ!」

「なんなんですのコイツ!?」

 

突然の来訪者にただひたすらツッコミを入れる彼女。

カナズミジムのジムリーダー、ツヅジ。

くっころ系ジムリーダーである。

 

「何やら何者かに貶された気もしますが…良いでしょう!挑戦なら受けてたちます!」

 

「いいだろう!いざデュエル!」

「だからポケモンバトルしろよぉぉぉっ!?」

ボールから飛び出てきて体当たりをボウシに当てるあおだんご。

 

「ルールは一対一、交代も無しですわ!行きなさいっ!ノズパス!」

 

「貴様には鉄の意思も、鋼の強さも感じない…」

 

「なぁだんご、あいつなに言ってんだ?」

「えぇ…(呆れ)」

 

「とりあえず行ってこい!あおだんごっ!」

 

「へいへい…まったくやってられ…」ゴンッ!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「岩石封じだドャァ」

「ふふふ…さぁ!ノズパス!どんどん相手の素早さをお下げ…な」

 

「これはノズパスさんの謝罪案件なので?」

 

山積みにされた岩の中から出てきたのは二足歩行で立つあおだんご。

 

「うわぁ…」

「えぇ…」

「たった!だんごが立った!」

 

「おいっ!なんだその反応は!?別にいいだろ!どうせ進化したら立つんだしさ!!」

激おこなあおだんご、しかし顔は青いままなのである。

 

「…ハッ!別に二足歩行であろうと関係ありませんわ!ノズパス!岩石封じ!」

 

「よくもやりやがったこの野郎!オラァ!」

 

「ギャァァァァォォォァッ!?普通に馬乗りで殴ってくるぅぅぅっ!?」

 

「だんご…あいつもしかして中々の人材なんじゃ…。」

ボムッ

「人じゃねーけどな、にしても馬乗りで殴るとか…。」

 

「「まぁ、別にいいか」」

 

このトレーナーにしてこの手持ちありである。

 

________________________________

 

「いやぁノズパスさんは強敵でしたね…」

「ジムリーダーさん後半泣いてたじゃねーか!」

「お手て痛い」

(半ば強引に)バッジを手に入れたボウシ達。

彼らの旅はまだ始まったばかりだ!

 

 

 

 

 

 

 

?????「出番まだかー?」




はい、と言うわけで2話目ですね。
ジムリーダーの口調やキャラも間違ったり崩壊したりすることも今後あるのでお気を付け下さい。

「ドラゴンテール並の遅さで忠告してんじゃねーよ!?」

まぁ次はムロ辺りだと思うので気長にお待ちださい。

それでは!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

当て身投げ連打のトラウマ

そしてヤミラミを使い出した当時。


「海だァァァァァァぁっ!!」

 

「ハイハイ、船酔いでリバース……しないっ…だと!?」

 

船乗りを名乗るハギ老人に恩を売り、彼の船でムロを目指すボウシ達。

 

「あー、潮風落ち着くわー。」

「お前どう見ても淡水生物だろ!?」

 

旅立ってから数週間、SIDENとあおだんごは友と呼べる仲になっていた…

 

「あっ、さっきの生魚が当たっ…オッ!オロry」

______________________________________________

 

「「もうやだこのトレーナー…」」

 

「さーて!俺はジムに行ってくるからお前らはウィッシュさんに手紙渡してこい!」

 

「あーハイハイ、ダイゴさんね。」

「つーか、姉御だけでやんのかよ…まぁ三タテしそうだけど。」

 

こうして彼らは別行動を始めた。

 

 

 

石の洞窟

 

「や~っと故郷に帰ってきたぁ!」

「へっ?SIDENってここの生まれなのか!?」

 

「ボウシの親父さんに物理的にゲットされてなー、ボールに詰め込まれてあいつのところに郵送された」

「アイツの親父さんもクレイジーだなっ!?つーか親が親なら子も子じゃねーか!」

 

 

「そこのポケモン達、少し静かにしてくれないかな?」

「ん?」「お?」

 

そこにいたのはスーツを着た若い男が一人、壁画を見ていた。

 

「なぁ、あれってダイゴって人じゃね?」

「どーだろうな、とりあえず声かけるか」

______________________________________

 

「ジム攻略の時間だオラァ!」

 

「自動ドア蹴り開けてくる挑戦者とか初めてだよ…」

ツヅジと違い落ち着いて返すこの男こそムロタウンのジムリーダー、トウキ。

 

「挑戦なら受けたつさ、ルールは一対一!手持ちは二体だ!」

 

「あー、こいつノリ悪い類いだわー、まぁいいや」

 

「さぁ!行ってこいワンリキー!」

 

「いったれおやこドン!」

 

ポンッ

「あ″ぁ?(半ギレ)」

 

「………なんか、凄い目付きの悪いヤミカラスだな」

 

「なつき度なんてものは溝に捨ててるレベルだしな」

 

「…まぁいい、ワンリキー!からてチョップだ!」

 

「やったるで!」ベキィ

 

「……………殺すボソッ」

 

ドゴォォォォッ!

 

 

「はいはいブレバワンパン、ブレバワンパン」

 

「わっ!ワンリキー!?」

 

「やられたで…すまんニキー…ガクッ」

 

「まさかワンパンされるとはな…ならば本気で相手してやろう!いけっ!

 

 

 

 

 

カイリキー!

 

 

 

「わ た し で す」

 

「ハリテヤマは泣いていい。」

「すまんが発展場に居そうなガチムチはNG(撤退)」

 

「友人のゴーリキーを進化させてたんだよ…挑戦者来たならそっちを優先するしかないじゃないか…」

 

「エースを通信進化に使ってんじゃねーよ!つーかアイツ逃げたし!!」

 

 

_____________________________________________________

「態々ありがとう、これはお礼の技マシンだ受け取ってくれ。」

 

「あざーす、んじゃボウシのとこいくか」

 

「ボウシか……ついでに見てみるかな。」

 

___________________________________________________

「おいおい!まさかヤミカラスしか居ないとかやめてくれよ?」

 

「あー、へいきへいき、もう一体居るから。」

 

「なにがこようと俺の筋肉の敵ではない!キリッ」

 

「(このカイリキーうぜぇぇぇっ!)じゃ!任せたぞザルトヘル!!」

 

ボムッ

 

「あ"ぁ?(キレかけ)」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「ホウエンついてから一切出さなかったのは悪かった、うんだから葉巻吸うのやめない? 流石に怒られそう。」

 

「ハァ…しゃあねぇ。」

 

「あれは…確かドラピオンだったか、珍しいな。」

 

「いいからとっとと来いよオラ、格闘が悪に強いからって舐めてるとしばくぞ。」

 

「えぇ…トウキさん、こいつ完全にヤーサンですよぉ…」

 

「耐えろ!アイツは自分で悪タイプって公言したんだ!殴れば勝てる!からてチョップだ!」

 

「うぉ!ソイヤッサ!」

ベシッ!

 

「…あー、言ってなかったな…俺は毒と悪の複合だ。」

 

「そう言うことは早く言ってよんもぉぉぉぉうん!」

 

「うるせぇ!(どくづき)」

 

「まさかの腹パン!?」

 

「つじぎりしても効かんしね、しょうがないね」

 

「クソッ!こうなったらクロスチョップだ!」

 

「痛いけど…喰らいなさい!怒りの一撃!」

 

攻撃は外れた!

 

「ふぁーwwww隙だらけやんwwwwザルトヘル!ギガインパクト!!」

 

「その意見には賛成だ!食らいやがれ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんでジム倒壊してんの…」

 

「姉御がポケセンでサイコソーダ飲んでる時点でそんな気はしてたわ…」

 

「カイリキーごと柱にぶつかるとか予想外すぎる…」

 

「だいぶハデにやったな…まぁ実行犯は俺だがよ。」

 

「よし、あいつに請求書送っとこう、んでバッジはよ。」

 

「「厚かましい!?」」




そんなんで3話目ですね、どうでもいいことですがこの作品の本文は書いてるときに思ったことを書いてるだけなんで勢いでどうにかしてます。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

やめろー!こんなのバトルじゃない!俺の信じるバト(ry

えっ?扱いが悪い?

すまんなこの作品のヒロインはまだ出ないんだ


「カイナ?そんなもん知らん」

 

「アクア団ぇ…」

「だってザルニキがダイレクトアタックで黙らせたしねしょうがない。」

________________________________________________________

そんな感じで今日も彼らは旅をしている。

 

カイナで不審者達をしばいたり、カラクリ親父と言う不審者の屋敷を壊したり……

 

「不審者ばっかじゃねぇか」

「ヤーサンがそれ言う?」

ムロでの登場以降、ザルトヘルは自発的にボールから出てきている。

 

「にしてもデケーなこの上の橋」

「サイクリングロードだってさ、まーチャリのねぇ俺らには関係ないっすよね」

パンフレット片手にSIDENが説明してると一人と二匹の前に人が立ち塞がる。

 

「みつけたー!」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(゜ロ゜)?

「ザル知り合い?」

「いや、SIDENてめぇは?」

「女の知り合いに人間は居ないっすね」

 

「「「どちら様?」」」

 

立ち塞がった少女……ハルカはその場で膝をつく。

「嘘…私の存在感…無さすぎ?」

 

「おい、なんかへこんでるぞ。」

「なんとかしてやれよー」

「えー…知らんもんこんな子ー」

 

「ハルカです!オダマキ博士の娘の!!」

「………えっ?あいつ既婚者なの!?」

 

「とんでもねぇディスりを入れやがったぞあいつ。」

「あーほら、泣きそう。」

 

「もー!怒りました!3VS3のポケモンバトルです!嫌でも記憶に残してあげる!」

 

「あっ、はい」

 

 

「まずはこの子!行って!ホエルコ」

 

「やったるでぇ!」

 

「ほーん、んじゃ青団子で」

 

「正気かこいつ!?」

 

「相性関係なしに倒してあげる!ホエルコ、転がるよ!」

 

「ごろごろするでぇ!」

 

「青団子、玉乗り」

 

「よっと」ヒョイ

 

「こいつ!…俺を乗り物に…っ!?」

 

「恐竜に玉乗り仕込みたいね()」

 

「チャーラヘッチャラry(ホエルコが壁に叩きつけられる音)」

可哀想なホエルコは玉乗りされて壁に叩き付けられてしまったんDA☆

 

「むむむ…そんな戦い方があるなんて…」

 

「ないんだよなぁ」

 

「む…ならいって!マグマッグ!」

 

「祖母はホグワーツで教師してます」

 

「マグカルゴナガル先生っ!マグカルゴナガル先生じゃないか!」

 

「誰だよ」

 

「ファーwwwwコイツwwwwww」

 

「マグマッグもふざけない!ひのこ!」

 

「スチューピフォイ!」

 

マグマックのひのこ!

 

効果は今一つのようだ…

 

「さかさバトルならワンチャンあったな…プレゼント↑フォー・ユー!」

 

青団子の泥かけ!

 

効果は抜群だ!

 

「眼が!目がぁぁァォァォぉっ!?」ゴロゴロ

 

「これはひどい」

 

「やったやつが言うなし、団子!とどめの水鉄砲だ!」

 

「カーッ( -д-)ペッ」

 

マグマッグは倒れた!

 

「マグマッッッッグ!?酷い!この倒され方は酷い!」

 

「しょうがないね♂」

「こんなのにバトル挑むから…」

「SIDEN、飯抜きな」

「ふぁ!?」

 

だんだんと覇気の無くなっていくハルカだったが…

 

「それならこの子で三タテしてあげる!ジュプトル!」

 

「マスターを泣かせたのは誰だ!」

「あっ、緑のやつ」

「ザルー、あれって恐竜さんかドン?」

 

「すまんが突然のデュエル要素はNG、蜥蜴だろ。」

 

ボウシ達の挑発! ジュプトルはのってしまった!

 

「野郎!ぶっ殺してやる!」

 

ジュプトルのリーフブレード!

 

青団子が耐えられるわけないよなぁ?

 

「タイプ相性には勝てなかったよ…」

 

「青団子ー!は、まぁいいや」

「解せぬ」

 

「フッ、所詮未進化では進化系の私に勝てまいキリッ」

 

「じゃ、ザルトヘル出すわ」

 

「そい(どくつきと言う名の腹パン)」

 

「グフォ…不意打ちとは…卑怯なり…チーン」

 

「わっ私のポケモンがぜ、全滅めつ…」

 

「マインドクラッシュかな?」

「マイクラって略すとクラフト出るよな」

 

「ふ…ふふ、でもこれで彼の記憶に私が刻まれ…」

 

既に居ないボウシ達。

そして通りすがるゴクリン

「もうキンセツ行っちまったぞ」

 

 

 

 

「……………チーン」

 

ハルカは目の前が真っ白になった!




今回も帰りの電車で書いてましたよ、えぇ。
お腹が空いていたもんで食事シーン入れようと思ったけどカットですよ。

所でホウエンが終わったらアローラ編もやろうと考えてはいますが悪タイプが少なすぎてタイトル詐欺になりかけそう()


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

汚い(確信)

今回は全てのレアコイルファンを敵に回しかねない内容だけどしょうがないね




キンセツシティ ポケモンセンター

 

 

「見たいよー、ゲームコーナーで有り金溶かす人の顔が見たいよー」

 

「かぁー、素直なトレーナーだなぁ!見せてやりてぇよ、ゲームコーナーで有り金溶かす顔をよぉ」

 

「あっ、SIDENが帰ってきた」

 

「(ゲームコーナーが消えていて有り金溶かせなかった顔)」

 

「無能」

「何故事前に調べてないのか」

「そんなことよりお腹すいた」

 

相変わらずの一行である。

 

____________________________________

翌日

 

「すべて壊すんだ!(窓ガラスダイブ)」

「ハイボルテージ!(突然の超次元サッカー)」

 

「キーパー技に勝てなかったよ…」

 

「なにやってんだうちのトレーナーは…」

「ぶっちゃけこの作品のネタって読者に伝わってるんですかねぇ」

「つーか飯も食わないでジム戦とかバカなの…」

 

「賑やかなやつらじゃのぉ…朝一から来るとはこのテッセンもその心意気に答えねばな!」

 

ジムリーダーのテッセンが勝負をしかけてきた!

 

テッセンはラクライを繰り出した

 

( ^ω^)「わんわんお!」

 

「ま た い ぬ か」

「ふぁー、とりあえずSIDEN行ってこい」

 

「なんか困ったら俺出しとけ見たいな感じになってません!?」

「気のせい気のせい、悪の波動発射!」

 

「あーもう、くらえぇい!」

 

「ラクライ!電撃波で迎え撃て!」

 

「オールハイルヴリタァァニア!!」

 

「ふぁ!?」

 

デデーン!

 

「相討ち…だと?」

「瞑想使わねぇとこうなるのかぁ」

 

「わんわんおには勝てなかったよ…チーン」

 

「こうなったら青団子!泥でも投げ付けてこい!」

 

「技直撃したら多分死ぬんですが」

「そしたらザルトヘル出すから気にするな!」

「割りとブラックだコイツ!?」

 

「ふふ…ゆけぇい!コイル」

 

ふよふよとボールから出るなりその場で高速で回転しだすコイル

 

「なんなんだこいつ!?」

 

「ガーハッハッこれぞコイルターンよ」

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

「大 寒 波」

「禁止カードになってろ!」

「あーもう今回めちゃめちゃだよ」

 

「隙ありペッ」

 

「あっ」

「あっ」

「あっ」

「あっ」

 

「四倍には勝てなかったよ…」

「コイルゥゥゥゥゥッ!!」

 

「やったぜ」

「助かる」

 

「新入りとトレーナーがブラックだ…」

「いつも平気でやってることだろうが」

 

テレレレン

 

「おっ…おっおっ!」

「進化とかはえーなホセ」

 

「むしろ遅いんじゃねぇか」

「そりゃザルニキがワンパンしたりしてるからなぁ…」

 

おめでとう青団子はヌマクローに進化した!

 

「進化シーンを雑談で流される奴が居るらしい」

 

「あぁ!それってハネクリボー?」

 

「お前も苦労してるのぉ…、それとこれとは別じゃゆけぇい!レアコイル!」

 

「コイル等と一緒だと思うな!奴はキンセツにおいて最弱…ククク」

 

「よーし、青団子!マッドショット!」

 

「えぇ…嫌な予感が…ウプッ」

 

「あっ(察し)」

 

「あっ(察し)」

 

「あっ(察し)」

 

「「あっ(察し)」が三体……来るぞ青団子!」

 

「オロロロロロロロ」

青団子のマッドショット!

効果は抜群だ!

 

「ぎゃああああああっ!!!目がっ!目がぁぁぁぁっ!」

 

ごろごろと悶えるレアコイルを見て追い討ちを指示するボウシであった

 

「もう一発!マッドショット!」

 

「オロロロロロロロ…」

 

 

ジムリーダーのテッセンに勝利した!

 

「清掃代は後で請求するからな」

「サーセンw」

 

「やったー!進化したぞー!」

「おう、なら今日は俺が飯おごってやんよ」

「流石ザルニキ!太っ腹すね!」

 

 

「せぬ…解せぬ」フラフラ

 

「あっ三体のコイルを素材にしてるやつ」

 

「レアコイルだ!解せぬ…貴様のようなクソコラ素材に負けるなど解せぬ!」

 

・・・・・・・・・

 

「クソ……コラ…?」

 

瞬間!青団子の脳裏に受け継がれていた記憶が目覚める!

 

ヌマクロークソコラグランプリ開幕!

ヌマクローの透過素材

ヌマクローBB

 

思い出してはいけない記憶を呼び起こしてしまった青団子は1D100のSANチェックです。

「チーン」

 

「団子ぉ!?大変だ!団子が!団子の目が遠い!」

 

「なんでこっちが有り金溶かした顔みたいになってんだよ」

 

「ざまぁみたか!フハハハハ!」

「ほぉ…ちょっと兄ちゃんこっちこようか」

 

「ヤクザかの?」

「大体あってる」

 

 

 

レアコイルガァガメンハジィ!アッー!デレッレーウジョウガンケン!

 

「なんなんじゃあれは」

「たまにネタに走るヤーさんすね」

 

 

 

 

 

 

「( ゚д゚)ポカーン」

「青団子ー、駄目だやっぱ目が遠い…」

 

 

 




内容がひどいだって?いつものことだろうが!

