【のびのびTRPG リプレイ】ファントムバニーは2度笑う!   作:羽園頼也

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[第十章 前編]YOU GET TO FIGHTING (前編)

 

 

GM「さて、みんな戻ってきたかな?そしたら………クライマックスバトルといこうか!」

バニー「おーー!(パチパチ)」

ティム「ついに、か」

アン「悪は滅びた!!」

バニー「早い早い!(笑)」

レニー「………まだ戦ってもない………」

バニー「あたしのチータラは滅びたけどね………!(アンちゃんをぐりぐり)」

アン「ああっ、ぐりぐりはぁ!ぐりぐりはやめてくださいぃ!ほぎゃーーー!(涙)」

ティム「自業自得だ(笑)」

レニー「………南無………」

GM「………さてさて、現在の状況を再確認するよ。

  えー………アンちゃんを助け出してから3日後の朝、帝国の飛空戦艦が攻めてきたという報が!

  空を黒く染めるほどの帝国空軍は多勢に無勢。ルレーブ王国はなすすべもないかと思われたが、

  謁見したガイナ王から、ルレーブ王国も飛空艦を持っていることを伝えられる!!

  艦長であるサトクリフ博士の指揮の元、飛空艦アルストロメリアに乗り込んだ君たちは

  フィラービーちゃん、ムルクの兄貴、テラス女史、そしてジョー記者とケビンら熱いファンたちと共に飛空艦を発艦させ、

  迫り来る帝国空軍に対して立ち向かう!!………………という状況だよ」

バニー「おー、ありがと!こう聞くとわかりやすいわね!」

レニー「………ここまで割とスムーズ………」

ティム「今回は割とシリアスに進んでるからな、比較的グダリが少ない(笑)」

GM「飛空艦発進のところは趣味全開させてもらったけどね(笑)」

アン「えっ、場をめちゃくちゃにする能力を発動させる必要が出ましたか!!?」

バニー「ない!必要ないから落ち着いて!(笑)」

GM「………ということで、君たちは今、飛行している飛空艦アルストロメリアの上だ。甲板からは帰ってきて、操舵室で軽く打ち合わせしてるぞ」

ティム「………そういえばバニー君、乗り物酔いは大丈夫なのか?」

バニー「あー、どうなんだろう?車は酔うけど船は大丈夫!みたいな人多いし、大丈夫な気はするけど………」

アン「FF7のユフoちゃんみたいに、飛空艇でも酔う人もいますよ!」

レニー「………スピードが速いのがダメ………?」

バニー「うーん?どうなんだろう?」

GM「判断つかない時はダイスだね!1がすごく悪酔いで、6は全く問題なしとして、

  4〜6が成功、1〜3は失敗で飛空艦でも酔ってる、ということにしようか」

バニー「えー、振っちゃう?また1とか出すかもよ?(笑)」

ティム「まぁ、それはそれで面白いからな(笑)」

アン「ひぃ!またアンの服にぶち撒けないでくださいね!(バニーから離れる)」

バニー「大丈夫、万一そうなったらアンちゃんに抱きついた後にげーーってするから安心して!(笑)」

アン「ひょえーーー!絶対にやめてくださいぃーーー!」

バニー「冗談よ、じょ・う・だ・ん!」

レニー「………冗談に聞こえない………」

ティム「服を汚しても着替えてる時間はおそらくないから、必ずバケツかトイレで処理してくれ(笑)」

アン「バニーさんのゲ〇まみれでラストバトルとか嫌ですぅーーー!!」

レニー「………そうなったら、おそらく史上初………」

バニー「冗談だってば!(笑)」

GM「ということで、振ってみようか。どーぞどーぞ(ダイス手渡し)」

バニー「さて、どうなるか………えーーーい、とりゃあーー!!(コロコロ)」

 

 

1d = 4

判定成功!

