ゼロ魔に転生? (KOTA9)
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主人公のスペック

ここでカイくんの詳細を
読まなくても◯


主人公のスペック、特典の説明。

 

名前 林野カイ 年齢 15歳

身長170cm 体重54kg

 

地球では中学三年生の普通の少年。

軽い人見知りだったが、気のいい友人たちに恵まれ、楽しい生活を送っていた。

少し自慢癖があり、少し臆病で、少し面倒くさがりで特に努力もしない人間だったが、スイッチが入ればとことんやる男。O型である。

死因は寝ている途中に超小型の隕石が頭に直撃し首から上が爆散して死んだ。本人は知らない。

ちなみに神の操作により前世の記憶はかなり薄くなっており、未練は0に近く、前世のことを考えるのが面倒くさいと感じている。

怒ると頭に血が上り、自分でも何やってんのみたいな言動、行動をとることがある。だいたい後で後悔するものの反省はあまりしない。

異世界転生することとなりテンションはマックス状態。

タルブ村でのレコン・キスタ軍をどうやって網羅しようか密かに考えていたりする。

 

ルイズに一目惚れしかけた。ヒロインはルイズか?それとも前世で気になっていたシエスタか?気になるところである。

 

特典の説明

 

その1 ナルトのガイと同等の力

そのまんまガイの力を使える。

が、まだ完璧には使いこなせていない。

第五 杜門まではデメリット無しで開けるようになった。第八 死門は開いても死なないよう神が設定したが、開いた場合かなりの激痛を伴う。夜ガイをやってみたかったのですごい喜んだ。

八門遁甲がかなり気に入っている。

 

その2 写輪眼

ナルトに出てくる写輪眼とは微妙に違っており、対象が使用した魔法を忍術として昇華させて使用できるようになる。(土遁風遁に限る)

万華鏡写輪眼は一応開眼することができる。右目には天照、左目には神威が宿っている。スサノオはまだ腕しか出すことが出来ない。

万華鏡写輪眼になると目がクソ痛くなるのであまりならないようにしている。でもスサノオも気に入っているのでどうしようかと苦悩している。

 

その3 土遁&風遁忍術

土遁風遁のあらゆる忍術を使いこなせる。チャクラは神様に全力の土下座をかまし、量をかなり多めにしてもらった。(尾獣の半分程度

 

以上の3つである。この世界ではかなりチートになるのではないだろうか。

 

 

オマケ

名前 神様 年齢 ???

身長162cm 体重2g

 

暇つぶしのためならなんでもする男?である。

情が湧きやすい。カイの姿を天界からいつも見ている。つまらなかったらたまに手を加える少し自己中なところがあったりなかったり。

怒ると怖い。多分ね。

昔は綺麗な奥さんが居たらしいが神様がくだらな「おい殺すぞお主」はい。ごめんなさい。もう言いません許してください。



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1ー神様と少しの修行

ぱぱっと書きましたので不自然な点、あると思いますが宜しくお願いしますm(__)m
それではどうぞ。


気がつくと真っ白な空間にいた。

何を言ってるのか分からんだろうが俺もだ。ここは一体どこなんだ?昨夜はいつもより少し早めにベットに入って寝たはずだが…

 

「やあ。」

 

!?ビックリした。だれだこのおっさん。神様みたいな格好して…何これ夢?

 

「誰がおっさんじゃボケ!儂はお主が思っているように神じゃぞ。それに夢ではないわい。」

 

うお…考え読まれた。すげーなこのおっさん。

いやまて、俺この展開知ってるぞ…まさか!

 

「おっさん…まあよい。そう、テンプレ通りお主は死に、転生するのだよ林野カイ君。」

 

名前まで分かるのか。こりゃマジモンぽいな。

それにしてもなんで俺なんだ?あんたがミスして俺を殺したとか?

 

「んなわけあるかい。なに、適当にくじ引いたらお主がでただけじゃわい。ま、儂の暇つぶしのためにせいぜい頑張れよ」

く、くじって…それに暇つぶし?そんなことで俺は殺されたのか?

まあ、それも運命か…ふふふ

 

「なに格好つけとるんじゃ。キモいぞ。」

 

う、うるさいな!少しくらいいいだろ。男は永遠のちゅう…

 

「お主がいく世界はゼロ魔じゃ。ハーレム作ってこい。」

 

最後まで言わせてくれよ…

それにしてもゼロ魔かぁ、最初の方しか知らないな。てかルイズの使い魔になるパターン?

