【のびのびTRPG リプレイ】ファントムバニーは2度笑う!   作:羽園頼也

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前回のあらすじっ!
今北産業!!

・迫るーー核晄兵ーー 帝国のー軍団ーー
・アンらを狙ーう黒い影ー 王国の平和を守るためー
・ゴー ゴー レッツゴー! 輝く飛空艦(マシン)ーー

そこんとこ、よろしく!


バニー「替え歌じゃん!(笑)」






[第十章 後編1]YOU GET TO FIGHTING (後編1)

 

 

GM「さて、レニーが甲板から核晄兵を撃っていると………………ガドン!!!飛空艦上部の浮揚ガス気嚢(タンク)に、いきなり左から強い衝撃が!」

ティム「何だ!?どうした!」

バニー「ちょっと!何なのっ!?」

アン「だ、大丈夫ですかー!?」

レニー「………砲撃?それとも………?(最大警戒)」

GM「アルストロメリアはその衝撃で船体がふらついている!操舵室が急に慌ただしくなったよ!」

クリフ「機体安定を優先!被害状況を報告せよ!」

フィラ「わわっ!メインラダーは異常なしっ!左舷側からの衝撃によりロール角25度で右旋中!操舵可能、取舵にて船体戻しますっ!☆」

テラス「サブローターおよび右舷スラスター全開!補助翼(エルロン)調整、ファウラーフラップ起動!立て直します!」

ムルク「浮揚ガス圧低下、気嚢の一つがやられたかもしれねぇ!確認中だぁ!」

GM「ギュゴォーーーー!!何とか船体を立て直そうとするアルストロメリア!」

バニー「うわわわ!(バケツをしっかと抱きしめる)」

ティム「くっ、皆、頼むぞ!」

アン「がんばってくださいーー!」

GM「そして………………ガッ!!飛空艦上部から、甲板に何かが降ってきた!」

レニー「………………………!!」

アン「敵ですか!?中ボスですかっ!?」

ティム「艦に衝撃を与えたのは、こいつか………!?」

バニー「一体何が飛んできたっていうのよ!!」

GM「そこにいたのは、白いスーツ、甲板に突き刺さる赤いハイヒール、前腕から伸びる高周波ブレード………………ソーマ=(しず)社長秘書だ!」

バニー「えっ、し、静秘書ぉ!?」

アン「あの、第七章で出てきた、ソーマ製薬の社長秘書さんですかぁ!?」

ティム「バカな、ここまで生身で飛んできたのか!?」

レニー「………………!(構えた銃で、静の心臓を狙い発射)」

GM「バンッ!ギイン!レニーが撃った弾は、静の手拳により難なく弾かれたね」

バニー「はぁ!?嘘でしょ!!?ただの手拳で!?」

アン「人間業じゃないですぅ!」

ティム「まさか、彼女も………!」

レニー「………………!」

ワット『くっくっく………愚かな奴らだ。一体いつから、静が人間だと錯覚していたのかね?ん?』

GM「と、静の身体から、ワット社長の声が聞こえるよ」

ティム「ワットぉぉ!!」

バニー「あ、あのヤロー!」

レニー「………ソーマ製薬で会った彼女も、オートマタだったの………?(銃を構えて警戒しながら)」

ワット『いかにも。オートマタと人間の区別もつかんとは、どうやら目が腐っているようだな。いい眼医者を紹介してやってもいいぞ?ん?』

ティム「くっ、馬鹿にして………!」

アン「えっ!!という事は、静秘書さんは元々オートマタだったんですか!?」

GM「うん、静も(シャン)も、人間じゃなくてどちらもオートマタだよ」

バニー「うわー、マジかー!静秘書が人間で、それを元に(シャン)作ってたと思ってた!そりゃ瓜二つになるよね」

レニー「………いわゆる、姉妹機………」

GM「静と(シャン)は、最初の核晄稼働オートマタ試作機(プロトタイプオリジンゼロカスタム)だからね。

  弾丸を斬って回避したり、通常核晄兵の3倍のスピードで動けたりするよ!

