インフィニット・オンライン ~孤高の剣士~   作:黒ヶ谷・ユーリ・メリディエス

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 どうも、おはこんばんにちは、黒ヶ谷・ユーリ・メリディエスです。

 サブタイトルに付けている英文がこれで合っているのかとても不安です、何せ英語をあまり使わない生活を一年以上続けているし、元々苦手だったので……

 今話はデスゲーム宣言くらいです。


 ではどうぞ。今話もオールキリト視点です。




第二章 ~Start to Deathgame of Swrod Art Online~

 

 

 そろそろログアウトしようかと考えたその時、リンゴーン、リンゴーン……と、何処からか鐘の音が響いてきた。

 この鐘の音は、《始まりの街》の転移門広場にある鐘楼塔のもの。

 けれど今鳴る理由が分からない。アレが鳴ったのはベータテストでもシステムアナウンスが流れた時、すなわちベータテスト終了時の時一回きりだったのだ。

 

「お、おいキリト、こりゃ一体……?」

「《始まりの街》の鐘楼の音……でも、何で今……?」

 

 その会話が終わった直後、俺達は蒼い転移光に包まれた。

 気付けばこの世界で最初に来る、始まりの街の転移門広場だった。周囲には次々に人が転移してきており、俺のすぐ隣にはクラインがいた。うん、大の大人がいてくれると非常に助かる。

 黒い天蓋に今は赤い六角形のパネルで詰められていた。【Warning】と【System Announcement】が交互に並んでいて、茜色の夕陽が完全に落ちる直前特有の真紅と相俟って、血の色のように広場が赤く見える。

 いや、血の色のようにどころじゃない。実際に紅の天蓋から粘着質な、それこそ血のような液体がどぽぉと落ちてきていた。それは空中の一点で寄り固まり、巨大な赤ローブを形成した。

中身も顔も手足も無い、全くのがらんどうな赤ローブ。GMアバターだ。

 

「ありゃあ……確か、GMアバター、とか言うんじゃなかったっけか?」

「そうだけど……何か不具合でもあったのかな……」

「はぁ? 初日から不具合って……おいおい」

 

 確かに、待ちに待ったVRMMOサービス開始日でいきなりの不具合は、今までクローズドアルファ、オープンベータとテストを繰り返してきているのだから信用が下がるだろうが、しかし俺は全く別の何かが起こっていると感じていた。

 これはまさか、今までしてきたテストは、今日この日のためだけに重ねられてきたのではないかとさえ思うほど。

 巨大な真紅のローブは、そのがらんどうの両袖を大きく広げた。

 

『プレイヤーの諸君、私の世界へようこそ』

 

「私の、世界、だぁ……?」

『私の名前は茅場晶彦、いまやこの世界をコントロール出来る唯一の人間だ』

「「なっ……」」

 

 目の前で不吉な真紅の巨大ローブを操っている男こそ、先ほどクラインがスゲェと言っていて俺が孤独の天才と称した茅場晶彦その人だった。

 確かに聞き覚えがある深くソフトな声をしている。テレビで聞いた時もだったが、今は恐ろしいほどに怖気と冷気を感じる声だった。

 

『プレイヤー諸君は、既にメインメニューからログアウトボタンが消滅している事に気付いていると思う。しかしゲームの不具合ではない。繰り返す、これはゲームの不具合ではなく《ソードアート・オンライン》本来の仕様である』

「ン、だと……?!」

 

 クラインが呻き声を発している中、俺は急いでメインメニューを右手の人差し指と中指を軽く立ててさっと振り、ちりん、と軽やかな鈴の音とともに出現した白いメインメニューウィンドウをさっと見ていった。

 そして、その最も下に存在していた、現実世界へと戻るために絶対必要不可欠なボタンが、ログアウトボタンという表示が消えて、白い空白が出来ているのを見つけた。

 

