【のびのびTRPG リプレイ】ファントムバニーは2度笑う! 作:羽園頼也
GM「さてさて………これで帝国空軍、そしてワット社長との戦闘が全て終了したね」
バニー「いやー、お疲れ様!やーっと終わったわ!」
レニー「………長かった………」
ティム「クライマックスは字数にしたら10万字弱、それだけで一つの物語として成立するレベルだからな(笑)」
バニー「えっ、そんなに戦ってたの!?(笑)」
ティム「ああ、第九章前編開始からここまでで、約9.7万字だそうだ(笑)」
レニー「………ダラダラ書きすぎ………」
アン「ちなみに、プロローグから第八章後編までで、約12万字強でした!つまり、リプレイの半分弱がクライマックスカードでの戦闘なのですぅ!」
バニー「いやー、そりゃ長いわけだわ(笑)」
レニー「………最終巻だけ分厚くなるの法則………」
ティム「いずれにせよ、帝国の侵撃を食い止め、さらに"高価な同人誌"も奪い返せた。完全勝利だな」
アン「ですぅ!バニーさんのおかげですぅ!」
バニー「ふっふーん。ま、当たり前よね!こんなの、大怪盗ファントムバニー様にかかればちょちょいのちょいよ!!(かなり喜んでいる)」
ティム「何度か危ない場面もあったがな(笑)」
レニー「………ちょちょい、じゃない………」
バニー「いいのいいの、終わり良ければ全て良し!でしょ?(笑)」
アン「ですぅ!」
GM「………それでは、キャラとして最後の場面を進めようか。
荒野に不時着したバニーとアンちゃん、そしてアルストロメリアから降りたティム皇子とレニーは、過去第二章で倒した、あの巨象の残骸の前に集まったね。
ちなみに、アルストロメリアは少し離れた所で
アン「あ、ティム様ーー!(手を振り走っていく)」
ティム「バニー君!アン君!無事だったか………!」
バニー「なんとかね!皇子サマとレニーの方も無事だったみたいでよかった!」
ティム「ミョルニアを発射してからも、オメガ・ルファの砲撃に大型戦艦ルアージェとアズリラの突撃と、かなり危なかったがな(笑)」
レニー「………最後の大型戦艦突撃はびっくりした………」
バニー「ね!でもこれで、全部倒したんでしょ?」
アン「大型戦艦も、駆逐艦も、核晄兵も、ベオアタタも、全部倒せたですぅ!」
バニー「………ん?………ベ………………えっ?なにって?」
アン「えっ、違いましたかベオアタタ?」
ティム「なんだそれは(笑)」
レニー「………多分、ヴィオラーダのこと………」
ティム「………ああ、なるほど、
バニー「ちょっと、なんなのベオアタタって!全然違うじゃない!!(笑)」
アン「えー、ヴが難しいんですぅ!ヴが!」
バニー「ヴじゃないの!ヴィ!!」
アン「ヴェ!」
バニー「ヴィ!!!」
アン「ウ"ィ"エ"‼︎」
レニー「………それは違うやつ………」
ティム「まぁもう戦闘は終わりだから、ヴィオラーダの名もほとんど出てこないだろう。もはやどうでも良いな(笑)」
バニー「まーね(笑)最初の目的の"高価な同人誌"も取り返したし!」
ティム「………そうか、そう言えば、キャラとしては、私とレニーは無事取り返せたことは知らなかったな(笑)」
アン「あ、アンも教えてもらってないですぅ!バニーさんをキャッチしてからここまで、"高価な同人誌"のお話はなかったですぅ!」
バニー「あー、まぁ、そっか、確かに、キャラとしてはみんなに伝え忘れてるかも(笑)」
ティム「では、改めて………………そうだ、バニー君。ミョルニア発射後から通信が出来なくなってしまったのだが、結局、"高価な同人誌"は無事に取り返せたのか?」
バニー「ん、大丈夫よ。ほら、ちゃーんと取り返して来たし!(胸元から"高価な同人誌"を取り出して)」
アン「わぁ!やりましたね!」
ティム「おお!よくやったぞ、バニー君!」
レニー「………………(パチパチパチ)」
