僕と逆転とAクラス (金細工師)
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1章 どん底から頂点へ
僕と試験とクラス発表


もともとpixivにアップしていた小説をここでもアップします

文章はそのまま、ハーメルンでも!


通学路は桜満開。

 

その道を僕は走っている。

 

ハロー、みなさん。

僕は吉井明久、今日から文月学園3年生になる17歳で~す!

 

・・・えっ?バカのくせに進級できたんだって?

 

 

うん、別に異常もなく進級できたけどね・・・w

 

 

 

 

で、僕は今年、Aクラスに入る事を目指しているんだ。

バカのくせにだって?

・・・これには訳があって・・・。

 

 

「アキくん、お話があります。」

 

春休みに姉さんから・・・

 

「アキくん、Aクラスを目指しませんか?」

 

急にそんなことを言われた。

 

「姉さん!?何を急にそんな事を言い出すのさ!」

「アキくん、もしAクラスに入れなかったら・・・」

「え゛っ・・・?」

「アキくんにすごいチュウをします」

「!?理不尽だよ!しかもすごいってどれくらいだよ!!」

「舌まで入れるすごいのをします」

「冗談じゃないよ!!あんた実の弟に何する気!?」

姉さんに襲われるのを怖がった僕は、その日から猛勉強を敢行した・・・。

 

その日々の事は詳しく言えないけど、死にそうだった事は確か。

 

そんな日々を経て、振り分け試験。

今までの僕では解けないような問題が驚くほど解ける。

 

勉強してよかったと、この時初めて思った。

 

そして今日・・・

 

 

「吉井!?今日は珍しく早いじゃないか」

 

 

校門の前には、お馴染みのてつじ・・・西村先生が立っていた。

 

「ええ、クラス分けがどうか気になって」

「ほう。で、吉井」

「はい?」

「何があった」

「へ?」

「去年俺はお前に何と言ったか覚えているか?」

「えっと・・・・正真正銘のバカとか言ってたような・・・」

 

「お前は、やればできるバカだったようだな」

 

吉井明久 Aクラス

 

「・・・・よっしゃああああああ!!!」

「吉井、最後の年くらい最高の物にしろよ」

 

高校最後の年、

僕はAクラスになった。

 




明久達が進級した後の話を書こう、と思って書き始めたら、
「ついでに明久が頭良くなったら・・・」という加工を施してましたw

自分でも、書いてて明久らしくない場面とかもありますw

2話もすぐ上がるのでお楽しみに



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僕と悪友と現実逃避(前編)

Aクラスのメンバー・・・・・・
メンバー・・・?が登場です




ガララッ!!

 

「Fクラスと、全然違う・・・」

 

目の前に広がる光景は、卓袱台と座布団、畳と酷いものだった2年の時とは大違いだった。

 

しかも、2年Aクラスより・・・さらにAクラスは広くなっていた。

 

「何か違和感だな」

 

とりあえず、自分の席を探す。

っと、あった。

 

やはり机はシステムデスク、もちろんリクライニングシートもついていて、机上にはノートパソコン、

机の隣には冷蔵庫、天井にはエアコンがあった。

全部自分専用なのが太っ腹だよ・・・・

 

 

「ところで・・・隣は誰だ・・・?」

 

 

やはり、新学期で新しいクラス。

お隣さんも重要になってくる。

 

[木下優子]

 

「木下さんかぁ~!これは新学期早々ついてる!」

お隣は木下優子さんと判明。

木下優子さんは、我らがアイドル秀吉のお姉さん。

木下さんも美人で可愛いからなぁ・・・。

 

 

ガララッ・・・

 

お隣さんも確認したので、リクライニングシートでくつろいでいようととしたら誰か来た。

 

 

「・・・・・・明久!?」

「は?ムッツリーニ!?」

 

目の前に立っている小柄な少年は、寡黙なる性識者(ムッツリーニ)こと土屋康太。

・・・何故だろう、物凄く寒気が。

 

「冗談だと思うけど、ムッツリーニ・・・ここ?」

「・・・・・・(コクコク)」

 

何があったムッツリーニィィィィィ!!!!!

どうして!?どうして!?何故君はAクラスなんだい!?

 

「・・・・・明久こそ何故ここにいる?」

「僕はAクラスなんだよ!!」

「・・・・・・!?」

 

奴も驚いているようだ。

・・・しかし、ムッツリーニがAクラスか~

これは面白くなりそ・・・

 

ガララッ!!

 

だっ!?誰だっ!!こんなKYなタイミングで来やがったバカは!?

 

 

 

「・・・おい、明久・・・何でここにいるんだよ」

「・・・何だ、雄二か」

「何だその切り返し!?」

 

まあ、コイツは来ると思ってた。

赤髪が映えるこの妖怪は坂本雄二。

美人の幼馴染えをたぶらかす、

最近現れた新種だ。

 

「・・・雄二、浮気はゆるさない」

「翔子!?まだ俺は何もぐががががががががっ!!!!」

 

まあ、その幼馴染に制裁を食らってるけどね・・・w

 

・・・で、今思ったんだけど・・・。

 

「何でアンタもAなのよ!」

「真面目に勉強したからじゃ!!」

 

また、元FクラスメンバーがAクラスに来るみたいだ・・・

 

ガララ!

「Aクラスは相変わらず広いのぅ・・・」

 

・・・何かの見間違いだろうと、僕は現実から逃げようとしていた・・・

 

 




相変わらず貫録の文字数w

明久を天才にするなら、元Fクラスの連中をAクラスにしようという考えに至り、
今回このように変化してまいましたw

3話もすぐ更新しそうなんで、お楽しみに


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僕と悪友と現実逃避(後編)

相変わらずのAクラス・・・?メンバー登場です

何と言おうが、このクラスはAクラスですw


僕は今、必死に現実から逃げようとしている。

 

元Fクラス、これで4人目だ。

 

「明久!?お主何故ここにおるのじゃ!?」

秀吉に驚きの目で見られた。

いや、君こそ何故ここにいるのさ。

 

「秀吉こそ何でAなのさ?」

「春休みをほぼ勉強に使ったぐらいだからのぅ」

「・・・・・・・・・」

 

同類がいた。

結構意外だった。

 

「何はともあれ、今年もよろしく頼むぞい」

 

「うん!よろしく、秀吉!」

 

秀吉まで来たら、ぜひとも美波にも来てもらいたいが・・・おそらく無理だろう。

でも、Fの覚醒を見る限り、現実になりそうで怖い。

 

「!?今気づいたけど・・・吉井君!?」

「あっ・・・木下さん・・・」

お隣の木下さんがようやく気づいた。

・・・いかん!近い!近すぎる!!こんな可愛い娘が隣とか、興奮しないわけがない!!

 

「吉井君は何でAクラスまで上がったの?」

「いや・・・ちょっと、姉に襲われそうになってね・・・」

「??どういうこと・・・?」

「えーっと・・・・」

 

