時間に応じた挨拶をwhiterainです。
さて、5話目です。
前書きでは書くことがあまり浮かばないのですが・・・
22日のソロモンまで時間が空くので今の内に頑張ろうかと
マーリンの性能はヤバイ!
ソシャゲも良いけどちゃんと書けと忙しなく働くKeyに言われていますが。
私が言うのも変なところですが、今回のKeyの絵はなかなか良い感じだと思います。
私はこの祈の方が好きです。
このちょっと早いメリークリスマス。
私はこれを見てクリスマス短編を書こうと思いました!
何とか25日までに間に合わすのでよろしくお願いします。
まだ挿絵が出てない前書きで言うのも変ですが・・・
あっ、クリスマスの話しは本編とは全く関係無いところになりますのでご注意を。
「まさか、本当に入れてくれないなんて!」
『こうやって、小豆に入れて貰ったじゃないか?』
入ってきて早々頬を膨らませ抗議する美夏に、準備した机の近くに座り呆れ顔で返す。
さっきまでの美夏への気遣い?忘れましたね。
「あはは・・・」
小豆も苦笑してその光景を見ている。
いや、美夏を見ての苦笑いというよりは別のものを見ての方が正しいかも知れない。
ちなみに文句を言いそうなミスターはどうしたかというと?
入ってきて早々案の定うるさそうだったので、口を開いた瞬間に俺と正紀のダブルアタックが炸裂し
再び地面に沈んだ。
顔が見せられないよ!と入りそうな顔をしているが、ゴキブリ並の生命力なのですぐ回復するだろう。
「そういえば、絵里香ちゃんはどうしたの?」
小豆の言うとおりここには俺、正紀、宮瀬の3人しか、待っていない。
『あぁ、絵里香はその・・・何だ・・・なぁ』
「うむ、陽詩の部屋で大人しくしていることだろう」
「あんな松木さんは初めて見ました・・・」
「何があったんだ?」
『復活はや!』
さっき沈ませたばかりのミスターはもう復活していた。
そして、恐いのはいつの間にか顔に書いた落書きも消えていたこと・・・
「何のことだ?」
『忘れてるのかよ・・・まぁいいや』
気にしないに限る、そんなことより今の話しは絵里香についてだ。
まぁそんなに、難しい話しじゃないんだが。
それに、むしろつい最近見た光景だ。
『いや、ちょっと見に行こうか』
後組、3人を連れて2階にある俺の部屋に向かう。
『まぁ、見ての通りだ』
「はわー、幸せですー・・・はふぅ」
「・・・・・・」
「・・・・・またか」
「ぬこくん?」
絵里香は部屋で椅子に座り、大きいネコのようなぬいぐるみを膝に乗せたまま抱きしめて恍惚の表情を
浮かべていた。
ぬこくんというらしいあのデカいぬいぐるみは中学のときの誕生日プレゼントに小豆からもらった物。
さすがに、ぬいぐるみを貰って喜ぶ年でもなかったため、嬉しさより恥ずかしさの方が上回った。
そんなぬいぐるみは部屋の片隅でその存在感を顕していたが、勉強道具を取りに行った際に絵里香が見てしまった。
そのあとはみんなが想像通りの展開だ。
「可愛いですー!!」
絵里香がぬいぐるみに飛びついていき、そのぬいぐるみを抱きしめたまま俺の部屋にある椅子に座った。
「でも、杉谷くんならすぐに元の絵里香ちゃんに戻せたんじゃないの?」
そう、それは俺らも提案し、実行しようとした。
「いや、絵里香が可愛い物好きってのはこの状態を見たらわかると思うが、
まぁ、1つに絵里香が幸せそうな顔してるからやりにくいってのもあるんだが
何だかんだと。しばらくこうさせておくと絵里香の機嫌がもの凄く良くなるんだ」
そんなことを聞かされてしまえば、強制することも出来ず、とりあえず小豆達が来るまではこののままに
しておこうとなったわけだ。
「でも、絵里香ちゃん起こさないで勉強会初めて良いの?
いや、私は勉強会しなくても良いんだけど・・・」
「美夏ちゃん?」
『今は良いだろ小豆、どうせ美夏も強制的にやるわけだし』
それに逃げたところで待つのは美夏の放課後を返上した楽しい補習が待っているだけだ。
「どうするんだ?松木さん抜きでやるのか?」
「さすがに松木さんをこのまま放置して初めてしまうのは可哀想ではないでしょうか?」
宮瀬の意見には俺も同意見だ。
このまま、絵里香のことを放置してやるのは申し訳ないと思うし、それ以上に俺の部屋に本人不在のまま
長時間いられるのは俺の精神衛生上良くない。
いや、何か隠している物があるわけじゃないけど・・・本当だよ?
