インフィニット・オンライン ~孤高の剣士~ 作:黒ヶ谷・ユーリ・メリディエス
どうも、おはこんばんにちは、黒ヶ谷です。
最近疲れて中々執筆に入れない&先の展開妄想し過ぎて今の展開執筆の邪魔しちゃってるせいで投稿が遅れました() みんなも執筆してる小説の先の展開妄想は程々にしようね、じゃないと今がおろそかになります()
そんな訳で今話はかなり短い約七千文字。珍しくオール戦闘回。
視点は前半ラン、後半ユウキ。
ではどうぞ。
光に包まれ転移した先は、混沌とした空間が広がっていた。オーロラを禍々しい色合いに変えた様相の光景はこちらに警戒心を抱かせる。
足元は底の見えない闇が見える――が、これまた視認出来ない透明な床があるらしく、転移した場所から下に落ちる予兆は無い。爪先で感触を確かめれば、靴先で突いた点を中心に波紋が広がる。かといって床が波打っている訳ではなく感触もしっかりとしたもの。間違いなく飛行型ボスだろうが、最悪地を走って対応するのも手かもしれない。
厄介なのはパッと見ただけでは自分がどれくらいの高さで飛んでいるか分からない事か。
浮遊大陸、本土関係無く、飛行している間は地上や障害物などで凡その高度を測るが、ボス戦用に設えられたインスタンスエリアにはそれらが存在していない。あまり下降していると、気付けば地面に激突してしまう……なんて事も十分起こり得る訳だ。
予防策としては効果が残り続ける魔法――例えば氷や地属性など――を使い、地面に残すことで目印にする事か。
ボスが現れるまでの僅かな猶予で戦場の確認を終えた私は、後ろにいる仲間に向き直る。
「皆さん、覚悟はいいですね。事ここに至った以上は一発勝負ですよ」
そう言うと、前衛剣士のサラマンダーの少年がニッと笑みを浮かべた。
「分かってるって。せっかくアスナさん達も協力してくれてるんだ、一発で成功させよう!」
その言葉に、一同は決意の表情で頷く。
――直後、獣の咆哮が耳朶を叩いた。
空の彼方から滑空してくる大きな影。それは赤茶色の鱗を持つ、西洋のドラゴンと中華の虎を足して割ったような風貌のボス。
ボスの名は《ファーブニル》。北欧神話や『ニーベルンゲンの指輪』に登場する毒霧を撒き散らす有名な邪竜である。
自分達など一飲み出来そうなほど大きなそれを前に、しかしたじろぐ者は一人も居ない。ここまでお膳立てされた上に退けない理由があるからだ。
『ガアアアアッ!!!』
二度の咆哮を契機に、私達は動き出した。
***
やや苦みのある翡翠色の液体を飲み干し瓶から口を離す。
「これでグラポは残り三本か……」
視界端のゲージがぐぐっと八割ほどまで回復し、徐々に白を埋めていく様子を尻目に、戦況を俯瞰する。
戦闘開始から二時間近く経つ現在の戦況は、可もなく不可もなしといったところだった。
本来であれば防御しても二撃目で全損するだろう攻撃に、大きな盾を持つタンクのテッチは最低五撃耐え凌いでいる。その間にランとシウネーの二人が時間差で回復魔法を飛ばす。
普通はそんな戦法をしていればMP切れになり、ポーションでの回復やらで間が空くものだが、キリトが掛けたMP自然回復バフは本土で確認されているそれより遥かに効果が高いらしく、二人で交互に唱えていればそうそうMP切れにならない。
攻撃役の自分、ジュン、ノリ、テッチは隙を見て突撃しているが、なにせあちらも飛び回る上に攻撃範囲が広く、どうしても被弾は避けられない。掠っただけで半分持って行かれるが、バフが無かった場合を考えればこれでも随分マシな方だ。テッチが五回以上耐えているのも防御バフの効果が高いお蔭である。
幸い自動蘇生は全員残している。