 

~~~~~状況説明中~~~~~

 

「あなたのお姉さん、大変な人ね・・・」

「そうだよ!!親戚以外からされたら嬉しいけど・・・」

まあ、僕には無理だろうね。

 

「・・・・・・・」

「・・・・あれ?木下さん?」

「・・・・・アタシなら・・・・してもいいんだけど・・・」

「木下さん!?」

「!?あっ・・・ごめん・・・ちょっとボケてたわ・・・」

「・・・いや・・・さっき言った事・・・何?」

「えっ!?・・・・もしかして聞こえてた?」

「うん・・・・」

「・・・・うう・・・うっ・・・・」

マズイ!!木下さんが涙目になってる!!

これは、謝らないとヤバイ流れだ・・・・

 

「ごめん!木下さん!悪気はなかったんだ・・・」

「・・・いいよ・・・でも・・・」

 

木下さんの顔がさらに近づいてきた。

ちょ、ちょっと!?近い近い!!これ以上近づいたら理性が保て・・・

 

チュッ

 

僕の唇に何か当たった。

 

にゅるる

 

何か柔らかい異物が口内に入ってきた。

 

れろれろ

 

容赦なく僕の舌にそれは絡まってくる。

 

 

ん・・・?何?みんななんで「熱いねぇ・・・」みたいな目で僕を見るの!?

 

雄二はヒューヒューうっさいし、霧島さんと秀吉は赤面、

ムッツリーニに至っては倒れている。

 

目の前には顔を赤く染めた木下さん。

 

ほら、別におかしい所なんて無いじゃないか!

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・あれ?木下さん?

 

「んむぅ・・・吉井くぅん・・・」

 

彼女は、僕にキスしていた。

 

「・・・!!?木下さぁーん!?」

 

ようやく気づいた。

木下さんにキスをされた。

しかも、舌まで入れるやつ。

いわばディープキスだ。

 

 

「吉井君・・・今のは忘れて!!!」

 

ガララッ!!!!

 

大きな音をたてて、木下さん教室から飛び出していった。

 

 

 

「木下さん・・・?」

 

唖然としたまま、僕はそこに立ち尽くしていた。

 




ヒロインをどうするかで悩んだんですが、結局Aクラスつながりで優子姉さんにしました

個人的には美波も好きなんですが、この小説ではアンチみたいな扱いです
すいません

・・・ちなみに姫路さんはガチなアンチです
すいません

キスの所は某作品のパロですw

4話もお楽しみに


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僕と疑惑のAクラス

4話アップです

3話との間隔は5分程度しかありませんw

ストックがありすぎて、逆に困るぐらいなんです・・・


「明久お前・・・」

「僕には・・・分かんないよ・・・」

あのキスはなんだったんだろう。

 

「姉上がすまんかったのう・・・」

「秀吉は悪くないよ・・・でも・・・」

・・・木下さん・・・僕の事・・・

ガララッ!!

そんな微妙な空気を打開するようなドアの音。

入ってきたのは・・・

 

「Aクラスだなんて・・・頑張って良かったわ!!」

 

どこぞで見たようなポニーテール。

勝気な目とモデル体型。

・・・って・・・!?

 

「美波!?何でここに!?」

「アキ!?あんたこそ何でここに・・・」

 

・・・もうAクラスのレベルを疑いたくなってきたよ・・・。

去年Fクラスだったのが5人も・・・。

姫路さんもおそらく当確だろうし、6人。

これ、本当にAクラスなのかな・・・?

 

その後、姫路さん、久保君、工藤さんなどがやってきた。

姫路さんの驚きっぷりには、正直こちらが驚かされた・・・。

・・・久保君は冷静さをなんとか保ってたけどね・・・w

 

木下さんも何とか無事戻ってきた。

けど、何だか目が合うと恥ずかしい・・・。

 

 

ガララッ

 

しばらくすると、知的な眼鏡をかけた高橋洋子先生が教室に入ってきた。

やっぱり、Aクラスは高橋先生なんだね・・・。

 

「みなさん、進級おめでとうございます」

 

話がどんどん進む、さすがAクラス。

さっさと進んでしまって置いてかれないか心配だ。

 

「では、クラス代表の発表をしたいと思います」

クラス代表かぁ・・・霧島さんが妥当じゃない?

 

「Aクラスの代表は霧島翔子さん・・・」

ほらね、やっぱり。

霧島さんは2年連続のAクラスだいひょ

「の予定だったのですが、学園長の要望で坂本雄二君にお願いすることになりました」

 

!?

 

一瞬、時が止まった。

 

Aクラス代表が、雄二だと・・・?

 

「俺だと!?」

 

当の本人ももちろん驚いている。

 

「では、クラス代表に挨拶してもらいましょうか」

 

「マジか・・・」

 

驚愕の表情が抜けない雄二が中央に立つ。

 

「・・・今でも信じられないが、Aクラスの代表を務めることになった坂本雄二だ。

 さて、俺はこのAクラスの皆に話したい」

 

???

雄二が何か問いたそうで教室内が少しざわついた。

 

「誰でも分かるようにAクラスは学力が最高のクラスだ。

 しかし、学力には優れているが、Aクラスには決定的な弱点がある。

 それは・・・」

 

「行動力だ」

 

行動力・・・。

確かにAクラスは優等生な為か、行動力に欠けているように見えた。

 

「Aクラスは優等生という呪縛に捕らわれている。

 そのせいで行動力に欠けているんだ。

 だから俺は、そういう呪縛に捕らわれない、いわば今までの常識を覆したAクラスを理想にしている」

 

雄二も・・・アドリブのはずなのに、頭がキレてるね・・・

さすが元・神童だ。

 

「学力、行動力共に優れた最強のクラス作りを約束する。

 何はともあれ、衝突することもあるかもしれないが、

 1年間よろしく頼む」

 

雄二のスピーチが終わった瞬間、歓声が沸いた。

 

「坂本もやるわね・・・」

「あれはあれで、雄二らしいのぅ」

「・・・・・・大胆発言だな」

「坂本君には頑張ってほしいですね、翔子ちゃん」

「・・・うん、雄二はAクラスをきっといいクラスにしてくれる」

「坂本君デカいこと言っちゃって大丈夫なのかな~?」

「大丈夫だよ、工藤さん」

「吉井君?」

「雄二なら・・・きっとやってくれるよ」

「ふふ~ん、それなら信用できるカナ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

新生Aクラス、新代表と共に始動。




Aクラス代表はみんな頭良くさせようと思った時に雄二に決めました
つーか、元から代表は雄二でいいかと思ってましたが・・・w

まあ、ここから明久と優子姉さんの妖しい関係がちょっとずつ始まっていきます

妖しいの意味は今後のお話に期待?してくださいw


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2章 恋愛フラグ乱立清涼祭
僕と最後の清涼祭


ストック消費するために今日は8話まで更新しますw

超スピード展開ですが、気にしないで~

そして、今回から文化祭です
超飛んだな、とかいうツッコミは無しですw


5月

早くも、衣替えの季節・・・

 

 

・・・えっ?なんでこんなに月が飛んだのかって?

 

雄二の言った通り、最強を貫きすぎて・・・

試召戦争を仕掛けてきたクラスを返り討ちにする日々ばかりなんだよね。

 

だから話しててもつまんないし・・・

 

だからカットということで!w

 

で、今は清涼祭の出し物を決めているんだけど・・・

 

「よーし!じゃあ何か意見ある人!」

 

・・・2年連続でクラス委員になりましたw

 

「はい、霧島さん」

「・・・喫茶店」

定番系来ました~

さすが霧島さん、妥当な意見だ!

 

「・・・普通の喫茶は微妙・・・だからメイドとかが妥当」

 

 

霧島さんって、こんなキャラだったっけ・・・

 

「え~っと?ムッツリーニ」

「・・・・・・俺も喫茶店を希望する。・・・・・・ただし」

 

ムッツリーニの事だから写真館とでも言うかと思ったけど・・・

意外と今年は真面目だ。

・・・ただしってのが気になるけど。

 

「・・・・・・ウエイトレスは・・・・全員コスプレをっ!!(ブシャーッ!)」

「ムッツリィィィニィィィィ!!!!」

 

 

欲望の海にムッツリーニという名の小型船は沈没していった。

結局、ムッツリーニはムッツリーニだったんだね・・・w

 

まあ、その後満場一致でコスプレ喫茶となったけど・・・

ムッツリーニ、良かったね!

これもコスプレしたい女子生徒が大量にいたからだよ!

 

 

 

「・・・吉井」

「うぉっ!?霧島さんか・・・」

放課後に霧島さんが話しかけてきた。

「・・・吉井は召喚大会出るの?」

「うん!あのアルテミ・・・じゃなかった、召喚大会だよね」

違うっ!同じ声の大空〇ロ君じゃないんだから!!

 

「もちろん出るよ、そもそも連覇が懸かってるし・・・・・ってか、霧島さんは雄二と出るの?」

「・・・うん、雄二は私の物」

昨年雄二と組んで優勝したアル・・・試験召喚大会が今年もある。

・・・いいかげん脳裏から〇ロ君を消さないと・・・。

とりあえず出れないと仕方がない。誰かと組まなくちゃ・・・よし、明日聞いてみよう。

 

翌日~

「ごめんなさい、明久君。美波ちゃんと組んじゃいました・・・」

「・・・・・・工藤愛子と組んだ」

「ワシは久保と組んだのじゃ。すまんのう、明久」

 

・・・・・・ははは

誰もいねえええ!!!

姫路さんもいないし、ムッツリーニは工藤さんとか・・・

何か無茶苦茶だよ!!

ていうか、このままじゃ・・・出場すらヤバいよ!

 

「・・・あの・・・吉井・・・君?」

そんな時に彼女は現れた。

 

「木下・・・さん・・・どうしたの・・・?」

話しかけてきたのは木下さん。

あの騒動(?)のせいで喋りづらい・・・

 

「あ、あの・・さ、ア、ア・・アタシと・・・組まない・・・?」

!?木下さんが勧誘してきた・・・・・・断る理由なんぞ・・・無い!!

 

「いいよ、優子。僕と組もう」

「う、うんっ!あ、明久くん・・・///」

 

しまったぁっ!!

つい「優子」なんて呼んでしもうたぁぁ!!

・・・しかも優子まで僕の事「明久君」なんて呼ぶとは・・・

理性が崩壊すっぞ!

「!?優子!一旦落ち着こう!」

「もう・・・我慢できないの・・・」

「!?ちょっと優子!?何故そこで顔を近づけてくる必要があるのさ!!」

「明久くぅん・・・」

「ダメダメ!!ここは公衆の面前だからキスはアカーン!!!」

 

でも、時すでに遅し。

気づいた時には僕の頬に、優子の唇がくっついていた。

 

「・・・アキ・・・?」

「・・・明久君・・・?」

 

悪寒もするが、ドキドキが止まらない。

 

「明久くぅん・・・すきぃ・・・・」

 

暴走モードの優子が物凄く可愛く見える。

 

胸の高鳴りは、さらに上がる。

 

もしかしたら、というか・・・もしかして・・・

 

僕は優子に恋をしたのだろうか・・・?




優子姉さんをキャラ崩壊させる、この小説書いてて一番難しいような気がしますw

後は、この小説の鍵になってくる?ダン〇ール戦機ネタが初登場ですw

今後すげー増えますのでご注意を

そして5話しか経ってないのに、明久も堕ちました・・・

スピード展開、荒れるぜ、止めてみな!



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僕と先輩とAクラス

今回から2話ぐらいは目立ってないような弟君ことルイ・・・秀吉君のお話です

オリ設定も入ってくるのでご注意・・・


・・・・・・何だろう。

隣にいるムッツリーニも唖然として立ち尽くす。

 

「・・・Fとは大違いだね、ムッツリーニ」

「・・・・・・(コクコク)」

 

今、僕達は清涼祭の準備をしているんだけど・・・

さすがAクラス・・・

学園長が建設会社の人でも呼んだのか、

教室内の飾りつけなどは全て任せている。

 

「霧島さん」

「・・・吉井?」

「この人達、去年も来た?」

「・・・うん。物凄い早さで作って、去って逝ったけど・・・」

 

去って逝った?

去って行ったの間違いじゃないのか・・・?

 

まあ、いっか。

 

 

 

 

そんなgdgdな日々を経て・・・

 

 

 

清涼祭初日!

 

「・・・おお、おお、おっ、お宝っ!!!・・・(ブシャーッ!!!)」

「誰か・・・こいつの出血を止めてくれ・・・!」

 

何かデジャヴな気がするけど、慣れてるしね。

 

え~っと、姫路さんは去年と同じチャイナ、美波は浴衣・・・

工藤さんは・・・バ・・・バニーとは・・・やるな・・・オイ。

 

 

「・・・明久君?忘れてませんよね・・・木下さんとキスした事・・・」

「ア~キ~?他の女にまで手を出すとはね・・・」

 

そんな事考えてたら、僕の身に危険が迫っていた。

 

「おいおい!?2人とも何故急に!?って美波!そっちに曲げたら関節がっ!」

「反省してもらうわよ・・・・」

「同じくですよ・・・明久君・・・」

「ちょっ!?姫路さんまで何をおおおおぉぉぅ!!!」

 

 

~~しばらくおまちください~~

 

 

 

折檻から逃亡した僕は今、屋上にいる。

 

「何で僕がこんな目に・・・」

二人ともちょっと知識がズレてるよ・・・

つか、二人とも僕にキスしたじゃないか・・・

 

「明久、何を悩んでおるのじゃ」

「ああ・・・秀吉・・・って、執事かよ!!」

「・・・お主は一体何を期待しておったのじゃ?・・・」

 

コスプレは秀吉の代名詞なのに・・・何故執事なんだっ・・・!

 

 

「まあ、それは置いといて・・・・優子の事で悩んでるんだ・・・」

「ああ・・・姉上か、またキスしてしもうたみたいで、すまんのう・・・」

「いや、秀吉は悪くないよ・・・僕の失敗だから・・・」

「そうか・・・」

「それでさ・・・秀吉」

「なんじゃ?」

「・・・僕、優子の事好きなんだ」

「なんと!?姉上がか・・・」

「僕・・・どうすればいいだろう・・・」

「どうすればいいも、何も、男を見せるときじゃ明久。姉上に想いをぶつけるのが妥当じゃろう」

「それって・・・告白!?」

秀吉も・・・結構意外に豪快な事言うなあ・・・

 

「告白なんぞ恥ずかしい事じゃなかろう・・・ワシだってしたのじゃから・・・」

「そうだよね!!恥ずかしい事じゃないよね!!秀吉も告白したんだから!!」

 

秀吉にもできたんだから、僕にもできる!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・へ?

 

 

 

 

「ええええええっ!!!!?秀吉、誰かに告ったのぉぉっ!?」

「・・・恥ずかしながら、事実じゃ//」

顔を赤く染める秀吉。

レ〇クスがイ〇ベー〇ーのボスだったくらい驚きだよ!!?

 

「それで・・・返事は?」

「承諾してもらえたのじゃ・・・」

「おめでとう、秀吉」

「ああ、感謝するぞい・・・っと、もうこんな時間じゃ。そろそろ教室に行くぞい」

「うん!」

秀吉と共に教室へ向かって走り出した。

 

 

「どこ行ってたんだ明久・・・もう開店間際だっていうのに・・・」

「ごめん、雄二」

「まあ、明久らしいがな・・・」

「坂本~!!後1分よ!」

「おう、了解!」

「・・・雄二にしては、気合入ってる」

「・・・そうか・・・?」

「・・・うん、見ただけでわかる」

雄二の隣がお約束の霧島さんは、着物を着ている。

本当に日本人形みたいで美しい。

まさに大和撫子とはこの事だ・・・

 

「あっ、明久・・・くん・・・」

「優子・・・・・・///」

いかん!!直視してたら死んでた!!

 

優子はメイド服に猫耳。

つまりネコミミメイドっていう奴だ。

 

「似合うかな・・・?///」

「に、似合ってるよ!///」

「ありがとう・・・アタシ、嬉しい///」

「うん、どういたしまして!」

これで、少しは優子との仲も進展したかな・・・・?

 

 

「開店!!」

遠くで雄二の声が聞こえた。

「2日間頑張ろう、優子」

「うん!///」

 

「ありがとうございました~」

「雄二、だいぶいい感じだね!」

「ああ、Aクラスってのもあって、客の手応えもいいな」

去年みたいに妨害がないからいいよ!

 

 

「・・・Aクラス・・・去年までここにいたので、懐かしいですね・・・」

「いらっしゃいま・・・せ?」

「いらっしゃいませ!!って、どったの秀吉?」

「あら、秀吉くん・・・こんな所にいたのですか、ついFにいるかと・・・」

「いくらなんでもそれは酷いぞい・・・確かにお主の事は好きじゃが・・・」

「ごめんなさい、秀吉くんが可愛いので、つい・・・///」

「ねえ・・・秀吉。この人が例の彼女さん?」

「あら、吉井明久君ではありませんか」

「僕の事知ってるんですか!?」

「知ってるも何も・・・喋った事だってあります」

「えっ・・・!?」

 

こんなべっぴんさん、先輩の中にいたっけ・・・

 

霧島さんと同じように着物が似合いそうだ。

・・・って待てよ・・・・

 

いた!!着物が似合って、物凄くエロい先輩!

 

でも意外だな、秀吉とだなんて。

 

え~っと、名前は・・・

 

「小暮・・・先輩・・・」

 

「その通りです♪」




エロい先輩、小暮葵嬢登場です。

秀吉に彼女・・・という設定を考えた結果、和風な感じの彼女がぴったりなんじゃないか、
という事になって決定しました。

書いた時はオリでも良かったけど、今になってみれば葵嬢じゃないと・・・って感じですw


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秀吉と葵の恋愛事情

秀吉君2話目は過去編みたいなもんです

どうしてこうなったのか・・・的な話ですw


「久しぶりですね、吉井君」

目の前に立っているのは秀吉の彼女であり、僕の1学年上の先輩、小暮葵さんだ。

 

「秀吉君、その服似合ってますよ♪」

「葵殿に褒められると照れるのじゃ・・・///」

小暮先輩に褒められて、秀吉の顔が染まっていく。

・・・しかし・・・

「・・・あれ?でも何で秀吉と小暮先輩が・・・?」

 

この2人、あんまり接点無かったような気がするけど。

 

「ここにいても邪魔ですし、中でお話しします」

「すみませんね・・・」

 

 

 

「さてと・・・吉井君はどうして接点のない私と秀吉君が付き合っているのかと思っているのですよね?」

「はい・・・2人には接点無いと思ったんで・・・」

「学園内では、隠ぺいしてますが・・・私と秀吉君は幼馴染なんですの」

「!?小暮先輩と秀吉って幼馴染だったんですか・・・!?」

 

聞いたこともない事実だ!!

 

 

「秀吉君とそのお姉さんとは小さいころからの付き合いです」

「へえ~・・・優子とも仲良かったんですね」

「ええ、優子ちゃんも可愛かったです♪」

小暮先輩が小悪魔っぽく笑う。

「葵殿・・・話がずれてきておるぞ・・・」

「あっと・・・これは失礼しました」

おっとっと・・・僕もずれる所だった・・・

 

 

「あれは・・・文月学園の卒業式を終えた後でした・・・」

 

 

 

「葵殿、卒業おめでとうなのじゃ」

「ありがとうございます。で、話とはなんでしょう・・・秀吉君」

「そ・・・それは・・・じゃな///」

「・・・?秀吉君?顔が赤いですよ?熱でもあるのですか?」

「!?いっ、いや・・・違うのじゃぁ///」

「変な秀吉君ですね。落ち着かないと、何も話せませんよ?」

「すまんのじゃ・・・・では・・・葵殿・・・」

「何ですか?秀吉君?」

「ワシは・・・・・ずっと、葵殿の事が好きだったのじゃ!!」

「!?・・・秀吉君・・・!?」

「だから・・・その・・・ワシと・・・付き合ってほしいのじゃ///」

ぎゅうううっ!!

「あ、葵殿ぉっ!?///」

「よく言えましたわ、秀吉君」

「葵・・・殿?」

「私も・・・・秀吉君の事・・・大好きです///」

「葵殿・・・その・・・」

「秀吉君・・・?///」

「キス・・・せぬか?」

「私は秀吉君の意思に従います」

「そうであるか・・・なら、遠慮なく・・・///」

「はい、来てください・・・////」

 

・・・チュッ

 

「葵殿ぉっ!////」

「秀吉くぅんっ!!/////」

 

 

 

「・・・というわけです」

「いろいろ生々しい話、ありがとうございます」

「何か、恥ずかしいのう・・・///」

「吉井君、コソコソ(もしよければ、私と秀吉君の初夜のお話もありますが、お聞きになります?)」

「コソコソ(初夜!?もう、愛の営みを・・・?)」

「コソコソ(秀吉君凄く激しくて、つい声が出ちゃいましたわ)」

「コソコソ(とりあえず、後でじっくりと拝聴させていただきます)」

「?お主らは何を話しておるのじゃ?」

 

小暮先輩の生々しい話・・・内容は大変だが、聞いてて面白かった!!

 

小暮先輩の話と、模擬店の営業で、清涼祭1日目は風のように過ぎ去って行った。

 




この話書けて満足していた当時。

今になってみると、文化祭の話何もしてない・・・www

忘れてたんじゃねーのか?うるせーよ、おい!




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僕と優子と召喚大会

今回からが本編・・・のはずの試験召喚大会です

明久と優子の関係もここから急展開していきますw


清涼祭初日。

折檻から始まり、優子の猫耳やら、秀吉と小暮先輩の生々しい話やら・・・

とにかく沢山収穫(?)があったような気がする。

 

「終わったぁ~!!」

「お疲れじゃ、明久」

「そっちもお疲れ、秀吉」

「おーし、皆1日お疲れだったな。明日は召喚大会もあるから、帰ってしっかり休めよ!」

遠くから雄二の声が聞こえる。

・・・結局雄二は霧島さんと出場するのかな?

 

 

「ねえ、雄二。雄二は出るの?」

「何を今更言ってんだバカ・・・出るに決まってんだろ・・・」

「だよね・・・霧島さんと出るの?」

「・・・まあ、そうだな」

「まあ、そうだな・・・って決定事項なんだからためらわなくてもいいじゃないか!」

 

ポン!

 

「明久。もし俺が翔子じゃないやつと組んだら、どうしていた?」

「・・・霧島さんにチクってた」

 

そりゃあ、そうでしょ。

 

 

~~翌日~~

 

「おはよう!優子、今日は頑張ろう!」

「う・・うん!///」

か、可愛い!照れてる優子可愛い!!

「明久、おはようなのじゃ」

「ああ、おはよう秀吉」

「お主ら、ルールは聞いたかの?」

「・・・あっ・・・聞いてないや」

秀吉に言われてなかったら、どうなってたろ。

 

ルール説明

出場チームをA.B.C.D.E.Fのグループに分け、予選を行う。

グループごとに優勝チームを決め、優勝チームによって決勝を行う。

決勝戦は、各チーム代表者によるバトルロイヤル。

最後まで生き残ったチームが優勝。

 

教科は指定されていない。

そのため、ルーレットで決定されるまで、何の教科で戦うか分からない。

 

ただし、決勝戦(バトルロイヤル)は総合科目と決まっている。

 

予選は2VS2で行う。

 

その他概要は通常の試召戦争と同じ。

 

「ほ~、バトルロイヤルかぁ」

「雄二!?いつの間に・・・?」

「お前らが来る前に来てたぞ・・・」

「・・・・・・・ごめん」

存在に気付かなくて。

 

「そういや、お前らは受付済ませたか?」

「受付・・・あっ!」

「明久君!急ぐわよ!」

「ちょっ!優子早い!!」

 

「翔子、俺らは何グループだ?」

「・・・C」

「・・・翔子」

「・・・何?」

「優勝できたら、言いたい事がある」

「・・・雄二・・・?」

 

 

 

 

「3年Aクラス吉井明久、木下優子、これでよろしいですか?」

「「はい!!」」

「登録しますので、少々お待ちください」

 

 

「登録完了です。抽選の結果、グループFとなりましたので、おそらく出番は終盤になるでしょう。」

「終盤か・・・」

「待ちが入るわね・・・」

「優勝目指して頑張ってくださいね」

「よし、行くよ優子!!」

「ええ!!!」

 

 

優子との連覇への道が始まった。




明久と優子をペアにするのは計画通りw

次回から本格的に大会が始まります

・・・意外な伏兵がいるかもしれません・・・?


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Fと波乱のグループA 

本日は予選のお話を4話投稿しますw

原作改変があるのでご注意を

オリキャラも徐々に出てきます
そちらもご注意を


僕と優子が受付を始めた1時間後の8時30分頃から試合は始まった。

つまり、7時30分というわけ。

・・・何でこんな糞早いんだよ・・・・

とツッコミたくなるよ、もう。

 

予選だけで、9~10時間とか・・・もう地獄さ!

僕たちの場合なんか最後だから出番いつだよ!

 

予定では、決勝は後夜祭のメインで、20時からとなってる。

・・・鬼畜かあのババア!!

 

 

 

で、今僕らは教室にいる。

 

「グループAは姫路さんと美波?」

「どうやら、そうらしいな・・・後佐藤美穂のところもな」

ガララ!

「1回戦突破してきたわ」

「はやっ!?てか、試合中だったの!?」

「おーお疲れさん。グループ決勝は見に行くからな」

「はい!頑張ります!」

 

その後も姫路さんと美波は勝ち進み、準決勝では佐藤さん達との同クラス対決を制して決勝に進んだ。

 

「姫路さん!美波!」

「あれっ、アキ!」

「明久君!」

「グループ決勝進出おめでとう」

「ありがと。お先に決勝で待ってるわ!」

「ここも負けられませんからね!絶対勝ってきます!」

「2人ともちばりよー!!」

 

何で沖縄の言葉が出たんだろう・・・

・・・まあいっか。

 

 

「さあ、時刻は9時30分!まだ太陽も登りかけではありますが、早くもグループAの決勝です!

 両者、拍手でお迎え下さい!!!」

 

88888・・・・

 

熱気が伝わってくる。

暑くて、気持ち悪いぐらいだ。

 

「まず、入場してきたのは3年Aクラスの2人。最上級クラスの意地を見せる為に2人娘が決勝を狙います!

 姫路瑞希さん、島田美波さんです!!」

 

「うん!2人共大丈夫そうだ!!」

「ああ、でも勝てるか分かんないな」

「へ?何で?つか、相手誰?」

「3年Fクラス代表が率いるチームだそうだ」

「は?Fクラス?頭良い人いるの?」

「どうも、この大会でいきなり現れた伏兵だそうだ」

「へ~っ、でも姫路さんには・・・ってあれって・・・」

 

どこかで見たことある。

あの2人は、去年同じだった・・・

 

「続いては、同じ3年でも最下級クラスから!奇跡の大下剋上なるか?

 須川亮君、横溝浩二君です!」

 

「何だ、須川君と横溝君じゃないか」

「ああ、横溝はいいとして・・・問題は須川だ」

「須川君?彼が例の伏兵ってやつ?」

「ああ、風の噂だが・・・奴はここ最近急激的に成績を上げていて、もうAクラス上位レベルだそうだ」

「はぁ!?何で須川君が・・・」

 

不可解だ。

何故今更須川君はこんなに成績を上げたのだろう。

 

 

「へーっ、須川達が相手だったのね」

「まあな、ここまで本当に大変だったし」

「でも、ウチらには勝てないわよ!」

「・・・それを根本的に覆す!!」

 

対戦教科 数学

「召喚してください!!」

 

「いくわよ!瑞希!」

「はい、美波ちゃん!!」

 

「「試験召喚(サモン)!!」」

 

「俺は・・・生まれ変わったんだ!!!」

「須川行くぞ!」

 

「「試験召喚(サモン)!!!」」

 

3年Aクラス 姫路瑞希&島田美波

数学

422点&357点

 

3年Fクラス 須川亮&横溝浩二

数学

495点&62点

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・は・・・・・・・・?

 

「えっ・・・・?雄二・・・・?」

「・・・分かっただろ、明久」

 

「495点!?須川アンタいつからそんな・・・・」

「俺は、Fクラスの代表として、クラスの雰囲気を変えないといけないと思った。

 クラスの雰囲気を変える為には俺が変わらないといけない。だから、俺は毎晩徹夜で勉強した。

 そして、生まれ変わったんだ!俺は・・・生まれ変わったからには本気でお前らを倒す!!」

 

「実質的には2VS1じゃない!ウチらに勝てると思ってる?」

 

「ああ、必ず仕留めてやる」

 

「すまん、須川!!俺、数学はダメだ!!」

「分かってるぞ、横溝!後は任せろ!!」

 

「瑞希、須川を頼むわ!」

「はい!」

「バイバイ、横溝!!」

「ぐっ・・・」

 

3年Fクラス 横溝浩二

数学

0点

 

「横溝の分まで、行くぞ!!」

「覚悟しなさい!須川!」

 

 

「覚醒(アウェイキング)!!!」

 

 

3年Fクラス 須川亮

数学

4950点

 

「えっ!?」

「悪いな、島田」

 

ズガッ

 

3年Aクラス 島田美波

数学

0点

 

「嘘でしょ・・・?」

 

 

「何アレ!?須川君の点数がいきなり上がって、美波があっという間にやられたよ!?」

「島田を一撃か・・・やるな・・・須川の奴・・・」

 

「美波ちゃんの仇を!」

「隙がありすぎだよ!姫路さん!」

「!?」

 

ズドォン!!

 

3年Aクラス 姫路瑞希

数学

0点

 

「試合終了・・・勝者、3年Fクラス須川亮、横溝浩二」

 

「何ということだ!!3年Aクラスの2人娘を破って、何と最下級のFクラスコンビが決勝進出!!!

 これはとんでもない影の支配者(ダークホース)の登場です!!」

 

 

「嘘・・・ですよね・・・・?」

「嘘・・・でしょ・・・?」

 

 

 

「須川君・・・すごいな・・・1人で姫路さんと美波を倒しちゃったよ・・・」

「あいつも・・・やる時は、やるんだな・・・」

 

とんでもない伏兵が現れても・・・

 

僕は優子と、優勝を勝ち取る!!




前回の後書きの伏線はこれですw

チートSUGAWAは大会前にちょこちょこ考えてはいましたけども・・・

今考えると、「起動(アウェイク)」と「覚醒(アウェイクン)」ってめっちゃややこしい・・・
何か後悔ですw


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愛子と性識者とグループB 

10話、ムッツリーニ・・・やっと出番だぞ、おい

今回オリキャラ&原作改変有です
ご注意を


僕は未だに衝撃を受けている。

 

勿論、それは須川君だ。

 

目の前で起こった光景。

 

Fクラスの須川君が、美波どころか姫路さんまでも1人で葬り去った。

 

しかも一撃。

 

恐ろしい伏兵に、僕は勝てるか心配になってきた。

 

 

須川君が決勝行きの切符を手に入れ、グループAは終焉。

 

次はグループB。

僕らからはムッツリーニと工藤さんの保体コンビだ。

 

 

 

康太side

「・・・・・・愛子」

「ん?何?康太君?」

「・・・・・・まだ、付き合ってる事は言ってないよな?」

「うん。まだ2人だけの秘密☆」

 

誰にも言っていないが、俺と工藤愛子は付き合っている。

 

事の発端は2年の終わり。

修了式の後に呼び出され、告白された。

 

とても嬉しかった。

自分自身、愛子の事は密かに好きだったが、ライバルという呪縛のせいでなかなか素直になれずにいたし、

告白された時は頭がショートしたくらいだ。

 

愛子と歩み始めて3か月。

 

愛子と共に、俺は栄冠を勝ち取る。

 

 

康太sideout

 

 

「ね~雄二、グループBは誰か強いのいる?」

「強いて言えば久保の弟がいるくらいだな」

久保君の弟・・・確か・・・良光君だっけ?

 

 

「まあ、奴らがムッツリーニと工藤に通用するかの問題だが・・・保体が出たらTHE ENDだろう」

「確かに・・・」

この学校でこの2人が手を組んだら、保体で敵うのは教師が束でかかるしか勝てなさそう。

 

「ムッツリーニ達も順当に上がってくるだろう、決勝は気を付けといたほうが良いな」

「・・・伏兵須川君もね」

「・・・ああ」

ムッツ~リーニに気をとられ~~須川~く~んにKO☆RO☆SA☆RE☆RU♪

〇'zの某曲っぽく歌ってみよう!

 

 

 

「お~し、明久・・・Bの決勝行くぞ~」

「早っ!!何でこんなに早いの!?」

「多分、あいつらが試合をサクサク進めるからだろう」

「・・・あー」

妙にこの意見には納得できる。

 

「・・・・・・愛子、次はグループ決勝。引き締めていくぞ!」

「分かってるよ!康太君!!」

 

「まさかの伏兵の出現から1時間経ちました、早くもグループBも頂上決戦です!!

 両チーム、拍手でお迎えください!!」

88888・・・・・・

 

「先に現れたのは、またも3年Aクラスからの刺客、似た者同士の2人が決勝への道を突き進む!!

 土屋康太君、工藤愛子さん!!」

 

「ムッツリーニ!!!決勝行けよ!!」

 

 

「あはは・・・吉井君も元気だねぇ」

「・・・・・・明久・・・・・・」

 

「対しますは、2年生!何と学年主席、次席がコンビを組みました!凶悪軍団3-Aを止めるか?

 久保良光君、矢中哲君!!」

 

「初めまして先輩方、いつも兄が迷惑かけております・・・」

「いや、ボクたちは大丈夫だよ。・・・迷惑かけてるのは吉井君だけだから」

「・・・・・・明久、ドンマイ」

 

 

「どうした、明久」

「いや、何か寒気が・・・」

 

 

「あれ?ところで君は?あんまり見ない顔だけど・・・」

「初めまして!!俺、矢中哲て言います!1年の終わりに転校してきました!!」

「へ~え・・・ボクと一緒なんだ。ボクも1年の終わりに転校してきたんだよ」

「そうなんすか!?何だか滅茶苦茶慣れ親しんでるみたいですけど・・・」

「まあ、すぐ慣れると思うよ。・・・だけど、転校してきたからって、手は抜かないからね~」

(・・・・・・俺)

(僕・・・・)

((・・・・・・空気?))

 

「両者、よろしいでしょうか?」

「おっとっと、それじゃ始めましょうか」

「ボクたちに通用するかな~?」

「・・・・・・(コクコク)」

 

教科・・・・・・保健体育

「!!康太君!!」

「・・・・・・今日は運が良い」

 

 

