相模南の奉仕活動日誌   作:ぶーちゃん☆

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上……?





vol.8 相模南は初仕事完了の帰路で大切なモノを手に入れる 上

 

 

 

 本日の部活も無事終了し、うちはひとり、人気もまばらな昇降口で上履きからローファーへと履き替える。

 

 

 ──うちは普段も部活が終わると大体ひとりで帰路に着く。由紀ちゃん達も優美子ちゃん達も帰宅部だしね。

 

 まぁ? ぶっちゃけ奉仕部のみんなと一緒に帰りたいという気持ちが無くはないのよ。ほんのちょびっとだけね?

 でもさすがに雪ノ下さんとゆいちゃんの、なんかイチャイチャしたアレな空間にはまだまだ入っていけないし、かといって一色さんと二人で駅まで歩くとかは……んー、無い無い。まず間違いなく喧嘩になっちゃうでしょ。そもそもあの子は部活が終了する頃に生徒会室に顔だしに行っちゃうし。

 なんか聞くところによると、生徒会室を施錠して職員室に鍵を返す役目“だけ”は部下には譲らないみたいなのよね。……うん、確実に「わたしちゃんといつも生徒会室に居ますよ? 生徒会活動に取り組んでますよ?」っていうポーズだな。

 まぁいかんせん鍵を受け取るのが独身女教師だからバレバレなんだろうけど。

 おっと、背筋がゾワリと……

 

 

 

 というわけで、うちはいつも、鍵を返しに行く雪ノ下さん達に廊下の途中で別れを告げて、ひとり寂しく帰宅するのである。そしてそれは今日この日も、うちの奉仕部員としての初仕事を終えた特別な日であっても変わらない。自分からひとりで帰ってんのに、ひとり寂しくもなにも無いけども。

 

 ……やっぱ一緒に帰りたいんじゃん、うち。

 ふむ、もうちょっと頑張って、今度はあのイチャイチャ空間にも足を踏み入れてみようかなぁ?

 

 

 ……つっても、その前向きな挑戦はまた次の機会にしよう。なにせ今日に関してはコレでいいのだ。うちには目的があるのだから。

 

 靴を履き替えたうちは、昇降口を出て目的地に到着すると、とある自転車に勝手に寄りかかりながら、あれからの事に思いを巡らせた。

 

 

 あのあと、比企谷の策略で大まかに決まった作戦の細かな打ち合わせに入った。

 千佐さんの生徒会入りは決まったものの、秋にある役員選挙までこのままの状態で過ごせるわけ無いよねって事で、小町ちゃん同様、選挙までの期間はボランティアで生徒会運営の手伝いをしようという形になった。

 

 とはいえあと一週間もすれば夏休みに突入してしまうので、明日から生徒会室に出入りするか、夏休み明けから出入りするかが問題点として挙がり、各々が意見を出し合う事となる。

 

 

『千佐さんの矯正も兼ねているのだし、明日から早速しごくべきではないかしら。それに、学生の自殺率が一番高い日がいつか知っている? 手遅れになる前に迅速に行動すべきね』

 

 これが誰の意見だったのかは敢えて言わないけど、みんなドン引きしてたからね……? 雪ノ下さん……

 

『んー、あたしは夏休み明けの方がいい気がするなぁ。なんかなんの前触れもなく夏休み一週間前からいきなり生徒会に出入りするとか、ちょっと不自然かなー? って。そーゆー不自然さって、敏感に感じ取っちゃう子って結構いるし』

 

 これはホントゆいちゃんらしい考え方だったなー。

 突飛で不自然過ぎる行動って、虐める側からしたらターゲットにしやすいもんね。そういう空気を敏感に感じるゆいちゃんならではだ。

 

『わたし的にはー、まぁどうせ押しつけられる側だし早い方がいいんじゃないかなー、と。夏休み明けとか文化祭準備で忙しそうですし、忙しい中でお仕事教える時間割いちゃったら、ここに遊び……癒されにくる時間とかなくなっちゃいそうじゃないですかー?』

 

 ……まぁ、あんたには期待してなかったよ……

 

『んー、難しい問題ですけど、小町は夏休み明けの方がいいかも……。ほら、小町にだって敵……というか、小町の事を良く思ってない子たちもやっぱり居るんですよ。んで、小町も生徒会に出入りし始めた頃なんかは、それを理由に嫌〜な目で見られた事もありましてですね』

 

 経験者は語る、だよね。

 小町ちゃんみたいに男女問わず人気のある子は、僻む側の人間も少なからず居る。

 そんな小町ちゃんだからこそ、最初は嫌な空気をひしひし感じたんだろう。

 

『俺は別に明日からでもいいと思うぞ。なにせ今回は変な目で見られようと怪しく思われようと知ったこっちゃない。加害者にどちらが多数派でどちらが少数派か、どちらが強者でどちらが弱者かを早めに分からせるのが目的なんだからな』