 

 

バニー「お、良かった。危なかったけど、なんとか酔ってないみたい!」

GM「吐くほどはいかないけど、結構気分は悪いなぁ、って感じかな?」

ティム「無理はするなよ。しばらく窓の外でも見ておいてくれ(笑)」

アン「そうですよ!吐きそうになったらすぐにトイレに行ってくださいね!」

レニー「………………………(無言でバケツを手渡す)」

バニー「ありがと。ここに吐くような事態にならないことを祈るわ(笑)」

 

 

 

GM「さて、もうすぐ帝国空軍が見えてくると思うけど、今のうちに指揮官であるティム皇子様から演説をいただこうかな(笑)」

ティム「何っ!!?」

バニー「よっ、皇子サマ!よろしく!」

レニー「………………(パチパチ)」

アン「所信表明ですね!」

バニー「それはちょっと違うと思う(笑)」

ティム「い、いきなり言われても、準備が………」

GM「大丈夫大丈夫!それっぽいのでいいから、それっぽいので!」

バニー「皇子サマはこーゆーの得意なんじゃないの?」

ティム「キャラとしては得意なんだろうが、中の人的にはそんなでもないぞ;

    GM、ここは"ティム皇子は演説をし、みなの士気が上がった"とかじゃダメなのか?(笑)」

GM「いやー、実際のプレイはそれで十分だけど、リプレイだとつまらないから、ぜひ(笑)」

レニー「………がんばって………!」

ティム「くっ、他人事だと思って………(笑)」

アン「わかりました!ティム様がやらないならアンがやります!!」

ティム「で、できるのか?」

アン「はいですぅ!………アンたち、正義のために戦います! たとえそれが、命をかける戦いであっても!

  私たちは、一歩も引きません! それが! 帝国〇撃団なのです!」

ティム「どこかで聞いたような内容だな(笑)」

レニー「………丸パクリ………」

バニー「というか、"一歩も引きません"って、さっき命が惜しくて下艦しようとしてたのは誰なのよ(笑)」

アン「そ、それとこれとは話が違うんですぅー!」

ティム「わ、わかった、わかった。やはり私が演説しよう」

GM「そしたら、サトクリフ博士の座っている艦長席の方に来てね」

ティム「ああ」

ジョー「艦内放送、繋ぎやしたぜ。その伝声管から喋ってくだせえ」

ティム「………了解だ。あー、あー、んんっ………

   皆聞こえるか?私はルレーブ王国の皇子、ティミエルだ」

アン「ティム様ーー!頑張ってくださいぃーー!」

バニー「アンちゃん、静かにっ!」

レニー「………だまって聞く………」

ティム「まずは、これを聞いているアルストロメリアの乗組員の皆、バニー君、アン君、レニー、ありがとう。

   我々は今から、サトクリフ博士………艦長が言ったように、帝国空軍と戦闘に入る。

   相手は強大だ。大きな被害を受けるかもしれない。しかし、ここで負ければ、ルレーブの国は滅ぼされ、

   我々の家族は、友は、酷い目に遭わされるだろう。

   我々は、戦えぬ人々を守る盾であり、また敵を打ち倒す(つるぎ)である!我々が、我々だけが、国と仲間を守ることができるのだ!

