遊☆戯☆王-ZEXAL- プロと悪魔と天使 (空想自己満足)
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1.人はそれを遊戯王と呼ぶ
この家の者は異世界から来たと言われている。
確実な証拠はどこにもないが明らかに異質である。
しかし、両親が姿をくらませたり、火事にあって怪我をしてしまうなど不幸に見まわれる家でもある。
そんな中、妹が九十九 遊馬とその仲間達に合う事でストリートが動き出す。
実況『
さあ、遊戯王世界選手個人決勝戦。舞台はここ夏のシドニー!!デュエルは終盤戦。
日本人なのにアメリカ代表。チームナイトナイトズ(夜の騎士)所属
通称ジャパニーズガンマン!!
』
『わーーーー!!!!』
その声に周りの観客は大きな声を上げる。
この女、九十九神遊華。歳は21。
高校を推薦ではいり、デュエルは歴代トップで卒業。その後、自分の生まれ故郷であるアメリカにいきそこでプロデュエリストとして活動。
赤黒い髪の毛に、そこら辺のモデル顔負けスタイルと顔。モデル活動も時々してるため男女とわず人気だがそれだけではない。何よりも彼女の人気はそのスタイルとのギャップである。
一見易しそうな見た目だがその服装を見れば分かる。太股近くまで短い短パンジーンズに、明らかに小さいサイズの赤いYシャツ。そのYシャツには英語でくたばれを意味する「Fuck you」の文字が金色で大きく書かれている。堂々とヘソをだしてかなり露出が激しい服装である。また、腰のポケットにはマグナムリボルバーのモデルガンがあり二つ名に相応しい格好である。
そして何よりも彼女は戦闘狂で女というより男に近い生き物である。元気が良すぎチームメンバーにいつも迷惑をかけているが彼女はそんなことには気づいていない。
年に何度か日本に置いていった弟と妹に合いに行くこともあるが大抵は仕事のようでついでに合いに来たような物である。しかしあまりにも家族に会わないでいると
『みっちゃんはーちゃんパワーがなりぬ』
とグダグダいってまたまたチームメンバーを困らされている。
彼女のデッキは水属性の儀式モンスターが特徴的なネクロス。ここまでの戦いではエクストラデッキからモンスターを召喚していない。普通の世界、つまり君たち読者から見ればあまり珍しい物でもないはずだ。
だがしかし、この世界。この遊戯王の世界では異常である。時代はまさにエクシーズと言うなか彼女は古い儀式モンスターを使っているさらにエクストラデッキのカードを素材に使う。さらにさらにそのカードが流行る事が無く、忘れられたシンクロモンスターという更に珍しいカードを使うことで相手を困惑させていた。
実況『
対するのは日本代表
そして、現在九十九神プロは残りLP400
一方隼人プロは残りLP2400
その差な2000P!!隼人プロこのまま押し切れるでしょうか。それとも九十九神プロ逆転なるでしょうか。
九十九神プロも日本人として頑張っていただきたい。
しかし隼人プロのターン。九十九神プロのフィールドには2700と1200のモンスターと伏せカードが二枚。さらに墓地にはネクロガードナーがいるこの盤面を、隼人プロはどう突破していくのでしょうか。一方、九十九神プロは守り抜くことができるでしょうか!!
』
隼人プロのフィールドには伏せカードが一枚だけ。
だが、九十九神プロのフィールドにはトリシューラの
このターンで是非とも決着を付けたい隼人。互いに手札は二枚 この盤面を押し返す一手が欲しい。
隼人『俺のターン、ドロー!!』
全身黒で被われた服装で仮面のないタキシード仮面のような服装。それが隼人プロである。
大きく背負っているマントがなびく。
そして、目が細くなる。
九十九神(、、、、上手くいけば勝てる。この勝負!!お姉ちゃんは負ける気全くしないね)
隼人(まずは、こいつの効果を使用するために。困った壺でデッキに戻さないと、、、、)
隼人『
スタンバイフェイズ、ヴェルズ・サンダーバードーを特殊召喚!!
さらに、貪欲な壺を発動。ヴェルズ・オピオン、バハムート、ウルボロス、ヘリオロープ二枚をデッキに戻し、二枚ドロー!!
(これは、、、、いけるか?)
マンドラゴの効果によってこのモンスターを特殊召喚。
そして手札からレスキューラビットを通常召喚。そして効果発動! ヘリオロープを二体特殊召喚!!!
』
あっという間に四体のモンスターが並ぶ。
周りの観客は興奮してるのか大きな完成があがる
九十九神『レベル4が四体、、、、くるねこれは。』
隼人『
いくぞ、俺 ヴェルズ・サンダーバードーとマンドラゴ、ヘリオロープに二体でそれぞれオーバーレイ!!!
我が怨念に染まりし我等の龍よ。
今こそこの翼広げ世界に我等の力を示せ!!!
エクシーズ召喚。
ヴェルズ・バハムート、ヴェルズ・オピオン!!!
』
『グオォ~~~~~!!』
二体の龍が吠える。
それと共にまた観客からの歓声が大きく上がる。
そしてその様子をテレビで見ている二人の兄妹がいる。
???『お兄、、、、お姉、、、、大丈夫?』
遠く離れた冬の日本からある人を応援するある兄妹の姿があった。
お兄と呼ばれる人『、、、、』
お兄と呼ばれる人はゆっくり首を立てに振り、こくりとうなずく。まだ不安そうな顔でこちらをみていたため、妹の頭を優しくなでる。妹はなでられることに対して、可愛い笑顔を見せている。
兄『、、、(ああ。何で家の妹はこうも可愛いのだろう。それはさておきと。、、、、遊姉さん、頑張って)』
再びその兄妹はテレビに目をやる。
隼人『
まずはヴェルズ・オピオンの効果。
この効果でデッキから侵略の汎発感染を手札に加える。
』
九十九神『
クラウソラスの効果でオピオンの攻撃力を0にして、効果無効にする。
』
隼人『
くっ!
ならばトラップ発動侵略の浸食崩壊。
この効果でオピオンを除外してクラウソラスと伏せカード二枚を破壊!!
』
九十九神『
カウンタートラップ神の宣告。
そのカードも無効だ!!
』
実況『
九十九神プロ、この効果も無効にしていく!
しかし、残りLPはわずかに200P。
隼人プロには頑張っていただきたいです。
』
観客の歓声は最高潮。熱い熱気がこの会場を包んでいく。
隼人『
それなら、ヴェルズ・バハムートの効果発動!!
手札のヴェルズ・カストルをコストにお前のトリシューラのをいただいていく。
』
九十九神『
ちっ、あたいのモンスターを、、、、
』
隼人『
バトル!バハムートよ、クラウソラスを攻撃せよ。
』
九十九神『
手札からディサイシブの
これによりクラウソラスの攻撃力は2200!!
グッ!!
』
九十九神プロのLPが残り50になる。
この時誰もがこのターン決着が着かないと思われていた。ネクロガードナーが九十九神プロの墓地にいるためこのターンこれ以上のダメージを与える事はできないと誰もが思っていた。しかし、着いたこのターンで決着が着いたのだ。
隼人『
(この勝負勝った。俺の手札にはダブルアップチャレンジがある。ネクロガードナーで無効にしても攻撃力を倍にして攻撃できる。貰った)
バトル!トリシューラよプレイヤーにダイレクトアタック。
(さあ、ネクロガードナーの効果を使え!)
』
妹『お兄!!お姉が、お姉が』
その様子をテレビから見ていた見ていた妹が兄に抱きつき訴える。だが、兄はテレビの方無言で指差す。
隼人プロ『、、、、え?』
突然、トリシューラの
、
、
、
、
、
、
、
、
、
、
しばらくの沈黙の後、背後から何かの気配がする。隼人プロは恐る恐る後ろを振り返る。
するとそこにはトリシューラの
九十九神『
トラップ発動、ディメンションウォール。
』
隼人『な!?』
九十九神『あたいの勝ちだ』
ブオーーーーーン
LPが0になった音が会場に鳴り響く。
そして、「九十九神 遊華 win」の文字が大きくでる。
実況『
、、、、は!ゆ、優勝は九十九神プロ。
隼人プロは惜しく 準優勝という結果に終わってしまいました。
さあ、これから隼人プロのインタビューn
』
プチン(テレビを消した音)
妹『
ぅーーーっやったー!!!お姉が優勝した♪
お姉が優勝したーー ♪優勝したーよーお兄。
』
妹が嬉しそうに兄抱きつく。実に微笑ましい光景である。
この兄妹、九十九神 遊華の弟と妹である。
そしてこの男 九十九神
現在14才 身長172㎝
昔起きた火事の影響によって声が出ず、喋るとこが出来ない体質になってしまった。更に顔には左目から耳に欠けて火傷の跡があり、体の所々にも火傷跡がある。外に行くときはいつも右側がない仮面を付けている。初対面との人に怖がられる事が多いがもうなれた。また、妹の事をいつも気にかけているシスコンでもある。オリカデッキを仕様しておりジャン卓の戦士とも言われている。
一方こちらの女の子 九十九神
現在12才 身長127㎝
昔起きた火事の影響で体が成長しにくい体質になってしまった。しかし、火傷の痕などはなくそれ以外の後遺症はない。小さいと言われる事や兄妹の悪口を言われるのが嫌いで彼女を切れさせた場合、デュエルを申し込まれてワンショットキル。これが本命デッキでない所がまた怖い
遊道『
、、、、
』
突然ノートに書に「寝るぞ」という文字をかいて妹に見せる。
遊羽『分かった。お休みお兄』
これから起きるできごとにこの兄妹達は巻き込まれていくのである。
今日は3/7。日本はまだ肌寒く妹の入学式まで一ヶ月を切った
初めてだから多めに見てね
感想コメントお願いします。
また、こんなオリカ出して欲しいという人はそのカードの効果と使用例をお願いします。
何度も更新してすいません。
ちょいとこの時代のシンクロについて。
アニメ5D見てくれた人は分かると思うけど、遊星ギアの力によってシンクロが生み出されたと言うことに設定してます。そして、ゾーンの事件でシンクロを使うことに恐れを抱きあまり使われ無くなった。しかし皆がシンクロを忘れかけた頃無害とでも言うべき新しいシンクロがでます。が、一部地域のみで流行ってそのまま時代の流れで表舞台から姿を消す。と、言う設定です。
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2.人はそれをオリカと呼ぶ
プロの長女
しゃべれない長男
可愛い次女
あれから速一ヶ月弱。今日は4/6
今は部活活動中、九十九神 遊道は麻雀部に入っている。
人数は7人とこの学校の人数の割に少ない。今期の1年生の加入者数によってはクラブ活動に格下げの危機にひんしている。しかしそんなことを気にしている様子はない。部員には変わり者がおおく、そしてなぜか麻雀活動ではなくデュエルでかなりの好成績を出している。昨年度はU-15全国ベスト8のチームでもある。校内デュエル会代表チームは県ベスト4。因みにチーム戦に出る人は個人戦に出れず、個人戦に出る人はチーム戦に出れない使用になっている。
部室は授業でも滅多に使われない多目的室を使っている。そのため部屋全体が少し古くさく、よく分からない物まである。しかし、テレビや全自動のジャン卓があり、隣の準備室には布団さえしいてある。だから部室としては、けってし困っていると言うわけでは無い。
時刻は16:00
今まさに部活動中である。
対面『
ロン
トイトイ、ヤクハイ、ドラ2
』
下家『
またリーダーかよ。そして飛んだよ、うん
』
上家『
あらら、また二位ですわ。何で笠井さん飛ぶんですか?
』
遊道『
、、、、(ホンロウトウの倍マンだったのに)
』
笠井『
俺を集中放火する。リーダーに言え、うん。
』
それとなく茶髪気味のボサボサ黒髪。今年で三年生
身長は169㎝。体系は普通だろうか、少なくとも太っていない。サボり癖があり、時々用事を忘れたりするためよくリーダーに怒られる。そして、いじられキャラ。
大助『
君が警戒しないのが悪い。そんなんだから昨日のデュエルでも負けるのだよ。
』
白い髪の短髪ヘヤー。リーダーシップがあり、この部活の部長で生徒会書記もつとめている。笠井と同じ組で三年、家は警察署長らしく規律や法則にも厳しいく生徒会長とも仲が良い。身長に関して164㎝と少し低い。体系はすらっとしている。みんなは頭文字を取ってリーダーと呼ぶ。
笠井『
何を!?麻雀とは関係ないだろ。だいたいトイトイなんだし何出しても同じだろう。
』
大助『
はーっ。花道頼む。
』
花道『
ふうう、わかりましたわリーダー先輩。
笠井、手配見せてください。
』
黒髪の長い髪に花の簪が似合う女性。今年で2年で、身長も171㎝と高く絶世独立とはきっと彼女のことをいっているのかもしれない。口を手で隠して話すのが癖らしく、それがまた上品さを出しているが、案外毒舌。しかしことデュエルとなると人が変わる。
花道『
ほらこの中や南牌のトイツは川に1枚出てるからでしょうに。
さっき地獄単機で道先輩に飛ばされたからってびびりすぎです。来世ニワトリにでも成るのでしょうか?
』
笠井『
う、うるさい。だいたい何で俺だけ先輩と言わないの?
俺も先輩だよ?さっきまでサンって言ってたのに、、、、うん。
頼むよみ~ち~、助けてぇぇぇ、ぐすん。
』
すると遊道はかばんからパソコンをとりだしパソコンにむけて何か打っていく。
大助『
道。無理はするなよ。
』
笠井『
どう言う事だ、おい
』
遊道『
、、、、(笠井はいつもどおりだな、、、、再生)
』
ゆっくりボイス「まあまあ、お主の注意不足。昨日のも。だからどうどう、後きもい。」
笠井『
お前だけは信じてきたのに、、、、よし。
デュエルしよう、うん。
』
花道『
諦めた方が賢明ですよ笠井。ふふ
』
笠井『
また、、、、お・ま・え・は
』
笠井と花道が言い合っている。この部活では、コレと言って別に珍しい光景ではない。大助と遊道は今回の部活動について話し合っている。そんなことなで時間が過ぎていく。すると突然、ガラガラとドアの音が響き三人の男女が入ってくる。
暁『
誰と誰か戦うのかの?ハッハッハッ。
ワシもゆくかの?のう、お主ら。
』
男の中の男。体格もかなり大きく2年の中では最もでかい身長をしており198ある。若干緑ががった髪の。仲間思いで噂や流行にはかなり敏感なため、案外女子の友達も多い。そのためか、何かと料理も上手く主夫てきな一面もある。何事も真っ直ぐにやる性格で動いてから考える。
輝『
オヤツ買って来ましたよ~。後私はパスしま~す。
リーダー、向こうで寝てもい~い?
』
白と水色の中間のようなロングヘアーに白いワンピースが似合そうな容姿をしている。顔は少し幼く、性格はのほほんとしているため、かなりマイペースな2年。授業中寝てることが多いにもかからわず、影で努力し満点を取る天才でもある。
福ノ江『
笠井さん、またデュエルですか。あ、僕もパスで。
』
最有力時宜部長候補の2年。いつもみんなを見ておりその場その場の最善手を打つ。麻雀も強くデュエルも強い。クリーム色のマッシュルームヘヤーが特徴的で押しに弱い。暁とは逆の考えてから行動する性格。男らしくなりたいが中々なれない。
大助、花道『『
お帰りなさい
』』
遊道はまたパソコンに文字を打つ
遊道『
、、、、、。(オヤツがきたかな?)
』
ゆっくりボイス「お使いご苦労さま。」
笠井『
後輩達よ。俺の戦いに絶句するがいい。
さあ、遊道よ。かかってこいやー!!!
』
遊道『
、、、、(、、、、面倒いから一瞬で方をつけよう、オヤツ食べたいし。てかこの世界の人デュエル脳多すぎない?いや、これがこの世界の常識か。いい加減なれないとな。)
』
遊道は嫌々ながら、笠井は張り切りながらお互いにデュエルデスクを構える。
笠井『
デュエルセット。ディーレイザセット。
』
0から9の電子情報が、周りを駆け巡り周りの背景と同化していく。
機械音生
『エーアルビジョン、リンク完了』
笠井『
デュエル!!
先攻はもらう。俺のターンドロー!!
俺は手札からフィールド魔法「ギミックエクシーズバトルスタジアム」を発動
』
周りの背景が夜へと代わり。自分の足場はまるで工事中の足場へとかわる。
遊道『
、、、、(この世界って3じゃなくて2なんだよな。しかも、先攻後攻がランダムだし。フェイズとかチェーンとか優先権が微妙だしやりずらいったらやりずらい。)
』
フィールド魔法
「ギミックエクシーズバトルスタジアム」
~~~
このカードが場に存在する限り、ランク×100P攻撃力が、レベル×100P守備力が上がる。エクストラデッキからモンスターを特殊召喚した時このカードにギミックカウンターを一つ置く。更に特殊召喚モンスターがエクシーズモンスターだった場合、そのプレイヤーはカードを一枚ドローする。
①ギミックカウンターを2つ使うことでフィールドにいるランクを持つモンスター1体のランクをレベルに変更する。その後そのモンスターのレベルを2まで上げる。
②ギミックカウンターを任意の数使用して、モンスター1体のレベルを使用したギミックカウンターの数分、レベルを変更する。
~~~
笠井『
そして俺は、「ブリキンギョ」を召喚。その効果で「レッドガジェット」を特殊召喚!!「レッド」効果で「グリーン」を手札に。
』
すでに鯛の盛り合わせみたいなモンスターに赤く塗られた歯車のようなモンスターが現れる。
遊道『
、、、、(ブリキンギョって機械族なんだよ、、、、。初めて見たとき魚族かと思った人って俺だけじゃないはず。)
』
笠井『
そして、オーバーレイ。2体機会族モンスターでオーバーレイネットワークを構築。エクシーズ召喚!!ギアギガントX
そんでもってフィールド魔法の効果でカードをドロー。
更に効果発動。オーバーレイユニットを一つ使いブリキンギョを手札に。
まだだ!!このカードは自分フィールドにこのターン特殊召喚された攻撃力2000以上のモンスターがいる時特殊召喚するとこが出来る。
「魔術師 トリックマン」を特殊召喚!!
』
効果モンスター
「魔術師 トリックマン」
L4 風 1000/1000
~~~
魔法使い族
魔術師 トリックマンの①の効果は1ターンに1度だけ発動できる。
①このカードは自分フィールドにこのターン特殊召喚された攻撃力2000以上のモンスターがいる時、特殊召喚するとこが出来る。
②フィールドにいる魔法使い族1体を選択して、発動できる。エンドフェイズまで選択したモンスターと同じレベルになる。
③このモンスターはエクシーズ召喚以外のモンスターの召喚素材には出来ない。
~~~
笠井『
そして「デュアルサモン」を発動。
再び「ブリキンギョ」を召喚し、「カゲトカゲ」を特殊召喚!!
そして「グリーンガジェット」を特殊召喚!!更に「イエロー」を手札に。
』
大助『
お、モンスターゾーンが埋まった。
』
花道『
うふふ、あれくらい私のデッキでもできますわよ?
』
暁『
ワシは花道とはやり合いたくないの。
』
福ノ江『
あ~確かに。嫌な思い出だったよ。
』
花道『
あら、あなた達が弱いのが悪いのですよ。
』
大助『
正規のデュエル部のやつもおびえてたからな。全く少しは自重したらどうかね。
』
福ノ江『
て、リーダー。いつの間にか笠井先輩のフィールドにはエクシーズモンスターが3体になりましたよ。遊道先輩大丈夫ですかね?
』
暁『
笠井先輩が何伏せるかで決まるじゃろ。実際厄介そうなのは「ガンゴルゴーン」の効果ぐらいじゃからな。
』
笠井のフィールドには「ギアギガントX」「キンググレムリン」「ガンゴルゴーム」の3体のエクシーズモンスターがいる。因みに「キンググレムリン」の効果で「カゲトカゲ」をサーチしている。
笠井『
俺はカードを1枚セットしてエンド。
』
遊道『
、、、、
』
ゆっくりボイス「
私のターン。ドロー
私は手札から「手札抹殺」を発動。5枚捨てて5枚ドロー。
」
笠井『
俺は3枚だよ。て、もう「西」が2枚落ちた。
』
遊道『
、、、、(よし!!最後の西を引けた。)
』
ゆくぼ「
私は「麻雀牌の石版 西」を召喚
」
効果モンスター
「麻雀牌の石版 西」
L3 地 0/1000
~~~
岩石族
このモンスターはフィールド、墓地、除外されている同名モンスターの数に応じて以下の効果をえる。
0体:このモンスターはデュエル中通常モンスターとして扱う。
1体以上:フィールド、墓地、除外されているこのモンスターをデッキの1番下に戻し、フィールドにい 「麻雀牌」モンスターのレベルを1つ変更する。
2体以上:1ターンに1度だけ、このカード以外の「麻雀牌」モンスターのレベルが変化した時、そのモンスターと同じレベルにするとこができる。
3体以上:このカードが墓地、除外されている場合このモンスターを特殊召喚する。ただしこの効果によって特殊召喚されたモンスターは墓地、又は除外されずにデッキの一番下に戻る。
~~~
遊道『
、、、、(行けるな。今回も4000とLPが少ないのが良かった)
』
ゆくぼ「
墓地の「西」2体の効果で、更に「西」を2体特殊召喚。
手札から「麻雀の鳴き声 カン」を発動
」
永続魔法
「麻雀の鳴き声 カン」
~~~
自分フィールドに同名「麻雀」モンスターが3体いる時、そのモンスターに以下の効果1つを選択し、そのモンスターの効果として付け加える。
①:このモンスターがエクストラデッキから召喚されるモンスターの素材となる時、自分フィールドに存在する同名モンスターの数と同じ数のモンスターとして扱う。
②:このモンスターをリリースするとこで、自分フィールドにいるこのモンスター以外の同名モンスターのレベルをエンドフェイズまで倍までレベルを上げる。
~~~
遊道『
、、、、
』
ゆくぼ「
私は①を選択。
そして手札から融合を発動!!
3体分となった「西」3体を融合!!
」
大助『
終わりか。
』
花道『
終わりですわね。
』
暁『
もうしまいか、、、、。つまらん。
』
福ノ江『
あ、お菓子出しますね。
』
花道『
なら、私はお茶を用意しますね。
ついでに輝ちゃんも起こしてきます。
』
笠井『
お前ら、、、、泣くぞおれ。
』
遊道『
、、、、(バーンを防ぐカードじゃないといいな)
』
ゆくぼ「
融合召喚「麻雀役の戦士 ホンロウトウ」
そして「西」は自身の効果で2枚デッキ1番下にいくよ。
」
融合モンスター
「麻雀役の騎士 ホンロウトウ」
L7 地 2300/1400
~~~
戦士族 「麻雀」モンスター×2体以上
「麻雀役の騎士 ホンロウトウ」の①効果1ターンに1度しか発動出来ない。
①このカードの召喚するときに使用したモンスターの数×500のダメージを相手プレイヤーに与える。
②このカードが戦闘によって破壊された時、墓地の「麻雀」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
~~~
遊道『
、、、、
』
ゆくぼ『
「ホンロウトウ」の効果。相手プレイヤーに4500のダメージを与える。
』
すると「ホンロウトウ」は腰に据えた剣を抜いて、笠井に走って近づく。そして剣が輝き始め、大きく跳躍し笠井に向けて斬激を放つ
笠井『
あーばーーーーー!!!
』
笠井を中心に大きな爆発がおきる。
ーー ブオーーーーン ーー
デュエル終了の合図とともに、周りにリンクしていたエーアルビジョンが0から9の数字と共に素早くはがれ落ちていく。
笠井『
、、、、何もワンキルしなくても良くない?
』
遊道『
、、、、(いや。俺負けたくないし)
』
ゆくぼ「
デュエルなんだから本気でやらないと。早くオヤツ食べたかったし。
」
花道『
はあ、やはり笠井は笠井でしたか。
お茶も準備できたので休憩しましょうか、輝も起きましたし。
』
笠井『
やはりとはなんだよ、、、、うん。
』
デュエルに負けたのもあるせいか少しむくれたように話す笠井。しかし部活動のメンバーはそんなことお構いなしに更に笠井の心を攻撃する。
大助『
期待はずれ
』
福ノ江『
残念賞、、、、ですかね。
』
暁『
たしか。「大丈夫だ、問題ない」
』
花道『
素材ゴミでしょうか
』
輝『
。。。。生ゴミのかたまり?ふぁ~ぁん、、、、、眠いです。
』
大助『
それは歴史上の人物だ
』
遊道『
、、、、
』
ゆくぼ「
ドンマイ
」
笠井『
ちくしょーめー!!!
』
こうしてまた、今日と言う日は深けていく。気付けばもうすぐ17:30、明日は入学式。明日からまた一段と忙しくなりそうだ。
いやー、文字に表して書こうとするとそれはそれでまた別の難しさがありますねw
とりあえず個人で確認したかぎり、うちミスはない、、、、はず?
他の作者との交流とかもしてみたいですね。
出来たらその人の技術やらワザやらを教えて貰いたいです。
今回は主人公九十九神遊道の日常編みたいななものです。
軽く次回予告すると次は軽く昔話にふれた後、あの男をだすつもりです。
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3.人はそれコンプレックスと呼ぶ
麻雀部だよ。
デュエルだよ。
ワンキルだよ。
4/11、今学期初めての月曜日である。そして遊姉がアメリカに帰る日でもある。現在の時刻は朝の4時ちょっとすぎた辺り。どうして遊姉が1度日本に来たかというと、4/7にあった妹との入学式に出席するためである。そこで妹が「九十九 遊馬」と同じクラスになったというのは予想外である。「神代 凌牙」が大会の決勝で反則行為を行い、1年の追放を受けたのが2カ月前だから今年にアストラルが来るかもしれないと思ってはいたが、まさか同じクラスになるとわ。まあ、なってしまったものはしょうがない。とわいえ、遊姉はある意味感心する。優勝して有名になったとはいえ、会場の誰一人遊姉に気付かないから凄い。髪の毛をダンゴにして、メガネと帽子をかけ、穏やかな服装にするだけでこうも変わる物かと思う。しかし町に出掛けた土日は違った。中には鋭い目とでも言えばいいのか、変装を見破る人がいるのだ。遊姉も断ると言う言葉を知らないのか、あっという間に人人人の列ができあがり、ちょっとしたサイン会やら握手会やら写真やらが始まってしまう。個人的には疲れたが、遊姉や妹は楽しんでいたみたい。
遊華『
遊羽はまだ寝てるのか?
