インフィニットストラトス 《不知火使いの衛士》   作:アインスト

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さて、それでは本編スタートです。

では、どうぞ。


Cord1 IS学園入学

日本

 

 

 

森林エリア

 

 

 

 

 

 

そこには、高速で移動する2体の戦術機が応戦しながら後退していた。

 

1体は水色に近いカラーリングをしている機体、戦術機《不知火》。

 

もう1体は漆黒のカラーリングをしている機体、戦術機《タイフーン》。

 

そして2体の戦術機を追いかけているのは恐らくイノシシが元になったであろう進化体、《BETA》。

 

彼らは相談しながら跳躍ユニットを噴かして逃走していたのだ。

 

 

 

不知火「おいどうするよ!?」

 

タイフーン「どうするったってなぁ!!」

 

不知火「転ばせるしかないか!?」

 

タイフーン「よっしゃやるか!!」

 

 

 

二人は背中のユニットから突撃銃を取りだし、BETAに向けて発砲した。

 

 

 

不知火「オラァァァァァァ!!」

 

タイフーン「ダァァァァァァ!!」

 

 

 

『ズガガガガガガガガッ!!』

 

 

 

 

直後、BETA変異体は爆発四散し、完全に沈黙した。

 

二人は跳躍ユニットを噴かすのを止め、ある男から連絡を受ける。

 

 

 

男『やぁやぁ大丈夫だったかい?』

 

不知火「問題なし。大丈夫だよ」

 

タイフーン「俺もだ。で、プロフェッサー、何の用だ?」

 

男『いや、一度帰還してくれるかい?ちょっとお話したいからね』

 

不知火「わかった。すぐに戻る」

 

タイフーン「了解。帰投する」

 

 

二人は再度跳躍ユニットを噴かし、何処かへ飛び去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラボ

 

 

研究室に三人の男と一人の女が椅子に座って何かを話していた。

 

 

銀髪の男「いやー、久しぶりだね束ちゃん」

 

ウサ耳を着けた女性「こっちこそだよテイくん!!」

 

 

銀髪の男はテイラー博士。先程の戦術機を作った者の一人。

もう一方の女性は戦術機製作に携わり、さらにはISと呼ばれる物を製作した天才(天災)、篠ノ之束。

二人は仲が良いらしく、親しげに話していた。

 

 

束「さっきの見てたよ~♪さっすがテイくん、戦術機に関してはピカイチだねぇ♪」

 

テイラー「それほどでもないよ束ちゃん。束ちゃんこそ一人でISを作ったんでしょ?」

 

束「ムフフそうだよ~!!この天才束さんには出来ないことなんてないのだ~♪」

 

テイラー「天才じゃなくて《天災》の間違いじゃないのかな?」

 

束「ムッ、ひどいなぁテイくん?」

 

テイラー「ごめんごめん。さて‥‥‥‥」

 

束「うん。君たちが今のところ最年少の戦術機使い‥‥‥‥《衛士》だよね?」

 

 

 

束は二人の男子に目をやる。

 

 

青髪の男子「はい。俺は戦術機《不知火》の衛士、御劔真です」

 

黒髪の男子「俺はアレックス ゼフィロス。戦術機《タイフーン》の衛士だ」

 

二人は束に名を名乗り、束は少し考えこむ。

 

 

 

束「よし、じゃ~まーくんとあっくんよろしくね~♪」

 

真「まーくん?」

 

アレックス「あっくんって‥‥‥‥俺か?」

 

束「そうだよ~?その方が呼びやすいしさ。二人も呼びやすいように呼んでよ」

 

真「あ‥‥‥‥じゃあ束さんで」

 

アレックス「右に同じく」

 

束「いいよ~♪」

 

テイラー「ま、自己紹介も済んだところでそろそろ本題に入ろうか」

 

束「あ、そうだね。えっとね、二人にはIS学園に入って欲しいんだよね」

 

真「IS学園?確か女子校ですよね?なんで俺達が入らなきゃいけないんですか?」

 

アレックス「あー、つまりあれか。ISが広まったこのご時世に戦術機を再度認識させようって事か?」

 

テイラー「それもあるが君ら二人にはある男子の補佐をして欲しいんだ」

 

真「ある男子って‥‥‥‥?」

 

束「それがね~、動かしちゃったんだよね。女性にしか扱えない物を男性がさ」

 

真「何だって!?」

 

アレックス「一度落ち着け。で、どういう事だ?」

 

束「名前はいっくんで、どういうわけか受験会場間違えたみたいでさ。んで、そこに鎮座していたISに触れたら起動しちゃったんだよね」

 

真「いっくんって‥‥‥‥誰?」

 

テイラー「正確には『織斑一夏』。彼が動かし、今はIS学園入学の手続きをしているよ」

 

アレックス「ほぅ、で俺達はいつ行けばいいんだ?」

 

束「明後日にでも行ってもらおうかな~‥‥‥‥って思ってるんだけど、ダメ?」

 

真「俺は構いませんが‥‥‥‥アレックス、お前は?」

 

アレックス「俺も問題ない。さっさと手続き済ましてくれや」

 

束「はいはーい、束さんに任せなさ~い!!」

 

テイラー「じゃ、任せたよ二人とも」

 

真「はい!!」

 

アレックス「了解」

 

 

 

その後束はすぐに手続きを済ませ、真とアレックスは入学する事になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして二日後。

 

二人、いや三人の男子がIS学園の校門前に立っていた。

 

 

 

 

真「君が織斑一夏だね。俺は御劔真。よろしく」

 

一夏「おう!!で、こいつは?」

 

アレックス「俺はアレックス ゼフィロス。アレックスでいい」

 

一夏「わかった。さてと‥‥‥‥行くか」

 

 

三人はIS学園に入っていった‥‥‥‥。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一年一組教室

 

一夏「う‥‥‥‥」

 

アレックス「‥‥‥‥」

 

真「こ、これはキツイな‥‥‥‥」

 

 

俺、御劔真と二人はすごく気まずい状況に陥っていた。

 

何てったってここ、女子校だぞ?