と言うわけで青団子が進化しましたがクソコラグランプリの呪いによって常にポケーっとしてしまいました。

おのれレアコイル()
次回も未定だけど五人目の仲間が出てくると思います。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

彼ははにわではない(無言の腹パン)

マグマック→マグマッグと誤字報告をいただき、修正しました。
ご報告感謝します。


因みにこの作品において手持ち=戦闘に出す面子。
と考えているので普通に6体以上つれ歩いたりもします。


「アアアアアアアッッッ!!」←砂嵐で目がやられてる人

 

「だからゴーグル買ってから行きましょうって言ったじゃないすか!」

 

「せめて正面のを防げればなー」←持ち物 黒い眼鏡

 

「ポケー」←平気

 

今日も元気よくホウエンを旅するボウシ達、彼らはフエンタウンを無視して砂漠を行進していた。

 

「化石がほしいんじゃァァァァっ!高値で売るんじゃぁ!」

 

「言ってることが子悪党じゃないですかやだー!」

 

「おい、いい感じの洞窟見付けたからそこに入ろうぜ」

 

「さりげなく団子の奴がもう入ってやがるけどとりあえず休憩じゃい」

 

_______________________________________

 

「うまま棒うめぇ」ボリボリ

 

「なんか怒られそうな名前だけど携帯食料だから問題ないっすね!」

 

「そういうことじゃねぇんだろうなぁ…」ボリボリ

 

洞窟に潜り混んでから二時間が経とうとしている。

砂嵐は酷くなる一方でもはや外の様子など伺えぬ程の激しさになっている。

 

「つーか入口塞がねぇと野生のポケモン乗り込んで来そうじゃね?」

 

「おっ、そうだな」ボリボリ

 

「「「ん?」」」

 

聞きなれぬ声に振り向くとそこには…

「うまま棒うめぇwwww」

 

うまま棒を盗み食いしてる野生のサボネアが現れた!

 

「具体的すぎるわ!」

 

「なんだこいつ!?」

 

「やったれ青団子!」

 

「ポケー……わたしはしょうきにもどった!」

 

「3体1とかないわーwwww」

 

「必殺の!体当たり」

 

青団子の体当たり!

 

サボネアは華麗に避けた!

 

「当たらなければどうと言うことはないキリッ」

 

「はいはいアクションマジックアクションマジック」

 

「お前ごときが榊遊矢に勝てると思うな!」

 

「すまんがARCVの話はNG」

 

「隙あり!」

 

「なんだこのサボテン!?畜生!はにわ野郎ならワンパン出来るのに!」

 

「避けろ団子!」

 

サボネアのニードルアーム!

 

効果は抜群だ!

 

「彼は…はにわではない(無言の腹パン)」

 

青団子は倒れた…

 

「四倍には勝てなかったよ…チーン」

 

 

「こいつ無双するかワンパンされてばっかじゃね?」

 

「多分本人が一番分かってると思うんだよなぁ」

 

「ウェーイwwwwやったぜ」

 

「今だやれ!SIDEN!!」

 

「マジカルシャインドーンっ!」

 

SIDENのマジカルシャイン!

サボネアは避けられず直撃した!

 

「チーン」

 

「やったぜ」

 

「ついでに捕まえようスパボでいいか」

 

コロコロ…ポンポン…テレッレーレレレレレー

 

サボネアが図鑑に登録…

 

「あっ…図鑑ねぇわテヘペロ」

 

「あっ」

 

「あっ」

 

「ポケー」

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「よし!コイツの名前はうまま棒だ!」

 

「「誤魔化し下手かっ!!」」




そんなこんなで5体目の仲間
うまま棒さんが加入しました。
一応♀です、えぇ。

と言うかこの作品のために元の名前から多少弄ってるけど元ネタは10円で買えるアレだよ!

そしてそもそもフエンタウン書くかどうかで迷ってる現状である(誰がどこで進化するのは決めてあるけどフエンタウンが一切の予定なし)

それではまた!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

許されないんDA!

フエンジムはカットじゃよ

何でかって?誰もアンケに答えなかったじゃないですかヤダー

今回は撒き散らし回じゃよ、吐瀉物的な意味でなく。


ボーマンダに乗るボウシとシルヴァ博士(通りすがりのシルヴァティ)

 

「なっ何をする!?」

 

「シルヴァ博士、あなたは悪用されたんだ!今のあなたはタイプ一致大爆発芸人なんだ」

 

_______________________

フエンジムにて……

 

「挑戦者来ないかなー…?ボーマンダがこの辺りに居るなんて珍しい…」

 

_______________________

「シルヴァ博士、お許しください!」

ゲシッ

 

「うぉー」

 

蹴り落とされるシルヴァ博士と飛び去るボウシ

 

_______________________

 

「んー?何か落ちてき……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~シルヴァ博士死のテーマ~

 

 

「シルヴァ博士、無事フエンのジムバッジは手にいれましたよ…」

 

「あいつ(シルヴァティ)ただのトバっちりじゃね?」

 

「理不尽過ぎてワロタ」

 

「ポケー」

 

「そんなことよりお腹がすいたのだけれど」

 

「駄菓子ならありますよ、姐さん」

 

___________________________________________________

(悪だらっ!)

__________________________________________________

 

「ふぁーwwww今年の映画ガオガエン出るやん、観ねぇと」

 

「ポケモン映画…うっ、頭が」

 

「そういやテメェ、ポスターに居たのに出てこなくて変更版出たよな」

 

「うっそだろお前wwww」

 

「うるせぇ!この10円御菓子野郎!」

 

「♀なんだよなぁ…」

 

「ポケー」

 

「そーいや姐御はどこいったんすか?」

「ポケー……電話してくるってよ」

 

「突然喋んなや(顔パン)」

 

「あーもう滅茶苦茶だよ」

____________________________________________

「えぇ…うん、お父さんの容態は…そう」

 

わざわざキンセツ経由で帰っているボウシ達。

おやこドンは電話ボックスで誰かと連絡しているようだが……。

 

[いえ、お嬢もご無事で…ザルトヘルの兄さんが一緒なら安心ですが]

 

「そうね、ザルは頼りになるわよ、他は…まぁ盾にはなるかしらね」

 

[そうですかい…では、お嬢]

 

「えぇ…また電話するわムウマージ」

 

 

 

「うまま棒、どう見る?」

「あれは男だな、間違いなく」

 

コッソリと電話を盗み見る青団子とうまま棒。

 

おやこドンが電話ボックスから出るとそのまま隠れる。

 

「と言うか電話の内容はわからんかったけどなんか真剣な顔してたなー」

 

「せなねー、自分はここに加わって間もないから姐さんのことよく知らないし。」

 

「あー、姐御は多分実家と電話してたんだと思うよー」

 

「SIDEN!?」

「ほっ!?いつの間に!」

 

「すり替えておいたのさ!(トリック)…じゃなくて、姐御の事だろ?」

 

ヨッコイショと言いながらベンチに座るSIDEN。

その両サイドに座る青団子とうまま棒。

 

「ほら、俺達前はカロス旅してたって言っただろ?」

「言ってたねー画面外で」

 

「……で、その途中でボウシが姐御捕まえてさ、姐御としてはすげぇ不本意なんだけど。」

 

「あーだから一向になつかねぇのか姐御」

 

「そうなんだよなぁ、一応ザルの兄貴が知りあいだったからなんとかなったけど。」

 

「へぇー……人の電話を盗み見したあげく勝手に過去を話すとはいい度胸してるわね」

 

 

「「「…ファ!?」」」

 

げきおこのおやこドンが現れた!!

 

「あっ、死んだ」

 

「ポケー」

 

「飛行に勝てるわけないだろ!」

 

「……ブレイブバード。」

 

 

______________________________________

カァーカァー

 

 

「おい、何してんだ三バカ」

 

「「「」」」チーン

 

粉砕されたベンチの近くに倒れる三匹を見て、ザルトヘルは頭を抱えた。

 

「ふぁーwwwwワンターンスリーキルゥ…wwww」

 

ボウシは意味の分からなさに爆笑した。

 

「うるせぇ!」

このあと滅茶苦茶ポケセンに運んだ

 

__________________________________

 

「ふん…本当にバカな奴等ね…」

 

おやこドンはいったい、いつになったら打ち解けるのだろうか。

 

つづく




オラァ!青団子だ!

今回から次回予告しだすぞ!するぞ!超するぞ!

次回はセンリのオッサンとの戦いじゃぁ!





ポケー

「急に燃え尽きるのやめーや。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

実際のプレイでヤミラミ使ったら泥試合になったでござる

ガオルガ(まよなか)推しのボウシはウエハースのCMのあれを見逃さなかった。

所でヤミラミって人やポケモンが一杯いるシーンに老いて殆どの確率で居るのと時々やけに推されてるからサンムーンスタッフにヤミラミ好きが居るに違いない(もしくは去年の映画のお詫び)


「SIDENをトウカジムに超エキサイティング!」

 

「略すとなに言ってるか余計わからんわ!あとSIDENを蹴るな!」

 

毎度の如くジムを破壊して参上するのはご存知ボウシとそのポケモン ザルトヘル、SIDEN、青団子、おやこドン、うまま棒。

 

今回はここ、トウカジムに挑戦だ!

 

「言うてSIDENで完封出来るやん、よゆーよゆー」

「………へ?俺今補助とシャドボしかセットされてませんよ?」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「解散」

「無能」

「と言うか絶対PP尽きるやん」

 

「なんで俺が責められるんですかねぇ!?」

「ポケー」

「いいからとっとと進もうぜ。」

ザルトヘルに急かされ、渋々奥の部屋に進む一行。

ジムトレーナー?それならさっきSIDENを蹴り飛ばした時に直撃して倒れとるよ。

 

「おい…バトルしろよ…ガクッ」

 

ジムリーダーの間……の前

 

「オラ!開けろ!開けないと扉バンバンするぞ!」バンバンバン

「扉バンおじさんやめろ、あともう叩いてるがな。」

 

「かくなる上は…うまま棒!ニードルアーム!」

 

「うぉー!やったるでぇ!」

 

ガチャリ

「すまない、用を足してい………」

 

「あっ」

「あっ」

「ファ」

「あら」

「ヘァ!?」

 

迫 り 来 る 拳

 

運悪く開らかれた扉、そしてそこにたつセンリ。

センリさんは2D6のダメージロールを。

 

「(私がいったい…何をしたと言うんだ……)」チーン

 

「するまでもなく死んどるやんけ!」

「ちょ、センリさーん!ジムリーダー不戦敗とかまずいっすよ!」

「フエン?知らない場所ね。」

「……ワナワナ」

 

「ポケー…もしもしポリスメン?」

「やめろぉ!(建前)やめろぉ!(本音)」

 

「とりあえず元気のかけら飲ましたから大丈夫だ!キリッ」

 

「オメーはオメーで治療が雑だわ!」

 

「うっ、うーん?私はいったい…」

 

「お 前 も 治 っ て ん じ ゃ ね ぇ よ 」

「ザルトヘルがストレスで胃がマッハだからCM入るか」

 

「おう、メタ発言やめーや」

 

 

だーれだ?

__________________________________________

 

マラサダ食べようマラサダ食べようマラサダ食べようマラサダ食べようマラサダ食べようマラサダ食べようマラサダ食べようマラサダ食べようマラサダ食べようマラサダ食べようマラサダ食べようマラサダ食べようマラry

___________________________________________

ドラピオン!

 

「おい、CMバグってたぞ」

「えーなに?バグるアップ?」

「そうそうデーンジャデーンジャって自称神は帰れ。」

 

「あー、ごほん。準備はいいかい?」

一度状況を整え、ジム戦の準備を始める両者。

今回はダブルバトルらしいが…

 

「よっしゃうまま棒とおやこドンでいいか」

「やったるでぇ!」

「めんどくさいわね…」

 

「なら私はケッキング!そしてマッスグマ!」

「眠いンゴ」

「<高速化><高速化><高速化>」

 

「おう、片方デュアルアップすんのやめーや、よし!バトル!」

 

「開始!まずはケッキング!キガインパクトだ!」

「よっこいしょ……ウォォオォォオォォッ!」

 

「ウルトラダイナマイッ!」

「おせぇスッ」

「ハイハイ回避回避スッ」

 

「鬱だ寝よう(怠け)」

 

「そっちは囮さ!マッスグマ!すてみタックル!」

「<高速化><高速化>キメワザ!」

 

「うまま棒!後ろだ!」

「へっ?ホッ!?」

 

マッスグマの突進!

うまま棒は吹っ飛ばされた

 

「チャ……」

 

「そのままアイアンテール!」

「<鋼鉄化>」

 

マッスグマのアイアンテール!

うまま棒は叩き付けられた!

 

「アー!」

 

「うまま棒!……やってくれるわね、イタチの分際で…」

 

「イタチかあれ…?」

「アライグマ辺りじゃなかったか…?」

「むしろなんでうまま棒まだ動けんねん」

 

「アイタタ…このフェレット、やけに足が早い…!」

「そのとうり!私のマッスグマは特性、はやあし。そして持ち物はどくどくだま!倒れる前にけりをつけさせて貰うぞ!」

 

「それはどうかしらね」

 

カン☆コーン

「何っ!?…マッスグマ!?」

 

「この手に限る」

 

「<メロメロ><メロメロ>!」

マッスグマはおやこドンにメロメロだ!

おやこドンのブレイブバード!

 

マッスグマは倒れた

 

「ゲームオーバー…」チュドーン

「マッスグマー!くっ、まさか止めるとはな…だが私にはケッキングが残ってる!」

 

「Zzzzzz…」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「(お前が寝てどうすんねん…)」

 

「トウカジムはマトモだと思った?残念いつも通りだよ!」

「ぐだぐだじゃないっすかヤダー!」

 

「とは言え、私はあんな脂肪の塊を殴る気は起きないわ…うまま棒。任せたわよ。」

 

「任されました!食らえ…必殺の…」

ギリギリと音をたてうまま棒が拳を握り締める

 

「爆裂パンチ!」

うまま棒の爆裂パンチ!

効果は抜群だ!

 

ケッキングは爆発した!

ジムに効果は抜群だ!

 

「あっ(察し)」

「あっ(マッシ)ブーン…」

「叩 き 付 け て や る の さ(ジム崩壊)」

 

「倒壊オチなんてサイテー!」

 

「なんてことだ…!とりあえずバッジは避難してからだ!」

___________________________________

 

「なんと言うことをしてくれたのでしょう」

「質素なジムは今や瓦礫の山に」

 

「あっ、修理費は親父の給料から差し引いといて」

 

「結果は兎も角私に勝利したのは事実…バランスバッジを君に授けよう。」

 

「やったぜ」

 

「それとだな、ヒマワキシティの付近で海賊みたいなのがうろついてるから気を付けるように」

 

「海賊?…今時珍しいなぁ。」

 

「(あっ、こいつ完全にアクア団のこと覚えてないな)」

※フエン火山はマグマ団がどうにかしてくれました。

 

「ポケー……」ガラガラ

 

 

「真顔で瓦礫から出てくんのやめろ」

「つーか逃げてなかったのかよ…。」

 

 




はいはい、SIDENです。

なんか次回はザルトヘルの兄貴が卵を拾ったり、研究所に乗り込んだりおま最殺したりするらしいっすよ。

次回「あれは嘘だ」

いい加減休みが欲しいっすね


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ホウショウエムゥ!

何故君が次回予告通りに本編を書かないのか

何故投稿が今回も遅いのか(アロワナノー

何故投稿後に読んで頭が痛むのくわァ!(それ以上言うな! ワイワイワーイ

その答えはただ一つ…(やめろー!

アハァー…
悪タイプだらけぇ!君が完全にアドリブで書いているからだァアーハハハハハハハハハアーハハハハ(ソウトウエキサーイエキサーイ)ハハハハハ!!



「おい、上にゾンビ沸いてんぞ」

 

「はいはい、初手メメタァ、そんで次はヒマワキでしたっけ?」

 

今日も今日とて懲りずに旅を続けるボウシ達、トウカジムを後にし今はヒマワキシティを目指し草むらを掻き分けていた。

 

「ふぁーwwww前が見えねぇwwww」

 

「手当たり次第にかっさばいてるが切りがねぇなこれ。」

 

「フハハ!環境破壊は気持ちいいZOY!」

 

「(草タイプがそれを言うのは)違うだろ?」

 

なおおやこドンは一足先に飛んでいった模様。

 

「あいつマジでなつかない…、これもうわかんねぇな。」

 

「ファー、しかも雨も降ってきやしたよ!団子は兎も角風邪引きたかねぇし雨宿りしやしょう」

 

「ポケー…デデーン! SIDEN、タイキック」

 

「ファ!?」

 

___________________________________________

「ここがあの女のハウスね」

 

「どうみても研究所なんだよなぁ。」

雨宿りが出来そうな場所を探すボウシ達は近くのお天気研究所へと立ち寄った。

 

「ちわーす、三河屋でーす」

 

「んあ?」←アクア団員

 

「ザルっ!腹パン!」

 

「こいつはサブちゃんではない(無言の毒突き)」

 

「ウッ!」

「何で海賊が居るんですかねぇ、サラザールニキ仕事して。」

 

「すんませんその人三角領域から出れないんですよ。」

 

ワーワーナンダナンダ?テキカー?

 

「おうおう、賑やかになってきたぞ?どうする?」

 

「ん?そんなの決まってんだろ」

 

「やっとマトモな作戦すか?」

 

「オメー、後でケツバットな?こんなもん見敵必殺に決まってんだろ。」

 

「ポケー い つ も の」

「お ま た せ」

「この手に限る」

「助かる」

 

「何か今、余計な奴居やしたよね!?」

 

「そこまでだ!侵入者ども!」

 

野生のアクア団員×5が現れた!

 

「野生じゃねーよ!ふざけてんのか!」

 

野生のアクア団は怒っている!

 

「ふざけやがってぇ!いけぇ!ポチエry」

「(無言の顔パン)」

 

ザルトヘルの顔パン!

 

アクア団員は倒れた…

 

「なっ!なんなんだコイツら!」

「なんなんでしょうねぇ…自分でも分からんすわ。」

 

「そぉい!」

遠い目をしているSIDENごとアクア団員をぶん殴る青団子

 

「ビンビンビン チクッ」

 

「ニードルアームには気を付けよう!チーン」

次々に穴にニードルアームをぶちかましていくうまま棒。

 

「もうあいつ1人でいいんじゃないかな?」

もはや指示すら出してないトレーナー。

 

「ここは地獄か…ガクッ」

「地獄の二丁目で待っとるんじゃい。」

 

「すまんがミミズじいさんはNG、さーてとっとと全員シバくか!」

_________________________________

 

フヤジョウノウケタントウメイドフクナイト

 

_____________________________________

「ふぅ…何かシバいてる間にとんでもねぇワードが飛んでいった気がするが…気のせいか。」

 

「気のせい気のせい、ってあいつ逃げとるし!ザルGO!」

 

「へーへー、そんじゃま追い掛けるか。」

 

 

ザルトヘルが逃げ遅れた団員を追い出した後…。

 

「本当に!本当に!ありがとうございます!」

「東 京 タ ワ ー が 赤 い 理 由」

「やめろミザエル」

 

とりあえず研究者達を助けたあとお礼にポケモンの卵を貰うのだった。

 

「ポワルンは大事ですからね!だから拾った卵で勘弁を!」

 

「ポワルン…晴れ…エクスゥーーーカリバァーーーッ!!うっ、頭が…」

ボウシの脳裏にはまだ見ぬ未来のビジョンが走る。

 

「なんか頭抱えだしちまったんで受けとりますわ、さーてザルニキはどうなりやしたかね。」

 

__________________________________

「やめろー!シニタクナーイ!シニタクナーイ!」

 

「お前は最後に殺すと言ったな(言ってない)」

「そうだドラピオン!助けてくれ」

 

「あ れ は 嘘 だ 」

研究所前の橋から突き落とされるアクア団員くん。

 

「ウワァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!」

 

<オーイザルー!