 

 比企谷の意見はちょっと意外だった。

 面倒ごとの先送りが大好きな比企谷は、てっきり夏休み明けでいんじゃね? とかってめんどくさそうに言うものかと思ってたから。

 

 

 その後もみんなで色々話し合ったんだけど、最終的にはうちのこの意見が採用となった。

 

『うちは……出来れば早い方がいいと思う。うちら学生ってさ、世間から見たらちっちゃい括りでしかないはずなのに、“学校”とか“クラス”が自分の中では“全て”に……“世界”になりがちじゃん? だからさ、どんなに辛くて嫌な世界でも、その世界の中にちょっとでも自分の居場所があるんだって感じられるだけで、すっごい気持ちが楽になるんだよね』

 

 

 ……我ながらホントクサい台詞だったって思う。こうして思い出すだけでも、うちクサっ! うち恥ずっ! とか思っちゃう。

 でも経験者としてそれだけはどうしても言いたかった。うちの世界に居場所を与えてくれたあの人たちと、今まさに居場所を必死で探してるあの子に。

 

 もしかしたら比企谷も“世界の中でひとりぼっち”の経験者だからこそ、早めの方がいいって言ったのかもね。

 

 

 

 ──結局そのクサくて恥ずかしい台詞で態勢が決し、千佐さんは明日から生徒会に出入りする事となった。

 うちも経験済みのトイレランチ(通称便所メシってやつ?)だったらしいから、明日から昼休みは生徒会室を使わせてもらえるみたい。

 

 こうやってクラスから少しずつ独立していって、千佐さんは千佐さんの新しい世界を創っていくのだろう。

 千佐さんの態度や頑張り次第で、一色さんと小町ちゃんも一緒にお昼を生徒会室で採るなんてこともしてくれるみたいだし、状況を見て小町ちゃんが友達を連れてくるみたい。

 そうやって繋いだ手をさらに重ねていき、そこから確実に世界は広がっていくんだろう。

 もちろんうちも千佐さんからの懇願の眼差しを受けまくって、たまに生徒会室で一緒に食べる事になったしね。

 

 

 こうしてこの依頼は、「解決した」というには余りにも長期スパンでの見通しが必要な解消……解決現在進行中というカタチでの終幕を迎えたのだった。

 

 

 

 

 

「……おい、それ俺のチャリだから……」

 

 つい先ほどまでの記憶に思いを巡らせていると、ようやくうちの前に待ち人きたる。

 この待ち人はうちの顔を見た瞬間に、お得意の心底嫌っそうな顔をプレゼントしてくれた。

 

「おす」

 

「オスじゃねーよ、ついさっきまで一緒に居ただろうが……なんでさっき別れたばっかなのにまた居んだよ」

 

「……べっつにー? フツーに帰ろうとしてたんだけど、帰ってる途中であんたに話があったこと思い出しちゃってさー」

 

 まぁ一直線にここに来ましたけどね。

 

「……なんだよ話って」

 

「別に帰りながらでよくない? ほら、早く」

 

 そう言って勝手に自転車のスタンドを外すと、早く鍵を開けろと視線だけで伝えた。

 

「……」

 

 

 うちと比企谷の二日連続での一緒の下校が、ここに決定した瞬間である。

 

 

× × ×

 

 

「良かったね、千佐さん。一色さんと小町ちゃんに生徒会室に連行されてく時も、なんだかんだいってちょっと嬉しそうだったし」

 

「なんかお前にも来て欲しそうな、縋るような目してたけどな」

 

「あはは」

 

 日が落ちたとはいってもまだまだ暑い夏の帰り道。うちと比企谷はあれからのことに花を咲かせながら、蝉時雨の大演奏会のなか肩を並べてとてとて歩く。

 

 話し合いが一段落付いたあと、生徒会メンバーにもこの話を通して紹介しなきゃという事で、千佐さんはドナドナのように生徒会室へと引きずられて行ったんだよね。

 ふふっ。あの子、助けてー! みたいな顔してうちを見てたけど、その表情は昨日とは見違えるくらい、すごく柔らかくなってたな。

 

「……お前、さっきも言ったが、よくアレをこんなに早くなんとかできたよな……」

 

「まーねー。なぜか懐かれちゃったけど」

 

「やはり類友か」

 

「……うっさい」

 

 ぼさぼさ頭にぺしっとチョップを食らわせてやると、こいつは痛くもないくせに大袈裟に痛がるフリをする。

 へへ〜、なーんかいいな、こういうのって。はたから見たらただのイチャイチャカップルっぽい。ナチュラルにスキンシップもしちゃえるし。

 