 

「そうじゃよ。そうでないと面白くないじゃろが。」

 

うわぁ。ルイズ怖いよぉ叩かれちゃうよぉ嫌だよぉ地獄だよぉぉぉ嫌だぁぁぁぁ!!特典プリィィィィズっ!!

 

「お、落ち着け!うるさいわい…なに、それなりの力は授けてやろう。」

 

そうこなくっちゃ!ふふふ、何にしようかなぁ。やっぱドラゴンボールいっとくか?いや、悪魔の実も…念能力もいいな…いや、やっぱりここはナルトの忍術いっとくか!ナルト好きだし!

じゃあ無限のチャクラとナルトに出てくる全忍術と写輪眼と…

 

「いや、そんな無理じゃから。チャクラ無限とかマジきついから。写輪眼がギリじゃわいあほたれ。」

 

えええーー。じゃあガイと同等の力と写輪眼、風と土の忍術!これでどうだ!

 

「まあ、ギリギリかのぉ。」

 

よっし!キタコレ!八門遁甲使ってみたかったんだ!

あと1年くらい修行させてくれない?頼むよ神様ぁ

 

「しょ、しょうがないのぉ。一年だけじゃぞ。」

 

よし、八門遁甲に写輪眼…使いこなしてみせる!

 

ー1年後ー

 

 

「1年たったぞ。準備はできておるか?」

 

おうよ!この一年でかなり強くなったと思う。これならあっちの世界でも十分戦えるだろう。

あ、そういえば神様よぉ

 

「なんじゃ?まだ何かあるのか?」

 

いや、そうじゃなくてさ、俺ハーレムとか無理だと思う。1人で精一杯だわ。多分。

 

「別にいいわい、面白ければそれで…な。それでは、そろそろ送るぞ。爆発に巻き込まれんように注意するんじゃぞ。」

 

おう、分かってる。あれだけ鍛えたんだ。爆発から逃げ出すなんて朝飯前よ!

 

「(それフラグなんじゃ…)じゃあ送るぞ。ソォォォォレェェェ!」

 

神様が両手をあげて叫ぶと、俺の体は薄くなっていく。

いや、そこは落とし穴だろって…てか俺1年間口きいてなくね?

 

ーその思考とともに転生者 林野カイ はその空間から姿を消したー

 

「サプライズプレゼントを送ってやろうかの…ふふん」

 

ーなんだかんだで情が湧いたジジイであったー

 

 

 

 




「次話は今週中には投稿させるからのぉ。待っておれよ。」


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2ー転生と召喚

思ったよりスラスラ書けてます。
結構うる覚えなのでおかしな点たくさんあると思いますが。それでもよければm(__)m


ーカイ視点ー

 

ん…?うお!?空中!??これどういう状況!?

って…なんか体が半透明だし浮いてる…

まさかの失敗とか…?

いやいやそれはないだろ、こういうときは大体…あったあった。手紙だ。

 

【これを読んでおるということは、無事に転生できたということじゃ。安心せい、もうすぐあの小娘に召喚されるわい。その前に自分の姿を確認してみろ】

 

お?これは…カカシと同じ装備か?

クナイとか起爆札もあるし。ガイの全身タイツだったら精神的にキツかったからありがたいな。結構いいやつじゃないか神様。

続きを読むか、

 

【確認できたかの?それは儂からのプレゼントじゃ。受け取ってくれ。起爆札や手裏剣はなくなっても数時間で補充され、服は魔力耐性、防刃仕様、それに破れてもこれまた数時間で直ってしまう超優れものじゃ!大切にするんじゃぞ。ここまでしたんじゃ、せいぜい儂を楽しませてくれ。 by神】

 

なんだ神様のやつ、情でも湧いたのかな?やけに優しいな。ま、神様が楽しいと感じるかは分からんけど、俺は俺なりに楽しもう!このゼロ魔のせ…

 

チュドォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!

 

うそ…だ..ろ…この..タイ..ミング……

 

 

 

ールイズ視点ー

 

 

なんで成功しないのよ!!

さっきから何回やっても失敗ばっかり!