「雄二・・・ムッツリーニ対策を考えよう・・・」

「・・・・・・ああ」

 

「先輩方には負けません!!」←2人が保体超人という事を知らない

「本気で行くぜ!!良光!!」←もちろん知らない

「「試験召喚(サモン)!!!」」」

 

2年 Aクラス

久保良光&矢中哲

保健体育

422点&497点

 

「・・・・・・愛子、秒殺で行こう」

「了解!!」

 

「試験召喚(サモン)!!」

「・・・・・・試験召喚(サモン)」

 

 

3年 Aクラス

工藤愛子

保健体育

812点

 

「「!!!?」」

 

 

「は、はっぴゃくとぅえん!!?」

「工藤も人間を超越したか・・・」

 

 

「どう?康太君。ボクも800は取れるよ!」

「・・・・・・まだ、俺の域は遠いな、愛子」

「ほぇ?」

 

3年 Aクラス

土屋康太

保健体育

940点

 

 

「「!!!!!!?」」

 

 

 

「ム・・・ムッツリーニ・・・これはもう、神の領域だよ・・・」

「寡黙なる性神(ムッツリオブムッツリーニ)・・・・・・」

「何それ!?」

「ムッツリーニの領域を超越したムッツリーニに与えられる称号だ。

 ・・・1000年・・・いや、1万年に1人位しか出ないだろう・・・」

「ムッツリオブムッツリーニか・・・」

 

 

「康太君・・・?何その点数・・・?」

「・・・愛子、驚いてないで行くぞ」

「あっ、うん」

 

 

「ヤバくないか、良光・・・」

「うん、現実的に考えて、これは無理」

 

 

「・・・・・・加速」

「ごめんね~矢中君」

 

 

ズバババ・・・・・・

 

 

2年 Aクラス

久保良光&矢中哲

保健体育

0点

 

「勝者、3年Aクラス土屋康太、工藤愛子」

 

「グループBもとんでもないことになりました!!何と全ての試合を秒殺で大楽勝!!

 土屋康太&工藤愛子ペアが圧倒的な実力で決勝へ進みます!!」

 

 

 

「やったよ康太君!!」

ぎゅぅぅ~っ!!

「・・・・・・愛子・・・苦しい・・・///」

 

 

「先輩方、完敗です・・・」

「まさかあんな点数取れる人間がいると思いませんでした・・・力不足です・・・」

「本当にごめんね・・・ボクたち、保体が大得意だから・・・」

「いいえ、仕方ないですよ。運も実力の内ですから・・・」

「とりあえず、先輩方・・・決勝進出おめ!!」

 

 

「サンキュ!じゃ、またね☆」

「・・・・・・愛子・・・くるしっ・・・そしてまた俺は空気っ・・・」

 

 

「結局、順当にムッツリーニと工藤さんが決勝進出か・・・」

「ああ・・・さてと、次は俺だな」

「決勝行けよ!パートナーが霧島さんなんだから!」

「ああ、お前らも上がってこいよ!!」

「もちろんだ!!」

 

グループBはムッツリーニと工藤さんが決勝進出を決めた。

 

 

さあ、次は雄二と霧島さんだ!!

 




見て分かるように、久保君の弟である良光君。
pixivに投稿した時は学年不明だったんで、1学年下にしたら面白いなと思ってこうしました。

そしたら、10.5巻で良光君は文月に入学すらしてない事が判明しましたw

まぎれもなく原作改変ですが、気にしない気にしないw

そして、またチート並みの能力の奴がいますが気にしない気にしないw

ムッツリーニと工藤さんが付き合ってる設定も気にしな・・・気にするかw


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漢と翔子の一途な想い

タイトルから分かる通り、今回の主役は坂本夫妻です

モシカシタラ、キャラ崩壊アルカモ?

チュウイシテネー!


グループBは究極進化を遂げたムッツリーニと工藤さんが瞬殺で決勝行を決めた。

 

・・・・・・いったい決勝がどうなるか気になる。

 

次は、グループC。

我が悪友雄二と婚約者(自称)の霧島さんの出番だ!

 

「・・・雄二、私達なら殺れる」

「・・・何か漢字違ってないか・・・?」

「・・・漢字は合ってる」

「・・・そうか。さて、そろそろ1回戦だ、気引き締めて行くぞ」

「・・・うん、雄二の為に頑張る」

「・・・・・・///」

「・・・雄二?顔が赤い・・・」

「!?ああ、すまん・・・」

「・・・今日の雄二・・・変・・・」

(・・・翔子・・・・)

 

 

「あれ?小暮先輩じゃないっすか!」

「あら、吉井君。昨日以来ですね」

「今日は秀吉の試合を?」

「いや、召喚大会そのものを見に来ました。私、意外と召喚獣が好きなんですよ♪」

「ええ!?結構意外ですね・・・・」

 

小暮先輩が召喚獣に興味があるとは・・・・全く知らなかった・・・・

 

 

雄二side

 

「・・・雄二!こっちは任せて!」

「おう!!」

翔子と共に戦うなんて機会はあまり無い。

いつもどちらかが代表で・・・というパターンであまり共闘する事は無かった。

 

「・・・雄二1回戦突破した」

「そうだな、このまま行けばグループ決勝も行けるぞ」

「・・・うん。雄二の目標は優勝なんでしょ?」

「ああ。連覇懸かってるしな」

「・・・雄二の夢が私の夢」

(・・・翔子・・・反則だろ・・・)

ダメだ、俺の理性が崩壊する。

 

「・・・翔子」

「・・・何?」

「・・・うん、死んでも雄二の事が好き」

「・・・・・・少し嬉しいぞ」

「・・・雄二、どうしちゃったの?いつも私の事避けてる感じなのに・・・」

「さてと、2回戦の対策するぞ」

「・・・あっ、雄二・・・・・」

また俺は素直になれなかった

 

雄二sideout

 

 

「秀吉君!!」

「あ、葵殿~」

ぎゅむぅぅっ!!

「やっぱり秀吉君は可愛いですねっ♪」

「あ・・・葵殿、む・・・胸が・・・」

「あー、すみません。ちょっと調子に乗っちゃいました、てへぺろっ♪」

「あはは・・・本当に葵殿も可愛いのじゃ♪」

「秀吉君はお世辞が上手いですね~」

「「あははは~~~~♪」」

・・・・・・何だこの場違いな空間は。

僕がいちゃいけないような気がする。

 

さてと、グループCの決勝が始まるみたいだ。

見に行くぞ!!

 

 

雄二side

 

俺達はトントン拍子であっという間にグループ決勝まで辿り着いた。

「・・・雄二、あっという間だった」

「ああ、そうだな・・・意外とすぐ行けたな」

「・・・こんな所じゃ負けられない!」

「ああ!!あくまで俺達の目標は優勝だ!!まずは、グループ決勝・・・殺るぞ、翔子!!」

「・・・うん!」

何か字が違ったかもしれんが、気にしない!!

 

 

雄二sideout

 

 

 

「さてさて!!グループCもとうとう決勝です!!ここまで勝ち抜いてきた精鋭を拍手でお迎えください!!」

888888・・・・・

 

 

「先に現れたのは2年生の2人。何とFクラスからの下剋上!奇跡のグループ決勝突破へ!!

 中本修司君と中本修也君です!!」

 

 

「あれ・・・!!!?中本兄弟!!!?」

「なんじゃ、お主知っておろうか?」

「知ってるも何も・・・幼馴染だよ・・・」

「ほう、どんな奴らなのじゃ?」

「とにかく兄弟のコンビネーションが凄まじいし、何でFに入ったのか分からないくらいの成績だし、

 けど・・・一番ヤバいのは召喚獣の操作だよ・・・」

 

この僕を、脅かす存在だからね・・・・

 

 

「続いて、最強軍団3-Aからの最強刺客!昨年の覇者と学年主席のコンビ!!坂本雄二君と霧島翔子さんです!!」

 

 

「始めまして、先輩方。明久から話は伺ってます」

「明久!?何であいつが・・・・」

「俺達、明久君と幼馴染なんですよ」

「・・・なるほどな・・・・」

「さてと、始めましょうか・・・さっさとした方が効率良いですし」

「・・・雄二」

「ああ、油断大敵だからな」

 

 

教科 現国

「修也行くぞ!!」

「ああ!!!」

 

「「試験召喚(サモン)!!」」

 

「翔子殺るぞ!!」

「・・・うん、殺ってやる!!」

 

「「試験召喚(サモン)!!」」

 

 

2年Fクラス

中本修司&中本修也

現国

420点&392点

 

3年Aクラス

坂本雄二&霧島翔子

現国

408点&466点

 

 

「それでは、開始!!」

 

 

雄二side

 

「おらおら!!」

「チッ!!」

 

3年Aクラス

坂本雄二

現国

355点

 

今俺達は劣勢に立たされている

 

「・・・くっ、手強い・・・」

「どうです?先輩・・・」

 

 

ここで形勢を変えるためにも・・・・

最初の点数が400を越えてれば・・・

 

「武装(メイル)!!」

 

腕輪は使える!!

 

腕輪が光って、召喚獣の体を頑強な鎧が包む。

武器は、棒がハンマーに変わった。

ハンマーの大きさは、実物大にすれば、どこぞの大王様が持ってるハンマーぐらいの大きさだろう。

 

「何!?」

「わりぃ、だけど・・・勝負だからな・・・!」

「ちょ、マジかぁぁぁっ!!!」

ズドォン!!

 

2年Fクラス

中本修也

現国

0点

 

「さてと、翔子の援軍だ!!」

 

 

「・・・まずい・・・」

「修也の仇・・・取らせてもらいます!!」

ガキィン!!!

 

「・・・あっ!!」

「しまった!!翔子の大剣が!」

相手の大鉈が、翔子のエクスカリバーを吹き飛ばした。

 

「これで終わりです、熱線!!」

「・・・!!!」

「姫路と同じだと・・・!?」

 

熱線に当たったら一撃だ。

しかも、俺より翔子の方が点数も高い。

 

 

・・・それに、彼氏が彼女を守るのは、当たり前じゃないか!!

 

「うおおおおっ!!!」

バンッ!!

「!?」

「!?雄二!?」

「翔子、絶対・・・あいつを倒せよ」

3年Aクラス

坂本雄二

現国

0点

 

 

「・・・雄二!!?どうして・・・」

「お前の方が点数残ってるじゃないか・・・それに・・・」

「・・・・?」

「・・・・・・彼女を守るのは、彼氏の役目だろ///」

「・・・!?」

 

言って・・・しまった・・・

 

 

「雄二の為に・・・負けない!!!」

「なっ!?さっきと動きが・・・!!」

 

 

「魔術(マジック)!!」

 

「な・・・何だあれ!!?」

「暗黒大嵐(ダークネスストーム)!」

 

「うそだろおおおおおおっ!!!!!!」

 

 

ズドゴォオオン!!

 

 

2年Fクラス

中本修司

現国

0点

 

「勝者、3年Aクラス坂本雄二、霧島翔子」

 

「激しい腕輪合戦を制して、坂本雄二君と霧島翔子さんのペアが決勝進出!!

 これでグループBに続き、またも最強軍団3-Aからファイナリストが現れました!!」

 

 

「・・・雄二・・・さっきの言葉・・・」

「さて、決勝もがんば」

「素直になってよ!!!」

「!?翔子!?」

「先輩・・・」

「まさか・・・・そーいう関係だとか?・・・」

「修也うるさい!!」

ゴチンッ!

「あいたっ!!」

 

 

中本ブラザーズは放っておいて、翔子が聞いたこともない声を出したのに驚いた

 

 

「・・・お願い・・・雄二・・・」

「・・・・・・・・・・・」

がばっ!ぎゅうううっ!!

「!?は・・・はっ・・・はぅっ・・・!?」

「「!!!?」」

 

欲望に、勝てなかった

 

 

雄二sideout

 

 

「おお、何という事でしょう!グループCは決勝が終わってもドラマ!!

 坂本雄二君と霧島翔子さんがかなり熱い抱擁をしています!!

 これは裏に何かあるような感じです!!」

 

 

「やっと・・・素直になったな・・・」

「ああ、良かったのぅ・・・」

「幸せオーラ全開ですね♪」

 

 

雄二side

 

「!?雄二!?」

「翔子・・・本当なら優勝してから言うつもりだったが、もう我慢できん」

「・・・雄二・・・?」

「今まで、ずっと俺はお前の事が好きだ・・・翔子っ!!!」

「ゆ、ゆゆっゆゆゆっ!」

「・・・落ち着け、翔子」

「・・・だって、だってぇっ!!」

狂った翔子をなだめる。

しかし・・・何度見ても可愛いな・・・畜生・・・

 

「翔子・・・俺と・・・付き合ってくれ!!」

「ゆゆゆゆっ!!ゆゆゆうじぃ!!!」

ぎゅうううっ!!!!!

 

「何と・・・・ここに新たなカップルが誕生!!!

 この大会中に、また1つの愛が結ばれました!!!」

 

「翔子、みんな俺らを祝ってんだ・・・期待に応えてやんないとな」

「うん!!」

「次は決勝だ、殺るぞ翔子!!」

「おー!!!」

明るくなった翔子と共に、決勝(てっぺん)を獲る!!

 

雄二sideout

 

 

「雄二・・・か・・・僕も・・・」

 

 

雄二と霧島さんは順当にグループCを突破した

・・・・・・2人とも、お幸せに(笑)




優子姉さんに続いて、翔子までもキャラを崩壊させてしまいましたw

ダメだ俺、キャラを崩壊させないと小説書けないかもしれない・・・

まあ、今回は坂本夫妻が本当に夫妻になりそうな感じにしましたw

後は・・・どうすりゃいいんだろう・・・w

とりあえず、次回もお楽しみに・・・


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出陣と変換と召喚獣

本日ラスト投稿は明久優子の主軸カップル?が出陣です

どんどん話がヤバい方向に流れてるような気もしなくないですw


「やったのじゃ!!久保!!」

「ああ、木下君、上手くいったね!」

 

雄二達の感動的(?)な決勝から2時間も経った。

今はグループEの決勝・・・・が終わったところ。

 

「良かったですね、小暮先輩」

「ええ、久保君とは息が合っててとても良かったです」

「さてと・・・次は僕ですね」

「秀吉君と戦う為にも、勝ってきてくださいね」

「ありがとうございます!じゃ、行ってきます!」

 

すでに太陽は西の方角に傾きつつある時間帯

具体的に言えば、現在14:30

とうとう出番がやってきた。

 

「優子!」

「あっ、いた!明久君!!」

「そろそろ出番だし、行こうよ!」

「うん!アタシもそれで探してたから、良かった!」

「よし!じゃあ出陣だ!」

「おー!!」

 

意気揚々と1回戦に挑んだ

 

・・・のだけども・・・・

 

「「試験召喚(サモン)!!」」

「「試験召喚(サモン)!!!!」」

 

「あれ・・・・?」

 

出てきた召喚獣は何だかいつも見るものではなかった

 

全体的に青でオレンジと白が入り交じった鎧、

頑丈そうな鉄仮面、

手にはくの字に湾曲した不思議な形の剣が2本。

 

・・・何処かで見たような装備だった

 

「召喚獣の装備が・・・変わってる・・・?」

 

 

 

とりあえず1回戦は突破した。

操作性もちょっと変わって、何だかやりづらい。

 

何と言ってもこの大空〇ロ君の持ってるペ〇セウ〇みたいな装備が何とも言えない。

ババアは何処から声ネタを引っ張ってきたのだろうか・・・

 

結局僕たちはグループ決勝行を決めたのだけど・・・

 

「明久君・・・何だか調子で出てないね」

「・・・ああ、何か出ないんだよね・・・」

「でも決勝に行くんでしょ?こんなとこで躓いてちゃダメよ」

「うん・・・・ゴメン、優子」

 

いつもならばこんな所で弱気になるはずじゃないが、今は違う。

今度こそは、優子にいい所を見せないと・・・

 

見せないと・・・

 

僕は・・・・・・

 

 

「さあっ!!長かった予選もいよいよ最後のグループF決勝!!

 両者大きな拍手でお迎えください!!」

 

88888~~

 

「先に来たのは、またまたと言わんばかりの究極軍団3-Aの2人!

 吉井明久君と木下優子さんです!!」

 

 

「明久はどうなんだ?」

「何だか見てて、いつもの力が出せていないようじゃったぞ」

「・・・何だか・・・前に見た時と違いますね」

「?どういう事じゃ、葵殿」

「装備ですよ、吉井君の召喚獣」

「そういえば・・・何かアイツの装備違うな・・・」

「操作性が変わったとすれば、吉井君でも苦戦するのでは・・・?」

「ほう・・・・どうする、明久・・・・」

 

 

「後から入場は2-Aからの刺客、2年生では四天王と呼ばれる2人

 東地青龍君と西海白虎さんです!!」

 

 

「初めまして、先輩!俺達通称東西コンビでーし!」

「調子に乗らないの!」

ばごっ

「いてっ!!白虎ぉ、お前真面目すぎっぞ」

「まあまあ、喧嘩はよしなって・・・空気悪くなるから・・・」

「ったく・・・すいませんね、先輩方・・・」

「いいのいいの、じゃあそろそろ始めようか!」

「・・・明久君も切り替え早いわね・・・」

今こそ、僕の力を・・・見せる時だ!!

 

教科 日本史

 

「行くぞ優子!!」

「ええ!!」

「「試験召喚(サモン)!!」」

 

「白虎!ネバギバだ!!」

「何処の言葉よ・・・まぁいっか!」

「「試験召喚(サモン)!!!!」」

 

3年Aクラス

吉井明久&木下優子

日本史

588点&593点

 

2年Aクラス

東地青龍&西海白虎

日本史

597点&601点

 

「あたし、日本史は得意だからね!!」

「覚悟してくださいよ、先輩方!!」

 

点数的にもキツイし、召喚獣の操作も本調子ではない。

下手したら、すぐにやられてしまいそうだ・・・

 

 

・・・?ん・・・?

召喚獣の体と武器が光っている。

・・・な・・・ま・・・まさか・・・アレか・・・!?

 

 

 

 

「優子!ちょっと下がってくれないか?」

「えっ!?」

「僕を信じてくれ!」

「・・・分かった!」

 

「先輩1人であたし達は・・・」

「止められない!!!」

 

 

 

 

召喚獣に向かって、頭に浮かんだ言葉を叫ぶ。

 

 

 

 

「必殺機能(ひっさつファンクション)!!!」

 

叫んだ瞬間、召喚獣が屈んで力を溜める。

敵との距離がどんどん縮まる。

1mを切った辺りで召喚獣が大きく飛び上がった。

 

「!?まさか!?」

 

召喚獣が大きく剣を振り降ろし、地面に接触した瞬間、衝撃波が放たれた。

衝撃波は2体の召喚獣を飲み込んで、壁に衝突した

 

「へ・・・・?」

「何が・・・あったの?」

 

相手の2人は何が起こったのか分からない顔をしている

 

2年Aクラス

東地青龍&西海白虎

日本史

0点

 

「・・・・・・明・・・久・・・君・・・?」

「・・・何だ・・・これ・・・」

 

「何という事だ!!!点数では明らかに上回っていた相手を一撃!!!

 一瞬の出来事でしたが、吉井明久君、木下優子さんのペアが決勝進出です!!!」

 

 

動揺してあまり分からなかったが、間違いなくあの技は・・・

 

 

コス〇スラッシュだ。

 

 

「いやぁ~~先輩方おめでとうございます!!完敗ですわ~」

「何があったのか全く分からなかったです・・・」

「アタシも何があったのか分からないし、明久君の1人勝ちって感じね」

皆がそう言う。

ただの偶然に決まっているのに。

 

 

 

 

「それにしても・・・アッキーさんと優姐って仲良いですね!恋人みたいで!」

「ゆ、優姐!?・・・恋人って・・・///」

「あ・・・・あっきー・・・?・・・恋人・・・!?・・・///」

青龍君の表現は独創的だと思った・・・そして爆弾発言を軽々と言える勇気がすごい・・・w

 

「青龍・・・調子に乗らないでよ?(何であたしの気持ちには気づかないのよ・・・)」

「分かってるって・・・」

「そっちこそ、喧嘩するほど仲がいいんじゃない?」

それもそうかもしれない。

2人は喧嘩はするけど、仲が悪いようでは無いみたいだし。

 

むしろ・・・

「青龍君と白虎ちゃんの方が恋人に見えるよ?」

「!?先輩何と大胆な!!?」

「ふぇっ!!!?(この人、何て発言を・・・///)」

素直な考えを言っただけなのに・・・

まあ、人によれば大胆発言と捉える場合もあるかもしれないけど。

 

「白虎ちゃん?顔・・・赤いわよ・・・?」

「へっ!?ちょ、ちょっと暑くてっ!///」

「ん・・・?」

ふむふむ・・・そういう事か。

 

「先輩方、ありがとうございました!」

「ええ!またお手合わせ願いたいわ!」

「アッキーさん!また宜しくです!」

「ああ!それと青龍君!」

「はい?」

「良い娘を・・・持ったね・・・!」

「へっ!?それはどういう・・・」

「その内分かるよ!じゃ!」

青龍には・・・白虎ちゃんの気持ちに気付いてほしいと思うな・・・

 

何はともあれ、これで決勝に進んだ。

すでに日は暮れ始め、決勝の時間は刻一刻と迫る。

 

 

強敵ばかりだけど、絶対勝って連覇を成し遂げる!

 

そしたら僕は・・・優子に・・・

 

 

決勝まであと4時間30分

 




ごめん、秀吉・久保君・・・何か話が浮かばなかった・・・w

とりあえず明久の召喚獣が頭がよくなって変になりました。

いかにもL〇Xらしい・・・装備ですねw

後は、オリキャラの東西コンビは書いてる中では結構お気に入りです。

もしかしたらもしかしたで、このコンビを取り上げるかもしれないですw


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元バカと仮装の決勝戦

何か急展開過ぎる気がするので、1話ペースに戻しますw

楽しみ奪っちゃう感じだし、そこは考えました・・・w


現在時刻18時30分

 

「決勝の詳細が分かったぞ!!!」

決勝の情報を手に入れる為、派遣した中本ブラザーズの片割れ、修也が戻ってきた。

「明久!優子さん!ルールはこんな感じ!」

修也の差し出した紙には決勝の詳細が記されていた。

 

 

~~試験召喚大会決勝ルール~~

1.対戦教科は総合教科

2.全滅した時点でそのチームは脱落

3.最後まで生き残ったチームが優勝

4.出場者は何らかの仮装(コスプレ)をすること

 

 

「ふーん、ルールはふつ・・・あれ?」

「その4が・・・」

コスプレとは・・・ババアの趣味か・・・?

 

「でもよー明久、優勝するとかなり豪華な商品ばっかだぜ?」

「優勝商品?えーっと・・・」

 

☆優勝特典☆

学園生活改善要求券

混沌の腕輪

カスタ

 

 

「・・・?ちんぷんかんぷんな商品ね・・・」

「改善要求券と腕輪はなんとなく分かるけど・・・カスタて何・・・?」

カスタ・・・ネットか・・・?

「ああ、それは俺が極秘ルートで手に入れた噂のシークレットアイテムのことさ」

「!?修也一体何を・・・」

奴は一体何をしたんだろう?

ムッツリーニは無理だろうし、どうしてこんなことが出来たのかな?

 

一方その頃・・・

 

「須川、コスプレだとよ」

「大丈夫だ横溝。俺らにはあれがあるじゃないか」

「あれ・・・?・・・そうか!今は着ていないあれを久々に着るのか!」

「そうよ・・・久々だな」

「面白れぇ!!」

 

「康太君は何を着るの?」

「・・・・・・まだ決めていない」

「連れないなぁ!もう、これなんかお揃いでいいと思うのに」

「!?・・・・・・愛子、これだ」

「決めるの早っ!?でもいっか!」

 

「雄二!これ!」

「おっ・・・これは・・・」

「その・・・雄二・・・」

「あぁ・・・着るか?」

「うんっ!」

(本当に・・・キャラが変わったな・・・)

 

「木下君、これなんかどうだろう」

「おおっ、お主は目が高いのぅ」

「せっかく秀吉やら木下やら豊臣秀吉に関する名前だから似合うと思うんだが」

「お主も似合っておるぞ、これで決まりじゃ!」

「よし、行くぞ!」

 

「ねぇ、真鈴」

「ん?何?咲来」

「これって・・・派手じゃない・・・?」

「何言ってんの・・・せっかくあたし達にぴったりのコスプレじゃない」

「ちょっと古いと思うんだけど・・・」

「気にしない気にしない!」

「え~っ、ちょっとぉ~!!」

 

 

 

「優子・・・似合う?」

「明久君・・・似合ってるよ・・・」

「嬉しいな・・・///」

「アタシは・・・どう?///」

「うん、すごく可愛い!」

「ありがとう//////」

「じゃ、行こうか!」

「えぇ!!」

 

現在時刻20:00

 

「さぁ!おまんたせいたしましたぁ!!ついに今夜第2代文月さいっきょうが決まります!」

 

「実況は私おだゆ・・・じゃなくて、中本修也が務めさせていただきます!」

 

 

ワーッ!!!

 

「さて、皆様・・・ファイナリストは既に着替えを終えております・・・

 この決勝戦は何らかの仮装またはコスプレをしていないと出場できません!」

 

「さ~ぁ!戦いの前のお楽しみ!!栄光のファイナリストの入場でっす!!」

 

 

「まずは!!漆黒のコーナーはグループAの覇者!誰も予想出来なかった大下剋上!

 最強軍団の一角を破る大金星は、彼らをさらに高みへ誘う事でしょう!!

 今大会のダークホースが一気に頂点へ!Ryo・Sugawa&Kouji・Yokomizo!!

 着ている衣装は知る人ぞ知る、異端審問会の制服です!!」

 

8888~~~!!

 

「ふむぅ、俺の評価は上がったみたいだな」

「俺は・・・苦手な数学の点数低かったから軽視されてるようだ」

「まあいいさ横溝、総合教科ならお前でも・・・」

「ああ、今こそ俺の力を発揮する時だ!!!」

「続いては、妖しく光る紫のコーナー!グループBを全試合10秒以内の秒殺で決めました!

 実はこの2人も恋人同士という情報が入ってまいりました!!抜群のコンビネーションがそれを物語ります!!

 凶悪な強さで他を圧倒するか!!Kota・Tsuchiya&Aiko・Kudo!!

 着ているのは・・・これは可愛らしい、ツートンカラーの猫コスプレです!!」

 

8888~~~!!

 

「・・・・・・気に入るのがあって良かった・・・」

「ふふっ♪康太君が気に入ってくれて良かったよ!」

「・・・・・・ありがとう、愛子」

「どういたしまして♪」

 

「さてさて・・・お次は紅蓮のコーナー!グループC、私を破って決勝進出!

 幼馴染から恋人に、決勝後のドラマは泣かせてくれました!!

 愛の力は無限大!!Yuji・Sakamoto&Shoko・Kirishima!!

 そして着ているのは・・・うおっとぉっ!?これは・・・場内が沸いています!!」

 

うおおっ!!?

 

「これは驚きました・・・まさに・・・新郎新婦の服装・・・

 タキシードにウェディングドレス!!

 決してここはVirgin Roadではありませんが、これは先々期待できそうです!!」

 

「雄二っ・・・何だか、本当に式を挙げてるみたい・・・」

「ああ・・・もう少し先になるが、ドレスを着れたのはいい経験じゃないか?」

「うんっ!雄二の為に・・・頑張る!」

「翔子・・・(全く・・・急に明るくなったな・・・)」

 

「続いては華々しい桃色のコーナー!グループDの覇者!

 混戦を抜け出した女の子の2人組、燃えるオタク魂をぶつけると語っていました!!

 唯一の2年生が3年生に挑戦状を叩き付ける!Sakura・Mebuki&Marin・Aoi!!

 着ているのは・・・・・・名前の影響か、ハー〇キャッチプ〇キュアのコスプレでございます!!」

 

8888!!!

 

「うっひゃぁっ!!大勢の人の前でコスプレってサイコー!!」

「ううっ・・・真鈴ちゃん・・・何で乗り気なのよ~」

「だって~アタシのコスプレを大勢に見せるの、アタシの夢だったんだもん!!」

「!?恥ずかしくないの!?」

「・・・?どこが・・・?オタクなら皆見せたいもんじゃんか」

「(私・・・オタクじゃないのに・・・)」

 

 

「さぁ、次は新緑のコーナーからグループEからやってきた猛者!!

 最強軍団の秘密兵器と評される逸材が順当に決勝にコマを進めました!

 和の心は無敵なり!Hideyoshi・Kinoshita&Yoshimitsu・Kubo!!

 着ているのは・・・ああ~武将コスプレ!!織田信長と豊臣秀吉か?歴女にはウケそうです!!」

 

8888!!

 

「久保、ここまで来れたのはお主のおかげじゃ」

「いや、2人で協力したからこそだよ」

「!!久保は良いことを言うのぅ・・・」

「それよりも・・・木下君は大事な人のために戦っているのだろう?」

「そうじゃな、ワシは・・・笑顔で葵殿の元に戻ると言ったからのぅ」

「その意気さ、行くよ木下君!!」

「心得た!」

 

「さぁ~ラストでございます!!非常に煌く黄色のコーナーはグループFの勝者!

 出し切れなかった全力(フルパワー)、天才と化した苦悩の観察処分者が、

 今こそ最高のパートナーと連覇へ!!Akihisa・Yoshi&Yuko・Kinoshita!!

 さあ~衣装ですが・・・まずは・・・吉井君の姿が出ました!!

 これは目立つ、黄色のスーツとシルクハット!英国紳士でしょうか?」

 

うおおおおっ!!

 

異様な歓声と共に光の向こうに飛び出す。

派手な衣装を着たから、目立つのも仕方ないだろう。

「やっとだよ!!こんなのも似合うでしょ?」

自画自賛してみるけど、勿論観客には聞こえるはずもない。

 

傷つくからやめときゃよかった(泣)

 

「さて、遅れて木下さんが・・・っとぅ!?」

 

おおおおおおおおぉぉぉっ!!!!!!!

 

「!?何!?」

 

おそらく今日一番観客が沸いた。

 

「明久君♪お待たせ!」

「やっぱり・・・可愛さとエロさを感じるね、優子」

 

優子が着ているのはチャイナドレス。

全体が黄色で目立つだけでなくスリットはかなり際どい所まで入っている。

頭髪は黄色いリボン2本で可愛くまとめられている。

なんかこう、子供の可愛さと大人の色っぽさを同時に感じる。

 

「さぁっ!!!6組が入場しました!!

 もう間もなく文月最強が決まります!!」

 

 

「明久、予想通り勝ち上がってきたな!!」

「雄二こそ、中本ブラザーズに手間取って・・・負けるかと思ったよ!!」

「今度は本気だ!徹底的に殺ってやるからな!!」

「どんど来い!!」

「お主ら、ワシたちを忘れてはおらぬじゃろうな?」

「油断してると痛い目に遭わせるからね」

「おっと~!ボクたちもいるよ~!」

「・・・・・・やっぱり空気・・・?」

「吉井、坂本!」

「須川君!!」

「俺の力・・・見せてやる!!!」

「望むところだよ!!」

「お前は一番危険だからな須川!!」

「・・・・・・なんか、俺も空気・・・?」

「先輩方!!!!」

「!!?そういえば、君たち何者!?」

「アタシたちは2年Aクラスのオタク2人組(O-girls)でっす!」

「だから私は!」

「オタク魂・・・全力でぶつけるんで、よろしくです!!!」

「ううっ・・・」

 

何だかオタっ娘(真鈴ちゃん?)のペアの女の子は乗り気じゃないようだ・・・

可哀相にも見えるけど、

ちっと可愛いから無視しとこう。

 

「アタシと霧島さん、どっちが強いかはっきりさせる時が来たようね!」

「優子、負けない!!」

 

優子と何か急激的に明るくなった霧島さんがにらみ合っている。

・・・何で霧島さんはキャラ崩壊みたくなったんだろうか。

 

「さぁて!!!そろそろお時間となりました!!

 決勝戦を開戦したいと思います!!」

 

修也のアナウンスが入った。

 

いよいよ・・・乱戦が始まる。




まさに仮装大会w

誰得なんだ!と言わんばかりの内容です。
はっきり言うと、俺得ですw

オリキャラもうまく練り込んでいかないといけないストーリーなんで、
ちょっと考えるのは大変でした

ちなみに何故こんな仮装にしたかという理由

須川君達→決定事項
康愛→スピンオフ漫画でどっちも猫好きだった→猫でいいやw→決定
坂本夫妻→夫妻→決定
オリキャラ二年コンビ→名前も名前なんで→決定
秀吉・久保君→秀吉からイメージ、久保君も何か武将似合いそう→決定
明優→優子さんチャイナ似合ってたな→優子決定→明久は・・・目立たせるかw→決定

はい、もう勝手に決めた感じですんませんw
最後のなんて俺の欲望丸出しですよ、はい。

次回は決勝戦の方になります。
お楽しみに~


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死闘と決着と清涼祭終焉

小説とは関係ないですが、2013年の冬アニメは4つほど見てました。

因幡→腐向けと嫌われまくり(男でも見てるw)
さくら荘→原作改変多(不満足)
たまこ→途中から物語自体が分からなくなる(どこで記憶が・・・)
俺修羅→愛衣ちゃん出るの遅い(一番期待してたので不満足)

春の方はニャル子しか決まってません・・・
誰かおすすめお願いしますw

さて、本題に戻って今回は清涼祭が終わりますw
決勝を1話で終わらせるという・・・ねw



乱戦が・・・始まる・・・

 

「さぁっ!!会場の皆さん!!準備はよろしいですか!!」

 

うおおおっ!!!!!!!!!!!!!!!

 

「いいですねぇ~!!まさにムードは最高潮!」

 

修也のマイクで会場は最高に盛り上がっている

無様な試合は出来なさそうだ

 

「それでは!!決勝を開始します!!」

 

対戦科目 総合教科

 

「ここまで勝ち抜いた強者達の究極の戦い・・・では・・・Ready Go !!!」

 

「「「「「「「「「「「「試験召喚(サモン)!!!!!」」」」」」」」」」」」

 

3年Fクラス

須川亮&横溝浩二

4658点&4545点

 

3年Aクラス

土屋康太&工藤愛子

4797点&4802点

 

3年Aクラス

坂本雄二&霧島翔子

4877点&5000点

 

2年Aクラス

芽吹咲来&蒼井真鈴

4696点&4777点

 

3年Aクラス

木下秀吉&久保利光

4688点&4913点

 

3年Aクラス

吉井明久&木下優子

4692点&4894点

 

 

うおおおおっ!!!?

ちょっ!!!?

 

「全員4000点台だって!?」

「横溝君そんな点数取れるの!!?」

「俺は数学以外なら点は取れるようになったんだ!!」

「まさかね・・・!須川君、ムッツリーニ、秀吉、雄二・・・気を付ける奴が多いな・・・」

 

「先輩方!油断してますけど、もう始まってますからね!!!」

「うおっと!?」

 

ガキィンッ!!

 

魔法の杖のような棒のような武器を持った召喚獣が襲ってきた

不意打ちだったが、何とか剣で受け止めた

くうぅっ!策士め!やりおるな・・・

 

「ちぇっ、僕は君たちから潰す気だったのになぁ」

「油断しとくのは今の内ですよ!!」

「私達のコンビは無敵です!!」

「そう!!オタ道魂(スピリッツ)は無限大(フォーエヴァー)!!!!」

ピカーッ!!

 

