王の財宝貰ったけどあんまり宝具が入ってなかった。 (駄神)
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転生と会長

FateGOでギル使ってる人いたら自分かもしれない!
と、コードレジスタ宣伝時の松岡さんっぽく言ってみる


「はぁ、今日も学校かぁ...」

 

まぁ行ってないんだけどと心の中で追記しておく

 

俺、兵藤一誠は持病の『学校行きたくない症』のせいで学校を行かないヒッキーなのであった。

 

『相棒、また学校とやらをサボるのか?』

 

俺に喋りかけてくるコイツは神器、『赤龍帝の篭手』というやつに宿っているドライグ。まぁ腐れ縁の相棒ってやつだ。

 

「当たり前だろ?俺が何年引きこもりやってると思ってるんだ。小3からだぞ?」

 

「イッセー!ご飯よー!」

 

「はーい!」

 

両親は俺に甘い。

学校に行ってない俺にこんなに優しくしてくれる。

まぁ学校から送られてくるテストは全部100点だったりするからかね?

 

俺はご飯を食べに部屋を出ようとすると、扉の近くに立て掛けてある姿見が目に入る。

 

はぁ、と溜息を心の中でつく。

 

そこに写っているのはどこかの金ピカの英雄王と瓜二つの容姿だからだ。

 

 

 

俺は転生者という奴だ、神の不手際でどーちゃらこーちゃららしく。

 

特典になにかをやるって言われて俺は好きなアニメ、『fate』から『王の財宝』を所望した。

 

すると神はこう言った

 

「『王の財宝』はくれてやる。だが中身は探せぇ!この世の全てを転生先に置いてきた。あ、『天地乖離す開闢の星』(エヌマ・エリシュ)つまり、エアと『天の鎖』は入れておいてあげる、あとは世界観というか宝具とか本当はない世界に無理やり入れたから異常が起きるかもしれないけど自分で対処してね、大サービスで容姿はギルガメッシュそのものにしてあげるから感謝してよね」

 

と、少し幼女に近い容姿をした神様に言われた

 

そして、俺は『ハイスクールd×d』の世界に転生した。

 

元々、大学生で結構偏差値が高い大学に通っていたから勉強は問題なかった。

 

ただ問題なのは中身がスカスカな『王の財宝』だった。

宝具探しはまぁまぁ集まった。だがまだ原作の英雄王の様に財をポンポン打てるほどには集まっていない。

 

後は、俺がそこまでハイスクールd×dという世界を知らないということだ。

せいぜい知っているのはバトルものと主人公がヒロインの乳首つついて覚醒したとかどうちゃら辺りだ。

 

その上ドライグという存在、まだエアすら満足に扱いきれてない俺に『赤龍帝の篭手』というチート。もうお腹いっぱいなんですけどっていう。

え?別腹じゃね?って?

扱いきれないものが沢山集まっても困るでしょ。

 

俺は極力家からでない。

だって外怖いじゃん?

 

こんな死が近くに転がってる世界で極力出歩きたくない

 

前なんか歩いてたら世界最強?の龍神様と会っちゃうし

ドライグがやばいぞーみたいな事言うし

 

 

はぁ、世界は俺に冷たいです

 

 

とりま、母さんの美味しいご飯を食べてA〇azonからのお届け物でも待つかな。

 

 

ん?インターホンがなったいやはや、噂をすればなんとやらですな。

 

「母さん、俺が行くよ」

 

と、玄関に行こうとしてた母さんを止め玄関に向かう

 

「はいはーい、ちょっと待ってくださいねーっと。ガチャっとな」

 

「あの...」

 

「バタンとな」

 

よし、俺なーんにもミテナイネー。

どっかの生徒会長なんてみてないしー、悪魔の生徒会長なんて見てないですはい。

 

俺が進学した先は駒王学園。つまり悪魔がいっぱいいる所だ。

本当ならここには絶対進学したくないと思って別のとこ進路先にしてたらある日突然紙に書いてあった第1希望も変わっており、俺の周囲の人間は皆俺が駒王に行くって話しになっていた。

つまり、世界の修正力なのか神の修正力というわけだ。

 

「あの、開けてください。今日こそは学校に来てもらいます」

 

まったくどこかの眼帯少女みたいな声しやがって

 

「今日は、いえ今日も無理です支取先輩。」

 

今日は通販で『刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルグ)』が来るのだから...。

 

俺が家から出ないで宝具収集出来てる大きな理由の1つ

時々パチもんにぶつかるけど。

 

まぁ、当たって砕けろ?

時々国外でたりして集めたりはしてるから許してほしい

 

 

「それは、貴方が昨日発注したゲイボルグに関連があるんですか?」

 

 

...( 'ω')ふぁっ。

 

「え、えーと、何故それを?」

 

「へ?ま、まぁ会長権限です。」

 

なんてこった。

 

「それに配達の届く場所も生徒会室にしてあります。来ないと捨てますよ」

 

「なんて、理不尽な...。あー、わかりましたよ。行けばいんでしょ?行けば。」

 

そう、行けばいいのだ。取り敢えず行って取って帰ってこよう

 

「やっと、来てくれますか...ふぅ。」

 

ドア越しの会話である

 

 

取り敢えず着替えるか。

 

着替えながら考える、なんでわざわざ生徒会長が毎朝毎朝来るのか

それに悪魔って朝苦手だったよな?

よっぽど暇なのか?

 

「なぁドライグ、悪魔って朝苦手だよな?」

 

『あぁ個体差によるけどな、...まだわからないのか相棒は...。』

 

「母さん、行ってきます。」

 

「うん、ちゃんと頑張ってきなさいよ?」

 

「うぃっす」

 

まぁとりあえず、すぐ帰ってくるから

 

扉を開けると、黒髪美人の生徒会長がいた。

 

 

「おはようございます、兵藤くん。」

 

「おはようございます、生徒会長。」

 

学校は家から近いので、二人で並んで歩いていた。

 

「あ、そうだ兵藤くん。」

 

「はい、なんでしょうか?」

 

いきなり自分の鞄の中をゴソゴソとしだして

 

「腕を出してもらえますか?」

 

「あぁ、はい。どうかしました?」

 

言われた通り腕をだすと、カチャッと手錠をつけられた。

 

「え?」

 

俺が驚きを隠せないでいると支取先輩は自分の腕にも手錠をつけた。そして

 

「帰宅防止です」

 

っとにっこりと向日葵が咲いたような笑顔で笑った

 

まだまだ俺の久々の学校生活は終わらなそうだ。




感想お待ちしております。
駄文で失礼しました。


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束縛と衝撃



お気に入り、評価、感想を頂けて嬉しいです!
ありがとうございます、これからも精進していきます


学校についてからが問題だった。

まぁ、登校してる時点で問題は起きていたのだが

 

 

「生徒会長と手錠を通してハードな手の繋ぎ方してるやつ誰だ?」

って話題が持ちきりだった。

 

校舎に入ってもグイグイ3年生の教室に向かって進んでいく会長

 

「えーと、支取先輩?ここ3年生の教室ですよね?俺2年生なんですけど?」

 

「はい、兵藤くんは2年生の勉強じゃ満足してないんですよね?なので3年の勉強というわけです。学校からの許可取れています。」

 

手際が宜しくて困ってます、はい。

 

ってわけで、机を会長の所にくっつけて授業してる状態

手錠?とれてないに決まってるじゃん?

 

取るに取らざるを得ない状況...。いいこと考えた。

 

授業が終わってから直ぐに隣にいる会長にこう言った

 

「支取先輩、トイレに行きたいんですけど。手錠取ってもらっていいですか?」

 

フッフッフッ...これが俺が考えた最強の状況じゃい!

 

「...あぁ、ちょっとまってくださいね」

 

と言うとまた鞄をガサゴソしだし取り出したのは首輪だった。

本能が感じた。アレをつけられたら逃げられない...と

 

「な、なにをしようとしてるんですか?それはまずいと思うんですよね!」

 

逃げる!

 

会長ごと引っ張って走ろうと思ったら

 

「椿姫!」

 

そう会長が叫ぶと副会長が俺を羽交い締めした。

 

「あまり、暴れないでください。」

 

俺が逃れようとジタバタしているとさらに強くした。

くっ!このロックマンめっ!