  ………という、アンちゃんが考えた設定を採用しました(笑)」

アン「えっ、えっ、そ、」

バニー「ちょっと、アンちゃんのせいで明らかに強くなってるじゃない!(笑)」

ティム「強敵だな(笑)」

レニー「………ぼくのかんがえたさいきょうのてき………」

アン「そ、そ、そん………あ、アンのせいじゃないですぅ!(責任転嫁)」

GM「まぁ、結局判定は出目だからね、それ以外は賑やかし(フレーバー)ってことで(笑)」

バニー「フレーバーの設定ですでに強敵クラスなのよ!(笑)」

ティム「まぁ、6を出せばルール上ではどんな敵でも勝てるだろうから、そこまで心配してはいないが(笑)」

GM「さて、(シャン)は両腕だったけど、静は両前腕と両脛から高周波ブレードを出して、静かに怒りをたたえた表情で構えているよ」

アン「そう言えば、静秘書さんはなんでここに来たんですか?」

バニー「え、そりゃ、核晄兵と一緒に空を飛んできたんでしょ?」

ティム「動機の方ではないのか?(笑)」

GM「そこはワット社長が親切に説明してくれるね」

ワット『くっくっく、彼女がな、どーーしてもそこにいる銃士を殺したいと言ってきてな。

   部下の願いを最大限叶えてやるのは上司の役目だろう?ん?』

レニー「………………!(改めて銃を構え直し、静をにらみつける)」

静 「………妹、(シャン)を壊した恨み。ここで晴らさせていただきます………!!」

ワット『………だそうだ。美しい姉妹愛に感動しながら、他の皆諸共、死んでくれたまえ』

バニー「無茶苦茶ね!」

レニー「………………ことわる………………!」

GM「さて、レニーはそろそろ判定だ!ダイスの用意はいいかな?」

レニー「………………(こくり)」

GM「判定してほしい時に声をかけるから、その時にダイスを振ってね」

バニー「頼んだわよ!」

ティム「GM、ちなみに、バニー君と私は、レニーと静秘書の戦いに関与できるか?」

GM「甲板の左前方で睨み合ってるからねぇ………ティム皇子とバニーの所からは遠いし、まだ船体も安定してないから、関与は無理だね」

アン「アンならどうですか!?」

GM「アンちゃんは飛行核晄兵にたかられてそれどころじゃないよ(笑)」

ティム「ならば、戦えるのはやはりレニーだけか………頼んだぞ!」

GM「『では、アデュー』ワット社長のその言葉と共に、静がレニーに襲いかかる!!」

レニー「………イザヨイモード、限定解臨!(双眸が真紅に輝やき、牙が大きくなる)」

ティム「レニー!」

レニー「………La bête du Gévaudan!我が真名、ジェヴォーダンの名にかけ、あなたを………倒す!!」

GM「ガギィン!!一発目のブレードはライフルの銃身で防いだものの、鍔迫り合い状態!」

静 「………………(ギリギリギリギリ)」

レニー「…………………………(ギリギリギリギリ)」

アン「頑張ってくださいぃ!」

ティム「レニー、頼むぞ………!」

GM「ガキン!ガキン!バギュン!ガキン!ギンッ!高速で何度も銃身とブレードの打ち合いをする静とレニー!」

バニー「………あれ?高周波ブレードは何でも斬っちゃうんでしょ?銃身で受けたら両断されちゃわない?大丈夫??」

GM「あーー………………肉楼石ライフル含む肉楼石銃は、肉楼石の銃弾に耐えられるよう銃身は最高硬度の金属が使用されていて、

  あとは………レニーの吸血鬼の力で打ち合う角度とかを微調整してるため、傷は入っても両断まではされない………としよう!!(笑)」

バニー「うわめっちゃ後付けじゃん!(笑)」

ティム「まぁ、その辺考えたらキリがないから、程々にな(笑)」

GM「ガンガンガンガンッ!ガッ、ガガガガガガガガ!!どんどんスピードが増し、目で追えないくらいに激しくなる打ち合い!今のところは一進一退、攻防が激しすぎてどちらも決め手に欠ける!」

レニー「………………くっ………………!!」

ティム「レニー!!」

アン「負けないでくださいぃー!」

バニー「がんばって!………うっ!(バケツかかえ)」

ティム「バニー君も頑張れ(笑)」

GM「さぁ、お待たせレニー!判定をどうぞ!」

レニー「………………わたしは、負けない、負けられない………!」

ティム「レニー!!」

バニー「行っけぇーーー!」

アン「Force Your Way!!」

レニー「………………愛する人たちを、守るために!!(コロコロ)」

 

 

1d = 5

判定成功!

