絶望を与える決闘者 (咲き人)
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番外編第一期
「オリカ一覧」
『ディスペアー・ソルジャー』
星4 闇属性 悪魔族 攻1600 守0
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
手札の『ディスペアー』モンスターを墓地に送り、1枚ドローする。
その後、ドローしたカードがレベル4以下の『ディスペアー』モンスターなら、
特殊召喚できる。
②:自分のメインフェイズ時に墓地のこのカードを除外して、発動できる。
デッキから『ディスペアー』モンスター1体を墓地に送り、お互いは500ポイントのダメージを受ける。この効果はこのカードが墓地に送られたターンには発動できない。
この作品お馴染みのモンスターの一角。ソルジャーなのに悪魔族なのね。
『ディスペアー・ソルジャー』
星4 闇属性 悪魔族 攻1600 守0
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、手札の『ディスペアー』モンスターを墓地に送り、1枚ドローする。その後、ドローしたカードがレベル4以下の『ディスペアー』モンスターなら、特殊召喚できる。
②:自分のメインフェイズ時に墓地のこのカードを除外して、発動できる。デッキから『ディスペアー』モンスター1体を墓地に送り、お互いは500ポイントのダメージを受ける。この効果はこのカードが墓地に送られたターンには発動できない。
『ディスペアー・ハッカー』
星4 闇属性 悪魔族 攻800 守0
①:このカードが手札から墓地に送られた場合、このカードを特殊召喚できる。
②:このカードが特殊召喚に成功した時、お互いに300ポイントのダメージを受ける。
③:相手モンスターの攻撃宣言時、墓地のこのカードを除外して発動できる。そのモンスターの攻撃を無効にする。
『ディスペアー・ナイト』
星4 闇属性 悪魔族 攻2000 守0
①:このカードはお互いが効果ダメージを受けたターンのみ、攻撃することができる。
『ディスペアー・ストーカー』
星4 闇属性 悪魔族 攻2000 守0
①:このカードが戦闘破壊された場合、このカードを破壊したモンスターを破壊する。
『ディスペアー・チャレンジャー』
星4 闇属性 悪魔族 チューナー 攻1200 守0
①:このカードを
②:自分フィールドにレベル4、8の特殊召喚された『ディスペアー』モンスターが1体ずつ存在する場合、その自分フィールドの全モンスターのレベルを半分にして、墓地のこのカードのレベルを半分にして、特殊召喚する。
『ディスペアー・ドクター』
星4 闇属性 悪魔族 攻1300 守0
①:このカードが特殊召喚に成功した時、エクストラデッキから特殊召喚されたモンスター1体を対象に発動できる。対象のモンスターのレベルをこのモンスターのレベル分、下げることができる。
『ディスペアー・コンストラクター』
星4 闇属性 悪魔族 攻1100 守0
①:自分フィールドに『ディスペアー』モンスターが存在する場合、手札のこのカードを除外して発動できる。種族を1つ宣言する。このターン、自分のフィールドの『ディスペアー』モンスターは宣言した種族になる。
『ディスペアー・ネゴシエイター』
星4 闇属性 悪魔族 攻1000 守0
①:このカードの召喚に成功した時、自分フィールドのモンスターがこのカードのみの時、デッキから『絶望』または『ディスペアー』魔法・罠カードを墓地に送り、発動する。ゲームから除外されている『ディスペアー』モンスターを特殊召喚する。
『ディスペアー・クライマー』
星4 闇属性 悪魔族 攻1200 守0
①『ディスペアー』モンスターの効果でこのカードの特殊召喚に成功した時、1枚ドローする。
『ディスペアー・パントマイナー』
星4 闇属性 悪魔族 攻1800 守0
①:このカードが特殊召喚に成功した時、お互いのフィールドが特殊召喚されたモンスターのみの場合、発動できる。フィールドに表側表示で存在する、相手モンスターを1体破壊する。
②:相手のカード効果でこのカードが破壊された時、フィールドのレベル4モンスターを全て破壊する。
『ディスペアー・ハングライダー』
星4 闇属性 悪魔族 攻900 守0
①:自分のフィールドに『ディスペアー』モンスターが存在する時のみ、手札からこのカードを除外することで発動できる。このターン、フィールドに闇属性モンスターがいないプレイヤーは効果ダメージを受けない。
②:①の効果を発動したターンのエンドフェイズ時に自分は1000ポイントのダメージを受ける。
『ディスペアーアイズ・コア・ドラゴン』
星1 闇属性 ドラゴン族 攻0守0
『ディスペアーアイズ・コア・ドラゴン』の②の効果はデュエル中に1度しか、発動できない。
①:1ターンに1度、自分フィールドの『ディスペアー』モンスターが2体以上存在する場合、発動できる。『ディスペアー』モンスターの攻撃力の合計よりも高い攻撃力を持つモンスターが相手フィールド上に存在する時、そのモンスターを破壊する。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。墓地の『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』を効果を無効にして特殊召喚する。
『ディスペアー・ジャイアント』
星8 闇属性 悪魔族 攻2800 守0
①:『ディスペアー』モンスターをリリースし、このカードのアドバンス召喚に成功した場合、発動できる。このカードのアドバンス召喚のリリースに使用したモンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する。
②:自分ターンのメインフェイズにのみ、墓地のこのカードを除外して発動できる。
墓地のレベル4『ディスペアー』モンスター2体を攻撃力を0にして、攻撃表示で特殊召喚する。
『ディスペアー・デビル』
星8 闇属性 悪魔族 攻2000 守0
①:自分のフィールドにモンスターが存在せず、相手フィールドにモンスターが2体以上存在する場合、特殊召喚できる。
②:手札のカードを1枚デッキトップに置くことで、発動できる。相手の全てのモンスターは攻撃表示となり、表示形式も変更できず、次の相手ターン、相手モンスターは『ディスペアー・デビル』に攻撃しなければいけない。
③:このカードが攻撃対象になった時、発動する。カードを1枚ドローし、そのカードが魔法カードならば相手モンスターの攻撃を無効にする。魔法カード以外ならば墓地に送り、このカードを破壊する。
④:自分フィールドに『ディスペアー』モンスターが2体以上守備表示で存在する場合、墓地のこのカードを除外することで発動できる。自分フィールドの『ディスペアー』モンスターは攻撃表示となり、このターン、攻撃しなければいけない。
『ディスペアー・ヴァンパイア』
星8 闇属性 アンデット族 攻2000 守0
①:このカードが戦闘・効果で破壊された場合、自分ライフを1000支払うことで、自分フィールドに特殊召喚できる。この効果で特殊召喚した時、相手フィールドの攻撃力が最も低いモンスターの元々と同じ攻撃力になる。
②:相手モンスターの攻撃宣言時にこのカードを除外し、ライフを半分支払うことで発動できる。相手フィールドのモンスターの攻撃を無効にして、そのモンスターの攻撃力を半分のダメージを相手に与える。
『ディスペアー・ユニコーン』
星8 闇属性 獣族 攻2200 守0
①:このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
②:自分モンスターがそのモンスターよりも攻撃力の高い相手モンスターと戦闘を行う場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。その戦闘で発生するダメージを0にし、この戦闘でお互いのモンスターは破壊されず、ダメージステップ終了時に戦闘を行ったお互いのモンスターを破壊し、破壊されたモンスターの元々のコントローラーに300ポイントのダメージを与える。
『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』
星8 闇属性 ドラゴン族 攻3000 守0
①:このカードの召喚・特殊召喚に成功した時、発動する。お互いは自身の手札の枚数×300ポイントのダメージを受ける。
②:
融合
『ディスペアーアイズ・サッド・ドラゴン』
星8 闇属性 ドラゴン族 融合 攻3000 守0
『ディスペアーアイズ』モンスター+『ディスペアー』モンスター1体
①:このカードが融合召喚に成功した時、発動する。相手フィールドの特殊召喚されたモンスターの数×300ポイントこのカードの攻撃力をアップし、相手のフィールドのモンスターの攻撃力は、自分フィールドのエクストラデッキから特殊召喚されたモンスター1体につき、300ポイントダウンする。
『ディスペアーアイズ・エリミネイション・ドラゴン』
星10 闇属性 ドラゴン族 融合 攻3300 守0
『ディスペアーアイズ』モンスター+『ディスペアー』モンスター2体
①:このカードの融合召喚に成功した時、発動する。お互いは1500ポイントのダメージを受ける。
②:相手のカードの効果でこのカードがフィールドからエクストラデッキに戻った場合、2ターン後の自分のスタンバイフェイズ時に発動できる。このカードの融合召喚に必要な素材をフィールド・手札の『ディスペアー』モンスターを墓地に送ることで、このカードを融合召喚扱いで特殊召喚できる。この効果で特殊召喚に成功したこのモンスターがフィールドを離れる場合、墓地に送られる。
『ディスペアーアイズ・バランスブレイカー』
星8 闇属性 悪魔族 融合 攻2400 守0
『ディスペアー』モンスター+闇属性以外のレベル4モンスター
①:このカードが表側表示で存在する限り、相手モンスターの攻撃力のアップダウンは逆になる。
②:このカードが相手フィールドで最も攻撃力が高い相手モンスターを攻撃し、破壊した場合、もう1度だけ、相手モンスターに攻撃できる。
シンクロ
『ディスペアーアイズ・アングリー・ドラゴン』
星8 闇属性 ドラゴン族 シンクロ 攻3000 守0
闇属性チューナー+『ディスペアー』モンスター1体以上
①:相手モンスター1体を対象に発動できる。このカードの攻撃力を選択したモンスター1体の攻撃力分ダウンさせることで、相手モンスター全ての攻撃力をその数値分、ダウンさせる。
②:このカードが破壊される代わりに自分の墓地のカードをランダムに5枚除外することができる。
③:このカードが相手のレベル4以下のモンスターを攻撃した場合、続けてレベル4以下の相手モンスターに攻撃する。
④:このカードの攻撃宣言時に発動する。相手のデッキからカードを3枚墓地に送る。
エクシーズ
『ディスペアーアイズ・シャドー・ドラゴン』
ランク8 闇属性 ドラゴン族 エクシーズ 攻0 守0
レベル8モンスター×3
①:このカードが表側表示で存在する限り、メインフェイズ時1にこのカードの
②:このカードが戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
『ディスペアーアイズ』モンスターを素材にエクシーズ召喚に成功している時、ダメージステップ終了時まで攻撃力を3000にする。
魔法
『混同する絶望』
通常魔法
①:フィールドにレベル8以上のモンスターがいるプレイヤーは自身のモンスターのレベル×100ポイントのダメージを受ける。
②:このカードを除外し、お互いは自身の墓地のカードの枚数×100ポイントのダメージを受け、この効果を使用した後にモンスターを特殊召喚する度に相手に200ポイントのダメージを与える。
『絶望仕掛けの人形』
通常魔法
①:墓地の『ディスペアー』モンスターを5体除外することでエクストラデッキから『ディスペアーアイズ』融合モンスターを召喚条件を無視し、効果を無効にして守備表示で特殊召喚する。
②:このカードが除外された時、発動する。フィールドに存在する融合モンスターを全て破壊し、そのモンスターの守備力の合計分のダメージを自分は受ける。
『絶望仕掛けの屋敷』
通常魔法
①:墓地の『絶望』または『ディスペアー』魔法・罠カードを全て除外し、エクストラデッキから『ディスペアーアイズ』
②:このカードが除外された時、発動する。フィールドに存在するシンクロモンスターを全て破壊し、そのモンスターの守備力の合計分のダメージを自分は受ける。
『絶望の異常召喚』
通常魔法
①:自分の墓地の融合・シンクロ・エクシーズモンスターを全て除外し、相手の墓地に存在する通常モンスターを除外した枚数まで特殊召喚する。
②:①の効果で2体以上のモンスターが特殊召喚した場合、最もレベルが高い方のモンスターはこのターン、相手プレイヤーに直接攻撃することができる。
『絶望への渇望』
通常魔法
①:手札のカードを1枚除外し、相手フィールドの表側表示の魔法カードを1枚を対象に発動できる。選択したカードを除外する。
『絶望への道標』
通常魔法
①:墓地の『ディスペアー』カードを任意の枚数を除外して発動できる。この効果で除外した枚数、デッキの上からカードを墓地に送ることができる。
②:自分のメインフェイズ2に墓地のこのカードを除外して発動できる。自分フィールドの『ディスペアー』モンスター1体の攻撃力の半分のダメージを与え、その後、対象の『ディスペアー』モンスターの攻撃力を0にする。
『絶望の賭け』
通常魔法
①:このカードはお互いが手札のカードが1枚以上ある時、発動できる。お互いはそれぞれ1000から100の倍数の数値を選択し、お互いにデッキからカードを1枚ドローし、その後、手札を2枚除外する。そしてこの効果で除外した魔法カードはレベル4、罠カードはレベル6のモンスターカードとして扱い、お互いはこの効果で除外するカードの合計レベル21以上になるまでデッキからカードをドローし、裏側で除外できる。除外していたカードをお互いに確認し、除外していたカードのレベルの合計が多いプレイヤーは、そのプレイヤーが宣言した数値分のライフを回復し、相手プレイヤーはそのプレイヤーが宣言した数値分、ライフポイントを失う。
②:①の効果で除外したカードのレベルの合計が22以上のプレイヤーはそのプレイヤーが宣言した数値分、ライフポイントを失い、相手プレイヤーはそのプレイヤーが宣言した数値分のライフポイントを回復する。
③:ターンプレイヤーのスタンバイフェイズ毎にそのプレイヤーの①の効果で除外していたカードは持ち主の手札に戻る。
『ディスペアー・デメリット・コール』
通常魔法
①:このカードの発動ターン中に、自身のカードの効果で自分がダメージを受ける場合、その数値は倍になる。
②:このカードの発動ターン中に、自身のカード効果で自分がダメージを受ける度、デッキからレベル4の『ディスペアー』モンスターを守備表示で特殊召喚する。
『ディスペアー・エントリー』
通常魔法
①:自分は500ポイントのダメージを受ける。
②:このカードの発動ターンに『ディスペアー』モンスターが特殊召喚に成功する度、自分はデッキからカードを1枚ドローする。
『ディスペアー・フュージョン』
通常魔法
①:自分のフィールド・墓地の『ディスペアーアイズ』融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、その融合モンスターをエクストラデッキから特殊召喚する。
『憑りつく絶望』
通常魔法
①:手札の『ディスペアー』モンスターを2体までデッキに戻して発動できる。戻した枚数+1枚ドローする。
『望みを裁ちし者の夢』
通常魔法
①:このカードは、自分フィールドのモンスターが1体のみの時、発動できる。そのモンスターはこのターン、戦闘では破壊されず、そのモンスターが攻撃する時、1度だけお互いは300ポイントのダメージを受ける。そして自分モンスターが自分よりも攻撃力の高い相手モンスターに攻撃した場合、相手モンスターにもう一度攻撃できる。
『綻びゆく絶望』
通常魔法
①:このカードは、お互いが効果ダメージを受けたターンのみ発動でき、自分フィールドの『ディスペアー』モンスター1体の攻撃力以下の攻撃力を持つ相手モンスターを全て破壊する。
『ダーク・ディスペアー・デストラクション』
通常魔法
①:フィールドの闇属性モンスターを全て破壊し、破壊した数まで手札の『ディスペアー』モンスターを守備表示で特殊召喚する。この効果を使用した場合、バトルフェイズを行なわければいけず、このカードの②の効果を発動しなければいけない。
②:バトルフェイズ中に墓地のこのカードを除外して発動する。自分フィールドの闇属性モンスターを全て破壊し、このカードの①の効果で破壊したモンスターを全て相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚する。
『
速攻魔法
①:このカードは、お互いが1000ポイント以上の効果ダメージを受けたターンに発動できる。デッキからレベル4、8の『ディスペアー』モンスターを1体ずつ手札に加える。
『ディスペアー・ハウリング』
速攻魔法
①:自分フィールドの『ディスペアーアイズ』モンスターの攻撃力以下のダメージが発生した時、発動できる。自分が受ける効果ダメージを全て自分の代わりに相手に与える。
『戦慄する絶望』
装備魔法
『戦慄する絶望』の②の効果はデュエル中に1度しか発動できない。
①:装備モンスターの効果で装備モンスターよりも攻撃力が高いモンスターを破壊した時、そのモンスターの攻撃力の半分のダメージを与え、その数値分の攻撃力をアップする。
②:このカードが墓地に存在し、自分フィールドに『ディスペアーアイズ・コア・ドラゴン』が存在する時、発動できる。自分フィールドの『ディスペアーアイズ・コア・ドラゴン』に装備できる。
『自虐する絶望』
永続魔法
①:このカードが存在する限り、自分が自身のカードの効果でダメージを受けた時、その数値分、自分フィールドのモンスター1体の攻撃力をアップできる。
②:このカードがフィールドから墓地に送られた場合に発動できる。墓地よりこのカードを自分フィールドの空いている魔法・罠ゾーンに発動する。
『絶望の天秤』
永続魔法
①:このカードが表側表示で存在する限り、お互いが効果ダメージを受けた時、このカードに『ディスペアーカウンター』を1つ乗せる。カウンター1つにつき、相手が受ける効果ダメージを100下げて、自分が受ける効果ダメージを100上げる。
『連動する絶望』
永続魔法
①:自分フィールドに『ディスペアー』モンスターが2体以上存在する場合に発動できる。デッキ・墓地からレベル8の『ディスペアー』モンスターを手札に加える。
②:自分フィールドのレベル4の『ディスペアー』モンスターを墓地に送り、このターン、自分は通常召喚に加え、もう一度アドバンス召喚を行える。
『絶望への生贄』
通常罠
①:自分フィールドに融合・シンクロ・エクシーズモンスターが存在する場合、墓地の『絶望』または『ディスペアー』魔法・罠カードを1枚除外して発動できる。フィールドの融合・シンクロ・エクシーズ・儀式モンスター以外のモンスター1体の『召喚・特殊召喚に成功した時』の効果を発動できる。
『絶望への進歩』
通常罠
①:相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。このターン、自分フィールドのレベル8以下のモンスターは戦闘では破壊されず、自分が受ける戦闘ダメージを半分にする。
②:自分フィールドのレベル8以下のモンスター1体を対象に、墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから『ディスペアーアイズ』モンスター1体を墓地に送り、
対象のモンスターをエンドフェイズ終了時まで、墓地に送ったモンスターと同名モンスターとして扱う。その後、自分は800ポイントのダメージを受ける。
『絶望の裁定』
通常罠
①:自分モンスターが攻撃対象になった時、発動できる。お互いに300ポイントのダメージを与える。
『絶望の盗掘』
通常罠
①:ライフを半分支払い、自分の手札のモンスターカードを1枚捨てることで、相手の墓地のレベル4モンスターを1体を対象に、そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。
『ディスペアー・キャノン』
通常罠
①:自分の手札が0枚の時、発動できる。デッキのカードが半分になるようにゲームから除外することで、相手にこの効果で除外したカードの枚数×100ポイントのダメージを与える。
②:墓地のこのカードを除外することで『ディスペアー・キャノン』以外の除外されている『絶望』または『ディスペアー』罠カード1枚の『除外して発動する』効果を得る。
『ディスペアー・ゲットアップ』
通常罠
①:お互いが効果ダメージを受けた場合に発動できる。お互いが受けたダメージ分の数値、自分フィールドの最もレベルが高いモンスターに加える。
②:自分のライフポイントが1000以下の時にのみ、墓地のこのカードを除外することで発動できる。このターン、相手からの効果ダメージを0にする。
『ディスペアーチ』
通常罠
①:相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。攻撃モンスターの攻撃力を半分にして、その攻撃を直接攻撃に変更する。
『ディスペアー・バーニング』
通常罠
①:墓地のこのカードを除外することで発動できる。このターン、相手フィールドの表側表示で存在する魔法・罠の効果を無効にし、デッキから1枚ドローする。
『ディスペアウトプット』
通常罠
①:お互いが効果ダメージを受けたターン、このカードは伏せたターンに発動できる。
相手モンスター1体を破壊し、そのモンスターの攻撃力と同じ攻撃力を持つ、『ディスペアー』モンスターをデッキから特殊召喚する。
②:2000ポイント以上の戦闘ダメージを受けて、効果ダメージを受けていないターンにのみ、墓地のこのカードを除外することで発動できる。このターン、戦闘破壊された全てのモンスターを墓地から効果を無効にして、そのカードのコントローラーのフィールドに特殊召喚する。
『異次元からの絶望』
通常罠
①:除外されている2体の『ディスペアー』モンスターを効果を無効にして特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターと同名モンスターの『墓地で発動できる』効果はデュエル中に発動できない。
②:相手モンスターの攻撃宣言時にこのカードを墓地から除外して発動できる。自分の墓地の最もレベルの低い『ディスペアー』モンスターを除外することで、そのモンスターのレベル×200ポイント、相手モンスター全ての攻撃力を下げる。エンドフェイズ時にこのカードの効果で除外したモンスターの『墓地で発動できる』効果を発動できる。
今判明しているオリカはこんな感じかな?じゃあ、今日の最強カードは
『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』
星8 闇属性 ドラゴン族 攻3000 守0
①:このカードの召喚・特殊召喚に成功した時、発動する。お互いは自身の手札の枚数×300ポイントのダメージを受ける。
②:
「マイフェイバリットカードの『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』だ!
効果はシンプルで召喚・特殊召喚の成功時にお互いは手札の枚数×300ポイントのダメージを受けるという強制効果だ」
「でも、②の効果があるわよ?」
「まだお見せできてません(考え中)楽しみに待っててくださいね!それじゃ、次回も」
「「ルールを守って楽しくデュエル!」」
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「クリスマス 雪降る中で」
てか、クリスマスデュエル書くから許してくれ……
「おや、雪だ……久しぶりに見たな……」
空から落ちてくる雪をいくつか手で掬うように取りながら嵯峨は笑う。
「なぁ、霊夢」
「……寒ーい」
霊夢は寒そうにいつもの巫女服の上にちゃんちゃんこを着て、こたつの中に潜っている。
「全く……寒いのには慣れないのは俺もだぜ。よっと、」
「ちょっと!?きゃっ///」
いきなり嵯峨は霊夢の隣に座り、こたつに潜って霊夢と肩を寄せ合う。
「……うん?どうした霊夢?顔が真っ赤だぞ?」
「あ、あああんたのせいよ!」
「お、おう……悪かった?よくわからんが熱いのならこたつから出ろよ」
「それはない(`・ω・´)」
「そ、そうか……」
嵯峨は何なんだと引き攣った笑みを浮かべながら、体が温まるのを感じていた。
「霊夢ー」
「何よー」
「ねむい」
「同意」
「……」
「はーい!魔理沙ちゃんだぜー!」
「「うるせえ!」」
急に空から箒に跨って来た魔理沙に怒りをぶつける。だが、睡魔が襲ってきているのであまり覇気が感じられず、そのため魔理沙は相変わらずヘラヘラしている。
「よ、マリサンタさんだぜ」
「その恰好からすればそうなのだろう……」
魔理沙はいつもの白黒の服ではなく、白と黒のサンタコスだ。あんま変わらないな。後、オルタかっていうツッコミは虚空の中に消えていった。
「今日は外の世界ではクリスマスってやつだぜ!プレゼントをくれてやるぜ!」
「おお」
「ただし、私にデュエルで勝てたらの話だけどな!」
「「プレゼントの内容は現金ですか?」」
「グイグイ来るね!じゃなくて、ストレートだなお前ら!」
「「何分、貧乏なんで」」
「う~ん、現金ではないんだけど凄く高価なものとは言っておくぜ!」
「「じゃんけんポイ!あいこでしょ!あいこでしょ!あいこでしょ!あいこでしょ!あいこでしょ!」」
「……ホント、元気な奴らだぜ」
マリサンタはやれやれとため息をはいた。
「よし、俺とデュエルだマリサンタ」
「メリークリスマス!だぜ!」
「「デュエル!」」
「先行はマリサンタさんが頂いちゃうんだぜ!フィールド魔法『聖夜』!」
フィールド魔法『聖夜』が発動すると同時に街が現れる。律儀なことに皆煙突がある。
「1ターンに1度、『聖夜』の効果で相手のライフポイントを1000回復させることができるんだぜ!」
「お、ありがたいな」
「マリサンタさんからのプレゼントなんだぜ」
嵯峨 LP8000→9000
「その後、私はデッキからカードを1枚ドローするんだぜ!」
チキンレースの逆版みたいな効果か……
「そしてモンスターをセットして、ターンエンドだぜ!」
セットモンスターDEF???
マリサンタ 手札4
・モンスターゾーン
セットモンスターDEF???
・魔法・罠ゾーン
なし
・フィールド魔法
『聖夜』
「私のターン!私は『ディスペアー・ソルジャー』を召喚!」
『ディスペアー・ソルジャー』ATK1600
「『ディスペアー・ソルジャー』の効果を発動!手札の『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』を墓地に送り、1枚ドロー!……う~ん、まぁいい。バトルだ!『ディスペアー・ソルジャー』でセットモンスターを攻撃!」
「セットモンスターは『赤鼻トナカイ』!守備力は驚愕の2500だぜ!」
「何だと!?くっ!」
嵯峨 LP9000→8100
「更にリバースした『赤鼻トナカイ』の効果を発動!手札を1枚捨て、デッキから『サンタ・クロース』を特殊召喚!」
『サンタ・クロース』ATK1200
もしかして、攻撃力1200で守備力2500か?分かりやすいな。
「カードを1枚伏せて、ターンエンドだ」
嵯峨 手札4
・モンスターゾーン
『ディスペアー・ソルジャー』
・魔法・罠ゾーン
伏せ1
「私のターン、ドローだぜ!『聖夜』の効果を発動!相手のライフを1000ポイント回復させる代わりに1枚ドロー!」
嵯峨 LP8100→9100
「よし、そろったぜ!『サンタ・クロース』に装備魔法『白いプレゼント袋』と『赤鼻トナカイ』に装備魔法『赤のソリ』を装備!どちらも装備モンスターの攻撃力と守備力を入れ替える能力を持っているぜ!」
「何!?」
『赤鼻トナカイ』ATK1200→2500
『サンタ・クロース』ATK1200→2500
「バトルだぜ!『赤鼻トナカイ』で『ディスペアー・ソルジャー』を攻撃!『笑いものの幸福』!」
「トラップカード『パワー・フレイム』発動!『ディスペアー・ソルジャー』よりも攻撃力が高いモンスターに攻撃された時、その攻撃を無効にしてこのカードを『ディスペアー・ソルジャー』に装備する!装備モンスターの攻撃力はさっきの相手モンスターと自身の攻撃力の差の数値分アップする!」
『ディスペアー・ソルジャー』ATK1600→2500
「でもバトルは終わったわけじゃないんだぜ!『サンタ・クロース』で『ディスペアー・ソルジャー』に攻撃!」
「攻撃力は同じだぜ……!?な、何故破壊されない!?」
「『サンタ・クロース』は『聖夜』がある限り、子供たちにプレゼントを与える役目がある以上、破壊されないんだぜ!」
「ああ、そういうことか!」
「納得してんじゃないの!」
霊夢からツッコミを入れられました。てへ
「カードを1枚伏せて、ターンエンドだぜ!」
マリサンタ 手札2
・モンスターゾーン
『赤鼻トナカイ』ATK2500
『サンタ・クロース』ATK2500
・魔法・罠ゾーン
『白いプレゼント袋』(装備:『サンタ・クロース』)
『赤いソリ』(装備:『赤鼻トナカイ』)
伏せ1
・フィールド魔法
『聖夜』
「私のターン!……手札から『ディスペアー・デメリット・コール』を発動!このターンに私が自身のカードの効果で受けるダメージは倍になる!そして、自身のカードの効果でダメージを受ける度にデッキからレベル4以下の『ディスペアー』モンスターを守備表示で特殊召喚する!」
嵯峨の発動した『ディスペアー・デメリット・コール』が消えた後にすぐさま新たなカードが挿し込まれる。
「そして『火炎地獄』を発動!相手は1000、自分は500ポイントのダメージを受ける効果だが、『ディスペアー・デメリット・コール』の効果でお互いは1000ポイントのダメージを受ける!」
「あっつ!」
マリサンタ LP8000→7000
嵯峨 LP9100→8100
「そして『ディスペアー・デメリット・コール』の効果でデッキから『ディスペアー・ハッカー』を特殊召喚!」
『ディスペアー・ハッカー』DEF0
「そして効果!魔理沙は300、私は600ポイントのダメージを受ける!」
マリサンタ LP7000→6700
嵯峨 LP8100→7500
「そして『ディスペアー・デメリット・コール』の効果で『ディスペアー・ナイト』を特殊召喚!」
『ディスペアー・ナイト』DEF0
「ここで私も『聖夜』の効果を発動!1枚ドロー!」
マリサンタ LP6700→7700
「来た!速攻魔法『Dスペア』!お互いが1000ポイント以上の効果ダメージを受けたターンに発動でき、デッキからレベル4・8の『ディスペアー』モンスターを1体ずつ手札に加えることができるぜ!私は『ディスペアー・クライマー』と『ディスペアー・ジャイアント』を手札に加え、『トレード・イン』を発動!『ディスペアー・ジャイアント』を墓地に送り、2枚ドローだ!こっちも準備は万全だ!魔法カード『テラ・フォーミング』!デッキからフィールド魔法を手札に加える!」
「そっちもフィールド魔法かぜ?」
「おうYo!私はフィールド魔法『チキンレース』を発動!こいつはライフを1000払うことで1枚ドローすることができる!」
嵯峨 LP7500→6500
「そして『死者転生』を発動!手札を1枚捨て、墓地の『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』を手札に加え、『融合』を発動!手札の『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』とフィールドの『ディスペアー・ハッカー』で融合!堕ちてこい!『ディスペアーアイズ・サッド・ドラゴン』!」
『ディスペアーアイズ・サッド・ドラゴン』ATK3000
「『サッド・ドラゴン』の効果発動!相手フィールドの特殊召喚されたモンスターの数×300ポイントこのカードの攻撃力をアップし、相手のフィールドのモンスターの攻撃力は、自分フィールドのエクストラデッキから特殊召喚されたモンスター1体につき、300ポイントダウンする!」
『ディスペアーアイズ・サッド・ドラゴン』ATK3000→3300
『赤鼻トナカイ』ATK2500→2200
『サンタ・クロース』ATK2500→2200
「バトル!『ディスペアーアイズ・サッド・ドラゴン』で『赤鼻トナカイ』を攻撃!『悲しみの連鎖 サッドバースト』!」
「『赤鼻トナカイ』は私のフィールドに『聖夜』が存在する限り、戦闘では破壊されない!」
「だがダメージは受けてもらう!」
「くっ!」
マリサンタ LP7700→6600
「これでターンエンドだ!」
嵯峨 手札0
・モンスターゾーン
『ディスペアーアイズ・サッド・ドラゴン』ATK3300
『ディスペアー・ナイト』DEF0
・魔法・罠ゾーン
なし
・フィールド魔法
『チキンレース』
「私のターン、ドローだぜ!まずは伏せていた罠カード『煙突内の悲劇』を発動!魔法カードの効果でライフポイントが回復する効果をこのターンの間だけダメージに変更することができるぜ!」
「何だと!?」
「と言う訳で嵯峨のフィールドの『チキンレース』の効果を発動!1000ポイントのライフを払い、『チキンレース』を破壊する!」
マリサンタ LP6600→5600
「そして『聖夜』の効果を発動!」
嵯峨 LP6500→5500
「ぐぅぅ!」
「そしてカードを1枚ドローするぜ!更に『聖なる夜景』を発動!このターンのみ、『サンタ・クロース』は直接攻撃することができる!」
「なんだと!?」
「バトルだぜ!『サンタ・クロース』でダイレクトアタック!」
「があっ!」
嵯峨 LP5500→3000
「そして『赤鼻トナカイ』で『ディスペアー・ナイト』を攻撃!そしてメインフェイズ2に入り、永続魔法『クリスマス・リース』を発動!自分のライフポイントする度に、このカードにクリスマスカウンターを1つ乗せて、このカードを墓地に送ることで乗っているカウンターの数だけ私はドローできるんだぜ!」
「強いな……」
「カードを1枚伏せて、ターンエンドだぜ!」
マリサンタ 手札1
・モンスターゾーン
『赤鼻トナカイ』ATK2500
『サンタ・クロース』ATK2500
・魔法・罠ゾーン
『白いプレゼント袋』(装備:『サンタ・クロース』)
『赤いソリ』(装備:『赤鼻トナカイ』)
『クリスマス・リース』
・フィールド魔法
『聖夜』
「くっ……私のターン、ドロー!『命削りの宝札』を発動。手札を3枚になるようにドローする……そしてこのターン、俺はモンスターを特殊召喚はできず、相手は全てのダメージが0になる。『堕天使ナース―レフィキュル』を通常召喚!」
『堕天使ナース―レフィキュル』ATK1700
「『レフィキュル』の効果は、相手のライフポイントが回復する効果をダメージに変更できる……!そして『聖夜』の効果を発動!」
「なるほど、回復をダメージに変更して、『リース』の効果を回避。そして『命削りの宝札』の効果でダメージはなくなる……つまり私に何のメリットも与えなくしてきたか……やるな嵯峨!」
「ドロー!……よし、カードを3枚伏せて、ターンエンドだ」
嵯峨 手札0
・モンスターゾーン
『ディスペアーアイズ・サッド・ドラゴン』ATK3000
『堕天使ナース―レフィキュル』ATK1700
・魔法・罠ゾーン
伏せ3
「私のターン、ドローだぜ!よっし、来たぁ!永続魔法『クリスマス・リース』を墓地に送り、永続魔法『クリスマス・ツリー』を発動するぜ!」
「まじか……やばそうだな……」
「『クリスマス・ツリー』が存在する限り、攻撃宣言する度に自分モンスターの攻撃力を100ポイントアップさせるぜ!更に『聖夜』を効果で破壊させない!」
「めんどくせえ!」
「バトルだぜ!『赤鼻トナカイ』で『レフィキュル』を攻撃!この時、『クリスマス・ツリー』の効果を発動!」
『赤鼻トナカイ』ATK2500→2600
『サンタ・クロース』ATK2500→2600
「トラップ発動!『魅惑の堕天使』!『堕天使』を墓地に送ることで相手モンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る!『サンタ・クロース』を対象!」
「なんだって!?」
『サンタ・クロース』コントローラーマリサンタ→嵯峨
「攻撃が巻き戻って、『赤鼻トナカイ』で『レフィキュル』を攻撃するぜ!この時、『クリスマス・ツリー』の効果が発動する!」
『赤鼻トナカイ』ATK2600→2700
「破壊されたか……」
「くっ、だが何もできないんだぜ……このままターンエンド」
「待った!リバースマジック『旗鼓堂々』!墓地の装備魔法を自分モンスターに装備できる!『サンタ・クロース』に『反目の従者』を装備!」
「そんなカードいつ……!?まさか、『死者転生』の時か……流石だぜ」
「ああ、このままエンドフェイズ時まで移行していいぜ。『魅惑の堕天使』の効果が終了して俺のフィールドの『サンタ・クロース』は魔理沙に渡る」
『サンタ・クロース』コントローラー嵯峨→マリサンタ
「そして『反目の従者』を装備したモンスターのコントロールが相手に移った時、そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを元々のコントローラーに与える!『サンタ・クロース』は装備魔法『白いプレゼント袋』の効果により、元々の攻撃力が2500となっている!よって、2500ポイントのダメージを受けろ!」
「いった~~!?」
マリサンタ LP5600→3100
「同じくエンドフェイズ時に『旗鼓堂々』の効果は終了して『反目の従者』は破壊されるぜ!」
マリサンタ 手札1
・モンスターゾーン
『サンタ・クロース』ATK2600
『赤鼻トナカイ』ATK2700
・魔法・罠ゾーン
『クリスマス・ツリー』
「私のターン、ドロー!これで終いにするぞ!トラップカード『ディスペアー・バーニング』!『ディスペアーアイズ・サッド・ドラゴン』の攻撃力を500ポイントアップさせて、デッキからカードを1枚ドローする!」
『ディスペアーアイズ・サッド・ドラゴン』ATK3000→3500
「いいカードだぜ!手札から『絶望の複撃』を発動。手札の『絶望』か『ディスペアー』魔法カードを墓地に送ることで、このターン、自分のモンスターは1度のバトルフェイズに2度の攻撃ができる。対象は『ディスペアーアイズ・サッド・ドラゴン』だ!」
「くっ!」
「墓地の『絶望の報復』の効果を発動!このカードをゲームから除外して、自分フィールドのエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターの攻撃力を800ポイントアップさせる!」
『ディスペアーアイズ・サッド・ドラゴン』ATK3500→4300
「さぁ、行くぞ!『ディスペアーアイズ・サッド・ドラゴン』で『サンタ・クロース』を攻撃!『悲しみの連鎖 サッド・バースト』!」
「『クリスマス・ツリー』の効果!私のフィールドのモンスターの攻撃力を100ポイントアップさせる!」
『サンタ・クロース』ATK2600→2700
『赤鼻トナカイ』ATK2700→2800
「そして『サンタ・クロース』はフィールド魔法『聖夜』がある限り、破壊されない!」
「だが、ダメージは受けてもらう!」
マリサンタ LP3100→1500
「『サッド・ドラゴン』でもう一度『サンタ・クロース』を攻撃!『セカンド・サッド・バースト』!」
「『クリスマス・ツリー』の効果……ッ!」
『サンタ・クロース』ATK2700→2800
『赤鼻トナカイ』ATK2800→2900
「くっ!攻撃力が足らないか……!きゃあああ!」
マリサンタ LP1500→0
WINNER 嵯峨
「いよっし!金くれ」
「言い方が野蛮だぜ!?それにお金じゃなくてプレゼントだぜ!?」
「プレゼント……魔理沙……嫌な予感しかないんだけど」
「あ、ああ……今、後悔し始めた」
「酷いんだぜ二人とも……プレゼントはちゃんとしているんだぜ……ほら、これ!」
魔理沙が取り出したのは小さなドームにクリスマスツリーが入っている、昔、絶の兄貴が小さい女の子にプレゼントしていたやつにそっくりだ。ただ、その奴よりも雪が多く振っている。
「へぇ……外の世界から流れ着いたのか。にしても壊れてなさそうだな」
「香霖が直してくれたんだぜ。ほら、これあげるぜ」
「ちょ、これ……売れるの?」
「売るなよ霊夢……」
「あはは……じゃあ、私はこれにて、メリークリスマス!」
魔理沙は箒に跨って飛び立ってしまった。
「……完全にハロウィンだな」
「ええ……これ、どうする?」
「……今のうちだけ飾っておこうぜ……それより、デュエルの熱も冷めて、寒くなってきた。こたつに入れさせてくれ」
「ま、また隣に来る気……?///」
「その方が温かいだろ?」
「……みかん持ってきましょ」
「お、いいね」
「あれ?みかんがない……」
「おいおい……買い忘れか?」
「そんなわけ……あ、まさか……あいつ……」
「いやー、本当に霊夢が買ってくるみかんは本当おいしいぜー♪」
クリぼっちでーすww(やけ)
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第1期
1.「ディスペアー」
遊戯王の小説が出来上がってしまっているではないでしょうか~
と、いうわけで投稿するっきゃないでしょ。不定期でな。ではでは~
ふむ……どういうことなのだろうか、これは?
紫色の長い髪を靡かせ、男は腕を組み、唸る。
「ここは『幻想郷』か?しかし……俺は転生……いや、その前に死んだのか?」
こういうのは転生したというお決まりのパターンなのだが、死んだという記憶など心当たりはない。
だが、男が今見ている光景に驚くこともなく、冷静に周りを観察する。自然が広がり、どこを見ても森ばかり。
ここが幻想郷だという確証は一向もないが、男は直感的にここが幻想郷だと感じたのだろう。仕方ないと男はため息をつきながら歩を進めようとする。すると、
「あ?何だこの袋……」
男は足元に黒い袋を見つけ、中身をあさる。出てきたのは……
「デュエルディスク!?それにこれは俺のデッキ……」
それは自作したデュエルディスクに自分が愛用したデッキ。それにもう一つ……自分が作ったカードも一緒に入っていた。
「プロキシのやつまで……ん!?これは……本物のカードになってる?一体どういう……」
そう言いかけた時、森の奥から同じ形のデュエルディスクを左腕につけた人が現れる。だが、その人からは生気の宿った瞳をしておらず、だらしなく口を開けっ放しにしている。
「GXのデュエルゾンビ!?」
前世の記憶を一気に引っ張って目の前のソレがどういうものなのかを一瞬で把握する。
あのゾンビのようなデュエリストはそのまんまデュエルゾンビと命名されており、デュエルだけを求めるという存在。
「デュエル~……デュエル~……」
「くっそ、やるしかないのか……」
ジャキンという音とともにデュエルディスクに内蔵されているモーメントが回転を始め、お互いのデッキが自動的にカットされる。
そして世界がデジタル化していく……これは遊戯王ゼアルのARビジョンというシステム。疑似世界でデュエルするというこれもデュエリストとして憧れた場所。男は内心の興奮を抑えきれずにいた。そして、口を大きく開き、高らかに宣言する。
「「デュエル!」」
男 LP8000
ゾンビLP8000
「俺のターン~」
先行をとったのはデュエルゾンビ(以後、ゾンビ)先行ドローはないので手札を1枚抜き取り、デュエルディスクに入れる。
「モンスターをセット~。カードを1枚伏せ、ターンエンド~」
ゾンビ 伏せモンスター×1
伏せカード×1
「私のターン!ドロー!」
勢いよくデュエルディスクのデッキの一番上のカードをドローする男。一人称が私に変わっていることにゾンビは何の反応も示さないが、デュエリストとしてのプライドだけは持ち合わせているようだ。真剣(?)なのかは見た目では分からないが、敵である男をしっかりと見ている。
「これだよ……こんなデュエルを望んでたんだ!やるからにはゾンビが相手だろうと手加減なく……あ!?」
手札を見た男は俄然とする。それも当然だろう……自分のデッキを自信満々でディスクの方にセッティングしたのはいいが、どうやらARビジョンでデュエルディスクを使って、デュエルできることに興奮しすぎてしまったようで、デッキの確認もせずにデュエルディスクに装着してしまっていたのだ。それから導き出される答えは一つ。
「(オリジナルカードの方のデッキだー!?)……だが、これでもデュエル出来るように調整はしてある……デメリットは意外ときついが、このデッキで戦ってやる!それに……」
男はドローしたカードを見る。そこには見れば禍々しさ故に恐れ慄く者さえ出てきそうな……それこそ、本当の
「私は手札から『ディスペアー・ソルジャー』を召喚!」
『ディスペアー・ソルジャー』ATK1600
現れた兵士からはゾンビのように生気を感じられず、目は白目をむいている。剣を持つ力も明らかに弱く、盾はもはや足元に落としている程だ。だが、男は何よりソリットビジョンで自分が作ったカードが出てきたことに嬉しくてたまらないらしい。
「そして効果発動だ!このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、手札の『ディスペアー』カードを1枚墓地に送ることで1ドローする!更に、ドローしたカードがレベル4以下の『ディスペアー』モンスターだった時、特殊召喚できる!ドロー!」
またもや勢いよくドローする。チラッと引いたカードを確認し、ニッと笑みを浮かべる。
「ドローしたカードは『ディスペアー・ナイト』!こいつはレベル4モンスターだから特殊召喚する!来い!
」
『ディスペアー・ナイト』ATK2000
次に現れたのは馬に跨った鉄の鎧を着た騎士。騎士の鎧はボロボロに朽ちており、所々には敵の攻撃であろう矢が刺さっていて、馬もソルジャーの時と同様に白目をむいており、だらしなく口を開け、舌を出している。
「そして墓地に送られた『ディスペアー・ハッカー』の効果!このカードを特殊召喚する!」
『ディスペアー・ハッカー』DEF0
現れたのはハッカー……見た目は廃人ネトゲオタクのそれと何ら変わりはないが、大量のパソコンを両手で捌くようにタイプしている姿はハッカーに見えなくもない。廃人ネトゲオタクの印象が凄すぎるからか、こいつに関してはソルジャーやナイトといった不気味さをある意味では感じられない。
「そしてナイトはお互いが効果ダメージを受けていないターン中は攻撃できない……が、ハッカーは特殊召喚に成功した場合、お互いに300ポイントのダメージを与える!ぐっ!」
男 LP8000→7700
ゾンビLP8000→7700
「たった300ポイントダメージを受けただけでこの衝撃……このスリル!いいねぇ……味を占めちまったじゃんかよぉ!」
テンションが上がりすぎてキャラが早速ブレブレになってきてしまっている男だが、デュエルは続く。
「バトルだ!『ディスペアー・ナイト』でセットモンスターを攻撃!」
ナイトは馬を走らせ、力が入っていない剣を振り下ろし、裏側で置かれているモンスターを破壊する。
だが、破壊されたのは……
『エレキトンボ』DEF100
「……っち。『エレキトンボ』か……」
「戦闘破壊されたので~……デッキから~……『エレキングコブラ』を特殊召喚~」
『エレキングコブラ』ATK1000
「サーチ効果付きのダイレクトアタックできるやつか……」
「更にトラップ発動~『雷の裁き』発動~。お前の『ディスペアー・ソルジャー』を破壊する~」
「何!?くそが……メインフェイズ2に入り、カードを1枚伏せて、私はターンエンドだ」
男 LP7700
手札3
ディスペアー・ナイト ATK2000
ディスペアー・ハッカーDEF0(ソルジャーの効果で攻撃力で0)
伏せカード1枚
ゾンビにターンが回る。
「ドロー~。俺は永続魔法『エレキュア』を発動し、バトル~『エレキングコブラ』でダイレクトアタック~」
「ぐぅぅ!」
永続魔法『エレキュア』の効果で雷族モンスターの攻撃で相手に戦闘ダメージを与えた時、その数値分ライフを回復するという効果あるので、ゾンビの上空から光が降り注ぎ、(傷はないが)回復していく。
男 LP7700→6700
ゾンビ LP7700→8700
「『エレキングコブラ』が~直接攻撃によってダメージを与えたので~デッキから『エレキ』モンスターである『エレキリギリス』を手札に加える~」
「……」
『エレキリギリス』は他の『エレキ』モンスターを攻撃対象と効果対象にさせないというトンデモ効果を持っているため、男は顔をしかめた。GXのデュエルゾンビなんだから切り込みロックしてればいいんだよ……と、
「メインフェイズ2で~魔法カード『ワン・フォー・ワン』を発動~。手札の『エレキツツキ』を捨て、デッキから『エレキリギリス』を特殊召喚~」
『エレキリギリス』DEF0
「!……早速か……」
「俺は『エレキリギリス』を通常召喚し~ターンエンド~」
ゾンビ LP7700
手札2
『エレキリギリス』DEF0
『エレキリギリス』ATK0
『エレキングコブラ』ATK1000
「私のターン!私は2体のモンスターをリリースし、『ディスペアー・ジャイアント』をアドバンス召喚!」
『ディスペアー・ジャイアント』ATK2800
地面を砕き、現れたのは上半身裸の巨人。巨人というだけはあって、とんでもない迫力だが、相変わらず棍棒を持っていたとしても握る力は弱く、息が荒い。そしてなによりこの不気味さは絶望を感じさせる。だが、対戦相手はゾンビ……そんなことは微塵も感じるわけがなく、ボーっとしている。
「そして『ディスペアー・ジャイアント』の効果!アドバンス召喚に成功した場合、リリースしたモンスター1体を特殊召喚できる。戻れ!『ディスペアー・ハッカー』!そしてハッカーの効果でお互いは300ポイントのダメージを与える!」
『ディスペアー・ハッカー』ATK800
男 LP6700→6400
ゾンビ LP8700→8400
「ダメージにはあらかた慣れた……私は魔法カード『綻びゆく絶望』を発動!お互いが効果ダメージを受けたターンのみ発動でき、私の場の『ディスペアー・ジャイアント』の攻撃力以下の相手モンスターを全滅させる!崩れろ!バトルだ!『ディスペアー・ハッカー』と『ディスペアー・ジャイアント』でダイレクトアタック!」
ゾンビ LP8400→7600→4800
「私はカードを2枚伏せ、ターン終了だ。」
男 LP6400
手札1
『ディスペアー・ハッカー』ATK800
『ディスペアー・ジャイアント』ATK2800
「俺のターン~1枚目の『エレキリン』を召喚~。」
『エレキリン』ATK1200
「そして~魔法カード『魔霧雨』を発動~。俺の『エレキリン』の~攻撃力以下の守備力を持つ~相手モンスターを~全て破壊する~」
ディスペアーモンスターの守備力は全員が0となっていて、『魔霧雨』によって全て破壊されてしまう。
だが、『魔霧雨』のデメリット効果としてこのターンはバトルフェイズが行えなくなってしまう。
「カードを1枚伏せてターンエンド~」
ゾンビ LP4800
手札1
『エレキリン』ATK1200
「私の……」
ドクンッ!胸が脈打つ……この瞬間をずっと待ち望んでいた……自分でも引くぐらい楽しんでいる……
「ターンッ!」
カードを引く。ただ引くだけで風が吹くほどの勢いである。
「私は2枚の伏せカード『強欲な贈り物』を発動。相手はデッキからカードを2枚ドローする。」
明らかにデメリットでしかないカードを発動した男はククッと笑う。
「私は魔法カード『絶望への道標』を発動。墓地の『ディスペアー』カードを任意の枚数除外して、除外した枚数、デッキからカードを墓地に送ることができる。私が除外するのは『ディスペアー・ソルジャー』1枚……よってデッキから1枚墓地に送る……フッ……墓地に送られたのは通常魔法の『混同する絶望』だ。そして墓地の『ディスペアー・ジャイアント』の効果発動!このカードを除外して墓地のレベル4『ディスペアー』モンスターを攻撃力を0にして、攻撃表示で特殊召喚する。甦れ!『ディスペアー・ハッカー』、『ディスペアー・ナイト』!そして『ディスペアー・ハッカー』の効果でお互いに300ポイントのダメージを受ける。」
『ディスペアー・ナイト』ATK→2000→0
『ディスペアー・ハッカー』ATK800→0
男 LP6400→6100
ゾンビ LP4800→4500
「そして私は……2体のモンスターをリリース!這い上がれ……絶望の
『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』ATK3000
地面に亀裂が生じ、地獄のような暗い奈落の底から這い上がって来たソレは竜の形をしているが、あくまでも空想上の生き物なのでどのような姿かはわからないが、この眼に睨まれたゾンビは感情を失ってさえも恐怖の表情を浮かべている。そう絶望を感じているのだ。
「『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』の効果発動!召喚に成功した場合、お互いは自身の手札の枚数×300ポイントのダメージを与える!『ディスペアー・ハウリング』」
「チェ―ン~カウンター罠『エレキャンセル』発動~。手札の『エレキツツキ』を墓地に送り~相手モンスターの召喚を無効にし~破壊する~」
「チェーンだ。カウンター罠『魔宮の賄賂』発動。相手の魔法・罠を無効にして破壊し、相手は1ドローする」
チェーンが逆処理で解決するので『魔宮の賄賂』で『エレキャンセル』が破壊され、ゾンビは1枚ドローする。そして『エレキャンセル』の効果が無効化されているので、『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』の召喚は無効化されず、そのまま効果が発動する。ただ、男は手札が0枚なのでダメージはない。
ゾンビ LP4500→3000
「そして私は墓地から魔法カード『混同する絶望』を発動!このカードを除外し、お互いは自身の墓地のカードの枚数×100ポイントのダメージを受け、この効果を使用した後にモンスターを特殊召喚する度に相手に200ポイントのダメージを与える」
ゾンビ LP3000→2100
「バトルだ!『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』で『エレキリン』を攻撃!『ディスペアーバースト』!」
ゾンビ LP2100→300
「……こいつで終わりだ!墓地から魔法カード『絶望の道標』の効果発動!自分フィールドの『ディスペアー』モンスター1体の攻撃力の半分のダメージを与え、その後、その『ディスペアー』モンスターの攻撃力を0にする!」
ゾンビ LP300→0
ライフが0になった瞬間にゾンビが倒れて、ARビジョンが終了する。ソリットビジョンで現れた『ディスペアーアイズ』を眺めながらデュエルディスクが元に戻る。
「ふぅ……久しぶりにデュエルモードになったな……」
デュエルモードというのはこの男だと1人称が俺から私になるようなことである。言わば、中二病モードである。男は倒れているゾンビを見る。倒れている姿だけを見ると、隈があるだけでただの人間と一緒だ。
まあ、元々は人間なのだが……
「こいつがいるってことは『ユベル』もいるのか?」
男はその可能性があることを懸念する。『ユベル』というのはモンスターの精霊でGXの主人公である子供時代の『遊城 十代』の相棒でヤンデレ。アニメでもTFでも酷かった。そいつとデュエルで負けたデュエリストがゾンビとなり、ゾンビに負けたら、負けた奴もゾンビにというバイオみたいな方法で人間をデュエルゾンビへと変えていった。でも『ユベル』は十代に諭され、一緒にいるはずなのに今更こんなことするわけもないだろう……
男は少しの間、考えるが……ふと、木の根元に寝かせているゾンビを見る。デュエルゾンビを元の人間に戻すには主犯を倒さなければいけないという凄い分かりやすい方法でしか、直すことができない。でなければ永遠にデュエルを求めるゾンビのままである。
「ん?……ククッ……あはは……か~~んた~~ん!」
男はゾンビのデュエルディスクからデッキを抜き取る。デッキがないのならデュエル出来ないというシンプルな考えだったのだが、男は妙に喜んでその場から立ち去る。外の世界にいた時もアンティなんて日常的にやっていた男からすれば正当防衛と称して、大量のカードが手に入ることに喜びを感じているのだ。
「さてと……幻想郷にデュエルゾンビ……つまり異変ってことだな。ということは『博麗 霊夢』が流石に動いているか……なら行くべき場所はただ1つ」
目的地を決めた男は森の中を歩き始めた。
どうだったろうか?
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2.「勘違いから」
2週間ぶりっすね。
まだまだ不定期です。
「はぁ……やっと、森を抜けられた……」
男は先ほどから数分経ってからやっとこさ森を抜けることができた。全くと言っていいほど目印になるものがないので本当に抜けられたのかは考えずにここまで来た。
「目の前に広がる光景が知っている場所であってほしい……頼むぅ!」
最後の言葉だけ声が高く、間抜けに聞こえるが、それほど男にとって大変だということである。恐る恐る眼を開ける。
「……よっし!『博麗神社』だ!」
男が今見ているボロボロな神社……それが博麗神社……それは幻想郷にある2つの神社の内の1つ。
男が一番幻想郷で行きたかった場所でもある。男はガッツポーズをする。
ここならゾンビも来ないだろうという考えもあった。
「それに『博麗 霊夢』がいるだろうし……」
博麗霊夢というのは博麗神社の巫女をやっている者で、主に幻想郷に仇をなす、『異変』を解決することを内容に活動している。彼女ならさっきのデュエルゾンビが生まれているこの異変に立ち向かっているのだろう。
「見つけたわ!」
「ん?」
話をすれば何とやら……神社の裏手から現れたのは腋出しの巫女服を着た女……件の博麗 霊夢だ。左腕には東方では見慣れないデュエルディスクが装着されている。どうやらこの世界では随分と浸透しているようでなんだか嬉しい。霊夢の言葉から察するに何故か男のことを知っているようだ。不思議には思うがそれならば都合がよいと男が自己紹介しようと霊夢の方に近づこうとすると……
「何匹も何匹もしつこいゾンビ共ね!」
「…………は?」
どうやら霊夢は男のことを知っているわけではなく、デュエルゾンビだと勘違いしてしまっているようだ。
いやいや、これは軽率だ。俺も霊夢も……霊夢の場合はデュエルゾンビたちとたくさん戦ってきているのにも関わらず、ゾンビ共の特徴を全然理解できていない。俺がデュエルしたゾンビの場合だと、目は白目を向いていたし、顔色もかなり悪かった。俺の場合はデュエルゾンビがたくさんいるという予想を立てた癖に、東方キャラ(主に霊夢)に
勘違いされそうな同じタイプのデュエルディスクを簡単に付けていることだ。この点はついデュエリストとしての癖がっていう言い訳も通用しなさそうだ。
「はぁ……博麗 霊夢。俺はゾンビじゃな」
「嘘つくのも大概にしなさい!あんたみたいに同情を誘うタイプのゾンビもいるのよ!」
前言撤回、そんなタイプのゾンビもいんのかよ……
「めんど~……くっそ、こうなればいっそのことデュエルで分からせてやる」
流石デュエル脳。全ての揉め事はデュエルで決めるというこの理……悪くない。
「「デュエル!」」
男 LP8000 手札5
霊夢 LP8000 手札5
「先行は私が貰おう……私のターン!」
「一人称が変わるタイプでもあったのね……」
あんのかよ……
「私は『ディスペアー・ストーカー』を召喚」
『ディスペアー・ストーカー』ATK2000
現れたのは包丁を持って怪しい笑みを浮かべながら霊夢を覗く様に見てくる黒の長髪の女。ストーカーという存在自体が怪しいのに服から出てくる黒い霧が更にその不気味さを深めていっている。
「『ディスペアー』?見たことないカードね……」
だって俺が作ったカードだもん。
「私はカードを2枚伏せ、ターンエンド」
男 手札2
『ディスペアー・ストーカー』ATK2000
伏せ2
「私のターン、ドロー!」
さあ、霊夢のターンだ。一体全体何デッキなんだ?霊夢っていうキャラを考えると……色々と当てはまりそうそうだな。ま、見ればいいか……
「私は手札から『沼地の魔神王』を捨て、効果を発動するわ。デッキから『融合』を手札に加える」
うむ。敵ながらいいスタートだな。さて、何が出てくる?
「私はフィールド魔法の『竜の渓谷』を発動」
『竜の渓谷』?というとドラゴンデッキか?いや、エレキデッキとかあったし、案外『ドラグ二ティ』だったり……
「そして『竜の渓谷』の効果発動!手札の『伝説の白石』を捨て、デッキからドラゴン族モンスター『エクリプス・ワイバーン』を墓地に送る!」
はい。まだ分からんね。『ブルーアイズ』も厄介だが、『エクリプス・ワイバーン』もまた面倒な……だが、絶対にこれだけは言う。『ドラグ二ティ』デッキではないです。
「墓地に送られた『伝説の白石』と『エクリプス・ワイバーン』の効果が発動!まず、『伝説の白石』の効果で『
ふむふむ……いい動きだね。多分、霊夢の手札に『アレ』か『アレ』がある……
「更に私は『正義の味方 カイバーマン』を召喚!」
『正義の味方 カイバ―マン』ATK200
はい、確実にブルーアイズデッキです。こんなの普通のカオドラにあんなの入ってねえもん。
「『カイバーマン』の効果!このカードをリリースし、手札から『青眼の白竜』を特殊召喚する!来なさい!『ブルーアイズ』!」
『青眼の白竜』ATK3000
「バトルよ!『ブルーアイズ』で『ディスペアー・ストーカー』を攻撃!
『滅びの
「ぐっ……!」
男 LP8000→7000
「……破壊された『ディスペアー・ストーカー』の効果発動!このカードを戦闘破壊した相手モンスターを破壊する」
「何ですって!?」
ストーカーの怨念がブルーアイズにまとわりつき、苦しみの声をあげさせて破壊する。
「『ブルーアイズ』!くっ……!メインフェイズ2でカードを1枚伏せ、ターンエンドよ!」
霊夢 手札2
伏せ1
フィールド『竜の渓谷』
「私のターン!私は『ディスペアー・ソルジャー』を召喚し、効果発動!手札の『ディスペアー』モンスターを墓地に送り、デッキからカードを1枚ドローする。そしてドローしたカードがレベル4『ディスペアー』モンスターならば、攻撃力を0にして、特殊召喚する。手札の『ディスペアー・ハッカー』を墓地に送り、ドロー……引いたカードはレベル4『ディスペアー・チャレンジャー』!特殊召喚する!」
『ディスペアー・チャレンジャー』ATK1200→0
現れたのは額に『挑戦心』と書いてある鉢巻きを巻いている割には全くやる気や覇気が感じられない矛盾めいた男。それが寧ろ不気味さを漂わせている……のかもしれない。
「『ディスペアー・ハッカー』が手札から墓地に送られた場合、特殊召喚する!そして、特殊召喚に成功した時、お互いに300ポイントのダメージを受ける」
「くっ!その程度のダメージなら……」
男 LP7000→6700
霊夢 LP8000→7700
「永続魔法『連動する絶望』を発動。自分フィールドに『ディスペアー』モンスターが2体上いる時、デッキ・墓地からレベル8の『ディスペアー』モンスターを手札に加える。」
これで手札に加えるのは勿論、私の切り札!
「私は『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』を手札に!そして、第2の効果発動!自分フィールドのレベル4の『ディスペアー』モンスター……『ディスペアー・ソルジャー』とこのカードを墓地に送り、このターン、私は通常召喚権に加え、更に1度アドバンス召喚を行う!」
「何ですって!?」
「私は2体のモンスターをリリースし、来たれ、絶望をその身に移し、人々を震撼させよ!
『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』をアドバンス召喚!」
『ガルルアアアアァァァ!!』
現れた絶望を眼に移したその竜はけたたましい咆哮とともに、地面を裂いて現れる。霊夢もその強大な敵を見て、敵の強さを再確認する。
「こいつがあんたのエースモンスターね!」
『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』ATK3000
「私の『ブルーアイズ』と同じ攻撃力……」
「『ディスペアーアイズ』の効果発動……召喚・特殊召喚に成功した時、お互いは自身の手札の枚数×300ポイントのダメージを受ける……『ディスペアー・ハウリング』!」
「しまった!私の手札は2枚だけどあいつの手札は0!」
霊夢 LP7700→7100
「バトル……『ディスペアーアイズ』でダイレクトアタック!『ディスペアーバースト』!」
霊夢 LP7100→4100
「くっ!でもやられっぱは性に合わないわ!トラップ発動!『ダメージ・コンデンサー』!手札を1枚捨て、受けた戦闘ダメージ以下のモンスターをデッキから特殊召喚するわ!来なさい『青眼の白竜』!そして捨てた『伝説の白石』の効果でデッキから3枚目の『青眼の白竜』を手札に加える」
……流石に3積みか……
「ターンエンド」
男 手札0
『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』ATK3000
伏せ2枚
「私のターン!私は魔法カード『トレード・イン』発動!手札のレベル8モンスターの『ブルーアイズ』を墓地に送り、2枚ドロー!そして私は手札の『沼地の魔神王』を捨て、デッキから『融合』を手札に加えるわ。そして速攻魔法『銀龍の轟砲』発動!墓地の通常モンスター『ブルーアイズ』を特殊召喚!
そして2体の『ブルーアイズ』を墓地に送り、融合!」
ゲッ……
「神すら破壊する獰猛なるドラゴン達よ!今2つの魂が1つとなりて真の姿へと生まれ変わらん!融合召喚!降臨せよ!
『
『
超面倒なやつ来たー……
「バトルよ!『ブルーアイズ・ツインバースト』で『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』を攻撃!
『破滅の
本来は同じ攻撃力なので双方が破壊されるはずなのだが、ツインバ―ストは戦闘では破壊されない効果を持っている。
もし、今『ディスペアーアイズ』の攻撃力が3000よりも強くなっても、ツインバーストの第3の効果で除外されてしまう。ここは甘んじて喰らうしかない……
「『ディスペアーアイズ』が……」
「私はこれでターンエンドよ!」
霊夢 手札0
『青眼の双爆裂龍』ATK3000
「私のターン……チィ……」
悔しいが何もできん。敵討ちができない……すまん『ディスペアーアイズ』
「私はこれでターンエンド」
男 手札1
伏せ2
『連動する絶望』
「……私のターン、ドロー!(何もしてこない…?伏せカードで何かしてくる気かしら?でも『奈落』や『神宣』でもないようだし……もしその可能性があったとしても……)臆さず行くわ!」
「!」
「私は永続トラップ『竜魂の城』を発動!墓地の『エクリプス・ワイバーン』を除外して『青眼の双爆裂龍』の攻撃力を700ポイントアップさせる!」
『青眼の双爆裂龍』ATK3000→3700
「そして除外された『エクリプス・ワイバーン』の効果で除外されていた『レッドアイズ・ダークネスメタル・ドラゴン』を手札に加え、私は墓地の『伝説の白石』を除外して、『暗黒竜 コラプサーベント』を特殊召喚!そしてこいつを除外して『レッドアイズ・ダークネスメタル・ドラゴン』を特殊召喚!」
『ガアアア!!』
『レッドアイズ・ダークネスメタル・ドラゴン』ATK2800
出た。ドラゴンを呼ぶドラゴン
「『レダメ』の効果で墓地の『ブルーアイズ』を特殊召喚して、バトルよ!私は『青眼の双爆裂龍』でダイレクトアタック!『滅びの双爆裂疾風弾』!」
男 LP6700→3000
「続けて『レダメ』でダイレクトアタック!」
「永続トラップ『リビングデッドの呼び声』発動!私は墓地の『ディスペアーアイズ』を特殊召喚して、特殊召喚時効果を発動!『ディスペアー・ハウリング』!」
男 LP3000→2700
霊夢 LP4100→3800
「またそのドラゴンね……『レダメ』の攻撃を中断して、『青眼の双爆裂龍』はモンスターに2回攻撃できるから『ディスペアーアイズ』を攻撃!」
「……!」
男 LP2700→2000
「『ブルーアイズ』でダイレクトアタック!『滅びの爆裂疾風弾』!」
「私は墓地の『ディスペアー・ハッカー』の効果を発動!このカードを除外し、攻撃を無効にする!」
「墓地からモンスター効果ですって!?しぶといわね……私はこれでターンエンドよ!」
霊夢 手札0
『青眼の双爆裂龍』ATK3700→3000
『レッドアイズ・ダークネスメタル・ドラゴン』ATK2800
『竜魂の城』表側表示
「私のターンッ!」
男はデッキトップのカードに力を込めて引く。相手のフィールドには戦闘破壊されない攻撃力3000の『青眼の双爆裂龍』と無限にドラゴンを蘇らせる『レダメ』が存在する。突破するには……
「ドローォッッ!!」
「……!何か……来る!」
「……私は墓地の『ディスペアー・ソルジャー』の効果発動!」
「また墓地からモンスター効果!」
「このカードを除外し、デッキから『ディスペアー』カードである『ディスペアー・ジャイアント』を墓地に送り、お互いに500ポイントの効果ダメージを与える」
男 LP2000→1500
霊夢 LP3800→3300
「そして魔法カード『成金ゴブリン』を発動、相手は1000ポイントライフを回復して、私は1枚ドローする」
「え、いいの?」
「そういう効果だから」
「あ、じゃあ」
霊夢 LP3300→4300
今、普通に会話したから完全に男がゾンビではないことが分かっているはずなのに霊夢は淡々と男のプレイを見ている。前々からデュエリストとしての血が強きデュエリストを求めていたのだろう。男はこの異変にかまけてお互いの了承もなしにアンティを始めたが、霊夢も相手がゾンビだからという理由で好き勝手にデュエルをしていたのだろう。霊夢は自分ですら気づいていたなかった。フッ……と口元が若干上がっていたことを……
「そして永続魔法『連動する絶望』の効果で墓地の『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』を手札に!」
「!」
「そして
『キシャアア!!』
『ディスペアーアイズ・コア・ドラゴン』ATK0
現れたのは『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』の雛にも見える小さい竜。これほど小さくなると『ディスペアー』モンスター特有の禍々しさというかグロさも緩和されている。
「そして私は装備魔法『戦慄する絶望』を『ディスペアーアイズ・コア・ドラゴン』に装備!」
「一体何が起きるの!?」
ワクワクが止まらない。俺も霊夢も……
「『ディスペアーアイズ・コア・ドラゴン』の効果発動!1ターンに1度、自分フィールドの『ディスペアー』モンスターの攻撃力の合計よりも高い攻撃力を持つモンスターが相手フィールド上に存在する時、そのモンスターを破壊する!私のフィールドの『ディスペアー』モンスターの攻撃力の合計は0……よって、私は『青眼の双爆裂龍』を破壊する!『ミニチュア・ハウリング』!」
『キャアアン!』
小柄の黒き龍がか弱い咆哮を起こすと、何の奇跡か『青眼の双爆裂龍』が有無を言わずに壊れていく。
「『青眼の双爆裂龍』が……!」
「そして装備魔法『戦慄する絶望』の効果!装備モンスターの効果で装備モンスターよりも攻撃力が高いモンスターを破壊した時、
そのモンスターの攻撃力の半分のダメージを与え、その数値分の攻撃力をアップする!」
「くっ!」
霊夢 LP4300→2800
『ディスペアーアイズ・コア・ドラゴン』ATK0→1500
「そして私が引いた最強カード……速攻魔法『ビッグ・リターン』を発動!『1ターンに1度』しか発動できないカード効果をもう一度発動できる!」
「何ですって!?」
「私のフィールドの『ディスペアー』モンスターの総合攻撃力は1500……だが、『レッドアイズ・ダークネスメタル・ドラゴン』の攻撃力は2800!よって発動条件は満たしている!やれ!『ディスペアーアイズ・コア・ドラゴン』!『ミニチュア・ハウリング』!」
『キャアアン!』
「そして装備魔法『戦慄する絶望』の効果で『レッドアイズ・ダークネスメタル・ドラゴン』の攻撃力の半分……1400ポイントのダメージを与え、『ディスペアーアイズ・コア・ドラゴン』の攻撃力を1400ポイントアップさせる!」
霊夢 LP2800→1400
『ディスペアーアイズ・コア・ドラゴン』ATK1500→2900
「嘘……さっきまで攻撃力が0だったのに……」
「バトル!『ディスペアーアイズ・コア・ドラゴン』でダイレクトアタック!『ミニチュア・バースト』!」
「キャアアアア!」
霊夢 LP1100→0
「ふう……強いのね、あんたゾンビだなんて言いがかり言っちゃってごめんなさいね」
「流石に分かっていたか……俺は『
「ええ、よろしく。またいつかデュエルしましょう」
「ああ望むとこ」
「おーい!霊夢ー!」
遠くから霊夢を呼ぶ声が聞こえる。霊夢はその声の主を知っているのか、はぁ……とため息をついて霊夢は嵯峨に話す。
「また『魔理沙』の奴だわ……嵯峨悪いけど、ウチに上がってて頂戴」
「おう分かった」
『霧雨 魔理沙』……魔法使いか……じゃあ、一体何デッキなんだろうな~。あー戦いたいな~。
そんなふうに嵯峨は考えながら博麗神社へと向かって歩いて行った。
どうだ。霊夢はまさかのブルーアイズデッキなんだよ。でもほらアークファイブだとヒロイン取り敢えず融合やってるから……(ブルーアイズの本領はシンクロだけど)
注:うp主はつい最近まで嵯峨天皇という存在を知りませんでした。
3/27:友人から嵯峨のライフ計算が間違っているとのご指摘を受けて訂正しました
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3.「妙な争い」
2週間ぶりだね。
「ちょっと魔理沙!また落ち葉が舞ったじゃない!さっき掃除したばかりなのに!」
外で霊夢が、白黒をベースとした魔法使いの服を着た少女……魔理沙と呼ばれる少女に向かって怒鳴り散らす。それに対し魔理沙はうるさそうに耳を塞ぎ、
「あーあー、聞ーこーえーなーいー」
わざとらしく聞こえない宣言をする。馬鹿馬鹿しいことをしている魔理沙に対し、霊夢は怒りを顕わにし、
ゴッッ!
「痛ッ~~~~~!!!」
魔理沙は霊夢に殴られた頭を抱えて、転げまわる。クスクスとついつい笑ってしまう。
その声に気づいたのか、魔理沙はむぅ……とほっぺたを膨らませていじける。超見てて面白い。
「くっそー!霊夢、拳骨は痛いんだぜ!」
「うっさいわねー」
「なぁ!?うっさいとか言うんじゃないぜ!友人の家に行ってみたら、男連れ込んでた私の身にもなってみるんだぜ!」
「は、はぁ!?お、男連れ込んでるって変な言い方すんじゃないわよ!」
「連れ込んでるったら連れ込んでたんだぜ!」
「へ、減らず口を……こうなったら魔理沙!デュエルよ!あんたをデュエルでぼっこぼっこにしてやるわ!」
「ふん!いいぜ!今日『も』霊夢にぎゃふんと言わせてやるぜ!」
「今日『も』じゃないわ!今日『こそ』でしょ!それにそれを言うのはあんたよ!」
急過ぎて俺も困るわ。
「「デュエル!!」」
霊夢 LP8000 手札5
魔理沙 LP8000 手札5
「私が先行よ!私は魔法『増援』を発動。デッキからレベル4以下の戦士族モンスター『正義の味方 カイバーマン』を手札に加える。そして魔法『調和の宝札』を発動!手札の攻撃力1000以下のドラゴン族チューナー『伝説の白石』を墓地に送り、2枚ドローする!」
おーおー、パナいことすんな霊夢さん。
「そして墓地に送られた『伝説の白石』の効果でデッキから『青眼の白龍』を手札に!そして『正義の味方 カイバーマン』を召喚!」
『正義の味方 カイバーマン』ATK200
「『カイバーマン』の効果で自身をリリースし、手札から『青眼の白龍』を特殊召喚!」
『青眼の白龍』ATK3000
「そして私はカードを1枚伏せて、ターンエンドよ!」
霊夢 手札3
『青眼の白龍』
伏せ1
初っ端『ブルーアイズ』は基本だな。流石は霊夢だ。
「いっくぜー!私のターン、ドロー!へへっ!いいカードを引いたぜ!私は魔法『黒魔術のカーテン』を発動!ライフを半分払い、デッキから『ブラック・マジシャン』を特殊召喚するんだぜ!来い!黒き魔導師よ!」
魔理沙 LP8000→4000
『ブラック・マジシャン』ATK2500
霊夢が『ブルーアイズ』デッキだったからまさかとは思ったが、魔理沙はやっぱり『ブラック・マジシャン』を主軸とした魔法使い族デッキか……面白い。見どころのあるデュエルになりそうだな。
「そして装備魔法『魔術の呪文書』を『ブラック・マジシャン』に装備!攻撃力が700ポイントアップするぜ!」
『ブラック・マジシャン』ATK2500→3200
「『ブルーアイズ』の攻撃力を上回った!?」
「バトルだぜ!私は『ブラック・マジシャン』で『青眼の白龍』に攻撃!『
「そう簡単にはいかないわ!私は永続トラップ『デプス・アミュレット』を発動!手札を1枚捨て、攻撃を無効にする!私は『青き眼の巫女』を捨てる」
巫女繋がりだからってとんでもないのを捨てるな……
「くっそー。防がれたか……私はカードを1枚伏せて、ターンエンドだぜ!」
魔理沙 手札3
『ブラック・マジシャン』ATK3200
『魔術の呪文書』(ブラック・マジシャン装備)
伏せ1
「私のターン!」
さて、超強い巫女様が墓地にいるけど、これやるよな?多分手札にあのカードがあるな……霊夢のことだし……
「私は墓地の『青き眼の巫女』の効果発動!フィールドの『ブルーアイズ』をデッキに戻し、このカードを特殊召喚する!」
『青き眼の巫女』DEF0
「そして『青き眼の乙女』を通常召喚」
『青き眼の乙女』ATK0
やっば。
「そして装備魔法『ワンダー・ワンド』を『青き眼の巫女』に装備するために『対象に取る』わ。そして攻撃力が500ポイントアップ」
守備表示の巫女の攻撃力を上げるために装備したわけじゃない。
「速攻魔法『ドロー・マッスル』を発動!守備表示の『青き眼の巫女』を『対象』にとり、1ドロー。そしてこのターン『巫女』は戦闘破壊されない。そしてカード効果の『対象』になった時、『青き眼の巫女』の効果発動!このカード以外の私のフィールドの効果モンスター『青き眼の乙女』を『対象』に『乙女』を墓地に送り、デッキから『ブルーアイズ』モンスターを2種類持ってくるわ」
「ほうほう」
「で、更に『対象』にとられた『青き眼の乙女』の効果を発動するわ」
「へ?」
「デッキ・手札・墓地から『青眼の白龍』を特殊召喚するわ」
「あ、え?」
いきなりのことに魔理沙には理解できなかったようだ。確かに意味は分からんが……
「チェーンは逆処理だから『青き眼の乙女』の効果でデッキから『青眼の白龍』を特殊召喚し……」
『青眼の白竜』ATK3000
「そして『青き眼の巫女』の効果で『青き眼の乙女』を墓地に送り、デッキから『青眼の白龍』と『
お?ついにあいつが来るのか?
「神すら滅ぼす穢れ無き龍達よ…今万物全てを破壊し尽くし、新たなる世界を築き上げよ!融合召喚!現れ出でよ!『
『
「へっ!強そうなドラゴンだが、このカードの前では何の意味もないぜ!私はトラップカード『黒魔族復活の棺』を発動するぜ!相手モンスターが召喚・特殊召喚に成功した時、そのモンスターと私のフィールドの『ブラック・マジシャン』を墓地に送り、デッキ・墓地から魔法使い族モンスターを特殊召喚するぜ!」
「そうはさせないわ!速攻魔法『融合解除』!」
すげえ……まるでGXだな……
「『青眼の究極竜』をエクストラデッキに戻して、墓地の『青眼の白龍』3体を特殊召喚するわ!」
『青眼の白龍』ATK3000
『青眼の白龍』ATK3000
『青眼の白龍』ATK3000
「上手く躱されちまったぜ!でも攻撃力が足りないぜ!」
「あっそ。魔法『融合』発動」
「え、ええぇぇぇ!?」
なぁにこれぇ?
「もう一回融合召喚!『青眼の究極竜』!」
『青眼の究極竜』ATK4500
「そして『青眼の究極竜』をリリースして『
『青眼の光龍』ATK3000→4500
「バトルよ!『青眼の光龍』で『ブラック・マジシャン』を攻撃!『滅びの
「ぐぅぅ!」
魔理沙 LP4000→2000
「うお!?破壊された『魔術の呪文書』の効果で1000ポイントライフを回復するぜ!」
魔理沙 LP2000→3000
「私は魔法『マジック・プランター』で『永続トラップ『デプス・アミュレット』を墓地に送って2枚ドロー!カードを1枚伏せて、私はこれでターンエンドよ!」
霊夢 手札1
『青眼の光竜』ATK4500
伏せ1
「私のターン、ドローだぜ!くっ……この手しかないか……!私は速攻魔法『クリボーを呼ぶ笛』を発動!デッキから『クリボー』か『ハネクリボー』を特殊召喚するか、手札に加えられる!私はデッキから『クリボー』を特殊召喚!」
おろ?どういうことだ?クリボーは手札から捨てることで発動する効果だから、手札に加えるべきだと思うが……
「そして『クリボー』をリリースし、『ブラック・マジシャン・ガール』をアドバンス召喚するぜ!」
『ブラック・マジシャン・ガール』ATK2000→2300
『ブラック・マジシャン・ガール』は墓地の『ブラック・マジシャン』の数×300ポイント攻撃力が上昇する。
「そして魔法『賢者の宝石』を発動!私のフィールドに『ブラック・マジシャン・ガール』が存在する時、デッキから『ブラック・マジシャン』を特殊召喚するぜ!」
『ブラック・マジシャン』ATK2500
「そして魔法『
「くっ!」
「そしてバトルだ!『ブラック・マジシャン』でダイレクトアタック!『
「……トラップ『チェンジ・デステニー』の効果で攻撃を無効にして……無効にされたモンスターの攻撃力分、私にダメージを与えるか、自分が回復するか宣言しなさい」
「私は回復を宣言する!『チェンジ・デステニー』で『ブラック・マジシャン』の攻撃を無効にしても……これは防げないぜ!やっちまえ!『ブラック・マジシャン・ガール』!『
霊夢 LP8000→5700
魔理沙 LP3000→4250
「どうだぁ!これでターンエンド!」
魔理沙 手札1
『ブラック・マジシャン』 ATK2500
『ブラック・マジシャン・ガール』ATK2300
「私のターン……」
ん?霊夢の雰囲気がなんだか変わった……?
「私は魔法『テイク・オーバー
『青眼の究極竜』ATK4500
お、おい……これで『青眼の究極竜』3回目の登場だぞ……
「そして魔法『ソウル・チャージ』を発動……墓地のモンスターを任意の数特殊召喚して、この効果で特殊召喚したモンスターの数×1000ポイントのライフを失う。私は『青眼の白龍』3体を特殊召喚」
『青眼の白竜』ATK3000
『青眼の白竜』ATK3000
『青眼の白竜』ATK3000
霊夢 LP5700→2700
「3000ライフも失ってこの光景は凄すぎるぜ……」
「ただし、この効果を発動するターン、私は攻撃できない」
「それじゃ……私のターンかな?」
「墓地の魔法『シャッフル・リボーン』の効果発動……私のフィールドのカードをデッキに戻して、1枚ドローする。私は『青眼の究極龍』を戻して、1ドロー」
『シャッフル・リボーン』は『テイク・オーバー5』の時に墓地に送られてたのか……
しかし、これはかなりの賭けじゃないか?一番攻撃力の高い『青眼の究極竜』を1体失っても確かに『青眼の双爆裂龍』が出てくるが、魔理沙の手札に『
「私が引いたカードは魔法『滅びの
引きやがった……!!
「このカードは私のフィールドに『青眼の白龍』が存在する時、発動できる!相手フィールドのモンスターを全て破壊するわ!」
「なっ!うわっ……!」
「ただし、この効果を発動するターン、『青眼の白龍』は攻撃できない!」
もうバトルフェイズが行えない状況でこれは凄い。
「私はこれでターンエンドよ!さあ、どこからでもかかってらっしゃい!」
霊夢 手札1
『青眼の白竜』ATK3000
『青眼の白龍』ATK3000
『青眼の白龍』ATK3000
「私のターンッッ!!ドローー!!」
さあさあ、何引いたんだ?