バニー「いやー、みんなにもあのワット社長の最後の吠え面を見せてやりたかったわー………!」
ティム「あのワット社長をか。それは痛快だっただろうな(笑)」
レニー「………みんな、会ったことはないけどね………(くすくす)」
アン「………………あれ?そういえばワット社長はあれからどうなったんですか?」
ティム「ん?………ヴィオラーダが墜落したのは知っているが………………」
バニー「そういえば、墜落してからはわかんないよね」
アン「死んじゃいましたか?」
レニー「………それとも、逃げちゃった………?」
バニー「まー、死ぬようなタマじゃないとは思うけどね。オートメイル装備してたし、墜落した飛空艦から脱出しててもおかしくはないと思う」
ティム「情報がなくてわからんな。GM、どんな感じだ?」
GM「じゃあ………………4人が話していると、アルストロメリアの
ジョー「ああ、みなさん、こちらでやんしたか。本当にお疲れ様でやんした」
バニー「お、ジョー記者じゃん!おつかれ!」
アン「お疲れ様ですぅ!」
ジョー「姐さんもお疲れ様でやんしたね。無事、"高価な同人誌"を取り返せたんでやんしょ?」
バニー「だから姐さんじゃないってば!(笑)………そうよ!ほら、コレ見て、コレ!("高価な同人誌"を見せて)」
ジョー「おお………すごいでやんす!怪盗ファントムバニーの面目躍如でやんすね」
バニー「ん?………あ、あたし、もう"怪盗ファントムバニー"じゃないから!」
ジョー「………おや?怪盗業はもうやめたんで?」
バニー「あ、違う違う(笑)あたし、コレ盗んで、"大"怪盗ファントムバニー"様"になったから!(笑)」
ジョー「おや、そうでやんしたか!大怪盗様なんでやんすね!」
レニー「………大怪盗ファントムバニー"様"………………(ぷるぷる)」
バニー「何よ!いいでしょ!!(笑)」
アン「イベントクリアの経験値でレベルアップしたんですね!」
ティム「いや、怪盗も大怪盗も自称だろう?(笑)」
バニー「もー、自称でもなんでもいいじゃない!他の誰でもない、あたしが!あたしが、"大怪盗ファントムバニー様"と言いたいの!!(笑)」
アン「なるほど、カイトーさんが、ダイ・カイトーさんに改名したんですね!」
バニー「だからあたしの名前はカイトーでもダイ・カイトーでもないんだってば!(笑)」
ティム「まぁ、そこは、な(笑)」
レニー「………誰も困らない………」
アン「ダイ・カイトー・ファントム・バニー・サマさん、ですぅ!」
バニー「長いわっ!(笑)」
ティム「それだと苗字がサマになってしまうぞ(笑)」
レニー「………サマ様………(ぷぷぷ)」
バニー「ダジャレかっ!(笑)」
ティム「………さてと、"高価な同人誌"についてだが、この後は王宮博物館まで持っていけばいいのか?」
ジョー「そうでやんすねぇ………博物館に持っていってもまた盗まれる恐れがありやすし………………やはり一旦王国警察でやんすかね」
アン「警察!!?アンは悪いことしてませんよ!!夜にこっそり起き出してティム様用のお菓子を時々つまんでるのはノーカウントですよねっ!」
ティム「何っ!?(笑)」
アン「あと、紅茶が美味しいのでお茶を入れたらアンも一緒に飲んでますが、それもノーカンですよね!毒味ですしね!!」
レニー「………そんなことまで………」
バニー「罪状暴露はわざとなの?うっかりなの?(笑)」
ティム「王宮に帰ったらちゃんと確認させてもらうぞ(笑)」
アン「えっ、あっ、あ、アンは悪くないですぅーー!!!」
ジョー「ま、ワット社長らを捕まえるためにもうすぐ警察が来やすんで、"高価な同人誌"はそちらに渡してもらうといいと思いやす」
ティム「了解だ」
バニー「じゃあ、とりあえず今はしまっておくね。このGMだと『"高価な同人誌"を手に持ってたら、鳥がそれを奪って飛んで行ったぞ!さぁ判定だ!』くらいはやりそうだし!(笑)」
