TS転生すればおっぱ……おにゃのこと戯れられるのでは?だからチート勇者、テメェはお呼びじゃねえんだよ!   作:Tena

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33話の誤字報告にて
「年の功より亀の甲、もっと良いのは下の口」→「亀の甲より年の功〜」
というものが届きましたが、誤字ではありません。
より詳しく説明すると、慣用句としての「亀の甲より年の功」は"こう"という音にかけて「年長者の教えは役に立つものである」(亀は長生きor亀甲占い←だけど実際は役に立たない、から引用されたもの)という意味ですが、
「年の功より亀の甲、もっと良いのは下の口」は同じく"こう"という音にちなんで「役に立たない年長者(この場合はヘリオ、ルーナ)の教えよりも亀甲縛りの方がえっちで優れているし、下の口(秘部)はそれ以上にえっちだから素晴らしいものである」という意味です。
つまり、主人公のエロ至上主義においては日本の慣用句も膝を折るというわけです。




ところで、自分のボケを長々と説明するってこれどんな罰ゲーム(羞恥プレイ)…?
報告した人絶対狙った…いっそ殺せ…。


お前の罪を数えろ…? ええと、いたいけな幼女にディープキスを常識として教え込んでしまったことと、親友同士は身体で洗いっこするって覚えさせてしまったことと、あとは…あ、既にアウトですかそうですか(納得)

「アンブレラ! まずいわよ!」

 

 どこからともなく扉が開かれ、ロリと妖艶さを同時に成長させた美少女キバナちゃんが血相を抱えて現れた。

 いや、どこからともなくということはないか。風呂のドアだ。家の。

 どうしてここまで入ってこれたんですかね(白目)

 

 見ようによってはオレンジ色にも思えるその髪は、風呂に突入するためにか後ろで一つに結い上げられており、ラッキースケベ風呂アクシデントではなく計画的犯行であることを暗に示している。

 普段の彼女は長い髪を下ろして自由にさせているが、その時の姿は、かつてSNSで見た不思議の国のアリスのファンアートのようである。……ロリが成長してアリスになるとは、これやいかに。(一般には恋愛対象について12歳までをアリスコンプレックス、15歳までをロリータコンプレックスと呼ぶ)

 

 さて、僕はと言えば、大人気もなく魔法を全力で駆使しながらアルマとの鍛錬を勝利で終え、汗を流そうと風呂に入っていた次第である。

 ちなみに、一緒に入ろうと誘ったが断られた。反抗期辛い。ちょっと前まではお風呂も川の水浴びも一緒だったんだからいいじゃないか、ケチ。僕が前世でこんな綺麗なお姉さんにお風呂誘われたらホイホイついていく自信があるぞ。

 お湯はおおよそ常に張られているので、大人一人が足を伸ばせる程度の大きさでしかないけれど、割と小柄な僕はゆったり湯船に浸かることができる。

 そうやってぼーっとしながらこの後のことについて思いを巡らせていたら、何の躊躇もなくキバナちゃんが突入してきたのである。

 

 巫女の家って、そんな自由に出入りできなかった気がするんだけどな。キバナちゃんレベルになると顔パスなんだなって分からされた。ガバガバ警備は今日も順調ですね(適当)

 そして僕が風呂に居ることを探り当てた手腕も中々である。人に聞いたのかもしれないが、一部屋一部屋探してきたんだったらますます奏巫家のセキュリティが心配になった。まあ悪さをする人間もこの村にはいないんだろうけどさ。ところで最近僕の下着が無くなるのはアルマが性に目覚めたからですかね? 憂さ晴らしにヘリオ(ルーナ)のおぱんつを盗んでやろうと思ったら、どうも持っていないらしかった。ルーナはそもそも服を着ないし、昔からヘリオはノーパンがデフォなのである。先代ご主人様の闇は深い。

 しかし、この焦りようだ。ただ事ではないのかもしれないと思って、僕はキリッとした顔で「どうしたの?」と尋ねた。もちろん湯船の中なので全裸である。

 

「そうね、その前に……」

 

 どうも何より先に言わなければいけないことではないらしく、キバナちゃんは僕の入る浴槽に侵入してきた……ファッ!?

 

「あの、キバナさん、服が」

「──大丈夫。湯浴み着よ」

「あ、さいですか」

 

 なるほど、全然分からん。

 お互い小柄だから、浴槽に二人で入るのは問題ない。実際お泊りのときなんかは一緒に入る。そのときはお互いマッパだが。

 キバナちゃんは浴槽で足を伸ばしていた僕の上にこちらを向きながら乗り、顔を近づけて言った。

 

「まずは、おはようのキスでしょう? んっ──」

「──んむっ!? ……ん、ちゅ……」

 

 お風呂場という音が絶妙に反響する空間に、二人の少女の熱い口吻の音がいやらしく響く。吸われたままというのは主義に反するので、ちゃんとお返しをしてあげる。

 これは決して逆レとかではない。「おはようのキス」という、伝統文化(一世代目)だ。

 出来心だったのだが、幼いキバナちゃんに「一番の友だちはその日会ったときにおはようのキス、さよならのときにお別れのキスをするんだよ」と教えたら、否定する人がいないのでそのまま今日に至ってしまった。

 僕が否定してやれだって? 馬鹿を言わないでほしい。僕はえっちなことに関する自分の意志薄弱さについては重々承知している。こんな美少女に毎回せがまれて断れるわけがないだろう(建前) 親友キス気持ちいいです(本音)

 

「おはよう」

「おはようございます……」

 