    だから、皆の力、全部私に貸してくれ!………………守るぞ!我らのルレーブを!!」

バニー「おおーー!」

アン「ティム様流石ですぅー!!」

レニー「………………(全力で拍手)」

バニー「いい演説だったじゃん!」

ティム「改めてやると恥ずかしいがな(笑)」

GM「おおー、ティム皇子の演説によって皆の士気が上がったね!熱いファンたちは機関室でオタ芸してるぞ!」

バニー「何それ!(笑)」

アン「フヤホイ!フヤホイ!フヤホイ!フヤホイ!オラーー!オラーーー!!(踊っている)」

バニー「アンちゃんも踊らなくていいっ!(笑)」

ティム「それはテンション上がりすぎだろう(笑)」

GM「伝声管を通じて、ケビンたちファンの声援が聞こえるね」

ケビン『レニーーサァン!『『サイコー!』』 レニーーサァン!『『サイコー!』』、Yeahーーーー!!』

バニー「今の演説、レニー全然関係ないじゃん!(笑)」

ティム「平常運転だな(笑)」

レニー「………………(頭かかえ)」

アン「昔、アルストロメリアを君たちの船だって言ってた人がいました。今そんな気持ちしてます。この船は、私たちの船です」

バニー「そもそもあたしたちの船でしょ!(笑)」

ティム「それだと機動戦艦ナデ〇コだな(笑)」

 

 

 

