八幡とわーるどとりがー・・・八幡ってB級なんだぜ・・・? 作:ちゅんちゅん丸
前回のあとがきで那須さんの~って言いましたがあれは嘘です。正確に言うと無理でした。
自分の理想とする那須さんを書こうとすると気づいたらすごいことになってしまいそうなので自重しました。
とりあえず八幡視点で書いてみましたが、うむむ・・・・って感じです。いろいろと練習していますのでご容赦くださればと思います
ー数日後、比企谷隊 隊室 ー
八幡はPCと向き合いひたすらに文章を入力していた、その内容は・・・・
""「やめて!!茜ちゃん!!そんなことをしたら・・・・・!!」
「あははははは!!小町ちゃん、邪魔しないで!!私から奈良坂先輩を奪ったたけのこの里と、ついでにリア充どもを根絶やしにしてやるのよ!!このブラックトリガーで!!」
「!!そんな・・・・!!奈良坂さんがきのこの里派じゃないからって千葉県民の聖地、ららぽをこれ以上壊さないで!!元の茜ちゃんに戻ってよ!!」
「うるさいうるさい!!たけのこの里とららぽさえなければ・・・・ほろびのばーすとすとりーーーーむ!!!」
ズドドドドドドド・・・・・ゴーゴー・・・・・・ドカーン・・・・・ニャーン
以下中略・・・・・
まさかこんなことになるなんて、あのときの私には想像もつきませんでした
茜ちゃんの絶望を、ららぽの平和を守るための戦いが・・・・・""
「魔法少女、リリカル小町、始まります・・・・・・っと」カタカタッターン!!
「「「「・・・・・・・・・・・」」」」
「ふう・・・・・良い感じだな・・・・・」キラキラ
「何やってんの?ごみいちゃん・・・・・」
おっすオラ八幡!!あの衝撃のファーストブリット・・・・じゃなくて、大井、北上との対戦から数日がたった今日、俺は隊室でPCとあっぷっぷ言いながらにらめっこをしていたんだぞ!
にらめっこしてたらあきたのでSSを見てたんだが、つい魔がさして自分でも書きたくなってしまったのだ、てへぺろ!!
最初はなんとなくやってたが、だんだん興にのっていい感じの文章が出来ちまった・・・・と思ってたらめっちゃ冷たい目で那須隊のメンバーと小町にすごい目で見られていた・・・・やばい・・・知らんうちにめっちゃやばいことになってる・・・・・なんとかごまかさなければ!!
「・・・コホン、ん、ああ、これか?これは・・・・まあ・・・・・あれだ、勧誘のシュミレーション的な?あれな感じのあれだな・・・・」
やばい・・・こわすぎてぜんぜんうまく言えなかった・・・・
「へぇ・・・・リリカル小町って?・・・・・・・なに?」ゴゴゴゴ・・・・・
おぉぉぉぉぉお・・・・・・やばい・・・・・・口にでてたかぁぁ・・・・・こうなったら・・・・!!押し切るしか・・・・!
「ん?ああ、やっぱりピンと来ないか?やっぱりカレイド小町のがいいか?んでも個人的にはそっち系ならプリズマ小町でもありだと思うんだが・・・・でもやっぱり魔法少女物だったらこの始まり方とリリカルが一番だと思うんだよな」
とりあえず、強引に話を進めてみよう、当然のように話せばあるいは・・・!!
「・・・・・は?」
「いや、だからリリカルがカレイドでプリズマが・・・・・・」
「・・・・・・・は?」
「ハイ、スミマセンデシタ」ドゲザー
当然のように無理だった…ハチマンわかってた・・・わかってたよ・・・
愛しの小町にゴミを見るような目で見られて内心ゾクゾクしながらも落ち込んでいると・・・
「比企谷君、とても言い難いんだけど・・・少し気持ち悪いわ・・・」
おおぅ・・・美人の那須に言われると小町とはまた違ったゾクゾクが・・・これはこれで・・・・いや、ないな、自分を強く持つんだ!八幡!!ちょっと美人でかわいくて戦闘も強いからって・・・完璧じゃあないですか・・・これは・・・いやいや、とくだらない事を考えながら土下座する男、それが俺だ!