 

しまっ...!

 

カチャリそんな音が首元からした。

 

ロックマンに意識を持ってきすぎた!

 

「これで少しぐらい離れても大丈夫ですね」

 

キランっと会長と副会長のメガネが光った。

 

まだだ!まだ一つだけ手がある。

 

「くっ、仕方ない...じゃあトイレ行ってきます。」

 

順調だ、ちょっとジャラジャラするけど。

 

男子トイレに入り窓に近づき『王の財宝』でそこまで有名じゃないけど別に無名な訳ではない剣を取り出し鎖を断ち切るために剣を振るった。

 

 

ガンっガンって音するけど全然切れねぇ!

 

いや、あの一応この剣も宝具扱いされるんですよ?

まさか...!この首輪も宝具!?

 

くそ、やられた。

 

俺がトイレから出ると

 

意地悪な笑みを浮かべながら会長が尋ねてきた。

 

「どうしたんですか?トイレからガンっガンって何かを壊そうとしてる音が聞こえてきましたよ?何かあったんですか?」

 

ええ、色々と。主に俺の首がね。

 

 

「え?そうなんですか?至って普通でしたよ?」

 

白を切る、そしてまだ俺には手札がある。

 

『赤龍帝の篭手』だ。倍加で俺の力を上げていき手錠も首輪もとって逃げる。

 

完璧だ。

 

後はどのタイミングでぶち壊して逃げるかだ

だが生徒会室に置いてあるという、『刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルグ)』を取りに行かねばならない。

 

問題は、生徒会室がどこかわからない。

 

まぁなんとかなるだろう。後は20分後決行だ。

昼休みに入る、これが逃げ時だ。

 

 

そして20分が経ち、作戦決行に移る。

小ネタだがドライグの『Boost!』ってやつ、音のON/OFFができる。

 

 

会長がチラッと窓の方に目を向け、意識が俺から一瞬逸れたその瞬間に手錠をぶち壊し首輪を思いっきり引っ張りぶち壊す。

 

よし!

 

「さらば、支取先輩!さらば3年生の皆さん!」

 

そう大声でいい、教室のドアに走って行く

 

まずは教室をでて直ぐの階段を飛び降りる。

 

「まちなさい!兵藤くん!」

 

俺を追って会長がすごいスピードで追ってくる

俺と大差ないスピードで。

 

結構倍加の力で俺の身体能力を上げてるのにそれと変わらないってどんな秘めたるパワーが...!

 

 

くねくね曲りまくって少しでも遠ざけようと努力する。

 

途中から追ってこなくなった。

諦めたか?よし後は生徒会室をっと

 

「すみません、ちょっといいですか?生徒会室を探してるんですけど」

 

向かいを歩いていた白い髪の小柄な女子生徒に聞くと

 

「...そこの突き当たりを右に行けば着きますよ」

 

「ありがとう!」

 

よし、すぐそこじゃないか

 

そして、俺は生徒会室に着く

 

ドアは少し強引に開けた、まぁ多分壊れてはないだろう

 

開けると机がありそこに細長いA○azonの箱がある。

 

これかと思い早速開ける。

 

そうすると、fateでよく見た赤い槍があった。

 

これが本物か確かめる方法としては

 

同調開始(トレース・オン)

 

『憑依経験、共感終了。』

 

俺は魔術師の師匠がいる訳じゃなく正直テレビの衛宮君のを見様見真似だ。

だから俺のオリジナルっぽくなっちゃってる部分が多少ある。だがこれで青い兄貴が使っていた証拠ができた。

『刺し穿つ死棘の槍』に憑依、経験を俺にトレースした。

 

ちなみにいうと俺にはこれしか使えない。

 

よし名のある宝具で手に入ったのはこれで4つ。

早速宝物庫に入れよう。俺の近くに金色の波紋が現れる。

そのなかにポイッと入れた。

 

「...なんですか...これは...。」

 

声がしたので後ろをパッと振り返ると会長がいた

 

しまった、『刺し穿つ死棘の槍』が手に入って興奮し過ぎた。

 

俺には数分、いや数十分に感じたが本当は数秒なのかもしれない。俺と会長の間には妙な沈黙が流れる

 

最初に沈黙を破ったのは俺だった。

 

 

「...えと、見ました?」

 

 

「はい。バッチリと...。」

 

やっぱりかー、まぁ別にバレても問題はあんまりない。

だって会長だって悪魔。こういう力は知っているだろう

 

「今のなんなんですか?赤い槍もそうですけど!その後の金色の波紋とか!」

 

 

「えーと、企業秘密?」

 

「まぁいいでしょう。それで、ですね。兵藤くん、私の眷属になりませんか?」

 

「ごめんなさい」

 

俺は悪魔になれない。

 

「あ、そうですね、話をすっ飛ばし過ぎましたね?1から説明しますね」

 

「いえ、そうじゃないんです。俺3分の2は神の血が流れててどうしても悪魔の駒を弾いちゃうんです」

 

昔も俺を眷属にしようとしたえーとセラなんちゃらレヴィなんちゃらって奴が俺に悪魔の駒を入れようとしたら

悪魔の駒が弾かれた。

これはあの神様のせいだと思う、俺の体がギルガメッシュまんまになっているのだと思う

 

多少違うところはギルガメッシュが神性を下げる前の肉体だということ。

 

 

「神の血ですか...そうですか、わかりました。それでも生徒会には入ってもらえませんか?」

 

と、また向日葵の様な笑顔を咲かせた。

 

「あー、わかりました。」

 

まぁ、学校にいかないけどね。

 

その日の帰りに俺は金髪のシスターに出会うこととなる

 

 

 

 

 






感想等お待ちしております

会長が...。


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誘拐と交渉

ほんっとに沢山の評価、感想をいただきありがとうございます

お気に入り追加をいつの間にか100を超えていて物凄く嬉しいです!


取り敢えず1つ心の中でだが言っとおこう。

 

 

めちゃくちゃかわぇー!!!

 

って、声出して言いたい。

 

今、俺は金髪のシスターと歩いていた。

 

会長の束縛っていうかなんとゆーかは解放され、学校から帰宅している途中だった。

 

道を尋ねられたのだ、パツキンのシスターに!

目はくりくりっとしてて肌は雪のように白くて支取会長は美人だとすれば可憐という言葉が合うだろう。

なんていうんだろこういうの、恋?いや天使だな...。

 

「本当に有難うございます...、ここでイッセーさんに会わなければどうなっていたことか」

 

しかも既に下の名前に近い呼び!(。・ω´・。)ドヤァッ

 

 

「いやいや、そんな。でも遠い所からはるばる日本に、しかも駒王なんて遠かったでしょ?お疲れ様です」

 

「でも、景色は綺麗で、私あんまり教会の外に出たことなかったんですけど色々なものが見れて楽しかったです!」

 

因みに言っておこう、今普通に会話できているが多分(・・)だが日本語ではない。

だって口の動きが明らかに日本語を発音する時の動き方ではない。

じゃあ何故話してるか、しらん。

まぁここまでくるとギルさすがとしか言いようがない。

 

 

「ここで...すね。」

 

歩きながら話していたら、ついた。本当に教会かな?って場所についた。ボロ屋みたいな。

2、3年前はもうちょっと綺麗だった気がしたんだけど

 

「本当に有難うございます。もう少し時間があるなら中でお祈りを一緒にしていきませんか?」

 

「そうしようかな」

 

俺は無宗教だけど神を信じていない訳では無い。

だって、会ってるし3分の2は神だし...。

 

中に入ろうと入り口に向かうとそこにはコートを着て帽子を被った男が立っていた

 

「貴様がアーシア・アルジェントか?」

 

「...はい。」

 

「で、お前は誰だ?見るからにただの人間のようだが」

 

「うっせー、鴉。鴉がなんで教会にいんだ?」

 

この感じは堕天使だと思う。

俺は人間を見下してる系の堕天使は嫌いだ

昔、執拗に追っかけ回された記憶がある

 

でも堕天使が教会にいるっておかしくね?