「本当だ、無くなってる……」

「おい、おいおい……おりゃあ五時半にピザを頼んでんだ……こんなくだらねぇのに付き合ってる時間は無ぇんだよ…………とっとと終わらせろ、何かの冗談なんだろ……?」

 

 呆然としたまま言葉を続けるクラインだったが、しかし茅場晶彦は非情にも絶望の言葉を重ねた。

 

『諸君は今後、この城の頂を極めるまで、ゲームから自発的にログアウトする事は出来ない……また、外部の人間の手によるナーヴギアの停止、あるいは解除も有り得ない。もしもそれが試みられた場合――――ナーヴギアの信号素子が発する高出力マイクロウェーブが諸君の脳を破壊し、生命活動を停止させる』

 

 これだ、と確信した。あの記者会見の時に感じた予感は、これだったのだ。

 孤独な天才がただのエンターテインメントに従事する筈が無いと思っていたけど、やっぱりそうだったのだ。

 天才にしか、狂人にしか理解出来ない事。茅場晶彦は例に漏れずそれを持っていたのだ、そして実行に移した。《ソードアート・オンライン》を一万人もの虜囚を閉じ込める檻とする事を。

 

「はは……何言ってんだアイツ……そんな、脳を破壊だなんて、出来る筈無ぇだろ……」

「……いや、原理的には可能だよ。脳を破壊って事は、多分マイクロウェーブっていうのが俺達の脳をシェイク、沸騰させて壊すんだ……電子レンジと同じ原理だよ。物の熱量は分子・原子の振動で決まる。マイクロウェーブが微弱な電磁波を放って振動させられるなら、ナーヴギアでも…………」

「……けど、そんな出力出るか? レンジはコンセントに繋げてるだろ……すぐにひっぺがしゃあ……」

「いや、ナーヴギアの重量は三キロほど、その中でも三割はバッテリセルって雑誌で書いてた。記者会見でも断言してたから……可能だよ。頭からギアを取り外した瞬間、コンセントを外してる状態でもバッテリで終わる。多分……コンセントを抜いてる状態にもネットワーク切断にも、制限時間がある筈だよ……」

 

 嘘だろ……とクラインが呟く。愕然としているのはクラインだけではない、周囲にいるプレイヤー達だって同じだ。恐らく落ち着いている俺がおかしいのだろうと思う。

 次に続く茅場晶彦の言葉が、俺の推測を事実とした。

 

『より具体的には、十分間の外部電源切断、二時間のネットワーク回線切断、ナーヴギア本体のロック解除・分解・破壊の試み――いずれかの条件によって脳破壊シークエンスが実行される。この条件は既に、外部世界では当局およびマスコミを通して告知されている。ちなみに、現時点でプレイヤーの家族友人等が警告を無視してナーヴギアの強制解除を試みた例が少なからずあり、その結果……残念ながら、既に二百十三名のプレイヤーがアインクラッド、および現実世界からも永久退場している』

 

 殷々と響くその言葉に、どこからか女の人の悲鳴が一つ上がった。他の人は呆然と、愕然として巨大な赤ローブアバターを仰ぎ見ている。

 

『諸君が向こう側に置いてきた肉体の心配をする必要はない。現在、あらゆるテレビ、ラジオ、ネットメディアはこの状況を、多数の死者が出ている事も含めて繰り返し報道している。諸君のナーヴギアが強引に除装される危険性は既に低くなっていると言ってよかろう。今後、諸君の現実の体はナーヴギアを装着したまま、二時間の回線切断猶予時間のうちに病院その他の施設へと搬送され、厳重な介護体制の下に置かれる筈だ。諸君には安心して……ゲーム攻略に励んで欲しい』

 

 なっ?! と驚愕する周囲のプレイヤー達。

 俺も驚いたが、しかしどこかで冷静に状況を見ている自分もいた。現実とそうでない感覚との違和感が自分の五感を蝕んでいく。

 