』
遊道はコクリと頷く。
まだ朝早いためか遊羽はまだ起きてこない。
遊華『
そっか。、、、、お姉ちゃん行っちゃうけど大丈夫?
』
遊道はパソコンを取り出して文字を打ち込む。最初は手話でのコミュニケーションをしたのだが妹との間で無理があったため現在はこの様形でコミュニケーションをおこなっていりる。
遊道『
、、、、
』
ゆくボ『
大丈夫。、、、、それよりもさ、聞きたいことがあるけど時間ある?
』
すると遊華は察したように話し始める。
遊華『
こっちの世界の父親と母親のことか。、、、、うーん、あいからわずに音沙汰ないよ。プロになっても優勝しても見てくれてないのかな。こんなに頑張っているのに見つけて貰えないなんて、、、、って、すまんしけっちゃたな。あたいらしくないな。
』
遊道『
、、、、
』
ゆくボ『
そんなことをないよ。父さん達がいなくなったのは12年も前だし、気にしなくても良いよ。別に遊姉のせいじゃないし、無理しないでも良いんだよ。
』
そう、兄妹3人の父親と母親は現在も行方不明なのである。と言っても今に始まった事ではない。12年前に夫婦旅行のエジプトへいって以来帰ってこないのである。始めは当時周辺住人がおこなっていた、誘拐事件にでも巻き込まれたのではないかと思われいた。だが誘拐事件の主犯格が捕まり、誘拐されていた人々は解放されたのだがその中に自分たちの親の姿はなかった。その主犯格や関わったと思われる人物達に写真を見せたが誰一人知っている人はおらず、どこへいったのかはいまだに分からず、行方不明なのである。
遊華『
ふ。弟に励まされるとはな、あたいらしくもない、、、、この家の姉としてしっかりしないとな。
』
遊道『
、、、、
』
ゆくボ『
それに私達が見たあの黒い穴を通ってこっちきたように、父親達も黒い穴通って別世界で暮らしいるかもよ?
』
遊華『
確かにあり得なくないなか。そうなるとは家族全員があの穴を見て通って行ったと言うことになるし。
』
この兄妹3人にはある共通点が多々ある。それはこっちの世界の住人ではない可能性があると言うことはと、兄妹3人共に黒い穴を通ったと言うこと。遊戯王をしっかりと知っていると言うこと。そして、その穴を通り抜けた時には全員赤子になってしまったことある。まあ、コレばかりは穴を抜けたデメリットなのかもしれないが。
そもそも元自分達がいた世界では、この世界では遊戯王と言うアニメーションの世界であったのだ。元の世界の性格や記憶の方は思い出そうとすれば思い出せるレベルで覚えているが、精神年齢の方はこっち基準らしい。その証拠とい訳ではないが、明らかにする自分の考えが若い頃の考えであると言うこと、社会人特有のストレスをあまり感じない感じがした。後は、おじさんおばさん臭い行動を取らないようになったような気もする。
こっちの世界に来たのは遊姉が元の世界の年齢で約35女性、自分が39男性、そして妹が20女性である。始めは自分が一番年上でびっくりしたが、今では遊姉の方か上である。まあ今は兄妹3人で話し合った結果、兄妹3人で協力しあって行こうと言う結論になった。元の世界でも遊戯王をやっており、自慢じゃないが遊戯王の腕はかなり強く、遊姉にいたっては国際大会に出たとか出てないとか。因みにアニメの方はギラクが2人目を洗脳したところからは見れていない。
遊道『
、、、、
』
ゆくボ『
まあ、問題はこれからだよ。
』
遊華『
まあ、そこはよろしく長男。あたいはアメリカに帰っちゃうし、まあ、ハートランドの50周年記念のイベントには出るかもだけど。楽しまないとそんそん。
』
遊姉は笑って話しているが、責任を押し付けられたようなきがする。
遊道『
、、、、
』
ゆくボ『
ゲセヌ
』
遊華『
まあ、そう言うなよ。あたい達家族の仲だろう。
それに必ずしも九十九君とあたい達の間に何かあると言うわけではないし、気楽にやりなよ。
』
そう遊姉が話していると、トボトボと階段を誰かが降りてくる。と言ってもあと一人は妹の遊羽である。
遊羽『
。。。。お兄、お姉、おはよう。
』
遊華、ゆくボ『
おはよう
』
遊華『
さてともう行くかな、あたいは。
』
時刻を確認してみると5時前である。と言っても元々遊羽にあってから帰るつもりだったのだろう。空港に着いてから飛行機に乗るまでちょうど良さそうな時間である。
まだ眠たそうな遊羽に近づき、
遊華『
遊羽、お姉ちゃんもうすぐ行ってくるからね。
良い子にしてなよ。ん!
』
と言って遊羽を抱きしめる。抱きついてる本人は幸せそうな顔もしているが抱きつかれてる遊羽は苦しそうである。しかしそんなことを気にせずに遊華は抱きしめ続ける。
遊羽『
、、、、お、お姉。く、、苦、しい。
』
遊華『
あ、ごめんな遊羽。お姉ちゃんには必要な行動なんだ。遊道、少し話したら何か楽になったよ。まあ、しばらくはあたいのやりたいことをやるよ。
』
遊道『
、、、、
』
ゆくボ『
仕事もしっかりして、チームメイトやマネージャーさんに迷惑かけちゃ駄目だよ。あとお土産。
』
と言って、緑茶の葉とどら焼きが入ってる箱を渡す。
遊華『
よし、じゃあね。バイバイ。
』
遊羽『
お姉またね。バイバイ。
』
遊道『
、、、、
』
2人も手を振り返す。まだ鳥の声が響く朝、九十九神家で起きた小さな出来事。
遊羽『
お姉、いっちゃたね
』
遊道『
、、、、
』
ゆくボ『
久々にフレンチトーストにでもするか。時間あるし。
』
遊羽『
やった。
』
今年は去年より大変になりそうだ。
その日の夕方
???『
バトルだ。「エアロシャーク」でダイレクトアタック!!
』
『ぐわーー!!』
ーー ブオーーーーーーーン ーー
デュエルの勝敗が決した音が響く。ここは学校の誰も見ていない所。いや誰もが見て見ぬふりをしている。
この男全国大会に出場した「神代凌牙」。今では校内1の札付きである。そして、自慢の水デッキでデッキ狩りをしている。
凌牙『
それじゃあ、こいつは頂いてくぜ。
』
側近1『
お?1年のくせに良いカード持ってるじゃん
』
側近2『
使えないのは転売して軍資金としましょう。
』
『返して、、、、おれのデッキ』
凌牙『
約束は約束だ。残念だった、、、、な!!
』
その1年生を蹴り飛ばす。
凌牙『
ハハハハ!!アハハハハ!!
』
笑い声が木霊する。腹を抑える1年生。その目には涙がみえる。
凌牙の実力は本物である。ゆえに学校側も安易に手出しできず、生徒会にこの案件を任せている。しかし、生徒会からの刺客は凌牙に呆気なく倒されてしまうのである。生徒会メンバーが直接出向いても良いのだが、それだと凌牙を失うリスクがあり、学校からお叱りを受けてしまう。この窮地に対して英雄は現れてくれるのか。
とりあえず書ける日に書く。
次回はシャークさんとオリキャラを戦わせるつもりです。まあ、良いデュエルを書けるように頑張りますかね?
まあ、ナンバーズの登場は次次回辺りかな?
だいたいゼアル1期の内容は決まっているので中を詰め込むだけだけどそれがむずい。改めてカードを見直すとカード効果が異なってたり。未OCGだったようなものがOCGされたりと、、、、頭痛いです。
とりあえずアニメ効果優先の方が良いですかね。そのほうが話を合わせやすいので。
オリカはチートカードにならないように配慮してるつもりです。
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4.人はそれを子分と呼ぶ
昔昔の話
シスコン
アメリカ帰還
4/14今日は木曜日、ついに1年生の体験入部が始まる。ここで少なくとも2人入部させないと、クラブに格下げされてしまう。体験入部として一緒に麻雀したりして1人は決まったが、遊道の妹の遊羽であった。1時間足らずでこの部活になれてしまうとはチャンピオンの妹は伊達じゃないと部員は思うが、遊羽からしてみればただ長くお兄と一緒にいたいと言うだけである。遊道からしてみればいざというときに妹はすぐに守れそうだと言うこと。
遊羽『
「九十九神 遊羽」です。お兄がいつもお世話になってます。
』
大助『
部長の「鈴音 大助」だ。皆からはリーダーと呼ばれてる。
笠井より礼儀正しい良い子が来てくれて歓迎するよ。
』
笠井『
どういう意味ですか。リーダー
あ、3年の笠井だ。
』
花道『
2年の花道ですわ。女性が増えてより華やかになりましたね。こちらの大きいのが暁。マッシュルームなのが福ノ江ですわ。よろしくね遊羽ちゃん。
』
暁『
よろしくな、嬢ちゃん。
』
福ノ江『
福ノ江です。よ、よろしく。
』
しかし格下げのピンチは変わらない。顧問含めて10人にならないと部活動として生徒会長から認めて貰えない所か、デュエル会に吸収合併されるという最悪のパターンまであるえてしまう。去年はデュエル会に入ろうとしてた花道と暁がこっちに寝返ってためどうにかなったが今年もそうなるとは限らない。あのデュエル会の部長である「山田 射場林棒」の下にだけは尽きたくない。
そんなことを話していると1人の先生が入ってくる。
顧問『
どうしたのかねって、新しい子が来てるじゃーないか。
』
遊羽以外の今いる部員全員『『
お疲れ様です。(お疲れ様です、顧問)
』』
遊羽『
だれ?
』
大助『
うちの顧問の「亜留叶 白」
』
GXで出てきた例のあの人に似ている。ただ、髪は短髪の白の地毛で、前のチョコッと長くアンテナみたいな髪は自分で黒く染めている。その特徴から生徒からよく黒テナ先生とも呼ばれている。感情表現が激しく驚くたびに何かしらの奇声をあげている。そのためよくドッキリをされたりするが、怒らせると相当怖い。また、服装が綺麗で女性生徒からの人気も高い。因みに担当教科は地理と体育、クラス担任も持っている。
白『
顧問の「亜留叶 白」だ、お嬢ちゃん。お名前は?
』
遊羽『
「九十九神 遊羽」です。よろしくお願いします。
』
白『
、、、、つ、九十九神?
』
白に嫌な汗が走る。
花道『
遊道先輩の妹ですよ。
』
白『
、、、、何ーーーーーー!?!!?
あいつに妹がいただとぉ!?
』
驚いたのか、そう叫びを上げると再び汗をダラダラと垂らす。
白『
、、、、はっ。すまない取り乱してしまった。って、ん?「九十九 遊馬」とも関係あるのか?
』
遊羽『
お友達?
』
暁『
ただ似た名を持っただけだろう。
』
白はフーンと言う顔をして、少し考えている。
笠井『
そう言えば遊道の野郎どこへいった?
』
福ノ江『
まあ、新入部員も来たことですし、改めて麻雀打ちますか。遊羽さん麻雀分かる?
』
暁『
お?なら、久々にワシも卓につこうかの
』
遊羽『
お兄と少しだけ練習してきた。だから少し打てる。
』
笠井『
あれ?無視ですか、、、、ちょっと
』
笠井の質問はこのままスルーされるかと思ったが、案外物事そうならないように出来ているのかもしれない。
大助『
遊道は生徒会からの以来で討伐任務に出掛けてるよ。まあ、あいつは実質この学校でかなり強い方だからな。
そんでもって輝の方はあっちで寝てる。
』
花道『
あら、1番はここにいますよ?リーダー先輩
てか、また輝ちゃん寝てるのですね。新入部員がいるというのに、世話が焼けますわ。
』
大助『
、、、、次は倒す。まあ、私は生徒会に行ってくる。
』
と言って大助は部屋を出て行こうとする。すると白先生は逆に部屋に入る。
白『
なら卓には私がつこう。あんまりおそくなるじゃーないぞ。
』
大助『
分かってますよ。
』
ドアの閉まる音と共に大助は部室を出て行く。
一方遊道はと言うと
遊道『
、、、、
』
ゆくボ『
私のターン、ドロー
』
遊道は誰かと、またデュエルをしている。と言っても相手は凌牙じゃない。
側近1『
ハーッハーッハーッ。こ、ここを乗り切れば、ハーッハーッ勝てるぞ。
』
側近2『
あ、ああ。ゲホゲホ、あーくそ!!後、もう一押しなんだ
』
遊道の場には
永続魔法「麻雀の鳴き声 カン」「麻雀の鳴き声 ポン」「凡骨の意地」と伏せカードが1枚ある。墓地には魔法とトラップが多いが「西」2枚と「東」1枚だけしかモンスターはいない。
永続魔法
「麻雀の鳴き声 ポン」
~~~
自分フィールドに同名「麻雀」モンスターが2体いる時のみこの効果は発動できる。
①1ターンに1度、デッキの1番下のカードを確認する。そのカードが自分フィールドに存在するカードと同じだった場合、そのモンスターを特殊召喚する事が出来る。
②自分フィールドに存在する同名「麻雀牌」モンスター2体を手札に戻し、カードを1枚ドローする。
~~~
通常モンスター
「麻雀牌の石版 東」
L3 風 0/1000
~~~
岩石族
このモンスターはフィールド、墓地、除外されている同名モンスターの数に応じて以下の効果をえる。
0体:このモンスターはデュエル中通常モンスターとして扱う。
1体以上:フィールド、墓地、除外されているこのモンスターをデッキの1番下に戻し、フィールドにい 「麻雀牌」モンスターのレベルを1つ変更する。
2体以上:このカードが墓地に存在する場合、墓地にある「麻雀」モンスターカードを選択して発動する。選択したカードをデッキの1番下に戻して、このカードを特殊召喚する。
3体以上:このカードがデッキに戻る時、相手フィールドにあるカードを1枚デッキの1番下に戻す。
~~~
現在はライフは遊道が300p、側近1が1400p2が900p。最初は相手が押していたが、今ではその流れは逆転して遊道のペースになっている。
相手フィールドには側近1に「ジェムナイト パール」(2)と「火舞太刀」、側近2には「グレンザウルス」(1)と伏せが1枚。それぞれ手札は遊道は現在4、側近1は0、側近2は1となっている
遊道『
、、、、
』
ゆくボ『
「凡骨の意地」の効果。「麻雀牌の石版 白」を見せてドロー、「麻雀牌の石版 南」を見せてドロー、、、、スタンバイメイン。
』
通常モンスター
「麻雀牌の石版 白」
L3 光 0/1000
~~~
岩石族/チューナー
このモンスターはフィールド、墓地、除外されている同名モンスターの数に応じて以下の効果をえる。
0体:このモンスターはデュエル中通常モンスターとして扱う。
1体以上:フィールド、墓地、除外されているこのモンスターをデッキの1番下に戻し、フィールドにい 「麻雀牌」モンスターの種族と属性を変更する。
2体以上:このカードがフィールドにいる時、墓地又は除外されている「麻雀牌の石版 白」以外の「麻雀牌」モンスターを特殊召喚する。ただしこの効果で特殊召喚したモンスターは効果が無効化される。
3体以外:相手フィールド上にカード効果が発動に発動できる。墓地又は除外されているこのカードをデッキの1番下に戻し、そのカードの発動と効果を無効にする。ただしこの「麻雀牌の石版 白」の効果は1ターンに1度しか発動できない。
~~~
「麻雀牌の石版 南」
L3 水 0/1000
~~~
岩石族
このモンスターはフィールド、墓地、除外されている同名モンスターの数に応じて以下の効果をえる。
0体:このモンスターはデュエル中通常モンスターとして扱う。
1体以上:フィールド、墓地、除外されているこのモンスターをデッキの1番下に戻し、フィールドにい 「麻雀牌」モンスターのレベルを1つ変更する。
2体以上:この「麻雀牌の石版 南」の効果は1ターンに1度しか使えない。フィールド、墓地、除外されているこのカードをデッキの1番下に戻し、デッキから「麻雀」魔法・トラップカードを1枚手札に加える。
3体以外:このカードが墓地又は除外されている時にデッキの1番下に戻し発動できる。デッキの通常モンスターを墓地送り、カードを1枚ドローできる。
~~~
遊道『
、、、、(恐らくあの伏せカードは攻撃誘導や攻撃して初めて発動できるタイプのトラップかな?まあ、邪魔されないならいいか。)
』
ゆくボ『
手札から「手札抹殺」を発動。5枚ドロー。
』
落ちたカードは「西」「白」「東」「南」「ブレイクスルースキル」
側近1『
くっ。引けない
』
側近2『
よし!ドロー。
』
遊道『
、、、、(ずっと思ってたけど、この世界の人達って俺が落としたカードとかモンスター効果をちゃんと確認してんのかな?てか、ネクロガードナー落ちてるやん)
』
ゆくボ『
「西」の効果発動。3体の「西」を特殊召喚。更に墓地の「東」の効果発動。もう1体の「東」をデッキの1番下に戻し、特殊召喚。そして永続魔法「カン」の効果で1体の「西」に②の効果を付けて発動する。リリースしてその他の「西」のレベルを6にし、「西」自身の効果でデッキの1番下に戻す。永続魔法「ポン」の効果でデッキの1番下のカードを確認、当然「西」なので特殊召喚。
』
側近1『
こ、この土壇場で!?!?
』
側近2『
レベル6と3が2体ずつ!!
来るのか!?
』
遊道『
(ノンノンノン、持つ少し待てや)
』
ゆくボ『
更に私は「カン」の効果をもう1度使用。今特殊召喚した「西」に②の効果を付けてリリース。そしてレベル9と8に。
』
側近1・側近2『
、、、、ダハハハハ、あいつなにやってんだ。
』
その光景を見た2人は笑い出す。しかし、すぐに理解するだろう。遊道がこの時何のためにこの行動をしたのかが。
遊道『
(こんな所でミスるわけないでしょうに、はぁ。)
』
ゆくボ『
手札のチューナーモンスター「白」を通常召喚。そして「白」の効果で墓地に送られた「西」を特殊召喚。
』
側近1『
ち、チューナー?
』
側近2『
え、エラーカードだ!!反則だぞって、何でデュエルディスクは反応しない!?
』
見たことも聞いたこともないカードに困惑する2人。
遊道『
、、、、(シンクロってそんなに珍しい物なのかな?部員に見せたときも興味津々で見てたし、顧問なんか、、、、まあ、いつも通りだったか。しゃーないから使い方を見せてやるか。)
』
ゆくボ『
数年前、時代の流れと共に忘れ去られたカード。チューナーモンスターと非チューナーモンスターのレベルの合計のレベルを持つシンクロモンスターを特殊召喚できる。
』
側近1『
シンクロ?そういえば聞いたことあるような、、、、。
』
遊道『
、、、、(とっとと終わらせる。)
』
ゆくボ『
私は「麻雀牌の石版 東」に「麻雀牌の石版 西」をチューニーング。
山の頂に住む舞姫よ。その可憐な演舞躍りて、今ここに現れる。
シンクロ召喚!!レベル6「麻雀役の踊り子 リンシャンカイホー」
そして効果で「南」と「ネクロガードナー」を表側表示でデッキトップに。
』
シンクロモンスター
「麻雀役の踊り子 リンシャンカイホー」
L6 風 2000/1200
~~~
「麻雀牌」チューナー+モンスターカード
①このモンスターが特殊召喚した時、相手と自分の墓地にあるカードを1枚選択する。その後、そのカードを表側表示でデッキの1番上に戻す。
②1ターンに1度、デッキの1番下のカードを確認して発動する。そのカードが「麻雀牌」モンスターカードだった場合、このターンこのモンスターはプレーヤーにダイレクトアタックできる。
~~~
側近2『
こ、これがシンクロモンスター、、、、
』
遊道『
(なぜネクロガードナーの効果を使わん)
』
ゆくボ『
効果で
墓地にある「東」の効果でデッキの1番下に戻し、「西」をレベル10に。そしてもう1体の「西」の効果で同じレベル10にする。「カン」の効果でレベル8の「西」に①の効果を付けてオーバーレイ!!
3体分のモンスターでオーバーレイネットワークを構築。エクシーズ召喚!!
暗く閉ざされた4つの魂よ。今こそその封印されし扉開け放ち、今ここに現れる。
ランク8!!「麻雀役の冥界王 スウアンコウ」
』
エクシーズモンスター
「麻雀役の冥界王 スウアンコウ」
R8 闇 5000/0
~~~
「麻雀」モンスター×3体以上
このカードは攻撃力を2000下げるとこによっての①②効果から一つを選択して発動できる。
①このカードの破壊を1度無効にする。
②このカードの攻撃終了時、このカードはもう1度バトルできる。
③1ターンに1度、このカードのオーバーレイユニットを一つ使いフィールド上に存在するモンスターの攻撃力と守備を元に戻す。その後このモンスターを除いて、この効果で変動した数値で最も高い数値の半分のダメージを相手プレーヤーに与える。
①③の効果は相手のターンにでも発動できる。
~~~
遊道『
、、、、(あっちは出さないでこっち出すか。あまり手をさらすのは良くないし。)
』
そう言って目をやると屋上からこちらをのぞく大助の姿と生徒会と思われる人物がいる。
大助『
やっぱりそう手の内を見せてくれないか
』
神宮『
彼があなたが雇った人ですか?
』
現ハートランド学園生徒会生徒会長。
大助『
あいつのことだし負けはしないけど、、、、、私もあいつの全部を知りたかったしね。あ、「ガンガルディア」出て来た
』
神宮『
あ、「ミラフォ」が割れてしまいましたね。そして勝ちましたか。
』
大助『
まあ、仕込み相手でこれだから奴の実力は底知れないな。って、ん?
』
そう、あの二人はデュエルディスクを改造していたのである。そのためあれほど引きが強く、誰もが強いと思っただけである。凌牙はやっていないと思うがそれでも遊道と同じ、あの2人に勝つことができるだろう。
と、ここで大助のDゲイザーが電話の受信を受ける。相手は遊道である。
大助『
お疲れさま
』
ゆくボ『
何人の手の内見ようとしてるのさ。
』
大助『
そんなに見せてないように見えたのが、気のせいか?
』
ゆくボ『
まあ、凌牙は次の日曜日まで誰とも戦う気はないらしい。
こいつらが奪ってたデッキ、生徒会室前に置いていくぞ。
その後、部室いってる。
』
大助『
お疲れさま。僕も会長と話したら戻るから。
』
神宮『
彼、なんて言ってましたか?
』
大助『
、、、、
』
ふと思えば、彼らの仲は良く笠井を含めた3人でよくつるんでいた。そして何より遊戯王以外の気が合う趣味をもっていた。それが麻雀である。だから麻雀部を作った。顧問はただ単に麻雀が好きだから顧問にしただけである。その後は色々と大変であったが後にしようと大助は思う。
神宮『
大助生徒会書記!!
』
大助『
わかりましたよ。生徒会長
』
それよりも今は生徒会長に電話のな内容を伝えるのがいいだろう。すると、生徒会長は凌牙と言う問題児が落ちてるかもと言うより、まだ彼が戦力でない事に驚いているようだ。とりあえず日曜日まで安全という事は分かったと生徒会言う。
しかし、次の月曜日からハートランドは荒れまくるとこをこの生徒会長は知らない。
次どうしようかな?
ちょいと遅くなるかもです。
まあ、3話の誤字修正したのよね。自分で気付いたから、よかった、、、、多分。
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5.人はそれを神様と呼ぶ
部活危機?
側近撃破
貴様、見ているな
4/15月曜日。現在朝の4時
少しばかしの仮眠を取ってから再び妹の面倒を見てる。
遊道『
、、、、(遊羽、、、、早く起きてくれ。)
』
昨日はどこにも行かなかった。いや、どこにも行けなかった。昨日の午後のことである。
現在玄関前、つくを履いて遊羽をまっている。今日アストラルが来るであろう日である。
遊道『
、、、、
』
ゆくボ『
遊羽。そろそろいくぞ
』
遊羽『
、、、、、、、、
』
遊道『
、、、、(ん?遊羽、、、、)
』
ゆくボ『
どうした?遊羽いくぞ
』
しかし呼びかけても遊羽からの返事がない、、、、。嫌な予感がする。つくを脱いで急いで妹の所へ行こうとするが。突然
遊道『
、、、、!!(な、なんだ!?いつの間に俺はこんなカードが持っ、痛っ!!刺さってるのか、これは!!)
』
遊道の手には「No.」と書かれたカードが手の甲に刺さっていた。そのカードから流れる邪気的な何かに包まれる。そして気節してしまう、丸で水が上から下に落ちるみたいに落ち、ドテンと音を立てて。
遊道『
ここは、、、、どこだ?
』
???『
そうだな、我が名はeラーとだけ。
しゃべれるようになったんだね。
』
そう少年は語る。白髪の短髪にちょっぴりだけ緑色の髪が映えてる髪型。その少年はeラーと語る。しかし、後ろにいるやたら大柄な女性はむくれた様子で話しかける。と言うとかいつの間にしゃべれるようになってる。どうなってんだ?
???『
八雲よ。話をややこしくするでない。我こそがeラー。
まずは謝る、我のせいでこの世界に巻き込んでしまった事を。
』
遊道『
まあ、色々と驚いている。、、、、、、、、九十九神 遊道だ。とりあえず、簡潔に要件と内容は?