「私も魔法カード『テイク・オーバー5』で、デッキからカードを5枚墓地に送るぜ!魔法『貪欲な壺』発動だぜ!墓地の『ブラック・マジシャン』2枚と『ブラック・マジシャン・ガール』『クリボー』『バスターブレイダー』の5枚をデッキに戻し、2枚ドロー!よっしゃあ!私は『ガガガシスター』を召喚するぜ!」
『ガガガシスター』ATK200
『ガガガ』も入っているのか……まあ、普通か……
「『ガガガシスター』の召喚時効果を発動!デッキから『ガガガ』魔法・罠カードを手札に加える!私は『ガガガリベンジ』を手札に加え、発動!墓地の『ガガガ』モンスターの『ガガガマジシャン』を特殊召喚してこのカードを装備する!」
『ガガガマジシャン』ATK1500
「そして『ガガガマジシャン』の効果!レベル1~8までの好きなレベルに変更できる!私は2を選択して、『ガガガシスター』の効果も発動!このカード以外の『ガガガ』モンスターのレベルとこのカードのレベルの合計のレベルにお互いを変更する!これで『ガガガマジシャン』と『ガガガシスター』はレベル4になるぜ!私はレベル4の『ガガガマジシャン』と『ガガガシスター』でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!」
魔理沙のフィールドのモンスターが、黒い光になったかと思えば、突如として現れた銀河のような渦に入り、爆発する程の衝撃が発生する……
「エクシーズ召喚!来い!『ガガガガンマン』!そして墓地に送られた装備魔法『ガガガリベンジ』の効果で私のフィールドの全てのXモンスターの攻撃力は300ポイントアップするぜ!」
『ガガガガンマン』ATK1500→1800
「「バトルだぜ!『ガガガガンマン』で攻撃力が下がった『青眼の白龍』を攻撃!
そして『ガガガガンマン』の効果を発動だ!このカードの
『青眼の白龍』ATK3000→2500
『ガガガガンマン』ATK1800→2800
霊夢 LP2700→2400
「私はカードを1枚伏せ、これでターンエンドだぜ」
『ガガガガンマン』ATK2800→1800
魔理沙 手札0
『ガガガガンマン』ATK1800
伏せ1
「私のターンよ!ドロー!ふっ……遂にこのカードを見せる時が来たわね……」
「まさか……!」
「今回はあんたの負けよ。このカードが登場するのだからね!……私は墓地の『レベル・スティーラー』の効果を発動!私のフィールドのレベル4以上のモンスター『青眼の白龍』のレベルを1下げることでこのカードを特殊召喚するわ!」
『青眼の白龍』☆8→7
『レベル・スティーラー』DEF0
「そして私は3体のモンスターをリリース」
3体リリース!?おいおいおい。まさか『ブルーアイズ』でそれってことは答えは一つしかないじゃないか……!
「降臨せよ!破壊の神!『オベリスクの巨神兵』!!!」
『オベリスクの巨神兵』ATK4000
「あちゃー……これは……」
「バトルよ!このカードはカードの対象にならない!よってあんたの『ドレインシールド』の効果は使えないわよ!」
「ばれてた」
『ドレインシールド』か、『黒魔術のカーテン』でライフが減るから入れたんだろうね。というか相手が『ブルーアイズ』だから入れたんだろうな。
「『オベリスクの巨神兵』で『ガガガガンマン』に攻撃!『ゴッドハンドクラッシャー』!」
魔理沙 LP4250→2050
「ターンエンドよ」
霊夢 手札1
『オベリスクの巨神兵』ATK4000
「私のターン!墓地の『テイク・オーバー5』とデッキの同名カードを除外して1ドロー!そして相手のフィールドにしかモンスターが存在しないとき、このカードは自身のレベル4として召喚できる!『ガガガヘッド』!」
『ガガガヘッド』ATK2100
「そして墓地の『ガガガ』モンスター2体を特殊召喚するぜ!甦れ!『ガガガマジシャン』!『ガガガシスター』!」
『ガガガマジシャン』ATK1500
『ガガガシスター』ATK200
「そしてまた『ガガガマジシャン』の効果でレベルを2にして『ガガガシスター』の効果で『ガガガマジシャン』と『ガガガシスター』のレベルを4にする!そしてレベル4モンスター3体でオーバーレイ!3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!ランク4『アルケミック・マジシャン』!」
『アルケミック・マジシャン』DEF1500
「X素材になった『ガガガヘッド』の効果!1ドローするぜ!そしてエンドフェイズ時まで入るぜ!ここで『アルケミック・マジシャン』の効果!このカードのORUを1つ取り除き、手札を1枚捨てて、デッキから魔法カードを1枚伏せるぜ!」
魔理沙 手札1
『アルケミック・マジシャン』DEF1500
伏せ1
「私のターン!このままバトルよ!『オベリスクの巨神兵』で『アルケミック・マジシャン』を攻撃!『ゴッドハンドクラッシャー』!これでターンエンド」
霊夢 手札2
『オベリスクの巨神兵』ATK4000
「私のターン、ドロー!私は伏せていたカード『ガガガドロー』を発動するぜ!墓地の『ガガガ』モンスター3体を除外して2枚ドローする!そして速攻魔法『異次元からの埋葬』で今除外したモンスターたちを墓地に戻すぜ……そして相手にのみモンスターが存在するので『ガガガヘッド』をレベル4にして通常召喚して、効果発動!墓地の『ガガガマジシャン』と『ガガガヘッド』を特殊召喚するぜ!」
『ガガガヘッド』ATK2100
『ガガガヘッド』ATK2100
『ガガガマジシャン』ATK1500
「そして『ガガガマジシャン』の効果でレベルを6にして3体のモンスターでオーバーレイ!3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!ランク6『妖精騎士 イングナル』!」
『妖精騎士 イングナル』ATK2200
「そして『妖精騎士 イングナル』と2体の『ガガガヘッド』の効果発動!2枚ドローして、『イングナル』のORUを2つ取り除き、このカード以外のお互いのフィールドのカードを全て手札に戻す!そしてバトルだぜ!『イングナル』でダイレクトアタック!」
霊夢 LP2400→200
「へへっ!霊夢、悪いがこの勝負私の勝ちのようだぜ!」
「そうはいかないわよ!」
「私はカードを1枚伏せてターンエンドだぜ」
魔理沙 手札3
『妖精騎士 イングナル』ATK2200
伏せ1
「私のターン!私は『手札抹殺』を発動するわ!お互いに手札全て捨て、捨てた枚数ドローする」
「私は3枚捨て、3枚ドローするぜ」
「私は1枚だけだから1枚ドローするわ」
捨てたカード
霊夢→エクリプス・ワイバーン
魔理沙→ガガガガール、ガガガクラーク、
「そして墓地に送られた『エクリプス・ワイバーン』の効果でデッキから『ダーク・アームド・ドラゴン』を除外!そして私は墓地の闇属性『レベル・スティーラー』と光属性『エクリプス・ワイバーン』を除外して『ライトパルサー・ドラゴン』を特殊召喚!」
『ライトパルサー・ドラゴン』ATK2500
「除外された『エクリプス・ワイバーン』の効果で『ダーク・アームド・ドラゴン』を手札に加え、墓地の闇属性のモンスターが3体だけなので特殊召喚!」
『ダーク・アームド・ドラゴン』ATK2800
「そして『ダムド』の効果発動!墓地の闇属性モンスター『終末の騎士』を除外して、『妖精騎士 イングナル』を破壊!(そして伏せは『イングナル』で戻した『ドレインシールド』!)私は『ダムド』の効果で墓地の『霊廟の守護者』を除外して伏せカードを破壊する!」
「ならチェーンだ!『威嚇する咆哮』を発動するぜ!このターン、バトルフェイズは行えないぜ!」
「『ドレインシールド』じゃなかった……!くっ!私はこれでターンエンド」
霊夢 手札1
『ライトパルサー・ドラゴン』ATK2500
『ダーク・アームド・ドラゴン』ATK2800
「私のターン、ドロー!私は『ガガガシスター』を召喚して、効果でデッキから『ガガガリベンジ』を手札に!そして発動!『ガガガマジシャン』を特殊召喚してこのカードを装備!」
『ガガガシスター』ATK200
『ガガガマジシャン』ATK1500
「『ガガガシスター』の効果で『ガガガマジシャン』と『ガガガシスター』のレベルを6にする!そしてレベル6モンスター2体でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!ランク6『風紀宮司 ノリト』!そして装備魔法『ガガガリベンジ』の効果で私のXモンスターの攻撃力は300ポイントアップする!」
『風紀宮司 ノリト』ATK2700→3000
「私は『ノリト』で『ダムド』で攻撃!」
「私は墓地の『超電磁タートル』の効果!このカードを除外してバトルフェイズを終了させるわ!」
「凌いだか……私はカードを1枚伏せてターンエンド!」
魔理沙 手札3
『風紀宮司 ノリト』ATK3000
伏せ1
「私のターン!」
伏せは確実に『ドレインシールド』だな。ダムドの効果がまだ1回使うことができるから、俺なら……やはり手札次第になってしまうかな……
「……私は『ダムド』の効果で墓地の『レダメ』を除外して、『風紀宮司 ノリト』を破壊!」
つまりこのターン決着はつかないか……?いや、待てよ……まじか?
「私は装備魔法『光の導き』を発動!」
「し、知らないカードだぜ!?」
「そりゃそうよ。今日手に入れたカードだもの。さぁて……私の墓地に『ブルーアイズ』モンスターが3体以上いる時、そのうちの1体を特殊召喚するわ!来なさい!『青眼の白龍』!そしてこのカードを装備して効果が無効になる……いらない効果だけれどね……そしてこのターン、装備モンスターしか攻撃できないけれど墓地の『ブルーアイズ』の数だけ攻撃できる!私の墓地には2体!バトル!行きなさい『ブルーアイズ』!『滅びの爆裂疾風弾』二レンダァ!」
「くっ!一撃目はトラップ『ドレインシールド』で無効にして無効にしたモンスターの攻撃力分ライフを回復するぜ!」
魔理沙 LP2050→5050
「2撃目は受けるぜ!」
魔理沙 LP5050→2050
「う、受けきったぜ……だけど『ドレインシールド』の効果で回復した分が一気になくなったぜ……」
「何を勘違いしてるのかしら?」
「ひょ?」
「私のバトルフェイズはまだ終了してないわ!私は速攻魔法『サイクロン』を発動する!これで『光の導き』を破壊!装備モンスターは除外されるわ」
「な、何の意味があるんだぜ?」
「言ったでしょ。『光の導き』を装備したモンスターしか攻撃できないって」
「そ、そうだぜ……」
「『このターン』って書いてないでしょ。つまりこの他のモンスターは攻撃できないって効果は『光の導き』が存在する限りなのよ。だから『光の導き』が破壊されたことにより、その制約はなくなる……!」
「……なんだそれええぇぇ!?」
「バトルは続行しているのよ!私は『ダムド』でダイレクトアタック!」
魔理沙 LP2050→0
「……………ぎゃふん」
私が今好きなカードはギアギアだ。かわいい。
取り敢えずわけわかんない動きするテーマは好き。ギアギアは可愛いからどんな動きをしても許す(*'ω'*)
そして今回思ったこと:『ブルーアイズ』でも『青眼の白龍』は龍なのに『青眼の究極竜』は竜というところが弱くなっている気がする
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4.「決闘異変」
モンキー?ああ、それは大丈夫(なんでやねん)
霊夢は魔理沙に勝って、上機嫌のまま俺にお茶をくれた。魔理沙は拗ねているものの、良いデュエルだったからか、少し口が緩んでいる。さっきのデュエルについて霊夢と話していた俺はふと、あることを思い出す。
「そういえば霊夢……異変ってどうなっているんだ?」
「え、え?あ、いや……ちゃ、ちゃんと解決に向かって……」
「はっきり言ってやってないぜ」
「ちょ、魔理沙!」
「外来人の嵯峨を騙そうたってきっとばれるんだから真実を言うべきなんだぜ」
「霊夢でも解決できないほどなのか?」
異変解決のプロとか言ってたのに……
と嵯峨が少し霊夢への評価が少し下がったところで慌てて霊夢が言論する。
「そういう問題じゃないのよ!」
「そういう問題とは?」
「……異変の黒幕がいるの」
「うん……うん?じゃあそいつを倒しておしまいだろ?」
「そうはいかないから霊夢でも解決できていないんだぜ」
「ほぉ……その心は?」
「黒幕を倒したら次の黒幕が現れるの」
「しかもそれの繰り返しなんで、困ってるんだぜ」
黒幕倒したら次の黒幕。凄いクソゲーだな。無限ループですか、悔しいでしょうね~
っていうか、霊夢のあの怒り具合的には何回もしてやられてんだろうな。
「……恐らく……私の勘だけど私が倒した黒幕っていうのは「真の黒幕が用意した変わり身ということ」そう……そういうって紫!?」
ワァオ……いきなり俺の頭上の空間に亀裂が生じたかと思うと金髪の紫色のドレスを着た女性が現れた。八雲 紫……幻想郷の作った者で賢者とか呼ばれている。彼女の能力により、スキマと呼ばれる特別な空間に彼女はいる。
「紫さんとやら……俺の頭に自分の頭乗せないでくれません?」
「あら?『美少女』がこんなに近くにいるのに萌え展開にも反応してくれないの?」
「質問を質問で返さないでください。まぁ、貴女が『美女』であることは否定したつもりはありませんが……」
「まあ、嬉しい。なら嵯峨、これからは私のことを紫お姉さんって呼んでもいいわよ」
「じゃあ、紫さん」
ズコッと紫が
「さ、嵯峨はデュエルだけでなく、私に容赦ないわね」
「悪いんですけど、俺の姉は一人だけなので……」
「あ、そういえばそうね」
「『そういえばそう』……?紫さんは俺の姉貴を知っているのか?」
「いいえ。でも、貴方の兄なら知っているわ。霊夢も魔理沙も知っているでしょう?あの絶という男のことを……」
「!」
「ねぇ……霊夢、魔理沙」
突然話を振られる霊夢と魔理沙。だが、誰のことか鮮明に覚えているからか、すぅーと記憶の引き出しから引っ張り出せるようで次々と口に出す。
「確かにいたわね。異変の時に黒幕の近くにいて、勘違いでデュエルした」
流石に言うぞ?霊夢……学べ。
「そうそう!そんで霊夢がライフを1ポイントも削れずに負けたんだよな!」
へらへらととんでもない事実を述べる魔理沙にカチンときた霊夢はお茶を一旦啜ってから、あざ笑うようにこう言う。
「あら?そういう魔理沙こそ、デッキトップのカードだけで負けてたわよね?」
「うぐ……」
「二人にももうデュエルをしたのか『兄貴』は……」
「そうよ。私ともね……」
紫も懐かしむように語る。嵯峨にはそれが悔しそうにも見えた。恐らく負けたのだろう……だが、負けて悔しいのは当然だ。紫のソレには若干の頬の緩みがあった。負けてでも楽しかったことの表れである。
「紫さん……兄貴は今、どこに……?」
「彼は……一昨日、新しい黒幕が登場したのを皮切りに姿を眩ませたわ。貴方のことを心配していたわ。急な環境変化についてこれるのかなんて……まるで貴方が
「何?俺を幻想郷に来させたのは紫さんじゃないのか?」
今の言い方だと紫さんが俺を幻想入りさせたのではないということになる。兄貴の勘は100%と言っていいほどよく当たるからそこはいいんだが……となると、俺はいつ、どこで、誰によって幻想入りさせられたんだ?俺の住んでいる家は別に富士の樹海が近いわけでもないのだが……
「ええ、私ではないわ。そうね……原因はやはり彼かしら?」
「兄貴か……兄貴なら確かにやりかねないが……」
「そんなことできるのかしら?」
「どうなんだぜ、紫?」
「う~ん」
「いや、兄貴ならできる!すげえんだぜ兄貴は!デュエルも強いし、俺の揺ぎ無い憧れの存在なんだ!」
「ふ~ん……あ、そういえば……ねぇ、紫。今日ここに来たってことはまた黒幕が現れたの?」
「ええ。そうなるわ」
「どうせ偽物なんだろ?倒してもまた現れるのが関の山だぜ」
「とはいえ、俺は見たことないからな……そういう意味でも黒幕に会ってみたい」
「フフフ……なら決まりね、場所は『妖怪の山』よ」
「妖怪の山とかそんないいから、俺の移動方法を教えてくれ」
「そうね。すっかり忘れてたわ……貴方以外は空を飛べるからね。なら今回は出血大サービスよ。私のスキマを使っていいわ」
「「(出血大サービス……?)」」
霊夢と魔理沙が首をかしげているが、嵯峨は紫にありがとうと感謝の気持ちを述べる。
そして俺たちの目的地である妖怪の山……そこは天狗やら河童やら
そんなワクワクした気持ちを抑えながら俺はスキマに入った。
また絶がいんのかよ
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5.「幻想郷最速の」
スキマが開き、次に現れた光景は森の奥地と連想させる自然に包まれた場所。
鳥の囀る声が聞こえ、ザーザーと少しばかり遠くの方から滝から落ちる水の音が聞こえる。
(昔、兄貴と一緒に探検しに行った所に似ているな……)
嵯峨は昔のことを懐かしみながら、周りを見る。
霊夢と魔理沙が周囲を警戒しながら進んでいる。
しかし、霊夢の場合、ただデュエリストを求めているようにも見えてしまう。
戦闘狂だからだろうか……とはいえ、紫さんがここに俺たちを進ませたということはこの近くに異変の黒幕がいるということだ。気を付けるに越したことはない。
嵯峨も注意深く辺りを見回すと視界の中で何かが高速で通り過ぎる。
慌ててその通り過ぎたモノを追うように目を動かすが、どこにも見当たらない……
「後ろですよ……」
嵯峨が話しかけられて、後ろを振り向くとそこには……
「射命丸 文か……」
「そうです。清く正しい射命丸 文です。……所で貴方は?霊夢さんと魔理沙さんと一緒にいるということは敵ではないようですが……」
「う~ん。そうだな。俺は峰城 嵯峨。通りすがりの
「
「ああ、友人の頼みは断れない性格なんだ」
後、ついでドSだ。
「……なら、これで貴方の実力を測らせてもらいます」
そう言って文はデュエルディスクを展開する。一応嵯峨も構えるが、
「何故だ?俺とお前では戦う理由がない」
「いえ、私が黒幕の居場所を知っています」
「!」
「ですが……その黒幕は……」
そう言って文は俯く。察しのいい嵯峨は頷き、文の言いたかったことを先に言う。
「つまり黒幕がお前の友人だから怪我をさせないと……」
「……はい」
「甘ったれんじゃねえぇ!」
「っ!?」
嵯峨の怒鳴った声にビクッと身を震わす文。何だ何だと霊夢と魔理沙が戻ってくる。
文が涙目になっていて、嵯峨が怒っている。この状況から迷探偵の魔理沙はピコン!遊戯王的にはカンコンッ!?と来る。
「ははーん。そういうことかぜ。また文がやらかしたんだな」
『また』?当事者である嵯峨と文は首をかしげながら魔理沙の方を向く。魔理沙は得意げに話を進める。
「どうせ、文が外来人で幻想郷に関して無知である嵯峨に自分の新聞をとることを進めたんだ。紫からは聞いたことがあるけど、最近、外の世界ではそういうふうに言って金を騙し取る『詐欺』っていうのが流行っていて、嵯峨は……えっと……つまり、そういうことだな!?」
つまりどういうことなのだろうか……まぁ、詐欺の説明は間違っていなかったし、文も
文side
一体どこをどう見たらそうなるんですか?と魔理沙さんに言いたいんですが、しかし、私も身に覚えが無いということはありません。ありませんが……この状況下で新聞の勧誘する程、私も馬鹿じゃありませんよぉ(泣)前にも霊夢さんに言ったかもしれませんが、今の私は普段の新聞売りの射命丸 文ではなく、妖怪の山に住まう天狗の一人である射命丸 文なんです。そして……今の黒幕の友人でもある……
「私は……」
この三人と戦わなければいけない……霊夢さんと魔理沙さんに真実を……私が異変の黒幕がどこにいるのかをデュエルで教えるべきなのだ……
文は自分の口から嵯峨に言ったことを霊夢と魔理沙にも伝えようと口を開いた……
その時、
「いやはや、中々の
「おっ?」
「正解!」
「ふふん!」
「え?」
嵯峨が文の言葉を遮った。
「不届き者にはデュエルで制裁してやる!さあ!デュ(↑)エル(↓)だぁ!」
「えぇっ!?デュ、デュエル!」
嵯峨はよく意味の分からない理由をこじつけにデュエルディスクを展開する。それにつられ、文もデュエルディスクを起動させる。
「先行は私が頂く!私のターン!」
嵯峨 LP8000
文 LP8000
「私は永続魔法『絶望の天秤』を発動!」
嵯峨が一枚のカードを発動した時、絶の横に黒い怪しい天秤が現れる。
「このカードはお互いが効果ダメージを受けた時、このカードに『ディスペアーカウンター』を1つ乗せる。カウンター1つにつき、相手が受ける効果ダメージを100下げて、私が受ける効果ダメージを100上げる」
「デメリットしかないカード……」
何かあると文は身構える。
「そして永続魔法『自虐する絶望』を発動。このカードが存在する限り、私が自分のカードの効果でダメージを受けた時、その数値分、私のフィールドのモンスター1体の攻撃力に加えることができる。そして永続魔法『黒蛇病』を発動して、自分フィールドに永続魔法が3枚以上存在する時、手札から『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』を特殊召喚!」
『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』ATK1900
「そしてカードを1枚伏せ、ターンエンド」
嵯峨 手札0
『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』ATK1900
『絶望の天秤』
『自虐する絶望』
『黒蛇病』
伏せ1
「私のターンです!私は永続魔法『黒い旋風』を発動します!そして『BF―隠れ蓑のスチーム』を通常召喚!」
『BF―隠れ蓑のスチーム』ATK800
「そして『黒い旋風』の効果、通常召喚したBFの攻撃力未満のBFをデッキから手札に加えます!私は『BF―天狗風のヒレン』を手札に!そして速攻魔法『スワローズ・ネスト』を発動!フィールドの『スチーム』をリリースし、同じレベルの鳥獣族モンスターをデッキから特殊召喚します!来なさい!『BF-上弦のピナーカ』を特殊召喚!」
『BF―上弦のピナーカ』ATK1400
「そしてフィールドを離れた『隠れ蓑のスチーム』の効果!レベル1の『スチーム・トークン』を特殊召喚!」
『スチーム・トークン』ATK0
「そして魔法『ワン・フォー・ワン』を発動!手札の『天狗風のヒレン』を墓地に送り、デッキから『BF―蒼天のジェット』を特殊召喚!」
『BF―蒼天のジェット』ATK100
「そして私はレベル1の『蒼天のジェット』とレベル1の『スチーム・トークン』にレベル3の『上弦のピナーカ』でチューニング!」
『ピナーカ』が3つの緑の輪となって『ジェット』と『トークン』を包み、光を放つ。
「煌めく星よ、今、我が手に勝利の風を吹き起こせ!シンクロ召喚!レベル5『BF―煌星のグラム』!」
『BF―煌星のグラム』ATK2200
「『グラム』がシンクロ召喚に成功した時、手札のレベル4以下のチューナー以外のモンスターを特殊召喚します!来なさい『BF―精鋭のゼピュロス』を特殊召喚!」
『BF―精鋭のゼピュロス』ATK1600
「そしてバトルです!私は『煌星のグラム』で『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』を攻撃!」
「くっ!」
嵯峨 LP8000→7700
「続けて『ゼピュロス』でダイレクトアタックします!」
嵯峨 LP7700→6100
「私はカードを1枚伏せ、これでエンドですが、エンドフェイズにフィールドから墓地に送られた『BF―上弦のピナーカ』の効果でデッキから『BF―極北のブリザード』を手札に加えます。これで本当にターンエンドです」
文 手札1
『BF―煌星のグラム』ATK2200
『BF―精鋭のゼピュロス』ATK1600
『黒い旋風』
伏せ1
「私のターン、スタンバイフェイズに墓地の『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』の効果発動!私のフィールドの永続魔法『自虐する絶望』を墓地に送り、『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』を墓地より特殊召喚する!甦れ!」
『バッド・エンド・クイーンド・ラゴン』ATK1900
「そして墓地に送られた『自虐する絶望』は1ターンに1度、墓地のこのカードを発動する」
「何ですって!?」
そう、これは無限ループ!
「そしてスタンバイフェイズはまだ終わらない!『黒蛇病』の効果!お互いは200ポイントのダメージを受ける」
嵯峨 LP6100→5900
文 LP8000→7800
「そして『絶望の天秤』の効果と『自虐する絶望』の効果で『天秤』に『ディスペアーカウンター』を1つ乗せ、『バッド・エンド』の攻撃力を200ポイントアップする」
『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』ATK1900→2100
「だけど、まだ『グラム』の方が攻撃力は上です!」
「それはどうかな?」
お決まりの言葉を言っておこう。
「私は魔法カード『望みを裁ちし者の夢』を発動。私の場のモンスターが1体のみの時、そのモンスターはこのターン、戦闘では破壊されない。バトルだ!『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』で『BF―煌星のグラム』に攻撃!『トラジェディ・ストリーム』!」
「攻撃力は低いままなのに!?」
「この瞬間『望みを裁ちし者の夢』の更なる効果が発動する!そのモンスターが攻撃する時1度だけお互いは300ポイントのダメージを受ける。そして自分モンスターが自分よりも攻撃力の高い相手モンスターに攻撃した場合、相手モンスターにもう一度攻撃できる!」
「また効果ダメージ……!」
「そして『絶望の天秤』にカウンターが1つ乗っているのでお前が受けるダメージは100下がり、私が受けるダメージは100上がる」
嵯峨 LP5900→5500
文 LP7800→7600
「そして『絶望の天秤』にまた『ディスペアーカウンター』が1つ乗り、『自虐する絶望』の効果で私が受けた効果ダメージの数値400ポイント分『バッド・エンド』の攻撃力をアップさせる!」
『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』ATK2100→2500
「つ、強い……!」
文が驚くのも無理はない……俺もこんなに回るとは思っていなかったからな……
文 LP7600→7300
「相手に戦闘ダメージを与えた時、『バッド・エンド』の効果発動!相手は自身の手札を1枚選んで墓地に送り、私は1枚ドローする」
「『ブリザード』が……」
「まだ『バッド・エンド』は『望みを裁ちし者の夢』の効果でもう一度、モンスターに攻撃できる……いけ!『バッド・エンド』!『BF―精鋭のゼピュロス』に攻撃!」
文 LP7300→6400
「『バッド・エンド』の効果は相手の手札が0だと発動できない……ターンエンドだ」
嵯峨 手札1
『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』
『絶望の天秤』ディスペアーカウンター×2
『自虐する絶望』
『黒蛇病』
伏せ1
「私の……ターーン!」
文から凄まじい闘気を感じる。BF強いし、やばそうだな……
「引きました!相手フィールドにのみ、モンスターが存在するので『BF―暁のシロッコ』はリリース無しで召喚できます!」
『BF―暁のシロッコ』ATK2000
「そして『黒い旋風』の効果で攻撃力2000未満の『BF』をデッキから手札に加えます『BF―白夜のグラディウス』を手札に加え、自分フィールドの『BF』が1体のみの時、このカードは特殊召喚できます!」
『BF-白夜のグラディウス』DEF1500
「そして墓地の『BF―隠れ蓑のスチーム』の効果を発動します!デュエル中に1度のみ、自分フィールドの『BF―暁のシロッコ』をリリースしてこのカードを特殊召喚します!」
『BF-隠れ蓑のスチーム』DEF1200
「レベル3『BF―白夜のグラディウス』にレベル3『BF―隠れ蓑のスチーム』をチューニング!自由に羽ばたく鳥よ、今星の影をその翼に映し、勝利の風を我が元に!シンクロ召喚!来たれ!レベル6『BF―星影のノートゥング』!」
『BF―星影のノートゥング』ATK2400
「『ノートゥング』が特殊召喚に成功した場合、相手に800ポイントのダメージを与えます」
「確かそれは……」
「はい。強制効果なんです」
「いいだろう……『絶望の天秤』の効果で200ポイントダメージがアップするので、1000のダメージを与える」
嵯峨 LP5500→4500
「『その後』!」
あ……タイミング逃すんだっけ……まあ、『自虐する絶望』は『自分のカード効果』じゃないとパワーアップできないからな……
「『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』の攻撃力を800ポイントダウンさせます!」
『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』ATK2500→1700
「そしてリバースカード『ダーク・バースト』を発動!攻撃力1500以下の闇属性モンスター『BF―極北のブリザード』を手札に加えます。そして『BF―星影のノートゥング』の効果でもう1度『BF』を通常召喚できます。なので『BF―極北のブリザード』を通常召喚」
『BF―極北のブリザード』ATK1300
「『黒い旋風』の効果で攻撃力1300未満の『BF』をデッキから手札に加えます。『BF―砂塵のハルマッタン』を手札に……更に『ブリザード』の効果!召喚に成功した時、墓地のレベル4以下の『BF』を守備表示で特殊召喚します!もう一度来なさい!『BF―精鋭のゼピュロス』!」
『BF―精鋭のゼピュロス』DEF1000
「そしてフィールドに『BF』が存在する時、このカードを特殊召喚します!」
『BF―砂塵のハルマッタン』DEF800
「このカードが特殊召喚に成功した時、『BF―精鋭のゼピュロス』のレベル分、このカードのレベルをアップさせます!」
『BF―砂塵のハルマッタン』レベル2→6
「レベル6になった『砂塵のハルマッタン』にレベル2の『極北のブリザード』をチューニング!」
あ……一番ヤベェのが来るな、これは……ちょっと調子に乗りすぎたか?
「黒き風が痛みを吹き飛ばし、勝利へと続くその姿!我が元に飛翔せよ!シンクロ召喚!吹き荒れろ!『ブラックフェザー・ドラゴン』!」
『ブラックフェザー・ドラゴン』ATK2800
「バトルです!『BF―星影のノートゥング』で『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』に攻撃!」
「……トラップ発動!『絶望の裁定』!自分フィールドのモンスターが攻撃対象になった時、、お互いが300ポイントのダメージを受ける!」
「ですが!『ブラックフェザー・ドラゴン』の効果により、効果ダメージを受ける代わり、このカードに『黒羽カウンター』を乗せる!『ブラックフェザー・ドラゴン』の攻撃力は『黒羽カウンター』1つにつき、700ポイント下がります!」
『ブラックフェザー・ドラゴン』ATK2800→2100
「くっ!どちらかが効果ダメージを受けなければ、この効果ダメージは発生しない……よって、私もダメージは受けない」
「つまり『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』の攻撃力は上がりません!」
嵯峨 LP4500→3800
「行け!『ブラックフェザー・ドラゴン』!ダイレクトアタック!『ノーブルストーム』!」
「ぐ……!!」
嵯峨 LP3800→1700
「私はこれでターンエンドです」
文 手札0
『BF―星影のノートゥング』ATK2400
『ブラックフェザー・ドラゴン』ATK2100(黒羽カウンター×1)
『黒い旋風』
たった4ターンでこれか…文TUEE。まだこのデュエルは終わりません。黒幕もまだですよ~
そして使いたかったから使った『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』
そして文はレッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラントを出せてた。
ブリザードを召喚、ピナーカを釣って、旋風でハルマッタンをサーチand特殊召喚。ハルマッタン効果でピナーカのレベル分自分のレベルを上げてたら、
チューナー2体+チューナー以外のモンスター1体以上
出さねぇよ?ww
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6.「荒れ狂う旋風」
嵯峨 手札1
『絶望の天秤』(ディスペアーカウンター×2)
『自虐する絶望』
『黒蛇病』
文 手札0
『BF―星影のノートゥング』ATK2400
『ブラックフェザー・ドラゴン』ATK2100(黒羽カウンター×1)
『黒い旋風』
「私のターン……スタンバイフェイズに『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』の効果で『自虐する絶望』を墓地に送って特殊召喚!」
『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』ATK1900
「そして墓地に送られた『自虐する絶望』の効果で墓地からこのカードを発動する!そして『黒蛇病』の効果で200ポイントのダメージの倍の400ポイントのダメージを与える!」
「ですが、『ブラックフェザー・ドラゴン』の効果でこのカードに黒羽カウンターを1つ乗せることでダメージは発生しません!」
『ブラックフェザー・ドラゴン』ATK1400
「しかしこれで『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』の攻撃力の方が『ブラックフェザー・ドラゴン』の攻撃力を上回った!バトルだ!『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』で『ブラックフェザー・ドラゴン』を攻撃!」
「くっ!」
文 LP6400→5900
「これでターンエンドだ」
嵯峨 手札2
『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』ATK1900
『絶望の天秤』
『自虐する絶望』
『黒蛇病』
「私のターンです!ドロー!このままバトルフェイズに入ります!『BF―星影のノートゥング』で『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』を攻撃!」
嵯峨 LP1700→1200
「私はカードを1枚伏せてターンエンドです」
文 手札0
『BF―星影のノートゥング』ATK2400
『黒い旋風』
伏せ1
「私のターン、ドロー。スタンバイフェイズに『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』の効果で『自虐する絶望』を墓地に送り、甦れ!」
『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』ATK1900
「そして『自虐する絶望』の効果で墓地よりこのカードを発動!更に『黒蛇病』の効果でさっきの効果ダメージの更に倍、800ポイントのダメージをお互いは受ける!だが、『絶望の天秤』に『ディスペアーカウンター』が2つ乗っているので、相手には200ポイント効果ダメージを下げ、私は200ポイント効果ダメージが増加する!」
嵯峨 LP1200→200
文 LP5900→5300
「嵯峨の残りライフはもう後200に……!」
「絶対絶命だぜ……」
「そして『絶望の天秤』の効果で『ディスペアーカウンター』を1つ乗せ、『自虐する絶望』の効果で『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』の攻撃力は私が受けた効果ダメージ分、上昇する」
『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』ATK1900→2900
「攻撃力2900……!」
「バトルだ!『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』で『BF―星影のノートゥング』を攻撃!」
文 LP5300→4800
「カードを1枚伏せて、ターンエンドだ」
嵯峨 手札2
『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』ATK2900
『絶望の天秤』(ディスペアーカウンター×3)
『自虐する絶望』
『黒蛇病』
伏せ1
「私のターン……ドロー!……カードを1枚伏せてターン……エンド」
「いや、エンドフェイズに速攻魔法『非常食』を発動!『黒蛇病』と『絶望の天秤』と『自虐する絶望』を墓地に送り、3000ポイントライフを回復する!」
嵯峨 LP200→3200
「『自虐する絶望』の効果でこのカードを墓地から発動!」
文 手札0
『黒い旋風』
伏せ2
「私のターン、ドロー!バトル!『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』でダイレクトアタック!」
「うっ!」
文 LP4800→1900
「で、ですが、私がダイレクトアタックで2000ポイント以上の戦闘ダメージを受けた時、墓地より『BF―天狗風のヒレン』の効果発動!このカードと墓地のレベル3の『BF』を1体効果を無効にして特殊召喚する!来なさい!『BF―上弦のピナーカ』!」
『BF―天狗風のヒレン』DEF2100
『BF―上弦のピナーカ』DEF1000
「そういえばいたな……チィ……私はカードを1枚伏せ、ターンエンド」
「エンドフェイズに速攻魔法『スワローズ・ネスト』を発動!『ピナーカ』をリリースして『BF―極夜のダマスカス』を特殊召喚!」
『BF―極夜のダマスカス』DEF700
「そしてフィールドから墓地に送られたターンのエンドフェイズなので『ピナーカ』の効果で『BF―そよ風のフリーズ』を手札に加えます!そして『BF―そよ風のフリーズ』の効果でデッキから手札に加わった時、このカードを特殊召喚します!」
『BF―そよ風のフリーズ』DEF300
「おいおい……私のターン中に4体もモンスターを特殊召喚してるぞ」
嵯峨 手札2
『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』ATK2900
『自虐する絶望』
伏せ1
「まだまだこれからです!私のターン!私はレベル3の『BF―極夜のダマスカス』にレベル5の『BF―天狗風のヒレン』をチューニング!黒き嵐の中、甦る痛みの連鎖から我が元に勝利の風を!シンクロ召喚!レベル8『玄翼竜 ブラック・フェザー』!」
『玄翼竜 ブラック・フェザー』ATK2800
「そして『黒い旋風』を手札に戻し、墓地から『BF―精鋭のゼピュロス』を特殊召喚!」
『BF―精鋭のゼピュロス』ATK1600
「その後、私は400ポイントのダメージを受けます!」
文 LP1900→1500
「そして私がダメージを受けた時、『玄翼竜 ブラック・フェザー』の効果でデッキからカードを5枚まで任意の数を墓地に送り、その中にモンスターが1体でもいれば攻撃力を400ポイントアップさせます!」
『ブラック・ソニック』、『ブラック・サンダー』、『BF―大旆のヴァーユ』、『BF―弔風のデス』、『BF―陽炎のカーム』
「よし、これで攻撃力は400ポイントアップします!」
『玄翼竜 ブラック・フェザー』ATK2800→3200
「そして今手札に戻した『黒い旋風』を再び発動!そしてレベル4『BF―精鋭のゼピュロス』にレベル3の『BF―そよ風のフリーズ』をチューニング!黒き風よ、今自由に飛び立つ鳥の羽を包み込み、我が手の元に勝利の風を吹き荒せ!シンクロ召喚!レベル7『BF T―漆黒のホーク・ジョー』!」
『BF T―漆黒のホーク・ジョー』ATK2600
「『ホーク・ジョー』の効果で墓地のレベル5以上の『BF―星影のノートゥング』を特殊召喚!」
『BF―星影のノートゥング』ATK2400
「そして『ノートゥング』が特殊召喚に成功した時、相手に800ポイントのダメージを与えた後、『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』の攻撃力を800ダウンさせる!」
嵯峨 LP3200→2400
『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』ATK2900→2100
「『BF―逆巻のトルネード』を召喚!」
『BF―逆巻のトルネード』ATK1000
「『トルネード』の効果と『黒い旋風』の効果が発動します!『黒い旋風』の効果で『BF―突風のオロチ』を手札に加え、『トルネード』の効果で相手フィールドに特殊召喚されたモンスターが存在するので墓地からチューナーモンスター『BF―上弦のピナーカ』を特殊召喚!」
『BF―上弦のピナーカ』DEF1000
「レベル4の『BF―逆巻のトルネード』にレベル3の『BF―上弦のピナーカ』をチューニング!黒き風が痛みすら耐え抜く体を作り出し、自由に羽ばたき、勝利の風を我が元に!シンクロ召喚!レベル7『BF―アーマード・ウィング』!」
『BF―アーマード・ウィング』ATK2500
「1ターンに3回もシンクロ召喚だと!?」
「まだです!私は墓地から『BF―大旆のヴァーユ』の効果発動!」
「何だと!?」
「墓地のこのカードとチューナー以外の『BF』モンスター……『BF―暁のシロッコ』を除外して、2体のモンスターのレベルの合計の『BF』
『BF―アームズ・ウィング』ATK2300
「一気にフィールドに5体のシンクロモンスターだって!?」
「これで準備はできましたバトルです!『玄翼竜 ブラック・フェザー』で『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』を攻撃!」
「そうはさせん!罠発動!『絶望への進歩』!私のフィールドのレベル8以下のモンスターは戦闘では破壊されない!そして私が受ける戦闘ダメージを半分にする!」
「ですが、ダメージは受けてもらいます!」
嵯峨 LP2400→1850
「続けて『ホーク・ジョー』で『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』を攻撃!」
嵯峨 LP1850→1600
「まだまだ行きます!私は『アームズ・ウィング』で『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』を攻撃!」
「こっちもまだまだだ!」
嵯峨 LP1600→1500
「『アーマード・ウィング』で『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』を攻撃!」
嵯峨 LP1500→1300
「『ノートゥング』で『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』を攻撃!」
嵯峨 LP1300→1000
「……私はこれでターンエンド。エンドフェイズに『上弦のピナーカ』の効果で『BF―月影のカルート』を手札に加えます」
文 手札2
『玄翼竜 ブラック・フェザー』ATK3200
『BF T―漆黒のホーク・ジョー』ATK2600
『BF―アーマード・ウィング』ATK2500
『BF―星影のノートゥング』ATK2400
『BF―アームズ・ウィング』ATK2300
『黒い旋風』
伏せ1
やべぇよ……シンクロモンスターが5体。しかもこれを突破しなきゃ負けてしまう。なのに文の手札には『BF―月影のカルート』がある。『カルート』は『BF』が戦闘を行うダメージステップ開始時からダメージ計算前にこのカードを墓地に送ることで『BF』の攻撃力を1400ポイントアップする効果を持っている。つまり『BF』と戦闘では勝てない。もし勝てたとしても他のモンスターに突破されてしまう。
「私のターン!ドロー!悪いがファイナルターンにさせてもらうぞ!私は墓地の罠カード『絶望への進歩』の効果により、私のフィールドのレベル8以下のモンスター1体を選択して、このカードを除外して発動できる!私はデッキから『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』を墓地に送り、対象のモンスターをエンドフェイズ終了時まで、墓地に送ったモンスターと同名モンスターとして扱う。その後、私は800ポイントのダメージを受ける」
『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』→『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』
嵯峨 LP1000→200
「そして魔法カード『融合』を発動!」
「嵯峨が融合を!?」
「私は『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』となっている『バッド・エンド・クイーン・ドラゴン』と手札の『ディスペアー・ストーカー』で融合!」
嵯峨の後ろに『融合』のカードの背景が現れ、『ディスペアーアイズ』と『ストーカー』が交わる。
「絶望の器を背負いし、悲しき終わりの龍よ、絶望という幻を追い求める追跡者よ!今こそその姿形を新たな龍へと昇華し、堕ちてこい!融合召喚!レベル8『ディスペアーアイズ・サッド・ドラゴン』!」
『ディスペアーアイズ・サッド・ドラゴン』ATK3000
「新たなモンスターが!」
「『ディスペアーアイズ・サッド・ドラゴン』の効果を発動!相手フィールドの特殊召喚されたモンスターの数×300ポイント『サッド・ドラゴン』の攻撃力をアップさせる!文のフィールドの特殊召喚されたモンスターの数は5体!よって攻撃力は1500ポイントアップする!」
『ディスペアーアイズ・サッド・ドラゴン』ATK3000→4500
「攻撃力……4500!」
「更に相手フィールドのモンスターの攻撃力は私のフィールドのエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターの数×300ポイントダウンさせる!」
「何ですって!?」
『玄翼竜 ブラック・フェザー』ATK3200→2900
『BF T―漆黒のホーク・ジョー』ATK2600→2300
『BF―アーマード・ウィング』ATK2500→2200
『BF―星影のノートゥング』ATK2400→2100
『BF―アームズ・ウィング』ATK2300→2000
「これでバトルだ!『ディスペアーアイズ・サッド・ドラゴン』で『玄翼竜 ブラック・フェザー』を攻撃!」
「ですが、私も負けられません!私は罠カード『フェイク・フェザー』を発動!」
「何だと!?」
まずい!私の墓地には……っ!
「手札の『BF―月影のカルート』を墓地に送り、相手の墓地に存在する通常罠カードの効果をこのカードにコピーします!私がコピーするのは『絶望の裁定』!自分モンスターが攻撃対象になった時、お互いに300ポイントのダメージを与える!」
「そうはいくか!私は手札から速攻魔法『ディスペアー・ハウリング』を発動!私のフィールドの『ディスペアーアイズ』モンスターの攻撃力以下のダメージが発生した時、私が受ける効果ダメージを全て私の代わりに相手に与える!」
「そんな……っ!」
文 LP1500→900
「終わりだ!行け!『ディスペアーアイズ・サッド・ドラゴン』!『悲しみの連鎖 ディスペアー・サッド・ストリーム』!!」
「キャアアアアッ!」
文 LP900→0
「参りました……成る程。これなら私も信用できます。では、皆さんを黒幕のところへ……」
「黒幕ですって?魔理沙。とんだ迷推理だったわね」
「あれー?」
今更ですかい……
魔理沙が霊夢に言われて慌てていると、森の奥から一人の人影が現れる。
「フフフ……ここにいたのか……異変解決者たちよ……そう……我が黒幕だ」
「『ニトリ』!」
文は何故ここにと驚いている。黒幕と名乗った人物は『川城 ニトリ』。この山に住んでいる河童という種族の一人。エンジニアで幻想郷にある全てのデュエルディスクを作ったと霊夢たちから聞いた。
~数分前のスキマの中にて~
今まで霊夢たちが戦ってきた黒幕たちの状況を聞いていた。嵯峨はふむ……と顎に手をやると、
「成る程な……それは確実に操られているな」
「ええ、やっと分かってくれたかしら?他の誰かに操られているのが『自称黒幕』、でも本物の黒幕は証拠を残さない。操られている本人そのもの霊力だったり、妖力に別の霊力やら妖力やらが乗っ取っているのだけど、糸のように出ているわけでもないの」
「成る程……」
何だろうな……どっかで見たな……操られている。別の人物へと乗り移る。
「ま、取り敢えず見てからのお楽しみって奴だぜ」
「はぁ……魔理沙……あんたって奴は……」
~現在~
「お前が黒幕……いい機会だ。友人の頼みなんでね……お前を倒す!」
「ギャハハハ!いいだろう……異変解決者よ!我と闇の
「ああ!」
「「
これで6000文字か……ふむふむ。一体、黒幕戦は何千文字かかるのだろうか……一時しのぎからの激戦系カードを沢山投入するか耐久力のあるデッキを使いたいと思っています(未定)
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7.「堕ちてこい!侵略の龍!」
嵯峨 LP8000
黒幕 LP8000
嵯峨はデュエルディスクを展開するとともに、5枚のカードをドローする。そして、
「先行は私だ!私は魔法カード『ディスペアー・デメリット・コール』を発動!このターン、自身のカードの効果で私がダメージを受ける時、その数値は倍になる。そして私が自身のカード効果でダメージを受ける度、デッキからレベル4の『ディスペアー』モンスターを守備表示で特殊召喚する」
「成る程……ダメージを受けて展開するつもりか……」
「更に魔法カード『ディスペアー・エントリー』を発動。そのカード効果で私は500ポイントのダメージを受ける。しかし、『ディスペアー・デメリット・コール』の効果でその数値は倍となる」
嵯峨 LP8000→7000
「そして同じく『ディスペアー・デメリット・コール』の効果でデッキから『ディスペアー・ナイト』を特殊召喚」
『ディスペアー・ナイト』DEF0
「まだだぜ。更に『ディスペアー・エントリー』の効果により、『ディスペアー』モンスターが特殊召喚に成功する度、私はデッキからカードを1枚ドローする。そして、『ディスペアー・ソルジャー』を通常召喚!」
『ディスペアー・ソルジャー』ATK1600
「そして召喚時効果を発動!手札の『ディスペアー』モンスター……『ディスペアー・ハッカー』を墓地に送り、デッキからカードを1枚ドローする。そしてそれがレベル4以下の『ディスペアー』モンスターならば特殊召喚できる……チィ」
嵯峨は『ソルジャー』の効果でドローしたカードを見て、顔をしかめる。
「だが、墓地に送った『ディスペアー・ハッカー』の効果を発動!カードの効果で手札から墓地に送られた場合、このカードを特殊召喚する」
『ディスペアー・ハッカー』DEF0
「このモンスターが特殊召喚に成功した時、お互いに300ポイントのダメージを受ける。だが、私だけは『ディスペアー・デメリット・コール』の効果で倍の600ポイントのダメージを受ける」
嵯峨 LP7000→6400
黒幕 LP8000→7700
「そして『ディスペアー・エントリー』の効果で1ドロー、『ディスペアー・デメリット・コール』の効果でデッキから『ディスペアー・チャレンジャー』を特殊召喚」
『ディスペアー・チャレンジャー』DEF0
「『チャレンジャー』の特殊召喚に成功したので『ディスペアー・エントリー』の効果で1ドロー。手札から『ディスペアー・コンストラクター』のモンスター効果を起動!このカードを除外して、種族を1つ宣言する。そしてこのターン、私のフィールドの『ディスペアー』モンスターは宣言した種族になる。私は『ドラゴン族』を宣言」
『ディスペアー・ナイト』悪魔族→ドラゴン族
『ディスペアー・ソルジャー』悪魔族→ドラゴン族
『ディスペアー・ハッカー』悪魔族→ドラゴン族
『ディスペアー・チャレンジャー』悪魔族→ドラゴン族
「カードを2枚伏せ、魔法カード『ドラゴニック・タクティクス』を発動!私のフィールドの『ドラゴン族』モンスターを2体リリースして、デッキからレベル8の『ドラゴン族』モンスターを特殊召喚する!私は『ディスペアー・ソルジャー』と『ディスペアー・チャレンジャー』の2体をリリースし、出でよ……絶望の器を背負いし龍よ!『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』!」
『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』ATK3000
「そして『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』の効果を発動!お互いは自身の手札の枚数×300ポイントのダメージを受ける『ディスペアー・ハウリング』!そして『ディスペアー・エントリー』の効果で1ドロー。だが私は『ディスペアー・デメリット・コール』の効果で倍のダメージを受ける」
嵯峨 LP6400→4600
黒幕 LP7700→6200
「そして『ディスペアー・デメリット・コール』の効果でデッキから『ディスペアー・ストーカー』を特殊召喚」
『ディスペアー・ストーカー』DEF0
「『ディスペアー・エントリー』の効果で1ドロー。よし、『融合』発動!フィールドの『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』と『ディスペアー・ストーカー』で融合する!絶望の器を背負いし、悲しき終わりの龍よ、絶望という幻を追い求める追跡者よ!今こそその姿形を新たな龍へと昇華し、堕ちてこい!融合召喚!レベル8『ディスペアーアイズ・サッド・ドラゴン』!」
『ディスペアーアイズ・サッド・ドラゴン』ATK3000
「『ディスペアー・エントリー』の効果で1ドロー。これでターンエンドだ」
嵯峨 手札4
『ディスペアーアイズ・サッド・ドラゴン』ATK3000
『ディスペアー・ナイト』DEF0
『ディスペアー・ハッカー』DEF0
伏せ2
「俺様のターンだ、ドロー!俺様は永続魔法『ダイナミスト・チャージ』を発動!」
『ダイナミスト』だと!?
友人がよく使っていたテーマなのでよく知っている。恐竜をモチーフにした機械で、体の至る所から水蒸気が噴射しているから水属性の割にはかなりの熱を持っていると思われ……なんていいか。
俺の下らない妄想だった。いけないいけない。アジアチャンプの人も言っていた。ファンには必ずサービスをするのが俺のモットーだと、いついかなる時もその心情を忘れないと……流石、DD魔導賢者トーマス・アークライトだ。
と、俺の憧れのファンサービスさんは置いといて、黒幕のデッキは『ダイナミスト』。最低攻撃力が1800というふざけたテーマだ。このターンで俺の盤面は覆されるだろうな……
「このカードの発動処理で『ダイナミスト』モンスターを1体、手札に加えられる。
俺様は『ダイナミスト・プテラン』を手札に加えるぜ。
そしてスケール3の『ダイナミスト・プテラン』とスケール8の『メタルフォーゼ・ヴォルフレイム』でペンデュラムスケールをセッティング!
これでレベル4から7までのモンスターを同時に召喚できる。
そして、『メタルフォーゼ・ヴォルフレイム』のペンデュラム効果を発動するぜ!
自分フィールドのこのカード以外の表側表示のカードを破壊し、
デッキから『メタルフォーゼ』魔法・罠カードを1枚をセットする。
俺様は『ダイナミスト・プテラン』を破壊し、そしてデッキから『メタルフォーゼ・カウンター』をセットするぜ。この時、ペンデュラムモンスターは墓地へは行かず、
エクストラデッキに表側表示で置かれる。更に永続魔法『ダイナミスト・チャージ』の効果で『ダイナミスト』モンスターがエクストラデッキに加わった場合、
そのカードを手札に戻す。そしてスケール3の『ダイナミスト・ステゴザウラー』でペンデュラムスケールをセッティング!ペンデュラム召喚!出でよ、俺様の下僕共よ!『ダイナミスト・プテラン』、『ダイナミスト・レックス』!」
『ダイナミスト・プテラン』ATK1800
『ダイナミスト・レックス』ATK2400
「そしてフィールド魔法『ダイナミック
『ダイナミスト・プテラン』ATK1800→2100
『ダイナミスト・レックス』ATK2400→2700
「バトルだ!『ダイナミスト・プテラン』で『ディスペアー・ナイト』を攻撃!」
「チィ……(俺は今『ダイナミック
「そして『ダイナミスト・プテラン』の効果で相手モンスターを破壊した時、デッキから『ダイナミスト』カードを手札に加える。よって、『ダイナミスト・ラッシュ』を手札に加えるぜ。そして『ダイナミスト・レックス』で『ディスペアー・ハッカー』を攻撃!」
「くそが……!」
「そして『レックス』が相手モンスターを攻撃したダメージステップ終了時にこのカード以外の『ダイナミスト』をリリースして効果を発動するため、『ダイナミスト・プテラン』をリリースするぜ。そして俺様は『レックス』の2つある効果の中から1つを選ぶ。そうだなぁ……ヒャハハハ!俺様は『ディスペアーアイズ・サッド・ドラゴン』を対象にして、エクストラデッキへと戻させてもらうぜぇ!」
「……」
「ヒャハハハ!更に『レックス』の攻撃力は100ポイントアップする!」
『ダイナミスト・レックス』ATK2700→2800
「俺様はカードを1枚伏せ、ターンエンド」
黒幕 手札1
『ダイナミスト・レックス』ATK2800
『メタルフォーゼ・ヴォルフレイム』スケール8
『ダイナミスト・チャージ』
『ダイナミック
伏せ2
「私のターン。私は墓地の『ディスペアー・ソルジャー』の効果を発動!このカードをゲームから除外して、デッキから『ディスペアー』モンスターを墓地に送る。私は『ディスペアー・ジャイアント』を墓地に送る。更にお互いは500ポイントの効果ダメージを受ける。そして『ディスペアー・ネゴシエイター』を通常召喚」
嵯峨 LP4600→4100
黒幕 LP6200→5700
『ディスペアー・ネゴシエイター』ATK1000
「『ネゴシエイター』の効果を発動。私のフィールドのモンスターがこのカードのみの時、デッキから『絶望』または『ディスペアー』魔法・罠カードを墓地に送り、ゲームから除外されている『ディスペアー』モンスターを特殊召喚する。私は『戦慄する絶望』を墓地に送り、『ディスペアー・ソルジャー』を特殊召喚する」
『ディスペアー・ソルジャー』ATK1600
「そして『ソルジャー』の効果で『ディスペアー・パントマイナー』を墓地に送り、1枚ドロー……ッ!私が引いたカードはレベル1の『ディスペアーアイズ・コア・ドラゴン』!よってこのカードを特殊召喚!」
『ディスペアーアイズ・コア・ドラゴン』ATK0
「墓地の『戦慄する絶望』の効果!デュエル中に1度のみ、『ディスペアーアイズ・コア・ドラゴン』に装備でき、『ディスペアーアイズ・コア・ドラゴン』の効果を発動!私のフィールドの『ディスペアー』モンスターの攻撃力の合計の2600よりも攻撃力が高い、攻撃力2800の『ダイナミスト・レックス』を破壊する!ミニチュア・ハウリング!」
「ヒャハハハ!破壊されてしまったか!だが、『ダイナミスト・チャージ』の効果で『レックス』は手札に戻るぜ」
「そして『ディスペアーアイズ・コア・ドラゴン』に装備された『戦慄する絶望』の効果で、破壊したモンスターの攻撃力の半分のダメージを与え、その数値だけ、装備モンスターの攻撃力がアップする」
黒幕 LP5700→4500
『ディスペアーアイズ・コア・ドラゴン』ATK0→1200
「更にリバースカードオープン『ディス・ペア』!『ディスペアー・ソルジャー』の名前とステータスをコピーした『トークン』を特殊召喚する!」
『ディスペアー・ソルジャー(トークン)』ATK1600
「そして今特殊召喚した『ディスペアー・ソルジャー』の効果を発動。手札の『ディスペアー・ハングライダー』を墓地に送り、1ドロー。ドローしたカードはレベル4の『ディスペアー・クライマー』!よって、このカードを特殊召喚!」
『ディスペアー・クライマー』ATK1200
「『ディスペアー・クライマー』は『ディスペアー』モンスターの効果で特殊召喚に成功した時、1枚ドローする」
ドクンッ!ドローしたカードを見て、嵯峨の心臓が跳ね上がる。何かに意識を奪われそうな理性が吹き飛ぶ感覚が嵯峨を襲う。
「俺は魔法カード『カタストロフドロー』を発動!」
「「俺!?」」
デュエルモード中の嵯峨の一人称は『私』だったはずなのにと霊夢と魔理沙は驚く。
「俺のフィールドのモンスターを5体を破壊し、2枚ドローする!」
「ヒャハハハ!ハイリスクなカードだなぁ!」
「うるせえよ……貴様のこのデュエルからは……絶望を超える勇気も希望を掴む努力も感じられない!俺がドローしたカードは『ディスペアー・フュージョン』!エクストラデッキの融合モンスターの素材をフィールド・墓地の『ディスペアー』モンスターを除外し、融合召喚を行う!俺は墓地の『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』と『ディスペアー・ソルジャー』、『ディスペアー・ナイト』を除外し、融合!絶望の器背負いし、宿命の龍よ、絶望を恐れ戦場を逃げ惑う兵士よ、忠誠を誓う主を失った騎士よ、異なる絶望たちが入り交じり、光を侵食し、姿形を龍へと具象化し、堕ちてこい!融合召喚!レベル10!『ディスペアーアイズ・エリミネイション・ドラゴン』!」
『ディスペアーアイズ・エリミネイション・ドラゴン』ATK3300
「『ディスペアーアイズ・エリミネイション・ドラゴン』の効果!このモンスターの融合召喚に成功した時、お互いは1500ポイントのダメージを受ける!『エリミネイション・ハウリング』!」
嵯峨 LP4100→2600
黒幕 LP4500→3000
「速攻魔法『
「ヒャハハハ!もう終わりか?」
「うるせえ!バトルだ!『ディスペアーアイズ・エリミネイション・ドラゴン』でダイレクトアタック!『侵略のディスペアー・エネミー・バースト』!」
「ヒャハハハ!苦肉だな!リバースカード『揺れる眼差し』を発動!」
「『ダイナミスト・ラッシュ』じゃないだと!?」
「全てのPゾーンのカードを破壊し、破壊した枚数によって効果が増幅する。まず1枚以上の時、相手に500ポイントのダメージを与える」
嵯峨 LP2600→2100
「くっ……!」
「2枚以上の時、デッキからPモンスターを1体手札に加えられる。俺様は『メタルフォーゼ・スティエレン』を手札に加えるぜ。そしてそしてPゾーンの『メタルフォーゼ・ヴォルフレイム』が破壊されたので『メタルフォーゼ・カウンター』を発動!デッキから『メタルフォーゼ・ゴルドライバー』を特殊召喚!」
『メタルフォーゼ・ゴルドライバー』DEF500
「くそが!俺は『ディスペアーアイズ・エリミネイション・ドラゴン』を攻撃対象を変更し、『メタルフォーゼ・ゴルドライバー』を攻撃!『侵略のエネミー・バースト』!俺はカードを1枚伏せ、ターン終了だ」
嵯峨 手札3
『ディスペアーアイズ・エリミネイション・ドラゴン』ATK3300
伏せ2
「俺様のターン、ドローするぜ。ギャハハハ!俺様はスケール3の『ダイナミスト・スピノス』とスケール8の『メタルフォーゼ・スティエレン』でペンデュラムスケールをセッティング!そして『メタルフォーゼ・スティエレン』のペンデュラム効果発動!『ダイナミスト・スピノス』を破壊し、デッキから『
『ダイナミスト・レックス』ATK2400→2700(ダイナミックPの効果)
『ダイナミスト・プテラン』ATK1800→2100(ダイナミックPの効果)
『ダイナミスト・ステゴザウラー』ATK1600→1900(ダイナミックPの効果)
『メタルフォーゼ・ゴルドライバー』ATK1900
『メタルフォーゼ・ヴォルフレイム』ATK2400
「一気に4体のモンスターが!?」
「ヒャハハハ!驚くのはまだまだ早いぜ!俺様は伏せていた『
『メタルフォーゼ・オリハルク』ATK2800
「墓地の『
「……ああ、そういうことかよ!トラップ発動!『ディスペアーチ』!相手の攻撃モンスターの攻撃力を半分にダイレクトアタックに変更する!」
「そんな『オリハルク』の方が攻撃力が低いのにそれを回避するなんて!」
魔理沙の驚きもオリハルクの効果を知らない人からすれば当然だ。
「『オリハルク』はフィールドから墓地に送られた場合、俺のカードを1枚破壊する。つまり、奴は自縛特攻で『エリミネイション・ドラゴン』を破壊しようとしたのさ」
「ギャハハハ!読まれていたか…!だが、ダメージは受けてもらうぞ!」
「それもない!トラップカード『レインボー・ライフ』を発動!手札のカードを1枚墓地に送り、このターンの俺への全てのダメージを回復に変更する!」
嵯峨 LP2100→3500
「なるほどな……だが、そいつを残すわけにもいかない……『ダイナミスト・レックス』で『ディスペアーアイズ・エリミネイション・ドラゴン』を攻撃!この瞬間、『ダイナミスト・スピノス』のペンデュラム効果を発動!このカード以外の『ダイナミスト』モンスターへの戦闘破壊か相手のカード効果による破壊の身代わりにできる!」
「だが、戦闘ダメージは発生する!」
黒幕 LP3000→2400
「そして攻撃を終えた『ダイナミスト・レックス』の効果で『ダイナミスト・ステゴザウラー』をリリースし、『ディスペアーアイズ・エリミネイション・ドラゴン』をエクストラデッキに戻させる!そして攻撃力を100ポイントアップする」
『ダイナミスト・レックス』ATK2700→2800
「俺様はカードを1枚伏せ、ターンエンドだぜ」
黒幕 手札1
『ダイナミスト・レックス』ATK2800
『ダイナミスト・プテラン』ATK2100
『メタルフォーゼ・オリハルク』ATK1400→2800
『メタルフォーゼ・スティエレン』スケール8
『ダイナミスト・チャージ』
『ダイナミックP』
伏せ1
エントリー強ええと思ったけどメタルフォーゼ・ダイナミストも強いな
ペンデュラムスケールを忘れることが多すぎて、ちょくちょく書き足していたら7777文字になっていた。
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8.「這い寄れ!ディス子さん」
嵯峨 LP3500
手札2
黒幕 LP2400
手札1
『ダイナミスト・レックス』ATK2800
『ダイナミスト・プテラン』ATK2100
『メタルフォーゼ・オリハルク』ATK2800
『メタルフォーゼ・スティエレン』スケール8
『ダイナミスト・チャージ』
『ダイナミックP』
伏せ1
「嵯峨のフィールドにモンスターどころか、伏せカードも0!手札はたったの2枚……確かに嵯峨のライフポイントは相手よりも多いが、相手モンスターの数は3体……かなりピンチな状況だぜ……」
ありがとう魔理沙。それは勝利フラグだ。もうデッキトップのカードが
『
もはやシャイニングドローやバリアンズカオスドローをしなくても引けるわ(フラグ)
「俺のターン!……お?」
私が引いたカードは『
このカードが除外された場合、次の自分のスタンバイフェイズ時に手札に戻し、
お互いに2枚ドローするカード。これで手札の心配はしなくてもよさそうだ……後は……このカードで……よし。
「俺は手札より、魔法カード『絶望の賭け』を発動!このカードはお互いが手札のカードが1枚以上ある時、発動でき、お互いはデッキからカードを1枚ドローし、手札を2枚除外する」
「ここで手札を削る作戦かぁ?見苦しいな」
「言ってろ。そしてこの効果で除外した魔法カードはレベル4、罠カードはレベル6のモンスターカードとして扱う」
「?」
「そしてお互いはこの効果で除外するモンスターカードの合計レベル21以上になるまでデッキからカードをドローできる」
「……まさか貴様」
「さぁ、闇のゲームなんだろう?始めようじゃないか……お互いはライフを
「この男……正気か?これは『ブラックジャック』だ」
「「ブラックジャック?」」
「別のカードゲームだ。最初は1枚のカードを手札として持ち、21以下で21に最も近い数値になれば勝ちだ。22以上という数値になった瞬間、負けとなる。勿論、好きな枚数ドローできる」
「……俺様はライフを1000賭け、デッキからカードを1枚引くぜ」
「除外された1枚目のカードは、相手も確認できる」
「はっ!好きにしな」
そう言って黒幕が除外したカードは通常罠『ダイナミスト・エラプション』……今はレベル6となっている……
「俺は2000ライフポイントだ。そして俺も1枚ドロー……1枚目のカードはマジックカード『異次元の宝札』だ」
「……そうかよ……(あのデッキはレベル4かレベル8しかいないであろうデッキだ。つまり、少なくともレベル12は除外してある……だが、追加のドローがないということは罠カード……いや、前のターンに伏せたのが奴の手札にあった全ての罠カードのはず……つまり、奴は少なくともレベル8モンスターを1体以上除外している……いや、待てよ?奴が除外した2枚のカードがどちらもレベル8モンスターならば、レベルの合計は20!俺様はレベル5モンスターと罠カード2枚……俺様のカードのレベルの合計は17……奴の除外したレベル8が1枚だとしてもさっきドローしたカードが罠カードじゃない確証はどこにもねぇ……その場合はレベル18ということになる……つまりもう1枚ドローしなければ必ず負ける……!)」
「これで終了か?」
「いや、もう1枚ドローさせてもらうぜ」
黒幕はいつものにやけた顔でドローする……が、
「ば、馬鹿な!?」
「ふっ……マジックカードか」
「くっ……!」
「そしてレベルの合計は22以上となった……違うか?」
「く!」
「『絶望の賭け』の効果で俺は賭けた2000ポイントのライフを回復する」
嵯峨 LP3500→5500
「そして貴様は賭けた1000ポイントのライフを失う」
「チィ……!」
黒幕 LP2400→1400
「そしてこの効果で除外したカードは次のターンプレイヤーのスタンバイフェイズに手札に戻る」
「この俺様が、ゲームで負けるなんて……久方ぶりだぜ!」
「……」
「さぁ、来いよ!お前のターンはまだ終わってないはずだぜ?手札はもう1枚しかないがな!」
「俺は墓地の『ディスペアー・ジャイアント』のモンスター効果を発動!このカードを除外し、墓地のレベル4『ディスペアー』モンスターを2体、攻撃力を0にして攻撃表示で特殊召喚する!俺は『ディスペアー・クライマー』と『ディスペアー・パントマイナー』を特殊召喚!」
『ディスペアー・クライマー』ATK1200→0
『ディスペアー・パントマイナー』ATK1800→0
「『ディスペアー・クライマー』の効果で『ディスペアー』モンスターの効果で特殊召喚に成功したので1枚ドロー!『ディスペアー・パントマイナー』の効果!このカードが特殊召喚に成功した時、お互いのフィールドが特殊召喚されたモンスターのみの場合に発動でき、フィールドに表側表示で存在する、相手モンスターを1体破壊する!
対象は『メタルフォーゼ・オリハルク』だ!」
「だが、フィールドから墓地に送られた『オリハルク』の効果で『ディスペアー・パントマイナー』を破壊するぜ」
「しかし、『パントマイナー』のもう一つの効果!相手のカード効果で破壊された時、フィールドのレベル4モンスターを全て破壊する!」
「チィ……!」
「そしてこのカードは手札がこのカードのみの時、特殊召喚できる!来い!『E・HERO バブルマン』を特殊召喚!」
「「『HERO』ですって(だって)!?」」
「希望の戦士だと……?」
『E・HERO バブルマン』DEF1200
「このカードが特殊召喚に成功し時、自分フィールドと手札がこのカードのみの場合、デッキから2枚ドロー!……ッ!魔法カード『
『ディスペアーアイズ・バランスブレイカー』ATK2400
「『バランスブレイカー』の効果!相手モンスターの攻撃力のアップダウンを逆転させる!」
「何!?」
『ダイナミスト・レックス』ATK2800→2000
『ダイナミスト・プテラン』ATK2100→1500
「バトルを行う!『バランスブレイカー』で『ダイナミスト・レックス』を攻撃!『ルールブレイカー』!」
黒幕 LP1400→1000
「『バランスブレイカー』が相手フィールドで最も攻撃力が高い相手モンスターを破壊した場合、もう1度だけ、相手モンスターに攻撃できる!続けていけ『バランスブレイカー』!『ダイナミスト・プテラン』を攻撃!『ルールブレイカー』!」
「ぐぅぅぅ!」
黒幕 LP1000→100
「俺はカードを1枚伏せ、ターンエンド」
嵯峨 手札0
『ディスペアーアイズ・バランスブレイカー』ATK2400
伏せ1
「俺様のターン!スタンバイフェイズにお前の『絶望の賭け』の効果で除外していた俺様のカードは手札に戻るぜ」
「……来るか」
「俺様は手札よりスケール3の『ダイナミスト・スピノス』をセッティングし、『メタルフォーゼ・スティエレン』のペンデュラム効果で『スピノス』を破壊し、デッキより『
『ダイナミスト・レックス』ATK2400→2100
『ダイナミスト・プテラン』ATK1800→1500
『ダイナミスト・ステゴザウラー』ATK1600→1300
『メタルフォーゼ・ヴォルフレイム』ATK2400
『ディアバウンド・カーネル』ATK1800
「やはり来やがったか……!」
「ほぉ?ということは俺様の正体に気づいていたって訳だな。流石は外の世界の住人。俺様の
「ああ、お前はよく知っているぜ、『盗賊王バクラ』!」
「ヒャハハハ!その名で呼んでもらって嬉しいぜ!」
「お前が異変の黒幕だったのか!」
「ククク……半分正解で半分不正解だ」
「何?」
「まぁ、真実を知りたくば俺様に勝ってからにするんだな!俺様は『ディアバウンド・カーネル』のモンスター効果を発動!その効果で相手モンスターに憑りつき、このカードの攻撃力分、攻撃力をダウンさせる!」
『ディスペアーアイズ・バランスブレイカー』ATK2400→600
「そしてセットカードの『
『メタルフォーゼ・カーディナル』ATK3000
「そして罠カード『ダイナミスト・ラッシュ』を発動!デッキから『ダイナミスト』モンスターを特殊召喚し、このターン、そのモンスターは他の効果を受けず、エンドフェイズ時に破壊される。俺様は『ダイナミスト・アンキロス』を特殊召喚!」
『ダイナミスト・アンキロス』ATK1500
あれ?あれは新規の『ダイナミスト』さん!そうだ。前回『ダイナミスト』モンスターの最低攻撃力は1800だとか言ってたけど、こいつのせいで若干微妙になってしまったんだ。
「そして俺様は『ダイナミスト・アンキロス』をリリースし、2体目の『ディアバウンド・カーネル』をアドバンス召喚!」
『ディアバウンド・カーネル』ATK1800
アイエエ!?
「バトルフェイズだ!『ディアバウンド・カーネル』で『ディスペアーアイズ・バランスブレイカー』を攻撃!」
嵯峨 LP5500→4300
「『ディアバウンド・カーネル』は破壊したモンスターの力を得る!しかも『ディスペアーアイズ・バランスブレイカー』の効果もなくなるぜ!」
『ディアバウンド・カーネル』ATK1800→2400
『ダイナミスト・レックス』ATK2100→2700
「憑りついていた『ディアバウンド・カーネル』も戻ってくるぜ。そして『ダイナミスト・レックス』でダイレクトアタックだ!」
「トラップ発動!『異次元からの絶望』!除外されている2体の『ディスペアー』モンスターを効果を無効にして特殊召喚する!ただし、この効果で特殊召喚したモンスターと同名モンスターの墓地効果を封印する。出でよ、『ディスペアー・ジャイアント』!『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』!」
『ディスペアー・ジャイアント』ATK2800
『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』ATK3000
「バトルは続くぜ!『ダイナミスト・レックス』で『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』を攻撃!」
「だが、攻撃力はこちらの方が上だ!」
「そいつはどうかな?俺様はダメージステップ時に速攻魔法『リミッター解除』を発動!」
「そうか、しまった!」
「俺様のフィールドの機械族モンスターの攻撃力を倍にする!」
『ダイナミスト・レックス』ATK2800→5600
「『ディスペアーアイズ』!ぐっ……!」
嵯峨 LP4300→1700
「そして『メタルフォーゼ・カーディナル』で『ディスペアー・ジャイアント』を攻撃!」
嵯峨 LP1700→1500
「これでおしまいだ!2体目の『ディアバウンド・カーネル』でダイレクトアタック!」
「「嵯峨!」」
霊夢と魔理沙の叫び声に反応する間もなく、ディアバウンド・カーネルの尻尾の蛇から放たれた『
「ヒャハハハ!」
バクラの笑い声が響く。だが、
「ヒャハハ……な、何!?馬鹿な……そのトラップカードはさっき使用したはず!?」
嵯峨のフィールドには1枚のトラップカードが輝いていた。
「墓地でもトラップカード『異次元からの絶望』は発動でき、その効果を使用していたのさ!俺の墓地の最もレベルの低い『ディスペアー』モンスターを除外することで、そのモンスターのレベル×200ポイント、相手モンスター全ての攻撃力を下げる。俺が除外したのはレベル1の『ディスペアーアイズ・コア・ドラゴン』だ!」
『ディアバウンド・カーネル』ATK1800→1600
『ディアバウンド・カーネル』ATK2400→2200
『メタルフォーゼ・カーディナル』ATK3000→2800
『ダイナミスト・レックス』ATK5600→5400
嵯峨 LP1700→100
「クソ……俺様はカードを2枚伏せてターンエンドだ。エンドフェイズ時に『リミッター解除』の効果で『ダイナミスト・レックス』を破壊する」
黒幕 手札0
『ディアバウンド・カーネル』ATK2400
『ディアバウンド・カーネル』ATK1800
『メタルフォーゼ・カーディナル』ATK3000
伏せ2
「エンドフェイズ時に『異次元からの絶望』の更なる効果を発動できる!このカードの効果で除外したモンスターの『墓地で発動する』効果を発動できる!『ディスペアーアイズ・コア・ドラゴン』はデュエル中に1度のみ、墓地の『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』を効果を無効にして特殊召喚する!」
『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』ATK3000
「そして俺のターンだ!ドロー!スタンバイフェイズ時に『絶望の賭け』の効果で除外していたカードを手札に戻す。だが、この瞬間、除外していた『異次元の宝札』の効果を発動!除外された次の自分のスタンバイフェイズ時にこのカードを手札に戻し、お互いにデッキからカードを2枚ドローする」
「ヒャハハハ!なら喜んでドローさせてもらうぜ」
「まだだ!俺はエクストラデッキの『ディスペアーアイズ・エリミネイション・ドラゴン』の効果を発動!」
「な、何!?エクストラデッキからモンスター効果だと!?」
「『ディスペアーアイズ・エリミネイション・ドラゴン』がフィールドから相手カード効果でエクストラデッキに戻された2ターン後の自分のスタンバイフェイズ時に俺のフィールドと手札のモンスターで『ディスペアーアイズ・エリミネイション・ドラゴン』を融合召喚できる!俺の場の『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』と手札の『ディスペアー・トラベラー』、『ディスペアー・ドクター』の3体で融合召喚!」
『ディスペアーアイズ・エリミネイション・ドラゴン』ATK3300
「だがこの時、モンスター効果は無効となる。そして手札から速攻魔法『トラップ・ブースター』を発動!手札のカードを1枚墓地に送り、このターン、手札からトラップカードを1枚発動できる!そして罠カード『妖怪のいたずら』を発動する!フィールドの全てのモンスターのレベルを2下げる!」
『ディスペアーアイズ・エリミネイション・ドラゴン』☆10→8
『ディアバウンド・カーネル』☆5→3
『ディアバウンド・カーネル』☆5→3
『メタルフォーゼ・カーディナル』☆9→7
「魔法カード『死者蘇生』!墓地の『ディスペアー・ドクター』を特殊召喚!」
『ディスペアー・ドクター』DEF0
不気味な医者が闇の奥底から現れる。両手にはメスを持っていて、手袋はしていない。藪医者にしか見えないが、おそらくはそうだろう。
「『ドクター』のモンスター効果、エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターをこのモンスターのレベル分、下げることができる!対象は『メタルフォーゼ・カーディナル』だ!」
「そんなことして何の意味がある!」
「これでお前に勝てるのさ!」
『メタルフォーゼ・カーディナル』☆7→3
「墓地の『ディスペアー・チャレンジャー』の効果を発動!俺のフィールドにレベル4、8の特殊召喚された『ディスペアー』モンスターが1体ずつ存在する場合、そのモンスターたちのレベルを半分にして、自身のレベルを半分にして、特殊召喚する!」
『ディスペアーアイズ・エリミネイション・ドラゴン』☆8→4
『ディスペアー・ドクター』☆4→2
『ディスペアー・チャレンジャー』☆4→2 DEF0
「そして『チャレンジャー』自身とこの効果を受けたモンスターは墓地には行かず、除外される。そして『チャレンジャー』は『チューナー』モンスターだ!」
「何!?」
「俺はレベル4『ディスペアーアイズ・エリミネイション・ドラゴン』とレベル2『ディスペアー・ドクター』にレベル2の『ディスペアー・チャレンジャー』をチューニング!意図せず集う絶望たちよ、
『ディスペアーアイズ・アングリー・ドラゴン』ATK3000
「怒りの龍、『ディスペアーアイズ・アングリー・ドラゴン』のモンスター効果を発動!このモンスターの攻撃力を相手フィールドのモンスター1体の攻撃力分ダウンさせることで、相手モンスター全ての攻撃力をその数値分、ダウンさせる。対象は『メタルフォーゼ・カーディナル』……だが!」
「しまった!俺様の『ディアバウンド・カーネル』は『ディスペアーアイズ・バランスブレイカー』の効果を得ている!その効果は相手モンスターの攻撃力のアップダウンの逆転!」
『ディスペアーアイズ・アングリー・ドラゴン』ATK3000→6000
『ディアバウンド・カーネル』ATK2200→0
『ディアバウンド・カーネル』ATK1600→0
『メタルフォーゼ・カーディナル』ATK3000→0
「バトルだ!『ディスペアーアイズ・アングリー・ドラゴン』で『メタルフォーゼ・カーディナル』を攻撃!『怒りの連鎖 アングリー・バースト』!」
「俺様は速攻魔法『決戦融合 バトル・フュージョン』を発動!『メタルフォーゼ・カーディナル』の攻撃力をバトルしている『ディスペアーアイズ・アングリー・ドラゴン』の攻撃力分アップさせるぜ!」
『メタルフォーゼ・カーディナル』ATK0→6000
「だが、『アングリー・ドラゴン』は俺の墓地のカードをランダムに5枚除外し、破壊を免れることができる!」
「チッ!なら俺様はトラップカード『和睦の使者』を発動!戦闘ダメージを0にし、戦闘破壊も無効にするぜ」
「これじゃあ、あいつにダメージを与えることができない!」
「まだだ!『ディスペアーアイズ・アングリー・ドラゴン』は相手のレベル4以下のモンスターを攻撃した場合、続けて攻撃出来る!そして相手モンスターを攻撃する度に相手のデッキからカードを3枚墓地に送る!」
「何?まさかこれは……」
「そうだ!俺は『ディスペアーアイズ・アングリー・ドラゴン』で『ディアバウンド・カーネル』を攻撃!」
「チィ……!『和睦の使者』の効果で『ディアバウンド・カーネル』は破壊されず、俺様は戦闘ダメージを受けない!」
「だが、『アングリー・ドラゴン』の効果でバクラ!貴様は自分のデッキからカードを3枚墓地に送れ!」
「無限ループか……ッ!」
「そうさ、『アングリー・ドラゴン』はレベル4以下のモンスターに、再び攻撃をすることができる。だが、お前のデッキは無限じゃない!この効果でいつかは全て墓地へと行く。お前に相応しい末路だぜ!」
「くそぉ……!おのれぇ!」
そして『アングリー・ドラゴン』の連続攻撃によって、バクラのデッキは尽きた。
「俺はこれでターンエンド。だが、お前のデッキは0、カードを引けないのなら……お前の負けだ!」
WINNER 嵯峨
「さて、敗者は勝者に従え、バクラ!」
「ヒャハハハ!負けてしまったか……なら約束通り、真実を教えてやろう……まずは、俺様は今回の異変の黒幕じゃない」
「何だと?」
「今回の異変に便乗して混乱を起こしただけさ……それに俺様の本体は封印されちまったし、残留思念ってところだ」
「……それで、今回の異変の犯人を知っているのか」
「ああ、そうだとも……そこの巫女や魔法使いも知っている人物さ」
「私らも?」
「知っている?」
霊夢と魔理沙はまるであてがないように首をかしげている。
「知人ってことか?」
「ヒャハハハ……答えはこのカードさ」
そう言って、バクラが嵯峨に渡したのは魔法カード『終わりの始まり』。
「『終わりの始まり』?」
「よぉく意味を考えるんだな……」
「待て……お前は川城ニトリ以外に憑りついた奴はいるか?」
「いいや、この女は俺様がここに流れ着いた時、近くに居ただけさ。そうそう……異変が大きく動きそうだぜ。急ぐなら今の内だな」
「まだある。お前をほっとくのは俺が無理だ」
「それで?どうするっていうんだ?」
「ニトリから離れろ」
「ヒャハハハ!無理な話だな…俺様は他人に寄生していなければ一瞬で消えちまう霊体だからな」
「心配ない。俺の体を使え」
「嵯峨!」
霊夢が嵯峨の名を呼ぶ。バクラに精神を乗っ取られれば異変解決どころではなくなる。
「心配ないって言ったはずだぜ、霊夢……さぁ、どうするバクラ」
「……ヒャハハハ!俺様は盗賊。欲しいもんは自力で奪う。そのためなら何だってしてやる……が、自分から俺様に居場所を提供するのはお前が初めてだ……いいぜ、お前のその根性に免じて乗っ取りはやめて、ルームシェアといこうぜ」
バクラはそういうとニトリの体から黒い煙となって、排出され、嵯峨の体内へと入っていく。
「……どうなったんだぜ?」
「……ヒャハハハ……痛い!冗談だから、霊夢。お祓い棒で叩くのはやめてくれ」
「本当に?本当に本当ね?」
「はぁ……さっさと行こうぜ」
「行くって……どこにだぜ?」
「真の黒幕のところだ、分かったんだよ……『終わりの始まり』の意味がな」
超疲れるよバクラ君…
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9.「左腕の代償」
「それで嵯峨……異変の黒幕の正体って本当に分かったの?」
霊夢と魔理沙と共に山を下りていく嵯峨は「ああ」と頷いて答える。
「『終わりの始まり』の意味ってのはな……まず『終わり』ってのは何の『終わり』かと考えればすぐわかることだった」
「何の終わりか……?う~ん。異変は幻想郷を脅かすもんだって紫が言ってたぜ」
「そう……終わりってのは『幻想郷の終わり』。つまり『異変』って置き換えられる。そういう意味で言うと、『終わりの始まり』は……」
「『異変の始まり』?私にはまだ何も……うん?『異変の始まり』ってことは……まさか最初の『黒幕』が真の黒幕だと言うの!?」
霊夢が驚くのも無理もない。俺もこれしか『終わりの始まり』の意味を捉えるしかなかったんだ。でも、こういうことだ。
俺は心の中に存在するもう一つの部屋をノックし、口を開く。
『そうだろ、バクラ?』
『ヒャハハハ!まぁ、正解だ』
『だが、一つ解せないのは何でそうなったか……だ』
『お前は分からないのか?』
『ああ、伝染病のように黒幕が別の人に感染しているみたいだった。お前みたいに寄生できるものかと思ったが……一周周って戻ってくるなんてのはおかしすぎる』
『ヒャハハハ!それがお前の限界か……つまりだな……最初の黒幕がどんな奴か知らないからお前はそれが言えるのさ』
『なんだと?…………ッ!まさかお前が言っていたのはそういうことだったのか!?』
「そうか……つまり最初の黒幕は……『外来人』だな!?」
「「!」」
「そうだ!確かに……ある時期、大量の人間が外からやってきて、その中の一人が『黒幕』だったんだぜ!ああ、そういえば確かにおかしい点が沢山ある!」
そのことに気づいた魔理沙は苛立ちを隠しきれず、頭をかきむしる。よほど、悔しいのだろう……霊夢も顎に手を当て、ふむっと一呼吸おいて、語りだす。
「そうね……倒して次の日には別の黒幕がいた……言い訳じみているけど『最初の黒幕』のことなんか今の今まで忘れていたわ」
「ああ、おそらく『黒幕』は伝染病だ。最初の黒幕が接触した相手が既に次の黒幕になっていた……そして時を見計らって黒幕を名乗り出たんだ」
「完全に黒幕の手のひらの上で弄ばれているわね……してやられた……ま、何十倍にもして返そうかしら」
「「(怖え~……)」」
「……あ、そういえば嵯峨はなんで……さっきの奴……バクラだっけか?そいつとのデュエルの時、『俺』って言ってたんだぜ?」
「ん?……ああ、素に戻ったんだ。あっちの気に押されて負けじと口悪い方にな……」
「そうなのかぜ……?」
「そうなんだ……と、見つけた」
嵯峨は山を下ってすぐに立ち止まる。それにつられて霊夢と魔理沙も立ち止まるが……三人の目の前にいた人物は何の躊躇もなしにこちらへと向かってくる。
「また……お会いしましたね……異変解決者のお二人方と……そちらの方は、なるほど。貴方も異変解決者のおひとりですか」
「さて……何十倍にして変えすつもりだったかしら」
「お前にはしてやられたぜ」
「はて……?何のことでしょうか?」
「白を切るのはもうやめにしようぜ……なぁ……
『レクス・ゴドウィン』!」
「……ふ、フッハハハ……!貴方も外来人か……それで」
「お前……この異変で何をするつもりだ」
「貴方なら分かるのでありませんか?」
ゴドウィンの言葉にぎりっと歯ぎしりをする嵯峨……嫌な汗が止まらなくなるほどである。
「お前……!一度ならず、二度までも繰り返すというのかッ!?」
「そう私は失敗して、そして学んだのだ……そして今度こそ作り出すのだ!神の世界を!」
ゴドウィンの体が紫色に輝き出し、
「デカっ!」
魔理沙が驚くのも無理はない。アニメだから何でもありではあったが、当時の俺もまさかこいつが筋肉ムキムキの体格になるとは思ってもみなかった。
「フハハハ!これから我は儀式に入る……『冥府の王』を招来させるのだ!」
「馬鹿な!ここには『シグナー』は居ないし、『祭壇』もない!そんなところに『冥府の王』はこないはず!」
『冥府の王』が復活するための条件もあるが、それは目の前のゴドウィンが『シグナー』と対を成す『ダークシグナー』だというのならば、達成しているだろう。だが、『冥府の王』は自らの『祭壇』へと行動を始めるはず……
「そのための以前からの我の行動だ……異変解決者である君たちのデュエルからは凄まじいパワーを放っている……つまり、君たちが何度もデュエルをする度にその力は増幅するのだ!」
「まさかその力がシグナーと同等の力を持っているっていうのか……?」
「そう……もはや『冥府の王』にとって、『赤き竜』の力にも似た危機感を感じているのだ!……そしてこの我が君たち三人をこのデュエルで倒すことにより、我の計画は成就されるのだ!」
既にゴドウィンに左腕がある。ゴドウィンは昔、サテライトとネオドミノシティを繋げるダイダロスブリッジを作ろうとして、セキュリティに追われ、ダイダロスブリッジから逃亡したが、その時に左腕を失って以来、義手で過ごしていた。
だが、ネオドミノシティで4人の『シグナー』に『ダークシグナー』が負けた後に登場し、今いる姿に変身後、『ダークシグナー』の長的存在であり、兄の『ルドガー・ゴドウィン』の左腕を自らに合体させた。
ルドガーには右腕にダークシグナーの蜘蛛の痣があり、左腕に赤き竜の頭の痣があった。ルドガーがダークシグナーになると決意するため、左腕を切り離し、弟のレクスに渡していたのだ。
その後、レクス・ゴドウィンはダークシグナーとなり、兄の左腕を自らにつけ、シグナーの力を手に入れて、5000年周期で起きるダークシグナーが扱う『地縛神』と赤き竜とその戦士であるシグナー達が扱う『シグナーの竜』の戦いに終始符をうつため、冥府の王の破滅の力で世界を無くし、赤き竜の再生の力でその因縁で結ばれない世界を創ろうとして、『シグナー』である『不動 遊星』、『ジャック・アトラス』、『クロウ・ホーガン』に倒された。
そして遊星に諭されたゴドウィンは兄のルドガーと共に地縛神と冥府の王の力を封印した……はずだった……
「いいわ……あんたが言いたいことはよくわからないけれど、要は私たちの危機を脅かすこと……そんなことは断じて許しはしないわ!」
「そうだぜ!お前みたいな変な奴が危ない状況って奴を作り出そうとしているんだったら……私たちはそれを阻止する!それが異変解決者の仕事なんだぜ!」
「……そうだ、ゴドウィン!お前の好きには決してさせはしない!」
「愚かな……我に立ち向かうというのか……ならば我も全力で相手をしてやろう!そして冥府の王を復活させるのだ!」
「「「「
嵯峨 LP8000
霊夢 LP8000
魔理沙 LP8000
VS
ゴドウィン LP24000
「最初は私のターンだぜ!私は『ガガガマジシャン』を召喚!」
『ガガガマジシャン』ATK1500
「このバトルロイヤルでは最初のターンは誰も通常ドローができず、攻撃できないぜ……ターンエンド」
魔理沙 手札4
『ガガガマジシャン』
「次は私のターンよ、私は『エクリプス・ワイバーン』を召喚!」
『エクリプス・ワイバーン』ATK1600
「これでターンエンド、嵯峨!」
霊夢 手札4
『エクリプス・ワイバーン』ATK1600
「ああ!私のターン!私は『ディスペアー・ストーカー』を召喚!」
『ディスペアー・ストーカー』ATK2000
「ターンエンドだ!」
嵯峨 手札4
『ディスペアー・ストーカー』ATK2000
「では、我のターン……我は魔法カード『魔封印の宝札』を発動!このターン、このカード以外の魔法カードの発動を封印することで2枚ドローする。そして相手フィールドにのみモンスターが存在し、我のフィールドにモンスターが存在しない時、手札から『太陽の神官』を特殊召喚!」
『太陽の神官』DEF2000
「そしてチューナーモンスター『赤蟻 アスカトル』を通常召喚」
『赤蟻 アスカトル』ATK700
「我はレベル5の『太陽の神官』にレベル3の『赤蟻 アスカトル』をチューニング!太陽昇りし時、全ての闇を照らし出す。降り注げ光よ!シンクロ召喚!レベル8『太陽龍インティ』!」
『太陽龍インティ』ATK3000
「そして墓地のチューナーモンスター『赤蟻 アスカトル』を除外し、『泣き神の石像』を特殊召喚!」
『泣き神の石像』DEF500
「そしてLPを1000ポイントを支払い、『
ゴドウィン LP24000→23000
『
「『ウィタカ』の効果を発動、自分フィールドのシンクロモンスターと同じレベルになる」
『
「レベル8モンスターが2体になった……エクシーズかぜ!?」
「いや……」
「我はレベル2の『泣き神の石像』にレベル8の『
「「ダークチューニング!?」」
「奴は『泣き神の石像』のレベルに『ダークチューナー』のレベルを引くつもりだ!」
「じゃあ、レベルー6!?そんなシンクロモンスターが……!?」
「あるのだよ……これが我の力だ!シグナーとダークシグナーの両方の力を手に入れた我の力!闇に月満ちる時、魔の囁きが聞こえ出す。死へと誘え!ダークシンクロ!レベルー6!『月影龍クイラ』!」
『月影龍クイラ』ATK2500
「我はこれでターンエンドだ。そしてエンドフェイズ時に『月影龍クイラ』はそのモンスター効果により、その身を墓地へと送る」
ゴドウィン 手札2
『太陽龍インティ』ATK3000
「はっ!大層なモンスターだったが、すぐにいなくなっちまったぜ!私のターンだ!ドロー!やった!私は『ガガガガール』を通常召喚」
『ガガガガール』ATK1000
「『ガガガガール』のモンスター効果でこのカード以外の『ガガガ』モンスターと同じレベルになる。私は『ガガガマジシャン』を選択」
『ガガガガール』☆3→4
「そして私はレベル4モンスター2体をオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!ランク4!『ガガガガンマン』!」
『ガガガガンマン』ATK1500
「そして『ガガガガール』のモンスター効果が発動!このカードを素材にエクシーズ召喚に成功した時、相手モンスターの攻撃力を0にするぜ!」
「何?」
「対象は『太陽龍インティ』だぜ!」
『太陽龍インティ』ATK3000→0
「へへっどうだ!『ガガガガンマン』の効果を発動!