どうしてよ…

 

「いい加減にしろよゼロのルイズ!」

「どうせ何回やったって成功なんてしねーよ!」

「服が汚れたじゃない!ゼロのくせにふざけないでよ!」

 

周りから野次が飛んでくる。

でも私は気にしない。

 

「ミス・ヴァリエール、もう授業も終わりになるのでまた後日にやってみては…」

「っ!あと1回!あと1回やらせてください!」

「1回だけですよ。次で最後です。リラックスしなさい、ミス・ヴァリエール。」

「あ、ありがとうございます!」

 

これが…最後のチャンス…

お願いよ、なんでもいいのよ…召喚さえできればもうなんだっていい。嫌いなカエルだって…やっぱりカエルだけは無理だけど、それ以外ならなんでも!

 

「宇宙のどこかにいる我が下僕よ!神聖で美しく強力な使い魔よ!私は心より求め訴えるわ!我が導きに応えなさい!」

 

チュドォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!

 

っ…やっぱり私は……

 

「お、おい!誰かいるぞ!」

 

!!

本当だ、何か影が見える…な!人間!?

 

「おい!ゼロのルイズが平民を召喚したぞ!」

「あれだけやって平民かよ」

「やっぱりゼロのルイズは一味違うな!」

「「「「あははははははは!」」」」

 

へ……へいみん..?

 

ーカイ視点ー

 

ほぼゼロ距離に鏡が出現するとはね…危うく意識を失うところだった。さて、これから何て答えようか…何も考えてないぞ。まあ成り行きに任せれば何とかなるでしょ。多分。

 

「あ、あんた誰よ」

 

お?この女の子がルイズか…な…

 

「ちょっと、どうしたのよ?」

 

………はっ!?か、可愛すぎるだろ何だこの人。見惚れるなんて初めての経験したぞ。異世界レベルたけぇ…

 

「ちょっと!なんとか言いなさいよ!」

「あぁ、いやすまん。いきなりのことで考え込んでしまったよ。それで、ここは一体どこなんだい?」

 

ま、ここは知らないふりをするのが無難だろうな。

 

「ここはトリステイン魔法学校よ」

「魔法学校…」

 

本当に来たんだな…異世界に。よし、もう一度。

俺は俺なりに楽しもう!このゼロ魔の世界を!!

 

 

て、的な?ハハッ




「今夜また投稿するかもしれんからの。よろしく頼むわい」


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3ーデブと忍術

お塾に行っている間に母上に黒歴史ノートを見られてしまった頭皮が爆散しそうなKOTA9です。
自分で見てても少し違和感ありますが、処女作の名に免じて許してください。
それではどうぞ


 

ールイズ視点ー

 

何なのよこいつ!見たこともない服装だし、すっとぼけてるし、そもそも人間なんてありえないわ!

 

「ミスタ・コルベール!やり直しさせてください!」

「それはできませんミス・ヴァリエール。この儀式は神聖なものなのです。やり直すなど冒涜なのですよ。」

「でも!平民の使い魔なんて聞いたことありません!」

「平民だろうと何だろうと、召喚してしまったからにはあなたの使い魔になることは決まっているのですぞ。それに、ただの平民ではなさそうですしな。」

 

そんな…でも..

 

「あのぉ。」

 

ーカイ視点ー

 

なんか散々言われてるのでここら辺で一言言っておこう。ちょっとワクワクするな。

 

「俺はただの平民じゃないですよ」

「「「「「??」」」」」

 

周りがじゃあ何だってんだこの野郎みたいな雰囲気出してる。ちょっと怖いな。

 

「俺は忍です。」

「ちょっと!シノビってなによ!」

「そうですね。この世界でいう傭兵といったところですかね?」

「なんだ!どうせルイズはそこらへんの傭兵を雇って召喚したように見せかけたんだろう?これだからゼロは…」

 

なんだこのデブは、いきなり出てきやがって。なにを食ったらそんな腹が出るんだ。それにルイズが馬鹿にされていることは知っていたが、いざ目の前でやられるとカチンとくる。こんなことするつもりはなかったけど、少し驚かしてやるか。

 

「おいそこのデブ。俺をそこらの傭兵と一緒にするなよ。」

 

素早く印を結ぶ。

 

「デブだと!平民のくせに生意気な!僕は風上のマリコ…!?」

 

風遁 真空波!

