遊戯王GX-転生 それは素晴らしい第二の人生ー    作:大禍時悪

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五話・怪奇! 廃寮に響くステキヴォイス

王真side

 

 こんにちは、黄衣王真です。月1テストからおおよそ一週間、シンクロ召喚攻略のために我先にと挑戦してくるブルーやイエローの連中が一段落つきました。

 

 はぁ……アイツらしつこいな、外を歩く度デュエルだの勝負だの……まぁ、シンクロ特化デッキは持ち歩かないから適当にあしらっている、断られた連中が王真はシンクロデッキをいつも持ってない、と噂を流布してくれると助かるんだけど。

 

 正面玄関を抜けてレッド寮に向かおうとしていると、レッド寮の方角から眼鏡で緑の髪の女生徒がこちらに走ってくる。

 

「貴方が黄衣王真君ですね?」

 

「違います。人違いです」

 

 咄嗟に嘘をついてしまった。なぜだろう言わなきゃいけない気がした。だって物凄い剣幕で走って来るんだもの、嘘の一つもつきたくなるよ。

 

「そ、そうですか、すみませんでした。黄衣王真君はどちらに行ったかわかりますか?」

 

「あぁ彼なら、さっき購買部に走っていきましたよ」

 

 うわぁ、真顔でさらりと嘘をつけるなんて初めて知ったよ。

 

「そうですか、ありがとうございました。それでは」

 

 そういって緑の人は再び走っていった。何故かすぐに戻ってくる気がした。

 

 王真sideout

 

 緑の人side

 

 あの人、黄衣君が購買部に向かったと教えてくれて助かりました、先ほど遊城君達から話聞きましたが少々時間がたっていましたから、いなくなってしまったのでしょう。

 

「あれ~麗華ちゃん、そんなに急いでどったの?」

 

「えぇ、黄衣君を捜して購買部に向かっているのです」

 

「……? 王くんならさっき入り口近くにいた気がするんだけどな?」

 

 ……何かがおかしいですね、遊城君達は入り口付近で黄衣君を見たと聞き、入り口付近でレッドの男子が購買部に向かったと言い、今の万花さんの情報を総合すると……。

 

「つまりあのオシリスレッドの男子が黄衣君だったんですね! こうしてはいられません万花さんついてきてください」

 

「え? ……ちょちょちょ引っ張んないでくださいよ、転けますって、自分で走れますから放してくださいよ」

 

 緑の人sideout

 

 王真side

 

 ふぅ……戻ってこないねもうすぐ寮についてしまう、デッキを持ってないなんて言っても。寮は目の前です、取りにいってください。って言われそうだなぁ、まぁそうなったらそれでいいや。

 

「見つけましたよ黄衣君、さぁデュエルです。あなたのシンクロ召喚を攻略してみます」

 

「デッキを持ってな――」

 

「寮ならもうすぐです、取りにいきましょう」

 

 デスヨネー、言うと思ったよ。仕方ないこういう人は負かして黙らせる方が楽だからね。

 

「はぁ……わかったよ相手になるよ」

 

 程なくしてレッド寮に着くが何故か嫌な予感がする、気のせい……じゃないんだろうな。

 

 自分の部屋の扉を開くと雪乃がいました、嫌な予感が的中しました。

 

「やっぱりいるんだよな……お前さんは」

 

「帰ってきたのね……あら、麗華も一緒だったの?」

 

「な、ななな、黄衣君これは不純異性交遊です!」

 

「知らないし、不純な事してないしそもそどこからが不純異性交遊なんだよ」

 

「女性が同じ部屋にいるだけで、不純異性交遊と見なします」

 

「時代錯誤過ぎないか!? いつの時代だよ……あぁもう! 雪乃、悪いけど青いデッキケースをとってくれ、サンキュ。勝負原さん俺が勝ったら……まぁ見なかったことにしてくれ」

 

「許しません。ですがデュエルはします」

 

「「デュエル」」

 

「俺のターンドロー、愚かな埋葬を発動。デッキのモンスター一体を墓地へ送る、D-HEROディアボリックガイを墓地へ送る」

 

「モンスターを墓地に送るだけの魔法になんの意味もありません」

 

「あるんだよ、これが。手札からワン・フォー・ワンを発動、手札のドッペル・ウォリアーを墓地に送り、デッキ又は手札のレベル1のモンスター一体を特殊召喚する。デッキよりグローアップ・バルブを特殊召喚、更に墓地のディアボリックガイを除外することでデッキからディアボリックガイ一体を特殊召喚。レベル6のディアボリックガイにレベル1のグローアップ・バルブをチューニング! 世界の破滅を防ぐため、鋼鉄の鎧を携えて仲間の盾となれ。シンクロ召喚! 出撃せよパワー・ツール・ドラゴン」

 

 目玉の着いた不気味な球根が輪になり、ディアボリックガイを包み光の柱が立ち上る。光が収まると右手にドライバー、左手にシャベル尻尾がスコップになった黄色の装甲をもつ機械の竜が現れた。

 

「これがシンクロ召喚……素晴らしい、いくら攻撃力が低くともチューナーモンスターがいれば、新たなモンスターに生まれ変わる事ができる」

 

「そうやってモンスターの事を理解してくれる人が増えてくれると良いのにね、続けるぞ。墓地のグローアップ・バルブの効果発動、デッキトップを墓地に送りこのカードを特殊召喚する。復活せよグローアップ・バルブ。ただしこの効果はデュエル中に1度しか使用できないけどね。更にレベル7のパワー・ツール・ドラゴンにレベル1のグローアップ・バルブをチューニング!大いなる八つの星が輝くとき、鋼鉄の鎧を脱ぎ捨てて命の煌めきをここに示せ! シンクロ召喚!生命の奇跡ライフ・ストリーム・ドラゴン!」

 

 パワー・ツール・ドラゴンが身につけていた鎧が、次々に粉々に弾け黄土色の肌と薄い羽を羽ばたかせて現れる。顔は明らかに蜥蜴だが。

 

「俺はこれでターンエンドだ」

 

 

王真 ライフ4000

手札3

モンスター1

魔法・罠なし

 

「私のターンドロー、火炎地獄を発動相手に1000ダメージ与え、自分は500ダメージを受けます」

 

麗華 ライフ4000→3500

 

「何故、黄衣君のライフが減っていないのです!」

 

「あぁ言ってなかったなゴメン。ライフ・ストリーム・ドラゴンがいる限り俺に対する効果ダメージは0になるんだ」

 

「く……まさかそんな効果だなんて……モンスターとリバースカードを一枚セットしてターンエンドです」

 

麗華 ライフ3500

手札3

モンスター1

魔法・罠1

 

「俺のターンドロー、死者蘇生を発動墓地のディアボリックガイを守備表示で特殊召喚、更にトラパートを召喚。レベル6のディアボリックガイにレベル2のトラパートをチューニング。気高き八つの星が輝くとき、戦場で散った魂が、新たな命の鼓動を刻む!シンクロ召喚!突き進めギカンテック・ファイター。ギカンテック・ファイターは墓地に存在する戦士族一枚につき攻撃力が100ポイントアップする墓地には三体よって300アップ」

