キメラな飼い猫とデーモンな俺   作:ちゅーに菌

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読む際の注意、この娘は身体はネフェルピトーでも中身はピトーちゃんです。


猫と俺の縁側

 

 

「にゃー………」

 

目を醒まして最初に見たのは申しなけなさそうな顔で小さく鳴くピトーだった。

 

俺は寝かされているようだ。頭に何やら暖かい感触を感じた。

 

「あ、主様…ごめんなさいですニャ…」

 

ピトーはペコリと頭を下げた。俺は下から見上げてソレを見ていた。

 

あ、そうか…俺胸で死にかけて………ん?この体勢は…まさか……伝説の膝枕というやつですか?

 

ヤバい………膝暖かい…あっ…涙が……。

 

「あ、主様…怒ってますかニャ…?」

 

膝の感触に感動しているとピトーが若干涙目になっていた。多分、後ろの尻尾も萎れているだろう。

 

物凄く名残惜しが、身体を起こしてピトーと同じ正座になった。

 

「いや、全然怒ってないよ?それよりピトー」

 

「そうですか!良かった………なんですかニャ?」

 

ピトーは両手を胸で合わせながらパアッっと笑顔になり、尻尾も連動して滑らかに揺れていた。

 

なにコレ?めっちゃ可愛いんだけど?………いや、違う。違わないけど違う!

 

俺はピトーの両肩に手を置いた。

 

「俺が見ない間にお前に一体何があったんだ?」

 

「ボクですかニャ? そうですニャ~…」

 

ピトーはゆっくりと口を開いた。

 

 

 

暫くピトーの話を聞いた。

 

話を聞く限りピトーは俺が死んだことが解らず、死ぬまでずっと俺の事を待っていたそうだ。

 

それからあの神様にこの姿にして貰い、念とやらの修行と、人としての生活できるように修行してからこの世界に来て、真っ先に俺のところに来たらしい。

 

ピトー……家猫だったのによく家に来れたな……いや、それはひとまず置いておこう。

 

「ピトー…ゴメンな…」

 

「にゃ!? にゃ~…」

 

俺はピトーを抱き締めた。

 

「ゴメンな…ずっと独りにしてな…」

 

「にゃ…」

 

「もう遠くにいかないからな」

 

「当たり前です…にゃ…」

 

「もうずっと一緒だからな」

 

「………………う……うわぁぁぁん!!!」

 

ピトーはまた泣いた。今度は声を上げて。

 

 

 

 

 

「落ち着いたか?」

 

「はいですニャ!」

 

ピトーはなき張らした笑顔で答えた。

 

再び離れ向き合っていた。どうしてもピトーに聞かねばならぬ事があるのだ。

 

「ところでピトー」

 

「なんですかニャ?」

 

「念ってなに?」

 

「え?………主様本気で聞いてるんですかニャ?」

 

本気もなにもマジですよ、はい。

 

そう言えばピトーの回りも凄くモヤモヤしてるな、うん。

 

「主様しっかり纏も練が出来てるじゃないですかニャ」

 

「レン?なにそれボカロ?」

「………………」

 

「………………」

 

間とピトーのジト目が痛かった。そんな目で見るなよ…本当に知らないんだよ。

 

「主様……念能力者あるいは四体行もとい纏・絶・練・発なんかに聞き覚えはありますかニャ?」

 

「念能力者?超能力か何かの類いか?纏・絶・練・発ねぇ…知らんなぁ…」

 

「あ、主様ひょっとして本当に何も知らない…? 知らないでそんな(オーラ)してるのですかニャ?」

 

オーラってやんやねん。

 

ん?オーラ?ニュアンスから言うとひょっとして…モヤモヤか?

 

「なんだか知らんがこのモヤモヤの事か?」

 

自分のモヤモヤを指差して言った。

 

「も、モヤモヤですかニャ…」

 

何かピトーに呆れられた気がする。何でやねん。

「………それなら…主様…修行ですニャー!」

 

ど、どうしたピトー?