GM「そんなことは………………ふふふ」
レニー「………否定しないんだ………」
アン「そう言えば、ワット社長はどうなったんですか?」
ティム「生きているにせよ死んでいるにせよ、見つけ出すことは必要だな」
アン「
レニー「………それだと乳揺れゲームになっちゃう………」
バニー「それ以前に、まずはヴィオラーダの墜落場所を見つけないと、じゃない?」
ジョー「ヴィオラーダ墜落箇所はほぼ特定されてやすが、森のど真ん中に墜落したんで捜査は難航してるようでやんすね。そちらには今、王国警察と武装機動隊が向かってやす。そろそろ状況連絡が来る頃かと」
バニー「あ、ちなみに、アルストロメリアはどんな感じ?最後に大型戦艦の特攻を回避してたから、飛べるは飛べるんだろうけど………」
ジョー「今すぐに飛行は無理でやんすね。かなり無茶をさせたせいで、波導システムだけでなく蒸気反応釜やいろんなプロペラも危なくなってやす」
ティム「まぁ、10年近く飛んでなくて久々のフライトだったのにあれだけ酷使してしまったから、ガタが来て当然と言えば当然か(笑)」
レニー「………むしろ、よく戦闘中に壊れなかった………」
アン「サトクリフ博士の飛空艦愛のおかげですぅ!」
GM「まぁ、今はドックへ帰るのが限界だけど、数ヶ月とか修理すればまた飛空艦として復帰できるよ」
バニー「んーー、ってことは、ボロボロだけど飛べないことはない、って感じ?」
GM「まぁ、無理すれば、だけどね。それもゆっくりで、速くは飛べないよ。………というか、そもそも今いる場所………巨象が倒された地は城壁が近くに見える範囲だから、歩いても普通に帰れるけど(笑)」
バニー「あ、そっか(笑)」
アン「巨象も懐かしいですぅ!」
レニー「………ここから、DSK社との戦いが始まった………」
ティム「だな。あれからいろいろあったが、皆誰一人欠けることなく終わることができた。
バニー君、アン君、レニー、改めて………ありがとう」
バニー「な………なによ急に。恥ずかしいわね!(そっぽを向いている)」
レニー「………………………(照)」
アン「感謝するなら、今すぐ給料3倍の手続きをお願いしますですぅ!!」
バニー「ちょっと!(笑)」
ティム「忘れてなかったか(笑)」
アン「当たり前ですぅ!功績に従って、ぜひ特別手当もください!」
レニー「………地味にがめつい………」
バニー「うーん、さすがアンちゃん、ブレないわね(笑)」
GM「さて、ジョー記者がアルストロメリアの方に戻ると、今度は………プァンプァンプァンというサイレンを鳴らして、白黒の蒸気自動車が君たちの所へやって来るね」
アン「あっ、警察さんですぅ!」
ティム「さっき言ってた、王国警察か」
GM「そうそう。パトカーは城壁の方から、5台ほどやってくるよ」
バニー「うっ、ジ………ジドウシャ?………パ、パトカー………ってコト?(微妙にカクカクしているが耐えている)」
ティム「お、ついにトラウマを克服か?(笑)」
レニー「………カクカクをコクフク………」
バニー「ま、まぁ、ナナマル砲でぶっ飛ばされるとか経験したからね!アレに比べたらアンちゃんの爆走なんか軽いモンよ!(強がり)」
アン「ひどいですぅ、アンはいつでも安全運転ですぅ!スピードがほんのちょっと速かっただけですぅ!」
ティム「あれでか!?(笑)」
レニー「………スピード違反の人はみなそう言う………」
バニー「………で、なんでこんなにいっぱい警察が来るのよ?」
GM「状況確認とか、ワット社長を含む帝国空軍関係者の逮捕とか、アルストロメリアのフォローとか、いろいろだね(笑)」
バニー「ふぅん………」
GM「そうこうしてるうちに、パトカーはみんなの近くに止まったよ。先頭のパトカーから警官の服装をした人が1人出てきて、『ティミエル皇子はいらっしゃいますでしょうか!』と言いながら君たちの前にやってきたね」