天使だったら分かるけど、元天使はお引き取り願いたい。

なんか癒してくれなさそう

 

「ちっ、貴様何者だ。」

 

 

と言いながら、右手に光の槍を出現させる。

 

「ちょっと、辞めてください!お二人共!イッセーさんも!」

 

「アルジェントさん、ごめん君をここに置いとくのは良くない気がするからさ誘拐する」

 

俺はアルジェントさんに満面の笑みかは分からないけど笑顔でそう答えた。

 

今のアルジェントさんの状況は言うなればはぐれシスターだ。

こうなってしまい更には堕天使といた事を教会関係者に見られたらまずい。

 

なにより俺がアルジェントさんを気に入った!

 

「さっきから無礼だぞ!人間!」

 

前見た時から思ったけどこの光の槍せこくね?って思う

なんか沢山出せるじゃん。

だがしかし、今の私はフリーザの最終形態一歩手前くらいなら倒せそうな気がするからなお前なんて目じゃないのさ!

 

『Boost!』って鳴ってないから俺もよく分からないけど何倍かはしてるだろうってことで投げる姿勢に入っている堕天使に近づいていく

 

「ぬんっ!」

 

って槍を投げると

 

「ふんっ!」

 

って避けるこだまでしょうか

 

いいえ、アッパー!

 

って感じに顎に俺のスイングした拳が思いっきり当たる

多分これで意識の方は飛んでいっただろう。

 

「よし!アルジェントさん逃げるぞ!」

 

「え?で、でも。あの人がイッセーさんに殴られて気絶してます!」

 

「アルジェントさん、堕天使ってのは一匹見たら3、4匹は周りにいると見ていい!つまりこーゆーことだ!」

 

「きゃっ!」

 

俺はアルジェントさんをお姫様抱っこするとダッシュで逃げる。

 

逃げるところ?んなもん決まってるだろ!

 

会長のところさ!

 

 

「支取先輩いらっしゃいますかー?」

 

ガンガンっと生徒会室を叩く、まぁもうちょっと教会からの森の道をお姫様抱っこして走っていたかったか聞かれたらイエスだ。

なんかイリヤ抱えて走ってる綺礼を連想させた。桜ルートね。

まぁあくまで俺の中でだが

 

「はい、います。ちょっと待ってください」

 

ガラガラっと生徒会を開けた会長の目が点になる。

 

まぁ悪魔としてはドア開けてみたらシスターいたってかなり怖い状況だと思う

 

人間にしてみればピンポンきてでたら警察が警察手帳見せてる並だ。

 

「これはどういう事ですか?」

 

ちょっと怖い眼差しで俺を見てくる

 

「いや、教会からシスターさらってきたんですけど匿って貰える場所と思いまして、支取先輩の顔が浮かんだんです」

 

「それは、嬉しいですが...。私達でも天使と戦うのは...」

 

それは申し訳ないことをしたかな、天使の武器は悪魔に有効な光。光は悪魔にとって毒になる

 

「大丈夫です、守りは俺がやります。匿ってくれる場所だけでも貰えませんか。」

 

 

 

「って訳でここにいるのかしら?」

 

目の前の赤い髪の悪魔。

リアス・グレモリー先輩に今日の出来事を話す、アルジェントさんと一緒に。

 

事情を話したら支取先輩は

 

「負けませんが、現状戦力はリアス達の方が上でしょう。ならそちらに居てもらった方が兵藤くんの荷が軽くなるでしょう。ですが私達がシスターを攫ったなら問題に発展してしまうので匿っているのではなくたまたま(・・・・)そこに居合わせたということで。」

 

って言われた。がこちらを心配してくれてる所は支取先輩の良いところなのだろう。

 

オカルト研究部と書かれてる札が下がってる部屋に俺達はいた。

周りには前、道を聞いたことがある白い髪の女の子と後はイケメンが1人後は美人が1人

そして前には赤い髪の美人が1人

 

なんてステータスが高い部活なのだ!

 

「て訳でここにいるんですよ、少しの間アルジェントさんをここに匿って欲しいんですけどダメですかね?」

 

「それで対価は貰えるのかしら?冷たく聞こえるかもしれないけどこっちにもリスクが伴うわ」

 

「わかっています、これからオカルト研究部兼生徒会として貴女方の役に立ちます。貴女達が危険な状況になったら俺が絶対に助けます。それじゃあダメですか?」

 

今、俺には対価で出せる物と言ったら俺ぐらいしかいない。

相手が未知数な状況でアルジェントさんを守りながら戦うのはきついと思うし悪魔の皆さんとも仲良くはしておきたい。

昔、魔王と戦ったことがある。名前は確かサーゼクスだったかな?すんげー強かった、まじ絶対にもう戦いたくないって思うぐらい。エアは無闇に撃てねぇし。最後の切り札だから使わなかったというのもあるけど天の鎖は本能的な感じで宝物庫から出すと避けるって言うチートだった。

 

なので、悪魔とは敵対したくない

 

「そうね、どれほどの戦力に貴方がなるのは分からないけどソーナから聞いてた事は確かね。わかった、私側からしても貴方と敵対したくないのは事実よ。ここにアルジェントさんが居てもらってもいいわ。ただ守りはしないわ、自衛はするけどね」

 

と優しい笑顔でそう言ってくれた。

 

「ただ小猫を連れてって貰える?貴方に興味があるみたい。」

 

「分かりました、じゃあ宜しくお願いします。」

 

小猫さん?ちゃん?はアルジェントさんみたいな完璧回復タイプでなく自衛もできるだろう

無言でこっちをじっと見てくる瞳はなんか強いぞコイツって相手に思わせる瞳だった

 

「ちゃんと守ってあげてね?」

 

「うぃっす」

 

よし、どこぞのゴキb...ではなく堕天使、光(槍的ななつ)の補充は充分か?

 

(。・ω´・。)ドヤァッ

 

 

 




いかがでしたでしょうか

感想はきっちり読ませて頂いてます、というか何度も何度も読み返してにやぁってして自分でも気持ち悪いぐらいです

返信は書いてしまうと歯止めが効かなくなってしまうので書いていませんが(ネタバレ的な意味で)、心の支えになっています。

これからも感想等をお待ちしております!


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真名と威力


誤字報告有難うございます。

文才が欲しいです...


「...先輩はなんで学校に来ないんですか?」

 

俺は小猫ちゃんと2人で夜道を歩いていた。

さっき、家に少し帰り両親には友達の家に泊まるって言って出てきた。

 

友達なんて2、3人位しかいないんだけどね。

 

そんな小猫ちゃんから唐突に言われた一言だった。

 

「なんでってなんでだろうね」

 

正直をいうと、学校に行くことに価値を見いだせなくなってしまっていた。

元は結構いい大学に行っていたから小中高の勉強は苦にならなかった。

まぁ、後は引きこもり的なことを言ってしまえば学校よりパソコンとかゲームしてた方が断然楽しい。

 

「...じゃあなんで今日は来たんですか?」

 

「支取先輩に連れてこられた...!」

 

感謝してるといえば感謝している。

少しは学校行ってみようかなって気持ちになったし、アルジェントさんに会えたし!

