インフィニットストラトス 《不知火使いの衛士》 作:アインスト
やっとできたよ‥‥‥‥。
さて、クラス代表決定戦がいよいよ明日に迫っている訳だが、一夏は箒に剣道でしごかれている。
アレックスは戦う相手について研究しながら対策を立てている。
俺?
俺は‥‥‥‥別段何かしていた、という訳ではない。
アリーナの使用許可を得て一人寂しく戦術機の訓練してましたよ、えぇ‥‥‥‥。
真耶「あ、織斑くんに御劔くん、ゼフィロスくん教室にいたんですね!ちょうど良かったです!」
真「で、何用でしょうか?」
真耶「実は部屋割りが決まりまして、急遽女子と相部屋になっちゃいましたが‥‥‥‥大丈夫ですか?」
アレックス「構わない。で、その鍵は?」
真耶「あ、まず織斑くんのお部屋の鍵ですよ」
一夏「ど、どうも‥‥‥‥」
真耶「はい、ゼフィロスくんのお部屋の鍵」
アレックス「すまない」
真耶「最後に御劔くんのお部屋の鍵です」
真「どうも。で、シャワールームはあるんですよね?」
真耶「はい、ありますよ」
一夏「えっと、なんでそんな事聞いたんだ?」
アレックス「バカ、お前は女子と風呂に入りたいのか?」
一夏「え‥‥‥‥あっ」
真耶「だ、ダメですよ!?」
一夏「えあぁはい!!わかっています!!」
真「ま、目処が立つまでシャワーで我慢しろって訳だ」
一夏「な、なるほどあっぶねぇ‥‥‥‥」
真耶「では私は戻りますね。あ、寄り道しちゃダメですからね?」
アレックス「了解した」
それから俺達三人は寮に向かい、一夏は1025室、アレックスは1023室、そして俺は1028室へと向かった。
一夏side
さて、やっと一段落したから少し部屋で休もうかな。
1025室‥‥‥‥1025室‥‥‥‥あった。
軽くノックしてから入る。
一夏「今は誰もいないのか‥‥‥‥まぁいいや。ベッドに座るかな」
ベッドに腰かける。
って何だこれ!?すっげぇフカフカだぞ!?
これなら安眠できそうだ‥‥‥‥。
一夏「すげぇなぁ‥‥‥‥ん?」
ふと背後に気配を感じた。
振り返ってみるとそこには‥‥‥‥。
箒「む、新しい同居人か。私は篠ノ之箒だよろしくたの‥‥‥‥む‥‥‥‥!?」
バスタオル一枚姿の箒がいた。
一夏「あ、えっとぉ‥‥‥‥」
箒「う‥‥‥‥うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
箒は木刀を持って俺を‥‥‥‥って危ねぇぇぇぇぇぇ!?
だ、誰か助けてくれぇぇぇぇぇぇ!!
一夏side out
アレックスside
‥‥‥‥少し状況を整理しよう。
あれは数分前の出来事だ。
俺の部屋だと言っていたので行ってみた。
‥‥‥‥が。
アレックス「誰もいない‥‥‥‥ようだな。邪魔するぞ」
ドアを開ける。
すると。
水色髪の女子「おかえりなさいあなた、ご飯にする?お風呂にする?それとも、わ・た・s」
ドアを閉める。
何だ今の。
今確かに痴女がいた‥‥‥‥よな。
いや、気のせいに違いない。
再度ドアを開けてみよう。
水色髪の女子「おかえりなさいあなた、私にする?ワタシにする?それとも、わ・た・s」
アレックス「‥‥‥‥‥‥もはや一択しかないのだが」
水色髪の女子「別にいいじゃないのよ~♪ね?」
アレックス「ではその姿はなんだ」
水色髪の女子「あぁ、これ?男の子が興奮すると思ってやってみたんだけど?嫌だった?私の裸エプロン」
アレックス「‥‥‥‥‥‥‥‥千冬先生、俺の部屋に痴女が『わぁぁぁぁぁっ!!待って待って待って!!織斑先生だけは勘弁して!!それと私痴女じゃないから!!』‥‥‥‥‥‥チッ」
水色髪の女子「ふぅっ‥‥‥‥さてと、君がアレックスね?私はここIS学園二年生現生徒会長の更識楯無よ。ちなみに同居人も私だから」
アレックス「‥‥‥‥そうか」
楯無「え、それだけ?それ以外にもっと違う反応ないの!?」
アレックス「ではどうしろと言う」
楯無「あ、え、え~っとぉ‥‥‥‥‥‥こ、これからよろしくね?」
アレックス「‥‥‥‥‥‥わかった」
訂正。
こいつは痴女ではなく恐らく学園最強だ。
まぁ、それは後に話すとする。
アレックスside out
真side
ふぅ、で?
俺の部屋は~っと。
確か1028室だったな。
よし、ではいざ。
軽くノックをする。
中から声がした。
「少々お待ちを。今行きますわ」
ん?
なんか聞き覚えのある声だぞ?
少しして、ドアが開かれる。
セシリア「え‥‥‥‥!?」
真「よ、よう‥‥‥‥御劔真だ。よろしくn」
セシリア「どうして貴方がここにいますの!?」
真「それはこっちが聞きたいよ‥‥‥‥」
マジかよ。
同居人はセシリアか‥‥‥‥。
ま、なんとかなるだろ。なるようになるさ~。
セシリア「ま、まぁいいですわ。早く中へ」
真「わかった。邪魔する」
で、少し落ち着いた頃。
セシリア「‥‥‥‥‥‥」
真「‥‥‥‥‥‥‥‥(き、気まずい‥‥‥‥!!)」
セシリア「‥‥‥‥‥‥(わ、話題がありませんわ‥‥‥‥!!どうにかして和ませないと‥‥‥‥)」
セシ・真「「あの(なぁ)‥‥ごめんなさい(スマン)」」
真「あ、いやオルコットから先でいいぞ」
セシリア「そうですか、なら私から。‥‥‥‥先程は‥‥‥‥申し訳『いいよそんなの』‥‥‥‥え?」
真「多分、多分セシリアにも何か事情があっての事なんだと思うからさ。多分神経質になりすぎてあんな事言っちゃったんだろ?違うか?」
セシリア「それは‥‥‥‥その‥‥‥‥」
真「俺も衛士になったばかりはそうだったからさ。ちょっと調子にのっちゃってさ、周りが見えてなかったんだよ。俺は」
セシリア「そうなのですか?‥‥‥‥確かに今思い返してみると少し調子にのってた気が‥‥‥‥」
真「そんなもんだよ。あ、なんか飲むか?」
セシリア「えぇ。いただきますわ」
話してみてわかった事。
意外と話が分かる人だった。
それに、自分のしでかした事を恥じている。
さすが英国の貴族。
そこはリスペクトする。
セシリア「どうかしましたか?」
真「あ、いやなんでもない。明日、楽しみにしてるよ。オルコット」
セシリア「あの、私の事はセシリアとお呼びくださいまし。私は真さんと呼びますから」
真「え、なんで?」
セシリア「そ、そこは気にしないで下さい!!」
ふとオルコット、いやセシリアの顔を見るとほのかに顔が赤らんでいた。
あまり気にしないでおこう。
真「わかった。じゃあそろそろ時間だから寝るね。おやすみ、セシリア」
セシリア「はい、おやすみなさい真さん」
一瞬、セシリアが微笑んだ。
See you again to next Cord!!