 

何かピトーが叫んだ。

 

「早速始めるのニャ!」

 

あ、ちょ…襟掴んで何処へ?庭?修行するの?ちょ…うわなにするやめ

 

 

 

 

この後、俺が修行と言う名の地獄を体験するのと元飼い猫に負ける自分に号泣するのは遠くない未来である。

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

 

そう遠くない未来が訪れてから約3ヶ月。

 

時たま仕事の依頼をこなしながらピトーによるスパルタ軍も真っ青なピトトレ(ピトー式超地獄級念能力強化サンドバッグトレーニング)を繰り返していた。

 

三途の川の船頭の死神と友達になったぐらい死にかけたけどな。

 

小町ちゃんって言うんだって、何でも距離を操る程度の能力を持ってるらしい。大した念能力者もいたもんだ。えーき…だったか? 多分。とかいう名前の閻魔様の説教が多くて長いとか愚痴ってた。

 

大体、ピトーの………ペプシコーラ? は強すぎだろ…そもそも俺の念能力じゃピトーと分が悪過ぎる。

 

それはさておき今は4月。

 

満開とはいかないが庭の桜が綺麗に咲いていた。

 

最近植えた全くジャポンと関係無い、ヒマラヤスギとフェニックスも中々良い空気を醸し出している。

 

なんとも風情があるではないか、なむなむ。

 

湯呑みで紅茶を啜りながらそんなことを考えていると、ピトーが後ろから飛び付いてきた。

 

「主様ぁー!」

 

「ギャン!」

 

湯呑みは手からスッぽぬけ庭にぶっ飛び中身をぶちまけた。しかし、湯呑み自体は無意識に周で強化していたから割れなかった。

 

「貴公……死に急ぐこともあるまいに…」

 

「主様なにいってるんですかニャ?」

 

ピトーは体勢的に、座布団に正座している俺に後ろから俺に掴まり、両肩から手を俺の胸の前で交差させているようだ。

 

おのれけしからん乳をしおって…じゃない俺のセリフや、突然すぎて茶が飛んだわ。

 

「ダーイスンスーン。ピトー、今のは確実に攻撃判定だ」

 

暇なやつはユルト弾幕と検索しよう!

 

「ニャ? なんだかわかりませんがわかりましたニャ」

 

うん、それでよし。解ったら逆に怖いわ。

 

しかし、ピトーよ。そのたわわに実ったけしからん双丘のトップが背中に当たっているぞ。

 

まさか、ノーブラか…なんと俺得な…。

 

「えへへ、うにゃにゃにゃ…主様ぁ~」

 

ピトーが俺の膝の上に回り、抱きつきながら体を丸めて寝転がった。

 

俺がピトーに膝枕する形である。

 

「仕方ないなぁ」

 

既にピトーは目を細め、寝る体勢に入ってしまったので暫くこうしていることにしよう。

 

「しかし…」

 

俺は本当に無駄に広い庭を見詰めた。

 

春の訪れは非常に魅力的だがやはり雑草は永遠の敵だ。

 

木の枝斬りも必要だしな。

 

………今日やってしまおうか。

 

「よし、やるか…」

 

俺はちょっと練をしてから発を使った。

 

「"先生お願いします!"」

 

そう叫ぶと、庭に30体の念獣が出現した。

 

それは成人男性程の大きさで、全身を黒いフルプレートで覆われた騎士だった。

 

目と口の穴からは青色の炎のようなオーラが溢れるのが見てとれる。

 

そう、これは青目先生である。

 

デモンズソウル的には初心者に立ちはだかる最初の難関、ナメてかかると痛い目を見るデモンズソウルを教えてくれる先生だ。特に1ー2ではステージ条件の悪さから弩兵と共に初心者を苦しめるぞ。

 

更にもう1体念獣を出した。

 

今度の念獣の見た目は青目先生と瓜二つだが目と口の穴から赤いオーラが溢れている念獣だった。

 

デモンズソウルのトラウマその1。みんな大好き、赤目先生である。

 

1ー1から出てくる敵なのに一撃で瀕死に成る程の威力の攻撃をしてくる上に防御力と体力も青目先生より遥かに高い先生だ。

 

デモンズソウルの初見プレーヤーの大部分は先生の槍に掘られてお世話になっただろう。

 

てか、俺も掘られた1人だ。アー!

 

最初に赤目先生を見つけたら、とりあえず先生の胸を借りて突っ込んでみよう。きっと良い突っ込みが帰ってくるぞ。

 

青目先生30体+それを統括するように前に立っている赤目先生。

 

端から見ればとんでもない威圧感と対峙した時の絶望感だろう。

 

まぁ、それは装備しているモノが直剣と盾や、槍や大剣だったらの場合で……。

 

草刈り鎌と高枝斬り鋏でなければの話だが…。

 

赤目先生が青目先生に指示を手で飛ばすと、青目先生が庭に散り、赤目先生は近くの用具倉庫に向かった。

 

多分、ゴミ袋を取りに行ったんだな。

 