 

ギガンテック・ファイター 2800→3100

 

「いくぜバトル、ギガンテック・ファイターでセットモンスターに攻撃、そしてシンクロ素材にされたトラパートの効果発動、トラパートを素材にしたシンクロモンスターが攻撃するとき、ダメージステップ終了時まで魔法・罠を発動できない!」

 

「く……デス・コアラの効果が発動しても意味はない」

 

「まぁそういうことよ、ライフ・ストリーム・ドラゴンでダイレクトアタック!」

 

「トラップ発動、魔法の筒。攻撃を無効にしてその攻撃力分のダメージを相手に与えます」

 

「むぅ……止められたか、リバースカード一枚セットしてターンエンドだ」

 

王真 ライフ4000

手札1

モンスター2

魔法・罠1

 

「く……私のターンドロー、リバースカードを二枚セットしてターンエンド」

 

麗華 ライフ3500

手札2

モンスターなし

魔法・罠2

 

「俺のターンドロー、バトルギガンテックでダイレクトアタック。メガトンアームハンマー」

 

麗華 ライフ3500→200

 

「ラストだ! 派手にぶっぱなせ。ライフ・ストリーム・ドラゴンでダイレクトアタック」

 

「させません。トラップ発動炸裂装甲、攻撃モンスターを破壊します」

 

「ではメイン2、ミラクルシンクロフュージョンを発動、墓地のライフ・ストリーム・ドラゴンとディアボリックガイをゲームから除外、波動竜騎士ドラゴエクィテスを召喚してターンエンド」

 

王真 ライフ4000

手札1

モンスター2

魔法・罠1

 

「いきます私のターンドロー、デスメ――」

 

「タンマ、エクィテスの効果は、俺の受ける効果ダメージを相手が受けるんだ、つまり……」

 

「なんにせよ私の負け。ということですね……なんという性能でしょう、私のデッキがたった一体のモンスターで……ん? 何故私のデッキの内容を知ってるのですか」

 

 やべぇ、バレたこれはマズイTFでクリア済みだぜ何て言えねぇよ。

 

「月1テストの時に偶然見えて覚えてたんだよ、バーンデッキって珍しいだろう?」

 

「それもそうですね失礼しました。それでは私はこれで……」

 

 そういって原さんは帰っていったやれやれだよホント、バーンデッキを相手にするのは心臓に悪い。

 

「王くんお疲れ、徹底的にメタりましたね。まさか初手でライフ・ストリームをだすなんて、ブラフェを使うのかと思ってたのに」

 

「ブラフェでもよかったんだが、殴り負ける事もよくあるし一番の問題は、初手が若干悪かった」

 

「王くんの初手が悪くない時がないよ」

 

「何でだろうな? 良くもなく悪くもないか酷いかの二択だからな」

 

「知らないですよ、少なくとも、そこまで酷い手札になりませんから。私のデッキは」

 

「やっぱり原因は構成か? それともドロー力が足りないのか……そういえばイライラしてるときは、やたらと手札が良いような気がするな……」

 

「覇王化とか止めてくださいよ? 私たちがなると主人公並みにたちが悪いですから」

 

「破滅の光とかに取り付かれるのも勘弁してほしいな。未来のカードはこの時代の連中には荷が重すぎる」

 

「シンクロやエクシーズだけじゃなくても、未来のカードは厄介なもんばっかですからね」

 

「まぁ、なんにせよお互い気を付けないとな、俺はお前の相手をするのはごめんだよ、めんどくさい」

 

 そういって王真は寮に戻っていき、雪乃に説教をするが雪乃は気にした様子もなくお茶を飲んでいるのだった。

 

 

 

 

 

 時間が少し飛びとある日の夜中、レッド寮の食堂で怪談をやっており、いつものレッド寮のメンバーにプラスして有が混じっている。

 

「さてじゃあ俺の番だな、ドロー。レベルは2か」

 

「まぁこれは俺の友人が体験した話なんだがな、理由は忘れたんだが入院してたんだわさ。で夜中に喉が乾いて自販機に飲み物を買いに行ったんだ。するとな自販機の前で誰か立ってたんだ、自分と同じ様に飲み物を買いに来たんだろうと思って近付いていったら、その人は――当直のせいで疲れてたのかは知らんが、自販機の前で立ったまま寝てたそうだ」

 

 オチを聞いた瞬間十代と有が笑いだし、翔は溜め息つき隼人は何故かガチビビりだった、この話にはまだ続きがあるのだが、それを話すとレベルが上がりそうだそんなとき。

 

「みなさ~ん何しているかにゃ~」

 

 大徳寺教諭がいつの間にか後ろにいた、一瞬ビクッとしたは内緒だ。

 

「ビックリした……脅かさないでくれよ大徳寺教諭。今ドローしたモンスターのレベルだけ怖い話をするゲームをやってるんだ」

 

「それは面白そうですにゃ。どれどれ私も」

 

 大徳寺教諭がカードを引くと順番的に、十代が引く筈であったレベル12のファイブ・ゴッド・ドラゴンを引いた。

 

「出た! レベル12!」

 

「取って置きのをお願いします」

 

「ホッホッホそういえば、この島の奥に使われていない寮があるのを、ご存知ですかにゃ?」

 

「使われていない寮だって?」

 

「えぇ、昔この学園の特待生達の寮だったらしいのですが……その寮では何人もの生徒が、行方不明になってるそうだにゃ……何でもその寮では、闇のゲームに関係する研究をしてたらしいのにゃ」

 

「闇のゲーム!」

 

 隼人が闇のゲームに興味を示したみたいだ、あんな物騒なゲームに興味を持つのは、やめた方が良いと思うよ隼人くん。

 

「伝説のアイテムによって発動する、恐ろしいゲームだって話ですにゃ」

 

「あ~私も聞いたことがありますよ、ダメージが現実になったり魂ひっこ抜かれたりするらしいですよ」

 

「闇のゲームなぁ……迷信だったとしても、あってほしくないな」

 

 まぁこの一年で、嫌でもやらなきゃならないんだろうね、そのための予行演習になるのかな今回のイベントは。

 

「真実は私も知らないのにゃ、私が来た時にはあの寮は立ち入り禁止になってたにゃ……そろそろ部屋に戻る時間だにゃ、万花さんも早く戻った方がいいですにゃ。ではお休み」

 

「ほんとにこの島に、そんな場所があるのかなぁ?」

 

「楽しそうじゃん。明日の晩に行ってみようぜ」

 

「怖いけど俺も行きたい」

 

「俺も付き合ってやるよ、お前達だけじゃ心配だからな」

 

「よし、けって~い!」

 

「じゃあ、十代俺はこいつを送ってくる。その足でそのまま戻って寝る。お休みな」

 