『ガガガガンマン』ATK1500→2500
「ぐっ!」
ゴドウィン LP23000→20500
「どうだ!」
「……太陽に近づいたものは罰を受ける」
「何?」
「『太陽龍インティ』のモンスター効果!『インティ』を破壊したモンスターを破壊し、そのモンスターの攻撃力分のダメージを与える!」
「何だって!?」
「そうはさせるか!私は手札から『ディスペアー・ハングライダー』のモンスター効果を発動!」
『太陽龍インティ』の欠片が放ったビームが『ガガガガンマン』を貫き、魔理沙へと向かっているその瞬間にどこからともなく、ハングライダーに乗ったうつろな目をした男が現れ、その攻撃に衝突する。
「……何?」
「『ディスペアー・ハングライダー』の効果は私のフィールドに『ディスペアー』モンスターが存在する時のみ、このカードを除外することで発動でき、フィールドに闇属性モンスターがいないプレイヤーはこのターン、効果ダメージを受けない!」
「……あ、ありがとう。助かったぜ嵯峨」
「ちっ……だが、我もこの瞬間、墓地から『月影龍クイラ』の効果を発動!太陽が沈み、月が昇り始める」
『月影龍クイラ』ATK2500
「私はカードを1枚伏せてターンエンドだぜ」
「……エンドフェイズ時に『ハングライダー』の更なる効果で私は1000ポイントのダメージを受ける!ぐぅっ!」
「え!?」
嵯峨 LP8000→7000
リアルにダメージが……やはり闇のデュエルが始まっているのか……
魔理沙 手札3
伏せ1
「……私のターンよ!ドロー……私は『霊廟の守護者』を召喚」
『霊廟の守護者』ATK0
「そして魔法カード『ドラゴニック・タクティクス』を発動!フィールドの『エクリプス・ワイバーン』と『霊廟の守護者』の2体をリリースし、デッキからレベル8のドラゴン族モンスターを特殊召喚するわ!私は自らの魂のカード!『
『青眼の白龍』ATK3000
「そして墓地へ送られた『エクリプス・ワイバーン』のモンスター効果でデッキから『レッドアイズ・ダークネスメタル・ドラゴン』を除外し、更に墓地の『エクリプス・ワイバーン』を除外して『暗黒竜 コラプサーペント』を特殊召喚!」
『暗黒竜 コラプサーペント』ATK1800
「墓地から除外された『エクリプス・ワイバーン』の効果で除外していた『レッドアイズ・ダークネスメタル・ドラゴン』を手札に加え、バトルフェイズに入るわ!私は『青眼の白龍』で『月影龍クイラ』を攻撃!『滅びの
「この瞬間に『月影龍クイラ』の効果!このカードを攻撃したモンスターの攻撃力の半分の数値分、我がライフを回復させる!」
ゴドウィン LP20500→22000→21500
「だが、月が沈みまた太陽が昇りだす……『月影龍クイラ』の効果で『太陽龍インティ』が蘇る」
『太陽龍インティ』ATK3000
「しつこい奴らね……私はこれでターンエンド」
霊夢 手札2
『青眼の白龍』ATK3000
『暗黒竜 コラプサーペント』ATK1800
「私のターン、ドロー……カードを1枚伏せ、魔法カード『テイク・オーバー5』発動。デッキからカードを5枚墓地に……そして魔法カード『混同する絶望』を発動、フィールドにレベル8以上のモンスターがいるプレイヤーはそのモンスターのレベル×100ポイントのダメージを受ける」
嵯峨 LP7000→6200
ゴドウィン LP21500→20700
「っ!そしてお互いが効果ダメージを受けたターンに今、伏せたトラップカードはセットしたターン中に発動できる!『ディスペアウトプット』!相手モンスター1体を破壊し、そのモンスターの攻撃力と同じ攻撃力を持つ、『ディスペアー』モンスターをデッキから特殊召喚する!出でよ!『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』!」
「『太陽龍インティ』が破壊された場合、墓地の『月影龍クイラ』の効果により、
『月影龍クイラ』を復活させる」
『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』ATK3000
『月影龍クイラ』ATK2500
「『ディスペアーアイズ』のモンスター効果!召喚・特殊召喚に成功した時、お互いは自身の手札の枚数×300ポイントのダメージを受ける……『ディスペアー・ハウリング』!」
嵯峨 LP6200→5600
霊夢 LP8000→7400
魔理沙 LP8000→7100
ゴドウィン LP18800→18500
「私は更にカードを1枚伏せてターンエンド」
嵯峨 手札0
『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』ATK3000
『ディスペアー・ストーカー』ATK2000
伏せ1
「我のターン、我は『月影龍クイラ』で『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』を攻撃!」
「だが、攻撃力はこちらの方が上だ!」
「寧ろそうでなくては困るぐらいだ」
ゴドウィン LP20700→20200
「この瞬間に『クイラ』の効果で『太陽龍インティ』を墓地より、復活させる!」
『太陽龍インティ』ATK3000
「まだ、バトルは続いている!『インティ』で『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』を攻撃!」
「相打ち……!だが……」
「そう……我は墓地から『月影龍クイラ』が復活する」
『月影龍クイラ』ATK2500
「そして『月影龍クイラ』で『ディスペアー・ストーカー』を攻撃!」
嵯峨 LP5600→5100
「『ストーカー』の効果でこのモンスターを戦闘破壊した『月影龍クイラ』を……破壊する……!」
『ディスペアー』モンスターの効果はとんでもなく強力だが、デメリットになりうる効果は全て強制効果なのである。そのため、『ストーカー』の怨念が『クイラ』にまとわりつき、破壊してしまう……
「『クイラ』が破壊された場合、『インティ』が復活する」
『太陽龍インティ』ATK3000
「バトル、『太陽龍インティ』で『青眼の白龍』を攻撃」
「また……相打ち!」
「墓地の『クイラ』を復活させる」
「まだよ!墓地の『霊廟の守護者』は私のフィールドのドラゴン族モンスターが戦闘・効果で破壊された場合、墓地より特殊召喚される!」
『霊廟の守護者』DEF2200
「そして墓地に送られたドラゴン族モンスターが通常モンスターならば手札に戻す!」
「バトルはまだ終わってはいない。『月影龍クイラ』で嵯峨へダイレクトアタック!」
「「嵯峨!」」
「……!」
嵯峨 LP5100→2600
「ガアアア!くっ……!はぁ……はぁ……」
「このデュエルは闇のデュエル……2500ポイントのダメージがどれほどのものか、嵯峨……彼の疲労度を見れば一目瞭然だろう……」
「嵯峨……!」
「ま、だだ……墓地からトラップカード『ディスペアウトプット』発動!2000ポイント以上の戦闘ダメージを受けて、効果ダメージを受けていないターンにのみ、発動でき……墓地のこのカードを除外して、このターン、戦闘破壊された全てのモンスターを墓地から効果を無効にして特殊召喚する!甦れェ!」
『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』ATK3000
『ディスペアー・ストーカー』ATK2000
「……その後、1枚ドローする」
「……なら我はカードを1枚伏せ、ターンエンドだ」
ゴドウィン 手札2
『月影龍クイラ』ATK2500
伏せ1
「(嵯峨がもう見ていられないぜ!)私のターン!……ッ!このカードは……取り敢えず、太陽と月のスパイラルを取り払ってやるぜ!私は『ガガガシスター』を召喚!」
『ガガガシスター』ATK200
「『シスター』の召喚時に効果発動!デッキから『ガガガ』魔法・罠カードを手札に加えるぜ!私は装備魔法『ガガガリベンジ』を手札に加え、発動!墓地の『ガガガマジシャン』を特殊召喚し、このカードを装備する」
『ガガガマジシャン』(『ガガガリベンジ』装備中)ATK1500
「そして『ガガガマジシャン』の効果で自身のレベルを1~8の好きな数値に変更できるぜ。私は5を選択!」
『ガガガマジシャン』☆4→5
「更に『ガガガシスター』の効果を発動!『ガガガマジシャン』とこのカードのレベルを2体のレベルを合わせた数値に変更するぜ!よって『マジシャン』と『シスター』のレベルは7だ!」
『ガガガマジシャン』☆5→7
『ガガガシスター』☆2→7
「私は『ガガガマジシャン』と『ガガガシスター』でオーバーレイ!レベル7モンスター2体でオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!出でよ、古代の魔術師!ランク7『幻想の黒魔導師』!」
『幻想の黒魔導師』ATK2500
「そして『ガガガリベンジ』の効果で私のエクシーズモンスターの攻撃力を300ポイントアップさせるぜ!」
『幻想の黒魔導師』ATK2500→2800
「だが、我を倒すには攻撃力が足らないな……」
「それはどうかな?私は『幻想の黒魔導師』の効果を発動!ORUを1つ取り除き、デッキ・手札・墓地から魔法使い族通常モンスターを特殊召喚する!来たれ!『ブラック・マジシャン』!」
『ブラック・マジシャン』ATK2500
「バトルだ!『ブラック・マジシャン』で『月影龍クイラ』を攻撃!『
「攻撃力2500で同じ攻撃力2500の『クイラ』を攻撃だと?迎え撃て!『月影龍クイラ』!」
「ここで『幻想の黒魔導師』の更なる効果が発動!魔法使い族通常モンスターが攻撃宣言をした時に発動する!相手フィールドのカードを1枚除外するぜ!対象は『月影龍クイラ』だ!」
「残念だが、その攻撃は神には届かない!トラップ発動!『王宮の鉄壁』!」
「何!?」
「全てのプレイヤーはカードを除外できない!よって『月影龍クイラ』は健在だ!」
「そんな……」
「相打ちだが、『クイラ』の効果で『太陽龍インティ』を蘇生させる!」
『太陽龍インティ』ATK3000
昔、ゴドウィンは不動 遊星の『ジャンク・アーチャー』の効果で『太陽龍インティ』を除外されている……それの対策か!
「ドジっちまった。私はカードを1枚伏せてターンエンドだぜ」
魔理沙 手札2
『幻想の黒魔導師』ATK2800
伏せ2
「私のターン……ドロー!……私は『手札抹殺』を発動!全ての手札を捨て、捨てた枚数ドローするわ……!私は『青き眼の巫女』を召喚!」
『青き眼の巫女』ATK0
「更に魔法カード『復活の福音』を発動!墓地のレベル7・8ドラゴン族モンスターを特殊召喚!戻れ!『青眼の白龍』!」
『青眼の白龍』ATK3000
「レベル8の『青眼の白龍』にレベル1の『青き眼の巫女』をチューニング!青き眼に浮かびし、その力、神秘に触れ今ここに現れよ!シンクロ召喚!レベル9!
『
『
「『コラプサーペント』を攻撃表示から守備表示に変更して、ターンエンドよ」
霊夢 手札1
『|青眼の精霊龍《ブルーアイズ・スピリット・ドラゴン』DEF3000
『暗黒竜 コラプサーペント』DEF1700
『霊廟の守護者』DEF2200
「私の……ターンッ!ドロー……墓地の『テイク・オーバー5』の効果で墓地のこのカードとデッキの同名カードを除外することで更に1ドロー……私はカードを1枚伏せてターンエンド」
嵯峨 手札3
『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』ATK3000
『ディスペアー・ストーカー』ATK2000
伏せ2
「我のターンだ……我は『太陽龍インティ』で『幻想の黒魔導師』を攻撃!」
魔理沙 LP7100→6900
「うぅ……」
「我はカードを1枚伏せ、フィールド魔法『召喚制限――エクストラネット』を発動。エクストラデッキからモンスターが特殊召喚された場合、そのカードのコントローラーから見て、相手プレイヤーはデッキからカードを1枚ドローする。これでターンエンドだ」
「ま、まだ……だぜ!私はリバースカードをオープンする!永続トラップ『永遠の魂』!手札・墓地から『ブラック・マジシャン』を特殊召喚するぜ!墓地より再び現れよ!『ブラック・マジシャン』!」
『ブラック・マジシャン』ATK2500
ゴドウィン 手札1
『太陽龍インティ』ATK3000
『王宮の鉄壁』
『召喚制限――エクストラネット』
伏せ1
最悪のプレミを発見し、書き終わったはずの4週間後に書き直すという苦痛。
そしてターン3週しただけなのにこの長さか
次回「嵯峨死す!」(嘘)
ああ、左腕の代償使えばよかったなぁ
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10.「兄を持つ者として」
後書きでは今日の最強カードでも登場させますか……
今回の話を書いて……
『クイラ』とか『インティ』とか蘇生しすぎでわけわかめ。ややこしくて30回程書き直した。
嵯峨 LP2600
手札2
『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』ATK3000
『ディスペアー・ストーカー』ATK2000
伏せ2
霊夢 LP7400
手札1
『|青眼の精霊龍《ブルーアイズ・スピリット・ドラゴン』DEF3000
『暗黒竜 コラプサーペント』DEF1700
『霊廟の守護者』DEF2200
魔理沙 LP6400
手札2
『ブラック・マジシャン』ATK2500
『永遠の魂』
伏せ1
ゴドウィン LP20200
手札0
『太陽龍インティ』ATK3000
『王宮の鉄壁』
『召喚制限――エクストラネット』
伏せ1
「私のターン、ドローだぜ!私は『チョコ・マジシャン・ガール』を召喚!」
『チョコ・マジシャン・ガール』ATK1600
『チョコ・マジシャン・ガール』……?あれは確か映画記念で出たパックの……(嵯峨は映画を見ていない)
「『チョコ・マジシャン・ガール』の効果!手札の『レモン・マジシャン・ガール』を墓地に送り、1枚ドロー!そして永続トラップ『永遠の魂』を発動!デッキから『
よし!『千本ナイフ』は『ブラック・マジシャン』が存在していれば相手モンスターを破壊することができる!そうすれば『ブラック・マジシャン』よりも攻撃力が高い『太陽龍インティ』を破壊して尚且つ、攻撃力2500の『月影龍クイラ』に代わる!
『幻想の黒魔導師』の攻撃力は装備魔法『ガガガリベンジ』の効果で2800。
攻撃力が2500である『クイラ』を攻撃して『ブラマジ』で『インティ』を攻撃。
その時、『王宮の鉄壁』を除外して霊夢のターンに繋げられる!…………はず!
……それに奴はまだ発動していないが、『インティ』は誘発効果で自身の攻撃力を0にする効果を持っている……どんなモンスターでも奴を破壊できてしまうということだ……
さぁ、どうするつもりだ?魔理沙!
「私は『千本ナイフ』の効果で『太陽龍インティ』を破壊!」
「まだ分からぬのか……!『太陽龍インティ』が破壊されたことにより、墓地で『月影龍クイラ』のモンスターが発動する!太陽が沈み、また月が昇る!現れよ、『月影龍クイラ』!」
『月影龍クイラ』ATK2500
「へっ!この幻想郷は太陽と月の永遠ループの常識さえ通用しないんだぜ!
この瞬間にトラップ発動!『黒魔族復活の棺』!」
「あのカードは……!」
「自分フィールドの魔法使い族モンスターとお前が今、特殊召喚した『月影龍クイラ』を墓地へ送る!」
「何だと!?」
「そしてデッキ・墓地から魔法使い族・闇属性モンスターを特殊召喚するぜ!今、墓地に送った『ブラック・マジシャン』を特殊召喚!」
『ブラック・マジシャン』ATK2500
「バトルだぜ!『ブラック・マジシャン』と『チョコ・マジシャン・ガール』でダイレクトアタックだ!」
「グッ!」
ゴドウィン LP20200→16100
「私はカードを2枚伏せてターンエンドだぜ!」
魔理沙 手札0
『ブラック・マジシャン』ATK2500
『チョコ・マジシャン・ガール』ATK1600
『永遠の魂』
伏せ2
「続けて行くわ!私のターン!『
『蒼眼の銀龍』DEF3000
「この瞬間、フィールド魔法『召喚制限――エクストラネット』の効果で我はカードを1枚ドロー」
「『蒼眼の銀龍』の効果!このカードが特殊召喚に成功した時、私のフィールドのドラゴン族モンスターは次のターンのエンドフェイズ時まで効果対象にとられず、効果は破壊されない!更に魔法カード『死者蘇生』。墓地の『レッドアイズ・ダークネスメタル・ドラゴン』を特殊召喚!」
『レッドアイズ・ダークネスメタル・ドラゴン』ATK2800
「『レッドアイズ・ダークネスメタル・ドラゴン』の効果で墓地の『青眼の白龍』を特殊召喚!」
『青眼の白龍』ATK3000
「魔法カード『ドラゴニック・タクティクス』を発動!フィールドの『霊廟の守護者』と『暗黒竜 コラプサーペント』をリリースし、デッキから『青眼の白龍』を特殊召喚!」
『青眼の白龍』ATK3000
「そして墓地に送られた『暗黒竜 コラプサーペント』の効果でデッキから『輝白竜 ワイバースター』を手札に加える……そしてバトルフェイズよ!2体の『青眼の白龍』と『レッドアイズ・ダークネスメタル・ドラゴン』でダイレクトアタック!」
「グゥゥゥ!」
ゴドウィン LP16100→13100→10100→7300
「エンドフェイズ時に『青眼の精霊龍』の効果で特殊召喚したモンスターは破壊されるけれど、『蒼眼の銀龍』の効果で破壊されないわ!次の嵯峨のターンであんたの意味が分からない計画は終わりよ!」
霊夢 手札1
『青眼の白龍』ATK3000
『青眼の白龍』ATK3000
『レッドアイズ・ダークネスメタル・ドラゴン』ATK2800
『蒼眼の銀龍』DEF3000
「ああ……だが、その前に教えろゴドウィン!なんでお前は過ちを繰り返す気なんだ!」
「我は確かに……不動遊星に諭され、兄であるルドガーと共に地縛神を封印し、5000年周期の戦いに終止符を打つ……そのつもりであった……」
「つもり?」
「我とルドガーは敗北した……ルドガーは我をかばい、彼一人の手で地縛神のほとんどを封印した……その時、我にはある感情がまた芽生え始めていた」
「嫉妬か……同じ兄を持つ者として確かに嫉妬の一つ芽生えたことぐらいある……だが、それとこの異変は関係ない……はずだ」
「いや、我のこの心境は『地縛神』の力を強めるのには最適だったのだ……元ダークシグナーである我と『地縛神』は共鳴し合い、そして再びダークシグナーへと舞い戻った。ダークシグナーとしての使命は世界を破滅へと向かわせることだ!」
「……聞いて損した……お前の兄は最後まで戦っていたじゃないか!」
「黙れッ!貴様にも分かるだろう……!兄と見比べられるこの劣等感を!我は恐怖を超え、神となった!兄ルドガーを超えたのだ!」
「違う!兄というものがあるから挑戦できるものがある!お前は目標を失ってでも得たかった力は『ソレ』じゃないはずだ!」
「ならば貴様が正しいとデュエルで証明して見せよ!」
「ああ、私のターン!ドロー!私は『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』と『ディスペアー・ストーカー』をリリースし、『ディスペアー・ジャイアント』をアドバンス召喚!」
『ディスペアー・ジャイアント』ATK2800
「『ディスペアー・ジャイアント』がアドバンス召喚に成功した時、アドバンス召喚のためのリリースに使用された『ディスペアー』モンスターを1体特殊召喚する!戻れ!『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』!」
『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』ATK3000
「『ディスペアーアイズ』の効果!お互いは自身の手札の枚数×300ポイントのダメージを受ける!『ディスペアー・ハウリング』!」
嵯峨 LP2600→2000
霊夢 LP7400→7100
魔理沙 LP6400→6100
ゴドウィン LP7300→7000
「そしてトラップ発動!『ディスペアー・ゲットアップ』!全てのプレイヤーが効果ダメージを受けた場合、発動でき、全てのプレイヤーが受けたダメージの合計分の数値、自分フィールドの最もレベルが高いモンスターに加える!」
『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』ATK3000→4500
「よし!これで嵯峨のモンスターの攻撃力の合計は7300!」
「バトルフェイズだ!『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』でダイレクトアタック!『ディスペアーバースト』!」
「グアアア!」
ゴドウィン LP7000→2500
「これで終わりだ!『ディスペアー・ジャイアント』でダイレクトアタック!」
「……まだだ!我はトラップカード『名誉の贄』を発動!」
「チィ……!」
「我のライフが3000ポイントよりも少ない時、相手モンスターのダイレクトアタックを無効にして、我のフィールドに『贄の石碑トークン』を2体特殊召喚する」
『贄の石碑トークン』DEF0
『贄の石碑トークン』DEF0
「『贄の石碑トークン』はアドバンス召喚以外のリリースには使用できず、シンクロ素材にも使用できない。更に!我はデッキから『あるカード』を手札に加える……!」
「なんつう量の効果だぜ!」
「当然だ!我は自らの体に神を刻み込んだ真の神なのだからな!」
「くっ……!私はカードを1枚伏せる。ターンエンド……この時、『ディスペアー・ゲットアップ』の効果も終了し、『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』の攻撃力は元に戻る」
嵯峨 手札1
『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』ATK4500→3000
『ディスペアー・ジャイアント』ATK2800
伏せ2
「我のターン!我は『贄の石碑トークン』2体をリリースし、『地縛神
『地縛神
「攻撃力……たったの1ポイント?」
「やばいな……来るぞ!」
「我は『地縛神Wiraqocha Rasca』の効果を発動!我のバトルフェイズをスキップすることで相手ライフポイントを『1』にする!」
「「なんですって(だって)!?」」
「対象のプレイヤーは博麗霊夢……君だ!」
「くっ!」
「そうはさせないぜ!トラップ発動!『ライフ・エクスチェンジ』を発動!ライフポイントの変化する効果の対象を私に変更する!」
「「魔理沙!?」」
「後は……任せたぜ」
「またそのカードか……なら君から絶望を与えてやろう……!行け!地縛神Wiraqocha Rasca!霧雨魔理沙のライフを1にしろ!『ポーラスター・オベイ』!」
「ぐっ……!うわぁぁぁぁ!」
魔理沙 LP6100→1
「ぐっ……『ライフ・エクスチェンジ』の……更なる効果……この効果でライフポイントが減少した場合、相手……フィールドのカード1枚を破壊……する……私は『王宮の鉄壁』を選択……!」
『ライフ・エクスチェンジ』の効果で『王宮の鉄壁』が破壊されると同時に魔理沙は倒れてしまう。
「姑息な真似を……我はカードを2枚伏せ、ターンエンドだ」
ゴドウィン 手札0
『地縛神Wiraqocha Rasca』ATK1
『召喚制限――エクストラネット』
伏せ2
「私のターンよ!ドロー!私は魔法カード『埋葬呪文の宝札』を発動!墓地の『ドラゴニック・タクティクス』2枚と『手札抹殺』を除外して、デッキからカードを2枚ド
ロー!更に墓地の『暗黒竜 コラプサーペント』を除外して『輝白竜 ワイバースター』を特殊召喚!そして『青眼の白龍』2体と『輝白竜 ワイバースター』の計3体をリリースし、『オベリスクの巨神兵』をアドバンス召喚!」
『オベリスクの巨神兵』ATK4000
「『オベリスクの巨神兵』だと?なるほど……異変解決者であり、最強の巫女と言われるだけはある……」
「……『オベリスクの巨神兵』の召喚時にはどんな効果も発動させない……よって墓地の『輝白竜 ワイバースター』の効果は発動しない……そして『レッドアイズ・ダークネスメタル・ドラゴン』の効果で墓地から『青眼の白龍』を蘇生。そして『オベリスクの巨神兵』の効果発動!私のフィールドの『青眼の白龍』と『蒼眼の銀龍』をリリースし、相手フィールドのモンスターを全て破壊する!『ゴッドハンド・インパクト』!」
「だが、神すら地縛神には通用しない!カウンター罠『バイ=マーセの癇癪』!我のフィールドに『地縛神』が存在する場合、相手の効果モンスターの効果の発動を無効にして破壊する!」
「そんな……『オベリスクの巨神兵』までもが……」
「諦めるな霊夢!私は自分フィールドの『ディスペアー・ストーカー』をリリースし、速攻魔法『エナジー・リフレクト』を発動!このターン、モンスター1体は相手にダイレクトアタックを行える!対象は『レッドアイズ・ダークネスメタル・ドラゴン』!」
「!『レッドアイズ・ダークネスメタル・ドラゴン』でダイレクトアタック!」
「甘い!永続トラップ『光の護封霊剣』!1000のライフポイントを犠牲にすることでダイレクトアタックを無効にする!」
「そんな……カードを伏せて、ターン…エンド」
ゴドウィン LP2500→1500
霊夢 手札0
『レッドアイズ・ダークネスメタル・ドラゴン』ATK2800
伏せ1
「私のターン!私は魔法カード『絶望仕掛けの人形』を発動!墓地の『ディスペアー』モンスターを5体除外することでエクストラデッキから『ディスペアーアイズ』融合モンスターを召喚条件を無視し、効果を無効にして守備表示で特殊召喚する!出でよ!
『ディスペアーアイズ・エリミネイション・ドラゴン』!」
『ディスペアーアイズ・エリミネイション・ドラゴン』DEF0
「この瞬間にフィールド魔法『召喚制限――エクストラネット』の効果で我は1枚ドロー!」
「更に魔法カード『絶望仕掛けの屋敷』を発動!墓地の『絶望』または『ディスペアー』魔法・罠カードを全て除外する……ちなみに『ディスペアウトプット』はルール上『ディスペアー』罠カードとして扱う。その後、エクストラデッキから『ディスペアーアイズ』
『ディスペアーアイズ・アングリー・ドラゴン』DEF0
「守備力たったの0のモンスターを並べて何の意味がある!『召喚制限――エクストラネット』の効果で1枚ドロー!」
「トラップカード!『絶望への生贄』を発動!自分フィールドに融合、シンクロ、エクシーズモンスター……もしくはどちらもが存在する場合、墓地の『絶望』または『ディスペアー』魔法・罠カードを1枚除外して発動できる!フィールドの融合・シンクロ・エクシーズ・儀式モンスター以外のモンスターの召喚時効果を発動できる!対象は『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』!」
「嵯峨!?」
霊夢と魔理沙の手札は0枚。よって魔理沙はライフが0にはならないが、嵯峨のライフポイントはたったの1700にまでになってしまう。
「『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』の効果により、全てのプレイヤーは自身の手札の枚数×300ポイントのダメージを受ける。『ディスペアー・ハウリング』!グッ!」
嵯峨 LP2000→1700
ゴドウィン LP1500→900
「はぁ………はぁ………この時、除外された『絶望仕掛けの人形』と『絶望仕掛けの屋敷』の効果…!フィールドにいる融合・シンクロモンスターを全て破壊し、そのモンスターの守備力の合計分のダメージを私は受けるが、『ディスペアーアイズ』たちの守備力は0!よって、ダメージは受けない……!カードを1枚伏せてターンエンド!」
嵯峨 手札0
『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』ATK3000
伏せ1
「我のターン!我は『地縛神Wiraqocha Rasca』の効果で相手ライフを1にする!対象は今度こそ君だ博麗霊夢!」
「……フッ……いいわ!来なさい!」
「そうはさせない!」
「「!?」」
「トラップ発動!『ディスペアー・キャノン』!私の手札が0枚の時、デッキのカードが半分になるようにゲームから除外することでこの効果で除外したカードの枚数×100ポイントのダメージを与える……除外したカードは11枚!その数値は1100ポイントだ!」
「甘いわぁ!我は速攻魔法『非常食』発動!場の永続罠『光の護封霊剣』を墓地に送り、1000ポイントのライフを回復する!」
「何だと!?」
ゴドウィン LP900→1900→800
「『地縛神Wiraqocha Rasca』の効果で博麗霊夢のライフを1にする!『ポーラスター・オベイ』!」
「きゃああああ!」
霊夢 LP7100→1
「霊夢……まで……!」
「自らの弱さを知り、そして敗北を知れ!峰城 嵯峨!我はこれでターンエンド!」
ゴドウィン 手札2
『地縛神Wiraqocha Rasca』ATK1
『召喚制限――エクストラネット』
「カードを引けないプレイヤーにターンは回ってこない……よって貴様のターンだ!」
「弱さなんて自覚してる……!後は覚悟だけだ!私のターン……ッ!ドロー!
……来た!魔法カード『絶望の異常召喚』!私の墓地の融合・シンクロ・エクシーズモンスターを全て除外し、相手の墓地に存在する通常モンスターを除外した枚数だけ特殊召喚する!甦れ!『青眼の白龍』!『ブラック・マジシャン』!」
『青眼の白龍』ATK3000
『ブラック・マジシャン』ATK2500
「そしてこの効果で2体以上のモンスターが特殊召喚に成功した場合、最もレベルが高い方のモンスターは相手にダイレクトアタックができる!バトルフェイズだ!」
「そうはさせん!墓地の永続罠『光の護封霊剣』を除外し、このターン、相手はダイレクトアタックできない!」
「くっ……!ターンエンドだ……」
嵯峨 手札0
『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』ATK3000
『
『ブラック・マジシャン』ATK2500
「我のターン、我は『地縛神Wiraqocha Rasca』の効果を発動!嵯峨、君にも絶望を見せてやろう!『地縛神Wiraqocha Rasca』よ、嵯峨のライフを1にしろ!『ポーラスター・オベイ』!」
「来てみろ……私は絶対に絶望しない!」
嵯峨 LP1700→1
「ぐっ……うぅ……あ…………」
この衝撃を霊夢と魔理沙は受けたのか……俺は……耐えたいんだがな……くっ!もう目の前が暗く……
『ヒャハハハ!どうやらピンチみたいだなぁ?』
「バク……ラ……」
『この瞬間にお前の体を乗っ取ってもいいんだぜ?』
「(ギリッ)」
『おーおー怖いねぇ……ま、一つプレゼントがあるんだよ』
「プレ……ゼント……だと?」
『そうそう……ま、言っちまえば『宿代』ってことでいい。俺様があの地縛神のダメージを半減させてやるよ』
「できる……のか……?」
『おいおい主人格様よ……俺様のこと見くびってもらっちゃ困るぜぇ?こう見えても俺様は生身の人間の体で神の攻撃を2回も喰らってるような化け物だぜ!』
闇バクラと呼ばれる彼は初代デュエルキング武藤遊戯が操る『オシリスの天空竜』と当時マリクが操っていた『ラーの翼神竜』の攻撃を喰らって死んでいなかったような奴だ。信用は……できない。だって『オシリス』の時は無事だったが、『ラー』の時は殆ど消滅していた……俺じゃ、生きていける気がしないが……
「いい賭けじゃねぇか……乗った」
『いいねぇ!お前のそういうノリは好きだぜ!』
「……ハッ……このデュエルを終わらしたらお前のデッキ作ってやるよ」
『ヒャハハハ!面白れぇ!』
「フフフフフフ……!ハハハハ!今度こそこれで終わった!」
「いいや……まだだ!」
「馬鹿な……!?貴様等はまだ諦めんというのか!?」
「当たり前だ!何度だって、チャンスさえ訪れれば絶対に挑戦する……俺はそう学んだ!」
遊馬先生に!
「だから負けない!」
「くっ……我はカードを1枚伏せて、ターンを終了する……!」
ゴドウィン 手札2
『地縛神Wiraqocha Rasca』 ATK1
『召喚制限――エクストラネット』
伏せ1
「私の……私たちのターン……!ドロォォォォ!」
カンコンッ!
「私は魔法カード『絶望の宝札』を発動!デッキからカードを3枚選択して手札に加え、残りのカードを墓地に送る!」
「デッキが0に……!」
「このターンで決めてやる!」
「フン!貴様はもう終わっているのだ!トラップ発動!『メテオ・プロミネンス』!手札を2枚捨て、相手に2000ポイントのダメージを与える!」
原作効果で相手ライフポイントは関係ないか……だが!
「墓地のトラップカード『ディスペアー・キャノン』の効果発動!このカードを除外することで『ディスペアー・キャノン』以外の除外されている『絶望』または『ディスペアー』罠カード1枚の『除外して発動する』効果を得る!私は『ディスペアー・ゲットアップ』の効果を使う!自分のライフポイントが1000以下の時にのみ、発動でき、相手からの効果ダメージを0にする!」
「チィ……ッ!」
「魔法カード『絶望への渇望』を発動!手札のカードを1枚除外することで相手フィールドの表側表示の魔法カードを1枚除外する!私は『召喚制限――エクストラネット』を選択する!」
「クッ……!」
これで『地縛神』の効果は無効になった。そしてエンドフェイズ時に破壊されるのだが、そんな原作効果はどうでもいい!
「魔法カード『ギャラクシー・クイーンズ・ライト』発動!自分フィールドのレベル7以上のモンスター1体を対象に全ての自分モンスターは対象に取ったモンスターと同じレベルになる!私は『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』を選ぶ!」
『ブラック・マジシャン』☆7→8
「私はレベル8の『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』、『青眼の白龍』、『ブラック・マジシャン』の3体をオーバーレイッ!3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!」
黒の閃光と白の閃光が混じりあって、銀河のような場所に身を捧げ、爆発する。
「我が全ての絶望さえも喰らい尽くす影よ、光の束縛を払い除け、その影が姿形を龍へと昇華し、堕ちてこい!エクシーズ召喚!ランク8!『ディスペアーアイズ・シャドー・ドラゴン』!」
『ディスペアーアイズ・シャドー・ドラゴン』ATK0
「攻撃力……0のエクシーズモンスター……」
「『ディスペアーアイズ・シャドー・ドラゴン』はメインフェイズ時1に
『ブラック・マジシャン』ATK2500
「バトルだ!『ディスペアーアイズ・シャドー・ドラゴン』で『地縛神Wiraqocha Rasca』を攻撃!」
「馬鹿な!『ディスペアーアイズ・シャドー・ドラゴン』の攻撃力は0!『地縛神Wiraqocha Rasca』の攻撃力1ポイントにすら届いていない!」
「ハッ!今度はこちらがお前にも絶望を与えてやる……『ディスペアーアイズ・シャドー・ドラゴン』の効果!『ディスペアーアイズ』を素材にエクシーズ召喚に成功している場合、戦闘を行うダメージステップ終了時まで攻撃力を3000にする!」
「何だと!?」
『ディスペアーアイズ・シャドー・ドラゴン』ATK0→3000
「更に霊夢のリバースカード『竜魂の城』を発動!墓地の『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』を除外して『ディスペアーアイズ・シャドー・ドラゴン』の攻撃力を700ポイントアップさせる!」
『ディスペアーアイズ・シャドー・ドラゴン』ATK3000→3700
「更に魔理沙のリバースカード『ブラック・スパイラル・フォース』を発動!私のフィールドに『ブラック・マジシャン』が存在する時、自分フィールドのモンスター1体の攻撃力を2倍にする!」
『ディスペアーアイズ・シャドー・ドラゴン』ATK3700→7400
『シャドー・ドラゴン』他者の絶望の形へと姿を変える……
それはまさしく赤き竜であった。
「馬鹿な……攻撃力7400……だと!?それに赤き竜!?馬鹿な……赤き竜は……神たる我を選んだのではなかったのか!?」
「赤き竜を絶望として見ているお前に力なんかは貸さないだろうさ……
そして、7399ポイントの大ダメージで『地縛神』もさっさと復活なんぞ懲りて消えろ!『影の連鎖 ディスペアーシャドーバースト』!」
「グアアアアアアッ!!」
ゴドウィン LP800→0
「うっ……倒したのかぜ……?」
魔理沙が目を覚ます。続けて霊夢も……
「そう……みたいね……」
「二人とも……」
「「嵯峨!」」
「はぁ……無事で良かっ……」
バタンッ!嵯峨は急に倒れる。霊夢と魔理沙の悲痛な呼び声さえも聞こえない程に摩耗して意識を闇に沈めた。
今日の最強カード
地縛神
星10 鳥獣族 攻1 守1
このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、
「地縛神」と名のつくカードを召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができない。
フィールド上にフィールド魔法が表側表示で存在しない場合、
このカードの①、②、③の効果は無効となり、このカードはエンドフェイズ時に破壊される。
①:このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
②:相手モンスターはこのカードを攻撃対象にする事ができない。
③:このカードは相手の魔法・罠カードの効果を受けない。
④:1ターンに1度、自分のターンのバトルフェイズをスキップする事で、相手ライフを1にする事ができる。
嵯峨「『地縛神Wiraqocha Rasca』。バトルフェイズをスキップするだけで相手ライフを1にする。俺もやられかけたが『メテオ・プロミネンス』などのバーンに対して何の制約もないので『火の粉』とか『革命』が入っていても驚異的だな」
霊夢「しかも自分は魔法・罠の効果を受けず、攻撃対象にできないから実質かなり厄介な相手よ」
魔理沙「実は攻撃対象うんぬんってとこが『伝説のフィッシャーマン』と同じなので、普通にダイレクトアタックができたんだぜ」
嵯峨「流石にそれは弱くなっちまうんだよということでそこだけ改変させてもらっているぜ」
霊夢「ま、今日の最強カードの紹介はここまで。では、次回も」
三人「「「ルールを守って楽しくデュエル!」」」
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11.「異変を終えて 明日に備えて」
って、今週デュエルじゃないからなんもないっす
何を言っているんだ先々週の私は・・・
「ゲホッ!ゴホッ!」
「全く……信じられない!」
「す、すまん……」
「謝って済む話じゃない!」
「はい、すいません……」
俺は今……博麗神社の客間に敷かれたベットの上に横たわり、頭の上にはどっかから妖精から作られたという氷を入れたビニールを乗せられ、霊夢に叱られている。どうしてこうなっているかと説明を入れようかと思ったが、魔理沙が来たので彼女に説明を任せよう……体が怠いんでね……
「いよっす!どうだ霊夢?『風邪ひいているのに4回、しかもそのうちの1回は命を懸けたデュエルをした大馬鹿デュエリスト』の調子は?」
何も言い返せねー。まさか、そこにデュエルがあるからさと霊夢に言い訳したら拳骨を喰らったでござる。その分、氷を追加されたが……それに十数分間続く霊夢の説教も色んな意味で耳が痛いし、体に響くだけで頭に入ってこない。霊夢は一通り説教を言い終わって、疲れたのか、お茶をグイッと一杯飲み、食材と薬を買いに人里へと出かけていった。残ったのは魔理沙だけ……そういえば魔理沙と二人きりになったのは今回が初めてかもしれないな……
「なぁ……嵯峨」
「……ん?」
「ぶっちゃけた話をするとさ……」
な、なんでござんしょ?
「霊夢とデキてるのかぜ?」
「……デキてるって?」
「付き合っているのかって話だぜ」
「んな馬鹿な……まだ会ってから1日しか経ってないぜ」
「1日しか経ってないのによくあんなに仲良くなってるなって話だぜ」
「それがデュエルモンスターズ」
キリッ、あ、引かないで魔理沙。
「はぁい嵯峨君?紫お姉さんだよ~」
わぁい、紫お姉さん……頼むから俺の体の上に乗んないで……風邪ひいているから重いじゃなくて金縛りレベルなんだよ。紫さんの体を支えられない。
「何の用っすか」
「まずは異変解決おめでとう、そしてありがとう。明日にでも風邪は治るでしょうし、
明日には宴会を開くことを独断で決めて教えに来ました」
「余計に具合が悪くなりそうな気がするんですがそれは……」
「病み上がりにお酒はきついだろうぜ……」
「まぁまぁ……後は『招待状』よ」
「『招待状』?」
「そう……デュエル大会のね」
「いつっすか!」
「食い気味になるほどなのかぜ!?」
「まぁ、元々は黒幕をおびきだすために大会だったのだけど、貴女のおかげでまともな大会になりそうよ」
「……んなこと言われてもな……俺だけの力で勝ったわけじゃないからな……な?」
「おう!」
「ウフフ……あ、そうそう……この戦いタッグ形式だから……魔理沙は『アリス・マーガトロイド』と組む……っと」
アリス・マーガトロイド……魔理沙と同じく、魔法の森に棲む魔女。
『マリ×アリ』とかの人である……偏見じゃないです。
「おいおい……それだと俺のパートナー決まってるみたいな言い方だな」
「ええ、霊夢でしょ?」
「霊夢だろうぜ?」
「……なんでそうなる」
「「性格(ついでにデッキ)の相性が良いから!」」
「ぐぬぬ……何も言い返せん」
「それに優勝賞品もあるわよ」
「おおっ!なんか本格的だな!」
「見直したかしら魔理沙!」
「うんうん!」
「馬鹿にしてたことを否定しないのな……」
それからしばらくの時間がったのち、熱が下がって体が軽くなったのを機に自分のカードプールを確認する。
『おっ。やっと俺様のデッキを作るのか』
「と言っても、俺のデッキと相性が良いからいつものにギミックを追加する程度になっちますがな」
『ヒャハハハ!ならどうせならこのカードを使え』
「採用」
『早いな』
「ロマンカードじゃないか~……ん?じゃあ、この『白紙のカード』は?」
『さて、招待状にあった奴だ。俺様は知らないな』
一体このカードは……まさか『シューティング・スター・ドラゴン』なわけでも『レジェンド・オブ・ハート』な訳でもないだろう……しかも扱えないし……おろ?招待状の封筒の奥にのりで何かくっついている……底の方にくっついていて気づかなかった。
また手紙?
『そのカードは貴女の心を映すカード。平たく言えばスペルカードみたいなものよ。これは異変を解決してくれた貴女へのお礼の気持ちとして受け取ってちょうだい』
ほーびか……褒美なら仕方ないな……と言えど、クリアマインドしたことない俺にこのカードは危ない賭けじゃないですかね……俺
『それ俺様の力じゃねえか』
良いツッコミをありがとう……さて、そろそろ寝るとしますかね……
――――翌日――――
チュンチュンと雀の囀る音と共に目を開けた嵯峨。ぐぐっと背を伸ばし、台所へと向かう……どうやら霊夢はまだ起きていないようだ。まだ朝早いし……早すぎるかもな。
さて、ちゃっちゃっと朝飯作るか。流石に材料に余裕はあるしな……よし。
トントントントンというリズミカルな音が不意に止む。人間は突然、繰り返されていたことがなくなると違和感を感じるようになる……それは眠りが浅い人にはそれが強く感じ、目を覚ますことも多々ある。それは霊夢も例外ではなかった。
「……何の音?」
重い瞼をこすりながら音がした台所へと向かうと、
「あ、おはよう霊夢」
すっかり元気になった嵯峨が笑顔であいさつした。その眩しい笑顔に霊夢の眠気はどこへやら、吹っ飛んで行ってしまった。
「あ、おは……よう……あんたって……料理できたんだ」
「まぁ、兄貴に勝ちたいと思って切磋琢磨した技術の一つだけどな。これでも妹、弟たちには評判がいいんだぜ?」
「あんた何人家族なの?」
「いいや、一人っ子だ」
「は?」
意味が分からないと霊夢は首をかしげる。嵯峨はできた料理をさらに乗せ、居間に持っていく。霊夢も慌てて料理を持っていく。一通り置いた後、嵯峨は一呼吸置いて、
「霊夢、さっきの話は食後にしよう」
「え、ええ……そうね」
「「頂きます」」
パクッ……霊夢が先に食べる。さて、お味の程は……
「……おいしい」
眼を見開くほどでしたか、それは嬉しい。そして十数分後、二人の皿には綺麗さっぱり何も残っていなかった。
「ふ、いい食いっぷりだったな霊夢。明日は宴会だから夕食は控えめにしておくぞ。それに食った分、消化するためにも一時間後にはジョギングするぞ」
「なんで私用のスケジュール作ってんのよ」
「私生活が変化したら確実に君は甘えるだろ?」
「ぐっ……何も言い返せない」
昨日のお返しだ。ざまぁみそづけ……
「あ、食後の話」
チッ、そっちは憶えてやがったか。
「……別に面白い話じゃない。俺たちは孤児院っていう……実親に捨てられた身寄りのない奴らが集まる場所で育った仲間たちだ」
「親に捨てられた?」
「外の世界じゃな、親が事故にあっていなくなって引き取り先がいない奴とか、金がねぇから捨てられた奴もいるし、病気で親が死んじまったとかよくあるんだよ。絶の兄貴もそういうクチさ」
「……ごめん」
「いいさ。いずれ紫さんが勝手に言いそうだったしな」
「それもそうね」
と二人で笑う。
「おっと、そうだ……ほれ」
「ウチんとこの酒じゃない。明日宴会なのに飲むの?」
「当たり前だ、まずはお互いの労役を称えるのと次のデュエル大会でのパートナーになったお祝いとして……」
「なるほどね……じゃあ、」
「「乾杯」」
今日の最強カードもなし。次回をお楽しみに!
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12.「宴会での決闘!上」
永続魔法『冥界の宝札』
①自分がモンスター2体以上をリリースしたアドバンス召喚に成功した場合に発動する。
自分はデッキから2枚ドローする。
言わずと知れたドローカード。普通なら3:2交換なのだが、上手くいけば2:2交換ができる。1枚なら……もう一度言おうか、1枚なら2:2交換が最高。
だが、『冥界の宝札』が2枚あると化ける。
飲めや騒げやとワイワイと妖怪たちが群となっている博麗神社。酒臭い奴ら共が楽しそうに酒を飲み、デュエルをしている……俺もやりたんだけど……と見ていたら霊夢さんに怒られちゃいました。悔しいですね~。
……仕方ない。遠くで見てるか……と思ったら後ろの霧?密度が濃くないっすか?この状況下で現れる人なんて……いや、『鬼』なんて一人だけだよってやっぱり……
「……こんにちは」
「なんだよ。少しは驚いてくれよ」
と少しつまらなさそうに言った幼女の名は伊吹萃香。鬼である……妖怪最強の一族で昔妖怪の山を統治していた程の実力者のうちの一人。ということはデュエルの腕も……
「私は『伊吹萃香』。紫から聞いてるよ。今回の異変解決者の嵯峨だろ?
よし、私とデュエ「ふざけたこと言ってんじゃないわよ!」」
ポカッ
「ったー!何するのさ霊夢」
「さっき言ったでしょ、嵯峨は病み上がりだからデュエルできる状態じゃないの」
「……人間ってもろいんだな。それでも男か」
カチン。言ってくれるじゃねぇか……
「ムッ、なめられたもんだな。ただのデュエルならもう普通にできる」
「そうこなくっちゃな!」
「ちょ、ちょっと嵯峨」
「許せ霊夢。しかし、霊夢のパートナーとしての責任を持たなければいけないんだ!」
「~~っ!///」
「おー……熱いね~」
「それはお前が酒を飲み過ぎているからだ。変にプレミとかしてもらっちゃ困るぞ」
「言うじゃないか……鬼は酔った方がうまくできるんだよーだ!」
実際に酒パワーを借りてデュエルしている人だっているからなぁ……
「それじゃいくぞー」
「「
「先行は私からだー。私は永続魔法『冥界の宝札』を2枚発動。私が2体以上のモンスターをリリースしてアドバンス召喚に成功したら2ドローできる。それが2枚だから4枚ドローだ!」
「……それはきつい」
「ふふ、じゃあ行くぞ!速攻魔法『終焉の炎』の効果で『黒炎トークン』2体を特殊召喚!」
『黒炎トークン』DEF0
『黒炎トークン』DEF0
「このトークンは闇属性モンスターのアドバンス召喚のためのリリースにしか使えない。そして『終焉の炎』を発動するターン、私は召喚・反転召喚・特殊召喚はできないけど……セットは別だ。私は『黒炎トークン』2体をリリースし、モンスターをアドバンスセット」
??? DEF???
「この瞬間に2枚の永続魔法『冥界の宝札』の効果で合計カードを4枚ドロー!
……ふむふむ……私はカードを2枚伏せてターンエンド」
萃香 手札3
???(セットモンスター)DEF???
『冥界の宝札』
『冥界の宝札』
伏せ2
つよ……セットカード……『連撃』と『烈旋』じゃねぇだろうな?
だったらもう太刀打ちできんぞ……
「私のターン、カード……ヒッ!」
「うん……?」
「ヒャハハハ!ここからは俺様は独壇場だぜ!主人格様よぉ!」
「バクラ!?あんたまさか……!」
「おいおい怖い巫女さんだねぇ……ちょっとばかし今回は俺様がデュエルだけだぜ~。なぁ、鬼さんよ!」
「二重人格ってやつかい……?まぁ、デュエルに支障がでないならいいんだけどね」
「よ~しよし。じゃあ、俺様のターン……ドロー!ヒャハハハ!
『儀式の下準備』を発動だ!このカードはデッキより儀式魔法を選択し、
そのカードにより儀式召喚できるモンスターをデッキ・墓地から
選択した2枚のカードを手札に加えるぜ」
「1枚のカードで2枚のカードを手札に加えられるのか!?」
「ヒャハハハ!『闇の支配者との契約』を選択して、
このカードと『
そして俺様は永続魔法『昇華する魂』を発動。
儀式魔法『闇の支配者との契約』を発動!手札の『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』をリリースし、現れよ!我が『闇の支配者――ゾーク』を儀式召喚!」
『闇の支配者――ゾーク』ATK2700
「そしてここで『昇華する魂』の効果で今、儀式召喚のための素材となった『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』を手札に戻し、そして今、手札に加えた『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』を墓地に送り、『トレード・イン』発動!
2枚ドローするぜ。そんで俺様は『闇の支配者――ゾーク』の効果を発動するぜ!
ダイスを1度振り、出た目によって効果が変わるぜ」
「ほうほう……」
「1・2はクリティカルだ、相手フィールドのモンスターを全て破壊する」
「えっ!?」
「3・4・5が出た場合、相手モンスター1体を対象を取らずに破壊する」
「それは強い」
「6はファンブル。自分フィールドのモンスターを全て破壊しちまう効果だ」
「なるほどね……」
「じゃあ、いくぜぇ!『ゾーク』の効果『
嵯峨(闇バクラ)が投げたサイコロが地面に弾み、やがて止まる。出目は……
「ヒャハハハ!『1』!全ての相手モンスターを破壊だ!『ゾーク・インフェルノ』!」
「くっ!トラップ発動!『闇霊術――「欲」』!セットモンスターをリリースし、2枚ドローする。ただし、相手は自身の手札の魔法カードを見せることでこの効果を無効にできる」
「……いいぜ、ドローしな」
「ドロー!」
「セットモンスターは『闇より出でし絶望』か……主人格様と戦ってたらブチ切られてたところだぜ。ま、変なモンスターじゃなかったおかげでお前の場はがら空き……
『ゾーク』でダイレクトアタック!『ゾーク・インフェルノ』!」
「そうもさせない!永続罠『デモンズ・チェーン』!『ゾーク』の効果を無効にして、攻撃宣言も封印させる!」
「チッ……カードを3枚伏せてターンエンドだ(『デモンズ・チェーン』があるのなら『ゾーク』の破壊効果も防げたはず……『闇霊術――「欲」』でドローするのが目的か、
それとも俺様の手札に『サイクロン』のような魔法・罠破壊のカードがあるのを確認したかったのか……まぁ、どうでもいいが)」
バクラ 手札0
『闇の支配者――ゾーク』ATK2700
『昇華する魂』
伏せ3
「私のターン、ドローだ!私は手札の『ダーク・ネフティス』を墓地に送り、
『ダーク・グレファー』を特殊召喚する」
『ダーク・グレファー』ATK1700
「そして『ダーク・グレファー』の効果、手札の『トーチ・ゴーレム』を墓地に送り、デッキから『レベル・スティーラー』を墓地に送るよ。そして『ダーク・グレファー』をリリースし、『邪帝ガイウス』をアドバンス召喚!」
『邪帝ガイウス』ATK2400
「『邪帝ガイウス』……!」
「『ガイウス』のアドバンス召喚時の効果で『闇の支配者――ゾーク』を除外!」
「くっ!」
「更に闇属性モンスターを除外したので相手に1000ポイントのダメージを与える!」
「……!」
バクラ LP8000→7000
「そして『ガイウス』のレベルを1つ下げることで墓地から『レベル・スティーラー』を特殊召喚!」
『邪帝ガイウス』☆6→5
『レベル・スティーラー』DEF0
「『ガイウス』でダイレクトアタックだ!」
「通用する訳ねぇだろうが!永続トラップ『闇次元の解放』!除外されている『ゾーク』を攻撃表示で特殊召喚!」
『闇の支配者――ゾーク』ATK2700
「くっ……バトルは中断してカードを2枚伏せる。ターンエンドだ」
萃香 手札1
『邪帝ガイウス』ATK2400
『レベル・スティーラー』DEF0
『冥界の宝札』
『冥界の宝札』
『デモンズ・チェーン』(対象なし)
伏せ2
「俺様のターン、ドローカード!俺様はリバースカード、永続罠『出たら目』を発動!サイコロの出目を奇数なら6に、偶数なら1にする!」
「そうか!『ゾーク』の全体破壊を2分の1にまで上げるためか!だけど、自爆効果も2分の1になっているね」
「ヒャハハハ!俺様だって危険な賭けの一つや二つするさ。『ゾーク』の効果を発動!『洗脳ダイス』!」
「そうはさせないよ!永続罠『連撃の帝王』!相手のメインフェイズ時と自分のバトルフェイズ時に自分はアドバンス召喚を行える!」
「まさかまた『邪帝ガイウス』か!?」
「いいや、速攻魔法『帝王の烈旋』を発動!このターン、相手モンスターをアドバンス召喚のためのリリースに使用できる!」
「何ぃ!?」
「私は『レベル・スティーラー』と『闇の支配者――ゾーク』をリリースし、『ダーク・ホルス・ドラゴン』をアドバンス召喚する!」
『ダーク・ホルス・ドラゴン』ATK3000
「そして2枚の『冥界の宝札』の効果で4枚ドロー!」
「チィ……小癪な真似を……魔法カード『テイク・オーバー5』発動。デッキからカードを5枚墓地に送るぜ」
「この瞬間、『ダーク・ホルス・ドラゴン』の効果で墓地のレベル4闇属性モンスターの『ダーク・グレファー』を特殊召喚する」
『ダーク・グレファー』ATK1700
「……後手に回り過ぎてるな……俺様はリバースカード『マジック・プランター』発動。永続罠『出たら目』を墓地に送り、2枚ドロー……手札から『非常食』発動、『闇次元の解放』と『昇華する魂』を墓地に送り、2000ポイントのライフを回復するぜ」
バクラ LP7000→9000
「速攻魔法『魔力の泉』を発動だ。このカードは相手フィールドの表側表示の魔法・罠カードの数だけドローし、自分フィールドの表側表示の魔法・罠の数だけ捨てる。
ヒャハハハ!4枚ドローして1枚……『ディスペアー・ハッカー』を墓地に送るぜ!
更に『ディスペアー・ハッカー』の効果で自身を蘇生!」
『ディスペアー・ハッカー』DEF0
「『ハッカー』の特殊召喚時の能力を発動するぜ!お互いは300ポイントのダメージを受ける!」
「八ッ!効かないね」
バクラ LP9000→8700
萃香 LP8000→7700
「俺様は『復活の福音』を発動、墓地のレベル7か8のドラゴン族モンスターを復活させる『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』を蘇生!」
『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』ATK3000
「『ディスペアーアイズ』の特殊能力でお互いは自身の手札の枚数×300ポイントのダメージを受ける」
「それはちょっと痛いね」
バクラ LP8700→8100
萃香 LP7700→6500
「バトルだ!『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』で『ダーク・ホルス・ドラゴン』を攻撃!『ディスペアーバースト』!」
「攻撃力は同じ……相打ち狙いかい?」
「いいや、そんな浅はかな訳ねぇだろうが!俺様は墓地の『復活の福音』の効果により、『ディスペアーアイズ』の破壊の代わりにコイツを除外できる!
よって沈むのは貴様だけだ!」
「くっ……!『ダーク・ホルス』!」
「俺様はカードを1枚伏せてターンエンドだ」
バクラ 手札1
『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』ATK3000
伏せ1
「私のターン……くっ……『邪帝ガイウス』のレベルを更に1つ下げて、墓地から『レベル・スティーラー』を特殊召喚」
『邪帝ガイウス』☆5→4
『レベル・スティーラー』DEF0
「『ガイウス』と『ダーク・グレファー』を守備表示にして、カードを伏せて、ターンエンドだ」
『邪帝ガイウス』ATK2400→DEF1000
『ダーク・グレファー』ATK1700→DEF1600
萃香 手札4
『邪帝ガイウス』DEF1000
『ダーク・グレファー』DEF1600
『レベル・スティーラー』DEF0
『冥界の宝札』
『冥界の宝札』
『デモンズ・チェーン』(対象なし)
『連撃の帝王』
伏せ1
『これは……恐らく萃香の手札にはあのコンボがそろっているな』
『何だ?』
『『ダーク・シムルグ』と『魔封じの芳香』によるロックだ。『シムルグ』は相手にセットさせないという効果。『魔封じの芳香』の効果は魔法カードはセットし、尚且つ次の自分ターンじゃなければ使えなくなる』
『なるほど……で、つまりそれをやらないということは『ディスペアーアイズ』よりも攻撃力が低いからだろう?』
『ああ、だが、破壊系のカードが伏せられているかもしれん。気を付けろ』
「ヒャハハハ!いうには及ばねえよ俺様のターン!墓地の『テイク・オーバー5』の効果でデッキから同名カードを除外して、1ドローし、バトルだ!
『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』で『邪帝ガイウス』を攻撃!」
「くっ……トラップ発動!『パワー・フレーム』!攻撃を無効にして、このカードは『ガイウス』の装備カードとなり、装備モンスターは相手モンスターの攻撃と同じ攻撃力になる!」
『邪帝ガイウス』ATK2400→3000
「攻撃力3000になっちまったか……仕方がないな。俺様はこれでターンエンド」
バクラ 手札3
『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』ATK3000
伏せ1
「私のターン!『邪帝ガイウス』と『レベル・スティーラー』を攻撃表示に変更しバトル!『邪帝ガイウス』で『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』を攻撃!
そして『レベル・スティーラー』でダイレクトアタックだ!」
「小癪な……」
バクラ LP8100→7500
「メインフェイズ2に入り、魔法カード『デビルズ・サンクチュアリ』を発動!
『メタルデビル・トークン』を特殊召喚する!」
『メタルデビル・トークン』ATK0
「そしてこの『メタルデビル・トークン』と『レベル・スティーラー』をリリースし、『ダーク・シムルグ』をアドバンス召喚!」
『ダーク・シムルグ』ATK2700
「来やがったか……!」
「まずは2枚の『冥界の宝札』の効果で4ドロー!うん、もう十分かな?
『非常食』!4枚墓地に送るから4000ポイントライフ回復!
あ、そうそう『ダーク・シムルグ』のレベルを1つ下げて『レベル・スティーラー』を特殊召喚!」
萃香 LP6500→10500
『レベル・スティーラー』DEF0
「そんでカードを3枚伏せて、これでターンエンドだよ!」
「(あの内の1枚は『魔封じの芳香』!魔法の発動を禁止させる気だ……!)」
萃香 手札2
『ダーク・シムルグ』ATK2700
『レベル・スティーラー』DEF0
伏せ4
「そして俺様のターンだ!ドローカード!」
「この瞬間にトラップ発動!『魔封じの芳香』!知っているかもしれないけど『魔封じの芳香』の効果により、お互いに魔法カードはセットして、更に次のターンに回さないと発動できなくなるのさ……そして『ダーク・シムルグ』がいる限り、お前はカードをセットすることはできない。
」
「それじゃあ、魔法・罠は使えないってことになるじゃない!?」
「巫女の驚きももっともだが、俺様のフィールドには1枚リバースカードがセットされているんだぜ?もしかすれば、そのコンボを打ち崩すトラップカードかもしれねぇ……!」
「ふふん、本当にそうなのならちゃっちゃと使えばいいさ」
「ケッ……俺様はこれでターンエンドだ」
バクラ 手札4
伏せ1
今日の最強カード
闇の支配者――ゾーク
星8 闇 悪魔族 攻2700守1500
「闇の支配者との契約」により降臨。
①:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
サイコロを1回振り、出た目の効果を適用する。
●1・2:相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
●3・4・5:相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊する。
●6:自分フィールドのモンスターを全て破壊する。
バクラ「俺様のカード『ゾーク』だ!『ゾーク』の効果は全部対象をとる効果じゃないから『邪竜星 ガイザー』とかなんかも吹っ飛ばせるぜ!」
嵯峨「それはそれでリクルートされちまうけどな……それでも未だ強いカードだ。永続罠『出たら目』とのコンボはきつい」
バクラ「それに主人格様が言ってたが『機皇帝』とか言う自分モンスターの破壊をトリガーにする奴とも相性がいい素晴らしいカードだぜ」
嵯峨「では、次回も」
二人「「ルールを守って楽しくデュエル!」」
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13.「宴会での決闘!下」
『デモニック・モーター・Ω』
星8 闇属性 機械族 攻2800 守2000
①:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで1000アップする。
②:このカードの(1)の効果を発動した場合、エンドフェイズに発動する。
このカードを破壊する。
③:自分エンドフェイズに発動する。
自分フィールドに「モータートークン」
(機械族・地・星1・攻/守200)1体を攻撃表示で特殊召喚する。
バクラLP7500
手札4
伏せ1
萃香 LP10500
手札2
『ダーク・シムルグ』ATK2700
『レベル・スティーラー』DEF0
『魔封じの芳香』
伏せ3
「やっぱり、嘘か……鬼に嘘をつくなんて度胸のある奴だが、ここまでのようだな!
私のターン!」
私が引いたカードは……う~ん。今は遅いんだよなあ~……『冥界の宝札』の効果の時に引きたかったけど仕方ないね。
「トラップ発動『始原の帝王』!トラップモンスターとして特殊召喚し、手札を1枚捨てることで、闇属性モンスターのアドバンス召喚のためのリリースとして使用する際、1体で2体分として扱える!」
『始原の帝王』DEF2400
「そして私は『始原の帝王』をリリースし、『デモニック・モーター・
『デモニック・モーター・Ω』ATK2800
「そしてフィールド魔法『ダーク・ゾーン』を発動!闇属性モンスターの攻撃力を500アップさせ、守備力を500下げる」
『ダーク・シムルグ』ATK2700→3200
『デモニック・モーター・Ω』ATK2800→3300
『レベル・スティーラー』ATK600→1100
「『デモニック・モーター・Ω』の効果で攻撃力を1000ポイントアップさせる。
ただし、この効果を使用したターンのエンドフェイズ時に『Ω』は破壊されるが、
それなら逆に好都合だ、リバースカード『リミッター解除』!」
『デモニック・モーター・Ω』ATK3300→4300→8600
「攻撃力8600だとぉ!?」
「この一撃でお終いさ!『デモニック・モーター・Ω』でダイレクトアタック!」
……無論、その最後のセットカードはトラップなんだろが、私は真っ直ぐ行くのさ!
「ヒャハハハ!トラップカード『死霊ゾーマ』を発動!こいつもトラップモンスターで守備表示で特殊召喚される!更に『ダーク・ゾーン』の効果で守備力はダウンする!」
『死霊ゾーマ』DEF500→0
「さぁ、どうしたぁ!?さっさとこんな弱小モンスターを潰してこいよぉ!守備力たったの……0なんだからさ!」
……っ。奴が出した『死霊ゾーマ』は攻撃力が1800(『ダーク・ゾーン』の効果で2300)なのにも関わらず、守備表示で特殊召喚されている……つまり、破壊された時に何かしてくるカード……だが、ここで攻撃を止めれば何の活躍もできずに『デモニック・モーター・Ω』は破壊されてしまう。ならここは……!
「乗ってやろうじゃないか!『デモニック・モーター・Ω』で『死霊ゾーマ』を攻撃!」
「ヒャハハハ!破壊された『ゾーマ』の効果はコイツを破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える!『デモニック・モーター・Ω』の攻撃力は8600!
自ら上げた攻撃力を前に自爆しなぁ!」
「ぐっ!!」
萃香 LP10500→1900
「だけど残念だったね!私は手札から『ダメージ・メイジ』の効果を発動!効果ダメージを受けた時、手札から特殊召喚できる!『ダーク・ゾーン』の効果で攻守変動!」
『ダメージ・メイジ』DEF1200→700
「そして今受けた効果ダメージ分、私はライフを回復する!」
萃香 LP1900→10500
「ヒャハハハ!これさえ読んでいるのさ!俺様は手札から『
『EMライフ・ソードマン』ATK0
「そして相手が回復してきた数値分、『ライフ・ソードマン』の攻撃力はアップするぜ!」
「何!?まさか……!」
「そうそのまさか!『ライフ・ソードマン』の攻撃力は8600だ!」
『EMライフ・ソードマン』ATK0→8600
「くっ……私は伏せていた速攻魔法『エネミー・コントローラー』を発動するよ!これで『ライフ・ソードマン』を守備表示に変更させる!」
『EMライフ・ソードマン』ATK8600→DEF0
「何!?くっ……『ライフ・ソードマン』の守備力は0!」
「『ダーク・シムルグ』で『ライフ・ソードマン』を攻撃、そして『レベル・スティーラー』を守備表示にして、ターンエンド。
この時、『デモニック・モーター・Ω』は自身と『リミッター解除』の効果で破壊される」
萃香 手札0
『ダーク・シムルグ』ATK3200
『レベル・スティーラー』DEF0
『ダメージ・メイジ』DEF700
『魔封じの芳香』
『ダーク・ゾーン』
「俺様のターン!ドローカード!チィ……俺様のフィールドにモンスターが存在せず、相手フィールドにモンスターが2体以上存在する場合、手札より『ディスペアー・デビル』を特殊召喚!更に『ダーク・ゾーン』の効果で攻守変動」
『ディスペアー・デビル』ATK2000→2500
「『ディスペアー・デビル』の効果を発動するぜ。手札のカードを1枚デッキトップに置くことで、相手の全てのモンスターは攻撃表示となり、表示形式も変更できず、
更に次の相手ターン、全てのモンスターは『ディスペアー・デビル』にアタックしなければいけない。これでターンエンドだ」
『ダメージ・メイジ』DEF0→ATK600→1100
『レベル・スティーラー』DEF0→ATK600→1100
バクラ 手札1
『ディスペアー・デビル』ATK2500
「攻撃を強制させるだって……?何を考えているのかは知らないが、乗ってやるのが鬼の流儀ってね!バトルだ!私は『ダーク・シムルグ』で『ディスペアー・デビル』を攻撃!」
「ヒャハハハ!攻撃宣言時に『ディスペアー・デビル』のモンスター効果!カードを1枚ドローし、そのカードが魔法カードならば相手モンスターの攻撃を無効にできる!
違うカードならば墓地に送り、このカードを破壊する」
「賭けってことかい?いや、既にデッキトップは操作しているのか……でも何度も使える効果じゃないよ」
「ヒャハハハ!初心に帰る……だ!ドロー!俺様が引いたカードは魔法カード!よって攻撃は無効だ!」
「やるじゃないか……でも攻撃は続いてしまうよ!今度は『ダメージ・メイジ』で『ディスペアー・デビル』を攻撃!」
「『ディスペアー・デビル』の効果でドロー!引いたカードはトラップカード!よって、引いたこのカードは墓地に送られ、『デビル』も破壊される」
「そして攻撃は巻き戻される!『ダメージ・メイジ』と『レベル・スティーラー』でダイレクトアタック!」
「ヒャハハハ!それぐらいは喰らってやるよぉ!」
バクラ LP7500→6400→5300
「私はこれでターンエンドだ!」
萃香 手札1
『ダーク・シムルグ』ATK3200
『レベル・スティーラー』ATK1100
『ダメージ・メイジ』ATK1100
『魔封じの芳香』
『ダーク・ゾーン』
「俺様のターン!」
「これで私とお前のライフの差は倍近く離れてた……はっきり言うけどそっちの勝ち目は薄い」
「それで?」
「え?」
「ヒャハハハ!悪いが往生際が悪い性分でね!無いのならともかく、薄いのなら濃くしてやるのさ!ドロー!ヒャハハハ!俺様の引きは強いんだよぉ!まずはコイツで確実のものにさせてもらうぜ!墓地のトラップカード『ディスペアー・バーニング』の効果を発動!」
「墓地からトラップカードだって!?いや、そんなことよりもそんなカードがいつ墓地へ!?」
「『ディスペアー・デビル』の効果で引いたトラップカードさ」
「!あの時か……」
「このカードは除外することでこのターン、相手フィールドの表側表示で存在する魔法・罠の効果を無効にする!そしてカードを1枚ドローする!」
「『魔封じの芳香』が!」
「そして魔法カード『ダーク・ディスペアー・デストラクション』発動!闇属性モンスターを全て破壊する!」
「な、何ー!?」
「そして破壊した数まで手札の『ディスペアー』モンスターを守備表示で特殊召喚する!現れ出でよ!『ディスペアー・ジャイアント』、『ディスペアー・ヴァンパイア』!そして『ダーク・ゾーン』の効果で攻守変動!」
『ディスペアー・ジャイアント』DEF0
『ディスペアー・ヴァンパイア』DEF0
『まさかこんな
『は、ハッカーを引いているだろうが』
『結果論で言うとよかったがな』
「ケッ!口の減らねぇ主人格様だ!墓地の『ディスペアー・デビル』の効果を発動!このカードを除外することで自分フィールドの『ディスペアー』モンスターは攻撃表示となる!」
『ディスペアー・ジャイアント』DEF0→ATK2800→3300
『ディスペアー・ヴァンパイア』DEF0→ATK2000→2500
「そして装備魔法カード『契約の履行』!ライフポイントを800支払うことで墓地の儀式モンスターを特殊召喚し、このカードを装備する!甦れ!『闇の支配者――ゾーク』!そして『ダーク・ゾーン』の効果で攻撃力上昇!」
バクラ LP5300→4500
『闇の支配者――ゾーク』ATK2700→3200
「バトルだ!『ジャイアント』、『ヴァンパイア』、『ゾーク』でダイレクトアタック!」
萃香→10500→7200→4700→1500
「ぐぅ……!!」
「そして墓地の魔法カード『ダーク・ディスペアー・デストラクション』の効果!
このカードを除外し、自分フィールドの闇属性モンスターを全て破壊し、このカードの第1の効果で破壊したモンスターを全て相手フィールドに特殊召喚する!蘇れ!『ダーク・シムルグ』!『ダメージ・メイジ』!『レベル・スティーラー』!そして『ダーク・ゾーン』の効果で攻撃力上昇!」
『ダーク・シムルグ』ATK2700→3200
『ダメージ・メイジ』ATK600→1100
『レベル・スティーラー』ATK600→1100
「な、私のモンスターを蘇生させただって!?」
「破壊された『ディスペアー・ヴァンパイア』の効果を発動するぜ!自分ライフを1000支払い、相手フィールドの攻撃力が最弱であるモンスターの元々と同じ攻撃力となって、俺様のフィールドに舞い戻る!」
バクラ LP4500→3500
『ディスペアー・ヴァンパイア』ATK600→1100
「バトルは続く!『ヴァンパイア』で『レベル・スティーラー』を攻撃!」
「相打ち……ってそういうことか!」
「『ヴァンパイア』の効果で1000のライフを生贄に復活!」
バクラ LP3500→2500
『ディスペアー・ヴァンパイア』ATK600→1100
「『ヴァンパイア』で『ダメージ・メイジ』を攻撃!」
「また……っ!」
「『ヴァンパイア』の効果で1000のライフを生贄に復活!」
バクラ LP2500→1500
『ディスペアー・ヴァンパイア』ATK2700→3200
「『ヴァンパイア』で『ダーク・シムルグ』を攻撃!ターンエンドだ!」
バクラ 手札0
「ヒャハハハ!これでライフポイントは互角……ここからが本当のドロー勝負だ!」
「いいねぇ!そういうの嫌いじゃないよ!じゃあ、私のターン……ドロォ!!
フッ……ターンエンド!」
萃香 手札2
『魔封じの芳香』
『ダーク・ゾーン』
「俺様のターン……ドロー!俺様は『ディスペアー・ソルジャー』を召喚!