暫くすると赤目先生が戻って来て、大量のゴミ袋が入ったポリ袋を幾つか抱えながら青目先生に配りに行くのが見えた。

庭の手入れは暫くすれば終わると思うのでピトーに目を移した。

 

「…………もう食べれないにゃ~……」

 

なんて古典的な寝言を吐いているんだろうか、ピトー…恐ろしい娘…。

 

「…………握り寿司の大トロ…だけ…」

 

超ブルジョアな寝言だった…。

 

そんなピトーも可愛いので寝顔を写メってから起こさないように頭と顎をナデナデしているとスマホが震えた。

 

ちなみにスマホとは、うちで造っている全世界秘境まで完全対応携帯、Super・Monster・Phoneの略である。見た目はもちろん、ケモタリである。

 

至福の一時を邪魔したケモタリスマホに殺意が沸いたがとりあえず懐から出そうとした。

 

が、全力でストラップが内ポケットにハマっているようで中々出ない。

 

なんとかケモタリを引き抜くと、続けてナメクジ玉ストラップが現れた。

 

ナメクジ玉ストラップ

現在特許申請中のうちの商品だ。リアルなナメクジのストラップが、真ん中の剣を中心に重なり合って玉になっているという斬新なストラップだ。更に一匹一匹が簡単に外れ、付けるときも剣に向かって直ぐに張り付く優れものだ。念で強化しているので手以外で剥がすことはなかなかできないので紛失の心配もないのだ。それに紛失しても朝になったら勝手に帰ってきてる優れものである。

 

税込9980ジェニー。手作りなので買いたい人は朝早く来てね。

 

ちなみにケモタリは造るのに労力が掛かるから200000ジェニーだ。

 

べ、別にたまたま20万になっただけで獣のデモンズソウル的な自己満足じゃないんだからね! え? 材料費? 1万かからな…もちろん20万だ!

 

ケモタリを買うとおまけにナメクジ玉ストラップもついてくるゾミ☆

 

ケモタリの持ち手の画面を見るとうちのお得意様だった。

 

「はい、なんでも屋"猫と悪魔 (キャト&デーモン)"です。え、店名が違うと? ああ、家族が増えたので改名したんです。ええ、そうです。ところで要件の方はいつも通りですか? そうですか、解りました。では、お待ちしております」

 

電話は向こうから切れた。

 

とりあえず内ポケットにストラップからスマホを押し込んだ。

 

このケモタリもナメクジ玉もなぜか造ると直ぐに売れるんだよな、なぜだろう? 両方ともネタで置いといた商品なのに…。

 

それはそれとして仕事か……。

 

「まぁ、まだ来ないだろ」

 

それまでは時々エロい声を小さく漏らすピトーをナデナデしながら先生方の庭の手入れを眺めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

 

ついに…ついに…ついにこの時期が来てしまったの…。

 

そろそろかなと思ってたけど余りに突然だった…。

 

僕にとっては、この身体になってからも年に1度通らなければならない道であり、ある意味最大の地獄であり、ある意味最大の天国でもある時期なの…。

 

いつもは師匠と2人だったからなんてこと無かったけど主様と2人っきりはマズイ…。

 

だって僕は主様の事が好き…とっても好き…大好き…。

 

もちろん、愛しているほうで…にゃ。

 

だから…多分、僕。今、主様を目の前にしたら………。

 

 

性的に襲っちゃう…かも…。

 

 

仕方ないにゃ! 発情期なんだもの!

 

僕は人と同じく年中子作り出来るけど、やっぱり猫なの! 発情期しちゃうの! 主様との子供欲しいの!

 

うぅぅ…1~2週間も主様と会えないなんて地獄…。でもこんな節だらな姿見せたくない…。

 

それに猫と違って人が増えることは色々と大変なの…。

 

だから、発情のことは主様には秘密だ。

 

あぁ…でも…主様にシてもらえたら…気持ちよそう…。

 

はっ! ダメだにゃ! そんなこと考え始めたらまた…つぅぅ!?

 

はぁ…はぁ…主様……僕がんばる……でも…。

 

 

切ないにゃぁ………。

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

あれから数日後の夜、なんかピトーの様子がおかしい。

 

部屋に朝からずっと籠って出てこないのだがどうしたものか…。

 

余りにも部屋から出ないので三三七拍子のリズムでドアをノックしてたら"主様鬼畜ですニャー!!!"と、めっちゃ怒られてしまった…解せぬ…。

 

少なくとも何か食べねばならんだろう。

 

と、言うわけでピトーの部屋のドアを今度は紳士的にデモンズソウル1ー2の塔の騎士のBGMリズムでノックした。

 

「おっおお、おっお。ピト~。飯ぐらい食べろ」

 

『あ、主さまぁぁ!? 大丈夫ですニャ! お腹空いてないです…にゃぁ…』

 

ドア越しにいつもより2割増しでピトーがエロい声で答えた気がする。

 

「いい加減開けるわ…ん? んん?」

 

ドアに力を入れた。が、周で無茶苦茶に強化されているようで全く開かない。

 

よく見ると壁にまで周が掛かっていた。

 

ピトー…何故に部屋ごと周で強化した?