 後ろに向かってヒラヒラと手を振って歩いていく。

 

「闇のゲームですか……この世界ではよくあることですが、実際遭遇したくないですね」

 

「なんて、言ってられないんだよな現実はさ、俺だってやりたくないさ、人が死ぬゲームなんてよ。俺が死ぬのなんざどうだっていい、ただ俺のせいで誰かが死ぬ方が嫌だ」

 

 自分が死ぬのがどうでもいい訳はない、せっかくの二度目の人生ではあるが、どうしても強がりが出てしまう、勿論他人が犠牲になるのも嫌だ。

 

「王くん、強がりはいけませんよ。いくら一回死んでるからって自分の命を粗末に扱うのはメッ! ですよ」

 

「知ってるよ、おらもうすぐ寮に着くだろ。さっさと行け」

 

「え~こういう時は、入り口まで送ってくれるもんじゃ無いんですか」

 

「嫌だよ、またあいつらに難癖つけられる。じゃあな気を付けろよ」

 

「はいはい~また明日~」

 

 有を見送ってから、振り返り歩き始めるが直ぐに誰かに呼び止められる。

 

「おいお前、ここで何をしている」

 

「……なんだ蛙ちゃんか」

 

「万丈目さんだ!」

 

「叫ぶなよ蛙ちゃん。近所迷惑だろう?」

 

「ぐ……質問に答えろ。ここで、何をしている」

 

「レッド寮の食堂で怪談をしていてな、時間になったから有を送ってやってたのよ」

 

「ふん、オシリスレッドは気楽なことだな」

 

「まぁな、平和に楽しくが俺のモットーだからな。ところで万丈目はこんなとこで何やってんだ?」

 

「さんだ。何でもないただの散歩だ」

 

「ふ~ん女子寮の近くを散歩ねぇ、まぁどうでもいいや。万丈目今度デュエルしようぜ」

 

「なんだと? オシリスレッドの分際で何を言っている、身の程を知れ」

 

「や、そうじゃなくてさ。オシリスレッドとかの階級なんかその他諸々無しにして、楽しくデュエルしたいのよ俺個人としてはな」

 

「くだらん、デュエルは勝ってこそだ。楽しくデュエルなんてできるか……勝たなきゃ意味がないんだ」

 

「勝ちに拘らないデュエルもなかなか楽しいぜ、じゃあなまた今度デュエルしようや、約束だぜ万丈目」

 

「そんな一方的な約束認められるか!! あとさんだ!」

 

 王真は手を後ろにヒラヒラと振って、寮の方へ向かって歩いていった。

 

 王真sideout

 

 万丈目side

 

 俺はあのオシリスレッドの小僧に出会った後、すぐに自分の寮に戻った。

 

 全く何が楽しくデュエルだ、勝手なことを……勝ちに拘らず、純粋にデュエルを楽しむ……そんなことができるのか、できるわけがない俺には……。

 

「勝ち続けないといけないんだ!」

 

「どうしました万丈目さん?」

 

「……何でもない早く部屋にもどれ」

 

 ふぅ……あいつはいったい何を考えているのかさっぱりわからん。クロノス教諭を倒し、テストではブルー女子の中でも屈指の強さを誇る藤原くんをも突破し、挙げ句の果てには謎の召喚方法、シンクロ召喚を使うあの小僧……その全てのデュエルで勝ちを意識せず、全力で楽しむ事を考えていると言うのか、胸くそ悪い。だが一方的とは言え約束をした……いつかできるのか……楽しむデュエルを……。

 

 万丈目sideout

 

 クロノスside

 

 ヌッフフフフフフ。のゲームその手がありましたーノネ。噂話を利用してドロップアウトボーイズが消えるーノなーラ、誰にとっても問題ないーノネ。早速あの男に連絡をとってみるノーネ。

 

 そして翌日の夜。

 

「オゥ! アナタが自称闇のデュエリストね」

 

「早速ギャラの話だ、私のギャラは一律ぅ、依頼人にどんな事情があろうと関係ない。依頼人の給料三ヶ月分」

 

「めちゃめちゃ依頼人の事情と関係ある気がするーノ。まぁいいでしょうそれより本当に大丈夫なんでしょーネ」

 

「私はプロだぁ、決してぇ敵に背中を見せぬぅ」

 

 本当に背中を見せないノーカ試しに後ろに回ろうとしたけどーモ防がれましたーノ。

 

「私に任せろお前はデュエルが終わった頃に来るがいい……」

 

 白い煙で足元が見えないせいかスライドしているように見えた。

 

「背中見せねー。フップロフェッショナルーね」

 

 クロノスsideout

 

 王真side

 

 怪談をした翌日の夜、廃寮探検に出発した。そういえば隼人がレッド寮から離れるのは珍しいな、アカデミアの授業にも殆ど出てないし。

 

「しかし隼人が来たがるなんて意外だぜ」

 

「同意だ。てっきりめんどくさいお前達で勝手に行け、と言われるんじゃないかと思ってた」

 

「別に俺勉強が嫌いな訳でもないよ、ただ……」

 

「ただ?」

 

「嫌なんだ、デュエルで勝つ事だけの授業が」

 

「勝つ事方法以外にデュエルで勉強することなんてあるの?」

 

「あるよきっと、例えば闇のゲームとか」

 

「やめろよ、闇のゲームなんてあってほしくない」

 

「なんだ王真ビビってんのか?」

 

「そういう訳じゃないんだが、闇のゲームの噂をいくらか聞いててな。ゲームってのは楽しく、笑いながらやるもんだろ? そういうのが命のやり取りになるのは、ちっと悲しくてさ」

 

「王真はゲームに思い出があるのか?」

 

「ん~思い出というより思い入れだな、昔からゲームは俺に笑顔と考える知恵をくれたからな。だからこそゲームを汚されるのは我慢ならん」

 

「デュエルモンスターズもか?」

 

「おうよ、デュエルモンスターズに至ってはかなり長い間続けているな、こっちでは相手に困らないからな」

 

「こっちではって?」

 

「言葉の通りさ、地元では実力がかなり上下にブレてたせいか、あまり相手をしてくれなかったからな。だがこっちに来てからは、その心配はない。本気のデッキを使わせてもらってるからな」

 

「ふ~んそーなのか~」

 

 そんなこんなで廃寮の門の前にたどり着いた。門の近くに花が一輪おいてあった。

 

「……ふむ、まだ真新しいな」

 

 パキッ

 

「「ぎゃぁぁぁぁ出たぁぁぁぁ」」

 

 小さな音に過敏に反応して翔と隼人が絶叫する、俺は耳を塞ぎ十代は音がした方に懐中電灯を向けた。

 

「なる、花供えてたのはお前か明日香。そんでお前もいるのな有」

 

「もちろんですことよ、王くんが行くって聞いて行かない事がありますか」

 

「そんなことより、なんで明日香がいるんだよ」

 

「それはこっちの台詞。あなた達何してるの!?」

 