「絵里香も仲間はずれはイヤだろうから、さすがに戻そう・・・」
正紀は神妙な顔持ちで、俺らの方に目もくれずに未だぬいぐるみを抱きしめる絵里香に近付いていく。
『・・・ふふっ』
「陽詩くん?」
『いや・・何でも』
あの神妙な顔つきで近付いて言って右斜め45°に叩くと思うと、なんか滑稽で笑えてくる。
正紀は絵里香に近付いていき
「絵里香、勉強会の時間だよ」
想像と違って、正紀は絵里香を抱きしめた。
『チョップじゃねーのかよ!?』
「うわー・・・」
「正紀・・・大胆」
女子2人は顔を赤くしてその様子を見ていた。
初心で可愛らしいことです。
宮瀬の表情は変わっていないが、こういう光景に慣れている・・・いやオタクだからか。
漫画やアニメで見てるのもリアルで見るのもあまり変わらないってことかな。
それより、
「うらやましい!なぁ陽詩!?」
こっちのバカの方がうるさい。
『ええい、正紀この状況をどうにかしろー!』
「はっ、私はまた・・・って正紀さん? 恥ずかしいです・・・」
正気に戻った絵里香は今の自分の状況を理解すると恥ずかしさのあまり顔を真っ赤にして固まった。
「戻ったな・・・」
そう言って正紀は抱きしめていた絵里香を離した。
『戻ったな・・・じゃないわ!この状況を回収しろよ』
「ん?と言われてもな仕方ないだろう?
チョップで戻せば、絵里香は恥ずかしさのあまりに逃げてしまうからな
それに、この状況はおもし・・・いや、こんな状況になるとは思ってなかったんだ」
『いま、こいつ途中で本音漏らしやがった!』
「なんのことやら・・」
こうして、この状況を回収した時には家に着いて1時間は経過していた。
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時間も無しと言うことで早急に勉強をすることになった。
正紀はいつも通りミスターのお世話。
小豆は美夏のお世話。
俺と絵里香は自分でやってわからなくなったら聞いたりしてお互いに勉強していた。
今までは・・・
「何で、わからないのよ?」
『すまん・・・』
「悠木さん、ここはですね」
俺はまた宮瀬のお世話になっていた。
基本俺らの勉強会はバカ同士で邪魔をしないようにテーブルを3つ用意して少し離して勉強している。
それが仇となった・・・
少し離れていれば大きな声で話さなければ聞こえることはない。
それがために、
宮瀬さん・・・本性出てます。
だけど、声を出さないと不思議がられるため教えるときだけ猫を被る。
『どうせなら、今回はずっと猫を被っていてもらえませんか?』
「無理よ」
『ですよねー』
わかっていたさ、そんなことくらい。
いや、落ち着け・・・
とりあえず、人の不幸は蜜の味じゃないけど、他のバカ2人を見て自分はまだマシだと思うしかない。
宮瀬に言われたとおりに勉強しているフリをしながら
とりあえずは美夏の方から・・・
「美夏ちゃん、何でこうなるの?」
「あれー・・・・」
「とりあえず、リラックスしてみましょう?」
頭の上でヒヨコがピヨピヨしている美夏を見ると安心するぜ!
「美夏ちゃん、リラックスも含めて九九を言ってみよ?
