インフィニット・オンライン ~孤高の剣士~ 作:黒ヶ谷・ユーリ・メリディエス
どうも、おはこんばんにちは、黒ヶ谷です
視点:ユイ、シャルロット(幕間寄り)
字数:約八千
ではどうぞ
――まさか、こんな事になるとは
レベル25に今日なった私は、愛用の細剣《アニールレイピア+6》を正中線に構えながらそんな事を考えた。
正面十メートル先には一つに括られた黒髪と黒コートをなびかせる少年が立っている。右手に握られる直剣《アニールブレード+6》の剣尖はわずかにも揺れず、こちらの視線を吸い込もうとするかのように冷たく煌めいている。
現在私達が向かい合っているのは、オリジン版《はじまりの街》に追加されていたPvP専用施設《闘技場》だ。乾いた土とレンガの遺構に囲まれた円形のバトルフィールドで立ち会っている。
円形の闘技場を囲む階段状の観客席には数十人の人影。すべて、私達の仲間だ。その最前にはNPCの少女プレミアが食い入るようにこちらを観察している。
この立ち合いは、彼女のために実現したものだ。
今日の昼頃、プレミアがキリカに師事した。
当初は乗り気でなかったらしいキリカも、根っこは世話焼きなためかその指導には熱が入っており、呼応するようにプレミアも――表面上分かりにくいが――前のめりに打ち込んだ。その熱量は夕方までの時間全てを、己に適した武器を見つけるための素振りに費やした程だ。
結果から言うと、プレミアには幾つか適した武器がある事が判明した。それが片手直剣、細剣、両手剣の三種類である。
片手武器の二種類はまだ解る。
しかし、両手剣はものによっては彼女の体躯に匹敵するサイズのものがあるため、不慣れではないかと疑問に思った。
その答えに近い推察をキリカは持っていた。おそらくプレミアがこれまで見てきた武器種の戦い方が反映されているのだろう、との事。言われてみれば片手剣はキリカと私、細剣は私、両手剣はストレアと、プレミアと共に行動する事の多い私達の武器ばかりだ。それを間近で見ていたから見様見真似で扱えている――と考えれば、まあ解らなくもない。
ともあれ他の武器の戦い方を知ればより多くの武器を扱える訳で、そういう意味ではキリカに師事したのは大正解だった訳だ。
とは言えキリカも最初からすべての武器に精通していたわけではない。片手剣を皮切りに戦闘経験を積み、他プレイヤーから見て学び、自身も試して汎化させていった過去がある。つまりプレミアが扱える武器を増やすにはまず最低一つの武器で戦闘経験を積む必要がある。
クセの少ないものでなければ扱い切れない公算が大きくなると危惧した彼は、初心者が多く選ぶ片手剣か細剣かを奨めた。
そもそも《両手剣》はSAOに於いては上級スキルとして《片手剣》スキルを鍛えなければ使えない設定だった。有用なスキルも多いが、隙を晒すため使いどころの見極めが難しいなど、使い手の経験で有用性が上下する側面が大きい。オリジンでは最初から使えるが、根本の仕様に大差ない点から奨められない――というのがキリカの論だった。
そして二択になった武器種の内、一択に絞る決め手になったのがプレミアのNPCとしてのタイプ。
NPCの区別の仕方はいくつかあるが、その中に『戦闘に参加するか否か』の分け方がある。参加するのは戦闘タイプ、参加しないのは非戦闘タイプと俗に呼ばれる。更にそこなら薬屋ならサポート系、老獪戦士なら強力なアタッカー系などバックボーンが絡んでくる。
プレミアのバックボーンは不明。戦闘タイプも不明だが、元々非武装であった時点で非戦闘系であると断じていい。仮に戦闘に参加するにしても薬やスキルなどのサポート役がせいぜいだろう。つまりプレミアは前衛には向かない。もっと言えばユウキレベルのアタッカー、ヒースクリフやストレアレベルのタンクは不向き。
更に言えば、プレミアが求めるのは
『なら、プレミアには細剣が向いていると思う』
そして彼は、二択の中から細剣を奨めた。
余談だが、プレミアが最も適性を示したのは片手剣である。これは最も傍にいる時間が長いキリカの影響を多大に受けたためだろう。片手剣で敵を屠り、また彼女を守る瞬間を多く見たからだ。
その上で細剣を推したのは、彼女が敵を倒す事に重きを置いていないためだ。
