世界を変えようとする仮面ライダー (味噌神のスペリア)
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導きの印
謎のライダー


嫌われた事は、誰だってあるだろう…

最初の段階で会って コイツは気に入らないや

喧嘩して嫌いになることがある

それが人間の感情である。

 

だが、俺は神様のミスで死んで

お詫びに違う世界へと転生した。

だけど、二回目の世界は残酷過ぎた

母親からの虐待や周りの女子からの虐め

俺はそれに耐えきれず自殺…

また神様が現れた。

 

その世界で厄介な転生者が転生して

世界を弄くり過ぎた為に世界が可笑しな方向へ進み

神様は、その世界の時間をリセットして転生者の存在を消した。

 

だが、俺が受けた傷は簡単にはリセットはされない

 

流石に神様は、悪いと思ったのか

少年に力を授けた。

自らを守る力を…

 

その力は、昭和 平成の仮面ライダーの力と

仮面ライダーのデメリット無しだ。

仮面ライダーには、デメリットがあり

ダークライダーの力を使えば簡単に自分の命を消せる力

改造人間では無いと使えない力や

ファンガイアやオルフェノクしか使えない力

死人では無いと使えないドライバー

力を使うと服が燃える力や

使い過ぎると洗脳されてしまう力

それらのデメリットを無し出来る体にして貰い

 

少年 鏡 真は違う世界に転生をさせた。

 

 

 

世界は残酷である

人外は人間を家畜扱いし

女は男を奴隷にして

無実の罪で裁かれる人たちもいる。

そんな残酷の世界に平和なんてあるのだろうか

いや、平和なんて偽りの世界だ

なら、俺が偽りの平和を壊し 本当の平和を作る。

 

 

とある平地に数人の人間と数人の悪魔が居た。

悪魔たちは人間を殺して行く

人間には力は無い故に人外には勝てない

 

「人間が悪魔に勝てるはずが無い」

 

「人間は悪魔の奴隷として入ればいい」

 

「私たちは諦めない…こんな偽りの世界で

本当の平和なんて無い!!」

 

一人の女が悪魔に銃を向けるが

悪魔たちは魔法で女が持つ銃を破壊して

女の首を絞めた。

 

「諦めろ、お前たち人間は悪魔の奴隷になればいい」

 

「絶対に嫌だ…私たちは…人間の平和の世界を望む!!」

 

悪魔は女の首を絞めるのを強めた。

 

「貴様を殺して 悪魔の駒で転生させ私の奴隷にしてやる」

 

「(嫌だ!こんな奴の奴隷なんかなりたくない!

私は…人間として生きたい!)」

 

 

「ほぅ…人間は悪魔に勝てない。それは誰が決めたのだ?」

 

「なっ!!貴様 いつのま…」

 

男の声が聞こえた瞬間

女の首を絞めた悪魔の首が落ち悪魔は死んだ。

 

男の姿を見た女は、少し安心が出来た。

目の前にいる男の存在で

 

「あ、貴方は…いったい…。」

 

「俺か?…俺は人間の自由と平和を守る…そんな人間だ」

 

「人間がァ!!私たち悪魔に手を出すことは、全てを敵に回すぞ!」

 

すると、男は笑みを浮かべ

悪魔に言った。

 

「…全てを敵に回す?面白い…敵は全て排除して

本当の平和を勝ち取ろう…」

 

 

男の左腕にはメガウルオウダーが装着されていた。

 

男は緑色の目玉の様な物体――眼魂アイコンを取り出し、

それに付いているスイッチを押した。

 

《…スタンバイ…》

 

その音声と共に、眼魂を機械メガウルオウダーにセットし、

ユニットを起こした。

…丁度、『目薬を差すような具合』で…

 

《イエッサー! 》

 

ユニット部分に付いたボタンを押し

 

《ローディング…!》

 

すると、眼魂から、白いパーカーが飛び出し宙を舞い始めた。

 

 

目薬らしき部分に手を添えて、

 

「変身…」

 

その言葉を言い放った後に、目薬らしき場所のスイッチを押して、

『ポタン…』と爽快な音がして、眼魂に目薬が差された

 

《テンガン! ネクロム! メガウルオウド! (クラッシュ・ジ・インベーダー)》

 

謎の仮面ライダー[仮面ライダーネクロム]

 

「さぁ、俺が裁きを下す…かかって来い」

 

「舐めるなよ!人間がァ!姿が変わった程度で!!」

 

一人の悪魔がネクロムに突っ込むと

ネクロムはその勢いを利用して

悪魔の首を掴み 拳を悪魔の顔にぶつけた。

 