ティム「ああ、私がティミエルだが、君は?」
マティ「はい!本官はマーティと申します!王の命を受け、条約を破り武力侵攻したワット社長の逮捕のために馳せ参じました!」
バニー「えっ、ここで新キャラ?(笑)」
GM「新キャラです(笑)」
アン「しかも名前つきですぅ!重要キャラですぅ!」
ティム「ほぼ終わりになって出て来て、重要キャラも何もないと思うが(笑)」
レニー「………次回への伏線………」
GM「さて、ワット社長の動向とかはこのマーティ君に聞いてね」
ティム「ご苦労様だ、マーティ氏。………さて、早速だが、ワット社長はどうなった?まだ捕まえられていないのか?」
マティ「はい、残念ながら。ヴィオラーダの乗組員はほとんど逮捕できましたが、ワット社長のみ逃亡しており消息不明と聞いております。現在、付近を捜索中です」
バニー「やっぱ逃げたか………」
アン「悪運が強いですぅ!」
レニー「………高い所から落ちたキャラは実は生きてるの法則………」
ティム「そう言えば、静秘書もアルストロメリアから転落してそのままだったな(笑)」
アン「きっと続編とかスピンオフになったらまた出てくるですぅ!」
バニー「ま、そもそも続編とかやるのかわからないけどね(笑)」
レニー「………また遊ぶ時に決めよう………」
GM「ちなみに、ルレーブ王国の外交部が帝国に抗議した所、今回の侵攻に対しては帝国は関わっておらず、ワット社長の独断だと回答があったそうだよ」
バニー「あー、そっか、帝国として侵攻したらルレーブと全面戦争になっちゃうし、ワット社長が勝手にやったことにしたのね」
ティム「真実はわからんが、ワット社長が負けた今では、帝国も知らぬ存ぜぬを貫くしかないだろうな」
アン「あれ?でも、みんな帝国空軍って呼んでましたよ!?」
レニー「………ほんとは"DSK社空軍"………?」
バニー「"DSK私設空挺部隊"、くらいじゃないの?(笑)」
GM「まぁ、細かいところは気にしないようにしよう(笑)」
ティム「いずれにせよ、ワット社長には逃げられたものの、帝国の侵撃は食い止められ、"高価な同人誌"も奪い返せた。成果としては十分だと思うぞ」
GM「だね。今回のプレイは大成功!としてもいいと思うよ」
バニー「そうね」
アン「そしたら、"高価な同人誌"をこのマーティさんに渡してエンディングですね!」
レニー「………………ようやく、終わりだね………(くぁ、とあくび)」
GM「うん、そしたら、"高価な同人誌"をマーティ君に渡したら、最後のまとめに入るよ」
ティム「ええと、"高価な同人誌"は………確かまだバニー君が持っていたはずだな。では最後、頼むぞ」
アン「お願いしますですぅ!」
バニー「………………………」
ティム「おや?どうしたバニー君?」
レニー「………………………?」
バニー「………………………………」
アン「渡したらプレイは終わっちゃうから、渡さずにもう少し遊んでいたい、ってことですか?」
レニー「………名残惜しいよね………」
ティム「まぁ、気持ちはわかるが、この冒険としてはちゃんと最後まで終わらせないとな。またやりたければ、新しく始めればいいだけだぞ」
バニー「………………………………」
アン「さぁ、バニーさん!」
ティム「一体どうしたんだ?」
レニー「………まさか………」
バニー「………………GM………………」
GM「………ん?どうしたんだい?」
バニー「………………やっぱ、コレ、盗んでもいい?(笑)」
ティム「何っ!!?(笑)」
アン「えっ、"高価な同人誌"、盗んじゃうんですか!!?」
レニー「………やっぱり………!」
バニー「えー、だってさ、あたしを逮捕しないってのって、"高価な同人誌"を取り戻すまで、だったでしょ?