「くっ!?腕輪か!!」

「・・・・・・ちょっと不味いな」

 

「なっ!?ちょっ」

「あなたをまず消します!魂(スピリッツ)!!!」

「ぐうっ!?」

 

僕の召喚獣に巨大な気弾が飛んでくる

くそおっ!!・・・ゴメン優子、僕は・・・僕は・・・

 

 

 

 

なわけないじゃないか。

とっさに召喚獣を移動させる。

大きな気弾をよける事くらい、僕には効かん!!!

 

「!?うそでしょ!!?」

「ガラガラだっ!!」

「隙あり!!!」

「須川君!?」

隙が大ありな真鈴ちゃんに斬撃を叩き込もうとした所に、狙っていたかの如く須川君もやってきた

 

ズガガッ!!バキッ!!

 

いかにも痛々しい音が聞こえた。

立ちこもる煙が晴れると、

 

2年Aクラス

蒼井真鈴

総合教科

0点

 

そこには真鈴ちゃんの召喚獣が無残な姿で横たわっていた。

 

 

「おおっとぉぉ!!!とうとう脱落者が出ました!!!

 グループDの覇者の片割れ、蒼井真鈴が須川君と明久の攻撃をまともに食らってノックアウトォ!!

 これで残りは11人!!」

 

「うそぉん!!」

「やるじゃん須川君!」

「そっちこそ!やっぱりお前が一番の敵だな、吉井!」

 

「ふん!ムッツリーニ・・・やるじゃねえか・・・」

「・・・・・・そっちこそ・・・さすが元神童・・・」

向こうではムッツリーニと雄二がやりあっている。

ムッツリーニも雄二もいいペアがいるからな・・・

いたらいたで障害になる。

・・・となれば・・・

 

殺るしかない!

 

「工藤さんと霧島さんは・・・」

あの2人のペアを探す。

 

「くっ・・・愛子・・・強くなってる・・・!!」

「霧島さんこそ、より強くなってるね~!!」

「僕も混ぜてもらうよ!!!」

「久保君!?ちぇっ、強いの増えちゃったよ~!!」

 

「いたっ!!」

ターゲットに加えて、久保君までいる。

狩り時・・・って待った・・・

あの近くに誰か・・・いる・・・?

 

「・・・・・・竜巻(トルネード)!」

「!?横溝君!?」

「いつからそこに!!?」

「不味い!雄二っ!」

 

腕輪を発動した横溝君の召喚獣から放たれた竜巻が、3体の召喚獣を飲み込んだ。

すると・・・

 

3年Aクラス

工藤愛子

総合教科

0点

 

3年Aクラス

霧島翔子

総合教科

0点

 

3年Aクラス

久保利光

総合教科

0点

 

やっぱり腕輪は強い・・・

けども!

隙ができるのが腕輪のデメリット!!

 

「甘いよ!!」

「なっ!!よしいっ!?」

 

ズバシャッ!!!

 

一瞬で、横溝君を切り裂いた。

 

3年Fクラス

横溝浩二

総合教科

0点

 

「あ~~っとぉ~~~~~!!!一気に4チームが片割れを失いました!!!

 現在はチームFのみが2人残っている状態!!

 これはどうなるのか!!」

 

「翔子!?くそっ!!」

「・・・・・・愛子・・・!?」

「久保・・・お主の力・・・しかと受け取った!」

「横溝の分までやらねば・・・!」

 

「覚醒(アウェイキング)!!!」

 

「来たっ!!」

「不味いぞ!」

とうとう須川君がリミッターを解いた

 

3年Fクラス

須川亮

総合教科

46580点

 

 

「くそっ!こりゃキツイな・・・」

「翔子がいればもう少し楽なんだが・・・」

「・・・・・・不覚」

「何ですかあの点数!?」

「須川・・・恐ろしい奴じゃな・・・」

「須川君・・・大変な人を敵に回した気がするわ・・・」

 

 

 

 

「さあて、誰から殺ろうか・・・」

 

「!?ヤバい、優子がっ!!」

「木下さん、隙あり!!」

「へっ!?」

「逃げろ優子!!!!」

 ズバァッ!!!

 

「討ち・・・・取ったり・・・」

 

3年Aクラス

木下優子

総合教科

0点

 

「うそっ・・・ごめんね・・・明久君・・・」

「大丈夫だよ優子・・・けど・・・須川君をどうにかしないとな・・・」

あの覚醒須川君を止めないと、連覇の夢は藻屑と消えるだろう。

 

 

「ここで木下優子さんまで倒れました!!

 とうとう全チーム残り1人!!

 ここからがサバイバルゲームの真骨頂です!!!」

 

 

「くっ・・・今回はなかなか来ないな・・・」

僕は須川君を止める方法があるとは思っていた。

けどなかなかそれが出来ずにいる。

今回はなんだか来ない。

グループ決勝では、あっさりと発動したのに・・・

須川君を止める方法、それは勿論・・・

 

 

コ〇モスラッシュだ。

 

 

どうやら見た所、姫路さんや修司の熱線と同じような一撃必殺技の様子だった。

あれさえ発動すればなのだが、なかなかこれが今回発動しない。

 

 

「先輩何悩んでるんですか?隙が大アリですよ!!」

「くっ!?また不意打ちか!!」

ガキンッ!

 

3年Aクラス

吉井明久

総合教科

4255点

 

「くっ・・・何で君たちは不意打ちばかり・・・」

「油断している先輩が悪いんです」

畜生・・・この娘達も何だか邪魔な存在なんだよな・・・

 

「・・・・・・加速」

「!?何ですっ」

ズバシャッ!!

 

「・・・・・・お前もだ」

「へ・・・?ムッツリーニ・・・・?」

「わ・・・私も・・・油断・・・してたん・・・だ」

 

2年Aクラス

芽吹咲来

総合教科

0点

 

「うおおおっとぉぉぉ!!!!2年生の希望、芽吹ちゃんが倒された!!

 Dチーム全滅!!!

 後は5チーム、オール3年生・・・そして男の戦いだ!!」

 

「ふふっ・・・やるじゃんムッツリーニ!!」

「・・・・・・さすが明久だ・・・」

咲来ちゃんを討ち取ったムッツリーニと対戦。

やっぱりムッツリーニは疾い!!

 

「ワシも参戦させてもらおう!」

「秀吉!?」

「・・・・・・予想外っ・・・!」

ムッツリーニと熱戦中に秀吉の奇襲。

くそっ!!不意打ちばっかだ!!!

 

「うん?吉井、木下、土屋・・・まとめて潰してやる!!」

「なっ!?須川君!?」

「しまったぞい!!?」

「・・・・・・不覚!?」

須川君が急に現れた・・・

これはマズ・・・

ん、ちょっと待った!!

 

ピカ~・・・・

 

 

 

キターッ!!!!

 

オダ〇ージみたいな事言ったけど、そういう話してる場合じゃない!!

 

「これで・・・百人力だ!!」

「なっ!?しまった!!吉井から離れろ!!」

「・・・・・・さらに不覚っ!!!!」

「袋の鼠じゃぁっ!!」

 

「必殺機能(ひっさつファンクション)!!!!」

 

 

ズドゴォッ!

ズババババッ!!

ズドシャーン!!!

 

巨大な斬撃は、須川君どころかムッツリーニや秀吉を巻き込んで壁に衝突した。

 

3年Fクラス

須川亮

総合教科

0点

 

3年Aクラス

土屋康太

総合教科

0点

 

3年Aクラス

木下秀吉

総合教科

0点

 

勿論、衝突場所からは煙が上がり・・・無残な召喚獣が3体ほど転がっていた。

 

「うわああっ!!下剋上がっ・・・」

「・・・・・・無念っ・・・!」

「久保、葵殿・・・・すまんのじゃ・・・・」

 

 

 

須川君は片づけた。

でも僕にはまだやらないといけない事がある。

・・・・・・そう。

 

 

「皆いなくなっちまったか・・・

 さてと・・・

 テメェとは決着をつけねぇとな・・・明久・・・!」

 

悪友との・・・最終決戦を!!

 

「何と何と怪物須川君までダウン!!

 残ったのは2人!!

 さあ決勝もクライマックスに突入していきますよぉっ!!!」

 

 

「雄二・・・今まで目立つ動きをしてないと思ったら・・・

 僕たちが潰し合う様子を伺ってたのか・・・!」

「ああ・・・お前らが潰してくれて好都合だ」

ちっ!こういう時に元神童はやってくれるな・・・

 

「さて・・・明久・・・行くぜっ!!

 武装(メイル)!!!」

 

「ぐっ・・・苦しい・・・」

雄二の腕輪が発動。

持っていた棒がいかにも強そうなショットガンに変わった。

 

「おらっ!」

「あぶっ」

 

 

バシュッ!

 

3年Aクラス

吉井明久

総合教科

3555点

 

「なっ!?一発で700点!?」

「見くびったな明久ぁ!!俺の作戦にずっぽりハマりやがって!!」

これは苦しい戦いになりそうだ・・・

一発当たれば700点も削ぎ落とす銃弾を持つ雄二と、

必殺技を使い切った僕。

誰にも雄二が圧倒的有利だという事は分かっていた。

 

「くそっ・・・何か策があれば・・・」

「明久隙あり!!」

「なぬっ!?」

 

バシュン!

 

3年Aクラス

吉井明久

総合教科

2155点

 

「嘘だろっ!!僕が・・・負けるのかっ!!」

「おらおらどうした!!」

 

バシュバシュン!!!

 

3年Aクラス

吉井明久

総合教科

55点

 

「明久君!!!」

「くそっ!!!」

「明久・・・これで終わりだっ!!」

「畜生!!!!!」

 

終わった、僕の夢は・・・

優子との夢は・・・・

皆この悪友に・・・

 

ピカーン!!

 

「なっ!?」

「へ・・・?」

 

僕の召喚獣の体が光る。

・・・まさか!!

 

「必殺機能(ひっさつファンクション)!!!」

間もなく僕は・・・声を張り上げた。

 

ズドドォン!!

ズバシャアアアッ!!!

ズドゴォォォン!!!!

バキバキッ・・・・

 

「な・・・・なにぃぃっ・・・!?」

「へ・・・へ・・・?」

 

 

3年Aクラス

坂本雄二

総合教科

0点

 

「ああああっとぉぉぉぉ!!!!!!坂本雄二君ノックアウトォォォォォォ!!!!!!

 起死回生の一発が形勢を一気にひっくり返しました!!

 吉井明久君&木下優子さんペアが大逆転優勝!!!!」

 

「や・・・・やった・・・・はは・・・」

「くっそぉぉぉぉ!!!!!」

あそこで発動したコ〇モスラッシュ・・・・

あれが無かったら、雄二が勝っていただろう。

 

それでも・・・

「やったあああああっ!!!!!」

僕たちが勝ったことに変わりはない!!

 

 

「明久くぅん!!!!」

「やったやった!!優子やったよ!!」

 

「畜生!!!!」

「雄二は頑張った・・・私なんか・・・」

「それは・・・すまんかったな・・・翔子・・・」

「でも・・・この大会ではいろいろあったし、嬉しかった」

「ああ・・・これからも人生の伴侶・・・よろしくな、翔子」

「うんっ!!!」

 

 

表彰式を終え、クラスに戻ると・・・

「やるじゃんかアキ!」

「明久君おめでとうございます!!」

「明久!!やるじゃんかよ~見直したぜ!」

「明久~昔とは本当に大違いだったよ!」

「アッキーさんかっこよかったすよ!!」

 

皆が迎えてくれた。

そんな時を過ごし、30分後

 

20:30

「明久君!!」

「ごめんね優子、急に呼び出しちゃって」

解散した後、木下さんと二人きりになれる場所・・・

といっても教室だが・・・

 

僕が連覇を果たした時にする最後の事・・・

胸に抱く優子への想い。

それを吐き出す事。

 

「それで・・・大事な話って・・・何?」

「優子・・・・・その・・・」

「??」

「僕は・・・」

それほど詰まる事か。

もうバカじゃないだろ。

恥ずかしがる事じゃないだろう。

ここで怖がってどうする。

面を向き合って言うのは勇気がいるけど・・・

 

それでも言わなきゃ・・・男の恥だ!!!

 

 

「優子、僕は君の事が好きだ。付き合って下さい!!!」

 




ははは・・・やってしまったよ、やってしまったよ・・・w
自分の欲望を満たしたいが為に・・・

まだ14話目なのにも関わらず、明久告白です・・・
バカだ、さすがバカだ・・・

とりあえず、次回で2章ラストエピソードとなります。
・・・書いてる自分も嫌な予感しかしませんw


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返事と帰宅と急展開

今回で清涼祭編は終了です。

・・・個人的には書いてて一番の問題話ですw

その内容は・・・察してください、はい。



やっと踏み出した一歩

込み上げる想いをぶつけた瞬間だった。

 

「・・・・・・そ・・・その・・・あき・・・ひさ・・・くんっ・・・」

「な・・・・何・・・?」

「あ・・・あた、あた、アタシも・・・明久君の事・・・好き・・・///」

「優子・・・///」

「だから・・・その・・・アタシからも・・・付き合って下さい///」

「はい・・・お願いします・・・///」

 

 

何も言えねー・・・

この空気で「ヤッター!!」とか叫ぶのはKYに思うんだよね・・・

 

「嬉しいな・・・明久君から告白してもらえるなんて・・・」

「そりゃ、男から告白しないと何か・・・恥みたいだから・・・」

「うふふ・・・カッコいいね」

「そう言われると照れるな・・・///」

「そういう顔は可愛いなぁ・・・もう・・・明久君は反則よ・・・」

「ハハハ・・・そうかな?」

「そうよ!絶対・・・で・・・さ、明久君」

「ん・・・?何・・・?」

顔を赤らめて照れている優子。

どんどん顔が近づいてくる。

まさか・・・

 

「優子!?急にそんな・・・///」

「明久くぅん・・・・」

「ダメだ・・・もう理性が・・・」

甘えるような可愛い声で名前を呼ばれたらもうおしまいだ・・・

 

チュッ・・・

 

真っ暗な校内で、僕と優子の唇が重なった。

 

「んっ・・・・」

「んんぅ・・・・・・」

 

長く・・・そして、静かなキス。

夜の風が優子の髪を靡く。

本当に・・・優子は綺麗だ・・・

 

「ぷはっ・・・優子・・・」

「明久君・・・その・・・そろそろ帰ろっか・・・?」

「うん・・・///」

 

結ばれた優子と一緒に帰宅の途につく。

 

 

でも、僕はまだ気づいていなかった。

キスはまだ序章に過ぎなかった事を。

 

 

 

「はぁ~っ・・・どうしよう、家に帰っても誰もいないんだよなぁ~」

「へ?明久君1人なの?」

「うん?まぁ、今日から姉さんが出張でいないからね・・・」

「大変なお姉さんね・・・」

「全くだよ・・・学校行事すっ飛ばして出張とは・・・」

「・・・・・・」

「・・・・・・?・・・優子・・・?」

「ふぇっ!?あっ・・・ゴメンね、取り乱したわ・・・」

何だかキスの前と同じぐらい優子が顔を赤くしている。

どうしたのだろう

 

「優子まさか熱とか出したわけじゃないよね!?」

「違う違う!・・・その・・・明久君・・・」

「何・・・?」

「アタシの家も親がいないの・・・その・・・泊まってもいいよ・・・?」

「へっ!?優子の家に!!?」

「うん・・・」

優子の家には何度も行ったが、泊まった事はさすがにない。

 

「あれ?でも秀吉いるんじゃ・・・」

「秀吉は葵ちゃんとこ行ったから大丈夫」

「・・・小暮先輩か・・・」

秀吉は今頃Hな小暮先輩とキャッキャウフフしてるのだろうか・・・

いや、まだ時間的に無理か。

そうこうしている内に優子の家に到着した。

 

「やっぱ・・・綺麗だね・・・」

「そう?」

「うん、ちゃんと整頓とかされてて綺麗な部屋だよ・・・」

「・・・嬉しいな///」

「ふふ・・・可愛い・・・でさ、優子先にお風呂入る?」

「入ってきていい?」

「うん、レディファーストって言うし・・・」

「ありがと♪明久君」

「うん!」

可愛らしげな笑顔を振り撒いて、優子はバスルームに消えていった。

その後僕も入浴を終えると、もう時計は0時過ぎを指していた。

 

「さてと・・・そろそろ寝るかぁ~・・・今日はくたびれたよ・・・」

「アタシの部屋にベットあるから、そこで寝ようよ」

「へっ!?優子の邪魔になると思うから僕は秀吉の奴借りるよ」

「・・・・・・・・」

「それじゃ・・・おやす」

「待って!!」

「!?」

大きな声で優子に呼び止められた。

何だろう?

 

ガッ!

バタン!!

 

優子に手を握られ、無理やり優子の部屋に押し込められた。

優子は何を考えているんだろう・・・?

 

「優子・・・何?」

「さみしいよ・・・」

「えっ?」

「せっかく・・・明久君と恋人になれたのに・・・」

「優子・・・・?」

「離れて寝るのが・・・アタシは何か許せないのっ!!」

「優子・・・でも僕は何をやらかすか・・・」

「いいのっ!!!」

「!?」

「アタシは・・・・アタシはっ・・・明久君なら・・・されても・・・構わないのっ!!」

・・・えっ・・・?

僕になら・・・されても・・・構わない・・・

 

ドン!

 

「ひゃうっ!?」

「ゴメン、優子・・・僕・・・もう・・・我慢できないよ・・・」

「・・・明久君・・・いいよ・・・アタシは・・・明久君に従うから・・・」

「優子・・・」

「明久君・・・」

 

 

夜の月明かりが照らす元で

僕達の愛はさらに深まった。

 

 

 

 

 

「うん・・・?あれ・・・・もう朝か・・・」

気が付いた時には朝になっていた。

いつの間にか眠っていたようだ・・・

というか・・・

 

「裸で寝てたのか・・・・・・」

確かに優子と営んだが、これは危ない気がする。

だって、いろいろとアカンのを露出させて寝てるんだから。

 

「ううん・・・あきひしゃくぅぅん・・・」

「・・・優子?」

「ひゃぁん・・・はげしぃよぉぉぉ・・・・」

「!?」

変態だ!!まぎれもない変態がいる!!!

彼女は夢の中まで犯されたか・・・畜生め!!!

 

 

「優子!優子!」

「あぁん・・・あきひ・・・あれ・・・?」

「おはよう、優子」

「あ・・・おはよう・・・明久君」

「夜は・・・・」

「うん・・・あっ、アタシの心配は大丈夫・・・今日は偶然大丈夫な日だったから」

「つか、服着なくて大丈夫?」

「!!?ひゃぁ!恥ずかしい!」

「恥ずかしがる事?」

「当り前よ~!!」

「だって、夜は僕に全てを見せてたじゃない」

「・・・そっか・・・」

「ははは・・・優子・・・可愛いな・・・」

「明久君///」

「優子・・・こっちおいで」

「うん・・・」

「優子、愛してるよ」

「アタシも・・・明久君の事・・・大好き」

 

チュッ・・・

 

朝の柔らかな陽射しを受けながら、僕らは口付けをした。

 




これが欲望が高まり過ぎた結果だよ!!

とでも言わんばかりにギリギリR-15でとどまった問題話でした・・・w

まだキャッキャウフフの所はカットしてあるから大丈夫でしょう。

大丈夫・・・でしょう。

とにかく優子さんのキャラが壊れまくりで、すいませんw

次回からは、何か原作では無視されてる修学旅行の話をやろうと思ったので、
「超遅修学旅行」と名打って進めていければな・・・と思います。


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3章 超遅修学旅行
新顔と超遅の修学旅行


今回から超遅修学旅行編です。

・・・普通、高校の修学旅行って2年の秋だと思うんですよね。

そこんところは全国どうなんでしょう・・・

僕は愛知県民なので、↑なんですが・・・w


清涼祭の召喚大会優勝から数日、月が皐月から水無月に変わった

 

とうとう夏の始まりだ。

 

「・・・もう6月かぁ・・・」

「そうだな、もうこのクラスが始動して2ヵ月・・・こないだはまたクラスを強化できたしな」

「うん、あれでよかったでしょ?」

「ああ、最強を目指しているのだから、あいつらが敵だと困るしな」

 

召喚大会の優勝賞品は良い物ばかりだった

 

まず、混沌の腕輪。

起動コードは「カオス」

腕輪が2つ無いと発動しないようで、まだ試していない

・・・でも凄い効果があるのだろう

 

次に、謎のアイテム「カスタ」

・・・非常にわかりづらい名前だったけど、効果は莫大だった。

カスタとはcustomの略称で、召喚獣をカスタマイズする事が出来る

つまりは、好きな武器や装備が出来るので、非常に気に入ってる

・・・1つだけ、「極秘装備Σ」と書いてあって開けてないのがあるけど

 

そして、最後に学園生活改善要求券

何に使ったかと言うと・・・

 

「よう!吉井、坂本」

「おは~」

「おはよー須川君、横溝君!」

「おっす」

 

そう、人員入れ替え

このクラスの下位2名と、Fクラスの須川君と横溝君をトレード

つまりは、今2人はAクラスに上がったという事!

 

「この空間は本当に天国のようだな!」

「勉強してよかったと思うな、吉井もそうだろう?」

「うん!この空間は最高だよ!!」

「まあな、さてと・・・話は変わるが、お前ら知ってるか?」

 

「へ?何を?」

「俺らの為に修学旅行が組まれたらしいぞ」

「!?今更!?」

そんな事微塵も聞いてない!!バ〇君のお父さんがディ〇クターの正体だったぐらいに!

 

「つか、雄二!行先何処さ!!」

「京都と大阪だとよ、関西方面みたいだな」

「京都・・・」

「大阪・・・」

なんだ、行先に上がりそうな順当な所じゃないか

 

「今日のHRで高橋女史からまた詳しい話があるんじゃないか?」

「そうだね、雄二ありがたい情報サンクス!」

「おう、そんぐらい知っとかんとヤバいからな」

その後、HRで詳しい予定などが発表された。

2泊3日で、

1日目が京都

2日目が大阪

3日目が神戸

 

雄二情報+神戸と、非常に充実していて楽しそうだ!

京都と大阪では分散研修をやるそうで、好きな場所を回っていいとか!

特に2日目は分散+U〇Jだもんで、本当に期待できる!!

 

ただ、それよりも驚いたのが・・・

 

移動に使われるのが、

 

リムジンという事

 

Aクラス・・・恐るべし

と再認識させられた・・・

 

須川君情報だと、Fクラスはまたまた現地集合らしい。

格差社会とは本当に厳しい物だね・・・

 

 

ちなみに、僕の分散班は

僕、雄二、秀吉、ムッツリーニ、須川君、横溝君という元Fクラス軍団という、

いかにも仕組まれた感満載の班だった。

 

「結局いつものメンバーって感じだね」

「ま、これの方が違和感なくていいんじゃないか?」

「そうじゃろうに、女だらけの中に1人混ざるのは嫌じゃろうしな」

「・・・・・・すぐ馴染めるからOK」

「女だらけでもいいが、話出来ないからな・・・w」

「何だよ~FFF団はもう無いんだから、積極的に行けよ!!」

 

そう、どうでもいいが・・・もうFFF団は無くなってしまったんだ。

どうも、団員の1人が苦情を出したらしく、廃止させられたという。

 

「懐かしいな・・・FFF団、僕もやられてたなぁ・・・w」

「お前が一番対象になってたな、吉井」

「・・・まぁ、アキちゃんとしても対象になってたけどな」

「ゲフンゲフン!!」

アキちゃん言うなぁ~!!!

・・・頭から消したい・・・けど消えない黒歴史・・・

 

そんないつもの日常が数日過ぎて・・・

 

修学旅行当日を迎えていた

 

・・・さあ行こう、関西へ!!




いつもより文章がgdgdになったような気が・・・w

とりあえず今回から、須川君と横溝君がAクラスのメンバーになりました。

・・・何とも言えませんね、Aクラスの戦力w

カスタといい、Aクラスの独裁政治は続きます・・・よ。


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舞妓と誘惑の京の都

修学旅行編、まずは京都です。

僕は小学校の頃にいったんですが、金閣寺しか記憶にありません。

むしろ奈良で鹿と戯れた方が記憶に残ってますw

・・・舞妓さん、会いたかったなぁ・・・w



京都

 

江戸時代が終わるまで、日本の中心として君臨していた町。

その長い歴史から「古都」とも呼ばれる。

 

そんな町に、今僕達はいる。

 

でも・・・

「ねぇ・・・皆・・・」

「何だ明久」

「どうかしたのか?吉井」

 

「僕達が京都の風景ぶち壊してる気がするんだけど・・・」

 

リムジンに乗った状態で。

 

 

 

 

 

 

ああ、綺麗な京都の風景よ・・・エル・プサイ・コングルゥ

 

 

・・・鳳なんたらさんの言葉が出てしまうぐらいに自分自身が驚愕しているのだろう。

 

 

「まぁ、落ち着け明久・・・ある意味これもVIP扱いみたいなもんだぞ?」

「でも・・・京都って言ったら古き良きってイメージの町じゃんか・・・」

「・・・・・・」

「なんで黙るの!?」

「いや・・・すまんな、何か・・・正論述べられた感じだった」

「これには否定できんな」

「・・・何かごめん」

ムクッ

 

討論が終わってすぐにムッツリーニが目を覚ました。

 

「・・・・・・おはよう」

「よく寝てたねムッツリーニ・・・」

「出発してからずっと寝てたしな・・・秀吉も寝てるみたいだし、お前は夜に何かあったか?」

「・・・・・・営んだ」

「ブフォッ!ムッツリーニ!?よく恥も無く言えるね!?」

「やっぱりな・・・秀吉も恐らく・・・か」

「小暮先輩・・・修学旅行あるの知ってたのかな・・・?」

修学旅行前日なのに襲撃するなんて、知らなかったとしか思えないんだけど・・・

 

そんな話をしている間に、最初の目的地である鹿苑寺に到着した。

鹿苑寺、別名金閣。

三階建寺院の二、三階には金箔が張り詰められていて、非常に華々しい雰囲気を漂わせている。

 

「何でこんなに派手な物作れたんだろう・・・」

「当時の奴しか分からんな、間違いなく」

「金の力ってすげーな・・・」

何となく須川君は現実を見ている気がする。

・・・率直な感想だしね・・・(笑)

 

「お主らは寺院ばかり見ておるのぅ、池も見たらどうじゃ?」

「秀吉?何で池なんか・・・」

 

・・・・・・池に広がる光景は、皆さんのご想像通りの逆さ金閣。

池に映える黄金の寺は非常に綺麗だった。

 

「・・・・・・!!(カシャカシャッ)」

「ムッツリーニ!?エロに反応した時ぐらいシャッター切ってるよ!?」

ムッツリーニは神秘的な光景にも反応するのだろうか?

そうだとしたら、結構ロマンチストなのかもしれない・・・

 

 

黄金の寺を後にして、次の目的地は慈照寺。

 

「慈照寺・・・通称銀閣」

「あんま派手じゃないんだよな」

「当初は銀箔貼られる予定だったらしいぞ」

「そこもやっぱり金のせいでダメだったとか・・・」

「ほほぅ・・・でもやっぱり落ち着いた雰囲気もなかなかいいと思うぞぃ」

「・・・・・・(コクコク)」

 

こんなやり取りをしていると、やっぱりすぐに着いてしまう。

慈照寺、到着。

 

二階建の寺院は漆塗りされていて、非常に質素なイメージを残している。

静かで、とても落ち着く・・・

 

「ここ・・・何かいいなぁ・・・」

「・・・寝るなよ、オイ」

「落ち着きすぎだな」

「・・・同感だ、吉井」

「お前もか横溝!!?」

「やはりこんな雰囲気もいいのぅ・・・癒されるぞぃ・・・」

「・・・・・・(コクコク)」

 

またしばらくして、慈照寺を出発。

 

次は京都のシンボル五重塔!

 

「通りはすごく静かそうだね・・・」

「舞妓がいるんじゃねーか?」

「舞妓はんがいるのか・・・ナンパするか?」

「!?いや、しないしない・・・」

「殺されそうだからな・・・」

僕達が去年の悲劇を忘れるわけないじゃないか。

・・・須川君は知らないだろうけど。

 

そんな間にやっぱりやっぱり到着。

何故にこんな早く着くのだろうか・・・・

 

 

五重塔はやはり大きい。

下から見てもてっぺんが物凄く高い所に見える。

 

「舞妓はんが出るか・・・な?」

「ナンパするのかw?」

「しねーよw」

「まだFの雰囲気は残ってるんだね・・・2人共・・・」

「・・・仕方ねーだろ」

「全くじゃ・・・浮かれすぎではないかの?」

「・・・・・・(コクコク)」

 

 

ビクゥン!!

 

 

「!?何!?今何だか変な気配がした・・・」

「・・・奇遇だな、明久・・・俺もだ」

「雄二も感じたの?」

「ああ・・・」

 

ずどどどど・・・・

 

何かが近づいてくる。

 

ずどどどどどど・・・・

 

さらに近づいた。

 

ずどどどどどどどど!!!!

 

姿が見えた。

 

舞妓はんの集団が追っかけてきた。

・・・?

不自然だ、何で舞妓はんが追っかけてくる?

 

 

 

 

「あきひさくぅぅぅん!!!!!」

「へっ!?優子!?」

「ゆうじぃぃぃ!!!!!」

「翔子ぉ!?」

 

僕は急な出来事に頭が錯乱し、冷静な判断が出来なくなっていた。

 

 

 

 

文月舞妓はんコンビとの距離、200m

 




何とも急展開。

舞妓はんが襲ってきましたw

何とも破廉恥ですw

すいません京都府民様、そして舞妓の方々。

欲望のせいなんです。はい。


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混乱と召喚とマイハニー

京都編第二話です。

サブタイ・・・w

昨日は睡魔のせいで投稿できんくてすいません。
眠いんです、最近・・・





舞妓集団との距離200m

 

「明久くぅぅん!!」

「雄二ぃっ!!!!」

 

「なぁ、明久・・・何であいつらが舞妓の格好をしているんだ?」

「はは・・・雄二、そんなこと知るわけないじゃないか・・・」

 

彼女達は、何故狂ってしまったのだろうか。

そんな間に・・・

 

舞妓集団との距離100m

 

「やばいよ、やばいよ雄二!」

「マズイな・・・・とりあえず、須川!」

「何だ!?」

「あいつらはもう狂って止めようが無い!4人で逃げてくれ!」

「でもお前らが・・・!」

「大丈夫だ!こいつらを止めるのは・・・俺達2人の責任だ」

「・・・分かった!無理すんなよ!!」

「おう!!」

「須川君ありがとう!!」

 

4人と別れ、前を向く。

 

「明久君っ!!」

「雄二ぃっ!!」

 

「明久・・・行くぞ!!」

「おおっ!!」

 

2人を止めるには・・・これしかない!!

 

「起動(アウェイクン)!!」

 

召喚獣バトルに持ち込んで・・・倒す!

 

「「試験召喚(サモン)!!」」

 

3-A

吉井明久&坂本雄二

総合教科

4698点&4987点

 

「!?サ・・・サモン!!」

「!!サモン」

 

3-A 

霧島翔子&木下優子

総合教科

5012点&4882点

 

「やっぱり霧島さんは強いか・・・」

「ああ・・・さすが翔子だ」

 

やっぱり霧島さんは強い。

優子は互角以上にやれそうだから、失礼だけど度外視してる。

 

「ま、今日の僕はちょいと召喚獣をいじったからね!」

「なかなか良い物だな、これ」

 

「!?明久君もう使ったの・・・!?」

「雄二・・・ずるい・・・」

 

そう、カスタで召喚獣をカスタマイズしてある!

 

僕のは猫の顔をしたフルフェイスメットに、頑強な鎧、

右手にはトライデントという装備で、鎧には悪魔の羽が生えている。

・・・何か、こんなのいたな・・・L〇Xに。

 

雄二はかなりごつそうな猪みたいなフルフェイスメットに、

こちらも重厚な鎧、右手には分厚い大剣を装備している。

・・・これもいたな・・・確か・・・破壊王だっけ?

 

「翔子は俺が食い止める・・・だからお前は木下姉を潰せ!」

「おう!了解!」

 

古都での戦いが始まった。

 

「雄二ぃ!雄二ぃっ!!」

「なっ・・・何だよこいつら・・・!」

「あっきひっさくぅん!!!」

「狂ってる・・・何で狂ってるんだ!!」

 

2人とも正気では無いようで、狂いっぱなしだ。

下手したら、やられるかもしれない。

・・・でも皆様、お忘れじゃないですよね。

 

そうですよ、アレ。

アレさえ使えれば勝てる!!!

 

「くそっ・・・点数が・・・」

「まだ・・・まだだよ雄二!」

「・・・?・・・!!そうか!サンキュー明久!」

「おし・・・溜めるぞ!!」

 

「!?待ってよ雄二!」

「明久君!!待って!!」

 

召喚獣を器用に操って逃げ回る。

いつの間にか点をかなり削られ、雄二と僕は2000点ぐらいしか残っていない。

 

しかし・・・

溜めきればこっちのもんだ!!

 

「行くぞ雄二!!」

「ああ!!」

 

「「必殺機能(ひっさつファンクション)!!」」

 

猫の召喚獣はトライデントから魔法陣を放つ、

そして相手の召喚獣の動きが封じられた。

 

「!?何よこれ!!」

「動かない!?」

 

猪の召喚獣は胸の辺りにエネルギーを充満させていて、

どうやら強力な光線を放とうとしている。

 

「ちょ、ちょっとぉ!!明久くぅん!!」

「雄二ぃっ!!」

 

猫の体から、邪悪な魂が放たれて・・・

2体の召喚獣に突撃した。

 

それと同時に猪の胸から、光線が放出された。

 

ズドゴォン!!

 

「へっ!?」

「ひっ!?」

 

3-A

霧島翔子&木下優子

総合教科

0点

 

「はは・・・雄二、止めたよ」

「何か・・・悪いことしちまったな・・・」

 

優子達は道に倒れている。

・・・今1番不思議なのは、鉄人が来ないこと。

いつもなら、何処からでも現れるはずなのに。

 

「んっ・・・あれ・・・明久君?」

「優子?起きた・・・」

「雄二・・・?私は一体・・・」

「翔子・・・」

 

「起きて良かった!!」

「死ななくて良かった!!」

ぎゅうう

 

「!?明久君・・・大胆・・・///」

「雄二・・・激しい・・・///」

 

・・・何か空気をぶち壊す発言をした人がいるような気がしたけど、

多分気のせいだろう。

 

 

その後2人と別れ、急いで4人の元に戻った。

その頃には、もう観光もできない時間になっていた・・・

・・・何か・・・ゴメン、皆・・・

 

 

 

 

そして、僕はまだ知らなかった。

「夜」はまだまだこれからだと。




えっ?フラグが立ってるだって?知らないよそんなの。

作中初登場のカスタム召喚獣・・・
勿論ダン〇ール戦機から取ってきたものです。

明久→ヴァ〇パイア〇ャット(アスにゃんの機体、一時期チートだったなぁ・・・)
雄二→ハ〇イオー絶〇(郷〇さんの機体、ドグマになっちゃったw)

今後もカスタには期待しといてくださいw


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都と弾道と夜の変

京都編ラスト・・・のはずなんだが。
何だこのサブタイは・・・w

修学旅行のはずなのに・・・はずなのに・・・・という内容となっております。

ご注意をw
それでもおkなら↓へゴー!