 

 

GM「お!」

ティム「よしっ!」

バニー「やった!」

アン「成功ですぅ!」

レニー「………………………(ぶいっ)」

GM「そしたら………ガン!ガン!ガン!ガン!ガンガキン!!限定解臨したレニーと、静の激しい打ち合いが続く!」

レニー「………わたしのワイヤーを使って、絡ませる………!!」

アン「えっ、ワイヤーですか!?」

ティム「………………そうか!甲板から落ちないように結んでいたワイヤーか!」

バニー「しっかり安全帯してたんだね(笑)」

レニー「………安全第一、品質第二………」

GM「了解!そしたら………静との激しい打ち合いの最中、レニーは自らの腰と甲板を結ぶワイヤーが目に入った!」

レニー「………Ailes de chauve-souris!闇の翼!(高速移動でワイヤーを手繰り寄せ、静へ投げる)」

GM「ギャリッ!高速の打ち合いの最中、静の腕にワイヤーが絡まる!」

バニー「よしっ!」

アン「やりましたっ!」

ティム「そこだっ!」

レニー「………………っ!!(ワイヤーを引っ張って張る)」

GM「ギッ!『くっ!!?』………ワイヤーにより、静の流れるような攻撃が一瞬止まる!わずかにできる隙!!」

レニー「………………ここっ!(バギュン!)」

GM「ガァン!………レニーの肉楼石弾は、見事静の心臓部に命中!!ブシューーーー!!静の背中から飛び散る沸騰した核晄!」

静 「ぐぁっ!………………くっ………あああああああ!!!」

ティム「やはり静にも効くのか、肉楼石弾!!」

バニー「最強ね(笑)」

GM「飛び散る核晄が羽のように見えて………ガシャ、ガッ………ガシャン………!甲板に崩れ落ちる静!!」

レニー「………………(ハァ、ハァ、ハァ………)」

GM「ギ、ギギ………ガシャン!静は立ちあがろうとするも、圧が上がらないのかすぐにまた突っ伏すね。

  血のように甲板に流れ広がる、緑色の高純度核晄………」

レニー「………………(警戒しながら息を整える)」

静 「(ギ、ギギ………)………(シャン)…………ごめんなさい………………」

GM「そう言って沈黙した静。もう動くことはできないようだ………」

レニー「………………2人とも、強かった。勝てたのは、わたしの運が良かっただけ………(荒い息で)」

バニー「お疲れ様!かっこよかったわよ!」

アン「これでレニーさんの勝利ですね!同志ケビンやファンの人たちも喜んでることだと思いますぅ!」

ティム「………………いや、まだだ。まだワット社長がいる………」

GM「その通り。………………『パチパチパチ………』動かない静から、なぜか拍手の音が聞こえるぞ」

バニー「まさか」

ワット『くっくっく、ほぅ、まさか静まで倒すとは………侮れんな、そこの銃士』

ティム「ワットぉ!!」

ワット『アランに続き、静までもか………俺は悲しいぞ。お前たちには人の心というものがないのかね?ん?』

ティム「どの口が言う!」

アン「アラン医師さんは死んでません!捕まえただけですぅ!………シオシオになっちゃったかもですが………」

レニー「………肉楼石パワー………」

バニー「どっちにせよ、あとはあんただけよ!観念なさい!」

ワット『くっくっく………ならば仕方がない………!!オメガ・ルファを起動して、そのオンボロ船ごと貴様らを滅してやる!!』

ティム「くっ!ついにか!」

バニー「来たわね、オメガ・ルファ………!」

アン「来ましたね、ガラ・ルファ………!」

バニー「だからドクターフィッシュじゃないってば!!(笑)」

レニー「………わざと間違えてない………?」

GM「ちなみにオメガ・ルファの波導エネルギー弾は敵味方を区別できないので、発射されたら旗艦ヴィオラーダの前面にいる全ての艦を撃墜させます(笑)」

ティム「なるほど、乱戦状態の現在、オメガ・ルファが発射されたら帝国艦隊も大きなダメージを受けるということか」

GM「まぁ、それもあって今まで撃って来なかったんだけどね(笑)」

バニー「最終決戦兵器、ってとこね………」

レニー「………発射される前に、止めないと………」

アン「すぐに撃墜するですぅ!ヴ、ヴェ、ヴァ、ヴォ………………」

GM「ヴィオラーダ」

アン「ヴィオラーダを、ですぅ!!」

バニー「そろそろ覚えてよ(笑)」

ティム「まぁ、言いづらいのは良くわかる(笑)」