ってことはさ、コレ王国に返したらあたしは捕まっちゃうってことじゃん!」
ティム「そんなことはない!………はずだが………」
バニー「王国警察はワット社長逮捕のために来たって言ってるけど、あんだけ人が多いのは………あたしを捕まえるためでもあるんじゃないの?」
アン「そんな!考えすぎですぅ!」
レニー「………王様から密命があった………?」
GM「その辺はわからないけど、確かにここに来た警官は多いからバニーが誤解しても仕方はないね」
ティム「………か、改心するなら、今回の件で特赦を出そうとしていたんだ!この場で逮捕はされない!」
バニー「………それって、これからもずっと逮捕はしない、ってこと?」
ティム「うっ………………まぁ、今までの分だけだろうな………新しく物を盗んだら、それは、おそらくその時の法に従うことになるだろう」
バニー「んーー、じゃあ………………」
アン「"高価な同人誌"を盗むのをやめてもらえるんですか!?」
レニー「………………………」
ティム「バニー君!」
バニー「………………ごめんね。やっぱ、あたしはこれからも………怪盗をやっていたいからさ!(みんなを見ながら、少し後ずさる)」
アン「バニーさん………」
ティム「………いいのか?それは………王国としては、君を捕まえないといけなくなるぞ………(渋い顔で)」
バニー「………うん。ジョー記者のさ、"怪盗業はもうやめたんで?"って言葉を聞いて思ったんだ。
あたしは、大怪盗様だからね。ここで盗まなきゃ………ファントムバニーじゃないし!!(ニッと笑って)」
レニー「………………………(複雑な顔で銃を構え)」
GM「マーティ君たち警察も、バニーの言葉を聞いて、バニーを包囲しようと動きだすね」
マティ「(拡声器で)怪盗ファントムバニー!その"高価な同人誌"を返しなさーい!それは王国の物だー!今ならまだ間に合うぞー!」
アン「バニーさん!もう逃げられないですよ!今回は"高価な同人誌"を渡して、盗みたいならまた盗んでくださいっ!」
バニー「イヤよ、そんな面倒なこと!(笑)」
ティム「バニー君!」
レニー「………逃げるなら、本気で狙う………!(銃をチャキッ)」
バニー「………………GM、このまま逃げられる?それとも、判定にする?(笑)」
GM「………………そうだね。じゃあ、最後の………本当に最後の判定をしよう!
難易度は高いはずだから、1ダイスを振って5以上で成功で。4以下は失敗で、さらに2以下だとバニーは王国警察に逮捕されちゃうよ!」
バニー「よっし、そしたらいくわよ!(ダイスを手に取って)」
ティム「………………バニー君、本当に、心変わりはないんだな?」
バニー「………うん」
ティム「………ならば、何も言うまい。出目次第では、逮捕するからな!」
アン「バニーさんと敵対することになるなんて、思ってもみなかったですぅ………!」
レニー「………成功してほしいのと、してほしくないので、半々………」
GM「じゃあ、泣いても笑っても最後だよ!"高価な同人誌"の行方はいかに!バニー、ダイスをどうぞ!!」
バニー「………………行くわよっ!」
ティム「………っ!」
アン「バニーさん!」
レニー「………………………!!」
バニー「せぇーのぉーーー!!!(コロコロ)」
1d = 5
判定成功!
バニー「………………ぃやった!成功!」
ティム「くっ!」
アン「成功しちゃいました………!」
レニー「………………おめでと………」
GM「おお、ここで成功かぁ。最後の最後までツイてるね(笑)」
バニー「あったり前でしょ!あたしは大怪盗様よ!!(笑)」
ティム「くっ、心変わりして、やっぱり返してもらってもいいんだぞ!(笑)」
バニー「だからイヤだってば!(笑)ワット社長から盗んで、さらにここでも盗んで………もうお腹いっぱいよ!(笑)」
アン「2回も盗み出せたから、バニーさんもホクホクですね!」
レニー「………ファントムバニーは2度笑う………!」
ティム「なるほど、ここでタイトル回収か(笑)」
バニー「えっ、リプレイのタイトルって、そう言う意味だったの!?(笑)」
GM「さて………そしたら、ここからはロールプレイだね。バニーは王国警察やみんなの包囲から逃げようとしているよ。