 おはようのキスだから、どんなに激しくキスをしたあとでもちゃんと朝の挨拶をしなければいけない。これは文化である。そう、文化だからキスもしょうがない。(ヤケクソ)

 そして、美少女・美女に囲まれてハイになっていたかつての僕が、この程度のやらかしで済むわけがなかった。無垢なエルフたちに教えてしまった罪は数多存在する。

 たとえば。

 

「それで、身体はもう洗ったの?」

「まだだよ。軽く流しただけ」

「そ。じゃあ洗ってあげるから、上がってそこに座って」

 

 そう言ってシャワー的なサムシングの前にある台座を指差す。風呂なんてのは機能第一のものだから、全体的な構造は日本のものと大体同じように考えてもらっていい。こういうのはどこの世界でも収束していくのだ。

 キバナちゃんはテキパキと僕を台座まで連れていき、座らせる。もはや介護される身である。そして水を出して石鹸を泡立て、僕を洗ってくれた。

 

 

 身体で。

 

 

 

 

「……んっ、んぅ……ぁ……」

 

 首元の辺りから聞こえてくる熱い吐息にドキドキしながら、服越しに擦れる彼女の身体の様々な部分を想像する。

 これは体を洗ってもらっているだけである。大事なことだからもう一回言っておくが、体を洗ってもらっているだけなのだ。それ以外の何事でもない、いいね?

 

 そう。かつての僕がやらかしたことの中には、親友同士はお互い自分の体で相手を洗ってあげても何の問題もないという教導がある。

 曰く、『ほら、こうすると気持ちいいよね? お互い綺麗になるし、気持ちいいし、こっちの方がお得だよ』とのことである。もう昔の自分が分からない。お得ってなんだ? 絶対、スーパーのチラシよりもAVのパッケージに書かれる可能性の方が高いモノである。

 

 キバナちゃんの胸は、おおよそ母様と同じサイズである。将来性とか言ってはいけない。母様だって日々進化している。

 まあつまりバランスが良いわけで、背中に当たる柔らかさは天国にいるみたいな心地になれるし、ときおり硬い感触が擦れていくたびに興奮する。あとは風呂って声が20倍くらいエチチに聞こえる。今日は服も着ているので、濡れ透けの分エチチポイントが高い。エチチポイントってなんだ。

 だが、こんなものは序の口なのだ。

 

 よくアニメや漫画で「い、いや前は自分で洗うよ!」というシチュを目にしたものだが、あれがよく分からない。相手は「お背中流します」でなく「体を洗う」と言ったのだ。前側も任せなければ、プロフェッショナル精神に対して失礼千万というものだろう。

 そんなわけで、前側も任せた。そして思った。

 僕が悪かったです、前はえっちすぎます、と。

 

 キバナちゃんが僕の片方の太ももに跨る。

 後ろを洗ってもらうときは後ろから抱きつかれてアレはアレでもうアウトなのだが、前から抱きつかれるのはヤバい。もう、ヤバい。語彙力が飛ぶ。

 僕の上半身をキバナちゃんの上半身が洗い、僕の太ももをキバナちゃんの”脚と脚の間”が洗う。

 

 これなんてえろげですかどこでかえますかここじゃん

 

 「体を洗う」という概念が壊れた瞬間である。

 体を洗う、すなわち体を清める。うん、なんか石鹸のヌメりで、太ももの上を移動する腰の速度が増してるね。石鹸のヌメりだね。滑ったら危ないから抱きしめる力も増してるね。体力使うからか声が荒いね。

 体、どんどん清まってます(確信)

 

 

 

 

「…………っ……! ……!」

 

 キバナちゃんが体を動かすのをやめて、くてっとこちらに体重を預けた。

 労働というのは、実に疲弊するものである。彼女を労るように、二人して風呂場で転んでしまわないように、しっかりと受け止めてあげた。ちなみに、脚を"脚の間"で洗うというのもかつての僕が教えたことだ。曰く、『これなら上半身と脚二箇所を同時に洗えるし、気持ちいい! 一石三鳥だからすごいお得だよ!』とのこと。控えめに言って頭おかしかった。わりと今でもこういうこと言いがちなのは秘密である。

 

 なお、最近は母様と沢山致しているために、僕自身……けっこう、色々と弱い。

 背中なら問題なかったのだが、前同士をこすり合わせると、その、色々と。

 激しく鼓動を鳴らしながら体を流れていく血流を感じて、それが静まっていくのをゆっくりと待った。

 

 しかし、がんばり屋さんのキバナちゃんはプロフェッショナル精神が並の人の比ではなかったらしい。

 ちょっと経ったらすぐに体を起こして、言った。

 

「は……ふぁ……、じゃ、じゃあ、逆の脚、やるわよ」

 

 耳が2度楽しめるよう2つあるように、脚も2度楽しむために左右生えているのでる。

 疲れたキバナちゃんの補助のために僕も少し動きながら、左脚もたくさん清めてもらった。

 

 

 

 

 ところで、最初の「まずいこと」はどこへ行ったんですか……?




キバナ「おじゃまします」
レイン「友達との文化的行為は友情表現なのでR15です。むしろ全年齢まである」

母様「…あの二人、少し距離が近すぎるんじゃないかな?」


**連絡欄**
仕返しに、友人のオヤジギャグに対して理解できないふりをして説明させました。
気持ちよかったです(恍惚)

兄貴たち、お元気でしょうか。
忙しない日々が続きますが、どうか笑顔とエロスを忘れないよう生きてください。
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