「ぐふっ!」

 

「甘いぞ!人間が!おりゃ!!」

 

ネクロムの拳で吹き飛んだ悪魔を壁にして

もう一人の悪魔がネクロムの体に剣を刺した。

 

「変わった奴だが剣を刺したら死ぬだろう」

 

「…誰が死んだって?」

 

「なっ!ふげぇ!!」

 

ネクロムは剣を刺した悪魔の顔を掴み

思い切りお腹に強烈な一撃をぶつけ吹き飛ばした。

 

「残念だったな…俺の体は液体化になれる。物理攻撃なんぞ効かないぞ」

 

ネクロムは体を液状化させることが可能で、液状化させることで一切のダメージを無効にする。

 

「これが人間が恐れた悪魔たちか…下らん…とどめだ」

 

「ふざけるな!!私たちは最強の悪魔だ!人間ごときに負けるか!!」

 

「その次点でお前たちの負けは確定している」

 

ネクロムはユニット部分のボタンを押した《デストロイ》

すると、ネクロムの体から緑のオーラが両手に溜まる。

 

「俺が世界を変えてやろう…」

 

《ダイテンガン!ネクロム!オメガウルオウド!》

 

ネクロムは溜めたオーラを放ち

ネクロム デストロイに当たった悪魔たちを消滅させて行く

そして、光が消えるとそこには悪魔たちの姿は無かった。

 

 

「凄い…あの悪魔たちを簡単に…」

 

「…おい、女…お前はどうするのだ?

あんな低級の悪魔に負けているぐらいなら、諦めるのがいいぞ」

 

「…私たちは、人間の自由と平和の為に戦う…それだけよ

負けても 死んでも、私たちは!人間の意思で戦う!!」

 

「…なるほどな…なら、俺の部下になれ

女よ…俺が人間たちの自由と平和を導いてやる

 

手を取れ。」

 

すると、女は立ち上がりネクロムに言った。

 

「私は、スコール・ミューゼルよ 女とは呼ばないで

リーダーさん」

 

「スコールか…いい名だ…なら、俺の事は鏡 真

真と呼ぶといい」

 

「わかったわ 真」

 

神様転生した鏡 真は偽りの世界を破壊する為

スコール・ミューゼルを仲間にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Open Your Eyes For The Next Faiz

 

「これが世界の現状か 」

 

 

「ねぇ…真…私を抱いて…」

 

 

「もし力を使うなら、俺も力を使うとしよう」

 

 

《CHANGE BEETLE》

 

【第2話 黒き太陽】



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黒き太陽

鏡 真は悪魔に殺されかけたスコール・ミューゼルを助け

悪魔たちを仮面ライダーネクロムで消滅させた。

その後 二人は、昔 スコールが使っていた拠点で

一夜を過ごすのであった。

 

スコールから少し世界の現状を聞いた。

 

「これが世界の現状か…」

 

真が思ったのは、この世界の現状だった。

 

 

 

 

「…電気は通っていたが水道は止まっているらしいな」

 

「えぇ、昔に使っていた場所だけどまだ使えて良かったわ」

 

二人は向かい合いながら座ると

スコールが真に話しかけた。

 

「真…貴方が使っていた力はいったい何?」

 

「…そうだな…あれは、俺を強くする力だ

スコールに見せた力は、これだ」

 

真は懐からネクロムアイコンと左腕に装着したメガウルオウダーをスコールに見せた。

 

「この目玉は、アイコンと言うものだ…緑色のパーカーが出たろ?あれは、パーカーゴーストと言って、

俺に力を与えてくれる代物だ…だが、ネクロムアイコンはこのメガウルオウダーが無ければ使えない…」

 

「メガウルオウダーにネクロムアイコン…もしかして、他にもアイコンはあるのかしら?」

 

スコールが言うと真は少し笑った。

 

「正解だ…俺は、このネクロム以外に二つのアイコンを所持している。」

 

真はネクロムアイコンと違う二つのアイコンを出した。

 

「俺が持つアイコンは、サンゾウとグリムのアイコンだ」

 

「サンゾウとグリム…サンゾウは、あの三蔵法師でグリムは、グリム童話ね…まさかアイコンは偉人たちの力を使えるのかしら?」

 

「正解だ…スコール、お前は実に頭が良いな…サンゾウとグリムは確かにあの有名な偉人たちだ。この偉人たちは、俺に力を貸してくれる…メガウルオウダーは俺以外の奴は使えないようになっている」

 