俺の口から発射された風の刃はデブの髪の毛を切り刻み、後ろの岩をキレイに切断した。

 

あ……やべ

 

「「「「「………え?」」」」」

 

いや、え?じゃないよデブの…風上のマリコ君の髪の毛が…コルベール先生みたいになってる…

やっちまった…まあいいか。そのうち生えるだろ。多分な。

 

「ミ、ミスタ?今のは一体…先住魔法ですか?」

 

この人がコルベール先生か。見事なハゲっぷりだな。でも今のマリコ君よりは量が多そうだ。それにしても先住魔法か…そんなのもあったっけ。たしかエルフが使う魔法だよね。

 

「いや、それとは違うだろう。これは俺ら忍が使うことのできる忍術というものだ。だいたい魔法とほとんど変わらないと思ってくれ。それと俺の名はカイだ。」

「失礼ミスタ・カイ。時間も押していますのでこの話は一旦後にしましょう。生徒の皆さんは先に帰っていなさい。教室ではーーー」

 

おお、みんな浮いたぞ。便利だな、魔法て。俺も使えたりしないだろうか?使えるなら先頭の幅が広がるんだが…てかコルベール先生も名乗って欲しいな。つい口が滑りそうだ。話も聞かずにそんなことを考えてたらルイズが話しかけてきた。

 

「ね、ねぇ。カイ?あなた私の使い魔になってくれないかしら?」

 

なんだ。さっきまであんなに嫌がってたのに。

 

「もとよりそのつもりでここに来たんだ。構わないよ。」

「本当!?じゃあーーー

 

 

ん…?なんか重要なことを忘れているような…使い魔の契約ってどうやってするんだっけ?えっと…っ!!!??

 

「ミス・ヴァリエール!?先に学園長の指示をーーー

 

き、きすされた。はじめてきすした…ふへへへ。ファーストキッスがこんなかわいいことかおれかちぐみ…

ふわぁ。左手の痛みと恥ずかしさからここで俺の意識は途絶えた。

 




ルイズが急に積極的になったのは理由があります。かみさ「おっとそこまでじゃ。ネタバレ禁止じゃよ?罰としてこの土日でそれなりの話数あげさせるからのぉ。」そ、そんな…


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4ールーンと役割

遅くなってしまいすみません。
今回はつなぎのような回ですかね。
それではどうぞ


 

 

ーコルベール視点ー

 

まさかいきなり契約するとは…それに気絶するほどの痛み…おや、これは見たことのないルーンですな…スケッチしましょう。

 

 

「ミス・ヴァリエール」

「ぇ?あ、はい!なんですかコルベール先生?」

「大丈夫ですか?ミスタ・カイを部屋に連れて行きなさい。今日はもう授業はありませんし、ゆっくり休みなさい。私は少し用があるので。」

「分かりました!」

 

夜になればミスタ・カイも目を覚ますでしょう。さて図書室に行ってこの気になるルーンについて調べますかな。

 

 

ー数時間後ー

 

 

ふぅ。疲れましたな…

これだけ調べてなんの手がかりもなしとは、次の本で今日は最後にしましょうか。

ふむ……む?…むむ!?これは!?ま、まずは学園長にご相談しなければ!ーーーーーー

 

 

 

ーカイ視点ー

 

ん…ここは?

なんかホテルの一室みたいだな。てか何故に藁のうえやし。

 

「やっと起きたのね。まったく、しょっぱなからどれだけ主人に迷惑かけるのよ…」

 

うお、びっくりした。ルイズ殿か。ということは…

 

「ここはルイズ殿の部屋でござるか?」

「なによその言葉遣い…そうよ、私の部屋。今日はもう遅いから寝るわ。また朝起こしてちょうだい。」

 

おお〜。女の子の部屋なんて初めて入った…ってまてまてまて

 

「ちょっと待ってくれよルイズ。使い魔のことについて教えてくれよ。」

「…まあいいわ。そのくらいなら教えてあげる。なにが知りたいのよ?」

「ありがとう。そもそも使い魔ってなにすればいいのか分からなかったからさ。」

 

ここら辺が曖昧だったし聞いておかなきゃね。

 

「そういえば言ってなかったわね。まず使い魔には3つの役割があるの。1つは主人との感覚の共有ね。簡単に言えば、あなたが見たものが私にも見ることができるってわけ。」

 

ほぉー、そりゃ便利だな。いや、でもさ…ほら、男なら分かるよな?見られたくないことあるよな?