』
eラー?『
ま、改めて自己紹介。僕は八雲興司。2代目eラーって所かな?簡潔に言うと僕らは向こうの世界に干渉できないから君たちを10人雇いたい。
』
遊道『
10人って?
』
eラー『
その前に少し話をさせてくれ
』
話を聞く限り、遊戯王ゼアルの漫画の世界出身。向こうの世界で余生を送ってたが、気付いたらここにいたらしい。その後すぐにeラーにあい、昔の貸しを返して貰うために半ば強制的に協力して生きてきたみたい。深く聞くとここで殺されそうなので辞めといた。2代目eラーと言うのは、eラー自身の力のが弱まったため、弟子兼サポーターとしてだからと言っていた
eラー
こいつは出身不明。なんでも色々な世界に干渉できるらしい。今回の対談もその力の応用らしい。だが、漫画の世界のアストラル達に敗れたおかげでほんの少し世界に空間が出来てしまった。それを通ったのが俺ら兄妹3人だったと言う。ヌメロンコードさえあれば元の世界に帰して貰えると言うが、この世界の方が居心地がいいと言ったらなんか落ち込んでた。ヌメロンコードが欲しかっただけじゃないかこいつ。
前職は大きすぎる希望や光を潰す事でのバランス調整だったが過去に2回も失敗してる。しかし、1度目の失敗は1人のヒーローによって阻止され、結果オーライとなった。その経験を生かし八雲を使って再び阻止仕様としたがあえなく失敗。大層な迷惑をかけた八雲にある程度の技術を教える代わりに、昔の事はチャラにすると言う事で協力してるらしい。しかし一時は力を大分を失い、回復したと言う物の今では監視と微力な干渉だけしか出来ないという。自業自得、、、、なのか?
遊道『
なるほど。つまり力が弱まったから俺らを雇いたいと。
』
eラー『
そうじゃな。と言ってもこの世界の責任者である、千に合って書類が欲しいのだ。
』
遊道『
せ、千?あ~、ごめん誰だ(てか、この人達。会社やってるみたいな連携だな、、、、なんか懐かしい。)
』
興司『
一応この世界の支配兼管轄人。eラーが死んだと思って、その世界の現状を知らせる書類が一切届かなくなったからね
』
遊道『
た、確かに書類が来ないと色々と困りますからね。って、1つ質問なんですけど、ラーとかの神様やアバータとかの邪神、極神聖帝とかどういう立場なんですか。なんか色々とつかめなくて。
』
eラー『
うーん。ラーは私より1つか2つ階級がしたかな、アバータは2つ。まあお主が知ってる仲だと、我と同じレベルなのはホルアクティ位かの。一応我よりも上のレベルはいるぞ。
』
興司『
僕も最初そんな感じだったけか。困惑してる感が凄いでてる。まあ、話を戻そう。
』
そんなこんなで話し合った結果、千と呼ばれる人?にあって、自分にはよ書類渡せということと。自分が一時的に力をなくしたことが原因とはいえ、連絡の流れが止まったままなのは良くないらしい。まあ、特におとがめ無しなので気楽にわたしてくれるだろうとのこと。
後は、ヌメロンコードを見つけた場合、可能なら破壊すること、老化以外で死なないこと。ヌメロンコードは本来の使い方で使わせなきゃ良いとのこと、最後のは俺ら兄妹3人だけで何でも違う世界の人間が違う世界で死ぬとヌメロンコードのような運命改変が起こりかねないからである。で、ヌメロンコードはそういう運命改変を起こすカードらしい。
前職にも関係あるらしく強すぎる光や希望は運命改変が怒りやすくなり、バランス崩壊してしまうとのこと。もしもバランス崩壊した場合、例えなのだがその世界の皆の価値が下がり、1人だけ露骨に出て来てしまうらしい。この先の説明は難しいのでパスだとのこと、きっと選挙で起きてる1票の格差問題みたいな奴になると言うことかな。
10人も雇う理由はちょうど聖霊界の議員の椅子が10あいているからと言うとこである。まあ、本音は自分の力を聖霊界に進出させるためだと。その、聖霊界だけはどの世界も共通であり、前払いの報道らしい。
それと手に刺さったNo.はささやかなプレゼント兼監視システムで、いざというときこっちから干渉出来る範囲で助けてくれるが1回限りだとか。中には刺激が強いNo.あるので気を付けて欲しいとのこと。いずれにせよ、夜にピークを迎え、全員明日の朝までには起きてるとも言ってた。そして、俺ら兄妹3人には100超えのNo.を渡すらしい。大丈夫なのか?と、聞いたところ問題ないとのことだが、、、、不安である。と言ってもあの穴の謝罪も兼ねてらしい。で、肝心なその10人とは遊姉を含めた麻雀部全員だとのこと。
気になったこと、世界の時間軸ってそれぞれ異なってるのかと聞いたところ、企業秘密だとのこと。結論から言うと最悪でも200年の誤算はあるとのこと。
穴を通った影響についてだが、よく分からないとのこと。恐らくリセット的な何かが働くことは分かったが俺ら兄妹3人が間違って入ったのを確認したらすぐに閉じたという。これ以上の被害を増やさないために。
なら、兄妹3人のデッキは?妹のデッキは確かに見たことあるが、少なくともエクシーズはなかった。遊姉の儀式は見たことがない、俺のデッキもそうだ。で、穴に入った影響じゃないかとのこと。色々な異世界の物が穴を閉じる際ゴロゴロ出て来たという。その中には死神の喪服や、よく分からないおでんみたいな小物の置物、賞金首5億の紙、ライトセイバーをもったポスターなどなどがあったとのこと。また、新たなカードが見つかったためその人その人に適したカードを帰るときくれるという。
今自分がいる世界はどんな感じなのか聞いてみたこと、2次元と言う中のアニメと言う中の遊戯王と言う中の1つの世界だとのこと。聖霊界の議員になればアニメと言う所に行けるらしい。eラーはどこへでも行ける権利を持っているが今は遊戯王を中心に活動して、2次元の主席で遊戯王の総合管理もしているらしい。
因みに力が衰えてた期間はと聞いたところ、極極小さな声で2000年とのこと。一時的とはなんなんだったのか。
興司『
まあ、この世界のアストラルが人間界に来たのは間違いないだろう。出ないと、こうやって話すこと出来なかったし
』
eラー『
千にはって、どうした?
』
遊道『
いや、頭が痛い、、、、、うっ!!
』
頭が痛い、どんどん強くなっていく。
興司『
、、、、もう、時間みたいだね。また会える日を楽しみにしてるよ。他の人にも離さないといけない.か?ね。
』
一瞬だが言葉が聞き取れなかった。
eラー『
あんし?@*おちつdG★ゃ。、?!元の世界に./@/*+,、、、って聞こえてないか。
』
遊道『
(え?なんて!?てか、なんで最後だけ聞こえるの?聞こえてますよeラーさん、、、、ああ、駄目だこれは)
』
再び
そして目覚めた時には玄関前に倒れていた。ゆっくり立ち上がり遊羽を呼ぶ
遊道『
ーーーっ、、、、、!(ああ、俺しゃべれないのか。)
』
チラチラと周りを見渡す。するとパソコンがあった。壊れてないか心配だったが大丈夫だった。それよりも妹は大丈夫か?
遊道『
、、、、(遊羽、、、、大丈夫かな)
』
ゆくボ『
遊羽!!大丈夫か!?大丈夫なら返事をしてくれ。
』
そうパソコンに言わせながら家の中を探す。遊羽はどこだろうと。そして見つけた、自宅のリビングの真ん中でうずくまってる。息はしているが目覚める気配はない。とりあえず部屋に寝かせてあげよ。
ふと、時計を見ると0時。いったい何時間か寝てたんだ。妹をベッドに運んだ後、よく自分の身を見てると全身が筋肉痛をしているみたいに痛い。手の甲に刺さった傷や他の所にアザはないものの、エクストラデッキをよく見るとなんか明らかに増えてる。
妹の看病をしながらカードを確認したり、少し仮眠をしたりして今にいたる。
遊道『
(No.は2枚、22と109か、、、、。アストラルが来たし、No.も手元に来たから関わることになるのか。)
』
時刻は6時
いつ起きて来ても言いように朝ごはんを作ることにした。今日はフレンチトーストにしようと思う。妹は甘い物が好きだし、疲れた時には甘い物が1番良いらしいからな。
遊道『
(あ、大助のデッキにエクシーズはいるのか?あいつのデッキシンクロだから少々無理な気もするが、まあ、、、、eラーさん達の事だから何とかしてくれるだろう。
で、1番の問題は花道だ。あいつかこれ以上強くなるのはやばい。正直言って勝てる気がしない、自分のデッキは除去系カードが少なくて戦闘耐性があるやつは大抵残る。まあ、1番やっかいなのは特殊召喚封じで有名なあいつなんだよな、、、、。
一応一通り追いついた1時過ぎ、麻雀部のグループチャットで大丈夫かと書いては見たが既読すらまだ付いてない。恐らくだが顧問もeラーさん達と会っている。まあ、あの人とこだがどうせいつものように騒いでいることだし、気にしないでおこうかな。)
』
そんなこんなを思っていると、良い感じにフレンチトーストが出来る。後は妹の部屋に持っていこう。早く起きてくれない物か、じゃないとせっかくの出来立てが冷めてしまう。
1人だけ先に食べようとしたとき。
遊羽『
おに、お兄。。。。。だめ。。。。。私も食べる
』
起きたのだ、妹が遊羽が起きたのだ。
遊道『
(なんという食い意地だ、、、、全く)
』
遊羽の頭を優しくなでる。心配して張りつめていたのか急にドッと疲れがやって来た。目を閉じて考える
遊羽『
お兄。どうしたの?速く食べようよ。じゃないとお兄のも食べちゃうよ
』
遊道『
(アハハハ。心配してたのが馬鹿みたいだよ。なんか眠くなってきちゃったぞ。今日は学校休もうかな、こんな調子じゃ行っても駄目だろうし、まあ、たべるか)
』
すると自分のお皿に違和感を感じる。明らかに目で見てわかる。自分のお皿あるはずのフレンチトーストがないのだ。もちろん犯人は目の前の妹なのだがまた眠ってしまった。
遊道『
(お、俺の、、、、。まあ、元気になってよかったと考えるべきか。まあ、大事を取って兄妹そろって今日は休むか)
』
今日は4/15月曜日
やっと平和な時間が訪れる。
まあ、お疲れさま。
eラーを敵に変えるか味方のままするか悩んだけど、そのままシナリオ通りに進めます。
思いつきでやると大抵どこかでミスるのが俺コーリティー。
今日はなんとなく気分が良いので、鈴音大助は何デッキかヒントを少し。シンクロデッキでエクシーズ入らないやつってなったらだいたい絞られるような気もするけど、、、、。
まあ、やってこう。希望の光がエクストラにいます。
以上!!
次回予告としてはバッグマ~ンですかね?
後、今回この「」を外してみたんですがいかがでしたかね?まあ、感想の所に書いてくれると嬉しいです。
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6.人はそれをトラブルと呼ぶ
なんかしゃべれた。
お仕事頼まれた。
『No.』手に入れた。
4/17水曜日。昨日の帰りはめちゃくちゃだった。なにせお掃除ロボットが襲ってくるのだから驚いた。麻雀部のみんなで話し合って、帰ろうとした矢先の出来事だったからよく覚えている。信号機は全て赤になり、モノレールは止まり大混乱。まあ、無事に帰れたからいいけどパソコンが壊れてしまった。そのためゆくボでの会話が不可能になっている。紙に書いてなんとかなっているがいつまでもこんな生活するのは辛い。
遊羽『
お兄。学校行こう
』
遊道『
、、、、(そう言えば、この世界でスリーブをつけるのは珍しいらしい。傷つけないために保護しているだけだが、なぜか先生から褒められた。当時のクラスメイトにも尋ねられてたっけ?まあ、今はいいか)
』
遊道は首を縦にコクりと振る。そしてよく見るとスケッチブックを持っている。パソコンの代わりだとか。1つ注意として『No.』は普段は絶対に使わない。これは昨日部活で決めたことだ。『No.』がこの世界では1枚しか無いと思われ、それを狙ってる奴がいるかもしれない。1人は分かってるけどね。それに、わざわざ危険な行為をしない方がいいと思う。
今日は兄弟2人、静かに学校へ行く。
遊羽『
お・に・い♪
』
遊道『
、、、、(パソコンあればな、、、、。)
』
妹の頭を撫でる。まあ、ハートランドの治安が悪くなったのは昨日から始まったことじゃない。正確には日曜日の夜からだ、恐らく『No.』はに操られて起きた事件であろう。強盗やら誘拐やら、当たり屋が増えてなんかのテロじゃないかとさわがれた。おれは夜出歩かないので、よく分からないがなんでも凌牙が夜の街をうろついていると言う噂が流れてたみたい。
そんなこんなで、学校についた。そんで、今日は授業は出来ないだとか。何でも学校のホストコンピューターが壊滅的打撃を受けてオワタだとのこと。それでそのホストコンピューターにある教科書が出せなくてゲームオーバーだとか。ふと思ったがウチの担当時々ルー語になるからわかりずらい。
まあそんなこんながあるので、午前中はクラスないで。午後は1年と交流を含めたデュエルをやるだとか。午後は妹のクラスとやるのか、、、、嬉しい。
で、場面は変わって4時間目後半。かれこれ4戦目、ただいま3連勝。そんでいま同じクラスの生徒会長と戦っている。何でもやはり君は今まで本気じゃなかっただね。なら本気でやろうじゃないか、といわれてやっているが初手が悪かった、、、、そしてそれがここまで響いてる。
自分フィールドには『麻雀の鳴き声 ポン』『麻雀役の冥界王 スウアンコウ』『麻雀役の騎士 ホンロウトウ』
一方相手フィールドには『風紀宮司 ノリト』『風紀神官 アマト』それに伏せカードが2枚。手札は1枚で、手札『ヴェーラー』さんなんだよな。相手は3枚。LPは、自分が2800、相手が900。大分押されてピンチなんだよな。
エクシーズモンスター
『風紀神官 アマト』
R6 風 3200/2500
~~~
戦士族 レベル6モンスター×3
1ターンに1度、オーバーレイユニットを1つ使い発動。このターンの終わりまで相手フィールド上で発動するカードを全て無効にする。この効果は相手ターンでも発動できる。
~~~
神宮『
『風紀神官 アマト』の効果発動!!このターンもフィールド上で発動するカードは無効する!!
どうした遊道。君らしくないぞ
』
遊道『
、、、、(しゃべれないことを良いことに、、、、おのれ。てか、あいつチートやろ。『スウアンコウ』の攻撃力は3000に下がってるし、自分のターンで使ってこないし、『ベーラ』あるの知ってるのか。まあ、もうオーバーレイユニットは無いけど、、、、、ドローしてからだな。)
』
キュピキュピと音ともにカードを引く。
遊道『
、、、、(書くの面倒な。)
』
スケッチブック『ドロー』
引いてきたのは『麻雀の鳴き声 チー』。1ターン遅い。もう少し前に欲しかった。
永続トラップ
『麻雀の鳴き声 チー』
~~~
1ターンに1度、自分フィールドに同名モンスター存在せず、『麻雀』モンスターが2体以上いるとき発動できる。デッキから通常モンスターを守備表示で特殊召喚できる。ただしこのモンスターが墓地又は除外される時、デッキの1番下に戻る。
~~~
遊道『
、、、、(守って耐えるしかないけどいつまで耐えれるか?)
』
スケッチブック『全モンスター守備表示、1伏せてターンエンド』
神宮『
この前、凌牙の連れと闘っていた君はこんな弱くなかったと思うのだが。ドロー。
』
遊道『
(もう1人除いてたのお前か~!!!)
』
スケッチブック『のぞき見、駄目絶対』
しかしそんなことを無視して神宮はターンを進める。
神宮『
私は『模範巫女 タマグシ』を召喚。このモンスターは攻撃力を0にする代わりに特殊召喚できる。
』
効果モンスター
『模範巫女 タマグシ』
L6 光 1000/2200
~~~
魔法使い族
このモンスターは攻撃力を0にする代わりに、リリースなしで召喚できる。
~~~
神宮『
更に私は『優等生神官 サカキ』を特殊召喚。
』
効果モンスター
『優等生神官 サカキ』
L6 光 1600/2000
~~~
魔法使い族
このモンスターは自分フィールド上に『模範巫女』モンスターが存在する時、手札から特殊召喚できる。
~~~
神宮『
まだだ。私は永続トラップ『規律の映し鏡』を発動!!この効果で、『模範巫女 タマグシ』と同じモンスターとして扱う。
』
永続トラップ
『規律の映し鏡』
~~~
自分フィールドにいる『模範巫女』又は『優等生神官』モンスターを選択して発動。
その後このカードは攻撃力守備力は0となり、選択したモンスターと同じレベルと名前をえて、モンスターカードとして扱う。
~~~
遊道『
、、、、(な、なんか、、、、負ける予感がするぞ。)
』
神宮『
私は2体の『タマグシ』と『サカキ』でオーバーレイ。3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!!
現れよ。『妖精騎士 イングナル』
』
遊道『
、、、、(こいつの隠し球だ~。勝てると思って攻めてきたのか。止めねば)
』
スケッチブック『
手札の『ヴェーラー』の効果で無効にする。
』
神宮『
やはり持っていたか。だが、無駄だ!!カウンタートラップ『すっぱ抜き』。君が『ヴェーラー』を握っていたのは『アマト』を出した時から分かっていた。だから自分のターンでは使わなかった。
そして『イングナル』の効果発動!!
』
フィールドが『イングナル』以外いなくなる。
遊道『
、、、、(知ってたよ、うん。おかげで全然動けなかったぞ、おい。でも、、、、攻撃力足りないよね?)
』
神宮『
私は甘くないからね、このターンで決めさせて貰う。『右手に盾を左手に剣を』を発動!!これで『イングナル』の攻撃力は3000!!これで終わりだ、バトル。『イングナル』でプレイヤーにダイレクトアタック!!
』
遊道『
、、、、(ああ、負けか。まあ、主人公ならこう言う時、補正できっと勝んだろうな。)
』
ーー ブオーーーーーーン ーー
エーアールビジョンがはがれ落ちていく。負けたのは久々な気がする。その時は誰に負け、って、、、、まだ1年の時の花道だったな。
遊道『
、、、、
』
スケッチブック『次は勝つ』
神宮『
まあ、ある男からのアドバイスが無かったら、勝てなかっただろうな。
君は『ヴェーラー』とかのキーカードを持ってるとき、よく手札を見る癖があるみたいだぞ。
初手も良かったし、運が良かったかな?でも勝ちは勝ちだ、ナイスファイト。
』
自分の気付かない癖のせいで今回のデュエルは負けたらしい。てか、そんな癖あったのか。そう言って神宮は新しい相手を探す。
この学校はデュエルの勝率などが掲載されている掲示板がある。今期の俺の勝率は今ので22勝1負2引き分けで、95.6%。引き分けは計算されなく、負ける前は100%。しかし、現在3位になってしまった。まあ、1位はタイで2人いるのだが、1人は花道、やはり100%と未だに負け無しなのである。もう1人は遊羽なのである。と言ってもまだ11回しか戦っておらず、10回以上戦って初めてランキングに乗るのである。しかし、自分の妹が1位なのは嬉しい。因みに麻雀部の皆は部活内での戦いを除いたら85~65%が妥当だろう。今日か、明日にでも花道と闘ってみるか。
その頃妹、遊羽は
遊羽『
私は、『サイバー・ドラゴン・コア』を召喚。そして効果発動、『サイバネティック・フュージョン・サポート』を手札に。
』
鉄男『
こ、この展開は、、、、まさか
』
鉄男の顔がゆがむ。ライフは鉄男のほうが多く、鉄男が3200、遊羽が300とかなりの差がある。しかし、遊羽は土壇場の引きがかなり強い。現に今『サイバー・ドラゴン・コア』を引いてきた。フィールドにはオーバーレイユニットがない『ブリキの大公』。そしてお互いに手札は2枚だが。
遊羽『
私は『サイバネティック・フュージョン・サポート』を発動。そして更に手札から『パワー・ポンド』を発動。私が融合するのはフィールドの『サイバー・ドラゴン・コア』と墓地の『サイバー・ドラゴン・ツヴァイ』と『サイバー・ドラゴン』の3体で融合!!!
終焉に誘う機械龍よ。その圧倒的力となりて
現れよ!!『サイバー・エンド・ドラゴン』
』
鉄男『
こ、攻撃力8000の『サイバー・エンド・ドラゴン』
』
遊羽『
バトル『サイバー・エンド・ドラゴン』で『ブリキの大公』を攻撃。
エターナル・エヴォリューション・バースト!!!
』
鉄男『
わ~~~!?!?
』
ーー ブオーーーーーーン ーー
デュエル終了の合図が響き、エーアールビジョンがはがれ落ちていく。それと同時に昼休みになる。
遊羽『
お疲れさま
』
鉄男『
後もう少しだったのに。またやろうぜ
』
と、ここで先生が
先生『
はーい。お昼休みになりましたので、午後からまた始めてください。午前はこれで終わりますが、午後にちょっとしたサプライズがあるので皆さん楽しみにしていてください。
』
遊馬『
先生!サブライスって何ですか。
』
小鳥『
それを言うならサプライズ!先生もさっき言ってたでしょうに、はぁ。
』
先生『
うーん。言っちゃったらサプライズにならないんだけどな、、、、。アハハハ、それじゃまた後で
』
鉄男『
あ、逃げた
』
孝『
とどのつまり、逃げるが勝ちですか。
』
と、ここで小鳥がある視線に気付く。そして、遊羽と目が合う。
遊羽『
あ、、、、、。
』
小鳥『
どうしたの、遊羽?
』
遊馬『
小鳥~!!飯食べようぜ、飯。って、、、遊羽じゃねえか、、、、、。よし、お前も一緒に行くぞ。
』
遊馬は遊羽の手を掴み、いつものところへと走り出す。場所は屋上。大抵そこで仲間達とお昼を食べている。
小鳥『
あ、ゆ、遊馬~!!
』
鉄男『
おい。って、あ~、、、行っちゃった。
』
最初は困惑していた遊羽だったが、手をひかれながら一緒に付いていく。しかしそれを光景を見ている遊道の姿には誰も気付かなかった。その後どうなったのかはまた別のお話で。
ちょいと時間かかった感じがするが気にしないでいこう。因みにこの続きは時間があるとき番外編でやろうとおもいます。まだ弱い遊馬との交流だけたから書くに書けない。てか、書いていて燃えてこないから、うん。
主人公の小説内での初敗北。まあ、デュエルを考えるのがむずいので、新しいオリカだしたり、途中からと楽にしてすいません。でも重要な所は全部書く予定で、時間あるようならそう言う所も、手直ししていきたいと思っています。因みにここでの敗北は
まあ、次回予告はハンターとだけ
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7.人はそれをチーム戦と呼ぶ
授業無いってよ
デュエルやるってよ
妹がさらわれた?ってよ
4/19金曜日。夕方、カードショップ裏。
???『
今度こそ狩らせて貰おう。貴様の魂事、その『No.』を。
』
???『
このオービタル、カイト様のお役にたてるように、がんばるであります
』
遊道『
、、、、(知ってる、知ってるぞ。こいつは)
』
ゆくボ『
遊羽。この男には気を付けろ、本気でやらないと、、、、死ぬぞ
』
遊羽『
わかった、お兄。
』
遊道はコクりと頷く。
どうしてこうなったのか、それには時間をさかのぼる必要がある。
4/18、部室にて
花道『
私と正式なデュエルをしたいのですか?あ、それポンです。
』
暁『
先輩がデュエルを申し込むことは珍しい。
』
遊道『
、、、、(ま、今の自分の実力が知りたいのよ。って、アンコウ出来た。)
』
ゆくボ『
、、、、でっ、受けてくれるの?
』
福ノ江『
ま、まあ。そんなピリピリし無くて、、、、も。
リーチです。
』
昨日の話である。麻雀をしながら話をしていた。ただ単に、花道とデュエルをしようと思ったからデュエルを申し込こんだ。今の自分を超えるためには強者と闘うしかない。なら花道が良いだろう、そう思っただけである。
花道『
うーん。そうですね、、、、まだデッキの周りが今一なので月曜日なら。やるなら全力でお相手した上げますわ。
』
ゆくボ『
ポン。まあ、その日ならやってくれるのか?
』
福ノ江『
月曜日、、、、ですか。昨年度学内1位と2位の戦いなら人がかなりあつまりそうですね。一発ならず、鳴いてるからそもそもないけど。
』
ゆくボ『
カン。福ノ江は俺と花道、どっちが勝つと思う。
』
遊道『
、、、、(あ、乗った。赤ドラ合わせてドラ5。トイトイヤク1も付いてくるから1位直撃じゃなくても、1位狙える手配か、、、、。)
』
福ノ江『
うーん、、、、実力的には遊道先輩ですけど、あぁツモれなかった。爆発力は花道さんのほうが高いですかね?って、何気にモロドラ乗ってるじゃないですか。
』
花道『
まあ、火力もエクストラ抜いたら確実に上ですしね。麻雀は違うみたいですけども。
』
暁『
わしを置いて話をしないで欲しいな。だから、ツモでほれ。
ツモ、チンイツ、イーペーコウ、ドラ3
6000の12000。リーチかけたら数え役満いけそうじゃったが。リー棒分で1位じゃい。
』
花道『
暁さんが1位ですか、、、、私は3位。そろそろ時間ですし、引き上げますかね。
』
福ノ江『
お疲れ様、遊道先輩も暁さんも行きますか。
』
遊道『
、、、、(あれ?麻雀も弱くなったか?)