対するボス《ファーブニル》のHPは五本中最後の一本に入ろうとしていた。ここまで誰一人として欠ける事無く、バフも全て残したままなのは重畳の至りである。
不安要素と言えば、回復役の二人の負担を和らげるべく頻回に使用したポーション類だろうか。ストレージいっぱいに詰め込んできたそれらはもう残り三本しかない。シウネー達がやられたら一巻の終わりに等しい。
――ボスの残り体力が
「怒り状態、くるよ!」
『ガアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!』
戦闘中幾度となく放たれた咆哮に、苛立ちや怒りを含んだものが入り混じる。同時、赤茶色の鱗が熱を持ったように赤熱し、ゲージ横に『怒り』を表すアイコンが出現する。
《ホロウ・エリア》とALOのレイド級ボスに見られる怒り状態。
防御力が半分以下に下がる反面、攻撃力は数倍に上がるという、ボス専用のアクション。これこそレイドボスが恐れられている最大の要素。術者を中心に仲間を復活させる魔法《リザレクション》の効果が複数人同時に及ぶものでなければ勝ち目なんて無いと思える苛烈さ。
「――全員、総攻撃ッ!!!」
それを前以て知っている自分達は、それ専用の作戦を立てていた。殺られる前に殺れ――すなわち、怒りのままに暴れられる前に、体力を削り切るという力押しのスタイル。
一人でも多く生き残り、出来るだけ参加者全員に経験値やドロップ品が行き渡るよう配慮する常とは真逆の、完全にリスク度外視の力押しの戦法が、たった七人しかいない自分達には最善手。普通のレイド以下の瞬間火力しか出ない人数だが、一人一人の質は高く、集中砲火させれば引けは決して取っていない。
怒りに任せ、咆哮を轟かせるボスへと迫る七人。
その一番槍として剣を振るう。
「おりゃあッ!」
ごがんっ、と決して生物を突いた時に鳴り得ない響きを上げて、獣は頭を揺らした。ゲージ下に《
「いっけぇ――ッ!」
「おりゃあああああああッ!」
好機と見たジュンとノリが突っ込む。初期化されたスキル値でも放てる重攻撃の連打がボスの頭部を襲い、ぐらんぐらんと揺らしていく。
そこで、自分の技後硬直が解ける。
ちら、と仲間を見る。先行した二人に続き、
テッチは片手棍を武器としているからスキルも重攻撃系だろうと予測し――ボスが眼前に居る中で、左手を振ってメニューを呼び出す。
「え、ちょ、ユウキ何やってんの?!」
丁度スキルを打ち終えたノリがぎょっとして見て来る。
それを横目に、手早くメニューを繰り、目的の品を見つける。それをドラッグして装備欄の左手にセット。メニューを閉じる。
すると右腰に確かな重みが生まれた。左手でそれを掴み、一息に引き抜く。
――じゃりーんっ、と硬質な音を立てて刃が閃いた。
そして、クリティカル発生時は仰け反り時間も数瞬長い。ゼロコンマ数秒単位でしかないが、それでも――
「せぁっ!」
担ぐような構えを取り、紅い光を帯びた剣を連続で突き出す。
五連突きの後、逆袈裟に斬り付け、真上に斬り上げ、体幹を捻り――
――そこで、思考回路を切り替える。
例えるなら、スイッチを切り替えるように。
例えるなら、線路の切り替えのように。
システムに動かされ敵を斬り付ける左手から、完全に感覚を切り離し、今はフリーの右手へと無理矢理接続。左で技を放ち終える時、丁度右の剣が別のソードスキルを放つ構えを取るよう調整する。
――そして、真上から斬り落とす。
「……ァあッ!」
斬り落とし、硬直を課されるまでのゼロコンマ以下のラグの間に、右の剣に光が灯され、動き始める。
