リアル・ファンタジー (ジャック・A)
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今までと始まり3分前

はじめまして、ジャック・Aです
初投稿、かつ初公開でこの作品を書いています。
小説を書くことは、前から趣味で書いていましたが、練習のためにも公開してみようと思い
投稿しました。
まだまだ修行中であるため誤字、脱字などのミスや言葉遣いが違うなどのミスが目立つこともあると思いますので指摘と訂正がありましたらよろしくお願いします。

それでは本編前のプロローグ始まります


 日常とは毎日がいつもどうりが繰り返されることで退屈なものだ

 

俺、真藤 晶(しんどう あきら)は中学1年にそのことを悟った。

 

いつもどうりが続くことは平和と言えば平和なことだ。

だけど、俺にはそれを退屈なこと以外には思えなかった。

 

だから、部活動もいろいろやってみた。

スポーツは野球、バスケ、サッカー、テニス

演劇、書道などの文化系の部活もやったが大抵三ヶ月ぐらいでやめていた。

 

新しいことを求めていろいろやってみたが、飽きるか、そのこと自体が日常となり

退屈を感じてきてやめることもあった。

そんな中学3年間を送ってきた俺は中学を卒業する頃にはほぼ全ての部活に入った事で

ちょっと有名になった。

 

中学時代、ほとんど部活はやり切った感じがあったが、自分のことでわかったことがあった。

第一に、俺は格闘技に興味がある。柔道や空手をやった時は単純に力の比べ合いという面、

相手、一人一人が違う形で攻めて来るというのに新鮮なものを感じ取れたというのも大きい。

 

第二に俺は集団行動が苦手だ。サッカーは面白かったけど独断プレーが多かったし、

野球は規則の坊主頭がやだのでやめた。とにかく他人に合わせるのが苦手というわけではないが、

すぐ、自分のことしか考えられなくなってしまうのが悪いところだ。

 

最後に格闘技は好きだが、今はただ格闘技を学ぶだけじゃない。自分で格闘技を作っている。

まぁ、どういうのかはまた今度の機会に。

 

そして、高校では部活には飽きていたので、新しい暇つぶしにレポートを書いていた。

ただのレポートではない、自主的に始めてみたレポートは高校3年になっても結論は出ていない。

もう何百ページにわたる文章データが家のパソコンに入っているが未だに完結しない。

内容はただ単に趣味のゲームからきたものだ。題名は『ファンタジーの出所とは?』である。

どんな内容かって聞かれたら、ファンタジーはどこからやってきた?

たとえばモンスター、ドラゴン、ゴブリンとかはゲームとかでも有名だが、その作品中の姿の元はどこからやって来たのか、ファンタジーじゃ当たり前の魔法も同じく、火やら雷を好きに操れる力を誰が

思いついたのか、元をたどっていくときりがない。

ただ単純に誰かの妄想や幻覚から出てきた物なのか、それとも昔からの伝承通りに本当に実在するのか、いや、してたのか?

世界あちこちの伝承とそれの裏づけになりそうな情報を書き出してレポートらしくなっているが、

何百年前の話だってんだ。

 

証拠も何もない。ただ暇つぶしに書き連なっていくレポート。

正直、飽きてきたが、結論は俺にも分からん。

本当にいなくて人の空想、妄想から生まれたものなのか、それとも

人跡未踏の地のようにまだ人は実在するということに気づいていないだけなのか。

それすらも俺には分からない。

だから、このレポートは未だに結論が出ない。

 

だが、すぐに結論を出す方法はある。

証拠があればいい。

実在するなら、現物があれば、即このレポートはおしまい。

結論が出ないから終わらない。

出ればすぐ終わりにしよう。

 

……もっとも無理だろうがな。

高校卒業と同時に切り上げるかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう思っていた。

 

201X年 高校3年、夏休み初日に友人に誘われたカラオケの深夜帰りに

レポートを終わらせる証拠にばったり遭遇するまでは




あとがきって何書けばいいのか、さっぱりですね。
まぁテキトーに暇つぶしのコラムか、一応この小説バトル要素入れる予定なので武器とか技の解説でも書いていこうと思います。
それでは……

第一回 暇潰しコラム 開催!です。
いきなり!?って思う人もいるかもしれませんがジャック・Aは気まぐれと思いつきを合わせてテキトーに割ったような人です。ついでに話が好きでマシンガントークになります。
利用規約に引っかからないよう気をつけますが、不備があった際はどうぞ注意してください。

で第一回は、『なんでジャック・Aって名前なの?』でいこうと思います。
まぁ、Aはエース、A級とかカッコイイというイメージがあったから、
ジャックは昔、ゲームで外国人が主人公だと大体がジャックという名前だったから、それに
ジャックという言葉自体が英単語で『男』を表し、英語での慣用句でも『何でも屋』『生意気なやつ』ではJackの単語を使うから気に入ってたのが大きいと思いますね。
この辺がジャック・Aという名前にした理由ですね。

それじゃそろそろあとがきもおしまいです。
更新も気が向いた時なのでそんな早くできませんが、よろしくお願いします
それではみなさんご感想、指摘よろしくお願いします。

PS、後書き、前書きも気まぐれでできますのでない時もあります、ご了承お願いします。


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シリアス分不足な出会い

なんだかんだ言ってこんなに掛かった、1話も一週間以上掛かったけど、遅すぎだというのはすいませんでした。


「大丈夫かい?」

 