 

「そうですか...どうして私と会った時走っていたんですか?」

 

「支取会長から逃げてた...!」

 

レ(゚∀゚;)ヘって状態だったんですって。

 

でも『刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルグ)』が手に入ったのは大きい。

宝具集めをしていて、これは結構でかい収穫だった

というか〇mazonやっぱりすげぇと実感させられた。

 

「...人間なのにどうして私達を知ってるんですか?見た感じだと両親は普通の人達ですよね?」

 

「俺がこっち側の人間だから?」

 

小猫ちゃんは無表情だが、今少し頬がピクッとした。

大事な質問ははぐらかす様な言い方しかして無いからもしかしたら怒ってたりして。

 

「...もういいです」

 

拗ねてしまわれた。別に悪気がある訳ではない

 

「実際言うと、俺は武器とかを集めるのが好きなんだ。異能を持ってたりする武器をね?そうするといつかはぶつかるんだよ人間以外の存在とさ。」

 

「...武器が好きなんですか?」

 

「というかこの世にある武器は全て俺の財だ!」

 

(。・ω´・。)ドヤァッって顔をして小猫ちゃんの方を見ると、冷たい眼差しで返されたが。

あながち嘘を言ってる訳でもない。

 

「俺が悪かったから、そんな目で見ないでください」

 

「俺本当は絵本とかで出てくる勇者みたいなのに憧れててさ、お姫様を助けにとかじゃなくて最後に敵のボスと戦う時にさ『この剣を...抜く時が』みたいなのあって敵が『その剣はまさか!』みたいなやり取りが好きでさ。そういう武器が俺にも欲しいなって思ったんだ」

 

「...ふふ...思ってたより先輩って幼いんですね。」

 

「そうかなぁ?男なら誰しもそーゆー時がある。」

 

そんなたわいない話をしていたらいつの間にか教会に着いていた。

 

正直、夜の教会なんて来たことなかったから分からなかったけどこれはもうお化け屋敷ですよ

もう既にチビりそうなのに梟のホーホーで怖さが倍増する。

 

「ねぇ、小猫ちゃんどう入ろっk...って!何してるのさー!!」

 

小猫ちゃんにどう入る?こうしましょう的な展開を期待して話し掛けたら隣には小猫ちゃんの姿はなく

扉の前にて蹴りに入っている小猫ちゃんが目に入った

 

「...こうした方が早いですよ。」

 

いや、ね確かに早いかもしんないよ?

でも相手がどれ位の戦力なのか知らないじゃん?

 

「いやまぁね、早いかもしんn「ウヒョ!僕ちん当たりかも!」って話させろゴラァ!!」

 

話そうとしたら白髪の神父っぽくないけど神父っぽい服着てるから多分神父がライトセーバーみたいなのを構えながら俺に向かってきたのを宝物庫から首輪が切れなかった剣をだしてそれをはじいた。

ってかやっぱこの剣普通に強いって、あの首輪が可笑しいだけだって!

 

 

「んん?あれぇ?人間かぁ?まぁいっか?薄汚い悪魔と居る時点で討伐対象じゃあぁあ!」

 

剣をもって突っ込んでくるのを俺の剣でいなす。

剣を合わせれば相手がどんな人間か分かるって言うけど実際伝わってくるのは殺意とか狂気のみ。

 

剣同士でぶつかる時っていうのはだいたいは命の取り合い。

どうしても殺気っていうのは飛んでくる。だって殺るか殺られるかの世界だから。

でもフリードの剣からは狂気と悲しみしか伝わってこない。

こいつ、多分何かを抱えてる。

 

俺は咄嗟に宝物庫から『天の鎖』を出し、フリードに巻き付ける

 

「おいおいおいっ!なんじゃこりゃ!?僕ちん危機一髪じゃん!?」

 

「よし、小猫ちゃん先に行こう」

 

「えっ?こいつは? 」

 

まぁ、確かに気になるだろう。

 

「大丈夫、後で取りに来るから」

 

そう言ってスタスタと進む、小猫ちゃんもそれに付いてくると

 

「おい!何のつもりだよ!?」

 

完璧にスルーする。

 

教壇の下に階段があったので降りる時に

 

「ちゃんとそこに捕まってろよ!」

 

と言い降りる。

 

 

降りるとそこには沢山のはぐれ悪魔祓い達が沢山と奥に女の堕天使がいた。

 

「さっきから上の戦闘音はお前らか!」

 

と1人の奴が言うと歯止めが切れた様に沢山の悪魔祓いが押し寄せる。

その後ろでニヤニヤしてる堕天使の女が気に入らないし、さっさと終わらせよう

宝物庫から少しゲイ・ボルグを出す

 

俺は真名開放ができる、原作のギルガメッシュと違う所だ

原作を見てて思う、真名開放ができなけば宝具は弱体化してしまう。

だから俺は『同調開始(トレース・オン)』を使えるようになる為に見様見真似で頑張った。まぁでも使えるようになったのは武器の経験をトレースして使えるようになるものだけだが、強化と模倣はめちゃくちゃ頑張ってるつもりだがなかなか修得できない。

 

俺はゲイ・ボルグの試し打ちをと思い使う。

 

「『突き穿つ死翔の槍』!」

 

宝物庫から『突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルグ)』を1人の悪魔祓いに投擲した。

悪魔祓いに当たると周りが爆ぜる。

 

その風圧で俺達まで壁際にすっ飛んでった。

 

忘れてた...

 

 

『突き穿つ死翔の槍』って対軍宝具やん

 

こんな狭い場所で撃つべきではなかった

 

ほらみろ、隣で同じようにすっ飛んだ小猫ちゃんにジト目で見られてる...

 

 





兄貴は対人宝具の『刺し穿つ死棘の槍』の方をよく?ではなくとも使うので忘れがちですが本来の『突き穿つ死翔の槍』って対軍宝具なんですよね、技がちがうだけでここまでタイプが変わるゲイ・ボルグって本当に強いなとおもいます。

というか兄貴が好き...あの性格がかっこよすぎて尊敬します


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終劇と開演




戦闘面がどうしてもあっさりしてしまうのは申し訳ないです

沢山の感想、お気に入り追加有難うございます


「なんで、こんなことに...なってるのよ!」

 

 

俺が悪魔祓い達(沢山)をぶっ飛ばし、小猫ちゃんにジト目で見られてる時だった

奥で『突き穿つ死翔の槍』の風圧で吹っ飛ばされた堕天使の女がそう呟いた

 

まぁ、教会ほぼボロっボロっだったのもあるだろう。

 

さてあいつ倒して帰ろう。

 

「いや、俺が悪いけどこんなに威力でかいって知らなかったんです、実験と思ってやって見たら...ね?」

 

と小猫ちゃんに弁解をしてみる。

 

「...なんなんですか、さっきの槍」

 

「まぁ、面倒見のいい兄貴の凄い槍?」

 

間違ってないよ?うん

 

「...またですか、まぁいいです。」

 

うおっ!

 

和やかな雰囲気で話してたのに(俺的には)いきなり光の槍が飛んできたせいで和やかな雰囲気も飛んでった。

 

 

うーん、この堕天使を殺しても大丈夫なのだろうか...

 

捕獲の方がいいのではないか?

いや、誰に渡す...。

 

まぁ、グレモリー先輩に渡すか。

 

宝物庫から『天の鎖』を出し、堕天使の女を確保!

 

「な、なによ!!この鎖!」

 

ガチャンガチャンやっているが無駄じゃ!

 

この世界の天使とか堕天使は神性がどうしてもある。

堕天すると神性が下がったりとか色々あるがまぁ神性があるってことは『天の鎖』の締め付けが強くなるのさ!

 

((´∀`))げへへ

 

「フッフッフッ。これからどうなるかわかっているな?」

 

汚い笑みを浮かべながら俺は『天の鎖』で繋がれてる堕天使の女に近づく。

 

「殺すならさっさと殺しなさいよ!まだ私には仲間がいるんだから!」

 

「殺す?馬鹿なことをいうんじゃあない!鎖に繋がれてる女がいたら男はどうするぅ?1つじゃないか?んなことわかるだろう?堕天使だから経験は豊富かぁ。楽しみだなぁ〜」

 

言っとおきたい。わざとだからね!?本気じゃないから!

やめて!そーゆー目でみないで!

