インフィニット・オンライン ~孤高の剣士~ 作:黒ヶ谷・ユーリ・メリディエス
どうも、おはこんばんにちは、黒ヶ谷です。
視点:ヴァサゴ
字数:約七千
ではどうぞ。
自分とガブリエルだけになったスペクトル強襲チームは、表向きで手を組んだが、実際は配下になったような立場として和人チームの一員になった。
ガブリエルは失敗したのだ。素直に協力を要請しても《亡国機業》側に付かない保険として幾らかの条件を出されたのは変わらないだろうが、そこに『脅迫』の意味合いは無かったはずだ。意図的に含めたか、結果的にそうなったかかは小さいようで大きな違いである。普段のクールガイなガブリエルならこんな失態を犯さなかっただろうが、裏を返せばそれだけ和人に執着しているとも取れる。
企業とのコネクション、個人的なツテ、そして自身が生き残るための戦力。それ以外の理由としての執着がガブリエルをそうさせたに違いない。
幸いと言うべきか、和人は善と悪両方を兼ね備えたもので、相手の出方に応じて使い分ける器用さも持っている。リーダーの少年を守る面々からのヘイトは凄まじいが、和人本人がそれ以上言及しないから口を噤んでいる。実害はほぼ無いから大したものではない。
俺達に和人本人を傷つける手段がないと判断しているからだろう。
「――さて、こうして手を組んだ訳だ。改めて状況を確認する。意見、疑問があれば最後に纏めて言ってくれ」
一悶着あったが、辛うじて平和的に話が済んだところで和人がそう切り出した。合計16人になったチーム全員を見回した後、大きなテーブルの上に折り畳まれた用紙を広げる。
それは館内見取り図だった。
「現在時刻はアメリカ東部時間で二十二時ジャスト、場所はスペクトル地下研究施設の一階。さっき上で手に入れた見取り図を見ると地下五階まであり、最下層は最大レベルのバイオハザード対策機構がある。【白式】の反応は地下四階だが【K‐Virus】のサンプル、およびワクチンの回収を考えると五階まで降りなければならない。つまり現状の目標は織斑秋十の身柄、【白式】のコア、ウィルスのサンプル、ウィルスのワクチンの合計四つの回収だな。なにか質問は?」
「弾にも限りがある。一階で倒れた連中のものを回収する事は出来ないか?」
「ルートに含めれば可能だが、口径は同じか?」
「一部はな」
「なら口径が違う装備は原子レベルで分解し、そのあと弾薬に作り直そう。一部は俺も流用するとして……ガブリエル、メンバーが死んだ場所を地図に書いてくれるか」
「了解した」
「ほー……ISってぇのはホント便利なモンだ」
原子還元、形状変化まで可能となれば、やろうと思えば食物まで自作できてしまうという事になる。元々宇宙航行用のマルチフォームスーツだというが、そこまで出来るならあながち不可能ではないのだろう。
「そーいや隔壁が下りたトコがあるぜ。どこだったかな……モンスター共に襲われた時だから、地下二階に降りる手前か」
ガブリエルが地図に書きこんだ印を見て正確に思い出した。丁度地下二階に通じる階段を見つけたところで、いきなりそこかしこからモンスター共が湧いてでて、隔壁が下りたのだ。何人かは既に下りていたから二階で孤立した訳だが、流石にもう生きてないだろう。
「隔壁……警報機が鳴っていないという事は、誰かが手動で下ろした可能性が高いな」
「つまりその人物は、このバイオハザードを引き起こした張本人という事かね」
「あるいはここの職員で逃げ込んだ人かもしれないな」
ヒースクリフの言葉に、和人は皮肉を感じさせる笑みで応えた。
ここの施設の機械を動かせるセキュリティーカードを持っているなら、まず間違いなくこのバイオハザードのウィルスを研究していた一人だ。直接解き放ったかは不明だが、自分で作り上げたものに恐れを為し、それを作った場所に引きこもったのだとすれば愚か極まりないと言えよう。
仮に引き起こした張本人が隔壁を下ろしたのだとすれば――
「いや、敢えて下ろした可能性もあるぜ……俺達を実験動物として使うつもりとかでな」