「そう…もしその力を使えれば早く人間たちの自由と平和を勝ち取ることが早まると思ったんだけど、難しいのね」

 

すると、真はスコールにある物を渡した。

そのある物は、白い小さなコウモリの姿をした機械だった。

 

「真 これは?」

 

「もし危険と感じたら、ソイツの名を呼ぶといい

そしたら、スコールの力となるだろう」

 

「名を?でも、名前なんて分からないわよ?」

 

「それは、ソイツの意思で決まるものだ

さて、明日は早いぞ…早めに寝るとしよう

俺は、ソファーで寝るから、スコールはベッドで寝るといい」

 

「あら?ダメよ 私のリーダーなんだから、貴方がベッドで寝て 明日から大変なんでしょ?」

 

「だがな…」

 

すると、スコールは笑みを浮かべた。

 

「だったら、真と私が一緒にベッドで寝ればいいのよ」

 

「…なんだと?」

 

真は抵抗することも出来ずにスコールにベッドに連れて行かれて大人しく二人で寝ることになった。

 

「ねぇ…真、起きてるかしら?」

 

スコールは真に話しかけた。

 

「あぁ…起きている」

 

「…あの時はありがとうね…もし真が来なかったら

私は殺されて 悪魔に転生させられていたと思うわ…だから、

真には感謝の言葉しか見つからないわ」

 

「感謝される程はしてないさ…目の前で人間が死にかけていたから、助けた…ただそれだけのことだ」

 

真は、あの時殺されかけたスコールを見て

とっさに体が動いてしまったのだ。

ヒーローとしての心では無く

ただ力だけを振るい 人間を殺す悪魔たちに怒りを覚えたから

真は、スコールを助けた。

 

すると、スコールは真の近くにより

真を抱き締めた。

 

「ねぇ…真…私を抱いて」

 

スコールは真にそう呟いた。

だが、真は

 

「バカ者が…俺たちは今日会っただかりで仲間になってすぐだぞ…その言葉は、もう少し先の話だ…」

 

「やっぱり、リーダーはお堅いのね…真、おやすみ」

 

「あぁ、おやすみ…」

 

スコールは疲れたのか

すぐに深い眠りについた。

 

「しかし、世界の現状は思った以上に酷いとわかった…

人外たちの戦争に人々の差別…解決はまだまだありそうだが…先に表の敵を排除しなければ、明日は迎えれないらしいな」

 

真はベッドから出ると

銀色のベルトを腰に装着した。

 

「さて、速さで決めてやる…来い ダークカブトゼクター」

 

真が名を呼ぶと空間の裂け目から、

黒いカブトムシが真の手に収まった。

 

真は、そのまま外に出ると数人ぐらいの気配を感じ

ダークカブトゼクターをベルトに装着した。

 

「…変身」

 

 

《HENSHIN》

 

 

ダークカブトゼクターを

ベルトにセットしベルトから

小さな六角形がアーマーを形成して重装甲な鎧を身につけ

 

仮面ライダーダークカブト・マスクドフォームへと変身した

 

 

「…キャストオフ」

 

《CAST OFF》

 

ゼクターホーンを右側に操作する。

 

ダークカブトを覆っていたアーマーは勢いよく周りに散らばり、アーマーを脱ぎ捨てて身軽になり顎のカブトホーンが起立して一本の角になる。

 

これがライダーフォームになったダークカブトの本当の姿。

 

《CHANGE BEETLE》

 

 

誰も追いつけない高速の黒い太陽

[仮面ライダーダークカブト]になった。

 

「俺は眠いんだ…明日も早いからな…すぐに終わらせてやる」

 

ダークカブトに変身した真に油断をした数人は、

警戒はするのも動こうとはしなかった。

 

「クロック…アップ」

 

《clock up》

 

【クロックアップしたライダーフォームは、人間を遥かに超えるスピードで 活動することができるのだ】

 

それを知らない暗殺者?たちはダークカブトの姿が消えたと思った瞬間 意識が無くなり、永遠に帰らない人となった。

 

《clock over》

 

「…こんなものか…さて、明日の為に寝るとしよう」

 

真は、変身を解除して

スコールが眠るベッドで一夜を過ごした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Open Your Eyes For The Next Faiz

 

 

「スコール…仲間を集める為にはどうすればいいと思う?」

 

 

「私は出来損ないじゃない!失敗作でも無い!

私はちゃんと名前はある!!」

 

 

「俺たちと一緒に世界を変えないか?」

 

 

《テンガン! ネクロム! メガウルオウド! (クラッシュ・ジ・インベーダー)》

 

【第3話 新たな協力者】



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