 

本音を言うとこーゆーのやってみたかったの半分とりあえず脅し半分だ。

 

「...この身の純潔は...アザゼル様や...至高の方々に捧げるって決めてるのよ!...うぅ」

 

泣き出してしまった。

なんか可哀想になってきたな、自分がやった事だけど。

 

まぁ、アルジェントさんがここに来た理由は多分この堕天使の女が多分アルジェントさんの持ってる神器を移そうとしてたんだと思う。

 

なんの神器かは知らないけど、アルジェントさんの性格を考えると回復系の神器だと思うけど。

 

その時だった、パリーんって感じに窓ガラスっぽいところからさっきアッパーした男と女2名の堕天使達が入って来る

 

「「「レイナーレ様!大丈夫ですか!」」」

 

 

レイナーレって言うのね。

 

なんか変わった名前だな。レイナまでは分かるけど伸ばし棒にレってなんだろう。

 

取り敢えず全員『天の鎖』で捕縛。

 

そして上に登りフリードを回収してオカルト研究部に帰った。

 

 

 

 

後日談としては

 

レイナーレ達は悪魔が堕天使に条件を付けて返すらしい。

 

アーシアは帰る場所がなくなって、オカルト研究部で待ってる間に部員の皆と仲良くなりグレモリー先輩に「私の眷属にならない?」って誘われてお姉様!って悪魔になったとさ。

 

そしてここである。オカ研に帰ったらアルジェントさんにアーシアと呼んでください!って言われたのだ

可愛すぎて発狂しそうになったのは言うまでもない。

 

因みにこのアーシアであるが家に両親にはホームステイという形で一緒に住んでいる。

アーシアも駒王学園に通っている。

 

いや()ではなく()かな。

 

コンコンっとドアを叩く音がする

 

「イッセーさん、今日も学校行きませんか?」

 

「Yes,Sure!」

 

 

「...分かりました、それじゃあ行ってきます」

 

まっ、こーゆーことだよ諸君。

 

俺はあの日から1週間は経ったが、あの日以来学校に行っていない。

 

「さてと、〇mazonでもチェックするかな。」

 

宝具的なの新しいの入ってないかなーと思ってカチャカチャやったりしてたがやっぱり『刺し穿つ死棘の槍』みたいな掘り出し物はなかった

 

仕方ないか〇フオクとかそこら辺でも探すかな

おっ?あったあった

 

破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)

 

こりゃまた凄いの出品してるな、取り敢えず締め切りの時間があと20分だから頑張るか。

 

 

20分やってみたが、俺しか買うやつがいないからすぐオークションの決着はついた。

 

明後日届くってさ。

 

楽しみだ、俺の宝物庫が潤っていくのが...

 

まだ対して集まってないけど。

 

いつか原作のギルガメッシュみたいにめちゃくちゃ飛ばしてもまだ余裕があるレベルまで上り詰める!

 

 

てか、そーいえば昨日グレモリー先輩がいきなり抱いてくれって裸で言ってきた夢見たんだよな。

 

確かにあそこまでの綺麗だから、うん。裸を想像まではいかないけど夢に出てくるレベルにまで考えてしまっていたのか

 

 

 

焼鳥と会うまであと8時間であった。





家の大掃除がなかなか終わらなく、書く量が少し少なくなってしまっています申しわけないです。

Fatego取り敢えずイリヤとコラボしてくんないかなぁ...。


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焼鳥と暴露

毎日投稿を心がけているのですが、ファイアレッドにはまって...


「イッセー?ちょっといいかしらー?」

 

突然母さんに呼ばれたので下に降りると

 

「アーシアちゃんが、お弁当忘れちゃったみたいなの届けてくれない?」

 

「OK、すぐ行こう。」

 

アーシアがお弁当食えなくて涙目になってしまうかもしれない、それは断じて許さない!

 

因みに現在11時。まぁ昼飯までは1時間とちょっとあるけれど、早く行っといて損はないだろう。

 

俺は別に学校が嫌いとか、行きたくないとかではなく面倒臭いだけ、行く理由があればしっかり行く。

 

行く理由が見つからないから行ってないだけで何か理由があればちゃんと行く、つまり学校に行けない引きニートではなく行けるけど行かない引きニートなのだ

 

まぁ、あんまり遠くないからパーッと行ってパーっと帰ってくるとしよう。

 

ちなみにドライグだが最近出番があんまりないので拗ねている訳ではなく。同窓会の皆さんと神器の調整をしてて出て来てないだけなので心配なんて無用

 

...?同窓会の方々はどうしたって?

 

あぁ、ほら?俺って暴力嫌いじゃん?だから脳天にエア向けながら軽くお話をしたら皆わかってくれて〜。

皆仲良くハッピー?みたいな?

 

 

まぁ時々手が滑って何人かのちょっと耳が遠くて話が通じない方を...ね

 

だけど!手滑っただけだから、失敗誰しもあることだし?

俺は悪くない。

 

 

 

そんなこんなで学校についた訳だがここで気をつけなければいけないのは最低限に俺の活動範囲をすることだ。

 

広すぎると会長その他諸々に見つかる。

 

なので、ミスディレクションばりのことをしながらアーシアに弁当を届けてミスディレクションして帰るって訳だ。

 

そして、俺は自分の教室3歩手前らへんにいるのだがおかしい。

 

 

教室が静かなのである。というかほぼ全クラスそんな感じだ。

全校集会でもあるのか?

まぁそっちの方が都合がいいし、アーシアの席にでも置いとおけば気づくだろう。

教室に入ろうと思いガラガラっとドアを開けたその時だった

 

周りから「かかれっー!」という声とともに沢山の人が俺に押し寄せてきて捕縛した。

 

その中にはというか真ん前の抱きついてきているのはアーシアだし周りを見るとにやついている桐生や松田、元浜までいた。

 

桐生や松田や元浜は中学の時のクラスメイトで比較的に仲がいいほうだった

サボりの俺にいる数少ない友達だった。

 

で、この状況はつまり

 

「ハメられたってことですね、支取先輩。」

 

多分このどこかいや、遠くの方にいるであろう会長に向けて言うと

 

「はい、その通りです。今日は学校で行われる模試があるのでどうしても出席して欲しかったためアーシアさんにも協力していただきました。」

 

実はアーシアと会長物凄く仲がいい。いつもはこの2人+グレモリー先輩がいるそうで、眼福眼福って松田だか元浜がメールしてきたのを思い出した。

 

「まぁ、いいです。分かりました、模試受ければ帰って問題ないんですよね?」

 

「問題ないわけではないですけど模試は受けてってください。」

 

一応進学校だから仕方ないか...

 

 

模試を受けた、結果は返ってきてないが多分100点だろう。

前世では勉強とアニメ見ることぐらいしか興味がなかった、昼間は勉強夜はアニメ鑑賞そんな日々をずっーと続けていた。

死因はもう覚えてないけど、これだけは言える勉強が得意か不得意か聞かれれば得意な方であると

 

 

多少模試のせいでお昼が遅くなっているが生徒会室でアーシアと食べていた

 

2人で(・・・)

 

弁当どっから出てきたって?アーシアが元々自分の弁当を持っていた。つまり俺がアーシアの分だと持ってきた弁当が俺の分だった。

 

母さんもグルだった。

 

因みに会長その他諸々は模試関連で皆さん働いている

 

「この後、オカ研で活動があるのでイッセーさんも少し寄っていってくれませんか?その後一緒に帰りましょう。」

 

一緒に帰りましょうその言葉だけが俺の頭の中にリピートする

 

「わかった、俺も一応オカ研のメンバーだしね。」

 

多分俺は今凄くだらしない顔をしているだろう。

 

 

 

 

放課後になり、俺とアーシアはオカ研の部室へと足を運んでいた

旧校舎だからまぁまぁ距離があって面倒臭い...

何だかんだ言って着いてからが問題だった。

 

ドアが開かないのである

 

「どうしたんでしょうね?」

 

結構ガチャガチャやってるのだが開かない。

だが俺は前回の戦いで学んだ。ドアは蹴飛ばしてぶち壊すものなのだと

 

ドカーン、そんな音がした。

 

音の原因は俺がドアを蹴って一部分をぶち破って中に入る、みたいな計画だったのにいざ蹴ったらそのまんま部室内部へ飛んでった。

 

中に入るとすぐそこにグレモリー先輩がいたので

 

「いや、開かなくてですね?悪気があった訳じゃないんですよ!」

 

ドアが余程ショックだったのであろう、蹴っ飛ばしたドアの方を見て口がぽっかり空いていた。

 

ん?というか誰だ?この女の子達

 

オカ研の新入部希望者だろうか、結構人数いるじゃん?!