』
ゆくボ『
妹と、帰るからいい。
』
暁『
また、明日か。じゃあの、先輩。
』
そんなこんなで部活帰り。ヤンキー達に絡まれてしまい、しかも手に『49』『48』『77』『10』と書かれた刻印まである4人組。まあ、1人は『ホンロウトウ』と『カン』のコンボでワンショット、2人は『キメラティク・オーバー・ドラゴン』にボコボコにされてたが、最後の1人が逃げてしまいった。
で、こっからが問題だった。そいつを追いかけてる途中で時が止まったような感覚に襲われた。前の世界で息子と共に遊戯王を見ていたおかげでこの現象を起こせる奴を知っている。カイトだ、カイトがこの近くにいる。そしてふと兄妹は空を見上げる。
遊羽『
お、お兄。あれって、、、、。
』
遊道『
、、、、(あの10番には悪いけど、あの空飛んでるやつ、絶対カイトだろ。ロボットを装備?して飛んでいるんだよな。そう言えばロボットの名前なんだっけ?て、10番の所に行った。んでデュエル始めたのか、、、、よし、今のうち逃げるか。)
』
ゆくボ『
帰るぞ。
』
カイト『
!!まて、そこのふたり。どうしてこの空間を?、、、、さては貴様達も『No.』を
』
ヤンキー『
いまだ。いけ『イルミネイター』
』
ロボット『
カイトサマ!!
』
カイト『
クッ!!
』
そんなこんなで昨日は逃げて来れた。が、
カイト『
オービタル!!貴様はあの2人のアジトを突き止めろ
』
オービタル『
はっ!!
』
と言うことがあったらしく。どうやらつけられていたみたいだった。最初にの方にも書いたとおりに昨日の事である
そしてちょっと前、カードショップを出たら。昨日見たカイトとロボットがいた。
カイト『
オイ。
』
遊道『
、、、、(やるしか無さそうだね。)
』
ゆくボ『
、、、、場所を変えよう。その方が良いだろ。
』
遊羽『
お兄、、、、怖い。
』
カイト『
そんな物は必要ない。オービタル。
』
オービタル『
はい。カイト様
』
そう言うと昨日のあの感覚、時が止まった空間が出来る。
遊羽『
、、、、(少々煽ってみるか。)
』
ゆくボ『
まあ、店の裏路地でも良いか。そこでやろう。天城カイト。
因みに君は何処まで俺達を知っているのか?せいぜい君と同じ融合が使えて、シンクロも出来るぐらいしか集められなかったんじゃないか?家族の為にと言って命を削る、生活はどうなんだい、、、、カイト。
』
オービタル『
お、おいおまえ。その事をいったい何処で!?それに自分の声で話さないか、このポンコツ。
』
カイト『
落ち着けオービタル
』
その時、遊羽の周りにゾワッ黒い何かが溢れでる。
遊羽『
お兄の事情も知らないくせに、、、、。お兄のことバカにして。
』
遊羽が少し切れた。見るのは久々だ恐らく2年ぶりだろう。とりあえずあのロボットもデュエルに参加して、せめてカイトの足かせになってくれればうれしい。この時のカイトに負ければ魂を取られて終わる。
現在の『No.』はおれが4枚。妹が5枚。元々妹の方が貰った『No.』が多かったみたいだ。
そして、店裏に移動して。
遊道『
、、、、(負けたらゲームオーバーか、、、、)
』
ゆくボ『
あいにくだけど、俺は喋れないからこの子に喋って貰うよ。さて、ルールはどうする。
』
この子とはこのパソコンである。前の世界で機械製品を制作する職に携わっていたのが活かされた。軽くプログラムも出来たので、ゆっくりボイスを入れて話している。
遊羽『
お兄。私あのロボットをスクラップにしたい。
』
オービタル『
な!カイト様このオービタルいつでも行けますよ。
』
カイト『
、、、、なら2対2のタッグデュエルだ。
』
そして現在に至る。
遊道『
(さて、あのロボットはどういうデッキかな?まあ、高望みはしないでおこう。って、初期のカイトはどんなデッキだったかな?)
』
遊羽『
スクラップにする。
』
オービタル『
先攻はおいら。おいらのターン、ドロー。
』
ターンはランダムにより、オービタル、遊羽、カイト、遊道、となった。
オービタル『
おいらは『SDロボ・ライオ』を召喚。その効果で『SDロボ・エレファン』を特殊召喚。更に、『エレファン』効果で『ライオ』のレベルを8に変更であります。
これでおいらのフィールドにはレベル8のモンスターが2体!!いくぞ、おいらは2体の『SDロボ』モンスターで、オーバーレイ!!2体の機械族モンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚であります。
きらめく銀河よ、1つの光となりておいらに宿れ!ガレキの化身、ここに光臨!
』
遊道『
(え?銀河眼!?!?新たなエクシーズの銀河眼!?!嘘やろ!!こいつそんなの持ってるのか!!)
』
オービタル『
現れろ、『廃品眼の太鼓竜』!
』
エクシーズモンスター
『廃品眼の太鼓竜』
R8 地 3000/2500
~~~
機械族 機械族レベル8モンスター×2
このカードが墓地からの特殊召喚に成功した場合、以下の効果を得る。このカードのエクシーズ素材1つを取り除いて発動する事ができる。このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。
~~~
攻撃表示でそのモンスターは出される。お腹に大きな太鼓に眼鏡をかけたような眼、確かに名前通り、ガラクタで出来ている感じがする。
遊道『
(、、、、何だあれ。期待外れ、、、、か?効果にもよるけど。って、打点上げるだけか、、、、。蘇生効果がやっかいだな?)
』
遊羽『
お兄。あれ偽物、本物はもっと美しい。
』
オービタル『
なにを!!おいらはこれでターンエンド!!
』
遊羽『
私のターン。ドロー。
相手フィールドにモンスターが存在し、自分フィールドにモンスターが存在し無いとき、『サイバードラゴン』を特殊召喚する。
更に『サイバー・ドラゴン・オクテット』を召喚。
』
効果モンスター
『サイバー・ドラゴン・オクテット』
L2 光 800/300
~~~
機械族
①1ターンに1度、自分フィールド、又は手札の『サイバー』モンスターを墓地に送り発動。自分フィールドの『サイバー』モンスター1体のレベルを3つ上げる。
②この効果の対象になったモンスターはエクシーズ召喚以外の召喚素材にはならない。
~~~
遊羽『
そして効果発動。手札の『サイバー・ドラゴン・バイト』を墓地に送り発動。『サイバードラゴン』のレベルを3つ上げて8にする。
』
効果モンスター
『サイバー・ドラゴン・バイト』
L2 光 800/300
~~~
機械族
このモンスターは手札、デッキから召喚、特殊召喚出来ない。このモンスターが墓地に存在し、自分フィールド上の『サイバー』モンスターのレベルが変化した時、墓地から特殊召喚できる。その後このモンスターのレベルはフィールド上にいるレベルが変化した『サイバー』モンスター1体と同じレベルになる。
~~~
カイト『
、、、、(てっきりレベル5が2体になると思ったが、、、、。何をするきだ。)
』
遊羽『
更に墓地の『サイバー・ドラゴン・バイト』を特殊召喚。その効果でレベルが変化した『サイバードラゴン』と同じレベル8にする。
』
カイト『
レベル8のモンスターが2体、、、、くるか!?
』
遊道『
、、、、(あっちいきなり出さないよね?)
』
遊羽『
いくよ。私は2体の『サイバー』モンスターでオーバーレイネットワーク構築。
鋼の翼持つ機械龍よ。外なる世界の力を得て、その圧倒的力を今こそ示せ!!エクシーズ召喚!!
『サイバー・ドラゴン・コスモ』!!
』
まるで『サイバードラゴン』がひとまわりもふたまわりも大きくなり、全身はやや黒みがかり、体の側面にはまるで星のように輝く小さな光がいくつかある。異様な黒い霧のような気配を出す、そんな機械龍が現れる。
エクシーズモンスター
『サイバー・ドラゴン・コスモ』
R8 闇 3000/2000
~~~
機械族 レベル8機械族モンスター×2体
①このモンスターは相手のカード効果によって破壊されず、このモンスターのオーバーレイユニット1つにつきこのモンスターの攻撃力を500上げる。
②フィールド上の機械族モンスターがバトルする時、このモンスターのオーバーレイユニットを1つ使い発動できる。そのモンスターのバトルを無効にして、相手にそのバイトを無効にした機械族モンスター1体の攻撃力分のダメージを与える。
~~~
カイト『
な!?貴様、舐めているのか!なぜ『No.』を出さない!?
』
遊羽『
ん?別に舐めてない。私はカードを1枚伏せてターンエンド。
』
遊道『
、、、、(、、、、まあ、4000のモンスター立てておけば確かに警戒させることできるけど。)
』
ゆくボ『
こっちにはこっちのやり方がある。お前のやり方に従う必要はない。
』
カイト『
なら意地でも『No.』を使わせてやる。
俺のターンドロー。
俺は『フォトン・スラッシャー』を特殊召喚。更に『ディーブレイカー』を召喚。
これでレベル4が2体。いくぞ!!俺は2体のモンスターでオーバーレイ!!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築エクシーズ召喚!!
現れろ!!『No.85 クレイジー・ボックス』
』
『No.85 クレイジー・ボックス』
R4 闇 3000/300
~~~
悪魔族 レベル4モンスター×2
このカードは『No.』と名のついたモンスター以外との戦闘では破壊されない。
このカードは攻撃できない。
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
サイコロを1回振り、出た目の効果を適用する。
1.自分のライフポイントを半分にする。
2.自分はデッキからカードを1枚ドローする。
3.相手は手札を1枚選んで捨てる。
4.フィールド上のカード1枚を選び、その効果をターン終了時まで無効にする。
5.フィールド上のカード1枚を選んで破壊する。
6.このカードを破壊する。
~~~
しかし『クレイジーボックス』は守備で出される。
遊道『
、、、、(No.をだして煽ってきてるのかな?まあ、俺はまだ出せないかな)
』
カイト『
そして、儀式魔法『光子龍降臨』を発動。手札の『フォトン・レオ』をリリース。現れろ『光子竜の聖騎士』。
更に『光子竜の聖騎士』をリリースして効果発動!!見せてやる我が僕を。
現れろ!!我が魂!!『銀河眼の光子竜』!!
』
神秘的な瞳を持ち、青く輝く体を持つ竜が現れる。
カイト『
『クレイジーボックス』の効果発動。結果は2!!カードをドロー。
そして、カードを1枚伏せてターンエンド。
』
遊道『
、、、、(やっと俺のターンか)
』
ゆくボ『
私のターン、ドロー。
』
遊道『
、、、、(あー、これはまだ攻めれないな。)
』
ゆくボ『
『凡骨の意地』と『カードトレーダー』、他3枚とモンスターを1体伏せてターンエンド。
』
オービタル『
な!?こやつカイト様があんなモンスターを出したというのに!!
』
カイト『
でしゃばるなオービタル。貴様、どうやら口だけは達者みたいだな。
』
オービタル『
おいらのターンドロー。このターンでまずは貴様を倒すであります。
』
オービタルが勢いよいくカードをドローした。そして遊道に指を指す。カイト、オービタル対遊道、遊羽のタックデュエル。まだ互いに1巡しただけで始まったばかりだ。
今回なんか詰まった。そろそろもう一回eラーさん達出したいけど、どうするかね?
まあ、次回は今回の続き。
今更な感じもするけど、アニメに出たカードはアニメ効果優先でやっていきたいと思うよ。まあ、弱体化してるのもあるけど、、、、。でも、時々OCGでやっちゃうときがあるけど多めに見てください。
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8.人はそれをタッグ戦と呼ぶ
カイトさん登場
花道とがちバトルの約束
タッグ戦1週目終了
アストラルのライバル的位置だったと思う。
アストラルのようにデュエルで負かした相手の『No.』カードを奪っている。しかしアストラルと違い、相手の魂まで奪ってしまう。魂を奪われた者は、もれなくシワシワオババ又はオジジになる。
本人は弟の治療のためにナンバーズを集める使命を持って行動している。やはりというべきか、弟共々知らぬ間に何らかの計画に利用されていた。
行動は利用されているとはいえ外道と言えるようなものだが、一応デュエル以外では危害を加えるつもりはないらしい。
実際、遊馬との初デュエルでは「じわじわ恐怖を与えるなど下衆のやること」と吐き捨て、「大事故によってWDCが中止になる」ことを阻止すべく墜落しかかっていた飛行船を無事着陸させていたような気がする。
オービタル『
おいらのターン。ドロー。
まずは魔法カード『交換条約の取り決め』を発動。
』
通常魔法
『交換条約の取り決め』
~~~
自分のデッキから装備魔法を1枚を選択する。その後相手のLPを倍にして、選択したカードを1枚を手札に加える。
~~~
オービタル『
その効果でカイト様のライフは倍に。そしておいらは装備魔法『ビッグバン・シュート』を手札に。
』
カイト『
オービタルの奴め、余計な真似を。
』
カイトLP4000→8000
オービタル『
そして、おいらは装備魔法『ビッグバン・シュート』を『廃品眼の太鼓竜』に装備!!これでおいらの『廃品眼の太鼓竜』は攻撃力を400上がり、貫通効果を得たであります。更に『リミッター解除』を発動!!
さぁ、土下座の用意はできてるでありますか!!
バトル!!『廃品眼の太鼓竜』でその裏側モンスターに攻撃!!憧れのガラクターファットストリ~ム!!!!
』
攻撃力6800の貫通効果を持ったモンスターが自分に襲いかかる、、、、が。
遊羽『
この瞬間『サイバー・ドラゴン・コスモ』の効果発動。オーバーレイユニットを1つ使いその攻撃を無効にする。
』
オービタル『
な!?おいらの『廃品眼』の攻撃が!!
』
呆気なくその攻撃は止められる。
遊羽『
そして、そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。
対象は、、、、あなた。
』
と言って指を指す先にはカイトの姿があった。
オービタル『
カイト様!!
』
カイト『
手札の『クリフォトン』の効果!!手札にあるこのカードを墓地に送り、更にLPを2000払って発動。このターンの終わりまで自身が受けるダメージを全て0にする。
』
カイトLP8000→6000
『クリボー』に似ているカードがそのダメージを無効にする。
カイト『
なるほどな。兄がわざと攻撃を誘い、妹がその攻撃を逆手に取る戦法か。だがその程度で俺を倒せると思うなよ!!
』
遊道『
、、、、(、、、、どうしてそうなった。別に攻撃誘っては無いし、テキスト読めやテキスト。でも、防ぐカードを手札に持っていたって事は、カードに愛されているとでも言うべきのかな。)
』
オービタル『
も、申し訳ありません、カイト様。
おいらはカードを2枚伏せてターンエンド。
』
現在皆の手札は、オービタル1枚 遊羽2枚、カイトと遊道は0である。カイトだけ実質LPが2000多いだけだが、そのほかは無傷の状態だ。そして迎えるは遊羽のターン
遊羽『
私のターン。ドロー。
私は永続魔法『未来融合-フューチャー・フュージョン』を発動。この効果でデッキから18枚の『サイバー』モンスターを墓地に送り2ターン後のスタンバイフェイズに『キメラティック・オーバー・ドラゴン』を特殊召喚する。
そして、バトル。
』
オービタル『
そのバイト待ったであります。トラップ発動『威嚇する咆哮』!これでこのターンは攻撃出来ないであります。
』
遊羽『
、、、、なら『サイバー・ドラゴン・オクテット』を守備に、これでターンエンド。
』
カイト『
俺のターン、ドロー!!
『クレイジーボックス』の効果発動。結果は『4』!!よって俺は『サイバー・ドラゴン・コスモ』の効果を無効にする。
これで貴様のモンスターにも攻撃出来る!!
行け。『銀河眼の光子竜』!!『サイバー・ドラゴン・コスモ』を攻撃!!破滅の
』
しかしその攻撃を中断させる声が響く。
遊道『
、、、、(そうはさせないよ)
』
ゆくボ『
トラップ発動『威嚇する咆哮』。効果は言わなくてもわかるよね。
』
カイト『
クッ!!ターン、、、エンド。
』
歯を食いしばるカイト、その様子を心配そうに見るオービタルの姿もあった。
遊道『
、、、、(さて、何枚引けるかな?なんか緊張する)
』
ゆくボ『
私のターン。ドロー!!そして『凡骨の意地』の効果で『麻雀牌の石版 南』を見せて更にドロー。『麻雀牌の石版 発』を見せてドロー。『麻雀牌の石版 南』を見せてドロー。『麻雀牌の石版 西』を見せてドロー。
』
効果モンスター
『麻雀牌の石版 発』
L3 闇 0/1000
~~~
岩石族
このモンスターはフィールド、墓地、除外されている同名モンスターの数に応じて以下の効果をえる。
0体:このモンスターはデュエル中通常モンスターとして扱う。
1体以上:フィールド、墓地、除外されているこのモンスターをデッキの1番下に戻して発動できる。フィールドにい 『麻雀牌』モンスターのレベルを可能な限り下げれる。
2体以上:フィールド、墓地、除外されているこのモンスターをデッキの1番下に戻して発動できる。デッキ、又は墓地から『融合』を1枚手札に加える。
3体以上:フィールド、墓地にいる時発動できる。自分の手札、フィールドにいる『麻雀』モンスターカードとこのカードを任意の数デッキの1番下に戻し、エクストラデッキから戻したモンスターカードで召喚条件をみたす『麻雀役』融合モンスター1体を融合召喚扱いで特殊召喚できる。
~~~
遊道『
、、、、(『死者蘇生』か、、、、。まだ要らない。)
』
ゆくボ『、、、、『カードトレーダー』の効果。今ドローしたカードをデッキにもどしシャッフル。そしてドロー。『麻雀牌の石版 東』を見せてドロー。
』
オービタル『
おいお前。いったい何枚ドローすれば気が済むんだ!!
』
遊道『
、、、、(知らんな。)
』
ゆくボ『
更に『リロード』を発動。手札を全てデッキに戻しシャッフル、その後戻した分カードをドロー。、、、、その中の『白』を見せてドロー。『南』を見せてドロー。、、、、スタンバイメイン。
そして『針虫の巣窟』を発動。デッキからカードを5枚墓地に送る。更にもう1回『針虫の巣窟』、5枚墓地に送る。
』
オービタル『
自分で自分のデッキを破壊して、気でも狂ったようでありますな。まあ、おいらとカイト様のコンビ相手じゃしょうがありませんでありますから。ハハハッ
』
カイト『
、、、、(いや、違う!!この行動にはきっと意味がある、『No.』をしたがわせる程の男だ。)
気を付けろ、オービタル!!
』
因みに落ちたカードは『麻雀牌の石版南』2枚、『北』2枚、『白』1枚、『中』1枚、『カードガンナー』1枚、『死者蘇生』1枚、『麻雀の鳴き声 チー』1枚、『ブラックホール』1枚である。
効果モンスター
『麻雀牌の石版 中』
L3 炎 0/1000
~~~
岩石族/チューナー
このモンスターはフィールド、墓地、除外されている同名モンスターの数に応じて以下の効果をえる。
0体:このモンスターはデュエル中通常モンスターとして扱う。
1体以上:フィールド、墓地、除外されているこのモンスターをデッキの1番下に戻して発動できる。フィールドにい 「麻雀牌」モンスターの種族と属性を変更する。
2体以上:自分墓地に『麻雀牌』モンスターが3種類以上存在する場合に発動できる。そのモンスターをレベル1にして特殊召喚する。ただしこのモンスターはターンの終わりにデッキの1番下に戻す。
3体以上:墓地、除外されているこのモンスターを選択して発動できる。相手又は自分の墓地、フィールドのカード1枚手札に戻す。
~~~
効果モンスター
『麻雀牌の石版 北』
L3 風 0/1000
~~~
岩石族
このモンスターはフィールド、墓地、除外されている同名モンスターの数に応じて以下の効果をえる。
0体:このモンスターはデュエル中通常モンスターとして扱う。
1体以上:フィールド、墓地、除外されているこのモンスターをデッキの1番下に戻し、フィールドにい 「麻雀牌」モンスターのレベルを1つ変更する。
2体以上:墓地又は除外されているこのカードをデッキの1番下に戻して発動できる。デッキから通常モンスターを1体特殊召喚する。
3体以上:この『麻雀牌の石版 北』の効果は1ターンに1度しか発動出来ない。自分の墓地又は除外されているカードを1枚選択して発動できる。このターンの終わりまで選択したカードと、同じ名前になる。
~~~
遊道『
、、、、(とりあえず、お一人ご退場願うか。)
』
ゆくボ『
フィールド魔法『麻雀卓』を発動。
』
フィールド魔法
『麻雀卓』
~~~
このカードがフィールドにある限り、このカードを発動したプレーヤーはレベル4モンスターを召喚する時モンスターを1体リリースしなければならない。
①『麻雀牌』モンスターを召喚した時、このターンもう1度召喚するとこができる。
②『麻雀』モンスターが召喚、特殊召喚するたびに点棒カウンター(最大12個まで)を1つ置き、選択した数値の数分点棒カウンターを取り除き発動できる。
5個:このカードをエンドフェイズにまで自分フィールドのカード1枚と同じ名前のカードとしても扱う。
7個:デッキの1番下のカードを確認する。そのカードが『麻雀牌』モンスターカードだった場合、そのカードを手札に加える。それ以外だった場合、そのままデッキに戻す。
10個:デッキからカードを2枚めくって確認する。その後確認したカードを1枚手札に加え、1枚墓地に送る。
~~~
遊道『
、、、、(行けるか?)
』
ゆくボ『
私は『麻雀牌の石版 北』の効果発動。このカードをデッキの1番下に戻し『麻雀牌の石版 西』を特殊召喚。そして、『麻雀卓』に点棒カウンターが1つ乗る。更に『白』を通常召喚。効果で『中』を蘇生。点棒カウンターが3つになるよ。『麻雀卓』の効果で『南』を召喚。これで4つ。そして墓地の『南』の効果でデッキの1番下に戻しカードドロー。2体目の『南』もデッキの1番下に戻しデッキから『麻雀の鳴き声 ロン』を手札に加える。
』
永続魔法
『麻雀の鳴き声 ロン』
~~~
1ターンに1度、自分フィールドの『麻雀牌』モンスター1体をリリースして発動できる。デッキからカードを1枚ドローし、互いにそのカードを確認して墓地に送る。そのカードが『麻雀牌』モンスターカードだった場合、デッキの1番下のカードを確認する。更にそのカードが『麻雀牌』モンスターカードだった場合、そのカードを特殊召喚できる。
~~~
ゆくボ『
そして『麻雀牌の鳴き声 ロン』を発動。その効果で『中』をリリースしてドロー。『西』のためデッキの1番下のカードを確認する。が、その前今引いた『西』を墓地に送る。あらためて確認、当然『南』。よって『南』を特殊召喚する。更に『麻雀の鳴き声 ポン』を発動。その効果でデッキの1番下のカードを確認する。今回も当然『南』。よって最後の『南』を特殊召喚。更に今までの行動で点棒カウンターが6つになる。
』
カイト『
レベル3が、5体だと!?来るのか!?!?
』
ずらりと並ぶモンスターをみてカイトは身構える。
遊道『
、、、、(さて、どうするか。トリシュ出してもカイトの手札無いから発動は無理だし『カン』使って)
』
ゆくボ『
手札から『麻雀の鳴き声 カン』を発動。この効果で1体①をもう1体②の効果を付属する。そして②の効果を付属した『南』をリリースして①の『南』のレベルを6にする。
そして、2体分の『南』1体でオーバーレイ!!2体分のモンスターでオーバーレイネットワークを構築。エクシーズ召喚!!
今ここに現れる『麻雀役の冥界騎士 サンアンコウ』!!
更に、レベル3の『南』と『西』にレベル3の『白』をチューニング!!
今ここに現れる『麻雀役の三元騎士 ショウサンゲン』!!
』
ここで点棒カウンターが8つになる。
エクシーズモンスター
『麻雀役の冥界騎士 サンアンコウ』
R6 闇 3200/0
~~~
悪魔族 『麻雀』モンスター×2
①このモンスターのオーバーレイユニットを2つ使い発動できる。このモンスターよりランクが2つ高いモンスター1体をこのモンスターの上に重ね、エクシーズ召喚扱いで特殊できる。ただしこの効果で特殊召喚したモンスターは特殊召喚したターンに攻撃出来ない。
②1ターンに1度、このモンスターのオーバーレイユニットを1つ使い発動できる。相手フィールドのモンスターの攻撃力を半分にし、このターンの終わりまで効果を無効にする。
~~~
シンクロモンスター
『麻雀役の三元騎士 ショウサンゲン』
L9 風 3100/2000
~~~
鳥獣族 『麻雀』チューナーモンスター+モンスター1体以上
①このモンスターがフィールドにいる限り『麻雀役』モンスターが守備モンスターを攻撃した時、その攻撃力が守備力を上回った数値のダメージを相手に与える。
②1ターンに1ターン、デッキから『麻雀』モンスターを選択して、特殊召喚する。更にこの効果で選択したモンスターが通常モンスターだった場合、デッキからモンスターカードを1枚墓地に送る。ただしこの効果で特殊召喚したモンスターが墓地、又は除外される時デッキの1番下に戻る。
~~~
オービタル『
こ!攻撃力3000超えのモンスター2体ですと!!
』
遊羽『
お兄。まだ回せるでしょ、手を抜いちゃだめ。
』
カイト『
な!?これだけやってまだ足りぬと言うのか、貴様!!
』
遊羽の言葉に驚きを隠せないカイト。
遊道『
、、、、(はっきり言って、その後ろの伏せが邪魔なんだよな。こっちの手を止めるタイプのカードじゃないとなると、攻撃で発動するタイプだと思うし。)
』
ゆくボ『
、、、、『ショウサンゲン』の効果で『発』を特殊召喚。そしてデッキから『西』を墓地に送る。『麻雀卓』の効果発動。点棒カウンターを5個使い、このターンのエンドフェイズまで名前のみ『発』としても扱う。そして『発』の効果発動。『発』をデッキの1番下に戻して、デッキから『融合』のカードを手札に。
』
カイト『
貴様はまさか融合まで!?