 

「ん?」

 

研究所から出てくる一行。

 

「あいつは?」

「離してやった。」

「「「「やったぜ」」」」

 




私の投稿が遅れたのも…全て計画の内…
私のアジトが…大誤算に嗅ぎつけられてしまったからな…
時間稼ぎに利用させてもらった…
(アハハハハァ…ハァー…)エメラルド時代から君は…
透き通るように純粋だった…
その水晶の輝きがァ…青団子の才能を刺激してくれた
君は最高のモルモットだぁ!
君の人生は全てッ……青団子の…この…手の上でッ…!
ッヘゥー転がされているんでゃよッ!!
ヴァ↑ーーーーハハハハハァァッ!う゛ァ゛ーはははははははははァッ!
ふ゛ぅ゛ん゛?(ガッチョーン!)
(メガラグラージィ…)ヘ゛ぇ゛ぇ゛ん゛しぃ゛ぃ゛ん゛…

次回「大誤算」

なんか今回例のあれネタ多くない…多くない?


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

筋肉MAX大変身! 最 大 級 の パ ワ フ ル ボ テ ィ!

今回からダイゴさんの扱いが悪くなりますけどイマサラタウンだよね!




この回を書くために始めたと言っても過言ではない。
あっ、後キミにきめたを観に行きました。

個人的には大満足、多分ボスゴドラのB並みに頭の硬い人以外は割りと受け入れられると思われ。


「ヒマワキに着いたけど何かが邪魔して入れないンゴ」

 

「ンゴゴゴヌメルンゴwwww」

 

「ヌメルゴンへの熱い風評被害」

今日も今日とて旅をするマジキチ集団ことボウシ達、ジムに入れないため一度120番道路でレベリングをすることにした

 

「いやー割りと皆育ってきたしヒマワキも楽ショーでしょ。」

 

「ぶっちゃけうまま棒以外ならなんとかなりそう」

「お?やんのかくそ主人?」

 

唐突に殴りあいを始めるトレーナーとポケモンを尻目にザルトヘルは受け取った卵の世話をしていた。

 

「いったい何の卵なんだか…割りと揺れてっから近いうちに孵ると思うが…。」

ザルトヘルは一度ため息をつくと卵を布でくるみ、背中に抱える。

「ま、ガキの面倒なら見慣れてるし最悪SIDENに任せるか」

 

「ファ!?マジっすか!?つーかそれよりも助けてくだせぇ!」

「なんで溺れてんだあのバカ」

「団子にぶつかって落ちたのよ。」

 

「この川! "深いっ!!"オボボボボボボッ!」

 

「溺れ死ぬSIDENかな?」

「すまんが例のあれネタはNGって殴りあいは終わったのか。」

 

「いやぁサボネアは強敵でしたね…」←顔面棘まみれ

 

「やっちまったぜ!」

「あっ、沈んだ」

「忘 れ て た」

_______________________________________

「ちくしょう…ぜってぇ許さねぇユグドラシル…」

「野生のアブソルニキが助けてくれたのはビックリ」

「めっちゃ御説教くらったけどね!…ん?誰か来た」

 

「やぁ、またあったね」

 

「誰だお前は!」

「地獄からの使者!スパイだ…ゲフンゲフン、ダイゴさ、ムロタウンで会っただろう?」

 

「あれを会ったにカウントするとかストーカーかよ…」

「うん、僕が悪かったから露光なバックステップ止めて、流石に傷つく」

________________________________________

キングクリムゾン!

_________________________________________

「デボンスコープゲットだぜ!」

「露骨にカットされた気もするが…まぁいいや、あっキミにこれを上げよう」

 

ボウシはメガバングルを手に入れた!

 

「それとこれ、君はミズゴロウを選んでたみたいだから」

 

ボウシは"ラグラージナイト"を手に入れた!

 

「ポケー」

「これがあればキミのラグラージはメガシンカ出来るんだ、それじゃあまた。」

 

「行っちまったな、色々渡すだけ渡して。」

「団子はまだヌマクローなんだよなぁ…」

「つーかこのポケーとしてる状態で進化するんすかね?」

 

__________________________________________

罠発動!強制脱出装置! 失せろカクレオン!

 

「ふはは!バカめ!姿の見えぬ私をどうやって対象に取るのだ!」

 

つデボンスコープ

 

「\(^o^)/」

 

________________________________________

「よく来ました…私はジムリーダーのナギ」

 

「カメレオン野郎のせいでダイナミックエントリー出来んかったわ」

 

「しなくていいんだよなぁ…」

 

「手持ちポケモンは2体…さぁ私と共に風になりましょう!」

 

「そこに居なさそう」

 

「とりあえず団子いってこい!」

 

「お行きなさい!エアームド」

 

「………」

「エアームド!つばめ返し!」

 

「避けろ団子!」

 

「…………」

しかし青団子は動かない!

 

「ちょ、団子!どうした!?寝てんのか!」

 

「……んな…」

 

「?…構いません!エアームド!徹底的につばめ返し!」

 

だが青団子は動かない!

 

「青団子!どうして動かないん…ん?」

 

「…けん…よ」

 

「口より手を動かしたらどうかしら…エアームド!とどめよ!」

 

「青団子っー!」

「あっおしめぇ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ざっけんなゴラー!」

エアームドをぶん殴って床に叩き付ける

 

「!?」

「!?」

「どういう…ことだ…」

 

「ホッ!ボウシ!団子が光ってる!」

 

「…許さねぇ…ダイゴぜってぇ許さねぇ!ピカーン!」

 

 

おめでとう!青団子はラグラージに進化した!

 

「なんか吹っ切れおった」

「なぁにこれ」

「凄く…キモクナーイです」

 

「くっ!しかし進化した所で!エアームド!鋼の翼!」

 

「青団子!やれ!」

 

「早いだけの奴にぃ!俺は倒せねぇんだよ!アーム…ハンマァ!」

 

(エアームドの首が折れた音)

「ひでぶ」

 

「そんな…エアームドが一撃…?ありえない」

 

「うわ…ゴリラ過ぎ」

「でもなんで進化したんだ…?」

 

「あのクソッタレ!俺が鬱なのを良いことにラグラージナイトを渡して煽りやがってよぉ…ぜってぇ許さねぇ!」床バン

 

「「「(もしかして→逆恨み)」」」

「流石に草はえるはこんなんwwww」

 

「くっ!こんなふざけたポケモンに倒されるとは…ならばチルタリス!貴女の出番です!」

 

「模擬刀の先制攻撃だべ!青団子、岩石封じで押さえ込め!」

 

「了解!オラッーン!」床を壊して破片をぶん投げる

 

「避けてムーンフォース!」

 

爆風に包まれる青団子

「効かねぇな…筋肉があるから」

 

「うーんこの脳筋理論」

 

「…っ仕方ありませんね…チルタリス!ゴットバード!スタンバイ!」

 

空高く舞い上がり力を貯めるチルタリス。

 

「ボウシ!あれだよ!あれ!」

「ウルップおじさん思い出した、はいはい、メガシンカね。」

 

「どこまでふざけるおつもりですか!?メガシンカはポケモンとトレーナーの強い絆が…」

 

「少なくとも俺はボウシを信じてるぜ…行くぞMAX大変身!」

 

「嬉しいこと言ってくれるじゃないの、なら期待に応えるか!進化を越えろ!メガシンカ!MAX大変身!」

 

ボウシのメガバングルと青団子の持つラグラージナイトが目映い光を放つ、その光に驚いたチルタリスはゴットバードを発動した!

 

「なっ、チルタリス!今は…駄目です!」

 

飛行タイプ最強の技、しかしそれは……

 

 

無慈悲な筋肉によって防がれてしまった。

「メガラグラージ…見参!オラォ!」

受け止めていたチルタリスを全力で殴る、チルタリスは抵抗する間も無く壁へ叩き付けられた。

 

「「「「なんだこのゴリラ!?」」」」

皆が騒ぐのも無理はない、青団子は今、肉団子と称してもいいくらいに筋肉もりもり、マッチョマンの変態になっているのだから。

 

「地の文後で殴る、さぁ心が滾るぜぇ!」

 

「ふぁーwwメガシンカやべぇwwよっしゃ、青団子!追撃のアームハンマー!」

 

「くっ!飛びなさいチルタリス!…チルタリス!?」

 

「羽が挟まって飛べない(´:ω:`)」

 

 

「そぉい!」

 

効果が今一つ?知ったことか、戦いってのは至ってシンプル

 

殴 れ ば 倒 せ る

 

 

(チルタリスの頭蓋骨が割れる音)

 

ジムリーダーのナギに勝利した!

 

「そんな…こんなふざけた方々に私も負けるなんて…」

その場に崩れ落ちるナギ。

 

「ボウシ!俺は決めたぞ!あの大誤算野郎をぶん殴る!」

「おう!やったれやったれ!」

 

 

「ファーwwマジで大誤算過ぎんだろwwww」

 

倒れてるナギの懐からバッジを取り出すうまま棒。

「あっ、ジムバッジ貰っとくんでじゃあの」

 

 

_______(3分後…)

 

「あれ?いつの間にか居ない……」

その後ナギは数日間スランプに陥ったと、SNSサイトポケッターで話題となったが…理由は不明である。

 

 

「さーて!団子の祝いも兼ねてミナモに着いたらパーティーすんぞ!」

 

「イエエエエエイ!…って姐御がまーた先に行っちまったよ。」

 

「…まぁ、女心ってのは複雑だからな。」

「ザルニキが言うと割りと納得できる」

「ぶっちゃけザルは会ったときから老けてるからなぁ」

 

「おっ?やんのか」

 

 

殴りあいで120番道路荒らしたので

このあとめちゃくちゃアブソルに怒られた




いやー、青団子が進化しましたね。
ゲームだとナギの手前で進化しました、懐かしい。

一応悪だらの第一期は残り二話、次回は卵が…?


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ざわざわなんちゃらのなんこちゃん

「タイトルと適当さよ」

サトシのリュック入りのモクローぬいぐるみとか可愛すぎやしませんかね…でニャビーとイワンコのセットは?

あと先週ニャビーとイワンコが同じソファーの上で寝ていたと言うことはこれはもう実質セッry(流星の如く現れた黄金の最強ゲーマーに殺される音)

「なんでマイティブラザーズのやべー方が居るんですかねぇ」

そんな感じで待ちにまった新メンバー加入です。
手持ちはこれで6匹になるよ!


「いやぁ水着ピックアップは強敵でしたね…」

 

「サモさん来なかったすね…」

「青団子 GO!」

 

「マ ッ ス ル ス パ ー ク 」

「アイダダダダダダッ!死ぬ!ゴーストだから死んでるけど死ぬっ!つーか痛てぇ!」

 

「なんで使えるのかはツッコまねぇぞ」

「おんぶ紐で卵おんぶしてる事にツッコミ入れていいっすか?」

 

「入れてもいいが毒づきするぞ」

今日も今日とて好き勝手過ごすボウシ達、トクサネを目指す前にミナモシティで丸1日休憩することにした。

 

「つーかどうする?俺はチケット買ったらポケセンで休むけど」

「あー、俺と団子はデパート見ますかねぇ、うまま棒は?」

「釣りですかねー、姉さんはまーたどっか行っちまったし、兄さんは?」

 

「てめぇらナチュラルに俺に卵を押し付けてんじゃねぇぞゴラ」

___________________________________________

ミナモデパートで買い物するSIDENと青団子。

 

「いやー、団子がゴリラになったから荷物楽やわー」

「お前は会ったときから変わらず貧弱だよなー」

「うるせぇ!未進化ポケの悲しみが分かってたまるか!」

 

通りすがりのミミッキュ「それな」

 

「なんか今アローラのやべー奴が居たような…」

「剣の舞、化けの皮…じゃれつく…うっ、頭が…」

__________________________________________

ミナモデパート屋上

 

「………」

おやこドンは1人、屋上で青空を見上げていた。

ここから飛び立てば時間は掛かれどシンオウに帰れるだろう。

しかしそれは出来ない____父から教わった大事な教え…約束だからだ。

 

(次に戻ってきたときは…お前が認めたトレーナーを連れて戻ってこい…私も娘を任せられる相手か知りたいしな)

 

思えば父と話したのはこれが最後だった、おやこドンは深くため息を付き、自らのトレーナー…ボウシを信じることが出来ない自分が嫌になった。

 

「意地っ張りなのは治らないわよ…本当に…どうすりゃいいのよ」

 

意地っ張りな性格故にボウシを信じられない、おやこドンは再びため息を付き、サイコソーダ(三本目)の蓋を開けるのだった。

_______________________________________

海岸

「釣れねぇ…」

_______________________________________

ポケモンセンター

 

<ミエールカナーコノバショニイールコトーヲー

「尊い(突然の語量力喪失)」

「休むっておま、アニメの一挙放送見てんのかよ」

部屋のTVでやっていた一挙放送を見るボウシと荒ぶり出した卵を暖めるザルトヘル、先程から卵がやたらめったら動き始め、ザルトヘルは手をこまねいていた。

 

「まー、そろそろって…ヒビ入ってるやんけ!」

「ア"?…マジだ、どんどんでかくなってくぞ!」

 

テレレレン テッテッテッテッテレー

テッテッテッテッテテテレー

ピコーン

 

「がおー!」

おめでとう!卵からヨーギラスが産まれた!

 

「なんでヨーギラスなんだよ…。」

「そういや拾った卵って言ってたな…何かザルのことスゲーみてんぞ」

 

「ジー………」

 

「…オイ、俺になんかよ」

「パパ!(顔に飛び付く)」

 

ヨーギラスはザルトヘルの顔に飛び付き、頬擦りをし始めた。

「アー…刷り込みってやつかー」

「このヤクザ早々に諦めおったぞ。」

 

「パパー!スリスリ」

「アーハイハイ、分かったからパパの頬を摩擦で焼くのは勘弁な。」

「ヨッシャ早速名前つけるか」

 

________________________________________

「ふーん、そんなことあったんだな。」

数時間後、すっかり日も暮れて皆が帰ってきた所で産まれたヨーギラスを紹介していた。

 

「ザルトヘルが一児の父になった事にはMAX大草原だったけど笑ってたら腹パンされたわ、マジで容赦ねぇよこのヤクザ」

「なんでトレーナーが瀕死なんですかねぇ…、と言うか名前は決まってるんすか?」

 

「決まってるぞ、ほら皆に挨拶しな。」

「はーい! バンこだよー!よろしくね。」

「はいかわいい」

「うまま棒、ギルティ」

ドスッ

「毒タイプに勝てるわけないだろ!チーン」

「パパトヘルかな?」

「そぉい!」

ドスッ

「(無言の気絶)」

 

「ザルニキが早速過保護に片足突っ込んでる…これもうわかんねぇな。」

 

「わーい!みんなたのしそー!」

「お嬢さんはあっちでご本読んで上げるから行こうか!」

 

せめてこの娘だけは優しい娘になって欲しい、ザルトヘルとSIDENの中でその思いは一致したのだった。

 




「わーい!次回予告だー!」画面バンバン

「壊れる!モニター壊れる!」
「産まれたばかりでモニター壊せる位にはパワーあんのか…600族なだけあるな。」
「ザルニキこれ育てて大丈夫なんすかね…」
「…まぁ、育て方間違えなきゃ普通の子に育つだろ…多分」

次回!
「多分トクサネ編の前半だけど1クール目って残り二話なんだよ!」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ツンデレじゃねぇ!意地っぱりだ!

ポッ拳を友人の家でやったけどマニューラが凄くしっくりきましたとさ。

後、トロッコ乗ってるヤミラミ可愛いよね、蹴り落としたい。

ポケモンカードではルザミーネさんとアクジキングが当たりましたよ、ウツロイドは野口にエクシーズチェンジした(無慈悲)

そんな近況は置いといてクッソガバガバな悪タイプだらけはっじまるよー。


悪タイプだらけ!前回の3つの出来事!

 

1つ! ボウシがザルトヘルに腹パンをされた!

2つ! うまま棒がザルトヘルに腹パンをされた!

3つ! 可愛らしいヨーギラス、バンこが産まれた!

 

 

「なんで2/3が腹パンなんですかねぇ」

「知らんな」

「毒タイプに勝てるわけないんだよなぁ…」

ミナモシティからトクサネシティに移動したボウシ達。

しかしジム戦を前にSIDENは魚が当たり腹痛で動けず、うまま棒はザルトヘルの腹パンが未だに回復していなかった。

 

「MAX大草原」

「俺も悪いが次のジムは俺と団子で行くしかねぇな。」

「わたしもたたかうー!」トテトテ

 

「バンこにはまだ早いかなぁ~ほーら高い高い~」

 

「ザルニキが完全に親バカ発症してんだが」

「まぁなんとな「ゴフッ!」………はっ?(半ギレ)」

 

「……すまん、腰やったわ」

 

「キーボウノハナーツナイダーキズナヲー」

「ボウシがとうとう諦めたぞ!?」

___________________________________________

 

「ジムリーダーが今日を逃すと暫く居ないから行くしかねぇが…団子お前一人でダブルバトル出来るか?」

 

「ソルロックとルナトーン使うのは知ってるから波乗りで吹っ飛ばせばヘーキヘーキ」

「おやこドンは…トクサネ着いた途端にどっか行きおったからなぁ…いい加減言うこと聞いてくれねぇかな。」

 

「あいつは親父譲りの意地っぱりだからなぁ…アイタタ」

「腹がいたいんご…そういやザルニキって姉御と知り合いなんすよね。」

「チーン 毒タイプには気を付けよう!」

「(何かうまま棒が死んでるがまぁいいか)シンオウにあるマフィアが有ってよ、あいつはボスの娘でな…昔はまだ可愛げあったが」

 

「あー、だからあいつずっと闇の石持ってるのか…そりゃマフィアならどっかから入手できるわな。」

「アイツの親父とは戦友でな、前のトレーナーの元で一緒に旅してたんだ。」

「ザルニキバツイチとかマジかよ」

「治ったら腹パンな? まぁだからアイツのことは知ってる…だからこれだけは言っとくぜ。」

 

「アイツはとんでもねぇ意地っぱりなだけだってな。」

___________________________________________

「僕が君で!」「貴方が私で!」

「マイティry「ジム戦の時間だオラォ!」ちょっと!遮んないでよ!?」

 

「フウ!ここはコンビネーションで倒そう!」

「分かってるよラン!さぁ君の罪をかぞえろ!」

「今更数えきれるか!(キンセツ吐瀉物事件、フエンジム爆破事件、トウカジム崩壊事件、チルタリス撲殺etc…)」

 

「もしや俺のトレーナーってヤベーやつなのでは?」

「「「(気付くのが)おせーよホセ」」」

 

「バトル開始!ルナトーン!」「バトル開始!ソルロック!」

 

「行け!青団子!波乗りだぁ!」

 

「「念力!」」

 

「動けねぇぜ!」

「ふぁーwwこれだからエスパーは嫌やねんwwww」

 

「ルナトーンはそのまま束縛!」「ソルロック!ソーラービーム!」

 

「たいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」

ソルロックのソーラービーム!

効果は抜群だ!

 

「4倍に勝てるわけないだろ! 何とか耐えたけど動けねぇぜ!」

 

「詰みです\(^o^)/」

 

「たいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」

「ヤメロー!シニタクナーイ!シニタクナーイ!」

 

パリーン!