 

いやー、オカ研も安泰やなー。

 

その瞬間蹴飛ばしたドアが炎の渦に焼かれた

 

 

「おい!貴様!お前、俺が誰だか分かってやっているのか?!」

 

炎の渦の中からホスト風でバブリーな時の売れ残りのようなネックレスや指輪をした男が出てきた。

 

 

それどころ(・・・・・)ではなかった。

銀髪のメイドが俺に殺気出しまくりだったからだ

 

いや、面識あるかないか言われたらyesよ?

確かにあの時はサーゼクスさん+銀髪メイドと戦ったけど!

今味方?に近い現状があると思うんだがね...

 

入った時に銀髪メイドに気付き俺しーらないってやってたんだけど殺気が強すぎて...やっぱりバレてるやん。

 

このメイドさんも強かった、サーゼクスさんとの連携はマジきちでしたとしか言いようがない。

 

というかなんとなくサーゼクスさんにさんを付けたらメイドさんの殺気が緩くなった気がする

 

だが、パンピーに向ける殺気ではない!

普通の人だったらもう死んでるレベルですって。

 

「グ、グレイフィア?どうしたの?」

 

グレモリー先輩がビビりながら聞くと

 

「いえ、先程入ってきた彼が知人と似てまして今すぐにでも消滅...いえ粉々...そんな訳なので申し訳ありません。」

 

いま消滅と粉々っていう危なすぎる単語が聞こえたの俺だけ!?違うよね?!言ったよね!?

 

そんな思いになるまで俺なんかした!?

いや、まぁそういえば左腕を吹き飛ばしたような...?

でもすぐ生えてきたような?

 

つまり俺はなにもしてない!

 

終わりよければすべてよし。

 

「な、なにか俺に用ですかね...?」

 

恐る恐る知らない人の振りをしつつ聞く。

 

「いえ、できれば後で校庭に出てもらえれば幸いですが...。」

 

だめだ、やっぱりバレてる!ソックリさんです作戦で行こうとしたがやはりバレてる!

 

ここは素直に土下座しよう...

 

「いや、この度どれか選べと言われれば悪魔陣営に着くことにしたんですよ。つまり味方...だと思うんですよね...って」

 

土下座しながらそういうと少し殺気を抑えたがまだピリピリしてる

 

「そうなんですか、分かりました。この前の事は後日しっかり返してもらいます。お嬢様、話を戻します。」

 

実は短期間だが宝具集めのために万事屋っぽいことをやっていた時期があった。

 

その中の1件が新魔王派を倒して欲しいと依頼を受けたので殺りに行って対処されたのがサーゼクスさんだった。

因みに依頼主は旧魔王派のなんちゃらってやつ、名前は覚えてない...。

 

「婚約の有無はレーティングゲームにて決めさせて頂きます。期間は10日後です。」

 

「おい、そこの人間。俺をこけにして恥欠かせた事と俺を無視したことどれだけのことを仕出かしたか思い知らせてやる!お前もこのゲームに参加しろ!」

 

ホスト風の男はドヤ顔で言った。

すかさずメイドさんが言う

 

「分かりました。そこの...そう言えば名前をまだ知りませんでしたね」

 

そう言えばそうだっけ?

 

「彼が話してた兵藤一誠君よ、グレイフィア。」

 

何を話していたのでしょう。俺すごく気になります

「そうでしたか、兵藤一誠様の参加は公式戦ではないため認められます。」

 

 

「じゃあまたな、愛しのリアス。」

 

話がまとまり魔法陣が展開して帰ろうとしていたライダー?だが焼鳥だかが別れのキッスでもしに来たのだろうかグレモリー先輩改め部長に近づいてきたので別れのキックを御見舞し魔法陣に向けて飛ばし帰っていた、半強制的にだが

 

「じゃあ自分達もそろそろ帰りますね、アーシア帰ろう。」

 

そういいそそくさと帰ろうとしたら

 

「お嬢様と一誠様はお残りください、勿論眷属の方達も残ってもらって構いませんが今からの話を聞くと一誠様への信頼が駄々下がりするかもしれませんが」

 

えっ?(;・∀・)

 

何を言うつもりですかね?

 

 

「一誠様の武器を一つ、使用禁止にします。」

 

因みに全員残った。

 

「サーゼクス様の左腕をすっ飛ばした武器です。」

ちょっおお!!事実だけど!真実だけどももうちょっとオブラートに包んで欲しかったですたい!

 

これじゃ、皆さんからの信頼度なんてあるかわからないけどマイナス突っ切るやん!

だって、自分達のトップの左腕すっ飛ばしたなんて聞かされたらなんだこいつ?ってなるじゃん!

 

因みにエアである。ありんこ並に軽い威力しかだして無いけどというかまだ全力のエアを使えない。

正確には使えないわけではなく使った時のダメージに俺が耐えられないのだ

前は使ってないと言ったが使ってないに等しい威力だということ。原作レベルに比べたらね

 

「え?」

 

そう誰かが言った。

 

気まずいのでさっさと帰るに越したことはない。

皆にどう思われても仕方ないといえば仕方ないだって事実だし。

汚れ仕事でも、なんでもやってた俺が悪いし。

 

それでいい宝具だって頂いている。性能がね?

 

「分かりました。それでは失礼します。」

 

アーシアを置いてそそくさと出る。アーシアも魔王がどれだけ悪魔にとって重要な存在かここ数日で教えられている筈だし。

 

シスター目線で行けば神様傷つけたってことだしね

 

俺は家へ帰った。

 

 

 

その後の部室では。リアスside

 

お兄様の左腕をすっとばした?

 

私はそれを聞いた時耳を疑った。

 

 

別に怒っていたりする訳ではなく、耳疑ったのは魔王の左腕をすっ飛ばしたということだった。

 

兵藤一誠という存在は魔王の中でも異彩と呼ばれているサーゼクス・ルシファーの左腕をすっ飛ばせるほどの実力者なの?

イッセーが出ていった後、グレイフィアがまた口を開いた

 

イッセーっていうのは皆が彼をそう呼んでいるから私もそう心の中で呼ぶ時はそう呼んでいる

 

 

「一誠様がまだ傭兵の様なものをやっていた時の旧魔王派の依頼だったそうです。彼は不思議な武器を集めているそうで、それが報酬だったら汚れ仕事でもなんでもやっていたそうです。」

 

小猫が言っていた武器集めの趣味のことね。

 

「それでは私は、失礼させて頂きます」

 

そう言い、私に近づいて耳元でこう囁いた

 

「貴女の道よ、貴女自身で勝ち取ってみなさい」

 

「はい、お義姉様。」

 

そう言ってお義姉様は帰っていた。

 

 

私はイッセーをもっと知りたいと思った。

 

 




たまにやるとポケモンっていいですよね。

感想、評価等お待ちしております。

次回もよろしくお願いします


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唐突と波乱



ほんとに更新遅くてすみません!

そして、今回は全然字数も多くない。まじでm(_ _)mすみません


俺の現状としては、朝起きたら山にいた。

 

昨日は確かに布団に入り就寝したはずだ

 

だが、ここは何処だ?

 

朝起きて、ふぅいい朝だなぁなんて思いながらカーテンをシャーって開けるとそこには1面の山!

 

 

でも、部屋は俺の部屋だ。

 

駄目だ、理解が追いつかん

 

その時、ドアがガチャっと開いた

 

開けた相手はグレモリー先輩だった。

 

「おはよう、イッセー。よく寝れた?」

 

笑顔でそう言う、グレモリー先輩。

 

「まぁまぁですかね、でもいいんですか。俺は貴方のお兄さんの片腕をふっとばしたんですよ?」

 

 

「えぇ、だってそんなに強いなら尚更近場に置いておきたいし。言ったじゃない、私の事守ってくれるんでしょ?」

 

「確かにいいました。でも、ここどこですか?俺の部屋なのに外、山だし」

 

「ここ、私の別荘よ。私というかグレモリーのだけどね?ライザーとのレーティングゲームに向けて特訓するのよ?特訓。」

 

正直あれ(ライザー)が強いと思えないのは俺だけではない筈...