いろいろと1日目は忙しい日だった。

 

古都の名所をいろいろ回ったし、途中で舞妓(?)に追跡されて召喚獣バトルまでしたし・・・

 

いろいろと疲れたので早く寝たい、と思ってた。

 

しかし・・・

僕は最大のミスを犯してる事に気付いていなかった・・・・

 

部屋割り

3-A

吉井明久 坂本雄二

木下優子 霧島翔子

 

 

 

「・・・ねぇ雄二」

「・・・なんだ明久・・・」

「・・・この部屋割りだった事・・・覚えてた?」

「・・・微塵も頭に無かった」

「「・・・・」」

「「しまったぁぁぁ!!!!!」」

 

 

 

 

ナンテコッタイ

 

 

 

 

 

ただでさえ部屋割りが男女混合っていうのが驚きなのに、彼女と一緒って・・・

何か嫌な予感しかしない。

 

たとえば・・・弾道が1上がった!!的なイベントとか・・・

逆にソイヤして弾道下がった!とか・・・

 

おそらく・・・というか後者は間違いなく無いだろうし、

前者に気を付けたいけど・・・

 

 

 

「明久君・・・今日は酷いよぅ・・・」

「ごーめんごめん・・・どうしても止めないとヤバい雰囲気だったから・・・」

 

と考えている今、僕らは部屋にいる。

隣には涙目でこちらを向いている優子。

何か・・・物凄く可愛い・・・

 

「雄二もヒドぃ・・・・」

「すまんかったな・・・」

 

優子の向こうでは似たような会話が繰り広げられている。

 

 

「おー、お前ら・・・って・・・何なんだこの光景は・・・」

 

「何も言わないでください」

「そのまま立ち去っていただけると光栄です」

 

「お・・・おぅ・・・もう少しで夕食だからな・・・」

 

てつじ・・・西村先生にこんな光景を見られて誤解なんてされたら・・・

何か、人生の汚点になりそうだ。

 

そんな疑惑の光景を見せつけた後、夕食へ向かった。

 

食事中の会話で、ムッツリーニと工藤さんも何か誤解を招くような場面を見られてしまったとか。

くそっ、ムッツリーニお前もか!!

 

夕食も終わって、またまた部屋に戻る。

 

部屋にバスルームが付いているホテルなので、部屋から出なくてもいい。

 

何と楽な事か。

 

ちなみにFクラスはかなり残念な旅館らしい。

 

さすが格差社会だ・・・

 

 

 

「明久君!一緒に入ろうよ!」

「!?急に何を言い出すかと思ったら・・・ダメだよ、いくらなんでも・・・」

「え~・・・だってもうアタシ達1回裸見せた」

「アウトォォォォォッ!!!!!!!」

 

いかぁん!!僕のトップシークレットが!!

 

「優子・・・大胆」

「ほーぅ・・・もう夜に・・・したのか?」

「アウトォォォ!!!!!」

 

聞かれてしまった・・・よりによってこの悪友に・・・

 

「まだまだだな・・・明久」

「へ?どゆこと?」

「俺らはもう・・・10回したぜ」

「・・・・///」

「・・・アウトォォォォォォォ!!!!!!!」

 

さっきからアウトォォォォ!!!としか叫んでないけど、どうしても叫んでしまう。

こいつらが一番ダメだったみたいだ・・・

 

 

結局、優子に無理やりバスルームに引きずり込まれて一緒に入った。

何かしてくるだろうと思ったが、意外にも何もしてこなかった。

 

その後雄二が堂々と霧島さんと一緒に入浴していた事に驚かされた。

 

さらに、入浴後の会話は何かと下ネタが多く、こちらも調子に乗ったことにより、

Aクラスとは思えない卑猥な言葉ばかりが飛び交った。

 

そして、いつの間にか時計は就寝時間を指していた。

 

「ふぁ~ぁ・・・眠い・・・」

「もう寝るか・・・?就寝時間みてぇだし・・・」

「明久君・・・おやすみ」

「雄二、おやすみ」

「つか、2人とも早い!・・・まぁいっか・・・」

「おぅ、お休みな・・・明久、木下姉、翔子」

「お休み~」

 

特に何の異常もなく眠りに着いた・・・

 

眠りについた・・・

 

のだが・・・

 

 

AM1:00

 

「・・・・んん・・・・・重いなぁ・・・・」

 

人が就寝してるっていうのに誰だよ・・・

眠りの邪魔をしないでくれ・・・

 

「・・・ん・・邪魔だって・・・」

 

重い・・・

もう誰だ!

 

その瞬間目を開けた。

 

目の前にいたのは・・・

 

「あっ・・・起きた・・・?」

「優子ェ!?」

 

優子だった。

しかも、来ているパジャマをはだけさせている。

 

「ちょっ!?優子ここじゃいかんて!」

「明久君・・・あれ、見て」

「!?」

 

優子の指の方向を見る。

 

・・・そこには

 

「雄二・・・」

「しょっ、翔子ぉ!?」

 

同様の事をされている悪友の姿があった。

 

「明久君・・・夜はまだ・・・終わらないよ・・・?」

「へっ!?優子!?ちょ、おま!」

「明久くぅん・・・」

「!?」

 

「雄二・・・」

「お・・おい!聞いてんのか!ここじゃダメだ!!」

「眠らせないわ・・・」

「!?」

 

 

「「ぎゃああああああああああああっ!!!!!」」

 

そこで目の前が真っ暗になった。

 

 

(ソイヤ!ソイヤ!ソイヤ!ソイヤ!ソイヤ!ソイヤ!ソイヤ!・・・・み~みみみ~♪)

 

体力が30下がった!!

弾道が1下がった!!

 

 

翌朝

「ん・・・朝か・・・・」

「よう、明久・・・起きたか」

「おはよ、雄二・・・夜は大変だったね・・・」

「目の前が真っ暗になってから夜の記憶が無いんだよな・・・」

「・・・何されたんだろう・・・僕達」

「知らね・・・もし子作り的な意味でされてたら・・・どうする・・・?」

「・・・・・・」

 

夜の惨劇をある意味忘れられなくなってしまった僕達。

後1泊、僕達はどうなってしまうんだろうか・・・

 

 




鉄人は!?生徒指導の鉄人は!?てつじん!てつじーーーーん!!
と叫びたくなる内容でございましたw

基本的に今回はパワ〇ケのネタを多めに取り入れてます。

そして・・・どんどんキャラ崩壊が進む優子さんと翔子さん。

荒れるぜ、止めてみな!!

もちろん僕には止められませんがw


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不安と思想と大阪の陣

今回から大阪です。

大阪でも暴れます。

誰がとはいいませんが、ご想像通りの展開になるんじゃないかとw


朝・・・というか深夜・・・

嫁(脳内設定)に襲われて始まった2日目。

 

「なあ、明久」

「何・・・雄二」

「この事・・・覚えてたか・・・?」

「ああ・・・・・・それは僕も思ったよ・・・雄二は?」

「忘れてるに決まってるだろ」

「やっぱりね、僕も忘れてたよ」

 

大阪の分散研修はホテルの部屋割りと同じメンバーで行動する事

 

 

((何も言えねぇ・・・・・!!!))

 

ホテル以前に、僕達はどうなってしまうのだろうか。

既に不安で仕方がない。

 

 

・・・いや、待った!

優子はあくまで彼女なんだ、優子と甘々な事を考えれば・・・

 

大阪の名所で2ショット・・・

たこ焼きあーん・・・

・・・・・・あれ・・・・?

 

「何故・・・だ・・・・」

 

2つしか浮かばなかった。

僕は・・・まだ完全にバカを抜け出せていないようだ。

 

「何を考えてたんだお前は・・・思考してる時の顔が気持ち悪すぎたぞ・・・」

「何を言うか、雄二!!僕は優子とのデュフフな事を妄想してたんだぞ!!」

「・・・ダダ漏れだ・・・」

「あっ・・・・!?」

 

畜生!!こいつに聞かれてしまったら、何をされるか・・・

となるとやることは一つ・・・

 

「くたばれっ!!」

「この野郎、急に何しやがる!?」

 

こいつの息の根を止めるだけだ!!

 

 

 

~~40分後~~

 

「・・・」

「・・・」

 

「ねえ、雄二」

「何だ明久」

「僕から始めた事だけど・・・もうやめにしない?」

「ああ・・・くだらないとは思ってたぞ」

 

何を喧嘩していたのか自分達でも意味が分からなくなった、

という理由で終戦。

 

・・・何だったんだろう・・・本当に。

 

 

2日目の朝、朝食は特に何もなく終わり、

京の都を旅立った。

 

 

「しっかし・・・リムジンがさらに増えてるけど・・・・」

「こっからは部屋割りでさらに分かれるからな、増えても違和感無いだろ」

「・・・いや、異様な光景だけど?」

 

だって、高速道路を走るリムジン集団って・・・

他から見たら、異様すぎる光景だよ。

 

たとえば・・・中二病のマッドサイエンティストとか、

あれは結構異様な光景。

確か・・・岡なんたらさんだっけか。

 

「明久君、もう大阪入るよ!」

「へっ!?」

 

そんな事を考えているうちに大阪に突入していた。

なんということでしょう、さっきまで京都にいたはずなのに・・・

時間の進みは早いなぁ。

 

「雄二、あれって・・・」

「おー・・・通天閣か、あれ行くか?」

「天保山も行きたいな・・・」

「・・・お前は登る所ばっか行きたいのか・・・w」

 

窓から覗ける、大阪の街。

通天閣が何よりも目立つ・・・

 

「明久君!道頓堀行こうよ!」

「へっ!?」

「ダメ・・・・?」

「い・・・いや、雄二達と話さないと・・・」

「あー・・・そっか、ごめんね・・・はしょり過ぎた」

「分かってくれればいいよ・・・」

「うん!アタシは明久君と一緒にいる事が一番幸せだから!」

「優子ぉうっ!?///」

 

何という爆弾発言を残すんだこの娘は・・・・///

 

雄二たちとの協議で、結局皆回る事にした。

 

 

・・・嵐の予感しか、しないけど・・・大阪研修・・・スタート!!




できる限りのネタを使って、書くのはやっぱりすげー大変ですw

今回はシュ〇インズ・ゲ〇トがちょびっとだけ出てました。

シュ〇ゲも好きですが、やっぱりネタとしてはダン〇ール戦機が一番使いやすいですw



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鬼畜と疲労とU〇J

pixivと読者様のコメントが全く違ってハーメルンは面白いです。

最近、ハーメルンでも別の小説を書こうと考えてます。

多分、さくら荘のペットな彼女を原作に書こうと思ってるので、さくら荘好きな方はお楽しみに。

全く関係ないですが、作者はバカテスとさくら荘しかラノベは買ってません。

アニメは結構見てるんです・・・でもお金が・・・w

つか、前書きじゃねーじゃん・・・これ。


僕たちは大阪に辿り着いた。

 

関西地方最大の都市ともされ、やはり明るい町だ。

 

えーっと・・・僕たちはまず・・・道頓堀に行くのか・・・

 

リムジンを降りて、ここは新大阪。

えーっと・・・地下鉄に乗れば良いみたい。

 

「雄二、地下鉄でOK?」

「ああ、その予定でもともといたからな」

「了解、さてと・・・優子!」

「翔子!」

「「行くよ(ぞ)!!」」

「「うん!!!」」

 

大阪の街に飛び出していった。

 

地下鉄に揺られ、20分そこら。

最初の目的地、道頓堀に着いた。

 

「グリコグリコ~!!」

「優子はしゃぎ過ぎだよ!!」

「・・・子供かあいつらは・・・」

「ぐりこぐりこ~!!」

「!?くそっ、翔子お前もか!!」

 

何か優子と霧島さんが壊れてしまった。

特に霧島さんなんてキャラまで崩壊してるぐらいだし、

雄二に告られてから本当におかしくなってる気がする。

 

「グリコ~!!」

「ぐりこ~!!」

 

ほら、2人そろってグリコのポーズ。

本当に真面目キャラが崩壊してしまったよ・・・(泣)

 

「雄二・・・・」

「何だ・・・明久・・・・」

「2人共、昔は真面目な女の子だったよね・・・・」

「そうだな・・・・」

「どうして・・・・・・こうなっちゃったんだろう・・・・・・」

「知らねぇよ・・・・・」

 

同じ境遇の悪友と共に、戎橋で嘆いた。

 

その後キャラ崩壊の2人に無理やりグリコポーズをさせられ、写真まで撮られた。

・・・視線が痛かった。

マジで。

 

その後、道頓堀から・・・

通天閣へ移動。

 

移動多いもんで疲れるんだよ・・・

 

「通天閣っていったら・・・」

「ビリケン・・・か?」

「「展望台!!」」

「・・・」

「・・・・・・」

「「僕(俺)のかのじょおおおおっ!!!」

 

・・・もう無駄なことは言わないことにしよう。

 

展望台からの眺めはなかなかのもので、大阪の広い街が自分の物のよう。

 

「こんなに広かったっけ・・・大阪って・・・」

「県の面積なら香川に次いで2番目に小さいのにね」

「本当・・・幻覚みたいだよ・・・」

 

その後、ビリケン様の足を丁寧にさすって通天閣を後にした。

 

そして、地下鉄を乗り継いで30分ぐらい・・・

 

日本一低い事で有名な天保山に到着。

 

「雄二っ!」

「おー・・・あんま燥ぐなよ~」

 

坂本夫妻・・・っつーか、この状況じゃ燥ぐ女の子とお父さんにしか見えない。

本当に何回も言うけど、霧島さんはどうしてしまったんだろうか。

 

「本当に低いわね・・・」

「ああ、これ一応山なんだよね・・・」

 

天保山、標高4.53m。

山とついていれば山。

丘とか言わない。

 

「明久~、そろそろ行くか~」

「ん、行く?よし、優子・・・行くよ」

「うん!次は・・・U〇J!!」

 

そうです、次はU〇Jですよ。

 

再度地下鉄、そしてJRを駆使して30分。

 

U〇J到着。

 

「なあ明久」

「何?雄二?」

「こっからは2つに分かれないか?」

「へ?どゆこと?」

「いわゆる・・・お前と木下姉、俺と翔子・・・って感じに」

「うええええっ!?それいいの!?」

「別にいいだろ?お前だってそっちの方が良いんじゃないのか」

「・・・////」

「おおいっ!?明久ぁ!?」

雄二はなんてことを考えるんだ・・・

 

おかげで頭がパニックじゃないか。

 

「つーわけで、また後でな~明久、木下」

「坂本君ありがと!」

「いいのいいの、こっちもこうさせてくれてるから」

「さ~て明久君、いこ!」

「う・・・うん///」

 

優子との・・・デート・・・?

デート・・・

 

「興奮してきた・・・」

「?明久君?」

「ん?あっ!ああ・・・ゴメン、考え事してた・・・」

「変な明久君」

 

片っ端からアトラクションを漁る。

ジュ〇シックなんちゃら、ス〇イダーなんちゃら、ハリウッドなんちゃら、ドリームなんちゃら等。

しかし・・・その時の僕はずっと優子の事を考えていて、楽しめていなかった・・・

 

そんな時間もあっという間に過ぎ・・・

 

夜・・・

 

「・・・ああ・・・僕はなんて情けない・・・」

「明久君?」

こんなにヘタレな自分に呆れる・・・というか、彼氏らしい行動を見せないまま夜を迎えてしまった・・・

 

「明久君・・・悩んでる?」

「へ・・・?」

「何だか・・・今日明久君ずっと考え事っていうか、悩んでる顔してたもん」

「優子・・・・・・うっ・・・・」

「明久君!?涙が・・・」

「ごめん・・・・ごめんよ・・・優子、今日・・・優子に僕らしい所見せてないと思っちゃって・・・」

「・・・いいのよ・・・」

「え・・・・?」

「そういうとこも・・・また明久君らしいじゃん?」

「優子・・・・・・」

「さ、もう少しでパレード始まるよ!いこ、明久君!」

「優子!」

「へ?何っ・・・」

 

チュッ・・・

 

「あ・・・明久君//////」

「優子/////しばらくしてなかったから・・・//////」

「明久君//////」

 

煌く光のパレード

 

熱く燃える僕と優子の愛

 

大阪の夜はまだ終わらない・・・




キャラ崩壊、フラグ・・・

本当に酷くてすいません。

でも仕方ないんです、こうしないと何か・・・
作者の欲望が満たされないんですw

そろそろ、読者様の意見も参考にしながら書かないとやばいです。

ネタも切れてきたんでw


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デジャヴと神戸と帰還中

もう22話。

早いもんですね、また考えないといけない時期が来ました・・・

さて・・・中1日でどう考えるか・・・w


大阪の夜はまだ終わらない・・・

 

・・・全くその通りだった。

 

・・・U〇Jでそんな事を考えていたけど、やっぱりこうなると思ったよ。

 

・・・えっ?何が起こってるのかって?

 

デジャヴだよ、デジャヴ

デ・ジャ・ヴー

 

昨日の夜と全く同じ展開になってるのさ!(キリッ

 

・・・って思ってる場合じゃないんだけどね・・・

 

 

「明久くぅん・・・///」

「優子ぉぉぉっ!?脱がしてはダメだぁぁぁぁぁっ!!!!」

「むぅ・・・明久君だってしたいくせに・・・」

「い・・・いや!今は修学旅行だよ!?あくまで学校行事なんだからさ!」

「それでも・・・もう・・・アタシダメなの!!!」

「ちょ、優子!?」

「明久・・・・・君・・・・・」

「ノオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオゥ!!!!!!!!!!」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

翌朝・・・・

 

「明久・・・お前もか」

「雄二・・・また珍しく一致したみたいだね・・・」

「・・・どうする、俺達」

「仕方ない・・・よ・・・仕方が・・・・無いんだよ・・・」

「・・・・・・」

「「・・・・・・・(泣)」」

 

朝から、調子は最下層だった。

 

 

「えーっと・・・今日は神戸に行って、帰路に着くと・・・ね」

「神戸でもほぼ自由なんだろ?」

「うん、またこの4人だけどね・・・w」

「・・・・・・w」

「「何か・・・すごく不安・・・・」」

 

僕と雄二の意見が一致したのは、この旅行の中で何回目なのか分からなくなってきた。

いつもは全然合わないのに、何故今回に限って一致しまくってるんだろう。

 

 

不思議だな~、不思議だね~

 

 

 

朝食を食べ終え、ホテルを出発、リムジンは北上していく。

大阪を抜け、兵庫県に突入した。

 

「明久君!ポートタワーが見えたよ!」

「タワーへの反応早いね・・・」

「雄二!六甲山が見える!」

「山への反応はえぇ・・・」

 

雄二も似たような反応をされたようだ・・・

 

「つーか、何処へ行くのさ?」

「南京町にでも行くつもりだが・・・どうだ?」

「南京町って・・・あのチャイナタウンとか言われてる?」

「ああ、やたらと中華っぽい通りだ」

「いいね、そこ行こう!!!」

 

行先は、チャイナタウンとも呼ばれる南京町に決定した。

 

 

「つーわけで、南京町に着いたわけだけど・・・」

「・・・・・・翔子・・・・?」

「???何かおかしいの?雄二」

「何故チャイナドレスを着ているんだ・・・?」

「優子・・・・・・可愛い」

「ありがとう明久君///」

何故か女性陣がチャイナドレスを着ている事にはあまり突っ込まない方が良さそうだ。

むしろ僕の場合褒めてしまっているけどw

 

優子は召喚大会と全く同じ衣装で、黄色のチャイナドレスに黄色のリボンで髪を飾っている。

やっぱり、とても可愛い。

 

「明久君!早くいこ!!」

「うわっ、優子!あわてないで!」

「あー、明久また後でな、U〇Jみたいに分かれて行動しようぜ・・・」

「ええええっ!?ちょ、雄二ぃぃぃぃっ!!?」

 

勝手に決められた

ナンテコッタイ

 

 

 

 

「割包にコロッケ、叉焼、中華まん!!!」

「めっちゃ食べてる、めっちゃ食べてるよ優子!!」

「あーっ!!あっちに饅頭売ってる!!」

「ちょぉぉっ!!優子食い過ぎだよ!!」

 

名物を食い荒らす優子にいろいろとツッコミたくなった。

その後、饅頭に加えラーメンまで食べている姿に、

優子の体が物凄く心配になった。

 

 

 

 

あっという間に時間は過ぎ、とうとう帰還への長い道のりが始まった。

 

「雄二、すげー楽しかったよ!!」

「おぅ、そりゃよかったな」

「雄二も楽しかった?」

「まずまず楽しめたな」

「そっか、ねぇ!2人は・・・あれ・・・?」

「・・・・・・zzz」

「・・・・・・・・・」

「寝てるよ・・・」

「静かにさせといてやれ・・・」

「よほど・・・疲れてたんだろうね」

「ああ、あんなにはしゃいでたからな」

 

「しかし、寝顔もよく見たら・・・可愛いな///」

「僕もそう思うよ、やっぱり・・・2人共可愛い女の子なんだよ」

「ハハハ、それは言えてるな」

「ふふふっ・・・・・・」

 

 

京都、大阪、神戸

 

関西への修学旅行

 

これにて終幕




修学旅行が終わってしまいました・・・

・・・えっ?次回から?

さて、何をやるのでしょう。

・・・はい、夏休みです。

受験とかで忙しいはずの明久達・・・?を書いていきます

お楽しみに・・・


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4章 夏休み、いつやるか?今でしょ
青と白と愛使者(キューピッド)


今回から夏休みなんだが・・・
とりあえず、ネタ不足感は否めない・・・w

必死なネタ探しに迷走しっぱなしで、若干睡眠不足の今日この頃です。


どうも、みなさん

 

吉井明久です。

 

昨日学校が終わり、夏休みに入りました。

 

で、今は家にいるんだけど・・・

 

目の前にはある人がいる。

 

「アッキーさん・・・助けて・・・」

 

 

2年Aクラスの東地青龍君だ。

 

彼は、僕が優子と組んで優勝した召喚大会でグループ決勝の対戦相手だった子。

 

 

そんな彼が、僕に相談したいことがあるといって今日家を訪ねてきたんだ。

・・・何となく想像がつくけど。

 

「で、相談ってのは何なの?」

「あのですね・・・白虎の事なんです」

「あー・・・何となく考えてたけど、やっぱりそうか」

 

白虎、とは青龍とコンビを組んでいた女の子、西海白虎ちゃんの事。

 

彼女は青龍に密かに恋心を抱いているけど、青龍は全く気付いていない。

 

この鈍感め・・・・

 

 

えっ?お前が言うなだって?

もう鈍感は治ったぞ!おい!

 

「何か・・・白虎の事考えると、ムズムズしてくるんです・・・」

「ムズムズ・・・?」

「はい・・・何か、他の人は別にそんな事はないのに、白虎だけそういう症状みたいなのが出るんです」

「ふうん・・・」

 

そういう症状で見られる診断結果はほぼ1つしか、僕の頭には存在しない。

 

「それって・・・・・・恋・・・じゃね?」

「恋!?俺がですか!?」

「ああ」

 

そう、恋心だ。

好きな人の前になるとそういう変な感じになるのって多いんだよな・・・

 

「俺が・・・白虎に・・・恋・・・///」

「青龍・・・男を見せる時だぞ」

「・・・男を見せる・・・?」

「お前から、好きという気持ちを打ち明けろ」

「!?つまり、白虎に告れと!?」

「ああ、お前がやらないで誰がやるんだ?」

 

青龍から告白させれば、白虎ちゃんが落ちるのはほぼ当確だろう。

 

「・・・分かりました、アッキーさん」

「よく言った、僕もできる限り協力するよ!!」

「あの、明久さん」

「ん?何?」

「白虎を・・・呼んでもいいですか」

「・・・いいよ!どうせなら、ここで告っちゃえ!」

「!?アッキーさん・・・///」

 

青龍は大胆とでも言いたげな顔をしている。

これから告白するっていうのに、持つのかどうか・・・

 

青龍が携帯電話で白虎ちゃんを呼び出す。

どうやら、10分ぐらいかかるようなので、作戦会議を始めた。

 

「僕が2人きりになるタイミングを作るよ」

「その時に・・・ですか?」

「ああ。ま、このカメラで覗かせてもらうけどNE♪」

「そのカメラどこから借りてきたんですか・・・」

仲のいい商会の会長さんからありがたくお預かりしました・・・

 

 

 

「よし・・・こんな感じでいいな」

「はい、後は俺次第ですね」

「ああ、頑張れよ・・・」

「はい!!」

 

ピ~ンポーン♪

 

決意を固めた瞬間、ベルが鳴った。

 

「はーい、おっ・・・白虎ちゃん、よく来たね」

「お邪魔します!」

「白虎!迷わず来れたみたいだな!」

「迷わないわよ・・・」

「あっ!!」

「どうしたんすか、アッキーさん!?」

「せっかく来てもらったのに、お菓子切らしてた・・・」

勿論これは作戦!

買い物にいくフリで2人きりにしてやる!!

 

「お菓子買ってくるからちょっといなくなるけどごめんね・・・」

「あっ、大丈夫ですよ。あたし達は2人でいますから」

「サンキュ、じゃあ行ってくるよ」

「行ってらっしゃい、アッキーさん!」

「行ってらっしゃい!」

「ああ、行ってきます!」

 

そして、僕は外に待たされていた、奴と合流した。

 

「・・・・・・明久、上手くいったか」

「ああ、協力感謝するよムッツリーニ」

 

そう、ムッツリーニとともにこの様子を実況?するのだ。

 

 

「明久先輩も優しいのね、わざわざあたし達をもてなす為にお菓子を買いに行くなんて」

「そうだな、アッキーさんから学ぶ所も多いんだよ」

「ふふ・・・ちょっと憧れちゃうね」

「ああ」

 

「まだ、あんま仕掛けてないな」

「・・・・・・ああ」

 

「・・・(そろそろ仕掛けるか)」

「どうしたの?何か急に黙っちゃって」

「えっ!?あ、ああ・・・すまん、ちょっとお前の事・・・考えてさ・・・」

「!?青龍!?あたしの事考えてたって・・・」

「・・・その・・・さ、お前・・・よく見たら可愛いな・・・って思って・・・」

「ふぇっ!?青龍・・・///」

 

「攻めてる!青龍攻めてる!」

「・・・・・・!!これは・・・来たか」

 

青龍・・・行け!!!

僕達の夢を乗せてさあ行け!!

 

「それでさ・・・お前の事考えると・・・ムズムズするんだ・・・」

「へ・・・!?ムズムズ!?」

「で、今日それがなんなのか・・・アッキーさんに聞いたんだ」

「・・・」

「アッキーさん・・・こう答えたんだ・・・」

「・・・」

「恋・・・って」

「!!!」

 

「キタっ!!!」

「・・・・・・!!」

 

さあいけ!青龍!!後もう一息だ!!

 

「白虎・・・もしよかったらだけどさ・・・」

「・・・はい・・・」

「東西コンビじゃなくて・・・男女の関係・・・つまりは・・・」

「はい・・・・・・」

「俺と・・・付き合って下さい!!」

「お願いします・・・青龍・・・くん・・・」

「!?白虎・・・・」

「寂しかったよ・・・青龍くん・・・・」

「白虎!!」

ギュッ!!

 

「!?青龍くん!?」

「ごめんな、白虎・・・待たせちゃって・・・」

「バカっ!!ずっと待ってたんだから!!」

「ごめん・・・白虎・・・これで、許してくれ・・・」

チュッ・・・

 

「いったぁ!!!!」

「・・・・・・!!!!」

青龍が・・・捕まえて、青龍がキメターッ!!!

 

「!?青龍くん・・・」

「白虎・・・」

「「愛してる」」

 

「おめでとう・・・」

「・・・・・・カップル誕生・・・・」

 

 

この2人に幸せがずっと続くよう祈りたい。

青龍、白虎ちゃん・・・・

 

本当にお幸せに!!




作者のお気に入り、東西コンビの回でした。

はい、分かってますよ、カップル大杉なんてことはw

まあイメージとしては、
青龍→お調子者のムードメーカー、ただし、2年生時の明久と同レベルの鈍感
白虎→真面目なツッコミ役、ただし、そんな彼に恋するツンデレ女子

難しいですねw

まあ、今後もこの2人には出番ありますんで、期待しといてくださいな。


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元バカと世界と召喚獣

お待たせしました・・・w

時間かかってしまってすいません

ようやく24話です・・・w


~~3-A 吉井明久~~

明日、会議を行う為登校すること

文月学園学園長 藤堂カヲル

 

「・・・」

 

 

「なんじゃこりゃあああああああああっ!!!!」

 

夏休み、人生逆転計画の真っ最中に僕の家に謎の手紙が届いた。

・・・といってもあのババアからなんだけどね。

 

しかし会議とは一体なんなのか・・・

これだけじゃ全くもって意味不明だ。

 

「とりあえず・・・明日行くか・・・」

 

謎の手紙の正体をあばく為に、学校へ潜入してやる!

 

pppppp・・・

 

「ん?」

 

そんな事を考えていると、悪友坂本雄二からメールがやってきた。

雄二もまた人生逆転計画実行中で、霧島さんとの結婚も秒読みだろう。

くそっ・・・僕もすぐに優子と・・・

 

「とりあえずメールを・・・」

 

邪念を振り払って、メールを見る。

 

「明久!!ババアから変な手紙がきやがったんだが、お前の所には届いたか?翔子も届いたらしいが」

 

ああ・・・同士だったようですね。

くそっ、雄二お前もか!!

 

「雄二と霧島さんにも届いたのか・・・」

 

それでも謎は解けぬまま、一夜明けて登校日。

 

 

「おはよ~」

「よう、明久」

「吉井、おはよう」

「出たな、坂本夫妻・・・」

「明久、フライングだぞ・・・///」

「フライングゲットw」

「金太郎の芸で誤魔化すな」

 

だって、フライングって言ったら・・・ねぇ?

 

「ところで、吉井」

「ん?何、霧島さん」

「優子も呼ばれてる事は知ってる?」

「は!?優子も呼ばれてるの!?」

「うん」

「秀吉も呼ばれてるらしい、後は須川とかもな」

「秀吉に須川君まで・・・・・・・・・・あれ・・・・?」

 

何か引っかかる。

僕、雄二、霧島さんに優子、秀吉、須川君・・・

 

「あれ~?先輩何やってるんですか?」

「あれ・・・?君は確か・・・」

 

そんな事を考えていると、また誰かが来た。

後輩の2年生だけど、何となく覚えてる。

 

「真鈴ちゃん・・・だっけ?」

「そうです!!」

 

そうそう・・・試験召喚大会の決勝でやたらとコスプレしたかった子、蒼井真鈴ちゃんだ。

 

「ていうか、何故ここに?」

「学園長からてが」

「合点がいった!!!」

「ひえっ!?」

 

真鈴ちゃんが手紙で呼ばれた、これで完全にBINGOだ。

 

手紙で呼び出された人物。

 

それは、試験召喚大会の決勝進出者だった。

 

でも、何でだろう?

 

「おー・・・あんた達早いじゃないか」

「学園長!?」

「ババア、何だこの手紙は」

「相変わらずだねぇ坂本は・・・」

 

まあ、これが雄二クオリティだしねw

 

その後・・・

「明久くーん!!」

「優子!!!」

 

やら、

「吉井、坂本!!」

「お前らも来てたか!!」

 

とか、

「いやはや・・・お主らも来ておったか」

「全くもって懐かしい面子だよ・・・は早すぎるか」

「真鈴着くの早すぎるよ・・・」

 

という感じでファイナリスト達が揃った。

 

「さてと、全員揃ったね・・・じゃあ本題に入ろうか」

「本題?」

「アンタたちも知っての通り、文月学園は世界初の試験召喚システムを導入した学園さね」

「まあ、そうだな」

「うん」

「でも、ここ数年でこの試験召喚システムが世界各国に普及してるのはあんまり知られていないだろう」

「へ!?そんなに広がってるんですか!?」

全くもって初耳だ。

いつの間にそんなに拡大したんだろう・・・

 

「で、突然ではあるものの、世界各国のトップレベルの召喚者を集めて戦ったら・・・っていう案がまとまって」

「まとまって・・・?」

「今年の暮れにここ文月学園で、試験召喚の世界大会を行う事になったのさ」

 

「へ?世界・・・?」

「世界の強者達か・・・」

「あれ、じゃあ僕達って・・・」

 

「いわば・・・日本代表さね、文月は世界初だから文月の決勝進出者は必ず代表って事になってるさね」

「へ・・・へー・・・」

 

皆多種多様なリアクション、「へ・・・へー・・・」の真鈴ちゃんはちょっと話についてけてない。

しかし日本代表ねえ・・・

 

「吉井」

「はい?」

「お前が、日本代表のキャプテンに決まっているよ」

「えっ?ええええええええええええええええっ!!!!!?」

 

日本代表のキャプテン!?

僕みたいなのと長〇部さんとじゃレベルが違い過ぎるよ!!

 

「頼むぜ~キャプテン」

「頼むぞ!吉井」

「明久君頑張って!!」

「先輩、頼みますよ!!」

「頑張ってくれよ、吉井くーん!!」

 

・・・なんか変なの混ざってる気がするけど、気のせいかな・・・?

 

ああ、今年の年末は世紀末じゃないのかね・・・

そんな愚痴をこぼしたいぐらいのキャプテン就任・・・

 

「どうすれば・・・いいの?」

 

困ったまんまの僕・・・どうする~ア〇フル~

 

「まっ、他校からもメンバーはやってくるわけだし、苦労はすると思うけど頑張りな」

「は!?他校にも代表!?」

「当り前さね・・・そうしなかったら、どうするんだい・・・」

「文月学園から掻き集める」

「・・・まだバカが抜けきってないのかい・・・」

「・・・しまった!!」

 

元バカ日の丸キャプテンの奮闘記・・・まだまだ続く・・・・?




なんという展開。

なんというネタの無さ。

書いてて自覚しますが、なかなか治りませんw

・・・頑張ります、はい。


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代表とカスタと召喚合宿

また時間がかかってしまいました・・・・

本当に待たせてすいません・・・

今回から、合宿・・・らしいです


試験召喚の世界大会

 

何の知らせも無く、急に決まってしまったこの大会

 

そして、僕はこの日本代表の主将・・・

 

競技は違えど、長〇部さんや阿〇さんと同じ境遇に立たされた

 

そして今日から、代表合宿という事で、文月学園に泊まり込みと・・・

 

「僕の夏休みぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!」

 

僕の進路・・・どうなっちゃうのさ!!

あのババアめが!!

 

「えーっと・・・持ってくる物は・・・まあ普通の合宿の用意だな・・・ってあれ?水着?」

 

水着なんているの?と思ったが、数秒後に分かった気がするのでバッグに突っ込んだ

 

「さてと・・・明日から頑張んなくちゃな・・・w」

 

 