細剣は扱いの難しい武器として知られる武器種だ。刀身は細く、折れやすい。クリティカル倍率を含め、攻撃力こそあるものの武器防御に不向きなため前衛には敬遠されがち。ダメージソースなら片手剣、両手剣や曲刀があるのでアタッカーには使われず、防御に不向きなのでタンクにも不向き。総じて男性が使うほどのメリットが無かった。
その概念をぶち壊したのがアスナ、ランを筆頭とする
――ここまでなら、まだ片手剣の方がいい
なにせ片手剣の方が頑丈だ。武器防御に適している、つまり身を護りやすい。
だが――それはある意味罠だと彼は言った。
『細剣には片手剣には無い強みがある。それは速さだ。
彼の言葉は真実だ。
《細剣》のソードスキルは、使い手のAGI値によって威力が、敏捷値によって速度、突進距離などが増す仕様になっている。強力な細剣を装備できる程度の筋力値さえ確保していれば、あとは敏捷値に振るだけで大ダメージを叩き出せるのだ。
勿論筋力値に余裕が無いため金属鎧は最低限にしなければならない。直撃を貰えば瀕死は多く、当たり所によっては一撃死もあり得るだろう。
SAO時代はそれを恐れて細剣を持たない人が多かった。折れやすい武器、死にやすい軽装を好んでする人は居ない。だからこそアスナ達は例外だった。もちろん、彼女達はタンク達への信頼を強く持っていたからだろうが。
ともあれキリカの方針は、プレミアをスピードアタッカーに育てるつもりなのだ。
とにかく足を止めない。一撃当てて、すぐに下がって、隙を見つけてまた一撃当てて、すぐに下がる。ヒットアンドアウェイのみを叩き込む。
敵を倒すのに不可欠な攻撃力など二の次。攻撃を防ぐ手段など、三の次。
一番は躱し、逃げる事。
細剣はそれが出来ると、彼は語った。
それを見せるために私達は立ち会う事になった。
彼女は見れば見るほど学習し、成長するAIを積んでいる。非戦闘タイプだろうと関係無い。それはとても人間的で――どこか、かつての私自身のようにも思えた。
そうだ。彼女が歩もうとしているのは、かつての私が歩んだ道だ。
メンタルケアのために生み出された私が、家族を、仲間を守るために力を求めた時と同じ。義弟の戦い方を観察し、学び取った私と同じ。
その事実が、どうしようもなく誇らしい。
「――思い返せば、初めてですね」
気付けば、立ち合いの最中だというのに語りかけていた。
ぴく、と長剣の剣尖が揺れる。間合いを推し量っていた彼の意識が訝しげな空気と共に私を見据えた。
「何がだ?」
「圏内戦闘訓練は沢山してきましたが、HPを減らすデュエルは初めてだな、と」
「……ああ」
そういえば、とキリカが納得の声を上げる。
勿論それが必要な処置だからだというのは解っている。プレミアの素振りは木製人形が複数ある備え付けの訓練場で済んだが、立ち合いは他者の邪魔になってしまう。各試合ごとにインスタンスマップを生成する《闘技場》を利用するにあたりどうしてもデュエル形式で立ち会わなければならなかっただけなのだ。
それ以外の含みは、恐らくない。
あるとすれば、この世界に生きるプレミアに”死”を感じさせない心遣いだろう。
――そこで、【DUEL】の文字が閃いた
ドッ! と勢いよく地を蹴る。
それはまったくの同時。一気に距離が縮む。直剣が振りかぶられた。
「――ッ!」
私は鋭く息を吸い、強く踏み込んだ。突進とともに細剣を突き出す。流星の如き光がまっすぐに伸び、彼の右腕を浅く切り裂いた。
お返しとばかりに、私は右の脇腹を浅く抉られる。
痛み分けだ。
ざざざっ、と両足で制動を掛けながら振り返る。
同時、左半身を前にして、剣を引き絞る。後ろに滑りながらも構えを取った瞬間、私の体は慣性を無視して前へと押し出された。《細剣》上位突進技《シューティングスター》が発動したのだ。
「やぁあああッ!」
「チィッ……?!」
キリカはまだ制動を掛け続けていた。
そこに突進した私が迫り、彼は激しく舌を打つとともに剣を翳した。アニールレイピアの剣尖は直剣の腹に当たり、耳を劈く音を上げた。盛大に火花が散る。
今の一撃がキリカの後退する慣性に拍車を掛けた事で距離が開いた。
その間に私は技後硬直から復帰。再び構えを取る――――