「有から……聞いて無さそうだな廃寮の探険だそうだ、俺はお目付け役だよ」

 

「あなた達知らないのここで何人もの生徒が、行方不明になってるって」

 

「そんな迷信信じないね」

 

「迷信かどうかはさておいて、現に行方不明のやつが続出してるのならば、その原因を探るのも一興だろう?」

 

「ここは立ち入り禁止のはず、学校に知られたら騒ぎになるわ。遊び半分で来る場所じゃないの」

 

 まぁどっかのキショイ教諭が、査問委員会にチクって退学を賭けたデュエルをさせられるのよな。……デュエルで退学が決定するとかホントにこの世界はどうかしてるよ。

 

「王くんここではよくある事ですよ」

 

「人の心を読むなブッ殺スぞ」

 

「フフフ、私も同じ様なことを考えてたんですよね。何でこんなことになってるんでしょうね? アッチとあんまり変わらないのに遊戯王だけやたら流行ってて、職業にまでなってるんですかね」

 

「知らねぇよ。海馬がソリッドヴィジョン作ったからじゃねぇのか? そもそも遊戯王って呼び方事態違うしな。こっちじゃデュエルモンスターズだし。まぁそういう世界だから仕方ないんだがな」

 

「お~い翔、王真~おいてくぞ~」

 

「はぁ……有、お前は明日香と一緒に帰れ。帰り道、気を付けろよ」

 

「はいはい……王くんはいつも私を邪険に扱ってもう……ブツブツ」

 

 何やら有が呟いてたが、声が小さくてうまく聞き取れなかった。なんつったあいつ? まぁいいや。

 

「コラ待て十代」

 

 王真sideout

 

 有side

 

 全く王くんはいつもいつも私を別のところに退けようと……まぁそんな所も良いんですけどね。しかし明日香ちゃんと一緒に帰らせるのはいったい……む? 王くん、さっき気を付けろって言ってた。明日香ちゃんってたしかこの後……。

 

「……ッ!!」

 

 有sideout

 

 王真side

 

 

「ふむ、流石は元特待生寮だな。埃が被っててもレッド寮より住みやすそうだ」

 

「だな、いっそのこと俺たちここに引っ越さないか?」

 

「フッ、ごめん被るよ引っ越しが面倒だ」

 

 玄関から入った両サイドに、千年アイテムの壁画が飾ってある。どっから持ってきたのよこれ。

 

「へぇ~千年アイテムは全部で七つあるのか」

 

「あぁ。パズル、リング、秤、杖、鍵、首飾り、眼の七種類らしい」

 

「詳しいんだね王真君」

 

「まぁな殆どの千年アイテムの実物を見たからな……む? こいつは……」

 

 壁画の近くにブルーの制服を着た、男性の写真が入った小さな写真立てがあった。その写真にはマジックで「FUBUKI 10 JOIN」とかかれていた。

 

「これってもしかしたら……」

 

「そのもしかしたら……だな回収しておこう十代」

 

「「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ」」

 

「アニキ今の声は明日香さんと有さんの!?」

 

「行こう!」

 

 クソッあの馬鹿、気を付けろつっただろ。過ぎたことを言っても仕方ねぇ。

 

 奥に走っていくと床に二枚のカードが落ちていた。一枚はエトワール・サイバー、もう一枚は甲虫装機ダンセル。

 

「十代、なにかを引きずった後があっちへ」

 

 更に奥へ奥へと進むと、儀式場のような場所に出た。目の前には二つの棺桶の様なもの、その中に有と明日香がいた。

 

「フフフ、この者達の魂はぁもはや深き闇に沈んでいるぅ」

 

 足元の煙の中から、渋い声と共に黒い服の男が這い出てきた。やべぇ生で聞くと惚れ惚れするほどのステキヴォイスだな、こんな奴を闇の中に閉じ込めておきたくはないな。

 

「ようこそ、遊城十代ぃ、黄衣王真ぁ我が名はぁタイタン……闇のデュエリストぉ……」

 

「闇のデュエリストだと? テメェ有に何しやがった」

 

 なぜだろう物凄くイライラする、どうしたんだ俺は。

 

「ふざけるな、闇のゲームなんてあるわけないだろう」

 

「試してみればわかるだろうよ小僧。ここは何人も踏み入れてはならない禁断の領域、我はその誓いを破るものに制裁を下す」

 

「ここでいなくなった人達も貴様のせいだな! 明日香達は返してもらうぜ!」

 

「私に闇のゲームで勝てるならなぁ遊城十代……」

 

「望むところだ!」

 

「後悔するなよ小僧ぅ……」

 

「「デュエル」」

 

 デュエルの序盤、タイタンのジェノサイドキングデーモンがフェザーマンを破壊した後、タイタンがどこか違和感のある千年パズルを取り出すとパズルのウィジャト眼が輝き始めた。

 

「消えてゆく……お前の体がぁライフポイントに従い……徐々に消えるぅ」

 

 輝き始めた千年パズルの光が収まる頃には、十代の胴体の一部が消えて無くなっていた。

 

「これでもう貴様らは闇のゲームからは逃げられない……」

 

「ホントだ……足が動かない」

 

「いいや俺は闇のゲームなんて信じない、聞いたことがあるぜ、闇のゲームをするには千年アイテムが必要だってな。お前はそれを――」

 

「フフフ、見ろぉこれこそが伝説のアイテム千年パズル、これが闇のゲームである証ぃ」

 

「ん? ……おい、タイタンそのパズルもっとよく見せてみろ」

 

 タイタンはそのまま千年パズルを掲げる。ふむビンゴってな知ってたけど。

 

「成る程な……十代! いまお前の体はどこが消えている?」

 

「肩の真下に一直線に消えてるけどそれがなんだよ」

 

「こういうことだよ!」

 

 王真は小石を拾い上げて、恐らく消えているであろう肩の真下辺りに、思いきり投げつける。

 

「痛っ! なにすんだよ王真!」

 

「十代! いまどこに当たった!」

 

「どこって肩の……そうか!」

 

「そういうことだ、本当に消えてんなら投げた石がすり抜けるはずだ。それにその千年パズルは偽物だ。実物を見たことのある俺にはわかる継ぎ目がない! つまりそいつは」

 

「偽物のインチキ野郎だってことだな!」

 

「ぐぅ……バレてしまってはもうお前とデュエルするなど無意味なこと!」

 

 タイタンが偽千年パズルを地面に叩き付けると、パズルが爆発して大量の煙が舞った。

 

「待て! 逃がすか!」

 

 マズイこの展開はガチの闇のデュエルが始まっちまう。

 

 タイタンの巻き上げた煙が中心に集まって一塊に集まっていく。

 

「待て十代! 危ないぞ」

 

 煙の中に走っていく十代を王真も追いかけていく。

 

「なっ! なんなんだこれは!」

 何故か周りが真っ暗になり周囲にあった柱や翔たちの姿も見えない。恐らくあの闇のドーム上の空間に、入ってしまったのだろうと王真は考えた。

 