抵抗する団子を余所に、ジムの天窓をぶち破り黒い何かが落下してきた。

おやこドンの不意打ち!

効果は抜群だ!

 

「アバー!」

 

「あっ…姉御ぉ!」ブワァ

「おやこドン…お前っ!」

「ったく…私のトレーナーの癖して何負けようとしてんのよ!全く!」プンスコ

 

「アッハイ」

「こ↑こ↓だけCVくぎゅですわ」

「あ"ぁ"!?」

「そろそろふざけるのやめねーと殺されるな、うん。」

 

「むっ!乱入とは…」「でもこれで2対2……ソルロック?」

 

「……チーン」

カーナーシミノームコーヲヘトー

「ソルロックが死んだ!?」「この人でなしぃ!」

 

「うるさい子どもね…ボウシっ!」

「んあ?」

「いい加減認めてあげるわよ!あんたは私のトレーナー!そんで信頼はしてやってたわよ!」

「アッハイ」

「突然デレ期ってやつすっかね…それはそうとルナトーン、下ろしてくんね?」

「駄目です」

「絶許」

 

「だから…使いなさい!」

 

ボウシは闇の石を手にいれた!

「よっしゃラッキー! 行くぜおやこドン!」

 

テレレレン

テッテテテry

 

おめでとう!おやこドンはドンカラスに進化した!

 

「例えルナトーンだけになっても負けはしない!ルナトーン!そのラグラージをドンカラスにぶつけろ!」

 

「バカキャノン!発射!」

「誰がバカだこの月野郎!!」

「邪魔」ハガネノツバサー

 

おやこドンの鋼の翼! 急所に当たった! 青団子は倒れた…

 

「何か今日の俺の扱い悪くない…悪くない?…ガクッ」

 

「仲間を攻撃するなんて…君には血も涙ry「おやこドン!辻斬り!」話を遮んないでよ!」

 

おやこドンの辻斬り! 急所に当たった! ルナトーンは倒れた!

 

「悪タイプには気を付けよう! 」チュドーン!

 

「そんな…」「ここまで酷いチャレンジャーは初めてだ…」

 

他ジムリ「おっ、そうだな。」

_____________________________________

 

「な?言っただろ、意地っぱりだって。」

「そうだな、それはそうとまさか仮病とは…仮病するヤクザとは…ウゴゴ」

 

「わーい!お姉ちゃんモッフモフ!」

「バンこはいい子ねぇ…よしよし」

 

「何か姉御デレてない?」

「あれがメスの顔ってやつか!」

 

おやこドンのブレイブバード!

 

チュドーン!

 

SIDENは倒れた!うまま棒は…しっ、死んでる!?

 

「止まるんじゃねぇぞ…」

キーボウノハナーツナイダーキズナヲー

 

「こいついっつも死んでんな。」

「なぁボウシ、とりあえずバッジも取れたし姉御も進化したからパッーといかね?」

 

「しょうがねぇな、この辺りに美味い飯屋あるらしいからじゃけん夜行きましょうね~」

 

「やったぜ」

 

 

 

 

 

 

 

「ふーん…変わった子達だねぇ…ね? シガナ」




何でか知らんが今回長いなぁ…(他人事)

ウルトラサンムーンはマイチェンorパラレルみたいなんでムーンのパーティーと少しだけずらそうかな…グソクムシャをオニシズクモにするとか。

SIDENです、最近よくうまま棒が死に芸してる気がするけど本人はバトルで活躍したいみたいなんだよねぇ…さて次回は「でもノクタスって不意討ちが読まれやすいんだよね」お楽しみに!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

でもノクタスって不意打ち読まれやすいんだよね

課題やら製作物に加えてウルトラムーンをやる男!スパイだry
「削 除 不 可 避」
「どうせ復活するからへーきへーき」
まぁまだジャラランガと戦う前なんですけどね!それはそうとお話がまーまぁ変わってるからアローラ編どしよかね、ムーンで1クールウルトラムーンで1クール…としたいけどとりあえずホウエン終わってからだよね!

俺…落ち着いたらモンコレのガオガエンとルガルガン買ってスマホのお布団にぶちこむんだ…(死亡フラグ)


ポケモンセンターの宿室

今日も今日とて彼らはホウエン地方を旅していたのだが訳あって数日このトクサネシティで滞在していたのであった。

 

「これまでの遊戯王VRAINSは!」

 

「(原作が)違うだろぉ?」

「ちーがーうだーろー!チガウダロー!」

「バンこの教育に悪いから止めろ」

「パパー、チャンネル変えていい?マスカレードファイターヘラクロス見たい!」

「まだやってるのかあの番組……んで?うままはどこ行ったし。」

 

ザルトヘルが部屋を見渡す。

「さぁ?私は爪研いでたから見てないわね」

ソファで爪を研ぐおやこドン

「俺は大誤算のブログ荒らしてから知らね」

備え付けのパソコンで荒らしをする青団子

「そもそも今帰ってきたきたんすよねぇ…」

そして今帰ってきたSIDENと……

「気が付いたらボールから出てたぜ!」

このトレーナーである。

 

「はぁ~(くそでか溜息)つっかえ」

「娘出来てからこのヤクザ辛辣じゃね?」

「で?どうするのよ、あそこ行くのに全員で行くんでしょ?」

ボウシ達が頭を抱えてるとポケナビに通信が入る

 

「んぁ?はいはいボウシだよ。」

「おーう、リーダー、久し振りだな?ザルは元気か?」

電話の主はどこぞの海賊を思い起こすような飄々とした口調で語りかけてきた。

「ミドラじゃねぇか、てことはもう着いてんだな?」

「あったり前よ、契約も取ってきた、後は合流するだけだ。」

 

ボウシとミドラが会話をするなかSIDENは窓から辺りを見回たしていた。

「うまま棒のやつ見当たんねぇ」

「流石に逃げた訳じゃ無さそうだけどあいつ最近死に芸人みたいな感じだったもんな。」

 

「精神崩壊してた奴がなに言ってんのよ」

「やめろ姐御、その言葉は俺に効く。」

 

「おーい、何かうまま棒のやつもう合流してるみたいだわ」

 

「ふぁ!?」

「草」

「これは草」

「Max大草原ー?」

「覚えなくて良い言葉だぞバンこ、もしやあいつ時間ミスって早くでたのか?」

 

「いや、この部屋の時計が一時間ズレてたわ」

「ここガバ」

「この部屋の時計ガバガバじゃねーか!」

「再走して、どうぞ」

「うっそだろお前……」

「じゃけん今すぐ行きましょうねー」

________________________________________

 

「お せ ー よ ホ セ 」

「おいおい、そのニードルアームを下ろしてくれ、おっかなくて話も出来ねぇ、Ok?」

 

「Ok!!!ドン!(腹パン)」

「罠発動!バカガードマッスル!青団子を盾に攻撃を無効にする!」

 

「進化してなかったら死んでた…(死にかけ)」

「やっぱ四倍に勝てるわけないんだよなぁ…」

 

「やっぱお前ら面白れぇな…よっ!炊事担当系毒タイプのミドラさんが来てやったぜ」

 

頭にコック帽を乗せたドラミドロ…彼こそがカロスでの仲間の一人、ミドラ。

そしてその後から二匹のマーイーカーを抱っこするカラマネロがやって来た。

「久し振りね皆、初見の子もいるけどね」

 

「カルロ!そっかオメーら結婚したんだったな。」

「えぇ、ほらこの子が私たちの子供のカルロ二世と三世よ。」

 

スヤスヤと寝息を立てるマーイーカー達、荒れ狂ってたうまま棒もこの寝顔を見たら流石に落ち着いたようだ。

 

 

「よっし!全員揃ったし…行くぜ!俺達の拠点に!」

 

 

 

 

あっ、これ続く感じなのねbyナレーター




そんなわけで間を置いて投稿ですよえぇ…正直すまんかった。

次回は後半戦の開始!ボウシ達の拠点に忘れた頃に動くアクア団!
次回「アクア団との戦いはカットされる可能性があります」
お楽しみに!

「アクア団ぇ…」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アルファサファイア編(2クール目)
なんかもうアオギリさん出てくるビジョンねぇわ


SIDEN「バカじゃない、過ちは繰り返さない」
青団子「過ち(モンキーボード)」
おやこドン「過ち(ボルバルザーク)」
ボウシ「過ち(高騰前にゾロアークGXを買わなかったこと)」
ザルトヘル「何か最後違うよなぁ!?」

ピジョン「呼ばれた気がした」
一同「帰れ」
ピジョン「そんなー(´・ω・`)」

そんなこんなで2クール目はっじまるよ


「俺は青団子!19歳のある日にあったまのおかしいトレーナーに連れられ、ホウエンを巡る旅に出た。所が進化した俺を世間はバカにし、心を痛めた俺をDAIGOさんとか言うくっそふざけた石マニアはラグラージナイトを渡すと言う今世紀最大の煽りをしたお陰で俺の怒りが有頂天に達してラグラージに進化出来たんだ! さぁどうなる第13…14だっけ?」

 

「そこでガバるのかよ…」

「天空寺なのか謙虚なナイトなのか焼き肉太郎なのかハッキリしなさい」

「姉御の雑学範囲なんなんすか」

「焼き肉食いたくなったな…ミドラー今日焼き肉なー」

 

「と っ と と 始 め ろ (無言の天邪鬼馬鹿力)」

「やめろカルロ、それはほぼ全員に効く」

「んじゃ…とりあえずミーティングでもしますかな」

 

[第1回 ボウシのお店ミーティング]

 

「ボウシーそれならまずあたしから良い?」

「んぁ?どしたうまま棒」

「何か進化してた」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

「ふぁーwwww」

「ファーwwww」

「草」

「それは草」

「Max大草原」

「ハイパー大草原」

「今こそ草は極まれり」

「わー!お姉ちゃんおめでとー!」

 

「よし、バンこ以外はニードルアームな」

____________________________________________

 

「寝wてwるw時wにw部屋wにw入ってきたwwドクケイル殴ったらww進ww化wwとwかwwww」

「隣の芝刈不可避」

「おーし、SIDENはまーだ殴られ足りないみたいだな」

 

うまま棒のニードルアーム!

SIDENは倒れた!

「んじゃバカは置いといて、店をどうするか決めないとな」

 

ボウシ達が現在いる場所…トクサネの外れにある喫茶店

ボウシ…厳密にはミドラがそこを買い取り、新しく店を開こうとしてるのだが…

 

「俺らが本格的に手伝えるのは大誤算仕留めた後になるからそれまではミドラ達だけで準備とか任せることになるなー…」

「あー、一応イベとか、ニアミとかクソパンダに連絡はしたけど来るのかねぇ…」

 

ボウシはカロスでの仲間…イベルタル、ブラッキーのニアミ=アベ、クソパ…ゴロンダのゴンニキを思い浮かべるがどいつもこいつも社会不適合者なのを思い出してため息をついた。

 

「あいつらかぁ…ねぼすけゲロビ鳥にマダオにヤベー兎に付きまとわれてるヤンキーだしなぁ…」

ザルトヘル、SIDENも同じく思い浮かべてはため息をついた。

 

「やだ…俺らの先輩って無能多すぎ…」

「多分あんたに後輩が出来たら同じこと言われると思うわよ」

 

「とりあえずスタッフはこっちで面接しとくわ、まぁ…なるはやでその大誤算とやら叩いて帰ってきてくれや」

「まー、そうなるよな…はい、ミーティング終わり!ルネに向けての買い物しに行くぞ!」

 

勢いよく扉を開けたボウシ、そこには満天の青空が…

 

[緊急速報です!現在ホウエンで大雨が突如降りだすと言う異常事態が発生してます!]

 

広がってなかった。

空は雲に覆われ、滝のような雨が降り続けている。

 

パタン

「………」

ガチャ

 

空 は 雲 に 覆 わ れ 、 滝 の よ う な 雨 が 降 り 続 け て い る。

「………ふぁーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

 

「おいおいおい」

「詰んだわ俺ら」

 

おもむろにバンこがテレビを付ける、そこには先ほど聞こえてきた放送と同じことが流れていた。

 

「うわー、しかもルネ行きの船停止かよ…」

「にしても突然ねぇ…」

「なんだこの大災害…たまげたなぁ」

 

一同がテレビを見ながら思い思いに話しているとボウシのスマホにオダマキからの連絡が来ていた

 

[あっ、ボウシくん!ちょっと頼みたいことry]

「14万から受け付けますよ」

[14万!?うせやろ!?…って、分かった!成功したら払うから!まずは話を聞いてくれ!]

「どーせ、この大雨が何かのポケモンの仕業だから調べろって言うんでしょ、しってるしってる」

[そうだよ、カイオーガだよ]

「…………はっ?」

[だーかーら!伝説のポケモン、カイオーガが目覚めちゃったから対処法ないか調べてきてって言ってるの!]

 

「……もしやこの博士アホなのでは?(しゃーがないなぁ、やってやりますよ)」

[逆!本音と建前が逆!…一応トクサネにいる助手に船を出すように連絡つけてあるから後は頼むよ! プツ]

 

「はぁ~(くそでかため息)しょうがねぇやってやるか!」

「お?なんだなんだ」

 

ボウシの回りに集まる一同

「カルロ、ミドラバンこ以外は俺と一緒にルネにカチコミじゃい!分かったか!」

「どういうことだ!?まるで意味がわからんぞ!?」

「うるせぇ!話は船でする!行くぞ!」

「ファーwwww」

 

突然目覚めたカイオーガ、次回!ルネシティで大決戦!




次回!悪タイプだらけ!
「カイオーガが沈めるには力を使わせ切るしかない!」
「だからってわざわざ強化するかぁ!?」
「SIDEN!」
「SIDEN!」
「嘘だろ…SIDEN!!」
「見せてやろうぜ…俺達のメガシンカ!」

次回「荒海の決戦」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

荒海の決戦

あけましておめでとうございます(優先度-810)
今年も悪タイプだらけをどうかよろしくお願いいたします。
「つっても俺らは荒波の中船でルネシティ目指してるけどな!」
「というか作戦はあるんすか?」
「あっ?ねぇよんなもん。」

始まるよ!


前回の悪だらは!

オダマキ博士に依頼され、突然の異常気象の元凶、カイオーガについて調査することになったボウシ達。

船酔いとの激闘を繰り広げながら彼らはルネシティの断崖に辿り着いていた!(座礁したとも言う)

 

「畜生…こんな荒れてたらダイビングも出来ねぇ…」

「流石にこの崖はキツいっすね…」

「トロピウスでも居たらひとっ飛び出来るんだけどなぁ」

「そこの君!」

 

ボウシ達が崖を前に座り込んでいると潜水艦が海から現れ、スピーカーで声をかけてきた。

 

「私はルネシティのジムリーダーミクリ!オダマキ博士の使いの君達を迎えに来た!すぐ乗ってくれ!」

「やったぜ」

「成し遂げたぜ」

「助かる」

「本社爆発」

「本社は関係ねぇだろぉ!?」

_____________________________________

潜水艦の中でボウシ達は変態のような格好をした男、ミクリから事情を聞いていた。

 

「はぁー…寝てたカイオーガが唐突に起きたから疲れ果てさせる作戦ねぇ」

「確かにあんなデカブツ起こしたままは邪魔よねぇ」

「それはいいんだけどさ…」

 

ボウシはミクリの手にしている藍色の宝玉を見て溜め息をつく。

 

「なんでわざわざパワーアップさせるん?」

「そっちの方が疲れて眠る時間長くなるからね!」

ミクリの爽やかな笑顔を見て内心「(あっ、こいつ苦手だわ)」と感じるボウシであった。

 

 

 

ルネシティ内部に到着するや否やボウシ達は陸に上がり、ミクリは潜水艦でカイオーガに近付いた。

 

ルネシティのど真ん中でアホ面をしたまま浮かぶカイオーガ、どう見ても自分がやらかしている事を理解している顔ではなかった。

「悪意がないって一番嫌よね」

「悪タイプの俺らが言えた義理じゃねぇっすけどね!」

「そろそろだ…おやこドン!俺を運べ!」

ザルトヘルの声と共に彼の頭をガッシリをホールドして飛び立つおやこドン。

ボウシは陸地からSIDENらと共にザルトヘルとおやこドンの支援に回ることになった。

 

 

「さぁ…カイオーガよ!藍色の珠を受け取りたまぇ!」

藍色の珠を全力で投げつけるミクリ、瞬間。

 

目映い光がルネシティを包みその直後、雨は更に激しさを増した。

 

「あれが…ゲンシカイオーガ…」

「サイコフレームかな?」

 

突然のことでカイオーガ自信も驚いたのがつんざく様な咆哮を挙げ、巨大な波を起こした。

「あっ、これ俺ら…」

「やべ、団子!波乗りだ!」

「あっ!SIDENが乗り遅れ…」

 

「あっ!この海、"深い!"オボボボブゥア!」

ボウシ達に襲い掛かった巨大な波、その中から青団子に乗ったボウシとなんとかしがみついたうまま棒が出てきた。

 

 

SIDENの姿はそこには無く、先程の場所にも見当たらない。

 

「SIDEN…?嘘でしょ…」

「おい!SIDEN!紫もやし!返事しやがれ!………SIDEN!」

 

上空で事を見ていたザルトヘル達もSIDENが波に呑まれてしまったことに気が付いた。

「……最後まで…バカな子ね」

「SIDEN…手前の仇…取ってやるからな!」

 

そしてミクリもまた潜水艦が転覆し、自らの手持ちであるミロカロスの波乗りでボウシと合流した。

 

「ボウシ君!…あのヤミラミは…」

「あいつは…始めてあった時からバカで、妙に気が合ったんだ」

「ボウシ…」

ボウシは顔を上げ、叫ぶ。

「おまえらぁ!オダマキの依頼はもうどうでもいい!やることは1つ!そこの傍迷惑な魚に目にもの見せてやることだ!」

 

SIDENの仇を取るため、カイオーガに特効するボウシ達…だが。

 

「ぜんっぜん効いてねぇぞ!」

「ニードルアームも効いてない…!?」

「チッ!辻斬りが少し効いたぐらいみてぇだな」

「あのカイオーガ…物理に強いのか…!?」

「どうすんだよミクリさんよぉ!あんたも手持ち全滅してこうやって高台で作戦会議してるわけだけどよぉ!」

 

ルネシティで一番高い場所、ボウシ達はそこに一度避難して作戦会議をしていた。

 

「物理がダメなら特殊技…と言いたいが…」

「俺らで特殊が得意なのは…」

物理に偏っているこのメンバーの中でSIDENは唯一、特殊向けの技を多く覚えていた。

「あいつが…居てくれたらなぁ。」

 

ポツリとボウシが呟いたと同時に、しびれを切らしたのかカイオーガが再度咆哮を挙げ、自らの前にエネルギーを集中させ始めた。

 

「おいおいおい」

「あれは…不味いぞボウシ君…あれは根源の波動…ゲンシカイオーガの最強の技だ!」

 

刹那

 

放たれた根源の波動は高台を粉砕し、咄嗟に飛び出したボウシ達は地面に勢いよくがんめんから着地した。

 

「いつつ…あんなの直撃したら死ぬって…」

「そうっすよね…絶対に当たりたくないっすよ」

うつ伏せの状態のボウシはその声を聞いて顔を上げた。

 

こじんまりとした身長、モヤシの様な肉体……そして

「ボウシ!ただいま!」

見慣れたアホ面…SIDENがそこにいた。

 

「SIDEN…死んだんじゃ…」

「残念だったなトリックだよ…じゃなくて、助けられたんすよ、あの人に」

SIDENが指差す方向にはかつて川に溺れたSIDENを助けたアブソルが居た。

 

「あいつは…」

「俺が鬱病だったときに出てきた…」

「アブソル!」

 

アブソルはボウシ達の方を少しだけ向き、静かに頷いた後、カイオーガに向けてサイコカッターを放った。

「頭のおかしなトレーナーよ!先の荒波の中其奴は自らの秘められた力を手にした!私が時を稼ぐ!その力を使うのだ!」

 

「SIDENの秘められた力…?」

「ボウシ」

SIDENはボウシに自らのメガストーン…ヤミラミナイトを見せる。

「アブソルの言った通りだ、沈んでいく中、これが光ってたんだ…ボウシ!やろうぜ!」

 

メガストーンを握り締めボウシを見つめるSIDEN、ボウシは静かにその握り締めた拳に自らの拳をぶつけ、ニッと笑う。

 

「あぁ!やろうぜ相棒!」

 

負傷しつつもおやこドンは再びザルトヘルを掴み羽ばたく

「俺も加勢してくる!頼んだぞお前ら!」

「青団子君!うまま棒君!私と一緒に側面からカイオーガを攻撃してくれ!時間を稼ぐんだ!」

「へっ!良いぜ!」

「今こそミサイル針の使い所さん!」

 

散開して持ち場に着く一同。

 

ボウシはメガバングルを構え、SIDENもまた腕を交差させてポーズを取る

 

「進化を越えろ!メガシンカ!」

 

「うぉぉぉぉぉぉっ!!胸が裂けるぅぅぅぅぅ!!宝石が外れるぅぅ!溢れでるぅぅぅぅ!メガヤミラミ!ブラァァォォァッッッッ!!」

 

光を放ち、胸の宝石が飛び出しその瞳を赤くしたヤミラミ…メガヤミラミがここに爆誕した。

「あんま変わってねぇ!」

「青団子が変わりすぎだったんだろうなぁ…さて」

「本当の戦いは…」

 

「「これからだ!」」

 

次回!決着!