 

「でもダメみたいね。どうやったって見えないもの。まあ別にこれはいいわ。」

 

よ、よかった…ホントによかった…

 

「2つ目は、主…つまり私のために危険な場所から秘薬の材料とかを採集してくることね。」

 

雑用みたいなもんか?ここら辺は影分身にやらせよう。面倒くさいし。

 

「詳細を教えてくれれば、余程のことがない限りは採ってこよう。」

「あら、出来るの?でもそんなに必要じゃないわ。秘薬なんて私作らないしね。代わりに洗濯とかやってもらうわ。」

「あぁ。わかった」

 

うん…頑張れよ影分身。

 

「3つ目、これが一番重要ね。使い魔は命をかけて主を守ることよ。あなたさっきの不思議な力…ニンジョツ?だったかしら?「忍術だ。」そのニンジュツってやつが使えるみたいだけど…強いの?」

「ああ、そこは安心してもらっていい。たとえドラゴンが来ようとも守ってみせよう。」

「そう、ほどほどに期待しておくわ。今度こそ寝るわよ。朝起こしてちょうだい。あと洗濯もよろしくね。じゃ、おやすみ」

「ああ、ありがとう。おやすみ」

 

本当にドラゴンが来ても勝てると思うけど、信じてないだろうな。ま、今はそれでもいいか…って、おれこの藁のうえで寝るのか…ルイズも寝てしまったし、今日のところはこれで我慢しよう。それじゃあお休みなさいーーーー

 

 

 




「今日中にあと2話くらいは投稿させるでのぉ」


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5ー能力と洗濯

またまた進展なしの回です。
今日中にギーシュとの決闘まで書きたいなぁ。
それではどうぞ


 

 

ーカイ視点ー

 

ふわぁ。ん…まだ早朝だな。昼間寝たせいか眠気スッキリだ。そうだ、洗濯しなきゃいけないんだったか

忍法 影分身の術!

ボフン!という効果音とともに俺が出てきた。初めてやった時は興奮したなぁ。

 

「洗濯してきてくれ。俺は能力に変わりがないか確かめてくるから。」

「あいよ。てか美少女の下着あらえるとか役得だな。」

「うるせ。さっさと行ってこい」

 

それもそうかも知れんが異世界にまで来て洗濯なんてしたくないな。面倒くさい。さて、どこか鍛錬のできる場所はあるだろうか…なかったらどうしよ。

 

 

ーーーーー

 

うん。ここならよさそうだ。学院からもそう離れていないし、結構大きな森だ。ほとんど人も来ないだろうし。

さて、まずは八門遁甲だな。一番のお気に入りだし、俺の主戦力だ。

 

「八門遁甲 第五 杜門 開!!」

 

体が軽い。うん、変わりはないな。いずれは第七 驚門までデメリットなく開けたいな。昼虎撃ちたい!

ふう、次は万華鏡写輪眼だな。あれ痛いんだよなぁ。でもあれも切り札の1つだ。いざって時に使えないと困るし試しておかないと…よし、万華鏡写輪眼になるとなにもしてなくてもズキズキするな。でもかなり強力なんだ、それくらい我慢しないと。

 

「…天照!!っ!ぃってぇぇぇぇ!」

 

まじで痛いぃ…でも、成功だ。消えない炎のとかまじ怖すぎだよな。俺だったら絶対くらいたくないよ。燃え広がる前に消さないと…

 

「神威!っつぅぅ…」

 

これまた痛い…オビトみたいに使いこなせるには何年かかるやら…でもこの世界じゃ素の俺にさえついてこれる奴は限られるだろうし、オーバースペックだよなぁ。

さて、久しぶりに思いっきり暴れよう、昨日からろくに動いてなくてストレス溜まってんだ。

 

「行くぞぉぉ!第五 杜門 開ぃぃ!うぉぉぉーーーーーー

 

 

 

 

 

 

やりすぎたか?いや、大丈夫だよね、木の100本や200本。大丈夫だよ。多分………

 

