あるライブラ構成員の日常のお話 (八十壱)
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レオナルド曰く

初めまして、八十壱です。
駄文ですが、どうぞ温かい心で読んで頂ければと思います。


ちょえっす、レオナルドっす。

今はサブウェイで昼飯を買って仕事場の事務所へ帰る途中です。仕事場ってのが秘密結社ライブラってとこで、事情があってそこに所属してます。ライブラについての説明は省略する。

 

ここは元・紐育(ニューヨーク)。現在はHL(ヘルサレムズ・ロッド)って名前になりました。三年前に紐育(ニューヨーク)は一晩で崩落。んでもって、色々ナンカ混ぜられちゃって現在がある。詳しい話は割愛させていただく。

 

今回はライブラに最近加わった変わり者の話をしようと思う。いや、その前にライブラにいるメンバー自体一癖も二癖もある人達ばかりだけれども。

 

まあそこは置いといて。

その最近加わったメンバーを紹介します。

 

見た目は鋭い感じの東洋人。

顔は割かし整ってるからモテる人間だろうな。ちきしょう。

どこの人か気になって聞いたけど、はぐらかされた。一応名前も日本名だし日本人かなとは思う。

謎が多い部分もあるが悪い人ではない。うーん…スティーブンさん辺りは何か知ってそうだけど怖いから聞かない。

 

性格は見た目と逆で、のほほんとした呑気な人で最初話したときは驚いた。だって、怖い感じの人が「や、初めまして」ってにこやかに来たら誰だって驚くと思う。

 

そして、その人はなんていうか、実年齢が24と言う割には、どことなくジジ臭い。近所にいる気の良いジイサンみたいな感じだ。でも、このHL(ヘルサレムズ・ロッド )でキズ一つ負わずに暮らしているところを見ると只の気の良いジイサンじゃないんだろうな。ジイサンじゃなくて見た目青年だけど。

 

この前聞いた話だと銃弾を避けて打ち返すくらいには強いそうだ。ザップさん情報だから信用出来るか分からないけど。

 

あ、事務所に着いたから話はコレぐらいで。

 

ドアを開けて事務所内を見ると目の前のソファーに例の彼が座っていた。今日は来ないと思ったのにいつの間にか出勤してきたようだ。

「お帰りレオナルド。怪我なかったか?」

「えぇ怪我もなく無事帰還です」

声が聞こえないから奥を見ると、スティーブンさんやクラウスさんがいた。スティーブンさんは書類整理で忙しそうだ。クラウスさんは鬼気迫る勢いでゲームに勤しんでいた。後ろに何か見えるのは気のせいじゃないと思う。ザップさんは…新しい女の所に違いない。

 

「そろそろお昼にしませんか?サブウェイでサンドイッチ買って来たんすよ」

「あらら俺もバーガー買ってきちゃったな。まあクラウスさん達にも声掛けて一緒にお昼にしよう」

彼の脇にはバーガーショップのロゴが入った紙袋が置かれていた。

「そうっすね皆でお昼にしましょう」

彼はスッと立ち上がるとクラウスさん達の方に歩いていった。どうやらドーナツも買ってきたようで、ギルベルトさんに手渡している。

 

なんだろう、二人が会話してると年が離れてる筈なのに違和感がない……。

 

そんな事を考えているといつの間にか目の前にギルベルトさんがいた。

「コーヒーをお入れ致しましょうか?」

「あ!お願いしますギルベルトさん」

 

そうだ、名前を言ってなかったなー。彼の名前は岸崎庸一郎(きしざきよういちろう)。新しく加わったライブラのメンバーだ。




嗚呼、ついに始めてしまった………。
この通り至らない文章ですがどうか宜しくお願い致しますm(_ _)m

誤字脱字等ありましたらご連絡下さい!


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