「お前まだ性懲りもなく!」

 

「違う、これはあいつのせいじゃない」

 

「なんだ! アレ!」

 

 気持ち悪い黒いスライムみたいな物体が、タイタンに群がってゆく。

 

「マズイ! ヒアデス、ビーハイブはタイタンを守れ! プレアデス、オメガは俺たちの護衛、メシエはこの空間を破壊しろ!」

 

『『『『仰せのままに! マイマスター!』』』』

『キュォォォォォォォン!』

 

 王真が持参したデュエルディスクに、セイクリッドのエクシーズ達をセットする。

 

「なっ! なんだぁお前達はぁ?」

 

『マスターのご命令です、どうぞこちらへ』

 

 タイタンの両隣で光を放ちながら、王真の元へとつれていくセイクリッドの二人。

 

「タイタン、無事か? こいつら俺たちに群がって来てやがる……タイタン、デュエルディスクを貸せ!」

 

 素早くセイクリッド達を回収して別のデッキを、自分のデュエルディスクに装着しスライム状の物体に投げつける。

 

「王真なにやってるんだよ!」

 

「もしかしたらこいつら、俺たちのデッキを狙ってるのかもしれない。それに確信を持つための行動だ」

 

 案の定スライム状の物体は、俺投げたデュエルディスクに群がって、何故かタイタンの形をとり二人に分裂してデュエルディスクを展開して構えている。

 

「むっ……どうやら仕切り直してのタッグデュエルがご所望みたいだぜ十代、どうする」

 

「もちろん。受けるに決まってるさ」

 

「ボウズゥ……私のデュエルディスクを使えぃ」

 

 タイタンは上着を脱いで俺にに手渡してきた、どうやらタイタンのデュエルディスクは上着と同化したものみたいだ。

 

「ありがとう、少し借りるよタイタン……でもでかいなこれ」

 

 タイタンの丁度胸辺りにあったデュエルディスク、俺がつけるとやはり不恰好だな大きすぎるよタイタン。

 

「仕方がないだろう、そいつはオーダーメイドだ」

 

「まぁ予想はしてたよ。いくぞ十代!」

 

「おうよ王真!」

 

「「「デュエル」」」

 

 順番は王真→タイタンA→十代→タイタンBの順番。ライフは8000。ライフは共有だがフィールド、墓地は別々になる、パートナーのモンスターのリリースや融合、トラップ効果の付与等は可能。

 

「俺のターンドロー、手札のモンスターを捨てワン・フォー・ワンを発動、デッキからレベル1のモンスターを特殊召喚する。チューニング・サポーターを守備表示で特殊召喚。」

 

 小さな鍋をかぶり黄色いマントをきた小さな機械が現れた。

 

「更に手札からジャンク・シンクロンを召喚、ジャンク・シンクロンが召喚に成功したとき、墓地のレベル2以下のモンスターを効果を無効にして守備表示で特殊召喚出来る。チューニング・サポーターを特殊召喚、更に墓地のモンスターが特殊召喚に成功したとき手札からドッペル・ウォリアーを特殊召喚。」

 

 黄色い眼鏡をかけ、背中にエンジンを背負った戦士が現れ、そのとなりから先ほどの鍋を被った機械と、黒づくめでボウガンを持った戦士が飛び出す。

 

「スッゲー一ターンで一気にモンスターを四体も展開するなんて」

 

「だがこのモンスターは、一体のシンクロモンスターになっちまうのさ。チューニング・サポーターがシンクロ素材になるとき、レベルを2として扱うことが出来る。レベル2となったチューニング・サポーターと、レベル1のチューニング・サポーターと、レベル2のドッペル・ウォリアーに、レベル3のジャンク・シンクロンをチューニング! 憎しみの八つの星が輝く時、新たなる種族の力が精神と共に目を醒ます。シンクロ召喚! 現れよ、メンタルスフィア・デーモン」

 

「シンクロ素材となったドッペル・ウォリアーとチューニング・サポーターの効果発動、チューニング・サポーターがシンクロ召喚に使用され墓地に送られたとき、デッキからカードを一枚ドローする。ドッペル・ウォリアーがシンクロ召喚に使用され墓地に送られたとき、フィールドにドッペルトークン二体を攻撃表示で特殊召喚出来る。現れよドッペルトークン、そして二枚ドロー。カード一枚セットしてターンエンドだ」

 

王真・十代 ライフ8000

手札3

モンスター3

魔法・罠1

 

「私のターンドローインフェルノクインデーモンを召喚、更に万魔殿-悪魔の巣窟-を発動、ターンエンドだ」

 

タイタンA、B ライフ8000

手札4

モンスター1

魔法・罠なし

 

「俺のターンドロー、E・HEROスパークマンを召喚、リバースカード二枚セットしてターンエンドだ」

 

王真・十代 ライフ8000

手札3

モンスター4

魔法・罠3

 

「私のターンドロー、私はジェノサイドキングデーモンを召喚、更に装備魔法、堕落を発動。自分フィールド上にデーモンと名のついたぁモンスターが存在しなければぁ、このカードを破壊するが、このカードを装備したモンスターのコントロールを得るぅ。私は貴様のメンタルスフィア・デーモンのコントロールを得るぅ!」

 

「十代、ライフを借りるぞ。メンタルスフィア・デーモンの効果発動、サイキック族一体を対象にする魔法・罠が発動した時、ライフを1000ポイント払うことでその効果を無効にして破壊する!」

 

王真・十代 ライフ8000→7000

 

「ぐっ……が……!」

 

「どうした王真」

 

 ライフコストを使った瞬間に、心臓を握り潰された様な鈍い痛みが来た。流石は闇のデュエル。ライフコストにもリアルダメージに反映されやがる。

 

「ハァ……ハァ……大事ない気にするな」

 

「リバースカードを一枚セットしてターンエンドだ」

 

タイタンA、B ライフ8000

手札3

モンスター2

魔法・罠1

 

「俺のターンドロー、ふぅ……手札から調律を発動、デッキからシンクロンと名のついたモンスターを手札に加え、その後デッキの一番の上のカードを墓地へ送る、俺はジャンク・シンクロンを手札に加え、デッキトップを墓地へ」

 

 何とか痛みは引いたか。しかし滅多にライフを使いたくないな、下手をしたらライフが無くなる前に俺の体が持たなくなる。

 

「ジャンク・シンクロンを召喚、効果によりチューニング・サポーターを蘇生、レベル1のチューニング・サポーターとレベル1ドッペルトークン二体にレベル3のジャンク・シンクロンをチューニング! 燃え盛る六つの星が瞬く時、豪腕が全てを砕き燃え上がる。シンクロ召喚! 突き貫け、フレムベル・ウルキサス! そしてチューニング・サポーターの効果で一枚ドロー……よし、バトルフレムベル・ウルキサスでインフェルノクインデーモンを攻撃!」

 