「帰ろ」

 

もうそれなりに明るいし、ルイズ起こさなきゃ。

 

 

ーーーーー

 

「おい、ルイズ。起きろー」

「むにゃ…むぅ。すぴー…」

 

おや、ルイズは朝に弱いのか。朝に弱い人は起こしてもすぐ二度寝するからな。ここは少し強引に…

 

「風遁 大突破(弱く」

「きゃぁぁぁぁぁぁ!なに!?なにが起きたのよ!」

「おはよう。ルイズ。」

「あ、おはよう…ってあんた誰よ。」

「おいおい、忘れたのか?君の使い魔になったカイ君ですよー」

「あぁ…そうだったわね。洗濯してくれた?」

「おう。多分もうすぐ戻って…」

「洗いもん終わったぞー。てかこの学院広すぎるだろ。何回迷ったことか…」

「おつかれさん。消えていいぞ。」

「うい。んじゃな。」ボフン!

 

む…情報が還元されるか。この感じは何回やってもなれないな。

…なんだこのかわいいメイドさんは。シエスタか…確かハーレムに入ってた気がするな。結構仲良くなったみたいだし、ついてるなぁ、おれの分身。ん?

 

「どうした。そんな口を開けて。みっともないぞ」

「い、今のは偏在?あなたスクエアメイジなの?すごいじゃないの!」

「何度も言ってるけどこれは忍術な。」

「それにしたってすごいわよ…便利なのね、そのニンジュツってヤツは。」

「まぁな。そういえば時間大丈夫か?今日も授業があるんだろ?それに朝食も。」

 

もう腹ペコだ。昨日の昼からなにも食ってないしな…

 

「そうね。着替えるからあっち向いてなさい。」

 

後ろで女の子が着替えてると思うとなんか興奮するな。少しくらいなら…い、いかん!煩悩退散煩悩退散煩悩退散煩悩退散煩悩退散………

 

「終わったわ。食堂に行くわよ。ついてらっしゃい。」

「お、おう。」

 

危なかった…少しでも見たならきついお仕置きが待ってるに違いない。お尻をしばかれるくらいじゃすみそうにないしな…これが毎日…生地獄って奴ですね神様。

 

 

 

 

 



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6ー決闘と新術

なんとか間に合いました。
土日は過ぎる時間が早く感じますよね。平日は2日に1話を目標にします。
少し長めです。
それではどうぞ


 

ーカイ視点ー

 

「すごいなこりゃぁ…」

 

これが食堂かよ…どれだけ豪華なんだよ…やっぱ貴族が通うだけあって金をかけて作ったんだろうか?

 

「椅子を引いてちょうだい」

「え?あ、おう。…で?おれの飯は?」

「あっ…」

 

あっ…ってまさか…いやいやそんなまさか、頭の良いルイズさんがそんな凡ミスするわけないよな。うん。

 

「忘れてたわ。パン1個で我慢して?」

「うん。厨房で賄いもらってくるよ。じゃあまたあとで、」

「あ!ちょっと!ーーーー

 

後ろで何か言ってるが気にしない。まじで腹がぺこぺこなんだ。パン1個くらい食べたって余計に腹が減るだけだ。賄い余ってるといいけど…

 

「あの、すいませーん。」

「ん?貴族じゃなさそうだな。どうした坊主、何か用か?」

「自分、実はかくかくしかじかでして、どうにか食べるものを貰えないかと思いまして…」

「…そりゃあ大変だったな。俺はコック長のマルトーだ。残り少ないが賄いが余ってる。それでもいいか?」

「はい!ありがとうございます!」

 

 

 

 

賄いはシチューとパンだけだったがそれなりに量もあり、味も好みでとても美味しかった。マルトーさんも他のコックの皆さんもとてもいい人たちで涙が出そうになったよ。出なかったけど。

そして今は賄いのお礼にデザートを貴族たちに配っている。あれだけ美味しいものをタダで食わせてもらったんだ。このくらいしないと…

 

「平民のくせになんてことをしてくれたんだ!」

「も、申し訳ありません!」

 

どうしたんだあの金髪イケメンは。ビンタでもされたのか顔に真っ赤な手形がついてるぞ…って謝ってんのはシエスタじゃないか。ってことはあの金髪はギーシュか?きたか、決闘…っと、仲裁に入りますか

 

「おいおい、何があった?」

「カイさん…実は私のせいでミスタ・グラモンの浮気がバレてしまって…」

「その平民のせいで2人のレディの顔に泥を塗ってしまったじゃないか!どう責任をとるんだい?」

「いや、話を聞く限り悪いのは二股かけたお前だろ?」

「そうだギーシュ!お前が悪い!」

「「「「あはははは」」」」

 

周りは周りでこの状況を楽しんでいるのか…娯楽が少ないからしょうがないのかな?