次回予告
ビーザワンビーザワン
悪タイプだらけ!

「SIDEN君が積み終わるまで耐えるんだ!」
「あいつは…来てくれたのか!」
カイオーガとの決着!
「今の俺は…誰にも負ける気がしねぇ!」
次回「根源と悪の激突」


そして…

「そろそろ動こうか…シガナ」
新たな脅威が近付こうとしていた


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

根源と悪の激突

ハザードは強すぎた…(ハザードフォームのえげつなさを確認しつつ)
まぁ話の流れは大好きなタイプなのでこれからに期待が高まりますね、ポケモンの話をしろ?アッハイ

アニポケも本格的にウルトラビーストが関わってきたし、OPも変わったしタカキも頑張ってるしでアクジキングの登場が楽しみですね~。

「おう、オルガ専用死亡呪文の詠唱混ぜてんじゃねぇよ」
さーて、そんなこんなで今回もイクゾー!


「今の俺は…誰にも負ける気がしねぇ!」

「よーし!SIDEN、そのまま瞑想をガン詰みだ!」

 

「時間は俺らが稼ぐぜ!行くぞおやこドン!」

空からザルトヘルとおやこドンが、海から青団子とミロカロスを蘇生させたミクリが、地上からうまま棒が、其々の役割を果たすために一斉攻撃を開始した。

 

「ベノムショック!」

「ロングレンジニードルアーム!」

「ハイドロポンプ!」

「波乗りぃ!」

 

四方向からの攻撃、しかしカイオーガにダメージが入っている様子は無い。

 

「俺とTM革命はそもそもタイプの相性が悪いなこりゃ」

「青団子君、誤魔化しが雑だよ!?」

「俺に至っちゃこれしか遠距離ねぇんだよ!」

「(棘が)折れたぁっ!?」

 

カイオーガはまずは目障りなうまま棒目掛けて再び根源の波動を放つ準備を開始した。

 

「あっ、おしめ…」

「うままぁ!逃げろぉ!!」

 

放たれた根源の波動、しかしそれはうまま棒に当たるよりも前に…

 

"突如して割り込んだ黒い影に直撃した"

 

「ふぁ!?」

「なにごと!?」

「あの孤独なシルエット…間違いない…奴だ」

「やつ…?」

 

根源の波動で舞い上がった水が晴れると四足の足で大地を踏みしめ、物理的に水が滴る黒いポケモン…ブラッキーがそこにいた。

 

「ふふん…俺!参上!」

「ニアミ!?」

「ファッ!?いつの間に来てたんすかニアっちゃん!?」

「おせーよホセ」

駆けつけたブラッキー…ニアミ=アベ。

かつてボウシと共に旅をした仲間の一匹である。

「ミドラから連絡があってな、アイツを叩き起こしてきたんだ!」

 

ニアミが叫ぶと不思議とミロカロス、青団子以外のポケモン達に不思議と力が湧いてくる。

「おぉ…この昂る感覚は…」

「火力を上げたいからナイスタイミングっすよ…」

 

皆が空を見上げるとそこには闇が広がっていた…否、ただ一点のみ赤いYの様な模様が出来ていた。

その模様は突如急降下をし、カイオーガの目の前にその姿を現した。

 

 

「腹へった」

命を食い荒らす破壊の翼…伝説のポケモン、イベルタルの姿がそこにはあった。

 

「あれは…カロスに伝わる伝説のポケモン…!?どうしてここに!」

「俺は知らねーな、昔の仲間じゃね?」

 

「お前ら…大遅刻じゃゲロビ鳥ぃ!」

「理不尽過ぎて草っすわ」

「そう言うなよ…カロスからイベルタルに乗って来るのって以外と辛いんだから…」

 

イベルタルの方に目を向けると執拗にカイオーガの頭に齧りついて応戦していた。

 

 

おい、技使えよ。

_____________________________________

予想だにしない増援、たった2匹だけだがそれだけで戦況はボウシ達側に傾いた。

 

「瞑想ガン詰み完了!何時でも撃てますよ!」

「よっしゃぁ!SIDEN!悪の波動!」

 

SIDENの巨大化した宝石から放たれた黒い衝撃がイベルタルと取っ組み合いをしていたカイオーガの横っ腹を捉える。

 

カイオーガは体制を崩し、海に沈んでいった。

 

「やったか?」

「おうTM革命、フラグ立てるのやめーや」

 

刹那

 

海の中から既に根源の波動を放てる状態のカイオーガが飛び出してきた。

 

それもボウシとSIDENの目の前に。

 

「向かいうてぇ!」

「言ったでしょ!今の俺は負ける気がしないって!」

 

ぶつかり合う2つの波動、端から見てもSIDENが押されているのは分かる。

「見てらんないねー!悪の波動!」

SIDENの横に滑り込んできたニアミ=アベが悪の波動を放ち加勢する。

「腹が減ってるんだよぉぉぉぉっ!!」

同じくSIDENの横に飛んできたイベルタルが加勢する。

 

激しい波動のぶつけ合い……しかし次第にカイオーガのゲンシカイキが解けていき…やがて攻撃を止めた。

 

「撃ち方やめーい!」

「あっ、無理…もうこっちの体力ががが…」

 

メガシンカを解除して倒れるSIDEN、カイオーガもまたふらふらと左右に揺れながら海へ沈んでいった。

 

「……やった」

「やったぞぉぉぉぉっ!!」

 

こうして…カイオーガの騒動は幕を閉じたが…ボウシの褒賞金の大半はルネシティの弁償に宛がわれたのはまた別のお話

 

 

__________________________________________

「はえーすっごい」

崖の上から勝利を喜ぶボウシ達を眺める女とゴニョニョがいた。

女は暫く様子を見た後、ボールからボーマンダを出して飛び去った。

 

「まさかカロスの伝説までくるなんて…なんなんだろうね彼等は」

 

女は気が付いていなかった、戦いの最中、ザルトヘルとおやこドンにその姿を見られていたことを。

 

彼らが再び会うのはまだ先のお話…

 

 

「イヤッッッッフォォォイ!今夜は焼き肉っしょー!」

当然のごとくボウシ達はそんなこと知るよしもなかった。

 

 

 




なんだこの展開…たまげたなぁ…

そんな感じで悪だらの貴重なシリアスさんとはここでお別れです、またそのうち出てくるでしょ(適当)

次回の更新は少し身の回りが落ち着いてからになります。

次回予告
「オッス俺青団子、TM革命が功績を称えてバッジを渡されたからこれであの石野郎を殴れるぜ!…と思ったら完全に蚊帳の外だったアクア団が喧嘩を売ってきて…?次回、悪タイプだらけ」

「予告でアクア団…あっ(察し)ふーん」お楽しみに!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

予告でアクア団…あっ(察し)ふーん

いやー、少し落ち着いたのとジードの映画がとても良かったので投稿です。
って書くだけ書いといて投稿してなかった無能が私です、すまんな(無反省)
因みにHRのゾロアークGX当たりました、後はアロベトンGXで悪GXコンプです(隙あらば自分語り)

「うーん、この」
「とりあえずゼラオラくんがケモナー兄貴姉貴達の餌食になるってハッキリわかんだね」
「そんなわけではっじまるよー」


カイオーガを倒したボウシ達、そんな彼らの前に…

野生のアオギリが現れた!

「よくも邪魔してくれたな!この俺が相手にな」

 

「チェストォ!」

ザルトヘルの毒づき! アオギリは倒れた!

 

「「「知ってた」」」

__________________________________________

「顔出ただけマシ」

「とは言えメインの敵であるアクア団が雑に解散とか草も生えないっすね」

 

今日も今日とてやりたい放題のボウシ達、アクア団壊滅やカイオーガ撃退の功績を讃えられ、ポケモンリーグに招待された。

現在は専用のクルーザーでポケモンがを目指している途中、とりあえず全員を連れていき戦うメンバーを考えていた。

 

「とりあえずポケモンリーグに直行出来るし大誤算ともすぐ戦えるみたいだしなー。」

「あの石野郎を殴れるならなんでもいいぜ!」

 

「お腹すいた」

「まぁ流石にチャンピオンが相手だと今までの様に雑に殴って勝てるとは思えないけどな」

 

「しかも俺と団子のどっちをメガシンカさせるかで展開も変わるだろうしどうなるかねー」

「お腹すいた」

 

「鋼使い…飛行タイプの私はあんまり役割無さそうね」

「んなこといったらあたしだって役割ねぇっすよ姐さん」

「お腹すいた」

 

「俺も毒ドラゴンだし、火炎放射だけじゃ役に立てるか怪しいしなー」

「私はばかちからあるけど…子供の面倒も見ないといけないしね」

「お腹すいた」

 

「ニアっちゃんは早々に帰ったし、どうするかねー」

 

「(無言のデスウイング)」

「やめろイベルタル」

「飯なら作ってやるから大人しく座ってろ!だぁーもう周りの生命を吸うな!害鳥!」

 

___________________________________________

「やぁ、よく来てくれたねボウシ君」

ポケモンリーグの入口で大誤…ダイゴが出迎えてくれたが青団子は今にも殴りかからんとしている。

「まだだっ!まだだっ!」

「ステイッ!ステイッ!」

「あのラグラージは元気だね、さて本来なら四天王と戦ってもらうんだが…」

「8割りはあんたのせいで元気なんだよなぁ…そんで四天王がなにか?」

 

ダイゴは一度ため息をつくとボウシの顔をしっかりと見て告げた。

「全 員 イ ン フ ル に か か っ た」

「ば っ か じ ゃ ね ぇ の ?」

とりあえず二日後には出勤出来るそうなのでそれまでの間はポケモンリーグの客室で寝泊まりをしつつチャンピオンロードで修行することとなった。

 

「5月の新パックかな?」

「あれ、ハッサムGXは来るとして他のパッケージ連中がどうなるかわかんねぇよな、既にGX二枠決まってるし」

SIDENとうまま棒が話してるのをスルーしてボウシ達はチャンピオンロードへ向かうのだった。

 

 

ミツル君と入れ違いになりながら。

 

____________________________________________

「レベルを上げるためのRTAはっじまるよー」

「はいこ↑こ↓ガバ、再走して」

「茶番してないで戦いなさいよ(鋼の翼)」

 

出口付近に屯しつつ、訪れるトレーナーを倒し続けること数時間……。

 

「ぬわあああああん疲れたもおおおおおおおん」

「殺すぞ」

「姉御が辛辣過ぎる」

「今に始まった事じゃねぇだろ」

「と言うかバンこちゃんが然り気無く進化してるせいでザルニキの腰がヤベーイんだけど誰もつっこまないの?」

 

「パパー!進化したよー!」

「サナギラスになると抱っこすらキツい…歳だな…俺…」

「バンギラスになったらお前死ぬんじゃね?」

 

そんな感じで何時ものようにポケモンセンターへと向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

「他の挑戦者来ないね…エルレイド」

「何か俺ら大事なフラグを立ててない気が……まぁいいや」

 

 

 

 

次回は遂に四天王との戦いだ!続く!




「本当に四天王と戦うか怪しいんじゃが」
「そもそも四天王の生命吸えば万事オッケーなのでは?イベは訝しんだ」
「訝しむな」

次回「ハゲとハワイとおばあとバレル船長」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

この作品の次回予告に期待するなってハッキリわかんだね

エボルト×内海という誰が得をするのか分からない展開を突きつけられる今日この頃。
バシャーモGX強すぎぃ!レックウザGX強すぎぃ!
そもそも裂空のカリスマのGX連中全員強いんじゃ!
ダーテングが弱いって言ってるのは絶対構築が悪いんじゃ……あんなん焼き殺すしかないんじゃ…

「おう、んなことより投稿するんだよあくしろよ」
そして↑を書いてから一月たちました、私は元気です。
みんなの物語良かったね!特に レジギガス様が親指を立てながら溶鉱炉に沈むシーンは涙なしでは…
「あ く し ろ よ」

あっ(唐突)そうだ。
このパート終えたらエピデル入るつもりだけどその前にカロス編をぶちこむかどうか迷ってるからどっちが先がいいか良ければコメントしてください。


「いやぁ四天王は強敵でしたね…」

「ちくしょうやりやがったぞコイツ、まさかのゲンジ戦すらカットときた」

 

何時もの出だしてチャンピオンの部屋の前に立つボウシ。

だってしょうがないね!フヨウ以外は青団子単機みたいな有り様だったからね!

「この面子でゴーストタイプに苦戦するのがあり得ねーよww」

 

通りすがりのミミッキュGX「せやろか」

 

「なんすか今の」

「突然現れてクソリプするやつ」

 

「よっしゃぁ!やっとあの野郎をぶん殴れるぜ!なぁ!デデ太郎!」

「まったくンネ!やはりエモンガは糞ンネ!」

「心の中にデデカス飼うのやめろ」

「アニメのデデンネも1年と少し前かぁ…時の流れはフッシェイダネダーネ…」

「それ伝わる?」

 

一方その頃ダイゴは…

 

 

「………ゲンジから連絡来てから一時間は立ったけど来ないな…まぁ、逃げはしないだろうし待とう。」

 

 

 

「あたしは思うの、確実にトリトが同僚に穴を掘るされるイラストとかブックス!が描かれるって」

「はたしてゼラオラとどっちが餌食になりますかね…」

「おう、糞鳥にSIDEN読者厳選やめろ、俺は健全な作品をだな」

 

「はっ?」「ファ!?」「あっ?」「ハッ?」「えっ」「んー?」

 

…………………

ボウシは咳払いをすると部屋の扉の前を向き。

「これも全部…大誤算ってやつのせいなんだ」

「うーん、この責任転嫁」

「当たり前だよなぁ」

「このゴリラは大誤算殴ることしか考えてねぇな!」

 

ギィィ…

「…やっと来たね!待ってたよ!」

扉を開けるとそこにはやる気に溢れてる大誤算がおりました。

 

「くたばれやゴルァッ!」

青団子のアームハンマー!

ダイゴは躱した!

 

「ちょっと!元気なのはいいけどまだ始まってないから!」

「お前が俺に殴られねぇのは勝手だ、だがそうなると誰が殴られると思う、メタグロスだ。」

「ポケモンバトル的にはなんら間違ってないんだなーこれが」

 

「…よし、ならばバトルだ!ルールは6VS6!最後に手持ちが残ってた方の勝利だ!」

 

「これが最後の戦いだ!いくぞテメェら!」

「ぶん殴る!」

「タイプ的に俺は役に立てねぇな」

「俺もまぁメガシンカの枠は団子に譲るしかねーからな」

「雪崩とかエッジとか持たれてたら死ぬわ」

「草が鋼に勝つの辛くね?」

「見学ー!」

 

 

 

 

 

「ハァッ~~~~!つっかえ!」

「しょうがないね♂」

「まっ、何時ものノリで戦えやいいんだよ!」

 

「さぁ…始めようか!ホウエンでもっとも強いトレーナーを決める戦いを!」

 

 

そして…チャンピオンを決める戦いの幕が開く…。




ソウトウエキサーイエキサーイ
次回!悪タイプだらけ!

「草が勝てるわけないんだよな!」
倒れる仲間たち…
「(ヾノ・∀・`)ムリムリ任せるわ」
託された想い…

「よぉ…殴りにきてやったぜ」
青団子が立ち向かう!

次回「剛腕インパクト」
「筋肉…MAX大変身!」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

剛腕インパクト

ダークオーダー発売まで待ってたら遅くなりましたとさ。
「おせーよホセ」
所でなんで悪ドラピオンと新規のヤミラミが居ないんですかねぇ…、唯一の不満ですよ。
「なおこいつは二箱でコケコが2枚でた、つまりはそう言うことだ」
「同人即売会(ブラックマーケット)はシングルでもいい値段するしね、諦めて使い回そうね。」

とりあえずXY編とかについてですけどアルファサファイアの2クール目が終わり次第投稿と言う方向に決まりました、イベルタルやニアミ=アベ、未だに姿の見えないゴロンダ等愉快な仲間が出てくるパートですのでしばしお待ちください。


これまでの悪だら!

色々あって(ジム倒壊、爆破諸々)遂にチャンピオンの元に辿り着いたボウシ達!

今、チャンピオンの座と青団子のプライドをかけた戦いが始まる!

 

チャンピオンのダイゴが勝負をしかけてきた!

 

チャンピオンのダイゴはエアームドを繰り出した!

 

「いけっ!エアームド!」

「飛行には飛行だ!まずはおやこドン!行ってこい!」

 

「飛べるって点以外を見てないの?まぁいいわ、電磁波!」

 

「痺れますよねぇ!」

「そんな…!?素早さで負けたのか…いや違うっ!あれは…"せんせいの爪"!?」

 

「爪ドンカラスはこれだからやめられねぇぜ、おやこドン!辻切りだ!」

 

おやこドンの辻切り!

急所に当たった!