』
事前情報で融合やシンクロも使うと言う事は掴めていたが、まさか同時に使うなんて思いもしなかったカイト。ふと、自分の伏せカードを見てしまう。
遊道『
、、、、(あ、3種の召喚方法出来ちゃうのね、、、、。)
』
ゆくボ『
墓地の『西』3体の効果で『西』を3体特殊召喚。『カン』の効果で2体に①の効果を付属させる。そしてそのうちの1体でオーバーレイ。3体分となった『西』でエクシーズ召喚!!
今ここに現れる『麻雀役の霊能 トイトイ』
そして手札から『融合』を発動。残りの『西』3体分で融合!!融合召喚!!
今ここに現れる『麻雀役の狩人 チャンタ』
』
エクシーズモンスター
『麻雀役の霊能 トイトイ』
R3 闇 2300/0
~~~
悪魔族 レベル3モンスター×3体以上
1ターンに1度、このモンスターのオーバーレイユニットを1つ使い効果を発動できる。自分フィールドの『麻雀』モンスター1体をこのターン2回攻撃できる。
~~~
融合モンスター
『麻雀役の狩人 チャンタ』
L6 地 2000/ 1500
~~~
戦士族 『麻雀』モンスター×2体以上
このモンスターの召喚成功時、このモンスターに使用した『麻雀』モンスターの数分までフィールドの魔法・罠カードを破壊できる。
~~~
ゆくボ『
『麻雀役の狩人 チャンタ』の効果でオービタルとカイトのフィールドの伏せカードと私の『カードトレーダー』を破壊する。
』
カイト『
チッ!!
』
オービタル『
おいらの『ミラフォ』が!!
』
遊道『
、、、、(『ミラフォ』仕事、、、、。まあ、今回はよかった。カイトのやつはトラップ版の『オネスト』だったな。)
』
ゆくボ『
『トイトイ』の効果で『サンアンコウ』を2回攻撃できる。『サンアンコウ』の効果で、『銀河眼の光子竜』の攻撃力を半分にして、このターン効果を無効にする。
そしてバトル。
『チャンタ』と1回目の『サンアンコウ』の攻撃はオービタル。そして残りは、『ブラックボックス』に攻撃。
』
『麻雀役』モンスター達がカイト達に襲い掛かる。
オービタル『
カ、カイト様!!!!!
』
カイト『
グオーーーー!!!
』
オービタル、LP4000→0
カイト、LP6000→0
ーー ブオーーーーーーーン ーー
デュエルは終わった。結果は遊道遊羽兄妹の圧勝だった。しかしその様子を見て声を掛けてくる影があった。
暁『
カイト!?オービタル!?なにがあったをじゃ!!って先輩!!!?!?
』
大助『
全く。カイトも人の話を聞かないで飛び出るのが悪いが、君もキミだ遊道。
』
カイトは服に付いた汚れを落とし、大助達に尋ねる。
カイト『
貴様達。知り合いだったのか
』
大助『
何度も言うが、君が話も聞かずに飛び出るのが悪い。それとオービタル、お前がそばにいる意味がないぞ。カイトさんは頑張りすぎる性格だからお前が抑えろと言ったはずだ。
』
オービタル『
し、しかし
』
暁『
はぁ。たまには兄弟みずいらずの時間にしてやろうと大助と話のを忘れてはないじゃろうな?
』
オービタル『
あ、、、、。
』
カイト『
余計なお世話だ。
』
遊羽『
お兄。どうなってるの?
』
遊道『
(どう言う事だ?てか、俺のほうが聞きたいよ。)
』
ゆくボ『
えーと、何がどうしてお前らいるの?
』
こうして今日という日は深けていく。
なんか最後の雑になった気がする、、、、。
とりあえずお盆休みがおわる。まあ、今後は1週間に1回あげれたら良いかな?
一応『麻雀牌』カードは全部出しました。
後、魔法、トラップは『麻雀の鳴き声 ロン』と『リーチ』位ですかね?
ごめんなさい、寝ぼけていたのか。かなり手直ししました(8/23)
『麻雀役』のエクストラモンスターはまだまだ出す予定ですが。とりあえず、また次回かな。
次回は会議かな?
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9.人はそれを会議と呼ぶ
カイトとデュエル中
何か勝てた
大助、暁登場
4/20、土曜日午前11時。現在ハートランド中央タワー前
大助『
、、、、来たか。こっちだ。
』
遊道『
、、、、(そりゃー、来いって言われたからね。)
』
ゆくボ『
で、何するのさ。昨日の続きか?
』
暁『
ほれ、無駄話してないでゆくぞ。カイトさん待たせてるのじゃから。
』
遊羽『
お兄、行くよ?暁待って。
』
そんな小さな立ち話をしている。しかし暁と遊羽はスタスタと歩いて行く。しかし、その壁は20メールはあるではないかと言うぐらい高さを誇る。前の大きな扉は開く気配はない。
遊道『
、、、、(あれ?)
』
ゆくボ『
これ、、、、どっから入るのさ。
』
大助『
裏口見たいのがあるから安心しろ。
』
そう話し合いながら2人も付いていく。なぜこうなってるのかは時間を昨日にさかのぼればわかる。
4/19、夜
デュエル後
遊羽『
雇われたの?
』
暁『
まあ、そう言うことかの。カイトさんは違うがな。
』
オービタル『
申し訳ございません。カイト様、お役にたてずに。
』
カイト『
いくぞ、オービタル
』
大助『
、、、、オービタル、カイトちょっとタイム。遊道、ちょっと来てくれ。オービタルも
』
オービタル『
え?あ、はい。よろしいですかカイト様?
』
カイト『
速く済ませろ。
』
と言うと、オービタルと遊道は大助の所に集まる。すると突然。
大助『
遊道、ここ開けれるか?
』
すると遊道はコクリと頷き、1本のドライバーをかばんからだす。パソコンが故障した時、いつでも治せるように持ち歩いている。前の世界での仕事がここで生きており、その他にもコードやらが入った修理キットもかばんの中に入れ持ち歩いている。
オービタル『
な、なにをするつもりでありますか!!
』
遊道『
、、、、(う、動くと出来ないのだが。)
』
ゆくボ『
その位大丈夫大丈夫。恐くない恐くない。
』
遊羽『
お兄、お腹すいた。
』
ふと、気付けば7時を超えていた。そして話の内容が代わり
暁『
先輩達兄妹は飯食べてないのかの?
』
遊道『
(そう言えば飯まだだったな。時間も時間だし、何か食べながら話すか。)
』
ゆくボ『
お前らは?喰ってないなら食いながら話そう。
』
遊羽『
んー。お肉がいい。
』
大助『
残念だけど、まだ仕事中。明日君らさハートランドのあそこ来い。いいだろカイト
』
と言って大きなハートが目印の建物を指さす
カイト『
構わん、好きにしろ。
』
オービタル『
えー!?勝手にそんな約束して大丈夫なのでありますか?
』
カイト『
いくぞ、オービタル!!
』
オービタル『
は、はいであります。
』
と言うと、カイトの背中にいく。オービタルはリュックのようになったかと思えば突然飛行機のような長い羽を広げて空えと飛び立っていく。
暁『
オービタルの中開けなくても良かったのかの?
』
大助『
まあ、明日話すから良いよ。記録媒体の映像を見たかっただけだ。こうもあっさりカイトが負けるとは思えなかったからね。11時位に来なよ、Mr.ハートランドにも会えるし。
』
遊羽『
お兄。遊羽達もそろそろ行こうよ。
』
遊道『
(まあ、続きは明日か。)
』
ゆくボ『
なら、私達行くよ。
』
暁『
おう!
』
大助『
くれぐれも笠井には話すなよ。あいつ口軽いから。
』
と、言うことがあった。まあ、現在ちょっとした個室。そこで色々話している。
オービタル『
昨日の映像が再生可能であります。因みにカイト様はハルト様の所にいるであります。
』
大助『
ありがとな。で、君はカイトのミスが無ければまだ勝敗はわからなかっただろう。
』
オービタル『
カ、カイト様がミス!?そんなことあり得ないであります!!
』
暁『
確かにいつものあいつならミスらないじゃろ。
』
と、ここである紫色の髪が印象的な女性と黄色いスーツ姿でここハートランドではまず知らない人はいない中年男性が部屋に入ってくる。
???『
失礼するぞ。お茶とお菓子を持ってきた。お、そちらの2人が大助達の知り合いか。
』
大助『
ドロアさん、すいません。
』
~ドロア~
ハートランドの統治者であるMr.ハートランドの側近。見た目に、冷静沈着でクールな性格を持つ女性。同じくMr.ハートランドの部下として行動を共にする仲間にはカイトとゴーシュがいる。共に『No.』の回収にあたっているとのこと。ゴーシュからは『冷血女』などと呼ばれており、ゴーシュを止めに入る役回りが多いなど、冷徹な行動が多い。が、冷血女らしからぬ一面あるとのこと。
遊道『
、、、、(自己紹介するか。)
』
ゆくボ『
初めまして、九十九神 遊道。喋れないからこの子にしゃべって貰ってる。こっちは妹の遊羽、よろしく。
』
遊羽『
九十九神 遊羽です。ハートランド学園の1年生です。
』
遊羽は少し緊張している見たいだ。大人の女性と話しているから緊張しているのであろう。
ドロア『
ドロアだ。何でもカイトを負かしたとか、興味があって来たのだが。
』
???『
ド、ドロア?それは本当かい。あのカイトを負かしたのか君は!?!?
』
カイトを負かしたと言う事実を聞いて驚いているこのこと男性。
~Mr.ハートランド~
都市ハートランドの代表人物。ハートランドの住人達にも大々的に顔と名前を知られている。大柄な体格に、縁の厚いファンタスティック眼鏡とがっしりしたきっちりのスーツが特徴的なファンタスティック感溢れる容姿が特徴である。カイトとDr.フェイカーの中継役だったような。『ファンタスティック』やら『ハートバーニング』なんて叫んでいる。
大助『
負かしたと言っても、カイトのミスがあったから勝てたって感じだ。それに、2対2だったと言うのもあるだろう。
』
ハートランド『
カイトがミス?これまた珍しい。
』
オービタル『
今からその時の映像を確認するのであります。
』
暁『
とりあえず茶でも飲みながらじゃな。お?
』
すると明かりが消え、窓にカーテンがかかる。
オービタル『
上映開始であります。
』
遊道『
、、、、(反省会みたいになってる。、、、、いただくか)
』
ゆくボ『
いただきます。
』
そんなこんなで昨日のデュエルを今から見る。そして見終わった。皆の結論として、『カイトらしさ』がないとなった。少なくともカイトは2カ所おかしな行動をしていた。1つ目は、せっかく呼んだ『No.』を守備で出したこと。守備が高いならまだしも、攻撃力3000の『No.』をわざわざ守備表示で出すだろうか。2つ目は『クリフォトン』の効果を使わなかった事だ。デュエルしている時ものこの事には気がついた。『クリフォトン』には再度利用可能な効果を持っている。少なくともそれを使えば俺のターンは防げただろうに。
ハートランド『
ドロア、大助、暁。昨日のカイトの様子は?
』
ドロア『
恐らくですが、フォトンモードの使いすぎではないかと。
』
大助『
Mr.ハートランド、逆に質問だけど昨日のハルトの様子は?病状が悪化したから速く治したいがために焦ってたとすれば、理解はできる。
』
暁『
昨日の昼、いや一昨日か。カイトさんに初めてあった日じゃろ、遊道先輩。
』
遊道『
、、、、(まあ、2回目だね)
』
ゆくボ『
そうだね。あのデュエルでは、カイトは本調子じゃないと言えるよ。
』
ハートランド『
うーん、、、、ん?カイトと戦ったて事は、、、、。もしかして『No.』を?
』
カイトが戦う相手は『No.』を持っている相手だけ、と言うことをふと思い出したハートランドはまさかという表情で尋ねてくる。
ゆくボ『
自分は4枚。妹の方は5枚。言っとくけどあげないから。
』
ハートランド『
なら君も雇われないか?『No.』ハンターとして、『No.』に操られる者は誰であろうと例外なく悪人だが操られないなら少なくとも悪人じゃない。どうだいジャン卓の騎士?
』
人手が不足しているのか。一応中学生の俺ら兄妹に働かないかと聞いてくる。しかし遊羽が。
遊道『
、、、、(その名で呼ばれるのは久々なような気がする。さて、どうするか。)
』
遊羽『
いやだ。お兄は渡さない。
』
と言って遊道の腕を抱きしめる。
遊道『
、、、、(ああ、可愛い。てか何かとまだ大変だからやめとか。てか遊姉さんが、、、、。)
』
ゆくボ『
駄目だってさ。私も賛成できないし、現にまだ中学生。妹も入学したばかりだし、何より遊姉さんが許してくれないと思う。
』
ドロア『
そ、そうか。他にも兄妹いたのか。
』
ハートランドは残念そうな顔をしている。
暁『
遊華さんか。部室で会って以来じゃからな。元気にしてるかの?
』
遊道『
、、、、(まあ、ちょくちょくメール来てるし。『No.』カードだ!!ワーイってはしゃいでたのがそのままメールで来たからな。)
』
ゆくボ『
まあ、、、、、遊姉さんはいつも通りだったよ。因みに遊姉さんも『No.』持ってるみたい。
』
前の世界から来た俺ら兄妹の中で、1番この遊戯王の世界を楽しんでいるのは間違いなく遊姉さんであるのは間違いない。まあ、遊姉さんらしいが。
大助『
ああ、あのプロか。なんか子供っぽいのに、やはりプロと言うべきなのか。
』
ドロア『
もしかして九十九神プロか?
』
ドロアはそう尋ねてくる。その横でハートランドは目を輝かせている。遊道はその姿を確認しつつ、コクリと頷く。
遊羽『
お姉は、強い。
』
ハートランド『
おお!ファンタスティック!!今アメリカにいるゴーシュに連絡して早速『No.』カードをって、君たちが説得してくれれば。
』
と、ハートランドの話を切るように大助とドロアが話す。
大助『
、、、、ワールドチャンピオンですが勝てるのですか。
』
ドロア『
失礼ですが、我々の戦力では太刀打ち不可能かと。
』
カイト『
俺が行く。
』
と言ってカイトも部屋に入ってくる。その後俺や遊道に目をやる。
ドロア『
カイト!?
』
カイト『
オービタル今すぐ準備を。
』
オービタル『
し、しかしカイト様。フォトンモードの使いすぎで、お体の方が、、、、。
』
心配そうにカイトの様子を見るオービタル。しかしカイトは。
カイト『
無用な心配だ。
』
ドロア『
しかしだなカイト。
』
個人的には遊姉さんの勝ちが目に見えてるためどうでもいい、今のカイトでは絶対勝てない。少なくとも俺は確信している。
カイト『
無用な心配だと言っている。
』
暁『
、、、、カイトさん。そう言うのは素直に受けるべきじゃ。しかも、その間にハルトの状態が悪化したらどうするんじゃ?
』
カイト『
そ、それは、、、、。
』
カイトの声が詰まる。自分がいなければいざというときにハルトを救えなくなりそうな気がするからだ。
大助『
だいたい目の前に親族がいる状態で喧嘩を売るな。遊道は抑えているみたいだが、遊羽の方が。
』
俺自身どうでもいい。さっきも思った事だが遊姉さんが勝つ。ただ遊羽の方はそうも行かないみたい。きっと遊姉さんが馬鹿にされていると思っているのであろう。
遊道『
、、、、(全く、良い子なんだから良い子にしてなよ。)
』
ゆくボ『
落ち着け遊羽。遊姉さんは誰にも負けないよ。
』
遊羽の頭を撫でて落ち着かせようとする。遊羽は家族に頭を撫でてもらえると嬉しいで癒やされるみたい。だから落ち着いて欲しい時は頭を撫でて落ち着かせる。
遊羽『
お兄。
』
ちょっと顔が赤くなる。まあ、さっきよりはましだろう。すると何かを調べていたドロアが。
ドロア『
ん?彼女、いや遊華プロはデュエルのイベントには多く出ている物の、インタビューなどは余り受けてないみたいです。モデルとしての仕事もやっており、ドラマに出ない物の、バラエティー番組にはよく出るみたいです。これ使えませんかMr.ハートランド。
』
ハートランド『
彼女お祭り好きなのか?
』
そう俺ら兄妹や大助達に尋ねてくる。
遊道『
、、、、(あー、遊姉さんだからな。)
』
ゆくボ『
まあ、、、、、うん。
』
遊羽『
お姉よく体を動かして楽しんでる。
』
俺は顔を暗く、遊羽は顔を明るく話す。遊姉さんは人の事を考えないというか突っ走るというか、そう言うの所がある。いつも迷惑するのはこっちだが。
ハートランド『
ドロア。50周年の例のイベントの招待状を遊華プロ宛に。
』
ドロア『
はっ!チームナイトナイトのメンバー全員にも送りますか?
』
ハートランド『
よろしく頼むよ。
』
そう言うとドロアは部屋を出ていく。
暁『
遊道先輩達も出るのか。ワシらは運営側だから出れんがの。
』
遊道『
、、、、(まあ、出ようかな。)
』
ゆくボ『
自分の実力を知る良い機会だし出るよ。
』
大助『
と言ってもまだまだ先、応募は出来るけど夏休み入ってちょっとしたらやるみたいだし。それよりカイト、君はしばらく休め。
』
カイト『
俺は大丈夫だ。
』
ハートランド『
本人もそう言ってるし、大丈夫じゃないか?
』
暁『
、、、、カイトさん。
』
すると暁はカイトの前に立ち、突然胸の辺りを片手でドンと軽く押す。押されたカイトはよろめきながら後ろに1歩下がり2歩目でつまづきそのまま転ぶ。その様子を見ていたオービタルが転んだカイトのそばに近寄る。
オービタル『
だ、大丈夫ですかカイト様!!
』
暁『
ほれ、こんな事で倒れてなにが大丈夫じゃだ。これから大変になると言うのにの。休めるときに休まなくてどうするのかの。
』
カイト『
いくぞオービタル。
』
大助『
、、、、そんなでハルトを守れるのか。たまには兄弟一緒にすごしな。
』
ハートランド『
カイトやはりここは。
』
するとカイトはため息を1ついれる
カイト『
何を勘違いしている。俺はハルトの所に行くだけだ。
』
なんというか素直にじゃない。そしてカイトはオービタルと一緒に部屋を出ていこうとするが。
大助『
これ持って行きな。今回のミスを書いておいた。まあ、後ででもいいからちょろっと見ろ。
』
と言って資料を渡す。カイトはそれをもらうと改めて部屋を出ていく。ふと思った、俺は何のためにここに来たんだっけ。
休みの間に書けるだけ書こう。
とりあえず、疲れた。まあ次回はこの続きかな
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10.ひとはそれを暗躍と呼ぶ。
ハートランド中央タワーで会議?
反省会?
俺が来た意味は?
4/20、土曜日14時
ハートランド中央タワーのとある部屋、4人は椅子に座っている。丸い机に緑色のマットがひかれ、その上にはよく見ている物が二段重ね担って並べられている。皆それを順番に取っていき、自分の前に並べていく。
ハートランド『
君ももしかして誰かに頼まれて『No.』を手に入れたのかい?
』
遊道『
、、、、(eラーさんのこと話のかな?)
』
ゆくボ『
そうですね。その人が誰だがいまいちわからないが。
』
暁『
千さん。今ある情報はこの名前だけ。ハートランドさんとはこの千さんがどういう人物なのかの情報を探してくれる代わりに、ここで働くみたいな物じゃな。
』
シリアスのような雰囲気だが、トントンと打つ音がそれをぶち壊す。
大助『
君たちの事だからまた別の所から探してくれてい、、、、ダブりー。
』
ハートランド『
まだ1局目なのにダブリー。フ、ファンタスティック、、、、。ま、まあ、暁がいったように私達の関係は持ちつ持たれつみたいなら物だよ。
』
そう、彼らは麻雀をやっている。因みに大助以外は渋い顔やらマジかよっと言う顔をしている。
遊道『
、、、、(何捨てたらいいのよ。あわせ打ちで様子見かな。とりあえず、今度俺は個人的に千さんの情報を集めるか。)
』
ゆくボ『
なるほど。
』
暁『
と言ってもこっちも集まってないがの。なあ、大助先輩。
』
大助『
まあね。、、、、1発ツモ。ダブルリーチ イッパツ ツモ ヤクハイ アカ1 ドラ1。裏ドラは、、、、なし。30006000だ。
』
暁『
開幕跳満、、、、。しかも親流されたのじゃが。
』
遊道『
(ローピンツモでサンショク乗ってバイマンってどう言う事だよ、おい。)
』
ゆくボ『
バイマンよりはマシ、、、、だよね。
』
ハートランド『
し、しかし次の親は大助なのだが、、、、、。サレンダーってありなのか麻雀は。
』
そんなこんなで男達の戦いは続いていく。麻雀初心者のハートランドの悲鳴が聞こえるがきっと気のせいであろう。
そして時間は過ぎていく。
場面は変わって遊羽。現在彼女はドロアと2人でハートランド中央タワーを見て回っている。と言っても一般人に見せても問題ない所だけだが、そしてもう見終わる。
ドロア『
どうだ遊羽。こんな物しかないが。
』
遊羽『
ありがとう。、、、、ねぇ、お話ししない?
』
ドロア『
私何かで良ければ相手になろう。
』
と言うと2人は外に出る。そこはせいぜい3・4メートル程度の幅でベンチしかないちょっとした外の小部屋とでも言うのが似合う場所だった。
遊羽『
ドロアは私達兄妹の事どう思う?
』
不安そうな顔をして聞いてくる。
ドロア『
どうって。うーん、、、、特にないかな。
』
遊羽『
九十九神の人間だよ?
』
ドロア『
あはははは。私が名前だけで判断する女に見えるか?
』
重苦しい雰囲気を消す明るい声が響く。遊羽は首を横に振る。
遊羽『
もういいや。
』
どこか元気になった遊羽、何かが吹っ切れたのかもしれない。家族の前では弱い所を見せてくない、心配をかけたくないと言う思いが遊羽にはあった。九十九遊馬と言う同じクラスメイトとすごしている内に彼女は変わりつつあるのかもしれない。
ドロア『
私の部屋でも見ていくか?
』
遊羽『
うん。
』
ドロア『
よし、行くか。
』
そんなこんなでまた時間はすぎていく。
所変わって、麻雀をやっている4人。
ハートランド『
ハートバーニング!!ツモ。4000オールの4本場は4400オール。
』
暁『
ま、、、、、また。点棒がなくなるのだが。
』
遊道『
、、、、(初心者って、何だっけ)
』
ゆくボ『
何とか2位だけどツモあがりで暁が飛びそう。
』
大助『
リーチかけられるだけまだマシ。そう思え。
』
現在、東3局5本場に入ろうとしている。ハートランドが1位で2位の遊道と30000点も離れている。麻雀は最後まで何があるか分からない、そう言う所は遊戯王とにているのかも知れない。
ハートランド『
誰もこの私を止めるとこは出来ないのだ!!って、本題を忘れる所だった。
』
暁『
何だかんだでワシら熱心してたからじゃな。本題ってことは『No.』関連の事件か。
』
口では真面目な話だが、皆手元の牌を手で混ぜていく。
大助『
先週に入ってから『No.』に操られていたと思われる事件が多発して、ハートランドの治安が悪くなってることか。
』
ゆくボ『
どの位増えたの。
』
ジャラジャラと牌が混ざり、組み立てたいく。
暁『
前年度のこの月と比較したときの10倍。しかもまだ今月は半分ちょっとしか終わってないからの。もう大変大変。はっはっはっ。
』
遊道『
、、、、(笑い事じゃなくね、それさ。)
』
ゆくボ『
お、おう。麻雀打ってて大丈夫なのか。
』
大助『
こんな真っ昼間から活動したらばれるのじゃが。カイトにはオービタルがいるから問題ないみたいだけど。オービタル時止め出来るみたいなんだよ。
』
そう言うと大助は遊道の方を見る。
遊道『
、、、、(あー、お前)
』
ゆくボ『
作れんぞ。
』
ハートランド『
まあ、君に頼みたいことは『No.』カードを回収し続けて欲しいと言うぐらいかな。そうそう、ワールドデュエルカーニバルには絶対出て貰うことかな。後、サイコロサイコロ。
』
ハートランドは緑色のマットの上にあるサイコロ2つを取ってそれを振る。今回のドラを決めているのだ。
遊道『
、、、、(えーと確か50周年のイベントだったよね)
』
ゆくボ『
ハートランド50周年記念のイベントか。
』
暁『
あれ、ワシらその事話したかの?
』
ゆくボ『
遊姉さんの件の時言ってたよ。
』
ハートランド『
ドロアの時か。よし、また上がるぞ。
』
遊道『
、、、、(強制かな?)
』
ゆくボ『
それって出ないと行けないのか?
』
遊道は暗そうな顔をして話す。
ハートランド『
何か理由でもあるのかい?
』
ゆくボ『
うん、まあ。遊姉さんが、、、、。
』
暁『
遊華プロか。、、、、頑張れ。
』
暁や大助は何か察したような感じだが、ハートランドはどう言うとこだ?って感じになっている。そしてハートランドはこれ以上降れない方が良いかなと考え、麻雀を打ち始める。
そんなこんなでまたまた時間は過ぎていく。
一方花道、現在ある修道院みたいならところ。彼女は月曜日の遊道とのデュエルのためデッキ調整をしている。因みに輝もいる。
輝『
。。。花、出来た?
』
眠たそうな顔をして輝は聞いてくる。
花道『
うーん、これで大丈夫ですかね。
』
???『
どれ。私が見てやろう。
』
花道『
すいませんVさん。
』
花道が尋ねている相手、名をVと呼ぶ。ここの修道院の管理人らしい。
兄弟は英数字の名前で呼ばれているのにブイと呼ばれている。確かトロン一家の長男でトロンの側近だったと思う。1番のトロンに対しての忠誠があり、兄弟の中でリーダー格だったと思う。町中でも中々見かけないような長い銀髪と青い瞳を持つ高身長の青年で体型もすらっとしている。男性キャラクターの中でも屈指のイケメンキャラかな。後少しニート気味だったような気もするけど、、、、。ちゃんと働いてくれる、、、、はず。
???『
V?何やってるのって、誰のデッキ。僕にも見せて!!