兵器運用のための試験運用の相手として、俺達を使っている可能性だ。戦争に行くかのような武装をした男達二十人が相手でも蹂躙出来たなら相応の価値はあると見ていいだろう。
連中――《亡国機業》の研究員は、三年前から知っている。
あいつらはかなり頭のイカレた狂人だ。マッドサイエンティスト達は研究の為なら自分の安全すら損なってもお構いなしなくらい突き進んでいる。とは言え、和人と殺し合えれば死んでもいいと思える俺も、そして誰かのために命を擲つ事を良しとする和人も、同じくらい狂っているかもしれないが。
研究者達の狂気をその身に刻まれた本人は、複雑そうに顔を顰めた。わかってしまうのがとてもイヤだという心情が滲んでいる。
「まぁ、だろうな。外のは副産物。本命は地下にウジャウジャいた『ハンター』とかいう奴だろう……ちなみにエギル、そのハンターってどういう経緯で出来たものなんだ?」
「あくまでゲームの設定だが、人間の受精卵に爬虫類の遺伝子を【T-Virus】ってウィルスで掛け合わせて作られたモンだ。他にも両生類の遺伝子のヤツとか、ドーベルマンに投与したヤツとか色々いるが、そいつらは全部《B.O.W》って名称で括られてる」
「犬……俺、地上で最初に会った化け物が犬なんだが、それの事か?」
「あー、犬って言っても兵器前提のヤツは《ケルベロス》っていう《B.O.W》だが、二次感染……たとえばウィルスに汚染された水やエサの飲み食い、感染した犬に噛まれたとかでなったヤツはゾンビ犬って別モンの扱いだぜ」
「ややこしいな!」
エギルがゲームシリーズの設定を披露し、それを聞いて少年が頭を抱える。馴染みが無いとその辺は頭が痛くなるかもしれない。どっちにせよ噛まれたらアウト、化け物化した犬という共通認識を持てればいいからか、それ以上突っ込んだ設定をエギルは語らなかった。
「とは言え……そうか、じゃあ地上の”奴ら”は、ゾンビ犬みたいに副産物。で、ウィルス研究の本命は地下の化け物だと」
「オッ、理解速いじゃねぇの。流石だな」
「……アンタに言われると素直に喜べないな」
「ククッ」
素直に褒めると仏頂面されてしまった。嬉しくない、と突っぱね返してこないあたりこちらの心情を正確に読み取っているらしい。
そうやって相手の対応に合わせるのは昔から変わらない。
「話を戻すが、つまり隔壁の下は、もっとヤバイ生物兵器がうようよしてる可能性もある訳か……普通の銃火器で撃退出来るのか?」
「大抵は建物とか街の爆発に巻き込む形で焼き尽くされて終わりだな」
映画やプレイ動画で見た限り、最後はどう足掻いてもただの銃火器では倒せないレベルまで巨大化するのが定番だ。何度もダウンを奪い、そのまま逃走し、ミサイル着弾や自爆装置などの炎に巻き込まれて焼き尽くす終わり方が多い。主人公達は携行装備でなんとかやりくりしているが、現実で考えればどう考えてもダウンすら奪えないほどの豆鉄砲感しかなかった。
「けどよ、お前ならあの黒い斬撃でなんとかなんだろ」
「生き埋めになりたいならそうするが?」
「やっぱなんでもねぇ」
流石に生き埋めは勘弁なので俺はすぐ手のひらを返したのだった。
やっぱりズルはダメらしい。
*
最終的に隔壁に関しては『原子変換で一旦消す』という事になった。ただし全員が二階に降りた時点で再度隔壁を構築し、地下の化け物が地上に出ないようにする。
つまり和人が死ぬか、俺達が逃げれば、俺達は化け物たちの最後の晩餐にされる訳だ。
和人からの無言の圧力を感じた俺は、ゾクリとした戦慄と、その容赦のなさに対する喜悦を覚えた。
――とは言え、俺は仕事はキッチリするタイプである。
心躍る時とは言え気を抜けばすぐに死ぬ戦場だ。俺は愛銃FNスカーを構え、周囲を警戒しながら進んでいた。俺達は銃器による支援が出来るし噛まれたら一発アウトなので後衛と和人が指示したからだ。