自分の意思に反して動く剣は左に大きく動き、硬質な鱗に包まれた翼獣の額を深く抉る。水平斬りによって敵の額に深く埋まった剣を、手首を捻って九十度ぐるんと回転し、更に深く穿つと、鍔元から氷が生まれた。獣の弱々しい悲鳴が上がる。
それを無視して真上に斬り上げ、返す刃で垂直斬りを放つ――
「まだ、だ……!」
――その寸前、また思考回路を左へと切り替える。
その最後の一撃を放つ寸前で、またも思考回路を切り替える。
脳から《アミュスフィア》に出力される運動命令を一瞬全カットし、次の命令を右手のみに伝えるイメージ。自分の体――いや、脳の右半分と左半分が同時にして別々の思考を行っているような途轍もない違和感に襲われる。その違和感を、無声の気合で押し殺す。ここで違和感を消さんと意識の統合をするとソードスキルの連携は止まってしまうのだ。
右の黒い剣は、紅い光と共に斬閃を刻み付けていく。斜めに走る斬閃は鈎爪の如く。
――《シャープネイル》が出始めたところで、仲間達の技後硬直も殆ど解けている。
「おりゃあああッ!」
「このままいっけーッ!」
左右の剣で立て続けにスキルを見舞う自分を驚きで見ていた彼らは、今はボスを倒す事に集中すると決めたのか、硬直から復帰してすぐに攻撃に移っていく。そのどれもが各員の恐らくは最大威力のスキル。
――ボスのスタンはとっくに解けているが、しかし反撃は来ない。
当然だ。一度ノックバックが入ればほぼ反撃を許さない――それが《
仲間達の一際大きな声に乗り、集中砲火の第二波がファーブニルを包み込む。混沌としたエリアの空気は震え、敵の残り僅かなHPゲージががぐん、がぐんと削り取られていく。
最後の斬閃を刻み付ける寸前、次はもう無理だろうと半ば確信を抱きながらも、ボクは五度目の《剣技連携》に挑んだ。
――かつて生死が隣り合わせにあった浮遊城で生み出されたシステム外スキル《剣技連携》。
これは、片手汎用スキルであればどんな技でも繋がる訳では無い。システムアシストによって動かされる腕の動きと、繋げようとする別の技の初動モーションがほぼ一致していなければならないのだ。
右手で《シャープネイル》を繰り出す時、動きやすいよう左腕は折り畳まれ、肩に惹き付けられた状態にある。そこから少し体を捻ってやると――左の剣が深紅の光を帯び、空気を引き裂く甲高い音が響き始める。直後、左腕が弾かれたように撃ち出され、ズガァァァンッ、と轟音を響かせて額を穿った。
この時点でジュン達の二回目のソードスキルも終了している。
ファーブニルのHPゲージは、真っ赤に染まりながら左端へ急激に減少して行き――
僅か五パーセントを残して停止した。
『グルルル……っ!』
そこで、とうとうボスの仰け反りも終わったようで、怒りを孕んだ唸りが上がる。
「わ、わわっ、やばいよ!」
「間に合って……!」
ストレアと姉の焦燥が滲み出た声が聞こえた。
流石にほぼ全員が密集している状態でやられれば、自動蘇生バフがあっても立て直しは難しい。ボスの攻撃は広範囲なのが普通。最悪復活した直後に再度やられるリスキルになってもおかしくないのだ。
――だが。
「まだだよッ!」
この状況にあっても、自分は笑みが浮かんでいた。
――《剣技連携》の条件は、技の終了時点の構えが、別の技の開始時点の構えになっている事。
これはかなり厳しい制限だ。SAOではイレギュラー装備状態という制限もあり、《体術》との連携をたった一度しか成功できなかった自分だが、ALOに来て両手に片手剣を持った状態でもスキルを放てるようになってからは猛特訓し、これをものにした。最近では漸く成功率五分といったところ。無論、連携数が重なるにつれて成功率は下がっていく。