「キモいです、あと奈良坂先輩にも言っておきますね、八幡先輩に泣かされたって」
「ちょ・・!それマジでヤバイやつだから!!スナイパー組全員敵にしちゃうやつだから!ヤメテ!!ほんとやめろください・・・・!!」
いやほんとにスナイパー組のマスコットである日浦泣かせたとか言ったらもうヤバイから・・・絶対コロスマンが大量生産されて明日からボーダーこれなくなっちゃうどころか街中歩くのも不安になっちゃう!!
「はぁ・・・・またったく比企谷は・・・・」
「今度の休みのデートが楽しみね?比企谷君?茜ちゃんも今度のデートにお詫びに何か買ってもらいましょう?」
「しょうがないですね!八幡先輩、今回は許してあげますけど次は言いますからね?」
おぉ・・・さすがは日浦だ、変な事しなければ普通にかわくてやさしい後輩、いや義妹だ・・・兄を思いやる義妹、八幡的にポイント高い!!・・・今度からはやりすぎないように気をつけよう、辞めはしないが・・・・
「お、おう、まかせろ・・・それとすまんな。俺もなかなかうまくいかなくてちょっとわけわからんことしてたわ・・・」
そう、ここ数日の俺はこれまでの俺のアイデンティティがクライシスするくらい頑張ってたのだ・・・・・比企谷八幡、がんばりますっ♪・・・・・きもいな、頑張っていたのだが、結果はふるわなかった・・・・むしろふるふるだった・・・わけわかんねぇな。
ー二人とランク戦した翌日 ボーダー通路にてー
「お~ハッチーさんだーこんにちは~」
「・・・・チッ・・・・・・!?!?っええ!?アンテナ!?いや・・・・茶色でもメガネでもないわね・・・・紛らわしい・・・ゾンビが北上さんに近づくなんて・・・・」
「(´Д⊂グスン・・・・よう北上、大井。これからランク戦か?」
「そうだよ~ね?大井っち♪」
「北上さん・・・・はい、ソウデスネ、イイテンキデスネ、それでは行きましょう北上さん・・・まったくなんで私が北上さんに手を出そうとするゾンビと話さないといけないんですか・・・」
「あははー・・・もう大井っち~やっぱり天気の話までか~・・・・あーまたねーハッチーさん♪」
「お、おぅ・・・またな・・・一応返事してくれたのか・・・・?」
ーそのまた次の日 ボーダー食堂にてー
「おぉ~またハッチーさんだー♪こんばんわ~」
「・・・・・チッ・・・・・やはりアンテナが・・・・・?でも目が腐ってる・・・・茶色じゃないし・・・・」
「(´Д⊂グスン・・・・・・」
ーまたまた次の日 ボーダーのどっかー
「やっほ~♪ハッチーさん最近よくあうねぇ~♪」
「・・・・・・チッ・・・・・じゃまなあのアンテナ毟っていいかしら?」
「お、おう・・・じゃなくてこれは駄目だ!!」アホゲガード!!
「・・・・・・チッ」
ー現在ー
「ってこんな感じでなー・・・東さんがどうやってんのか知らないけどボーダー内うろついてるとやたらと会うからその度に話そうとしてるんだが、なかなかうまくいかなくてな・・・・(´Д⊂グスン」
わりと本気でショック受けてる俺、(´Д⊂グスンって感じで自慢のアホ毛もうなだれていることだろう・・・いや、見えねえけど、あと大井が会う度に舌打ちしてるのが地味に辛い・・・あとなんでかアンテナとか茶色とかメガネって単語つぶやいてたけどあれバレてないよね!?大丈夫だよね!?うさみん!?