「ちょ、ユイ姉待て!」
そこで、焦ったようなキリカの制止の声。ピタリと動きを止める。
訝しく思いながら彼を見ると、困惑したような、しかしどこか呆れたような目を向けてきた。
「まさかこの立ち合いの目的、忘れてないよな?」
「……あっ」
言われ、はっとした。
これはプレミアに、細剣使いのヒットアンドアウェイを実演するための立ち合いだ。それは覚えていた。しかし私は繰り返してきた圏内戦闘訓練と同じ調子で挑んでしまっている。
これでは彼女のためにならないではないか。
「す、すみません、ついいつもの調子で……」
「……いや、ユイ姉のスタイルと違う事を求めてた俺のミスだな。どちらかと言うとユイ姉のは相手を倒す方に偏ってるし」
彼がそう言うのも当然だ。なにせ私が参考にしているのは、相手を倒す事に容赦がないキリトの戦い方である。守る戦い方も学んでいるが、やはり主眼は倒すことだ。
自身の身を一番に守る戦法――対誅殺隊――はモニタリングで見ていたが、同じ戦法を取った事はない。
そして、やった事が無い事を、誰かの参考にするレベルでは出来ない。
「俺が細剣を使うから、ユイ姉は片手剣に替えてくれ。仕切り直しだ」
「すみません……」
恐縮しながら装備タブから武器を切り替える。キリカも同じ操作をしながら、プレミアに今の攻防は無効である事、今から見るのは自分の動きだ、と伝達していた。
もう少し戦闘スタイルに幅を持たせるべきかなぁと考えた後、第二戦に突入した。
――末恐ろしい少年だ
そんな事を脳裏に浮かべながらも体は動作を続ける。眼はサイト越しに
アサルトカノン《ガルム》、連装ショットガン《レイン・オブ・サタデイ》による面制圧射撃を以て、彼を攻撃する。
「くっ、捉えきれません……!」
同じフィールドで歯噛みする味方の声が個人間秘匿通信を介して聞こえた。イギリス代表候補のセシリアのものだ。
彼女が操るビット型の第三世代機兵装《ブルー・ティアーズ》が縦横無尽に空を翔け、立体的に少年を狙う。青の閃光が迸るのも恐らく三桁は超えている。
されど、着弾は未だゼロ。
全て読まれていた。
スナイパーを自称する彼女からすればあってはならぬ事に等しい。たとえ非公式試合だとしても、それは言い訳にもならない。
「行って、山嵐……!」
日本代表候補の声に続き、断続的な発射音が響いた。
面制圧の弾幕、立体的な精密射撃の囲いを諸とも吹き飛ばすかのように、誘導ミサイルの雨が降り注ぐ。爆裂音が連続する中、それでも射撃は途絶えさせない。
――こんなもので落とせるわけがないと理解していた
ミサイルは音速を優に超えている。彼女のミサイル速度はマッハ10。これはミサイルの中では格段に遅いが、狭いアリーナでは発射と同時に着弾と考えてもいいレベルだ。試合で使われる火器、また人間用の銃火器の弾速を超えると言われればマッハ10も速い事が理解しやすいだろう。
だが、それでも落とせない。
「上よッ!」
鋭く、日本代表候補筆頭が叫ぶ。試合に参加している全員が上に意識を巡らせる。
瞬間、キラッ、と瞬くなにか。
それは、何もなかった虚空で
その表現はあながち間違いではない。
だが、正解でもない。
あの光はアンカーだ。Aの地点からBへと投げられ、孔を繋げる光のアンカー。Aから潜った彼が、こちらに出てくる瞬間に現れるモノ。
理論名、『亜空間潜航技術』。
単純に言えば――――ワープ。
現実空間に存在する『距離』を、亜空間に潜って殺す移動法だという。
亜空間に距離はない。無限にしてゼロ。だから入る地点と出る地点は自由自在。その手段を確立していなければ、亜空間に入ったその時、出る方法が無いため永遠に彷徨うが、逆に言えば、手段さえ確立されればAからB――例えば、日本からブラジルまでの『距離』もゼロにして、一瞬で移動できるという。だからこそのワープ。人が夢想した机上の空論が現実のものとなった。
この訓練は篠ノ之博士が理論を確立させ、和人の生体コア三つで先日実現したそれを、如何に戦闘で有用か確認する試験だ。
無論、それ以外の訓練も兼ねている。
