八幡とわーるどとりがー・・・八幡ってB級なんだぜ・・・?   作:ちゅんちゅん丸

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こんにちわ!日常編11話でっす!!

職場見学が終わり八幡の周りがにぎやかになります、まぁ、この話の中ではあまり登場人物は増やせませんが・・・話の裏ではもう八幡はハーレムキングのごとく女子がキャッキャしてるのです・・・・本来なら羨ましいはずが今作の八幡にはかわいそうという感想しか出てこない不思議。

おかしいな・・・・少しくらいハーレム感出そうとしてるんですが、おかしいな・・・なぜだ・・・

そんなこんなではじまるよ!!


比企谷隊の日常11 職場見学あふたー

ー 職場見学から数日後 -

 

オレ、ハチマン、アサオキタ、ゴハンタベテ、ガッコウイク・・・

 

オレ、ハチマン、ガッコウ、ダイスキ・・・・・・・・嘘、無理、やだ、超行きたくない、働きたくないし、学校もやだ、唯一の安息の地であった家ももはや俺に安らぎはくれなくなってしまったりとかしてくれちゃっていたりした。うむ、今日も言動がブレッブレで絶好調だな!だれかTA・SU・KE・TE!!

 

コンコン

 

「・・・・・・・」ガタガタ

 

あぁ・・・今日もまた一日が始まってしまう・・・我が隊の女神様が降臨されてしまった・・・・うぅぅ・・・・

 

「八幡さん、朝ですよ?ってそんなに怯えなくてもいいじゃないですか・・・・」シュン

 

あ、シュンとした大井かわいい・・・じゃなくて!!あぶねぇ!早くもお兄ちゃんスキルが発動してしまうとこだったぜ・・・・シュンとした大井の顔を見た瞬間俺は立ち上がり大井の頭に向かっていた右手を左手で抑えこんだ。ここ最近お兄ちゃんスキルが頻発していたため、最近になってようやくオートスキルの制御が出来るようになったのだ。

まだ2割位だけどね!!8割がたとめれずに発動してしまうオートスキルだが、今回はうまく止められたようだ・・・ふぅ、まったく小町の教育のせいでシュンとした少女を見ると勝手に発動してしまうこのスキルには困ったものだ・・・・今もシュンとした大井の頭を撫でてるし・・・あれ?これ制御できてなくね?

 

「あ~、その、すまん・・・最近学校もボーダーも安息の地がなくなってな・・・絶望という名の今日が来たことに怯えていただけで大井に怯えていたわけじゃないぞ?」

 

はい、嘘です。正直大井さんも最近怖いっす。なにが怖いって職場見学からこっちやたらと俺に女装させようとするのがなにより怖いっす。

訓練のたんびに女装するかしないかでもめて小町や北上に強制的に女装させられるまで続くんだぜ?

勿論天使(小町)と天使(北上)にお願いされたらノーと言えない俺だがさすがに毎回訓練する度キリトちゃんモードになるのはなぁ・・・もともとクレイジーサイコレズだった大井だが、どうやら大井のハイパーセンサーに引っかかってしまったらしく事ある毎にキリトちゃんモードを進めてくる大井が怖かった。

 

「そうですか、それは安心しました、八幡お姉さま、おはようございます♪」エヘヘ

 

「・・・・・あぁ、おはよう・・・・大井・・・」グスン

 

もうね?ちょくちょくお姉さま呼びしてくるの・・・えへへってはにかみながらおはようしてくれるのは大変可愛らしいし、見ているだけなら非常に幸せな気分になれるんだけどね?お姉さま呼びはね?やめて欲しいかなって。

個人的には職場見学後はキリトちゃんモードとかコスプレとかは黒歴史として封印して二度としないつもりだったんだけどな・・・・

 

「あ、失礼しました、つい・・・早く準備してくださいね?もう朝食もできていますので」

 

つい・・・ね・・・大井さんや?そろそろ満足してくれませんかねえ?

 

「わかった、すぐに行く」

 

こうして俺の日常は始まる。職場見学以降装着を義務付けられているメガネを装着して絶望という名のドアを開けるのであった

 

 

 

ー 学校 ー

 

「ひゃみさん、ありがとう・・・・・・・!!」

 

学校にいつも通り、・・・誠に遺憾ながらすでに日常となってしまったハイパーズとの登校後、メガネモードになったのとボーダーであること、ついでに生徒会に加入しているというボッチらしからぬ複数属性によりこれまでの学校に着く→寝るが出来ずやたら話しかけられるようになってしまっていた俺だが、今日は二宮隊の出来る女、クールビューティーひゃみさんの機転により難を逃れ日直の仕事をしていた。

 

常日ごろから働きたくないと主調している俺だが、注目されるか仕事をするかの二択を迫られた場合ならばどちらも拒否した上でどちらも強制されるのである。あれ?二択じゃないな・・・・つまりこのあと結局クラスメイトに絡まれるのかな・・・・グスン

 

「いえ、こちらこそ日直の仕事を手伝ってもらいありがとうございます。少し疲れているようでしたので・・・一時的なものではありますが、少しでも息抜きになればいいのですが」

 

あれ?ひゃみさんってもしかして本当は女神なのかな?最近うちの女神は闇落ちしちゃったけど・・・ひゃみさんって言っても怒んないし、まぁ恥ずかしいからもう言わないけど・・・

 

「あぁ、正直かなり参ってたから助かった、つかボーダーだって知られてからの周りの反応がキツイ、ボッチは視線とか注目されるのとかは苦手なのに・・・」

 