前回のバトルの後、俺は那須達にばれるのを恐れC級メガネモードになっていない、せっかく忍田さんと宇佐美に協力してもらったのに・・・・つかランク戦ブースに行く度に那須と熊谷、日浦に小町とに挟まれながらカッコイイメガネの人~♪って歌わないで欲しい・・・・かわいすぎて思わずトリガーオンして告白しちゃいそうになるじゃねえかよ・・・
「そっかーたらしの比企谷でもやっぱりあの二人は難しいかー」二ヨニヨ
「おい、なんだそれ、俺がたらしとかねえだろ、いいか、俺はボッチだ、しかもプロのボッチだ、たしかに最近アイデンティティがクライシスして声かけ事案が発生しかけているが、たらしではない」
「「「「はぁ・・・・・」」」」
げせぬ・・・なぜだ・・・・こいつ何言ってやがる見たいな目で俺を見るな・・・・・!!やめろ!ぞくぞくしちゃうでしょ!!
「ぐぬ・・・・それよりも最近はどうだ?こないだの話の後からやたら積極的に訓練するようになったんだろ?」
「そうね・・・あの比企谷似のスーパーメガネイケメンに負けたのが相当悔しかったみたいね、次こそは滅ぼす・・・・とか言いながらすごく一生懸命訓練してるよ」
「比企谷君・・・・に似たメガネさんのおかげで一気にポイントも上げ始めてたから、昨日4000Pに到達したと思うわよ?」
あれ?やっぱりばれてる?っていうか那須と熊谷はこれ絶対わざとやってるよね!?イケメンとか超絶美人に言われると恥ずかしいからやめて!!
しかし・・・ついにB級に上がるか・・・これは俺も早く打開策を考えないとな・・・・
「なぁ・・・小町ちゃん?そろそろ勧誘協力してくれない?もうおにいちゃんには無理だと思うのだよ・・・・」
とりあえずコミュ力モンスター小町を召還してみる。ダッツでどうだ?と心のテレパシーを送りながらアホ毛をゆらす・・・・ピョコ
「えぇ~まだ数日しか頑張ってないじゃん・・・・もう少し頑張りなよ・・・・」
しかし、ダッツでは足りないようだ・・・・召還に失敗した。ぐぬぬ・・・・ならば2個なら!?アホゲヒョコヒョコ
「ふぅ・・・・う~ん・・・・・」
お?傾いてるな・・・・ならば・・・・3個だ!アホゲヒョコヒョコヒョコ
「仕方ないか・・・んじゃああと一回一人で勧誘してみて!勧誘するチャンスあげるからそこで頑張ってみてよ、それまでに好感度を上げておくこと!!それがだめなら手伝うからさ!お兄ちゃんの成長のために敢えて手伝わない・・・これ小町的にポイント高い!!」
なんか那須と熊谷が顔に両手をあてながら真っ赤に震えている・・・なにに怒っているのかしらん?こわい・・・
しかし・・・なんとかなったみたいだ・・・・あと1回ならなんとかなるか・・・俺の心よ、耐えてれよ・・・・!!なんかいい感じに勧誘するタイミングを作ってくれそうだしそれまではちょいちょい話してればいいのかしらん?やだ・・・そもそも大井と話せないから結局好感度上げるの無理ゲーじゃね!?