 でもそんなこと考えてると、ついついニヤけてしまうポーカーフェイスが出来ない最近のうちは、比企谷にニヤけ面を指摘される前にわざとらしく大きな溜め息を吐いてみせる。

 

「あーあ」

 

「……んだよ」

 

「……うちさー、こう見えて結構気合い入れてたんだ。初めての奉仕活動だし頑張るぞーって。なのに、まさか一日で片付いちゃうとはね。ま、千佐さんからしたら不謹慎もいいとこだけども」

 

 いやいやホント不謹慎だよね。早く片付くに越した事ないっての。

 

「……早く片付いた事に関しては、本当に良かったって思ってんのよ。千佐さんのあんな顔が見られただけで、奉仕部入って良かったぁ! って叫びたくなっちゃうくらいにはね。……ただ」

 

「ただ?」

 

「……うち、なんにもしてないじゃん……て。結局うちはただ見てただけ。全部比企谷たちがなんとかしてくれちゃった。気合いが空回りしすぎて、うちハムスターかよって感じ」

 

 この気持ちこそホントに不謹慎極まりないけど、……うちはこの初めての依頼を通して、自分が少しでも成長できたらなって思ってた。

 

 どうせうちなんかには何にも出来ないだろう、なんて……自分自身に偽りの予防線を張っておきながら、心のどこかでは期待してた。

 この依頼を通してうちは成長して、千佐さんを救けて、うち自身を救けて、うち自身を認められるようになって…………そして、誰かさんに認めてもらえるはずだって。

 そんな邪なことばっか考えてた。

 

 でもやっぱ、神様はうちのそんな邪な考えはお見通しだったのかな。蓋を開けてみたら、うちはほぼ座ってただけだった。

 

「………くくく……ふひ」

 と、ひとり勝手にたそがれていると、うちのそんな気持ちなんて露知らず、あろうことか隣のムカつくヤツがぷるぷると笑いをこらえてやがった。

 ……まじムカつく。

 

 

「……なに笑ってんのよ」

 

「お、おうすまん。回し車でひーひー言ってる相模を想像したら、なんか似合ってんなぁと思っちまってな」

 

「はぁ? ……チッ、まじムカつく。きもっ……」

 

 こいつどんだけデリカシー無いのよ……このタイミングでそれ!? ホント腹たつ……人の気持ちも知らないでさ……

 

 

 あ〜あ……さっきまであんなに楽しかったのに、なんか……結構マジで落ちてきちゃったかも……と、うちが本気で落ち込みかけていると、しこたまうちを小馬鹿にしていた比企谷が、不意に呆れたような溜め息を吐いた。

 

「……お前さ、なんにもしてないとか本気で思ってんの? ……アホか、なんにもしてないどころか、相模が居なきゃこの依頼は解決どころか始まってさえいねぇだろ」

 

「……え」

 

 それは、思いもよらない言葉だった。

 ……だってそれは、今日の解決はうちが居なければ成り立たなかったって、うちが居たから解決出来たって、他でもない比企谷が言ってくれてるって事だから。

 

 

「なんで、どういう意味……?」

 

「どういう意味もなにもそのまんまの意味だろ。相模があのアホな一年の心を動かせなかったら、この依頼はまずキャンセルになっていた。……そりゃそうだろ。千佐があのままだったとしたら、たぶん俺達がどんな策を講じてもあいつは一切聞く耳なんか持たなかった。なにせ千佐は“誰かに自分を中心にしてもらう”事しか考えてなかったんだからな。雪ノ下にたしなめられてイジケて腐って、新たな登校拒否生徒がひとり誕生しただけだ」

 

「……うん」

 

「だが相模はあのアホを一時間やそこらで聞く耳を持てるアホに変えた。……どうせアレだろ。他人になんか話したくもない、自分の惨めだった話でも聞かせたとかなんじゃねーの?」

 

「ま、まぁ……そんなトコ」

 

 やっぱ、うちが千佐さんと何を話したのかなんてバレバレだよね。

 うっわ……超はずい……

 

「……それって、結構すげー事なんじゃねぇの? プライドばっか無駄に高かったあの相模がだぞ? 話したくもないだろう惨めな姿を他人に晒すんだからな。しかも後輩……一年にだ」

 

「……う、うっさい! あのは余計だっての」

 

 

 

 ──うちは、ただあんたが泣いてたうちにしてくれた優しさを、他の泣いてる誰かにそのまま渡してあげただけ。あんなの、あん時のあんたと比べたら、凄いことでもなんでもない。

 あん時の比企谷はめちゃくちゃ格好良かったけど、さっきのうちは、ただただみっともなかったんだよ……?