決めた内容に対して基本バニーに有利な展開で進んでいくけど、最後どうなるかはみんな次第。よろしくね!」
バニー「えーと、あたしとみんなは今どんな感じ?」
GM「バニーのすぐ後ろには巨象の残骸があるね。数ミータ前にはティム皇子、アンちゃん、銃を構えたレニーで、その後ろは警官のマーティ君と王国警察たちが包囲網を作りつつある………」
バニー「んー………じゃあ、みんなと対峙しながら、左手をドリルロケットパンチへ変形させて、巨象の上側に撃ち込むわ!」
GM「では………巨象の上の方を狙い、バニーは変形させた左手のドリルを発射!ドヒューーー、ガキン!!無事に刺さったよ!」
ティム「バニー君!逃げるのか!」
バニー「当たり前よっ!(笑)ワイヤー巻き取りして巨象の上まで登るっ!あとバリアもまだちょっとは使えるでしょ?そっちも起動するわ!」
アン「あわわ、本格的に逃げられちゃうですぅ!」
レニー「………バリア起動前に………!(オートメイルの腕を狙って、バンッ!)」
GM「ガチン、ブゥゥン!ッビギュウン!レニーの銃弾はギリギリ起動したバリアで弾かれた!マットたち王国警察はバリアに弾かれないゴム弾を準備し始めるが、間に合わない!」
バニー「あっぶな!さすがレニー!(登りながら)」
レニー「………………ざんねん………」
アン「うー!ジェットブーツ起動ですぅ!バニーさんを追っかけますですぅ!」
GM「アンちゃんはジェットブーツを起動するも………プスン。長時間の空中戦に加え、さっきの地面激突の時に残りの燃料も使い切っちゃっていて、飛ぶことができないぞ!」
アン「あえっ、あわっ、あわわわわ!?(すてんと転ぶ)」
ティム「GM!ナナマル砲はどうだ!?捕獲弾くらいあるだろう!?」
GM「あー………………ナナマル砲はアルストロメリアの甲板に置きっぱなしです(笑)」
ティム「そんな………馬鹿な………orz」
バニー「ホント、あたしに有利な方向で話が進んでくわね(笑)」
GM「さて、バニーは巨象の上に登り切ったよ。バリアの磁力や、吹く風により、バニーのマントや髪がなびく………」
バニー「………………………(アルストロメリア、そしてルレーブ王国の城壁を遠くに見ながら、感慨深い顔で)」
GM「アルストロメリアからは、ジョー記者とかサトクリフ博士、クルーのみんなが出てきてバニーの方を見るね」
アン「注目の的ですぅ!」
バニー「お、怪盗のお宝盗むシーンらしくなってきたじゃん!(笑)」
GM「ジョー記者はカメラでバシバシ写真を撮ってるよ(笑)」
ティム「ジョー記者は何をしているんだ(笑)」
レニー「………記者だから………」
アン「新聞用の写真とかですかね?」
バニー「………………よし。そしたら、"高価な同人誌"を掲げて、みんなに聞こえるように声を張り上げるわ!
(すぅ………)………………あたしはここよっ!!王家の至宝、"高価な同人誌"は、このファントムバニーがいただいたっ!!」
GM「ここにいるみんなが、バニーの方を見るね」
バニー「狙った獲物は絶対に逃さない!!それが、あたし………………大怪盗ファントムバニー様よっ!!(ニッと笑いながら)」
ティム「バニー君!!」
アン「バニーさんっ!」
レニー「………………………!」
バニー「………………皇子サマ!アンちゃん!レニー!短い間だったけど楽しかったよ!」
ティム「(いろいろなことを言いたそうな顔で)………………………っ!」
アン「バニーさん………」
レニー「………………………」
バニー「………………(無言で、優しく微笑んで頷き)」
ティム「………ああ、こちらも楽しかったぞ!………また会おう!大怪盗ファントムバニー!!」
バニー「………………ええ!………また、いつかどこかで!!(涙目で、ニッと笑いながら体を翻し)」
アン「バニーさぁん!またいつか会いましょうですぅ!」
レニー「………バイバイ………」
ティム「………またな、ファントムバニー。元気で………!」
GM「という事で、クライマックスカード"帝国の侵略"はこれで終了だね!」
バニー「そしたら、あたしが逃亡しながらエンディングかな!(笑)巨象の上からさらに城壁の方向へドリルを発射!」
GM「えっ!?………あーー………………城壁の方にドリルを撃つ、でいいの?」