簡単でも考えれば頭は活性化するから」
「九九かぁ、それくらい簡単だよ」
そりゃ、九九言えない高校生が居たらさすがに驚きだ。
1の段をなんなくクリアして、2の段に入ると異常は起きた。
「にいちがに、にぃにぃが死、にいさんがろくでもない、妊娠発覚」
何か、変なのが続いた気がする。
いや、きっと離れて聞いてるから変に聞こえただけだ。
「肉重要、3×1が3、3×2が6・・・サザンクロス、三枝が師匠、産後駐屯」
「えっと・・・あれ」
「これはどうしましょ・・・」
何か、小豆と絵里香も戸惑っているように見えるけど、これもきっと気のせい。
横の宮瀬も笑いを堪えて、俺と同じ方向を見ているけど気のせいだ。
「新一が死、死人が八、資産は銃に、四肢注目、死期移住」
『物騒すぎるわ・・・』
「良く浮かぶわ」
「美夏さん、その九九?はなんですか??」
「私のオリジナル!・・・と言いたいけどどっかの生徒会の会長が言ってた!」
「美夏ちゃん、真面目にやりましょうね?」
「はい・・・・」
勉強会の度にあの小豆の怖い笑顔を美夏は見ている気がする。
「悠木さん、私たちも少し休みましょう?」
『それは嬉しいけど・・・どうした?』
「ふふ、あっちも見てみると面白そうよ?」
宮瀬が指した方向は正紀とミスターの方の机。
「さぁ、どうした!この程度も解けなくてテスト後の恋など掴めると思っているのかぁ!」
正紀が情熱的に叫んでいた。
むしろ、見なくても響いていた。
「くそっ、俺は未来(モテモテハーレム)を掴むんだぁぁ!」
「じゃあ、次の問題だ」
「こいやー!」
「これは何大陸だ?」
地球儀を掲げ、ある一部分を差す正紀。
あれは・・・オーストラリアか。
「ムー大陸!」
伝説の大陸は普通に地球儀にあったようだ。
日本から南にあるユーカリの毒で大人しいコアラさん達の住処がムー大陸のようだ。
「位置だけ考えれば強ち間違ってないのよ」
『えっ?』
「1万2000年前に存在したとされるムー大陸だけど、あったとされるのは太平洋よ
オーストラリアより大きいし、位置はもう少し東だったはずだけど」
『マジかよ・・・宮瀬も良く知ってるな』
「ちょっと・・・気になったから調べたの」
目を逸らして、顔を赤くした宮瀬。
恐らく、宮瀬の気になった理由ってのは歴史とかを学んだときの過程ではないだろう。
それだけは自信がある。
「とりあえず、これはムー大陸じゃないということだけはわかったな!
次だ、ここは?」
南極である。
ちなみに南極は大陸だが、北極は大陸では無い。
それはみんな(ミスターと美夏除く)も知ってるよね?
北極は極一部の大陸があるだけで、ほとんど海の上の氷で出来ている。
それと違い南極は大陸の上に氷があって、氷床と呼ばれている。
以上、悠木陽詩の知らないとミスターな雑学でした。
まだ、ミスターも答えていない?
もしかしたら正解するかも知れない?
「ペンギンの国!」
そんなわけないだろう?
ミスターは決め顔でこういってるぜ。
「っ・・・!」
ほら、あの宮瀬が笑いを堪えるのに必死になってる。
自分のふくらはぎをつねって耐えている。
美夏に厳しいご指導をしてた小豆やその厳しい分、甘めに教える絵里香でさえが固まってミスターを見ていた。
いや、美夏だけは頭に?マークを浮かべてる。
「ミスター、お前に出来るのは祈ることだけかも知れないな」
『おい、教える人が諦めるなよ!』
正紀が遂に匙を投げた。
なんだかんたといつも教えていたから耐性が出来ていたはずなんだが・・
「何か間違っていたか・・・?」
「わかった・・・俺が教えられることはもう最後の・・・いや完全な奥の手だけだ
これならミスターでもいける」
「おっ!そんな必殺技があるのか」
「あぁ、陽詩!ちょっとお前の部屋を貸してくれ」
『頼むから変なことはしないでくれよ?』
「大丈夫だ」
正紀はミスターの首根っこを掴んで連れて行った。
「私たちも再開しますよ」
「もう良いんじゃないのか?」
「ふふっ、駄目ですよ」
これは、逃げられそうにないやつか・・・
こうして、夜が更けるまで勉強会は続いていくのだった。
時々、ミスターと美夏の悲鳴が響きながら・・・
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夜も遅くなり、解散となったが問題が発生する。
『小豆は隣だから良いが、絵里香は迎え来るのか?』
こんな夜遅くに女の子だけで帰すわけにもいかないだろう。
「絵里香は俺が送っていくから大丈夫だ・・・
本当なら絵里香は迎えに来てもらって車で帰って貰いたかったのだがな・・・」
「はい、正紀さんと帰ります
あまり、家に迷惑はかけたくないですし、正紀さんとデート気分で帰ります」
それに正紀はヤレヤレといった様子を見せていても、その表情は嬉しそうだった。
仲が良くて何よりです。
「となると残りは宮瀬と美夏か」
美夏の家は知っているが、宮瀬の家は知らない。
同じ方向であるのなら楽なんだが。
「私の家はあっちの住宅街の方です」
『美夏とは逆方向か・・・』
「俺が送れば良いんじゃね?」