GM「ちなみにヴィオラーダは(ヴァイオレット)からきてるよ。帝国の大型戦艦は全て色に由来する名前なんだけど、聞く?(笑)」

ティム「いや、いい(笑)」

レニー「………どうしても話したいみたい………」

GM「さて、そしたら………ワット社長の話は続くよ」

ワット『………ああ、そうだ。俺は今、"高価な同人誌"をここに持ってきている。お前らはこれが必要なのだろう?ん?』

バニー「いるに決まってんじゃない!」

アン「返してくださいぃ!」

レニー「………?………何で持ってきたの………?」

ワット『………であれば、我が戦艦ヴィオラーダを撃墜すると、この"高価な同人誌"は永遠に失われるということは、わかってくれたかね?ん?』

バニー「あっ!ずっこい!」

ティム「くっ、そういう事か………!」

GM「そう。ワット社長に勝って帝国の進行を止めるだけなら、5個のダイスの目の合計が18以上あればいい。

  ただし!!"高価な同人誌"も取り戻すとなると、それなりのロールプレイと、個別ダイスの結果が必要になる!!」

バニー「げっ、ただ18出せばいいだけじゃないの!?」

ティム「ノーマルエンドと、トゥルーエンドという所か………」

アン「"高価な同人誌"はぜひ取り返したいですぅ!」

バニー「でも、敵艦の包囲をかいくぐってヴィオラーダに乗り込んで、ワット社長から"高価な同人誌"取り返さないといけないんでしょ?難易度高くない?」

レニー「………かなり難しそう………」

ティム「しかし、至宝である"高価な同人誌"を、みすみす失うわけには………」

バニー「うーーん………」

ワット『くっくっく、くれぐれも良く考えてから行動してくれたまえよ。では、アデュー』

GM「ワット社長の通信が切れると共に………ギ、ギギゴ………ゴゴン………遠くでゆっくりヴィオラーダの放熱フィンが開いていくね。

  オメガ・ルファの発射準備に入ったようだ。通信士のジョーが叫ぶよ」

ジョー「敵艦ヴィオラーダ、放熱フィン展開を開始しやした!現時点における想定充填率25%、推定発射時間………あと20分でやんす!」

バニー「げっ、あんま時間ないじゃん!!どうする?"高価な同人誌"、あきらめる?」

ティム「うーむ、ぜひとも取り返したくはあるが………」

レニー「………砲撃でエンジンかプロペラだけ狙って、不時着させれば………?」

アン「それなら"高価な同人誌"も取り返すことができそうですぅ!」

バニー「それなら行けそうだけど、どうなの?それってうまくいきそうなの?」

ティム「GM、ヴィオラーダのエンジンとかプロペラだけ砲撃することはできるのか?」

GM「ヴィオラーダは高磁力鉄砲弾反射帯、まぁいわゆるバリアを持ってて、通常銃火器ではダメージを与えることはできないね」

バニー「バリア持ちぃ!?」

アン「そしたら無理じゃないですかぁ!」

ティム「うーむ………」

レニー「………手詰まり感………」

GM「一応、他の手法ならダメージを与えることができなくはないけど………(ヒントちらっちらっ)」

バニー「他の手法?何なのよ!?」

GM「それは砲撃手であるムルクが答えてくれるよ」

ティム「教えてくれ!ヴィオラーダにダメージを与え、かつオメガ・ルファを発射するのを防ぐ方法はあるのか?」

ムルク「あいつにゃミョルニアぐらいしか当てらんねぇだろうなぁ………なぁ、どう思うよ爺さん!」

クリフ「爺さんと呼ぶな、艦長と呼べ!………そうだな。確かに、ヴィオラーダのバリアを突き抜けるほどの力は、ミョルニアでしか出せないだろう」

バニー「ミョルニア!?」

ティム「サトクリフ博士、ミョルニアとはどのようなものだ?」

クリフ「蒸汽複式高機動飛空艦H-ALST65/R、通称"アルストロメリア"。その主砲、震撃雷管式重加圧波導砲、ミョルニア。

   臨界状態の波導エンジンに対しイグニッションアクセルを逆側から撃ち込み、艦前方に全波導エネルギーを放出させる大砲だ」

アン「わぁ、波動砲あるじゃないですかぁ!」

GM「アンちゃんが波動砲ないかって言うから、さっきのトイレ休憩の間に必死に設定考えたよ(笑)」

アン「わぁい!」

バニー「そしたら、それをガスタンクかプロペラ狙って撃ったら撃墜できるんじゃない?どうせ当たるかどうかは判定なんだし(笑)」

クリフ「なお、発射には時間がかかる上に、メインプロペラを停止、後部噴射口を封鎖し、波導システムを全て砲撃に回す必要がある。