 

気まずくならない訳がない。

 

アレックスは‥‥‥‥平常心を保ってるな‥‥‥‥。

 

一夏は‥‥‥‥緊張しすぎてガッチガチに固まってる。

 

まるで今の俺達は動物園の客寄せパンダみたいな感じになってる。

 

すると、教室に先生らしき人物‥‥‥‥緑髪の女性が入ってきた。

 

その女性は教壇に立つと、自己紹介し始めた。

 

緑髪の女性「はい、皆さんこんにちは!私はここ一年一組の副担任の山田真耶です!これから三年間よろしくお願いしますね!」

 

 

へぇ~、山田先生か。

 

けど山田先生が自己紹介したのはいいけど皆無反応‥‥‥‥。

 

薄情だなぁ皆は‥‥‥‥。

 

せっかくだから返事しておこう。

 

 

真「はーい」

 

真耶「よ、よかった返事してくれた‥‥‥‥ふぅ」

 

 

そんな緊張せんでも‥‥‥‥。

 

 

真耶「で、では皆さんも自己紹介してください!」

 

 

そう言って周りの女子達が自己紹介を終えていき、次は一夏の番だった。

 

 

真耶「織斑くん、織斑くん?」

 

一夏「へ?あ、はい!!」

 

真耶「ご、ごめんね次は織斑くんの番で‥‥‥‥」

 

一夏「す、すいません」

 

 

すぐに一夏は皆の方に向き直り、自己紹介を始める。

 

 

一夏「えっと、織斑一夏です。これからよろしくお願いします」

 

真耶「え、それだけ‥‥‥‥ですか?」

 

一夏「えっと‥‥‥‥」

 

 

沈黙。

 

しばらく沈黙した後に一夏は口を開く。

 

 

一夏「以上です!!」

 

 

『ズコォッ!!』

 

 

 

綺麗に皆ずっこけた。

 

そりゃもうド○フみたいに。

 

すると一夏は誰かに叩かれる。

 

 

 

『ドゴォッ!!』

 

 

一夏「イデッ、げ、関羽ぅ!?」

 

黒髪の女性「誰が三國志の英雄か」

 

 

さらに追撃。

 

ていうか出席簿で出るような音じゃないぞ!?

 

 

 

一夏「くぅぅぅぅぅ‥‥‥‥」

 

黒髪の女性「それとまともに自己紹介もできんのか」

 

一夏「ひ、ひどいぞ千冬姉‥‥‥‥」

 

千冬「ここでは織斑先生と呼べ馬鹿者」

 

 

 

さらに三撃目。

 

一夏、お疲れさん。魂抜けかけてるけど。

 

 

 

千冬「私はこの一年一組の担任になった織斑千冬だ。私はお前達を15歳から16歳までに使い物になるように鍛え上げる事だ。無理でもはいと言え」

 

 

うわスパルタ指導ですか‥‥‥‥。

 

 

千冬「何が言ったか御劔」

 

真「いえ、何も」

 

 

え、何?

 

まさかエスパーですか!?

 

さて、少し時間が経った後、

 

女子達が騒ぎ出す。

 

 

『『『『『『キャアアアアアアアッ!!』』』』』』』

 

 

アレックス「‥‥‥‥!?」

 

一夏「ぐえっ!?」

 

真「グハッ!?」

 

 

何だこれ!?

 

もう一度言うぞ!?何だこれ!?

 

新手のソニックウェーブ!?

 

耳がキンキンするぞ!?

 

そんな事を思っているけど他の女子達はさらにヒートアップ。

 

 

女子「男子、ここに男子がぁぁぁぁぁ!!」

 

女子「ここに来て良かったぁぁぁぁぁ!!」

 

女子「神様ありがとぉぉぉぉぉ!!」

 

 

 

なんという興奮のしよう。

 

もはや収拾つかなくなってきたぞ‥‥‥‥。

 

と、そこに泣く子も黙る千冬先生、もとい織斑先生が注意する。

 

 

千冬「静かに!!まだ自己紹介は終わっていないぞ。さて御劔、ゼフィロス、やれ」

 

真「は、はい」

 

 

俺は席を立ち、皆の方に向き直る。

 

 

真「俺は御劔真。訳あってここIS学園に入学しました。使用機体は戦術機《不知火》です」

 

 

と、さらっと自己紹介を終えるとまた騒ぎ出す。

 

 

女子「青髪きたぁぁぁぁぁぁ!!」

 

女子「貴重な男子!!しかも好み!!」

 

 

騒ぎ出す中で、一人の女子‥‥‥‥束さんの妹、篠ノ之箒が質問する。

 

 

箒「戦術機とは‥‥‥‥何だ?」

 

 

その一言で皆は静まる。

 

 

真「えっとそこはアレックス、お前に任せた」

 

アレックス「丸投げかテメェ‥‥‥‥まぁいい。俺はアレックス ゼフィロス。使用機体は戦術機《タイフーン》だ。よろしく頼む」

 

女子「ねぇ、戦術機って何?」

 

アレックス「戦術機っていうのはIS以前に作られていたパワードスーツだ。ま、今のISにもひけをとらないがな」

 

千冬「よし、自己紹介を終えたな?では授業を始める」

 

 

俺達の物語が始まる。

 

 

See you again to next Cord!!




お気に入り登録してくれた方、ありがとうございます。

次回の更新でまたお会いしましょう。

感想、お待ちしてます。

ではでは(´・ω・`)ノシ
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