『しかし十分に留意してもらいたい。諸君にとって《ソードアート・オンライン》は、既にただのゲームではない。もう一つの現実というべき存在だ…………今後、ゲームにおいてあらゆる蘇生手段は機能しない。ヒットポイントがゼロになった瞬間、諸君のアバターは永久に消滅し、同時に諸君等の脳は、ナーヴギアによって脳を破壊される』

「――――馬鹿馬鹿しい」

 

 小さく、ぽつりと毒づく。そのまま茅場晶彦は、無慈悲な宣告を続けていく。

 

『諸君がこのゲームから脱出する方法はたった一つ。先に述べたとおりアインクラッド最上部、第百層まで辿り着き、そこに待つ最終ボスを倒してゲームをクリアすればよい。その瞬間、生き残ったプレイヤー全員が安全にログアウトされることを保証しよう』

 

 第百層。最終ボス。今、茅場晶彦は間違いなくこう言った。

 つまり俺達プレイヤーは、死の危険を冒しつつ犠牲を出しながら最上階へと上り詰め、圧倒的な力を持つラスボスを倒さないと現実へ、家族に会えないという事だ。

 ベータテストで上れたのは十四層。そのうち十層付近でうろうろするプレイヤーが殆どで、俺だけが突出して進んでいた。事実十一層からは俺しかフィールドを駆けておらず、他のプレイヤーはレベルや装備の質でモンスターに敵わず撤退する羽目になっていた。つまりこの世界の情報は俺が最も多く有しているという事になる。

 しかし、やはりそれでも十四層、百層には遠く及ばない。誰かがそれについて怒鳴って指摘した。

 けれどそれは低いどよめきに呑まれただけだった。そしてそのどよめきに、恐慌や悲鳴は混じっていない。これがまだ現実に起こっていることだと認識出来ていないのだ。俺の隣で困惑しているクラインも。

 その時、俺達の思考を弄び続ける赤ローブの右の白手袋が軽く下ろされ、同時に一切の感情が感じられない――けれど、どこか冷徹さと興奮を交えた――声音が響いた。

 

『それでは最後に、この世界が諸君にとっての現実であるという証拠を見せよう。諸君のアイテムストレージに、私からのプレゼントがある、確認してくれ給え』

 

 ストレージ、と言われた時点で俺は開いたままのメインメニューを操作し、ストレージタブをクリックした。

 俺が買ったスモールソードの残り一本と一個も使ってない初期配布も含めたポーション十個。ここまでは最初と同じだ。流石に滅茶苦茶な装備に関してはよく分かってないので出してないが、その更に下に、新たに手に入ったという事を示すNewマークが付いたアイテムが。手鏡、とあった。

 それを出して試す眇めつ見るも、ちょっと大きめの手鏡には作った俺のアバター――髪の長さと女の子のような小ぶりな顔を男の子っぽく短くして少し目つきを鋭くした感じのそれが映っているだけだった。柔和な顔つきは中性的に見える。

 

「……何こ――――」

 

 俺が声を発せたのはここまでだった。途端に俺の体が蒼白い光に包まれたと思ったら、周囲のプレイヤーも包まれた。光が解けてから何だと思って手鏡を再度見ると、え……と固まる。

 白い肌は同じだから良いとして、少しぱさぱさにしていた髪は艶やかな長い黒髪に、鋭めな目つきの顔は美少女然とした小ぶりな顔に。唇も何故かピンク色、ちょっと骨太っぽくしていた肩や腰回りも元のそれに戻って細くなっていた。背丈に関しては剣の振りと視点の高さによる違和感を抑えるために変えてないため、特に変更点は無い。

 しかし、容姿は完全に現実のソレとなっていた。思わず後ろ腰まで伸ばした黒髪の束を手にとって呆然としていると、クラインがいた方から声を掛けられた。

 

「お、おい……嬢ちゃん、誰だ……?」

 

 赤いバンダナは同じだし赤を基調とした服装も同じだが、イケメン武将の顔は野武士面、サラサラの赤髪もツンツンに逆立った赤っぽい茶髪。目は渋めの三白眼。

 誰この人……と思っていると、待て、今の声とバンダナに服装、そして立ち位置……と考えて、ボイスエフェクタが停止したのか少年の声から少女っぽい声へと戻っている声音で質問した。