そして『ダーク・ゾーン』の効果で攻撃力上昇」
『ディスペアー・ソルジャー』ATK1600→2100
「こいつで終いだ!」
「させないよ!手札から『バトル・フェーダー』の効果を発動!このカードを特殊召喚してバトルフェイズを終了させる!」
『バトル・フェーダー』DEF0
「ちっ……ターンエンド」
バクラ 手札0
『ディスペアー・ソルジャー』ATK2100
「私のターン、ドロー!私は『バトル・フェーダー』をリリースし、『邪帝ガイウス』をアドバンス召喚!そして『ダーク・ゾーン』の効果で攻撃力上昇!」
『邪帝ガイウス』ATK2400→2900
「またそいつか……!」
「『邪帝ガイウス』がアドバンス召喚に成功したので、効果を発動!『ディスペアー・ソルジャー』を除外して1000ポイントのダメージを与える!」
「ぐっ!」
バクラ LP1500→500
「『ガイウス』でダイレクトアタック!」
「墓地の『ディスペアー・ハッカー』の効果でこのカードを除外して、攻撃を無効にするぜ!」
「カードを伏せて、ターンエンドだ!」
萃香 手札1
『邪帝ガイウス』ATK2900
伏せ1
『魔封じの芳香』
『ダーク・ゾーン』
「俺様のターン、ドローカード!カードを伏せて、ターンエンド!」
バクラ 手札0
伏せ1
「私のターン、ドロー!墓地の『レベル・スティーラー』の効果で『邪帝ガイウス』のレベルを1つ下げることで特殊召喚できる!」
『邪帝ガイウス』☆6→5
『レベル・スティーラー』DEF0
「バトルだ!『邪帝ガイウス』でダイレクトアタック!」
「墓地の『ディスペアー・ヴァンパイア』の効果を発動!ライフを半分支払い、このカードを除外することで、相手フィールドのモンスターの攻撃を無効にして、そのモンスターの攻撃力を半分のダメージを相手に与える!」
「くっ!これも防がれるか……」
バクラ LP500→250
萃香 LP1500→50
「私はリバースカード、装備魔法『ミスト・ボディ』を『レベル・スティーラー』に装備、これで戦闘破壊されなくなる。私はこれでターンエンド」
萃香 手札1
『邪帝ガイウス』ATK2900
『レベル・スティーラー』DEF0
『ミスト・ボディ』(レベル・スティーラー付)
『魔封じの芳香』
『ダーク・ゾーン』
「俺様のターン……ドロー!ヒャハハハ!!トラップ発動!『絶望の盗掘』!
ライフを半分支払い、自分の手札のモンスターカードを1枚捨てることで、相手の墓地のレベル4モンスターを1体攻撃表示で特殊召喚するぜ!」
俺様が選択するのは『ダーク・グレファー』だ!
「くっ!私のモンスターを盗むってのかい……」
「俺様は手札のモンスターカード『ディスペアー・ユニコーン』を墓地に送り、『ダーク・グレファー』を特殊召喚!そして『ダーク・ゾーン』の効果で攻撃力上昇!」
バクラ LP250→125
『ダーク・グレファー』ATK1700→2200
「バトルだ!『ダーク・グレファー』で『邪帝ガイウス』を攻撃!」
「だけどこっちの方が攻撃力は上だ!」
「そいつはどうかな?」
「何!?」
「墓地の『ディスペアー・ユニコーン』の効果を発動!このカードを除外する事で、このバトルで発生するダメージを0にし、互いのモンスター戦闘破壊も無効にして、
戦闘しているモンスターたちを効果破壊する!」
「くっ!」
「そして破壊されたモンスターの元々のコントローラーに300ポイントのダメージを与える!」
「引き分け狙いかい!?……ん?」
「いいや、『ダーク・グレファー』の元々のコントローラーは貴様だ!よって、俺様はダメージを受けない!」
「そ、そうか!だから私のモンスターを利用して!」
「これで終わりだ!やれ!『ディスペアー・ユニコーン』!『サンライト・ディストラクション』!」
「うわあああ!」
萃香 LP50→0
「いや~あっはっはっは!参った参った!流石、異変解決者なだけはあるね!」
「はぁ……そりゃどうも(嵯峨に戻った)」
「いいね、いいね!また大会で会えるといいねぇ……」
「もうやりたくないねぇよ、あんたのデッキ……対策が面倒臭ぇ……」
数時間後……
宴会も無事(?)に終了し、深夜。霊夢と一緒にデッキの構築の話をば、
「大会の形式はタッグデュエルなんだから、お互いをサポートできる魔法・罠を重点的に入れよう」
「ええ、それに面白いことにこういうのだと同名カードを二人合わせて6枚も入れられるのね」
「ああ、だから『トレード・イン』は必ず必要だな」
「そうね」
「あ、そうそう……確か、俺『あのカード』作ってたような……」
「?」
「あった……やれやれ、昔の俺は何を考えていたのやら……」
「何そのカード……フフッ!アハハ……!」
「フッ、こ、これ……採用かな?」
「ええ!面白いわね!」
翌朝に二日酔いになったのは言うまでもないだろう……
今日の最強カードは
『ディスペアー・ユニコーン』
星8 闇属性 獣族 攻2200 守0
①:このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
②:自分モンスターがそのモンスターよりも攻撃力の高い相手モンスターと戦闘を行う場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。
その戦闘で発生するダメージを0にし、この戦闘でお互いのモンスターは破壊されず、
ダメージステップ終了時に戦闘を行ったお互いのモンスターを破壊し、
破壊されたモンスターの元々のコントローラーに300ポイントのダメージを与える。
「『ディスペアー・ユニコーン』。初登場で萃香を倒すキーカードになったぜ!」
「どんな強敵も300ポイントのダメージを受けるだけで倒せるようになるというチートじみた効果を持っているが、当の本人を『D.D.クロウ』されたら終わりだ。
まぁ、バランスはとれていると思うぜ」
「『漆黒のトバリ』なしでよくやれたな。今思うと凄いドローだな。流石俺様」
「流石、バクラ。レベル8しか引いてねぇ。レベル4は『ハッカー』だけという」
「そ、それは置いといて、次々週も」
「「ルールを守って楽しくデュエル!」」
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14.「大会開始!上」
『大天使クリスティア』
星8 光属性 天使族 攻2800 守2300
①:自分の墓地の天使族モンスターが4体のみの場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカードの①の方法で特殊召喚に成功した場合、
自分の墓地の天使族モンスター1体を対象として発動する。
その天使族モンスターを手札に加える。
③:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
お互いにモンスターを特殊召喚できない。
④:フィールドの表側表示のこのカードが墓地へ送られる場合、
墓地へは行かず持ち主のデッキの一番上に戻る。
咲き人的には『昔は』使っていて懐かしかったな~程度の記憶しか思い入れのないカードだが、『昔は』凄く強かった。『お互いに』と言うテキストさえなければもっと使われていただろうに……
チャオっす!どうも咲き人です。今回から大会編となったのだが、流石に、上と下に分けてんのに2週間1投稿は長すぎて、レギュレーションとか新パックとかのカードプールの関係上、1週間1投稿に変更します。
でも、大会編の時だけね?
さぁ、デュエル開始の宣言をしろ!磯野!(誰?)
ここは紫さんの能力、『境界を操る程度の能力』によるスキマの空間。
そこに存在するコロシアムが今回の大会の開催地だそうだ。
「中々に人もいるし、場所も広いな……うん!良いデュエリストが多そうだ!」
相変わらずのデュエル脳である俺氏。後ろにはミニ賽銭箱を持っている霊夢。
確かに勝ち進んでいけばお賽銭もらえるかもしれないが、霊夢よ。
やめとけ。逆効果に見えてくる。
「さてと、霊夢行くぞ。もうそろそろで大会が始まるんだからな」
「え、じゃあこの賽銭箱どこに置けばいい?」
「もうそこらに置いとけよ……どうせ、とられやしないんだからさ」
「じゃあ、ちょっと待ってて頂戴。大会の人に預けて来るわ」
「そうしてくれ……」
数分後……
「ふぅ……さてと、行きますか」
「ああ、行くか……」
コロシアムはローマにあるような形で、周りの席は見渡す限り埋まっており、
皆の熱気が伝わってくる。そして遂に司会がマイクをその手にとった。
「皆様!お待たせいたしました!これより、第一回デュエル大会の選手入場です!」
「「「「「おおおぉぉぉぉーーー!!」」」」」
「計32名、16組でお送りします!さて、まずはルール説明の方を」
①:プレイヤーは自分のタッグプレイヤーとフィールド・墓地・除外されているカードを共有する。
②:相手ターンの終了と自分ターンの開始の間にそのプレイヤーはタッグプレイヤーと交代する。
③:タッグプレイヤーはお互いのプレイヤーに効果を及ぼすカード効果を受けない。(例:手札抹殺など……)
「大体のルール説明はここで終了します!さてさて、では第一回戦を始めましょう!」
「「「「「おおおぉぉぉぉーーー!!」」」」」
「まずは第一回戦!紅魔館より、レミリア・スカーレット&十六夜 咲夜チームVS
天界より、比那名居 天子&永江 衣玖チーム!」
「ふん、咲夜。あの不良がまた懲りずに私に挑戦しに来たようだ。
もはや返り討ちは生ぬるいと思うのだが?」
「はい。私もそう思います……」
「ふーん。言ってくれるじゃない……!このぺったんこがっ!」
「ほぉ?自分の事を棚に上げてよくそんなことが言えるな……
私は胸は小さかろうが、器は大きいのだ」
「はっ!そう言っているのが、器の小ささを主張しているのよ!」
「言うじゃないか……負け犬の不良の天人が……!」
「天人なめんじゃないわよ吸血鬼……!」
「「お互い大変ですね~」」
『おおー!早くもヒートアップだー!それでは第一回戦デュエル開始いぃぃー!!!』
「「「「「オオオオォォォォーーーー!!!」」」」」
「衣玖!さっさとこいつらを倒すわよ!」
「ええ、分かりました」
「咲夜、私たちの力を見せつけるぞ。こいつらと観客にな」
「承知いたしました。お嬢様」
「「「「
レミリア&咲夜 LP8000
天子&衣玖 LP8000
ターン順
天子→咲夜→衣玖→レミリア→(以下エンドレス
先行をとったのは天子
「私のターン、行くわよ!吸血鬼!私は永続魔法『魂吸収』を2枚発動!
このカードがある限り、除外されたカード1枚につき、私のライフを500回復させる。それが2枚で1000ポイント回復ってことよ」
「ふん、それぐらいやってもらわないとな……つまらないだろう」
「言ってなさい!魔法カード『天空の宝札』を発動!
手札の天使族モンスター『大天使クリスティア』を除外して、2枚のカードをドロー!そして、このターン、私は特殊召喚もバトルフェイズも行えない……
ま、先行は元からバトルフェイズは行えないからあんまり変わんないし、いいわよね。
じゃあ、2枚の『魂吸収』の効果で1000ポイント回復!」
天子&衣玖 LP8000→8500→9000
「更に魔法カード『強欲で謙虚な壺』!デッキからカードを3枚めくり、
その中から1枚のカードを手札に加え、残りのカードはデッキに戻す」
1枚目『ヘカテリス』、2枚目『アテナ』、3枚目『コート・オブ・ジャスティス』。
「私は『ヘカテリス』を手札に加えるわ。そして、『強欲で謙虚な壺』のデメリットとして私はこのターン、特殊召喚できないわ。まぁ、過ぎたことよね。『神秘の代行者 アース』を召喚!」
『神秘の代行者 アース』ATK1000
「『アース』の効果でデッキから『代行者』を手札に加える。私は『奇跡の代行者 ジュピター』を手札に加え、フィールド魔法『天空の聖域』を発動!これで天使族モンスターの戦闘によって発生する天使族モンスターのコントローラーへの戦闘ダメージは0になるわ。そして、手札の『ヘカテリス』の効果!このカードを捨て、デッキから『神の居城-ヴァルハラ』を手札に加え、私はカードを1枚伏せて、ターンエンドよ」
天子&衣玖 手札2
・モンスターゾーン
『神秘の代行者 アース』ATK1000
・魔法・罠ゾーン
『魂吸収』
『魂吸収』
伏せ1
・フィールド魔法
『天空の聖域』
「私のターンですね。ドロー!」
「この瞬間に永続罠『奇跡の降臨』を発動!除外されている天使族モンスターを特殊召喚するわ!来なさい!『大天使クリスティア』!」
『大天使クリスティア』ATK2800
「『クリスティア』の永続効果でお互いは特殊召喚できないわ!さぁ、超えられるものなら超えてみなさい!」
「はぁ、まあやるだけやりましょう。フィールド魔法『光の結界』を発動!『アルカナフォース』のコイントスの表裏を決めることができる。『アルカナフォースⅢ-THE EMPRESS』!」
『アルカナフォースⅢ-THE EMPRESS』ATK1300
「『THE EMPRESS』は召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、コイントスを行い、表か裏。でた方により効果が変わります。ですが、フィールド魔法『光の結界』の効果でコイントスを行わず、結果だけを生み出します!過程を飛ばし、表を選択する!これにより、『THE EMPRESS』が存在する限り、相手がモンスターを通常召喚する度に手札の『アルカナフォース』を特殊召喚できる」
「そいつが天使族モンスターなのは気に食わないけど『クリスティア』がいるからその効果も無駄ね」
「それはどうかしらね?バトルフェイズ!『THE EMPRESS』で『大天使クリスティア』に攻撃!」
「いくら戦闘ダメージを受けないからって攻撃力が低いモンスターで攻撃なんて……
い、いや違う!」
「ダメージステップ計算時に手札から『オネスト』の効果を発動!『THE EMPRESS』の攻撃力はバトルしている『クリスティア』の攻撃力分アップする!」
『アルカナフォースⅢ-THE EMPRESS』ATK1300→4100
「くっ!『奇跡の降臨』も破壊されるけれど、『天空の聖域』の効果で私は戦闘ダメージを受けないわ!更に『クリスティア』はフィールドから墓地に送られる代わりにデッキトップに置かれる!」
「ですがこちらの『光の結界』の効果を発動!『アルカナフォース』が相手モンスターを戦闘で破壊した場合、破壊したモンスターの元々の攻撃力の数値分のライフを回復する!」
レミリア&咲夜 LP8000→10800
「ターンエンドです」
レミリア&咲夜 手札3
・モンスターゾーン
『アルカナフォースⅢ-THE EMPRESS』ATK4100→1300
・魔法・罠ゾーン
なし
・フィールド魔法
『光の結界』
「任せたわよ、衣玖」
「ええ、では、私のターンですね。ドロー!……とは言っても私も準備から入らなければいけないのですけどね。私は手札から『サンダー・シーホース』の効果を発動!このカードを捨て、デッキから攻撃力1600以下の雷族・光属性・レベル4同名モンスターを2体手札に加えられます。これにより、『Okaサンダー』2体を手札に加えます。そして私もこのターン、特殊召喚できません。そして『強欲で謙虚な壺』発動」
1枚目『リビングデッドの呼び声』、2枚目『電池メン-ボタン型』、3枚目『電池メン-角型』。
「私は『電池メン-角型』を手札に加え、これを召喚!」
『電池メン-角型』ATK1000
「この瞬間に、『THE EMPRESS』の効果を発動!手札の『アルカナフォースⅣ-THE EMPEROR』を攻撃表示で特殊召喚!」
『アルカナフォースⅣ-THE EMPEROR』ATK1400
「そして『光の結界』の効果で『表』を選択。『THE EMPEROR』はコイントスの結果が『表』の時、フィールドの『アルカナフォース』の攻撃力を500ポイントアップさせるわ」
『アルカナフォースⅢ-THE EMPRESS』ATK1300→1800
『アルカナフォースⅣ-THE EMPEROR』ATK1400→1900
「ですが、『角型』の効果も発動。デッキから『電池メン』を手札に加え、攻撃力を倍にします。私は『電池メン-単三型』を手札に加えます」
『電池メン-角型』ATK1000→2000
「バトル!『角型』で『THE EMPRESS』を攻撃!」
「『天空の聖域』の効果で戦闘ダメージは0よ」
「ええ、私はカードを1枚伏せてターンエンドです。エンドフェイズに『角型』は破壊されます」
天子&衣玖 手札6
・モンスターゾーン
『神秘の代行者 アース』ATK1000
・魔法・罠ゾーン
『魂吸収』
『魂吸収』
伏せ1
・フィールド魔法
『天空の聖域』
「では、私のターンか、ドローする。スタンバイフェイズ時に『光の結界』の効果発動。コイントスで表が出れば何もなし、裏が出ればこのカードの効果を次の自分のスタンバイフェイズ時まで無効にする」
結果は……表。継続となる。
「バトルを行う」
『おおーーっと!?レミリア選手、手札にモンスターがいないのかー!?』
「こういうノリがいいな。楽しめそうだ。『THE EMPEROR』で
『神秘の代行者 アース』を攻撃」
「『天空の聖域』の効果で戦闘ダメージは受けません」
「お互いフィールド魔法に助けられているな。『光の結界』の効果で『アース』の攻撃力の数値分、私のライフを回復させる。カードを2枚伏せてターンエンドだ」
レミリア&咲夜 LP10800→11800
レミリア&咲夜 手札4
・モンスターゾーン
『アルカナフォースⅣ-THE EMPEROR』ATK1900
・魔法・罠ゾーン
伏せ2
・フィールド魔法
『光の結界』(コイントスの結果『表』)
「はっ!大層なことを言いながら全然大したことしてないじゃない!」
「序盤から展開する必要もないということだ」
「負け惜しみね……私のターン!神の居城-ヴァルハラ』を発動。効果も発動!自分フィールドにモンスターがいない場合、手札の天使族モンスター『大天使クリスティア』を特殊召喚!」
『大天使クリスティア』ATK2800
「バトルよ!『クリスティア』で『THE EMPEROR』を攻撃!」
「無論、ダメージはない」
「ターン終了よ」
天子&衣玖 手札0
・モンスターゾーン
『大天使クリスティア』ATK2800
・魔法・罠ゾーン
『魂吸収』
『魂吸収』
『神の居城-ヴァルハラ』
伏せ1
・フィールド魔法
『天空の聖域』
「私のターン……ドロー!スタンバイフェイズに『光の結界』の効果でコイントスを行う……まぁ、結果は『表』。効果は継続ね……攻撃力2800はかなり辛いわね……」
「ふふん!どうよ!」
「咲夜、任せたぞ」
レミリアの言葉にはっとなり、咲夜は伏せてあるカードを確認すると、フッと笑う。
「……!……ああ、そういうことですか。リバースカード発動!『手札抹殺』!私は手札4枚を墓地に送り、新たに4枚のカードをドロー!魔法『死者転生』!手札の『死の花―ネクロ・フルール』を墓地に送り、墓地の『オネスト』を手札に加え、『アルカナフォースⅥ-THE LOVERS』を召喚!『光の結界』の効果で『表』を選択し、更に『THE EMPEROR』の効果で攻撃力アップ!」
『アルカナフォースⅥ―THE LOVERS』ATK1700→2200
「バトル!『THE EMPEROR』で『大天使クリスティア』を攻撃!ダメージステップ開始時に手札から『オネスト』の効果!」
『アルカナフォースⅣ-THE EMPEROR』ATK1900→4700
「でも、『天空の聖域』の効果で戦闘ダメージは受けず、『大天使クリスティア』の効果でこのカードをデッキトップに置くわ」
「『光の結界』の効果!2800ポイント回復します!」
レミリア&咲夜 LP11800→14600
「バトルは続く!『THE LOVERS』でダイレクトアタック!」
「くっ!」
天子&衣玖 LP9000→6800
「トラップ発動!『フリッグのリンゴ』!今受けた戦闘ダメージ分、私のライフを回復させるわ!」
天子&衣玖 LP6800→9000
「そして受けたダメージと同じ攻撃力・守備力を持つ『邪精トークン』を特殊召喚する!」
『邪精トークン』ATK?→2200
「残念ですがトラップ発動、『破壊輪』!『邪精トークン』を破壊します。
ただし、そのモンスターには元々の攻撃力は存在しないのでダメージはありません。ターンエンドです」
レミリア&咲夜 手札1
・モンスターゾーン
『アルカナフォースⅣ-THE EMPEROR』ATK1900
『アルカナフォースⅥ-THE LOVERS』 ATK2200
・魔法・罠ゾーン
伏せ2
・フィールド魔法
『光の結界』(コイントスの結果『表』)
今日の最強カードは
『オネスト』
星4 光属性 天使族 攻1100 守1900
①:自分メインフェイズに発動できる。フィールドの表側表示のこのカードを手札に戻す。
②:自分の光属性モンスターが戦闘を行うダメージステップ開始時からダメージ計算前までに、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする。
「今日の最強カードは『オネスト』のカードです」
「このカードは光属性のデッキには大体入っている強カードだな」
「はい。なので戦闘面では光属性同士のミラーマッチ以外では大丈夫でしょう。私の『アルカナフォース』たちはステータスが微妙ですからね」
「上位の『アルカナフォース』が出るまでの時間稼ぎとしても使えるということか……なら、このまま勝利するか。流れは私たちに来ているからな」
「はい。では……」
「「ルールを守って楽しくデュエル!」」
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15.「大会開始!下」
アルカナフォースXXI-THE WORLD
星8 光属性 天使族 攻3100 守3100
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、コイントスを1回行い、その裏表によって以下の効果を得る。
●表:自分のエンドフェイズ時に自分フィールド上のモンスター2体を墓地へ送って発動できる。次の相手ターンをスキップする。
●裏:相手のドローフェイズ毎に、相手の墓地の一番上のカードを相手の手札に加える。
私が個人的に大好きなずっと俺のターン!代表カード。裏の効果を使って大暴落を撃ったのはいい思い出である。
天子&衣玖 LP9000
手札0(天子)手札6(衣玖)
・モンスターゾーン
なし
・魔法・罠ゾーン
『魂吸収』
『魂吸収』
『神の居城-ヴァルハラ』
・フィールド魔法
『天空の聖域』
レミリア&咲夜 LP14600
手札4(レミリア)手札1(咲夜)
・モンスターゾーン
『アルカナフォースⅣ-THE EMPEROR』ATK1900
『アルカナフォースⅥ-THE LOVERS』 ATK2200
・魔法・罠ゾーン
なし
・フィールド魔法
『光の結界』(コイントスの結果『表』)
「私のターンです!ドロー!私は『Okaサンダー』を召喚」
『Okaサンダー』ATK1400
「『Okaサンダー』の効果で雷族・光属性・レベル4モンスターを召喚する。『Otoサンダー』を召喚します」
『Otoサンダー』ATK1300
「『Otoサンダー』の効果も『Okaサンダー』と同じなので、手札から『電池メン-角型』を召喚します」
『電池メン-角型』ATK1000
「『角型』の効果で『充電池メン』を手札に加え、攻撃力を倍にする」
『電池メン-角型』ATK1000→2000
「『Otoサンダー』と『Okaサンダー』でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!現れなさいランク4!『輝光子パラディオス』!」
『輝光子パラディオス』ATK2000
「『
『角型』をリリースし、『充電池メン』をアドバンス召喚」
『充電池メン』ATK1800
「『充電池メン』の効果で手札・デッキから『電池メン』モンスターを特殊召喚する。デッキより『電池メン-単三型』を特殊召喚」
『電池メン―単三型』ATK0
「この瞬間、『地獄の暴走召喚』発動!このカードは相手フィールド上に表側表示でモンスターが存在し、自分フィールドに攻撃力1500以下のモンスター1体が特殊召喚に成功した時に発動でき、デッキ・手札・墓地より同名モンスターを攻撃表示で特殊召喚する。デッキより更に2体の『単三型』を特殊召喚」
『電池メン-単三型』ATK0
『電池メン-単三型』ATK0
「そして相手も自身のフィールドのモンスター1体を選択して、デッキ・手札・墓地より同名モンスターを可能な限り、特殊召喚できます」
「では、『アルカナフォースⅣ-THE EMPEROR』2体をデッキより、特殊召喚!『光の結界』の効果で2体ともコイントスの結果は『表』です!」
『アルカナフォースⅣ-THE EMPEROR』ATK1900→2900
『アルカナフォースⅣ-THE EMPEROR』ATK1400→2900
『アルカナフォースⅣ-THE EMPEROR』ATK1400→2900
『アルカナフォースⅥ-THE LOVERS』 ATK2200→3200
「これで攻撃力2900のモンスターが3体のモンスターになりました。
ありがとうございます」
「いえいえ、こちらも『単三型』の効果が発動します。『単三型』の数×1000ポイントの攻撃力分アップします」
『電池メン-単三型』ATK0→3000
『電池メン-単三型』ATK0→3000
『電池メン-単三型』ATK0→3000
「『パラディオス』の効果も発動。
『アルカナフォースⅣ-THE EMPEROR』ATK2900→0
『アルカナフォースⅣ-THE EMPEROR』ATK2900→2400
『アルカナフォースⅣ-THE EMPEROR』ATK2900→2400
『アルカナフォースⅥ-THE LOVERS』 ATK3200→2700
「自分フィールドに『電池メン』モンスターが2体以上存在するので手札から『燃料電池メン』を特殊召喚します!」
『燃料電池メン』ATK2100
「バトルフェイズです!『パラディオス』で攻撃力が0になっている『アルカナフォースⅣ―THEEMPEROR』を攻撃!」
「ですが、『天空の聖域』の効果でダメージは発生しません!」
「『単三型』で『『アルカナフォースⅣ-THE EMPEROR』を攻撃!破壊したので、そちらのモンスターたちの攻撃力は500下がります!」
『アルカナフォースⅣ-THE EMPEROR』ATK2400→1900
『アルカナフォースⅥ-THE LOVERS』 ATK2700→2200
「『燃料電池メン』で『アルカナフォースⅣ-THE EMPEROR』を攻撃!更に破壊したので、攻撃力が500下がります!」
『アルカナフォースⅥ-THE LOVERS』 ATK2200→1700
「『単三型』で『THE LOVERS』攻撃!そして最後の『単三型』でダイレクトアタック!」
「受けましょう」
レミリア&咲夜 LP14600→11600
「カードを2枚伏せて、これでターンエンドです」
天子&衣玖 手札0
・モンスターゾーン
『輝光子パラディオス』ATK2000
『燃料電池メン』 ATK2100
『電池メン-単三型』 ATK3000
『電池メン-単三型』 ATK3000
『電池メン-単三型』 ATK3000
・魔法・罠ゾーン
『魂吸収』
『魂吸収』
『神の居城―ヴァルハラ』
伏せ2
・フィールド魔法
『天空の聖域』
「……少し、動こうか……私のターン、ドロー。『光の結界』のコイントス……裏か……もはや、私のターンには関係ないな」
効果が無効になったので『光の結界』は石化する。
「相手フィールドにのみ、モンスターが存在する場合、手札から『バイス・ドラゴン』を特殊召喚する。ただし、この効果で特殊召喚に成功した時、このモンスターの攻撃力・守備力は半分となる」
『バイス・ドラゴン』ATK2000→1000
「そして『フレア・リゾネーター』を召喚」
『フレア・リゾネーター』ATK300
「レベル5の『バイス・ドラゴン』にレベル3の『フレア・リゾネーター』をチューニング!女王の覇道、今天を統べ、地を揺るがす。唯一無二なる我が力をその身に刻むがいい!シンクロ召喚!レベル8!我が魂!『レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト』!」
『レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト』ATK3000
「そしてシンクロ素材として使用された『フレア・リゾネーター』の効果で『スカーライト』の攻撃力を300ポイントのアップさせる」
『レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト』ATK3000→3300
「そして墓地の2体の『レベル・スティーラー』の効果を発動。『スカーライト』のレベルを下げて、特殊召喚」
『レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト』☆8→6
『レベル・スティーラー』DEF0
『レベル・スティーラー』DEF0
「そして『スカーライト』の効果を発動!フィールドのこのカード以外の『スカーライト』の攻撃力以下の特殊召喚された効果モンスターを全て破壊し、そのモンスターの数×500ポイントのダメージを与える!『アブソリュート・パワー・フレイム』!」
「私のモンスターが全滅……!で、ですが、『パラディオス』の効果で1枚ドローします!」
天子&衣玖 LP9000→5500
「バトルだ、『スカーライト』でダイレクトアタック。『灼熱のクリムゾン・ヘル・バーニング』!」
「きゃあああ!!」
天子&衣玖 LP5500→2200
「カードを2枚伏せてターンエンドだ」
レミリア&咲夜 手札1
・モンスターゾーン
『レッド・デーモンズ・スカーライト』ATK3300
・魔法・罠ゾーン
伏せ2
・フィールド魔法
『光の結界』(コイントスの結果『裏』)
「私のターンよ!ドロー!リバースカード『トレード・イン』!手札の『テュアラティン』を墓地に送り、2枚ドロー!そして更にリバース!『手札抹殺』!2枚捨てて、2枚ドロー!よし!墓地の『神秘の代行者 アース』を除外して、『マスター・ヒュペリオン』を特殊召喚!『魂吸収』×2枚の効果で1000ライフ回復!」
『マスター・ヒュペリオン』ATK2700
天子&衣玖 LP2200→2700→3200
「『ヒュペリオン』の効果発動!墓地の『ヘカテリス』を除外して、『レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト』を破壊するわ!」
「甘いな、『バスターモード』発動!『レッド・デーモンズ・ドラゴン』をリリースすることで、デッキから、『レッド・デーモンズ・ドラゴン
「でもあんたのフィールドには『スカーライト』しか、」
「十分だ。フィールド・墓地の『レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト』は『レッド・デーモンズ・ドラゴン』としても扱うのだ。よって、『スカーライト』をリリースし、『レッド・デーモンズ・ドラゴン
『レッド・デーモンズ・ドラゴン
「くっ!対象を失ったことにより、不発となるけど、『魂吸収』の効果を発動!」
天子&衣玖 LP3200→3700→4200
「でも残念だったわね!『マスター・ヒュペリオン』の破壊効果は『天空の聖域』がある時、1ターンに2度まで使えるのよ!墓地の『テュアラティン』を除外して、『レッド・デーモンズ・ドラゴン
「ふん、無駄だ。『/バスター』は破壊された時、墓地の『レッド・デーモンズ・ドラゴン』を特殊召喚する。そして、さっきも言ったようにフィールド・墓地の『レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト』は『レッド・デーモンズ・ドラゴン』としても扱う。よって『/バスター』の効果で『スカーライト』を特殊召喚!」
『レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト』ATK3000
「くっ!『魂吸収』の効果、発動」
天子&衣玖 LP4200→4700→5200
「なら装備魔法『ダグラの剣』を『マスター・ヒュペリオン』に装備」
『マスター・ヒュペリオン』ATK2700→3200
「バトル!『マスター・ヒュペリオン』で『レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト』を攻撃!」
「ふん」
レミリア&咲夜 LP11600→11400
「『ダグラの剣』の効果で破壊したモンスターの攻撃力の数値分のライフを回復させる」
天子&衣玖 LP5200→8200
「ターンエンドよ!」
天子&衣玖 手札0
・モンスターゾーン
『マスター・ヒュペリオン』ATK3200
・魔法・罠ゾーン
『魂吸収』
『魂吸収』
『神の居城―ヴァルハラ』
『ダグラの剣』
・フィールド魔法
『天空の聖域』
「私のターン、ドロー!スタンバイフェイズに『光の結界』の効果でコイントスを行う……当然『表』よ。トラップ発動!『強化蘇生』。墓地のレベル4以下のモンスターのモンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚されたモンスターは攻守が100ずつ上がり、レベルも1つ上がる。『アルカナフォースⅣ―THE EMPEROR』を特殊召喚!」
『アルカナフォースⅣ-THE EMPEROR』ATK1400→1500
「そして『光の結界』の効果でコイントスの結果を『表』に」
『アルカナフォースⅣ-THE EMPEROR』ATK1500→2000
☆4→5
「そしてレベルを1つ下げて、『レベル・スティーラー』を特殊召喚!」
『アルカナフォースⅣ―THE EMPEROR』☆5→4
『レベル・スティーラー』DEF0
「そして2体のモンスターをリリースし、出でよ!最強のタロットカード!『アルカナフォースⅩⅩⅠ―THE WOLRD』!」
『アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WOLRD』ATK3100
「そして『光の結界』で選択するコイントスの結果は『表』!もうこれにより、あなた達の時間は私のもの……墓地の2体の『レベル・スティーラー』を『THE WOLRD』のレベルを下げて、特殊召喚!」
『アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WOLRD』☆8→6
『レベル・スティーラー』ATK600
『レベル・スティーラー』ATK600
「バトルフェイズ!『THE WOLRD』で『マスター・ヒュペリオン』を攻撃!
『オーバー・カタストロフ』!」
『攻撃力3100の『THE WOLRD』では攻撃力3200の『マスター・ヒュペリオン』を倒すことはできないぞーー!?』
「速攻魔法発動!『九十九スラッシュ』!自分のモンスターが、そのモンスターよりも攻撃力が高いモンスターに攻撃する時にのみ、発動できます!ダメージ計算時のみ、自分と相手ライフの差の数値分、『THE WOLRD』の攻撃力はアップする!」
「そんな……!私たちのライフの差は……4200!」
「よって、『THE WOLRD』の攻撃力は……」
『アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WOLRD』ATK3100→7500
「こ、攻撃力7500ですって!?でも、『マスター・ヒュペリオン』は破壊されても『天空の聖域』の効果で私は戦闘ダメージを受けないわ!」
「なら2体の『レベル・スティーラー』でダイレクトアタック!」
天子&衣玖 LP8200→7600→7000
「ならエンドフェイズです」
「では、私の……」
「この時、『THE WORLD』の効果を発動します。自分フィールドの2体の『レベル・スティーラー』を墓地に送り、相手ターンをスキップさせ、もう一度、自分ターンを行う!」
「「な、なんですって!?」」
『何となんと!比那名居 天子&永江 衣玖チームのターンが消えてしまったーー!』
天子と衣玖だけでなく、観客たちもターンスキップには大絶叫と言ったところだ。
「ターンスキップですって!?」
「ああ……そしてこの勝負……決着が着いたな」
レミリア&咲夜 手札0
・モンスターゾーン
『アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WOLRD』ATK3100
・魔法・罠ゾーン
『強化蘇生』(対象なし)
・フィールド魔法
『光の結界』
「タッグデュエルなので、次は私のターンとなる!ドロー!私は『THE WOLRD』のレベルを下げて、『レベル・スティーラー』を特殊召喚!」
『アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WOLRD』☆6→4
『レベル・スティーラー』ATK600
『レベル・スティーラー』ATK600
「そして『レベル・スティーラー』をリリースし、『サルベージ・ウォリアー』をアドバンス召喚」
『サルベージ・ウォリアー』ATK1900
「効果発動。手札・墓地のチューナーを特殊召喚する。墓地より、『フレア・リゾネーター』を特殊召喚!」
『フレア・リゾネーター』DEF1300
「レベル5の『サルベージ・ウォリアー』にレベル3の『フレア・リゾネーター』をチューニング!女王の鼓動が今烈火となる!天地鳴動の力、しかと目に焼き付けるがいい!シンクロ召喚!レベル8、我が魂!『レッド・デーモンズ・ドラゴン』!」
『レッド・デーモンズ・ドラゴン』ATK3000
「墓地の『フレア・リゾネーター』の効果の説明は不要だな。『レッド・デーモンズ・ドラゴン』の攻撃力を300ポイントアップする」
『レッド・デーモンズ・ドラゴン』ATK3000→3300
「バトルフェイズ。『THE WOLRD』でダイレクトアタック!『オーバー・カタストロフ』!」
天子&衣玖 LP7000→3900
「『レベル・スティーラー』でダイレクトアタック!」
天子&衣玖 LP3900→3300
「これで止めだ!『レッド・デーモンズ・ドラゴン』でダイレクトアタック!森羅万象!全てを突き貫け!『アブソリュート・パワーフォース』!」
「「きゃあああ!」」
天子&衣玖 LP3300→0
『決まったーー!!Aブロック第一試合、勝者はレミリア・スカーレット&十六夜 咲夜チームだーーー!!』
「「「「「おおおぉぉぉぉ!!」」」」」
「ふん、口ほどにもなかったな……戻るぞ咲夜」
「かしこまりました」
嵯峨side
「レミリアたちが私たちの次の次の敵ね」
「勝った宣言は止めてくれ。次の敵が面倒くさくなりそうだ」
「ふっ、私たちの初めてのタッグデュエルなんだから楽しめる相手だといいわね」
「……はっ、そりゃそうだわ」
今日の最強カードは
『レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト』
星8 闇属性 ドラゴン族 攻3000 守2500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:このカードのカード名は、
フィールド・墓地に存在する限り「レッド・デーモンズ・ドラゴン」として扱う。
②:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカード以外の、このカードの攻撃力以下の攻撃力を持つ
特殊召喚された効果モンスターを全て破壊する。
その後、この効果で破壊したモンスターの数×500ダメージを相手に与える。
「我が魂、『スカーライト』だ。効果は単純に『レッド・デーモンズ・ドラゴン』として扱うという効果と、任意効果のタイミングを逃させる第2の効果が備わっている」
「シンクロ素材も特にありませんが、強いて弱点をあげるとするなら、第2効果が自身の攻撃力依存といったところでしょうか」
「確かに『収縮』のように攻撃力を下げられれば破壊できるモンスターは減ってしまう。だが、今回の『フレア・リゾネーター』のように逆も存在する」
「そう言えばお嬢様。第2試合は霊夢が出るそうですよ?しかも見たこともない男性の方と一緒に出ていました」
「ほぉ……?それは面白そうだ。皆もそう思うだろう?では、次回も」
「「ルールを守って楽しくデュエル!」」
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16.「二回戦!俺達のデュエル!上」
星8 光属性 ドラゴン族 攻3000 守2500
このカードは通常召喚できない。
手札の「青眼の白龍」1体を相手に見せた場合に特殊召喚できる。
この方法による「青眼の亜白龍」の特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
①:このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「青眼の白龍」として扱う。
②:1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
強カードですね。以上
『白熱した試合はまだまだこれからだーーー!
第二回戦は博麗 霊夢&峰城 嵯峨チームVS星熊 勇儀&伊吹 萃香チームだーー!!』
「「「「「おおおぉぉぉぉ!!」」」」」
「フラグ回収しちまったーー!」
頭を抱え込んでしまう嵯峨。
「絶対……絶対にあのデッキはやだ。めんどい……」
「もう、やる前から卑屈になってんじゃないわよ」
「あっはっは!なんだいなんだい?霊夢はやっぱりそいつと付き合ってんのかい」
「な、なな……ち、違うわよ!」
「面白そうな匂いだな!萃香!こいつはやりがいがありそうだ!」
「「……めんどい」」
なんだかなんで似た者同士の嵯峨と霊夢。
『それでは第二回戦……デュエルスターートーーーー!!!』
「「「「デュエル!!」」」」
ターン順
萃香→霊夢→勇儀→嵯峨→(以下エンドレス
嵯峨&霊夢 LP8000
萃香&勇儀 LP8000
先行はまた、あなたですか萃香さんよぉ……
もうめんどくてしょうがねぇ!最高のファンサービスで向かい合ってやるよぉ!
「先行は私だ!私はモンスターをセットしてターンエンド!」
???(セットモンスター) DEF???
萃香&勇儀 手札4
・モンスターゾーン
???(セットモンスター) DEF???
・魔法・罠ゾーン
なし
「次は私のターンよ!ドロー!『トレード・イン』発動!手札の『青眼の白竜』を墓地に送り、2枚のカードをドロー!『調和の宝札』も発動!『
「うん?見たことない『ブルーアイズ』だな……」
ふぅん。そいつを3枚そろえるのに何千円かかったと思っている!?
こうなれば確実に優勝を狙うまでだ!
「そして私は手札の『青眼の白竜』を見せることで『
「な、なんて簡単な召喚条件!」
『青眼の亜白龍』ATK3000
「永続魔法『補給部隊』を発動して、バトルよ!『青眼の亜白龍』でセットモンスターを攻撃!『滅びのバーンストリーム』!」
「残念だったな!セットモンスターは『ファイアー・ハンド』!戦闘破壊された時、相手モンスター1体を破壊するんだ!」
「くっ!」
「そして『アイス・ハンド』を特殊召喚する!」
『アイス・ハンド』DEF1600
「まだよ!私のモンスターが破壊されたので『補給部隊』の効果で1枚カードをドローして、よっし!速攻魔法『デーモンとの駆け引き』!私のフィールドのレベル8以上のモンスターが墓地に送られたターンにのみ発動できる!手札・デッキより、『バーサーク・デッド・ドラゴン』を特殊召喚する!」
『バーサーク・デッド・ドラゴン』ATK3500
「攻撃力3500のモンスターか!」
「バトルは終わらない!『バーサーク・デッド・ドラゴン』で『アイス・ハンド』を攻撃!」
「くっ!でも『アイス・ハンド』の効果も発動するよ!『補給部隊』を破壊して、『ファイアー・ハンド』を特殊召喚!」
『ファイアー・ハンド』ATK1600
「カードを1枚伏せて、エンドフェイズ時に『太古の白石』の効果を発動!デッキから『青眼の白龍』を特殊召喚!」
『青眼の白龍』ATK3000
「そして『バーサーク・デッド・ドラゴン』は私のターンのエンドフェイズ時毎に攻撃力を500ポイント下げる」
嵯峨&霊夢 手札3
・モンスターゾーン
『バーサーク・デッド・ドラゴン』ATK3500→3000
『青眼の白龍』ATK3000
・魔法・罠ゾーン
伏せ1
「私のターンだね。ドロー!私は『
『剣闘獣ラクエル』ATK1800
「カードを3枚伏せて、ターンエンドだ」
萃香&勇儀 手札2
・モンスターゾーン
『ファイアー・ハンド』ATK1600
『剣闘獣ラクエル』ATK1800
・魔法・罠ゾーン
伏せ3
「私のターンだ!ドロー!私は手札の『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』を墓地に送り、魔法カード『トレード・イン』を発動!デッキからカードを2枚ドローし、更に魔法カード『絶望の戦線離脱』を発動!このターン、『ディスペアー』モンスター以外のモンスター同士がバトルする時、手札の『ディスペアー』モンスターを相手に見せることで、そのバトルを無効にして相手に500ポイントのダメージを与えることができる!バトルだ!『バーサーク・デッド・ドラゴン』は相手の場の全モンスターに1回ずつ攻撃することができる!『ファイアー・ハンド』に攻撃!この時、手札の『ディスペアー・ユニコーン』を見せて、バトルを無効にする!」
「またそのカードか……!」
「させないよ!永続罠『
「くっ!だが、バトルは無効だ!」
萃香&勇儀 LP8000→7500
「更に『青眼の白龍』で『剣闘獣ラクエル』を攻撃!『滅びの爆裂疾風弾』!もう一回、『ディスペアー・ユニコーン』を見せて、バトルを無効に!」
萃香&勇儀 LP7500→7000
「メインフェイズ2に入り、カードを1枚伏せて、ターンエンド」
嵯峨&霊夢 手札4
・モンスターゾーン
『青眼の白龍』ATK3000
『バーサーク・デッド・ドラゴン』ATK3000→2500
・魔法・罠ゾーン
伏せ2
「私のターンだ!ドロー!私はレベル4の『ファイアー・ハンド』と『剣闘獣ラクエル』でオーバレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!生まれ落ちよNo.106!その巨大な手で全てを握りつぶせ!『巨岩掌ジャイアント・ハンド』!」
『No.106巨岩掌ジャイアント・ハンド』ORU2 ATK2000
「ち、だがそのモンスターでは俺達のフィールドのモンスターは倒せないぞ!」
「そんなことないよ!……罠カード『ロケットハンド』を発動!発動後、攻撃力800以上のモンスターに装備でき、攻撃力を800アップさせる!」
『No.106巨岩掌ジャイアント・ハンド』ATK2000→2800
「『ジャイアント・ハンド』で『バーサーク・デッド・ドラゴン』を攻撃!」
「くっ!」
嵯峨&霊夢 LP8000→7700
「更にトラップ発動!『
『No.106巨岩掌ジャイアント・ハンド』ATK2800→3800
「だが、『奇跡の軌跡』の効果で俺達は戦闘ダメージを受けない!」
「でも『青眼の白龍』は破壊されるよ!メインフェイズ2でカードを3枚伏せて、ターンエンド!」
萃香&勇儀 手札2
・モンスターゾーン
『No.106巨岩掌ジャイアント・ハンド』ORU2 ATK3800→2800
・魔法・罠ゾーン
『
『ロケットハンド』(対象『ジャイアント・ハンド』)
伏せ3
「私のターン……ドロー!墓地の『太古の白石』の効果を発動!このカードを除外して、墓地の『ブルーアイズ』モンスターを手札に戻す。私が戻すのは『青眼の白龍』!嵯峨が伏せていた装備魔法カード『
『太古の白石』ATK600
「『復活の福音』を発動!墓地の『青眼の白龍』を特殊召喚!」
『青眼の白龍』ATK3000
「更に『青眼の白龍』をデッキに戻し、墓地の『青き眼の巫女』を特殊召喚!」
『青き眼の巫女』DEF0
「フィールド魔法『光の霊堂』を発動。そして効果を発動!対象は『青き眼の巫女』!そしてカード効果の対象となった『巫女』の効果を発動!『太古の白石』を墓地に送り、デッキから『ブルーアイズ』を2種類まで手札に加える!私が手札に加えるのは『SIN青眼の白龍』と『青眼の亜白龍』!『光の霊堂』の効果解決で、デッキから『青眼の白龍』を墓地に送り、そのモンスターのレベル×100ポイント『巫女』の攻撃力をアップさせるわ!」
『青き眼の巫女』ATK0→800
「そして手札の『青眼の白龍』を相手に見せることで『青眼の亜白龍』を特殊召喚!」
『青眼の亜白龍』ATK3000
「「伏せていた『トレード・イン』を発動!『SIN青眼の白龍』を墓地に送り、2枚ドロー!『青眼の亜白龍』の効果を発動!攻撃を放棄する代わりに相手モンスターを破壊する!」
「させるか!『ジャイアント・ハンド』の効果を発動!ORUを2つ取り除くことで、相手モンスターの効果を無効にする!更に『ジャイアント・ハンド』がいる限り、表示形式も変更できない!」
「別にどうだっていいわ!私はレベル8の『青眼の亜白龍』にレベル1の『青き眼の巫女』をチューニング!青き眼に浮かびしその力、神秘に触れ今ここに現れよ!シンクロ召喚!レベル9!
『
『青眼の精霊龍』DEF3000
「そして魔法カード『強欲で貪欲な壺』!デッキの上からカードを10枚裏側で除外して2枚ドロー!そして魔法『手札抹殺』を発動!2枚捨てて、2枚ドロー!更に『
『青眼の究極竜』ATK4500
「バトル!『青眼の究極竜』で『ジャイアント・ハンド』を攻撃!」
「『ロケットハンド』の効果を発動!このカードを墓地に送り、『青眼の究極竜』を破壊する!」
「墓地の『復活の福音』を除外して、破壊を無効にするわ!」
「くっ!『ロケットハンド』の効果で『ジャイアント・ハンド』の攻撃力は0となり、表示形式は変更できない……でも、トラップ発動!『ホーリーライフバリア』!手札を1枚捨て全てのダメージを0にするよ!更に『ボーン・テンプル・ブロック』を発動!更に手札を1枚捨て、お互いに墓地からレベル4以下のモンスターを特殊召喚する!ただし、次のターンのエンドフェイズ時には破壊される!」
「私は『青き眼の巫女』を守備表示で特殊召喚する!」
『青き眼の巫女』DEF0
「私は『剣闘獣ラクエル』を攻撃表示で特殊召喚!」
『剣闘獣ラクエル』ATK1800
「でも攻撃対象は変わらないわよ!そしてメインフェイズ2でカードを1枚伏せて、エンドフェイズ時に『超再生能力』を発動!デッキからこのターンに捨てた、リリースしたドラゴン族の数だけドローできるわ……4枚ドローして、ターンエンド」
嵯峨&霊夢 手札4
・モンスターゾーン
『青眼の究極竜』ATK4500
『青眼の精霊龍』DEF3000
『青き眼の巫女』DEF0
・魔法・罠ゾーン
伏せ1
・フィールド魔法
『光の霊堂』
「私のターン、ドロー!『剣闘獣ベストロウリィ』を召喚!」
『剣闘獣ベストロウリィ』ATK1500
「『剣闘獣』が2体……来るぞ霊夢!」
「……!」
「『剣闘獣』は決められた融合素材をフィールドからデッキに戻すことで『融合』のカード無しで融合召喚を行える!私は『剣闘獣ベストロウリィ』と『剣闘獣ラクエル』をデッキに戻し、融合召喚!現れよ!『剣闘獣ガイザレス』!」
『剣闘獣ガイザレス』ATK2400
「『ガイザレス』の融合召喚成功時にフィールドのカードを2枚まで破壊する!」
「『青眼の精霊龍』の効果を発動!自身をリリースして、エクストラデッキから『蒼眼の銀龍』を守備表示で特殊召喚!」
『蒼眼の銀龍』DEF3000
「更に『蒼眼の銀龍』の効果で私のフィールドのドラゴン族モンスターは次のターンの終了時までカード効果の対象にならず、カード効果では破壊されない!」
「なら霊夢のフィールドの伏せカードと『光の霊堂』を破壊する!バトルだ!『剣闘獣ガイザレス』で『蒼眼の銀龍』を攻撃!」
「なっ!こっちの守備力の方がそっちの攻撃力を上回っているのに……」
萃香&勇儀 LP7000→6400
「バトルフェイズ終了時に『ガイザレス』の効果を発動!このカードをエクストラデッキに戻すことで、デッキから『剣闘獣ベストロウリィ』以外の『剣闘獣』を2体特殊召喚する!現れよ『剣闘獣セクトル』!『剣闘獣ホプロムス』!」
『剣闘獣セクトル』DEF300
『剣闘獣ホプロムス』DEF2100→2400
「『ホプロムス』は『剣闘獣』の効果で特殊召喚された場合、元々の守備力は2400になる……私はカードを2枚伏せて、ターンエンド。この時、『ボーン・テンプル・ブロック』の効果で霊夢のフィールドの『青き眼の巫女』は破壊される」
萃香&勇儀 手札0
・モンスターゾーン
『剣闘獣セクトル』DEF300
『剣闘獣ホプロムス』DEF2400
・魔法・罠ゾーン
『剣闘獣の雄心』
伏せ3
「私のターン、ドロー……」
嵯峨は手札を見て、再び勇儀のフィールドを見る……『剣闘獣の雄心』の効果で直接攻撃もできない……というかあんなカードあったか?新規……?ARC-V見れないから分からないな……ならまだ何かあるな……あんなのただぶん殴るだけのデッキだとか思っていたが、よくよく考えれば2006年だかの世界大会優勝デッキだったんだ……やばいに決まっているか……
「私はスタンバイフェイズに『蒼眼の銀龍』の効果で墓地の『青眼の白龍』を攻撃表示で特殊召喚」
『青眼の白龍』ATK3000
「バトルだ!『青眼の白龍』で『剣闘獣ホプロムス』を攻撃!」
「トラップ発動!『アルケミー・サイクル』!『ホプロムス』と『セクトル』の攻撃力を0になる!」
「何を……!」
「更にトラップカード『遺言の札』を発動!自分モンスターの攻撃力が0になった時に発動でき、手札を5枚になるようにドローする!」
「まさかそれが狙いか……!だが、破壊させてもらうぞ!『滅びの爆裂疾風弾』!」
「『アルケミー・サイクル』の効果を受けたモンスターが破壊された時、デッキからカードを1枚ドローする!」
「なら『青眼の究極竜』で『セクトル』を攻撃!『アルティメット・バースト』!」
「永続トラップ『
「何だと!?それじゃあ、俺達は『剣闘獣の雄心』と『剣闘獣の勲傷』の効果で攻撃を封じられたのか!」
そんなコンボカードが存在するだと……最近ってすごいのね(震え)
「それだけじゃない!『剣闘獣』の効果で特殊召喚された『セクトル』のモンスター効果により、デッキから『剣闘獣』を2体特殊召喚する!『剣闘獣ベストロウリィ』!『剣闘獣ダリウス』!」
『剣闘獣ベストロウリィ』ATK1500
『剣闘獣ダリウス』ATK1700
「『ベストロウリィ』の効果は使えないけど、『ダリウス』の効果は発動できる!墓地の『剣闘獣』を効果を無効にして特殊召喚する!蘇れ!『ホプロムス』!」
『剣闘獣ホプロムス』DEF2100
「メインフェイズ2に入る……モンスターを裏守備表示でセット!」
セットモンスターDEF???
「カードを4枚伏せて、ターンエンド!」
嵯峨&霊夢 手札1
・モンスターゾーン
『青眼の究極竜』ATK4500
『蒼眼の銀龍』DEF3000
『青眼の白龍』ATK3000
セットモンスターDEF???
・魔法・罠ゾーン
伏せ4
今日の最強カードは
『No.106巨岩掌ジャイアント・ハンド』
ランク4 地属性 岩石族 攻2000 守2000
レベル4モンスター×2
①:相手フィールドのモンスターの効果が発動した時、このカードのX素材を2つ取り除き、相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。このモンスターがフィールドに表側表示で存在する限り、対象の効果モンスターの効果は無効化され、表示形式の変更もできない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
「今日の最強カードは『ジャイアント・ハンド』。モンスター効果を無効にできて、表示形式も固定できるモンスターだね!」
「すぐに突破されてしまったが、こいつの活躍は他にあるからな」
「その時の反応をあの二人に求めているんだよ」
「それは楽しそうだな!問題は霊夢と嵯峨はそれをどう返してくれるからだけど」
「まだまだ楽しませてくれよ。さぁ、霊夢、嵯峨!私たちを全力で超えて来てみな!」
「楽しみだな……じゃあ、次回も」
「「ルールを守って楽しくデュエル!」」
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17.「二回戦!俺達のデュエル!下」
『剣闘獣ガイザレス』
星6 闇属性 鳥獣族 攻2400 守1500
「剣闘獣ベストロウリィ」+「剣闘獣」と名のついたモンスター
自分フィールド上の上記のカードをデッキに戻した場合のみ、
エクストラデッキから特殊召喚できる(「融合」魔法カードは必要としない)。
このカードが特殊召喚に成功した時、フィールド上のカードを2枚まで選択して破壊できる。
このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時にこのカードをエクストラデッキに戻す事で、デッキから「剣闘獣ベストロウリィ」以外の「剣闘獣」と名のついたモンスター2体を特殊召喚する。
よく使っていた。『ベストロウリィ』が制限になる前からも、なってからも、戻ってきてもずっと使っていた。こいつの制圧力が地味に楽しすぐる。
萃香&勇儀 LP6400
手札0(萃香) 6(勇儀)
・モンスターゾーン
『剣闘獣セクトル』DEF300
『剣闘獣ホプロムス』DEF2400
・魔法・罠ゾーン
『剣闘獣の雄心』
『剣闘獣の勲傷』
嵯峨&霊夢 LP7700
手札1(嵯峨)手札4(霊夢)
・モンスターゾーン
『青眼の究極竜』ATK4500
『蒼眼の銀龍』DEF3000
『青眼の白龍』ATK3000
セットモンスターDEF???
・魔法・罠ゾーン
伏せ4
「私のターン、ドロー!(嵯峨の手札は1枚……あれは『ディスペアー・ユニコーン』。つまり、『オネスト』や手札誘発系のカードは特に気にしなくていいけど……4枚も伏せているからな……まぁ、いいや!勇儀のターンに任せようか!)私はレベル4の『ホプロムス』と『ダリウス』でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!ランク4!『恐牙狼ダイヤウルフ』!」
『恐牙狼ダイヤウルフ』ORU2 ATK2000
「『ダイヤウルフ』のORUを1つ取り除き効果を発動!『ベストロウリィ』と『青眼の究極竜』を破壊する!」
『恐牙狼ダイヤウルフ』ORU2→1
「ちっ」
「永続魔法『炎舞―「天キ」』を発動!デッキから『速炎星―タイヒョウ』を手札に加え、フィールドの獣戦士族モンスターの攻撃力を100ポイントアップさせる!『タイヒョウ』を召喚!」
『速炎星―タイヒョウ』ATK0→100
「『タイヒョウ』は自身をリリースして、デッキから『炎舞』をセットできる!『炎舞―「揺光」』をセット!これでターンエンド!」
「エンドフェイズ時に『インフェニティ・インフェルノ』を発動!私は手札を2枚まで捨て、デッキから『インフェル二ティ』モンスターを捨てた枚数だけ墓地に送る……手札を1枚捨てて、デッキからは『インフェルニティ・ポーン』を墓地に送る!
更に永続罠『絶望の手札演算』を発動!私が手札のカードを捨てる・墓地に送る度に相手は同数だけドローしなければいけない!1枚捨てた!」
「ええ!?ド、ドローするよ……(そうか……『ディスペアー・ユニコーン』の墓地効果で『セクトル』を効果破壊しようと……あれ?でも、あのカードの効果は自分よりも攻撃力が高いモンスターじゃなきゃダメだったよな……ならまだ安心だな)」
萃香&勇儀 手札1
・モンスターゾーン
『剣闘獣セクトル』DEF300
『恐牙狼ダイヤウルフ』ORU1 ATK2000
・魔法・罠ゾーン
『剣闘獣の雄心』
『剣闘獣の勲傷』
『炎舞―「天キ」』
伏せ1
「私のターン!」
「この瞬間、墓地の『インフェルニティ・ポーン』の効果を発動!こいつが墓地にいる限り、俺達のドローフェイズ時に通常ドローは行えない!」
『な、なんだと~~~!?み、自らドローカードを封印したーーー!一体、何を考えているんだー!』
「……スタンバイフェイズ時に『蒼眼の銀龍』の効果を……っていきたいところだけど、私たちの墓地には通常モンスターはいない……でも手札は4枚……ま、やるだけやりますか……『暗黒界の取引』。お互いにカードを1枚ドローして1枚捨てる。じゃあ、永続罠『絶望の手札演算』の効果であんたはカードを1枚ドローしなさい」
「わ、わかった」
「じゃあ、もう1枚『暗黒界の取引』を発動!」
「ええ!?1枚ドローして、1枚捨てて、もっかい1枚ドローする……よ」
「カードを1枚伏せて、そしてこれで私の手札は1枚……」
「一体これでどうするつもりだい……?」
「通常ドローを封印されるのはタッグである私も予想外だったわ……だけど……魔法カード『命削りの宝札』を発動するのには十分だわ!」
「『命削りの宝札』は手札を3枚になるようにドローできるカード!『インフェルニティ・ポーン』はあくまで通常ドローしか封印できない……」
「よって、3枚ドロー!そしてこのターン、相手はダメージを受けず、私はモンスターを特殊召喚することもできず、エンドフェイズ時に自分の手札を全て捨てることになる……けれど!バトルよ!『青眼の白龍』で『セクトル』を攻撃!『滅びの爆裂疾風弾』!この瞬間に墓地の『ディスペアー・ユニコーン』の効果を発動!」
「ば、馬鹿な!そのカードの効果は自分よりも攻撃力が高いモンスターに攻撃した時しか発動できないはずだ!」
「ええ、そうよ……『青眼の白龍』の攻撃力は……0だもの!」
「なっ!」
萃香は霊夢の場から発動されたトラップカードを見た。それは……
「そっちも『アルケミー・サイクル』のコンボか……!」
「そうよ!お互いのモンスターは破壊され、300ポイントのダメージを受ける!」
「でも、私は『命削りの宝札』のデメリットによりダメージは受けないよ!」
嵯峨&霊夢 LP7700→7400
「メインフェイズ2にカードを1枚伏せて、ターンエンド!この時、『命削りの宝札』の効果で2枚捨てる……じゃあ、永続トラップ『絶望の手札演算』の効果で2枚ドローしなさい!」
「お、おう……ドローするよ」
嵯峨&霊夢 手札0
・モンスターゾーン
『蒼眼の銀龍』DEF3000
セットモンスターDEF???
・魔法・罠ゾーン
『絶望の手札演算』
伏せ3
「私のターン!何を考えているか知らないが、私の『剣闘獣』の攻撃を耐えられるかな!『ダイヤウルフ』の効果を発動!対象は『ダイヤウルフ』とセットモンスターだ!」
『ダイヤウルフ』ORU2→1
「くっ!『シフトチェンジ』!『蒼眼の銀龍』に対象を移すわ!」
「更に魔法カード『グラディアル・リターン』を発動!墓地の『ホプロムス』、『セクトル』、『ベストロウリィ』の3体の『剣闘獣』をデッキに戻し、デッキからカードを1枚ドロー!リバースカードオープン!永続魔法『炎舞―「揺光」』!手札の獣戦士族『剣闘獣アンダル』を墓地に送り、『絶望の手札演算』を破壊する!」
「相手が手札のカードを捨てた・墓地に送った時に『絶望の手札演算』の効果を発動!このカードが発動して手札を捨てた・墓地に送った枚数だけドローできる!私と嵯峨を合わせて5枚なので、5枚ドロー!その後、このカードを墓地に送る!」
「……!でも遅いね!手札から魔法カード『スレイブ・フュージョン』を発動!」
『スレイブ』って……『スレイブタイガー』とか『スレイブエイプ』とかの融合!?あいつら融合できんの!?え、ちょっと、なんだか興奮する……ただのサブじゃなくなるんだあいつら……
「手札の『スレイブタイガー』と『スレイブエイプ』を墓地に送り融合モンスターの召喚条件を無視して、融合召喚できる!」
……あれれ~?召喚条件を無視?なんだか雲行きが怪しくなってきたよ~
「融合召喚!現れよ!『
『剣闘獣総監エーディトル』DEF2400
ザッケンナ!やっぱり剣闘獣じゃないか!なんで、なんでこんなに慈悲がないんだよ~。『スレイブ○○』でよかったじゃんか~!ネーミングどうにかしろ!かっこいいかもしれんが俺は認めないぞ!なんだ「レベル5以上の剣闘獣2体」って『スレイブ』関係ないだろいい加減にしろ!
「『エーディトル』の効果を発動!1ターンに1度、エクストラデッキの『剣闘獣』を召喚条件を無視して特殊召喚する!出でよ!『剣闘獣アンダバタエ』!」
『剣闘獣アンダバタエ』ATK1000
また新規かよぉ!
「『アンダバタエ』の効果を発動!このカードが特殊召喚に成功した場合、エクストラデッキから『剣闘獣』モンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する!」
……は?待て待てそれだったらループしてんじゃないの!
「どうやら分かったようだね……現れよ2体目の『エーディトル』!」
『剣闘獣総監エーディトル』ATK2400
「2体目の『エーディトル』の効果を発動!2体目の『アンダバタエ』を特殊召喚する!」
『剣闘獣アンダバタエ』ATK1000
「2体目の『アンダバタエ』の効果で3体目の『エーディトル』を特殊召喚する!」
『剣闘獣総監エーディトル』ATK2400
どんだけ総監いるんだよ、多すぎだろ……!
「『エーディトル』の効果を発動!」
「まだあんの!?」
「場に『剣闘獣』が2体以上存在する場合、フィールドのモンスターを破壊し、そのカードのコントローラーはそのモンスターの攻撃力分のダメージを受ける!対象はセットモンスター!」
「……」
嵯峨のセットモンスターは破壊される。だが、表側表示ではないのでダメージはない。
「バトルだ!『エーディトル』でダイレクトアタック!」
『エーディトル』は思いっきり雷を帯びた鞭を振り回し、それはターンプレイヤーである霊夢ではなく、嵯峨へと鞭を振り下ろす……
「嵯峨!」
「……」
嵯峨&霊夢 LP7400→5000
「『アンダバタエ』でダイレクトアタック!」
「……」
嵯峨&霊夢 LP5000→4000
「『エーディトル』でダイレクトアタック!」
「ここね……トラップ発動!『バーストリバース』。ライフを2000払い、墓地のモンスターを裏守備表示で特殊召喚するわ!」
「なっ」
嵯峨&霊夢 LP4000→2000
セットモンスターDEF???
「でも、バトルは続く!『エーディトル』でセットモンスターを攻撃!」
「セットモンスターは……」
カードの裏側のまま破壊されたモンスターはその破片が集まってその姿を現す。
「……『メタモルポット』?……なんで、『蒼眼の銀龍』なら……」
そう、『蒼眼の銀龍』ならば確かに『エーディトル』の攻撃だけでなく、後続のモンスターの攻撃も防げた。
「『メタモルポット』の効果にチェーンして、『準備不足の絶望』を発動!手札のカードを好きな枚数、除外してこのターン、受けるダメージを除外した枚数だけ0にできる!と言っても除外できるカードの手札の上限は3枚……よって、3枚を除外したわ!」
「くっ……『アンダバタエ』の効果で特殊召喚されたさっきの『エーディトル』はエクストラデッキに戻り、『アンダバタエ』の攻撃力はこのターンまで『エーディトル』の攻撃力分、アップする!」
『剣闘獣アンダバタエ』ATK1000→3400
『剣闘獣アンダバタエ』ATK1000→3400
「どうせダメージがないのなら思いっきって戦闘を行ってやろうじゃないか!『アンダバタエ』と『エーディトル』でダイレクトアタック!」
「無駄無駄!」
「『エーディトル』はエクストラデッキに戻るよ!そして『アンダバタエ』の効果発動!」
『剣闘獣アンダバタエ』ATK3400→5800
『剣闘獣アンダバタエ』ATK3400→5800
「バトルフェイズ終了時に2体の『アンダバタエ』と『エーディトル』の効果を発動!この3体をエクストラデッキに戻し、デッキから『剣闘獣』を特殊召喚する!『アンダバタエ』は2体ずつ、『エーディトル』は1体だ!来い!『剣闘獣ホプロムス』!『剣闘獣セクトル』!『剣闘獣ラクエル』!『剣闘獣ベストロウリィ』!『剣闘獣エクイテ』!」
『剣闘獣ホプロムス』DEF2100→2400
『剣闘獣セクトル』DEF300
『剣闘獣ラクエル』DEF400
『剣闘獣ベストロウリィ』DEF800
『剣闘獣エクイテ』DEF1200
「『エクイテ』の効果で墓地の『剣闘獣ダリウス』を手札に戻す!カードを1枚伏せて、ターンエンド!」
萃香&勇儀 手札4
・モンスターゾーン
『剣闘獣ホプロムス』DEF2100
『剣闘獣セクトル』DEF300
『剣闘獣ラクエル』DEF400
『剣闘獣ベストロウリィ』DEF800
『剣闘獣エクイテ』DEF1200
・魔法・罠ゾーン
『剣闘獣の雄心』
『剣闘獣の勲傷』
『炎舞―「天キ」』
『炎舞―「揺光」』
伏せ1
「私のターン、『インフェルニティ・ポーン』の効果により、ドローはできない……が!『準備不足の絶望』の効果で除外していたカードは次のターンに戻ってくる!よって、私の手札は3枚!魔法カード『儀式の下準備』発動!デッキから儀式魔法『闇の支配者との契約』と『闇の支配者ゾーク』を選択して手札に加える!」
「そのカードは!」
「ヒャハハハ!『ゾーク』の復活だァ!……なんてな。私は『闇の支配者との契約』を発動!手札の『白き霊龍』をリリースして、手札から『闇の支配者ゾーク』を儀式召喚!」
『闇の支配者ゾーク』ATK2700
「『ゾーク』の効果を発動!サイコロを1つ振り、出た目によって、効果が変わる!『
コロコロと転がっていくサイコロの目は……1で止まる。
「ヒャハハハ!クリティカルだ!相手フィールドのモンスターを全て破壊する!『ゾーク・インフェルノ』!」
「そんな……!」
だが……相手フィールドのモンスターは全滅しても、伏せカードがまだある……いや、ここは臆さず攻める!
「『ディスペアー・メーカー』を召喚!」
『ディスペアー・メーカー』ATK500
「『ディスペアー・メーカー』の効果を発動!1ターンに1度、デッキの魔法カードを1枚墓地に送り、このカードをチューナーモンスターとして扱う!」
「チューナーモンスターだって!?まさか『ゾーク』と!?」
「いやいや、今墓地に送った『絶望の渇望』の効果を発動!このカードを除外し、デッキから自分のライフポイントと同じ攻撃力を持つレベル4の『ディスペアー』モンスターを守備表示で特殊召喚する!来い!『ディスペアー・ストーカー』!」
『ディスペアー・ストーカー』DEF0
「レベル4『ディスペアー・ストーカー』にレベル4の『ディスペアー・メーカー』をチューニング!意図せず集う絶望たちよ、
『ディスペアーアイズ・アングリー・ドラゴン』ATK3000
「バトルだ!『アングリー・ドラゴン』でダイレクトアタック!『怒りの連鎖 アングリーバースト』!この瞬間、『アングリー・ドラゴン』の効果で相手はデッキの上からカードを3枚墓地におくらなければいけない!」
「くっ、うわああ!」
萃香&勇儀 LP6400→3400
「更に『ゾーク』でダイレクトアタック!『ゾーク・インフェルノ』!」
「ぐうう!」
萃香&勇儀 LP3400→700
「ターンエンドだ」
嵯峨&霊夢 手札0
・モンスターゾーン
『ディスペアーアイズ・アングリー・ドラゴン』ATK3000
『闇の支配者ゾーク』ATK2700
・魔法・罠ゾーン
なし
「私のターン……ドロー!リバースカード『マジック・プランター』!フィールドの『剣闘獣の勲傷』を墓地に送り、デッキからカードを2枚ドローする!」
……なんだ。様子が……
「バリアンズカオスドロー!」
な、まさか……!
来るのか!
「私が引いたカードは『
『No.106巨岩掌ジャイアント・ハンド』ORU0 ATK2000
「私は『ジャイアント・ハンド』1体でオーバーレイ!1体のモンスターでオーバーレイネットワークを再構築!カオスエクシーズチェンジ!現れよ『CNo.106』!全てを握りつぶす巨大な手のひらよ、灼熱の熱さで全てを溶かし潰せ!『溶岩掌ジャイアント・ハンド・レッド』!」
『溶岩掌ジャイアント・ハンド・レッド』CORU1 ATK2600
『何ということだーー!萃香選手!エクシーズモンスターのランクを上げて、進化させたぞ--!』
アニメ効果TUEE!
「くっ!だが、効果は強大でも攻撃力が足りねぇぜ!」
「そんなこともさ!魔法カード『ジェネレーション・フォース』を発動!自分フィールドにエクシーズモンスターが存在する場合、デッキから『エクシーズ』カードを手札に加える……私が手札に加えるのは……『エクシーズ・ユニット』!このカードを『ジャイアント・ハンド・レッド』に装備!ランク×200ポイント攻撃力をアップさせるよ!」
『CNo.106巨岩掌ジャイアント・ハンド・レッド』ATK2600→3600
「攻撃力3600……!」
「バトルだ!『ジャイアント・ハンド・レッド』で『闇の支配者ゾーク』を攻撃!
「……っ!墓地の『ディスペアー・メーカー』の効果を発動!レベル8以上のモンスターがバトルする場合にこのカードを除外して発動できる!この戦闘で受けるダメージを倍にする代わり、次のターンにデッキから2枚、ドローできる!ぐっ!わあああぁ!」
嵯峨&霊夢 LP2000→200
「大丈夫嵯峨!?」
「ああ……それより、次のターンだ……!」
「……どうやら仕掛けてくる気だね。ならこちらも全力で立ち向かうまで!速攻魔法『非常食』!『剣闘獣の雄心』、『炎舞―「天キ」』、『炎舞―「揺光」』の3枚のカードを墓地に送り、3000ポイント、ライフを回復させる!」
萃香&勇儀 LP400→3400
「……カードを2枚セット!さぁ、来な!これでターンエンドだ!」
萃香&勇儀 手札3
・モンスターゾーン
『CNo.106溶岩掌ジャイアント・ハンド・レッド』CORU1 ATK3600
・魔法・罠ゾーン
『エクシーズ・ユニット』(『ジャイアント・ハンド・レッド』対象)
伏せ2
「私のターン!この瞬間に『インフェルニティ・ポーン』の効果を発動!ドローは封じられるが、スタンバイフェイズ時に『ディスペアー・メーカー』の効果で2枚ドロー!来たわ!魔法カード『死者蘇生』!墓地の『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』を特殊召喚するわ!」
「無駄だね!『ジャイアント・ハンド・レッド』の効果を発動!CORUを1つ取り除き、フィールドのこのカード以外のカード効果をエンドフェイズ時まで無効にする!」
『CNo.106溶岩掌ジャイアント・ハンド・レッド』ATK3600→2600
「いえ、無駄なんかないわ!『ジャイアント・ハンド・レッド』の効果は自分フィールドにも効果が及ぶ!つまり『エクシーズ・ユニット』の効果が無効になって、攻撃力が下がったわ!」
「でも、『ディスペアーアイズ・アングリー・ドラゴン』だけじゃ、私たちのライフは削れない……」
「そのための一手よ!魔法カード『魔法石の採掘』!手札を2枚捨て、墓地の『死者蘇生』を手札に戻すわ!『埋葬呪文の宝札』を発動!墓地の『死者転生』、『魔法石の採掘』、『
『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』ATK3000
「『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』のモンスター効果を発動!『ディスペアー・ハウリング』!」
「まさか自爆する気かい?」
「そんなわけないでしょ、速攻魔法『ディスペアー・ハウリング』!『ディスペアーアイズ』モンスターの攻撃力よりも低い効果ダメージが発生した場合、私がそのダメージを受ける代わりにあんたたちが受ける!」
「トラップ発動!『ライジング・エナジー』!手札を1枚捨てて、『ジャイアント・ハンド・レッド』の攻撃力を1500ポイントアップさせる!くっ!」
『CNo.106溶岩掌ジャイアント・ハンド・レッド』ATK2600→4100
萃香&勇儀 LP3400→1900
「バトルよ!『ディスペアーアイズ・アングリー・ドラゴン』で『ジャイアント・ハンド・レッド』を攻撃!『怒りの連鎖 アングリーバースト』!」
「馬鹿な……攻撃力が低いモンスターで攻撃するだって……?一体何を……」
「速攻魔法『絶望の錯乱』!墓地の『絶望』魔法・罠カードを全て除外し、発動する!この効果で除外したカードが10枚を超えている場合、相手のセットされている魔法・罠ゾーンのカードを強制発動させる!」
「なっ……!ち、発動せよ!『バイス・ハンド』!自分フィールドに『ハンド』モンスターがいる時に相手モンスターの攻撃宣言時に発動でき、攻撃を無効にした後、このターンの攻撃をもう一度、無効にする!更に1度めの攻撃を無効にした際、そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える!」
「墓地から『ディスペアー・ゲットアップ』の効果を発動!自分ライフが1000ポイント以下の時にこのカードを除外して、発動!相手からの効果ダメージを0にする!更に追撃よ!『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』で『ジャイアント・ハンド・レッド』を攻撃!『ディスペアーバースト』」
「くっ!『バイス・ハンド』の効果で無効に……!」
「来た!速攻魔法『ダブル・アップ・チャンス』!モンスターの攻撃が無効となった時、そのモンスターの攻撃力を倍にし、もう1度バトルを行う!」
「何だって!?」
『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』ATK3000→6000
「こ、攻撃力6000!」
「『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』の攻撃!『セカンド・ディスペアーバースト』!」
「うわああ!」
萃香&勇儀 LP1900→0
今日の最強カードは
『ダブル・アップ・チャンス』 速攻魔法
モンスターの攻撃が無効になった時、
そのモンスター1体を選択して発動できる。
このバトルフェイズ中、
選択したモンスターはもう1度だけ攻撃できる。
その場合、選択したモンスターはダメージステップの間、攻撃力が倍になる。
「『ダブル・アップ・チャンス』!アニメでよく見たハイハイホープホープと同じような呪文の一つです。コウゲキムコウ……ハッ!?ってやつ」
「嵯峨、あんた何言ってんの……?」
「ボチヤミヤンタイやらボチライロヨンシュとかトップデーモンとかダンセルショウカンとかね。後、最強の呪文サモプリ・サモプリ・ネコ・ベルンベルン・DDB・DDB・ダイレクト・ダイレクト・シャシュツ・シャシュツ・アッザシターとかな」
「本当に大丈夫かしら」
「別にいいんですー。じゃあ、こんな会話はひとまず置いといて、次回も」
「「ルールを守って楽しくデュエル!」」
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18.「三回戦!駆けろ虹!羽ばたけ黒羽!上」
『月光舞豹姫』
星8 闇属性 獣戦士族 攻2800 守2500
「月光舞猫姫」+「ムーンライト」モンスター
このカードは上記のカードを融合素材にした融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
①:このカードは相手の効果では破壊されない。
②:1ターンに1度、自分メインフェイズ1に発動できる。
このターン、相手モンスターはそれぞれ1度だけ戦闘では破壊されず、
このカードは全ての相手モンスターに2回ずつ攻撃できる。
③:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動する。
このカードの攻撃力はバトルフェイズ終了時まで200アップする。
ぶっちゃけていうと私に思い入れはない。ただ、かっこいい。
二日目だぞーー!
