八幡とわーるどとりがー・・・八幡ってB級なんだぜ・・・?   作:ちゅんちゅん丸

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こんばんわ13話です

今回は少し短めに、あと簡単な設定?的なものを入れます

基本的に今後はあんま戦闘的な話はいれない予定ですが、一応トリガーセットも入れておきます。




八幡の戦い13~べすとぷれぃす?~

今更ですが設定でっす

 

総武高校にかよっているボーダー隊員

3年 荒船、犬飼、今、国近、加賀美、穂刈、

 

2年 那須、小南、宇佐美、綾辻、氷見、奈良坂、三上、辻、熊谷、出水、米屋、三輪

 

1年 北上、大井、歌川、菊地原、染井、小寺、照屋、烏丸、時枝、佐鳥、志岐、

 

ってかんじです。だが、日常系作品を自称している今作ではあんまり出ません。オペレーターでもう少し、ボーダーの戦闘員で絡ませやすい槍バカ、弾バカ、迅バカにこちらももう何人かのみの登場予定です。

現時点でダブルクロスしている今作ですが、これ以上のクロス予定はありませんが、気が向いたら艦これからもう一人くらい友情出演するかもです。

 

 

大井トリガーセット

 

メイン ハウンド スコーピオン メテオラ シールド 

 

サブ  アステロイド スコーピオン シールド バッグワーム 

 

感覚派な加古のトリガーセットを参考にしている。接近戦をするためスコーピオンをいれ、北上を守るためにシールドはメインとサブの両方に入れている。得意技はスコーピオン2刀によるスターバーストストリーム(仮)

 

北上トリガーセット 

 

メイン アステロイド メテオラ バッグワーム シールド

 

サブ  アステロイド バイパー ハウンド シールド

 

こちらは出水のトリガーセットをそのままコピーしている。

トリガーセットを決めるときに考えるのが面倒だったから八幡と大井に泣きついて一緒に考えたというエピソードも、意外と合成弾が「やってみたらふわっとできた」ため出水のトリガーセットを入れることに。

なんだかんだで八幡より早く合成できたことに地味に傷ついた八幡がいたとかいないとか・・・・

 

八幡トリガーセット

 

メイン スコーピオン アステロイド アイビス スパイダー 

 

サブ  バイパー メテオラ シールド グラスホッパー 

 

チームでの戦いの必要性を実感したため、トリガーセットを変更した八幡、合成弾の作成が北上の方が早いことに気づいたため、合成弾をやめた。最近の流行はシールドビット(仮)を使った近接戦闘。

シューターとしては早々に北上と大井に勝てないと考え近接戦闘寄りなトリガーセットに。

 

学校では基本一人の時間を~という八幡の願いからボーダーの人間が休み時間などに絡んでくることは無いが、イベントや体育のペア等でさりげなく絡まれているため、原作の八幡ほど孤立していない。クラスでは宇佐美、氷見、綾辻が同じクラスなためちょくちょく委員会や生徒会、クラスの仕事を押し付けられたりしている。

ついでに北上と大井は大規模侵攻以降一緒に住んでいます。

 

 

 

 

ー総武高校 購買にてー

 

那須隊、北上、大井との合同訓練の翌日学校の昼休みにて八幡は購買で本日の食糧を確保するべく並んでいると、最近では聞きなれた少女たちから声を掛けられる

 

 

「やっほ~ハッチーさん♪昨日ぶり~♪」ニコニコ

 

「こんにちは比企谷さん」ペコ

 

「おう、2人とも購買か?」

 

見ればわかるだろ的な質問を投げる八幡だが、大井と北上の昼食が購買のパンというイメージがわかなかったためなんとなく、という感じで聞いていた。

 

「そ~なんだよ~いつもは大井っちのお弁当なんだけどね~たまには購買で買うのもいいよね~♪」

 

「すみません北上さん・・・私が寝坊してしまったせいで・・・・」シュン

 

「気にしないでよ大井っち~いつも作ってくれてるし、今日はそのおかげでハッチーさんに会えたしね~♪」

 

「北上さん・・・!」ウルウル

 

普段はきっちりしっかりまじめな大井は今日は珍しく寝坊してしまい、そのために弁当を作り損ねてしまったのだ。申し訳なさそうに謝る大井に北上はにこやかに気にしないで、と言いつつ流れるように爆弾発言を放った。並みのボッチなら今頃告って振られちゃう、振られるのかよ、というテンプレートを頭の中で繰り広げる八幡は華麗に北上の発言をスルーする。

 

「しょ、しょうか・・・」

 

