遊戯王GX-転生 それは素晴らしい第二の人生ー    作:大禍時悪

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むしろここから始まるプロローグ

こんにちは、黄衣王真です。何故皆さんに挨拶しているのかと言うと、只今絶賛死亡中です

 

 幽体離脱的な事になっています。恐らく、自分であろう物体は血まみれで首が無く、臓物が飛び出してミンチになっています。

 

 凄惨な状況だねこれ、自分の体だと思いたくないねでもまぁ諦めるしか無いさ。だって自分の頭が向こうの方に転がってるんだもの、あぁ……俺の原付が高かったのにフレーム粉々じゃん。や、もう乗れないから別にいいといえばいいけど……。そんなことより凄いね吸水コンクリート、俺の身体から流れ出る血液がどんどん吸収されてるよ。もうすぐ失血するんじゃないかな? や、もう死んでるから失血しても問題はないんだけどね。

 

「あ~モノローグの途中で申し訳ないのだが……ちょっといいかい?」

 

 気付かなかったけど、いつの間にか白髭で白髪のお爺さんがいらっしゃいました。あぁお爺さんと言っても俺のお祖父さんじゃないよ。

 

「あぁ、はいなんでしょう? て言うか何故に俺の姿見えてんの、てか死んでるはずだよね俺」

 

「うん間違いなく死んでるよ、だってワシが間違って殺しちゃったし」

 

「あれ? じゃあもしかして俺を挽いた10トントラックの運ちゃんなの?」

 

「何でその方向に考えが行くのかとても疑問だし、第一にひくの漢字を間違えてる気がするのだがのう……ところでワシが神様じゃ~と言ったらどう反応してくれる?」

 

 神様? がそういうと王真はジッと神様? を見つめてからふむふむと小さくうなずく。

 

「あぁスミマセン神様って皆の想像した通りの長い白髭の老人なんだと、今しみじみと思ってました。死んでからこんな体験が出来るとはちょっとしたラッキーですね」

 

「死んだのにラッキーっていう君は変わってるねぇ」

 

 神様は若干引き気味でなお、のほほんと王真に対して言った。

 

「あぁ気にしませんよ変わってるってよく言われますし。それで神様が俺を殺したってどういうことで?」

 

「その事なんじゃがな、今日死んでしまう人間にチェックをつけていくんじゃけれどもね、ちょっとうとうとしてて間違えて君の名前にチェックうっちゃったんじゃよ、少なくとも後60年は生きるはずじゃったのだけれども……」

 

 神様はちょっと気まずそうに、こっちをチラチラ見ているが王真は気にせずに。

 

「あぁ……まぁ仕方ないですよ、誰しも間違いはありますし気にしませんよ、てことは俺って地獄に行ったりするの? お世辞にも天国に行けるような良いことなんて全くやってないんだけどさ」

 

「加害者のワシが言うのもなんなのじゃが、まずは怒ったりはしないのかい? それに目をつけるところが違いすぎないかの、普通なら残りの寿命の分のどうするんだとか、まだやり残した事があると憤りをぶつけてくるのにのう君は随分ドライなんじゃな」

 

「ドライ……と言うべきなのか、単純に今現在こうして死んでいるので受け止めるしかないと言うかなんと言うか」

 

 王真は若干戸惑いながらも答えるが表情は笑っている、正直薄々気付いてはいる。自分が同じ年頃の人よりも冷めた事しか考えれないことくらいは。

 

「じゃあ聞いてみようかな? 俺の寿命おおよそ60年どうします? まぁ生き返れる訳では無いですよね、ほら元の体は首が飛んで臓物が挽き肉みたいにミンチになってるし」

 

「あぁその事なんじゃがの生き返る……すなわち転生じゃな、この世界に転生するのはまず不可能じゃな。死んだ人間の情報を引き継いだ人間を作るとじゃな、いくつかの矛盾が生じてしまうのじゃよ詳しくは秘密じゃがな、しかし……別の世界なら可能じゃな。存在しないものを一から作るだけじゃからな」

 

 なんか一から作るだけとかものすごいことを言ってるけど、多分神様だからできるんだろう。

 

「別世界と言うとパラレルワールド的なものなのかなそれならそれで……」

 

「ふむ……それでもよいが辛いのはお前さんじゃぞ? 自分は知っていても相手は知らんからのう……ところで君はアニメやゲームは好きかの?」

 

「えぇまぁ人並みには好きですね」

 

「いかんとは思ったのじゃが、少し記憶を見せてもらったが遊戯王というアニメをよく見てるようじゃな」

 

 

「まぁ好きですね。でも勝手に記憶みんなや神さんよ……遊戯王か、いいですね世界としてはGXの世界がいいですけど、決めるのは神様ですけどね」

 

「いやいや構わないよ。出来る限りの我儘は聞いてあげるつもりじゃよ」

 

「あぁそれでは、とりあえず運動能力と頭脳はある程度もらえると嬉しいですね、今まで出たカードを各10枚づつ、現時点の俺のデッキとこれから出るカードを発売日に各10枚づつもらえると嬉しいですね。」

 

「ふむそれくらいなら全て叶えられそうじゃわい。遊戯王GXの世界の一番最初、入学試験の一週間前に目を覚まさせるようにしよう、その世界の前情報を脳の中に突っ込んでおくからの。後は困った時は連絡できるようにしておこう、正し無茶なお願いは禁止じゃよ……すぐに転生を始めるそれでは良い第二の人生を」

 

「ちょっとタンマ、最後に一つ何から何までありがとうございました。またいずれ声を聞くと思います」

 

 そして俺の黄衣王真は、第二の人生を遊戯王GXの世界にて始めることになった。

 

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