おっす!嵯峨だ……いやぁ、霊夢さんがまさか朝シャワー派だとはつい知らず、寝ぼけ眼で風呂場に行ったら目と目が合ってしまい、死にかけたぜ。そのため、霊夢は先に観客席に行っちゃったぜ☆後で謝っておこう。
「しかし、霊夢のビンタは効いたぜ……まだ腫れているよ……ん?」
なんだ?角に誰かが話し合っている?気になるな……盗み聞きしよう。
「おいおい、私たちの出番まだかよー。まだ眠いから寝ていいか?」
そう言っているのは鬼人正邪。天邪鬼で性格が悪すぎる。多分、ゲス顔とおんなじくらい。いや、話を聞けない頑固な性格でもあるので、ゲス顔よりもたち悪いかも……
「……そうも言っていられない。いつか対戦する時に必要な情報だ。勝者を見極め、対策しなければいけない」
そう言ったのは……誰?黒いローブを被って、顔が分からない。
「それはお前がやっておけよ~。私は眠い」
「……なら、お前は一生寝てろ」
ポカッと、ローブの男が正邪の頭に拳骨をかます。
「ったーー!あーはいはい。わかったわかりましたよーだ!行けばいいんだろ!」
ふてくされた正邪は黒いローブの男と一緒に観客席へと移動した。
「……何者だ?」
嵯峨はその男を不思議に思ったが、司会の声が聞こえてきて、こうしてはいられないと急いで霊夢を探しに観客席へと移動した。
『さぁ、いよいよ始まるぞーー!Bブロック第一回戦!蓬莱山 輝夜&八意 永琳チームVS射命丸 文&姫海棠 はたてチームの対決だーー!』
「「「「「うおおおおぉぉぉぉおおお!!!」」」」」
「あやや!これはこれは!NEET同士の戦いですか!」
「「働きたくないでござる!」」
「輝夜……まぁ、私たちで勝手に始めておきましょうか、鴉天狗」
「どうも永琳さん!清く正しい射命丸文です!是非、文と呼んでください!」
「ふふふ……似た者同士のデュエルというのは初めてよ文」
「私もですよ、お互い、パートナー運がないですね~。ほら、行きますよはたて!」
「私たちも行きましょう輝夜」
「「ええ」」
「「息ピッタシね(ですね)。さてと、」」
「「「「デュエル!」」」」
ターン順
輝夜→はたて→永琳→文
蓬莱山 輝夜&八意 永琳 LP8000
射命丸 文&姫海棠 はたて LP8000
先行は輝夜。
「先行は私よ。私は永続魔法『宝玉の樹』を発動!」
「これは……輝夜さんの」
「そう『蓬莱の玉の枝』によく似ているでしょ?ま、それは置いといて、私は『宝玉獣サファイア・ペガサス』を召喚!」
『ヒヒーン!!』
『宝玉獣サファイア・ペガサス』ATK1800
「『サファイア・ペガサス』の効果、『サファイアコーリング』の効果を発動!このカードが召喚に成功した時、デッキから『宝玉獣』1体を永続魔法扱いで置くことができる!」
「モンスターを永続魔法にするですって!?」
「現れなさい!『宝玉獣コバルト・イーグル』!」
現れたのは宝玉。そして、宝玉が置かれた瞬間、宝玉の樹の実が光りだす。
「更に『宝玉の樹』の効果も発動!『宝玉獣』が『宝玉』として魔法・罠カードゾーンに置かれる度にこのカードにジェムカウンターを1つ乗せる」
『宝玉の樹』ジェムカウンター×0→1
「そしてカードを2枚伏せて、ターンエンドよ」
輝夜&永琳 手札1
・モンスターゾーン
『宝玉獣サファイア・ペガサス』ATK1800
・魔法・罠ゾーン
『宝玉獣コバルト・イーグル』(永続魔法扱い)
『宝玉の樹』ジェムカウンター×1
伏せ2
「私のターンね、ドロー!」
「はたて、ここは一気に行ってしまいましょう!」
「そんな無茶なこと言わないでよ文。私のデッキはワンクッション必要なのよ!私は『RR-バニシング・レイニアス』を召喚!」
『RR-バニシング・レイニアス』ATK1300
「『バニシング・レイニアス』の効果を発動!このカードが召喚に成功したターンに手札のレベル4以下の『RR』を特殊召喚する!私は『RR-トリビュート・レイニアス』を特殊召喚!」
『RR-トリビュート・レイニアス』ATK1800
「『トリビュート・レイニアス』の効果!このカードが召喚に成功したターンにデッキから『RR』カードを墓地に送る!私は『RR-ミミクリー・レイニアス』を墓地に送り、今、墓地に送った『ミミクリー』の効果を発動!このカードが墓地に送られたターンに除外することで、デッキから『RR』カードを手札に加えられるわ!私は永続魔法『RR-ネスト』を手札に加え、これを発動!自分フィールドの『RR』モンスターが2体以上が存在する場合、デッキ・墓地から『RR』モンスターを手札に加えられる!2体目の『バニシング・レイニアス』を手札に加える。そして2体のモンスターでオーバーレイ!黒き翼の鳥が敵の策略を見抜く眼力で真実を掴みとる!エクシーズ召喚!ランク4!『RR-フォース・ストリクス』!」
『RR-フォース・ストリクス』ORU2 DEF2000
「『RR-フォース・ストリクス』の効果!ORUを1つ取り除き、効果を発動!」
『RR-フォース・ストリクス』ORU2→1
「デッキから鳥獣族・闇属性・レベル4モンスターを手札に加えられる!私は『RR-ファジー・レイニアス』を手札に加える。そしてこのカードは場に『ファジー・レイニアス』以外の『RR』が存在する場合に特殊召喚できる!」
『RR-ファジー・レイニアス』DEF1500
「更に自分フィールドにエクシーズモンスターが存在する場合、手札から『RR-シンギング・レイニアス』を特殊召喚する!」
『RR-シンギング・レイニアス』DEF100
「そして『ファジー』と『シンギング』でオーバーレイ!エクシーズ召喚!現れよ2体目!『『RR-フォース・ストリクス』!」
『RR-フォース・ストリクス』ORU2 DEF2000
「まさかの2体目……中々やるわね」
「まだまだ!『RR-フォース・ストリクス』は自分フィールドの他の鳥獣族モンスターの数×500ポイント、攻撃力守備力をアップする!」
『RR-フォース・ストリクス』DEF2000→2500
『RR-フォース・ストリクス』DEF2000→2500
「2体目の『RR-フォース・ストリクス』の効果でORUを1つ取り除き、効果を発動!」
『RR-フォース・ストリクス』ORU2→1
「3体目の『RR-バニシング・レイニアス』を手札に加える。更にORUととして墓地へ送られた『RR-ファジー・レイニアス』の効果を発動!デッキから同名モンスターを手札に加える。私はカードを2枚伏せて、ターンエンド」
文&はたて 手札3
・モンスターゾーン
『RR-フォース・ストリクス』ORU1 DEF2500
『RR-フォース・ストリクス』ORU1 DEF2500
・魔法・罠ゾーン
『RR-ネスト』
伏せ2
「では、私のターン、ドロー。手札から魔法カード『融合』を発動。私は手札の『
『
「いきなり融合モンスターね……でも2体の『RR-フォース・ストリクス』の守備力は2500!そのモンスターじゃあ突破できないわよ」
「ええ。このモンスターではね。私は更に『
『
「『月光舞豹姫』の効果を発動!このターン、相手フィールドのモンスターは全て1度戦闘破壊されない!」
『おおーーっとぉ!?これはどういうことだ!わざわざ相手モンスターに戦闘破壊耐性を付与させたぞーー!』
嵯峨&霊夢side
「ねぇ、嵯峨。あれは……?」
「あ、ああ……(なんとか仲直りできてよかった~)『月光舞豹姫』はあの効果を使用した場合、相手フィールドのモンスター全てに2度攻撃を行えるのさ」
「そうか、攻撃回数を増やす能力というわけね……でも、それに何の意味が……?」
「これなら、2体の『フォース・ストリクス』をどっちも処理できる。ついでに言うとあの効果を使用したバトルフェイズの間だけ戦闘破壊する度に攻撃力を200ポイントアップできるからな……そして奴は相手カードの効果では破壊されない」
「なるほど、厄介ね……」
輝夜&永琳、文&はたてside
「バトル!『月光舞豹姫』で『RR-フォース・ストリクス』を攻撃!」
「でも、貴方のカードの効果で1度、戦闘では破壊されないわ!」
「そうね。でも無駄よ、『月光舞豹姫』は相手モンスター全てに2回ずつ攻撃することができる!これで確実に2体とも倒すことができるわ!2度目の攻撃!」
「くっ!」
「……そして『サファイア・ペガサス』でダイレクトアタック!」
文&はたて LP8000→6200
「ふむ……私はメインフェイズ2に入り、カードを1枚伏せて、ターンエンドよ」
輝夜&永琳 手札1
・モンスターゾーン
『月光舞豹姫』ATK2800
『宝玉獣サファイア・ペガサス』ATK1800
・魔法・罠ゾーン
『宝玉獣コバルト・イーグル』(永続魔法扱い)
『宝玉の樹』ジェムカウンター×1
伏せ3
「私のターンです。ドロー!私は魔法カード『ワン・フォー・ワン』を発動します!手札の『BF-上弦のピナーカ』を墓地に送り、デッキから『BF-蒼天のジェット』を特殊召喚!」
『BF-蒼天のジェット』DEF800
「そして永続魔法『黒い旋風』を2枚発動。そして『BF-極北のブリザード』を召喚し、効果を発動!更に2枚の永続魔法『黒い旋風』の効果も発動します!」
『BF-極北のブリザード』ATK1300
「まず、2枚の『黒い旋風』の効果で召喚した『ブリザード』の攻撃力未満の『BF』をデッキからサーチできます。私は『BF-砂塵のハルマッタン』と『BF-突風のオロシ』を手札に加えます。そして『ブリザード』の効果で墓地のレベル4以下の『BF-上弦のピナーカ』を特殊召喚!」
『BF-上弦のピナーカ』DEF1000
「そしてさっき手札に加えた『ハルマッタン』と『オロシ』はそれぞれ場に『BF』が存在する場合、特殊召喚することができます!」
『BF-砂塵のハルマッタン』DEF800
『BF-突風のオロシ』DEF600
「一気にフィールドにモンスターが五体に……!」
「そして『ハルマッタン』の効果で場の他の『BF』1体のレベル分、このカードのレベルを上げることができます。私は『ブリザード』のレベル分、アップさせます」
『BF-砂塵のハルマッタン』☆2→4
「そして、レベル4になった『砂塵のハルマッタン』にレベル2の『極北のブリザード』をチューニング!自由に羽ばたく鳥よ、今星の影をその翼に映し、勝利の風を我が元に!シンクロ召喚!来たれ!レベル6『BF-星影のノートゥング』!」
『BF-星影のノートゥング』ATK2400
「このカードの特殊召喚に成功したので、効果発動!相手に800ポイントのダメージを与える!その後、相手モンスターの攻撃力を800ポイント下げます!対象はとりません!」
「なんですって?……くっ!」
輝夜&永琳 LP8000→7200
『月光舞豹姫』ATK2800→2000
「まだまだですよ!私は『ノートゥング』の効果で更に『BF』の召喚権を1度得ます!私は『BF-残夜のクリス』を召喚!」
『BF-残夜のクリス』ATK1900
「そして再び『黒い旋風』の効果で『BF-蒼炎のシュラ』と『BF-月影のカルート』を手札に加えます。そしてレベル4の『BF-残夜のクリス』にレベル3の『上弦のピナーカ』をチューニング!雷鳴と共に走る黒き翼!勝利の風に雷の斬撃を乗せて現れよ!シンクロ召喚!レベル7『ABF-驟雨のライキリ』!」
『ABF-驟雨のライキリ』ATK2600
「『ライキリ』の効果!フィールドのこのカード以外の『BF』の数だけ相手フィールドのカードを破壊できます!」
「させないわ。罠カード『スキル・プリズナー』を発動。『ライキリ』の効果は無効よ」
「くっ……!ならレベル1の『蒼天のジェット』にレベル1の『突風のオロシ』をチューニング!愚かに飛ぶ黒き翼、2つに交じり合いて、勝利の風を吹き荒せ!シンクロ召喚!レベル2!『ABF-雨隠れのサヨ』!」
『ABF-雨隠れのサヨ』DEF100
「バトルです!『ノートゥング』で『サファイア・ペガサス』を攻撃!」
「受ける」
輝夜&永琳 LP7200→6600
「でも、『サファイア・ペガサス』は私たちの魔法・罠カードゾーンに永続魔法扱いで置くことができる。そして『宝玉の樹』にカウンターが乗る」
『宝玉の樹』ジェムカウンター×1→2
「そして『ライキリ』で『月光舞豹姫』を攻撃!」
「それも受ける」
輝夜&永琳 LP6600→6000
「私はエンドフェイズ時にフィールドから墓地に送っていた『ピナーカ』の効果でデッキから『BF-追い風のアリゼ』を手札に加えて、ターンエンドです」
文&はたて 手札3
・モンスターゾーン
『ABF-驟雨のライキリ』ATK2600
『BF-星影のノートゥング』ATK2400
『ABF-雨隠れのサヨ』DEF100
・魔法・罠ゾーン
『黒い旋風』
『黒い旋風』
『RR-ネスト』
伏せ2
「私のターン、ドロー。リバースマジック『ダブル・サイクロン』。私のセットカードと『RR-ネスト』を破壊する」
「……!」
「そして破壊された『宝玉の解放』の効果を発動!デッキから『宝玉獣』を永続魔法扱いで私のフィールドに置くことができる。私は『宝玉獣アメジスト・キャット』を置き、更に『宝玉の樹』にカウンターが乗る」
『宝玉の樹』ジェムカウンター×2→3
「そして魔法カード『レア・ヴァリュー』を発動!私のフィールドに永続魔法扱いの『宝玉獣』が2枚以上存在する場合、相手はその中から1枚『宝玉獣』を選んで墓地に送り、私はデッキから2枚ドローする」
「……私は『サファイア・ペガサス』を選びます」
「ええ、なら『サファイア・ペガサス』を墓地に送り、2枚ドロー!フィールド魔法『虹の古代都市-レインボー・ルイン』発動!このカードは私のフィールドの永続魔法扱いの『宝玉獣』の数だけ効果が増幅するカードよ!」
「な、なんですって!?」
「まず。1枚以上の場合、このカードはカード効果で破壊されない。そして2枚以上の場合は私が受ける戦闘ダメージを1ターンに1度半分にできる。今、この2つの能力が発動中よ。でもそれだけじゃ終わらない!私は永続魔法『宝玉の樹』の効果を発動!このカードを墓地に送り、乗っていたジェムカウンターの数だけデッキから『宝玉獣』を永続魔法扱いで私のフィールドに置ける!私は『宝玉獣ルビー・カーバンクル』、『宝玉獣エメラルド・タートル』、『宝玉獣アンバー・マンモス』を置くわ!」
「一気に5つの宝玉を……!?」
「そして『レインボー・ルイン』の効果も追加されるわ!まず3枚以上の場合、モンスターゾーンの『宝玉獣』を墓地に送ることで魔法・罠を発動を無効にして、破壊できる!そして4枚以上の場合、デッキからカードを1枚ドローできる!そして5枚以上の場合、永続魔法扱いの『宝玉獣』を1体特殊召喚できるわ!」
「5つものの効果を持ったフィールド魔法……!」
「まず、4枚以上の効果を発動して1枚ドロー!そして5枚以上の効果で宝玉を解放させる!『宝玉獣アンバー・マンモス』を特殊召喚!」
『宝玉獣アンバー・マンモス』ATK1700
「そして『宝玉の氾濫』を発動!永続魔法扱いの『宝玉獣』を4枚墓地に送り、発動できるわ。フィールドの全てのカードを墓地に送る!」
「「な、なんですって!?」」
「フフフ……これで終わりね」
「そ、そうはいきません!『リビングデッドの呼び声』をチェーンして発動!墓地の『ピナーカ』を特殊召喚します!」
『BF-上弦のピナーカ』ATK1200
「……そうか!『ピナーカ』は確か、フィールドから墓地に送られて効果を発動できるモンスターだったわね」
「これでエンドフェイズにデッキから『BF』を手札に加えられます!」
「でも、こちらの方が展開は早いわ!『宝玉の氾濫』の更なる効果!墓地に送った相手カードの数だけ墓地の『宝玉獣』を特殊召喚できるわ!皆来なさい!」
『宝玉獣サファイア・ペガサス』ATK1800
『宝玉獣アンバー・マンモス』ATK1700
『宝玉獣コバルト・イーグル』ATK1400
『宝玉獣アメジスト・キャット』ATK1200
『宝玉獣エメラルド・タートル』ATK600
「これは……!」
「フフフ……まずは『サファイア・ペガサス』の効果でデッキから最後の宝玉……『宝玉獣トパーズ・タイガー』を永続魔法扱いで私のフィールドに置く。さて、『宝玉獣』達の攻撃力の合計は6700。あなた達のライフは6200……どうやらこれで終わりのようね……行きなさい!『宝玉獣』たちよ!」
その攻撃に文とはたては……
「そうはいきません!」
「ええ、そうよ!私は墓地から罠カード『RR-レディネス』を発動!墓地にこのカード以外の『RR』カードがある場合、このカードを除外することで、このターン、私たちが受ける全てのダメージは0になる!」
宝玉獣たちの突進攻撃は文とはたての二人の前に現れたバリアに弾かれる。
「防がれたか……でも、『宝玉獣エメラルド・タートル』は攻撃をし終わったら守備表示に変更できる……」
『宝玉獣エメラルド・タートル』ATK600→DEF2000
「私はこれでターンエンド」
「エンドフェイズ時に『ピナーカ』の効果で『BF-大旆のヴァーユ』を手札に加えます」
輝夜&永琳 手札1
・モンスターゾーン
『宝玉獣サファイア・ペガサス』ATK1800
『宝玉獣アンバー・マンモス』ATK1700
『宝玉獣コバルト・イーグル』ATK1400
『宝玉獣アメジスト・キャット』ATK1200
『宝玉獣エメラルド・タートル』DEF2000
・魔法・罠ゾーン
『宝玉獣トパーズ・タイガー』(永続魔法)
「私のターンよ、ドロー!私は『RR-バニシング・レイニアス』を召喚!」
『RR-バニシング・レイニアス』ATK1300
「『バニシング・レイニアス』の効果で更に手札の『RR-バニシング・レイニアス』を特殊召喚!」
『RR-バニシング・レイニアス』ATK1300
「更に2体目の『バニシング・レイニアス』の効果で手札の『RR-ファジー・レイニアス』を特殊召喚!」
『RR-ファジー・レイニアス』DEF1500
「レベル4モンスターが3体……来るわね」
「私は2体の『バニシング・レイニアス』と『ファジー・レイニアス』をオーバーレイ!3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!雌伏の隼よ……因果渦巻く逆境の中で反逆の翼を翻せ!エクシーズ召喚!ランク4!『RR-ライズ・ファルコン』!」
『RR-ライズ・ファルコン』ORU3 ATK100
「このカードは特殊召喚に成功した全ての相手モンスター全てに1度ずつ攻撃できる!」
「攻撃力……たったの100」
「気を付けなさい輝夜。きっと何かあるわ」
「分かってるわよ」
「『ライズ・ファルコン』の効果!1ターンに1度、ORUを1つ取り除き、特殊召喚された相手モンスター1体の攻撃力分、このカードを攻撃力をアップさせる!対象は『サファイア・ペガサス』!」
「そういうことね……!」
『RR-ライズ・ファルコン』ORU3→2 ATK100→1900
「今、墓地に送った『ファジー・レイニアス』の効果でデッキから3枚目の『ファジー・レイニアス』を手札に加え、バトル!『ライズ・ファルコン』で全てのモンスターを攻撃!『ブレイブクロー・レボリューション』!」
「……っ!だけど貴女。忘れているじゃないかしら?」
「まずいです!はたて!輝夜さんたちの墓地には『スキル・プリズナー』が既に……!」
「そう!このカードは墓地から既に発動していたわ!よって、『ライズ・ファルコン』の攻撃力アップする効果は無効になったわ!」
『RR-ライズ・ファルコン』ATK1900→100
「返り討ちよ!」
『ライズ・ファルコン』は攻撃力が下がったにもかかわらず、『サファイア・ペガサス』を攻撃しようと、向かう。だが、『サファイア・ペガサス』は既にその角にエネルギーを溜めて、レーザーを放っていた。
ドカーン!と、煙が巻き起こる。
「フフフ……これで『ライズ・ファルコン』撃破!」
「それはどうかしら?」
「な、何……これは!?」
『ライズ・ファルコン』は燕返しをして、『サファイア・ペガサス』の反撃を回避していたのだ。
「速攻魔法『
『RR-ブレイズ・ファルコン』ORU3 ATK1000
「ランクアップして反撃を回避した……!でも攻撃力はたったの1000よ!」
「『ブレイズ・ファルコン』はORUがある限り、相手プレイヤーにダイレクトアタックできる!行け!『ブレイズ・ファルコン』!」
「何ですって!?……くっ!」
輝夜&永琳 LP6000→5000
「そしてメインフェイズ2で『ブレイズ・ファルコン』の効果を発動!ORUを1つ取り除き、特殊召喚された相手モンスターを全て破壊し、破壊したモンスターの数×500ポイントダメージを与える!」
「ぐううぅぅぅ!」
『RR-ブレイズ・ファルコン』ORU3→2
輝夜&永琳 LP5000→2500
「け、けれど……破壊された『宝玉獣』たちは私のフィールドに永続魔法扱いで置く。私は『アメジスト・キャット』と『コバルト・イーグル』以外の『宝玉獣』を永続魔法扱いで置くわ」
「私は『RR-ファジー・レイニアス』を守備表示で特殊召喚!私はこれでターンエンドよ!」
『RR-ファジー・レイニアス』DEF1500
文&はたて 手札0
・モンスターゾーン
『RR-ブレイズ・ファルコン』ORU2 ATK1000
『RR-ファジー・レイニアス』DEF1500
・魔法・罠ゾーン
なし
「私のターン、ドロー。私は『
『月光紅狐』ATK1800
「バトル。『月光紅狐』で『ブレイズ・ファルコン』を攻撃!」
「くっ!」
文&はたて LP6200→5400
「カードを伏せて、ターンエンド」
輝夜&永琳 手札0
・モンスターゾーン
『月光紅狐』ATK1800
・魔法・罠ゾーン
『宝玉獣サファイア・ペガサス』(永続魔法)
『宝玉獣アンバー・マンモス』(永続魔法)
『宝玉獣エメラルド・タートル』(永続魔法)
『宝玉獣トパーズ・タイガー』(永続魔法)
伏せ1
「私のターン、ドロー!私は『手札抹殺』を発動!永琳さんは手札がないので、私だけ4枚捨てて、4枚ドローします。よし!『貪欲な壺』!『月影のカルート』、『極北のブリザード』、『蒼天のジェット』、『突風のオロシ』、『砂塵のハルマッタン』の5体の『BF』をデッキに戻して、2枚ドローします!私は『BF-逆巻のトルネード』を召喚!」
『BF-逆巻のトルネード』ATK1000
「『逆巻のトルネード』の効果で墓地のチューナーモンスター『上弦のピナーカ』を特殊召喚します!」
『BF-上弦のピナーカ』ATK1200
「更に私はチューナーモンスターの『上弦のピナーカ』とチューナー以外の『逆巻のトルネード』を除外し、このモンスターを特殊召喚します!現れよ!極限をゆく黒き翼!『BF-極光のアウロラ』!」
『BF-極光のアウロラ』ATK?
「レ、レベル10の『BF』モンスター……攻撃力が決まっていない?」
「そうです。そして『アウロラ』の効果!エクストラデッキの『ABF-涙雨のチドリ』を除外し、その名前と攻撃力と効果をコピーします!」
「な、なんですって!?」
『BF-極光のアウロラ』(涙雨のチドリ)ATK?→2600
「更に『チドリ』となった『アウロラ』の効果!墓地の『BF』の数×300ポイント!このカードの攻撃力をアップすることができます!私の墓地の『BF』の数は6体!よって、1800ポイントアップします!」
『BF-極光のアウロラ』(涙雨のチドリ)ATK2600→4400
「こ、攻撃力4400ですって!?」
「バトル!『アウロラ』で『月光紅狐』を攻撃!」
「この攻撃が通れば私たちの勝ちよ!」
「永琳!」
「ええ!トラップ発動!『ガード・ブロック』!戦闘ダメージを0にして、1枚ドローする!」
「……私はこれでターンエンドです。このターンの終了により、『アウロラ』の効果は終了します」
文&はたて 手札3
・モンスターゾーン
『BF-極光のアウロラ』ATK4400→0
『RR-ファジー・レイニアス』DEF1500
・魔法・罠ゾーン
なし
「私のターン……ドロー!……フ、フフフ……私たちのフィールド上、または墓地に合計七種類の『宝玉獣』たちが存在する場合、私が今、ドローしたこのモンスターは特殊召喚できる」
「そ、そんな召喚条件のモンスターが……」
「フフフ……これが最高の難題よ……あなた達に解けるかしら?現れよ!『究極宝玉神 レインボー・ドラゴン』!」
『究極宝玉神 レインボー・ドラゴン』ATK4000
「攻撃力……4000」
「バトル!『レインボー・ドラゴン』で『極光のアウロラ』を攻撃!『オーバー・ザ・レインボー』!」
「キャアアアア!!」
文&はたて LP5400→1400
「カードを1枚伏せて、ターンエンド」
輝夜&永琳 手札0
・モンスターゾーン
『究極宝玉神 レインボー・ドラゴン』ATK4000
・魔法・罠ゾーン
『宝玉獣サファイア・ペガサス』(永続魔法)
『宝玉獣アンバー・マンモス』(永続魔法)
『宝玉獣エメラルド・タートル』(永続魔法)
『宝玉獣トパーズ・タイガー』(永続魔法)
伏せ1
今日の最強カードは
究極宝玉神 レインボー・ドラゴン
星10 光属性 ドラゴン族 攻4000 守0
このカードは通常召喚できない。
自分のフィールド上・墓地に「宝玉獣」と名のついたカードが
7種類存在する場合のみ特殊召喚できる。
このカードを特殊召喚したターン、以下の効果を発動できない。
●自分フィールド上の「宝玉獣」と名のついたモンスターを全て墓地へ送る事で、
このカードの攻撃力は墓地へ送ったカードの数×1000ポイントアップする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
●自分の墓地の「宝玉獣」と名のついたモンスターを全てゲームから除外する事で、
フィールド上のカードを全て持ち主のデッキに戻す。
「私のエースカード『レインボー・ドラゴン』よ!特殊召喚したターンでは効果を使えないけれどそれでも強い効果ばっかりよ!」
「今、私たちの場には永続魔法扱いの『宝玉獣』たちが4枚もあるから戦闘ではまず死にはしないでしょうね」
「ええ、もっと楽しませてほしいわね」
「それは次週まで、じゃあ次回も」
「「ルールを守って楽しくデュエル!」」
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19.「三回戦!駆けろ虹!羽ばたけ黒羽!下」
『ABF-神立のオニマル』
星12 闇属性 鳥獣族 攻3000 守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「A BF-神立のオニマル」の①の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
①:「BF」モンスターを素材としてS召喚したこのカードはチューナーとして扱う。
②:このカードは効果では破壊されない。
③:自分の墓地の「BF」モンスター1体を対象として発動できる。
このカードのレベルはそのモンスターと同じになる。
④:Sモンスターのみを素材としてS召喚したこのカードが攻撃する場合、
ダメージステップの間このカードの攻撃力は3000アップする。
素材指定のないレベル12のシンクロモンスター。スゴイゾーカッコイイゾー!出す必要性はあまり感じられない。こいつならライトニングを倒せるのか?
文&はたて LP1400
手札3(文)手札0(はたて)
・モンスターゾーン
『RR-ファジー・レイニアス』DEF1500
・魔法・罠ゾーン
なし
輝夜&永琳
手札0(輝夜)手札1(永琳)
・モンスターゾーン
『究極宝玉神 レインボー・ドラゴン』ATK4000
・魔法・罠ゾーン
『宝玉獣サファイア・ペガサス』(永続魔法)
『宝玉獣アンバー・マンモス』(永続魔法)
『宝玉獣エメラルド・タートル』(永続魔法)
『宝玉獣トパーズ・タイガー』(永続魔法)
伏せ1
『なんということだああぁぁぁ!あれほどのライフポイントの差が一気にひっくり返ってしまったーーーー!なんというパワー!これぞ神の名を持つカード『究極宝玉神 レインボー・ドラゴン』!』
嵯峨&霊夢side
「中々やるわね。あいつら」
「そりゃ、月の……ごほん!こ、この大会に出場している奴に弱いのはいないんじゃないのか?」
「?それもそうね……」
(焦ったーー!心臓バックバックだわ!そうだ、俺の謎もまだ解けてねぇんだ。霊夢や魔理沙と仲が良くなったからって、俺を不思議に思っているだろうからな……妙なことを言うのは避けなければ面倒なことになりそうだ)
「私のターン……(ライフポイントが絶望的ね……起死回生のドローを……)」
「はたて……」
「大丈夫よ文……ドロー!……来たわね。『RR-インペイル・レイニアス』を召喚!」
『RR-インペイル・レイニアス』ATK1700
「『インペイル・レイニアス』の効果発動!攻撃表示のモンスターを守備表示に変更できる!」
「なっ!?」
「『究極宝玉神 レインボー・ドラゴン』は攻撃力こそ高いものの、その守備力はたったの0!」
『究極宝玉神 レインボー・ドラゴン』ATK4000→DEF0
レインボー・ドラゴンはその場に伏せてしまい、無防備な姿をさらしてしまう。
「『ファジー・レイニアス』を攻撃表示に変更!」
『RR-ファジー・レイニアス』DEF1500→ATK500
「『ファジー・レイニアス』で『レインボー・ドラゴン』を攻撃!」
「まさか『レインボー・ドラゴン』が破壊されるとは……!」
「そして『インペイル・レイニアス』でダイレクトアタック!」
「…………受けるわ!」
輝夜&永琳 LP2500→800
少しばかりの間があったものの、リバースカードは確認せず、ダメージを受けた輝夜に少し不思議に見る文とはたて。輝夜の考えはこうだ。輝夜たちのライフポイントが800以下になるということは、先ほど見せられた文のシンクロモンスター『星影のノートゥング』が出てきたらゲームオーバー。そのため、守り札を永琳が使うために伏せカードを発動しておくべきなのか、そうでないのかについて考えていたのだ。
「メインフェイズ2に入って、『インペイル・レイニアス』の効果!攻撃を行ったメインフェイズ2に墓地の『RR』を特殊召喚できる。私は墓地の『RR-トリビュート・レイニアス』を守備表示で特殊召喚するわ!」
『RR-トリビュート・レイニアス』DEF400
「『トリビュート・レイニアス』の効果で『ミミクリー・レイニアス』を墓地に送り、『ミミクリー・レイニアス』の効果で除外して、『RR-レディネス』を手札に加え、そしてセット!そして『インペイル・レイニアス』と『ファジー・レイニアス』の2体でオーバーレイ!現れよ3体目!エクシーズ召喚!『RR-フォース・ストリクス』!」
『RR-フォース・ストリクス』ORU2 DEF2000→2500
「ORU1つ取り除き、『フォース・ストリクス』の効果でデッキから『RR-ブースト・ストリクス』を手札に加えて、これで私はターンエンドよ!」
『RR-フォース・ストリクス』ORU2→1
「エンドフェイズ時にトラップカード!『リターン・ソウル』を発動!このターン中に破壊された自分モンスターを3体までデッキに戻すことができる!『レインボー・ドラゴン』をデッキに戻す!」
文&はたて 手札1
・モンスターゾーン
『RR-フォース・ストリクス』ORU1 DEF2500
『RR-トリビュート・レイニアス』DEF400
・魔法・罠ゾーン
伏せ1
「私のターン……ドロー!よし、私はスケール1の『
「くっ!」
「私は墓地の『
永琳の後ろに融合の背景と同じ渦が現れ、墓地の『
「月光の原野で舞い踊るしなやかなる野獣よ、蒼き闇を徘徊する猫よ、紫の毒持つ蝶よ!月の引力により渦巻きて、新たなる力と生まれ変わらん!融合召喚!現れ出でよ!月光の原野の頂点に立って舞う百獣の王!『
『
「『月光舞獅子姫』は1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる!バトル!『月光舞獅子姫』で『RR-フォース・ストリクス』を攻撃!」
「攻撃宣言時、手札の『RR-ブースト・ストリクス』の効果!『RR』が攻撃対象になった時、このカードを手札から除外することで攻撃したモンスターを破壊できる!」
「無駄よ!『月光舞獅子姫』は相手カードの効果の対象にならず、破壊もされない!」
「なら、トラップ発動!『RR-レディネス』!このターン、『RR』は戦闘破壊されな」
「ダメージステップ終了時に『月光舞獅子姫』の効果で相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て破壊する!」
「何ですって!?」
「『月光舞獅子姫』の2度目の攻撃!ダイレクトアタック!」
「くっ!今、墓地へといった『レディネス』を除外して、ダメージを0に!」
「メイン2。カードを伏せて、ターンエンド」
輝夜&永琳 手札0
・モンスターゾーン
『月光舞獅子姫』ATK3500
・Pゾーン
『月光狼』スケール1
・魔法・罠ゾーン
『宝玉獣サファイア・ペガサス』(永続魔法)
『宝玉獣アンバー・マンモス』(永続魔法)
『宝玉獣エメラルド・タートル』(永続魔法)
『宝玉獣トパーズ・タイガー』(永続魔法)
伏せ1
「私のターン……ドロー!私は『BF-極北のブリザード』を通常召喚!」
『BF-極北のブリザード』ATK1300
「『極北のブリザード』の効果で墓地の『BF-熱風のギブリ』を守備表示で特殊召喚!」
『BF-熱風のギブリ』DEF1600
「レベル3の『熱風のギブリ』にレベル2の『極北のブリザード』をチューニング!黒き翼、烈風を起こし、絆を結ぶ勝利の風へ!シンクロ召喚!『ABF-五月雨のソハヤ』!」
『ABF-五月雨のソハヤ』ATK1500
「『ソハヤ』はシンクロ召喚に成功した時、効果発動!墓地の『ABF』を特殊召喚します!甦れ!『驟雨のライキリ』!」
『ABF-驟雨のライキリ』ATK2600
「更に『五月雨のソハヤ』は『BF』モンスターを素材にシンクロ召喚に成功している場合、チューナーモンスターとして扱う!」
「何ですって!?」
「私はレベル7の『驟雨のライキリ』にレベル5の『五月雨のソハヤ』をチューニング!」
「レベル12のシンクロモンスターですって!?」
「漆黒の翼、雷雲に溶け込み、雷鳴と共に勝利の嵐を巻き起こせ!シンクロ召喚!来たれ!『ABF-神立のオニマル』!」
『ABF-神立のオニマル』ATK3000
「バトル!『神立のオニマル』で『月光舞獅子姫』を攻撃!」
「攻撃力の低いモンスターで攻撃するですって……?何かあるわね。速攻魔法『非常食』!4枚の『宝玉獣』永続魔法を墓地に送り、4000ポイントライフを回復!」
輝夜&永琳 LP800→4800
「『オニマル』はシンクロモンスターのみでシンクロ召喚に成功している場合、攻撃する時のみ、攻撃力をダメージステップの間だけ3000ポイントアップする!」
『ABF-神立のオニマル』ATK3000→6000
「攻撃力6000!……くっ!」
輝夜&永琳 LP4800→2300
「私はカードを2枚伏せて、ターンエンドです」
文&はたて 手札1
・モンスターゾーン
『ABF-神立のオニマル』ATK3000
・魔法・罠ゾーン
伏せ2
「私のターン、ドロー。モンスターをセットしてターンエンドよ」
輝夜&永琳 手札0
・モンスターゾーン
???(セットモンスター)DEF???
・魔法・罠ゾーン
なし
「私のターン、ドロー。このままバトル!『神立のオニマル』でセットモンスターを攻撃!」
『ABF-神立のオニマル』ATK3000→6000
「セットモンスターは『メタモルポッド』!リバース効果発動!お互いは手札を全て捨て、その後5枚ドローする!」
「くっ……カードを伏せて、ターンエンド」
文&はたて 手札4
・モンスターゾーン
『ABF-神立のオニマル』ATK3000
・魔法・罠ゾーン
伏せ2
「私のターン、ドロー!魔法カード『強欲で貪欲な壺』!デッキの上から10枚のカードを裏側で除外し、2枚ドローする!速攻魔法『異次元からの埋葬』!除外されている『月光舞豹姫』、『月光紫蝶』、『月光蒼猫』を墓地に戻し、『貪欲な壺』発動!墓地の『月光舞獅子姫』、『宝玉獣 コバルト・イーグル』、『宝玉獣 ルビー・カーバンクル』、『宝玉獣 アメジスト・キャット』、『宝玉獣 エメラルド・タートル』の5体のモンスターをデッキに戻し、2枚ドロー!『月光狼』のペンデュラム効果!墓地の『月光舞豹姫』、『月光紫蝶』、『月光蒼猫』を除外して、『月光舞獅子姫』を再度融合召喚!」
『月光舞獅子姫』ATK3500
「バトル!『月光舞獅子姫』で『神立のオニマル』を攻撃!」
「トラップ発動!『攻撃の無敵化』!『オニマル』は戦闘と効果では破壊されないわ!」
「でもダメージは受けてもらう!」
文&はたて LP1400→900
「私はカードを2枚伏せて、ターンエンド」
輝夜&永琳 手札1
・モンスターゾーン
『月光舞獅子姫』ATK3500
・Pゾーン
『月光狼』スケール1
・魔法・罠ゾーン
伏せ1
「私のターン、ドローです!永続魔法『黒い旋風』を発動!『BF-月影のカルート』を召喚」
『BF-月影のカルート』ATK1400
「『黒い旋風』の効果でデッキから『BF-そよ風のブリーズ』を手札に加える。『ブリーズ』はデッキからカード効果で手札に加わった場合、特殊召喚できる!」
『BF-そよ風のブリーズ』ATK1100
「レベル3の『月影のカルート』にレベル3の『そよ風のブリーズ』をチューニング!シンクロ召喚!『BF-星影のノートゥング』!」
「来たわね!」
『BF-星影のノートゥング』ATK2400
「『ノートゥング』の特殊召喚時効果発動!相手に800ポイントダメージを与え、その後、対象を取らない相手モンスターの攻撃力を800下げます」
輝夜&永琳 LP2300→1500
『月光舞獅子姫』ATK3500→2700
「バトル!『神立のオニマル』で『月光舞獅子姫』を攻撃!この時、『オニマル』の攻撃力は3000ポイントアップする!」
「トラップ発動!『砂塵のバリア—ダスト・フォース—』!相手の攻撃表示モンスターを裏守備表示にして、表示形式の変更を封じる!」
「くっ……ターンエンドです」
『ABF-神立のオニマル』(表側表示→セット)ATK3000→6000→DEF2000
『BF-星影のノートゥング』(表側表示→セット)ATK2400→DEF1600
文&はたて 手札0
・モンスターゾーン
『ABF-神立のオニマル』(セット)DEF2000
『BF-星影のノートゥング』(セット)DEF1600
・魔法・罠ゾーン
伏せ1
「私のターン、ドロー!フィールド魔法『Sin Wolrd』を発動!」
輝夜が発動した新たなフィールド魔法により、会場の周りがデジタル空間へとなり、広がっていく。
「そして私はデッキから『究極宝玉神 レインボー・ドラゴン』を除外し、『Sin レインボー・ドラゴン』を特殊召喚!」
『Sin レインボー・ドラゴン』ATK4000
「そして『Sin レインボー・ドラゴン』と『月光舞獅子姫』のレベル10モンスター2体でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!ランク10!『超弩級砲塔列車グスタフ・マックス』」
『超弩級砲塔列車グスタフ・マックス』ORU2 ATK3000
「『グスタフ・マックス』効果!ORUを1つ取り除き、相手に2000ポイントのダメージを与える!」
「墓地の最後の『RR-レディネス』を除外して、ダメージを0にします!」
「……(『メタモルポッド』の時ね)では、次よ。『Sin パラレルギア』を召喚」
『Sin パラレルギア』ATK0
「『Sin パラレルギア』の効果で手札の『Sin』モンスターのみとシンクロ召喚できる。私は手札の『Sin
『Sin パラドックス・ドラゴン』ATK4000
「『Sin パラドックス・ドラゴン』の効果、自分か相手の墓地のシンクロモンスターを特殊召喚できる!」
「な、何ですって!?」
「『驟雨のライキリ』を特殊召喚!」
『ABF-驟雨のライキリ』ATK2600
「バトル!『驟雨のライキリ』で『神立のオニマル』を攻撃!『グスタフ・マックス』で『星影のノートゥング』を攻撃!」
「くっ!」
「ターンエンド」
輝夜&永琳 手札2
・モンスターゾーン
『Sin パラドックス・ドラゴン』ATk4000
『超弩級砲塔列車グスタフ・マックス』ORU1 ATK3000
『ABF-驟雨のライキリ』ATK2600
・魔法・罠ゾーン
なし
「私のターン……ドロー!速攻魔法『異次元からの埋葬』!『ミミクリー・レイニアス』2体を墓地に戻す。そして『RR-ナパーム・ドラゴニアス』を召喚!」
『RR-ナパーム・ドラゴニアス』ATK1000
「『ナパーム・ドラゴニアス』の効果で相手に600ポイントのダメージを与える!」
輝夜&永琳 LP2300→1700
「そして『スワローズ・ネスト』を発動!『ナパーム・ドラゴニアス』をリリースし、デッキから『RR-ミミクリー・レイニアス』を特殊召喚!」
『RR-ミミクリー・レイニアス』ATK1100
「そしてこの瞬間、速攻魔法『地獄の暴走召喚』発動!2体の『ミミクリー・レイニアス』を墓地から特殊召喚するわ!」
『RR-ミミクリー・レイニアス』ATK1100
『RR-ミミクリー・レイニアス』ATK1100
「私のフィールドのモンスターはエクストラデッキから出たモンスターだから特殊召喚はないわ」
「なら『ミミクリー・レイニアス』の効果を発動!召喚・特殊召喚に成功したターンのメインフェイズ時に発動でき、場の『RR』のレベルを全て1つ上げる!」
『RR-ミミクリー・レイニアス』☆4→5
『RR-ミミクリー・レイニアス』☆4→5
『RR-ミミクリー・レイニアス』☆4→5
「2体目の『ミミクリー・レイニアス』の効果発動!」
『RR-ミミクリー・レイニアス』☆5→6
『RR-ミミクリー・レイニアス』☆5→6
『RR-ミミクリー・レイニアス』☆5→6
「『ミミクリー・レイニアス』3体でオーバーレイ!レベル6モンスター3体でオーバーレイネットワークを構築!誇り高き隼よ、英雄に勝るその傷だらけの翼翻し、革命を巻き起こし羽ばたけ!エクシーズ召喚!ランク6!『RR-レボリューション・ファルコン』!」
『RR-レボリューション・ファルコン』ORU3 ATK2000
「『レボリューション・ファルコン』の効果発動!ORUを1つ取り除くことで、相手の特殊召喚された全てのモンスターに1回ずつ攻撃することができる!バトル!『レボリューション・ファルコン』で『Sin パラドックス・ドラゴン』に攻撃!」
「でもこちらの方が攻撃力は高いわ!」
「そんなことはないわ!『レボリューション・ファルコン』の効果発動!相手の特殊召喚されたモンスターとバトルする時、そのモンスターの攻撃力・守備力はダメージ計算時に0なる!」
「そ、そんな……!」
「『レボリューション・ファルコン』の攻撃力は2000!そしてあなたたちの『パラドックス・ドラゴン』の攻撃力は0になる!」
『Sin パラドックス・ドラゴン』ATK4000→0
「……見事ね」
輝夜&永琳 LP1700→0
WINNER 文&はたてチーム
今日の最強カードは
『RR-レボリューション・ファルコン』
ランク6 闇属性 鳥獣族 攻2000 守3000
鳥獣族レベル6モンスター×3
①:このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このターン、このカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。
②:このカードが特殊召喚された表側表示モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動する。
そのモンスターの攻撃力・守備力を0にする。
③:このカードが「RR」XモンスターをX素材としている場合、以下の効果を得る。
●1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、その攻撃力の半分のダメージを相手に与える。
「『RR-レボリューション・ファルコン』!鳥獣族モンスターレベル6という難しい召喚条件なのだけど、その効果は強大ですね!」
「私のモンスターなんだから当然よ!」
「いやぁ、出すの大変でした~」
「いや、私が出したの!」
「あーはいはい。分かったから……じゃあ、皆さん今後とも『文々。新聞』をよろしくお願いしまーす!」
「あー!ずるい文!わ、私も『花果子念報』をよろしく!」
「それと……」
「「次回もルールを守って楽しくデュエル!」」
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20.「四回戦!機械VS妖精!」
|古代の機械究極巨人《アンティーク・ギア・アルティメット・ゴーレム》
星10 地属性 機械族 攻4400 守3400
「古代の機械巨人」+「アンティーク・ギア」と名のついたモンスター×2
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
このカードが破壊された場合、自分の墓地の「古代の機械巨人」1体を選択し、召喚条件を無視して特殊召喚できる。
「妖精相手にこのカードを見せることが来るとは思わなかったノーネ」
まさか上下に分けず、一話で終わるとは思わなかったノーネ。
『さぁ、まだまだヒートアップは収まらない!Bブロック第二回戦!九十九 弁々&九十九 八橋チームVSチルノ&大妖精チームの対戦だーーー!』
「「「「「うおおおぉぉぉ!!」」」」」
「ふん!最強のあたいの踏み台になってもらうんだから!」
「あれあれ~。これはタッグ戦。姉妹の私たちに敗北はないわ~」
「わ、私たちだってコンビ力で負けるつもりはありません!」
「言うね、じゃあデュエルで決めよっか」
「「「「デュエル!」」」」
先行は弁弁からだ。
「先行は私か…っと、私はカードを3枚伏せ、『カードカーD』を召喚」
カードカーD ATK800
「『カードカーD』の効果を発動。自身をリリースし、デッキからカードを2枚ドローしてエンドフェイズ時まで移行する」
弁々&八橋 手札3
伏せ3
「わ、私のターンです!ドロー……『ローンファイア・ブロッサム』を通常召喚します!」
『ローンファイア・ブロッサム』ATK500
「『ローンファイア・ブロッサム』の効果を発動します!自分フィールドの植物族モンスターをリリースし、デッキから植物族モンスターを特殊召喚します!私は『アロマージ―ペルガモット』を特殊召喚します!」
『アロマージ―ベルガモット』ATK2400
「攻撃力2400を簡単に出してきたわね……」
「フィールド魔法『アルマガーデン』を発動します。そして、速攻魔法『炎王炎環』を発動します。場の炎属性モンスターを破壊して、墓地の炎属性モンスターを特殊召喚します!」
『ローンファイア・ブロッサム』ATK500
「『アロマガーデン』の効果を発動します!『アロマ』モンスターが破壊された場合に私たちのライフを1000ポイント回復します!」
チルノ&大妖精 LP8000→9000
「そして再び『ローンファイア・ブロッサム』の効果を発動します!自身をリリースして、デッキから『アロマージ―ジャスミン』を特殊召喚!」
『アロマージ―ジャスミン』DEF1900
「『ジャスミン』の効果により、自分ライフが相手ライフよりも多い場合、植物族モンスターの召喚権を1つ増やします!『アロマージ―カナンガ』を召喚します!」
『アロマージ―カナンガ』ATK1400
「そして、1ターンに1度、自分フィールドに『アロマ』モンスターが存在する場合に500ポイント、自分のライフを回復します」
チルノ&大妖精 LP9000→9500
「その後、次の相手ターンのエンドフェイズ時まで、私のフィールドの全モンスターの攻撃力守備力を500ポイントアップします!」
『アロマージ―ジャスミン』DEF1900→2400
『アロマージ―カナンガ』ATK1400→1900
「更に『ジャスミン』の効果を発動!自分ライフが回復した時に1枚ドローします!バトルです!『カナンガ』でダイレクトアタックします!」
「もちろん通さないわ。トラップカード『カウンター・ゲート』発動。ダイレクトアタックされた時にカードを1枚ドローして、それがモンスターならば通常召喚できる……ドロー!……
ふっ、ドローしたカードは『サイバー・ヴァリー』!」
『サイバー・ヴァリー』ATK0
「くっ!なら『カナンガ』で『ヴァリー』を攻撃します!」
「『ヴァリー』の効果を発動。このカードを除外して、デッキからカードを1枚ドローして、バトルフェイズを終了させる」
「う……メインフェイズ2で『エンシェント・リーフ』を発動します!自分のライフが9000以上ある時、2000ライフ支払い、2枚ドローします」
チルノ&大妖精 LP9500→7500
「カードを2枚伏せて、ターンエンドです」
チルノ&大妖精 手札1
・モンスターゾーン
『アロマージ―ジャスミン』DEF2400
『アロマージ―カナンガ』ATK1900
・魔法・罠ゾーン
伏せ2
・フィールド魔法
『アロマガーデン』
「私のターン、ドローするよ~。手札から『沼地の魔神王』を捨てて効果を発動するよ~。デッキから『融合』を手札に加えて~……いきなりクライマックスだ~!『融合』を発動~!
手札の『
『
『古代の機械究極巨人』ATK4400
「更に魔法カード『
「この瞬間、永続罠『潤いの風』を発動!自分ライフが相手ライフよりも少ない場合、ライフポイントを500回復させます!」
チルノ&大妖精 LP7500→8000
「そして『ジャスミン』の効果を発動!カードを1枚ドローします!『カナンガ』の効果でセットカードを1枚手札に戻させます!」
「う~ん。それはしょうがないかな~。でも、その子もここまでだ~!『古代の機械究極巨人』で『アロマージ―ジャスミン』を攻撃~!『アルティメット・ゴーレム』は攻撃している魔法・罠カードの発動をできなくさせる効果と貫通効果持ちだよ~!」
「うっ!」
チルノ&大妖精 LP8000→6000
「でも、『ジャスミン』が破壊されたので、『アロマガーデン』の効果発動!」
チルノ&大妖精 LP6000→7000
「う~ん。しょうがないな~。メインフェイズ2でモンスターとカードを1枚ずつセットしてターンエンドだ~」
「エンドフェイズ時に『生命吸収装置』を発動します!」
「なっ!」
弁々&八橋 手札2
・モンスターゾーン
『古代の機械究極巨人』ATK4400
『セットモンスター』DEF???
・魔法・罠ゾーン
伏せ2
「あたいのターンだ!スタンバイフェイズに『生命吸収装置』の効果が発動する!大ちゃんのターンに払ったライフポイントの半分が戻ってくるよ!」
チルノ&大妖精 LP7000→8000
「これでライフは元通りだー!そして魔法カード『氷結界の三方陣』を発動!『古代の機械究極巨人』を対象に手札の『氷結界の軍師』、『氷結界の虎将ガンターラ』、『氷結界の従者』を相手に見せて、対象にしたモンスターを破壊するー!」
「な、なんだって~!?でも、『古代の機械究極巨人』が破壊されたので、墓地の『古代の機械巨人』を召喚条件を無視して特殊召喚するよ~!」
『古代の機械巨人』ATK3000
「『氷結界の三方陣』の効果で手札の『氷結界の虎将ガンターラ』を特殊召喚!」
『氷結界の虎将ガンターラ』ATK2700
「更に『氷結界の軍師』を召喚!」
『氷結界の軍師』ATK1600
「『軍師』の効果を発動!手札の『氷結界の従者』を墓地に送り、1枚ドロー!そして、『アロマガーデン』の効果で500ポイント、ライフを回復する!」
チルノ&大妖精 LP8000→8500
「そして、『カナンガ』の攻撃力は500ポイントアップするよ!」
『アロマージ―カナンガ』ATK1400→1900
「更に『カナンガ』の効果!自分ライフが相手ライフよりも多い場合、相手モンスターの攻撃力、守備力を500ポイント下げるよ!更に相手のフィールドの魔法・罠カードを1枚手札に戻させる!」
「う~!」
『古代の機械巨人』ATK3000→2500
「バトルだー!『ガンターラ』で『古代の機械巨人』を攻撃!」
「私の『古代の機械巨人』を破壊させる訳にはいかないよ~!メインフェイズ終了時に『威嚇する咆哮』を発動~!相手はモンスターで攻撃できない~!」
「う……あたいはカードを2枚セット!これでターンエンド!」
「ふっ、ならば私の…」
「でも、エンドフェイズ時に『ガンターラ』の効果を発動!」
「!」
「墓地の『氷結界』を復活させることができる!出でよ『氷結界の従者』!」
『氷結界の従者』ATK1300
「そして『従者』以外に『氷結界』が存在している場合、相手はレベル4以上のモンスターで攻撃することができない!これで『古代の機械巨人』の攻撃は封じた!やっぱりあたいったらさいきょーね!」
「くっ、厄介ね……!」
チルノ&大妖精 手札1
・モンスターゾーン
『アロマージ―カナンガ』ATK1900
『氷結界の虎将ガンターラ』ATK2700
『氷結界の軍師』ATK1600
『氷結界の従者』ATK1300
・魔法・罠ゾーン
『潤いの風』
『生命吸収装置』
伏せ1
・フィールド魔法
『アロマガーデン』
「私のターン……ドロー!む、いや……なるほどな。私は『サイバー・ドラゴン・コア』を召喚!」
『サイバー・ドラゴン・コア』ATK400→0
「『コア』が召喚に成功した時、デッキから『サイバー』か『サイバネティック』魔法・罠カードを1枚手札に加える……私は『サイバー・ネットワーク』を手札に加える。更に『コア』はフィールドと墓地では『サイバー・ドラゴン』として扱うので『エヴォリューション・バースト』を発動できる!私が破壊するのは『氷結界の従者』だ!」
「くっ!」
「これで縛りはなくなる……私は『機械複製術』を発動。『コア』を選択し、それと同名モンスターをデッキから2体まで特殊召喚する」
「レベル2のモンスターが3体に……いや、違う!」
「そう、『コア』は今、『サイバー・ドラゴン』だ。よって、2体の『サイバー・ドラゴン』を特殊召喚!」
『サイバー・ドラゴン』ATK2100→1600
『サイバー・ドラゴン』ATK2100→1600
「更に『パワー・ボンド』を発動!『コア』と『サイバー・ドラゴン』で融合!生まれ出でし、機械の双竜よ、思いのままに高みへと!融合召喚!『サイバー・ツイン・ドラゴン』!この効果で融合召喚された『サイバー・ツイン・ドラゴン』の攻撃力は元の攻撃力分アップする!」
『サイバー・ツイン・ドラゴン』ATK2800→5600→5100
「バトル!『サイバー・ツイン・ドラゴン』は1度のバトルフェイズに2度攻撃できる!まずは『ガンターラ』を攻撃!『エヴォリューション・ツイン・バースト』第一打ァ!」
チルノ&大妖精 LP8500→6100
「私たちのライフが上回ったため『カナンガ』の効果はなくなる!」
『サイバー・ツイン・ドラゴン』ATK5100→5600
『古代の機械巨人』ATK2500→3000
『サイバー・ドラゴン』ATK1600→2100
「でも、トラップ発動!『激流蘇生』!『ガンターラ』を蘇生し、相手に500ポイントのダメージを与える!」
弁々&八橋 LP8000→7500
「ふん……再び『ガンターラ』を攻撃!第二打ァ!」
「うぅ……!」
チルノ&大妖精 LP6100→4200
「『古代の機械巨人』で『カナンガ』を攻撃!」
チルノ&大妖精 LP4200→3100
「ア、『アロマガーデン』の効果で1000ポイント、ライフを回復する……」
チルノ&大妖精 LP3100→4100
「『サイバー・ドラゴン』で『氷結界の軍師』を攻撃!『エヴォリューション・バースト』!」
チルノ&大妖精 LP4100→3600
「メインフェイズ2で、カードを1枚伏せてターンエンドだ」
「エ、エンドフェイズ時に『潤いの風』の効果で500ポイント、ライフを回復する……」
「エンドフェイズ時に『パワー・ボンド』の効果で融合召喚した『サイバー・ツイン・ドラゴン』の元々の攻撃力分のダメージを受ける」
チルノ&大妖精 LP3600→4100
弁々&八橋 LP7500→4700
弁々&八橋 手札1
・モンスターゾーン
『古代の機械巨人』ATK3000
『サイバー・ツイン・ドラゴン』ATK5600
『サイバー・ドラゴン』ATK2100
・魔法・罠ゾーン
伏せ1
「わ、私のターン、ドロー!まずは……2体目の『ローンファイア・ブロッサム』を召喚」
『ローンファイア・ブロッサム』ATK500
「『ローンファイア・ブロッサム』の効果で自身をリリースして、3体目の『ローンファイア・ブロッサム』を特殊召喚します!」
『ローンファイア・ブロッサム』ATK500
「更にこの瞬間、『地獄の暴走召喚』を発動します!墓地から『ローンファイア・ブロッサム』2体を攻撃表示で特殊召喚します!」
「では、こちらは『サイバー・ドラゴン』をデッキと墓地から1体ずつ守備表示で特殊召喚しよう……」
『サイバー・ドラゴン』DEF1600
『サイバー・ドラゴン』DEF1600
『ローンファイア・ブロッサム』ATK500
『ローンファイア・ブロッサム』ATK500
「2体の『ローンファイア・ブロッサム』をリリースして、デッキから『ジャスミン』2体、3体目をリリースして、『アロマージ―ベルガモット』を特殊召喚します!」
『アロマージ―ジャスミン』DEF1900
『アロマージ―ジャスミン』DEF1900
『アロマージ―ベルガモット』ATK2400
「更に『潤いの風』の効果でライフポイントを500回復します!」
チルノ&大妖精 LP4100→4600
「ライフポイントが回復したので2体の『ジャスミン』の効果合計2枚ドロー!更に『ベルガモット』の効果で自身の攻撃力を1000ポイントアップします!」
『アロマージ―ベルガモット』ATK2400→3400
「そして手札から『アロマセラフィー―アンゼリカ』の効果を発動します!手札からこのカードを捨て、墓地の『アロマージ―ベルガモット』の攻撃力分、ライフポイントを回復します!」
チルノ&大妖精 LP4100→6500
「一気に私たちのライフを上回っただと!?」
「まだ行きます!魔法カード『森羅の施し』を発動!デッキから3枚ドローした後に手札のカードを2枚デッキの上に戻します!更に永続魔法『デーモンの宣告』を発動!500ライフを払い、効果を発動!デッキの一番上のカード名を当てて、当たっていれば手札に、違えば墓地に送ります!『デーモンの宣告』!」
チルノ&大妖精 LP6500→6000
大妖精は勢いよくデッキトップのカードを引く。それは確かに『デーモンの宣告』だった。
「そしてこの『デーモンの宣告』を発動!宣言するのは『死者蘇生』です!」
チルノ&大妖精 LP6000→5500
大妖精はまたもや勢いよくデッキトップのカードを引いた。だが、デッキトップのカードの枠はオレンジ……モンスターカードだ。そのまま、そのカードは墓地に送られる。
「そして、今デッキからめくられて墓地に送られた『森羅の神芽スプラウト』の効果を発動します!」
「めくられて墓地に送られた……だと!?」
「デッキからレベル1の植物族モンスターを特殊召喚します!私は『森羅の姫芽君スプラウト』を特殊召喚!」
『森羅の姫芽君スプラウト』DEF100
「そして『スプラウト』の効果を発動!自身をリリースして、デッキの一番上のカードをめくって墓地に送り、墓地の『森羅の神芽スプラウト』をデッキの一番上に置きます!」
めくられたカードは『森羅の葉心棒ブレイド』。
「『ブレイド』がめくられて墓地に送れたので効果を発動します!『ブレイド』を手札に加えます!そして『ワン・フォー・ワン』を発動します!『ブレイド』を墓地に送り、デッキから『サニー・ピクシー』を特殊召喚します!」
『サニー・ピクシー』DEF0
「更にレベル2『ジャスミン』2体にレベル1の『サニー・ピクシー』をチューニング!素敵な香りに誘われて、妖精たちが舞い踊る!華麗な花を咲かせよ!シンクロ召喚!レベル5『アロマセラフィー―ローズマリー』!」
『アロマセラフィー―ローズマリー』ATK2000
「そして光属性のシンクロモンスターのシンクロ素材となった『サニー・ピクシー』の効果を発動!私たちのライフを1000ポイント回復させます!」
チルノ&大妖精 LP5500→6500
「まだまだ行きます!『ローズマリー』は自分ライフが相手ライフよりも多い場合、自分フィールドの植物族モンスターの攻撃力を500ポイントアップさせます!『ローズマリー』の強制効果で『古代の機械巨人』の効果をエンドフェイズ時まで無効にします!」
『アロマセラフィー―ローズマリー』ATK2000→2500
『アロマージ―ベルガモット』ATK3400→3900
「うう~」
「無効効果は無意味だが、これは……」
『アロマガーデン』の効果で500ポイントライフを回復します!」
チルノ&大妖精 LP6500→7000
『アロマセラフィー―ローズマリー』ATK2500→3000
『アロマージ―ベルガモット』ATK3900→4400
「更に墓地の『アンゼリカ』の効果を発動!自分ライフが相手ライフよりも多く、自分フィールドに『アロマ』モンスターが存在する場合に墓地から特殊召喚します!この効果で特殊召喚された『アンゼリカ』はフィールドを離れた場合、除外されます」
『アロマセラフィー―アンゼリカ』DEF0
「バトルです!『ローズマリー』で攻撃表示の『サイバー・ドラゴン』を攻撃!」
「……何もない!」
弁々&八橋 LP4700→3800
「では『ベルガモット』で守備表示の『サイバー・ドラゴン』を攻撃!『ベルガモット』は自分ライフが相手ライフよりも多い場合貫通効果を得ます!」
「な、ぐぅぅ!」
弁々&八橋 LP3800→1000
「まだ終わりません!トラップ発動!『緊急同調』!バトルフェイズ中にシンクロ召喚を行えます!」
「バトルフェイズ中にシンクロ召喚だと!?いや、そのカードはパートナーのカードか……ふ、どうやらこのデュエルもタッグとしても私たちは完全に負けてしまっているようだな……」
「……レベル6の『ベルガモット』にレベル1の『アンゼリカ』でチューニング!可憐な白き姿よ、美しい歌声に合わせて素晴らしい勝利を咲かせよ!シンクロ召喚!レベル7!『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』!」
『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』ATK2100
「『エンシェント・ホーリー』は自分ライフが相手ライフよりも多かった場合、その差の数値分、攻撃力が上昇する!」
「私たちと君たちとのライフ差は……6000か!」
『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』ATK2100→8100
「バトルです!『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』で『サイバー・ツイン・ドラゴン』を攻撃します!」
「……ふ」
弁々&八橋 LP1000→0
winnerチルノ&大妖精チーム
今日の最強カード
『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』
星7 光 ドラゴン シンクロ 攻撃力2100 守備力2000
光属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分のライフポイントが相手より多い場合、このカードの攻撃力はその差の数値分アップする。
自分のライフポイントが相手より少ない場合、このカードの攻撃力はその差の数値分ダウンする。
また、このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、1000ライフポイントを払う事でこのカードを墓地から特殊召喚する。
「私のデッキにフィニッシャー。『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』だよ」
「攻撃力がお互いによって左右されやすいカードだけど、大ちゃんにピッタシのカードだよね!」
「うん!じゃあ、次回も」
「「ルールを守って楽しくデュエル!」」
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21.「五回戦!古池や蛙飛び込む水の音 上」
『
星6 風属性 戦士族 攻2100 守1200
「E・HERO フェザーマン」+「E・HERO バーストレディ」
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
①:このカードが戦闘でモンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
ロマンカード。以上。
どうでもいい話だが、このサブタイはどうにかならんかったのか……必死にこの4人の接点が作らなければいけないと思って書いたのがこれ。サブタイだけで対戦者が分かったら凄い。
そして、なーにっかなタイムも疲れてきた。なぜ皆知っているであろう十代のマイフェイバリットを乗せてしまったんだと後悔。でも他のには変えない。
『さぁー!ついに第五回戦!古明地 さとり&古明地 こいしチームVS東風谷 早苗&洩矢 諏訪子チームのデュエルだぁーー!!』
『『『『『(ノ・ω・)ノウオオオォォォーオォォォオオオ!!』』』』』
「うわぁ~人がいっぱい!楽しくなりそうね!お姉ちゃん!」
「……はぁ……私は息が詰まりそうよ」
「地霊殿の古明地姉妹……よく、この大会に出るつもりになったね」
「そんなことより諏訪子様!こんな大勢の観衆がいる中でデュエルできて、ついでに布教もできるなんて、私幸せです!」
「……はぁ……楽しそうですね。そちらの方も」
「あはは……早苗は良い子なんだよ?ちょっと、周りが見えてないだけで」
「……そうですか。では始めましょうか……」
「そうだね」
「行くよお姉ちゃん!」
「行きますよ諏訪子様!」
「「「「デュエル!!」」」」
ターン順
早苗→こいし→諏訪子→さとり(以下ループ
先行は早苗のターン。
「先行は私のターンですね!ドロー!よし、自分フィールドにモンスターがいないので魔法カード『コンバート・コンタクト』を発動!手札の『
『E・HERO エアーマン』ATK1800
「『エアーマン』効果でデッキから『E・HERO』をサーチできます。『E・HERO バーストレディ』を手札に加えます。そして『融合』発動!手札の『フェザーマン』と『バーストレディ』で融合召喚!『E・HERO フレイムウィングマン』!」
『E・HERO フレイムウィングマン』ATK2100
「カードを伏せて、ターンエンドです!」
早苗&諏訪子 手札1
・モンスターゾーン
『E・HERO フレイムウィングマン』ATK2100
『E・HERO エアーマン』ATK1800
・魔法・罠ゾーン
伏せ1
「じゃあ、次は私のターンだよ!ドロー!うんうん。『手札抹殺』から始めるよ~!ぽぽぽ~いっと、よしよし、まともに動けるようになったね。『調律』発動!デッキから『ジャンク・シンクロン』を手札に加えて、シャッフルした後に、デッキの1番上を墓地に送るよ~。え~い!あはは!『レベル・スティーラー』が落ちた~。じゃあ、相手フィールドにのみモンスターがいるから『TG ストライカー』を特殊召喚!」
『
「『
「そうだね~。そしてレベル4以下のモンスターが特殊召喚に成功したので手札から『TG ワーウルフ』を特殊召喚できるよ~」
『TG ワーウルフ』DEF0
「じゃあ、レベル3の『ワーウルフ』にレベル2の『ストライカー』をチューニング!リミッター解放レベルファイブ!レギュレーターオープン!スラスターウォームアップOK!アップリンク!オールクリア!GO!シンクロ召喚!カモン!『
『
「おお!更にかっこいいカードが!」
「でしょでしょ~。じゃあ、『ジャンク・シンクロン』を召喚!」
『ジャンク・シンクロン』ATK1300
「『ジャンク・シンクロン』の効果で墓地のレベル2以下のモンスターを効果を無効にして、守備表示で特殊召喚できるよ。じゃあ、私は『タイム・エスケーパー』を特殊召喚するよ」
『タイム・エスケーパー』DEF100
「じゃあ、レベル2の『タイム・エスケーパー』にレベル3の『ジャンク・シンクロン』をチューニング!シンクロ召喚!『マジカル・アンドロイド』!」
『マジカル・アンドロイド』ATK2400
「そしてシンクロ召喚に成功したので『ハイパーライブラリアン』の効果で1枚ドロー!バトルだよー!『マジカル・アンドロイド』で『フレイムウィングマン』を攻撃!」
「くっ!」
早苗&諏訪子LP8000→7700
「そして『ハイパーライブラリアン』で『エアーマン』を攻撃!」
「トラップ発動!『ヒーロー見参!』私の手札のカード1枚を相手が選ぶ。そのカードがモンスターカードならば特殊召喚できます!と言っても私の手札は4枚……そのうちの1枚しかモンスターカードはないんですけどね(`・ω・´)!」
「う~ん。まぁ、しょうがないよね~……一番左のカードにするよ~」
「はい!ということで私は手札から
『E・HERO ネオス』ATK2500
「攻撃力は2500か……仕方ないね。バトル再開!『エアーマン』を攻撃!」
「受けましょう」
早苗&諏訪子LP7700→7100
「カードを伏せて、エンドフェイズ時に『マジカル・アンドロイド』の効果で場のサイキック族の数×600ポイントライフを回復させるよ~」
さとり&こいしLP8000→8600
さとり&こいし 手札2
・モンスターゾーン
『マジカル・アンドロイド』ATK2400
『TG ハイパーライブラリアン』ATK2400
・魔法・罠ゾーン
伏せ1
「次は私だ。ドロー!手札の『黄泉ガエル』を墓地に送り、『鬼ガエル』を特殊召喚!」
『鬼ガエル』ATK1000
「そして『鬼ガエル』の効果でデッキから『粋カエル』を墓地に送るよ。そして更に『氷結界の水影』を召喚」
『氷結界の水影』ATK1200
「『氷結界の水影』ですか……確かそのカードは自分フィールドのモンスターがレベル2以下のモンスターだけだった場合にダイレクトアタックができるモンスターでしたね。でもあなた達のフィールドにはレベル7の『E・HERO ネオス』がいるからその能力は使えない。いえ、使う気はさらさらないというわけですか」
「流石によく分かっているね……じゃあ、お望みどうりの動き方をしてあげるよ。私はレベル2の『鬼ガエル』にレベル2の『氷結界の水影』をチューニング!シンクロ召喚!レベル4!『アームズ・エイド』!」
『アームズ・エイド』ATK1800
「この時、『ハイパーライブラリアン』の効果で1枚ドローするよ!」
「『アームズ・エイド』の効果で『ネオス』に装備して、攻撃力を1000ポイントアップするよ!」
『E・HERO ネオス』ATK2500→3500
「このままバトルに入る!『ネオス』で『ハイパーライブラリアン』を攻撃!」
「カウンタートラップ『攻撃の無力化』!バトルフェイズは終了するよ~!」
「……中々やるね!カードを2枚伏せて、ターンエンド」
早苗&諏訪子 手札1
・モンスターゾーン
『E・HERO ネオス』ATK3500
・魔法・罠ゾーン
『アームズ・エイド』(『E・HERO ネオス』対象)
伏せ2
「では、私のターン、ドロー。永続魔法『強欲なカケラ』を発動。これは通常ドローをする度に、このカードにカウンターを乗せる効果。そして『ワン・フォー・ワン』を発動。手札の『ジェット・シンクロン』を墓地に送り、デッキから」
「その効果にチェーンして、手札から『増殖するG』を墓地に送り、効果を発動!このターン中に相手が特殊召喚する度に、1枚ドローする」
「……いいでしょう。では、『ワン・フォー・ワン』の効果でデッキから『サイバー・ヴァリー』を特殊召喚」
『サイバー・ヴァリー』ATK0
「『機械複製術』発動。『サイバー・ヴァリー』をデッキから更に2体特殊召喚」
『サイバー・ヴァリー』ATK0
『サイバー・ヴァリー』ATK0
「そして『サイバー・ヴァリー』の効果で自身ともう1体の『サイバー・ヴァリー』を除外して、2枚ドローする。墓地の『レベル・スティーラー』の効果で『マジカル・アンドロイド』のレベルを1つ下げて、特殊召喚」
『マジカル・アンドロイド』☆5→4
『レベル・スティーラー』DEF0
「そして『サイバー・ヴァリー』と『マジカル・アンドロイド』を除外して、追加で2枚ドローする。『調律』。デッキから『ジャンク・シンクロン』を手札に加えて、デッキの上からカードを墓地に送る。『グローアップ・バルブ』を墓地に……『ジャンク・シンクロン』を召喚」
『ジャンク・シンクロン』ATK1300
「『ジャンク・シンクロン』の効果で墓地の『タイム・エスケーパー』を特殊召喚」
『タイム・エスケーパー』DEF100
「では見せてあげましょう……タッグデュエルの強みを。私はレベル2の『タイム・エスケーパー』にレベル3の『ジャンク・シンクロン』をチューニング。シンクロ召喚、レベル5『TG ハイパーライブラリアン』」
『TG ハイパーライブラリアン』ATK2400
「せ、制限カードが2枚……」
「こいしの『TG ハイパーライブラリアン』の効果で1枚ドロー。そして墓地の『グローアップ・バルブ』の効果でデッキトップの『リ・バイブル』を墓地に送って、自身を特殊召喚」
『グローアップ・バルブ』DEF100
「レベル1の『レベル・スティーラー』にレベル1の『グローアップ・バルブ』をチューニング。未来の扉開かれる時、進化は加速する。人も妖も……シンクロ召喚。レベル2『フォーミュラ・シンクロン』」
『フォーミュラ・シンクロン』DEF1500
「『フォーミュラ・シンクロン』の効果、このカードのシンクロ召喚に成功した時、強制効果で1枚ドロー。そして2体の『TG ハイパーライブラリアン』の効果で2枚ドロー。ふむ……では『TG ハイパーライブラリアン』のレベルを1つ下げ、『レベル・スティーラー』を特殊召喚」
『TG ハイパーライブラリアン』☆5→4
『レベル・スティーラー』DEF0
「レベル1の『レベル・スティーラー』にレベル2の『フォーミュラ・シンクロン』をチューニング。シンクロ召喚、レベル3『霞鳥クラウソラス』」
『霞鳥クラウソラス』DEF2300
「『TG ハイパーライブラリアン』2体の効果で2枚ドローし、『霞鳥クラウソラス』効果発動。相手モンスターの攻撃力を0にして、効果を無効にする。対象は『E・HERO ネオス』」
「そんな……!ネオスの攻撃力が……!」
『E・HERO ネオス』ATK3500→0
「カードを3枚伏せて、バトルフェイズ。これで終わりかしら……『TG ハイパーライブラリアン』で『E・HERO ネオス』を攻撃」
「させないよ!トラップ発動!『迎撃準備』!『ネオス』を守備表示にするよ!」
「でも、破壊は免れない。戦闘ダメージはないか……なら次、2体目の『TG ハイパーライブラリアン』でダイレクトアタック」
「くっ!」
早苗&諏訪子LP7100→4700
「でも、ダイレクトアタックをトリガーにトラップ発動!『閃光弾』!これでお前のターンは終了するよ!」
「……手札の制限により、カードを1枚墓地に送ります」
さとり&こいし 手札6
・モンスターゾーン
『TG ハイパーライブラリアン』ATK2400
『TG ハイパーライブラリアン』ATK2400
『霞鳥クラウソラス』DEF2300
・魔法・罠ゾーン
『強欲なカケラ』
伏せ3
今日の最強カード
『TG ハイパーライブラリアン』
星5 闇属性 魔法使い族 攻2400 守1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:このカードがフィールドに存在し、自分または相手が、
このカード以外のSモンスターのS召喚に成功した場合に発動する。
このカードがフィールドに表側表示で存在する場合、
自分はデッキから1枚ドローする。
「特に言うことはないけれど、シンクロデッキにはほぼ入っているカードですね」
「汎用だね~」
「それ以上でもそれ以下でもないわ」
「ぶっちゃけ投稿主が深く語る気がないからこのまま終わりかな?それじゃあ、」
「「ルールを守って楽しくデュエル!」」
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22.「五回戦!古池や蛙飛び込む水の音 下」
『
どうでもいい話だが、このサブタイはどうにかならんかったのか……必死にこの4人の接点が作らなければいけないと思って書いたのがこれ。(2回目)
あと、『カエル』とか『ガエル』とかわけわかめ。あと何で餅使わなかったのかっていうと、頭の中になかった。『カエル』デッキなのに……ね。あー不思議だよな~。レベル2モンスター×2って言われてピンとこないんだもんな~
早苗&諏訪子LP4700
手札1(早苗)手札9(諏訪子)
・モンスターゾーン
なし
・魔法・罠ゾーン
なし
さとり&こいしLP8500
手札6(さとり)手札2(こいし)
・モンスターゾーン
『TG ハイパーライブラリアン』ATK2400
『TG ハイパーライブラリアン』ATK2400
『霞鳥クラウソラス』DEF2300
・魔法・罠ゾーン
『強欲なカケラ』
伏せ3
「私のターン、ドロー!スタンバイフェイズ時に墓地の『黄泉ガエル』の効果を発動!自分フィールドに魔法・罠ゾーンにカードが存在しない場合に蘇生します!」
『黄泉ガエル』DEF100
「そして『E-エマージェンシーコール』を発動!デッキから『E・HERO』1体をサーチします!私は『E・HEROシャドーミスト』を手札に加えて、『融合回収』を発動!」
「チェーン、『マインドクラッシュ』。『E・HEROシャドーミスト』を捨てなさい」
「ええ、でも『融合回収』の効果で墓地の『フェザーマン』と『融合』を手札に加え、今捨てられた『シャドーミスト』の効果でデッキから『E・HERO』をサーチできる!私は『E・HEROブレイズマン』を手札に……」
「『E・HEROシャドーミスト』の効果にチェーン、『マインドクラッシュ』。『融合』のカードを捨てなさい」
「2枚目ですか……!でも、それだけじゃ止まりませんよ!『E・HEROブレイズマン』を召喚!」
『E・HEROブレイズマン』ATK1200
「『ブレイズマン』の効果でデッキから『融合』を手札に加えて、発動!場の『ブレイズマン』と『黄泉ガエル』で融合召喚!現れよ、全てを凍てつかせる奇跡の英雄!『E・HERO アブソルートZERO』!」
『E・HERO アブソルートZERO』ATK2500
「なるほど……これが勝つためのカードですか……」
「そうです!バトル『アブソルートZERO』で『TG ハイパーライブラリアン』を攻撃!『絶対零度』!」
「……」
さとり&こいしLP8600→8500
「私はこれでターンエンドです!」
早苗&諏訪子 手札1
・モンスターゾーン
『E・HERO アブソルートZERO』ATK2500
・魔法・罠ゾーン
なし
「あれれ?『クラウソラス』無視されちゃっているよ?いいの~?次のターンに『アブソルートZERO』は破壊されちゃうんだよ~?」
「ええ、いいんです」
「ふ~ん。ま、何か考えてるのかわかんないけど、私のターンに変わりはないよね!ドロー!……えっと」
「この時、私たちのフィールドに存在する『強欲なカケラ』の効果でこのカードに強欲カウンターを1つ乗せます」
『強欲なカケラ』強欲カウンター×0→1
「あ、そうだったそうだった。よぉし、私は『沈黙のサイコ・ウィザード』を召喚!」
『沈黙のサイコ・ウィザード』ATK1900
「『サイコ・ウィザード』の効果だ~!墓地のサイキック族『サイ・ガール』を除外するよ~。『クラウソラス』の効果で『アブソルートZERO』の攻撃力を0にする~」
『E・HERO アブソルートZERO』ATK2500→0
「そしてバトル!『TG ハイパーライブラリアン』で『アブソルートZERO』を攻撃!」
早苗&諏訪子LP4700→2300
「フィールドを離れた『アブソルートZERO』の効果で相手モンスターを全て破壊します!」
「ええ!?どうしよう!困っちゃうな~……なぁんてね♪私もフィールドを離れた『サイコ・ウィザード』の効果を発動!このカードの効果で除外していた『サイ・ガール』を特殊召喚!」
『サイ・ガール』ATK500
「この時、『サイ・ガール』の効果も発動して、私のデッキトップのカードを裏側で除外するよ~。それと、まだバトルフェイズ中だからね!『サイ・ガール』でダイレクトアタック!」
早苗&諏訪子LP2300→1800
「くっ!あそこからモンスターを召喚するなんて驚きました」
「えへへ……これでターンエンドだよ~」
さとり&こいし 手札1
・モンスターゾーン
『サイ・ガール』ATK500
・魔法・罠ゾーン
『強欲なカケラ』強欲カウンター×1
伏せ1
「私のターン、ドロー!スタンバイフェイズに墓地の『黄泉ガエル』を特殊召喚!」
『黄泉ガエル』DEF100
「そして墓地の『粋カエル』の効果を発動!墓地の『鬼ガエル』を除外して、特殊召喚!」
『粋カエル』DEF2000
「まだまだ行くよ!手札の『粋カエル』を墓地に送り、『鬼ガエル』を特殊召喚!」
『鬼ガエル』ATK1000
「そして『鬼ガエル』の効果でデッキから『魔知ガエル』を墓地に送るよ。そして、『鬼ガエル』のさらなる効果を発動!場の『黄泉ガエル』を手札に戻し、更に『ガエル』モンスターを召喚できる。私は『魔知ガエル』を召喚」
『魔知ガエル』ATK100
「そして『粋カエル』と『鬼ガエル』の2体でオーバーレイ!レベル2モンスター2体でオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!ランク2『ダイガスタ・フェニクス』!」
『ダイガスタ・フェニクス』ORU2 ATK1500
「そして『ダイガスタ・フェニクス』のORUを1つ取り除き、効果を発動!」
『ダイガスタ・フェニクス』ORU2→1
「このターン、『ダイガスタ・フェニクス』は1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。そして墓地の『粋カエル』の効果を発動!墓地の『魔知ガエル』を除外して、特殊召喚!」
『粋カエル』DEF2000
「そして速攻魔法『地獄の暴走召喚』発動!墓地とデッキから1体ずつ『粋カエル』を攻撃表示で特殊召喚するよ!」
『粋カエル』ATK100
『粋カエル』ATK100
「じゃあ、私のデッキにいる『サイ・ガール』1体を守備表示で特殊召喚するよ~」
『サイ・ガール』DEF300
「そして『魔知ガエル』と『粋カエル』でオーバーレイ!レベル2モンスター2体でオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!ランク2『キャット・シャーク』!」
『キャット・シャーク』ORU2 ATK500
「『キャット・シャーク』のORUを1つ取り除き、効果を発動!」
『キャット・シャーク』ORU2→1
「自分フィールドのランク4以下のエクシーズモンスターである『ダイガスタ・フェニクス』を攻撃力守備力をターンの終わりまで、倍にする!」
『ダイガスタ・フェニクス』ATK1500→3000
「攻撃力3000の2回攻撃モンスター!?あはは!凄い凄~い!」
「まだまだぁ!私は手札の『黄泉ガエル』を墓地に送り、『フィッシュアンドバックス』を発動!除外されている『鬼ガエル』と『魔知ガエル』を手札に加え、そして今、手札に加えた『魔知ガエル』を墓地に送り、『鬼ガエル』を特殊召喚!」
『鬼ガエル』ATK1000
「『鬼ガエル』の効果でデッキから『サシカエル』を墓地に送るよ。そして、レベル2の『粋カエル』と『鬼ガエル』でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!ランク2『ダイガスタ・フェニクス』!」
『ダイガスタ・フェニクス』ORU2 ATK1500
「そして2体目の『ダイガスタ・フェニクス』のORUを1つ取り除き、効果を発動!」
『ダイガスタ・フェニクス』ORU2→1
「2回攻撃を得て、更に墓地に送られた『粋カエル』の効果を発動!『サシカエル』を除外して、特殊召喚!」
『粋カエル』DEF2000
「そしてレベル2の『粋カエル』2体でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!ランク2『キャット・シャーク』!」
『キャット・シャーク』ORU2 DEF500
「2体目の『キャット・シャーク』のORUを1つ取り除き、効果を発動!」
『キャット・シャーク』ORU2→1
「2体目の『ダイガスタ・フェニクス』の攻撃力守備力をエンドフェイズ時まで倍にする!」
『ダイガスタ・フェニクス』ATK1500→3000
「バトルフェイズに入るよ!1体目の『キャット・シャーク』で守備表示の『サイ・ガール』を攻撃!」
「あらら……破壊されちゃった」
「そして1体目の『ダイガスタ・フェニクス』で攻撃!」
「トラップ発動『ダメージ・ダイエット』。このターン中に受けるすべてのダメージを半分にするよ……っ!」
さとり&こいしLP8500→6250
「でも、フィールドから墓地に送られた『サイ・ガール』の効果を発動するよ~。このカードの効果で裏側で除外されていたカードを手札に加えるよ~」
「そして1体目の『ダイガスタ・フェニクス』の2回目の攻撃!」
「えへへ、まだまだ大丈夫だよ~」
さとり&こいしLP6250→4750
「そして2体目の『ダイガスタ・フェニクス』で攻撃!」
さとり&こいしLP4750→3250
「2体目の『ダイガスタ・フェニクス』の2回目の攻撃!」
さとり&こいしLP3250→1750
『なんということだあぁぁぁ!一気にエクシーズモンスターの大量展開でライフポイント差を縮めるだけではなく、なんとぉ!ライフポイントを逆転させたーーー!!』
「私はカードを2枚伏せて、ターンエンド」
早苗&諏訪子 手札3
・モンスターゾーン
『ダイガスタ・フェニクス』ATK3000→1500
『ダイガスタ・フェニクス』ATK3000→1500
『キャット・シャーク』ATK500
『キャット・シャーク』DEF500
・魔法・罠ゾーン
伏せ2
「では、私のターン、ドロー。この瞬間に永続魔法『強欲なカケラ』の効果でこのカードに強欲カウンターを乗せる」
『強欲なカケラ』強欲カウンター×1→2
「そして強欲カウンターが2つ乗った『強欲なカケラ』を墓地に送ることで、デッキから2枚ドローする。そして、魔法カード『ダーク・バースト』を発動。墓地の『ジャンク・シンクロン』を手札に戻し、フィールド魔法『クリアー・ワールド』を発動」
「これは一体……?」
「このフィールド魔法が存在する限り、各属性を持つモンスターをコントロールしているプレイヤーはその属性ごとにネガティブエフェクトを受けてなければいけない。まず、あなた達のフィールドには風属性と水属性がいる。そのため、貴女たちは500LPを払わなければ魔法を発動できず、あなた達のエンドフェイズに手札を1枚捨てなければいけない」
「属性によって、デメリットを与えるカードだって……?」
「そして、私はエクストラデッキから『サイバー・エンド・ドラゴン』を墓地に送り、『Sin サイバー・エンド・ドラゴン』を特殊召喚」
『Sin サイバー・エンド・ドラゴン』ATK4000
「これは輝夜さんが使っていたモンスターと同じカード……?」
「そして、このモンスターの属性は闇。自分フィールドにモンスターが2体以上存在する場合、攻撃することができない。そして『Sin サイバー・エンド・ドラゴン』が存在する限り、他の自分モンスターは攻撃なくなる」
「つまり、そいつのみの場合は問題ない……と」
「ええ、でも私が自らのカードに縛られると思って?私は墓地の『レベル・スティーラー』の効果を発動。『Sin サイバー・エンド・ドラゴン』のレベルを1つ下げることで、特殊召喚する」
『Sin サイバー・エンド・ドラゴン』☆10→9
『レベル・スティーラー』DEF0
「そして『ジャンク・シンクロン』を召喚。効果で墓地の『サイ・ガール』を特殊召喚」
『サイ・ガール』DEF300
「『サイ・ガール』の特殊召喚成功時、手札の『ドッペル・ウォリアー』を特殊召喚」
『ドッペル・ウォリアー』DEF800
「レベル2の『ドッペル・ウォリアー』、レベル2『サイ・ガール』とレベル1『レベル・スティーラー』にレベル3の『ジャンク・シンクロン』をチューニング。散りばめられる星々が、一つとなりて、未来を拓く、人も妖も……シンクロ召喚。レベル8『スターダスト・ドラゴン』」
『スターダスト・ドラゴン』ATK2500
「き、綺麗……」
嵯峨サイド
「『スターダスト』……」
不動遊星のエースモンスター。『スターダスト・ドラゴン』。なんだ……なんだろうか……この気持ちは……あの『スターダスト』が生で見られるなんて……流石小5ロリ。
「そして墓地の『レベル・スティーラー』の効果を発動。『Sin サイバー・エンド・ドラゴン』のレベルを1つ下げることで、特殊召喚する」
『Sin サイバー・エンド・ドラゴン』☆9→8
『レベル・スティーラー』DEF0
「そして墓地の『ジェット・シンクロン』の効果を発動。手札の『クリアー・バイス・ドラゴン』を墓地に送り、特殊召喚する」
『ジェット・シンクロン』DEF0
「レベル1『レベル・スティーラー』にレベル1の『ジェット・シンクロン』をチューニング。シンクロ召喚。レベル2『フォーミュラ・シンクロン』」
『フォーミュラ・シンクロン』DEF1500
「『フォーミュラ・シンクロン』の効果で1枚ドロー。そして、『クリアー・ワールド』の効果で、私は光・風・闇属性の時の効果を受ける。これにより、私は手札を全て公開する」
そう言って、さとりの上空にモニターが現れ、手札が全て公開される。
『死者蘇生』、『ミラクルシンクロフュージョン』、『メテオ・ストライク』、『Sin トゥルース・ドラゴン』、『ダブル・サイクロン』
「『ダブル・サイクロン』発動、『クリアー・ワールド』と、あなたから見て、右の伏せカードを破壊する」
「くっ!チェーン!『水霊術―「葵」』!攻撃表示の『キャット・シャーク』をリリースし、捨てさせるカードは……攻撃力5000とかいうふざけたそのモンスターだ!」
「では、『Sin トゥルース・ドラゴン』を墓地に送る。そして『クリアー・ワールド』がなくなったことにより、『Sin サイバー・エンド・ドラゴン』は破壊される。ですが……『死者蘇生』を発動。墓地の『クリアー・バイス・ドラゴン』を特殊召喚」
『クリアー・バイス・ドラゴン』ATK?