スルー出来ていなかった。

そんな八幡を見てなごんだのか、珍しく大井が八幡に話しかけていた。最近では北上が大分八幡に懐いてしまっているため、クレイジーサイコレズと謳われているいる大井でも先ほどの発言くらいなら特に気にしていなかった。

 

「ふふ♪あ、失礼しました//そ、そういえば比企谷さんは普段どちらでお昼をとられているんですか?」

 

「ちなみにあたし達は教室で食べてるんだ~♪大井っちのお弁当はおいしいんだよ~♪」ニパー

 

「「なにこのかわいいいきもの・・・・・」」

 

そんな北上のほんわかニコニコによって骨抜きにされる大井と八幡。

 

「・・・っは!お、おれは普段はベストプレイスで食べてるぞ、あまり人が来なくて静かに過ごせるんだ、雨の日は無理だし、冬は寒くて大変だがな」

 

「べすとぷれぃす?」

 

「静かにすごせるんですか?もしよければ今日私たちも同席してもいいでしょうか?」

 

微妙な発音で聞き返す北上に若干きゅんきゅんしつつ大井が八幡に同席を求める。普段教室で食事をしているが、北上と静かな時間を過ごしたい大井としては騒がしい教室で食べるのは本意ではないし、それとは別に八幡に相談があったのだ、なんならその相談事のせいで昨日は寝るのが遅くなってしまっていた。

 

「ん?まあいいぞ?んじゃあパン買ったら行くか」

 

「おぉ~!たのしみだねぇ?大井っち」

 

「はいっ♪そうですね北上さん♪」

 

「いや、そんな楽しみにされるようなとこじゃないからあんまりハードル上げないでくんない?」

 

「「えへへ♪」」

 

めっちゃにこにこしている2人がかわいすぎて少し顔を赤くして購買に視線を戻す八幡、そしてそんな八幡の反応が嬉しいのか北上は流れるように八幡の手を握りぶんぶん振りながら楽しそうに世間話を始める。

 

購買でそれぞれパンを購入し、ベストプレイスにいくまでも北上は八幡の手を取りながら楽しそうに最近の出来事を話し、それに大井と八幡が相槌を打っていると間もなく目的地に到着した。ちなみに移動している間は終始八幡の顔は赤かった・・・

 

「ん、ここが俺のベストプレイスだ、あんまり人が通らなくて静かに過ごせる、それとここはいい感じの風が流れるんだ」

 

「へ~いいねぇ~♪」

 

「そうですね・・・静かですし、気持ちのいい風です。とてもいい場所ですね♪」

 

最近ちょろいんルートを爆走している大井はそんな感想とともに穏やかな微笑みを八幡に向ける。最近では忘れがちになっていたし、なんだかんだでお兄ちゃんスキルにより大井と北上を妹のように見ていたが、こうもまっすぐに感謝と微笑みを向けられるとすぐに赤くなってしまう八幡であった。それをごまかすべくどかっと雑に座り2人を促す

 

「お、おう。サンキュな、それよりも早く飯を食べようぜ」

 

「は~い♪ごっはん~♪ごっはん~♪」

 

「ふふ♪そうですねそれではご飯にしましょうか♪」

 

そうしてパンを食べ始める3人、ニコニコしながら「おいしいね~♪」という北上に「そうですね♪」と大井が応え、それを静かに八幡が眺めていた。

そうして穏やかな時間が流れてしばらく、食事が終わった北上は大井の膝枕で穏やかな寝息をたてていた。

 

そんな北上の頭を優しく撫でながら、大井の頭は考え事でいっぱいだった・・・・それは・・・

 

「今更なんて言えば比企谷隊に入れてもらえるかしら・・・・」ボソッ

 

「ん?大井、なにか言ったか?」

 

「い、いえ!なんでもありません!!風が気持ちいいなって思って//」

 

「そうだな・・・・そう言ってもらえると案内した甲斐があるってもんだ、ありがとな」

 

「は、はい//こちらこそありがとうございます・・・」

 

「「・・・・・・」」

 

「う~ん・・・・大井っち~体触るのや~め~て~よ~・・・・・ムニャムニャ」

 

「「!!」」

 

「このご時世にムニャムニャって言うとは・・・さすがは小町に次ぐ天使ってとこか・・・・しかし、お前らやっぱりそういう関係なのか?」

 

「・・・・かんけい?・・・・っは!いえ!!そういうわけではありません!確かに私は北上さんが大好きですが!比企谷さんが考えているような・・・・その・・・//」

 