隔壁への道中、幾度も化け物に遭遇したが一方的に蹂躙し、死んだ連中の装備を回収。一部は和人が使うが、不要なものは俺とガブリエルが持つ口径の弾丸に変換してくれた。お陰で軽かったフロントパックやサイド、バックパックたちがズッシリとした重みを取り戻している。残弾はそれぞれ数百発はあるだろう。マガジン単位だから余計助かる。重くはあるが、自分の命には代えられない
装備が充実し、戦力も十二分となり、意気揚々と進んだ俺達だが――
地下二階に降りてから、状況は一変した。
地下二階は、一階と違って周囲にうっすらと霧が立ち込めていた。白い靄が周囲に漂うのを見てどこかに冷凍室でもあるのかと考えたが、それは違っていた。
それが何なのかは、先頭を歩く最強のタンク・ヒースクリフの言葉で発覚した。
「和人君、緊急事態だ。何も見えない。通信障害が起きている」
「……なるほど。この霧、多分楯無のアクア・ナノマシンみたいに、霧の中にジャミング波を出すナノマシンでも混ぜたか」
「え……じゃあボク達、ここから先には進めないって事……?」
「うん。まぁ、そういう事だな。ここからは俺とガブリエル達の三人で進まないといけない」
和人の頷きに対する【森羅の守護者】の面々の反応は意外にも静かだった。大声を出すと化け物が寄ってくると考えたからか、あるいは覚悟していたからか。ただ少年を見る眼が一様に苦悶のそれになっていて、それだけで内心を察するに余りあるというところだ。
一部はこちらに目が向いているから、まず間違いなく『あんな連中に任せるのは危険過ぎる』と考えている。
まあそう思われても仕方ない事はしてるから構わないが。
「……あの、さ。こう言うのは気が引けるんだけど……和人は、一般人な訳だしさ。もう専門家に任せた方がいいんじゃないかな……? せめて軍の人が居た方がいいと思うんだけど……」
おずおずと、言っておかなければと【絶剣】が言う。顰めた顔からは『無理だろうな』という諦観が読み取れる。
その言葉に誰かが反論する事はない。全員が同じ事を考え、それを代表して言ったのが先の言葉なのだろう。専門家や軍と国家権力を盾にしているが、それはただの建前に過ぎない事は誰の眼にも明らかだ。
あいつらは、ただ自身の大切な人間を安全な場所に置きたいがために、解決策も、助けを求める人間も見捨てようと言っているのだ。無論、かなり悪意ある解釈である事は承知済みだ。
――それに頷かないだろうと、半ば確信していながら。
諦め切れず、誘惑している。
健気なものだ、と俺はガブリエルと周囲を警戒する。ハイパーセンサーが効かないのではもう目視で確認するしかない。
「ごめん、それは無理だ。《亡国機業》を潰すためにはいま攻めるしかない」
予想通り、和人はその誘惑を拒絶した。
ちらりと横目で見れば、殆どの女が顔を歪めていた。それだけ心配なのかと思う。コイツの力は、お前たちがよく知っているだろうに。
「逆に頼むのは気が引けるんだが、先に楯無達の方に援護に行ってくれないか」
「……ん?」
そこまで心配が必要かと疑問に思っていると、それを上塗りする勢いで別の疑問が浮上した。
「おい、ちょっと待て。ジャミングがあるんだから他のトコ行っても無駄じゃねぇのか」
「妨害されてるのはハイパーセンサーだ、だからアバターの眼が潰れた。でもアバターそのものが停止した訳じゃない。そもそもアバターと俺のコアの通信に使っているのは妨害しようがないコア・ネットワークだ。アバター本体がこの霧の範囲外にあるなら動かす分には問題はない」
今だってそうだろう、と和人はいう。和人が居るのは地下二階の霧が立ち込めている部分で、アバター勢は階段の方に上がっている。さっきは何も見えないと言っていたヒースクリフも、今は見えているのか和人の方を見ていた。
「へぇ……便利なモンだな」
戦場でのやり取りは無線などの電子機器だ。それらはジャミングの影響を受けやすく、また盗聴もされやすい欠陥を抱えているから、それに頼らないでいい煙幕なども軍では常備されている。今回の作戦に持ち込んではいないが、公式の戦場に行くなら必ず一本は持って行く事を義務付けられているほどだ。
しかしISのコア・ネットワークを介すれば、そのジャミングすら無視した通信が可能になる。