GM「さて、そんなこんなで………ついに遠くに黒い影が見えてきたね。

  大型戦艦7隻、中型の駆逐艦20隻強の大艦隊だ………………」

ティム「ついに来たか………」

アン「あ!GMさんGMさん!このカードには、"1000の蒸気戦艦が空を黒く染めて〜"って書いてますよ!数少なくないですか?」

GM「しーっ!しーーっ!!(笑)」

バニー「ちょっと!1000隻もあったら、あたしたちだけじゃ絶対勝てないって!(笑)」

ティム「だな(笑)」

レニー「………触らぬが吉………」

アン「むーー、なら仕方ないですぅ!」

GM「まぁ、敵側もあまり数が多いとコントロールできないし、現実的な数にしておいたよ(笑)」

バニー「20数隻でも十分多いわよ!!」

ティム「こちらは今どんな状況だ?」

GM「アルストロメリアは現在微速前進まで減速して、あちらの出方を待っているね。艦内は慌ただしく砲撃の準備とかしているよ」

ティム「もう少ししたら接敵だな。我々も今のうちに戦闘準備しておくか」

GM「さてさて、帝国空軍との戦闘準備で慌ただしくなりつつある操舵室だけど、そんな中サトクリフ博士がティム皇子に声をかけるよ」

ティム「ん?どうした?」

クリフ「坊ちゃん、これを」

GM「そう言ってサトクリフ博士が渡してきたのは、AKみたいなアサルトライフル1丁と、サブマシンガンが2丁、ヘビーマシンガンが1丁だね。

  いずれも銀色に鈍く光っているよ」

ティム「これは………?」

クリフ「この銀の銃には、肉楼石でできた弾丸が入っている」

バニー「えっ!?肉楼石!!?」

アン「肉楼石って、アンが囚われてた時にアンの力を奪った、あの………!(第八章参照)」

ティム「正しくは"アラン医師の力を奪った"、だな(笑)」

レニー「………しおしおになってたね………」

クリフ「坊ちゃんがラボに送ってくれた肉楼石と核晄により、肉楼石は核晄の機能を大幅に弱めることができると判明した。

    そこで、急遽手持ちの肉楼石を弾頭に加工し、装填したのがこの銃だ。

    1人1丁分しか準備出来なかったが、ぜひ使ってくれ」

ティム「恩に着る!これで核晄兵がこの艦に攻めてきても大丈夫だな」

バニー「マシンガンかぁ………あたし酔ってるけどちゃんと撃てるかな?」

アン「アンはバリバリ撃てますよぉ!タフガイですからね!(フンス!)」

レニー「………ライフルはわたしが………」

ティム「そうだな。ライフルはレニーが持っていた方がいいだろう。マシンガンの方は………とりあえず各人が1丁ずつ持とうか」

バニー「了解、とりあえず預かるわ。ちっちゃいのちょうだい(サブマシンガンを1丁もらう)」

アン「あ、GMさんGMさん!普通のヘビーマシンガンもあるんですか?」

GM「ん?………あー………肉楼石のはないけど、普通の銃なら飛空艦に積んでるかもね」

アン「一応黒いヘビーマシンガンもアンにください!白と黒の2丁マシンガンで目の前に来た核晄兵を撃ちまくりますぅ!!」

バニー「両手にヘビーマシンガンとか大丈夫?反動で後ろに吹っ飛ばない?(笑)」

アン「大丈夫ですぅ!タフガイなアンなら両手に大型マシンガンなんて余裕ですぅ!」

ティム「確かにアン君ならなんとかなりそうだな(笑)」

バニー「とんでもない火力ね(笑)」

レニー「………アン………おそろしい子………!」

GM「了解、そしたらアンちゃんには特別に通常のヘビーマシンガン(黒色)も一丁あげよう(笑)」

アン「わぁい!ルーチェ&オンブラという名前にします!ツインバスターマシンガンですぅ!!」

バニー「室内では撃たないでね!!(笑)」

アン「了解です!いつでも撃てるように安全装置だけ外しておきますね!」

バニー「やめい!(笑)」

ティム「危ないから撃つ直前になってから外してくれ(笑)」

 

 

 