「ならばリバースカードオゥプンヘイト・バスター、私の悪魔族モンスターが攻撃対象になったとき、発動できる。攻撃モンスターと攻撃対象モンスターを破壊しぃ、破壊した相手モンスターの攻撃力分のぉダメージを与えるぅ」

 

「させるか! トラップ発動トラップ・スタン、このカード以外のフィールド上のトラップの効果を無効にする。よってヘイト・バスターは無効となりバトルは続行される」

 

 フレムベル・ウルキサスが炎を纏った拳を斜め下に降り下ろしインフェルノクインデーモンを殴り砕く、それと同時に両腕の炎が勢いを増す。

 

タイタンA、Bライフ 8000→6800

 

「フレムベル・ウルキサスの効果発動、このカードが相手プレイヤーにダメージを与える度に、攻撃力を300ポイントアップする!」

 

ウルキサス 攻撃力2100→2400

 

「メンタルスフィア・デーモンでタイタンAにダイレクトアタック」

 

タイタンA、B ライフ6800→4100

 

「リバースカードを二枚セットしてターンエンドだ」

 

王真、十代 ライフ7000

手札2

モンスター3

魔法・罠4

 

「私のターンドロージェノサイドキングデーモンを召喚、更にぃデーモンの斧をジェノサイドキングデーモンに装備しバトル、スパークマンに攻撃、炸裂! 五臓六腑!」

 

「トラップ発動、パワー・フレーム、自分のモンスターの攻撃力が相手より低いモンスターが攻撃対象に選択されたときに発動できる、その攻撃を無効にした後装備カードとなり、その差分だけ攻撃力をアップする」

 

スパークマン 攻撃力1600→3000

 

「サンキュー王真!」

 

「いいって事よ、リアルダメージなんざお互いに受けたくねぇからなサポートは任せろ!」

 

「私はぁリバースカードを二枚セットしてターンエンドだ」

 

タイタンA、Bライフ4100

手札1

モンスター2

魔法・罠2

 

「俺のターンドロー、手札から融合を発動、手札のフェザーマンとバーストレディを融合、現れろマイフェイバリットヒーロー、フレイムウィングマン。バトルだスパークマンでデーモンの斧を装備したジェノサイドキングデーモンに攻撃、スパークフラッシュ!」

 

「トラップ発動、攻撃の無力化ぁ! モンスター一体の攻撃を無効にしぃ……バトルフェイズを終了するぅ」

 

「くっ……俺はこのままターンエンドだ」

 

王真、十代 ライフ7000

手札1

モンスター4

魔法・罠3

 

「私のターンドロー、ジェネラルデーモンを召喚、更にデーモンの斧をジェネラルデーモンに装備しバトル、ジェネラルデーモンでぇフレムベル・ウルキサスを攻撃!」

 

「トラップ発動、無力の証明! 自分フィールド上にレベル7以上のモンスターが存在するとき相手フィールド上のレベル5以下のモンスターを全て破壊する。貴様らのフィールド上のモンスターは全てレベル4、デーモンどもを全抹殺だ」

 

「むっ……リバースカードを二枚セットしてターンエンドだ」

 

タイタンA、B ライフ4100

手札0

モンスター0

魔法・罠3

 

「俺のターンドロー、シンクロキャンセルを発動、メンタルスフィア・デーモンをエクストラデッキへと戻し、そのシンクロ素材のモンスター一組を特殊召喚できる、蘇れジャンク・シンクロン、ドッペル・ウォリアー、チューニング・サポーター!」

 

 メンタルスフィア・デーモンが光に包まれ光が弾けるとそこに四体のモンスターが現れる。

 

「レベル2チューニング・サポーター、ドッペル・ウォリアー、レベル1チューニング・サポーターにレベル3、ジャンク・シンクロンをチューニング! 新たな八つの星が輝くとき、砕かれた残骸と共に全てを圧し殺せ。シンクロ召喚! 鉄の王! ジャンク・デストロイヤー!」

 

 刃の様な四枚の羽を背中につけ巨大な四本の腕を持った巨人が現れ、四つの拳が白く輝き始める。

 

「ジャンク・デストロイヤーの効果発動、シンクロ召喚に成功したとき、チューナー以外に使用したシンクロ素材の数だけフィールド上のカードを破壊できる、貴様らのセットカードを全て破壊する」

 

「「ならばぁトラップ発動! デーモンの雄叫び。ライフを500払い墓地のデーモン一体を特殊召喚する。甦れジェノサイドキングデーモン!」」

 

タイタンA、B ライフ4100→3100

 

 クソッ壁を残されたか、だが俺はまだ通常召喚を行っていない、悪いがここで決めさせてもらうぜ! つか伏せはミラフォかよ、超危ねぇ死ぬかと思ったわ、や冗談抜きで。

 

「チューニング・サポーターの効果によりデッキからカードを二枚ドロー、愚かな埋葬を発動、デッキのモンスター一体を墓地に送るD-HEROディアボリックガイを墓地に送り、墓地のディアボリックガイを除外、同名モンスターを特殊召喚する。現れよディアボリックガイ!そしてトラパートを召喚、レベル6のディアボリックガイにレベル2のトラパートをチューニング! 気高き八つの星が輝くとき、戦場で散った魂が新たな命の鼓動を刻む。シンクロ召喚! 突き進めギカンテック・ファイター! ギガンテックの効果により墓地の戦士一体につき攻撃力を100追加する。バトルだ、ジャンク・デストロイヤーでジェノサイドキングデーモンを攻撃!デストロイ・ナックル」

 

ギガンテック2800→3200

 

 ジャンク・デストロイヤーの拳が輝き、ジェノサイドキングデーモンを粉々に破壊する。

 

タイタンA、B ライフ3100→2500

 

「フレムベル・ウルキサスでジェノサイドキングデーモンを攻撃!」

 

タイタンA、B ライフ2500→2100

 

「これで終わりだギガンテック・ファイターでダイレクトアタック」

 

「「グオォォォォォォ!!」」

 

タイタンA、B ライフ2100→-1100

 

 ギガンテック・ファイターの一撃により、デュエルの勝敗が決定しタイタン二人が苦しみもがいて、元々の不思議生命体に戻ってこちらに襲いかかってくる。

 

「勝てなきゃ強行策かよ。クソッ! メシエはまだかよ!」

 

『キュォォォォォォォン!』

『クリクリ~』

 

「どうしたハネクリボー!」

 

 ハネクリボーとメシエの視線の先に闇の空間が裂けて光が見えた。

 

「よっしゃ! よくやったぞメシエ、セイクリッド達しんがりを頼むぞ!」

 

『『『『仰せのままに! マイマスター!』』』』

『キュォォォォォォォン!!』

 

 俺、十代、タイタンは空間の裂け目に向かって全力疾走し光に飛び込むと眼前に床が映る。

 

「アニキ! 王真君!」

 

「みんな無事か!」

 

「むっ……全員伏せろ!」

 