考えてみればISは元々宇宙に行き、星と星の間を超える何千億キロ、ともすれば兆以上の距離の間で通信を行わなければならないものだ。その性能を前提にすれば、地球の端から端ですら離れている範疇にならないかもしれない。
それを二つも使える男が、この少年だ。
「ともあれ、みんなは俺達が帰る場所を確保しておいて欲しい」
柔らかく、少年が懇願する。
応じる声は、どれも不安と懸念に震えていた。
*
数分後。
16人から一気に3人まで減ったチームの俺達は、各々が銃器を構えながら慎重に進んでいた。和人は右手に黒いレーザーブレードを出す筒を握り、左手には【黒椿】の
これは偶然の一致だが、俺と和人が持つハンドガンはどちらもFN社製のものだった。
近距離で剛体を撃ち砕くのに適した銃という点で俺はこれを選んだが、和人もISの装甲を前提にそれを採用し、天災博士に対IS用銃器として用意してもらったものらしい。SPBナイトスカイというそうだ。
銃の趣味が同じである事を指摘すると、イヤそうな顔をしたが、すぐに作り変えれる筈なのに未だナイトスカイを持ち続けている。感情よりも合理性の方を優先した形だ。
「しかし和人、お前はハイパーセンサー無しで大丈夫なのか」
静かな地下に足音を響かせる中、ガブリエルが小さく問うた。
「なんだ、心配してくれているのか?」
「というよりは、確認だ。お前の能力がどこまで有効か、我々は知らないからな」
「そうか。俺の眼は《
「ほう、至れり尽くせりだな。こちらの業界では喉から手が出そうなほどの代物だ」
「人体実験を受ける必要があるがな。適合しないと、スコープを常に最大倍率で使ってるような状態になって、あらゆる意味で不便だぞ。外せないしな。俺みたいに眼帯を着ける必要も出てくる」
「では遠慮しておこう。それで、お前の眼でなにか見えないか」
「今のところは何も」
「そうか」
仕事モードに入ったらしい和人は、さっきまで仲間に見せていた柔和な表情を消し、いつかと同じ鋭い面持ちに戻っていた。《ホロウ・エリア》で共闘していた頃もまだ柔らかかったが、仲間が一人もいなくなるとこんな顔になるらしい。
柔和なのもいいが、俺としては、この殺気で張り詰めた表情の方が気に入っている。
「次の角、右だ」
「了解」
「……クリア」
「じゃあ行こう」
常にマップを見ている和人が指示し、俺とガブリエルで周囲の確認。それが済んだらまた次のエリアへ進行。それをもう数回繰り返したところで、状況に変化が生まれた。
角を曲がってすぐの足元に、大量の血痕と、なにか巨大なものに噛み千切られたと思しき死体が転がっていたのだ。
その死体は見覚えのある装備をしていたので、二階に閉じ込められたチームの誰かなのは確かだ。しかし胸から上がないせいで誰か分からない。フロントパックも喰われたらしいが、サイドとバックは残っていた。雀の涙程度の残弾だが有難く中身を頂戴する。
「これは……」
「私の部隊のメンバー……だった者、だな」
「見ろよ、この噛み千切った痕。とんでもなく食い意地の張ったヤツか相当なデカブツが居るみてぇだぜ」
「……らしいな」
遺体の検分を終えた俺達は、いったん周囲を見回す。やはり敵影はない。とは言え霧で十メートル以上先は見えないから気付いていないだけかもしれないが。
「なぁ、PoH」
ふと、懐かしい名前で呼ばれた。どうしたいきなりと疑問に思いながら耳を傾ける。
「視界不明瞭で不意打ちするとなったら、アンタならどうする」
「あ? あー……そうだな。俺ならまずハイディングするぜ。鉄則だろ」
どれだけ濃霧が立ち込めようと、流石に残り数メートルまで接近すれば見えるし、勘のいい奴なら気配で気付く。足音などで気付かれる場合もあるから隠れて待ち伏せするハイディングは絶対条件とも言えた。
逆に、モンスターでそれに気を付けないといけない場合もある。