   また発射の負荷が大きいため、発射後はミョルニア含め波導システムがしばらく使えん」

ティム「と言うことは………」

クリフ「ミョルニアを発射すると、機動力は激減する。

   これで旗艦ヴィオラーダの撃墜ができなければ………オメガ・ルファどころか、通常砲撃すら避けきれずに、反撃でこちらの艦が落とされるだろう」

バニー「げ。こっちも最終兵器じゃん」

クリフ「帝国艦隊の包囲を最大戦速で抜け、オメガ・ルファの影響が出ない所まで離脱、その後できるだけ敵艦を巻き込んで砲撃………

   このような使い方くらいしかないだろうな。ミョルニアはデメリットも多い主砲だ。使うかどうかは君たちに任せよう」

バニー「うーん、悩むわね………」

ティム「いずれにせよ、"高価な同人誌"を取り返すには、ヴィオラーダに近づき、乗り込む必要がある。さて、どうするか………」

アン「アンが空を飛んでワット社長の所までみなさんを送り届けるってのはどうですか!?」

GM「アンちゃんは核晄兵にたかられてて、ヴィオラーダに行くどころか、今はアルストロメリアに帰ることすらできないよ(笑)」

アン「うーーー!そしたらダメじゃないですか!」

レニー「………困った………」

ティム「いずれにせよ、機動力が落ちるなら主砲は軽々しく使うことはできないな………少し様子を見ながら決めることになるか………」

バニー「そうねぇ………」

GM「よぉし、そしたら……………バッゴォン!!シューーーー!!

  衝撃と共にアルストロメリアが大きく左舷に傾き………ズズズ………ガゴッ………!静秘書は甲板から滑り落ちてしまった!」

バニー「えっ!?」

ティム「何事だ!?」

アン「ソーマの静さん、落っこちちゃいましたよ!?」

GM「静秘書の方は、この高さから落ちたら壊れて確実に戦闘不能だろうね。気にしなくても大丈夫だと思うよ 」

レニー「………GM、わたしは………?」

アン「そうですぅ!レニーさんも落ちちゃうですぅ!」

GM「レニーは手すりをなんとか掴んで、落下は防げたね。なお万一のことがあっても、ワイヤーロープがあるから艦からは落下しないよ(笑)」

ティム「それよりも、何があった!?」

バニー「艦が傾くって結構ヤバいんじゃないの!?また襲撃!?」

GM「ギギギゴゴゴゴ!!アルストロメリアは左舷側から異音をさせながら、高度が急に落ちてきている!」

ティム「どうした!?」

ムルク「L2、L3浮揚ガス、タンク残圧0だぁ!ちくしょお、気嚢に大きな穴をあけられたようだぜぇ!」

テラス「左舷、二重反転式スタビライズドプロペラおよび主翼一部破損!浮力、足りません!」

バニー「げ。ヤバそう」

レニー「………まさか、静の攻撃で………!?」

GM「それもあったけど、レニーが静との戦闘で手一杯だったことで、その隙に艦に接近した核晄兵たちによって静秘書が攻撃したのと同じ所を集中的に狙われたようだね」

アン「うう、アンが核晄兵をいっぱい撃ち漏らしちゃったからですぅー!ごめんなさいぃーー!」

バニー「大丈夫、アンちゃんのせいじゃないから!」

レニー「………わたしも、うっかりしてた………」

ティム「くっ、過ぎたものを後悔しても仕方がない!ここからが大事だ!なんとか立て直すぞ!!」

 

 

後編2へ続く………

 

 








[次回予告!]


おう!ムルク様だ!
次回予告だな、任せておけやぁ!

ソーマ製薬の秘書とかいうオートマタ、確か、(しず)とか言ったかぁ?
そいつをぶっ倒したら、今度は敵の旗艦ヴィオラーダが主砲の準備を始めやがった!
核晄兵の奴らに攻められてアルストロメリアはボロボロ、今にも墜落寸前だぁ!
あちらさんの主砲、オメガ・ルファなんか撃たれたら一巻の終わりだぜぇ!

もうこれは撃たれる前にぶっ倒すしかねぇ!
アルストロメリア主砲、ミョルニアをぶちかましてやるぜぇ!
野郎ども!発射準備だぁ!



次回!
ファントムバニーは2度笑う!

『YOU GET TO FIGHTING (後編2) 』



アン「ルレーブの歴史がまた1ページ………」
ムルク「おっしゃあ!行くぜ行くぜ行くぜぇーー!!」


※10/15(火) 21時は巻末付録(総集編特別号)を更新します。
 本編更新は10/19(土) 21時の予定!
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