 

「っ!よし、いいだろう。君は貴族に対する礼儀を知らないみたいだ。諸君!決闘だ!」

「「「「おおおおおお!」」」」

「いいだろう。受けて立ってやる。」

「ふん。ヴェストリの広場で待つ。行くぞ諸君!」

 

行ったか…ふむ…たしかギーシュはワルキューレとかいうゴーレムを出して戦うんだったよな。性能次第でコピーするか…

 

「ちょっとあんた!何してんのよ!いなくなったと思ったら決闘騒ぎになってるし!貴族との決闘なんてケガで済めば運がいいくらいなのよ!」

「そうですよカイさん!殺されてしまいます!」

 

心配してくれる人がいるってなんかいいなぁ。

 

「多分大丈夫だよ2人とも。俺はあの程度のやつには負けないよ。さぁ行こうか。」

「まったく!使い魔のくせに勝手ばかりして!」

「どうしよう…私のせいで…あ、待ってください!」

 

 

 

「逃げずに来たことは褒めてやろう。」

「逃げる必要性を感じないしな。」

「減らず口を!多少腕に自信があっても僕は倒せんぞ!」

 

まあ確かにギーシュの魔法は実戦向きだ。下手をすれば格上にすら勝てるだろう。それもせいぜいラインメイジまでだろうが。

 

「僕の名は青銅のギーシュ、したがって青銅のゴーレム、ワルキューレがお相手するよ。」

「ああ、どこからでも…

「ちょっと待ちなさいよギーシュ!」

 

どうやら俺は転生してからセリフを邪魔される病にかかったようだ。

 

「決闘は禁止されているでしょう!」

「それは貴族同士の決闘だろう?それとも君はあの使い魔君に乙女心を動かしているのかい?」

「そんなわけないでしょ!私はただ自分の妙に自信過剰の使い魔がボロ雑巾のようにズッタズタのグッチャグチャのベロンベロンのボッコボコにされるのを黙って見ているのが嫌なだけよ!」

 

ひどい言いようだな。さすがに傷つくぜルイズよぅ…

 

「もう外野は黙っていたまえ!もう決闘は始まっているんだ!来い、ワルキューレ!」

 

バラの花弁が落ちたところから光とともに女型のゴーレムが出てきた。めちゃくちゃカッコいいな…センスあるじゃねーか。

 

「行くぞ!使い魔君!」

「ああ、どこからでもかかってこい。」

 

槍を持ったワルキューレが殴りかかってくるが…遅いな。いまの俺は素の状態でも上忍並みの実力があるんだ。

俺はワルキューレの攻撃を避け、隙だらけの腹に連蹴りをくらわせる。数メートル後退するが特にダメージはなさそうだな。

 

「何!?くそ!もう一度だ!」

 

ふむ、それなりに強度はあるか…この程度なら雑魚の掃除には役立つだろうか?

ま、コピーしておいて損はないだろう。

俺は写輪眼を発動させる。

ふむ…なんだ、簡単に再現できそうだ。ドットスペルだからか?

近付いてきたワルキューレを片手でひねり潰しながら術を作っていく…できた。

新しい忍術の完成だ。

 

「そんな馬鹿な…だが、この数はどうにもなるまい!」

 

おお、一気に7体のワルキューレが出てきた。それぞれ剣や斧、槍などを持っている。

さて、ここからは俺の無双タイムといこうか。

 

「さてそろそろ終わりにしよう。

いくぞ、土遁 鋼人形の術!」

 

俺が術を発動すると俺の目の前に三体の鋼の騎士が出現する。その大きさはゆうに2メートルを超え、手にはロングソードを持っている。

 

「なっ…………………………」

 

ギーシュは言葉も出ないらしい。

 

「やれ。」

 