 

『入っちゃダメですニャ! 最悪、人生が決まっちゃいますニャ!』

 

「なにそれこわい」

 

えぇ…俺が部屋に入ると人生決まるの? 逆に興味出てきたんですけど?

 

ふっふっふっ……俺は鶴の恩返しなら言いつけを5秒で破り、金の斧と銀の斧なら泉の精霊をぬっ殺して財宝を奪い取り、黒ファンならストーム・ルーラーと酸の雲は必ずお供で、闇霊なら酸の噴射でスロットを埋める人間だぜぇ? それぐらいで自重なぞせんわ。(※要するに"外道")

 

「"先生お願いします!"」

 

俺が叫ぶと目の前に3mほどあり、顔が嘴みたいな見た目の亜人の念獣が3体現れた。

 

みんなのトラウマ巨人腐敗人先生である。腐れ谷2ダメゼッタイ。

 

巨人腐敗人先生たちは扉に手を掛けると全力で引いた。その馬鹿力は想像を絶する。

 

『主様ぁ!? だ、ダメですニャ! そんなには持たな…あ…』

 

扉は他方向からの度重なる無理のある力により粉々に砕けた。

 

俺はそれを好機と巨人腐敗人先生を消して部屋に入った。

 

ピトーの世界に侵入しました。

 

そこにいたのは…。

 

生まれたままの姿で息をあらげながら布団に寝っ転がり、潤んだ瞳でこちらを見つめるピトーだった。

 

………これはかつてない強敵だ…。

 

いや、待て。いい加減少し冷静になれ、静まれ静まれ俺。

 

普通に考えるんだ。うん。

 

ピトーは綺麗な身体してるなぁとか、胸大きいなぁとか、…生えてないなぁとかはこの際下半身に押し込めろ。

 

「まさかピトー…発情期なのか?」

 

「にゃぁ………」

 

ピトーは悲しげに声を上げると俺を見ないように布団にうつ伏せになった。

 

あ、マイ・ヴィーナスが…ってそれどころではない。

 

少しネコの簡易診断と当て嵌めてみよう。

 

その1、甲高い声で鳴き続ける。

 

いつもですね。

 

その2、体をこすりつけ、普段より甘えるようになる

 

これもいつもだ。

 

その3、排尿回数が増える。

 

いや、知らんがな。

 

その4、食欲がなくなる。

 

無くなってるな。

 

その5、シッポの付け根を触るとお尻を高くあげる。

 

………………。

 

「ていっ」

 

「にゃぁぁぁ!?」

 

ピトーはびくんびくんと跳ねるとお尻と尻尾を上げた。

 

ふむ…多分ビンゴだがまだ調べるか…。

 

その6、【自主規制】をなめる。

 

いや…その…流石にピトーちゃんはしなくなったようですよはい。

 

その7、床に転がるようになる。

 

「あ、あるじさまぁぁ…」

 

ピトーは尻尾を触ったせいか既に布団の上にどエラい、いや、どエロい体勢でいる。

 

が、ピトーが顔を覆って少し泣き出してしまった。

 

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…こんなボクでごめんなさい…」

 

………なんかこのノリで来た俺が悪魔みたいじゃないか、てっきり1月早い5月病かと思ったんだけどなぁ…よし。

 

「よいしょっと」

ピトーの隣に寝そべり、ピトーをぎゅっと抱き締めた。

 

「にゃ!? な、なにするんですか! だ、ダメですニャ! そんなにされたら…ボク…」

可愛いなぁ、ピトーは本当に。

 

見た目もさることながら、なんだかんだで第一に俺のことを考えてくれてるし、今だってこんなに辛そうなのにな。

 

「可愛いなぁ」

 

俺はピトーと向き合うようにピトーを動かした。

 

「主様ぁ、ダメです…ダメです…」

 

人生が決まっちゃいますか…成る程ねぇ。

 

「ピトーとの子なら、俺だって大歓迎だよ」

 

「え…?」

 

「あのなぁ…俺だってお前のこと愛してるんだぞ?」

 

ずっと待ってくれてたんだぞ? 人になってまで来てくれたんだぞ? 今も一緒にいてくれるんだぞ?