「攻撃力……『?』ですか」
「ええ、まぁ、それだけではないんですが……では、ハンデスなど無意味だということを見せてあげましょう。『クリアマインド』。私はレベル8『スターダスト・ドラゴン』にレベル2の『フォーミュラ・シンクロン』をチューニング。未来へと光速で駆けるその姿は新たな進化への扉を開く鍵となる。人も妖も……アクセルシンクロ。シンクロ召喚。光来せよ。レベル10『シューティング・スター・ドラゴン』」
『シューティング・スター・ドラゴン』ATK3300
「これは……」
「そして『ミラクルシンクロフュージョン』発動。墓地の2体の『TG ハイパーライブラリアン』を除外して、融合召喚。『覇魔導士アーカナイト・マジシャン』」
『覇魔導士アーカナイト・マジシャン』ATK1400
「そして『覇魔導士アーカナイト・マジシャン』に魔力カウンターを2個乗せる。そして乗っている魔力カウンターの数×1000ポイントアップする」
『覇魔導士アーカナイト・マジシャン』ATK1400→3400
「そして『覇魔導士アーカナイト・マジシャン』の効果発動。このカードに乗っている魔力カウンターを1つ取り除き、カードを破壊する効果か1枚ドローする効果のいずれかを選択できる。私はあなたの伏せカードを破壊する」
『覇魔導士アーカナイト・マジシャン』ATK3400→2400
「
「バトル。『シューティング・スター・ドラゴン』で『ダイガスタ・フェニクス』を攻撃。『スターダスト・ミラージュ』」
「「キャアアアア!!」」
早苗&諏訪子LP1800→0
winner古明地 さとり&古明地 こいしチーム
今日の最強カードは
『シューティング・スター・ドラゴン』
星10 風属性 ドラゴン族 攻3300 守2500
シンクロモンスターのチューナー1体+『スターダスト・ドラゴン』
以下の効果をそれぞれ1ターンに1度ずつ使用できる。
●自分のデッキの上からカードを5枚めくる。
このターンこのカードはその中のチューナーの数まで
1度のバトルフェイズ中に攻撃する事ができる。
その後めくったカードをデッキに戻してシャッフルする。
●フィールド上のカードを破壊する効果が発動した時、
その効果を無効にし破壊する事ができる。
●相手モンスターの攻撃宣言時、このカードをゲームから除外し、
相手モンスター1体の攻撃を無効にする事ができる。
エンドフェイズ時、この効果で除外したこのカードを特殊召喚する。
「『シューティング・スター・ドラゴン』。私のデッキのアクセルシンクロモンスターですね」
「かっこいいよね~」
「私としては『Sin トゥルース・ドラゴン』もいいと思うけれど」
「え?」
「え?」
「……あ~うん。じゃあ、そろそろいつもの締めに行くよ~」
「え?」
「「ル、ルールを守って楽しくデュエル!」」
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23.「六回戦!幻影のデュエル!上」
『Cブロック第二回戦!今日の戦いを締めてくれるデュエリストたちはこの四名だーーー!!』
そう言って、司会の後ろのスクリーンに光が点り、画像が映し出される。最新鋭の技術使ってんのかい。
『虎丸 星&ナズーリンチームVS鬼人 正邪&ファントムチームだああぁ!』
「「「「「ウオオオォォォー!!(ノ・ω・)ノ」」」」」
アイエェェェ!?『ファントム』!?『ファントム』ナンデ!?
いやいやまじで『ファントム』?だって、漫画の『榊 遊矢』だぜ?主人公だぜ?そんなやつが正邪と組むわけがないぞ……
「……やるか」
「そうだね。お互い特に話すこともないだろう」
「おうおうお前らあんまり調子こいてると後で痛い目に会うぜ!ヒャハハ!」
「(ゴツン)」
「いった~!」
「……悪いな」
「いえいえ大丈夫ですよ……では、始めましょう」
「「「「デュエル」」」」
先行はナズーリン。
「先行は私だ。私はモンスターを伏せて、ターンエンドする」
「おいおい、その程度でいいのかよ」
「ああ、私はこれでターンエンドだと言っただろう」
星&ナズーリン 手札4
セットモンスターDEF???
「俺のターン……俺はフィールド魔法『スフィア・フィールド』を発動」
え?ま、待ってそれはオリカだけど……
え、ええ!?
嵯峨は驚きを隠せずにいた。そのためか、隣の霊夢は
「……このカードがある限り、手札の同じレベルのモンスターで『
「『No』……3日に鬼の人が使っていたカードと同じタイプですか」
「そしてこの時、エクシーズ召喚される『No』はランダムに決められる。そのため、召喚条件を無視する……俺は手札の『グローアップ・バルブ』と『アノマリリース』でオーバレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!『No.93希望皇ホープ・ガイザー』!」
『No.93希望皇ホープ・ガイザー』ORU2 ATK2500
「『ホープ・ガイザー』の効果を発動!このカードのORUの数だけランク9以下で攻撃力3000以下の『No』をエクストラデッキから特殊召喚する!出でよ!『No.30破滅のアシッド・ゴーレム』!『No.39希望皇ビヨンド・ザ・ホープ』!」
『No.30破滅のアシッド・ゴーレム』ORU0 ATK3000
『No.39希望皇ビヨンド・ザ・ホープ』ORU0 ATK3000
完全にファントムじゃねぇ……だが、遊馬先生でもアストラルでもねぇぞ。一体……誰だ……?
「その後、『ホープ・ガイザー』のORUを1つ取り除く。この効果で特殊召喚されたモンスターの効果は無効化され、このターン、特殊召喚することはできず、戦闘で相手に与えるダメージは半分になる。その代わり、『ホープ・ガイザー』は他に『No』がいるとき、破壊されない」
『No.93希望皇ホープ・ガイザー』ORU2→1
「……バトルだ。『ホープ・ガイザー』でセットモンスターを攻撃」
「ふ、セットモンスターは『おジャマ・ブルー』だ」
「な、何だそのカード!?なめてんのか!」
鬼人正邪はそう叫ぶが、ファントムは何も言わない。
「見た目で判断すると痛い目を見るぞ。破壊された『おジャマ・ブルー』の効果を発動。デッキから『おジャマ』カードを2枚手札に加える。『おジャマ・カントリー』と『おジャマジック』を手札に」
「『アシッド・ゴーレム』と『ビヨンド』でダイレクトアタック。だが、戦闘ダメージは半分だ」
星&ナズーリン LP8000→6500→5000
「……ターンエンド」
ファントム&正邪 手札3
『No.93希望皇ホープ・ガイザー』ORU1 ATK2500
『No.30破滅のアシッド・ゴーレム』ORU0 ATK3000
『No.39希望皇ビヨンド・ザ・ホープ』ORU0 ATK3000
「では、私のターンですね。ドロー……私は『昇華する魂』を発動します。そして、儀式魔法『機械天使の儀式』を発動します。手札の『サイバーエンジェル―弁天―』をリリースし、『サイバーエンジェル―韋駄天―』を儀式召喚」
『サイバーエンジェル―韋駄天―』ATK1600
「この時、召喚に成功した『韋駄天』とリリースされた『弁天』、そして『昇華する魂』の効果が全て発動します。まず、『昇華する魂』の効果で儀式の素材である『弁天』を手札に戻します。そして、リリースされた『弁天』の効果でデッキから『サイバー・プチ・エンジェル』を手札に加えます。更に『韋駄天』の効果で墓地から『機械天使の儀式』を手札に戻します。そして『サイバー・プチ・エンジェル』を召喚」
『サイバー・プチ・エンジェル』ATK300
「効果を発動します。デッキから『サイバーエンジェル』か『機械天使の儀式』を手札に加えます。私は『サイバーエンジェル―美朱濡―』を手札に……『機械天使の儀式』を発動。場の『韋駄天』と手札の『弁天』をリリースし、降臨せよ」
『サイバーエンジェル―美朱濡―』ATK3000
「リリースされた『弁天』と『韋駄天』の効果を発動!まずは『韋駄天』から自分のフィールドの儀式モンスターの攻撃力守備力を1000ポイントアップさせる!『弁天』の効果!『サイバーエンジェル―茶吉尼―』を手札に加えます!」
『サイバーエンジェル―美朱濡―』ATK3000→4000
「そして『美朱濡』の効果を発動!エクストラデッキから特殊召喚された相手モンスターを全て破壊し、その数×1000ポイントのダメージを与える!破壊は同時なので、『ホープ・ガイザー』も破壊です!」
ファントム&正邪 LP8000→5000
「更にこのターンのバトルフェイズに『美朱濡』は2回攻撃できます!」
「な、何ぃ!?二回目の攻撃を喰らったら私らの負けじゃねぇか!」
「バトル!『美朱濡』でダイレクトアタック!」
「手札から『バトルフェーダー』の効果を発動。このカードを特殊召喚し、バトルフェイズを終了させる」
『バトルフェーダー』DEF0
「なら、これでターンエンドです」
星&ナズーリン 手札4
『サイバーエンジェル―美朱濡―』ATK4000
『昇華する魂』
「……私のターンだ!ドロー!……チィ……」
(何だ……?)
「『モンスターゲート』を発動!『バトルフェーダー』をリリースし、通常召喚できるモンスターが出るまでデッキのカードをめくり、そのモンスターを特殊召喚する。違うなら墓地に送る……と言っても、私のデッキに存在するモンスターは10枚もないんだけどな!だから、そいつらの内の1体が出るまで墓地に送らせてもらうぜ!1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18枚目!『ユベル』!」
『ユベル』ATK0
「そして『黄泉ガエル』を召喚し、カードを3枚伏せて、エンドフェイズ時に『ユベル』の維持コストとして『黄泉ガエル』をリリースする」
ファントム&正邪 手札1
『ユベル』ATK0
『スフィア・フィールド』
伏せ3
「私のターン……(何ださっきの天邪鬼の反応は……)」
ナズーリンは疑問を胸にしまい、取り敢えずドローした。
引いたカードをそのまま発動させたということは最初のドローカードは『モンスターゲート』。この状況では恐らく使わない手はないだろう。だが、明らかに正邪は『モンスターゲート』を引いて悔しがった。
「私はフィールド魔法『おジャマ・カントリー』を発動……(望んでいたカードを引けなかったからか?いや、あそこで引くべきカードは博打の可能性があるとはいえ、『モンスターゲート』は良かったはず……ならなぜ)」
だが、この程度の情報だけでは解決しないとナズーリンは敵のモンスターである『ユベル』を見る。攻撃力0……明らかに攻撃を誘っている。
「『おジャマ・カントリー』の効果を発動!手札の『おジャマ』カードを捨て、墓地の『おジャマ』を特殊召喚する!私は『おジャマジック』を捨て、甦れ!『おジャマ・ブルー』!」
『おジャマ・ブルー』ATK0
「そして『おジャマ・カントリー』の更なる効果!フィールドに『おジャマ』モンスターが存在する場合、全てのモンスターの攻撃力守備力を入れ替える!」
『サイバーエンジェル―美朱濡―』ATK4000→3000
『おジャマ・ブルー』ATK0→1000
「『入れ替える』だァ!そこは『ひっくり返す』だろうが!」
「てめーじゃねぇんだ」
「あいた~!おま、今日2回目だぞ!」
「すまない。続けてくれ」
「あ、ああ……墓地に送られた『おジャマジック』の効果でデッキから『おジャマ・イエロー』、『おジャマ・グリーン』、『おジャマ・ブラック』をそれぞれ手札に加え、それらを『融合』のカードで融合させる。融合召喚。『おジャマ・キング』」
『おジャマ・キング』ATK0→3000
「そして『おジャマ・キング』がいる限り、君達のフィールドのモンスターゾーンを3箇所を使用不可にする」
「けっ!名前どうりなお邪魔っぷりだな!ならさっさと退場してもらおうか!永続トラップ発動!『召喚制限―猛突するモンスター―』を発動!こいつがある限り、特殊召喚されたモンスターは攻撃表示になり、特殊召喚されたターンに攻撃しなければならない!」
「……ならバトル『おジャマ・キング』で『ユベル』を攻撃!」
「ヒャハハハ!永続トラップ『革命―トリック・バトル』発動!こいつは戦闘での上下関係を『ひっくり返す』!」
本来ならば
「何!?これは……」
「ヒャハハハ!言ったろ!戦闘での上下関係を『ひっくり返す』ってな!『革命―トリック・バトル』の効果で、攻撃表示同士の戦闘が行われる場合、攻撃力の高い方が破壊される!」
「そういうことか……だが、戦闘ダメージは君が、」
「勿論、『ユベル』の効果で戦闘ダメージを0にしているぜ。そして更に更にぃ!『ユベル』の効果を発動!このカードが攻撃された時!攻撃してきたモンスターの攻撃力分のダメージをてめぇらに与える!」
「何だと!?ぐっ……!」
星&ナズーリン LP5000→2000
「さぁさぁ、その『ブルー』も攻撃してきなよ!」
「くっ、『おジャマ・ブルー』で『ユベル』を攻撃……」
「ヒャハハハ!『ユベル』と『革命―トリック・バトル』の効果はつど~う!『ナイトメア・ペイン』!」
「ぐうぅぅ!」
星&ナズーリン LP2000→1000
『なんということだーーー!まさかのカウンターコンボにより、一気に虎丸 星&ナズーリンチームのライフポイントが1000ポイントになってしまったーー!』
「フィールドに『おジャマ』モンスターがいなくなったので『美朱濡』の攻守は元に戻る」
『サイバーエンジェル―美朱濡―』ATK3000→4000
「だ、だが、戦闘破壊された『おジャマ・ブルー』の効果でデッキから『おジャマ・デルタハリケーン!!』と『おジャマジック』を手札に……加え、速攻魔法『神秘の中華鍋』を発動し、『美朱濡』をリリースして、攻撃力か守備力のいずれかの数値分、自分はライフを回復する」
星&ナズーリン LP1000→5000
「……え?なんで4000も回復してんの?」
「はぁ……『神秘の中華鍋』の効果はフィールドを参照する効果だからだ」
「え、あ……そ、そうなんだふーん……あ、った~!?なんで殴った!?」
「……悟れ」
「そして、メインフェイズ2に入り、私は魔法カード『おジャマンダラ』を発動。1000のライフポイントを支払い、墓地の『おジャマ・イエロー』、『おジャマ・グリーン』、『おジャマ・ブラック』を特殊召喚」
星&ナズーリン LP5000→4000
『おジャマ・イエロー』ATK0→1000
『おジャマ・グリーン』ATK0→1000
『おジャマ・ブラック』ATK0→1000
「そして魔法カード『おジャマ・デルタ・ハリケーン!!』を発動!私のフィールドに『おジャマ』三兄弟がいるとき、相手モンスターを全て破壊する!」
「何だとぉ!?……な~んてな!ヒャハハハ!『ユベル』が破壊されたので、デッキから進化した姿で特殊召喚するぜ!出でよ!『ユベル―
『ユベル―Das Abscheulich Ritter』ATK0
「第二形態だと!?……カードを伏せて、ターンエンドだ」
星&ナズーリン 手札2
『おジャマ・イエロー』ATK1000
『おジャマ・グリーン』ATK1000
『おジャマ・ブラック』ATK1000
『おジャマ・カントリー』
『昇華する魂』
伏せ1
「俺のターン……ドロー……『スフィア・フィールド』の効果を発動。手札の『光の住人クレパール』と『
『No.92偽骸神龍Heart―eartH Dragon』ORU2 ATK0
「『Heart―eartH Dragon』はこいつが戦闘で発生するダメージを俺の代わりに相手に与える効果を持つ……『ユベル』とは違い、こいつは自身が攻撃しても効果を発動できる。いつまで耐えられるかな、バトル『Heart―eartH Dragon』で『おジャマ・イエロー』を攻撃」
「くっ!」
星&ナズーリン LP4000→3000
「……このままターンを終了する。だが、『ユベル第二形態』の効果を発動。このカード以外の全モンスターを破壊する!」
「なっ!」
「この時、ORUを持った状態の『Heart―eartH Dragon』は復活する」
『No.92偽骸神龍Heart―eartH Dragon』ORU0 ATK0
「更にORUととして墓地に送られた『光の住人クレパール』の効果を発動。『人造天使トークン』を2体特殊召喚する」
『人造天使トークン』ATK300
『人造天使トークン』ATK300
ファントム&正邪 手札1
『ユベル―Das Abscheulich Ritter』ATK0
『No.92偽骸神龍Heart―eartH Dragon』ORU0 ATK0
『人造天使トークン』ATK300
『人造天使トークン』ATK300
『スフィア・フィールド』
『召喚制限―猛突するモンスター』
『革命―トリック・バトル』
伏せ1
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24.「六回戦!幻影のデュエル!下」
「強い……ですね。でも負けるつもりはさらさらありません。ドロー!……来ましたか!」
「!」
「まず、私は『おジャマ・カントリー』の効果を発動します!手札の『おジャマ・ブリーフ』を墓地に送り、墓地の『おジャマ・イエロー』を特殊召喚!」
『おジャマ・イエロー』ATK0→1000
「そして『デブリ・ドラゴン』を召喚!」
『デブリ・ドラゴン』ATK1000→2000
「『デブリ・ドラゴン』の効果を発動!墓地から攻撃力500以下のモンスターを効果を無効にして、特殊召喚します!復活しなさい!『おジャマ・ブラック』!」
『おジャマ・ブラック』ATK0→1000
「そしてレベル2『おジャマ・イエロー』、レベル2『おジャマ・ブラック』にレベル4の『デブリ・ドラゴン』をチューニング!飛翔せよ、その輝きを持ちて、悪意を照らせ!シンクロ召喚!『閃垙龍スターダスト』!」
『閃垙龍スターダスト』ATK2500
「昨日の地底の姉妹が使っていたドラゴンに似ている奴だな……」
「ええ、ですが私の『スターダスト』も更なる可能性を秘めているのです」
「はっ!知ったことかよ!私のフィールドにある永続トラップのコンボでお前のモンスターは絶対に破壊されちまうんだぜ!」
「それはどうでしょうか?では、バトル!『スターダスト』で『人造天使トークン』を攻撃!」
「永続トラップ『革命―トリック・バトル』の効果で、ダメージは受けるが、戦闘破壊されるのはそっちだ!」
「『スターダスト』の効果を発動!1ターンに1度、自分フィールドのカード1枚はこのターン、戦闘と効果では1度破壊されない!対象は『スターダスト』自身です!」
「くっ!これじゃ戦闘破壊できねぇ……!」
ファントム&正邪 LP5000→2800
「メインフェイズ2に入り、私は手札を2枚セットし、ターンエンドです」
星&ナズーリン 手札1
『閃光龍スターダスト』ATK2500
『おジャマ・カントリー』
『昇華する魂』
伏せ3
「私のターン、ドロー!このままバトルだ!『Heart―eartH Dragon』で『スターダスト』を攻撃!」
「トラップ発動!『シンクロン・リフレクト』!シンクロモンスターへの攻撃を無効にし、相手モンスターを1体破壊します!破壊するのは『ユベル―Das Abscheulich Ritter』です!」
「馬鹿が!『ユベル』は第三形態まで残されているんだよぉ!出でよ!『ユベル―
『ユベル―Das Extremer Traurig Drachen』ATK0
「こいつは『ユベル』の最終進化形だ。こいつが攻撃した時でも効果を発動でき、その時、戦闘を行ったモンスターは破壊されるんだよ。ま、『トリック・バトル』があるからそこはなんとも言えないが、こいつで終いだ!」
「ええ、『分かっていました』。カウンター罠『重力崩壊』!『スターダスト』を墓地に送り、『ユベル―Das Extremer Traurig Drachen』の召喚を無効にして、破壊します!」
「な、なんだとぉ!?くそくそくそ!私は墓地の『アノマリリース』の効果を発動!このカードを除外し、モンスターのアドバンス召喚に必要な素材を1つ減らす!」
「ですが、『重力崩壊』の効果でこのターン、あなたは召喚、反転召喚、特殊召喚ができなくなって……」
「セットは別だ!私は『人造天使トークン』をリリースし、アドバンスセット!ターンエンド!」
ファントム&正邪 手札1
『No.92偽骸神龍Heart―eartH Dragon』ORU0 ATK0
『セットモンスター』DEF???
『スフィア・フィールド』
『召喚制限―猛突するモンスター』
『革命―トリック・バトル』
伏せ1
「私のターン、ドロー!『おジャマ・カントリー』の効果を発動!手札の『おジャマジック』を捨て、墓地の『おジャマ・ブルー』を特殊召喚!」
『おジャマ・ブルー』ATK0→1000
「そして墓地に送られた『おジャマジック』の効果でデッキから『おジャマ三兄弟』を手札に加え、『手札抹殺』を発動。私は4枚捨てる。4枚ドローする。」
「私は1枚だ……ドロー」
「トラップ発動『神事の獣葬』を発動。『おジャマ・ブルー』を破壊し、次のターンのスタンバイフェイズ時に2枚ドローできる。そして自分フィールドにモンスターが存在しないので手札から『魔獣の懐柔』を発動。デッキからレベル2以下の獣族モンスターを効果を無効にして特殊召喚する。この効果の発動後、私は獣族しか特殊召喚できなくなり、この効果で特殊召喚したモンスターは破壊されることになるがね。デッキから現れよ!『おジャマ三兄弟』!」
『おジャマ・イエロー』ATK0→1000
『おジャマ・グリーン』ATK0→1000
『おジャマ・ブラック』ATK0→1000
「そして魔法カード『おジャマ・デルタサンダー!!』を発動!自分のフィールドに『おジャマ三兄弟』が存在する場合に発動でき、相手フィールド・手札のカードの枚数×500ポイントのダメージを与える!君たちのフィールドと手札の合計は7枚。よって、3500ポイントのダメージだ!」
「させるか!速攻魔法発動!『サルガッソの灯台』!効果ダメージを0にする!」
「くっ!耐えられたか!だが、『おジャマ・デルタサンダー!!』の効果はまだある!手札の『おジャマ・デルタハリケーン!!』を墓地に送ることで相手フィールドの全てのカードを破壊する!」
「チィ……!だが、セットモンスターは『堕天使アスモディウス』!こいつがフィールドから墓地に送られた場合、『アスモトークン』と『ディウストークン』を特殊召喚する!」
『アスモトークン』DEF1300→1800
『ディウストークン』DEF1200
「それぞれ『アスモ』は戦闘、『ディウス』は効果では破壊されない!」
「また厄介なトークンが……『貪欲な壺』を発動!墓地の『おジャマ・イエロー』2体、『おジャマ・グリーン』2体、『おジャマ・ブラック』の5体をデッキに戻し、2枚ドロー!『
『おジャマ・キング』ATK0→3000
「先ほども言ったように『おジャマ・キング』が場にいる限り、君たちのモンスターゾーンは3か所、使用不可になる。そして『一角獣の使い魔』を召喚」
『一角獣の使い魔』ATK0→1000
「バトル『おジャマ・キング』で『ディウストークン』を攻撃。メインフェイズ2に入り、カードを伏せて、ターンエンドだ」
星&ナズーリン 手札1
『おジャマ・キング』ATK3000
『一角獣の使い魔』ATK1000
『おジャマ・カントリー』
伏せ1
「俺のターン、ドロー。」
「このスタンバイフェイズ時に『神事の獣葬』の効果で2枚ドロー」
「『強欲で貪欲な壺』を発動。デッキからカードを10枚裏側で除外して、2枚ドロー……『ジェスター・コンフィ』を攻撃表示で特殊召喚」
『ジェスター・コンフィ』ATK0
「2体のモンスターをリリースし、『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』をアドバンス召喚!」
嵯峨side
「『オッドアイズ/』……だが、『ペンデュラム・ドラゴン』か……違うな……」
ぶつぶつと呟く嵯峨に心配そうな目で見る霊夢。それに気づくと、「いや、何でもない。気にするな」と笑って見せるが……霊夢の表情は浮かなかった。
『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』ATK2500→2000
「『オッドアイズ』の攻撃力は2000……だが、これでは心もとない。手札から『運命の宝札』を発動。このカードはサイコロの出目分、カードをドローした後、同じ枚数デッキからカードを除外する……出目は……6。6枚ドローし、6枚除外……スケール3の『EMシール・イール』とスケール8の『EMオッドアイズ・ユニコーン』でペンデュラムスケールをセッティング!そして、『シール・イール』のペンデュラム効果を発動!『おジャマ・キング』の効果を無効にする!」
「くっ!」
「更に俺は今、レベル4から7までのモンスターが同時に召喚可能な状況だ……ペンデュラム召喚。現れよ『EMウィップ・バイパー』、『ダーク・アーキ・タイプ』」
『EMウィップ・バイパー』ATK1700→900
『ダーク・アーキ・タイプ』ATK1400→400
「『ウィップ・バイパー』の効果を発動。『おジャマ・キング』の攻撃力と守備力を更に『ひっくり返す』!」
「な、」
『おジャマ・キング』ATK3000→0
「バトルだ。『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』で『おジャマ・キング』を攻撃!『螺旋のストライクバースト』!」
「ヒャハハハ!『オッドアイズ』は相手に与える戦闘ダメージを倍にする効果を持っている!これで4000ポイントダメージで終わりだ!」
「トラップ発動!『レイジ・リシンクロ』!自分フィールドのチューナーとそれ以外のモンスターを1体ずつ墓地に送り、墓地に送ったモンスターたちのレベルの合計を持つシンクロモンスターを墓地より、特殊召喚する!私はレベル6の『おジャマ・キング』にレベル2の『一角獣の使い魔』をチューニング!シンクロ召喚!再び煌めけ!『閃垙龍スターダスト』!」
『閃垙龍スターダスト』ATK2500
「更に『レイジ・リシンクロ』の効果で特殊召喚されたシンクロモンスターの攻撃力は500ポイントアップする!」
『閃垙龍スターダスト』ATK2500→3000
「だが、フィールドに『おジャマ』が存在しなくなったので、俺たちのモンスターの攻撃力は元に戻る」
『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』ATK2000→2500
『EMウィップ・バイパー』ATK900→1700
『ダーク・アーキ・タイプ』ATK400→ATK1400
「バトル再開だ。『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』で『スターダスト』を攻撃」
「だが、攻撃力はこちらの方が上だ!」
「そんなことは百も承知だ。俺は『オッドアイズ・ユニコーン』のペンデュラム効果を発動。『EMウィップ・バイパー』の攻撃力分、『オッドアイズ』の攻撃力はアップする」
『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』ATK2500→4200
「くっ!『スターダスト』の効果で1度、戦闘では破壊されなくする!」
「だが、戦闘ダメージは受けてもらう。更に『オッドアイズ』の効果で戦闘ダメージは倍になる。『リアクション・フォース』」
星&ナズーリン LP3000→600
「ぐう……!」
「『ダーク・アーキ・タイプ』で『スターダスト』を攻撃」
「なっ!」
ファントム&正邪 LP2800→1200
「……っ。破壊された『ダーク・アーキ・タイプ』の効果を発動。受けたダメージ以下のモンスターをデッキから特殊召喚する。俺は『聖鳥クレイン』を特殊召喚」
『聖鳥クレイン』ATK1600
「『クレイン』は特殊召喚に成功すれば1枚ドローできる。メインフェイズ2に入り、『クレイン』と『ウィップ・バイパー』でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!『No.98絶望皇ホープレス』!」
『No.98絶望皇ホープレス』ORU2 DEF2500
「俺はカードを2枚伏せて、ターンエンド」
ファントム&正邪 手札1
・モンスターゾーン
『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』ATK4200→2500
『No.98絶望皇ホープレス』ORU2 DEF2500
・Pゾーン
『EMシール・イール』スケール3
『EMオッドアイズ・ユニコーン』スケール8
・魔法・罠ゾーン
伏せ2
「私のターン、ドローします!私はカードを伏せて、魔法『アカシックレコード』を発動!デッキからカードを2枚ドローし、ドローしたカードがこのデュエル中に使用されていたカードだった場合、除外しなければいけない……ドロー!新しいカードです!更に永続魔法『王家の神殿』を発動!このターンにセットされたトラップカードを1枚だけ発動することができます!伏せていたトラップカード『D・Dダイナマイト』を発動!除外されている相手のカード数×300ポイントのダメージを与えます!貴女たちが除外しているカードの数は17枚!よって5100ポイントのダメージを」
「手札から『ハネワタ』を捨て、効果ダメージを0にする」
「くっ、ならバトルです!『閃垙龍スターダスト』で『オッドアイズ・ペンデュラム』を攻撃!」
「『絶望皇ホープレス』の効果を発動。ORUを1つ取り除き……」
『絶望王ホープレス』ORU2→1
「攻撃したモンスターを守備表示にする」
『閃垙龍スターダスト』ATK2500→DEF2000
「これも防がれた!……カードを1枚伏せて、ターンエンドです」
星&ナズーリン 手札0
・モンスターゾーン
『閃垙龍スターダスト』DEF2000
・魔法・罠ゾーン
『王家の神殿』
伏せ1
・フィールド魔法
『おジャマ・カントリー』
「私のターン、ドロー!ククク、ファイナルターンだ!リバースカードオープン!速攻魔法『揺れる眼差し』発動!フィールドのPゾーンのカードを全て破壊し、その枚数によって、効果が増幅する!まず1枚目!相手に500ポイントのダメージを与える!」
「うっ!」
星&ナズーリン LP600→100
「更に2枚目!デッキからPモンスター『EMラクダウン』を手札に加えるぜ!そして永続魔法『好敵手の名前』発動!相手墓地のモンスターの名前を宣言し、そのモンスターと同じ、名前・攻撃力・守備力・効果を持ったトークンを特殊召喚する!私が宣言するのは『おジャマ・キング』だ!」
「何!?」
『おジャマ・キング』ATK0
「更にフィールド魔法『おジャマ・カントリー』の効果で全てのモンスターの攻撃力と守備力を『ひっくり返す』!!」
『おジャマ・キング』ATK0→3000
『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』ATK2500→2000
『絶望皇ホープレス』DEF2500→2000
『閃垙龍スターダスト』DEF2000→2500
「更に『EMラクダウン』をペンデュラムゾーンにセッティング!更に『おジャマ・キング』を対象に『EMラクダウン』のペンデュラム効果を発動!守備表示の相手モンスターの守備力を800ポイントダウンさせ、対象となった『おジャマ・キング』は貫通効果を得る!」
『閃垙龍スターダスト』DEF2500→1700
「『おジャマ・キング』で『閃垙龍スターダスト』を攻撃!」
「手札から『シンクロ・ビリーバー』を特殊召喚!」
『シンクロ・ビリーバー』DEF0
「シンクロモンスターへの攻撃を無効にして、このカードを特殊召喚します!」
「もう無駄なんだよ!速攻魔法『ダブル・アップ・チャンス』!」
「それは、霊夢さんが使っていた……!」
「モンスターの攻撃が無効になった時に発動でき、そのモンスターの攻撃力を倍にし、もう1度バトルできる!」
『おジャマ・キング』ATK3000→6000
「『おジャマ・キング』で『閃垙龍スターダスト』攻撃!」
「キャアアアア!」
星&ナズーリン LP100→0
WINNER 鬼人正邪&ファントムチーム
「……嵯峨?」
「……あ、どうした霊夢?」
「いや、震えているように見えたから」
「クク……武者震いさ……なぁ……兄貴……!」
流石に週一はきついぜ……ということで、
また二週間に一本投稿に戻します。ただ、ストックはあるからまだ切れない……はず!
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25.「第七回戦!魔の戦い 上」
それと新禁止制限やべぇなアレ。リアルの私には刺さらなかったですが、唯一刺さったのは禁止から制限になった奴ら。私持ってないんですよねぇ……集めるところから始まるので、私の財布に刺さりました。
次の日……
「あれが……絶、嵯峨の兄っていう人?」
髪にドライヤーの風を当てながら、霊夢は聞く。
「ああ、ファントムとか仮名を使ってまでこの大会に出場している理由までは分からないが、おそらく紫さんの一任だろうな」
「……なんか企んでいるのかしらね?」
「まぁ、なんかはあるのかもな。ただ俺は兄貴とデュエルするまで勝ち上がりたくなっただけだ」
「……ま、狙うのは優勝だから当然よ」
『さぁー!ついに第七回戦!霧雨 魔理沙&アリス・マーガトロイドチームVS西行寺 幽々子&魂魄 妖夢チームのデュエルだぁーー!!』
『『『『『(ノ・ω・)ノウオオオォォォーオォォォオオオ!!』』』』』
「やっと私の出番だぜ!」
「残念ですが次の出番はもうありませんよ。なぜならあなた達はここで負けるのですから!」
「結構なことね。私たちは私たちのデュエルを貫くだけよ」
「おもしろいわね~」
「「さぁ!」」
「「「「デュエル!」」」」
ターン順
魔理沙→妖夢→アリス→幽々子(以下ループ
「先行は私が頂くぜ!私のターン!私は『ベビー・マジシャン・ガール』を召喚!」
『ベビー・マジシャン・ガール』ATK400
「『ベビー』の効果を発動!このモンスターが召喚に成功した時にデッキから『マジシャン・ガール』モンスターを1体手札に加えるぜ!私は『ブラック・マジシャン・ガール』を手札に加えて、カードを2枚伏せてターンエンドだぜ」
魔理沙 手札3
・モンスターゾーン
『ベビー・マジシャン・ガール』ATK400
・魔法・罠ゾーン
伏せ2
「私のターン、ドローする!悪いが行かせてもらうぞ!私は『
「妖夢のいつものが来たぜ……」
『
「『ボガーナイト』の効果を発動!手札の『
『
「レベル4の『ボガーナイト』にレベル3の『フラムナイト』をチューニング!戦場よりて戦士の叫びが木霊する、集え同志よ!シンクロ召喚!レベル7!『XX-セイバー ソウザ』!」
『XX-セイバー ソウザ』ATK2500
「更に『ガトムズの非常招集』を発動!自分フィールドに『X-セイバー』シンクロモンスターが存在する場合、墓地の『X-セイバー』モンスター2体を攻撃力を0にして特殊召喚する!甦れ!『ボガーナイト』!『フラムナイト』!」
『XX-セイバー ボガーナイト』ATK1900→0
『XX-セイバー フラムナイト』ATK1300→0
「更に自分フィールドに『X-セイバー』モンスターが2体以上存在するので手札から『XX-セイバー フォルトロール』を特殊召喚できる!」
『XX-セイバー フォルトロール』ATK2600
「そしてレベル4の『ボガーナイト』にレベル3の『フラムナイト』を再びチューニング!戦場こそがすべてを発揮する場所、目前の敵を倒すために今こそ集え!シンクロ召喚!レベル7『X-セイバーウルベルム』!」
『X-セイバーウルベルム』ATK2200
「『フォルトロール』の効果を発動!墓地のレベル4以下の『X-セイバー』モンスターを特殊召喚する……私は『XX-セイバー フラムナイト』を特殊召喚する!」
『XX-セイバー フラムナイト』ATK1300
「レベル6の『フォルトロール』にレベル3の『フラムナイト』をチューニング!戦場こそが戦士の散り場、今こそ最高に輝くために集うがいい!シンクロ召喚!レベル9『XX-セイバー ガトムズ』!」
『XX-セイバー ガトムズ』ATK3100
『なんと魂魄妖夢選手、1ターンに3体ものシンクロモンスターを召喚したーー!』
「……『ガトムズの非常招集』の効果で私はこのターン、バトルフェイズは行えない。私はこれでターンエンド」
妖夢 手札2
・モンスターゾーン
『XX-セイバー ガトムズ』ATK3100
『XX-セイバー ソウザ』ATK2500
『X-セイバーウルベルム』ATK2200
・魔法・罠ゾーン
なし
「私のターン、ドローよ!私はマジックカード、『
「デッキのモンスターで融合だと!?」
「私はデッキから『シャドール・リザード』と『シャドール・ヘッジホッグ』を墓地に送り、融合する!影の中の蜥蜴よ、針鼠との影を交え、今こそ魔力の糸を束ねその影を具現化せよ!融合召喚!レベル5!『エルシャドール・ミドラーシュ』!」
『エルシャドール・ミドラーシュ』ATK2200
「カード効果で墓地に送られた『リザード』と『ヘッジホッグ』の効果を発動!まず、『リザード』の効果でデッキから『シャドール・ビースト』を墓地に送り、『ヘッジホッグ』の効果で『シャドール・ハウンド』を手札に加える。さらに『ビースト』の効果でカードを1枚ドロー!」
「相変わらずの展開力だぜ」
「当たり前よ、装備魔法『
1ターンで二度目の融合である。流石シャドールといったところか。
「闇の影に飲み込まれた亡骸よ、影の中の鷹と交え、今こそ魔力の糸を束ね激流の中に身を投じろ!融合召喚!レベル9!『エルシャドール・アノマリリス』!」
『エルシャドール・アノマリリス』ATK2700
「墓地に送られた『ミドラーシュ』と『ファルコン』の効果を発動!まずは『ミドラーシュ』の効果で墓地の『影衣融合』を手札に加え、『ファルコン』は自身を裏守備表示で特殊召喚する!」
『シャドール・ファルコン』(セット)DEF1400
「バトルよ!『アノマリリス』で『XX-セイバーソウザ』を攻撃!」
「くっ!」
幽々子&妖夢 LP8000→7800
「メインフェイズ2に入り、カードを1枚伏せて、『ベビー・マジシャン・ガール』を守備表示に変更して、ターンエンドよ!」
魔理沙&アリス 手札4
・モンスターゾーン
『エルシャドール・アノマリリス』ATK2700
『シャドール・ファルコン』(セット)DEF1400
『ベビー・マジシャン・ガール』DEF400
・魔法・罠ゾーン
伏せ3
「うふふ、私のターンね。ドロ~。私はマジックカード『幽合』を発動。自分フィールド・デッキ・墓地のモンスターを除外することでアンデット融合モンスターを融合召喚できる。私はデッキから『不知火の宮司』と『ネクロフェイス』を除外して融合する。誰にも見えない炎が妖の力併せて冥界に流れ着く。嘆きの川より現れ出でよ!融合召喚!レベル8『冥界龍 ドラゴネクロ』」
『冥界龍 ドラゴネクロ』ATK3000
あれ?『ドラゴネクロ』ってドラゴン族だった気がするんですが…って漫画版か。ならしょうがない(しょうがなくない)
「そして除外された『宮司』と『ネクロフェイス』の効果を発動。まずは『宮司』から、相手フィールドの表側表示のカードを1枚破壊する。破壊の対象は『アノマリリス』」
「くっ!でも、『アノマリリス』が墓地に送られたことにより墓地の『魂写しの同化』を手札に加えるわ!」
「そして『ネクロフェイス』の効果を発動♪お互いにデッキの上からカードを5枚除外する」
「……辛いわね」
「私は除外された『不知火の隠者』の効果を発動。除外されている『隠者』以外の『不知火』を特殊召喚できるわ。『不知火の鍛師』を特殊召喚」
『不知火の鍛師』DEF0
「更に『ユニゾンビ』を召喚」
『ユニゾンビ』ATK1300
「『ユニゾンビ』の効果も発動。手札の『ファラオの化身』を墓地に送り、『ユニゾンビ』自身のレベルを1つ上げる」
『ユニゾンビ』☆3→4
「私はレベル4の『鍛師』にレベル4となった『ユニゾンビ』をチューニング。シンクロ召喚!レベル8『
『
「このままバトルね。『Ω』で『ベビー・マジシャン・ガール』を攻撃」
「ちっ」
「『ウルベルム』でセット状態の『シャドール・ファルコン』を攻撃」
「リバースした『シャドール・ファルコン』の効果を発動するわ!墓地の『シャドール・ビースト』を裏守備表示で特殊召喚する!その後に『ファルコン』が破壊されて戦闘が終了するわ」
『シャドール・ビースト』(セット)DEF1700
「『ドラゴネクロ』で『ビースト』を攻撃!」
「リバースした『ビースト』の効果を発動!デッキからカードを2枚ドローし、1枚捨てる……私は『シャドール・ヘッジホッグ』を墓地に送る」
「『ドラゴネクロ』の効果を発動。『ドラゴネクロ』と戦闘を行った相手モンスターは破壊されない代わりに攻撃表示になって攻撃力を失い、その数値分の攻撃力を持った『ダークソウルトークン』を特殊召喚する♪」
『シャドール・ビースト』DEF1700→ATK2200→0
『ダークソウルトークン』ATK2200
「っ!墓地に送られた『シャドール・ヘッジホッグ』の効果でデッキの『シャドール・リザード』を手札に加えるわ!」
「バトルは続くわ。『ダークソウルトークン』で『シャドール・ビースト』を攻撃」
「永続罠『マジシャンズ・プロテクション』を発動!自分フィールドに魔法使い族モンスターが存在する限り、私たちが受ける全てのダメージを半分にできる!」
魔理沙&アリス LP8000→6900
「『ガトムズ』でダイレクトアタック」
魔理沙&アリス LP6900→3800
「ふーん、耐えしのいだわね。メインフェイズ2に入り、カードを1枚伏せてターンエンドよ」
幽々子&妖夢 手札2
・モンスターゾーン
『XX-セイバー ガトムズ』ATK3100
『冥界龍 ドラゴネクロ』ATK3000
『PSYフレームロード Ω』ATK2800
『X-セイバーウルベルム』ATK2200
『ダークソウルトークン』ATK2200
・魔法・罠ゾーン
伏せ1
「よっし、私のターンだぜ!ドロー!]」
「スタンバイフェイズ時に『Ω』の効果を発動。除外されている『馬頭鬼』を墓地に戻すわ」
「まあ、それはしょうがないぜ……罠カード『マジシャンズ・ナビゲート』を発動!手札の『ブラック・マジシャン』を特殊召喚!」
『ブラック・マジシャン』ATK2500
「更にデッキからレベル7以下の闇属性魔法使い族モンスターを特殊召喚できる!来い!『マジシャン・オブ・ブラック・イリュージョン』!」
『マジシャン・オブ・ブラック・イリュージョン』DEF2500
「レベル7モンスターが2体……来るか……!」
「私はレベル7の『ブラック・マジシャン』と『マジシャン・オブ・ブラック・イリュージョン』でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!ランク7!『幻想の黒魔導師』!」
『幻想の黒魔導師』ORU2 ATK2500
「ORUを1つ取り除き、『幻想の黒魔導師』の効果を発動!手札・デッキから魔法使い族通常モンスターを特殊召喚するぜ!デッキから現れよ!『ブラック・マジシャン』!」
『幻想の黒魔導師』ORU2→1
『ブラック・マジシャン』ATK2500
「バトルフェイズに…」
「メインフェイズ終了時に『Ω』の効果を発動!ランダムに貴女の手札1枚とこのカードを除外するわ」
「くっ!『聖なるバリア―ミラーフォース』が……まあいいさ。バトルフェイズ!『ブラック・マジシャン』で『ウルベルム』を攻撃!攻撃宣言時に『幻想の黒魔導師』の効果を発動!魔法使い族通常モンスターが攻撃する時、相手フィールドのカード1枚を除外する。対象は『ドラゴネクロ』だ!」
「む……」
「そのまま『ウルベルム』に『
幽々子&妖夢 LP8000→7700
「更に『幻想の黒魔導師』で『ダークソウルトークン』を攻撃!」
「っ」
幽々子&妖夢 LP7700→7400
「メインフェイズ2に入り、カードを伏せてターンエンドだぜ」
魔理沙&アリス 手札1
・モンスターゾーン
『幻想の黒魔導師』ORU1 ATK2500
『ブラック・マジシャン』ATK2500
・魔法・罠ゾーン
『マジシャンズ・プロテクション』
伏せ2
「私のターンだ、ドローする。スタンバイフェイズ時に『PSYフレームロード・Ω』フィールドに帰還し、このカードの効果で除外されていた『聖なるバリア―ミラーフォース』は手札に戻る」
「やっとか……えらく長く感じたぜ」
「また除外されるかもだけどね……」
「まぁ、その機会はもう少し後だ。まずはバトルに入る。『ガトムズ』で『幻想の黒魔導師』を攻撃する!」
「だが、永続罠『マジシャンズ・プロテクション』の効果でダメージは半分になる!」
魔理沙&アリス LP3800→3500
「『Ω』で『ブラック・マジシャン』を攻撃する!」
「これも『マジシャンズ・プロテクション』の効果でダメージは半分に……!」
魔理沙&アリス LP3500→3350
「メインフェイズ2に入り、モンスターとカードを1枚ずつ伏せて、これで手札は1枚だ。私は魔法カード『オーロラ・ドロー』を発動。手札がこのカードのみの場合、デッキからカードを2枚ドローする……私はこれでターンエンドだ」
セットモンスター DEF???
幽々子&妖夢 手札2
・モンスターゾーン
『XX-セイバー ガトムズ』ATK3100
『PSYフレームロード Ω』ATK2800
セットモンスター DEF???
・魔法・罠ゾーン
伏せ2
「私のターンね、ドロー!」
「スタンバイフェイズ時に『Ω』の効果で除外されている『冥界龍ドラゴネクロ』を墓地に戻す」
「じゃあ、まずは『トレード・イン』を発動!」
「『トレード・イン』だと?だが『シャドール』にレベル8のモンスターは……」
「確かに『シャドール』にはいないけれど、『私のデッキ』にはいるのよ!手札の『ギミックパ・ペット―ネクロ・ドール』を墓地に送り、2枚ドロー!」
「ぶっ!?ゲホッ!ゲホッ!しゃ、シャドールにギミパぺだと……!?ゴホゴホ!」
「だ、大丈夫嵯峨?お茶飲んでいる場合じゃないって言ったのはアンタなのにお茶飲んでいるのから助けないわよ?」
「ひ、ひどい……」
「そして『影衣融合』を発動!手札の『シャドール・リザード』とデッキの『ギミック・パペット―ボム・エッグ』で融合する!影の中の蜥蜴よ、爆発するからくりの影と交え、今こそ魔力の糸を束ね機械仕掛けの人形の歯車を起動せよ!融合召喚!レベル10!『エルシャドール・シェキナーガ』!」
『エルシャドール・シェキナーガ』ATK2600
「墓地に送られた『リザード』の効果で『ビースト』を墓地に送り、『ビースト』の効果で1枚ドロー!更に墓地の『ギミック・パペット―ボム・エッグ』を除外して、『ギミック・パペット―ネクロ・ドール』の効果を発動!このカードを特殊召喚する!」
『ギミック・パペット―ネクロ・ドール』DEF0
「更に『リサイクル・ジェネクス』を召喚」
『リサイクル・ジェネクス』ATK0
「私はレベル8の『ネクロ・ドール』にレベル1の『リサイクル・ジェネクス』をチューニング!心持たぬ機械たちよ、破滅へのクロニクルを再現せよ!シンクロ召喚!レベル9!『レアル・ジェネクス・クロキシアン』!」
『レアル・ジェネクス・クロキシアン』ATK2500
「『レアル・ジェネクス・クロキシアン』がシンクロ召喚に成功した時、相手フィールドの最もレベルが高いモンスターのコントロールを得るわ」
「何!?私の『ガトムズ』が……!」
『XX-セイバー ガトムズ』コントローラー 妖夢→アリス
「このままバトル!」
「待て!メインフェイズ終了時に『Ω』の効果を発動する!相手の手札とこのカードを次の自分のスタンバイフェイズ時まで除外する!」
「……除外されたのは『ギミック・ボックス』ね。まぁ、いいでしょう。バトルフェイズで『レアル・ジェネクス・クロキシアン』でセットモンスターを攻撃」
「セットモンスターは『X―セイバー パシウル』!このモンスターは戦闘では破壊されない!」
「くっ……中々固いわね……私はこれでターンエンド」
魔理沙&アリス 手札6
・モンスターゾーン
『レアル・ジェネクス・クロキシアン』ATK2500
『エルシャドール・シェキナーガ』ATK2600
『XX-セイバー ガトムズ』ATK3100
・魔法・罠ゾーン
『マジシャンズ・プロテクション』
伏せ2
「私のターン、ドロ~。スタンバイフェイズ時に『Ω』はフィールドに、貴女の『ギミック・ボックス』は手札に戻るわ。う~ん、まずは墓地の『馬頭鬼』の効果を発動~。墓地のこのカードを除外して墓地のアンデットモンスターを蘇生するわ~」
『ファラオの化身』DEF600
「レベル3の『ファラオの化身』にレベル2の『パシウル』をチューニング!シンクロ召喚!レベル5!『TGハイパー・ライブラリアン』!」
『TGハイパー・ライブラリアン』ATK2400
「シンクロ召喚の素材として墓地に送られた『ファラオの化身』の効果を発動するわ~。墓地のレベル4以下のアンデットモンスターを蘇生するわ~」
『ユニゾンビ』ATK1300
「『ユニゾンビ』の効果を発動してもいいんだけど~。貴女のフィールドにいる『シェキナーガ』にはフィールドの特殊召喚されたモンスター効果の発動を無効にして破壊できる効果があったわね。じゃあ、速攻魔法『融合解除』を発動!『シェキナーガ』をエクストラデッキに戻しなさい」
「くっ!」
「これで安心して『ユニゾンビ』の効果を発動~。手札の『紋章獣レオ』を墓地に送り、『ユニゾンビ』自身のレベルを1つ上げる」
『ユニゾンビ』☆3→4
「更に墓地に送られた『紋章獣レオ』の効果で、デッキから『レオ』以外の『紋章獣』モンスターをサーチするわ~。『紋章獣アバコーンウェイ』をサーチし、召喚」
『紋章獣アバコーンウェイ』ATK1800
「私はレベル4の『アバコーンウェイ』にレベル4となった『ユニゾンビ』をチューニング!シンクロ召喚!レベル8!『ゼラの天使』!」
『ゼラの天使』ATK2800
「『ハイパーライブラリアン』の効果で1枚ドローして、『ゼラの天使』の攻撃力は相手の除外されているカード1枚につき、100ポイントアップ。貴女の除外されているカードは全部で6枚だから600ポイントアップね」
『ゼラの天使』ATK2800→3400
「じゃあ、1000ポイントのライフコストを払い、『
幽々子&妖夢 LP7400→6400
「レベル5以下の融合モンスターを融合召喚扱いで特殊召喚するわ~。じゃあ、『サウザンドアイズ・サクリファイス』を融合召喚」
『サウザンドアイズ・サクリファイス』ATK0
「『サウザンドアイズ・サクリファイス』の効果で相手モンスターをこのカードの装備カードにする!一度奪われた『ガトムズ』を装備するわ~。そしてそのモンスターの攻撃力分、このカードの攻撃力はアップするけど『簡易融合』の効果で攻撃できず、このターンのエンドフェイズ時に破壊されるわ」
『サウザンドアイズ・サクリファイス』ATK0→3100
「じゃあ、妖夢がさっき使っていたけれど……私も手札のカードがこの『オーロラ・ドロー』のみの場合に発動することができて、デッキから2枚ドローするわ~。じゃあ、バトル。『ゼラの天使』で『レアル・ジェネクス・クロキシアン』を攻撃」
「くっ!」
「やばいぜ……」
魔理沙&アリス LP3350→2450
「『ハイパーライブラリアン』でダイレクトアタック!」
魔理沙&アリス LP2450→50
「大ピンチってやつだぜ……」
「そうには見えないけれど?……私はこれでターンエンド。この時、『簡易融合』の効果で融合召喚した『サウザンドアイズ・サクリファイス』は破壊されるわ~」
幽々子&妖夢 手札2
・モンスターゾーン
『ゼラの天使』ATK3400
『ハイパーライブラリアン』ATK2400
・魔法・罠ゾーン
伏せ2
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26.「第七回戦!魔の戦い 下」
魔理沙&アリス LP50
手札6(アリス)手札1(魔理沙)
・モンスターゾーン
なし
・魔法・罠ゾーン
『マジシャンズ・プロテクション』
伏せ2
幽々子&妖夢 LP6400
手札2(幽々子)手札2(妖夢)
・モンスターゾーン
『ゼラの天使』ATK3400
『ハイパーライブラリアン』ATK2400
・魔法・罠ゾーン
伏せ2
「私のターン、ドローするぜ!」
「このスタンバイフェイズ時に『Ω』の効果で除外されている『馬頭鬼』を墓地に戻すわ」
「……私は伏せていた『ブラスティング・ヴェイン』を発動!自分フィールドの伏せカードをコストとして破壊して、2枚ドローさせてもらうぜ!更に破壊された『マーシャリング・フィールド』の効果を発動!デッキから『
『召喚僧サモンプリースト』ATK800→DEF1600
「更に『サモンプリースト』の効果で手札に加えた『
『チョコ・マジシャン・ガール』ATK1600
「『チョコ・マジシャン・ガール』の効果を発動!手札の『ブラック・マジシャン・ガール』を墓地に送り、1枚ドロー!よし行くぜ!私はレベル4の『召喚僧サモンプリースト』と『チョコ・マジシャン・ガール』でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!現れよ!『No.39希望皇ホープ』!」
『No.39 希望皇ホープ』ORU2 ATK2500
「更に『RUM―ヌメロン・フォース』を発動!私のフィールドに存在する『No.』をカオス化させ、新たなエクシーズモンスターへとランクアップさせる!私は『No.39希望皇ホープ』1体でオーバーレイネットワークを再構築!カオスエクシーズチェンジ!現れよCNo.39!未来に輝く光が、明日へと続く希望となる!『希望皇ホープレイ・ヴィクトリー』!」
『CNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリー』CORU3 ATK2800
「更に『ヌメロン・フォース』の更なる効果により、『ホープレイ・ヴィクトリー』以外の表側表示のカード効果を無効になる!」
『ゼラの天使』ATK3400→2800
「何だと!?『ゼラの天使』の攻撃力が……」
「まだ終わりじゃないぜ!私は『クリティウスの牙』を手札から発動!現れよ!伝説の龍『クリティウス』!」
魔理沙が発動したカードから一匹の龍の頭が現れ、そしてカードの中から全身が出てくる。
「魔法カードが……ドラゴンになっただと!?」
「こいつは元々ドラゴンだぜ。そして『クリティウスの牙』の効果により、手札の罠カード『聖なるバリア―ミラーフォース』を融合させる!」
「何!?罠カードを融合させる魔法カードだと!?」
「私のデュエルはお前の常識を超越するんだぜ!出でよ!『ミラーフォース・ドラゴン』!」
『ミラーフォース・ドラゴン』ATK2800
「バトル!『希望皇ホープレイ・ヴィクトリー』で『ゼラの天使』を攻撃!」
「でも、攻撃力は互角……相打ち狙いかしら?」
「へへっ!『ホープレイ・ヴィクトリー』のモンスター効果を発動!このカードの
『CNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリー』CORU3→2 ATK2800→5600
「攻撃力5600……っ!」
幽々子&妖夢 LP6400→3600
「更に『ミラーフォース・ドラゴン』で『ハイパーライブラリアン』を攻撃!『ミラー・バースト』!」
「くっ!」
幽々子&妖夢 LP3600→3200
「メインフェイズ2でカードを1枚伏せて、ターンエンドだぜ!」
魔理沙&アリス 手札0
・モンスターゾーン
『CNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリー』CORU2 ATK2800
『ミラーフォース・ドラゴン』ATK2800
・魔法・罠ゾーン
『マジシャンズ・プロテクション』
伏せ1
「私のターン、ドロー!自分フィールドにモンスターが存在せず、私の墓地に『X―セイバー』モンスターが2体以上存在する場合にこのカードは手札から特殊召喚できる!来い!『XX―セイバー ガルドストライク』!」
『XX―セイバー ガルドストライク』ATK2100
「更に自分フィールドに『X―セイバー』モンスターが存在するので、罠カード『ガトムズの緊急指令』を発動!お互いの墓地から『X―セイバー』モンスターを2体特殊召喚する!甦れ!『XX―セイバー ガトムズ』!『X―セイバー ソウザ』!」
『XX―セイバー ガトムズ』ATK3100
『X―セイバー ソウザ』ATK2500
「まだまだ行くぞ!私は手札から魔法カード『戦士の生還』を発動!墓地の戦士族モンスターである『XX―セイバー フォルトロール』を手札に加える!そして、『フォルトロール』を特殊召喚!」
『XX―セイバー フォルトロール』ATK2400
「そして私は魔法カード『セイバー・スラッシュ』を発動!表側攻撃表示の『X―セイバー』モンスターの数だけ表側表示のカードを破壊する!」
「な、なんだってーー!?でも『ミラーフォース・ドラゴン』は自分のモンスターが攻撃・効果対象となった時、相手フィールドのカードを全て破壊する効果が……」
「無駄だ!『セイバー・スラッシュ』の効果は対象を取らない!」
「くっ!」
「よって、『ミラーフォース・ドラゴン』と『CNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリー』と『マジシャンズ・プロテクション』を破壊する!」
「やりやがるぜ……!だが、フィールドから墓地に送られた『マジシャンズ・プロテクション』の効果発動!私の墓地の魔法使い族モンスターを1体を特殊召喚できる!出でよ!『ブラック・マジシャン』!」
『ブラック・マジシャン』DEF2100
「『フォルトロール』の効果を発動!墓地の『XX―セイバー ボガーナイト』を特殊召喚!」
『XX―セイバー ボガーナイト』ATK1900
「バトル!『ソウザ』で『ブラック・マジシャン』を攻撃!」
「くっ!」
「これで終わりだ!『ガトムズ』でダイレクトアタック!」
「速攻魔法発動!『コマンド・サイレンサー』!バトルフェイズを無効にして、1枚ドローするぜ!」
「耐えきったか……私はこれでターンエンド!」
幽々子&妖夢 手札0
・モンスターゾーン
『XX―セイバー ガトムズ』ATK3100
『X―セイバー ソウザ』ATK2500
『XX―セイバー フォルトロール』ATK2400
『XX―セイバー ボガーナイト』ATK1900
・魔法・罠ゾーン
伏せ1
「私のターン、ドロー!まずは『影衣融合』を発動!デッキから『シャドール・ヘッジホッグ』と『ギミック・パペット―ギア・チェンジャー』で融合!影の中の針鼠よ、波長を変える歯車の影と交え、今こそ魔力の糸を束ね機械仕掛けの人形の歯車を起動せよ!融合召喚!レベル10!『エルシャドール・シェキナーガ』!」
『エルシャドール・シェキナーガ』ATK2600
「『ヘッジホッグ』の効果で『シャドール・ハウンド』を手札に加えるわ!更に墓地の『ギミック・パペット―ネクロ・ドール』の効果を発動!墓地の『ギア・チェンジャー』を除外して、自身を特殊召喚するわ!」
『ギミック・パペット―ネクロ・ドール』DEF0
「更に攻撃力1500以下のモンスターが自分フィールドに特殊召喚されたので手札から速攻魔法『地獄の暴走召喚』を発動!デッキから更に2体の『ネクロ・ドール』を特殊召喚!」
『ギミック・パペット―ネクロ・ドール』ATK0
『ギミック・パペット―ネクロ・ドール』ATK0
「その効果は私のフィールドのモンスターにも影響を及ぼす……私はデッキから『ボガーナイト』を守備表示で特殊召喚!」
『XX―セイバー ボガーナイト』DEF1000
「私はレベル8の『ネクロ・ドール』2体でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!出でよ!No.15!地獄からの使者、運命の糸を操る人形…『ギミック・パペット―ジャイアントキラー』!」
『No.15 ギミック・パペット―ジャイアントキラー』ORU2 ATK1500
「『ジャイアントキラー』……ランク5以上のエクシーズモンスターが特殊召喚に成功した時、墓地の『RUM―アージェント・カオス・フォース』の効果を発動!デュエル中に1度だけこの効果で手札に戻すことができる。さらに、『ジャイアントキラー』のORUを1つ取り除き、効果を発動!特殊召喚された相手モンスター1体を破壊する!対象は守備表示の『XX―セイバー ボガーナイト』!『ディストラクション・キャノン』!」
『No.15 ギミック・パペット―ジャイアントキラー』ORU2→1
「ちぃ……」
「この効果は1ターンに2度使える!私は残るもう1つのORUを取り除き、効果を発動!対象は『X―セイバー ソウザ』!」
『No.15 ギミック・パペット―ジャイアントキラー』ORU1→0
「2体も処理された……!」
「まだまだこれからよ!私は『RUM―アージェント・カオス・フォース』を発動!このカードはランク5以上のエクシーズモンスターをカオス化させ、新たなエクシーズモンスターへとランクアップさせるわ!私は『ギミック・パペット―ジャイアントキラー』を1体でオーバーレイ!1体のモンスターでオーバーレイネットワークを再構築!現れろ、CNo.15!人類の英知の結晶が、運命の糸を断ち切る使者を呼ぶ!『ギミック・パペット―シリアルキラー』!」
『CNo.15 ギミック・パペット―シリアルキラー』CORU1 ATK2500
「この瞬間、リバースカードオープン!速攻魔法『終焉の地』!相手モンスターが特殊召喚に成功した時、デッキからフィールド魔法を発動する!『Fairy Tale序章 旅立ちの暁光』を発動!」
「『シリアルキラー』のCORUを1つ取り除き、効果を発動!相手フィールドのカード1枚を破壊して、それがモンスターカードだった場合、そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える!対象は『XX―セイバー ガトムズ』!『エクスターミネーション・スラッシャー』!」
『CNo.15ギミック・パペット―シリアルキラー』CORU1→0
「『ガトムズ』!……くっ!きゃあ!」
幽々子&妖夢 LP3600→500
「バトル!『シリアルキラー』で『ボガーナイト』を攻撃!『ジェノサイド・ガトリング・バースト』!」
「この瞬間、フィールド魔法『Fairy Tale序章 旅立ちの暁光』の効果で戦闘ダメージを半分にする!」
幽々子&妖夢 LP500→200
「『エルシャドール・シェキナーガ』で『フォルトロール』を攻撃!」
「同じく『Fairy Tale序章 旅立ちの暁光』の効果で戦闘ダメージを半分にする!」
幽々子&妖夢 LP200→100
「メインフェイズ2でカードを3枚伏せて、ターンエンド」
魔理沙&アリス 手札3
・モンスターゾーン
『エルシャドール・シェキナーガ』ATK2600
『CNo.15ギミック・パペット―シリアルキラー』CORU0 ATK2500
『ギミック・パペット―ネクロ・ドール』DEF0
・魔法・罠ゾーン
伏せ3
「私のターン、ドロ~。このスタンバイフェイズ時に『Fairy Tale序章 旅立ちの暁光』の効果を発動!このカードをデッキに戻し、デッキから『Fairy Tale第二章 暴怒の太陽』を発動する!このカードが存在する限り、戦闘ダメージは倍になる……」
「それはまずいぜ……」
「ふふ、速攻魔法『トラップ・ブースター』を発動~。手札の『馬頭鬼』を墓地に送り、このターン、私は手札の罠カードを1枚発動できるわ。手札から罠カードを発動。『百鬼夜行』。墓地のアンデット族モンスターを可能な限り特殊召喚するわ……甦れ、『ユニゾンビ』、『ファラオの化身』、『不知火の鍛師』、2体の『馬頭鬼』!」
『ユニゾンビ』ATK1300
『ファラオの化身』ATK400
『不知火の鍛師』ATK1000
『馬頭鬼』ATK1600
『馬頭鬼』ATK1600
「私はレベル4の『馬頭鬼』にレベル3の『ユニゾンビ』をチューニング……シンクロ召喚。レベル7!『妖精竜 エンシェント』!」
『妖精竜 エンシェント』DEF3000
「『妖精竜 エンシェント』の効果を発動~。自分フィールドにフィールド魔法が存在する場合、攻撃表示モンスター1体を破壊できるわ~。対象は『シェキナーガ』」
「『シェキナーガ』の効果を発動!特殊召喚されたモンスターの効果の発動を無効にして破壊する!その後、手札の『シャドール・ハウンド』を墓地に送る!」
「墓地の『馬頭鬼』を除外して効果発動~。墓地の『ユニゾンビ』を特殊召喚するわ~」
『ユニゾンビ』ATK1300
「レベル4の『馬頭鬼』にレベル3の『ユニゾンビ』をチューニング……シンクロ召喚。レベル7!『月華竜 ブラックローズ』!」
『月華竜 ブラックローズ』ATK2400
「『ブラックローズ』の効果により、『エルシャドール・シェキナーガ』を相手の手札に戻させるわ」
「やられた……!」
「さらに墓地の『馬頭鬼』の効果を発動。このカードを除外して、墓地の『ユニゾンビ』を特殊召喚するわ~」
『ユニゾンビ』ATK1300
「私はレベル4の『不知火の鍛師』とレベル3『ファラオの化身』にレベル3の『ユニゾンビ』をチューニング……シンクロ召喚!レベル10!『炎神―不知火』!」
『炎神―不知火』ATK3500
「シンクロ素材となった『ファラオの化身』の効果で墓地の『ユニゾンビ』を特殊召喚!」
『ユニゾンビ』ATK1300
「バトル!『炎神―不知火』で『シリアルキラー』を攻撃!フィールド魔法『Fairy Tale第二章 暴怒の太陽』の効果で戦闘ダメージは2倍よ!」
「なら好都合よ!永続罠『ギミック・ボックス』!戦闘ダメージを0にする!さらに、この効果で消した戦闘ダメージと同じ攻撃力を持つモンスターとして特殊召喚されるわ!」
『ギミック・ボックス』DEF0
「まぁ、出せても攻撃力2000だがな……」
「じゃあ、『ユニゾンビ』で『ギミック・ボックス』を攻撃!『月華竜 ブラックローズ』で『ネクロ・ドール』を攻撃するわ!」
「盤面が空っぽに……」
「……私はこれでターンエンド」
幽々子&妖夢 手札0
・モンスターゾーン
『炎神―不知火』ATK3500
『月華竜 ブラックローズ』ATK2400
『ユニゾンビ』ATK1300
・魔法・罠ゾーン
なし
・フィールド魔法
『Fairy Tale第二章 暴怒の太陽』
「私のターン、ドロー!墓地の『ネクロ・ドール』の効果を発動!墓地の『ジャイアントキラー』を除外して、特殊召喚!」
『ギミック・パペット―ネクロ・ドール』DEF0
「『月華竜 ブラックローズ』の効果で相手がレベル5以上のモンスターを特殊召喚に成功したので相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを持ち主の手札に戻す。『ネクロ・ドール』を手札に戻しなさい」
「まあいいさ。私はライフを半分払って『黒魔術のカーテン』を発動するぜ!デッキから私のエースモンスター『ブラック・マジシャン』を特殊召喚する!」
魔理沙&アリス LP50→25
『ブラック・マジシャン』ATK2500
「バトル!『ブラック・マジシャン』で『炎神―不知火』を攻撃!」
「攻撃力2500で攻撃力3500の『炎神―不知火』を攻撃するですって!?」
「やっぱり、相手のエースを潰さないと勝利とは言えないんだぜ!私は手札から速攻魔法『九十九スラッシュ』を発動!お互いのライフが100以下の時、お互いのライフの差×100ポイント!『ブラック・マジシャン』の攻撃力をアップさせるんだぜ!」
「私たちのライフポイントの差は……75!」
「よって、7500ポイント攻撃力がアップ!『ブラック・マジシャン』の攻撃力は……」
『ブラック・マジシャン』ATK2500→10000
「攻撃力……10000!?」
「これで終わりだぜ!やれ!『ブラック・マジシャン』!『
「きゃああ!」
幽々子&妖夢 LP100→0
winner 魔理沙&アリス
新年は1月14日に投稿なので、今言います。
ハッピーニューイヤー!
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27.「第八回戦!天と地獄!上」
『さぁー!ついに第七回戦!豊聡耳 神子&秦 こころチームヘカーティア・ラピスラズリVS&クラウンピースチームのデュエルだぁーー!!』
『『『『『(ノ・ω・)ノウオオオォォォーオォォォオオオ!!』』』』』
「ふふっ、まさか地獄の人と戦うことになるとは思いませんでした……」
「この大会は謂わば、前回の異変のリベンジよ。ま、気紛れだけどね」
「私も気紛れ。でも、負ける気はない」
「きゃはは!おもしろいね~!楽しくいこう!」
「「さぁ!」」
「「「「デュエル!」」」」
ターン順
神子→ヘカーティア→こころ→クラウンピース(以下ループ
「では、私のターンから行くぞ!私は魔法カード『召集の聖刻印』を発動!デッキから『聖刻』モンスターを手札に加えることができる!私が手札に加えるのは『聖刻龍―アセトドラゴン』!このカードはレベル5モンスターだが、元々の攻撃力を1000ポイントにすることで妥協召喚できる!」
『聖刻龍―アセトドラゴン』ATK1900→1000
「更に『アセトドラゴン』をリリースして、手札から『聖刻龍―シユウドラゴン』を特殊召喚する!」
『聖刻龍―シユウドラゴン』ATK2200
「更にリリースされた『アセトドラゴン』のモンスター効果を発動!手札・デッキ・墓地からドラゴン族通常モンスターを攻撃力・守備力を0にして特殊召喚する!来い!『ラブラドライドラゴン』!」
『ラブラドライドラゴン』DEF2400→0
「レベル6モンスターが2体か……」
「ううん。『ラブラドライドラゴン』はチューナーモンスター」
「うっそ!?じゃあ、レベル12のシンクロモンスターってこと!?そんなのいるの!?」
「いるに決まっているだろう……常に進化するこの世界ならな!私はレベル6の『シユウドラゴン』とレベル6のチューナーモンスター『ラブラドライドラゴン』を墓地に送ってシンクロ召喚!混沌の次元より沸き出でし力の源!原点にして全ての頂点!この
『アルティマヤ・ツィオルキン』DEF0
「カードを1枚伏せて、『アルティマヤ・ツィオルキン』の効果を発動!自分がカードをセットした時に発動できて、エクストラデッキからレベル7か8のドラゴン族シンクロモンスターか『パワーツール』シンクロモンスターを特殊召喚できる!来い!『ライトエンド・ドラゴン』!」
『ライトエンド・ドラゴン』ATK2600
「これでターンエンドだ!」
神子&こころ 手札2
・モンスターゾーン
『アルティマヤ・ツィオルキン』DEF0
『ライトエンド・ドラゴン』ATK2600
・魔法・罠ゾーン
伏せ1
「ふむ、私のターンか……ドロー!私は手札から永続魔法『魔神王の契約書』を発動。このカードの効果により、私は1ターンに1度、『融合』のカードを必要とせず、自分の手札・フィールドから悪魔族融合モンスターの融合素材を墓地に送って、融合召喚できる。私は手札の『DDケルベルス』と『DDリリス』で融合!牙むく地獄の番犬よ! 闇夜にいざなう妖婦よ! 冥府に渦巻く光の中で、今ひとつとなりて新たな王を生み出さん! 融合召喚! 生誕せよ、『DDD烈火王テムジン』!」
『DDD烈火王テムジン』ATK2000
「まだまだ行くぞ。『地獄門の契約書』を発動。このカードは1ターンに1度、デッキから『DD』モンスターを手札に加える。私が手札に加えるのは『DDナイト・ハウリング』だ。そして、『DDナイト・ハウリング』を召喚」
『DDナイト・ハウリング』ATK300
「『ナイト・ハウリング』が召喚に成功した時、墓地の『DD』モンスターを攻撃力・守備力を0にして、特殊召喚する。蘇れ、『DDリリス』」
『DDリリス』DEF2100→0
「この効果を使用したターン、私は悪魔族モンスターしか特殊召喚できないが、関係ないな。私はレベル4の『DDリリス』にレベル3の『DDナイト・ハウリング』をチューニング!闇を切り裂く咆哮よ、疾風の速さを得て新たな王の産声となれ! シンクロ召喚! 生誕せよ、レベル7!『DDD疾風王アレクサンダー』!」
『DDD疾風王アレクサンダー』ATK2500
「この瞬間、『DDD烈火王テムジン』の効果を発動。自分フィールドに『DD』モンスターが特殊召喚に成功した時、墓地の『DD』モンスターを特殊召喚する。蘇れ、『DDリリス』」
『DDリリス』DEF2100
「更に『DDD疾風王アレクサンダー』のモンスター効果を発動!自分フィールドに『DD』モンスターが召喚・特殊召喚に成功した時、墓地のレベル4以下の『DD』モンスターを特殊召喚する!蘇れ、『DDケルベロス』!」
『DDケルベロス』1800
「私はレベル4の『DDリリス』と『DDケルベロス』でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!この世の全てを統べるため、今 世界の頂に降臨せよ! エクシーズ召喚! 生誕せよ、ランク4!『DDD怒濤王シーザー』!」
『DDD怒涛王シーザー』ORU2 ATK2400
「更に『戦神との不正契約書』を発動。このカードの効果により、『DDD疾風王アレクサンダー』の攻撃力を1000ポイントアップさせ、『ライトエンド・ドラゴン』の攻撃力を1000ポイント下げる!」
「何!」
『DDD疾風王アレクサンダー』ATK2500→3500
『ライトエンド・ドラゴン』ATK2600→1600
「バトルに移行する」
「私の『アルティマヤ・ツィオルキン』は自分フィールドに他のシンクロモンスターが存在する場合、相手はこのカードを攻撃・効果の対象にすることはできないぞ!」
「ならば、私は『DDD疾風王アレクサンダー』で『ライトエンド・ドラゴン』を攻撃!」
「『ライトエンド・ドラゴン』の効果を発動!このカードの攻撃力・守備力を500ポイント下げることで、バトルする相手モンスターの攻撃力を1500ポイント下げる!」
『ライトエンド・ドラゴン』ATK1600→1100
『DDD疾風王アレクサンダー』ATK3500→2000
「ダメージを減らされるが、受けてもらうぞ」
「くっ!」
神子&こころ LP8000→7100
「そして『DDD烈火王テムジン』で『アルティマヤ・ツィオルキン』を……」
「待て!そう簡単には倒させんよ!トラップ発動!『シャドー・インパルス』!戦闘破壊されたシンクロモンスターと同じレベル・種族を持ち、カード名が異なるシンクロモンスターをエクストラデッキから特殊召喚する!出でよ!『ダークエンド・ドラゴン』!」
『ダークエンド・ドラゴン』ATK2600
「攻撃力2600のモンスターか……この2体では倒せないな……バトルフェイズを終了する。この時、『戦神との不正契約書』の効果が終了し、『アレクサンダー』の攻撃力は1000ポイント下がる。私はメインフェイズ2に入り、カードを1枚伏せて、ターンエンドだ」
『DDD疾風王アレクサンダー』ATK3500→2500
ヘカーティア&クラウンピース 手札0
・モンスターゾーン
『DDD烈火王テムジン』ATK2000
『DDD疾風王アレクサンダー』ATK2500
『DDD怒涛王シーザー』ORU2 ATK2400
・魔法・罠ゾーン
『地獄門の契約書』
『魔神王の契約書』
『戦神との不正契約書』
伏せ1
「む、私のターン……ドロー。私は『魔界発現世行きデスガイド』を召喚」
『魔界発現世行きデスガイド』ATK1000
「『デスガイド』が召喚に成功した時、デッキ・手札からレベル3・闇属性・悪魔族モンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚されたモンスターはシンクロモンスターのシンクロ素材にできない。デッキから『魔犬オクトロス』を特殊召喚するぞ」
『魔犬オクトロス』ATK800
「更に『トランスターン』を発動。『魔犬オクトロス』を墓地に送って、デッキからレベルが1つ高い同じ種族・属性のモンスターを特殊召喚する。来い、『仮面呪術師カースド・ギュラ』」
『仮面呪術師カースド・ギュラ』ATK1500
「フィールドから墓地に送られた『オクトロス』の効果でデッキからレベル8・闇属性・悪魔族モンスターを手札に加えるぞ。私が手札に加えるのは『仮面魔獣デス・ガーディウス』……そしてこのモンスターは『仮面呪術師カースド・ギュラ』を含めるモンスター2体をリリースすることでこのカードを特殊召喚できる」
『仮面魔獣デス・ガーディウス』ATK3300
「攻撃力3300か……」
「それはただの飾り。私は魔法カード『アドバンスドロー』を発動。自分フィールドのレベル8以上のモンスターをリリースして2枚ドローする。私は『デス・ガーディウス』をリリース……」
「一体何をしようっていうのかしら?」
「フィールドから墓地に送られた『デス・ガーディウス』はデッキから装備魔法『遺言の仮面』を発動させる。『遺言の仮面』は相手モンスターに装備でき、装備モンスターのコントロールを得る。対象は『DDD疾風王アレクサンダー』」
「ほぉ……」
『DDD疾風王アレクサンダー』コントローラー ヘカーティア→こころ
「レベル8以上のモンスターが墓地に送られたターンなので、速攻魔法『デーモンとの駆け引き』を発動。デッキから『バーサーク・デッド・ドラゴン』を特殊召喚」
『バーサーク・デッド・ドラゴン』ATK3500
「攻撃力3500か……仕方あるまい。私は『戦神との不正契約書』を発動。『DDD烈火王テムジン』の攻撃力を1000ポイントアップさせ、『バーサーク・デッド・ドラゴン』の攻撃力を1000ポイント下げる」
『DDD烈火王テムジン』ATK2000→3000
『バーサーク・デッド・ドラゴン』ATK3500→2500
「バトル。『バーサーク・デッド・ドラゴン』で『DDD烈火王テムジン』を攻撃」
「この瞬間、『DDD怒涛王シーザー』のORUを1つ取り除く効果と、トラップカード『
『DDD怒涛王シーザー』ORU2→1
ヘカーティア&クラウンピース LP8000→11000
「更に破壊した枚数だけデッキからカードをドローする」
「……攻撃続行」
ヘカーティア&クラウンピース LP11000→10500
「『DDD烈火王テムジン』が戦闘・効果で破壊されたので効果発動。これにより、墓地の『契約書』カードを手札に戻すことができる。私が戻すのは『地獄門の契約書』だ」
「『バーサーク・デッド・ドラゴン』は相手モンスター全てを攻撃できる……よって、『バーサーク・デッド・ドラゴン』で『DDD怒涛王シーザー』を攻撃」
ヘカーティア&クラウンピース LP10500→10400
「『DDD怒涛王シーザー』が戦闘・効果で破壊されたので効果発動。これにより、デッキの『契約書』カードを手札に加えることができる。私が手札に加えるのは『闇魔界の契約書』だ」
「『DDD疾風王アレクサンダー』でダイレクトアタック」
ヘカーティア&クラウンピース LP10400→7900
「『ダークエンド・ドラゴン』でダイレクトアタック」
ヘカーティア&クラウンピース LP7900→5300
「バトルフェイズ終了、メインフェイズ2に」
「待った。『DDD怒涛王シーザー』の効果でこのターンを破壊されたモンスターをバトルフェイズ終了時に全てフィールドに特殊召喚する」
「!?」
『DDD怒涛王シーザー』ORU0 ATK2400
『DDD烈火王テムジン』ATK2000
「……カードを3枚伏せて、ターンエンド。自分のエンドフェイズ毎に『バーサーク・デッド・ドラゴン』の攻撃力を500ポイントは下がる」
『バーサーク・デッド・ドラゴン』ATK2500→3500→3000
神子&こころ 手札2
・モンスターゾーン
『アルティマヤ・ツィオルキン』DEF0
『バーサーク・デッド・ドラゴン』ATK3000
『DDD疾風王アレクサンダー』ATK2500
『ダークエンド・ドラゴン』ATK2600
・魔法・罠ゾーン
『遺言の仮面』(『DDD疾風王アレクサンダー』装備)
伏せ3
「あたいのターン!ドロー!このスタンバイフェイズ時に『DDD怒涛王シーザー』の効果で復活したモンスターの数×1000ポイントのダメージを受けるよ!」
ヘカーティア&クラウンピース LP5300→3300
「早速気を取り直して、あたいはマジックカード『マジカル・ペンデュラム・ボックス』を発動!デッキからカードを2枚ドローして、その中からペンデュラムカード以外を墓地に送る!ドロー!あたいがドローしたのは『
青スケールなし→2
PENDULUM
赤スケールなし→6
「これでレベル3から5までのモンスターが同時に召喚可能!揺れろ!魂のペンデュラム!もっと狂った軌道を描いて荒れろ!ペンデュラム召喚!来なさ~い!あたいのモンスターたち!『Emウィンド・サッカー』!『Emトリック・クラウン』!『Emスティルツ・シューター』」
『Emウィンド・サッカー』ATK2100
『Emトリック・クラウン』ATK1600
『Emスティルツ・シューター』ATK2200
「まず、ペンデュラムゾーンの『ボーナス・ディーラー』のペンデュラム効果発動!自分がペンデュラム召喚で手札から3体以上『Em』をペンデュラム召喚したので、デッキからカードを2枚ドロー!更に!『ウィンド・サッカー』が特殊召喚に成功した時、子レベルを1つ下げることができる!」
『Emウィンド・サッカー』☆5→4
「レベル4となった『ウィンド・サッカー』と『トリック・クラウン』でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!ランク4『Emトラピーズ・マジシャン』!」
『Emトラピーズ・マジシャン』ORU2 ATK2500
「このカードがいる限り、あたいとご主人様はこのカードの攻撃力以下のダメージを受けない!更に『トラピーズ・マジシャン』のORUを1つ取り除き、効果を発動!『トラピーズ・マジシャン』を2回攻撃にする!そして、墓地に送られた『トリック・クラウン』のモンスター効果で自身の攻撃力・守備力を0にして特殊召喚!」
『Emトラピーズ・マジシャン』ORU2→1
『Emトリック・クラウン』DEF1200→0
「その後、あたいは1000ポイントのダメージを受けるんだけど、『トラピーズ・マジシャン』の効果でそのダメージは受け付けない!更に装備魔法『ワンショット・ワンド』を『トラピーズ・マジシャン』に装備!攻撃力を800ポイントアップさせるよ!」
『トラピーズ・マジシャン』ATK2500→3300
「攻撃力3300……」
「バトル!『トラピーズ・マジシャン』で『バーサーク・デッド・ドラゴン』を攻撃!」
神子&こころ LP7100→6800
「まだまだお楽しみはこれからだよ!『トラピーズ・マジシャン』で『ダークエンド・ドラゴン』を攻撃!」
神子&こころ LP6800→6100
「この瞬間!『ワンショット・ワンド』の効果発動!戦闘で相手モンスターを破壊した時、このカードを破壊して1枚ドローする!」
『Emトラピーズ・マジシャン』ATK3300→2500
「来た!速攻魔法『妨害電波』!シンクロモンスターが攻撃表示で存在する場合、シンクロモンスターを全て守備表示にして、このターンのエンドフェイズ時にシンクロモンスター全てをエクストラデッキに戻す!」
「なんだと!?」
『DDD疾風王アレクサンダー』ATK2500→DEF2000
「あたいはカードを1枚伏せて、ターンエンド!これで『妨害電波』の効果でそっちのフィールドの『疾風王アレクサンダー』と『アルティマヤ・ツィオルキン』はエクストラデッキに戻る」
ヘカーティア&クラウンピース 手札2
・モンスターゾーン
『Emトラピーズ・マジシャン』ORU1 ATK2500
『Emスティルツ・シューター』ATK2200
『Emトリック・クラウン』DEF0
『DDD烈火王テムジン』ATK2000
『DDD怒涛王シーザー』ORU0 ATK2400
・魔法・罠ゾーン
伏せ1
・ペンデュラムゾーン
『Emボーナス・ディーラー』スケール2
『Emファイヤー・ダンサー』スケール6
「中々やるな!だが、こちらも負けてはいられん!私のターン!ドロー!私は速攻魔法カード『竜呼相打つ』を発動!デッキから『竜剣士ラスター
「え~。じゃあ、左!」
「こっちか……『竜剣士ラスターP』だ!ならば、このカードをペンデュラムスケールにセッティング!