 

「このままじゃダメだが…ここはエアームドに耐えてもらうしかない」

 

「ずっとあたしのターン!」

幾度となく痺れているエアームドに繰り広げられる辻切りによってエアームドは地面に墜落し、気絶した。

 

「…お疲れ様、行ってこい!ボスゴドラ」

 

「ボスゴドラGXまだですか」

「うわ…固そうなの来たわね…でもこっちには爪電磁波が…」

 

おやこドンの電磁波!

ボスゴドラには当たらなかった…

 

「…こ無ゾ」

おやこドンの諦めの言葉と共に地面からストーンエッジがおやこドンの腹部に直撃し、そのまま天井へと叩き付けられた。

 

「あっ、姐さーんっ!?」

「おやこドンがやられただと…腐ってもチャンピオンってことか…」

「ボウシぃ!次あたしが行く!野郎ぶっ殺してる!」

「負けるやつの台詞やめろ、よし行け!うまま棒!」

 

「おいおい、こんな貧弱緑なんて1発で踏み潰しちまうぜHAHAHA!」

「彼女は瑠璃ではない(無言の爆裂パンチ)」

 

笑っている隙に繰り出された爆裂パンチはボスゴドラの鳩尾を綺麗に捉える。

しかし伊達に高いステータスを持つだけあってか、一撃とは行かなかった。

 

「あぁ…頭がグラグラする…貧弱緑なんて言って悪かったな…全力で潰してやラァ! アイアンテール!」

 

訳もわからず自分を攻撃した!

 

「うーん、これは草、食らえ!瓦割り!」

ボスゴドラの頭に振り下ろされた瓦割りによって、彼の意識は閉ざされた。

 

「あっぶねぇ…死ぬかと思ったわ」

「はぁ…ボスゴドラもダメなら…行ってこい、アーマルド!シザークロスだ!」

 

「FF外から失礼するゾ~」

アーマルドのシザークロス!

効果は抜群だ! うまま棒は倒れた。

 

「うげぇ、虫っすよザルニキ、どないしましょ」

「間接的にディスるな、ここからは青団子に任せるしかねぇ」

 

「そういうわけだ…行ってこい!」

 

青団子は静かにステージに降り立った。

 

スポットライトがステージを照らす。

目の前には自らを貶めた男が立っている。

言い掛かりと言われたらそうだとは自覚している。

 

それでも…構わない

 

その想いで…あなたは"決意"に満たされた

 

「うーん草ぁ!」

アーマルドのシザークロス! 青団子には当たらなかった!

 

「……ふんっ!」

青団子の滝登り! アーマルドは倒れた!

 

「………」

 

「いやー、決意キマッてんなぁ」

 

ダイゴは青団子を見て考えた。

ユレイドルなら可能性があるがあのラグラージはナギのチルタリスを再起不能にする程のアームハンマーを使ってくる、ネンドールは論外。

そうなると…大人しく彼の要望に答えるべきだろうと。

 

「…君の望みに応えよう!これが僕らの全力さ!行け!メタグロス!そして…」

 

 

 

「進化を越えろ! メガシンカ!」

 

現れたのは四本の腕を持つ鋼鉄。

メガメタグロスは青団子を目視するとその腕を弾丸の如く放ってきた。

「ちっ!バレットパンチか!避けろ!」

 

「残念ながら…腕はまだあるのさ!」

 

連続して放たれた拳を回避できず、バレットパンチによって青団子は壁に叩き付けられた。

 

「逃しはしない!メタグロス!思念の頭突きだ!」

 

青団子に行動を許さない様に壁にめり込んでいる青団子へ追撃が行われる。

 

壁はその激突で大きなヒビが出来上がった。

「おいおいおい、嘘だろ…青団子が負けるなんて…」

 

「(……少し大人げなかったか……なぜボウシくんは余裕で腕を組んで……っ!?)」

 

「残念だったな…"既に手は打っていたのさ!"カンコーン!」

 

壁に突き刺さっていたメガメタグロスが次第に押し退けられていく、そして……彼はその姿を現した。

 

「筋肉…マックス…大変身だ…ゴラァ!」

 

「あの一瞬でメガシンカだと!だが下の腕に気を取られ過ぎだ!コメットパンチ!」

 

「ただ押し返してるだけに見えたんなら…お前さんはアホだな…自分の体勢を見てみろ!」

 

「何…?まさか…メタグロスを地面に埋め込んでいるのか!?」

 

「"穴を掘る"のさ!お前でなぁ!アームハンマー!」

「こうなったら…ギガインパクトで飛び上がれ!」

 

振り下ろされた拳を弾くようにメガメタグロスがギガインパクトで上昇する。

青団子がジャンプしても届かないであろう高さへと上昇し、反動で動けない体を休めようとした。

 

「おいおい、お前さんはアホだな、届かねぇなら届かせりゃいいんだよぉ!」

「その通りだ!やれ青団子!滝登りだ!」

 

足元から水を出現させ水流を纏った突進をメガメタグロスの真横に目掛けて放つ青団子。

突然の出来事と反動でメガメタグロスは対応できず動きが止まった。

 

「今こそ振り下ろしやがれ!最大級の…」

「アームハンマーだぁ!」

 

部屋に響き渡る打撃音。

メガメタグロスの頭頂部に振り下ろされた剛腕はメガメタグロスの意識を奪うのには充分だ。

そう…充分なのだが……

「追撃のぉ!ギガインパクトォ!」

 

このゴリラは止まらない、何処かの誰かが止まらなかったように。

 

落下するメガメタグロスに追い撃ちをかけて放たれたギガインパクト。

 

当然のごとくメガメタグロスは更に加速して落下した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイゴ目掛けて。

 

 

後にダイゴは語った。

「無自覚に恨みを買ってしまった場合………痛い目をみる前に話し合いなどで解決をするべきだ」と。

 

 

「」チーン

「や っ た ぜ」

 

「あーもう、めちゃくちゃだよ」

 

「おーい!ボウシ君!試合はどうな……ナァニコレェ」

駆けつけたオダマキが見たのはメタグロスに押し潰されたチャンピオンとその上で右腕を高らかに上げている自分の研究所生まれのポケモン。

 

そしてFXで有り金を溶かしたかの様な顔でそれを見ているボウシの姿であった。




遂にチャンピオン撃破!

嘘入ってない、いいね?
「まぁダイレクトアタックするのは察していた人もいんじゃね?」

と言うことで次回はエピローグ……

「なんてさせないよ、全く…なんて想像力が足りてない子達なんだ。」
「ママー」

次回悪タイプだらけ!
「エピ(ソードデルタの)ローグ(登場)!」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エピローグ

「エピ(ソードデルタの)ローグ(登場)だから嘘は言ってないな!」
「悪役って言われたら悪役なのか微妙だと思うけどどうなんすかね。」

ピカブイが出たけど実質悪タイプ0なのとスマブラが控えてるのでまだ買ってない勢
「カントーはなぁ…コイルとか見たいにあとからタイプ追加されたやつら居ないし…」
「と言うか本当なら先月に投稿するつもりだったのにリンクスで5Dsワールドが来たばっかりに…」

と言うわけで遅れたり早まったりしつつ始まるよ!
先に予告すると12月はなるべく更新するよ!しなかったらSIDENをオーロットの足元に埋めていいよ!



チャンピオン(仮)の誕生は別にホウエンを震撼させず、どちらかと言えばダイゴの入院で過激派のファンがミシロの実家を襲撃する案件になっていた。

 

「まぁ俺らはトクサネに引っ越してるんだけどなぁ!」

「お袋さんがまーた過激派にスカイアッパーぶちこんで入院させたってよ。」

 

ここはトクサネシティ、そしてその外れに位置する喫茶店「帽子屋」

 

ボウシ達は稼いだ賞金を元手にいそいそと開店準備を進めていた。

「パパー遊んで!」(突進)

「ブゲェ」(人間年齢40代の腰に訪れる激痛)

 

「にっ…ニキの腰がっーーーー!!」

「逆に曲げれば治るだろ」

ザルトヘル、うまま棒、青団子、バンこ、ボウシは店の掃除やレイアウトを。

おやこドン、SIDEN、イベルタルは宣伝の為のチラシをばら蒔きに。

ミドラとカルロは市場の人と話をしに各々のやることをしていた。

 

 

カランコロンとドアが開く。

フードを被った見慣れない姿の人間がそこに立っていた。

 

「あ?あぁ、客かい…イテテ悪いけど開店は明後日からだ」

 

人間はザルトヘルの言葉を聞いてないのかズカズカとカウンターを拭いているボウシに歩み寄る。

 

「お?なんぞ…」

 

人間はフードを下ろしその顔を見せる。

 

日に焼けたのか自前なのか、褐色の肌。

そして美人にカテゴライズされるであろう容姿の女性がそこにいた。

 

「……キミのメガバングル貰うよ」

 

その瞬間、女から繰り出された拳がボウシの鳩尾を捉えた。

 

「彼女は瑠璃ではない(無言の腹パン)」

「えっ…この人殴られながら何言ってるの…」

事態を見ていた周りもざわつく。

 

「おい見てみろようまま棒、あの女多分マトモな人だぞ、ボウシの発言に困惑してるし。」

「んまぁ確かにシンプルに引いてくるのは珍しいっすね」

 

「言ってる場合か!やろう、何しやがる!」

呑気に話す二匹を尻目に女に辻斬りを放つザルトヘル。

しかし、扉を突き破りガチゴラスが突如として乱入してきた。

「なんだこいつ!?」

「キィーテオドロケェー!!」

ガチゴラスは雄叫びを上げながらザルトヘルに突進し、吹き飛ばした。

 

「ゴベェア」(人間年齢40代の腰に再度訪れる激痛)

「ごめーんね?でもこれって大事な使命なんだ…後でちゃんと返すから…じゃあね!」

そう言いガチゴラスに飛び乗って逃亡しようとする女…だったが。

 

「さてはオメー化石だな?」

ガチゴラスの頭上に青い筋肉の塊が飛び降りてきていた。

 

「なっ…!いつの間にメガシンカを!?メガバングルは取ったのに…」

 

「ところがどっこいそいつぁメガバングルじゃないぜ!」

フラフラと立ち上がるボウシ、そしてガチゴラスの頭に着地して顔を床に叩き付ける青団子。

 

「よーく見てみろよ…そいつぁメガバングルじゃなくて…昼飯にしようとしていたチョコドーナッツだぜ!」

 

「なっ!いつの間に!?」

 

「ハハハ…アーッハッハッハ!すり替えておいたのさ!」

女を指差して笑ううまま棒。

 

「くっ…でもこっちにはガチゴラッウオッ!?」

ガチゴラスが居る…そう言おうとした矢先に突如ガチゴラスから振り落とされる。

 

何故か、理由は簡単だ。

 

ガチゴラスがメガラグラージにヘッドロックされて店の外に引摺り出されているからだ

 

「ガッ!ガチゴラス!」

「おいおいおい」

「死んだわあいつ」

「くそ…腰が痛くて動けねぇ…」

「大丈夫?」

 

 

 

 

 

 

 

この日、ダイゴは一時退院をしていた。

あまりにも長期の入院のため1度家の様子を確認して戸締まりなどをするためだ。

 

「着いてきてくれてありがとうフヨウ」

「だってアタシかカゲツが居ないとダイゴくんたらっすぐにヨノワールとかフワライドに連れていかれちゃうでしょ?」

 

四天王の一人、フヨウが付き添いとなってこのトクサネへ帰ってきた。

「とりあえず彼らに鉢合わせる前に済ませないとな…」

 

そして…そんなダイゴ目掛けて茶色い何かが飛んできた。

 

 

ダイゴは持ち前の化石知識を生かしてその一瞬でその物体が何かを悟った。

 

それはガチゴラス。

そうガチゴラスだ、化石ポケモンの。

 

 

 

 

 

 

「いやぁー、丁度良い的があって助かったわ。」

引摺り出されたガチゴラスは青団子によってジャイアントスイングされ……ダイゴ目掛けて"投げ付けられた"のだ。

 

「くっ…!キミから奪い取るのは無理みたいだね…なら…逃げさせて貰うよ!」

女は胸元から煙玉を取り出し床に投げつける。

 

「ちくしょう!シンプルな手を使いやがって!やるならマルマインの自爆に隠れてとかやれよ!」

 

「なに言ってんの!?ってガチゴラス!?ちょっとなんでチャンピオンの上で気絶して…あっ、違うんです私の手持ちだけどやったのは私じゃなくて…」

 

 

 

煙が晴れると何故か女が壊れた扉の前で息を切らして立っていた。

 

「ゼェ…ゼェ…あの四天王の娘怖すぎでしょ…キミ達の事は忘れないよ…私の使命を邪魔したキミ達はね!」

女はモンスターボールからボーマンダを出し、飛び乗る。

 

「私はヒガナッ!流星の民の後継者、この星を救う使命を持つ者よ!特にそこのラグラージ!チャンピオンに死体蹴りしてるそこのラグラージ!ガチゴラスの仇はいつかとらせて貰うよ!」

 

「あ?うるせぇこちとらチルタリスやらメタグロスやら殴ってきたんだ今更人間一人殴ることに罪悪感なんざねぇわ」

 

「ヒガナって言ったっけ?その高さだとこのゴリラ届くから逃げるならはよ逃げた方がいいぞー」

 

 

 

「…………いや本当になんなの?キミ達」

 

そう言いヒガナと名乗る女は何処かへ飛び去って行った。

 

 

「あー、腰が痛てぇ…なんなんだあの女は」

「わっかんねぇな、とりあえず皆が帰ってきたら話すか…」

 

「「その前に……」」

 

「ぬぉぉぉぉっ!頑張ってゴルーグ!あなたが倒れたらダイゴくんを守れない!」

「邪魔だぁ!泥人形!」

 

 

 

 

「あのゴリラ止めないとなぁ…」

 

謎の女、ヒガナ。

そして彼女の言う使命とは!って思ったけどこれ読んでる人たちはだいたい知ってる情報だったわこれ。




\ナウオーバークォーズゥタイムトキノアメスリーヌケーテトモーニ/
次回、悪タイプだらけ!

巨大隕石襲来!?
「ちょっとどっかのブラット族読んでこようぜ」
ヒガナと語る別世界とは!
「何かその設定1作早くない?大丈夫?」

次回「そう言えばソライシ博士とか隕石とかガン無視してたわ」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

そう言えばソライシ博士とか隕石ガン無視してたわ

年開けましたねぇ!

「本当は12月中に2話は投稿する予定だったらしい」
書いていたメモ帳がミスって消してしまったからね…完全に萎えたって奴ですわ。
「結局ピカチュウもスマブラ買ったからな、それで余計遅れたし」
「年始は魔法使いの嫁を買い揃えたり赤髪の白雪姫の新刊を買ってたりで尊死してたからな、大遅刻だわ」

とりあえずそんな感じで今回も始まります、SIDEN?あぁオーロットの下に埋まってるから今回は出ないよ!


その日、ホウエン地方を始めとした各地方が騒然とした。

 

巨大隕石がホウエン目掛けて落ちてくると、トクサネ宇宙センターが発表したからだ。

この事態に対しデボンコーポレーションは転移装置の開発を急ぎ、隕石の衝突を回避させようとするのだが……

 

ドンッ!

「ホゲェ!」

 

トクサネ宇宙センターは何者かの襲撃で荒らされ、転移装置が破壊されてしまった。

 

「……そして、その犯人がボウシくん」

「君の所にやって来たヒガナって女なんだ。」

 

「ほーん」

喫茶店、帽子屋。

 

そこにはオダマキ博士がボウシに今起きてる事態を話しにやってきていた。

 

「真面目に聞いてくれ…これはホウエンだけじゃない!地球の危機なんだ!」

「いや、地球の危機を人間だけでどうにかしようと考えてるからダメだろ。」

「まぁ科学にも限界はあるしな」

 

ボウシの隣で真面目に聞いていたザルトヘル、彼はそもそも人間だけでどうにかしようと考えてることに不満があるようだ。

 

「別の時空に転送すれば確実に助かる、だから対策本部はその手段を選んだんだがね……ヒガナはこう言っていたらしい"「転送先の世界の事を考えないなんて…想像力が足りないよ」"とね」

 

「…別の時空ねぇ、ボウシ」

「あー、ニアっちゃんがその手の話に詳しいけどアイツ、まーた何処かに出掛けちまったからな」

「どうせナンパじゃないかしら、はいサイコソーダ」

トレーにサイコソーダを3本乗せたカルロがやって来て三人の前に置く。

 

「…対策本部としてはソライシ博士と再度転送装置の開発をするがヒガナの動向も気になる」

勢いよく立ち上がるオダマキ

 

「ボウシくん!君にはヒガナの行方を追ってもらう!因みに拒否権は無い」

 

「うわぁ、真っ黒ですわぁ」

「まぁ、大誤算が入院している原因はこっちにあるしな、とりあえず調べに行くか」

 

 

 

 

「パパー!お出掛けするの?」

準備をするボウシとザルトヘルの前にサナギラスが転がってくる。

「あぁ、バンこ。この間の店を荒らした奴を探すことになってな、サナギラスになってから不便で仕方ないだろうが店でカルロ達と待っててくれ」

「はーい、お土産よろしくね!」

そう言うとゴロゴロと店の奥へ転がっていくバンこ。

 

「よし、ザルトヘル、おやこドン、青団子、ミドラ後SIDENは…あー、オーロットに埋められてるから後で拾わないとな、とりあえずヒガナを探しに行くぞ!因みにSNSで足取りは追ったぜ!」

「かがくのちからってすげー」

「あらぁ、私を雑用するとか言ったら啄もうと思ったのに」

「草」

 

「…にしてもボウシ、何であの女は転送装置を壊したんだろうな」

「さぁ、アイツ自身が別の時空の人間だったりしてな」

 

「おいその設定1作早くないか?」

「メメタァ」

「メルタァン」

「ゲッコウガァ…」

「おい、何か混ざってるぞ」

 

 

__________________________________________

 

夢を見た

 

白い何かに吸い込まれる夢

流星の滝に流れ着く夢

" "と出会った夢

 

 

 

そして…あの日の夢を

 

 

「ママー?」

「ん?あぁ、おはようシガナ…行こうか…空の柱に」

 

巨大隕石衝突まで残り1週間




竜の民、それは古来よりホウエンに暮らす民族。
遥か彼方から落ちてきた少女は彼らに迎え入れられた。

あの日が来るまでは

次回、悪タイプだらけ
「悲葬の翡翠」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

悲壮の翡翠

12年前、流星の滝上空にて謎の光が出現した。

 

警察は流星の滝に住む竜の民達が何かしらの行事を行い、その光が漏れたと言う見解を公表した。

 

 

その日、竜の民達は困惑していた。

空が割れ、そこから年端も行かぬ少女が落ちてきたからだ。

 

「あの切れ目、我らの伝承には一切の記述がない…一体あの娘は」

「その事だがおばば様、私は以前ホウエン以外に我らの同胞を探す旅をしていましたが…"あれ"に似た物を見たことがあります」

 

一同はざわつくが、長であるおばばと呼ばれた人物が諌める。

「それについて話すがよい」

「はい、あれはアローラ地方という4つの島々からなる地方を巡っていた時です、アローラにも様々な伝承がありその1つにあの裂け目の事が書いてあったのです……そして規模こそは小さいのですが実際に私もこの目で見ました」

 