この試験前に聞かされたが、和人は人知れず《亡国機業》のアジトに襲撃を仕掛け続けていたらしい。日本近隣のアジトはそれで粗方潰れたが、欧米や西欧諸国までは手が届いていない。そのためそちらに出向く必要があるのだという。
《製薬会社スペクトル》に関する裁判はまだ始まったばかりだが、超法規的措置として強制調査の許可は密かに取っているらしく、第三回モンド・グロッソまでの数日で残るアジトとスペクトル支社の研究所潰しに本腰を入れる予定だという。つまりスペクトル支社関連を隠れ蓑にしようという魂胆だ。その水先案内人兼戦力として、《BIA》協力者として出向しているフランス、イギリス代表候補に声が掛かった。
この訓練は自分達の実力試験も兼ねているのである。案内人を務める事は既に決まっているので、戦力として頼れるかどうかの確認だろう。無論、アジト襲撃は非公式なので不参加である。
ともあれ、そういう訳で自分もセシリアも全力で
ならば、とスラスターを吹かせ、距離を詰める。同時、引き金を引く。
断続的に発砲音が響き、鉛玉が音速の壁を越えて飛翔する。それらを横に跳び、あるいは剣で弾きながら彼は再び潜航を始めた。潜航時、また浮上時は彼の全身がまばゆい光に包まれるから解りやすい。
光が体を包んだ時点で無敵状態なので、それ以上撃ち込んでも弾の無駄だ。
ここからは、アンカーがどこに現れるかだけ気にすればいい。
――これが、僕の策
こちら側と亜空間側は互いに不干渉の関係にある。僕達は亜空間にいる彼を攻撃できないが、それは逆もまた然りなのだ。僕達を倒すには必ず浮上してくる必要がある。
その瞬間こそ、アンカーが輝く瞬間だ。
その瞬間に弾幕を集中させれば彼は身動きが取れない。潜航と浮上が一秒足らずの出来事だし、高速移動しながらでも行えるようだが、『出口』は固定なのだ。速く動くほど潜航が速く、浮上も速い印象はあるが、出てくる場所が一瞬とは言え事前に解るなら狙わない手はない。
程なく、アンカーを示す輝きが現れた。
「あはは、一本取られちゃったや」
苦笑いが浮かぶ。
まぁ、そりゃそうだとしか思わない。
その欠点を見出すのがこの試験だ。僕が気付いた欠点を、彼もまた気付かない道理はない。そして『出口が一つだけ』という道理もないのだ。
分からないよう複数にしてしまえば容易に対策できる。
勿論、超広範囲爆撃なら話は別だが。
複数ある光の一つから彼が出てきた瞬間、狙い澄ましたように楯無が笑い、手を叩く。そして、朗らかなその声と拍手が掻き消える大爆発がアリーナを震わせた。
カリッ、とホログラムに表示される彼のSE残量が減る。あれだけの大爆発、高威力を以てして、ほんの数ドット程度の目減りだった。そして一瞬で全快に戻る。
彼の恰好を見ても、目立った変化はない。
「か、間一髪だったな……」
「くーっ、惜しい! 一瞬で窒素障壁を使ったわねぇ……!」
悔しげに楯無が言う。どうやら爆発の直撃を避けるため、寸でのところで大気の元素を押し固め、不可視の盾にしたらしい。だから微量のダメージしか与えられなかったようだ。
それでも際どかったのは事実らしく、少年の表情がやや引き攣っているように見える。
楯無は彼の事を好いているという噂だが、その割に容赦がない。
ともあれ、こちらの着眼点は間違っていなかったようだ。亜空間にいる間は手出しできない。だが浮上した瞬間は手出しできる。それこそ彼の反応を超える速度の攻撃であれば、元素で障壁を張るよりも速く攻撃が届くだろう。恐らく楯無もそれを狙ったのだ。
まあ、今のでなにか対処法を考えたはずだから、同じ手はまず通用しないだろう。
元素で障壁を作るのは演算速度に依存するのでどうしようもないだろうが、出てくる場所、タイミングは勿論、本体かアバターかというデコイ作戦で誘いを掛けられるはずだ。アンカーから出てきたのが本物かデコイか――その判断を終えた時には障壁を張られた後だろう。かといって反射で攻撃を仕掛けたところで、仮に間違っていれば致命的な隙を晒す。
えげつないものだ。
こちらにも分身とか、腕を更に生やせと言わんばかりの撃破条件である。
それだけ守る事に本気、という事だろう。
未来の希望を、夢を、掴み取ろうとしているのだ。
「……夢、かぁ……」
ぽつりと、言葉が漏れる。
今の自分にはないもの。朧気にあったのに、母の死と共に無くなったもの。