 

まぁ、エアが使えないぐらいだろうか、元々使う気なんてなかったからいいんだけど

 

 

 

「特訓って、なにをするんですか?」

 

「まだ細かくは決めてないけどなにかいい案ある?」

 

「修行です...か、そうですね。ここは俺の友達を...呼びますよ」

 

教えるのが上手い人に丸投げする事にする

逃げたんじゃない...適材適所ってやつ。

 

グレモリー先輩に助っ人を呼ぶと伝え、部屋を出てもらい電話をかける

 

そいつ(・・・)に電話をかける

 

 

 

「おい、アザゼル。グレモリーの眷属の特訓の講師として来てほしいんだけど」

 

 

そいつとは堕天使陣営のトップウザゼル...コホン、もといアザゼルなのであった。

 

「おいおいおい、唐突だな?しかもグレモリー?魔王じゃねぇか」

 

「リアス・グレモリーの方ね、取り敢えず今度はライザーとかいうのとレーティングゲーム?っていうのをやるらしくて俺、参加するから。」

 

「はっ!?お前でんの?!じゃあ、なんで特訓なんかするんだよ!?てか俺がそれやるメリットは!?」

 

「まぁ、取り敢えずそーゆーことだから。現在地、山。もう、エア触らせなくていいなら来なくてもいいけど?」

 

「('ω')ウィッス、行かせていただきます」

 

 

って訳でアザゼルが来るけど、よくよく考えてみれば敵の陣営のトップくるってかなり危なくね?主に味方の方が

 

てか、なんでアザゼルと知り合いかって?

 

宝具の取引き相手のお得意様です、エア見せたら俺が解析するんじゃーってどっぷりハマって抜け出せなくなった訳。

 

勿論、解析できてない。

 

アザゼルが来る、また波乱を読んでしまったかもしれない

 





いかがだったでしょうか。

次回も宜しくお願いします


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特訓と当日


ほんと遅くて申し訳ないです。
次はもうちょい早く出せると思います。


「一応こちら友人のゼルゼルンです。教えることに関しては人一倍うまいと思うので。お呼びしました」

 

ニッコリと笑っているマスクをつけた、アザゼルがそこには居た

 

どこのハレルゥヤだよ!

 

「よっ!ゼルゼルンだ、旧友からの電話を貰い駆けつけたぜ!」

 

って訳で特訓をした。

 

俺はあんまり修行とかすることないから皆の補助。

 

まずは木場から。

 

木場はアザゼルから取り敢えず色んな剣を沢山出せる用にと言い渡されていた。

 

あれ?俺要らなくね?

 

よし、次行こう。

 

小猫ちゃんは己の血と向き合った方がいい、あとグーパンにもいろいろ効率的なやり方あるから詮索。

って言われてたけど、己の血ってなんやろーなー。

 

取り敢えず、小猫ちゃんのパンチを受ける特訓。

タダでは当たってやらないのが先輩の意地だけど

 

「当たって...くださっ..い!」

 

「嫌...ですっ!」

 

って感じで避けた。

 

したら休憩中に一人でトコトコ木の前に行ってグーパーン!

木がバーンッとぶっ倒れた。

 

アレに殴られたらジヌ。冗談抜きにジヌ。

 

(◎_◎;)やばい。

 

逃げようとそそくさと去ろうとすると後ろには悪魔がいたのだ。

 

いや、悪魔だけど。

 

「...先輩、どこいくんですか?まだ特訓終わってませんよ?」

 

とニッコリと笑っていた、いや!いつも君笑わないでしょ!?

 

無表情キャラはどこに行ったのさ!?

なんでやー!!?

 

って感じに1時間てっちりしぼられた。

 

まぁ、1回も当たらなかったんだけどね。

 

「...はぁ..はぁ、なんで当たらないんですか...」

 

 

「んー、殺気出しすぎてどこに拳が来るかわかっちゃう。もうちょっと抑えればどこに来るかが分かりにくくなると思う」

 

まぁ、それでも充分脅威なんだけどね。

何度終わったって思ったことか。

 

「...はぁ。わかりました。有難うございます」

 

俺はあんまり信じてないけど、殺気で人を殺せるらしいよね...刹那、銀髪メイドが頭をよぎる。

 

 

やっぱ、殺気で人殺せるなぁと考え直したのであった。

 

 

次はアーシアの所に行く、すると

 

「イッセーさんのお役に...。回復...とばす!」

 

目をつぶったアーシアがなにかをつぶやいて、回復の光だろうか緑色の光を手から放っていた。

 

「お、やってるやってる。」

俺がそう言い、肩に手をかけるとアーシアは集中が解け、肩をピクっとさせ、こちらに振り向いた

 

「イッセーさん...って!イッセーさん!?ど、どうしてここに?!」

 

「ん?悪い、邪魔だったかな?」

 

「いえ、そんなことはないですよ!寧ろ居てくれた方が...」

 

顔を赤らめてそう言う、アーシアは天使だ。

 

そんな感じで、1日目の特訓は終わった

 

「それにしても、やっぱイッセーの作る飯はうめぇな」

 

今日俺は特に何もしてないので、晩飯を奮った。

まぁ、伊達に家には居ませんよという事だ。

 

「てか、アザ...ゼルゼルン何時までいるんだ?」

 

仮面を上手く使いながら飯を頬張るアザゼルがそこにはいた

 

「ん?あぁ、そうだな明日ぐらいじゃねぇかな。俺も仕事ほっぽり出してきてるしな、それにお前もなんか考えてるんだろ?」

 

「まぁな」

 

色々とfateに偏るがちゃんと特訓内容は考えてある

 

「お2人ってどんな関係なんですか?」

 

小猫ちゃんが尋ねると周りもうんうんと頷く

 

「一応、敵。な友達?」

 

「それで、合ってるが俺はそもそも戦いを望んじゃいねぇ」

 

アザゼルは平和主義な訳じゃないけど、研究の為ならみたいな考えの持ち主だしな

後はコカピエロだかが問題起こさないきゃ良いんだけどね

因みにコカピエロはね。凄いんだよ

俺を見る度、「ギルガメッシュー!!!」って襲ってくる、紀元前から生息してるコカピエロはギル様と戦って居たらしく、俺に戦いを吹っかけてくるのである

 

で、1つ疑問ができる、え?ギル様いたの?っていう。

 

え、俺の存在ってちょっとギル様にきれられない?って。

まぁ、そこら辺は神がなんとかしてくれる!って言う希望敵観測をしてる始末であります

 

 

 

そんな感じで、焼き鳥もといライザーと戦う日が来るのであった






早く、コカピエロ辺りを書きたいが。
焼き鳥の終わりどうしようか決めてない次第


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開始と困惑

宣言はなかなか守れていません申し訳ないです
次こそは....( ;∀;)


私 アーシア・アルジェントはとても緊張しています

 

 

 

今私たちは校舎に模して造られたフィールドに居ます。

焼き鳥さんとレーティングゲーム?をやるためです

 

この試合には大事なリアスお姉さまの結婚もかかっています

 

ですが、本心はこんなに頑張っているイッセーさんがかっこいいなとかそんなお姉さまに申し訳ないことばかり考えています

部屋の隅で腕を組んでいるイッセーさんはライダースーツというものに身を包んでいます

 

服は指定されなかったので私は修道服にしました

 

この10日間、イッセーさんは物凄く頑張っていました

私は知っています特訓のために講師でお呼びしていたゼルゼルンさんが帰ってから夜遅くまで一人ずつ別の練習メニューまで考えて毎日メニューを変えたりなど本当に頑張っていました

この頑張りを登校にと思いました。

一度だけ聞いたことがあるんですが「何故、学校にこないんですか」って

すると、イッセーさんは行く意味がないって言ってました

学校...楽しいのに

 

「私、イッセー、アーシアはこのまま此処に残る、後は作戦どうりにお願いするわね」

 

そうお姉さまが声をかけると皆さんはパッと動き出し、すぐ私達だけになります

 

「皆さん行動が早いですね....ってイッセーさん!?」

 

イッセーさんに話しかけようと思い、振り向くとお、お姉さまに膝枕してもらってるイッセーさんの姿があり

心なしか少しに焼けている気がします、むぅ。ずるいです

私はイッセーさんに膝枕してほしいです

はっ!これは「先輩方に取られちゃうわよ」と言っていた桐生さんの言う通りじゃないでしょうか

こういう時はポケットに入れてる桐生さんのアドバイスブックを......。

 

貰ったアドバイスブックの目次を見るとありました

思い人が美人な先輩に膝枕されている時の対処法P26

こんなに具体的な場合への対処法が載っているなんて......