モンスターの中にはデフォルトで隠れて待ち伏せする個体も存在した。その中には《索敵》スキルのオプションで看破ボーナスを取っておかないと気付けない個体もいる。熟練度の差はあるが、その個体の存在が明るみになってからはほぼすべてのプレイヤーが《索敵》スキルを習得していた筈だ。だからこそプレイヤーを標的にするオレンジやレッドは《隠蔽》スキルを高い水準まで鍛えていた。
「――おい、おい待てよ。まさか」
そこまで考え、なぜ和人がいきなりそんな事を聞いてきたかを察した。
「ああ……ここにきてから俺達、まだ一度も遭遇してないだろ、B.O.Wとやらに。多分ここを徘徊してるやつ、ハイディング系だぞ」
「……マジかよ、オイ……」
タラリと汗が流れる。
ゲームなら不意打ちを喰らってもリカバリーが効く。だが現実ではそうもいかない、野生動物の一撃ですら致命傷になりかねないほど人体は脆弱なのだ。野生動物よりはるかな強力な存在に不意打ちされたら堪ったものではない。目視してもヤバいヤツが多い設定なのに、その上で視界不明瞭とか死亡要因ばかりである。
「俺の勘だとここにいるヤツは素早いか、カメレオンみたいに擬態するタイプだと思うんだが」
「どっちもやべぇよ」
素早いと銃弾が当たらず、擬態されたら見抜くのが大変だ。そこら中に弾をばら撒いていたらどこからともなくグールや化け物が寄ってくる恐れもある。
俺達の警戒心は非常に高まり、更に慎重に進んだが。
結局食い千切られたチームの遺体を除いて何にも出くわさず、地下三階に辿り着いてしまった。
・今話における通信回線
ユウキ達(《アミュスフィア》)
↓有線LAN、電波
束所有ラボ型IS(名前はまだない)
↓コア・ネットワーク
和人【黒椿】&【無銘】
↓コア・ネットワーク
【森羅の守護者】アバター
↓電波
ハイパーセンサーなど
よってジャミングされるのはハイパーセンサーだけになるので、アバターが霧から出れば問題なく動く理屈。
・ヴァサゴ・カザルス
映画バイオを知っているゲーマー。
なまじ知ってる設定の敵がリアルにいたせいで、フィクションの知識を前提に色々と考えるようになった人。かなりのビビリのようだが、その場所にいて慌てて動こうとしてないので非常に冷静である。
・ガブリエル・ミラー
バイオをあまり知らないPMC重役会員。
リアルの魂に執着している事、また本作ではGGOなど銃火器を武器にしたVRMMOがないので、あまり会話に乗れてない。
ちょっと仲間外れだけど本人は気にしていない。
・桐ヶ谷和人
バイオの知識を聞かされた小学六年生。
CERO設定を無視して色々と聞かされているが、まあリアルの方が残酷と知ってるからモーマンタイでしょう。
ハイパーセンサーを使えなくなったが、《越界の瞳》があるので死人に関しては問題ない。なんなら暗視ゴーグルも不要。そもそもSEバリアがあるので基本ダメージ無効で無敵である(フラグ)
リアルにゲームを適用するゲーム脳だが、一定の条件や要素を重視しているのでそこまで的外れではない。
・【森羅の守護者】
ジャミング・ミストのせいで進行不可になった保護者勢。
アバターの視覚、聴覚はハイパーセンサーを使っているが、アバターとの送受信を行うのはコア・ネットワークなので、ミストの外なら問題ない。地上に戻って楯無達の方に向かった。
内心ヴァサゴ、ガブリエルへの警戒心が途轍もないが、SEバリアを貫通する武器が無い事から渋々引き下がった裏話。
――約一名、銃器でメンタルが削れてたので、ちょっとだけ安堵した。
まあ楯無達はみんな銃火器持ってるんですけどね(無情)
・姿の見えない敵
人の体から上を一撃で喰らうデカブツか、はたまた食い意地の張ったヤツかは不明。確実にいるのは確かだが、和人達が進む間に出くわすことは無かった。
和人は二択上げているが、出てこない事や足音が聞こえない事から擬態していると考えている。
ちなみにバイオシリーズでは『体が壁の色と同化する』カメレオンのような人間サイズの敵から人間を丸呑みに出来るサイズのものが存在しており、ヴァサゴはそれを知っているため余計戦慄している裏話。
では、次話にてお会いしましょう。
行きはよいよい、帰りは怖い♪