 

「まさか、クライン……?」

「……キリトか?」

「う、うん……」

「キリトよ……お前ぇ、女の子だったのか?」

「いや……こんな容姿だけど、ちゃんと男だから……」

「そ、そうか…………それにしてもこりゃあどういう事だ……?」

 

 やっぱり踏み入る間合いを計れる良い人だと思いつつ、クラインの疑問に答えを出す。

 

「多分、ほら……顔はナーヴギアそのもので映してるんだと思う。あれ、首筋まですっぽり覆うメットタイプだし、顔はバイザーみたいなのがあったから…………微弱な電磁波っていうやつを当てて読み込んだんじゃないかな。そもそも脳の破壊だけのために付けてるわけないだろうし……」

 

 そもそもこんな事を仕出かす前提の機能なんて、製作時点で止められる。巧妙に隠されていたとしても。

 

「なるほど…………けど、体格は……あ、そうか、写真と、あとキャリブレーションってやつか。体ペタペタするヤツ」

「あ、ああ……そういえばあったっけ、そんなの……」

 

 思えばアバター製作時に写真を取って基にした筈の自分のアバターが女性の象徴を持っていないのは、股間までキャリブレーションで触れなければならなかったからなんだろうなぁ……と思いつつ、周囲でネカマやネナベをしていたプレイヤーを半眼で眺める。凄まじく男女比が崩れていた。

 ネナベ、つまり女性が男性アバターでプレイしようとするならまだ良いほうだ、なにせ男装は結構似合うのが定石だから。けど逆はアウトだ、特に肥満体型のヤツ。ピンクの服にスカートは地獄だろう。あとはキャラクター名か。

 ――――などと現実逃避気味に思考を巡らしていると、嫌でも現実を直視させられた。

 

『諸君は今、何故、と思っているだろう。なぜ私は――SAO及びナーヴギア開発者の茅場晶彦はこんな事をしたのか、と。これは大規模なテロか、あるいは身代金目的の誘拐事件なのか、と』

 

 そこでふと、それまで基本一本拍子に無機質的だった声音に、何かしらの色合いを帯びたのを鋭敏に察した。何故かは知らないが、俺は深い《共感》と《憧憬》を憶えた。

 

『私の目的は、そのどちらでもない。それどころか、今の私は、既に一切の目的も理由も持たない。なぜなら……』

 

 この時点で、俺はその先の言葉を察せた。密やかに言葉を発するのと同時、茅場晶彦の超然的な言葉も発せられ、重なる。

 

『「この状況こそが、私にとっての最終目的だからだ」』

 

 やはりか、と思った。密やかであってもクラインに何かを言った事は聞こえたらしく、訝しむような目線が向いた気配がしたが、今の俺にそんな事を意識するほどの余裕は無い。

 

『この世界を創り出し、鑑賞するためにのみ、私はナーヴギアを、SAOを造った。そして今、全ては達成せしめられた…………以上で、《ソードアート・オンライン》制式サービスのチュートリアルを終了する。プレイヤー諸君の――――健闘を祈る』

 

 その言葉とともに、赤ローブは徐々に粘着質な液体へと崩れていき、そして逆再生するかのように真紅の天蓋へと吸い込まれていった。

 そして全てが飲み込まれ、消えると同時、真紅の天蓋は、元の漆黒の天蓋へと戻った。目が痛いと思うほどに血の色をしていた風景が元の茜色に戻り、無音となっていた広場にはNPC楽団の演奏が聴覚野を響かせるように戻ってくる。

 やばい、と思った。この静けさは、大パニックの前兆だ。嵐の前の静けさだ。

 俺は急いでクラインの手を取り、少し声を上げる彼を無視して路地裏へと駆け込んだ。

 直後、広場から大音量の阿鼻叫喚が響いてくる。暴動も起こっていた。壁を、地面のレンガを突き崩そうと剣を、槍を、短剣を立てては弾かれる。

 俺はそれが見えない様になる所まで進んで角を曲がり、こちらに来ないと見えない路地に入った。クラインが俺に抗議するような目線を向けている。

 