~~~翌日~~~

 

「みんなおはよー!」

 

「元気だな明久・・・」

「どうしたのさ、雄二?何か元気ないけど・・・」

 

明らかに顔色のおかしい雄二、いったい何があったんだろう?

 

「寝不足でな・・・」

「へーぇ・・・勉強?」

「いや、翔子と・・・・」

「そっちかよ!!そっち方面の事でかよ!!」

 

ああ、奴は大学受験の為の勉強ではなく将来の為の夜の勉強をしていたのか・・・

 

「おはよう!明久君!」

「優子おはよう!」

「頑張ってね、キャプテン」

「ああ!」

 

何かやる気満々という感じで優子はみなぎってる。

決してみwwwなwwwぎwwwっwwwてwwwきwwwたwwwって感じではないけどw

 

「おはよう、吉井」

「おはよー霧島さん、雄二が寝不足で困ってたけど・・・」

「実際、私も寝不足」

「やっぱり・・・ほどほどにしとかないと体壊しちゃうよ?」

「吉井と優子はどうしているの・・・?」

「・・・そういや最近して・・・・・・じゃなくて!!」

 

霧島さん話乗せるの上手いな・・・

見事に乗せられた・・・w

 

「・・・・・・おはよう明久」

「おっはよ~吉井君!」

「おはよームッツリーニ、工藤さん」

 

保健体育コンビも揃っている。

つーかカップルだったな・・・

 

「おっす吉井!」

「朝から忙しいな!」

「おはよう須川君、横溝君!」

 

下剋上の旗手須川君&横溝君も来た。

後は・・・

 

「すいません先輩方!」

「遅れましたかね・・・!?」

「いや、遅れてないよ?大丈夫」

 

唯一の後輩咲来ちゃんと真鈴ちゃん、能力はあるはずだから頑張ってもらいたい

あれ?まだ誰かきてないよう・・・

 

「すまぬ!遅れたかのぅ!!」

「ごめんね吉井くぅぅぅぅぅん!!!!!」

 

そうだ、秀吉と久保君だ。

・・・久保君のテンションがちょっとおかしいけど気にしないでおこう。

何か絡むと変になりそうだから。

 

 

「皆揃ったかい?吉井」

「あっ、学園長・・・揃いました」

「何さねそのジト目は」

「!?何でもないです」

 

つい進路の事考えてなさそうなババアへの恨みが顔に出てしまったか・・・

ポーカーフェイス、ポーカーフェイス・・・・

 

「さてと・・・詳しく説明するかね・・・」

「説明?」

「えーっと・・・ここにいる12人は代表確定となっているさね」

 

それは前回も聞いたような・・・気がするが、まあ良かったと思う・・・

 

「この大会には20人まで選手登録ができるのさ」

「へえ・・・って、全然足りないじゃないですか!!」

「慌てるんじゃないよ・・・だから全国から猛者を募って、各地で予備選を行った」

「それで残った子達が代表・・・という事ですか?」

「いや、正しく言えば代表候補、って事さね」

 

そんなことをしてもまだ代表の道は遠いのか・・・

文月にいて得したような気がする・・・w

 

「それで・・・代表候補は何人ですか?」

「北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州の8地方からの代表、

 そして文月の次点から抜き出したペア3組の計14人ってとこだね」

 

多い・・・このチームをまとめるのか・・・

 

「というわけで、お前たち確定メンバーには、この代表候補を絞り込む作業を手伝ってもらう」

「え?じゃあ、今回の合宿ってそういう・・・」

「ことさね」

 

・・・なんだか・・・

 

「意外に面白そうじゃん!!」

「代表候補を潰せばいいんだな、ババア」

「そういうことだね」

「何か面白そうね」

「潰すのは得意だからな」

「・・・・・・俺だって負けん」

「もう、康太君やる気になっちゃって・・・」

 

なんか皆みなぎってきた・・・

別にみw(ry

 

「で、代表候補は何処に?」

「体育館に集まってるよ」

「へえ・・・」

 

いきなり潰せるのか~・・・・ってちょっと待った!

 

「召喚獣弄らなきゃな・・・w」

「おー、明久カスタ持ってきたのか」

「ちょっと今回は使ってみたいのがあるもんでね・・・雄二も使う?」

「ああ、頼む」

 

パーツIと書かれたパネルを触ると、何だか見たことあるような装備になった。

双剣に翼が生えた天空の使者。

って・・・

「これって・・・イ〇ロス・フ〇ースじゃんかよおおおお!!!」

 

〇ロ君再来、また声のせいか!!

 

「よーし、この格好なら・・・」

 

雄二も出来たようだ・・・自分の奴に衝撃食らってたせいで内容は分からないけど。

 

「吉井!?それってまさか・・・」

「ん?須川君カスタ知らないっけ?」

「やっぱりか!!」

「使う?横溝君とか秀吉、ムッツリーニ、つかチーム内で回して使ってよ」

「サンキュー吉井!!」

 

皆カスタで召喚獣を弄っていた。

一体どうなるのかは分からないけど。

 

「さて、潰しにいくか!!皆!!」

「うっしゃぁ!!!行くぞ!!」

「「「「「「「「「「おーっ!!!」」」」」」」」」」

 

ガララッ!!

 

「うおっとぉ!?」

「誰や?」

「びっくりした・・・」

 

「どーも、皆さん!僕が日本代表キャプテンの吉井明久です!!

 そして後ろにいるのが、文月の十二傑、いわば日本代表内定者!!」

 

「代表だって?」

「もう決まってる奴が・・・」

 

何か多種多様な方々ばかり・・・

また心配になってきた・・・w

 

「えーっと・・・とりあえず代表候補が分かんない・・・」

「とりあえず自己紹介してくんねーか?」

「分かったよ、じゃあ俺からだな・・・」

 

雄二のサポートのおかげで何とか収まった・・・

何でキャプテンが雄二じゃないんだろう

 

「俺は関東代表、千葉から来た高野祐輔だ、宜しく!」

 

黒髪で背が高い、おまけにイケメンの高野君。

頭も良さそうだ・・・

 

「ウチは近畿代表、大阪から来た速水優奈や、宜しく~」

 

いかにもな関西弁、元気な感じの優奈ちゃん。

これでも近畿予選を通ってきたんだよな・・・

 

「僕が北海道代表の馬場良太!宜しくな!」

 

北国からはるばるやってきた馬場君。

これで代表落ちだったら、惨劇な気が・・・w

 

「あたしが東北代表、宮城県から来た伊達栞那です、宜しくです」

 

被災地の希望、といってもいい栞那ちゃん。

伊達という名字がいかにも東北っぽい。

 

「九州代表、福岡から来た木谷漣です、どうぞ宜しく」

 

九州の始点地からやってきた木谷君。

もの静かな所がムッツリーニに似てる・・・

 

「僕が中部代表、愛知から来ました、竹内修哉です!どうぞ宜しく!」

 

小さな体でも元気な竹内君。

見る限り年下かな・・・?

 

「広島から来ました、中国地区代表の花村英玲奈です、宜しく」

 

霧島さんみたいな感じの和風美人英玲奈さん。

同い年のはずなのに、オーラが・・・

 

「高知からきた、坂下竜真ぜよ!」

 

!?何かの聞き間違いのはずだと信じたい坂下君

後少しで坂本龍馬・・・

 

そして・・・

文月の次点は・・・

「良光君たちと、中本ブラザーズ、東西コンビ・・・」

 

2年生ばかりw

 

ああ・・・僕、大丈夫かなあ・・・・w

 

明久の迷走はまだ続く・・・はず。




オリキャラ大量投入w

今更感満載ですが、オリキャラ考察でも書いてみようかと思いますw

矢中哲・・・久保弟の相棒として登場。ただし影は薄いw

中本ブラザーズ・・・明久の幼馴染。真面目な修司とおっぺけな修也。

東西コンビ・・・めでたくカップルになった作者イチオシ。青龍と白虎、対峙してないよ・・・w

芽吹咲来・・・真鈴ちゃんとコンビを組む眼鏡っ娘。モデルは・・・名前からお察しください

蒼井真鈴・・・咲来ちゃんとコンビを組む元気な子。モデルは・・・名前からお察しください

高野祐輔・・・今回初登場。イメージとしては上〇当〇君に近い。

速水優奈・・・今回初登場。ジャンプの某助っ人漫画に出てくるパツキンJKみたいな感じ。

馬場良太・・・今回初登場。広い心を持ってるらしい。ただ、スイッチが入ると・・・w

伊達栞那・・・今回初登場。眼鏡っ娘。さ〇ら荘の長〇ちゃんがモデル。

木谷漣・・・今回初登場。おとなしい性格。ムッツリーニと同類らしい・・・w

竹内修哉・・・今回初登場。眼鏡男子。実は作者がモデルw

花村英玲奈・・・今回初登場。黒髪の大和撫子。実は誰かの幼馴染。その誰かは彼女を忘れてるw

坂下竜真・・・今回初登場。豪快な性格。モデルは・・・言わないでもわかるかw


これまでに出てきたオリをまとめてみましたw

こんなに出てくるとは・・・w

知らなかったよ、作者もw



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代表と候補の大激突

やっとこさ、1日目が始まりますよ・・・w

一応仮に予定を立てたんですが、合宿がいつ終わるか分かりませんw

まあ、とりあえず考える限りのネタを大量に仕込んでみます・・・




「さーてと、この合宿はさっきも言った通り・・・」

 

 

現在学園ちょ・・・ババアの講話中。

 

長いよ・・・もう10分ぐらいは経ったんじゃないの!?

 

 

さっさと大暴れさせてくださいよ、ババア。

 

 

「これで話は終わり。さ、日本代表候補を絞る合宿を始めるよ」

 

 

やっと終わったー!!

 

長い長い、みなさんお疲れ様です。

 

ここからさらに疲れていただきますよ。

 

 

といった感じで、僕吉井明久がキャプテンを務める日本代表の残り8枠を争う合宿。

 

それに協力させられる事になった僕達代表確定者。

 

 

けども、召喚獣の操作をさらに良くすることが出来るのは、本当にいいと思う。

 

 

代表候補をひたすら潰すのも面白い。

 

さ、代表候補を潰すぞ!!

 

 

 

「さてと、早速だけどいいかい?吉井」

「いきなり僕ですか?」

「ダメなのかい?」

「いや・・・キャプテンは最後まで取っておいた方がいいかと思って・・・」

「それもそうさね・・・・じゃあ、坂本、お前が行って来い」

「承知だ、ババア!!」

 

まずは代表から雄二。

意外と乗り気みたいだ。

 

 

「さてと、代表からは・・・」

「私が行きます」

「伊達か、行ってくれるのかい?」

「はい、キャプテンの吉井君と死闘を繰り広げたと聞いています」

「ほほう・・・予習は出来てるじゃないか・・・」

「では、行かせてもらいます」

 

代表候補の方からはみちのくの女帝伊達栞那ちゃん。

いかにも才女なメガネっ娘だ。

 

 

「対戦科目は総合教科、坂本も伊達も正々堂々戦っておくれよ!」

「うっし!」

「はい!」

 

「「試験召喚(サモン)!!」」

 

 

坂本雄二

総合教科

4332点

 

伊達栞那

総合教科

4756点

 

 

「「「なんでや!阪神関係ないやろ!!」」」

 

「吉井君!?それに康太君まで何その反応!?」

 

くっ!雄二の点数につい反応してしまったか!!

 

ていうか・・・雄二の召喚獣・・・

 

 

「へっ・・・明久、使わせてもらったぜ、パーツI!!!」

 

何っ!?やっぱりかあのバカは!!どうりでイ〇ロス・フ〇ースの衣装をまとっているわけ・・・

あれ?でもあんなにイ〇ロス・フ〇ースって青かったっけ・・・?

もうちょっと水色っぽくなかったかな・・・・?

 

「俺のは、イ〇ロスであって、フ〇ースではない!!」

 

なっ、まさか・・・そのまさかか!!

 

 

「俺のは明久とは違う、イ〇ロス・ゼ〇だ!!」

 

やっぱりかー!!!!

やっぱりゼ〇でしたかー!!

 

「坂本君?喋ってるならこちらから行かせてもらいます!!」

 

「!?チッ、不意打ちか・・・」

 

雄二も結構進歩したなあ・・・

今の不意打ちを軽々よけた

 

「今度はこっちから行かせてもらうぞ!!」

 

「!?くっ!!」

 

ズシャッ!

 

伊達栞那

総合教科

4005点

 

「くっ・・・やっぱり強いですね・・・!」

 

「ふん、まだまだだ!!」

 

雄二も潰す事を楽しんでるようでなにより。

 

ああ、あの時自分からやっときゃ良かった・・・

早く僕もやりたいよ!!

 

「おらよ!!!」

 

「早いっ!?」

 

ガキィン!!

 

伊達栞那

総合教科

3441点

 

「おらおらどうした!!」

 

「ぐっ!!」

 

伊達栞那

総合教科

2701点

 

 

「いやー、霧島さん、優子」

「何?吉井?」

「明久君、何?」

 

「何か、雄二の戦い見てると、下衆が可愛い女の子を虐めてる光景にしか見えないね」

「大丈夫、吉井。卑怯汚いは敗者の戯言」

「霧島さん大丈夫!?何か雄二に毒されてない!?」

「ん・・・まあでも、第三者から見ればそうにしか見えないわね・・・」

 

 

「うらよ!!!」

「強い・・・けど・・・頃合いね!!」

 

 

伊達栞那

総合教科

1644点

 

 

「転換(スワップ)!!」

「何!?腕輪か!!」

 

 

坂本雄二

総合教科

1644点

 

伊達栞那

総合教科

4332点

 

「なっ!?」

「ここまで点を削ってくれてありがとうございます」

「畜生、てめぇこれを狙って・・・」

 

「えっ!?あの腕輪、いろいろと強いな・・・」

「・・・・・・点数が入れ替わった」

「このままじゃ雄二が・・・負けちゃう!」

「大丈夫だよ霧島さん、雄二は余裕じゃない?」

「え?」

「ほら、そろそろあれが出るはずだよ」

「あれ・・・?」

 

 

「なかなか策士だな、お前」

「頭も使わないと勝てませんよ、さあとどめです!!」

「その言葉、そっくりそのまま返してやる!!」

「!?どういう」

「必殺機能(ひっさつファンクション)!!!」

 

「ほらね」

「雄二・・・」

 

 

翼を広げ、高く舞い上がった雄二の召喚獣が光の槍を放つ。

まぎれもなく、ホー〇ーラ〇スだ。

 

「!?何これ!?」

「くたばれ!!」

 

伊達栞那

総合教科

0点

 

一・撃・必・殺

 

あっという間に決まった・・・

 

 

「さすが坂本・・・ここまで読むとは・・・」

「まずは1人だな」

 

「坂本君・・・強くて、かっこ良かったな・・・///」

 

 

「雄二お疲れ」

「おう、しっかり1人潰しといたぜ」

「さすが坂本だな、神童と呼ばれただけある」

「雄二も頑張るのぅ・・・」

「ところで、雄二」

「ん?何だ?」

 

「対戦相手の伊達さんの様子、ちょっとおかしいんだけど」

「は?」

「いや・・・何か試合が終わって、雄二の顔を見たとき辺りから、ずっと顔を赤らめてたんだよ」

「・・・そうか・・・何となく分かった。でも俺には・・・」

「・・・そうだよね、仕方ないけど雄二には・・・・だからね」

「ああ、すまないけどな・・・」

 

まず雄二が伊達さんを破って貫録勝ち。

 

さて、次はだーれだ?

 

 




何とも言えん・・・

鈍感が鈍感じゃなくなってる・・・w

後、キャラ多すぎて影薄くなってる奴が・・・w

何か増やし過ぎて後悔した・・・いや後悔はしていない。

次回もお楽しみに~


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亮と月日と甦る記憶

同じものを投稿するトンデモミスを犯してしまいましたw

失敗失敗、てへっ☆


まあ、男の自分がやっては、気持ち悪いですが。


ガキン!!ガキン!!