』
輝『
トロンくんだ。えーと、こんにちは。
』
輝は目をしばしばさせながら話す。その相手の名はトロン。
トロン
トロン一家の家長であるにもかかわらず、その姿は一家で最も幼げ。目と口元のみを露出した少年っぽい姿に不似合いな分厚い鉄仮面を常に被っている。確か顔半分がとんでもないことになっているはず。長いブロンド髪をおさげにした少年、という異様な外見をしている。体格もⅢよりさらに一回り小さく、容姿だけで見るなら間違いなくトロンが最年少であるが、一家の長男Vが絶対の信頼を寄せているほどである。と言うかお父さんじゃなかったか。
また右手にはⅣ達と同様に謎の赤色の紋章があり、さらには左目がいつも赤く染まっていてしかも時折発光したりもしている。こちらにも紋章と同じく謎の力が備わっているはず。
花道『
おや、もう準備の方はできたみたいですね。
』
トロン『
まあね。そっちは月曜日のお祭りどうなの?僕はのぞき見するけどね。
』
輝『
まあ、遊道先輩のデッキは墓地や除外して始めて強さを発揮するデッキだからね。デッキや手札に戻したり効果を重要な無効化させればそれほど脅威じゃないよね。逆に耐えようとするとますます不利になる。
』
V『
なるほど。でもなぜこのカードを入れる?
』
花道『
うふふ。それは先輩の手を進ませないためのキーカードの1つ。
』
花道は軽く頬笑む。それをトロンは不思議そうな顔をしている。
トロン『
キーカード、、、、ね。『No.』カードは?
』
V『
エクストラを見た限りあるにはあります。これです。
』
トロン『
へぇー、『No.81』か。
』
輝『
ねぇ、トロンくん。先に知っちゃたら楽しみなくなっちゃうよ?
』
輝の言葉にトロンは反応する。確かに楽しみがなくなるのは嫌だからだ。
トロン『
うん、そうだね輝。今日は先戻るよ、V。ⅢとⅣのこと任せたよ。
』
そう言うとトロンは出て行く。
そんなこんなでまたまた例の部屋
現在オーラス。1位は変わらずハートランド。2位は暁、3位大助、4位遊道である。点差は2位とは約5000点差と縮まり、4位との差も約12000点差とまだまだ逆転可能。
遊道『
、、、、(張った。最低でも チンイツ ドラ2 。ドラツモ上がりでサンバイマン。けどハートランドのあのステ牌、、、、国士無双か字牌混じりのチートイか?とりあえず捨てれる牌でよかった。)
』
暁『
(先輩達の手牌が絶対やばい。まあ、ハートランドさんの国士無双は恐らくブラフじゃな。何せ『西』が盤面に一つ、そしてワシが残りをアンコウで持ってる。高めサンショクチャンタのマンガン、ツモればハネマン。リーチかけたいけど2面待ちの残り5牌じゃが、九マンは多分遊道先輩が持ってるしドラだから無理かの。)
』
静かな空気、ただ麻雀を打つ音だけが聞こえる。
大助『
(、、、、ツモらない。)
』
ハートランド『
(降りたいけど、、、、。)
』
ハートランドはちらりと大助や遊道を見る。
ハートランド『
(大助が字牌の3副露で『中』『白』『東』。もう手元の19字牌は切れない、『発』なんてもってのほか。マンズは遊道が構えてる。そんなとき九マン引くなんて、、、、。通れ!!)
』
暁『
ロン!!
ヤクハイ チャンタ サンショク ドラ1 8000!!
今回はワシの勝ちじゃな。
』
遊道『
、、、、
』
ゆくボ『
ロン
』
暁『
ぬ!?
』
遊道の手牌が倒れる。
ゆくボ『
親倍。 チンイツ ドラ3 24000!!
』
しかし、大助の手牌も倒れ皆それをみる。
大助『
ロン
大三元 32000。
』
こうして男達の戦いは終わる。大助の大三元単騎待ちが決まり、大助1位でおわる。ハートランドは放銃によって飛び。
遊道『
(俺の記録が正しければハートランドの上司に当たるドクターフェイカーが確かバリアンとの契約を果たすためにハルトを使ってアストラル世界を攻撃しているはず。そしてその攻撃を上げるために『No.』カードを集めているまず。まあ、今は月曜日のデュエルに備えよう。花道の強さはこの世界だと異常だ。少なくとも俺ら麻雀部のメンバーは相当強いと思う。遊馬にもあって話さないと行けないか?、、、、デュエルカーニバルの時でいいか。)
』
気付けば16時を超えている。暁や大助達はこれから仕事である。月曜日の事を少し相談していると、遊羽が戻って来た。また時計を見ると17時、そのため帰るとこにした。さて、一体月曜日には何が起こるのかたのしみである。
、、、、ああ。ここの会話っているのかな?まあ、書いてしまったからしょうがないか。とりあえず夏風邪治さねば。伏線回収が面倒いのよね、うん。
後次回予告として、vs花道か?って事で。
さて、デュエルどしよう。
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11.人はそれをライバルと呼ぶ
麻雀だお
みんなが動き始めたお?
リーダーに勝てないお
4/22月曜日
花道との対戦の日、事実上の学園1位と2位の対決である。場所は亜留叶先生が体育館を用意してくれた。といっても多くの3年2年生がこの勝負を見たがっている。そのため室内で大きな所を学年主任が取ってくれたみたいだ、詳しい事はわからないが。
花道『
遊道先輩。準備は出来ましたか?ふふっ。
』
花道は手元にあるデッキをデュエルディスクにセットする。口はセンスで隠し煽っているようにもみえる。
遊道『
(先輩と呼んでくれるのね。有り難いけど。)
』
ゆくボ『
恨みっこ無しの真剣勝負。勝った方がの勝者。
』
花道『
ええ、最初聞いた時には驚きました。が、その方が白黒付きますからね。
』
観客である生徒や先生は騒ぎ始める。しかし、生徒は2、3年生ばかりで1年生の集まりは悪い。先生もいて教頭や各学年主任などもいる。よく見るとお偉いさんみたいな人もいる。九十九遊馬の姿はないが、一人九十九遊馬の知り合いと思われる人物はいる。
???『
ほほう、何かと思えば2年1位と3年1位のデュエルかウラ~。ここで見物させてもらうウラ。もしかしたら『No.』カードが出てくる可能性があるウラ~。
』
この男、名を表裏徳之助と言う。
表裏徳之助
九十九遊馬の隣のクラスの生徒。語尾に『~ウラ』を付けるのが特徴である。表では無邪気で明るく振霊っているが、 その裏では陰湿でずる豎い性格であり、使用するデッキがリバース効果に関わるものばかりと、名を体で表した人物である。裏をよく知っており、皆とは違った目線でものを探すのが得意。ただトラブルメーカーでもある。
生徒達観客の中に紛れ込むでいる。しかし、いまは花道に集中すべきだ。
遊道『
(まあ、ほっといても問題ないか。)
』
ゆくボ『
...やろうか。デュエルディスクセット
』
花道『
では、まいります。ディーゲイザーセット
』
生徒達観客『『
わーーーーー!!
』』
機械音生『
エーアールビジョンリンク完了。
』
ゆくボ、花道『『
デュエル!!
』』
ランダム機能に寄って先行は遊道からになった。
遊道『
...(先行ドローがあるから先行が相当有利。まあ、この手札なら。うーん、ドロー次第か。)
』
ゆくボ『
私のターン、ドロー。『カード・ガンナー』を召喚し効果発動。デッキトップから3枚墓地に送り、自身の攻撃力1500上げる。
』
落ちたカードは『麻雀牌の石版 発』『ブレイクスルースキル』『麻雀牌の石版 南』である。
ゆくボ『
カードを2枚伏せてターンエンド。
』
手札を3枚残し、遊道のターンは終了する。
花道『
ドロー...。『堕天使イシュタム』の効果発動。手札の『スペルビア』と共に墓地に捨てて2枚ドロー。そして、『堕天使の戒壇』を発動。この効果で『スペルビア』を守備表示で特殊召喚します。さらに『スペルビア』の効果で『イシュタム』も特殊召喚。こちらは攻撃表示です。
バトル!『イシュタム』で『カード・ガンナー』を攻撃します。
』
ゆくボ『
永続トラップ『麻雀の鳴き声 リーチ』。LPを1000払い発動。この効果でフィールドの『カード・ガンナー』と墓地の『麻雀牌の石版 発』をデッキの1番下に戻し融合。
』
遊道LP4000→3000
永続トラップ
『麻雀の鳴き声 リーチ』
~~~
LPを1000支払う事で発動。自分の墓地、フィールド、手札、除外されているモンスターを任意の数デッキの1番下に戻し、デッキの『麻雀牌』通常モンスターを1種1体までを墓地へ送る。この時デッキに戻した又は墓地へ送ったモンスターで特殊召喚可能な『麻雀役』融合、シンクロ、エクシージモンスターをそれにあった特殊召喚方法で特殊召喚できる。その時特殊召喚したモンスターがエクシージモンスターだった場合、墓地の『麻雀牌』モンスター1体をそのモンスターのオーバーレイユニットにする。
~~~
ゆくボ『
水面に移る月をすくい取る魔術師よ、今ここに現れる。
融合召喚!『麻雀役の魔女 ハイテイラオユエ』
』
融合モンスター
『麻雀役の魔女 ハイテイラオユエ』
L4 光 1600/1800
~~~
魔法使い属 『麻雀牌』モンスター+モンスター
このモンスターが特殊召喚したとき、このモンスターの融合に使用したモンスター1体の効果と名前をえる。その後この効果でえたモンスター効果を使用する事ができる。
~~~
ゆくボ『
そして『ハイテイラオユエ』の効果で『カード・ガンナー』の効果と名前を得て効果発動。3枚デッキトップから墓地へ送り、攻撃力を1500上げる。
』
遊道『
(ちっ!!モンスターカードが1枚も落ちない。)
』
花道『
なるほど、打点を上げて来ましたか。ならばモンスターを1体裏側守備表示で召喚し、カードを2枚伏せてターンエンドします。
』
手札3枚で花道は終える。
遊道『
(何?モンスターも伏せたのか。メタポでも新しく入れたか?後堕天使に合うのってライローのワンコ位かな。ただの守備固めの可能性もあるけど。)
』
ゆくボ『
私のターン、ドロー・・・。フィールド魔法『麻雀卓』を発動。そして『リーチ』の効果発動。墓地の『南』をデッキの1番下に戻し、デッキの『東』『西』『北』『白』『中』『発』を1枚ずつ墓地に送り融合する。
』
遊道LP3000→2000
ゆくボ『
戦場を駆ける戦士よ!その剣を掲げ、今ここに現れる。
融合召喚『麻雀役の騎士 ホンロウトウ』
そして効果発動。3500pのダメージを与える。
』
デュエルディスクの機能なのか、自動的にデッキからカードがはみ出るように出るシステムがある。そのおかげでサーチなどの時、自分でデッキから確認せずに手札や墓地に送れる。そしてその後のデッキカットをしなくてすむ。
つまり遊道のデッキのカードの順番は変わることは無く、1番下のカードは『南』のままである。まあ、今は関係ないが。
花道『
...発動するカードはありません。
』
花道LP4000→500
遊道『
(通ったか。ならあの伏せカードはなんだ...考えても仕方が無いか。まあもっと欲を言えば8枚融合のワンショットでもよかったような気もするけどね。
』
ゆくボ『
なら手札から『発』を召喚。そして墓地『発』の効果発動。自身をデッキの一番下に戻し『融合』のカードを手札に加える。そして魔法カード『融合』を発動。
私はフィールドの『ホンロウトウ』と『ハイテイラオウエ』の2体を融合!!
戦場を駆ける戦士よ!今こそその力解放し、今ここに現れる。
融合召喚『麻雀役の騎士王 チンロウトウ』
』
融合モンスター
『麻雀役の騎士王 チンロウトウ』
L11 地 3200/2100
~~~
戦士族 『麻雀役の騎士 ホンロウトウ』+『麻雀役』モンスター×1体以上
「麻雀役の騎士王 チンロウトウ」の①効果1ターンに1度しか発動出来ない。
①このカードの融合召喚に成功した時発動する。自分のデッキから『麻雀』魔法・トラップカードを1枚手札に加え、使用したモンスターの数×1000のダメージを相手プレイヤーに与える。
②このカードが破壊された時、墓地の『麻雀』カード1枚を手札に加える。その後相手フィールドに存在するカードを1枚破壊する。
~~~
ゆくボ『
『チンロウトウ』の効果発動。デッキから『麻雀の鳴き声 ポン』を手札に加えて、相手に2000のダメージを与える。
』
光り輝く剣を大きく振りかぶり思いっ切り地面にその剣をわ叩きつける。そして花道めがけて斬激が飛んでいく。
遊道『
...(やったか!?)
』
花道『
トラップカード『レインボーライフ』。手札を1枚捨てて、ダメージを回復に変えます。
』
花道のまわりに虹色の幕みたいなのができる。そしてそこを通過した斬激は細かく砕けてキラキラと光り花道に降りかかる。
花道LP500→2500
ゆくボ『
なら、『麻雀卓』の効果でもう一度通常召喚する。手札から『白』を召喚。そして『白』の効果で『西』を特殊召喚。そしてレベル3の『発』と『西』にレベル3の『白』をチューニング!!
冷たく青白い鎧を纏いし龍よ、世界を凍らす力を解き放て。
シンクロ召喚『氷結界の龍 トリシューラ』!!
そして『トリシューラ』の効果でフィールドの『イシュタム』墓地の『堕天使の戒壇』、そして手札の1枚を除外する。
』
花道『
あいからわずそのドラゴンはえげつない効果を持ってますね、ふふ。
』
しかし花道には余裕があるようにみえる。手元の扇子で口を隠し煽っている用にも見える。
遊道『
(全く、なんだいあの態度。さてと...どうする?攻撃しても良いけどあの裏守備の奴が嫌な予感がする。正直後ろのトラップは恐らくブラフの可能性がある。とりあえず『スペルビア』だけでも破壊するか?でも『スペルビア』には復帰時他のモンスターまで連れてくる効果がある。...と考えてみたけど殴るだけ殴るか。)
』
ゆくボ『
バトル私は『チンロウトウ』で『スペルビア』を『トリシューラ』で裏守備モンスターを攻撃。
』
『チンロウトウ』の攻撃は無事に通ったが
花道『
トラップ発動『裏の強行突破』!!裏守備モンスターを表側攻撃表示にします。
』
トラップカード
『裏の強行突破』
~~~
自分フィールドの裏側守備モンスターが攻撃対象になったとき発動出来る。そのモンスターを攻撃表示にした後バトルの続行を行う時、そのバトルで発生するダメージは2倍になる。更にこのバトルで自分フィールドのモンスターが破壊された時、そのモンスターの攻撃力と守備力の合計分の数値のダメージを相手に与える。
~~~
遊道『
(て、やばい!?やばいやばいやばい!まずいまずいまずいまずいまずいまずい、まずい!!花道の奴、なんてカードを!)
』
遊道は完全にやらかしたという顔をしている。別に効果ダメージの事ではない。トリシューラの攻撃で回復されると言う点でもない。
花道『
あら、その顔をしたと言うことはこの子の能力を知ってると言うことですか。輝に進められて入れてみたら良かったのでそのまま採用しました。
...『ハウスダストン』の効果発動。私のフィールドに『ホワイトダストン』を3体、先輩よフィールドに『レッド』『ブルー』『イエローダストン』を特殊召喚。さあ、どうしますか?うふふ。
』
遊道LP2000→1000
花道LP2500→7900
LPの差よりこの『ダストン』モンスターの方がかなり厄介である。この『ダストン』モンスター、
遊道『
(くそったれ、厄介なカードを並べやがって。次のターン『ルシフェル』出されたらほぼ負ける。この伏せカードに賭けるしかないか。打点では勝っているけど効果での破壊耐性はない。破壊耐性持ちはいるに入るが打点が低いし、『堕天使の誘惑』もあるからこのままがベストか?)
』
ゆくボ『
...ターンエンド。
』
遊道の顔は浮かばれない。それを見て花道は思う。
花道『
(今がチャンスでしょか。このチャンスを作ってくれた輝にも感謝ですかね。)
私のターン!!
』
カードを強く引く。そして引たカードを見て『ふふっ』と微笑む。
遊道『
(引たのか。)
』
花道『
私は『ホワイトダストン』2体をリリース!!
悪となった天使よ。その光と闇の二つを操り、天地創造!新たな世界をつくりたまえ!!
アドバンス召喚『堕天使 ルシフェル』
『ルシフェル』の効果発動。デッキから『イシュタム』『アスティマ』『アムドゥシアス』を特殊召喚。『ルシフェル』の更なる効果発動。フィールドの『堕天使』モンスターの数、つまり4枚デッキの上からカードを墓地に送って、その中の『堕天使』カードの数×500ライフを回復します。
』
墓地に『堕天使』カードが2枚送られる。よって1000Pライフを回復する。
花道『
さて、行きますわよ先輩。まずは魔法カード『ギャラクシークイーンズライト』。この効果ですべてのモンスターのレベルを『イシュタム』と同じ10をにする。
そしてレベル10となった『ホワイトダストン』と『アムドゥシアス』でオーバーレイ!!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築。エクシージ召喚
発進せよ『No.81』!!鋼鉄を体とする戦場の列車よ。その砲身を振るわせ。世界を震撼させよ!!
『超弩弓砲塔列車 スペリオル・ドーラ』
』
エクシージモンスター
『超弩弓砲塔列車 スペリオル・ドーラ』
ランク10 地 3200/4000
~~~
レベル10モンスターズ×2
(1)1ターンに1度、 このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できるそのモンスターはターン終了時まで、そのモンスター以外のカードの効果を受けない。この効果は相手ターンでも発動できる。
(2)このカードがバトルするとき『No.』以外のカードとのバトルでは破壊されない。
~~~
花道『
『No.』は『No.』でないと戦闘では破壊されない独自の効果を持っています。さて、この盤面をそんな少ない手で守れますか?
』
そこには笑みを見せる花道と険しい顔の遊道の姿があった。
いやー...すいません。遅れした。
最近オンラインゲームにはまってしまって、ハハハッ。
友達同士と一緒に出来るのがこんなに楽しいとは思いませんでした。昔は一人でやってたんですけどね。
そんなことよりそのオンラインゲームの奴もかこうかな。なんかあのオンラインゲーム、どこかの漫画の設定見たいのもあるのでそこを繋げて書いてみる。え?これはどうするのかだって。...書きたい方から書いていく。
私の名前を言ってみろ!『空想自己満足』だ!!
つまり私が満足出来ればよい!!私は満足に飢えているのだ!!
と、言っては見たものの順番順番に書いていくかな。少ないけどこのストーリーのファン的な存在はいるわけだしゼアルの最終回の所までは書くつもりだよ。その先のゼアル2もあるにはあるけどかなりアニメとは違うシナリオになるからどうしようかなと考えてるのよね。
とりあえず、次は新作の方で。
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12.ひとはそれを楽しむと呼ぶ。
vs花道
やらかした
そしてピンチ
遊道『
(あ~、さて...。今しか無いか)
』
現在のLPは遊道が1000で花道が8900。手札は遊道が2枚と花道は3枚。
ゆくボ『
トラップ発動『麻雀の鳴き声 流局』
』
通常トラップ
『麻雀の鳴き声 流局』
~~~
①『麻雀』モンスターがいる時発動出来る。バトルフェイズをスキップする。その後、そのバトルフェイズをスキップしたプレイヤーはカードを1枚ドローする。
②墓地にあるこのカードをデッキの一番下にもどし、フィールド上の『麻雀』モンスターをリリースして発動する。自分のライフをフィールド上に存在するカードの数×200P回復して、自分フィールド上のモンスターの効果を全て無効にする。
~~~
花道『
なるほど、でもそれはただの時間稼ぎにしかならないですよ。まだ私のターン!私はレベル10の『イシュタム』『アスティマ』でオーバーレイ。2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築。エクシーズ召喚!!
『超弩弓砲塔列車 グスタフ・マックス』
そして効果で2000Pのダメージを与えます。
』
遊道『
墓地の『麻雀の鳴き声 流局』を発動。フィールドの『チンロウトウ』をリリースしこのカードをデッキの一番下に戻す。そしてLPを1400P回復する。
』
遊道LP1000→2400→400
花道『
...ターンエンド。
』
遊道『
(...さて。どうするか、『No.』の効果をどうにか避けれ無いかな。耐性付与の能力でほぼ2000バーン確定、『ブレイクスルー』が墓地にあるとは言えそれは耐性付与の効果だけ。別に2000のバーンを防げるわけじゃ無い。それに3000越えのモンスター3体、はーっ。でも倒せたら気持ちいいよな絶対!!)
』
ゆくボ『
私のターン!!ドロー。...手札から『中』を召喚。そして墓地の『中』の効果、このモンスターをレベル1で特殊召喚する。そして、レベル1の『レッドダストン』にレベル1となった『中』をチューニング!!
対となる魂しか持たぬ風よ。疾風となり、今ここに現れる!!
シンクロ召喚『麻雀役の信風 チートイツ』
そして『中』は自身の効果でデッキの一番下に。
』
シンクロモンスター
『麻雀役の獣 チートイツ』
L2 風 500/500
~~~
獣族/チューナー
『麻雀』チューナーモンスター+モンスター1体
①このモンスターがシンクロ召喚に成功した時のみ発動出来る。自分フィールド上に存在するモンスターを任意の数除外する。そしてこの効果で除外したモンスターの数分デッキからカードをドローする。
~~~
花道『
『ダストン』モンスターは特殊召喚の素材には出来ないはずです。どう言う事かご説明を...。
』
ゆくボ『
『流局』には自分フィールド上のモンスターの効果を無効してしまうデメリットがある。けど
』
花道『
なるほど、その効果を逆手に取ったのですね。それで本来の『ダストン』モンスター特有の効果を無効にしたと、しかしまだ私のモンスターには無効になっていません。それに打点も上です。
』
花道の顔には焦りが見える。だがどこかまだ余裕があるように扇子で口を隠している。
遊道『
(...。)
』
ゆくボ『
『チートイツ』の効果発動。フィールドの『中』と『ダストン』モンスター2体を除外して3枚ドロー。...手札から『シンクロキャンセル』を発動。『トリシューラ』をエクストラデッキに戻し、『白』『発』『西』を特殊召喚。
そして再びチューニング。
大空を舞う戦士よ。風と共に駆け巡り、今ここに現れる。
シンクロ召喚『麻雀役の三元騎士 ショウサンゲン』
そして効果、『南』を特殊召喚しデッキから『西』を墓地に送る。
』
花道『
今さら『ショウサンゲン』ですか、確かに『トリシューラ』よりも攻撃力はありますがそれでもまだ。
』
やはり花道は焦っている。まるで自分に暗示をかけるように、自分はまだ有利だと言う感じてはなしている。
遊道『
(はぁ。全く)
』
ゆくボ『
知ってるくせにやめようぜ。俺のデッキは麻雀をモチーフに作られてる。だから解るはずだよ。2藩の『ホンロントウ』が役満の『チンロウトウ』になった見たいに『ショウサンゲン』も役満になると言うことが
』
花道『
っ!!やはり『ダイサンゲン』もあるのですね。ですが、チューナーもいないのにどうやって呼び出すつもりですか。
』
ゆくボ『
なにも俺が持ってるチューナーは『白』や『中』だけじゃない。げんに俺のフィールドにいるさ。
』
花道は考える。どこにいるのか、遊道のフィールドにはシンクロモンスターしかどう見てもいないのにどこにいるのか。確かにフィールドにいるのに。
花道『
どこにですか...まさか!
』
花道に嫌な汗が流れる。
花道『
シンクロチューナー!?アクセルシンクロをやるって事ですか!?!?
』
ゆくボ『
何もシンクロチューナーはあいつの専売特許じゃない。アクセルシンクロもさ...おっと私口調が変わってた。
先に『麻雀卓』の効果発動。10カウンターを取り除いてデッキの上から2枚確認、『麻雀の鳴き声 カン』を手札に加えて『西』を墓地に。
行くよ。
』
花道は覚悟を決める。しかしそれに勝てたら、どれほど良いだろうかと考えている。彼女もまたこの世界の1人なのだから。この戦いが楽しくて楽しくて仕方ないのだろう。
ゆくボ『
レベル9の『ショウサンゲン』にレベル2の『チートイツ』をチューニング!!
大空を駆け回る鳥獣よ。風を束ねる王となりて、今ここに現れる!!
シンクロ召喚『ダイサンゲン』
』
ソリットビジョンとは思えない暴風が体育館の中で起きる。生徒や先生の悲鳴やら叫び声が聞こえるがそれで止まるデュエルでは無い。むしろ皆釘漬けである。『No.』と言う摩訶不思議なモンスターにシンクロチューナーと言うあの不動遊星し持ってないと言われるカードまで見れたのだからここでやめろという者は誰一人いなかった。
シンクロモンスター
『ダイサンゲン』
L11 風 3800/3000
~~~
鳥獣属
『ショウサンゲン』+『麻雀役』チューナーモンスター
①このモンスターがフィールドにいる限り、自分フィールドの『麻雀役』モンスターは②の効果を得る。
②このモンスターは1ターンに1度だけ破壊されない。
③1ターンに1度、自分のデッキからレベル3以下のモンスターを1体特殊召喚する。その特殊召喚したモンスターが『麻雀』モンスターだった場合、デッキからフィールドの『麻雀』モンスターの数までデッキの下からカードを墓地に送ることができる。
~~~
花道『
『ダイサンゲン』...。やはり出てきましたか。
』
ゆくボ『
『西』の効果発動。墓地の『西』3体を特殊召喚します。そして、ここで『ダイサンゲン』の効果発動。デッキから『発』を特殊召喚する。そしてフィールドの『麻雀』モンスターの数までデッキの下からカードを墓地におくる。送るカードは5枚!!