しかし、その成功率とは裏腹に、一部例外も存在していた。
終了時の構えと開始時の構えを同一でなければならない――この条件は、場合によっては容易に満たせるのだと。
例えば、《ヴォーパル・ストライク》の終了時点の構え。これは攻撃側の腕を突き出し、半身を前にする反面、被攻撃側の腕は折り畳まれ肩に引き付けられている。構えの形としては《ヴォーパル・ストライク》に近いが、システム的に発動している、ないし発動終了直後のスキルは同時発動や連続発動出来ないため、結果的に別の技を使わざるを得ない。
――つまり、別の技且つ始動の構えを特定のスキル終了時の構えにしてしまえば、半自動的に《剣技連携》が起こり得るという事になる。
そして自分が作り出した
――引き絞った黒剣が、紫紺の輝きを迸らせた。
「――ッ!!!」
システムに定めた動き。それに合わせて、自分も動く。万に一つも軌道から逸れないよう細心の注意を払いつつ、幾度となく穿ち空いた額の穴目掛けて黒曜の剣尖を叩き込む。
右上から左下に向かって五発。
そのラインと交差する軌道でもう五発。
バツの字を描くように十発の刺突を叩き込んだ後、体を大きく右に捻り、黒曜の刀身を引き絞る。するど紫紺の輝きは明度を増し、眩い閃光となって混沌とした空間を照らし出す。
黒曜の刃は、
「――や、ぁぁぁああああああッ!!!」
錯覚をそうと認識する前に体は動いた。
剣尖が深く突き込まれた途端、翼獣は肢体と頭を震わせ、悲鳴染みた咆哮を上げ――
ふと、絶叫が途切れた。
不自然な態勢で翼獣は全身を凍らせた。自分も、シウネー達も、時間が停止したような静寂の中でしばし動きを止める。
やがて、深く貫いた剣を中心に、赤茶けた鱗に無数の白い亀裂が発生した。ひび割れはその内部から放たれる光の圧力に耐えかねるようにぴしぴしと長さと太さを増していく。それはたちまちの内に全身に広がり――
立木が裂けるような乾いた音を響かせ、穴を穿たれた額の鱗が真っ二つに割れて、分断された。直後、ガラスの彫像が圧潰するかの如く、十メートル以上の巨体が大小無数の欠片となって砕け散る。迸った純白の光が物理的な圧力を伴って押し寄せ、自分の髪やスカートを激しく揺らした。
重低音と高周波の入り混じったサウンドエフェクトが空間の中を荒れ狂い、やがて硬質の金属音を高く引きながら薄れ、消えた。
黒と赤、紫といった禍々しいオーロラに照らされた薄暗い部屋が、一瞬で眩い光に包まれ――
気付けば、ボク達はボス部屋の前に戻されていた。
「おおっ、お前ェら、帰って来たか! てェ事はボスを倒したんだな?!」
野武士面のサラマンダーが最初に気付いて声を掛けたのをきっかけに、顔見知りの面々がこちらを向いて、安堵や笑顔、歓喜といった表情を見せて来る。
それに対し、こちらは未だ反応出来ずにいた。
討伐出来る可能性が限りなく低い相手を倒した実感が未だ湧かない。今なら百層ボスを倒した時のキリトの気持ちが分かる気がした。
「なんだよ、どうしたんだ。まさか負けちまったのか? でもやられたら空都にリスポーンするだろ。だから倒したと思ったんだが、違うのか?」
「えっと……うん、倒した、よ……倒したんだよね……?」
「いや、俺に訊かれても困るんだが……」
こちらの言葉に、クラインは困ったように笑みを浮かべた。たしかにその場に居なかった彼に訊いても困るだけだろう。
「あ、ああ……!」
そこで、シウネーが悲痛に聞こえる――しかし歓喜を滲ませた声を上げた。