 ホントたまたま。たまたま似た者同士の千佐さんの琴線に触れたってだけ。

 

 ……だから……

 

「……ああいう奴には誰が何を言っても響かない。千佐の無駄なプライドをとっぱらえたのは、たぶん同じ境遇で痛い目を見て、ちゃんと立ち直れた相模だからだろ。その相模がみっともない姿を年下の自分に晒してまで諭してくれたからこそ、千佐にも多少なりとも気持ちに変化が生じたって事だ。つまりお前が居なきゃ、この依頼は失敗してた」

 

 ……だから、まさかこんな風に思ってもらえてるなんて、こんな風に言ってもらえるなんて……マジで計算外だよ。

 

「だから、お前が自分はなにもしてないとかバカなこと言ってても、少なくともあいつらは……部長様たちは、お前の働きっぷり認めてるぞ」

 

 ああ、これはちょっとヤバいな。マジでヤバい……ちょっとでも気を緩めたら、目からなんか出てきちゃいそうじゃん……

 

 これ以上はホントヤバいのに……それはめっちゃ分かってんのに……、それでもうちは聞いてしまう。捻くれたこいつがまだ言ってくれていない言葉を聞きたくて。

 

「……そんじゃ、さ……あんたも……? うちの働き、認めて、くれたの……?」

 

「あ? ……ま、まぁ俺が認めようが認めまいがどうでもいいだろうが……そう、だな。……あの相模にしては良くやった方なんじゃねぇの? ……知らんけど……って痛って!」

 

 ぼすっと。比企谷の背中にうちのバッグの一撃が炸裂する。

 

「ホントマジムカつく……あのは余計だっつってんじゃん」

 

「……ってぇなぁ、だから理不尽暴力系……」

 

「うっさい、こっち見んな……! ばぁぁか!」

 

「あ? お前なぁ、どんだけ…………っ!? …………へいへい、了解しましたよ」

 

 

 

 さっきまでは肩を並べて歩いてた。

 でも今は歩調を遅らせて、ちょっとだけ比企谷の斜め後ろを歩くうち。

 ……だって、またみっともない顔をこいつに見られてしまうから。

 

 

 

 これはホントにヤバいよ。

 こんなになの? こんなにもむずむずしてもにょもにょしてポカポカして嬉しくて仕方なくなるもんなの? 好きな人に自分を認めてもらえるのって。

 

 ……こんなのはまだまだ違う。うち自身が自分を認められるほど頑張ったっていう実感が全然ないから、いくら比企谷がうちを認めてくれたとしても、それはまだうちが求めてたモノには程遠い。

 

 それなのに……こんなにも嬉しいだなんて。こんなの……マジで麻薬じゃん……

 

 くっそ……

 

「痛って……なんなんだよ……意味分からん」

 

 うちのご希望通り、一切うちには目を向けずに照れくさそうに頭をがしがし掻いて、うちの歩調に合わせてゆっくり歩いてくれてる比企谷の背中に、今度はぽふっと優しく攻撃してやった。

 

「……うっさい、こっち見んな」

 

「……はぁぁ、見てねぇから」

 

 

 ったく、なんだってまだこんなに明るいの? もうこんな時間なんだから、早く落ちろよ、この鬱陶しい夏の太陽め!

 早く暗くなってくんなきゃ、目から零れるナニカをこいつから隠せないじゃんか。

 それならそれで、この暑さで早く乾かしてくれればいいのに、全然乾きゃしないよ。なんて役立たずなんだか、鬱陶しい夏の太陽め!

 

 

 夏の太陽への八つ当たりに、口を尖らせくしくしと目を擦りながら、バッグでぽふぽふと連続攻撃を加えるうちに「……はいはい」とか「……おーおー、痛てぇ痛てぇ」とかって適当な返しをするムカつく比企谷の滲んだ背中を見て思う。

 

 大したことなんて何一つ出来てないのに、このとんでもなく恐ろしい麻薬は、うちにここまで幸せな気分を与えてくれる。

 ……だったらうちはもっともっと頑張ろう。もっともっと頑張って、自分で満足出来るくらいに頑張った末に比企谷に認めてもらえたなら、その時うちはどうなってしまうのだろう。

 今でさえこんなになっちゃってんだもん。想像するのも恐いくらい、どこまでも飛んでっちゃいそう。

 

 

 

 こんなクラクラするような昂揚感をまた味わえるんなら、うちはいくらだって頑張れる。

 そんなことに改めて気付かせてくれた、奉仕部初仕事を終えた暑い暑い夏の日のなんてことない帰り道。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続く

 





今回も最後までありがとうございました!
最近ちょっとおふざけ回が続いたので、今回はちょっと真面目なイチャイチャ回でした☆(真面目なイチャイチャ回ってなんだよ)
それにしてもまさかの上……! 帰り道回が1話で終わらないとは……!
すいませんね、次回からついに本編、ついに相模家突入だったはずなのにっ(汗)



それではまた下でお会いいたしましょうノシノシ


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