「アローラだって…?」

「ホウエンよりも温暖な場所だよな…」

「何でそんなところの現象がこっちでも…?」

 

「気になった私はその裂け目について調べたのですが…どうやら異なる世界のポケモンや人が落ちてくる事もあり…つまりあの少女は」

 

「異なる世界の者か…身寄りが無いのなら致し方無い、あの娘を竜の民として迎え入れる事も視野に入れよう」

おばばが辺りを見回すと皆、異論はないと顔で示していた。

「今は確か…歳の近そうなシガナが見ているのだったな?」

「えぇ、目覚めたときに歳の近い方が話しやすいと思いまして……待てよ異なる世界の者なら言葉は…」

 

沈黙が辺りを包む、おばばもそれは考えていなかったとばかりに煙草を吸って誤魔化す。

 

すると向こうから件の少女の手を繋いだ少年が歩いてきた。

「おばば様!ヒガナの目が覚めました!」

「シガナか、ん?ヒガナとはその娘の名か?」

 

ヒガナと呼ばれた少女は少し緊張した様子で辺りを見回す。

「私…ヒガナって言います、流星の滝に暮らしている竜の民…なんですけど」

 

自分の知っている流星の滝ではない。

その目はそう語っていた。

「…ヒガナよ、いきなりこんなことを言われても理解できぬだろうがお主は異なる世界から"何か"あってこの世界へ迷い混んだのだ…まさか異なる世界の同胞だとはな」

 

「てことは迎え入れなくても同胞だったのか!安心だな」

「とりあえず勝手が違うだろうから皆で色々教えていこうね」

 

竜の民達は突然の新入りを拒むことなく受け入れた、ヒガナは静かに頭を下げ、感謝の意を示すのだった。

 

そしてヒガナは竜の民に迎え入れられた。

 

 

時は流れ、ヒガナとシガナは互いに17歳と19歳になっていた。

二人はとても仲睦まじく、来年、シガナが20になった時に正式に婚約する事が決まっていた。

 

「ねぇ、シガナは本当に伝承者になるの?」

ヒガナはシガナに寄り添いながら疑問を口にする。

「あぁ、俺は珍しく外の世界と関わらなかった若い民だからな、より期待されてるんだ…今さら断るつもりもないさ」

 

「…私もね、元の場所だと伝承者…の予定だったんだ」

「でもヒガナの所の伝承者って」

ヒガナは静かに目を閉じる

「うん、伝承の語り部として死ぬまで流星の滝から出られない…こっちとはかなり違うね」

シガナはそっとヒガナを抱き寄せる。

「…お前があの裂け目からこっちに落ちてきて…俺は良かったと思ってる」

「…私もよ」

 

 

そして、月日は流れ…二人は正式な夫婦となり、暫くたったある日。

 

「てぇへんだ!シガナ!馬鹿野郎訓練は後だ後!」

竜の民の一人が慌ただしくコモルーの訓練をしていたシガナの元に駆け付ける。

 

「えっ!ちょ…コモルー!少し待っててくれ」

「おけおけ、いてらー」

 

引き摺られながら家に戻るシガナ、そして家に入るとヒガナがベットで横になり医師が様子を見ていた

「先生!?…まさか何か病気に…?」

「いんや逆だよ逆…おめっとさんシガナ、妊娠だよ」

「…シガナ、これからは自分だけの身体じゃなくなっちゃったね」

 

幸せな時間、ヒガナは確かにそれを噛み締めていた。

 

しかし…あの日はやってきた。

 

あの忌まわしき星墜の日が。

 

 

その日、竜の民達は慌ただしかった。

それもそうだ、小型の隕石が里の近くに落ち、ドラゴンポケモン達が混乱して滝の中で暴れまわっているからだ。

 

「シガナ!」

以前よりも少しだけお腹が大きくなったヒガナがボーマンダに跨がるシガナの元へ駆け寄る。

「ヒガナ!?危ないから家で待っててくれ…ドラゴン達は驚いてしまってるだけだ、皆の力を合わせればすぐに収まる。」

 

そう告げるなりシガナは飛び立ってしまった。

シガナの宣告の通りドラゴン達は落ち着きを取り戻しシガナも怪我無く帰ってきた、そうここまでは。

 

ここまでは何の問題もなかった。

 

ヒガナは里の入り口で暴れるドラゴンポケモン達に怪我を負わされたポケモンの手当てをしていた。

「いたいンゴ」

「はいはい…えーと、ルナトーンだからこっちのが良いかな………よし、大丈夫」

 

そしてポケモン達が掃け出した頃、里の入り口に二人の男がやって来る。

「やぁ、あなたってここの人かな?」

男の片方はカメラを手にしていて、そのカメラで里を撮影していた。

 

「ッ!?ここは竜の民の里よ!余所者は出ていきなさい!」

男を睨み付け立ち去るように促すヒガナ。

しかし男はニコニコと笑みを浮かべる。

 

「いやぁー竜の民は怖いね、まさかドラゴン達を暴走させるなんてなんて凶悪な民族なんだろ!おい!カメラ回せ!」

 

ヒガナはシガナと違い定期的に滝の外で買い出し等を行っていた。

だから知っている、コイツらは他人を餌に飯を食べる奴等だと。

 

「やめろ!」

やや重たい身体でも男からカメラを奪い取ろうとするヒガナ、しかし男はそれを避けてヒガナの背中を押す。

 

ヒガナの正面には崖、里の中なら柵が設置されているがここは里の入り口から出たところ。

 

掴めるものはない、崖から落ちるヒガナの目にはいったのは全速力でこちらに走ってくるシガナの姿だった。

 

「ッ……ヒガナ!」

 

崖から飛び降り、落下するヒガナを抱き止めるシガナ。

 

下は川…だがシガナは理解していた、あまり深さが無く、ゴツゴツとした岩が多い場所であると。

 

「ヒガナ……ありがとう」

 

 

 

 

 

 

ゴッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

「…えっ………あれ…?シ…ガナ?ねぇ、起きてよ…ねぇ、嫌だよ…なんで?……何で頭から血が…あっ、うっ」

朦朧とするヒガナ、そして…腹部に強烈な痛みが走り……意識を手放した。

 

 

ヒガナが目覚めたのは翌日であった。

目覚めたヒガナに告げられたのはシガナと…子供の死。

 

ボーマンダはヒガナを責めなかった、むしろ己が駆け付けるのが遅かったから二つの命を救えなかったと。

 

「…何でなのかな……ははっ、もっと色々考えて…こうなる可能性とかもっと…もっと考えていれば……ははは」

 

 

「想像力が…足りないよぉ…!」

 

 

それからヒガナはシガナがやってきた仕事を全て引き受け、こなしてきた。

まるであの悲劇を忘れようとするかの様に。

 

竜の民達は彼女が回復しつつあると思っていた。

 

そんな希望は打ち砕かれた。

 

「よしよし、いいこだねシガナ」

 

ヒガナの心は壊れたままだった、迷子のゴニョニョに夫の名前を付け、子として育て出したのだ。

 

そしてある日「龍神さまを呼び起こしてくる」

そう告げ里を去った。

 

 

 

 

 

そして現在、ヒガナは目的のためにメガストーンを強奪し続けていた。

 

そして…遂に再びボウシ達と対峙する。




やめて!メガボーマンダのドラゴンダイブで、赤い宝石を砕かれたら、物理的に身体と繋がってるSIDENの宝石まで砕かれちゃう!

お願い、死なないでSIDEN!あんたが今ここで倒れたら、ユキメノコさんやボウシとの約束はどうなっちゃうの? ライフはまだ残ってる。ここを耐えれば、ヒガナに勝てるんだから!

次回、「SIDEN死す」。デュエルスタンバイ! byうまま棒


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

SIDEN死す

色々新生活で落ち着かなかったのとシリアスパートだからだいぶ遅くなりました。

ソードシールド発売決定やミラクルツインにてメガヤミラミがついに実装などあれこれありますが投稿時点でダークライ&ブラッキーデッキが1つ分買えてないので不安でいっぱいな現状。

と言うわけでこれまでの悪だら!

俺は天空寺タケル!じゃなかったSIDEN!
トレーナーのボウシと共にガラル行きの飛行機に…ってこれ剣盾編のやんけぇ!
はいはい、これねこれ。
俺はSIDEN!
ボウシ達と一緒に店を開こうとしたら突然の巨大隕石!?
しかも突っ掛かってきた変な女はめんどくさい過去持ちっぽいしどうなる!
ていうかあの、サブタイトルなにこれ、あっもう尺が


「おー…いえいえいえい!、ふざけんなよ何なんだよ前回と前書きは!」

「どうしたSIDEN、頭でも打ったか?」

 

ヒガナを探して目撃情報を辿るボウシ達。

そんな彼らは数日前ヒガナが暮らしていた流星の滝を訪れその過去を長である老婆から聞いたのだった。

「何かナレーターも捏造してないかしらぁ?」

「まぁ尺もあんまりないし同じ回想をやるわけにもいかないしな」

 

そして現在……デボンの流した嘘の情報で釣ると言う方針に変え、目的地であるヒマワキシティへとやって来ていた。

 

「懐かしいなヒマワキ…思えばあのくそったれに煽られたのもこの辺だったな…」

「青団子、てめぇはまずジムリーダーに謝れ」

 

ヒマワキシティはあの事件以降ジムリーダーが精神的なダメージが大きくジムは休止。

挑戦者も訪れることが無くなり以前よりも寂れていた。

 

「まー、とりあえずヒガナが釣られるまであのツリーハウスで待機って事になってるから行くか」

 

 

待機場所のツリーハウスに入る一同。

青団子やおやこドンは寛ぎ、SIDENは窓から辺りを見張り出していた。

 

「えぇ…団子も姉御もやる気出してくれよ…」

口では愚痴を溢すがしっかりと見張るSIDEN。

 

いつも以上にやる気のない2匹であるが青団子もおやこドンもヒガナの過去を聞いて以来やや消却的になっていた。

 

それはザルトヘルも同じだった。

彼も大切な存在が己のせいで亡くなる苦しさを知っている。

故に何がなんでも意思を継ごうと躍起になる気持ちも理解できた。

 

青団子は別に誰かと死別した事はない。

ただ、前のようにヒガナの手持ちを殴れるかと言われたら……彼は少しだけ躊躇するかもしれない。

 

 

 

同時刻、ヒマワキ上空。

 

「うーん…これはもしかして罠ってやつかな?」

ボウシ達がツリーハウスで待機する中、ヒガナはヒマワキ上空を旋回して様子を伺っていた。

 

デボンがヒマワキに科学者集め隕石破壊の新計画を練ると言う情報を入手し、やってきたのだ。

 

 

「…時間稼ぎってやつかな?…どうしたシガナ?」

「ママー」

シガナがヒガナを呼びながらとあるツリーハウスを指さす。

 

「…成る程、流石シガナえらいぞぉー!……じゃあ先制攻撃させてもらうよ!」

 

 

 

「んー…陸路じゃ来ないのかな」

「当たり前だろ、空でも見とけ、空でも」

青団子の適当な返事を聞き入れ空を見上げるSIDEN

彼の目には

 

 

まっすぐ自分めがけてドラゴンダイブを放つボーマンダの姿が映っていた。

 

 

 

「ファ!?みんな伏せろ!」

 

「あっ?」

「どういうこと____________________」

 

一同が声につられ振り向くと、そこにSIDENはおらず……

 

「お前らに恨みは……まぁ無いが死んでもらうぞ」

その口いっぱいに破壊光線を貯めているボーマンダが居た。

 

「ちっ!SIDEN!メガシンカ………嘘だろ」

「おいどうした!」

 

「SIDENの……SIDEN霊圧が…消えた…」

「何…だと?」

 

 

 

 

目の前にあるのはツリーハウスの残骸。

確実に仕留めた、ヒガナはそう確信する。

 

「行くよボーマンダ、早く空の柱へ____」

 

返事がない。

まだ警戒しているのかと思った途端、ボーマンダの体がグラリと倒れ出す。

 

「えっ、ちょ!飛び降りるよシガナ!」

シガナを抱えボーマンダから飛び降りるヒガナ。

 

「ったくよぉ、不意打ちとはやってくれるじゃあねえか」

横に倒れたボーマンダ越しから声が聞こえてくる。

その声の主はボーマンダを持ち上げるとこちらを睨んできた。

 

「メガラグラージっ!?」

そこにいたのは破壊光線で消し飛ばした筈の青団子の姿があった。

 

「いやー、穴を掘る忘れさせないでよかったわー。」

そんな青団子の後ろから土まみれのボウシと

 

「たく、ゴーストじゃなかったら死んでたぜ!よくもやってくれたな!」

 

ドラゴンダイブで始末した筈のSIDENが居た。

 

 

「……何で、何で邪魔をするのさ!私はシガナの意思を受け継いで指名を果たそうと!」

 

「手前が命賭けてまで指名を果たしたとしてだ、あの世のシガナってのは喜ぶと思ってんのかよ」

ザルトヘルが葉巻を咥え、青団子の後ろから出てくる。

 

「……これしか無いんだよ…私には…彼も…あの子も失った私には!」

 

ヒガナはそう叫ぶとボーマンダをボールに戻し別のボールからフライゴンを出し、飛び乗る。

 

「私はこの命を捨ててでも指名を果たす!例えレックウザが抗っても私には…これがある!」

懐から取り出したのはかつてボウシがスルーした隕石と…マスターボールだった。

 

「私は…必ず悲願を果たす…その為に生きてきたんだ!フライゴン!竜の波動!」

 

「SIDEN!悪の波動!」

 

「きーみーのーなー波っー!」

フライゴンとSIDENから各々放たれた2つの波動がぶつかり合う。

 

やがてその衝撃で爆風が置き、舞い上がった砂がボウシ達の視界を遮った。

 

「あんにゃろ!逃げる気だな!青団子飛べ!何かこう滝登りとかで!」

「無茶言うなボンクラ」

「ならおやこドン!お前なら」

「嫌よ、迂闊に飛び出たってやられるだけだもの」

「言い争ってる場合か!行き先の目星はあんだろ!?」

 

やがて砂煙が止み、視界が戻るとヒガナは既に居なかった。

 

「こうなったらもう大誤算の言ってた所に向かうしかねぇな…」

 

「行こう、ボウシ…空の柱へ」

 

「おう!とりあえずヒガナ落ち着かせて隕石をどうかしねぇとな!」

「ダメだこいつノープランだ。」

 

 

次回!アルファサファイア編クライマックス!




ナウオーバークォーツタームトーキノアメスリーヌケーテートモーニー
次回悪タイプだらけ!

対にメガヤミラミ実装にサンムーンレギュ仕様の悪ドラピオン実装!
盛り上がる現実に対して危機が迫る悪だら世界!果たしてボウシ達とヒガナとの戦いは、そして全く触れられないレックウザの行方は!

悪タイプだらけのポケモン!
「親方!空からキュウリが!」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

親方!空からキュウリが!

剣盾輸送問題が話題になっているけど基本的に完全新作はその地方の奴等主体にしてたからあんまりダメージがない。
完全な隔離ではなく一時的な隔離なのでまぁ入国審査落とされたって考えるしかないですね。

「そもそもうちは入国審査落ちそうなのしかいねぇけどな」

と言うわけで始まるよ


「うぉぉぉぉぉおっっあぁぁぁぁぁ!!」

ヒガナを追って空の柱を目指すボウシ達。

彼らは今、青団子の波乗りで海を渡っていた。

 

「潮風が目に染みるぅ!」

「いや、ゴーゴーゴーグル付けとけよ」

 

「ん?…おい!お前ら上見ろ上!」

泳いでいる青団子の声に釣られ見上げる一同。

 

その先には空の柱と…

 

空の柱に降り立つ緑色のポケモンの姿があった。

___________________________________________________________

 

 

 

「どうして!どうしてメガシンカしないのよ!」

空の柱をロッククライムでかけ上がるとヒガナが緑色のポケモン…レックウザに掴み掛かっていた。

 

「いやさぁー、私もね?お願いを聞いてあげたいのは山々なんだけどね?ちょーとお腹壊しちゃってその程度の隕石だとメガシンカ出来ないんだわー、つらいわー」

 

「カイオーガと違ってくっそノリ軽いの草」

「伝説って何でしたっけ」

「ベッちゃんだってただのデカイ鳥なのに伝説だからな…」

 

「!?…もう来たんだ…だけどもうレックウザは私が捕まえたのよ!さぁ!早く!早くメガシンカしてあの隕石を!」

 

「いい加減にしやがれ!」

突如ザルトヘルが怒声が響く。

あまりの衝撃にシガナはひっくり返りSIDENは気絶した。

 

「死んだ夫の無念だぁ!?その為に他所を巻き込んだあげく事態を悪化させてんじゃねぇ!」

ヅカヅカとヒガナに歩み寄り、レックウザから手を払い除けその胸倉を掴む。

 

「手前の旦那が命懸けで救った命を無駄にすんじゃねぇ!……お前は…託された命をなんだと思ってやがる!」

 

「君に…お前に何がわかるんだ!」

「わかるわけぇだろボケェ!」

ザルトヘルの頭突き!

効果は抜群だ!

 

「おいおいおい」

「死んだわシリアス」

 

「俺はな…火災でダチも親も、尊敬する奴も死んだ、俺を庇ってな…」

「…君も、家族を……」

ザルトヘルは頭を抑えて踞るヒガナに手を差し伸べる。

 

「だからよ、ちったぁ手前の命を考えて動けよ…レックウザもろとも自爆特効何ざやめてよぉ。」

 

「…でも、そうしないともう巨大隕石が…!」

 

「私もねー、あのサイズはメガシンカしないと無理だわー」

 

「ほーん、手頃な隕石食えばメガシンカ出来るのか?」

ヒガナとザルトヘルの会話を横目に落ちていた隕石を見ていたボウシが訪ねる。

レックウザは静かに頷いた。

 

「…よし!ベッちゃーーーーーーん!!」

何かを考えた後、突如懐から取り出したメガホンを構え叫ぶ。

 

 

ベッちゃーーーーーーん!!