俺の命令に従い、鋼の騎士達はその体格では考えられないほどのスピードでワルキューレ達に接近しほんの数秒で7体のワルキューレを破壊してしまった…

予想以上だ…チャクラは影分身1体分しか込めていないのに…かなりコスパがいいな…カッケーし。これも俺のお気に入りの術になりそうだ。

 

「そ、そんな…嘘だ…」

「さてギーシュ。俺の勝ちだな?さて…」

「まってくれ!こ、殺さないでくれ!頼む!」

「何勘違いしてんだ。謝ってこいよ、あの2人に。あとシエスタにもな。お前根はいい奴そうだしな。」

「ああ!ありがとう使い魔君…君のおかげで気づいたよ。僕はモンモランシー一筋ってことにね!まっていろモンモランシー!今行くぞぉぉ!」

「「「「……………」」」」

 

ま、まあよかったんじゃない?でもモンモランシー以外の2人にも謝れよ?

 

 

 




「なんじゃ、2日に1話じゃと!甘えるでないわい!」
勘弁してくださいまじで…(T_T)


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7ー検証と授業

かなり短いです。
授業とばしてたのでここにぶっ込みます。
それではどうぞ


 

 

ーカイ視点ー

 

 

昨日はあの後ルイズには驚かれ、シエスタには謝られたり、キュルケに話しかけられて少しお話してたらルイズに叩かれたりと大変だった。

さて、今日も早めに起きて例の森へ来ている。昨日新しく出来た忍術、鋼人形の術を大規模で試すためだ。俺はナルトの世界で考ると人の枠には収まらないほどのチャクラを持っているので、もしかしたらこの術である程度レコンキスタ軍を蹴散らせるかもしれないのだ。ワクワクするね。早速試してみよう。込めるチャクラ量は約半分、これでどれくらい作れるだろうか…

 

「土遁 鋼人形の術!!」

 

チャクラがごっそり無くなるのを感じる。だが…想像以上だ。数えるのは面倒臭いのでしないが、ゆうに3000体は超えているのではなかろうか…おそらくだがトライアングルメイジ並みの兵士が3000体。負ける気がシネー。

レコンキスタ戦が楽しみだぜ。

そういえば俺って多数の敵と戦ったことないわ。修行の時は影分身しか使えなかったので多くて3人だった。ここで経験しておくのも悪くないだろう。間違っても殺される心配はないのだしね。

 

「第五 杜門 開!さあ、俺と戦え!」

 

俺の声を聞いた瞬間、3000を超える鋼の騎士が一斉に俺に襲いかかってくる。

うん、滾ってきた。全部ぶちこわしてやるよ。

 

 

 

ー1時間後ー

 

 

「はぁ…はぁ…はぁ、つがれだ…」

 

やっと全部壊せた…チャクラを纏ってるせいかくそ硬かった。途中からスサノオに切り替えて暴れまくったおかげか上半身まで出せるようになった。嬉しい。カッコいいね…でもやっぱり目は痛い。少し寝ていこうか…ルイズの世話は影分身が何とかしてくれるだろ…おやすみぃ。

 

 

 

ー影カイ視点ー

 

 

遅い…オリジナルが遅すぎる。新術。試すだけだったはずだが…何かあったのだろうか?俺が消えてないって事は死んではないだろうが…もう朝食が終わってしまうぞ。ちなみに腹の調子が悪いと言って俺は食ってない。マルトーさん達を心配させてしまったが許してくれ、俺は食えないんだ。

おっと、ルイズが食事を終えたようだ。

 

「カイ行くわよ。」

「おう。」

 

何気俺が参加する初めての授業になる。

本当にオリジナルは何やってんだ。チャクラそんなに貰ってないから術の1つでも使ったらあっさり消えちまうぞ。

っと、ここが教室か。広いな。何もかもがでかすぎると思うんだ。俺は狭いのが好きなんだ。決して貧乏性なんかじゃないぞ。狭いところのほうが落ち着くだろ。それにしてもまだ俺に対して嘲笑いの声が聞こえる。くそ、チャクラがないから威圧も出来ないや。ん、授業が始まるみたいだな。

 

 

 

 

 

 

 




微妙なところで切ってしまって申し訳ないです。
眠すぎたので続きは明日投稿します。


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