彼女はメニューを繰り、《MMOストリーム》のトップ記事を呼び出していた。その一面にはスヴァルト最初のエリアボスを討伐した一覧名簿があり、そこには七人分の名前――《Siuner》、《Jun》、《Nori》、《Tecchi》、《Tarken》、《Yuuki》、《Ran》――が載っていた。
たった今倒したばかりなのにあまりにも早い気もするが、運営と連携し、ボスを倒した瞬間のエリア内メンバーの名前を連動するよう手配していたのか、と考えた。
「あ、はは……! やりました、勝ちました! 名前が残りましたよ、みんな! ――私達の悲願は、今日叶いました!」
杖を握りしめ、涙ぐみながらシウネーが言った途端、歓声が爆発した。最早言語として意味を為していないとすら思える声。周囲で同じようにへたりこんでいた四人が一気に跳び上がり、それぞれの恰好でガッツポーズを決めながら口々に歓声を迸らせていた。
それを尻目に、シウネーがこちらに寄って来た。
「ユウキさん、ランさん……そして皆さん。本当に……本当に、ありがとうございました……! 今日こうして悲願を成就出来たのも皆さんの協力があってこそです!」
涙を浮かべ、頻りに感謝の念を伝えるシウネーは、ボクと姉の手をしっかり握ってお礼を言って来た。後ろの四人もアスナ達に協力のお礼を口にし、最後にはこちらに来て握手やら肩に手を回すやらで揉みくちゃにしてくる。
その乱暴さが、今はとても心地いい。
「――ユウキ」
ふと、隣で同じように乱暴にされていた姉が、名前を呼んできた。顔を向ければ、ずいっと拳を向けられる。
それの意図するところを理解し、にしっと笑って、拳を突き付ける。
「やったわね」
「うん」
こつん、と拳を突き合わせ、小さく勝利を祝った。
はい、如何だったでしょうか。
ユウキは原作だとキリト以上の三年近いフルダイブ時間により反応速度が鍛えられており、そのお蔭でソードスキルの剣劇を捌けるらしいです。
そして本作ユウキはSAOでの命を賭した戦闘を経験した上で二年以上のフルダイブ経験を持つため、原典ユウキと反応速度の面ではほぼ同等(SAO時点で本作キリトとほぼ同格)
むしろこっちはアミュスフィアを使ってるので、原典ユウキよりポテンシャルは若干下。しかしキリトやリーファに
SAO時点で極限の集中下なら《片手剣》と《体術》を連携させられた実績。
キリトの影響でシステム面から理詰めで理論を理解する聡明さ。
これらから、原作八巻で登場した原典版《剣技連携》をユウキは体得しました。
尚成功率は連携数が重なると原典キリト五割より下回る模様。元々一刀流だからね、仕方ないネ(原典キリトも二刀期間は然程長くない)
本作版《剣技連携》は《二刀流》スキルを含んだキリトのものであり、原典版はユウキのものです。
OSSの始動モーションを特定スキルの終了時点の構えにするという、制約を逆手に取ったのはオリジナル。ほぼ確実に敵を怯ませる《ヴォーパル・ストライク》から《マザーズ・ロザリオ》を確定連携させられるとか、距離を詰める、反撃されにくい、空振った時は距離が空くから仕切り直しになるという強い利点にもう一つ加わった感じ。
連続突き《マザーズ・ロザリオ》を持つユウキならではかなって。
……個人的には原典と違い、こっちのユウキはシステム的な理詰め思考もしているという差別化が出来たらいいなと思っています。
というかシステム外スキルとかいう理論派でありながら感覚派でもあらなければならない技術なんて矛盾の極致を成し遂げられるのはキリトとユウキくらいじゃないかなって個人的に思うんですがどうでしょう?()
しかしあれですね、二刀を使えるようにしただけでユウキの戦力が爆上がりしてる気しかしない。これは他のキャラも強化しなければ……(愉悦)
では、次話にてお会いしましょう。