赤スケールなし→5
「そして魔法カード『苦渋の決断』を発動!デッキからレベル4以下の通常モンスターを墓地に送り、同名モンスターをデッキから手札に加える!私が手札に加えるのは『竜剣士マスター
青スケールなし→3
PENDULUM
赤スケール5
「これでそっちはレベル4のモンスターを同時に召喚できるわけか……」
「ふふ、まだペンデュラム召喚に必要なモンスターがいないのでな。そのための準備をさせてもらう。私は『マスターP』のペンデュラム効果を発動!別のペンデュラムゾーンのカードを破壊する!私が破壊するのは『竜剣士ラスターP』!ペンデュラムモンスターはフィールドから破壊される場合、エクストラデッキに表側表示で置かれる!」
「あたいのペンデュラムゾーンのカードを破壊せず、自分のカードを破壊した!?」
「ということはもう1枚の奴の手札には……」
ヘカーティアの言葉にゴクンと緊張感が押し寄せられているクラウンピース。神子の最後の手札1枚に、注目が向けられる。
「これはかなり使い勝手が悪い魔法カードさ。だが、君たち相手にはちょうどいい!私は手札から魔法カード『共鳴する振動』を発動!このカードは相手のペンデュラムゾーンのカードでペンデュラム召喚を行える!」
「あたいのペンデュラムカードのスケールを使ったペンデュラム召喚!?何それ知らない!」
『な、ななななんとぉ~~!!まさかの神子選手!クラウンピース選手のカードを使ってペンデュラム召喚しようというのか~~!?今、クラウンピース選手のフィールドにはスケール2とスケール6のカードがセッティングされているぞ~!つまり、レベル3から5のモンスターを同時に召喚できるということだーーーー!』
「この時、私がペンデュラム召喚できるのはエクストラデッキに表側表示になっているペンデュラムモンスターにのみ限定されるが、私の手札は既に0枚!そんなに気にすることでもないということだ!行くぞ!ペンデュラム召喚!エクストラデッキより現れよ!『竜剣士ラスターP』!『竜魔王レクターP』!」
『竜剣士ラスターP』ATK1850
『竜魔王べクターP』ATK1850
「私はレベル4の『竜魔王べクターP』にレベル4の『竜剣士ラスターP』をチューニング!竜へとその姿を変える剣士よ、今こそ爆炎となりて、仲間と共に勝利を勝ち取らん!シンクロ召喚!レベル8!『爆竜剣士イグニスター
『爆竜剣士イグニスターP』ATK2800
「『イグニスターP』の効果!フィールドのペンデュラムゾーンのカードを破壊し、フィールドのカードを持ち主のデッキに戻す!私は君の『Emボーナス・ディーラー』を破壊して、『Emトラピーズ・マジシャン』を君のエクストラデッキに返す!」
「そんな……!」
「まだある!私のデッキから『竜剣士マスターP』を守備表示で特殊召喚する!」
『竜剣士マスターP』DEF0
「バトルだ!『イグニスターP』で『DDD烈火王テムジン』を攻撃!」
ヘカーティア&クラウンピース LP2300→1500
「うぅ……!戦闘破壊された『テムジン』の効果で墓地の『戦神の不正契約書』を手札に加えるよ」
「まだだ!私はトラップカード『スターシフト』を発動!『イグニスターP』をエクストラデッキに戻すことでエクストラデッキから同じレベルの別のシンクロモンスターを特殊召喚する!」
「ま、まだ出てくるの!?」
「降臨せよ!『魔王龍 べエルゼ』!」
『魔王龍 べエルゼ』ATK3000
「『べエルゼ』で『DDD怒涛王シーザー』を攻撃!」
ヘカーティア&クラウンピース LP2500→1900
「あたいのデッキには『契約書』のカードはないよ……まさか、この時を狙ってくるなんて……」
「悪いが、都にいたころはあくまで天才として名を馳せたつもりなのでな。これぐらいはやらせてもらうぞ……私はこれでターンエンドだ」
神子&こころ 手札0
・モンスターゾーン
『魔王龍 べエルゼ』ATK3000
・魔法・罠ゾーン
伏せ2
・ペンデュラムゾーン
『竜剣士マスターP』スケール3
「私のターン…ドロー。私は永続魔法『地獄門の契約書』を発動する。このカードの効果で私が手札に加えるのは『DDD壊薙王アビス・ラグナロク』だ。そして永続魔法『魔神王の禁断契約書』を発動!手札の『DDD』モンスターの効果を無効にして守備表示で特殊召喚する!出でよ!『DDD壊薙王アビス・ラグナロク』!」
『DDD壊薙王アビス・ラグナロク』DEF3000
「更にこのモンスターと自分フィールド・手札のモンスターを素材に融合召喚を行うことができる!私は『DDD壊薙王アビス・ラグナロク』と『DDD死偉王ヘル・アーマゲドン』で融合する!絶対なる力を持つ約束された王よ、混沌たるこの世の行く末を見極める王の力と溶け込み、真の王と生まれ変わらん!融合召喚!出でよ!神の威光を伝えし王!『DDD神託王ダルク』!」
『DDD神託王ダルク』ATK2800
「永続魔法『闇魔界の契約書』を発動!1ターンに1度、墓地かエクストラデッキの表側表示で存在するペンデュラムモンスターをペンデュラムスケールにセッティングすることができる。私はエクストラデッキの『DDD壊薙王アビス・ラグナロク』をセッティング!」
青スケールなし→5
PENDULUM
赤スケール6
「だが、これではスケールの間の数値はない。ペンデュラム召喚はできない」
「いいや、そうとは限らないぞ。貴様がペンデュラムの常識を超えるのならこちらも変えてやろう。速攻魔法『ペンデュラム・ターン』。セッティング済みのペンデュラムカード『Emファイヤー・ダンサー』のペンデュラムスケールを1~10に変更できる!」
「ペンデュラムスケールの変更!?」
「そうだ。こいつのスケールを10に変更する」
青スケールなし→5
PENDULUM
赤スケール6→10
「これでレベル6から9までのモンスターが同時に召喚可能となった。我が魂を揺らす大いなる力よ!この身に宿りて闇を引き裂く新たな光となれ!ペンデュラム召喚!出現せよ!私のモンスターよ!『DDD制覇王カイゼル』!」
『DDD制覇王カイゼル』ATK2800
「このカードがペンデュラム召喚に成功した時、強制的に相手フィールドの表側表示で存在するカードの効果をターン終了時まで無効にする!」
「何!?これで『べエルゼ』の効果を無効にされたか……」
「そのモンスターには戦闘・効果で破壊されない効果があるが、私には無意味だ。『DDD壊薙王アビス・ラグナロク』のペンデュラム効果を発動!『DD』モンスターが特殊召喚に成功した時、墓地の『DD』モンスターを特殊召喚し、1000ポイントのダメージを受ける!」
「自爆……ではない……か」
「当然だ。『DDD神託王ダルク』の効果で私が受ける効果ダメージを回復に変更する。よって、私は墓地の『DDD死偉王ヘル・アーマゲドン』を特殊召喚し、1000のライフポイント回復だ」
『DDD死偉王ヘル・アーマゲドン』ATK3000
ヘカーティア&クラウンピース LP1900→2900
「バトルだ。『DDD死偉王ヘル・アーマゲドン』で『魔王龍 べエルゼ』を攻撃!」
「相打ちか……!」
「これでがら空きだな。『DDD制覇王カイゼル』でダイレクトアタック」
「トラップカード『双龍降臨』!エクストラデッキから光属性・ドラゴン族エクシーズモンスターを特殊召喚し、攻撃対象を強制的に変更する!降臨せよ!『No.46神影龍ドラッグルーオン』!」
『No.46神影龍ドラッグルーオン』ATK3000
「この時、バトルする相手モンスターと同じ攻撃力となる」
『No.46神影龍ドラッグルーオン』ATK3000→2800
「これも相打ちか……」
「そうではない!永続罠『ナンバーズ・ウォール』発動!カード効果では破壊されず、『No.』は『No.』でしか戦闘で破壊できなくなる!」
「ちぃ……カードを1枚伏せて、ターンエンド。『ペンデュラム・ターン』の効果はこれで終了する。お前たちがまた『共鳴する振動』を使用してもペンデュラム召喚できないぞ」
ヘカーティア&クラウンピース 手札1
・モンスターゾーン
『DDD死偉王ヘル・アーマゲドン』ATK3000
『DDD神託王ダルク』ATK2800
『Emトリック・クラウン』DEF0
『Emスティルツ・シューター』ATK2200
・魔法・罠ゾーン
『地獄門の契約書』
『魔神王の禁断契約書』
『闇魔界の契約書』
伏せ2
・ペンデュラムゾーン
『DDD壊薙王アビス・ラグナロク』スケール5
『Emファイヤー・ダンサー』スケール10→6
クラウンピース「(この小説も)荒れろ!」
やめて
ついでに『DD魔導賢者』のニュートン、コペルニクス、ガリレイ、ケプラーの4体のモンスターのペンデュラム効果には、
「DDモンスターしかP召喚できない」
とありますが、他のDDペンデュラムモンスターにはこの効果がありません。ややこしすぎて、中盤あたりでクラウンピースがDDケルベロスをセッティングした時に
「あれ?これってもしかしてDDしかP召喚できない奴か!?」
と思って焦りました。まじややこしすぎです。コンマイさんもしっかりしといて☆
(DDに他テーマぶち込む私が悪いのか)
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28.「第八回戦!天と地獄!下」
ヘカーティア&クラウンピース LP1900
手札1(ヘカーティア)手札3(クラウンピース)
・モンスターゾーン
『DDD死偉王ヘル・アーマゲドン』ATK3000
『DDD神託王ダルク』ATK2800
『Emトリック・クラウン』DEF0
『Emスティルツ・シューター』ATK2200
・魔法・罠ゾーン
『地獄門の契約書』
『魔神王の禁断契約書』
『闇魔界の契約書』
伏せ2
・ペンデュラムゾーン
『DDD壊薙王アビス・ラグナロク』スケール5
『Emファイヤー・ダンサー』スケール10→6
神子&こころ LP6100
手札0(神子)手札2(こころ)
・モンスターゾーン
『魔王龍 べエルゼ』ATK3000
・魔法・罠ゾーン
伏せ2
・ペンデュラムゾーン
『竜剣士マスターP』スケール3
「私のターン、ドロー……来た。私が引いたのは『RUM―
『No.104仮面魔導師シャイニング』ORU0 ATK2700
「そしてこのモンスターをカオス化させる!カオスエクシーズチェンジ!混沌の光を魔術師よ、世界を欺き、その仮面の形を変えて嗤え!『CNo.104
『CNo.104仮面魔導師アンブラル』CORU1 ATK3000
「『アンブラル』が特殊召喚に成功した時、フィールドの魔法・罠カードを破壊できる!『地獄門の契約書』を破壊させてもらう!」
「ちっ」
「魔法カード『終わりの始まり』発動。墓地の『ダークエンド・ドラゴン』、『アルティマヤ・ツィオルキン』、『仮面呪術師カースド・ギュラ』、『魔界発現世行きデスガイド』、『魔犬オクトロス』の5体の闇属性モンスターを除外して、デッキからカードを3枚ドローする」
「3枚ドロー、更に来るか……」
「さらに魔法カード『忍び寄る闇』を発動。墓地の『バーサーク・デッド・ドラゴン』と『仮面魔獣デス・ガーディウス』を除外して、デッキからレベル4の闇属性モンスターを手札に加えるぞ……私が手札に加えるのは『儀式魔人プレサイダー』。そして魔法カード『儀式の下準備』。デッキから『仮面魔獣の儀式』と『仮面魔獣マスクド・ヘルレイザー』を手札に加える。そして儀式魔法『仮面魔獣の儀式』を発動。手札の『儀式魔人プレサイダー』と『メルキド四面獣』をリリースして、儀式召喚!『仮面魔獣マスクド・ヘルレイザー』!」
『仮面魔獣マスクド・ヘルレイザー』ATK3200
「バトル!『マスクド・ヘルレイザー』で『死偉王ヘル・アーマゲドン』を攻撃!」
「くっ……!(いきなり感情的になったなこの女……)トラップ発動!『女神の加護』!私は3000ポイントのライフを回復する!」
ヘカーティア&クラウンピース LP2900→5900→5700
「『ヘルレイザー』は『儀式魔人プレサイダー』の効果で戦闘で相手モンスターを破壊する度に1枚ドローする!そして『アンブラル』で『神託王ダルク』を攻撃!」
「この時、速攻魔法『非常食』を発動!『女神の加護』を墓地に送り、1000ポイントのライフを回復する!そしてフィールドを離れた『女神の加護』の効果で3000ポイントのダメージを私が受けるが、『DDD神託王ダルク』の効果で回復に変更する!」
ヘカーティア&クラウンピース LP5700→6700→9700→9500
「『神影龍ドラッグルーオン』で『Emスティルツ・シューター』を攻撃!」
ヘカーティア&クラウンピース LP9500→8900
「まだ相手のライフが9000近くある……カードを2枚伏せて、ターンエンド」
神子&こころ 手札0
・モンスターゾーン
『儀式魔獣マスクド・ヘルレイザー』ATK3200
『CNo.104仮面魔導師アンブラル』CORU1 ATK3000
『No.46神影龍ドラッグルーオン』ORU0 ATK2800
・魔法・罠ゾーン
『ナンバーズ・ウォール』
伏せ2
・ペンデュラムゾーン
『竜剣士マスターP』スケール3
「あたいのターン、ドロー!スタンバイフェイズ時に『魔神王の禁断契約書』の効果で2000ポイント、『闇魔界の契約書』の効果で1000ポイントの計3000ポイントのダメージを受けるよ」
ヘカーティア&クラウンピース LP8900→5900
「速攻魔法『揺れる眼差し』発動!ペンデュラムゾーンのカードを全て破壊する。破壊されたのは2枚なので、相手に500ポイントのダメージを与える効果とデッキからペンデュラムカードを手札に加える効果が同時に適用されるよ!『Emウォーター・ダンサー』を手札に!」
「…熱い」
神子&こころ LP6100→5600
「魔法カード『ペンデュラム・アライズ』!『Emトリック・クラウン』を墓地に送ってデッキからレベル4のペンデュラムモンスターを特殊召喚する!来い!『Emミラー・コンダクター』!」
『Emミラー・コンダクター』DEF1400
「墓地に送られた『トリック・クラウン』の効果で墓地の自身を特殊召喚!」
『Emトリック・クラウン』ATK1600→0
ヘカーティア&クラウンピース LP5900→4900
「さらにスケール2の『Emウォーター・ダンサー』をペンデュラムスケールにセッティング!」
青スケールなし→2
「カードを1枚伏せて、『Emミラー・コンダクター』の効果を発動!モンスター1体の攻撃力・守備力を入れ替えるよ!対象は『仮面魔獣マスクド・ヘルレイザー』!」
「させない!『アンブラル』のCORUを1つ取り除き、効果を発動!」
『CNo.104仮面魔踏師アンブラル』CORU1→0
「フィールドで発動した相手モンスターの効果を無効にして、相手の手札をランダムに1枚捨て、ライフを半分にする!」
「でも、あたいの手札は0枚だから捨てるカードはないよ!」
「くっ!」
ヘカーティア&クラウンピース LP4900→2450
「『闇魔界の契約書』の効果を発動!墓地の『DDケルベロス』をペンデュラムスケールにセッティング!」
赤スケールなし→6
PENDULUM
青スケール2
「これでレベル3から5のモンスターを同時に召喚できる!さぁ、今再び狂い荒れろ!ペンデュラム召喚!エクストラデッキから現れよ!『Emファイヤー・ダンサー』!」
『Emファイヤー・ダンサー』ATK1400
「更にレベル4の『ミラー・コンダクター』と『ファイヤー・ダンサー』でオーバーレイ!さぁ!ショータイム・ザ・セカンド!再び現れよ!『Emトラピーズ・マジシャン』!」
『Emトラピーズ・マジシャン』ORU2 ATK2500
「まだまだ!『ウォーター・ダンサー』のペンデュラム効果!『マスクド・ヘルレイザー』を守備表示に変更!」
『仮面魔獣マスクド・ヘルレイザー』ATK3200→DEF1800
「『トラピーズ・マジシャン』のORUを1つ取り除き、効果を発動!『トラピーズ・マジシャン』自身を2回攻撃にする!」
『Emトラピーズ・マジシャン』ORU2→1
「バトル!『トラピーズ・マジシャン』で『マスクド・ヘルレイザー』に攻撃!バトルフェイズ終了時に2回攻撃しなかった『トラピーズ・マジシャン』は破壊されるが、『トラピーズ・マジシャン』が破壊されたので効果を発動!デッキから『Em』を特殊召喚する!」
『Emボール・ライダー』DEF1800
「そしてレベル4の『トリック・クラウン』と『ボール・ライダー』でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!『ダイガスタ・エメラル』!」
『ダイガスタ・エメラル』ORU2 DEF800
「『エメラル』のORUを1つ取り除き、効果を発動!墓地の『Emウィンド・サッカー』、『DDリリス』、『DDD怒涛王シーザー』の3体をデッキに戻し、カードを1枚ドロー!カードを1枚伏せて、ターンエンド」
『ダイガスタ・エメラル』ORU2→1
ヘカーティア&クラウンピース 手札0
・モンスターゾーン
『ダイガスタ・エメラル』ORU1 DEF800
・魔法・罠ゾーン
『魔神王の禁断契約書』
『闇魔界の契約書』
伏せ2
・ペンデュラムゾーン
『Emウォーター・ダンサー』スケール2
『DDケルベロス』スケール6
「私のターン、ドロー!墓地の『ライトエンド・ドラゴン』を除外して、『暗黒竜コラプサーペント』を特殊召喚!」
『暗黒竜コラプサーペント』ATK1800
「そしてバトルだ!『ドラッグルーオン』で『ダイガスタ・エメラル』を攻撃!」
「トラップ発動!『ピンチ・ブレイカー』!相手モンスターの攻撃力をあたいのフィールドのモンスターの守備力と同じになる!」
「何!?」
『No.46神影龍ドラッグルーオン』ATK2800→800
「破壊できなかったか……『アンブラル』で『ダイガスタ・エメラル』を攻撃!」
「くぅ……『エメラル』が……」
「そして『コラプサーペント』でダイレクトアタック!」
「墓地の『Emボール・ライダー』のモンスター効果を発動!ダイレクトアタックされた時に墓地から特殊召喚できる!」
『Emボール・ライダー』DEF1800
「数値は同じ……倒せないな。これでターンエンドだ」
神子&こころ 手札0
・モンスターゾーン
『CNo.104仮面魔踏師アンブラル』CORU0 ATK3000
『No.46神影龍ドラッグルーオン』ORU0 ATK2800
『暗黒竜コラプサーペント』ATK1800
・魔法・罠ゾーン
『ナンバーズ・ウォール』
伏せ2
・ペンデュラムゾーン
『竜剣士マスターP』スケール3
「私のターン、ドロー!スタンバイフェイズ時に永続魔法『闇魔界の契約書』の効果で1000ポイントのダメージを受ける」
ヘカーティア&クラウンピース LP2450→1450
「私が効果ダメージを受けた時、手札から『DDD反骨王レオニダス』のモンスター効果を発動!このカードを特殊召喚し、受けた数値分ライフを回復する」
『DDD反骨王レオニダス』ATK2600
ヘカーティア&クラウンピース LP1450→2450
「『レオニダス』がフィールドに存在する限り、私が受ける効果ダメージは0となる」
「……何という……」
「『魔神王の禁断契約書』の効果を強制的に発動。自分は2000ポイントのダメージを受ける……この効果にチェーンして、墓地の『Emスティルツ・シューター』のモンスター効果を発動!墓地のこのカードを除外して、相手に2000ポイントのダメージを与える!」
「くっ!これは……」
神子&こころ LP5600→3600
「そしてメインフェイズに入る。私は魔法カード『貪欲な壺』を発動!墓地の『DDD神託王ダルク』、『DDD烈火王テムジン』、『DDD制覇王カイゼル』、『Emトリック・クラウン』、『Emミラー・コンダクター』の5体のモンスターをデッキに戻し、2枚ドローする!手札から『DDスワラル・スライム』の効果を発動!手札のこのカードと『DDラミア』を融合する!融合召喚!現れよ!『DDD神託王ダルク』!」
『DDD神託王ダルク』ATK2800
「墓地の『DDラミア』の効果を発動!フィールドの『DD』か『契約書』カードを1枚墓地に送ることで、このカードを特殊召喚できる!」
『DDラミア』DEF0
「この効果で特殊召喚された『DDラミア』はフィールドを離れる場合、除外される……私はレベル7の『DDD反骨王レオニダス』にレベル1の『DDラミア』をチューニング!その紅に染められし剣を掲げ、英雄たちの屍を越えていけ!シンクロ召喚!生誕せよ!レベル8!『DDD呪血王サイフリート』!」
『DDD呪血王サイフリート』ATK2800
「更にクラウンピースが伏せていた永続魔法『戦神との不正契約書』を発動!『DDD呪血王サイフリート』の攻撃力を1000ポイントアップさせ、『CNo.104仮面魔踏師アンブラル』の攻撃力を1000下げる!」
『DDD呪血王サイフリート』ATK2800→3800
『CNo.104仮面魔踏師アンブラル』ATK3000→2000
「更に『DDケルベロス』のペンデュラム効果を発動!『サイフリート』のレベル4にし、攻撃力を400ポイントアップさせる!」
『DDD呪血王サイフリート』☆8→4 ATK3800→4200
「バトルだ!『DDD呪血王サイフリート』で『アンブラル』を攻撃!」
「だ、だが……私のフィールドには『ナンバーズ・ウォール』が……!」
「無駄だ!『DDD呪血王サイフリート』は互いのターンに1度、表側表示の魔法・罠を1枚次のスタンバイフェイズまで無効にできる!よって、『ナンバーズ・ウォール』は無効だ!」
「なっ!ならトラップカード『ダメージ・ダイエット』!このターン、私が受ける全てのダメージを半分にする!」
神子&こころ LP3600→2500
「『DDD神託王ダルク』で『暗黒竜コラプサーペント』を攻撃!」
「ぐわぁ!」
神子&こころ LP2500→2000
「墓地に送られた『コラプサーペント』の効果でデッキから『希白竜ワイバースター』を手札に加える……」
「『DDケルベロス』のペンデュラム効果と『戦神との不正契約書』の効果が終了し、『サイフリート』の攻撃力は1400ポイント下がる」
『DDD呪血王サイフリート』☆8→4 ATK4200→2800
ヘカーティア&クラウンピース 手札0
・モンスターゾーン
『DDD呪血王サイフリート』ATK2800
『DDD神託王ダルク』ATK2800
『Emボール・ライダー』DEF1800
・魔法・罠ゾーン
『戦神との不正契約書』
『闇魔界の契約書』
・ペンデュラムゾーン
『Emウォーター・ダンサー』スケール2
『DDケルベロス』スケール6
「わ、私のターン!ドロー!フィールド魔法『エクシーズ・テリトリー』を発動!ダメージ計算時のみ、エクシーズモンスターは自身のランク×200ポイント攻撃力をアップさせる!そしてトラップカード『罪鍵の法―シン・キー・ロウ』!エクシーズモンスターのコピーとなる『アンブラル・ミラージュ・トークン』を3体特殊召喚する!」
『アンブラル・ミラージュ・トークン』ATK2800
『アンブラル・ミラージュ・トークン』ATK2800
『アンブラル・ミラージュ・トークン』ATK2800
「このトークンはダイレクトアタックできず、リリースもできず、『ドラッグルーオン』が破壊された場合に破壊される。バトルに入る!」
「メインフェイズ終了時に『戦神との不正契約書』の効果を発動する。これにより、『DDD呪血王サイフリート』の攻撃力を1000ポイントアップさせて、『ドラッグルーオン』の攻撃力を1000下げる!」
『DDD呪血王サイフリート』ATK2800→3800
『No.46神影龍ドラッグルーオン』ATK2800→1800
「っ!……バトル!『アンブラル・ミラージュ・トークンA』で『神託王ダルク』を攻撃!」
「受けよう……(私が『サイフリート』の効果を使わずにとって置いたおかげで、『エクシーズ・テリトリー』の効果を間接的に封じたからな)」
「『アンブラル・ミラージュ・トークンB』で『Emボール・ライダー』を攻撃!……ターンエンド」
「ならば、エンドフェイズ時に『サイフリート』の効果により、『戦神との不正契約書』の効果を次のスタンバイフェイズまで無効にする」
『DDD呪血王サイフリート』ATK3800→2800
『No.46神影龍ドラッグルーオン』ATK1800→2800
神子&こころ
・モンスターゾーン
『No.46神影龍ドラッグルーオン』ORU0 ATK2800
『アンブラル・ミラージュ・トークン』ATK2800
『アンブラル・ミラージュ・トークン』ATK2800
『アンブラル・ミラージュ・トークン』ATK2800
・魔法・罠ゾーン
『ナンバーズ・ウォール』
伏せ1
「あたいのターン、ドロー!スタンバイフェイズ時に永続魔法『闇魔界の契約書』の効果で1000ポイントのダメージを受けるよ!」
ヘカーティア&クラウンピース LP2450→1450
「そして、前のターンに無効にされていた『戦神との不正契約書』の効果がメインフェイズに復活するよ!……よし、セッティング済みのペンデュラムスケールを使って、再び狂い荒れろ!ペンデュラム召喚!エクストラデッキから『Emボール・ライダー』!手札から『Emハットトリッカー』!」
『Emボール・ライダー』DEF1800
『Emハットトリッカー』DEF1300
「そしてこのレベル4のモンスター2体でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!さぁ、現れよ!我が史上最高の
『Emトラピーズ・マジシャン』ORU2 ATK2500
「『Emトラピーズ・マジシャン』のORUを1つ取り除き、効果を発動!『Emトラピーズ・マジシャン』を2回攻撃にする!」
『Emトラピーズ・マジシャン』ORU2→1
「そして『戦神との不正契約書』の効果を発動!『サイフリート』の攻撃力を1000ポイントアップさせ、『ドラッグルーオン』の攻撃力を1000下げる!」
『DDD呪血王サイフリート』ATK2800→3800
『No.46神影龍ドラッグルーオン』ATK2800→1800
「更に『DDケルベロス』のペンデュラム効果!『サイフリート』のレベルを4にして、攻撃力を400ポイントアップさせる!」
『DDD呪血王サイフリート』☆8→4 ATK3800→4200
「バトル!『DDD呪血王サイフリート』で『ドラッグルーオン』を攻撃!」
「『エクシーズ・テリトリー』の効果で攻撃力を1600ポイントアップさせる!」
『No.46神影龍ドラッグルーオン』ATK1800→3400
神子&こころ LP2000→1200
「『ドラッグルーオン』が破壊されたので、『アンブラル・ミラージュ・トークン』も破壊される……!」
「我が最高の狂気のエンターテイメント!これにてフィナーレでございます!行け!『Emトラピーズ・マジシャン』でダイレクトアタック!」
「きゃあああ!」
神子&こころ LP1200→0
WINNER ヘカーティア&クラウンピース
リアルの私は今、LLデッキを作ったんですけど
ラスト・ストリクス+スキップ・フォースのコンボでアーセナルファルコンをX召喚し、効果でトリビュートを特殊。トリビュート効果でデッキからレディネスを落として保険立てて。そして幻影騎士団ラウンチでカリ・ユガ作ったりとか、レベル1を4体揃えてアンチホープ出したりと、LLしてないデッキ作ってます。そんなデッキは小説で書きづらいんですけどねーw
以上、余談でした。
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29.「第九回戦!赤の王者VS勝利の青!上」
「デッキチェンジ……?」
霊夢はあまり聞かないその言葉に首をかしげる。
「それって何?嵯峨」
「一回戦を勝つとデッキ変えて二回戦目に行けるってやつ、大会の内容のアレに書いてあった」
「でも、私デッキ一つしか持ってないわよ」
「だったらサイドでも入れればいいじゃないか……」
そう言って、嵯峨はデッキホルダーから一つのデッキを取り出す。それはいつもから使っている『ディスペアーデッキ』ではない。
「そのデッキを使うの?」
「……いや、使う気が起きねぇ……」
「あれ?っていうかそれってバクラのデッキ?」
「違う。俺の二つ目のデッキだ……だが、これを使う機会はたぶんないな」
「ふーん……」
神妙な顔をしている嵯峨に対して、霊夢は何も思わなかった。
『さぁ、始まったーーーーー!峰城嵯峨&博麗霊夢チームVSレミリア・スカーレット&十六夜咲夜チームの戦いだーーー!先日以上の盛り上がりを見せてくれーーーー!』
「「「「「ウオオオォォォー!!(ノ・ω・)ノ」」」」」
「さぁてやろうぜ、hurry!hurry!ってな!」
「クク、外来人か。前回のお前たちの戦い、中々見物であった。それゆえに、どうだ?私のモノにならないか?峰城嵯峨……」
「はあああ!?お断りだっての!」
「いや、霊夢。そこ俺のセリフ」
「全く、お嬢様の我が儘もここまできましたか。まさか人がほしいとは……それではデュエルで決めましょう」
「待ってました!賭け事は聞かなかったことにして始めようぜ!」
『ヒャハハハ!俺様は楽しく観戦させてもらうぜ』
(頼むから出てくんなよ)
「「「「デュエル!」」」」
ターン順
嵯峨→レミリア→霊夢→咲夜
「先行は俺だ!私のターン!『ディスペアー・ナイト』を通常召喚!」
『ディスペアー・ナイト』ATK2000
「カードを2枚伏せて、ターンエンド!」
嵯峨&霊夢 手札2
・モンスターゾーン
『ディスペアー・ナイト』ATK2000
・魔法・罠ゾーン
伏せ2
「私のターンだ!ドロー!早速行くぞ……!相手フィールドにのみ、モンスターが存在する場合、手札から『バイス・ドラゴン』を特殊召喚!」
『バイス・ドラゴン』DEF2400
「この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力・守備力は半分になる」
『バイス・ドラゴン』DEF2400→1200
「更に『ダーク・リゾネーター』を通常召喚」
『ダーク・リゾネーター』ATK1300
「やはり早いな……」
「レベル5の『バイス・ドラゴン』にレベル3の『ダーク・リゾネーター』をチューニング!女王の鼓動が今烈火となる!天地鳴動の力、しかと目に焼き付けるがいい!シンクロ召喚!レベル8、我が魂!『レッド・デーモンズ・ドラゴン』!」
『レッド・デーモンズ・ドラゴン』ATK3000
「バトルだ!『レッド・デーモンズ・ドラゴン』で『ディスペアー・ナイト』を攻撃!『アブソリュート・パワーフォース』!」
「トラップカード『ディスペアー・バーニング』を発動!『ディスペアー』モンスターの攻撃力を500ポイントアップさせ、デッキからカードを1枚ドローする!」
『ディスペアー・ナイト』ATK2000→2500
「だが、破壊は免れない!」
「それでいいさ」
嵯峨&霊夢 LP8000→7500
「カードを伏せてターンエンドだ」
レミリア&咲夜 手札3
・モンスターゾーン
『レッド・デーモンズ・ドラゴン』ATK3300
・魔法・罠ゾーン
伏せ1
「私のターン、ドロー!手札の『沼地の魔神王』を墓地に送り、効果を発動!デッキから『融合』を手札に加える!そして『融合』を発動!手札の『
霊夢のフェイバリットモンスターである2体の『ブルーアイズ』が混じり合う。
「神すら破壊する獰猛なるドラゴン達よ!今2つの魂が1つとなりて真の姿へと生まれ変わらん!融合召喚!降臨せよ!
『
『青眼の双爆裂龍』ATK3000
「バトル!『青眼の双爆裂龍』は戦闘では破壊されず、このモンスターの攻撃によって破壊されなかったモンスターは除外されるわ!行け!『青眼の双爆裂龍』で『レッド・デーモンズ・ドラゴン』を攻撃!『滅びの
「ちっ」
「『レッド・デーモンズ・ドラゴン』撃破!」
「ふん、貴様のドラゴンも見るがいい」
「え……なっ……!」
いつの間にか『青眼の双爆裂龍』の体には巨大な剣が突き刺さっていた。
「これは妹からの
「くっ!『ツインバースト』がこんな簡単に……!メインフェイズ2に入り、モンスターをセットして、ターンエンド……!」
セットモンスターDEF???
嵯峨&霊夢 手札2
・モンスターゾーン
セットモンスターDEF???
・魔法・罠ゾーン
伏せ1
「私のターンですね。ドローします。永続魔法『セカンド・チャンス』を発動。コイントスをするカードの効果で投げるコインの数を2つにできる」
「つまり、一回のやり直しが効くってことね?」
「そういうことよ♪じゃあ、『カップ・オブ・エース』を発動!このカードはコイントスの表裏で結果が変わる。表なら自分に、裏なら相手にデッキからカードを2枚ドローさせるカードよ。では、コイントス」
ティンと弾かれたコインは表を示した。
「ふふ、なら『セカンド・チャンス』の効果は使わず、効果を終了。デッキからカードを2枚ドロー!そして儀式魔法『大地讃頌』!地属性の儀式モンスターを儀式召喚するわ!」
「地属性だと……?」
「手札の『アルカナフォースXXI―THE WORLD』をリリースし、儀式召喚!『虚竜魔王アモルファクター
『虚竜魔王アモルファクターP』ATK2950
「このカードが儀式召喚に成功した次の相手ターンのメインフェイズ1をスキップさせる!」
「なんだと!?」
「そしてこのモンスターが存在する限り、融合・シンクロ・エクシーズモンスターの効果は無効となる……バトルよ!『アモルファクターP』でセットモンスターを攻撃!」
「くっ、セットモンスターは『霊廟の守護者』よ!」
セットモンスターDEF???→『霊廟の守護者』DEF2100
「メインフェイズ2でカードを3枚伏せて、ターンエンドよ」
レミリア&咲夜 手札1
・モンスターゾーン
『虚竜魔王アモルファクターP』ATK2950
・魔法・罠ゾーン
『セカンド・チャンス』
伏せ3
「私のターンだ、ドロー!」
「このターンのメインフェイズ1はスキップされる!よって、貴女のバトルフェイズに移行!」
「くっ!何もせずメインフェイズ2に移行する!手札から魔法カード『ディスペアー・デメリット・コール』を発動!このターン、自分への効果ダメージを倍にする代わりに効果ダメージを受ける度にデッキからレベル4以下の『ディスペアー』モンスターを守備表示で特殊召喚する!」
「嵯峨、そのカードは……」
「かなり危険だが、展開はしておかないといけないからな……魔法カード『ディスペアー・エントリー』を発動!私は500ポイントのダメージを受けるが『ディスペアー・デメリット・コール』の効果で倍になる!」
嵯峨&霊夢 LP7500→6500
「そして、『デメリット・コール』の効果でデッキから『ディスペアー・ハッカー』を特殊召喚!」
『ディスペアー・ハッカー』DEF0
「『エントリー』の効果で『ディスペアー』モンスターが特殊召喚する度にデッキからカードを1枚ドロー!『ハッカー』の効果でお互いは300ポイントのダメージを受ける!『デメリット・コール』の効果で私だけダメージは倍に!」
嵯峨&霊夢 LP6500→5900
レミリア&咲夜 LP8000→7700
「ッ!『デメリット・コール』の効果でデッキから『ディスペアー・ソルジャー』を特殊召喚!」
『ディスペアー・ソルジャー』DEF0
「『エントリー』の効果で1枚ドロー!『ソルジャー』の効果発動!手札の『ディスペアー・パントマイナー』を墓地に送り、デッキからカードを1枚ドローし、それがレベル4以下の『ディスペアー』モンスターならそのモンスターを特殊召喚する!くっ……引けなかったか……ならカードを2枚伏せて、ターンエンドだ!」
嵯峨&霊夢 手札2
・モンスターゾーン
『ディスペアー・ソルジャー』DEF0
『ディスペアー・ハッカー』DEF0
・魔法・罠ゾーン
伏せ3
「ククク、どうした?守ってばかりでは私たちを倒すことはできんぞ。私のターン、ドロー!私は『レッド・リゾネーター』を通常召喚!」
『レッド・リゾネーター』ATK600
「『レッド・リゾネーター』は召喚に成功した時、手札のレベル4以下のモンスターを特殊召喚することができる!私は『ランサー・デーモン』を特殊召喚!」
『ランサー・デーモン』ATK1600
「このままバトルに移行する!『アモルファクターP』で『ディスペアー・ハッカー』を攻撃!」
「くっ!『ランサー・デーモン』の効果か……!」
「その通りだ!『ランサー・デーモン』の効果を発動!1ターンに1度、自分のモンスターが相手の守備モンスターを攻撃した時、そのモンスターに貫通効果を与える!」
「ぐっ、うわあああ!」
嵯峨&霊夢 LP5900→2950
「『レッド・リゾネーター』で『ディスペアー・ソルジャー』を攻撃!そして、『ランサー・デーモン』でダイレクトアタック!」
「『ランサー・デーモン』の攻撃宣言時に墓地の『ディスペアー・ハッカー』の効果を発動!このカードをゲームから除外して攻撃を無効にする!」
「ほぉ、止めたか……」
「まだだ!リバースカード!速攻魔法『パニッシュ・リアクター』発動!カードがゲームから除外された場合、墓地のカードを1枚手札に加える!私が手札に戻すのは『ディスペアー・ソルジャー』だ!」
「ククク!ただではやられないということか……そうでなくてはな!メインフェイズ2でレベル4の『ランサー・デーモン』にレベル2の『レッド・リゾネーター』をチューニング!悪魔の契りがここに燃える魂となりて1つとなる!女王の一瞥に震撼せよ!シンクロ召喚!レベル6!『レッド・ワイバーン』!」
『レッド・ワイバーン』ATK2400
「これでターンを終了する!」
レミリア&咲夜 手札2
・モンスターゾーン
『虚竜魔王アモルファクターP』ATK2950
『レッド・ワイバーン』ATK2400
・魔法・罠ゾーン
『セカンド・チャンス』
伏せ3
「私の……ターン!」
霊夢は勢いよくカードをドローする。後ろからそのカードを見た嵯峨は不敵な笑みを浮かべた。
「よし!行け霊夢!」
「ええ!私は魔法カード『増援』を発動!デッキからレベル4以下の戦士族モンスターを手札に加えるわ!『E・HEROプリズマー』を手札に加え、こいつを召喚!」
『E・HEROプリズマー』ATK1700
「『プリズマー』の効果を発動!エクストラデッキから『
名称『E・HEROプリズマー』→『青眼の白龍』
「そして魔法カード『滅びの
「なるほど!やるわね……!」
「これで『アモルファクターP』の効果は切れた!覚悟を決めるがいいわ!魔法カード『
『青眼の究極竜』ATK4500
「バトル!『青眼の究極竜』でダイレクトアタック!『アルティメット・バースト』!」
「トラップカード『リダクション・バリアー』発動!戦闘ダメージを10分の1にする!」
「何!?」
アニメで
レミリア&咲夜 LP7700→7250
「……ターンエンド」
流石のチートカードの効果に霊夢は悔しそうにエンド宣言をした。
嵯峨&霊夢 手札0
・モンスターゾーン
『青眼の究極竜』ATK4500
・魔法・罠ゾーン
伏せ2
「私のターン、ドロー……」
咲夜は一旦、動きを止める。何かを考えているのだろうか……
「いや、私はこのままターンエンド」
レミリア&咲夜 手札2
・モンスターゾーン
なし
・魔法・罠ゾーン
『セカンド・チャンス』
伏せ3
咲夜は何もせず、ターンを終了したのを怪訝に思いながら嵯峨はターンを進める。
「私のターン……」
「スタンバイフェイズ時に永続罠『死神の巡遊』を発動!相手のスタンバイフェイズ時にコイントスを行い、表が出れば相手はこのターン、裏が出れば自分が次のターン、召喚・反転召喚を行えない!」
「まじかよ!」
これではさっきのターンに手札に加えた『ディスペアー・ソルジャー』を召喚することはできない。だが、コイントスが外れれば……
「1ターンたりともあなたには自由には動かせませんよ!さぁ、コイントス!」
1ドル硬貨のような銀色のコインが空から降ってきて、咲夜の手のひらに乗る。それを弾き、地面に落ちたのは……
「裏……!」
「いいえ、『セカンド・チャンス』の効果を発動!今の結果を帳消しにして、もう一度、コイントスを行います!」
今度は表となった……
「これでこのターン、あなたはモンスターを召喚・反転召喚できない!」
「おのれ~……!このままバトルだ!『青眼の究極竜』でダイレクトアタック!『アルティメット・バースト』!」
「手札から『アルカナフォースⅩⅣ―TEMPERANCE』の効果を発動!このカードを墓地に送り、戦闘ダメージを0にする!」
「全く持って硬すぎる……これでターンエンドだ!」
嵯峨&霊夢 手札4
・モンスターゾーン
『青眼の究極竜』ATK4500
・魔法・罠ゾーン
伏せ2
ターンが返ってレミリアのターン。『レッド・デーモン』通称『レモン』のゴリ押しデッキなので、うちの霊夢と被ってますね。やな予感……
「ドロー!手札から『レッド・スプリンター』を通常召喚する!」
『レッド・スプリンター』ATK1700
「『レッド・スプリンター』の効果!自分フィールドにモンスターが存在せず、このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、手札・墓地からレベル3以下のモンスターを特殊召喚する!墓地より現れよ!『レッド・リゾネーター』!」
『レッド・リゾネーター』DEF200
「『レッド・リゾネーター』の効果を発動!このカードが特殊召喚に成功した時、フィールドのモンスターの攻撃力分、私のライフを回復させる!選択するのは『青眼の究極竜』だ!」
「なっ」
レミリア&咲夜 LP7250→11750
何とライフ差、8800。
「レベル4の『レッド・スプリンター』にレベル2の『レッド・リゾネーター』をチューニング!灼熱の龍よ!女王の威光によりてその姿を現せ!シンクロ召喚!レベル6!『レッド・ライジング・ドラゴン』!」
『レッド・ライジング・ドラゴン』ATK2100
「『レッド・ライジング』の効果を発動!墓地の『リゾネーター』モンスターを特殊召喚する!再び現れよ!『レッド・リゾネーター』!」
『レッド・リゾネーター』DEF200
「レベル6の『レッド・ライジング・ドラゴン』にレベル2の『レッド・リゾネーター』をチューニング!漆黒の闇を裂き天地を焼き尽くす孤高の絶対なる女王よ!!万物を睥睨しその猛威を振るえ!シンクロ召喚!レベル8!『琰魔竜 レッド・デーモン』!」
『琰魔竜 レッド・デーモン』ATK3000
「『レッド・デーモン』の効果を発動!このカード以外の攻撃表示モンスターをすべて破壊する!『
「速攻魔法『次元誘爆』!『青眼の究極竜』をエクストラデッキに戻し、除外されているモンスターをお互いに2体特殊召喚する!」
「私の除外ゾーンにはモンスターはいない」
「私は2体の『青眼の白龍』を特殊召喚!」
『青眼の白龍』DEF2500
『青眼の白龍』DEF2500
「『レッド・デーモン』の効果を使うターン、私は『レッド・デーモン』でしか攻撃できない……仕方ないな。『レッド・デーモン』で『青眼の白龍』を攻撃!『
『レッド・デーモン』のブレスが『ブルーアイズ』を焼き殺す……だが、こちらもただ単に霊夢の魂のカードを破壊されたわけではないぞ……
「この瞬間、墓地の『霊廟の守護者』の効果を発動!自分のドラゴン族モンスターが破壊された場合、墓地のこのカードを特殊召喚する!」
『霊廟の守護者』DEF2100
「更に!破壊されたのが通常モンスターならば手札に加えることができる!『青眼の白龍』は手札に加わる!」
「メインフェイズ2に入り、カードを1枚伏せて、ターンエンドだ」
レミリア&咲夜 手札1
・モンスターゾーン
『琰魔竜 レッド・デーモン』ATK3000
・魔法・罠ゾーン
『セカンド・チャンス』
『死神の巡遊』
伏せ3
「私のターン、ドロー!」
「スタンバイフェイズ時に『死神の巡遊』の効果を発動する!コイントスは任せたぞ咲夜」
「はい。お任せください」
弾かれて地面に落ちたコインは裏を示している。
「うぐっ!せ、『セカンド・チャンス』の効果を発動して、もう一度コイントスを行います!」
慌てて咲夜は『セカンド・チャンス』の効果を発動する。レミリアに任された手前、失敗できないからだろう。
二回目のコイントスの結果は……表。
「ほっ」
「でも、そのカードは特殊召喚は封じられないわ……トラップ発動!『苦渋の黙札』!『霊廟の守護者』をリリースして、そのモンスターと同名以外の同じ種族・属性・レベルを持つモンスターを手札に加える!私が手札に加えるのは『暗黒竜コラプサーペント』!そしてこのカードは墓地の光属性を除外することで特殊召喚できる!墓地の『青眼の双爆裂龍』を除外して特殊召喚!」
『暗黒竜コラプサーペント』ATK1800
「『青眼の白龍』を攻撃表示に変更!」
『青眼の白龍』DEF2500→ATK3000
「バトルよ!『青眼の白龍』で『レッド・デーモン』を攻撃!『滅びの爆裂疾風弾』!」
「ちぃ!トラップ発動!『スカーレッド・コクーン』!『レッド・デーモン』に装備し、モンスターとバトルする時、相手の表側表示のモンスターの効果をダメージステップ終了時まで無効にする!」
「だけど、相打ちには変わりないわ!」
「くっ!」
「そして自分フィールドのドラゴン族モンスターが破壊された場合、墓地の『霊廟の守護者』の効果を発動!このカードを特殊召喚!」
『霊廟の守護者』DEF2100
「更に墓地に送られた『青眼の白龍』を手札に加え、『暗黒竜コラプサーペント』でダイレクトアタック!」
「受けよう!」
レミリア&咲夜 LP11750→9950
「メインフェイズ2に入り、手札から『トレード・イン』を発動!手札の『ブルーアイズ』を墓地に送って2枚ドロー!よっし!いいカードを引いたわ!『ドラゴニック・タクティクス』を発動!『霊廟の守護者』と『暗黒竜コラプサーペント』をリリースして、デッキから『白き霊龍』を特殊召喚!」
『白き霊龍』ATK2500
「墓地に送られた『コラプサーペント』の効果でデッキから『希白竜ワイバースター』を手札に加える!そして『白き霊龍』の効果を発動!『死神の巡遊』を除外する!」
「なんですって!?」
「そして墓地の『コラプサーペント』を除外して『希白竜ワイバースター』を特殊召喚!」
『希白竜ワイバースター』DEF1800
「最後に速攻魔法『超再生能力』を発動!このターンのエンドフェイズにこのターン中に私がリリースか捨てられたドラゴン族モンスターの数だけドローする!このままターンエンド!私が手札から捨てた・リリースしたドラゴンの数は3体……よって、3枚ドロー!」
「エンドフェイズ時に墓地の『スカーレッド・コクーン』の効果を発動!墓地の『レッド・デーモンズ・ドラゴン』を特殊召喚する!甦れ我が魂!」
『レッド・デーモンズ・ドラゴン』ATK3000
「懲りないわね……」
オマエモナー(嵯峨の心の声)
嵯峨&霊夢 手札3
・モンスターゾーン
『白き霊龍』ATK2500
『希白竜ワイバースター』DEF1800
・魔法・罠ゾーン
伏せ1
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30.「第九回戦!赤の王者VS勝利の青!下」
レミリア&咲夜LP9950
手札2(咲夜) 手札1(レミリア)
・モンスターゾーン
『レッド・デーモンズ・ドラゴン』ATK3000
・魔法・罠ゾーン
『セカンド・チャンス』
伏せ2
嵯峨&霊夢LP2950
手札4(嵯峨) 手札3(霊夢)
・モンスターゾーン
『白き霊龍』ATK2500
『希白竜ワイバースター』DEF1800
・魔法・罠ゾーン
伏せ1
「私のターン……ドロー!2枚目の『カップ・オブ・エース』を発動!」
コインは表になる。
「ふふ、2枚ドロー!来た!『テラ・フォーミング』を発動!デッキからフィールド魔法『光の結界』を手札に加え、これを発動!」
来たか……!てことは『アルカナフォース』が起動するってことだ……
「魔法カード『ネクロ・サクリファイス』を発動!私の墓地に存在するモンスターを1体か2体相手フィールドに特殊召喚し、その数だけモンスターのアドバンス召喚に必要なリリース数を減らすことができる……貴女の運命は決した!そちらのフィールドに『アルカナフォースⅩⅩⅠ―THE WORLD』と『アルカナフォースⅩⅣ―TEMPERANCE』を特殊召喚!」
『アルカナフォースⅩⅩⅠ―THE WORLD』DEF3100
『アルカナフォースⅩⅣ―TEMPERANCE』DEF2400
「『光の結界』の効果で2体の運命も裏にする!『THE WORLD』は私とお嬢様のドローフェイズに私の墓地の一番上のカードを持ち主の手札に加え、『TEMPERANCE』は私が受けるダメージを半分にします!」
「面倒な……!」
「更に『ネクロ・サクリファイス』の効果で『アルカナフォースⅩⅤ―THE DEVIL』を召喚!」
『アルカナフォースⅩⅤ―THE DEVIL』ATK2500
出たな、悪魔のタロットカード。奴は確か、正位置ならモンスターを破壊して500ポイントのバーンダメージを与えて、逆位置ならブラック・ホールだったな。なら、咲夜は必ず……
「『光の結界』の効果で表を選択!」
ですよねー
「バトル!『レッド・デーモンズ・ドラゴン』で『希白竜ワイバースター』を攻撃!『灼熱のクリムゾン・ヘルフレア』!」
「トラップ発動!『インフィニティ・ガード・フォーメーション』!『希白竜ワイバースター』の効果を無効にすることでこのターン、私のフィールドのカードは破壊されない!」
「耐えたわね!『レッド・デーモンズ・ドラゴン』が守備モンスターを攻撃した時、相手フィールドの守備モンスターを全て破壊する効果が発動する!」
「ふふん、それも『インフィニティ・ガード・フォーメーション』の効果で破壊されないわ!どうよ!」
「くっ……『THE DEVIL』で『希白竜ワイバースター』を攻撃してターンエンド……」
『インフィニティ・ガード・フォーメーション』の効果で破壊されないのにも関わらず、『THE DEVIL』が攻撃してきたのは『レッド・デーモンズ・ドラゴン』のせい。奴は自分のエンドフェイズ時に攻撃していない自分モンスターを全て破壊する強制効果を持っているのだ。多分、知らない人はいないだろうね。
レミリア&咲夜 手札0
・モンスターゾーン
『レッド・デーモンズ・ドラゴン』ATK3000
『アルカナフォースⅩⅤ―THE DEVIL』ATK2500
・魔法・罠ゾーン
『セカンド・チャンス』
伏せ2
・フィールド魔法
『光の結界』
やっと俺のターンですね。
「私のターン、ドロー!まずは『白き霊龍』の効果を発動!このカードをリリースして、手札の『ブルーアイズ』を特殊召喚する!出でよ!『青眼の白龍』!」
『青眼の白龍』ATK3000
「そして『手札抹殺』を発動!手札を全て捨て、その枚数デッキからドローする。私は4枚」
「私は0枚です」
「よって、4枚ドロー!」
「この瞬間、トラップカード『逆転の明札』を発動!相手がドローフェイズのドロー以外でカードをドローした時、私は相手の手札と同じ枚数ドローできます!したがって、4枚ドロー!」
またアニメのチートカードか!
「『THE WORLD』と『TEMPERANCE』を攻撃表示に変更する!」
『アルカナフォースⅩⅩⅠ―THE WORLD』DEF3100→ATK3100
『アルカナフォースⅩⅣ―TEMPERANCE』DEF2400→ATK2400
「バトルだ!」
「バトルだってさせません!永続罠『スクリーン・オブ・レッド』を発動!相手は攻撃宣言できない!」
「くっそが!メインフェイズ2に入って、カードを1枚伏せて、ターンエンドだ!」
嵯峨&霊夢 手札3
・モンスターゾーン
『青眼の白龍』ATK3000
『希白竜ワイバースター』DEF1800
『アルカナフォースⅩⅩⅠ―THE WORLD』ATK3100
『アルカナフォースⅩⅣ―TEMPERANCE』ATK2400
・魔法・罠ゾーン
伏せ1
「私のターン……ドロー、更に貴様らのフィールドに存在する『THE WORLD』の効果により、私の墓地の一番上のカードが手札に戻る……そのカードは『逆転の明札』だ」
「厄介なのが……!」
「スタンバイフェイズ時にフィールド魔法『光の結界』の効果が発動する。コイントスだ咲夜」
「はい!」
本日何度目になるのか分からないコイントスが弾かれる。結果は表。はいはい当然正位置当然正位置。
「『アルカナフォース』の効果は継続する。そして魔法カード『コール・リゾネーター』を発動。デッキから『チェーン・リゾネーター』を手札に加え、このカードを召喚する!」
『チェーン・リゾネーター』ATK100
「このカードはフィールドにシンクロモンスターが存在する場合に召喚した時、デッキから『リゾネーター』モンスターを特殊召喚する!来い!『シンクローン・リゾネーター』!」
『シンクローン・リゾネーター』DEF100
「さぁ、行くぞ!我が魂の鼓動が更なる境地へと至るその瞬間をしかと目に焼き付けるがいい!レベル8の『レッド・デーモンズ・ドラゴン』にレベル1の『チェーン・リゾネーター』をチューニング!深淵の闇より解き放たれし魔王よ!その憤怒を爆散させよ!シンクロ召喚!レベル9!『琰魔竜 レッド・デーモン・アビス』!」
『琰魔竜 レッド・デーモン・アビス』ATK3200
「更に!レベル9の『レッド・デーモン・アビス』にレベル1の『シンクローン・リゾネーター』をチューニング!泰山鳴動!山を裂き地の炎と共にその身を曝せ!シンクロ召喚!レベル10!『琰魔竜 レッド・デーモン・ベリアル』!」
『琰魔竜 レッド・デーモン・ベリアル』ATK3500
「墓地に送られた『シンクローン』の効果を発動!墓地の『ダーク・リゾネーター』を手札に加える!バトルだ!『ベリアル』で『青眼の白龍』を攻撃!『
「ぐっ!」
嵯峨&霊夢 LP2950→2450
「『ブルーアイズ』が破壊される前に戦闘ダメージを与えたため、『ベリアル』の効果を発動!墓地の『シンクローン・リゾネーター』とデッキから同じレベルの『ダブル・リゾネーター』をそれぞれ守備表示で特殊召喚する!」
『シンクローン・リゾネーター』DEF100
『ダブル・リゾネーター』DEF0
「くっ!だが、ドラゴン族モンスターが破壊されたので墓地の『霊廟の守護者』を特殊召喚!」
『霊廟の守護者』DEF2100
「この時の回収効果は発動しない」
「ならば『THE DEVIL』で『TEMPERANCE』を攻撃!この時、『DEVIL』の効果を発動!『THE WORLD』を破壊して、500ポイントのダメージを与える!」
「いった!」
嵯峨&霊夢 LP2450→1950
「そして、『TEMPERANCE』も破壊だ!」
嵯峨&霊夢 LP1950→1850
「『DEVIL』が相手モンスターを戦闘で破壊したのでフィールド魔法『光の結界』の効果を発動!破壊したモンスターの攻撃力分の数値を自分のライフに加える」
レミリア&咲夜 LP9950→12350
「メインフェイズ2に入り、『ベリアル』の最後の効果を発動。モンスターをリリースしてして、墓地の『レッド・デーモン』モンスターを特殊召喚する!『シンクローン・リゾネーター』を贄として甦れ!『レッド・デーモン・アビス』!」
『琰魔竜 レッド・デーモン・アビス』ATK3200
「『シンクローン・リゾネーター』の効果で墓地の『チェーン・リゾネーター』を手札に加える。更に『マジック・プランター』を発動。『スクリーン・オブ・レッド』を墓地に送り、2枚ドローし、カードを1枚伏せて、ターンエンドだ。さぁ、覆してみろ人間」
レミリア&咲夜 手札3
・モンスターゾーン
『琰魔竜 レッド・デーモン・アビス』ATK3200
『琰魔竜 レッド・デーモン・ベリアル』ATK3500
『アルカナフォースⅩⅤ―THE DEVIL』ATK2500
『ダブル・リゾネーター』DEF0
・魔法・罠ゾーン
『セカンド・チャンス』
伏せ1
・フィールド魔法
『光の結界』
「言ってくれるじゃない……!私のターン!魔法カード『無の煉獄』!私が手札が3枚以上存在する場合、カードを1枚ドローする!」
「この瞬間にトラップカード『逆転の明札』を発動!私はカードを2枚ドロー!」
「そして、私の墓地の闇属性モンスターが3体存在するので手札から『ダーク・アームド・ドラゴン』を特殊召喚するわ!」
『ダーク・アームド・ドラゴン』ATK2800
「『ダーク・アームド・ドラゴン』の効果を発動!墓地の『ディスペアー・ナイト』をゲームから除外して『琰魔竜 レッド・デーモン・ベリアル』を破壊する!」
「『アビス』の効果をチェーンして発動!1ターンに1度、相手フィールドの表側のカード効果をエンドフェイズ時まで無効にできる!『ダーク・アームド・ドラゴン』の効果は無効だ!」
「それなら!1000ポイントのライフを払って『
嵯峨&霊夢 LP1850→850
「そしてエクストラデッキからレベル5以下の融合モンスターを融合召喚する!現れなさい!『重装機甲 パンツァードラゴン』!」
『重装機甲 パンツァードラゴン』ATK1000
「この効果で特殊召喚されたモンスターは攻撃できず、このターンのエンドフェイズ時破壊される!でも、『パンツァードラゴン』は破壊された時、フィールドのカードを道ずれに破壊できる!」
「だが、1000ポイントは払いすぎではないか?お前らしいと言えばそうだが」
「うっさい!ライフなんてそっちのライフを先に0にすればいくらだろうと充分よ!」
「ふっ、それもそうだ」
「気を取り直していくわよ!魔法カード『モンスター・スロット』!フィールドの『霊廟の守護者』と同じレベルの『ディスペアー・パントマイナー』を墓地から除外して、デッキからカードを1枚ドローする!そのカードが『霊廟の守護者』と同じレベル4のモンスターならば特殊召喚できる!ドロー!」
ドローカードは……魔法カード……だが、これは!
「私が引いたカードは魔法カード『復活の祭壇』!このカードを手札に加え、発動!デッキの上からカードを2枚除外して、墓地のカードを1枚手札に加える!『次元誘爆』を手札に!」
目には目を歯には歯を……チートにはチートをってか?俺、あのカードが霊夢のデッキにあるの知らなかったんですけど。パートナーにファンサービスするのやめて。
「そして『次元誘爆』を発動!『パンツァードラゴン』をエクストラデッキに戻し、除外されている『青眼の白龍』と『ディスペアー・パントマイナー』を特殊召喚!」
『青眼の白龍』ATK3000
『ディスペアー・パントマイナー』ATK1800
「『パントマイナー』の効果を発動!このカードが特殊召喚に成功し、お互いのフィールドのモンスターが特殊召喚されている場合、相手のモンスター1体を破壊する!『ベリアル』を破壊する!」
「くっ!だが、まだ……!」
「レベル4の『ディスペアー・パントマイナー』と『霊廟の守護者』でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!現れなさい!ランク4!『竜魔人 クィーン・ドラグーン』!」
『竜魔人 クィーン・ドラグーン』ORU2 ATK2200
「『クィーン・ドラグーン』の効果!ORUを1つ取り除き、墓地のレベル5以上のドラゴン族モンスターを特殊召喚する!『青眼の白龍』!」
『竜魔人 クィーン・ドラグーン』ORU2→1
『青眼の白龍』ATK3000
「この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン、攻撃できない。なら取るべき行動は1つ!レベル8の『青眼の白龍』2体でオーバーレイ!」
「なんだと!?」
「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!光臨せよ!ランク8!『サンダーエンド・ドラゴン』!」
『サンダーエンド・ドラゴン』ORU2 ATK3000
「孤高の龍!『サンダーエンド・ドラゴン』の効果!ORUを1つ取り除き、このカード以外の全てのモンスターを破壊する!『ジ・エンド・オブ・サンダー』!」
『サンダーエンド・ドラゴン』ORU2→1
「くっ!」
「破壊された『ワイバースター』の効果でデッキから『コラプサーペント』を手札に加える!そして墓地の『霊廟の守護者』を特殊召喚!」
『霊廟の守護者』DEF2100
「バトル!『サンダーエンド・ドラゴン』でダイレクトアタック!」
レミリア&咲夜 LP12350→9350
「メインフェイズ2で墓地の『希白竜ワイバースター』を除外して『コラプサーペント』を特殊召喚!」
『暗黒竜コラプサーペント』DEF1700
「これでターンエンド!」
嵯峨&霊夢 手札1
・モンスターゾーン
『サンダーエンド・ドラゴン』ORU1 ATK3000
『霊廟の守護者』DEF2100
『暗黒竜コラプサーペント』DEF1700
・魔法・罠ゾーン
伏せ1
「私のターンです。ドロー!スタンバイフェイズ時に『光の結界』の効果を発動!」
『光の結界』コイントス→表
「当然表!魔法カード『ペンタクル・オブ・エース』を発動!表ならば自分が裏ならば相手が500ポイントライフを回復し、デッキからカードを1枚ドローできる!これも!」
『ペンタクル・オブ・エース』コイントス→表
「当然表!」
レミリア&咲夜 LP9350→9850
「よし!魔法カード『スート・オブ・ソード
『スート・オブ・ソード
「当然表!」
急な斎王化やめて腹筋にくる。
「くっ!『コラプサーペント』の効果で『希白竜ワイバースター』をサーチ!」
「更に『アルカナフォースⅦ―THE CHARIOT』を召喚!」
『アルカナフォースⅦ―THE CHARIOT』ATK1700
「『光の結界』の効果で表を選択して、バトル!『THE CHARIOT』でダイレクトアタック!」
「トラップ発動!『カウンター・ゲート』!ダイレクトアタックを無効にして、
デッキからカードを1枚ドローし、そのモンスターがモンスターならば攻撃表示で召喚できる!ドロー!来た!『創世の竜騎士』を召喚!」
『創世の竜騎士』ATK1800
「攻撃力1800!?」
「『創世の竜騎士』は相手ターンの間、レベルが4つ上がる!」
『創世の竜騎士』☆4→8
「くっ……!カードを2枚伏せて、ターンエンド」
レミリア&咲夜 手札1
・モンスターゾーン
『アルカナフォースⅦ―THE CHARIOT』ATK1700
・魔法・罠ゾーン
『セカンド・チャンス』
伏せ3
・フィールド魔法
『光の結界』
「では、私のターンだ!ドロー!装備魔法『D・D・R』を発動!手札の『置換融合』を墓地に送って、除外されている『ディスペアー・ハッカー』を特殊召喚!」
『ディスペアー・ハッカー』DEF0
「『ハッカー』の特殊召喚時の効果を発動!お互いに300ポイントのダメージを与える!」
嵯峨&霊夢 LP850→550
レミリア&咲夜 LP9850→9550
「ライフが既にレッドゾーンだ……!『創世の竜騎士』の効果を発動!このカードと手札の『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』を墓地に送って、墓地のレベル7、8のドラゴン族モンスターを特殊召喚する!甦れ『青眼の白龍』!」
『青眼の白龍』ATK3000
「更に『アサルト・ワイバーン』を通常召喚!」
『アサルト・ワイバーン』ATK1800
「バトルだ!『アサルト・ワイバーン』で『THE CHARIOT』を攻撃!」
「くっ!」
レミリア&咲夜 LP9550→9450
「『アサルト・ワイバーン』の効果!戦闘で相手モンスターを破壊した場合、このカードをリリースすることで手札・墓地からドラゴン族モンスターを特殊召喚する!来たれ我が魂!『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』!」
『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』ATK3000
「『ディスペアーアイズ』の効果を発動!このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、お互いは手札の枚数×300ポイントのダメージを受ける!『ディスペアー・ハウリング』!俺の手札は0だ!」
「私だけダメージが……!」
レミリア&咲夜 LP9450→9150
「『ディスペアーアイズ』でダイレクトアタック!『ディスペアーバースト』!」
「トラップ発動!『ピンポイント・ガード』!『レッド・リゾネーター』を守備表示で特殊召喚し、このターン、『レッド・リゾネーター』は破壊されない!」
「しまった!」
『レッド・リゾネーター』DEF200
「『レッド・リゾネーター』の効果!対象は『青眼の白龍』!3000ポイントのライフを回復する!」
レミリア&咲夜 LP9150→12150
「くっ!削っても削っても……!メインフェイズ2で墓地の『置換融合』の効果を発動!このカードをゲームから除外し、墓地の『青眼の究極竜』をエクストラデッキに戻し、デッキからカードを1枚ドローする!……カードを1枚伏せて、ターンエンド」
嵯峨&霊夢 手札0
・モンスターゾーン
『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』ATK3000
『青眼の白龍』ATK3000
『ディスペアー・ハッカー』DEF0
・魔法・罠ゾーン
『D・D・R』(『ディスペアー・ハッカー』装備)
伏せ1
「私のターン、ドロー!スタンバイフェイズ時に『光の結界』の効果が発動。折角だ。私がコイントスしよう」
『光の結界』コイントス→裏
「『セカンド・チャンス』でもう一回やろう」
『光の結界』コイントス→表
「継続か……まぁいい。トラップ発動!『ロスト・スター・ディセント』!墓地の『レッド・デーモンズ・ドラゴン』のレベルを1つ下げ、守備力を0にし、効果を無効にして守備表示で特殊召喚する!」
『レッド・デーモンズ・ドラゴン』☆8→7 DEF2000→0
「そして『ダーク・リゾネーター』を召喚!」
『ダーク・リゾネーター』ATK1300
「見るがいい。我が荒ぶる魂の咆哮を!レベル7となった『レッド・デーモンズ・ドラゴン』にレベル2『レッド・リゾネーター』、レベル3『ダーク・リゾネーター』をダブルチューニング!」
『ななななんとぉー!まさかレミリア・スカーレット選手!エースモンスターに2体のチューナーモンスターをチューニングするというのかーーーー!?』
「女王と悪魔の契約が今ここに結ばれる、荒ぶる魂よ天地創造の叫びをあげよ!シンクロ召喚!出でよ!紅蓮の悪魔!『スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン』!」
『スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン』ATK3500
「『スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン』の効果!このカードの攻撃力は墓地のチューナーモンスターの数×500ポイントアップする!私の墓地に存在するチューナーモンスターの数は4体!よって、2000ポイントアップ!」
『スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン』ATK3500→5500
「これで終わりだ!『スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン』で『青眼の白龍』を攻撃!『バーニングソウル』!」
「カウンター罠『攻撃の無力化』!攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了させる!」
「強制的にメインフェイズ2になったか……ターンエンドだ」
レミリア&咲夜 手札3
・モンスターゾーン
『スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン』ATK5500
・魔法・罠ゾーン
『セカンド・チャンス』
伏せ1
・フィールド魔法
『光の結界』
「私のターンね。ドロー!墓地の『希白竜ワイバースター』をゲームから除外して、『暗黒竜コラプサーペント』を特殊召喚!」
『暗黒竜コラプサーペント』ATK1800
「……ごめん嵯峨」
「いや、存分に使ってくれ」
「うん……魔法カード『アドバンスドロー』を発動!自分フィールドのレベル8以上のモンスター1体をリリースしてデッキから2枚ドローする!『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』をリリース!……来たわ!」
「何だと?まさか、私の『スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン』を倒すカードを」
「ええ、引いたわ!」
「ふっ、ならば見せてみよ!その力!」
「私は『ディスペアー・ハッカー』と『コラプサーペント』をリリースし、『
『光と闇の竜』ATK2800
「バトルよ!『青眼の白龍』で『スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン』を攻撃!『滅びの爆裂疾風弾』!」
「必ず何かあるな……『スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン』の効果発動!このカードをゲームから除外して攻撃を無効にする!」
「『光と闇の竜』の効果を発動!このカードの攻撃力・守備力を500ポイント下げることでカード効果の発動を無効にする!」
「何!?」
「更にこの効果にチェーンして速攻魔法『九十九スラッシュ』を発動!攻撃力が高い相手モンスターを攻撃した時、お互いのライフ差の数値だけ自分モンスターの攻撃力をアップさせる!」
「私たちのライフ差は11600!」
『光と闇の竜』ATK2800→2300 DEF2400→1900
『青眼の白龍』ATK3000→14600
「ぐわあああ!」
レミリア&咲夜 LP12150→3050
「ぐっ!やってくれたな……!」
「『光と闇の竜』でダイレクトアタック!」
「手札から『バトルフェーダー』の効果を発動!このカードを特殊召喚し、バトルフェイズを終了させる!」
「『光と闇の竜』の効果で攻守を500下げて無効にする!」
『光と闇の竜』ATK2300→1800 DEF1900→1400
レミリア&咲夜 LP3050→1250
「これでターンエンドよ!」
嵯峨&霊夢 手札0
・モンスターゾーン
『青眼の白龍』ATK14600→3000
『光と闇の龍』ATK2300
・魔法・罠ゾーン
伏せ無し
「私のターンです!ドロー!スタンバイフェイズ時に『光の結界』の効果を発動!」
「っ!『光と闇の竜』の効果で無効にするわ!」
『光と闇の竜』ATK1800→1300 DEF1400→900
「私は『アルカナフォースⅢ―THE EMPRESS』を召喚!」
『アルカナフォースⅢ―THE EMPRESS』ATK1300
「『THE EMPRESS』の効果を発動!」
「『光と闇の竜』の効果で無効に……!」
『光と闇の竜』ATK1300→800 DEF900→400
強制効果の連発でもう『光と闇の竜』の効果は使えなくなる。これが『光と闇の竜』の辛いところだ。
「バトル!『THE EMPRESS』で『光と闇の竜』を攻撃!」
「くっ!」
嵯峨&霊夢 LP550→50
「破壊された『光と闇の竜』の効果を発動!自分フィールドのカードをすべて破壊し、墓地の『青眼の白龍』を特殊召喚する!」
『青眼の白龍』ATK3000
「私はこれでターンエンドです!」
レミリア&咲夜 手札0
・モンスターゾーン
『アルカナフォースⅢ―THE EMPRESS』ATK1300
・魔法・罠ゾーン
『セカンド・チャンス』
伏せ1
・フィールド魔法
『光の結界』
「私のターン……ドロー!このままバトル!『青眼の白龍』で『THE EMPRESS』を攻撃!『アルティメット・バースト』!」
「トラップ発動!『
「な、なんだと!?」
『アルカナフォースⅢ―THE EMPRESS』ATK1300→4300
「攻撃力4300……!カードを伏せて、ターンエンド」
嵯峨&霊夢 手札0
・モンスターゾーン
『青眼の白龍』ATK3000
・魔法・罠ゾーン
伏せ1
「私のターン……ドロー!スタンバイフェイズ時に『光の結界』が発動する!結果は表だ。当然だがな……さぁ、このターンでフィナーレと行こうではないか!私は魔法カード『死者蘇生』を発動!甦れ!『琰魔竜レッド・デーモン』!」
『琰魔竜レッド・デーモン』ATK3000
「……!」
「墓地の『レッド・ライジング・ドラゴン』の効果を発動!このカードをゲームから除外して、墓地のレベル1チューナーモンスターを2体特殊召喚する!甦れ!『ダブル・リゾネーター』!『シンクローン・リゾネーター』!」
『ダブル・リゾネーター』DEF0
『シンクローン・リゾネーター』DEF100
「これはまさか……来るか……!」
「私はレベル8の『琰魔竜レッド・デーモン』にレベル1『ダブル・リゾネーター』とレベル1の『シンクローン・リゾネーター』でダブルチューニング!」
『なんとなんとぉーーー!2度目のダブルチューニングだーーー!』
「女王と悪魔の契り、今ここに交わされる。赤き竜の魂に触れ、天地創造の雄たけびをあげよ!シンクロ召喚!現れろ!レベル10!『レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント』!」
『レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント』ATK3500
今、このモンスターの後ろを通過したのは……『赤き竜』!?『アルティマヤ・ツィオルキン』ですか!?やべぇな……
「『タイラント』のモンスター効果!このカード以外のフィールドのカードを破壊する!喰らうがいい!女王の炎を!『アブソリュート・パワー・インフェルノ』!」
『タイラント』は地面に自身の右拳で叩くと、地面は割れ、そこから爆炎が噴き出して、フィールドのすべてのカードを道ずれにしていく。
そうはさせまいと地面の中から鎖が現れ、『タイラント』を拘束する。
「何!?これは……」
「永続罠『デモンズ・チェーン』!効果モンスターの効果と攻撃を無効にする!」
「ふっ、なるほど……読み通りだ!速攻魔法『サイクロン』!『デモンズ・チェーン』なんぞ鎖、『タイラント』の体に巻き付くことすら出来んわ!」
『タイラント』を拘束していた『デモンズ・チェーン』は『タイラント』の周囲の暴風に煽られて千切れて飛んで行ってしまう。
「くっ!」
『タイラント』の効果により、レミリアの場には『タイラント』のみ、嵯峨の場には何も残っていない。
「この効果を使用するターン、『タイラント』でしか攻撃できなくなるが、関係あるまい!『レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント』でダイレクトアタック!『獄炎のクリムゾンヘルタイド』!」
「……!そうか!墓地の『ディスペアー・ハッカー』の効果を発動!このカードをゲームから除外して攻撃を無効にする!」
ぎりぎり『ディスペアー・ハッカー』の効果を思い出し、嵯峨は攻撃を回避する。わざわざ『D・D・R』で呼び出した甲斐はあったというものだ。だが、形勢は一向に嵯峨と霊夢の方が圧倒的に悪い。攻撃力3500の全ブッパ効果を持つ『タイラント』。更にレミリアの手札にはダイレクトアタック時に手札から特殊召喚される『バトルフェーダー』までもが存在する。この壁は相当厚い。
「ふふ、私としていたが、墓地の奴のことを失念していたよ。私はカードを伏せて、ターンエンドだ」
レミリア&咲夜 手札1
・モンスターゾーン
『レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント』ATK3500
・魔法・罠ゾーン
伏せ1
「私のターン、ドロー!」
「何を引いたかは知らないが、私が勝利する運命は変わらない。それに約束も忘れてはいないだろうな?霊夢……お前が負ければ、峰城嵯峨は私が戴くぞ」
「……悪いが、俺は……俺たちは未来などに導かれたりはしない!俺たちの踏み記したロード、それが未来となるのだ!」
いいタイミングで海馬社長の名言を思い出したぜ。
「ならば、その未来ごと踏み砕いてやろう!トラップ発動!『レッド・スプレマシー』!墓地の『琰魔竜レッド・デーモン・アビス』をゲームから除外して、『レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント』を『琰魔竜レッド・デーモン・アビス』として扱い、そのモンスターの効果を得る!」
「霊夢!」
「ええ!墓地からトラップカード『ディスペアー・バーニング』を発動!相手フィールドの表側表示の魔法・罠カードの効果を無効にする!」
「ちぃ!」
「さらに1枚ドローする!魔法カード『貪欲な壺』!墓地のの『青眼の究極竜』、『光と闇の竜』、『ディスペアーアイズ・クレイジー・ドラゴン』、『暗黒竜コラプサーペント』、『白き霊龍』の合計5体をデッキに戻して2枚ドローする!魔法カード『魔法石の採掘』を発動!手札のカードを2枚捨てることで墓地の魔法カードを手札に加える!私が手札に加えるのは『
『青眼の究極竜』ATK4500
「更に墓地の『テイクオーバー・5』の効果を発動!このカードとデッキの同名カードを墓地から除外することで、1枚ドローする!引けあのカードを!」
これは……シャイニングドローっていうタイミングだよ霊夢(ボソ)
「来た!魔法カード『アルティメット・バースト』!融合召喚した『青眼の究極竜』が自分フィールドに存在する場合、『青眼の究極竜』はこのターン、3回攻撃を行うことができる!更に!攻撃するダメージステップ終了時まで相手はカード効果を発動できない!」
「なんだと!?」
「バトルよ!『青眼の究極竜』で『レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント』を攻撃!『アルティメット・バースト・ファースト』!」
「ぐぅ!」
レミリア&咲夜 LP3050→2050
「そしてこれで最後!『青眼の究極竜』でダイレクトアタック!『アルティメット・バースト・セカンド』!」
「……ふっ、完敗だ」
レミリア&咲夜 LP2050→0
WINNER 嵯峨&霊夢
「「いよっしゃあ!」」
「やったわね!嵯峨!」
「ああ、それよりもさ……」
「?」
「霊夢、俺の『ディスペアーアイズ』返して」
「あ、ごめん。『貪欲な壺』の効果でデッキに入れてたわ……」
「……」
「「……締まらねぇー」」
ディスペアーで次元龍だとか感想があったので、少しオリジナル次元龍を作ってみた。
『ダーク・リベンジ・エクシーズ・ドラゴン』
ランク4闇ドラゴンエクシーズATK2500/DEF2000
レベル4闇属性モンスター×2
『アグリィウィング・シンクロ・ドラゴン』
レベル7闇ドラゴンシンクロATK2500/DEF2000
闇属性チューナーモンスター+チューナー以外のモンスター1体
『エボリション・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン』
レベル8闇ドラゴン融合ATK2800/DEF2000
フィールド上のトークン以外の闇属性モンスター×2
デッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン
レベル7闇ドラゴンペンデュラムスケール4ATK2500/DEF2000
どっかで登場するかも?