 

そんな良い娘を好きにならないわけないじゃないか。

 

「で、でも……」

 

「ああもう、焦れったい」

 

俺はピトーを布団に押し付けてのし掛かった。

 

「主様…本当に良いいんですか? ボクで…」

 

「他に誰かいるのか?」

 

「もっといい人ならいっぱいいると思いますニャ…」

 

「俺にはお前だけで十分だよ」

 

そう言うとピトーは真っ赤になって俯いた。ふるふると震えながらも嬉しがっていることが尻尾でわかった。

 

「主様…その…」

 

「なんだ?」

 

ピトーは言うのを何度も躊躇いながら最後に呟いた。

 

「幸せに…してください…にゃ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

 

 

「にゃ~………」

 

約1ヶ月後、縁側で簡易妊娠検査キットを持ってしょぼんとしているピトーがいた。

 

「まぁ、望んでも授からない人がいるんだからそうそう授からないだろ。気を落とすなって」

 

「にゃ…」

 

ピトーは完全に耳が垂れていた。可愛い…これはこれで可愛いなぁ。

 

「それに、今日も頑張ればいいだろ?」

 

「えへへ…」

 

ピトーは隣に座る俺に抱きついてきた。

 

相変わらず、いい奥さんだよ。ピトーは。

 

 

 

 




デモンズソウル捕捉説明

青目先生
初心者に優しい親切設計の敵。

赤目先生
初心者に厳しい心折設計の敵。

ケモタリ
獣のタリスマンの略。恐らくデモンズ最強の触媒、これ1つで魔法と奇跡の両方が使えるようになり、威力も最凶の杖を抜けばトップ。更に実用性の非常に高いバグもある素敵武器。

ナメクジ玉
谷5ー2に吊るされてるナメクジの玉。叩くと落ちてロマン武器をドロップする。

塔の騎士
1ー2のボス。通称"豆腐の騎士"。初見ではその巨大さとかっこよさから、対峙したとき積んだと思うがパターンが解れば大したことなく、身体の防御力が無茶苦茶低い最弱クラスのボス。しかしそのBGMは神BGMの一角でありデモンズプレーヤーから愛されている。

黒ファン
黒ファントムの略。デモンズではシステムとしてPKが存在する。

先生お願いします!
黒ファンをしていると自分もMOB扱いになり、MOBが味方になるため、中ボスクラスの強いMOBに侵入したプレーヤーとの戦闘を押し付けた時や、回復したくて盾にするために逃げ込んだ時に言いたくなる一言。デモンズは周回する毎に敵が強くなるため、周回プレーヤーの世界に侵入した場合、プレーヤーを殺してくれることもよくあり、バカに出来ないためにあえて先生と呼ぶ。MOBと一緒にプレーヤーを殺害したときの達成感は異常。

ストーム・ルーラー
外道を地で行く黒ファンの必需品。武器としての性能は大したことないが、全ての攻撃にぶっ飛ばし効果があるため主に相手の落下死を狙うか、酸の嵐との併用に用いられる剣。

酸の雲
外道を地で行く黒ファンの必需品。まさかの相手の装備耐久度にダメージを与える魔法。耐久を失った装備は性能が二分の一になる他、直すのに凄まじい修理費が掛かる二重苦。多分、黒ファン嫌いの多くはコレのせい。作者などの黒ファンは酸の雲を張り、ルーラーでそこに押し入れる戦法を主体としている。

谷5ー2と巨大腐敗先生
谷5ー2は地面の全面が毒沼で、常時毒状態になる上に走りが制限され、ローリングすら出来なくなる最悪のエリア。そんなエリアで出てくる単純に全能力が通常MOB最強の巨大腐敗先生は鬼を通り越して絶望。基本2体相手にしてはならない。



ダークソウル捕捉

闇霊
デモンズソウルで言う黒ファンだが、回復が簡単に出来ないので黒ファン勢がデモンズに戻る元凶。どうも作者的にはその回復制度がチートを使う原因の一部に思えて仕方ない。多分、駄糞と呼ばれる原因。

酸の噴射
デモンズで言う酸の雲だが、1スロットで2回しか使えないので非常にイマイチ。間違えなく黒ファン勢を落胆させた。というか作者もその1人。だが、作者は酸の噴射で装備を破壊してやりたいがためにプレーヤースキルを磨いたキチガイである。



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