』
『中』『南』『発』『カードガンナ』『麻雀の鳴き声 流局』のカードが再び墓地に送られる。
ゆくボ『
さらに手札から『麻雀の鳴き声 カン』を発動。そして1体に②の効果を残り2体に①の効果を付与する。墓地の『南』の効果発動。このカードをデッキの一番下に戻し、①の効果を付与してある『西』のレベルを1上げる。ここで②の効果を付与してある『西』の効果発動。このカードをリリースして、レベル4となってる『西』のみのレベルを8にする。ただし自身の効果で特殊召喚したため、デッキの一番下に戻る。更にもう1体の『西』の効果、レベルが8になった『西』と同じレベルになる。
まだだ、手札『麻雀の鳴き声 ポン』を発動。そして効果発動。デッキの一番下のカードを確認。当然『西』だから特殊召喚。そして墓地の『北』をデッキの一番下に戻し、『西』1体のレベルを8から9にする。この瞬間特殊召喚した『西』の効果でレベルが9になる。
レベル8の3体分となった『西』1体でオーバーレイ!!
3体分のモンスターでオーバーレイネットワークを構築。エクシーズ召喚!!
暗く閉ざされた4つの魂よ。今こそその封印されし扉開け放ち、今ここに現れる。
ランク8!!『麻雀役の冥界王 スウアンコウ』
更に、レベル9となった『西』2体もオーバーレイ!!
3体分のモンスターでオーバーレイネットワークを構築。エクシーズ召喚!!
闇に包まれし銀河よ。暗き力がみなぎる時、黒き龍が世界を呪う。
ランク9!!『No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン』
』
エクシーズモンスター
『No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン』
R9 闇 4000/0
~~~
レベル9モンスター×3
①このカードがエクシーズ召喚に成功した時、自分のデッキからドラゴン族モンスター3種類を1体ずつ墓地へ送って発動できる。相手はデッキからモンスター3体を除外する。
②このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。このターン、 このカードは1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃できる。
③このカードがエクシーズモンスターとバトルする時、相手はカード効果を発動出来ない。
④このカードがバトルするとき『No.』以外のカードとのバトルでは破壊されない。
~~~
花道『
攻撃力4000の『No.』!?更に『スウアンコウ』までも...。この盤面をごり押しするつもりですね。
』
遊道『
(...今日は負けないぞ、絶対に勝ってやる。)
』
互いに睨み合っているが、互いに笑顔である。互いのモンスターも威圧感丸出しで睨み合っている。
ゆくボ『
『ダークマター』の効果発動。オーバーレイユニットを一つ使いこのターン、このモンスターは2回攻撃出来る。
』
花道『
なら『スペリオル・ドーラ』の効果発動。オーバーレイユニットを一つ使い、このターン『グスタフ・マックス』に耐性を与えます。
』
ゆくボ『
墓地からトラップ『ブレイクスルースキル』を発動。モンスター効果と発動を無効する。
』
花道『
な!?また墓地から。しかも効果を無効化されたと言うことは。
』
ゆくボ『
バトル!『ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン』よ。『スペリオル・ドーラ』と『グスタフ・マックス』を攻撃力!!
創成のビックバン ストーーームッ!!!
』
『ダークマター』の口から禍禍しいレイザーのようなブレスが発せられる。それにより2体の大型モンスターが消し炭になる。
LP8900→8500→7500
花道『
私のモンスターたちが。次のターンで借りを返させて貰いますよ。
』
遊道『
(あー、このターンで蹴りつけないと終わる。てか)
』
ゆくボ『
次が来ればの話だよ。
続けて『ダイサンゲン』で『ルシフェル』に攻撃!!
』
花道『
『ルシフェル』までも。私のフィールドにモンスターが無い。
』
花道LP7500→6700
ゆくボ『
『スウアンコウ』でダイレクトアタック!!
』
花道LP6700→1700
花道『
きゃ!!って私たらなんて声を...。確か『スウアンコウ』には連続攻撃力できる効果が。
』
ゆくボ『
『スウアンコウ』の効果発動。攻撃力を2000下げて2回目の攻撃。これでしまいだ!!
』
花道『
墓地からトラップ発動!!『No.リターンソウル』。墓地の『No.』1体を特殊召喚する。
蘇れ!!『スペリオル・ドーラ』
』
トラップカード
『No.リターンソウル』
~~~
自分フィールドにモンスターがいない時、墓地の『No.』1体を特殊召喚する。このカードがフィールドで発動したときこのカードはこの効果で特殊召喚したモンスターのオーバーレイユニットとなる。
このカードが墓地にある時、このカードを除外するとこでも発動できる。
~~~
ゆくボ『
ならば『スウアンコウ』の効果発動。オーバーレイユニットを一つ使い、モンスターの攻撃力を元に戻す。そしてバトル続行。
』
花道『
『No.』は『No.』じゃ無いと破壊されません。
』
遊道『
(だが。)
』
ゆくボ『
ダメージは発生する。
』
花道LP1700→100
花道『
さて先輩...耐えましたよ。
』
遊道『
(ちっくしょ、耐えやがった。さてこっからどうする。制圧系のカードがあればいいが生憎こっからどう展開しても届かない。『発』の効果で融合しても『ホンロウトウ』とかのバーン系はそれほど入ってないし、そもそも俺のエクストラは各種1枚しか入れない。『ジュンセイチャンタ』に行きたくてもこの手配じゃそっちも無理、ならば。)
』
ゆくボ『
フィールドの『発』の効果発動。このカードをデッキの一番下に戻し『融合』のカードを手札に加える。
...ターンエンド。
』
花道『
(互いにあと少しのLP、流れは今...こっち側に来てます!!)
私のターン!!!...ドロー!!!
』
すると花道はドローしたカードを見ると突然キョロキョロと周りを見渡す。そして、何か納得したような顔をする。
遊道『
(ん?どうしたんだあいつ。)
』
花道『
まったく、余計なお世話ですの。まあ、ありがたく使わせていただきます。このカードを使ってとどめを刺してあげますよ先輩。私は手札から『フォース』を発動!!
この効果で『ダークマタードラゴン』の攻撃力を半分にして、その下がった数値分『スペリオル・ドーラ』の攻撃力をあげます。
』
ゆくボ『
花道、お前という奴は...。
』
遊道『
(はぁ~。さっき『ダイサンゲン』の効果で『流局』の効果を使用してどうにかなるかなと思ったどうも無理だこれは。また負けるのか...。)
』
花道『
バトル!『No.81 超弩弓砲塔列車 スペリオル・ドーラ』よ、『No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン』を攻撃!!
』
『スペリオル・ドーラ』が放った弾丸が『ダークマター・ドラゴン』に直撃して大爆発を起こす。そして。
遊道LP400→0
ーーー ブオーーーーーン ーーー
???『
花道が勝ちましたね。トロン
』
トロン『
そうだね、Ⅲ。僕は彼女があのカードを使ってくれて嬉しいよ、久々に気分がいい。さて、気分がいいうちに帰ろうか。
』
ーーー
トロン家の三男。ピンクっぽい髪の毛にロールが軽くかかっている髪型。女の子のようにも見えるけど男である。服もピンクや赤色とかどう見ても女の子。確か遊馬と思いっきりデュエルしていなかったっけ?...キャラ崩壊、とでも言っておこう、うん。
ーーー
Ⅲ『
あれ。彼女はいいんですか?
』
トロン『
Ⅲ。僕は気分がいいうちに帰ろうと言ったんだ。
』
トロンはⅢを睨みつける。とても鋭い目で。それを見たⅢは少しぞっとした後、すぐに謝罪を述べる。
Ⅲ『
すみませんトロン。
』
トロン『
じゃあ、行こうか。
』
いつまでこんな平和な日常が続くのだろうか。世の中何が起こるか解らない。だから面白いと言う人もいるだろうが不安な人もいる。様々な野望が渦巻くこの世界で、これから少し違う何かが起こる。
デュエル考えるのってやっぱり大変だよ。よくみんなスラスラと面白い内容が書けるよな。まあ、最初だけかな辛いのは。
とりあえず。次回予告?帰ってきた〇〇
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13.ひとはそれを戦支度と呼ぶ。
花道とデュエル
楽しいデュエル
負けたデュエル
4/30、火曜日
約1週間前のあのデュエル、俺は負けた。まあ、思いっきり負けたさ。この世界では初代遊戯王の一部のカードはかなりの高価で取引されてる。てか、この世界のカードの価値が100倍程度になっているいることも合わさって元の世界では30円程度だったカードが1万とかという馬鹿げた値打ちになってる。あの時のデュエルで花道が使った『フォース』のカード、相場は240万とか言う酷い物だ。つまりだ、何が言いたいかと言うと花道の後ろに何かいるって事だ。
遊道『
(はぁ~。聞くしか無いよな。)
』
ゆくぼ『
花道。お前誰かに協力してるか?
』
花道『
さあ、どうでしょうね。
』
遊道の話を軽くあしらう花道。最近の彼女はやたら上機嫌だ、恐らくあのデュエルに勝てたことがうれしかったのだろう。たまに『ふふっ』と笑顔になるときは案外かわいい。
笠井『
そう言えばあの時のリーダーは何してたのさ。途中で抜け出して、もったいない事したと思うぞ。
』
大助『
僕は僕でやることがあったのさ。君にどうこう言われる筋合いは無い。
』
花道『
何でリーダー先輩はあの時いなかったのですか?私の勝利を見たくは無かったのですか?
』
大助『
仕方ないだろ、学校に知人が乗り込んできてそれの対処してたんだからさ。
』
花道は誰だろうと首をかしげているが、暁は思い当たるフシがあるらしく。
暁『
リーダー、あん時はお疲れさまじゃ
』
遊道『
(あ~、カイトか)
』
笠井『
教えてくれよ。この部では隠し事なしだぞおまえら。
』
笠井が聞いてくる。あのデュエルの時花道の『No.』が出たときに、カイトは動き出していた。しかしそれを大助は一人で抑えていた。このデュエルは二人にとって真剣勝負であり、楽しい戦いであったからだ。その事をいち早く察したのは福ノ江だったが笠井もみんなより早く察せた。だからカイトを止めた。このデュエルは大切な物だからだ。
大助『
暁にも話したし少しだけな、まあ名前は伏せて話すけど。と言っても俺が勝ったさ。
』
花道『
あのデュエルのあと私リーダー先輩のとこ探したんですよ。全部教えてください。
』
花道は大助に近寄り強く言う。
大助『
全部は駄目さ。向こうにもプライバシーがあるし。
』
笠井『
負け犬に権利など無い!さあ話せ!!
』
笠井も加勢する...が。
花道『
なら負け犬笠井、購買いってメロンパン買ってきなさい。
』
笠井『
おいなぜそうなる。
』
暁『
自業自得じゃな。
』
笠井は困惑している。しかし、さっきの笠井の発言は花道が思うにブーメランである。
花道『
まあ!てっきり自虐ネタだと思うましたのに。
』
花道はわざと驚いたような顔をしている。しかし花道の頭にポンっと手が乗る、大助の手だ。
大助『
話してもいいか、それとも話さない方がいいか。
』
花道『
話す前に手をどけてください。リーダー先輩。
』
花道はムッとしている。怒っているようにも見えるがそれほど怒ってない。むしろ顔が少し赤くどこか照れているようにも見える。しかし時刻は17時半を超えた頃、春だとしても日が沈むのはまだ速い。誰かが扉を開けて入ってくる。
白『
ほらおまえら、話してないでさっさとかえりな。というか新入部員あと一人入ったのか?明日最終日だぞ。
』
大助・花道・笠井『
...。
』
遊道『
(いや~、うん。)
』
白の発言に4人は暗い顔をする。あのデュエルのあと確かに見に来る人は増えた。しかし、ここは麻雀部である。つまり麻雀をやりたい奴が麻雀を鍛えるための集まりであり、デュエルはオマケなのである。そのためここに来る奴はデュエルのやる気はあるが、麻雀のやる気はないのだ。そんな奴らをここに、麻雀部に入れるつもりはもうとうない。
白『
あ~。なんだい、麻雀部員集まらなかったら二学期の始めまりまでクラブに格下げされて、活動費が出ないぞ。
』
話は変わるがそうなのである。この学校のシステム多少説明する。この学校の部活動がある。それは小さい順にクラブ、部活、会、の3つだ。クラブは活動費がでないが功績によって空いてる教室をもらえる。部活は部室や教室があり、功績によって活動費が出る。また、部活動会議などの一部会議に出れる。会は部活より大きな立場で一部クラブなどを生徒会とクラブ代表と会の者の協議で吸収合併でき、会と名乗らず部として名乗ることもできる。更に部活の活動費とは別に会としての活動費もでる。しかし会として認められるのは功績順6会だけである。各部、会の中で別のチームなどを作る事は可能であり、合併した部活やクラブなど多くある。
そして、それぞれの区切りは全校生徒の0.7%以上の顧問含めた人数になれば部活として認められる。補足だが、二学期には三年生の人数は全校生徒数のみ含まれない。今期の生徒数は1年が551人、2年が389人、3年が391人の計1331人。つまり部活として認められるためには全校生徒数の0.7%である9.317人、つまり10人以上の部員が必要なのだ。会としては全校生徒数の2.5%以上の部員か、部での功績を挙げなくてはならない。
暁『
顧問、別にそこはあんまり怖くは無い。恐いのはデュエル会との吸収合併。
』
暁がまじめに話す。この麻雀部が真に恐れていることはデュエル会との吸収合併。デュエル会の人数は82人と優に2.5%以上の部員がいる。功績面ではこっちが勝っているが
それでも不利には違いない。同意の元とは言え、デュエル会部長の射場林棒にはそんなことお構いなしに攻めてくるだろう。少なくともあの射場林棒の下に入るのはごめんだ、俺達は俺達の自由でやっている。それは俺達の日々の証でもあり今の生活が楽しい。
遊道『
(そこら辺らの対策はある程度あるけどどうなるかはやってみないとわからない。)
』
ゆくぼ『
ケンカ売ってきたら買ってやれば良いけど、デュエルとなると勝っても負けてもまずいと思う。
』
大助『
確かにそれは言えるな。
』
花道『
何でですか?勝てば向こうは引っ込むでしょうに。
』
笠井『
あの山田射場林棒が大人しく引っ込むか?むしろデュエル強いのにどうしてウチに来ず活動するのかわかりませんねぇ~。何でですかぁ~!あどうしてですかぁ~!って煽ってくるさ。しかもそれを言いふらして周りの圧力で入れさせるよ。
』
暁『
そん時はそん時で考えればいいと思うのじゃが。遊道先輩、そこら辺の対策は?
』
遊道『
(人任せかい。ま、勝てる算段がないでもない。)
』
ゆくぼ『
こちらから攻める。今守っても不利になるだけだと思う。
』
白『
ほぅ。具体的には?
』
ゆくぼ『
それはその時で。少しだけだけど先に手は打った。
』
花道『
あれ、いつの間に手を打ったのですか?
』
顧問が隣の準備室の扉を開けようとした時、ガチャンと中からその準備室の扉が開く。その部屋で寝ていた輝と遊羽が出て来る。寝癖があるところを見るとさっきまで寝ていたようだ。
遊羽『
。。。。おはよう。
』
輝『
。。。。あ、顧問。どうもです。
』
白『
全く。怠けるじゃ~ない、と言っても輝は輝か...。そう言えば福ノ江はどうした?
』
花道『
福ノ江は...えーと。
』
白『
うーん、まああいつのことだ。何か用事でもあるのだろう。
』
花道が白と顔を合わせようとしない中、白は準備室へと入っていく。一方話題に出た福ノ江は。
福ノ江『
ねえ、桃ちゃん。僕そろそろ部活に行きたいんだけど...。
』
桃ちゃんと呼ばれる人物『
えー?もっと一緒にいてよ。
』
福ノ江がいるここは理科実験室、理科部科学クラブの教室でもある。因みにこの桃ちゃん、名を
実『
キャップ。いいんですか?
』
キャップと呼ばれる人物『
何とかなるさ。この部の成績ならね。
』
このキャップと呼ばれる人物、この理科部科学クラブのクラブ長兼部長である。黒に少し緑を入れたような髪で眼鏡をかけていている。髪型はちょっとボサボサしていて、理系男子と言う感じがでている。名前は
浦雲『
大助の頼みだからみんな集まってるんだ。で、本当に出来るのかい?
』
福ノ江『
作戦は遊道先輩が考えましたが詳しい事は聞いてません。では、この案件に同意のかたは挙手をお願い致します。
』
福ノ江がそう言うとここにいる浦雲含む5人全員が手を上げる。その中には生徒会長である神宮の姿もある。
神宮『
よし、我々生徒会はこの案件の成立を許可しよう。まあ後は君達のがんばり次第だけどね。
』
福ノ江『
ふぅ~。でもこれに何の意味があるのか、先輩達は何を考えているのかな。
』
実『
福っち!帰ろう!!
』
福ノ江『
桃ちゃん、だから僕は部活に...。
』
ムーッとほっぺた膨らませた実は福ノ江の目の前まで迫る。福ノ江は困ったと言う顔をしているが実はお構いなしに顔を近づけてくる。その頃、デュエル会。
射場林棒『
おやおやぁ?そうでした、麻雀部の明日が楽しみですねぇ。
』
生徒『
や、やめてくれ。
』
射場林棒『
や、やめてくれですてっよ。嫌ですねぇ。
』
生徒が必死に叫んでいるが射場林棒は愉快に笑い見下す。この男、山田射場林棒この学校でかなりの権力を持っている。山田の家はカード販売事業をやっている。そこの社長の息子でもある。そして、その山田家はカード販売業界で世界の40%をしめるている大富豪である。そのためこの射場林棒は全てを金を使って解決したり、自分専用の合法改造デュエルディスクでデッキも混合したって事故らないためめちゃくちゃ強いがこの射場林棒自身が強いわけじゃない。この男にたいして物事言えるのはせいぜい生徒会と一部教員ぐらいだ。
射場林棒『
貴様みたいなごみくず。この僕にたてつくなんてばかみだなぁ~。
』
明日で五月。射場林棒が各クラブの吸収合併を始める。最終的にはこの学校の制圧、これが射場林棒の目標である。
德之助『
うら~。やっぱりあの決戦を見て良かったうら~。
』
遊馬『
お~い。德之助~、何してんだ?