GM「さて、そしたら、ビービーー!という音と共に、通信士のジョー記者から連絡だ!」

ティム「どうした?」

ジョー「艦長!波導周波数52ヘラウツにて、敵艦から通信が来てやすぜ。繋ぎやすか?」

クリフ「"馬鹿め"、と言ってやれ」

ジョー「は?」

クリフ「"馬鹿め"、だ」

バニー「どこのヤ〇トよ!(笑)」

アン「沖田艦長の名言じゃないですかぁ!」

ティム「宣戦布告だな(笑)」

GM「ザザ、ザーーー………ノイズ音と共に、声が聞こえてくるね」

ワット『"馬鹿め"、か。………くっくっく、連れないなぁサトクリフよ』

バニー「あ、アイツ!」

アン「奴ですぅ!」

ティム「ワット社長!」

レニー「………………!!」

ワット『くっくっく。おやおや、来ていたか、グダグダパーティーのぐだぐだーず』

バニー「あたしらはグダグダパーティーじゃない!(笑)」

ティム「やってることは確かにグダグダだがな(笑)」

レニー「………通信、繋げたの………?」

ジョー「すいやせん、あちらから強制的に回路を開かれました………」

バニー「そんなのできるんだ!?(笑)」

GM「まぁ、帝国の技術力ならできるということで(笑)」

ティム「ワット社長!不当な侵攻をやめたまえ!今なら罪には問わないぞ!」

クリフ「言っても無駄だ。だから言ってやるのだ。馬鹿め、と」

ワット『くっくっく、俺を良ーく理解しているな。嬉しいよサトクリフ。僻地ルレーブの片田舎の住み心地はどうかね?ん?』

クリフ「少なくとも、お前の顔を見なくなったのは良いぞ、ワット」

ワット『くっくっく………言うようになったな』

バニー「えっ?何!?知り合い!?」

アン「びっくりですぅ!」

GM「昔サトクリフ博士は若きワット社長と共に帝国の技術者だったけど、

  オートマタの兵器利用や軍国主義化する帝国に嫌気がさしてルレーブに亡命した過去がある………ということにしよう(笑)」

ティム「その設定、もしや、今作ったのか?」

GM「うん(笑)」

バニー「今作ったんかーーい!(全力ツッコミ)」

レニー「………どんどん増える裏設定………」

アン「設定厨かくあるべき、なのです!」

GM「さて、アルストロメリアと帝国艦隊は距離をとって互いに停止したね。現在は互いに睨み合っている状態だ」

バニー「相手は横一列に並んでる感じ?」

GM「いや………楔形陣形とかかな?そこそこまとまっていると思う」

ティム「まぁ、20数艦が横一列は広すぎるな(笑)」

アン「インペリアルクロスですね!よいかジェラー〇!」

レニー「………パリィ………」

バニー「知らんわ!(笑)」

GM「さて、通信は続くよ」

ワット『にしても、そんな十数年眠っていたオンボロ戦艦を持ち出して、この俺の艦隊に立ち向かおうというのかね?ん?』

アン「そんなオンボロなんですか!?」

GM「一応、ティム皇子が幼い頃に現役の飛空艦だからねぇ………竣工は20年近く前だろうね」

ティム「さらに、10数年飛行していなかったのだろう?それが錆びつきもなく普通に翔べるのがすごいんだが(笑)」

レニー「………日々のメンテナンスの賜物………」

ワット『無駄な努力はしない方が身のためだと思うがね。はぁ………この俺の溢れんばかりの優しさをサトクリフも理解してほしいものだよ』

ティム「ワット!このまま侵攻すれば我々ルレーブと戦争になるぞ!そちらこそ侵攻をやめたまえ!」

ワット『おお、弱小国の弱小皇子か。あまりに小さくて何を言っているかわからなかったよ。くっくっく、これは大変失礼をば(笑)』

ティム「いちいち癇に触る言い方をしてくるな………」

アン「えっ!陰〇が苛立つ!!?」

バニー「違うからっ!(笑)」

レニー「………………(後ろで、『連邦に反省を促すダ〇ス』をこっそり踊っている)」

ワット『そこの弱小皇子よ、早く降参するよう皆を説得してくれないかね?』

ティム「降参など………!」

バニー「するわけないでしょ!バーカ!!」

アン「おととい来やがれですぅ!」

レニー「………………(こくこく)」

アン「………………はっ!もし、おととい来やがれを信じて一昨日に来たらタイムリープですぅ!シoタインズゲート!!」

バニー「そんなのどうでもいいから!(笑)」

ワット『くっくっく、それならば仕方ない。………………良かろう。

   戦艦ヴィオラーダ率いるDSK艦隊と、メアリーアン核晄部隊の力!とくと見せてやる!!』

アン「ラスボスっぽいセリフですね!」

バニー「だからアイツがラスボスなのよ!!(笑)」

GM「ワット社長の言葉と共に、帝国艦隊の中心にいた深紫色に黄色いラインが入った大型の飛空艦が浮上し、やや後ろに下がったよ。

  これがヴィオラーダっぽいね。形状的にはアークザラoドのシルバーノア………四角い大型飛空艇かな、それに近いかも」

レニー「………前(第六章)に撃墜したのとは違う艦………?」

GM「あの時のは赤い艦だから、形は似てるけど違う艦だね。一応、今回来てる大型戦艦7艦にはそれぞれ色と名前ついてるけど聞く?(笑)」

ティム「いや、いい(笑)」