あるのはただ不透明で、不鮮明で、不安定な未来に希望を見ていない自分の、現実的な諦念。刹那的とも言える生き方だ。
彼ほど輝いてはいない。
彼を愛する者達ほど、勇敢でもない。
だからこそ、アンカーの光以上に彼の姿が眩しく思えた。
・オリジンの闘技場
DLCユージオのイベントにて、はじまりの街にPvP施設として設置されていた事が示されている
空都ラインの闘技場と同じ扱い
試合ごとにインスタンスエリアを作り出すので邪魔されたくない人にうってつけ
・亜空間
現実と隣り合わせにある世界
その世界の『距離』は無限であり、ゼロでもある。それを決定づけるのは人間側の技術
現実側との相互干渉は物理的には不可能
イメージは『闇の回廊(キングダムハーツ)』
映画DBのデブジャネンバの次元超越パンチの次元でも可
・亜空間潜航技術
ヴァベルによって五万四千年未来より持ち込まれた未来の技術
通称、ワープ
キリトがこの技術を使うにあたりISコア三つの演算を必要とする
現実のAとBの間を亜空間で繋げる移動法。要するに『どこでもドア』、『闇の扉(キングダムハーツ)』、『瞬間移動(ドラゴンボール)』
ただの移動は『どこでもドア』や『瞬間移動』方式
戦闘中の『アンカーが複数』は『闇の回廊』、『KH3ロクサス』方式。《ⅩⅢ機関》みたいに消えて現れてやダークリクの最強技《ダークオーラ》、KH3復活ロクサスの直角光移動などを現実で使用可能になった
一応LS編後の『救済 ~救われた人~』にてキリトが
セフィロト戦当時は使えなかったし、使ってもアンカーで出てきた瞬間攻撃されて絶命していた可能性大
・ユイ
好戦的な義姉
家族を守るための戦闘スタイルが敵を倒す事を主眼としているため結構攻撃的。バステアゲート浮遊遺跡でのヴァベル遭遇時(キリト誘拐)、LS編偽キリト遭遇時の対応からも解る事だろう
回避はするが、痛み分けを狙う事が多い
――だから対ヴァベルで手も足も出なかったのでは?(リーファ訝しみ)
・キリカ
プレミアの師匠
理詰めで適正武器を絞ったのはいいが、ユイの経験までは考慮できなかった
キリト時代の対誅殺隊の経験が活きる事に内心忸怩たるものを感じている
・桐ヶ谷和人
リアルで無敵時間を手にした人
今話では少年形態を取っている(大人形態はお忍び用)
コアを三つ全て使うことで亜空間潜航(ワープ)を単独で使える。一応技術・理論自体は知っていたので、OSSとしてイメトレ兼ねて使っていた経緯がある。今話の試験はその先入観を取っ払う意味も含まれていた(出口が一つだけではないなど)
単一仕様能力で物理・エネルギー攻撃のほぼすべてを無効化する上、窒素などの元素で不可視の障壁を張るため余計攻撃が通り辛い。その上で無敵時間のある移動手段を手に入れた
アクションゲーのプレイアブルキャラじゃないんだから、とは簪の談
モンド・グロッソまでに欧州近辺の《亡国機業》アジト壊滅、スペクトル支社の立ち入り調査を終えにいく予定(このためだけの後半描写である)
・更識簪
日本代表候補次席
第三世代機【打鉄弐式】の操縦者
《山嵐》はマルチロックオン・システム搭載の独立稼働型誘導ミサイルを放つ武装。6機×8門のミサイルポッド兵装。原作ではマルチシステムが完成しなかったが、本作では束の協力で完成している
・更識楯無
日本代表候補筆頭
唯一二次移行した第三世代機操縦者
和人の事は好きだが、同時に切磋琢磨する相手とも捉えているので加減なんてしない。対等な相手として全て受け止めてくれると信頼しているのでむしろ全力まで出す可能性もある
アンカー出現前に察知出来たのはヒミツが……
・シャルロット・デュノア
フランス代表候補筆頭
西欧にあるスペクトル支社の強制立ち入りのため、案内人を依頼された。自国に戻る事もあってか目がやや曇っている
和人の輝きを見て尚曇る
・セシリア・オルコット
イギリス代表候補筆頭
スナイパーの手腕を自負していたが、鼻っ柱を折られた気分を味わった(強化フラグ) 普通に相手が悪かっただけである
シャルロットと同じく、イギリスでのスペクトル支社立ち入りのための案内人を依頼された
では、次話にてお会いしましょう