「ふふ・・・そこを改善していくための私達八幡更生委員会ですからね?ある程度は我慢してください。ですが本当につらくなったら言ってください、今回のように一時的ではありますがなんとかしましょう、隊長にも助けてやるようにって言われていますからね?」

 

そう言いながら微笑む氷見の笑顔は普段のクールビューティーと違い暖かい笑顔だった・・・八幡惚れそうだわ。

 

そんなこんなで氷見と日直の仕事をしながらちょくちょく来るクラスメイトの追撃をのらりくらりと過ごして午前中が終わるのであった

 

 

ー お昼 ー

 

「あ、あの・・・八幡さん、これ・・・」モジモジ

 

「お、おう。いつもありがとな、大井」カオマッカ

 

大井さんや、そんなに顔を真っ赤にしてモジモジしながらお弁当を差し出すのは勘弁してもらえませんかね?すげぇ可愛くて八幡のハートがきゅんきゅんして告白して振られそうなんですけど。・・・・振られちゃうのかな?キリトちゃんモードならワンちゃんあるかな?いやいやいや、それはだめだ!!

 

ふぅ・・・危うく大井ルートに突入してるくせに見た目はゆるゆりしてる感じな俺の青春ラブコメは間違っているが始まるとこだった・・・・ついでに養子として北上がいる未来まで見えてしまった。

 

「今日のお弁当もおいしいね~♪」ニコニコモグモグ

 

ほふぅ・・・北上さんや、お前と氷見だけだよ、俺を癒してくれるのは・・・・北上の笑顔に癒されていると、そういえば生徒会長の笑顔もなかなかの癒し力だったな、たしかめぐりっしゅとみんなは言ってたな。

うむ、たしかに北上と生徒会長が机の横にいたらそれだけでめちゃくちゃ癒されて勉強とかすげぇはかどりそうな気がするな・・・

 

「そうだな、大井、今日の弁当もおいしいぞ。いつもありがとうな」

 

「ふふ・・・こちらこそありがとうございます♪」

 

すごくニコニコしながら俺と北上を見つめる大井、あぁ・・・お昼の大井はこんなにも美しく、可愛らしく、まさに女神のようなのに・・・なぜに俺に女装をさせたがったりクレイジーサイコレズなどという業を背負ってしまったんだい!?

 

そんな悲しい業を背負いながらも暖かい陽だまりのような笑顔を浮かべている大井に俺はこっそり涙してしまっていた。ほんとになんでこんな優しい子が・・・八幡悲しい!!

 

「ふぅ~♪ご馳走様!あ、今日はこの後先生に呼ばれてるから先に戻ってるね~?それじゃあまた後でね!大井っち、ハッチーさん!」

 

ご飯を食べ終わると同時にばびゅーんって感じで行ってしまう北上を見送る。基本的に俺も大井もあまりしゃべらないため静かな時間が流れていた・・・・うむ、いい感じだ。

 

ここ最近の激務と注目により疲れた心がさらにめぐりっしゅされていく・・・・めぐりっしゅて・・・

 

「ふぁ・・・・あ、すみません!//」

 

しばらくすると大井が欠伸をして顔を真っ赤にさせていた、かわいいな・・・っていうかそうか、弁当を作ったり、俺を起こしに来たり、ここ最近激務だったのは俺だけじゃなかったな

 

「ん・・・・寝るか?」ポンポン

 

いつもは食後は北上の昼寝タイムが始まるのだが、今日はいない、しかも大井もかなり疲れているはずだ、昼休みの少しの時間位休ませてあげたかった。たまに、ほんとにたまーに大井も膝枕を所望してくるため俺は膝をポンポンしながら大井に問いかける。

 

「う・・・その・・・そうですね、正直少し疲れているので・・・し、失礼します・・・//」

 

顔を赤くしながらぽしょぽしょつぶやき俺の膝に頭を乗せる大井、そんな大井の頭を普段北上や小町にやるようにやさしく撫でる。

 

「ありがとう・・・ございます・・・八幡・・・さん・・・・」スースー

 

おお・・・あっという間に寝てしまった・・・随分疲れていたんだな・・・・穏やかな寝顔の大井の頭を撫でながらこれまでの事、これからの事を考える。随分と一緒にいる気がするがまだ大井と北上と出会ってそんなに経ってないんだよな・・・・それなのにもはや大井と北上は俺の中で小町と同じくらい大きな存在になっていた。

 

まったく、こいつらに会う前の俺からしたらまったく考えられない変わりようである・・・・メガネ効果や女装はマジで今でもあれだが

 

「大井、いつもサンキュな、正直女装させられるのはあれだが、その・・・・なんだ・・・・いつも感謝してる」

 

静かに大井の頭を撫でながらつぶやく八幡、そうして穏やかな時間はチャイムの音がするまで流れていくのであった。




うむ、おかしいな・・・書く前までたまには甘いの書くかってテンションだったんですが、気づいたらいつも通りになってしまった・・・・先週くらいにハーレムやるかって思ってた自分よ・・・・・帰って来てくれ。あとついでにタグの那須さんよ・・・どこいった・・・(次出るよ!)

まぁ、そんな感じでこれからも続きます、そういえば時系列的に6月に入るとランク戦が始まるのか・・・まあ気が向いたら書きますね?

それでは、いつも感想、評価、お気に入り登録ありがとうございます!これからもよろしくお願いします!!



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