バニー「うん、今度は巨象から城壁へと飛び移って逃げるわ!城壁の上を狙って撃って、巨象からジャンプ!」
GM「では………………巨象の上から城壁の方へドリルを発射すると………ビィン!………空中でワイヤーが伸び切って、その衝撃でバニーは体勢をくずす!」
バニー「へっ?」
GM「巨象から城壁は見えるといっても、数百ミータは離れてるからね。ワイヤーは最長50ミータだし、ドリルはそこまで届かないよ(笑)」
バニー「………はぁ!?ちょっと、嘘でしょ!?先に言ってよ!(笑)」
GM「そのまま巨象から転げ落ちるバニー!しかし、磁力バリアによって巨象からは弾かれ、直接身体をぶつけることはなさそうだ!(笑)」
バニー「え、ええええええええ!?」
ティム「なんて事だ(笑)」
アン「これなら怪我はしなさそうですぅ!」
レニー「………よかったね………」
バニー「いや、あのシーンの後にコレってめちゃくちゃカッコ悪いじゃない!何よこの展開!!(笑)」
GM「地面まで転げ落ちるバニー!そして………………ブゥゥン………………ここでタイミング悪くバリアのエネルギーも切れる!(笑)」
バニー「あたた………えっ、ちょっ、嘘でしょぉ!?」
アン「わぁ!銃も当たるようになっちゃったですぅ!!」
ティム「おっと、これは本気でやばいな(笑)」
レニー「………せっかくいい感じで終わろうとしてたのに………」
GM「ちょうど王国警察もゴム弾が準備できたらしく、バニーに向かってバシバシ撃ってくるね!(笑)」
バニー「ちょっと、痛っ、やっ、ちょっ、やめっ、ぜっ、全力で逃げるぅっ!!(笑)」
GM「慌てて走って逃げるバニー!ゴム弾を撃ちながらそれを追う、王国警察とパトカー!(笑)」
マティ「待てーー!逮捕だぁーー!ファントムバニー!!(プァンプァンプァンプァン)」
ティム「これは………また………………(笑いを堪えている)」
アン「あっ………バニーさんは大変なものを盗んでいきました!」
レニー「………シリアスな、エンディングです………」
バニー「ちょっと!(笑)」
ティム「本当に、最後の最後の、最後の最後までぐだぐだだな!(笑)」
バニー「まー、でもさ、この方があたしたちっぽいよね!!(笑いながら逃げる)」
レニー「………"ぐだぐだーず"だしね………(くすくす)」
アン「あ、タイトルネタのパロディ入れるの忘れてました!バニーさんは逃げ切れます!ぜったい、だいじょうぶだよ!レ〇ーズ!!」
ティム「なぜここで唐突にネタをつっこむ!(笑)」
アン「本編は、各章必ず一つはタイトルの元ネタのパロディを入れてますから!みなさんも探してみてくださいですぅ!!」
バニー「もーー、ネタとかどうでもいいのよ!あたしは逃げるので忙しいのぉーーー!!(逃亡)」
マティ「こらぁーー、待てぇーーーー!!」
ティム「………ぷはっ、はははは!!またなバニー君!ちゃんと逃げ切れよーーっ!!(笑)」
バニー「あはははは!!わかってるわよっ!またねーーー!!」
アン「はーい!バニーさん、またどこかで会いましょうですぅ!(手を振り)」
レニー「………またね………っ!」
GM「バニーを見ながら笑うみんなと、笑いながらどこまでも逃げていくバニー!
………………これにて、のびのびTRPG、セッション『ファントムバニーは2度笑う!』は終了です!お疲れ様でした!」
[次回予告!]
お疲れ様です!
本官はマーティと申します。
現状につきましてご報告いたします。
ファントムバニーは"高価な同人誌"を奪い、目下逃走中です。
DSK社社長、ワット・ナーヴェイの国際指名手配につきましては先程通達を出しましたが、
ファントムバニーも同様に、国際指名手配を行う形で考えております。
なお、サクシャと名乗る謎の人物から
「プレイとしては終了だけど、エピローグがあるからもうちょっとだけ続くんじゃ」
とのメッセージを預かっております。
ご報告すればわかると言われたのですが、これは一体何のことでしょうか?
次回!
ファントムバニーは2度笑う!
『GET WORLD』
アン「ルレーブの歴史も、あと1ページ………」
マティ「あっ、こら、待て!待てーーい!!」
※12/3(火) 21時は巻末付録(休載回2)を更新します。
本編更新は12/7(土) 21時の予定!