彼女の秘密を知った俺は逃げられない   作:whiterain

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どーもーwhiterainです。

最近、忙しくなってきてあんまり書く暇が取れない・・・
昔は私がKeyさんを急かしてたのに私が急かされるいまです。

それでは始まります!


12話 ストーカー編ー5

自分から望まなければ手に入らない。

それは確かなことである。

 

しかし、時には望まなくても道が切り開かれるときがある。

 

そうこれは、俺が昼食を取ろうとしたときの話しだ。

 

『うわ、やっぱり出遅れたからキツいなぁ』

 

家事が出来れば、料理が出来れば弁当を毎回ちゃんと作るのか?

と問われればたいていの人はNOと答えるだろう。

 

出来ても面倒なものは面倒だ。

 

それでも毎食学食よりは上手くやれば安上がりになるので基本は作るのだが・・・

 

この日はたまの弁当が無い日だった。

 

そんなわけで学食に赴いたわけだが、この日は通りがかりで変な自称モテモテな英語教師に捕まったが

ために遅れてしまった。

 

『どっか、空いてりゃ良いんだけど・・・おっと』

 

そんなことを言っていれば、1人で寂しく食べてる娘が居るじゃ無いか。

 

俺クラスになれば、華麗に相席してみせるぜ!

 

『相席良いですかお嬢さん?』

 

「良いですよ、先輩なら」

 

『もう少しノってくれても良いんじゃ無い?』

 

まぁ、俺が見知らぬ人にそんなことを言えるわけが無く、見知った我が後輩の花咲逢香だからこそ言えたことなんだけど。

 

「お昼食べてる最中ですから」

 

『まぁ、美味しそうな焼き魚だことで』

 

「先輩の唐揚げも美味しそうですよ?」

 

『食べる?』

 

「いただきます」

 

逢の方に唐揚げを置こうとすれば、

 

「先輩、あーんですよ」

 

『ちょっと、何をさせようとしてるのかな』

 

「あーん」

 

『やれやれ・・・』

 

そのまま逢の口に唐揚げを放り込む。

 

「あっ、美味しいですね」

 

『逢、お前いつもこんななのか?』

 

美夏とかは素の性格で誰に対してもこんな感じではあるけど、だけど逢はこんなじゃ無いと思ったけどな。

 

「先輩のことは信じてますから」

 

『そりゃ、ありがとう』

 

その信頼は男として見られてないだけとか、単純にへたれと思われてるとかじゃないことを祈るよ。

 

そんなことを話していれば、陽詩達に近付いてくる1組の男女。

 

「おっと、陽詩ここ良いか?」

 

『正紀に絵里香か・・・逢、良い?』

 

「先輩が良いのなら私は」

 

「ありがとう、ええと・・・」

 

「陽詩さん、お名前伺ってもよろしいですか?」

 

席に座った2人は、俺の方を向き困ったように訴える。

 

『俺の中学の後輩で花咲逢香、っで逢こいつは俺と同じクラスの杉谷正紀で良いとこのボンボンだ

 それでもう1人が正紀の婚約者で松木絵里香だ』

 

「何か、悪意を感じるがまぁ、良いだろう・・・よろしく花咲さん」

 

「よろしく御願いします花咲さん」

 

「よろしくお願いします」

 

『にしても正紀がここに来るなんて、明日は竜巻でも発生するのか?』

 

こいつが学食にいるところなんて俺以上のレアケースだ。

基本的に持ってきてるか絵里香が作るか、シェフが来るかなのに。

絵里香なら、たまに学食で美夏達と食べることもあるけれど。

いや、最後の選択肢が一般人との違いを感じさせるんだが。

 

「お前も良く知っているだろうアホがいるだろ?」

 

『アホ・・・どっちのだ?』

 

俺の知っているアホは2人いるが?

こないだ二人して追いかけられてた男のほうと女の方が。

 

「男の方だ、あいつにな食われたんだよ・・・」

 

『・・・マジで?』

 

「あいつが、俺の一口は全てを飲み込むぜ!!とか言ってな」

 

『限りないアホかあいつは・・・』

 

そして、頭にその光景が問題なく頭の中に再生出来ることが怖い。

 

「この話しはやめよう、思い出したらまた吊るしたくなってくる!」

 

『おいおい、何したんだよ』

 

その頃の男のアホ【ミスター】

 

「つんつん」

 

「駄目だよ美夏ちゃん触ったら汚いよ?」

 

「えーでも」

 

「でもじゃ、ありません!」

 

「ぶーぶー!」

 

教室の天井に突き刺さっていた。

 

再び、陽詩達。

 

「それでこの娘との関係はただの後輩なのか陽詩?」

 

「え『見抜かれたか・・・実は俺の彼女なんだ』え・・ええー!?」

 

「まぁ!」

 

絵里香は口に手を当てて驚いてくれる。

だが、正紀は頭に手を当てて、

 

「もう少し、打ち合わせするなりした方がマシじゃ無いか?」

 

『うん、俺もまさか逢がそんな反応するとは思ってなかったんだ』

 

「ふっ、陽詩は後輩達にもモテモテだな」

 

『モテモテっつうか・・・それに達って何だよ?』

 

俺の後輩の知り合いなんて逢しかいない。

いや、別に後輩が逢しかいないからって悲しくは無いんだぞ

 

「うん?さっきお前を熱心に見つめていた1年生がいたからな」

 

『俺を見てた1年生?』

 

「あっ、さっきの方ですか?」

 

「あぁ、ストールを巻いた1年生でな、お前のことを女の子がしてはいけないような顔で見てたぞ?」

 

『おいおい・・・』

 

それは2パターンあるぞ?