 

「やるわね白虎!」

「そっちこそ、さすが決勝に進んだだけの実力はあるみたいね!!」

 

「康太さんやりますね!!でも負けませんよ!!」

「・・・・・・ふん、まだまだ俺は余裕だ」

 

現在2試合が行われている、合宿1日目の代表VS候補対決。

 

 

戦っているのは、真鈴ちゃんVS白虎ちゃん ムッツリーニVS竹内君

 

となっている。

 

 

「あれー!?やばい!!」

「そこよっ!!」

 

蒼井真鈴

総合教科

0点

 

「おおっ!?真鈴ちゃん負けた!白虎ちゃんやるなあ・・・」

 

「やるじゃんかよ白虎!!俺も負けてらんねーな!」

「・・・青龍君」

「ん?」

「頑張って、あたし・・・青龍君と一緒に代表になりたいから・・・」

「ああ・・・俺も頑張るよ・・・!」

 

 

「うふふ・・・東西コンビは完全にいい雰囲気ですなぁ・・・ぐふふ」

「雄二、あの微笑ましい光景は私たちみたい・・・ぐふふ」

「お前らそろって気持ち悪いぞ」

「「ガーン!!」」

「何で今日のお前らはそこまで以心伝心なんだ・・・」

 

霧島さんとは気を合わせようと思えば合わせられるんだよ!!

 

 

「さーてと・・・次は誰が行くんだい?」

 

「ババア長、俺が行きましょう」

「ん・・・須川か、よし。行ってきな」

「おし!!」

「候補は誰が相手をするんだ?」

「私がいかせてもらいます!」

「ん?花村、えらいやる気じゃないか」

「はい!」

「よし・・・須川の相手はお前さんでいいね」

「頑張ります!!!」

 

「あれ・・・英玲奈さんってもっとおとなしい人だと思ってたのに・・・」

「何かスイッチでも入ったか?」

 

大和撫子と言っていい美貌が目を引く花村英玲奈さん。

もっとお淑やかで、おとなしい感じだと思ってたけど・・・

 

 

「おおお・・・宜しくお願いしましゅ・・・」

「ふふふっ、そんなに緊張しなくてもいいのよ?亮」

「!?今俺の事呼び捨てに・・・!?」

「呼び捨てって・・・ずっと昔からこうだったわよ?」

「は・・・・・・・・?」

 

「ねえ、雄二・・・」

「何だ明久」

「須川君と英玲奈さん、何か意味深な会話してるよ?」

「ああ、俺も聞こえた。どうやら、裏に何かありそうだな・・・」

 

何やら呼び捨てで名前を呼んだあたりからおかしくなってる。

もしかしたら・・・

 

「幼馴染じゃないかな?雄二」

「そうかもしれないな・・・案外ありそうだ」

 

 

 

「えっ・・・・昔から呼び捨てって・・・?」

「・・・もしかして・・・・」

「えっ?」

「忘れたの・・・?亮・・・・」

「へっ?」

「うう・・・亮の・・・バカっ!!」

「は・・・・・・?」

「亮は・・・エレンナの事好きって言ってくれたのに・・・!」

「エレンナ?・・・・・・ハッ!!」

「亮・・・?」

「そうか・・・思い出した・・・エレンナ・・・そうか、英玲奈・・・」

 

「須川君が何か思い出したみたいだよ」

「よかったな、須川」

 

~亮 side~

エレンナ、そう・・・名前は花村英玲奈。

この綺麗な女の子が、俺の事を好きになってくれた女の子だと言うのか・・・

 

「英玲奈だったのか・・・」

「そうよっ!気づくの遅い!」

 

何か悪い気持ちしか残らない。

 

俺がエレンナと別れた理由、それは俺が引っ越したからだ。

 

俺はもともと広島に住んでいた。

 

その時近所に住んでいた子が英玲奈だった。

 

小さなころからずっと仲が良かった。

 

小学校に入っても、ずっと・・・

 

 

そして、小学校5年生の時だったか。

 

「亮、話したいことがあるの」

「何?エレンナ」

「あのさ、私・・・亮の事が好き」

「へっ!?俺の事って・・・友達以上って事か・・・?」

「うん・・・その、亮は・・・どう思ってるのかな・・・?」

「・・・俺も・・・エレンナの事が、好きだ!」

「亮・・・亮っ!!」

「エレンナ!!」

 

 

その数か月後、俺は広島を離れていった。

 

それから数年。

 

この文月で、英玲奈と再会するとは。

 

 

「エレンナ・・・いや、英玲奈、俺は・・・」

「亮・・・気持ちは後からでいいよ・・・まずは、召喚獣で勝負よ!」

「望むところだ!!」

 

「いいねぇ・・・青春ってのは。さてと、始めるよ!」

 

 

「「試験召喚(サモン)!!」」

 

俺と英玲奈のバトルが始まる・・・

 

 

~亮 side out~




はい・・・・

貫録の短さでしたが・・・

幼馴染カップル三組目ですw

なんということでしょう。

とりあえず・・・今回と次回は須川君を主役にしようとした結果、
恵まれない須川君に救済措置を・・・というわけで、美人の英玲奈さんを召喚したわけですが・・・

どこぞのタッくんみたくなってます・・・w

次回はおそらくこの続きかな・・・w

書いてる本人も不安で仕方ありません。


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邪神と覚醒と炎魔人

今回は須川君VS英玲奈さん(前編)です。

サブタイにいろいろツッコミたいのは分かります。

どうぞツッコんでくださいw




「「試験召喚(サモン)!!」」

 

たった今、須川君と英玲奈さんの戦いが始まろうとしていた。

 

「あの2人・・・幼馴染だったんだね・・・」

「まさか予想が当たるとは思わなかったが・・・しかも付き合ってたのか」

 

そう、こちらからしてみれば、あの元FFF団の会長須川君に彼女がいたなんて信じられない。

しかも美人とは・・・何故忘れていたんだ須川君!

 

 

須川亮

総合教科

4755点

 

花村英玲奈

総合教科

5611点

 

!!!!!!!!????

 

 

「5600点だって!?」

「英玲奈さんって霧島さんより頭良いの!?」

「これは・・・アタシ達にとっても脅威になりそうね・・・」

「主席の私より点数が上の人はいるのね・・・」

「ふむ・・・ちょっとこれは気を付けないとね」

「ワシらの立場も危うくなるからのぅ」

「・・・・・・油断大敵」

「あらら・・・これは驚かされたね・・・」

 

多種多様な感想を上げる僕達。

 

 

それより気になるのが、召喚獣の装備。

 

英玲奈さんの方は・・・

 

「なんか・・・案外簡素な感じだね・・・英玲奈さんの召喚獣の装備」

「何でだ・・・?もっと強そうな装備かと思ったが・・・」

「あの棒のようなものはなんじゃ?」

 

黒と白のチェッカーの入った黒いワンピースにバールという質素な武器。

 

 

どこかで見たような装備な気が・・・

 

「ねえ雄二」

「ん?何だ」

「あの装備って、ニャ〇子じゃないよね?」

「!!お前に言われて気づいた・・・ニャ〇子じゃないのか?」

「やっぱりそうだったのね・・・」

 

某いつもニコニコあなたの隣に這い(ry

と全く同じ装備だったので、ちょっと驚いた。

 

 

対して須川君は・・・

 

「須川君はカスタでいったい何をしたんだろう・・・」

「何か・・・禍々しいな」

 

全体的にオレンジの重厚な鎧。

鎧には紫のラインがちょくちょく入っていて、頭には立派なトサカの付いた鉄仮面。

 

武器は持っていないけど、手のあたりで何やら燃えている。

 

いかにも、炎の魔人という感じで・・・

 

 

炎の魔人・・・?

 

 

炎の魔人・・・

 

 

そういや、さっきのニャ〇子もそうだが、こいつも何処かで見たことがあるような・・・

 

 

 

「英玲奈・・・やるな」

「当然よ、私は亮が恥かかないような・・・つっ・・・・つつつつ・・・」

「ん?どした?」

「なっ!何でもないっ!!」

「・・・?つ・・・って何だったんだ・・・?」

 

 

考えている間に須川君達もまた意味深な会話をしていた。

何となく聞こえたけど、つ・・・の意味もある程度は理解できた・・・w

 

気付け、須川。

 

 

「さーてと、始めるよ!」

 

 

 

 

「行くよ、亮!!」

 

「来い!」

 

 

 

 

 

「覚醒(アウェイクン)!!!」

 

「なっ!?」

 

 

!!!!???

 

 

花村英玲奈

総合教科

56110点

 

 

「須川君と・・・同じ能力・・・」

「あの女・・・凄い奴かもな・・・」

「・・・・・・危険人物・・・」

「怖くなってきたわね」

 

 

英玲奈さんがいきなり腕輪、しかも須川君と全く同じアウェイクン。

これは・・・意外な展開・・・

 

 

「英玲奈お前もか・・・!」

「そうよ、私は亮と同じ腕輪の持ち主、中国地方予選は腕輪の能力でみんな倒しちゃった」

「チッ・・・やるじゃんかよ・・・じゃあ・・・」

 

「俺もやらねえとな!!!覚醒(アウェイクン)!!」

 

 

須川亮

総合教科

47550点

 

「須川君も覚醒したね」

「ああ・・・だが須川が不利なのは変わらないぞ」

 

 

「元祖覚醒(アウェイクン)・・・面白いわね!」

「点で負けても、勝負には勝つ!」

 

ガキィン!!

 

 

「くっ!さすが亮ね!」

「英玲奈・・・もっと来い!!」

 

 

「ほぼ互角・・・やっぱり須川君は慣れてるだけあるね」

「ああ、あいつは点差なんて誰よりもお構いなしだからな」

 

バールの攻撃を拳で受け止める。

なかなかやるもんだ、須川君も。

 

 

「なかなか・・・減らないわね!」

「ダメージの一番少ない場所で受け止めてるからな・・・おらっ!!」

「くっ!」

 

花村英玲奈

総合教科

55722点

 

「これだけか・・・苦しい戦いになりそうだ」

「油断してるわよ!!」

「っ!?」

 

ガキーン!!

 

 

須川亮

総合教科

38547点

 

 

 

「凄い減ったね・・・!」

「須川これだとまずいんじゃないか?」

 

幼馴染、いや恋人に押され気味の須川君。

ちょっと心配だな・・・

 

 

~~亮 side ~~

いつもなら押し通しの俺が押されている。

 

しかもその相手が幼馴染とは・・・

 

点差もあるし、覚醒持ちとは予想外だった。

 

まだ奥の手は残っているけども、まだダメージが足りないか・・・

 

「おりゃっ!!」

「ぐっ!!」

 

 

須川亮

総合教科

28448点

 

 

またかなり減らされる。

ちょっとキツイが・・・

 

「やるな・・・英玲奈・・・」

「この召喚獣の怖さはこんなもんじゃない!バール変化!」

「なっ!!?」

 

英玲奈の持つバールが光を纏った瞬間、大きな剣に変わった。

 

 

「くっ・・・そんな奥の手が取ってあったか・・・!」

「おりゃっ!!」

「くそっ!」

 

須川亮

総合教科

18751点

 

 

覚醒した時の点数のすでに半分を切った。

かなり現状は厳しいが、そろそろ俺も奥の手を出さないといけないようだ。

 

「英玲奈、やっぱりお前は強い」

「亮に認めてもらえるのは嬉しいな」

「けど・・・ここまでの俺は本気じゃない!」

「えっ・・・?」

「ここから・・・俺も本気だ!!」

 

このパーツをカスタで付けた意味。

これから出すのが、その答えだ!!

 

「行くぜ英玲奈・・・俺の本気に打ち勝ってみろ!」

「負けない!!」

 

 

 

 

 

 

「炎獄形態(インフェルノモード)!!」

 

 

 




最後・・・w

ネタが分かる方は分かると思います。

・・・レ〇クスさん、今何してるんだろう・・・w

そして、英玲奈さんの召喚獣はニャ〇子でした。

どうでもいいですが、ニャ〇子最近2期が始まりましたねw

そのニャ〇子を見てるからネタにしましたw

全然イメージ違いますが・・・

次回は後編、インフェルノモードに突入したイ〇リート、ニャ〇子に襲撃・・・?


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灼熱と爆炎と告げる想い

また時間がかかってしまいました・・・・

本当に申し訳ありません

今回は後編ですね。



「!!雄二!?何アレ!?」

「俺も分かるわけねーよ!炎獄形態だと・・・」

 

禍々しい色をしていた須川君の召喚獣が、全身燃え盛っている。

一体須川君は何をしようとしているんだろ・・・

 

須川亮

総合教科

37502点

 

!?

 

「えっ・・・!?点数が増えてる・・・?」

「んなっ!?」

「そんな機能なんかあったのね・・・」

「・・・・・・予想外・・・」

 

この機能にいち早く気づいていた須川君に賞賛を送りたい。

でも何で須川君は知ってたんだろう・・・?

 

 

~~亮 side~~

 

「亮・・・まだ奥の手があったのね・・・」

「ああ、これだけで俺が終わると思ったか?」

 

最終奥義である炎獄形態。

全身炎に包まれただけで、威嚇する効果も得られる。

何とも便利だ・・・

 

「これで、もう一度イーブンに戻ったかもな」

「くっ・・・でも負けない!」

 

バシッ!

 

花村英玲奈

総合教科

48547点

 

「うう、減っちゃった!」

「油断禁物!」

「あっ!?」

 

花村英玲奈

総合教科

37998点

 

「!?うそでしょ・・・?」

「嘘じゃ、ねーよ!!」

 

バシッ!!

 

花村英玲奈

総合教科

26771点

 

英玲奈のニャルなんたらの衣装を着た召喚獣の動きが止まった。

お蔭でダメージをガンガン稼げる。

・・・そろそろこの言葉を言っておくか・・・

 

 

 

「こいつは・・・・モンスター」

 

 

間違いない、この言葉を言っておかないと。

レ〇クスに失礼だ

 

 

「モンスター・・・じゃない!!」

 

ガキィン!!

 

須川亮

総合教科

28945点

 

「っ!!油断したか」

「亮!行くよ!!!」

 

ガキン!ガキン!

 

須川亮

総合教科

16738点

 

「くそっ・・・でも焦らず!」

「おりゃおりゃ!!」

 

須川亮

総合教科

9879点

 

ピカーン!!!

 

「よっしゃ!!」

「!?何!?」

「行くぜ・・・一発で仕留める!」

「亮!?」

 

 

 

「必殺機能(ひっさつファンクション)!!」

 

 

炎をまとった召喚獣が、邪神に向かって突撃する。

英玲奈はテンパったのか、全く動かない。

 

ドゴォォン!!

 

 

花村英玲奈

総合教科

0点

 

あっけない幕切れに、俺も呆然としていた。

 

 

 

~~亮side out~~

 

 

 

「うわ・・・あっけない・・・」

「まあ、須川は順当に勝つだろうな」

「あれ?須川君が何か言うみたい」

 

 

~~亮 side~~

「英玲奈、ナイスファイトだったよ」

「さすが文月の生徒だけあるね・・・私たちじゃ差があるみたい」

 

普通の話を交わす程度にしたかったが、もう我慢できない。

 

 

「そうかもな・・・でさ・・・英玲奈・・・///」

「亮・・・?」

「俺、バトルしてる時も考えたんだけど・・・その・・・」

「なぁに・・・?」

「もう一度、あの頃の関係に戻りたい!」

「!?りょ、りょう!?///」

「俺は英玲奈が好きだ!」

 

はっきりと言ってやった。

後悔はしない。

 

 

「その・・・亮」

「何?」

「あたしも・・・亮の事、やっぱり好き!」

 

 

告白し、告白された。

 

何とも不思議な、俺と英玲奈のラブコール。

・・・これはこれで、いいのかもな

 

 

~~亮 side out~~

 




短い・・・・w
なかなか長いのが書けませんね・・・w

次回は、明久か優子か、どっちかが出ます。

対戦相手も一応決まってるのでお楽しみに。




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Iとカスタと裂空座

昨日は眠気と戦いながらアップしたもんで、本文グッダグダでしたw

すいません

今回、サブタイじゃ何を言ってるのか全くもって不明です。

書いてる作者も分からなくなりそうです。

すいません

とりあえず、今回は明久と優子が戦います。

前回から一応続いてるので、冒頭はいちゃいちゃ?してますよw


ヒューヒュー

ヒューヒュー

 

さっきから口笛の音しか聞こえない。

 

須川君たちがまさかのカミングアウト合戦を滅茶苦茶ニヤニヤしながら見てたんだけど・・・

 

ヒューヒュー

 

口笛しか聞こえない。

 

 

「おめでとう、須川!俺も早くいい女見つけたいZE!!!」

「ありがとよ横溝!」

「やるじゃねえか須川、俺とまるっきり被ってる感じはするがw」

「和風美人で幼馴染で天才・・・被りっぱなしだなw」

 

「ねーえー!りょ~うぅ~!」

「ん・・・何?英玲奈・・・っておい、近い近い!」

「せっかく結ばれたのに・・・私達何もしてないのよ?」

「へっ?って!?ちょ、何脱ごうとしてんだ!?ここあくまで学校だぞ!?」

「亮に見てもらいたいのよ・・・私の成長したカ・ラ・ダ」

「〇@#△?%”■」

「何を言いたいのか分からないよ、須川君」

 

出来れば、地球上の言語で話してほしかったけど、

須川君が必死で止めようとしている事は分かった。

 

かもしれない。

 

ブシャーーーーーーッ

 

「康太くーーーーーん!?」

「・・・・・・は・・・はは・・・・は・・・・あ・・・い・・・こ・・・」

 

遠くで筋金入りの変態がぶっ倒れたような気がする

 

かもしれない。

 

 

 

 

「さーて・・・次はどうするんだい?2ついっぺんに始めるけど」

 

そんな修羅場の間に学園長の声。

どうやらムッツリーニ達の試合も終わってたみたいだ。

 

 

 

「よーし・・・学園長、キャプテン吉井明久、行きますよ!」

「おー、吉井行ってくれるか・・・もう一人誰が行くのかい?」

「明久君が行くなら、一緒にアタシも」

「木下か・・・よーし分かった、候補側も2人出しとくれ」

 

「俺が行きますよ、藤堂さん」

「高野・・・よし1人は決まったが・・・」

「優子さんとは俺が行きます!学園長!」

「東地か・・・よし入りな!」

 

 

 

「宜しく、高野君!」

「キャプテンとやれんのは貴重だからな、ぜひ手合せ願いたいもんだ」

「優子さん、召喚大会のリベンジ・・・果たさせてもらいますよ!」

「明久君に頼ってばっかりだったから・・・今度こそは!」

 

 

「よーし、始めるよ!」

 

「「「「試験召喚(サモン)!!!」」」」

 

 

 

吉井明久

総合教科

4697点

 

VS

 

高野祐輔

総合教科

4581点

 

 

木下優子

総合教科

4834点

 

VS

 

東地青龍

総合教科

4218点

 

 

 

「・・・あれ・・・?高野くんそれって!?」

 

高野君の召喚獣が付けた装備に見覚えがあった。

 

僕のイ〇ロス・フ〇ースより青い、しかし姿はイ〇ロス。

 

イ〇ロスであってイ〇ロスでない。

 

つい数十分前に僕の悪友、坂本雄二が発した言葉。

 

何故彼の召喚獣がその装備を纏っているのだろう。

 

 

「何で・・・イ〇ロス・ゼ〇の装備を・・・・!?」

 

 

「何でだ!?俺の召喚獣も全く同じ装備なんだが・・・」

「装備は被らないはずじゃが・・・」

「ちょっと不思議ですね・・・」

 

 

全く同じ装備を纏っていた雄二といい、秀吉やいつも静かな咲来ちゃんでさえ口を開く。

やっぱり目の前の光景を疑っているようだ。

 

 

「へっへー・・・驚いたか?」

「驚いたもなにも・・・驚きっぱなしだよ」

「実はな、これ見てみろ!」

 

そう言うと、彼は1つの箱のような物を取り出す。

 

・・・その箱にも見覚えがあった。

 

色こそ違えど、外見からしてその箱は間違いなく・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カスタだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・何で、祐輔君はカスタを持ってるの・・・?」

 

「こっちの召喚大会で優勝したからな、うちも商品はカスタだったのさ」

 

「そうか・・・やる気出てきた!面白い!」

 

「よっしゃ!行くぞキャプテン!」

 

「来い!!」

 

戦いの火蓋が切られた。

 

 

 

 

 

~~優子 side~~

 

「おーし!行くぞ!優子さん!!」

 

「かかってきなさい!」

 

青龍君との戦いが始まった・・・

 

「おらっ!!!」

 

「んっ!」

 

「くっ、外した・・・けども!」

 

「んなっ!!!」

 

バシッ

 

突き出されたロッドを手で受け止める。

明久君より数段は召喚獣の操作は下手かもしれないけど、でもアタシは負けられない!!

 

「おらぁっ!!!」

 

「ぐっ!?」

 

東地青龍

総合教科

3744点

 

「一気に400削られたかっ!?」

 

「まだまだ・・・!」

 

ズドォン!!

 

「んな・・・!?」

 

東地青龍

総合教科

3279点

 

「良い所に決まったわね・・・!」

 

「優子さんの目が怖い!?」

 

青龍君の召喚獣の急所を突いたようで、ダメージが大きく減った。

急所は・・・

 

「竜頭蛇尾・・・尻尾ね!!」

 

「まず!?」

 

ズドゴォン!!

 

東地青龍

総合教科

2462点

 

「嘘だろ!?」

 

「やっぱり・・・・!」

 

諺通り尻尾が弱点だった。

字は違えど、龍と竜に大差は無い!

 

「優子さんに負けたら・・・アッキーさんには絶対勝てない・・・!」

 

「まだ明久君は遠いわよ!!」

 

「あぶな!」

 

東地青龍

総合教科

2087点

 

「くっ・・・あんまり減らせなかったわね・・・」

 

「それに・・・・ここで負けたら・・・・」

 

「油断大敵よ!!」

 

何を言っているのかはよく分からないけど、とりあえず突撃。

一気にたたみかける!!

 

「くっ!」

 

「外した!?」

 

「ここで負けたら・・・白虎に合わせる顔が無い!!」

 

 

 

「はうっ!?」

「白虎ちゃん・・・嬉しいの・・・?(ニヤニヤ)」

「・・・・・・素直になるべき(ニヤニヤ)」←点滴中

「そんなことは・・・・無い・・・です・・・・よぅ・・・・///」

「あらーまた照れちゃって~(ニヤニヤニヤニヤ)」

「・・・・・・俺はお前達の結ばれた瞬間は見てたからな(ニヤニヤニヤニヤ)」

「!?ちょ、土屋先輩!?今の発言!?」

「・・・・・・結ばれた瞬間、明久と歓喜していた」

「はうううううううううっ!!!!!!!!////////」

「白虎ちゃーん!?顔が真っ赤だけど大丈夫~!?」

「・・・・・・図星か」

 

 

 

 

控え場所がうるさいけども、何かあったのかしら。

まあ、アタシには関係ないけど!

 

「今度こそ致命傷を与える!!!」

 

「負けられるか!!!!!腕輪発動!」

 

「!?」

 

「龍降臨(ドラベント)!!」

 

青龍君が腕輪を使った・・・いったい何が・・・

 

「来い!!!守護の龍よ!!」

 

守護の龍・・・!?

 

一体彼は・・・・

 

 

 

ギャウァーーーーーーーッ!!!!!

 

 

 

「来た!今日はあいつか!!」

 

「んなっ!?緑色の・・・・龍(ドラゴン)!?」

 

異空間を通って、緑色の龍が飛んできた。

 

どこかで見たことが・・・

 

 

「!!まさかその龍は・・・!!」

 

「そのまさかですよ・・・!僕の腕輪、龍降臨(ドラベント)は3種類の龍を呼び出す腕輪」

 

「その内の1匹が来たのね・・・」

 

「ええ、そうです・・・!ランダムで1匹が来ます!」

 

「でも・・・その龍はどこかで・・・」

 

「ええ、僕の龍はポ〇モン、ド〇クエ、エフ〇フのRPGから選ばれし龍3匹を呼び出します」

 

「だからその龍が・・・」

 

緑色の体、いかにも空が似合う龍。

 

やっぱりこの龍は・・・

 

 

「今日も援護頼むぞ・・・・・・レッ〇ウザ」

 

「くっ・・・・やっぱり・・・ちょっと厳しいわね・・・」

 

 

青龍君が呼び出した龍、それはポ〇モンの世界でも有名な龍。

 

裂空の覇者、レッ〇ウザだった

 

 

~~優子 side out~~

 




いやー・・・・急展開といえば急展開ですw

まずカスタは複数存在した。

その設定はどうしようか迷いましたが、結局付けました。

そして、青龍君の腕輪・・・

まずはポ〇モンから呼び寄せましたw

書いてる途中で、青龍君は龍がらみの腕輪がいいな・・・
と思ったので、龍を降臨させる腕輪にしました。

龍はまだまだ出ますよw

さて次回なんですが、作者もよくわかんなくなってきたので、一回キャラ設定をまとめますw
つまりここまでのキャラまとめですw

お楽しみに?


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キャラ設定 1

えー予告通り中途半端な所ではありますが、キャラ設定をまとめたいと思います

1では原作キャラ(3-A)の設定を。


吉井明久

 

成績 日本史、世界史などの社会科、家庭科が得意だが、理数系は若干苦手。

 

召喚獣装備 基本はL〇Xペ〇セウスの装備

 

腕輪 不明

 

春休みに姉にほぼ脅迫がてらに勉強させられ、Aクラスになった観察処分者。

猛勉強のお陰で、Aクラスでも上位に入る頭脳の持ち主に変貌を遂げた。

勿論、文月学園内でトップクラスの召喚獣操作は進化を遂げ、最強と言ってもいい。

何回もキスされたあたりから、優子に想いを抱き始め、清涼祭後に告白する。

積極的な優子にタジタジになりながらも、関係は非常に良好。

優子を傷つけた奴は、三途の川逝きというポリシーを持ってるらしい。

召喚獣はどこか似た雰囲気の大空〇ロ君のペ〇セウス装備。

腕輪はまだ謎に包まれている。

 

 

 

坂本雄二

 

成績 やや英語系の科目に不安、しかし他は文句なし。

 

召喚獣装備 基本原作同様

 

腕輪 武装(メイル)

 

元は2-Fの代表だった、明久の悪友。

「神童」と呼ばれていた頃が戻ったかのように、Aクラス。

明久ほどではないものの、召喚獣の操作には慣れていて、明久よりかは成績が上。

そのため、明久の永遠のライバルとも、文月学園内では噂される。

幼馴染の翔子がずっと好きだったが、なかなか素直になれずにいた。

が、召喚大会中に想いを告げた事により、めでたくカップルに。

腕輪の武装は、持っている武器を好きなように変えることが出来る。

 

 

 

木下優子

 

成績 どの教科も400点台に乗る秀才。

 

召喚獣装備 原作同様

 

腕輪 不明

 

元2-Aで、本作のヒロインと言ってもいい存在。

いつからかは不明だが、明久に好意を持っている。

何回ものキス攻撃を仕掛けるなど、かなり積極的。

それが功を奏し、明久と結ばれる。

結ばれてからは、明久に甘える行動に拍車がかかった。

成績は2年の時より上がっている。

 

 

 

霧島翔子

 

成績 学年主席 総合は5000点を超える事も。

 

召喚獣装備 原作同様

 

腕輪 魔術(マジック)

 

2年生の頃から学年主席の座に就く才女。

死んでも雄二LOVEで、めでたく清涼祭で結ばれた。

結ばれたあたりから、「・・・」と付くほど寡黙だった性格が一転。

性格が変わったことにより、ヤンデレも消えてしまった。

成績は優子同様、2年時より上昇している。

腕輪の魔術は、使うたびに効果が変わる。

 

 

 

土屋康太

 

成績 保健体育は神の領域で、他はだいたい390~400点台

 

召喚獣装備 原作同様

 

腕輪 原作同様も、レベルが上がっている。

 

寡黙なる性識者(ムッツリーニ)の異名を持つ少年。

保健体育以外は壊滅的だったが、明久に影響を受けたのか、猛勉強でAクラス入りを決めた。

色々とフラグが立ちっぱなしだった愛子と結ばれた。

保健体育は毎回900点台を叩きだし、寡黙なる性神(ムッツリオブムッツリーニ)との噂もある。

腕輪は加速のままだが、加速スピードが格段と上がっている。

 

 

 

工藤愛子

 

成績 保健体育が800点台、その他はムッツリーニより少し上。

 

召喚獣装備 原作同様

 

腕輪 原作同様・・・?