GM「さて………浮上した敵の旗艦ヴィオラーダを見て、サトクリフ博士が苦々しい顔でつぶやくよ」

クリフ「くっ………やはりヴィオラーダか………」

アン「し、知っているのかサトクリフ博士!」

クリフ「旧、ギガンジア帝国第13独立空挺旅団エレイソン、その旗艦、蒸汽複式大型戦艦VIOR-3/77D-AX、通称"ヴィオラーダ"。

   先の大戦では、帝国の主力艦として名前の知らない者はいないほどの戦果をあげた飛空艦だ」

GM「それが帝国から払い下げられて、今はワット社長の持ち物になってるようだね」

バニー「ん?先の大戦で活躍ってことは、あの艦も作られてから20年くらい経ってるってことじゃない?」

アン「オンボロ戦艦ですぅ!」

GM「とはいえ、こちらに比べてあちらは現役で使われている戦艦だからね。強いよ」

ティム「昔の船だからと言って、気は抜けないということか」

レニー「………ゆだんたいてき………」

クリフ「あと、儂の記憶に間違いがなければ、ヴィオラーダは主砲として"拡散波導砲オメガ・ルファ"を有していたはずだ」

バニー「オメガ・ルファ!?」

アン「ガラ・ルファ!!?」

バニー「ガラルファ?何それ?」

ティム「あー………………………ドクターフィッシュの学名のようだな(スマホで調べながら)」

バニー「なんでそんなの知ってるのよ!(笑)」

アン「水族館で見ました!」

レニー「………記憶力だけは高い、限界オタク………」

ティム「名前はさておき、"拡散波導砲"か。字面からすると、広範囲攻撃ができそうだが………」

GM「うん、直線上とその周辺に拡散して波導エネルギーを発射する兵器だよ。戦艦ヴィオラーダの主砲だね」

アン「ひぃ!マップ兵器ですぅ!」

バニー「スパ〇ボかっ!(笑)」

レニー「………撃たれそうになったら"閃き"を使う………」

GM「精神コマンドは持ってません(笑)」

クリフ「いずれにせよ、オメガ・ルファは強力な兵器だ。撃たれる前にあの艦を攻略するしかない」

ティム「発射されるとゲームオーバーの、いわゆる時間制限付きシナリオなのか………?」

GM「いや、そこまで厳しくはないよ。ただ、判定失敗したら撃たれて撃墜、くらいはあるだろうね………」

バニー「ヤバいじゃん!」

アン「と言うことは、今回のイベントは、並み居る帝国艦隊を蹴散らして、ワット社長の戦艦、ヴァ、ヴァ、ヴェ………ヴォ………」

GM「ヴィオラーダ」

アン「………ヴィオラーダがガラ・ルファを撃つ前に制圧すれば、アンたちの勝ちってことですね!」

バニー「だからドクターフィッシュじゃないってば!オメガ・ルファ!(笑)」

レニー「………間違えて覚えちゃってる………」

GM「まぁ勝利条件はだいたい合ってるね。あとはダイス目次第(笑)」

ティム「ルレーブの国民のためにもここは負けられん!皆、全力を尽くすぞ!」

バニー「よーし、やるわよ!」

アン「がんばりますぅ!」

レニー「………いい目が出ますように………」

GM「では………ワット社長から通信が来るよ」

ワット『くっくっく、さて、親しい者への別れの挨拶は済んだかね?

   ならば始めようか、終わり(オメガ)始まり(アルファ)を!』

GM「ワット社長が『では、アデュー』と言うと、通信が切れ、帝国艦隊が展開し始めた!ついに戦闘開始だ!」

ティム「来るぞ!!」

アン「デュデューーン!!(戦闘突入の効果音)」

レニー「………デデデデデデデデ デデデデデデデデ………(FFの通常戦闘導入のメロディ)」

バニー「そこはボス戦の音楽じゃないの!?(笑)」

 

 

中編へ続く………

 

 

 








[次回予告!]


儂は艦長のサトクリフだ。
我々は現在帝国空軍と対峙しており、まもなく戦闘へと突入する。
これに関し、今のうちに本艦の動きについて説明を行う。
戦闘員及び砲撃手は指示に従い戦闘の準備を進めよ。
非戦闘員は安全を確保しつつ戦闘員をフォローせよ。


………では、説明を始める。
帝国の飛空艦は20隻を超えることから、本艦を包囲してくる可能性が非常に高い。
蒸汽複式高機動飛空艦H-ALST65/R………通称"アルストロメリア"は高機動艦であるため、敵艦の砲撃は基本回避が可能である。
しかし、こちらの砲撃・銃撃が効かない機体………具体的には、飛行型のオートマタなど小型兵器が飛来した場合は注意が必要だ。
接近するそれらを個別に撃破するため、ティム皇子やその仲間の力を借りる必要があるだろう。
ラボにて準備した、あの肉楼石弾が核晄兵に通用すれば良いのだが………



次回!
ファントムバニーは2度笑う!

『YOU GET TO FIGHTING (中編) 』



アン「ルレーブの歴史がまた1ページ………」
クリフ「それでは、戦闘行為を開始する!総員、配置につけ!!」



※10/1(火) 21時は巻末付録(キャラ設定集5)を更新します。
 本編更新は10/5(土) 21時の予定!

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