「ごめん……でもゆっくり話をするには、混乱されてるとどうにも出来ないから……」

「い、いや、俺もパニックになり掛けてたからな……それで、どうした?」

「……クラインはこの後、どうするつもり?」

「ん? んー……俺は友人たちと一緒にSAOを買ったんだ。ナーヴギアはSAOが買えて慌てて用意したって感じでよ。だから、あいつらと一緒にいるかな」

「……攻略、する?」

「…………さぁな。あいつら次第だ。嫌って言うなら生活できるくらいにだけに留めるし、するって言うなら俺がリーダーになって引っ張るさ」

 

 凄いね、と呟く俺。

 本当に、本当に凄い、クラインは。

 

「そっか……俺さ、進もうって思ってたんだ。出来れば、クラインもって……けど、クラインには仲間がいる」

「ああ……悪ぃな、キリト…………ん、待てキリト。お前ぇ、仲間はいんのか……? 友人は……」

「俺に友人なんて一人もいないよ。男伊達らにこんな容姿だから、女尊男卑の世界じゃ誹りが凄いんだ」

 

 途端に顔を歪めるクライン。ぶるぶると無精ひげが生えた顎が震える。

 

「キリトよ……お前ぇさえ良ければ、その……俺らと……」

「ありがたいけど、遠慮するよ……俺は、一人が好きだから。ありがと、誘ってくれて」

「キリト……」

「フレンド登録、しとこっか……情報送れるし…………クライン、優しいし」

「っ! ああ!」

 

 泣き笑いを見せるクラインに微笑みながら、俺はフレンド登録を済ませた。フレンドリストの最上部に、【Klein】の五文字が刻まれ、彼の頭上のHPバーの上にも白いフォントで刻まれる。同じように俺の頭上にも【Kirito】と刻まれているだろう。

 

「もう一度言うけどよ……キリト、お前ぇはまだ九歳のガキなんだ。無理しなくとも……」

 

 やっぱり優しいなと思いながら、けれど俺は首を横に振った。差し出される右手をやんわりと両手で下ろさせる。

 

「その言葉は、俺以外の人に掛けてあげて欲しい。一人で進んでリソースを独占しようとする、卑怯者のベータテスターには、勿体無い言葉だから……友達を置いていく人間には、勿体無いから……――――ありがとう、またどこかで」

 

 何時も気を強く持つために男らしくしている口調も、今は普段の女の子寄りの喋りになっているのを自覚していた。彼には俺の素を見せて良いと思ったから。

 少しずつ、少しずつ俺はクラインを見ながら後ろに数歩下がり、そして彼に背を向ける。早歩きで立ち去ろうとすると、名前を呼ばれた。

 

「キリト!」

「…………?」

 

 俺が肩越しに振り返ると、彼は左手を腰に、右手は親指を立てて四つの指を握った状態で突き出すジェスチャーをしていた。

 

「お前ぇ、本当はその姿なんだな。さっきまでの少年っぽいのよりも、断然好みだぜ。自信を持てよ」

「――クラインも、その野武士顔の方が、さっきのよりも万倍似合ってるよ! ――――ありがと……」

 

 もう振り返る事無く、彼の前から走り去る。全速を以て、次の拠点ホルンカの村へと。第三層後期まで使える片手剣を手に入れるためのクエストを受けに、俺は全速で走った。

 

 






 はい、如何だったでしょうか。

 原作キリトに近い思考を入れていましたが、最後の会話だけ微妙に違います。本作のキリトは大体こんな感じの性格です。

 また、九歳児がこんな思考出来るかという話ですが、一応理由は存在しています。今後チラッと明かされるので、気長にお待ち下さい。

 では次話にてお会いしましょう。

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