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31.「第十回戦!ホーリーVSブラック!上」
『Aブロック、チルノ&大妖精チーム!対するはー!射命丸文&姫海堂 はたてチーム!』
「「「「デュエル!」」」」
ターン順はたて→チルノ→文→大妖精
「先行は私!私は『
『RR―バニシング・レイニアス』ATK1300
「『バニシング・レイニアス』の効果を発動!このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンのメインフェイズに手札のレベル4以下の『RR』を特殊召喚する!来い!『RR―トリビュート・レイニアス』!」
『RR―トリビュート・レイニアス』ATK1800
「『トリビュート・レイニアス』の効果を発動!このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンのメインフェイズにデッキから『RR』カードを墓地に送る。私が墓地に送るのは『RR―ミミクリー・レイニアス』!そして『ミミクリー・レイニアス』が墓地に送られたターンのメインフェイズにこのカードをゲームから除外することでデッキから『RR』カードを手札に加えることができる!『RR―ネスト』を手札に加え!そしてこのカードを発動!効果を発動!自分フィールドに『RR』モンスターが2体以上存在する場合、デッキ・墓地から『RR』モンスターを手札に加える。私が手札に加えるのは『RR―シンギング・レイニアス』!そしてレベル4の『バニシング・レイニアス』と『トリビュート・レイニアス』でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!現れよランク4!『RR―フォース・ストリクス』!」
『RR―フォース・ストリクス』ORU2 DEF2000
「更に自分フィールドにエクシーズモンスターが存在する場合、手札から『RR―シンギング・レイニアス』を特殊召喚できる!」
『RR―シンギング・レイニアス』DEF100
「『フォース・ストリクス』は自分の他の鳥獣族モンスターの数×500ポイント攻撃力・守備力がアップする」
『RR―フォース・ストリクス』DEF2000→2500
「まだまだ行くわよ!自分フィールドに『RR』モンスターが存在する場合、手札の『RR―ファジー・レイニアス』は特殊召喚できる!」
『RR―ファジー・レイニアス』DEF1500
『RR―フォース・ストリクス』DEF2500→3000
「そして魔法カード『RR―サンクチュアリ』を発動!自分フィールドに『RR』モンスターが3体以上存在する場合、デッキからカードを2枚ドローする!更に『シンギング・レイニアス』と『ファジー・レイニアス』でオーバーレイ!現れよ2体目!『RR―フォース・ストリクス』!」
『RR―フォース・ストリクス』ORU2 DEF2000→2500
『RR―フォース・ストリクス』DEF3000→2500
「2体の『フォース・ストリクス』の効果を発動!ORUを1つ取り除き、デッキからレベル4の闇属性・鳥獣族モンスターを手札に加えるわ!『RR―バニシング・レイニアス』と『RR―レトロフィット・レイニアス』を手札に加え、墓地に送られた『ファジー・レイニアス』の効果でデッキから同名モンスターを手札に加える!」
『RR―フォース・ストリクス』ORU2→1
『RR―フォース・ストリクス』ORU2→1
「カードを1枚伏せて、ターンエンドよ!」
はたて&文 手札5
・モンスターゾーン
『RR―フォース・ストリクス』DEF2500
『RR―フォース・ストリクス』DEF2500
・魔法・罠ゾーン
『RR―ネスト』
伏せ1
「あたいのターンだね!ドロー!自分フィールドよりも相手の方が4枚以上カードが存在する場合、手札の『氷結界の交霊師』を特殊召喚するよ!」
『氷結界の交霊師』ATK2200
「そして『ブリザード・ファルコン』を召喚!」
『ブリザード・ファルコン』ATK1500
「更にフィールド魔法『忘却の都レミューリア』を発動!このカードは『海』として扱う以外にもあたいの場の水属性モンスターの攻撃力・守備力を200ポイントアップさせる効果があるよ!」
『氷結界の交霊師』ATK2200→2400
『ブリザード・ファルコン』ATK1500→1700
「『ブリザード・ファルコン』の効果を発動!このカードの攻撃力が元々の攻撃力よりも高い場合、相手に1500ポイントのダメージを与えるよ!」
「なんですって!?痛っ!冷た!」
はたて&文 LP8000→6500
「そして手札から『霊水鳥シレーヌ・オルカ』を特殊召喚!このカードはあたいの場に鳥獣族か魚族モンスターが存在すれば特殊召喚できる!」
『霊水鳥シレーヌ・オルカ』ATK2200→2400
「更に『シレーヌ・オルカ』の効果であたいのフィールドのモンスターのレベルを全て4になるよ!」
『氷結界の交霊師』☆6→4
『霊水鳥シレーヌ・オルカ』☆5→4
「レベル4の『シレーヌ・オルカ』と『ブリザード・ファルコン』でオーバーレイ!凍てつく瘴気よ、今、時をも凍らす魔女となれ!エクシーズ召喚!『No.103神葬零嬢ラグナ・ゼロ』!」
『No.103神葬零嬢ラグナ・ゼロ』ORU2 ATK2400→2600
「『ラグナ・ゼロ』の効果を発動!ORUを1つ取り除き、元々の攻撃力から攻撃力が変動している相手モンスター1体を破壊する!」
『No.103神葬零嬢ラグナ・ゼロ』ORU2→1
「くっ!残った『フォース・ストリクス』の攻撃力・守備力は元に戻る」
『RR―フォース・ストリクス』DEF2500→2000
「そして1枚ドローする……バトルだ!『交霊師』で2体目の『フォース・ストリクス』を攻撃!」
「戦闘破壊をトリガーに『RR―リターン』を発動!墓地の『RR―トリビュート・レイニアス』を手札に加えるわ!」
「『ラグナ・ゼロ』でダイレクトアタック!」
はたて&文 LP6500→3900
「1ターンでライフが半分以下に……!」
「カードを1枚伏せて、ターンエンド!ふふん♪やっぱりあたいってばさいきょーね!」
「すごいよチルノちゃん!」
チルノ&大妖精 手札2
・モンスターゾーン
『『No.103神葬零嬢ラグナ・ゼロ』ORU1 ATK2600
『氷結界の交霊師』ATK2400
・魔法・罠ゾーン
伏せ1
・フィールド魔法
『忘却の都レミューリア』
「やりますね……私のターン!ドロー!『BF―上弦のピナーカ』を召喚!」
『BF―上弦のピナーカ』ATK1200
「さらに自分フィールドに存在する『BF』が1体のみの場合、手札から『BF―白夜のグラディウス』を特殊召喚!」
『BF―白夜のグラディウス』DEF1500
「シンクロ召喚なんか怖くないけど、永続罠『アイスバーン』を発動!自分フィールドに水属性モンスターが存在する限り、水属性以外のモンスターの召喚・特殊召喚した時、そのモンスターは守備表示になる!」
「……ッ!レベル3の『白夜のグラディウス』にレベル3の『上弦のピナーカ』をチューニング!自由に羽ばたく鳥よ、今星の影をその翼に映し、勝利の風を我が元に!シンクロ召喚!来たれ!レベル6『BF―星影のノートゥング』!」
『BF―星影のノートゥング』ATK2400→DEF1600
「『ノートゥング』の効果を発動!このカードの特殊召喚に成功した時、相手に800ポイントのダメージを与え、相手モンスター1体の攻撃力・守備力を800ポイントタウンさせる!」
チルノ&大妖精 LP8000→7200
『No.103神葬零嬢ラグナ・ゼロ』ATK2600→1800
「そして『ノートゥング』が存在する限り、『BF』の召喚権が1つ増えます!手札の『BF―逆巻のトルネード』を通常召喚!」
『BF―逆巻のトルネード』ATK1000→DEF1200
「『トルネード』が相手フィールドに特殊召喚されたモンスターが存在する時に通常召喚に成功した時、墓地の『BF』チューナーモンスターを特殊召喚できる!『BF―上弦のピナーカ』を特殊召喚!」
『BF―上弦のピナーカ』DEF1000
「レベル4の『逆巻のトルネード』にレベル3の『上弦のピナーカ』をチューニング!雷鳴と共に走る黒き翼!勝利の風に雷の斬撃を乗せて現れよ!シンクロ召喚!レベル7『ABF-驟雨のライキリ』!」
『ABF-驟雨のライキリ』ATK2600→DEF2000
「『ライキリ』の効果を発動!このカード以外の『BF』モンスターの数だけ相手フィールドのカードを破壊する!私が対象に取るのは『ラグナ・ゼロ』です!」
「くっ!やったなー!でも、『アイスバーン』があるからそっちに攻撃できるモンスターはいないぞー!」
「くっ……カードを2枚伏せて、エンドフェイズ時に墓地の『ピナーカ』の効果でデッキから『BF―疾風のゲイル』を手札に加えて、ターンエンドです」
はたて&文 手札2
・モンスターゾーン
『A BF―驟雨のライキリ』DEF2000
『BF―星影のノートゥング』DEF1600
・魔法・罠ゾーン
『RR―ネスト』
伏せ2
「わ、私のターン!ドローします……『ローンファイア・ブロッサム』を召喚します!」
『ローンファイア・ブロッサム』ATK500→DEF1400
「『ローンファイア・ブロッサム』の効果を発動!このカードをリリースしてデッキから『ローンファイア・ブロッサム』を特殊召喚します!」
『ローンファイア・ブロッサム』DEF1400
「更に相手のフィールドにモンスターが存在し、私が攻撃力1500以下のモンスターを特殊召喚したので手札から速攻魔法『地獄の暴走召喚』を発動します!」
「私のモンスターはどちらもデッキ・手札・墓地に存在しない……」
「私はデッキと墓地から1体ずつ、『ローンファイア・ブロッサム』を攻撃表示で特殊召喚します!」
『ローンファイア・ブロッサム』ATK500→DEF1400
『ローンファイア・ブロッサム』ATK500→DEF1400
「そして3体の効果を発動します!それぞれ自身をリリースして、デッキから『アロマージ―ジャスミン』を特殊召喚します!」
『アロマージ―ジャスミン』DEF1900
『アロマージ―ジャスミン』DEF1900
『アロマージ―ジャスミン』DEF1900
「『ジャスミン』の効果で私のライフが相手ライフよりも高い場合、植物族モンスターの召喚権が1つ増えます!私は『アロマージ―ローズマリー』を召喚!」
『アロマージ―ローズマリー』ATK1800
「フィールド魔法『忘却の都レミューリア』の効果を発動します!自分フィールドの水属性モンスターのレベルは自分フィールドの水属性モンスターの数だけ上がる!」
『氷結界の交霊師』☆4→6
『アロマージ―ローズマリー』☆4→6
「魔法カード『テラ・フォーミング』を発動!デッキから『アロマガーデン』を手札に加え、私はフィールド魔法『アロマガーデン』を発動!自分フィールドに『アロマ』モンスターが存在するので私のライフを500ポイント回復させ、『アロマ』モンスターの攻撃力・守備力を500ポイントアップさせます!」
チルノ&大妖精 LP7200→7700
『アロマージ―ローズマリー』ATK1800→2300
『アロマージ―ジャスミン』DEF1900→2400
『アロマージ―ジャスミン』DEF1900→2400
『アロマージ―ジャスミン』DEF1900→2400
「私のライフが回復した時、3体の『ジャスミン』の効果が発動!デッキからカードを1枚ドローします!更にレベル6となった『アロマージ―ローズマリー』と『氷結界の交霊師』でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!『No.21氷結のレディ・ジャスティス』!」
『No.21氷結のレディ・ジャスティス』ORU2 ATK500
「『レディ・ジャスティス』の攻撃力は自身のORUの数×1000ポイントアップする!」
『No.21氷結のレディ・ジャスティス』ATK500→2500
「『レディ・ジャスティス』の効果を発動!ORUを1つ取り除き、相手の守備表示モンスターを全て破壊する!」
『No.21氷結のレディ・ジャスティス』ORU2→1 ATK2500→1500
「ッ!速攻魔法発動!『
『A BF―驟雨のライキリ』DEF2000
「守備力2000……私はカードを2枚伏せて、ターンエンドします」
チルノ&大妖精 手札3
・モンスターゾーン
『アロマージ―ジャスミン』DEF2400
『アロマージ―ジャスミン』DEF2400
『アロマージ―ジャスミン』DEF2400
『No.21氷結のレディ・ジャスティス』ATK1500
・魔法・罠ゾーン
『アイスバーン』
伏せ2
「私のターン!ドロー!『RR―バニシング・レイニアス』を召喚!」
『RR―バニシング・レイニアス』ATK1300→DEF1600
「更に速攻魔法『バグ・ロード』を発動!お互いは自分のフィールドのレベル4以下のモンスターと同じレベルを持つモンスターを手札から特殊召喚できる!」
「わ、私は『アロマセラフィー・アンゼリカ』を墓地に送って効果を発動します!墓地の『ローズマリー』の攻撃力分、私のライフポイントは回復します!」
チルノ&大妖精 LP7700→9500
「私は手札の『レトロフィット・レイニアス』を特殊召喚!」
『RR―レトロフィット・レイニアス』DEF1200
「自分のライフが回復したので3体の『ジャスミン』の効果で3枚ドロー!」
「チェーンして速攻魔法『相乗り』を発動!相手がカード効果でカードをドローする度に私も1枚ドローできる!『ジャスミン』3体の効果が発動したので、私も3枚ドロー!永続魔法『RR―ネスト』の効果を発動!デッキから『RR―ペイン・レイニアス』を手札に加え、『ペイン・レイニアス』の効果を発動!『レトロフィット・レイニアス』の攻撃力か守備力、どちらか低い方のダメージを受けて『ペイン・レイニアス』を特殊召喚する!」
はたて&文 LP3900→3100
『RR―ペイン・レイニアス』DEF100
「この効果で特殊召喚された『ペイン・レイニアス』のレベルは『レトロフィット・レイニアス』と同じになる」
『RR―ペイン・レイニアス』☆1→4
「手札から『RR-ファジー・レイニアス』を特殊召喚!」
『RR―ファジー・レイニアス』DEF1500
「『ライキリ』を攻撃表示に変更!」
『A BF―驟雨のライキリ』DEF2000→2600
「バトル!『ライキリ』で『レディ・ジャスティス』を攻撃!」
「きゃっ!」
チルノ&大妖精 LP9500→8400
「これで厄介な『アイスバーン』の効果は切れた!速攻魔法『RR―ラピッド・エクシーズ』を発動!相手フィールドに特殊召喚されたモンスターが存在する場合、私はこのバトルフェイズ中に『RR』をエクシーズ召喚できる!」
「バトルフェイズ中にエクシーズ召喚!?」
「私は『ファジー・レイニアス』と『バニシング・レイニアス』でオーバーレイ!紅蓮のような翼はためかせる鳥竜たちよ、渇くようなその力を全てに振るえ!エクシーズ召喚!ランク4!『RR-ブレード・バーナー・ファルコン』!」
『RR―ブレード・バーナー・ファルコン』ORU2 ATK1000
「攻撃力……1000?」
「『ブレード・バーナー・ファルコン』がエクシーズ召喚に成功した時、私のライフが相手よりも3000以上少ない場合、このカードの攻撃力を3000ポイントアップさせる!」
『RR―ブレード・バーナー・ファルコン』ATK1000→4000
「な、攻撃力4000!?」
「さぁ、『ブレード・バーナー・ファルコン』で『ジャスミン』を攻撃!『火炎弾』!」
「くっ!『アロマガーデン』の効果で1000ポイントのライフを回復させます!」
チルノ&大妖精 LP8400→9400
「『ブレード・バーナー・ファルコン』が相手モンスターを戦闘で破壊した場合、ORUを任意の数取り除くことでその数だけ相手モンスターを破壊できる!私は『ブレード・バーナー』のORU2つを取り除き、残りの『ジャスミン』を破壊する!『火炎旋風』!」
『RR―ブレード・バーナー・ファルコン』ORU2→0
「そんな……!」
「『ファジー』の効果でデッキから同名モンスターをサーチしてメインフェイズ2で『レトロフィット・レイニアス』はエクシーズ召喚の素材となる場合、1体で2体分として扱うことができる!私は『レトロフィット・レイニアス』1体でオーバーレイ!1体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!『RR―フォース・ストリクス』!」
『RR―フォース・ストリクス』ORU1 DEF2000→3500
「『フォース・ストリクス』の効果でORUを1つ取り除き、デッキから『RR―ブースター・ストリクス』を手札に加える!」
『RR-フォース・ストリクス』ORU2→1
「カードを2枚伏せて、ターンエンド!」
はたて&文 手札6
・モンスターゾーン
『RR-ブレード・バーナー・ファルコン』ORU0 ATK4000
『RR―フォース・ストリクス』ORU0 DEF3500
『RR―ペイン・レイニアス』DEF100
『A BF―驟雨のライキリ』ATK2600
・魔法・罠ゾーン
『RR―ネスト』
伏せ3
「あたいのターン、ドロー!『貪欲な壺』を発動!墓地の『シレーヌ・オルカ』、『レディ・ジャスティス』、『氷結界の交霊師』、『神葬零嬢ラグナ・ゼロ』、『ローズマリー』をデッキに戻して2枚ドロー!ふふん!やっぱりあたいったら最強ね!あたいは『ブリザード・サンダーバード』を召喚!」
『ブリザード・サンダーバード』ATK1600
「効果を発動!手札の『オーロラ・ウィング』を捨てて、今捨てた『オーロラ・ウィング』と『ブリザード・ファルコン』を特殊召喚する!」
『オーロラ・ウィング』DEF1500
『ブリザード・ファルコン』DEF1600
「その後『ブリザード・サンダーバード』は手札に戻る。魔法カード『強欲なウツボ』発動!手札の『ブリザード・サンダーバード』と『スノーダスト・ドラゴン』をデッキに戻して3枚ドロー!レベル4の『オーロラ・ウィング』と『ブリザード・ファルコン』でオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4!『No.103神葬零嬢ラグナ・ゼロ』!」
『No.103神葬零嬢ラグナ・ゼロ』ORU2 ATK2400
「『ラグナ・ゼロ』の効果を発動!ORUを1つ取り除き、『ブレード・バーナー・ファルコン』を破壊して、1枚ドロー!」
『No.103神葬零嬢ラグナ・ゼロ』ORU2→1
「くっ!私のフィールドの鳥獣族モンスターが減ったので、『フォース・ストリクス』の攻守がダウンする……けど!効果破壊をトリガーに墓地の『RR―リターン』の効果を発動!このカードをゲームから除外してデッキから『RR』カードをサーチする!私は『RR―リアクター』を手札に加える!」
『RR―フォース・ストリクス』DEF3500→3000
「まだまだこれからだあ!魔法カード『RUM―バリアンズ・フォース』!」
「『RUM』!?」
「『ラグナ・ゼロ』を素材にカオスエクシーズチェンジ!『CNo.103神葬零嬢ラグナ・インフィニティ』!」
『CNo.103神葬零嬢ラグナ・インフィニティ』CORU2
「『ラグナ・インフィニティ』の効果を発動!CORUを1つ取り除き、相手フィールドの元々の攻撃力から変化したモンスターを除外して、その差の数値分のダメージを相手に与える!対象は『フォース・ストリクス』!」
『CNo.103神葬零嬢ラグナ・インフィニティ』CORU2→1
「くっ!」
はたて&文 LP3100→2100
「バトル!『ラグナ・インフィニティ』で『驟雨のライキリ』を攻撃!」
はたて&文 LP2100→1900
「あたいはこれでターンエンド!」
チルノ&大妖精 手札3
・モンスターゾーン
『CNo.103神葬零嬢ラグナ・インフィニティ』CORU1 ATK2800
・魔法・罠ゾーン
『アイスバーン』
伏せ2
・フィールド魔法ゾーン
『アロマガーデン』
「私のターン、ドロー!トラップ発動!『ブラック・バック』!このターン、通常召喚権を放棄する代わりに墓地の攻撃力2000以下の『BF』を特殊召喚する!私が呼び戻すのは『上弦のピナーカ』!」
『BF―上弦のピナーカ』DEF1000
「更にトラップ発動!『ブラック・リターン』!『ラグナ・インフィニティ』の攻撃力分、私のライフを回復し、『ラグナ・インフィニティ』を手札に戻させる!」
「そんな~!」
はたて&文 LP1900→4700
「私はレベル4の『ペイン・レイニアス』にレベル3の『上弦のピナーカ』をチューニング!シンクロ召喚!『A BF―涙雨のチドリ』!」
『A BF―涙雨のチドリ』ATK2600
「『涙雨のチドリ』の攻撃力は墓地の『BF』モンスターの数×300ポイントアップします!私の墓地の『BF』の数は5体!よって、『チドリ』の攻撃力は1500ポイントアップ!」
『A BF―涙雨のチドリ』ATK2600→4100
「バトル!『涙雨のチドリ』でダイレクトアタック!」
「トラップ発動!『ディープ・カーレント』!ダイレクトアタックを無効にしてバトルフェイズを終了するよ!」
「カードを1枚伏せて、ターンエンド!エンドフェイズに『上弦のピナーカ』の効果でデッキから『BF―月影のカルート』を手札に加えます!」
はたて&文 手札3
・モンスターゾーン
『A BF―涙雨のチドリ』ATK4100
・魔法・罠ゾーン
『RR―ネスト』
伏せ2
「わ、私のターン!ドロー!私は永続魔法『増草剤』を発動します!このカードの効果でこのターン、私は通常召喚できなくなりますが墓地の植物族モンスターを特殊召喚できます!墓地から『ローンファイア・ブロッサム』を特殊召喚!」
『ローンファイア・ブロッサム』DEF1400
「『ローンファイア・ブロッサム』の効果を発動します!このカードをリリースしてデッキから『アロマージ―ベルガモット』を特殊召喚します!」
『アロマージ―ベルガモット』ATK2400
「『ローンファイア・ブロッサム』がフィールドを離れたので『増草剤』は破壊されます。更に墓地の『アロマセラフィー―アンゼリカ』のモンスター効果を発動!私のフィールドに『アロマ』モンスターが存在し、自分のライフが相手ライフを上回っている場合、このカードを特殊召喚できる!」
『アロマセラフィー―アンゼリカ』DEF0
「そして『アロマガーデン』の効果を発動!」
チルノ&大妖精 LP9400→9900
『アロマージ―ベルガモット』ATK2400→2900
『アロマセラフィー―アンゼリカ』DEF0→500
「『ベルガモット』の効果発動!自分のライフが回復した場合、このカードの攻撃力を1000ポイントアップさせます!」
『アロマージ―ベルガモット』ATK2900→3900
「レベル6の『アロマージ―ベルガモット』にレベル1の『アロマセラフィー―アンゼリカ』をチューニング!可憐な白き姿よ、美しい歌声に合わせて素晴らしい勝利を咲かせよ!シンクロ召喚!レベル7!『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』!」
『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』ATK2100
「『エンシェント・ホーリー』は自分ライフが相手ライフよりも多かった場合、その差の数値分、攻撃力が上昇する!」
「私たちのライフ差は5200!」
『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』ATK2100→7300
「バトルです!『エンシェント・ホーリー』で『涙雨のチドリ』を攻撃!」
「手札から『BF-月影のカルート』のモンスター効果を発動!このカードを墓地に送って『涙雨のチドリ』の攻撃力を1400ポイントアップさせます!墓地に『BF』が増えたので『チドリ』の攻撃力は更に300ポイントアップ!」
『A BF―涙雨のチドリ』ATK4100→5500→5800
はたて&文 LP4700→3200
『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』ATK7300→8800
「まだ……まだ!『涙雨のチドリ』が破壊された場合、墓地の『BF』シンクロモンスターを特殊召喚する!戻ってこい!『A BF―驟雨のライキリ』!」
『A BF―驟雨のライキリ』ATK2600
「更にトラップ発動!『ブラック・リベンジ』!鳥獣族モンスターが破壊された場合、私のフィールドに『BF―ブラック・クレスト・トークン』を2体特殊召喚するわ!」
『BF―ブラック・クレスト・トークン』DEF800
『BF―ブラック・クレスト・トークン』DEF800
「カードを2枚伏せてターンエンドです」
チルノ&大妖精 手札4
・モンスターゾーン
『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』ATK8800
・魔法・罠ゾーン
『アイスバーン』
伏せ3
・フィールド魔法
『アロマガーデン』
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32.「第十回戦!ホーリーVSブラック!下」
チルノ&大妖精 LP9900
手札4(大妖精)手札3(チルノ)
・モンスターゾーン
『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』ATK8800
・魔法・罠ゾーン
『アイスバーン』
伏せ3
・フィールド魔法
『アロマガーデン』
はたて&文 LP3200
手札3(文)手札6(はたて)
・モンスターゾーン
『A BF―涙雨のチドリ』ATK4100
・魔法・罠ゾーン
『RR―ネスト』
伏せ2
「私のターン、ドロー!『驟雨のライキリ』のモンスター効果を発動!自分フィールドのこのカード以外の『BF』モンスターの数だけ相手フィールドのカードを破壊する!対象は『アイスバーン』とセットカード!」
「そんな……『ウィキッド・リボーン』が……!」
「『BF―ブラック・クレスト・トークン』をリリースして『RR―ワイルド・ヴァルチャー』をアドバンス召喚!」
『RR―ワイルド・ヴァルチャー』ATK1600
「『ワイルド・ヴァルチャー』のモンスター効果を発動!このカードをリリースして手札の『RR―スカル・イーグル』2体を特殊召喚!」
『RR-スカル・イーグル』ATK1000
『RR―スカル・イーグル』ATK1000
「これで……永続魔法『RR―ネスト』の効果を発動!デッキから『RR―シンギング・レイニアス』を手札に加える!そしてレベル3の『スカル・イーグル』2体でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!ランク3!『RR―デビル・イーグル』!」
『RR―デビル・イーグル』ORU2 ATK1000
「エクシーズ素材となった2体の『スカル・イーグル』の効果で『デビル・イーグル』の攻撃力を300ポイントアップさせるわ!」
『RR―デビル・イーグル』ATK1000→1300→1600
「更に『デビル・イーグル』のモンスター効果を発動!ORUを1つ取り除き、相手フィールドの特殊召喚されたモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える!」
『RR-デビル・イーグル』ORU2→1
「きゃ!」
チルノ&大妖精 LP9900→7800
『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』ATK8800→6700
「墓地へ行った『スカル・イーグル』の効果を発動!このカードを除外して墓地の『RR―サンクチュアリ』を手札に戻すわ!そして!『
『RR-エトランゼ・ファルコン』ORU2 ATK2000
「『エトランゼ・ファルコン』のモンスター効果を発動!ORUを1つ取り除き、『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』を破壊して、元々の攻撃力分のダメージを相手に与える!」
『RR―エトランゼ・ファルコン』ORU2→1
「また……っ!」
チルノ&大妖精 LP7800→5700
「更に自分フィールドにエクシーズモンスターが存在するので手札から『RR―シンギング・レイニアス』を特殊召喚!」
『RR―シンギング・レイニアス』DEF100
「そして自分フィールドに『RR』モンスターが存在するので手札から『RR―ファジー・レイニアス』を特殊召喚!」
『RR―ファジー・レイニアス』DEF1500
「まだまだ!『RR』モンスターが3体以上存在するので『RR―サンクチュアリ』を発動!デッキからカードを2枚ドロー!そして装備魔法『ラプターズ・アルティメット・メイス』を『エトランゼ・ファルコン』に装備!攻撃力が1000ポイントアップする!」
『RR―エトランゼ・ファルコン』ATK2000→3000
「バトル!『RR―エトランゼ・ファルコン』でダイレクトアタック!」
「トラップ発動!『体力増強スーパーZ』!2000ポイント以上の戦闘ダメージが発生する場合、ライフを4000ポイント回復します!」
チルノ&大妖精 LP5700→9700→6700
「『驟雨のライキリ』でダイレクトアタック!」
「トラップ発動!『波動再生』!『ライキリ』のレベル以下のシンクロモンスターを墓地から選択して、この攻撃で受ける戦闘ダメージを半分にします!」
チルノ&大妖精 LP6700→5400
「そして、ダメージステップ終了時に選択したシンクロモンスターを特殊召喚します!甦れ!『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』!」
『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』ATK2100→4300
「カードを1枚伏せて、ターンエンド……」
はたて&文 手札3
・モンスターゾーン
『RR―エトランゼ・ファルコン』ORU1 ATK3000
『RR―シンギング・レイニアス』DEF100
『RR―ファジー・レイニアス』DEF1500
『BF―ブラック・クレスト・トークン』DEF800
『A BF―驟雨のライキリ』ATK2600
・モンスターゾーン
『RR―ネスト』
伏せ2
「あたいのターンドロー!ちょーさいきょー!あたいがドローしたのは『RUM―
『No.103神葬零嬢ラグナ・ゼロ』ORU0 ATK2400
「そして『ラグナ・ゼロ』をカオス化させる!『CNo.103神葬零嬢ラグナ・インフィニティ』!」
『CNo.103神葬零嬢ラグナ・インフィニティ』CORU1 ATK2800
「『ラグナ・インフィニティ』のモンスター効果を発動!CORUを1つ取り除き、攻撃力が変動している『エトランゼ・ファルコン』をゲームから除外し、その差分のダメージを相手に与える!」
『CNo.103神葬零嬢ラグナ・インフィニティ』CORU1→0
はたて&文 LP3200→2200
『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』ATK4300→5300
「バトルだー!『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』で『驟雨のライキリ』を攻撃!」
「速攻魔法『烏合無象』発動!『RR―シンギング・レイニアス』を墓地に送って、エクストラデッキから『RR―ブレイズ・ファルコン』を特殊召喚!」
『RR―ブレイズ・ファルコン』ORU0 ATK1000
「攻撃表示?分からないけど、『ライキリ』に攻撃だ!」
「速攻魔法『RUM―デヴォーション・フォース』!相手モンスターの攻撃宣言時にフィールドの『RR』エクシーズモンスターを素材にオーバーレイ!ランクの1つ高い『RR』エクシーズモンスターへとランクアップできる!私はランク5の『ブレイズ・ファルコン』1体でオーバーレイネットワークを再構築!誇り高き隼よ、英雄に勝るその傷だらけの翼翻し、革命を巻き起こし羽ばたけ!エクシーズ召喚!ランク6!『RR-レボリューション・ファルコン』!」
『RR-レボリューション・ファルコン』ORU1 ATK2000
「そして『デヴォーション・フォース』の効果で攻撃対象を『レボリューション・ファルコン』に変更する!」
「ええ!?」
「そして『レボリューション・ファルコン』が特殊召喚されたモンスターとバトルする場合、相手モンスターの攻撃力・守備力は0になる!」
『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』ATK5300→0
「ち、チルノちゃん!」
チルノ&大妖精 LP5400→3400
「戦闘破壊された『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』の効果で1000ポイントのライフを払うことで特殊召喚できる……!」
チルノ&大妖精 LP3400→2400
『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』DEF2000
「そして『ラグナ・インフィニティ』で『ライキリ』を攻撃!」
「くっ……!」
はたて&文 LP2200→2000
「うぅ……カードを伏せて、ターンエンド」
チルノ&大妖精 手札2
・モンスターゾーン
『CNo.103神葬零嬢ラグナ・インフィニティ』CORU0 ATK2800
『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』DEF2000
・魔法・罠ゾーン
伏せ1
・フィールド魔法
『アロマガーデン』
「私のターン、ドロー!『レヴォリューション・ファルコン』のモンスター効果を発動!このカードが『RR』エクシーズモンスターをORUにしている場合、相手モンスター1体を破壊し、そのモンスターの攻撃力の半分の数値のダメージを相手に与える!対象は『ラグナ・インフィニティ』!」
「……!」
チルノ&大妖精 LP3400→2000
「更に手札から『BF-逆風のガスト』を召喚!」
『BF―逆風のガスト』ATK900
「自分フィールドに『BF』が存在する場合、手札から『BF―突風のオロシ』を特殊召喚!」
『BF-突風のオロシ』DEF600
「そしてレベル2の『逆風のガスト』にレベル1の『突風のオロシ』をチューニング!勝利の風よ、白く輝く虹に乗せて現れよ!シンクロ召喚!レベル3、『A BF―白虹のクニヨシ』!」
『A BF―白虹のクニヨシ』DEF1000
「『突風のオロシ』がシンクロ召喚の素材として墓地に送られた場合に効果発動!相手モンスターの表示形式を変更できる!私は『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』を攻撃表示に!」
『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』DEF2000→ATK2100
「ライフポイントが同じだから『エンシェント・ホーリー』の攻撃力は変動しないよ」
「『BF』をシンクロ素材に使用した『白虹のクニヨシ』はチューナーモンスターとして扱う!私はレベル4の『ファジー・レイニアス』、レベル2の『ブラック・クレスト・トークン』にレベル3の『白虹のクニヨシ』をチューニング!白き電撃よ、妖の斬刀と共に勝利の風になれ!シンクロ召喚!レベル9!『A BF―叢雲のクサナギ』!」
『A BF―叢雲のクサナギ』ATK3000
「『叢雲のクサナギ』がシンクロモンスターを素材にシンクロ召喚した時、その素材となったモンスターの攻撃力をターン終了時まで得ることができる!」
『A BF―叢雲のクサナギ』ATK3000→4000
「これでバトル!『レヴォリューション・ファルコン』で『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』を攻撃!効果を発動!攻撃力を0に!」
『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』ATK2100→0
「トラップ発動!『シンクロン・リフレクト』!シンクロモンスターが攻撃対象になった時、攻撃を無効にして相手モンスターを破壊する!私が破壊するのは『叢雲のクサナギ』!」
「くっ……!メインフェイズ2に魔法カード『貪欲な壺』を発動!墓地の『白虹のクニヨシ』、『涙雨のチドリ』、『白夜のグラディウス』、『逆巻のトルネード』、『突風のオロシ』の5体をデッキに戻して2枚ドロー!……カードを1枚伏せて、ターンエンド!」
はたて&文 手札1
・モンスターゾーン
『RR―レヴォリューション・ファルコン』ORU2 ATK2000
・魔法・罠ゾーン
『RR―ネスト』
伏せ1
「わ、私のターンドロー!魔法カード『死者蘇生』を発動!墓地の『ローンファイア・ブロッサム』を特殊召喚!」
『ローンファイア・ブロッサム』DEF1400
「効果を発動!このカードをリリースして、デッキから『アロマージ―ローズマリー』を特殊召喚します!」
『アロマージ―ローズマリー』ATK1800
「そしてチューナーモンスター『サニー・ピクシー』を通常召喚!」
『サニー・ピクシー』ATK300
「私はレベル4の『アロマージ―ローズマリー』にレベル1の『サニー・ピクシー』をチューニング!素敵な香りに誘われて、妖精たちが舞い踊る!華麗な花を咲かせよ!シンクロ召喚!レベル5『アロマセラフィー―ローズマリー』!」
『アロマセラフィー―ローズマリー』ATK2000
「光属性のシンクロモンスターの素材として墓地に送られた『サニー・ピクシー』の効果で1000ポイントライフを回復させます!」
チルノ&大妖精 LP2000→3000
「ライフポイントが相手よりも多いので、『エンシェント・ホーリー』の攻撃力は1000ポイント、そして『ローズマリー』の攻撃力は500ポイントアップする!」
『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』ATK0→1000
『アロマセラフィー―ローズマリー』ATK2000→2500
「更に『ローズマリー』の効果を発動!ライフポイントが回復した時、相手カードの効果を無効にする!対象は『レヴォリューション・ファルコン』!」
「くっ!これじゃ……戦闘時の効果が発動できない……!」
「更にフィールド魔法『アロマガーデン』の効果を発動!」
チルノ&大妖精 LP3000→3500
『アロマセラフィー―ローズマリー』ATK2500→3000
『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』ATK1000→1500
「バトル!『ローズマリー』で『レヴォリューション・ファルコン』を攻撃!」
「きゃっ!」
はたて&文 LP2000→1000
『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』ATK1500→2500
「これで……!『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』でダイレクトアタック!」
「相手モンスターの直接攻撃宣言時に手札から『BF-熱風のギブリ』のモンスター効果を発動!このカードを特殊召喚!」
『BF-熱風のギブリ』DEF1600
「……!『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』で『熱風のギブリ』を攻撃!」
「『BF』が戦闘破壊された時、トラップ発動!『ブラック・サンダー』!相手フィールドのカード1枚につき、400ポイントのダメージを与える!」
「そんな……!私のフィールドのカードは3枚……!」
チルノ&大妖精 LP3500→2300
『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』ATK2500→1300
「カードを1枚伏せて、ターンエンド……!」
チルノ&大妖精 手札2
・モンスターゾーン
『アロマセラフィー―ローズマリー』ATK2500
『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』ATK2250
・魔法・罠ゾーン
伏せ1
・フィールド魔法
『アロマガーデン』
「私のターン、ドロー!魔法カード『手札抹殺』発動!私は3枚、貴女は2枚墓地に送ってそれぞれ、墓地に送った枚数ドロー!」
「ドロー!」
「墓地に送られた『ミミクリー・レイニアス』のモンスター効果を発動!このカードをゲームから除外して、デッキから『RR―アイアン・ハート』を手札に加える!そして墓地の『RUM-スキップ・フォース』の効果を発動!墓地のこのカードと『RR―ペイン・レイニアス』をゲームから除外して、墓地の『RR』―エクシーズモンスターを特殊召喚できる!甦れ!『RR―レヴォリューション・ファルコン』!」
『RR―レヴォリューション・ファルコン』ORU0 ATK2000
「と、特殊召喚成功時に永続罠『女神の加護』を発動!ライフを3000ポイント回復させます!」
チルノ&大妖精 LP2300→5300
『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』ATK1300→4300
「『ローズマリー』の効果で『レヴォリューション・ファルコン』の効果を無効にします!」
「だったら装備魔法『RR―アイアン・ハート』を『レヴォリューション・ファルコン』に装備!装備モンスターの攻撃力を500ポイントアップさせるわ!」
『RR―レヴォリューション・ファルコン』ATK2000→2500
「その効果にチェーンして手札の『ハネワタ』を捨てて効果を発動します!このターン私が受ける効果ダメージは0になります!」
「2枚目の『RUM―スキップ・フォース』を発動!『RR-レヴォリューション・ファルコン』を素材にオーバーレイ!勇猛果敢なるハヤブサよ。自ら放つ爆炎を巻き上げ、大地をも焼き尽くす閃光となれ!ランクアップエクシーズチェンジ!飛翔しろ!ランク8『RR―サテライト・キャノン・ファルコン』!」
『RR―サテライト・キャノン・ファルコン』ORU1 ATK3000
「『サテライト・キャノン・ファルコン』がエクシーズ召喚に成功した場合に効果を発動!相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する!そしてこの効果に相手はチェーン出来ない!」
「きゃああ!で、でも!『ハネワタ』の効果が適用中なので……『女神の加護』の効果ダメージは0になります……」
「『サテライト・キャノン・ファルコン』のモンスター効果!ORUを1つ取り除き、相手モンスターの攻撃力を墓地の『RR』モンスターの数×800ポイント下げる!私の墓地に存在する『RR』の数は16体!よって、『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』の攻撃力を12800ポイント下げる!」
『RR-サテライト・キャノン・ファルコン』ORU1→0
『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』ATK4300→0
「これで『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』の攻撃力は0!」
「くっ……!」
「更に墓地に送られた『RR―アイアン・ハート』の効果を発動!墓地の2体の『RR』エクシーズモンスターを選択し、いずれか1体を特殊召喚する!来い!『RR―レヴォリューション・ファルコン』!」
『RR―レヴォリューション・ファルコン』ORU0 ATK2000
「そしてもう1体のエクシーズモンスター……『RR―フォース・ストリクス』を『レヴォリューション・ファルコン』のORUにする!」
『RR-レヴォリューション・ファルコン』ORU0→1
「バトル!『レヴォリューション・ファルコン』で『ローズマリー』を攻撃!この瞬間、『レヴォリューション・ファルコン』の効果で『ローズマリー』の攻撃力は0になる!」
『ローズマリー』ATK3000→0
チルノ&大妖精 LP5300→3300
「『サテライト・キャノン・ファルコン』で『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』を攻撃!」
チルノ&大妖精 LP3300→300
「私はカードを伏せて、『RR―ネスト』の効果を発動!デッキから『RR―ラスト・ストリクス』を手札に加え、ターンエンド」
はたて&文 手札1
・モンスターゾーン
『RR―サテライト・キャノン・ファルコン』ORU0 ATK3000
『RR―レヴォリューション・ファルコン』ORU1 ATK2000
・魔法・罠ゾーン
『RR―ネスト』
伏せ1
「あたいのターン!ドロー!『ブリザード・サンダーバード』を通常召喚!」
『ブリザード・サンダーバード』ATK1600
「効果を発動!手札の『氷結界の紋章』を墓地に送り、墓地から『オーロラ・ウィング』と『ブリザード・ファルコン』を特殊召喚するよー!」
『オーロラ・ウィング』ATK1200
『ブリザード・ファルコン』ATK1500
「『ブリザード・サンダーバード』は手札に戻り、レベル4モンスター2体でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!ランク4『零鳥獣シルフィーネ』!」
『零鳥獣シルフィーネ』ORU2 ATK2000
「『シルフィーネ』のモンスター効果!ORUを1つ取り除き、このカード以外のフィールドの表側表示のカード効果を次の自分のスタンバイフェイズまで無効にし、このカードの攻撃力を無効にしたカードの数×300ポイントアップするよ!」
『零鳥獣シルフィーネ』ORU2→1 ATK2000→3200
「魔法カード『鬼神の連撃』!『シルフィーネ』のORUを全て墓地に送ることでこのターン、『シルフィーネ』は1度のバトルフェイズ中に2度攻撃できる!」
『零鳥獣シルフィーネ』ORU1→0
「『零鳥獣シルフィーネ』で『レヴォリューション・ファルコン』を攻撃!」
「くっ!手札から『RR―ラスト・ストリクス』のモンスター効果を発動!このカードを特殊召喚し、自分フィールド・墓地の魔法・罠カードの数×100ポイントのライフを回復させるわ!」
「な、なんだってー!?」
『RR-ラスト・ストリクス』DEF100
「『シルフィーネ』で『レヴォリューション・ファルコン』に攻撃!」
はたて&文 LP1000→2900→1700
「『シルフィーネ』で『サテライト・キャノン・ファルコン』を攻撃!」
はたて&文 LP1700→1500
「カードを伏せてターンエンド!」
チルノ&大妖精 手札1
・モンスターゾーン
『零鳥獣シルフィーネ』ORU0 ATK3200
・魔法・罠ゾーン
伏せ1
「私のターン、ドロー!『BF-大肺のヴァーユ』を召喚!」
『BF-大肺のヴァーユ』ATK0
「そしてレベル1の『ラスト・ストリクス』と『大肺のヴァーユ』でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!『ゴーストリック・デュラハン』!」
『ゴーストリック・デュラハン』ORU2 ATK1000
「『デュラハン』の攻撃力は自分フィールドの『ゴーストリック』の数×200ポイントアップする!」
『ゴーストリック・デュラハン』ATK1000→1200
「『デュラハン』の効果!ORUを1つ取り除き、『シルフィーネ』の攻撃力を半分にする!」
『零鳥獣シルフィーネ』ATK3200→1600
「墓地に行った『大肺のヴァーユ』のモンスター効果!このカードと『星影のノートゥング』をゲームから除外することでエクストラデッキから『BF』シンクロモンスターを効果を無効にして特殊召喚する!私はレベル6の『星影のノートゥング』にレベル1の『大肺のヴァーユ』をチューニング!来い!レベル7『A BF―涙雨のチドリ』!」
『A BF―涙雨のチドリ』ATK2600
「バトル!『涙雨のチドリ』で『シルフィーネ』を攻撃!」
「速攻魔法『虚栄巨影』発動!『シルフィーネ』の攻撃力を1000ポイントアップさせる!」
「墓地の『
「そんな……!きゃあああ!」
チルノ&大妖精 LP300→0
WINNER姫海棠 はたて&射命丸 文
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33.「第十一回戦!星の龍と絶望の神!?上」
『さぁ、始まったーーーーー!古明地さとり&古明地こいしチームVS鬼人正邪&ファントムチームの戦いだーーー!』
「「「「「ウオオオォォォー!!(ノ・ω・)ノ」」」」」
「さぁ、やるぞ」
「ええ……特に話すことはないですからね」
「ひゃははは!ガキども相手なんて大人げないが、容赦なく行くぜー!」
「ふーん、おもしろそーだね」
「「「「デュエル!」」」」
ターン順 さとり→正邪→こいし→ファントム
「私のターン……永続魔法『天輪鐘楼』を発動。このカードが存在する限り、シンクロ召喚を行ったプレイヤーは1枚ドローする。そして手札の『グローアップ・バルブ』を墓地に送り、手札の『クイック・シンクロン』を特殊召喚」
『クイック・シンクロン』DEF1400
「墓地の『グローアップ』の効果を発動。デッキの一番上の『ボルト・ヘッジホッグ』を墓地に送り、このカードを特殊召喚する」
『グローアップ・バルブ』DEF100
「そして永続魔法『超栄養太陽』を発動。『グローアップ・バルブ』をリリースし、リリースしたモンスターのレベル+3の手札・デッキから特殊召喚する。『バオバブーン』を特殊召喚」
『バオバブーン』DEF1000
「『バオバブーン』が特殊召喚に成功した時、デッキからカードを1枚ドローして手札のカードをデッキの一番上か下に置くことができる。ドロー……別のカードを一番下に置き、レベル3の『バオバブーン』にレベル5の『クイック・シンクロン』をチューニング。シンクロ召喚。レベル8『ロード・ウォリアー』」
『ロード・ウォリアー』ATK3000
「『天輪鐘楼』の効果で1枚ドロー……更に私がシンクロ召喚に成功したので手札の『シンクロ・マグネーター』を特殊召喚」
『シンクロ・マグネーター』ATK1000
「『ロード・ウォリアー』の効果でデッキからレベル2以下の機械族か戦士族を特殊召喚する。『チューニング・サポーター』を特殊召喚」
『チューニング・サポーター』DEF300
「『チューニング・サポーター』はシンクロ素材として使用する時、レベル2として扱うこともできるので、私はレベル2の『チューニング・サポーター』にレベル3の『シンクロ・マグネーター』をチューニング。シンクロ召喚。レベル5『TG ハイパー・ライブラリアン』」
『TG ハイパー・ライブラリアン』ATK2400
「『天輪鐘楼』と『チューニング・サポーター』の効果で計2枚のカードをドロー……魔法カード『調律』を発動。デッキから『ジャンク・シンクロン』を手札に加え、デッキの一番上のカードを墓地に送る……『クリア・エフェクター』が墓地に送られる。『ジャンク・シンクロン』を召喚」
『ジャンク・シンクロン』ATK1300
「効果を発動。墓地の『クリア・エフェクター』を守備表示で特殊召喚」
『クリア・エフェクター』DEF900
「レベル2の『クリア・エフェクター』にレベル3の『ジャンク・シンクロン』をチューニング。レベル5『アクセル・シンクロン』」
『アクセル・シンクロン』DEF2100
「この時、『天輪鐘楼』、『ハイパー・ライブラリアン』、『クリア・エフェクター』の効果で計3枚のカードをドロー。『アクセル・シンクロン』のモンスター効果を使用。デッキから『シンクロン』モンスターを墓地に送り、そのモンスターのレベル分、このカードのレベルを上げるか下げることができる。私はレベル1の『ジェット・シンクロン』を墓地に送り、『アクセル・シンクロン』のレベルを1つ上げる」
『アクセル・シンクロン』☆5→6
「そして墓地の『ボルト・ヘッジホッグ』の効果を発動。自分フィールドにチューナーモンスターが存在する場合、このカードを特殊召喚できる」
『ボルト・ヘッジホッグ』DEF800
「レベル2の『ボルト・ヘッジホッグ』にレベル6となった『アクセル・シンクロン』をチューニング。散りばめられる星々が、一つとなりて、未来を拓く、人も妖も……シンクロ召喚。レベル8『スターダスト・ドラゴン』」
『スターダスト・ドラゴン』ATK2500
「『天輪鐘楼』と『ハイパー・ライブラリアン』の効果で計2枚ドロー。カードを3枚伏せて、ターンエンドです」
さとり&こいし 手札4
・モンスターゾーン
『スターダスト・ドラゴン』ATK2500
『TG ハイパー・ライブラリアン』ATK2400
『ロード・ウォリアー』ATK3000
・魔法・罠ゾーン
『天輪鐘楼』
伏せ3
「1ターンで、なんつー展開力だ……ぶっ潰しがいがあるってもんだぜ!私のターン!ドロー!……またこいつか。魔法カード『名推理』を発動。さぁ、レベルを好きなの選びな」
「レベル4です」
「よーし、なら1枚目……!レベル4の『E・HEROシャドー・ミスト』だ!相手が宣言したレベルと合っているモンスターならば墓地に送られる!だが、このカードが墓地に送られた場合、デッキから『HERO』を手札に加えるぜ!『E・HEROエアーマン』を手札に!そして『エアーマン』を召喚!」
『E・HEROエアーマン』ATK1800
「『エアーマン』の効果でデッキから『HERO』をサーチする!『
『E-HEROマリシャス・デビル』ATK3500
「バトルだ!『マリシャス・デビル』で『ハイパー・ライブラリアン』を攻撃!『エッジ・ストリーム』!」
「トラップ発動。『
「な、なんだと!?」
「私はレベル5の『ハイパー・ライブラリアン』にレベル5の『アクセル・シンクロン』をチューニング……未来へと光速で駆けるその姿は新たな進化への扉を開く鍵となる。人も妖も……アクセルシンクロ。シンクロ召喚。光来せよ。レベル10『シューティング・スター・ドラゴン』」
『シューティング・スター・ドラゴン』ATK3300
「『天輪鐘楼』の効果で1枚ドロー」
「ば、馬鹿な……!『スターダスト・ドラゴン』に『シューティング・スター・ドラゴン』だとぉ!?チィ……カードを2枚伏せて、ターンエンドだ」
ファントム&正邪 手札1
・モンスターゾーン
『E-HEROマリシャス・デビル』ATK3500
『E・HEROエアーマン』ATK1800
・魔法・罠ゾーン
伏せ2
「よ~し、私のターンだよ☆ドロー!『ロード・ウォリアー』の効果を発動~!」
「おっと!トラップ発動!『禁断の異本』!お互いのフィールドに合計2体以上の融合・シンクロ・エクシーズモンスターが存在する場合、その種類を全て墓地に送る!ひゃははは!これでシンクロモンスターは全部墓地行きだーー!」
「ええ~!?困るよ!取り敢えず、チェーン解決で『ロード・ウォリアー』の効果でデッキから『TGストライカー』を特殊召喚するよー」
『TGストライカー』DEF0
「レベル4以下のモンスターが特殊召喚されたから手札の『TGワーウルフ』を特殊召喚するよー!」
『TGワーウルフ』DEF0
「そして『ジャンク・シンクロン』を召喚!」
『ジャンク・シンクロン』ATK1300
「効果で墓地の『クリア・エフェクター』を特殊召喚するよー!」
『クリア・エフェクター』DEF900
「レベル2の『クリア・エフェクター』にレベル3の『ジャンク・シンクロン』をチューニング!シンクロ召喚~!レベル5『マジカル・アンドロイド』!」
『マジカル・アンドロイド』ATK2300
「まだまだ~!『クリア・エフェクター』がシンクロ素材として使用された場合、1枚ドローするよ!更に『天輪鐘楼』の効果で1枚ドロー!レベル3の『TGワーウルフ』にレベル2の『TGストライカー』をチューニング!シンクロ召喚!レベル5『TGワンダー・マジシャン』!」
『TGワンダー・マジシャン』ATK1900
「『天輪鐘楼』の効果で1枚ドローして、『ワンダー・マジシャン』が特殊召喚に成功した時、フィールドの魔法・罠カードを1枚破壊できる!残りの伏せカードを破壊だー!」
「ただじゃ破壊されねぇぜ!トラップ発動!『スリップ・サモン』!手札のレベル4以下のモンスターを守備表示で特殊召喚するぜ!私が特殊召喚するのはD―HEROディシジョンガイ』!」
『D-HEROディシジョンガイ』DEF1000
「『ディシジョンガイ』の効果を発動!このターンのエンドフェイズ時にデッキから『HERO』モンスターを手札に加える!」
「レベル5の『マジカル・アンドロイド』にレベル5の『TGワンダー・マジシャン』をチューニング!リミッター開放!レベル10!GO!アクセルシンクロ!『TGブレード・ガンナー』」
『TGブレード・ガンナー』ATK3300
「『天輪鐘楼』の効果で1枚ドローして、バトルだ~!」
「ひゃはは!無駄だぜ!『マリシャス・デビル』の効果でこいつにしか攻撃できねぇ!」
「大丈夫だよ~!リバースカードオープン!速攻魔法『収縮』!『マリシャス・デビル』の攻撃力を半分にする!」
「ちっ」
『E-HEROマリシャス・デビル』ATK3500→1750
「バトル!『ブレード・ガンナー』で『マリシャス・デビル』を攻撃!『シュート・ブレード』!」
「ぐっ!」
ファントム&正邪 LP8000→6450
「カードを伏せて、永続魔法『魂吸収』を発動してターンエンド☆」
「エンドフェイズ時に『ディシジョンガイ』の効果でデッキから『D-HEROディバインガイ』を手札に加え、『スリップ・サモン』の効果で『ディシジョンガイ』は手札に戻る!」
さとり&こいし 手札6
・モンスターゾーン
『TGブレード・ガンナー』ATK3300
・魔法・罠ゾーン
『天輪鐘楼』
『魂吸収』
伏せ2
「俺のターン……ドロー。相手フィールドにのみモンスターが存在する場合、手札から『アンノウン・シンクロン』を特殊召喚」
『アンノウン・シンクロン』DEF0
「魔法カード『ワンチャン!?』を発動。自分フィールドにレベル1モンスターが存在する場合、デッキからレベル1モンスターを手札に加える。『ミスティック・パイパー』を手札に加え、召喚」
『ミスティック・パイパー』ATK0
「『ミスティック・パイパー』の効果を発動。このカードをリリースしてデッキから1枚ドローし、そのカードがレベル1モンスターならば相手に見せることでもう1枚ドローできる。ドロー……レベル1『ブースター・ウォリアー』だ。もう1枚ドローする。『ブースト・ウォリアー』は自分フィールドにチューナーモンスターが存在する場合に特殊召喚できる」
『ブースト・ウォリアー』DEF200
「フィールド魔法『スターライト・ジャンクション』を発動。効果により、『アンノウン・シンクロン』をリリースしてレベルの異なる『シンクロン』モンスターを特殊召喚する。来い、『フルール・シンクロン』」
『フルール・シンクロン』DEF200
「レベル1の『ブースト・ウォリアー』にレベル2の『フルール・シンクロン』をチューニング。炎に光が交わった時、更なる進化を求める幻へと姿形を変えていく。シンクロ召喚。『たつのこ』」
『たつのこ』ATK1700
「『天輪鐘楼』の効果は俺も使用できる。1枚ドローし、シンクロ素材として墓地に送られた『フルール・シンクロン』の効果を発動。手札から『イービル・ソーン』を特殊召喚」
『イービル・ソーン』DEF300
「『イービル・ソーン』をリリースして効果を発動。相手に300ポイントのダメージを与える」
さとり&こいし LP8000→7700
「そしてデッキから同名モンスターを2体攻撃表示で特殊召喚する」
『イービル・ソーン』ATK100
『イービル・ソーン』ATK100
「この効果で特殊召喚された『イービル・ソーン』は自身の効果を使用できないが、そんなことはどうでもいい。手札の『サンダー・ドラゴン』を捨てて効果を発動。デッキから同名モンスターを2体手札に加える。『たつのこ』はシンクロ召喚するためのモンスターを手札から代用できる。俺は手札のレベル5『サンダー・ドラゴン』にレベル3の『たつのこ』をチューニング。水に光が交わった時、異次元からの進化へと姿形を変えていく。シンクロ召喚。『
『PSYフレームロード・Ω』ATK2800
「『天輪鐘楼』の効果でドロー……ほぉ?『手札断殺』を発動。お互いは手札を2枚捨て、2枚ドローする。俺は『サンダー・ドラゴン』と『絶対王バック・ジャック』を捨てる」
「じゃあ、私は『リ・バイブル』と『フューチャー・グロウ』を捨てるよ~」
「墓地に送られた『絶対王バック・ジャック』の効果を発動。デッキの上からカードを3枚確認し、好きな順番でデッキの上へ戻す……そして、俺はレベル1の『イービル・ソーン』2体でオーバーレイ。2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築。闇と闇が交わった時、光差す彼方へ姿形を変えていく。エクシーズ召喚『森羅の姫芽宮』」
『森羅の姫芽宮』ORU2 ATK1800
「『姫芽宮』の効果を発動。ORUを1つ取り除き、デッキの一番上のカードをめくり、それが魔法・罠カードならば手札に、モンスターなら墓地に送る」
『森羅の姫芽宮』ORU2→1
「デッキトップのカードは魔法カード『フレグランス・ストーム』。これを手札に加え、発動。『姫芽宮』を破壊して、1枚ドロー。ドローしたのは植物族モンスターの『スポーア』。よってもう1枚ドローする。魔法カード『ワン・フォー・ワン』発動。手札の『スポーア』を墓地に送り、デッキから『ブロック・スパイダー』を特殊召喚」
ブロック・スパイダー』DEF100
「『ブロック・スパイダー』が特殊召喚に成功した時、デッキから『ブロック・スパイダー』を特殊召喚する」
『ブロック・スパイダー』DEF100
「レベル1の『ブロック・スパイダー』2体でオーバーレイ。2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築。地と地が交わった時、
『ゴーストリック・デュラハン』ORU2 ATK1000→1200
「『ゴーストリック・デュラハン』の効果を発動。ORUを1つ取り除き、『ブレード・ガンナー』の攻撃力を半分にする」
『ゴーストリック・デュラハン』ORU2→1
『TGブレード・ガンナー』ATK3300→1650
「バトル。『Ω』で『ブレード・ガンナー』を攻撃」
「『ブレード・ガンナー』の効果を発動!墓地の『TGワーウルフ』を除外して、このカードを除外する!『魂吸収』の効果!更にトラップカード『ゼロ・フォース』!フィールドの表側表示モンスターを全て攻撃力0にする!」
「……」
『PSYフレームロード・Ω』ATK2800→0
『ゴーストリック・デュラハン』ATK1200→0
さとり&こいし LP7700→8700
「……メインフェイズ2で魔法カード『終わりの始まり』を発動。墓地の『シャドーミスト』、『イービル・ソーン』、『イービル・ソーン』、『マリシャス・エッジ』、『絶対王バック・ジャック』を除外して、3枚ドロー……」
「『魂吸収』の効果で2500ポイント回復!」
さとり&こいし LP8700→11200
「カードを3枚伏せて、ターンエンド」
ファントム&正邪 手札3
・モンスターゾーン
『PSYフレームロード・Ω』ATK0
『ゴーストリック・デュラハン』ORU1 ATK0
・魔法・罠ゾーン
伏せ3
・フィールド魔法
『スターライト・ジャンクション』
「私のターン、ドロー」
「スタンバイフェイズに『PSYフレームロード・Ω』の効果を発動。除外されている『絶対王バック・ジャック』を墓地に戻す」
「私もスタンバイフェイズに除外されている『TGブレード・ガンナー』を特殊召喚します」
「トラップ発動。『ハルモニアの鏡』。相手がシンクロモンスターを特殊召喚する場合、俺のフィールドにそのモンスターを特殊召喚する」
「……」
『TGブレード・ガンナー』ATK3300
「わ、私の『ブレード・ガンナー』が~!お姉ちゃん、取り返して~!」
「はぁ……私は速攻魔法『マグネット・リバース』を発動。除外されている通常召喚できない岩石族か機械族を特殊召喚する。『アクセル・シンクロン』を特殊召喚」
『アクセル・シンクロン』DEF2100
「『アクセル・シンクロン』の効果を発動。デッキから『ジェット・シンクロン』を墓地に送り、レベルを1つ下げる」
『アクセル・シンクロン』☆5→4
「『ジャンク・シンクロン』を召喚」
『ジャンク・シンクロン』ATK1300
「墓地の『クリア・エフェクター』を特殊召喚」
『クリア・エフェクター』DEF900
「更に墓地のモンスターが特殊召喚に成功した時、手札の『ドッペル・ウォリアー』を特殊召喚」
『ドッペル・ウォリアー』ATK800
「レベル2の『ドッペル・ウォリアー』にレベル3の『ジャンク・シンクロン』をチューニング。シンクロ召喚。レベル5『ジャンク・ウォリアー』」
『ジャンク・ウォリアー』ATK2300
「『天輪鐘楼』と『ジャンク・ウォリアー』の効果の発動に対し、墓地の『ドッペル・ウォリアー』の効果を発動。『ドッペル・トークン』を2体特殊召喚」
『ドッペル・トークン』ATK400
『ドッペル・トークン』ATK400
「『ジャンク・ウォリアー』の効果で自分フィールドのレベル2以下のモンスターの攻撃力の合計分、このカードの攻撃力をアップさせます」
『ジャンク・ウォリアー』ATK2300→3100
「そして、1枚ドロー。レベル2『クリア・エフェクター』、レベル1『ドッペル・トークン』にレベル4の『アクセル・シンクロン』をチューニング。シンクロ召喚。レベル7『邪竜星―ガイザー』」
『邪竜星―ガイザー』ATK2600
「『天輪鐘楼』と『クリア・エフェクター』の効果で1枚ドロー。『邪竜星―ガイザー』の効果を発動。自分フィールドの『竜星』モンスターと相手カードを破壊する。私は『邪竜星―ガイザー』と『TGブレード・ガンナー』を破壊する」
「トラップ発動。『スター・シフト』。『TGブレード・ガンナー』を墓地に送り、エクストラデッキから同レベルのシンクロモンスターを効果を無効にして特殊召喚する。来い、『
『涅槃の超魔導剣士』ATK3300
「『クリア・エフェクター』をシンクロ素材として使用された場合、『邪竜星―ガイザー』は効果では破壊されません」
「『スターライト・ジャンクション』の効果を発動。俺がエクストラデッキからシンクロモンスターを特殊召喚した場合、相手カード1枚を選択してデッキに戻させる……対象は『ジャンク・ウォリアー』だ」
「……墓地の『ジェット・シンクロン』の効果を発動。手札の『シャッフル・リボーン』を墓地に送り、このカードを特殊召喚」
『ジェット・シンクロン』DEF0
「魔法カード『精神汚染』発動。手札の『スターダスト・ドラゴン/バスター』を墓地に送り、『涅槃の超魔導剣士』のコントロールを得ます」
「いいだろう」
『涅槃の超魔導剣士』コントローラー ファントム→さとり
「レベル1の『ドッペル・トークン』にレベル1の『ジェット・シンクロン』をチューニング。この時、『ジェット・シンクロン』は除外される。シンクロ召喚。『フォーミュラ・シンクロン』」
『フォーミュラ・シンクロン』DEF1500
「『天輪鐘楼』と『フォーミュラ・シンクロン』自身の効果で1枚ずつドロー。そして『ジェット・シンクロン』が自身の効果で特殊召喚に成功し、墓地に送られる場合、除外されるため、『魂吸収』の効果も発動する」
さとり&こいし LP11200→11700
「速攻魔法『スター・チェンジャー』発動。『フォーミュラ・シンクロン』のレベルを1つ上げます」
『フォーミュラ・シンクロン』☆2→3
「レベル7の『邪竜星―ガイザー』にレベル3となった『フォーミュラ・シンクロン』をチューニング。光道の輝きに照らされ、新たな境地へと進んでいく。人も妖も……アクセルシンクロ。シンクロ召喚。レベル10『真閃珖竜スターダスト・クロニクル』」
『真閃珖竜スターダスト・クロニクル』ATK3000
「『天輪鐘楼』の効果で1枚ドローして、魔法カード『スター・レベル・シャッフル』を発動。『涅槃の超魔導剣士』と同レベルのモンスターを墓地から選択して、入れ替えます。私が選択するのは『シューティング・スター・ドラゴン』」
『シューティング・スター・ドラゴン』ATK3300
「『シューティング・スター・ドラゴン』の効果を発動。デッキの上から5枚のカードをめくり、その中のチューナーモンスターの数だけ攻撃できる。1枚目チューナーモンスター『ジェット・シンクロン』、2枚目『仁王立ち』、3枚目『トゥルース・リインフォース』、4枚目『調律』、5枚目チューナーモンスター『ジャンク・シンクロン』。よって2回攻撃が可能となる」
「メインフェイズ終了時に『PSYフレームロード・Ω』の効果を発動。このカードと相手の手札を1枚除外する」
「『マインド・クラッシュ』ですか……『魂吸収』の効果を発動」
さとり&こいし LP11700→12700
「バトル。『真閃珖竜スターダスト・クロニクル』で『ゴーストリック・デュラハン』を攻撃」
「『ゴーストリック・デュラハン』の効果を発動。ORUを1つ取り除き、『スターダスト・クロニクル』の攻撃力を半分にする」
『ゴーストリック・デュラハン』ORU1→0
「『スターダスト・クロニクル』の効果を発動。墓地の『スターダスト・ドラゴン』をゲームから除外することで『スターダスト・クロニクル』は他のカード効果を受けない。『魂吸収』の効果を発動」
ファントム&正邪 LP6450→3450
さとり&こいし LP12700→13200
「『シューティングスター・ドラゴン』でダイレクトアタック」
「トラップ発動。『迷い風』。『シューティング・スター・ドラゴン』の元々の攻撃力を半分にし、効果を無効にする」
『シューティング・スター・ドラゴン』ATK3300→1650
ファントム&正邪 LP3450→1800
「連続攻撃ができなくなりましたか……カードを伏せてターンエンド」
さとり&こいし 手札2
・モンスターゾーン
『真閃珖竜スターダスト・クロニクル』ATK3000
『シューティング・スター・ドラゴン』ATK1650
・魔法・罠ゾーン
『天輪鐘楼』
『魂吸収』
伏せ2
「いくぜぇ!?私のターン!ドロー!ひゃーはははは!スタンバイフェイズに『PSYフレームロード・Ω』とお前の手札が元に戻るぜ!」
『PSYフレームロード・Ω』ATK2800
「『手札抹殺』を発動!2枚捨てて、2枚ドロー!更に『ネクロフェイス』を召喚!」
『ネクロフェイス』ATK1200
「『ネクロフェイス』が召喚に成功した時、お互いのゲームから除外されているカードを全てデッキに戻し、その枚数だけこのカードの攻撃力を100ポイントアップする!戻ったカードは8枚!」
『ネクロフェイス』ATK1200→2000
「魔法カード『アカシックレコード』!デッキからカードを2枚ドロー!よし、新しいカードだ……バトル!『ネクロフェイス』で『シューティング・スター・ドラゴン』を攻撃!」
「……攻撃宣言時に『シューティング・スター・ドラゴン』の効果を発動。このカードをゲームから除外して攻撃を無効にする」
「チェーンして速攻魔法『九十九スラッシュ』を発動!ライフ差だけ『ネクロフェイス』の攻撃力を加算させる!私とお前のライフ差は11400!」
「その効果にチェーンして『魂吸収』の効果を発動。更に『スターダスト・クロニクル』の効果を発動。墓地の『スターダスト・ドラゴン』を除外し、このカードは他のカードの効果を受けなくなる。そしてもう一度『魂吸収』の効果を発動」
さとり&こいし LP13200→13700→14200
『ネクロフェイス』ATK2000→14400
「速攻魔法『ダブル・アップ・チャンス』を発動!『ネクロフェイス』の攻撃力を倍にして、もう一度攻撃できる!」
『ネクロフェイス』ATK14400→28800
「『ネクロフェイス』で『スターダスト・クロニクル』を攻撃!」
「トラップ発動。『ダメージ・ダイエット』。このターン受けるダメージを半分にする」
さとり&こいし LP14200→800
「『真閃珖竜スターダスト・クロニクル』の効果で除外されている『スターダスト・ドラゴン』を特殊召喚します」
『スターダスト・ドラゴン』DEF2000
「『PSYフレームロード・Ω』で『スターダスト・ドラゴン』を攻撃して、メインフェイズ2に入るぜ。墓地の『D-HEROディバインガイ』の効果を発動!私の手札が0枚の場合、このカードと墓地の『D-HEROディシジョンガイ』を除外して、2枚ドロー!」
「『魂吸収』の効果を発動」
さとり&こいし LP800→1800
「カードを2枚伏せて、ターンエンド!」
「このエンドフェイズ時に除外されている『シューティング・スター・ドラゴン』を特殊召喚します」
『シューティング・スター・ドラゴン』ATK3300
ファントム&正邪 手札0
・モンスタ-ゾーン
『ネクロフェイス』ATK28800→2000
『PSYフレームロード・Ω』ATK2800
・魔法・罠ゾーン
伏せ2
・フィールド魔法
『スターライト・ジャンクション』
皆さんもマスタールール3のジャンドはいかが?
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34.「第十一回戦!星の龍と絶望の神!?下」
ファントム&正邪 LP1800
手札3(ファントム)手札0(正邪)
・モンスターゾーン
『ネクロフェイス』ATK28800→2000
『PSYフレームロード・Ω』ATK2800
・魔法・罠ゾーン
伏せ2
・フィールド魔法
『スターライト・ジャンクション』
さとり&こいし LP1800
手札2(さとり)手札6こいし
・モンスターゾーン
『真閃珖竜スターダスト・クロニクル』ATK3000
『シューティング・スター・ドラゴン』ATK3300
・魔法・罠ゾーン
『天輪鐘楼』
『魂吸収』
伏せ2
「私のターン、ドロ~!」
「このスタンバイフェイズ時に『PSYフレームロード・Ω』の効果で除外されている『E・HEROシャドーミスト』を墓地に戻す」
「このままバトル!『シューティングスター・ドラゴン』で『ネクロフェイス』を攻撃!」
「永続罠『革命―トリック・バトル』発動!攻撃表示同士の戦闘で破壊されるのは攻撃力が高い方になるぜ!」
「『シューティング・スター・ドラゴン』の効果で……破壊できないの!?」
「ひゃーはははは!無駄だ無駄だ!戦闘ダメージぐらいは受けてやるよぉ!」
ファントム&正邪 LP1800→500
「うう~、メインフェイズ2に入って、魔法カード『戦士の生還』を発動。墓地の『ジャンク・シンクロン』を手札に加え、召喚~!」
『ジャンク・シンクロン』ATK1300
「『ジャンク・シンクロン』の効果で墓地の『クリア・エフェクター』を特殊召喚!」
『クリア・エフェクター』DEF900
「レベル2の『クリア・エフェクター』にレベル3の『ジャンク・シンクロン』をチューニング!シンクロ召喚!レベル5!『転生竜サンサーラ』!」
『転生竜サンサーラ』ATK100
「『天輪鐘楼』と『クリア・エフェクター』の効果で2枚のカードをドロー!カードを2枚伏せてターンエンド」
さとり&こいし 手札6
・モンスターゾーン
『転生竜サンサーラ』ATK100
・魔法・罠ゾーン
『天輪鐘楼』
『魂吸収』
伏せ3
「俺のターン、ドロー。『マジック・プランター』を発動。『革命―トリック・バトル』を墓地に送って2枚ドロー……『金華猫』を召喚」
『金華猫』ATK400
「『金華猫』の効果を発動。墓地のレベル1モンスターである『ミスティック・パイパー』を特殊召喚」
『ミスティック・パイパー』DEF0
「『ミスティック・パイパー』の効果で自身をリリースして1枚ドロー、ドローしたのは『虹クリボー』。よって、もう1枚ドローする……バトルだ。『PSYフレームロード・Ω』で『転生竜サンサーラ』を攻撃」
「永続罠『リビングデッドの呼び声』!墓地の『シューティング・スター・ドラゴン』を蘇生するよ~!」
『シューティング・スター・ドラゴン』ATK3300
「攻撃続行」
「リバースカードだよ!速攻魔法『緊急テレポート』!デッキから『テレポンD.D.』を守備表示で特殊召喚!」
『テレポンD.D.』DEF1800
「攻撃続行」
「トラップ発動!『ダブル・タイプ・レスキュー』~!自分フィールドのモンスターの種類が2種類以上存在するか、『TG』モンスターが存在するなら墓地からモンスターを特殊召喚できるよ~!現れよ!『TGブレード・ガンナー』!」
『TGブレード・ガンナー』ATK3300
「……攻撃続行」
「『シューティング・スター・ドラゴン』の効果と『TGブレード・ガンナー』の効果を発動!『シューティング・スター・ドラゴン』を除外して攻撃を無効!『TGブレード・ガンナー』と墓地の『TGワンダー・マジシャン』を除外して、次のスタンバイフェイズまでこのカードを除外する!そして『魂吸収』で計1500ポイントのライフを回復するよ~!」
さとり&こいし LP1800→3300
「……ち、『金華猫』で『転生竜サンサーラ』を攻撃」
「何もないよー」
さとり&こいし LP3300→3000
「『サンサーラ』の効果で墓地から『マジカル・アンドロイド』を特殊召喚~!」
『マジカル・アンドロイド』ATK2400
「カードを2枚伏せて、ターンエンド」
「この時、『緊急テレポート』の効果で特殊召喚された『テレポンD.D.』の効果でデッキから『サイ・ガール』をゲームから除外するよ~。そして、『魂吸収』の効果を発動~!」
さとり&こいし LP3000→4000
「エンドフェイズ時に『金華猫』は手札に戻る」
「そうそう『シューティング・スター・ドラゴン』も特殊召喚されるよ~」
『シューティング・スター・ドラゴン』ATK3300
ファントム&正邪 手札4
・モンスターゾーン
『PSYフレームロード・Ω』ATK2800
・魔法・罠ゾーン
伏せ3
・フィールド魔法
『スターライト・ジャンクション』
「私のターン、ドロー……スタンバイフェイズ時に、『TGブレード・ガンナー』を特殊召喚します」
『TGブレード・ガンナー』ATK3300
「『PSYフレームロード・Ω』の効果を発動。除外されている『E―HEROマリシャス・エッジ』を墓地に戻し、この瞬間に墓地の『絶対王バック・ジャック』の効果を発動。このカードをゲームから除外することで、デッキの一番上のカードをめくり、そのカードが通常罠カードならば、セットし発動することができる……デッキトップのカードは……ビンゴだ。『禁断の異本』。このカードをセットし、即発動。シンクロモンスターは全て墓地に送られる」
「……除外されている『テレポンD.D.』の効果で同じく除外されている『サイ・ガール』を特殊召喚し、『絶対王バック・ジャック』の除外に対し、『魂吸収』の効果を発動」
『サイ・ガール』DEF300
さとり&こいし LP4000→4500
「特殊召喚された『サイ・ガール』の効果を発動します。デッキの一番上のカードを裏側で除外し、『魂吸収』の効果を発動」
さとり&こいし LP4500→5000
「装備魔法『
『TGハイパー・ライブラリアン』ATK2400
「そして3体目の『ジャンク・シンクロン』を召喚」
『ジャンク・シンクロン』ATK1300
「効果を発動。墓地の『ドッペル・ウォリアー』を守備表示で特殊召喚」
『ドッペル・ウォリアー』DEF800
「レベル2の『ドッペル・ウォリアー』にレベル3の『ジャンク・シンクロン』をチューニング。シンクロ召喚。再び現れよ。『ジャンク・ウォリアー』」
『ジャンク・ウォリアー』ATK2300
「『天輪鐘楼』、『TGハイパー・ライブラリアン』、『ジャンク・ウォリアー』、墓地の『ドッペル・ウォリアー』の効果が発動します。まず、『天輪鐘楼』と『TGハイパー・ライブラリアン』の効果で2枚ドロー。そして『ドッペル・ウォリアー』の効果で『ドッペル・トークン』を2体特殊召喚します」
『ドッペル・トークン』ATK400
『ドッペル・トークン』ATK400
「『ジャンク・ウォリアー』の効果で攻撃力を800ポイントアップさせます」
『ジャンク・ウォリアー』ATK2300→3100
「墓地の『リ・バイブル』の効果を発動。エクストラデッキの差が5枚以上ある場合、ライフを2000ポイント支払うことで特殊召喚されます」
さとり&こいし LP5000→3000
『リ・バイブル』DEF300
「レベル1の『ドッペル・トークン』にレベル1の『リ・バイブル』をチューニング。シンクロ召喚。レベル2『フォーミュラ・シンクロン』」
『フォーミュラ・シンクロン』DEF1500
「『リ・バイブル』は除外されたので『魂吸収』の効果と『天輪鐘楼』、『TGハイパー・ライブラリアン』、『フォーミュラ・シンクロン』の効果が発動します。3枚ドロー」
さとり&こいし LP3000→3500
「レベル5『TGハイパー・ライブラリアン』、レベル5『ジャンク・ウォリアー』にレベル2の『フォーミュラ・シンクロン』をチューニング。集いし希望の数々が星々となりて道を照らす……人と妖に……デルタアクセルシンクロ。光来せよ、『シューティング・クェーサー・ドラゴン』」
『シューティング・クェーサー・ドラゴン』ATK4000
「『天輪鐘楼』の効果で1枚ドローし、バトル。『シューティング・クェーサー・ドラゴン』でダイレクトアタック」
「(決めに来たな……!)手札の『虹クリボー』の効果を発動!このカードを『シューティング・クェーサー・ドラゴン』の装備カードにし、攻撃することを封じる!」
「『シューティング・クェーサー・ドラゴン』の効果でその効果を無効にし、破壊する」
「トラップ発動!『
「手札の『ライフ・コーディネイター』のモンスター効果を発動。このカードを墓地に送ることでダメージを与えるカード効果を無効にして破壊する。『シューティング・クェーサー・ドラゴン』はシンクロ素材に使用したチューナーモンスター以外のシンクロモンスターの数だけ攻撃できる。もう一度『シューティング・クェーサー・ドラゴン』でダイレクトアタック」
「トラップ発動!『パワーウォール』!戦闘ダメージ500ポイント毎にデッキの上からカードを墓地に送ることで戦闘ダメージを0にする!8枚のカードを墓地に送る!」
「『ドッペル・トークン』でダイレクトアタック……速攻魔法『イージー・チューニング』を発動。墓地の『ジャンク・シンクロン』を除外し、その攻撃力分、『ドッペル・トークン』の攻撃力をアップさせる」
『ドッペル・トークン』ATK400→1700
「墓地の『虹クリボー』は相手モンスターの直接攻撃宣言時に特殊召喚できる!」
『虹クリボー』DEF100
「……『ドッペル・トークン』で『虹クリボー』を攻撃」
「『虹クリボー』は除外される」
「『ジャンク・シンクロン』と『虹クリボー』が除外されたことにより、『魂吸収』の効果を発動」
さとり&こいし LP3500→4500
「カードを伏せて、ターンエンド」
さとり&こいし 手札5
・モンスターゾーン
『シューティング・クェーサー・ドラゴン』ATK4000
『ドッペル・トークン』ATK1700
『サイ・ガール』DEF300
・魔法・罠ゾーン
『天輪鐘楼』
『魂吸収』
『リビングデッドの呼び声』(対象なし)
伏せ1
「私のターン!ドロー!まずは墓地の『
「(『パワーウォール』の時に……)『シューティング・クェーサー・ドラゴン』の効果で無効にし、破壊する……そして『魂吸収』の効果を発動」
「手札から速攻魔法『ダブル・サイクロン』の効果を発動!私の場の『スターライト・ジャンクション』とてめえの伏せカードを破壊だ!」
「……っ。トラップ発動。『貪欲な瓶』。墓地の『スターダスト・ドラゴン』、『緊急テレポート』、『ジャンク・シンクロン』2枚、『調律』をデッキに戻し、1枚ドロー……」
さとり&こいし LP4500→5000
「リバースカードオープン!速攻魔法『魔力の泉』!これでてめえのフィールドの表側表示の魔法・罠カードの枚数だけドローし、私のフィールドの表側表示の魔法・罠カードの枚数だけ捨てる!3枚ドローして、1枚捨てる……『D-HEROディアボリックガイ』を捨てる!魔法カード『ダーク・コーリング』発動!墓地の『E-HEROマリシャス・デビル』と今捨てた『The despair URANUS』を除外して融合召喚!闇臨せよ!『E-HEROダーク・ガイア』!」
『E-HEROダーク・ガイア』ATK?
「『ダーク・ガイア』の攻撃力は融合素材となったモンスターの攻撃力の合計となる!」
『E-HEROダーク・ガイア』ATK?→6400
「『魂吸収』の効果を発動」
さとり&こいし LP5000→6000
「バトルだ!『ダーク・ガイア』で『サイ・ガール』を攻撃!この瞬間、『ダーク・ガイア』の効果で守備モンスターは全て攻撃表示となる!」
『サイ・ガール』DEF300→ATK500
さとり&こいし LP5000→100
「『サイ・ガール』の効果で裏側で除外されたカードを手札に加える……」
「メインフェイズ2で魔法カード『一時休戦』を発動!お互いに1枚ドローして、次のターン終了時までお互いが受けるダメージは0になる……モンスターとカードを1枚ずつ伏せてターンエンドだ」
ファントム&正邪 手札0
・モンスターゾーン
『E-HEROダーク・ガイア』ATK6400
セットモンスターDEF???
・魔法・罠ゾーン
伏せ1
「わ、私のターン!ドロー!魔法カード『ミラクルシンクロフュージョン』を発動!墓地の『マジカル・アンドロイド』と『ライフ・コーディネイター』を除外して融合召喚!来たれ!『アルティットサイキッカー』!」
『アルティットサイキッカー』ATK2900
「『魂吸収』の効果を発動~!」
さとり&こいし LP100→1100
「自分フィールドにサイキック族が存在する場合、魔法カード『最古式念動』を発動するよ!これで『E-HEROダーク・ガイア』を破壊し、私は1000ポイントのダメージを受けるよ!」
「ちっ。『一時休戦』でそのダメージはなしか」
「バトルは危なそうだよね……『ドッペル・トークン』を守備表示に変更して、これでターンエンドだよ~」
さとり&こいし 手札5
・モンスターゾーン
『アルティットサイキッカー』ATK2900
『ドッペル・トークン』ATK400→DEF400
・魔法・罠ゾーン
『天輪鐘楼』
『魂吸収』
『リビングデッドの呼び声』(対象なし)
「俺のターン……ドロー。トラップ発動『ホーリーライフバリアー』を発動。手札を1枚捨てて、このターン俺が受けるダメージは0となる……モンスターを反転召喚する」
『ストレイン・エンド』DEF0→ATK0
「バトルだ」
「攻撃力0でバトル……?」
「『ストレイン・エンド』で『アルティットサイキッカー』を攻撃」
「でも、『ホーリーライフバリアー』の効果でダメージは0になっているんだよね」
「その通り。そして、相手ライフが俺のライフポイントよりも高い場合、デッキから『アンチ』モンスターを可能な限り特殊召喚する。『アンチ・ザ・アース』、『アンチ・ザ・スカイ』、『アンチ・ザ・アビス』、『アンチ・ザ・レイ』」
『アンチ・ザ・アース』DEF0
『アンチ・ザ・スカイ』DEF0
『アンチ・ザ・アビス』DEF0
『アンチ・ザ・レイ』DEF0
「『アンチ・ザ・レイ』の効果を発動。自分フィールドの『アンチ』モンスターの上に重ね、デッキから『絶望神アンチホープ』を特殊召喚する」
『絶望神アンチホープ』ORU4 ATK5000
「エクシーズモンスターじゃないのに、ORUを持っているモンスターってどういうこと!?」
「バトル。『絶望神アンチホープ』で『アルティットサイキッカー』を攻撃。『アンチホープ・ディスペア・スラッシュ』」
「きゃあああ!」
さとり&こいし LP1100→0
WINNER ファントム&正邪
もう少し酷くできたよな『アンチホープ』さん…
あと結局『迷い風』の墓地効果使ってないよ
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