「えー、ミスターくんに送られるのは逆に危険な気がするよ?」
「確かにな・・・ミスターに送られれば送り狼になるか」
『だよなぁ・・・というより女の子が嫌がるしな』
「なんでだよ!?」
といっても残された男は俺1人。
だからと言って本当に襲うとは勿論思っていないがミスターに送らせるのもなぁ。
「2人とも、私の家に泊まる?」
小豆はそう提案すると、
「良いの? じゃあお泊まりだぁ!」
美夏はすぐにそう返答したが、宮瀬は少し考えたあと
「すいません、私は家に帰らなければならないので・・・」
「そうなの?残念だなぁ・・・」
「そうしたら、宮瀬はどうするんだ?」
「私は・・・大丈夫です
悠木さんが送ってくれるらしいので」
『ん?』
おかしい・・・確かに俺が送るしかないかなとは考えていたが、そんなことは口にも顔にも出してないはず。
「そうなの陽詩くん?」
『いや・・・うん、そうなんだよ』
どうせ、送ろうと思っていたし、断ったら断ったで何をされるかわかったもんじゃない。
「それじゃあ、これで解散だな」
「くそっ、俺は1人ぼっちで帰るさ! うわーん」
無駄に大きな声を張り上げて泣き真似をしながら走り去るミスター。
夜も遅いんだから、少し静かにしろよ
『俺らも行くか』
「はい」
みんなと別れ、宮瀬の家の方に向かう。
『まさか、送らされるとは・・・』
「私が泊まったら1日中気を張ってないといけないし、それに・・・」
『それに?』
「私が1日中アニメや、漫画、ラノベから離れられると思うの?」
『お前、そこまで末期か・・・』
さすがの俺だって1日くらいは離れていたって平気だ。
「それより、貴方私のことどこまで話したの?」
それは先のメールの内容か・・・
といっても、マフラー少女を知ってるか聞いただけだしな。
『マフラーを着けた女の子を知ってるかと聞いただけだが?』
「本当にそれだけかしら?」
『いや、マジだって』
「ならいいけど・・・今後も話さないでよ」
『わかってるって』
それに、俺だってそういう話しをする相手がいないわけじゃないけど
やっぱり身近な人間にそういう人は欲しい。
なのに自分からバラす必要は無い。
『それにしても、こうやって歩くの新鮮だな』
「今後こういう機会が増えるかもしれないわよ?」
こうやって宮瀬と歩くのは違和感しかないけど。
これから慣れていくのだろうか。
「私は変装してるだろうけどね」
『頼むからあのあからさまなヤバイやつの格好はやめてくれ』
仮に一緒に歩くとしても恥ずかしくて死ねる。
「そんなの、バレることに比べれば些細なことだわ」
逆に目立ってちゃ意味が無い。
その辺りは思わないのだろうか?
『そんな機会が来るかもわからないか・・・』
「あら、それはどうかしら案外・・」
『どういう「あっ、ここが私の家よ」おう・・』
「貴方も気を付けて帰りなさいよ、それとありがとう」
『まぁ、また明日会おうや・・・おっと、最後に今日は勉強教えてくれてありがとう
何だ・・・思ったより楽しかったよ』
「ふふ、どういたしまいして
いつも貴方達はこんな感じなの?」
『いつもあんなって訳では無いと思いたいけどな』
でも実際にはいつもあんな感じだ。
俺たちでバカやって楽しく高校生活を送っている。
「・・・・・羨ましい」
『なら、お前は何で・・・』
自分から猫を被って、必要以上に人を近づけないのか?
「貴方には関係ないでしょう?」
『そうやって溜め込んで疲れないのか?』
「・・・・・・」
そりゃ、疲れないわけないよな。
まさかこんなあからさまに目を逸らされるとは思わなかったが。
こういうところを見るとこいつも可愛いと思う。
『何だ、折角こうして俺は知っちまったわけだし
あぁ・・・話しくらいなら付き合うから・・・溜め込むなよ』
「・・・当たり前でしょう」
それだけ言って宮瀬は家に入っていく。
「でも・・・ありがとう」
最後に宮瀬が何を言ったのかは声が小さくて俺には聞こえなかった。
Keyの後書き
『やべー・・・』
陽詩は道に迷っていた。
このまま、次の日を迎えればテストの勉強の意味無く終わってしまう。
それどころか、警察のお世話になるかもしれん。
『宮瀬に聞くか・・・』
再び来た道を戻るしかなかった
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whiterainの嘘でした。
こっちが本当Keyの後書き
こんにちはKeyです!
もうすぐクリスマスですね〜!
皆さんはどのように過ごしますか?私はイラストを描いて終わりそうです……笑
今回のイラストですが何とか間に合いました!!
一瞬見た時「誰だ!」って感じになりますが祈です。
顔は大分変わってしまいました、すいません!
【挿絵表示】
これからもちょっとずつキャラが違ってくるかもしれませんが出来るだけ前の絵に近づけて可愛く描けるように頑張ります!
次回についてはクリスマスということでサンタコスで描きたいと思います!ただ時間があまり無いのでラフ画になりそうです。暇な時にでも色をつけて出したいと思います!
では皆さん良いクリスマスを!!