北上の寝言に八幡が若干引きながら大井に尋ねると、あたふたと両手を前に突き出して顔と一緒にぶんぶん振り否定する。必死になって否定しようと慌てている大井が普段のクールな感じとは違いたいへん可愛かった。

 

「ま、まあ?俺のクラスにも腐女子いるし、人の好みはそれぞれだからな、俺は気にしないぞ?」

 

「あ、ありがとうございます・・・っじゃなくてですね!?その・・・いえ、もういいです・・・・はぁ・・・・」

 

八幡の説得を早々にあきらめる大井、今日の本題はそこではないことを思い出してどうしたものかと再度考え始める・・・そんな大井を見て八幡も思うところがあるのか静かに過ごし始めた・・・

 

そうして無言の時間が続く、先ほどの穏やかなものとは違い、何やらブツブツ言いながら顔を赤くしている大井は大変かわいらしかったのだが、先ほどから何かを言おうとしては辞める、ということを繰り返しており、そんな大井の変化を敏感に感じ取った八幡はいつでも土下座が出来るように心構えしていた・・・とりあえず、さっきのからかい過ぎたかな?とかよくわからないけど大井は怒っているのだろうと考えていたのだ・・・さすが八幡である。

 

「あ、あの・・・・!はち、じゃなくて比企谷さん!!その・・・・えっと・・・」

 

「お、おう・・・・よくわからんが落ち着け、とりあえず土下座すればいいか?それともMAXコーヒーか?」

 

「い、いえ・・・・その、そうではなくてですね・・・・ぐぬぬ・・・・」

 

最初に思いっきり断っていたせいで今更やっぱり比企谷隊に入れて下さいと言うことが出来なくなっている大井。異性に対して免疫が無いためどうすればいいのかわからなくなってしまった。あまりにもわからなくなりすぎて思わず涙目で八幡を睨んでしまうのであった・・・

 

「なんかわからんが、すまん・・・・」

 

「い、いえ・・・そうではないのですが・・・・その・・・・」

 

よくわかってない八幡がよくわからずに謝罪するが、大井の頭の中ではそもそも隊員を勧誘する話はどこにいったのだろう?とか最初の頃はちょくちょく勧誘してきたのに最近では全くそういう話をしてこない、会話の内容は訓練か日常会話のみ、すでに勧誘は辞めたの!?そっちから勧誘してくれないと!みたいな感じでだんだん怒りがこみあげてきていた。

完全に八つ当たりだが、大井のプライドが自分から入れてくれと言うことを否定していたのだ。もっとも恥ずかしくて万が一いま八幡が勧誘してもツンデレを発動して断ってしまうのだろうが・・・・

 

そんなこんなで微妙な空気は予鈴の音によりかき消され、北上を起こした大井は2人で教室に戻るのであった

 

「そ、そろそろ次の授業が始まるので戻りますね?す、素敵な場所を教えて頂きありがとうございました」ペコ

 

「うぅ~眠いぃ~ハッチーさんまた後でね~あと今度からあたし達もここで食べていい?」

 

「おう、かまわんぞ。そもそもここは俺専用ってわけじゃないしな」

 

「ありがと~♪じゃあまた明日も一緒に食べようね~♪」

 

「ありがとうございます、それでは失礼しますね」

 

「おう、またな・・・・・ふぅ・・・・・それにしても大井はなにに怒ってたんだ?後で小町か那須に相談してみるか」

 

こうして総武での昼休みが終わり、そのまま放課後、八幡は昨日の平塚の部活に加入してほしいという話を聞き、いくつか交渉した結果、例の部活への加入を見送るのであった・・・・見送るのであった・・・・

 

また、その際には綾辻を召喚し生徒会の仕事を手伝う、ということで平塚の説得に協力してもらった。内申を~とねばる平塚に綾辻は生徒会枠に八幡を入れることで封殺し、無事、八幡の平和は守られたのであった・・・

 

その時の八幡はたしかにそう思っていたのだが、この安易な生徒会加入(仮)が後に新たな仕事を呼び込む事に気づいていなかった・・・・

 

 




と、いうわけで強引に俺ガイル原作の話と離れさせてもらいました、今後は名前くらいしか出ないと思います、同じクラスだしね、しょうがなし・・・・

ぼちぼち大井っちが仲間入りしそうですね、ちょろいん化しすぎたからツンデレでバランスをとった結果が今の大井っちです。

ほぼ陥落している天の邪鬼な大井っちをいかにして素直に比企谷隊に入れるか、今後はそんな話になります。

それでは今話も読んで頂きありがとうございました!これからもよろしくお願いします♪

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