 

色々といけない趣味を持つ、ムッツリーニのライバル・・・だった少女。

ムッツリーニと競い合ううちに、彼に惹かれて告白した。

そのため、現在はめでたくカップルになっている。

相変わらず保健体育ではムッツリーニの背中を追い続けているが、なかなか届かない。

ただ、その他の教科はムッツリーニを上回っている。

 

 

 

木下秀吉

 

成績 古文、現国の国語系が500点台、他は350点台が多数。

 

召喚獣装備 原作同様

 

腕輪 不明

 

中性的な体を持つ、元2-Fのアイドル。

演劇に打ち込んではいるものの、姉にずいぶんしごかれたせいか、頭が良くなった。

向かい隣りに住む、幼馴染の葵に想いを寄せていたが、葵が文月を卒業する際に告白。

見事成功し、幸せな日々を送る。

演劇で影響を受けたからか、国語系の科目が得意。

 

 

 

久保利光

 

成績 2年の頃より全教科50点ほどは上昇している。

 

召喚獣装備 原作同様

 

腕輪 不明

 

吉井君の事を諦め、普通の道に戻った秀才。

2年もAクラスだったため、勿論勉学は貫録を誇る。

秀吉とコンビを組むことが多く、コンビネーション能力もどんどん上昇している。

↑の事があったので、同性愛者ではなくなった。

 

 

 

姫路瑞希

 

成績 学年次席レベルで、総合では4800点台

 

召喚獣装備 原作同様

 

腕輪 熱線

 

元2-Fで、Fクラスに毒された為か、ちょっとヤバくなった少女。

明久が好きだが、明久が女子とイチャつくとオシオキをしにきたりする危険人物。

ポイズンクッキングも健在。

明久は若干嫌い始めているらしい。

明久が優子と付き合っているのを知らない。

 

 

島田美波

 

成績 数学は450点台、その他も400点台だが、古文だけ致命的。

 

召喚獣装備 原作同様

 

腕輪 不明

 

元2-Fの男勝りな少女。

こちらも瑞希同様明久が好きだが、瑞希同様かなりの危険人物。

明久はやっぱり少しずつ嫌い始めている。

こちらも明久が優子とくっついた事を知らない。

 

 

 

須川亮

 

成績 学年次席にも追いつくレベルで、総合4600~4700点台が多い。

 

召喚獣装備 基本は、カリバーンに真っ黒なマント付きの鎧。

 

腕輪 覚醒(アウェイクン)

 

3-Fから編入してきた新メンバー。

Fクラスの代表としての威厳の為に勉強し、成績が急上昇。

元は異端審問会の会長だったが、現在は会自体が廃止された。

昔、広島に住んでおり、そこでの幼馴染と結ばれている。

腕輪の能力である覚醒は、召喚獣の点数を10倍にする能力。

そのため、攻撃力も10倍になる。

 

 

 

横溝浩二

 

成績 総合で4000~4200ぐらい。数学が苦手。

 

召喚獣装備 巨大鉄球付モーニングスターに異端審問会の制服

 

腕輪 不明

 

3-Fから須川と共に編入してきた。

Fクラスで須川に影響され、猛勉強を敢行。

そのため、須川より劣るものの、秀才へ変貌した。

ただし、数学は相変わらず壊滅的な成績。

 

 

 

 




いやー多い・・・w

今見てみると本当に多いw


そろそろアンチを開始させないと、アンチの皆さんに悪い・・・


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龍とWと幻想殺し

またまた時間がかかってしまいました・・・

すいません


そろそろ「更新不定期」のタグつけなきゃ・・・

そして今回もタイトル・・・w



追記

再編集を行いました

さすがに優子の腕輪がアウトな気がしたので・・・w


~~優子 side~~

 

突然としてバトルフィールドに現れた蓬色の龍。

 

ポ〇モン世界で空の覇者とも呼ばれる、レッ〇ウザが青龍君の召喚獣の前に出た。

 

レッ〇ウザ

総合教科

10000点

 

「んなっ!?」

「どうです、こいつの力は!」

 

アタシは目を疑った。

 

あの龍を倒すためには10000点ものダメージを与えないといけない。

 

しかも、本体もまだ2000点ぐらい残ってたはず。

 

苦しい事は確かね・・・

 

「行け!レッ〇ウザ!!」

「速い!!?」

 

レッ〇ウザが召喚獣どころではないスピードで襲い掛かってきた。

 

ズシャッ!

 

木下優子

総合教科

4034点

 

「かすっただけで・・・800点!?」

 

かすっただけで済んだけど・・・それだけで800点も削られた・・・

何よあの龍!?

 

「よっしゃ!龍の波動だ!」

「なっ!?」

 

レッ〇ウザの口から衝撃波が放たれる。

 

必死になってよける動作に入る。

 

けども・・・

 

 

木下優子

総合教科

2734点

 

「また!?1300点も・・・!?」

 

今の衝撃波だけで1300点もの点数を削られた。

これは本格的にまずい流れね・・・

 

・・・あっ・・・!

 

 

アタシは肝心なことを忘れていた。

 

 

(アタシも腕輪使えるじゃん・・・・!!!・・・)

 

そう、自分自身の腕輪の存在。

 

ああ・・・アタシはそういうとこでバカだったのね・・・

 

「よし、一気に畳み掛けるぞ!!レッ〇ウザ!!」

「こういう時に呼び出すものよね・・・」

 

一回だけ使ったことがあるんだけど、ここまで自分の性格が反映されるのね・・・

 

「猫」被り・・・だけに・・・

 

「猫獣(アイ〇ー)!」

 

凄く・・・アウトな気しかしないわ・・・

 

~~優子 side out~~

 

 

 

 

~~明久 side~~

 

ガン!ガン!!

 

「やるね・・・!」

「そっちこそ、さすがキャプテンに任命される実力だ!」

 

激しいイ〇ロス同士のバトル。

 

キャプテンとしては負けられないが、高野君の操作能力も計り知れない。

一歩でも隙を見せたら、キツイ一撃が来そうで怖い。

 

「おらっ!」

「危ない!」

 

イ〇ロス・ゼ〇の剣を間一髪で避ける。

危ない危ない。

 

と相手が攻撃した所に隙が出来た!

 

「隙ありっ!!」

「んなっ!?」

 

ズドン!

 

高野祐輔

総合教科

4344点

 

何とかダメージを与える事に成功。

ちょっとは有利になったか?

 

「まだまだ!来い!キャプテン!」

「これなら・・・どうかな!?」

 

いつの間にか召喚獣の体が光り輝いていた。

そう、つまりはそういう事。

 

 

「必殺機能(ひっさつファンクション)!!!」

 

 

イ〇ロス・フ〇ースが高く飛び上がり、双剣から衝撃波を放つ。

 

お馴染みコ〇モスラッシュ。

 

これが当たれば、間違いなく一発でジ・エンドだ!

 

 

「腕輪発動!幻想殺(イマジンブレイク)!!」

「!?」

 

シューン・・・・

 

「なっ!?コスモスラッシュが・・・!?」

「へっ・・・俺の腕輪の効果だ!」

 

さっきまでかなりの勢いでゼ〇に迫っていたはずの衝撃波が跡形もなく消えた。

 

高野君の腕輪の能力・・・・・・

 

何処の不幸体質の人の能力なんだ・・・!

 

 

「キャプテン!あんたが考えてるその幻想を・・・ぶちころ」

「アウトオオオオオオ!!!!」

 

危ない危ない!

これ以上言わせてたらまんまその人じゃないか!

容姿も似てるっていうのに・・・

 

 

「さて、これだけじゃないぜ!!」

「へっ!?」

 

高野君の召喚獣が光り輝く。

これは・・・・マズイ!!

 

「必殺機能(ひっさつファンクション)」

 

 

ゼ〇が翼を広げ、天に舞った。

剣を槍に見立て、神聖なる槍(ホー〇ーランス)を放つ。

 

「ここでよけなきゃ・・・作戦が崩れる!!」

 

実は、この戦いの前に、イ〇ロスの装備には秘密がある事を知った。

その秘密の作戦をここまで使わずに来たけど・・・

 

ここで負けたら、全部水の泡だ!!

 

ガスッ

 

「あっ・・・」

 

 

 

 

 

かすった。

 

神聖な槍が、かすった。

 

 

終わった・・・

 

せっかくの作戦が・・・

 

召喚獣が倒れ・・・・

 

 

倒れ・・・

 

 

 

 

 

 

 

吉井明久

総合教科

3050点

 

倒れなーい!!

 

「致命傷にはならなかった!!」

「くっ惜しいな!」

 

 

倒れないのかよ!

一本取られたよ!

 

 

と心の中で自演。

 

カマバ〇カ王国の女王じゃないんだよ、あくまで。

 

 

「さてと・・・ここからが本番だ!!」

 

「やっぱり本気じゃなかったか!来いキャプテン!」

 

ここであのアイテムを使う!!

 

 

「二重召喚(ダブル)!!」

 

 

そう、今まで忘れられていた白金の腕輪。

 

こいつを使うと主獣と副獣に分かれる事は有名だけど・・・

 

イ〇ロスの場合はちょっと違う!

 

「んなっ!?召喚獣が2体に!?」

 

高野君は驚いている。

まあ白金の腕輪は珍しいしね・・・

 

「しかも・・・・・・もう一体の方は・・・!」

 

その後付け足されたように高野君が呟く。

 

主獣はイ〇ロス・フ〇ース。

 

そして副獣は・・・戦っているはずのイ〇ロス・ゼ〇。

 

 

そう、このイ〇ロス、分裂すると副獣は別のイ〇ロスに変身するのだ。

 

 

「そんなアイテムを持ってたとは・・・!」

 

「さてと、行くよ!!こいつらの力・・・見せてやる!!」

 

 

吉井明久

総合教科

 

主獣

1525点

 

副獣

1525点

 

 

いまこそ、こいつらの力を見せる時だ・・・!

 

僕は、主獣の方に向かって叫ぶ

 

 

 

 

 

 

「イ〇ロス・フ〇ース、武器形態(ウ〇ポンフォーム)!!」

 

 

 




最後までネタ満載。

ネタ詰め込んでたら、4人しかキャラが出てない・・・w


さてここで閑話を2つ。

1つ目は実は最近、趣味の競馬で小説を書き始めました。

ただし、18禁ですが・・・w

その18禁を書いてて思うのが、この小説にたびたびある危険なシーン。

それを番外編として、18禁の方で書こうかと思っています。

が、実際まだ迷ってますw

ですので、あえて読者の皆様に聞きたいと思います。

「書くべき」か「書かないべき」か

どちらが良いでしょうか?

3~4日後に続きをアップする時に答えを出したいと思います。



そしてもう1つ。

現在「僕と逆転とAクラス」のみを連載しているのですが、
もう1つバカテスの小説を書こうと思っています。

内容としては、「はたらく魔王さま!」とのクロスオーバーとなります。

基本バカテスに沿って書ければな、と思います。


以上閑話でしたw


次回は決着編になります。

何かフラグ立ちまくりですけどね・・・w


では、次回もお楽しみに!


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メテオと逆鱗と理性崩壊

中1日で投稿です。

テスト週間が終わったので、やっと書く暇が増えますw

何とかアイデアを振り絞って書いていきたいです。

さて、今回は明久、優子共に決着でございますよ~


「イ〇ロス・フ〇ース、武器形態(ウ〇ポンフォーム)!!」

 

そんな言葉を叫んだ瞬間、主獣が消えた。

そして、武器形態となった主獣が再度現れた。

 

「副獣!」

 

 

副獣を呼び寄せ、武器形態の主獣を持たせる。

 

その瞬間、副獣の体が急に光った。

 

 

「なっ!?まさかいきなり来るのか!?」

 

「行くぞ!!必殺機能(ひっさつファンクション)!!!」

 

本日2回目のファンクション

主獣が化した大剣が光を纏う。

そのまま副獣は天空へ舞い上がる。

 

そして、思いっきり相手のゼ○目掛けて振り下ろす。

 

「幻想殺(イマジンブレイク)!!」

 

高野君は幻想殺を発動、けど…

これはあくまで直接攻撃だ!!!

 

「砕け散れ!!!!」

「なっ!?幻想殺でも無理か!!!!?」

 

 

ズドシャーン!!

 

 

高野祐輔

総合教科

0点

 

「よし!!勝った!」

「さすがキャプテンだ…敵わねーな…」

 

ゼ〇のファンクション、メ〇オブレイカー。

ゼ〇がゼ〇を破るシュールな光景だった。

 

 

 

「明久・・・やるじゃねーか・・・」

「よくあの作戦を編み出したのぅ」

「……策士」

「やるね~♪吉井君!」

 

戦いを終えると、待っていた仲間達が十人十色ならぬ四人四色と言える感想を述べた。

でも・・・なんか足りない。

 

「あれ?須川君と横溝君は?」

 

 

「須川先輩は…英玲奈さんでしたっけ?あの人に拉致られました…w」

「横溝先輩はその様子を面白がって見に行きましたw」

 

後輩2人が笑いながら教えてくれた。

どうりでいないわけだ。

 

 

 

須川君、無事であってくれ。

 

 

 

「さてと、優子はどうなってるの?」

「今は劣勢じゃな、東地が腕輪で龍を呼び寄せたからのぅ」

「龍?って…なんでレッ〇ウザがいるの!!?」

「まさかあんな能力があるとはな…」

「……何とも頼もしい…」

「康太君のも役に立つと思うよ?」

「……愛子…///」

うんうん、ムッツリーニと工藤さんの茶番劇もなかなか面白いな(2828)

おっと…関係ないこと考えてた…

さて、優子の試合に集中するか!

レッ〇ウザとどう戦うか…楽しみだ!

 

~~明久 side out~~

 

 

~~優子 side~~

 

「猫獣(アイ○ー)!!」

 

レッ〇ウザはポ〇モン。

正式に表せば、ポ〇ットモンスターの1体。

アタシの腕輪の能力は、ある意味ぴったりなのよね♪

 

「ちょっ!?どこかのゲームで見たような猫が!?」

「行きなさい、私の僕よ!!」

「こいつら、レッ○ウザを狩る為に・・・!?」

「そうね、この子達の仕事は、モンスターを狩ることだからね!」

「そういう意味もあって使ったんですか!!」

 

さあ、あんた達!狩りの時間よ!

 

「「「「「「「「ニャー!!!!」」」」」」」」

 

大量の猫達がレッ〇ウザ目掛けて襲い掛かる。

数々の強力?な武器で龍の体力を減らしていく

 

「畜生、レッ〇ウザ!龍の波動だ!」

 

レッ〇ウザの口から衝撃波が放たれようとしている。

これはマズイわ!!

 

「みんな!避けて!」

 

「ニャッ!?」

 

ズドゴォン!

 

「くっ・・・あなたの犠牲は無駄にしないから・・・!」

 

避けきれなかった1体が無惨にも散った。

あと7体、レッ〇ウザは…

 

 

レッ〇ウザ

総合教科

6205点

 

 

まだまだ足りないわね…

ちょっと大変だわ…

けど…

 

 

「ここで勝たなきゃ、いつ勝つのよ!!」

 

今でし…

…危なかった…某進学塾の教師みたいな事言いそうになったわ…

何はともあれ、気合が入った!

 

 

「俺だって…負けられないんです!!」

 

 

あちらでも気合の入った声。

ここからは本気の勝負みたいね。

 

 

「アイ○―!!一気に行くわよ!!」

「一か八か…!レッ〇ウザ!!逆鱗だ!!!」

 

 

「ギャウァーーーーーーッ!!!!」

 

アイ〇ー達に攻撃を指示したのとほぼ同時。

蓬色の龍は暴れ始めた

!?これは!?

 

 

「ニャァーッ!!」

「ヴニャーッ!!」

「ミギャー!」

 

 

「アイ〇ーが…そんな…!」

 

 

暴れ狂う龍の攻撃に、アイ〇ー達が倒れていく。

あの龍にあんな攻撃力が残ってたなんて…!

 

 

「今だ!!」

「!?しまっ!?」

 

 

相手がレッ〇ウザで押し通していたので、アタシもアイ〇ーで対抗した。

なので…召喚獣ががら空きだった。

 

 

ズシャアッ!!!

 

 

木下優子

総合教科

942点

 

 

「マズい!!」

「ギャウアアアアアアッ!!!!!!!」

「えっ……!?レッ〇ウザ!?」

「狩り終わったか!!行くぞ!!」

「嘘…でしょ……?」

 

 

荒れ狂う龍、そして襲い掛かってくる召喚獣。

アタシは、地獄を見た。

 

 

ズドシャッ!ズシャーン!!

 

 

無惨な音の後に。

 

 

木下優子

総合教科

0点

 

 

アタシの召喚獣が、地面に転がっていた。

 

 

~~優子 side out~~

 

 

 

 

~~明久 side~~

 

「ほほぉ…東地やるじゃないか…!」

「ありがとうございます学園長!」

「やるわね、東地君…アタシを倒したのは、ある意味大きいわよ」

「はい、代表になれるよう、白虎と一緒に頑張ります!」

 

 

「まさか優子が負けるとはね…」

「あいつ、なかなかやるな…!」

「特にあの龍は本当に恐ろしいのぅ…」

「……脅威になるな…」

「ちょっとは対策考えておかないと大変そうだね…」

 

とりあえず、青龍と戦う時までに考えておかなきゃな…

 

 

「明久君…」

「あっ、優子お帰り。残念だったね…」

 

 

そんな内に優子が帰ってきた。

やっぱり悲しそうだ。

 

 

「大丈夫…?優子…」

「……うう…ううっ…うわぁぁん!!」

「優子!?」

 

とうとう線が切れてしまったのか、泣き始めた。

ええっと、これは僕の責任なのかな…!?

 

 

「優子泣かないで、元気出そうよ」

「だって…悔しいんだもん…明久君の為に…アタシがんばったのにぃ…っ!」

「優子…」

「明久君…?」

 

 

ガシッ!

 

 

僕は優子を抱いた。

反射的でなく、自分の意志で。

 

 

そして…

顔を優子に近づけて…

 

 

チュッ…

 

唇を押し当てた。

 

 

「明…久…くん…」

 

涙目で優子はこちらを向いてきた。

どうしてだろう、こんなに押し倒したくなったのは、初夜以来かな?

 

 

「見せつけてくれるじゃねーか(2828)」

「明久もなかなかやるのう(2828)」

「……さすが修学旅行でヤる男(2828)」

「あはは…ボクも吉井君たちを見習わなきゃね(2828)」

「ちょおおおっ!?///」

 

一瞬で顔が紅蓮に染まった。

自分がしてしまったことが恥ずかしい!

後、1人自重出来てない発言した奴誰だ!

 

 

1日目から壮絶な優子に、僕の理性は持つのだろうか…

 




どっちかと言えば、優子さんの方が積極的なので、明久からというパターンはいつ以来なのかしら。

あの、初夜の時かな…

まあ、何はともあれ…作者の記憶にはそんなに残ってません。

さて次回は、1日目の夜。

つまりは合宿の夜です。


えっ?フラグ?何それ、おいしいの?


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疲労と食材と料理対決

今回から1日目の夜編が開始ですw

素直にネタに走りますw

おかげで駄文になりそうな気しかしません…

一応自分でも今回は駄文だと思ってます。


ドガッ!バキッ!!

 

「あんた、やるやないの!」

「そっちこそ、なかなかのもんじゃのぅ」

 

「さすがに四国から上がってきただけの事はあるみたいだね」

「当たり前じゃけん!四国は激戦区だったからのぉ!」

 

秀吉と久保君達が、大阪から来た優奈ちゃんと高知の竜真君と戦っている。

 

 

「腕輪発動じゃ!刀狩(ウェポンレス)!!」

「なっ!?武器がなくなっとる!?」

「今じゃっ!!!!!」

「んぐっ!!!」

 

 

ズドシャー!

 

 

地面に倒れる優奈ちゃんの召喚獣。

秀吉が隠されていた腕輪の能力で勝利を捥ぎ取った。

 

 

久保君達の試合も、接戦の末、久保君がギリギリ戦いを制した。

 

 

その後も戦いは続き…

中本ブラザーズが、横溝君と咲来ちゃんを破る波乱があったり、

霧島さんが圧倒的すぎる力で矢中君の召喚獣を放送事故レベルに追い込んだり、

ついには霧島さんVS英玲奈さんの才女対決が実施されて、見事な相打ちになったり。

とにかくいろいろあって、非常に大変な1日目だった。

 

 

「お前たち、1日お疲れだったね」

「本当にそうですよ学園長…」

「2回目なんか、回復試験受けてだからな…」

「頭もフル回転で疲れるのも無理はないじゃろう…」

「……死ぬ気だった…」

「…残念だが、今日は後1つ仕事が残ってるからね」

「はぁっ!?冗談じゃないよ!!?」

「まだ疲れないといけないのか!?」

「落ち着きなガキ共」

 

一体何を考えているんだこのババアは…

まだ働かせるの…?

週7シフトのミニコンじゃないんだから…

 

 

「今、調理室にたくさんの食材が置いてあるさね、今日最後の仕事はその食材で晩飯を作るってことさ」

「あっ、それならいいや」

「なんだ、そんな事か。余裕だな」

「……俺にとっちゃ日常茶飯事」

 

何だ晩飯を作ることか~

てっきり重労働かと思ったら全然違った。

料理は得意だし、むしろ好都合だ!!

 

 

「さてと、行くか明久」

「ああ、一肌脱ぎますか!!」

 

 

雄二と共に調理室に向かった。

 

 

「そういえば…アタシ、明久君の料理食べたことないや」

「へーっ…意外だね優子、まあボクもだけど」

「吉井は料理上手。雄二から聞いた」

「そうなんだ…ちょっと期待しちゃうな」

「ふふふ…優子はかわいい」

「ちょっ!?からかわないでよ///」

 

楽しそうな会話が後ろから聞こえた。

 

 

「うわぁ…唖然としかできない量だよ…これ」

「これ、全部あのババアが学校の自腹で買ったのか…?」

 

 

調理室の机の上には、たくさんという言葉に収まりきらない量の食材が置かれていた。

何処の料理学校だよ!

 

 

「さてと、さっそく作るか!!」

「ちょっと待った雄二、ここは1つ料理対決といかない?」

「ふむ…面白れぇな!」

「料理対決だって?」

「英玲奈さんに襲われた須川君!?」

「……料理対決なら、俺もだ」

「ムッツリーニまで…」

「雄二には負けたくないから、私もやる」

「うわっ!?霧島さんも来たよ…!?」

「おいおい、代表だけじゃなくて俺ら候補も加えてくれよ!」

「そやそや、ウチらも腕には自信あるんや」

「あたしだって、霧島さんと同じで…彼氏には負けたくない!!」

「吉井先輩!俺も挑戦状叩きつけますよ!!」

「アッキーさん!俺も自信あります!」

 

えらいカオスになってる!!!?

大変だ!大変だ!もう一回言う大変だ!!

 

 

結局、料理対決の輪は広がり

雄二

ムッツリーニ

霧島さん

高野君

優奈ちゃん

英玲奈さん

矢中君

青龍

という9人が参加するという多さになっていた。

 

 

「さてと…何を作ろうか…」

食材はいくらでもある。

つまりは、作る料理は無限に考えられる。

 

よし…

 

「困ってる暇なんかないな!僕は僕の腕を貫き通す!!」

 

シンプル・イズ・ベスト。

僕の脳裏に浮かんだのはその言葉。

僕の腕が一番知っている料理を作りあげる!

 

 

さて、ライバルたちは…

雄二は…ああ、豪快に牛肉を焼いている、いかにも雄二らしい。

ムッツリーニは野菜を中心に料理している様子。女子への気遣いってわけか…w

霧島さんは闇鍋の時と同じように魚を捌いてある。魚料理かな?

高野君は…何を作ってるんだ…?ジャガイモをふかして潰してあるけど…?

大阪府民の優奈ちゃんは…おお…本場のたこ焼きってわけですか…ほうほう…

広島県民の英玲奈さんは…こちらも本場のお好み焼き…なんかシンプルに攻める人多いな…w

その幼馴染の須川君は…まあ予想できたけども、中華料理を作ってる。

2年生の方は…

矢中君も高野君みたいに創作料理で攻めている。何を作っているんだろう…?

青龍はなにやらお湯に麺を投入したみたいで、麺料理を作っている様子。

 

 

さて、敵情視察はこれぐらいにして…

仕上げてしまおう!!

 

 

数分後~

 

「できた!!僕、完璧!!」

 

 

僕の腕が一番唸る料理、それはもちろん…

 

 

「これこそ、僕の全力を詰め込んだパエリアだ!!」

 

パエリアだ。

一体小さいころから何度作ったか…w

それでも、これがやっぱり一番作りやすい。

 

 

「よし、完成だな」

「……お待ちどう」

「できた」

「これでバッチリだ!」

「ウチもできたで~♪」

「焼けたわよ~!」

「我ながらに十分やれた感じだな」

「うし…こんなもんだな!」

「よーし!ゲティ完成!」

 

 

お前らシンクロしてんのかというタイミングで他の皆様が完成。

逆に僕がKYみたいじゃないか!!

まあ何はともあれ…

 

 

「さてと、皆!!実食の時間だ!!!」

 

ここからが、対決の真骨頂だ!!!

 




夜の話を考えるうえで、一番最初に浮かんだのが、料理。

というわけで、料理対決をしてみたw

まさにカオス


とりあえず次回、料理対決後編でございますが…

更にカオスになりそうですw

いや、料理対決の後がもっとカオスになりそうかw


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