1つは正紀の言ったよう急に俺のモテ期が来て逢と2人でイチャイチャしたいたように見えたがための嫉妬によるもの。

そして、もう1つは俺に恨みなり負の感情を抱いてる場合。

後輩にそこまで恨まれてる記憶なんて俺には無いが・・・

 

『俺に、そんな感情を抱いているやつなんて・・・・あ』

 

後輩かわからないが、そんな制服にストールを巻くなんて、どこかの猫かぶり娘に影響されたような奴なら

あり得る。

 

でも、女の子なんだよなぁ・・・女の子が女の子をストーカーするかなぁ・・・

 

「何だ心辺りでもあるのか?」

 

「・・・先輩、そうなんですか?」

 

『い、いや、みんな人が思っているような嬉しい心辺りじゃ無いよ』

 

「本当ですか?」

 

「陽詩の場合、どこで知り合ってても不思議じゃ無いからな」

 

「陽詩さん、節操無しはダメですよ?」

 

『そんなことねーよ!!』

 

とりあえず、この話しは宮瀬にも持って行っておこうと思う。

 

 

 

 

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「私に感化された後輩?」

 

『あぁ、多分お前のストーカー第1候補だと思うんだけど・・・』

 

「知りませんね・・・それにその人物は女の子なのでしょう!?」

 

『それが俺も気になってるんだよ、いや俺らみたいな人たちがその可能性を否定したらダメだと思うんだけどよ』

 

「確かにそうよ・・・でも実際に同性愛者なんて学校であんまり見ないでしょ?」

 

そりゃ、日本じゃそこまでいないし

学生に限ればもっと少ないと思う。

 

『いや、まだ捕まえるに至る証拠も無いし、あくまでも参考人程度だよ』

 

「まぁ、その程度じゃさすがに踏み込めませんね」

 

『そういうこと・・・ん?』

 

「どうしたの?」

 

前と同じように入り口の前に誰かいる。

どこまで聞かれたかわからないが今度は逃がしてたまるか。

それに、確かめたいこともある

 

『いやぁ、ちょっと足が攣りそうで・・・』

 

少し扉に近付き、足を抑えながら腰を下ろす。

 

「何やってるんですか・・・全く」

 

呆れながら近付いてくる宮瀬に、スマホを向ける。

 

【恐らく、扉前に誰かいる

 ストーカーかわからないけど

 というわけで確かめたいのでご協力をお願いします】

 

勿論、足なんて攣ってない。

というより、攣りそうなら自分で伸ばして何とかするし。

 

「ほら、足を出してください・・・伸ばしますよ」

 

そう言って宮瀬は優しく俺の足に触れる。

 

『ありがとう・・・』

 

「手間をかけさせないでくださいよ」

 

そんな風に宮瀬の頭を撫でてみれば、吹き上がる怒気。

もはや殺気すら感じなくも無い。

 

 

『間違いないね』

 

「そのようね・・・」

 

宮瀬が足から手を離すと同時にさっと立ち上がり、扉を開く。

 

『誰だ!?』

 

「このっ!?」

 

『あっ、待て!』

 

怒りに身を任せず、覗いていた犯人は素早く逃げ出す。

それに、手を伸ばして、ストールを掴むことに成功したが、そのままストールは外れ、逃げられてしまう。

 

『あいつ、足早すぎだろ・・・』

 

恐らく、正紀から聞いた女子生徒と同一人物だろう。

それに、このストールが手掛かりになることを祈るしか無い。

 

「本当に女の子だったわね」

 

『いや、本当にビックリだ

 だが、宮瀬の言っている人物があいつかはわからんがな』

 

「多分、あの娘だと思うけど

 何か感じる視線が一緒だったわ」

 

『なら、その言葉を信じるとしましょう』

 

にしても、このストールどうやって持ち主調べたものか。

 

「それと悠木、2つだけ言っておくわ!」

 

『ん?・・・おいおい近いって!?』

 

目の前にズームアップする宮瀬の顔。

こんな近い事なんてあんまり無いんだからやめてくれって!

そんなことをお構いなしに宮瀬はそのまま告げる。

 

「1つ、ストールをそんな雑に掴まないこと!

 そんな強く引っ張ったらダメになるの!」

 

『わかった!わかったから!』

 

だから早く離れてください。

俺はこれ以上下がれません。

 

「もう1つはあの娘の為というよりは貴方の為に言うけど

 ああやってストールを引っ張ったら危ないわよ!!

 今回はストールが外れたから良かったけど、あんな風に走る人のを引っ張ったら

 首に負担デカいんだから!

 全く気を付けなさいよ」

 

『あ、あぁ・・・悪かった、気を付けるよ』

 

「本当によ」

 

『わかってる』

 

あそこまで真剣に言われたら聞かないわけにはいかないし。

それに2つ目に関しては言われてみれば当たり前のことだ。

咄嗟に手が出てしまったけど、本当に外れて良かったと思う。

 

「まぁ、幸運にも外れたんだから、利用させてもらいましょ」

 

『利用って言ったってどうするんだ?』

 

「ふふ、簡単なことよ?」

 

こうして、壮大?な計画を実行することになった。

 

いや、多分全然壮大にならないけど。

2人だけだし・・・・

 

 

 

 




こんにちは〜!Keyです!
ようやく春を感じられる季節になりましたね〜!

今回ですが絵里香を描かせていただきました!


【挿絵表示】


ちょっと変わりすぎた感じですね!笑
今度は新キャラ?を描きたいと思っていますので楽しみにしといてください!それではまた次回で!
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