 

 

 

ッちゃーーーーーーん!!…

 

 

 

ちゃーーーーーーん!!……

 

 

 

 

 

 

「ハーイ!」

自分が呼ばれたことに気が付いたのか、遥か先からイベルタル飛翔してくる。

 

 

そしてそのまま空の柱に追突した。

 

「あっ都会でよくみるやつだこれ」

「いや、ガラス張りじゃねぇんだから気付けよ」

 

「あ~腹へった…んで何かよう?」

バサバサと上昇し頂にやってくるとボウシはとあるメモをイベルタルに渡す。

 

「これを大至急ダイゴさんやクヌギダマ博士に見せて必要なブツ持ってきてくれ」

 

「えー、めんどく「全部片付いたらバイキングすっぞ」よっしゃがんばるぞー」

 

 

「………なにあれ」

「カロスの害鳥だ、気にすんな」

「えぇ……」

突然やって来たイベルタルにヒガナは完全に困惑した。

 

 

 

 

 

 

 

それから数時間…。

日は傾き、巨大隕石も裸眼で視認できるほど落ちてきていた。

 

「……ねぇ、君のトレーナーがあの鳥に何か頼んでたけど…解決できるのかな」

ザルトヘルは葉巻に火を付け、口に加える。

「さぁな、やることをやるだけだよ…あいつは」

 

「もうだめだ…おしまいだ…死ぬしかない」

「お前は元から死んどるやろが」

「はぁ……何でこんな馬鹿たちと死ななきゃいけないのよ」

 

 

「………ねぇ本当に大丈夫!?」

「だだ大丈夫だ、まだあわわわわ」

 

「おいお前ら!ベッちゃんが戻ってきたぞ!」

 

「遅れてわるいなー、ブツ重くてよぉ!」

その背にオダマキ博士を乗せ。

両足で大型のコンテナを吊り下げたイベルタルが飛んできていた。

 

「ボウシくん!頼まれていた隕石かき集めてきたよ!」

「サンキュークヌッギ」

「オダマキだよ」

 

レックウザの目の前にコンテナが置かれ、青団子その戸を開ける。

 

中にはホウエン地方に落ちていたとされる小さな隕石が大量に入っていた。

 

「やったぜ」

レックウザはそう言うなり顔をコンテナに突っ込み中の隕石を食い漁る。

 

後にヒガナはこう語った_______

 

「首をコンテナに突っ込んでビッタンビッタンしてるの控えめにいって気持ち悪かった」…と。

 

「これだけ食べれば…くくく…見るがいい下等生物どもよ!これが私のメガシンカだぁーー!!」

 

「急に態度でかくなるな」

「さっきまでビッタンビッタンしてた奴がなにいってるんすかね」

 

 

まばゆい光に包まれ、レックウザの体が徐々に変化していく、今ここにメガレックウザが降臨したのだ。

 

「これが…メガレックウザ…!」

「よし、なんとかなったなー、んじゃキュウリ」

「レックウザだ」

「ドカーンとあれぶっ壊してくれよ」

 

ボウシが落下を続ける巨大隕石を指差すとレックウザは直線系の姿を取り一気に上昇する。

 

「いっけーー!」

「やっちまえ!」

 

そして巨大隕石に激突する。

「食らえ!ガリョウテンセイ!」

レックウザは更に勢いを付け、そのまま徐々に隕石を押し返していく。

 

「たかが石ころひとつメガレックウザが押し返してやる!」

 

 

 

 

 

 

そして…メガレックウザが巨大隕石を貫く。

 

その穴からヒビが広がり、巨大隕石は崩れだした。

「ついでに破片も処理するか…破壊光線!」

 

「こっちも手伝うぞ!ベッちゃん、デスウイングだ!」

 

「オエー」

「絶望的に汚いSEやめろ」

「某R社かよ」

「スマブラ参戦おめでとう…おめでとう…」

 

「ねぇ君ら本当に自由すぎない?」

 

破片の処理にヒガナも自分のポケモンを出し応戦する。

 

そして………

 

「!?enmi」

「ん?」

 

レックウザの背後に奇妙なポケモンが現れる、そのポケモンはレックウザが振り替えるなりエネルギー弾をレックウザ放つ。

 

「うぼぉあぁぁぁぁあっ!」

 

「ん?」

「あら?」

「へ?」

「ふぁ!?」

「あ"ぁ?」

「大変だ!キュウリだ!」

「やられたんだ!落ちてくる!」

「親方!空からキュウリが!」

 

「……ザルトヘル?」

「あいつは…まさかデオキシス!?」

夕焼け空に漂う謎のポケモンデオキシス。

 

果たしてボウシ達はどうなるのか!

次回、アルファサファイア編 最終回!




ナアオーバークォーツタームトーキノアメスリーヌケーテトモーニー
次回 悪タイプだらけ!

「全てのものは滅びゆく…それが宇宙絶対の定め!」
空の柱崩壊!

「残念だが手前は大事なことを見落としてるぜ…なぁ?」
「あぁ…至ってシンプルなことをな!」

悪タイプだらけ!最終回「明日を掴むもの」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

明日を掴むもの

「やつは…デオキシス!地球外のポケモンだ!」

 

不意打ちとはいえレックウザを倒した謎のポケモンをザルトヘルは指を差し、叫ぶ。

 

「おいおいおい」

「死んだわきゅうり」

 

デオキシスは落ちてくる無数の破片を暫く眺めた後、ボウシ達の方を向く。

<我らの家をよくも破壊してくれたな…その罪は……貴様らの生命で償ってもらうぞ!>

 

そう叫ぶなりデオキシスは鋭利な姿…アタックフォルムに姿を変え、胸部にエネルギーを溜める。

 

<全てのものは滅びゆく……>

 

「っ!避けろお前ら!あれは…あれはまずい!」

 

「俺が止める!アームハンっ……!?」

 

<それが宇宙絶対の定め!>

 

強大なエネルギー弾 それはサイコブースト。

 

それは受け止めようとした青団子を包込み爆発を起こした。

 

「あっ…青団子っー!!」

「くそ!あいつは…!デオキシスは昔ノモセを焼き払いやがったんだ!…あのエネルギー弾で!」

 

「ノモセの…?そう…あいつがザル…あんたの…」

 

「ボウシ!奴をはっ倒すぞ!青団子はもう戦えねぇ、ボールに戻すんだ」

 

「くっ…悪い…青団子…SIDEN!お前ならワンチャン攻撃を防げるか!?」

 

「やれるかわかんねぇけど…やるだけやりますよっと!メガシンカ!」

「こいつ等々ノータイムでメガシンカしおったよ」

「こんな状況でもふざけるの君ら?」

「そういう定めよ、諦めなさい」

 

<滅べ!滅べ!>

「げぇ!?あいつひたすら撃ってきやがった!SIDENっ!!」

 

SIDENの瞑想!

「うぉぉぉぉぉっっ!!耐えるぞぉぉぉぉぉっ!」

 

SIDENには当たらなかった!

 

SIDENをすり抜けたサイコブーストはその足元……空の柱へと直撃する。

 

「はっ?」

「ファっ!?」

「あ"っ?」

「えっ」

「あらら(空を飛ぶ)」

「そんな気はしてた(空を飛ぶ)」

 

サイコブーストによって空の柱全体にヒビが入り、徐々に崩れだしていく

 

「脆すぎぃ!?」

 

「イベルタルに飛び乗れ!おい、おやこドン!」

「何かしらぁ?」

「俺に考えがある…やれるか?」

「えぇ、いいわよ」

 

<滅べ!>

デオキシスは手当たり次第にサイコブーストを空の柱へ発射し続けている。

 

ボウシとSIDEN等はまとめてイベルタルへ、ザルトヘルはおやこドンに掴まり、ヒガナはボーマンダに乗って崩れ行く空の柱から飛び立つ

 

「ボウシ!俺がケリを付けてくる!後は……任せたぞ!」

「ザルニキ!?まずいですよ!?」

「大丈夫だSIDEN!あいつは…気付いてるみたいだな」

 

デオキシスへ向かい羽ばたくおやこドン

それに掴まるザルトヘルの背中をボウシ達は静かに見ていた

 

___________________________________________________________

 

 

<たった二匹とは笑止!>

先程とは異なり破壊光線をおやこドンに放つデオキシス。

おやこドンはザルトヘルを放り投げてそれを回避した。

 

「残念だったな…俺とお前の…」

 

放り投げられた勢いで、デオキシスの頭上を取るザルトヘル。

 

「タイマンだ!」

ザルトヘルの辻斬り!

 

両爪に力を込め、勢いよく振り下ろすザルトヘル。

迎え撃つかの様にデオキシスもサイコブーストを放つ

<なら…貴様が滅ぶまでのこと!>

 

ザルトヘルの爪とサイコブーストがぶつかり合う

 

勝った

デオキシスはそう確信したのだろう。

 

 

 

しかし

 

「無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁっ!」

両爪を交互に振り下ろしサイコブーストを押し返すザルトヘルの姿がそこにはあった。

 

<何故!?何故!?>

「はっ!知らねーみたいだから教えてやるよ!」

 

「あなたの敗因はたったひとつ!」

 

「そう、とてもシンプルで…この星ならごく当たり前なこと!」

 

「「悪に!エスパーは無効!」」

 

「そういうことだぁぁぁぁっっ!!」

ザルトヘルの辻斬り!

更に辻斬り!

更に辻斬り!

 

<うぐぬぉおおおおおっっ!?我の核が!このような奴にぃぃぃ!?>

 

ザルトヘルの辻斬り!辻斬り!辻斬り!辻斬り!

 

「これで…終いだぁ!」

ザルトヘルの辻斬り!

 

急所に当たった!

効果は抜群だ!

 

<我が…滅びる…なら!>

「な"っ?」

核を砕かれ力なく落ちていくデオキシスは最後の力を振り絞って触手を伸ばし、ザルトヘルを絡めとる。

 

<貴様もこの海で散れぇ!>

 

「まずい!ザルニキは泳げないんだ!」

「この為にミドラを連れてきたんだ!頼んだぞミドラ!」

「任せろ!」

 

「ボーマンダ!私達も助けにいくよ…何だかんだで助けられちゃったしね!」

「…あぁ、いいとも」

 

 

 

 

 

 

意識が遠退く。

触手ををほどこうともがくほど沈んでいき、既に海面は遥か遠くに感じるほど離れている。

 

ただ…少しだけあいつらの…ノモセの仲間の仇は……とれ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「人に説教しておいて…死ぬなんて許さないよ」

「そうだぜザル!」

 

 

暗い海から光指す海面へ引き上げられる。

眩む視界には自分を引っ張ってきたであろう人物が映る。

 

「ヒガナ…?それにミドラか……そういやお前もいたな…」

「ひっでぇww」

「はいはい、ヒガナさんがわざわざ助けてあげましたよ…まったく」

 

「おーーーい!!」

「ザルニキィィ!」

 

声のする方を見上げるとボウシやSIDEN達がイベルタルに乗ってこちらへやってきていた。

 

「たく……まだくたばれねぇか!」

 

 

 

 

 

 

悪タイプだらけのポケモン-アルファサファイア- 編

 

おわり………?




もうちょっとだけ続くんじゃよ

と言うわけでアルファサファイア編はこれにて終了…なのですが次からはカロス編…を含めたホウエンでのその後のエピソード「悪だらクロニクル編」が始まります。

そして後書きコーナーに担当者が…?
次回悪だらクロニクル!
「ようこそ!喫茶店ボウシ屋へ!」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

悪だらクロニクル
ようこそ!喫茶ボウシ屋へ!


遂にインプ君の名前がベロバーだと明らかになりましたね。
悪フェアリーと言うことはおふざけが好きで意地の悪い妖精という感じでゴブリンっぽくなるのかそれとも魔除けの悪魔見たいになってガーゴイル見たくなるかで楽しみですねぇ。

正直SM、USM編がかなり長丁場になりそうなのでソードシールド編を先にやりたい気持ちがありますが予定している話の流れに矛盾が出てしまうのでおとなしく発売順に進めますね(カロス編を除く)

それでは悪タイプだらけのポケモン
新章、悪だらクロニクル編始まりです


トクサネシティ郊外。

 

そこには一件の喫茶店があると人気SNS「ポケスタグラム」「ロケッター」等で噂として流れていた。

 

なぜ噂なのか、それは外観があまりにも喫茶店らしからぬ廃墟でありよく柄の悪そうなポケモンが彷徨いているからだ。

 

"本当に喫茶店がやっているならここまで荒れた環境じゃないでしょ"

 

誰もがそう、言うものだからその喫茶店は噂…半ば都市伝説と化していた………。

 

「いやぁー、客こないっすねぇ」

 

アローラからこのホウエンの視察に訪れて数日。

そんな僕がトクサネシティを観光しているとそんなことをぼやいているヤミラミを見かけた。

ふと、観光客向けの店で働いている可能性がよぎり、そのヤミラミを呼び止めた。

 

 

 

「いやー、遠いところから来たんすねぇ…うちの店は喫茶店なんすけどね、どーーーも!客が来ないと来たもんでいやぁ良かった良かった」

 

自分の前を歩くヤミラミ…名をSIDENと言う。

恐らく彼のトレーナーが経営している店でSIDENは客引きの為にトクサネシティをうろうろしていたのだろう。

 

「お?何すか?もしかして怪しい店だと疑ってますんなぁことはこのSIDENの命に掛けてもないって誓いますよぉ!」

 

いや、ヤミラミは命ないだろ

 

「あっ、そっかぁ…って着きましたよ」

 

辿り着いたのは看板すらない廃墟

しかしよく目を凝らすとガラスの向こう側の店内はしっかりと整えられていた。

 

「うち、不器用なのばかりだから外観が綺麗にできないんすよねぇ…だからかなぁ」

 

うん、少なくとも看板すらない喫茶店の時点で客は来ないだろうね。

 

カランコロンとドアベルの変わりに置かれていた風鈴が鳴り、店のドアが開かれる。

 

ドアを開けたのは黒いメガネを掛け、口に葉巻を咥えたドラピオン。

 

「あっ!ザルニキまた店の中で吸ったんすか!?」

「まだ吸ってねぇよ!ヒガナやカルロがうるせぇからこうして外にって…客かい」

 

成る程、恐らくこのドラピオンもSIDENくんのトレーナーの手持ちなのだろう。

 

いやまぁ葉巻を吸うドラピオンとか滅多にいないけど。

 

「ふーん、まぁゆっくりしていってくれ客さん」

それだけ言うとドラピオンはどこからかヒトモシを取り出し、葉巻に火を着けながらどこかへ歩き去っていった。

 

 

いや、ヒトモシの使い方どうなんだいそれ。

 

店内に踏みいると中はかなり綺麗に掃除されており、以下にもといった喫茶店であった。

 

「いらっしゃいませー」

声のする方を向くとエプロンを掛けた褐色の女性がテーブルを拭いていた。

 

彼女がSIDEN君たちのトレーナーか。

 

「あれはうちのバイトっすよ、色々やらかしてとんでもねぇ借金抱えたもんで住み込みで働いてましてねぇ…」

 

そう言いながらSIDENくんに誘われ椅子へ座る。

さて、外観とドラピオンがあれな位は今のところ普通の喫茶店だ。

 

次に気になるのは…

 

「いやぁ久し振りのお客さんだねぇ、メニューはこちらですよっと」

先程の女性がメニューを差し出してくる。

ラミネート加工されただけのシンプルなメニューだった。

 

・シェフの気まぐれシーフード

・木の実サラダ

・ペペロンチーノ

・マグマ団風爆発オムライス

・ペロリームケーキEX

-飲み物各種-

 

うん、うん?まぁ普通なのかな、少なくとも爆発オムライスという物騒な料理があるが。

 

とりあえずエネココアのアイスを頼み、再び店内を見回す。

 

ふと、壁を見ると何枚かの写真が貼ってあった。

「あっ、お客さん気になります?それはですね……」

 

「俺達の足跡…まぁ思い出っすね」

 

成る程、結構状況が謎の写真が多いいけどここに至るまでに何か?

 

「うーん、だったら折角なんでエネココアのおまけにちょっとした冒険譚でも話しますかね」

 

 

それは、遠きカロスの地で起きた

命を奪う存在と、命をつくる存在の話

 

 

エピソード カロス




イクツモノソーラヲコーエタキーヅツイテモ
「さぁSIDENくん次回の悪だらクロニクルは?」

「遂に俺らとカルロ、ミドラそしてザルニキの出会いが語られるエピソードカロス開始!」

「カロス地方で起きた事件、その全貌に迫る!?」

「「次回、悪だらクロニクル!」」

「エピソードカロス Ⅰ 始まりの日!」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エピソードカロス Ⅰ 始まりの日

色々あって一年越しの投稿となります、皆様お元気でしょうか。

悪だらは基本的に通学、通勤の時間を利用して作っていたのですが執筆に回せるほど通勤時間が無くなり、最近では虹で三時なVの者にハマる等あって遅れておりました!いやすまねぇ!!

本日更新するきっかけとなったのはニコニコ動画で活躍されている「若鶏さん」のポケモン動画にてうちのザルトヘルがゲストとして参戦することが決まったことでモチベが爆発しました。
是非、若鶏さんのポケモン動画シリーズ「デオちゃんファイト」の方もご覧になってください!!


そんなわけで遂にエピソードカロススタート!


カロス地方

 

砂漠や雪山、森といった豊かな自然のある地方。

そこの田舎、アサメタウンに彼は……いや"彼ら"は居た

 

「いけぇー!俺のトムノカチデッスビートル!」

「うぉぉぉぉっさせねぇ!罠発動!聖なるバリア・ミラフォース!底知れぬ絶望の淵へしずめぇ!」

 

自室にて謎のTCGを遊ぶ二つの影。

その正体はハット帽を被った人間のガキ、ボウシと彼のポケモン ヤミラミのSIDENだ。

 

「あっ、喉乾いたから水とってこ__」

 

楽しく遊びを興じる一人と一匹の部屋の扉が突如して蹴り開けられる

 

ドアが蹴り開けられたことで水を取りに行こうとしてたSIDENは吹き飛ばされたので天井にめり込み、ジタバタと暴れている。

「ゲェ!セレナ!」

「ゲェ!ってなによ!可愛い隣人が来てやったのに!」

 

「可愛い女は可愛さをアピールしないって」

「アブ、殺れ!」

「わんわんお!(噛みつく)」

 

セレナのアブソルの噛みつく!

急所に当たった!

 

「だからよぉ…止まるんじゃねぇぞ……」キボオノハナー

 

 

_____________________________________________________

「して、なにようだ月光ワンキル女」

「お前ライオダンサーでボコるわ……ほら、今日でしょ博士の助手と会うのって」

 

「……………ほにゅ?」

「んーーー!アブ!殺れ!」

「バカガード!」

「ファッ!?」

襲い掛かるアブソルから避けるためにSIDENを盾にしつつ準備をするボウシ

 

「まー、俺SIDEN居るし、カルロもミドラもいっから適当に挨拶済ませたら行くわ」

「適当にも程があるでしょ、と言うかあんたの手持ち癖が強いのよ!」

「うるせぇぞ!アブソル単騎でハクダン突破してるくせによ!いくぞSIDEN!!」

 

そう叫ぶとボウシは窓を突き破り外へと飛び出した

「すべて壊すんだ!」

「おふくろさんには後でメールしとくか」

 

 

 

「なんなの…あの人たち……」

 

 

 

 

「なぁなぁSIDEN」

「ん?」

 

「俺ハクダンしか行ったことねぇからその後どうしよ」

 

「えぇ………」

_________________________________

 

「これが俺の旅が始まった日ですね」

 

そう語るSIDENくんを見ながら僕はエネココアを飲み干していることに気が付いた。

正直……論理や秩序が微塵も感じられないこの話に僕の中の少年心が疼いてしまっていた。

 

「ねぇ…エネココアのおかわりと…話の続きをお願いできるかな?」

 

SIDENくんはニィと笑うと「エネココア追加ー!」と高らかに厨房に叫んだ。

 

 

あっ、ナイフ飛んできて刺さった、可哀想。




さぁて!次回の悪だらは?
「コルニを撃破したボウシくん達、そんな彼らが出会ったのはサングラスをかけたドラピオン…!?」
「俺らとザルニキとの出会いがここに!そしてこのお客さんの正体も!?」

「次回悪だらクロニクル!」
「エピソードカロス Ⅱ 紫毒の戦士!」


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。