 王真が叫ぶと先程の闇の空間が急速に縮み始めて、パン! と破裂して紙吹雪が舞う。

 

「はぁ……やっと終わったか、気を張りすぎて疲れたよ」

 

「……何故私を助けたぁ、私はぁお前達を、貶めに着たのだぞ? それにこのような事態に巻き込んでしまった……なのにどうして」

 

「理由がいるか? 人を助けるのにさ。命に貴賤はないってどっかの偉い人が言ってた気がするからな、だから気にすんなや。んなことよりさっさと出ようぜ、こんな辛気くさいとこに長居してたら、死にたくなってくる十代は明日香をたのむ。俺はこのバカたれを運んでく」

 

「オッケー」

 

 眠っている有を背負って廃寮の外へと出ていった。外に出るともうすぐ夜明けだった。……明日はフケるかな今日一日寝て過ごすか。

 

「おっ気がついたか?」

 

「あなた達どうしてここに?」

 

「悪かったな変な目に合わせて」

 

「私からも謝罪しよう……本当にすまなかったぁ……」

 

「あっ、後これとこれ」

 

 十代が取り出したのはエトワール・サイバーと例の写真である。

 

「ごめんな。これしか手掛かりは見つからなかったんだ、兄さんの話を聞いて少しは役に立てるかなぁって思ったんだけどさ」

 

 するとどこからともなく鶏の鳴き声が響いてきた。

 

「やっば、おい皆が起き出す前に戻ろうぜ、またな」

 

「先に行ってろ。俺には野暮用がある」

 

 野暮用その一は有に話があるがまだ起きないこと、二つ目はタイタンの今後の事だ。まぁ後者については大丈夫そうだろうが一応な。

 

「タイタンはこれからどうする気だ? 闇のデュエリストを続けるのか」

 

「いや、闇のデュエリストは廃業だ。さすがにあんな事が起こった後だ、なにか別の道を考えさせてもらう」

 

「そうかい元気でな」

 

「なんだ? 意外とあっさりしているじゃあないか。てっきり根掘り葉堀り聞いてくるものだと思っていたが……」

 

「そんなことはしないさ、それにまた会いそうな気がするからな、気ぃつけて帰りな」

 

「じゃあなぁ、王真よ」

 

 タイタンが帰った後、とりあえず座り有が起きるのを待った、といっても数分たっても起きなかったから、軽く蹴ってやったのは言うまでもない。

 

「さて……なにか言うことがないか有?」

 

「……おはようございます王くん。良い朝ですね」

 

「よし、有歯を食いしばれ。しばいてやる」

 

「ちょちょちょ待ってくださいよマジで、王くんと別れてから記憶がプッツン途切れてて覚えてないんですってば。ですからその何処からともなく出したハリセンを下ろしてください!」

 

「はぁ……まぁ良いや闇のデュエルの予行練習も終わったしな。ライフ1000で心臓が潰れるかと思ったよ畜生」

 

「闇のデュエルしてきたんですか! 大丈夫なんですかリアルダメージの方は」

 

「とりあえずダメージは一も受けてない安心しろ、メンスフィの効果で1000払っただけだ。まぁ心臓を握り潰された様な痛みという、得難い体験をさせてもらった、後遺症はないさ」

 

「そうですか……すみません私のせいで」

 

「気にすんな。シュンとすんなよ別にお前のせいじゃない、やろうと思えば闇のデュエルが始まる前に、回避ができたはずだからな」

 

「でもですね……」

 

「いい、しつこいと張り倒すぞ」

 

「いっそ一回張り倒してください。そうしてくれないと私の罪悪感がハンパないです」

 

「……仕方ない。歯を食いしばって目ぇ瞑れ有」

 

「はい、どうぞ一思いに」

 

 目を固く瞑ってうつ向く有に思い切りデコピンを打ち込む。

 

「これで帳消しだいいな?」

 

「……はい、あの王くん? なんか怒ってません?」

 

「怒ってない、ただあれだけ気にするなと言っているのに、そこまで食い下がるから若干腹がたったのと眠いだけだ。俺はもう帰って寝る。お前もさっさと帰れ睡眠不足は肌が荒れるぞ」

 

 部屋に戻り寝る準備もせずに布団に潜り込むと、睡魔が襲いかかりそのまま意識を失った、一つのファイルとその上に乗っている紙の存在にも気付かずに、その紙が翌日、王真の睡眠不足に拍車をかけることになった。

 

続く……

 

 

おろかな埋葬

通常魔法(制限カード)

自分のデッキからモンスター1体を選択して墓地へ送る。

 

D-HERO ディアボリックガイ

効果モンスター(準制限カード)

星6/闇属性/戦士族/攻 800/守 800

自分の墓地に存在するこのカードをゲームから除外して発動する。自分のデッキから「D-HERO ディアボリックガイ」1体を自分フィールド上に特殊召喚する。

 

ワン・フォー・ワン

通常魔法(制限カード)

手札からモンスター1体を墓地へ送って発動する。手札またはデッキからレベル1モンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する。

 

グローアップ・バルブ

チューナー(効果モンスター)(禁止カード)

星1/地属性/植物族/攻 100/守 100

自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送り、墓地に存在するこのカードを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。「グローアップ・バルブ」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。

 

パワー・ツール・ドラゴン

シンクロ・効果モンスター

星7/地属性/機械族/攻2300/守2500チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動する事ができる。自分のデッキから装備魔法カードを3枚選択し、相手はその中からランダムに1枚選択する。相手が選択したカード1枚を自分の手札に加え、残りのカードをデッキに戻してシャッフルする。また、装備魔法カードを装備したこのカードが破壊される場合、代わりにこのカードに装備された装備魔法カード1枚を墓地へ送る事ができる。

 

ライフ・ストリーム・ドラゴン

シンクロ・チューナー(効果モンスター)

星8/地属性/ドラゴン族/攻2900/守2400チューナー+「パワー・ツール・ドラゴン」

このカードがシンクロ召喚に成功した時、自分のライフポイントを4000にする事ができる。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分が受ける効果ダメージは0になる。また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、 代わりに自分の墓地に存在する装備魔法カード1枚をゲームから除外する事ができる。

 

火炎地獄

通常魔法

相手ライフに1000ポイントダメージを与え、自分は500ポイントダメージを受ける。

 

トラパート

チューナー(効果モンスター)

星2/闇属性/戦士族/攻 600/守 600

このカードをシンクロ素材としたシンクロモンスターが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで罠カードを発動する事ができない。このカードをシンクロ素材とする場合、戦士族モンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。

 

ギガンテック・ファイター

シンクロ・効果モンスター

星8/闇属性/戦士族/攻2800/守1000チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

このカードの攻撃力は墓地に存在する戦士族モンスターの数×100ポイントアップする。このカードが戦闘によって破壊され墓地に送られた時、墓地に存在する戦士族モンスター1体を選択し自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。

 

デス・コアラ

効果モンスター

星3/闇属性/獣族/攻1100/守1800

リバース:相手の手札1枚につき400ポイントダメージを相手ライフに与える。

 