カラオケからの帰り道、近道に通った路地裏で会った奴にそんな声をかけていた。

服が血まみれの奴が目の前にいてなんとも暢気なことを聞いているなぁと思いながらしゃがんで目線を合わせる。

 

「……」

「もうちょっと大きい声で言ってくれ、聞こえん」

 

ぼそぼそした声で何か言っているが聞き取れなかったので聞き返す

 

「……といて」

「あ?」

「ほっといて」

 

いや、無理でしょ、と内心思った。

血まみれの奴を最初から無視していたのならまだしも、もう話しかけちゃたし

それにこいつ声聞いてわかったけど女だ。

フェミニストって訳じゃないけど、ほうっていける訳がない

 

……

 

 

「はーなーしーて!」

「もう、放してますが 何か?」

 所変わって自宅へ帰宅。

脇にあの女を抱えてで、今はソファーの上、俺は探し物を探索中

「ほっといてって言ったのに、なんで持ち帰るの!?」

「人聞き悪いことを口走るな」

お目当ての救急箱を引っ張り出し、彼女の元へ向かう

と、ここで初めて彼女の顔を正面から見た

第一印象としては美人というよりは美少女の類だ。

外国人の顔のパーツでいいとこ取りして全体に調和するようにするとこんな感じだろう。

もっとも、少女と呼べる理由としてはちっこいことが起因だが、

身長170の俺より頭一個分小さい、大体155だろう。

体重は多分30~50内だな。俺が脇に抱えてこれたんだし、ちなみに俺は82キロだ。

「なんか今、すんごい失礼なこと考えなかった?」

「なんのこと「具体的には人の体重とか?」…いやいや君の髪の色が珍しいと思って」

本当に珍しい緑色の髪だ、しかもただの緑色じゃない、たまにテレビで見かける海外の海で見かけるエメラルドグリーンだ。

「昔の人が髪を売り物にしていたのもわかるね」

「そう、ありがと」

どういたしまして、と返しながら互いの名前も知らないことに気づいた。

「俺は真藤 晶だ、そっちは?」

「……レイン、別に覚えなくてもいいわ」

人に名前を聞く時は自分からという格言に従いながら自己紹介をしながら救急箱から包帯と消毒液を出す。

「はい、っとそれじゃ治療するぞ」

「へ?」

「脇腹、怪我してんだろ?さっさと見せろ」

彼女ーーレインの着ているシャツの脇腹には大きな切傷の跡がある。

どうみても怪我もしてるだろう服の血もそこから出たようだ。

「ほら、服上げろ」

「あー、大丈夫だからほっといて」

「……はぁ」

ため息をつくと、同時にすばやくシャツをたくし上げる。

「ちょ!?」

「はいはい、さっさと終わらせる…ぞ?」

 シャツをたくし上げた俺は奇妙な物を見た

まず、俺はシャツの傷跡からナイフ辺りで切られたと、思っていた。

しかし、シャツの下の傷は釘でも引っ掛けたのか?それぐらい小さい傷だった。

そして、その傷が目の前で塞がっていき、5秒ほど見ていると傷は完全に消えてしまった。

「……今のはぁ!」

目の前で起きた事を聞こうとした瞬間、衝撃が走った。

「いつまで、乙女の柔肌みてんのよ!」

勢いのいいアッパーが顎にヒットしたらしい。ひっくり返る俺の視界にレインの横になっている状態から天に突き上げる拳が見えた。

乙女はグーパンチしねぇよと思いながら、身を起こす。

レインも横になっていた体を起こし、シャツを調えている。

「……見たのよね?」

「……見た」

「……そう」

「がんばれよ、あとちょっとでCにいけ「ふん!」」

メキィとすごい音が鳴る。今度は座っている体勢から回し蹴りがこめかみを捕らえた。

「ちょ、ちょっとした場を和ませるジョークなのに……」

「口は災いの元、次で身も滅びるわ」

もうグロッキー寸前です。ていうか災いが目に見える形で目の前にいます。

 

で、

「さっきの怪我の直り方は?」

「……あなた、------って信じる?」

「……なんだって?」

いま彼女はとんでもない言葉を言ったような気がした。

あまりにも、とんでもなさ過ぎて我が目ならぬ、我が耳を疑いもう一度聞き返した。

「だから“魔法”って信じるのか聞いたの」

魔法?、一瞬?マークが頭の中に浮かんだ。次に頭の中には驚きと歓喜、興奮が入り混じっている状態だった。

本物?マジか?うそだろ?そんな言葉が浮かび、先ほどの怪我の治り方を思い出す。

「……本物なの?」

「そうよ」

ようやく、搾り出すように出てきた質問もレインは即答してくれた。

俺のテンションはうなぎ昇りだやばい域に達しそうなぐらいだ。

すごい、最初にそう思い、次には面白くなりそうだ。そう思っていた。

「盛り上がっている所、悪いんだけどさ」

「ん、ああなんだい?」

いけない、いけない彼女のことを一瞬忘れていた

「なんで、この世界で魔法のことが知られてなかったか、わかる?」

「……隠してきたからじゃないの?」

……なんでか、嫌な予感してきた

「それもあるけど、正解は……」

すっと、レインが手をこちらにかざすと、その手から青白い光が灯される。

 

「知った人の記憶は消されるからよ」

 

バッと青白い閃光が俺の視界を埋めつくされた

全部、忘れちまうのか?

嫌だな……そう思いながら、

俺は意識を……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ん?」

「あれ?」

失わなかった。




次話はできれば2週間以内にというよりも、がんばれ俺というセルフ声援と共にがんばります。


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