 

流石桐生さんです!!

 

えーと?

「そういう時はあざとく狡猾にいきましょう。想い人と美人な先輩との膝枕が終わった時が狙い目です、その時に美人な先輩の膝枕の違いを相手に伝え、かつこちらの膝枕の優れている点を述べましょう。なおこの際顔の角度は相手の目線の下つまるところ上目遣い+涙目で声は少し甘えた声でいきましょうこうしてしまえば男性はイチコロです。」

 

あざとく狡猾という意味が少し分かりませんが後でイッセーさんに聞くとしてこれでイッセーさんに膝枕してもらえるんでしょうか、でも桐生さんがくれた本に書いてある事ですし。

 

よし、アーシア・アルジェント覚悟を決めました

 

 

 

 

イッセーside

 

今日がレーティングゲームの日なのだが、何故か俺はグレモリー先輩に膝枕をされている

すげぇ気持ちいい。

なんかご褒美だとかでいきなり膝枕された訳だが、皆が頑張っている間に自分だけこんな事して貰って申し訳ない。

一応どんな感じになったかのイメージだけ説明しておこう

木場くんの魔剣創造は士郎とほぼ一緒じゃねぇ?とか思って戦闘スタイルを近づけたのでほぼほぼ一緒ただ弓使えん。

小猫ちゃんは葛木?先生だかに似ているので手に魔力を纏わせてみました。イメージはハンターハンターの念の概念でいったら出来た

姫島先輩とグレモリー先輩は正直あれはあれで完成されたスタイルだから基礎能力向上に務めて貰った

 

「はい、おしまいよ。このゲーム勝つために、頑張って貰うからね?」

 

「はい、ありがとうございました。」

と述べておく、どちらかと言うとごちそうさまだけど

 

立ち上がった瞬間だった、アーシアの青少年の目には毒な恰好にソファーの影でなっているのが見えたのは

思わずサッと座りなおした

なんだあれは...?

あんな破廉恥な服をアーシアに持たせた覚えないぞ....

 

「ん?どうしたのかしら?」 

流石に不振に思ったらしくグレモリー先輩が話しかけてきたけどこれは言えない

 

「そ、そのグレモリー先輩。リアス部長ってお呼びしてもよろしいですか..?」

その一言を聞いた瞬間先輩は顔を真っ赤にし顔をうつむけてしまった

ちょっと話題転換と呼びにくさを解消しようとしたらこうなってしまった

何か気に障るようなことをしてしまったのだろうか、謝った方がいいよな

 

「すみません、..嫌でした..?」

 

「ううん。嬉しいぐらいよ!その代わりなんだけど私もイッセーって呼んでいい?」

 

「え?全然いいですよ」

 

っと、問題を先延ばしにしていただけだったが、アーシアどうしよう

後ろ姿しか見ていないけど後ろは背中バッサリ空いたドレスっぽかった

あんな服うちには無い、どっから...。

 

 

そんなこんなをしていた瞬間だった。

 

 

「リアス。ちまちまやるのは俺としてはいいがお前的にはつらいだろう?俺もそろそろ飽きてきたところだ。どうだ?一騎打ちと行かないか?」

 

まだ一人として減ったというコールが流れていない中この交渉に乗ると思っているのか..?

でも今のうちの眷属の中でライザーを相手できる可能性があるとしたら、リアス部長のみなのも間違いない

 

 

「どうしますか、リアス部長。」

 

 

「私はこの申し出受けようと思う」

 

 

ほぼ沈着状態だったこのゲームが大きく動いた

 

 

因みにアーシアは放送にビビッて急いで着替えてる.....




アーシアが大胆に行こうとするのを防ぐ...

戦闘スタイルは似てね?とかが基準

ライザーって普通に強いと思います、うん
でもうちの部長も負けてない.....はず
オリ主特訓を受けたもの...!

後は視点を変えるのめちゃムズイ
アーシアあってますよね....(?_?)


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終了と悲劇

久々の投稿です


 

屋上の上にて揺れる紅髪。

 

我らが部長、リアス部長だ。

 

 

「リアス部長。危なくなったら、手を出します。部長がリタイアさえ宣言しなければ100%勝てますから」

 

この自信は確信だ、俺も不死殺しの武器は持っているし、禁手だってある。

部長は多分一番特訓に対して成果がでているかもしれない1人なのだ負けることはないと思うが

 

「うん、わかっているわ、私がここまで頑張れたのもイッセーのお陰だもの。」

 

「おいおい、正気か?リアス。俺はてっきりそこの人間をぶつけてくるとおもったんだがなぁ?」

腰に手を当て、余裕そうに言う焼き鳥

 

てかちょい前ぐらいから思ってたんだけど所々ギルとキャラかぶってるよなこいつ。

まぁ、慢心してるとこと金髪ってところだ...け...

その二つがあればギルなのでは...!?

 

「俺のところに来る前に少し教育が必要だな!」

 

炎の翼を広げ、飛んでくる焼き鳥。

なんかお前の発言、なんでもエロ同人みたいになるんだな

多分焼き鳥が言うからだろうけど

 

対して部長は片手を前に出し、滅びのなんちゃらとかいう危ない魔力の塊を焼き鳥に向け放つ。

 

結構な速度で飛んでいくソレをライザーはギリギリで躱す。

 

「そんな単純な攻撃、俺には当たらないぞ」

 

なんて言い、ソレが焼き鳥の横を通り好きようとした瞬間、ソレがモヤッとボールの様になり焼き鳥の体を貫いた

 

「ガハッ!」

 

血反吐がべしゃっと口からこぼれる、だがその瞬間ライザーの傷口が燃え始めて、再生していく

そうか、こいつ|ゴリラ(ヘラクレス)要素を持ち合わせているのか。

 

「クッ、今のは結構効いたぞ。だが同じ手は二度と食わん。」

 

焼き鳥選手そのまま急接近!リアス選手、おおーっと、焼き鳥選手の出した炎を紙一重で避けていくー!

 

.....ん?『エルキ』っと

 

後ろに仲間ではない気配を感じたので『天の鎖』をだして捕縛してた

何がかかったかなー。

 

部長を置いて少し離れてみるとなんとおっぱいがかかっていた。

 

「クッ、しくじりました。」

 

「えーと、たしか焼き鳥の所のクイーンの方でしたよね。ん?姫島先輩はどうしたんですか?コール鳴ってないっすけど」

 

 

 

「ライザー様がリザインされましたのでリアス様方の勝ちになります」

 

 

 

グレイフィアさんの声が聞こえる、姫島先輩のかと思ったらまさかもう勝つとは

 

 

「そんな...ライザー様....。」

 

おっぱいがしゅんとしているそろそろ鎖とらんとね

 

かいじ..「イッセー!探したわ!いきなり居なくなるんだもの、心配したわ。ライザーに勝ったのよ、貴方のおか...げ?」

 

顔が怪しく曇る。

 

「イッセーさん!お姉さま!やりました....ね?」

 

そして、アーシアが来たがアーシアの顔も曇る

 

何故だろうか、あ、解除っと。鎖から解放されたライザーの女王はそそくさと消えていった

 

あ、何故二人とも黙ってこちらをジトーっと見てくるのか分かった気がする

 

傍からみればさっきの状態はまるで性犯罪者じゃないか

 

「あ、あの。お二人さん?えーっとその誤解です、別にいかがわしい事をしていたわけじゃないんですよ、気配があるなーと思って鎖で捕らえたらあんなことに、不可抗力です」

 

 

 

「イッセーのばかぁー!!!」

「うぅ、イッセーさん!後でお説教ですから!」

 

 

悲しそうな顔の部長と、涙目なアーシア。

 

この後大変だったことは言うまでもない

 

 





ちょいちょい出していきたいです

見てくれて有難うございます

待ってくれた方申し訳ありません、そして有難うございます


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