魔法の筒

通常罠(準制限カード)

相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。相手モンスター1体の攻撃を無効にし、そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。

 

炸裂装甲

通常罠

相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。その攻撃モンスター1体を破壊する。

 

ミラクルシンクロフュージョン

通常魔法

自分のフィールド上・墓地から、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターをゲームから除外し、シンクロモンスターを融合素材とするその融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。また、セットされたこのカードが相手のカードの効果によって破壊され墓地へ送られた時、自分はデッキからカードを1枚ドローする。

 

波動竜騎士ドラゴエクィテス

融合・効果モンスター

星10/風属性/ドラゴン族/攻3200/守2000ドラゴン族シンクロモンスター+戦士族モンスター

このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。1ターンに1度、墓地に存在するドラゴン族のシンクロモンスター1体をゲームから除外し、エンドフェイズ時までそのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る事ができる。また、このカードがフィールド上に表側攻撃表示で存在する限り、相手のカードの効果によって発生する自分への効果ダメージは代わりに相手が受ける。

 

チューニング・サポーター

効果モンスター

星1/光属性/機械族/攻 100/守 300

このカードをシンクロ召喚に使用する場合、このカードはレベル2モンスターとして扱う事ができる。このカードがシンクロモンスターのシンクロ召喚に使用され墓地へ送られた場合、自分はデッキからカードを1枚ドローする。

 

ジャンク・シンクロン

チューナー(効果モンスター)

星3/闇属性/戦士族/攻1300/守 500

このカードが召喚に成功した時、自分の墓地に存在するレベル2以下のモンスター1体を表側守備表示で特殊召喚する事ができる。この効果で特殊召喚した効果モンスターの効果は無効化される。

 

ドッペル・ウォリアー

効果モンスター

星2/闇属性/戦士族/攻 800/守 800

自分の墓地に存在するモンスターが特殊召喚に成功した時、このカードを手札から特殊召喚する事ができる。このカードがシンクロ召喚の素材として墓地へ送られた場合、自分フィールド上に「ドッペル・トークン」(戦士族・闇・星1・攻/守400)2体を攻撃表示で特殊召喚する事ができる。

 

 

メンタルスフィア・デーモン

シンクロ・効果モンスター

星8/闇属性/サイキック族/攻2700/守2300チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

このカードが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、破壊したモンスターの元々の攻撃力分だけ自分のライフポイントを回復する。サイキック族モンスター1体を対象にする魔法または罠カードが発動された時、1000ライフポイントを払う事でその発動を無効にし破壊する。

 

インフェルノクインデーモン

効果モンスター

星4/炎属性/悪魔族/攻 900/守1500

このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に500ライフポイントを払う。このカードが相手のコントロールするカードの効果の対象になり、その処理を行う時にサイコロを1回振る。2・5が出た場合、その効果を無効にし破壊する。このカードがフィールド上に存在する限り、スタンバイフェイズ毎に「デーモン」という名のついたモンスターカード1体の攻撃力をエンドフェイズまで1000ポイントアップする。

 

 

万魔殿-悪魔の巣窟-

フィールド魔法

「デーモン」という名のついたモンスターはスタンバイフェイズにライフを払わなくてよい。戦闘以外で「デーモン」という名のついたモンスターカードが破壊されて墓地へ送られた時、そのカードのレベル未満の「デーモン」という名のついたモンスターカードをデッキから1枚選択して手札に加える事ができる。

 

ジェノサイドキングデーモン

効果モンスター

星4/闇属性/悪魔族/攻2000/守1500

自分フィールド上に「デーモン」という名のついたモンスターカードが存在しなければこのカードは召喚・反転召喚できない。このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に800ライフポイントを払う。このカードが相手のコントロールするカードの効果の対象になり、その処理を行う時にサイコロを1回振る。2・5が出た場合、その効果を無効にし破壊する。このカードが戦闘で破壊した効果モンスターの効果は無効化される。

 

堕落

装備魔法

自分フィールド上に「デーモン」という名のついたカードが存在しなければこのカードを破壊する。このカードを装備した相手モンスターのコントロールを得る。相手のスタンバイフェイズ毎に、自分は800ポイントダメージを受ける。

 

 

調律

通常魔法

自分のデッキから「シンクロン」と名のついたチューナー1体を手札に加えてデッキをシャッフルする。その後、自分のデッキの上からカードを1枚墓地へ送る。

 

フレムベル・ウルキサス

シンクロ・効果モンスター

星6/炎属性/炎族/攻2100/守 400チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与える度に、このカードの攻撃力は300ポイントアップする。

 

ヘイト・バスター

通常罠

自分フィールド上に表側表示で存在する悪魔族モンスターが攻撃対象に選択された時に発動する事ができる。相手の攻撃モンスター1体と、攻撃対象となった自分モンスター1体を破壊し、破壊した相手モンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。

 

トラップ・スタン

通常罠

このターンこのカード以外のフィールド上の罠カードの効果を無効にする。

 

デーモンの斧

装備魔法

装備モンスターの攻撃力は1000ポイントアップする。このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、自分フィールド上に存在するモンスター1体をリリースする事でこのカードをデッキの一番上に戻す。

 

パワー・フレーム

通常罠

自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターが、その攻撃力よりも高い攻撃力を持つモンスターの攻撃対象に選択された時に発動する事ができる。その攻撃を無効にし、このカードを攻撃対象モンスター1体に装備する。装備モンスターの攻撃力は、その時の攻撃モンスターと攻撃対象モンスターの攻撃力の差の数値分アップする。

 

攻撃の無力化

カウンター罠

相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。相手モンスター1体の攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する。

 

ジェネラルデーモン

効果モンスター

星4/闇属性/悪魔族/攻2100/守 800

このカードを手札から墓地に捨てる。デッキから「万魔殿-悪魔の巣窟-」1枚を手札に加える。フィールド上に「万魔殿-悪魔の巣窟-」が存在しない場合、フィールド上のこのカードを破壊する。

 

無力の証明

通常罠

自分フィールド上にレベル7以上のモンスターが表側表示で存在する場合のみ発動する事ができる。相手フィールド上に表側表示で存在するレベル5以下のモンスターを全て破壊する。このカードを発動するターン、自分フィールド上に存在するモンスターは攻撃する事ができない。

 

シンクロキャンセル

通常魔法

フィールド上に表側表示で存在するシンクロモンスター1体をエクストラデッキに戻す。さらに、エクストラデッキに戻したこのモンスターのシンクロ召喚に使用したモンスター一組が自分の墓地に揃っていれば、この一組を自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。

 

ジャンク・デストロイヤー

シンクロ・効果モンスター

星8/地属性/戦士族/攻2600/守2500「ジャンク・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上

このカードがシンクロ召喚に成功した時、このカードのシンクロ素材としたチューナー以外のモンスターの数までフィールド上に存在するカードを選択して破壊する事ができる。

 

 

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