』
小鳥『
ゆ.遊馬。待って。
』
德之助『
うら?遊馬うらか。小鳥も一緒うらね。
』
遊馬の物語が加速するのはまだ先だろう。しかしそう遠い未来ではない。
あ~、疲れたで(-ω-;)
最近顔文字にはまりつつある空想自己満足です( ・_・)
とりあえず今原作ストーリーの12話らへんのつもりです。カイトさんが遊馬にはまだ会っていない感じで話を進めています。
そんなこんなで次回予告...かな?まだデュエルはしないようですって事で。
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14.人はそれを見下すと呼ぶ。
メンツが足りん
治安低下
うらら~♪
遊道『(ここまでやるのに結構人望使ってたけど、みんなうまくやってくれたかな。それだけが不安だよ。)』
ユクボ『やっぱり緊張するよ。』
パソコンを使いそう話す。
遊道『(この作戦が決まってもその後が重要。一応バレないように配慮したけど何というかどうだろうな。とりあえず行きますか。)』
笠井『俺がいるから心配するなよ。いざという時頼れ友よ。』
ユクボ『そうだね。いざという時大助が何とかしてくれそうだしね。』
笠井『お、おれは?』
ユクボ『そんなことはどうでもいい。』
笠井『...もういいや、行こう。』
今遊道達がいるのは生徒会議室。その前の扉をがらがらと開く。その中に生徒会会長の神宮寺守と生徒会書記の大助、それに見知らぬ女性一人が長机に椅子をかけて座っていた。机はコの字の用に並べられており、真ん中に生徒会。そして向かい合うように麻雀部とデュエル会が並ぶ。どうやら自分達の方が先に来たみたいだ。
神宮『君たちが先か。』
コクリと遊道はうなずく。
大助『行っとくけど僕は立場上助けてあげられんぞ。』
先ほどの話が聞こえていたのか大助はやれやれといった感じで話す。
笠井『お前俺達の部が無くなっても良いのかよ。』
大助『損なわけあるか。』
笠井がそんなことを言いながら扉をがらがらと閉める。ふと見回しているとある女性一人と目が合う。名前は龍頭咲姫。一応デュエル会のメンバーであるが元モンスター愛好クラブのクラブ長であった。モンスター愛好クラブは成立3カ月と短い期間でデュエル会に吸収されてしまった、いわばあの射場林棒の被害者でもある。
ゆくボ『先日はどうも。』
するとその女性は軽く会釈をする。
神宮『あれも生徒会の一環だからね。君たち、立ってないで座ったら?』
笠井『じゃあ座らせて貰うかな。』
そして2人は椅子に着く。
遊道『(...なんか暇だな。)』
ゆくボ『ねぇ。時間。』
皆が時計を見る。すると予定している時刻を過ぎている。あの射場林棒は自己中心的なやつだ。丸で自分中心に世界が回っていると思っている。そんな射場林棒がガラガラバン!と思いっきり扉を空けて入ってくる。
遊道『(きたよクソが...。ん?)』
遊道は何かきしむ音に気付く。その方へと目を移すとあの女性がペンを握りしめている。そしてその握りしめている手に神宮の手が乗る。
射場林棒『みなさん今日は僕のために集まっていただきどーも。』
神宮『山田君、遅れきた理由をきこう。』
射場林棒『主役は遅れてる物だろう。』
神宮『今日この生徒会活動において主役はいない。むしろ強いて言えば生徒会会長である僕が主役なのだがね。』
神宮は射場林棒を煽りつつ怒りと威圧を放ちながら話す。
射場林棒『黙れ生徒会風情が!!誰の支援のおかげでこの学校が成り立ってると思っているんだ貴様、感謝しろ感謝を!!!』
射場林棒はすぐに顔を真っ赤にして怒鳴りながら話す。
射場林棒『速く始めろ!!』
この男気に入らない事があるとすぐに切れる。隣にいる奴が不憫でならない。
そして各自挨拶から始める。生徒会の三人、笠井、遊道、射場林棒と最後に射場林棒と同じデュエル会の笹川佐久間が挨拶をした。コレと言って射場林棒を除いて普通に。
話し合いはかれこれ30分立とうとしている。外は暗くなり今にも雨が降るのではないかと言う空模様である。それはさておき、今までの話をまとめるとこんな感じだ。
デュエル会『さっさと合併しよう。』
麻雀部『そうだな、麻雀の席がたりなくなりそうだけど。まあ、いいか。』
デュエル会『...?麻雀なんかやらないだろ?』
麻雀部『...麻雀部なんだからやるでしょう。』
デュエル会『...は?』
麻雀部『だって合併するんでしょ?なら弱い君たちが下につくのは当たり前じゃないか。』
デュエル会『あぁ?調子に乗るなよ。今からやってやるからさっさと支度しろ。』
麻雀部『やるまでもないでしょうに。』
デュエル会『そうか負けるのが恐いんだな。』
麻雀部『...ばかだろ。県ベスト4と全国ベスト8やるまでもないでしょうに。』
デュエル会『そんなのやってみないとわからないだろうが。』
麻雀部『別にやってもいいけどもしもそっちが勝ったからって麻雀部に吸収されないだけだよ。』
デュエル会『は?お前はばかだろ。負け犬に情けは要らないだろう』
麻雀『それは君達の土俵だからだろ。いわばホームグラウンド。そこで勝つのは当たり前。勝って当然。野球部がサッカー部相手に野球するのと同じ。運とかの要素が絡んできたとしてもまず野球部は負けない。』
デュエル会『それでもこの世界のルールはデュエルだ。』
麻雀部『なら政治も戦争も全てデュエルか?違うだろ、それになぜデュエルが弱いから君達の下につかないといけないのかが理解できない。』
デュエル会『は?は?は~~~??理解できない?いいからいいからデュエルだ。俺がこんな奴に負けるはずがない。俺はこんなry』
麻雀部『...やらんぞ。』
デュエル会『なぜだ。』
麻雀部『やるまでもないと言った。君がかっても君達の下につく義理はない。』
デュエル会『いいやあるね。絶対』
麻雀部『...やはり馬鹿だろお前。説明したのに。』
このような感じで話が進まない。デュエルをやる気のデュエル会とその気のない麻雀部。因みに生徒会は麻雀部の意見が正しいとしてデュエル会の意見を却下している。いらだっている射場林棒とにやついている笠井が見合っている。
遊道『(そろそろやるか。)』
ゆくボ『そもそも射場林棒さん。デュエル会は俺達麻雀部が仮に仮に吸収合併されるときに残っていますか?少なくとも会としてデュエル会は存続していますか?』
射場林棒『何あり前のことを。残っているに決まっているじゃないか。
(あ~、こいつら何なんだよ。さっさとあきらめて俺の傘下に入れよ。決定事項なんだよ)』
笠井『(ん!やるのか、よし。)
実は学校で新しい会ができるとか出来ないとか。そんな噂がありますけど。そこら辺はどう考えていますか?』
射場林棒『あ!?知らねーよ、仮に出来たとしてもデュエル会には関係ないだろ。』
遊道『(それはどうかな...なんて。)』
ゆくボ『実は関係大あり何ですよ。もし仮定にその会が出来たとしたら合計で7つの会が出来てしまい規定より1つ会から出ないと行けません。』
笠井『そこでちゃんと会が残っている保障が欲しいのですよ、麻雀部としては。まあ、別に関係ないっちゃ関係ないのですがね。』
余裕しゃくしゃくと喋る麻雀部達に射場林棒は苛立ちを隠せなかった。足は貧乏ゆすりをして手は拳を握り締めている。麻雀部達の煽るような発言が一々気に障り、うるさいや落ち着いてくださいなどと生徒会から一々指図されますますむかついている。
射場林棒『ここまで言っといて関係ない?(なんなんだこいつら?むかつく、腹立たしい、いまいましいクズが。まあ、あれがあるからいいか。)』
遊道『(おうおう。おこかな、おこなか。こっちもゆっくりやるとしよう。てかもうそろかな)』
ゆくボ『で、議論はどうします?』
笠井『そうだね。ま、本人がどうこうの前に生徒会からこの件に関しての発言が欲しいかな。』
するのと、笠井はひらひらとA4紙の束数枚を見せびらかすようにしている。コレもまた挑発行為だ。と、
???『すいません、山田さん。一つどうしても気になる事があるのですが...いいですか。』
ここでオレンジ色の髪で全体に少しカールがかかっているようなぼさついた髪、そしてでいかにも外国人でエンタテイナーデュエルを昼休みにやっていることでも学校で有名なデュエル会副会長のデニスが話に入ってくる。
デニス『それ、本当にあれですか?』
そして大きな雷が鳴り、外を見ると雨が降っていた。今さっき降り始めた訳では無さそうだ。
そんなこんなをいがいがしながら話し合っているその頃。別の場所ではトラックが1人の少女がはねらそうになって...時間が止まった。無音、この時間を動ける者以外
認識すら出来ない。
遊馬『アストラル!まさかこれって!!』
アストラルと遊馬、ドクドクと冷ややかに高まる鼓動。そして鳴り響く草笛のメロディー。
カイト『(あれが大助が言っていた男か。たしか遊馬とか言う奴、奴から更にカードを回収する。そしてハルトを助、ん?今後ろにいた女と目が合ったような......気のせいか?いや、今は目の前のことに集中しよう)』
トラックすぐ横の歩道に1人の女が立っている。ちょうどトラックの光が邪魔をしてよく見えていないが体は動かさず、首をほんの少しと目だけを器用に動かしこちらを観察する奴が1人いる。黒を中心とした服装で水を弾くスーツか何かを着て変装している。
遊華『(危ない、今目が合った。動いたら絶対にバレていた臭い。まあ、遊馬とカイトの初デュエルを間近に見るためにわざわざこんな服装したんだ。こんなシーンを見逃すわけ無いんだよあたいは。)』
色々な所で色々な戦いが置き始めている。みな、何かを成し遂げるために。
今回は少なかった。
まさか3000も行かないとは(´・ω・`)
とりあえず更新遅れてスマヌm(_ _)m
まともな休みがなかったもんだから。まあ、次回はデュエルしているところを書きたいな(願望)。
...無理かも試練が。
そんなこんなで次回予告。
計・画・通・り(・∀・)
またどこかで、待っててね。
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15.人はそれを板挟みと言う。
デュエルシーン書きたいのにかけない。
ワイのシナリオデュエルシーン少なすぎ、後半は師匠と弟子やら友と友がぶつかるけどこの次くらいなのよね。
誰と誰とは言わんが。
雨、ザーザー降りとはこう言う光景を言うのだろう。グラウンドは水浸し。窓から外を見れば傘を広げ帰る生徒がちらほらと見える。
神宮『あんな約束、して良かったんですか。』
ユクボ『まあね。』
灯りが消えてるこの部屋で彼らは話していた。
大助『別にあれがバレなきゃ問題ないし、あっちも返り討ちにしたから焦っていたんだろ。』
笠井『それで脅せば良かったじゃん。お前ら俺らの部員になにしとんじゃわーれいって。』
ユクボ『アホウ。』
遊道『(まあ、良かったじゃん。面倒ごとにならなくて、大会で優勝すればいい話だしね。)』
雨は降る、雷をならして。波乱の開幕を告げるように。
カイト『バトル、やれ
遊馬『アストラル!おい、アストラル!』
彼らのデュエルは終盤、がしかし本来とは少し違う道筋をたどっていた。
カイト『破滅のフォトンストリーム!!』
本来はなはず、この攻撃はハルトの身に異常が起きたとカイトの耳に入り攻撃はなかったことになるはずだった。しかしバタフライ効果とでも言うべきか、その攻撃は成立してしまった。
視点アストラル
アストラルは恐怖していた。知恵を絞っても勝てないと言う結論にたどり着いてしまう。駄目だ、負けてしまう。負けてしまったら自分だけではなく遊馬にも死が。
しかし、奇跡は起きた。
???『手札から「クリボール」の効果発動。その攻撃は無効だ!!』
クリクリ~!と言う声と共に
???『いやー、アタイ手出ししないでいようかなと思ったけど。...やっぱ無理だ。』
何が起きたのか遊馬達は理解するだけの余裕はなかった。しかし、カイトは違った。こっちに近づいてくる女容姿、顔を見たカイトは攻撃を妨害した者が誰かを理解した。自分と同じくNo.を持っている女、世界チャンピオン。
カイト『お前は九十九神遊華!?貴様、なぜここに。』
遊華『たまたまだよ、た・ま・た・ま。家族の知人が殺されるのを黙って見てるほどアタイも鬼じゃないしね。』
カイト『ちっ...。(どうする。チャンピオンとなるとさすがに一筋縄ではいかない。しかもデュエルカーニバルの特別ゲスト。下手に傷つければハートランドから何を言われるか。)』
カイトは戦略を練っていた。フィールドには切り札でもある
オービタル『た、大変ですカイト様!!』
突然騒ぎ出すオービタル。ワタワタとしている。
カイト『うるさいぞオービタル。今はデュエル中だぞ』
この時のカイトは冷静ではなかった。どうすればいいのか必死に考えていた。しかしオービタルが話すとある意味冷静になった。
オービタル『し、しかしハルト様の様子が。』
カイト『何!?ハルトに何が、又発作か?』
オービタル『...はい。』
カイト『ちっ。このデュエル預けた!!行くぞオービタル!!』
そう言うとカイトはオービタルと共に空を飛び去っていく。
遊華『ふーっ。じゃあお姉ちゃんも行くね。』
スタスタと歩き出す遊華。しかしそれを止める声がする。
遊馬『ちょ、ちょっと待ってくれ!?あんた一体。』
アストラル『なぜだ!』
遊馬やアストラルが疑問をぶつける。
遊華『ん?』
遊華はなんだろうと振り返る。そしてアストラルと話す。
アストラル『なぜ私を...いや、私達を助けた?私たちは君の知り合いか何かなのか。』
遊華『もうすぐ時間戻るよ。彼女は助けたのに君らだけ助けないのはなんかあたい嫌だから。』
彼らにまだ遊華は名乗っていない。そのためアストラルは遊華のことをカイト以上の危険人物として見てしまっていた。アストラルの質問にフワフワとした回答をする遊華。答えた遊華はまた前を向き歩き始める。手を振り『んじゃ』と言って時間が戻る。雨なのを忘れていたのか濡れる遊馬、そのおかげなのか遊馬は我に返り小鳥のことを思い出す。
遊馬『え?あ、小鳥!!』
アストラル『彼女は一体...。』
遊馬は小鳥のことを思い出し、アストラルは自身のこと、自身の記憶である『No.』のこと、そしてそれを狙うナンバーズハンターのことを考えていた。
その夜の九十九神家。時刻は夜の8時をすぎた頃だ。ちょっと遅い夕食を取っている2人の兄妹。
そんな中誰かがドンドンと扉を叩いている。
遊華『ただいま、お姉ちゃんが帰ってきたよ!!』
食事中だった2人は突然の訪問者に戸惑う2人。
遊道『...(...あれ、今日帰ってくる日だっけ?)』
遊羽『お姉ちゃん?』
食事をやめ遊道は玄関の鍵をあける。
ユクボ『仕事でよっただけ?』
遊華『そんなもんだね。た・だ・い・ま。』
ユクボ『お帰りなさい。風呂?飯?』
遊羽『お姉ちゃん?』
遊華『そう、お姉ちゃんだよ~♪』
ユクボ『風呂?飯?』
遊羽『おかえり。』
遊華『ん~♪ただいま。』
ユクボ『風呂?飯?』
遊華『あたいは遊羽がいいな。』
遊道は肩から力が抜け、表情はあきれてる。遊羽は遊華に抱きつかれたがなも黙々とご飯を食べている。迷惑そうにしている以外特に問題はないだろう。遊華はルンルンとしている。
それから時間は少しばかし進む。遊華は風呂から出てきて、洗い物など済ませ。今日まで起きたことを互いに話している。アストラルが現れたこと、『No.』を手に入れたこと、カイトと関係を持っていること、遊馬を助けたこと、色々と出て来た。それと麻雀部についても話し合った。恐らくだが自分ら以外にも転生している者がいるのではないかと思われる。少なく身近に。そう言うので妖しいのだと大助じゃないかと話し合った。あんだけの大量シンクロはゼアルの中にはいなかっから。
しかし、それは話すことは今はないと結論になった。むしろ今は彼らの遊馬とアストラルのホープ進化イベント。そして覚醒ゼアルイベント。この二つが物語の上で重要である。そして自分達はそれにかかわるべきなのか、何もせず見守るべきなのか、はたまた自分達が何かしらのアクションをしないといけないのか。
ハートランドタワー内部
そこではMr.ハートランドが頭を悩ませていた。『ん~』とおっさんの声が研究室のような部屋に響き渡る。カイトの報告によれば世界チャンピオンの九十九神遊華が敵になったとのことらしい。少なくとも仕事の妨害をしてきたのは事実。もうじき開催する大会のスペシャルゲスト、たとえ『No.』を持っているとしても今ここで倒してしまうのは表の仕事に甚大な被害が出るのは間違いない。『No.』を一刻も速く回収したいが資金調達に支障が出る所か、兄妹である。そしてその兄妹は大助や暁の親友でもある。ゆえに困っている。もし大助や暁が自分達を裏切り、『No.』や今まで自分達がしてきたことを世間に公開されたらハートランドシティ壊滅だってあるのだから。何よりカイトと同等以上の力を持つを九十九神家、それにやたらと頭が切れる大助も敵に回したくない。しかしカイトはどうにかして九十九神家から『No.』を回収してハルトを助けたいのだ。カイトにとってはハートランドシティなどどうでもいい、弟第一のブラコンなのだ。それを理解しているためハートランドはより悩む。自分の楽園の危機をどう丸く収めるかを。
ハートランド『はぁ~、私の頭がハートバーニングだよ、トホホ。』
???『何を悩んでいる。ハートランド。』
ハートランド『ド、Dr.フェイカー様!!』
???『最近カイトの成果がおちてきているととこ関係しているのか?話してみろ、ハートランドよ。』
ハートランド『はっ!実は...』
ハートランドはより細かく話す。事の詳細を分かってもらえるように。
???『な~に、そんなこと問題ない。きっとあいつらが何とかしてくれる。』
ハートランド『あいつら?ですか??』
???『気にしなくていい。それより『No.』の回収に励め。』
ハートランド『は、はぁ。』
アーーーーーーーーメン!
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16.人はそれをだまし取ると言う
...素直に遅れてごめんなさい。
あとある工場地帯のとある建物の前。
遊華「はてさて、キミは確かオブラート君だったかな?」
オービタル「オービタルであります!!」
そこには遊華とオービタルの姿があった。今は夜、こっそりと遊馬達が侵入しようとしてるのをお手伝いしてる九十九神一家である。
遊道「(大丈夫かな?)」
こっそりと建物に入っていく遊馬達。
遊華「あっごめんオービンタ君。」
オービタル「オービタル、オービタルであります!!!人間風情が舐めた真似を...(怒)」
遊華「でさあ、オーウェン君。」
オービタル「だからオービタルだと何度言えば!!!」
そして、全員が建物内に入り
遊華「進入されてるよ。オール電化君」
遊華が裏切る。
オービタル「そんな嘘が効くわけないでしょうが。そんなのあそこのトンマにしか...効か......。アーーーー!!!!!」
オービタルは思わず固まり、叫ぶ。だが既に遅い。建物内に侵入されている。
小鳥「遊馬!?気付かれちゃったよ。」
遊馬「な!?デュエルチャンピオン」
遊羽「駄目じゃんお姉ちゃん。」
鉄男「どうすんだよ!!」
遊道「(あねきのバッキャロー!!なんでわざわざばらすの~!?!?)」
ゆくぼ「逃げるが勝ち。ってわーお。」
全力疾走で走る。しかし目の前に雇われてる二人が現れる。
暁「不法侵入とはのう。先輩。」
大助「こっから先に行きたいなら僕たちを倒してからだ。」
遊羽と遊道は固まる。
遊馬「あの~、どちら様で。」
暁「ハートランド学園2年、国衛 暁。」
大助「同じくハートランド学園3年、鈴音 大助。因みに生徒会長書記でもある。」
遊馬は生徒会がなんで!?などと騒ぎ立てている。アストラルが誘拐され、シャークの魂が取られてしまったために取り返しにきた遊馬。
遊羽「リーダーがなんで。」
すると遊馬の前に遊道が立つ。
ゆくぼ「さっさと行け1年のガキンチョ共。ここは俺達が引き受ける。いいな遊羽。」
コクリとうなずく遊羽。
小鳥「でも」
遊羽「行って。やるべき事を見失っちゃ駄目。」
その言葉に遊馬は思い出す。一刻も早く、二人を助けないといけないことを
遊馬「ぜってー負けんなよ。」
大助「さて、茶番劇も終わったことだしやりますかね。」
遊道「(わざわざ待ってくれるとは。てか、こいつの改良型テックジーナス...。中々デュエルしないから情報が少ないんだよな。)」
ゆくぼ「ま、私が大助とで。遊羽は暁を頼むわ。」
暁「花道の次はリーダーとは、ついてないのう。先輩らは。」
遊羽「ごたくはいらない、一瞬でけりをつける。」
暁「ほう。お主との手合わせは始めてじゃったかのう。」
大助「では行こうか。」
機械音声『エーアールビジョンリンク完了。』
4人「「デュエル!!」」
暁対遊羽。大助対遊道。それぞれのデュエルが始まった。
大助「先行は僕か。ドロー。
僕は『TG サイバーマジシャン』を召喚。更に効果発動!!手札の『ラッシュライノ』とフィールドのこのカードを素材にシンクロ召喚を行う。
リミットワーク解放。データベース接続。ネートワーク構成、トランスポートクリア。セッション!!
カモン『TG ユニークハンター』」
シンクロモンスター
「TG ユニークハンター」
L5 地 1900/1400
~~~
魔法使い族 「TG」チューナーモンスター+チューナー以外のモンスター1体以上
このモンスターはデュエル中、機械族としても扱う。機械族を対象にした効果を受けた時、このモンスターの攻撃力、守備力は半分になる。
①墓地にいるチューナーモンスターを除外して発動出来る。デッキからカードを1枚ドローして手札のカードをデッキに1枚戻す。更にターン中に除外ゾーンに行ったモンスターがこの効果で除外したモンスター1体のみの場合、そのカードをターンの終わりに手札に加える。
~~~
弓を持ったゴスロリ機械人間が現れた。服装はメイド服のような感じだが、関節部分が人形特有の丸みを帯び、目をよく見ると瞳孔が何重にも重なって丸でカメラか目の中に内蔵してあるようだった。
大助「更に、手札の『レベルスティーラ』を墓地へ。『クイックシンクロン』を特殊召喚!!そして墓地の『レベルスティーラ』の効果。『クイックシンクロン』のレベルを一つ下げ、特殊召喚。
リミットワーク解放。データベース接続。ネートワーク構成。トランスポートクリア。セッション!!
カモン!!『TG パワーグラディエイター』
」
遊道「(ん、何故?『ワンダーマジシャン』じゃないのか?いや、)」
大助「ここで『ユニークハンター』の効果発動。墓地の『クイックシンクロン』を除外してドロー、そしてデッキに1枚戻す。」
ゆくぼ「『ワンダーマジシャン』でアクセルシンクロをしないのかい。俺はてっきり『ブレードガンナー』か『ハルバードキャノン』のどちらかが出てくると思っていたのだが。と言うか『ライブラリアン』はどうした。」
大助「プレミじゃないぞ。もう一度言う、プレミじゃない。あえて断言しよう、今の僕はアクセルシンクロをするつもりはないと。」
遊道「(ほーう。アクセルシンクロを縛る。なるほどなるほど。ならフィールド上にレベル5が2体。)」
ゆくぼ「エクシーズか。」
大助「ま、さすがにわかりますか。
僕はレベル5の『TGパワーグラディエイター』と『TGユニークハンター』でオーバーレイ。
2体のモンスターでオーバーレイネートワーク構築。
次元を撃ち抜き、未知なる力で新たな世界へ。GO!エクシージ召喚!!
カモン!!ランク5『
エクシージモンスター
「GTG スナイプブレイカー」
R5 光 2700/1500
~~~
戦士族 L5シンクロモンスター2体
このモンスターは機械族としても扱う。機械族を対象にした効果を受けた時、このモンスターの攻撃力、守備力は半分になる。
「GTG スナイプブレイカー」の①効果1ターンに1度しか発動出来ない。
①1ターンに1度、相手フィールド上にモンスターが召喚、特殊召喚された時、このモンスターのオーバーレイユニットを一つ使い発動できる。そのモンスター裏側表示で除外する。
②このモンスターのエクシーズ召喚時のオーバーレイユニットを所持して・・・
~~~
先端が剣の銃剣ではなく大きないかつい斧がついている銃を持っている。銃斧とでも言うべき武器をどんと構えている。スーツを来てるヒットマンの格好だが、手元をよく見ると金属の光沢が間接の隙間からみえる。
遊道「(ぬ?テキストが...かけてる?)」
大助「ターンエンド。そしてエンドフェイズ時『ユニークハンター』の効果で除外した『クイックシンクロン』を手札に加える。」
ゆくぼ「私のターンドロー。
...私は『カード・ガンナー』を召喚。」
大助「...」
遊道「(動かない...か。)」
ゆくぼ「効果発動。デッキトップから3枚墓地へ。」
落ちたカードは「東」「ブラックホール」「中」であった。
ゆくぼ「『カード・ガンナー』の攻撃力は1500上がる。
そして『強欲で謙虚な壺』を発動。デッキトップ3枚確認。」
上から「麻雀の鳴き声 リーチ」「発」「麻雀の鳴き声 ポン」であった。
ゆくぼ「カードを2枚伏せてターンエンド。」
大助「僕のターン、ドロー。
僕は手札の『調律』を発動。その効果で『ジャンク・シンクロン』を手札に、そしてデッキトップのカードを墓地へ。
『ダンディライオン』を墓地へ。そして『ダンディライオン』の効果で『ワタゲトークン』を2体特殊召喚。」
遊道「(あ...なんかやばい。)」
大助「...『ジャンク・シンクロン』を召喚。そして効果で『サイバーマジシャン』を蘇生。
レベル1の『ワタゲトークン』2体にレベル1『サイバーマジシャン』をチューニング。
リミットワーク解放。データベース接続。ネットワーク!!
カモン!!『タツノコ』。
更に『ワーウルフ』を手札から特殊召喚!!そしてレベル3の『ジャンク・シンクロン』『ワーウルフ』『タツノコ』をでオーバーレイ。
」
遊道「(また奇々怪々な回し方を。)」
大助「
次元を吹き飛ばし、未知なる力で新たな希望を。
カモン。『GTG レイピアガトリンガー』!
」
エクシージモンスター
「GTG レイピアガトリンガー」
R3 光 2200/1000
~~~
戦士族 L3モンスター3体
このモンスターは機械族としても扱う。機械族を対象にした効果を受けた時、このモンスターの元々の攻撃力、守備力の半分になる。
このモンスターのエクシーズ召喚時に所持していたオーバーレイユニットの種類に寄って以下の効果を得る。
・「GT」モンスター
1ターンに1度このカードのオーバーレイユニットを一つ使い発動できる。デッキからモンスターカードを選択し墓地へ送る。そしてそのモンスターカードのレベル×500ポイントのダメージを相手プレイヤーに与える
・チューナーモンスター
1ターンに1度、相手が発動したカード効果によるダメージを無効にする。
・シンクロモンスター
このカードは1ターンに1度、効果及び戦闘によって破壊されない。
~~~
タキシード姿の紳士である。片手でレイピアを装備し、もう片手は後ろに回す独特な姿をしていた。片目に眼帯をかけている所以外は特に気になるところはない。
大助「『レイピアガトリンガー』の効果。オーバーレイユニットを一つ使い効果発動!!デッキから『超電磁タートル』を墓地へ。そしてそのレベル×500、つまり2000のダメージを与える。」
オーバーレイユニットが「レイピアガトリンガー」の後ろに回り着弾する。すると今度はレイピアを持っていた手を後ろに回し、隠していた手を遊道に向ける。
するとガチャッ!!と手首がとれ小さなガトリング銃が現れた。そして、
ドガガガガガガガガガ!!!
遊道「(えー!!レイピア?!レイピア使わないの!?と言うか、次のターンモンスターを召喚してもエクシーズモンスターに阻まれ、かつバトルフェイズ出来ないし効果ダメージまで防ぐとは。)」
ゆくぼ「グハァ!」
遊道:4000→2000
大助「バトルフェイズ!!『GTG レイピアガトリンガー』で」
と、またレイピアを前に突き出し攻撃をする。
ゆくぼ「ちょっと待った、罠カード『麻雀の鳴き声 リーチ』を発動。この効果で1000ライフを支払い。
デッキから『南』『西』『北』『白』を墓地へ送りシンクロ召喚を行う!!
各世界を仰ぐ英雄よ。今こそこの地に来たり、絶対なる王道を示せ!!
『麻雀役の勇者王 ツーイーソー』」
シンクロモンスター
「麻雀役の勇者王 ツーイーソー」
L12 光 3500/3500
~~~
機械族 「麻雀牌」チューナーモンスター1体+モンスター3体以上
①このカードが正規のシンクロ召喚によって、エクストラデッキから特殊召喚された時のみ発動できる。このモンスターの召喚に使用したモンスターの数だけ相手フィールドのカードを墓地へ送る。
②1ターンに1度、このモンスターがフィールドを離た時発動できる。このカードを表側表示でエクストラデッキに戻し、エンドフェイズにこのモンスターを特殊召喚する。そしてこのモンスターのシンクロ召喚時使用したモンスターが全て「麻雀牌」モンスターだった場合、次の自分のターン終了時までこのカードの元々の攻撃力を倍にする。またこのカードがこの効果を発動して特殊召喚した時、このカードの効果は発動出来ない。
~~~
地面が割れる。そこから超合金ロボットの手がガシャンと現れた。次に顔が出るとボ~ンと目の灯りがつく。
そして飛び上がり剣を構え地面に着地
さしずめ。我、ここに見ッ!!参ッ!!グワキーン!!のような感じで独特の光沢を放つメカメカしいスーパーロボが現れる。
大助「ツーイーソー...。去年の全国大会でもみたカードだな。」
遊道「(まあ、ネタバレしてるよな。)」
ゆくぼ「『ツーイーソー』の効果発動!!『スナイプブレイカー』と『レイピアガトリンガー』を墓地へ!!」
大助「それは困る。『スナイプブレイカー』の効果発動。オーバーレイユニットを一つ使い、『ツーイーソー』を裏側で除外する。」
「ツーイーソー」が拳を思いっ切り地面に叩きつける。すると「スナイプブレイカー」と「レイピアガトリンガー」の地面が割れ、落ちていく。ただ「スナイプブレイカー」は自慢の銃斧で「ツーイーソー」の眉間を撃ち抜いた。そして「ツーイーソー」までも割れた地面に落ちていった。
大助「裏側で除外された『ツーイーソー』の効果は発動しない。そしてこの瞬間『スナイプブレイカー』の効果発動!!その効果で」
しかし突然爆発音。
ここで突然暁が話しかけてきた。
暁「先輩ら!!この爆発、ソリットビジョンにしは妙にリアルじゃないかの。」
大助「...確かにさっきから妙に熱いような。遊道、お前らか。」
遊羽「お兄?」
遊道のノーノーと首を振る。
そして、爆発音と爆風。
大助「...ここまでだな。命の方が大切だし、なにより僕は死にたくないしね。お前も早く脱出しろよ。」
そして大助と暁は去っていく。
遊道「(ま、それは同意だわ。)」
遊馬「うお!?先輩、それに遊羽も。」
遊羽「あ、遊馬。」
鉄道「止まってないでさっさと行くぞ。」
小鳥「早くしないと道が塞がっちゃうよ。」
そしてガラガラと崩れる建物。
それを見ていたハートランド学園の中学生達。物語は着々と進んでいる。
暗い部屋
遊華は一つの録画映像を見ていた。
夜の砂浜、いや砂漠だろうか。そこにポツンとそびえ立ち、灯りを放つ謎の物体。そこらのビルより高く、その上で二人、いや。三人だったデュエルが行われていた。
遊馬?「な!?何だこれ!!」
アストラル?「ゼアルだ!!」
遊馬?「ゼアル?これが...。」
そこには奇妙な人型生命体が立っていた。そして、時間が流れ。
ドカーン、バッコーン!!
カイト「次はデュエルカーニバルだ、そこで貴様を撃つ!!」
遊馬「デュエルカーニバル?」
ここで記録は終わっている。
遊華「ぬふふふふ。ぬふふふふふふふふふふ。」
不気味な声がこだまする。妙なエコーがかかり気持ち悪さをよりいっそう引き立てる。
しかしその声は。
遊羽「お兄。お姉が壊れた!!」
遊道「...(・ω・)b」
遊羽「お兄!?」
ゆくぼ「知らん、俺の管轄外だ。」
遊羽「お兄~!?!?」
今日も九十九神家は騒がしい。
遅れた事に謝罪する。
で、話は変わるけど。とりあえず遊戯王の方は今後こんなペースでやる予定です。
へ?月1?結構きつい。筆が止まるのよね。しかもキャラ崩壊なるべくしないように書こうとするのが難しい。
少しずつ話を飛ばしていくかも知れない。てかもう飛ばしてる件。(-ω-;)
じゃねーと再来年位にやっと一期終わる感じになりそう。
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