「それじゃあ私たちには明日頑張ってもらおうかな、ねぇ?比企谷君?」
いつの間にか復活し、やたら素敵な笑顔でまたもや俺の隣に座りなおす那須さん、近い近いいい匂い、かわいい・・・・かわいいけどなんかこわい・・・・・そういえば勧誘の最初のころ土曜日に買い物の荷物持ちの依頼がありましたね・・・・
「そうねー明日は土曜日だしどこ行く?とりあえず10時にいつもの駅前でいいよね?比企谷?お礼が楽しみだな~」
ぐぬぅ・・・熊谷もいつの間にか反対側で俺の腕を確保している、そのまま折らないでね?ふえぇ~2人がかわいいけどなんかこわいよぉ・・・・そして近くていい匂いだよう・・・・・
「「ふふふ・・・♪楽しみだね♪」」
ふえぇ~~・・・・楽しみにされても八幡にできるのは荷物持ちだけだよぅ、どんどんハードルが上がるし、すごくいい匂いでかわいいけど精神的にやばいよぅ・・・・たすけてよう~小町ちゃ~ん・・・
「ふおぉぉぉぉぉ!!イイ感じだよお兄ちゃん!!そのままお義姉ちゃん候補ゲットだぜ!!」
「ふわぁ~八幡先輩すごいです!さすがです!!」
おおう・・・小町どころか日浦もニコキラしておる・・・・・このままでは・・・・!!ダレカタスケテェ~
””お兄ちゃん!電話だよ!!早く出ないと小町的にポイント低いよ!””
え!?なに今の音!?もしかして俺のケータイ!?小町ちゃんなにしてんの!?
「ねぇ・・・小町ちゃん?なにこれ?お兄ちゃん怒らないから正直に言ってごらん?」
俺的に最高の笑顔で言うが・・・・「キモイ、お兄ちゃん、とりあえずでなよ?話はそれからにしよ?」・・・仕方あるまい・・・・ウムッとうなずき電話に出る。
「はい、比企谷です」
””あぁ、ほんとにすぐに出たな・・・・さすが小町君だ、それよりも比企谷、今日この後夜の防衛任務に欠員が出てしまってな、申し訳ないのだが変わってもらえないか?””
うん?忍田さん??変わるのはいいけど、その前なんて言いました?私、気になります!!まあいいや、後で小町に聞いておこう・・・・
「え、えぇ・・・大丈夫ですよ、ちなみにどことですか?」
””ん?ああ・・・まあお前の知ってる人だから大丈夫だ、お前なら大丈夫。お前なら出来る!!自分を信じろ!!””
あれ?なんかキャラがおかしくなってない!?忍田さんこんなこと言う人だったっけ?なんかすごく不安になってきたが、受けた以上は仕方ない
「比企谷了解しました・・・」
””そうか、いつもすまないな・・・それではよろしく頼む、詳細は後で小町君に送っておくので聞いておいてくれ、ちなみに小町君にもすでに了承はもらっているから安心してくれ"””ツーツー
ん!?あれ?俺隊長だよね?なんで任務の詳細聞くのが小町の後なんだろう・・・・いや、気にしちゃ駄目な気がする・・・・それよりも小町を問い詰めねば・・・・ってあれ?いない・・・・ついでに那須達もいない・・・・まさか神隠し!?・・・・ないか、普通に書置きあるし
「え~なになに・・・?明日の那須隊と比企谷隊のデートに遅れないでね!あと、小町は先に帰るので防衛任務頑張ってね♪お兄ちゃん♪・・・・ふむふむって俺だけかよ!?小町ちゃん!?」
なんてことだ・・・・すげぇ不安になってきた・・・・明日もやばいけど今日もやばいな、すげぇ嫌な予感しかしない・・・・とりあえず防衛任務まで寝よう、とりあえずそのあとのことはおいおい考えていくとするか・・・
そのときの俺はいろいろと疲れてあきらめていたのだが、まさかあの時の判断がこんな大変な事態を招くとはその時の自分には予想出来た上に回避不能なため完全に思考放棄していました・・・
ー比企谷自伝より抜粋(嘘)ー
さてさていろいろとあれですが次回もいろいろとアレがアレでコレしますががんばっていきまっしょい!
八幡のキャラがつかめない・・・SSを読みすぎた弊害か・・・・原作の八幡ってどんなひとでしたっけ?もはや超絶強化の八幡しか覚えてない今日このごろです
そんなかんじで次回もやっていきますので、また次回もしょうがねぇな、見てやんよ!って方、毎度毎度ありがとうございます♪またお付き合いいただければと思います