Fate/Grand Order 〜some like it hot〜 作:木野兎刃(元:万屋よっちゃん)
冬木の聖杯戦争、クーフーリンから語られた聖杯を巡る闘争の事実。
七人の魔術師が七騎の英霊を駆使して繰り広げる戦争、それが聖杯戦争なのだ。
今回の聖杯戦争はセイバーがキャスターを除く六騎を撃破後異変が起こり今の事態に至る。
聖杯戦争の生き残りはセイバーとキャスターの二騎であるが、シャドウサーヴァントが五騎存在している。
そ誠はランサーとの戦闘で魔力を使良過ぎたのと溜まった疲労が爆発して意識を失ってしまった事で休む事を余儀なくされた。
カルデアからの補給物資で魔力を回復させ誠が目を覚ますのを待つ。
「それにしてもこの坊主は大したもんだ、ソウルメタルをその歳で扱ってるなんてな」
「別にキャスターに褒められるようなことでもないでしょ」
「ソウルメタルというものがなんのか気になりますが、所長が何も言わない所を見ると先輩の強さを知っていたんですね?」
「まぁね…………今更こいつに驚く事なんて何も無いわ」
「まぁそんな事はどうでも良いけどな。このまま座ってても暇だな……………盾の嬢ちゃん、暇潰しに鍛えてやる」
「は、はい!!よろしくお願いします!!」
ただ座って待っている状態に痺れをきらしたクーフーリンがマシュを誘って闘い始める。
いつ敵が襲ってくるか分からない状況で何をやっているのだと怒りたくなったオルガマリーであるが、誠の影響もありクーフーリンのような戦士的な思考も理解出来た。
それにマシュが宝具が使えないというのは死活問題である。この訓練で少しでもきっかけが掴めたなら儲け物というもの。
消耗し過ぎない程度にしろと釘を刺した後、誰も見ていない事を確認してから誠に膝枕をしたオルガマリー。誠を心配したのか寄ってきたフォウをモフモフしていた姿をロマンにがっつりと見られてしまった。
ロマンの減給が決定した、ロマンは泣いた。
アサシンとランサーを撃破したとはいえ、まだライダーとアーチャー、そしてバーサーカーにセイバーがいる。いつ襲われるかわからない状況では長い時間休むのは命取りである。
オルガマリーとマシュ、そしてクーフーリン3人の相談により最短ルートでセイバーが陣取っている柳洞寺に突っ込む事になった。
そのルートの都合上、アーチャーと戦うのは必須であるがライダーは無視出来るかもしれない。余計な体力を使わないようにとの判断であった。
「とりあえずこの召喚サークル使って戦力の増強といこうか、ロマンよろしく」
『こっちはいつでも大丈夫だよ、聖晶石を召喚サークルに投げ込んでくれれば召喚可能だよ』
普段の仕事はサボりがちなロマンではあるがなんだかんだで大事な仕事はキッチリこなすし、サボりさえしなければデキる優秀な男なのだ。そう、サボりさえしなければ。
「ちょっと、誠!!聖晶石なんて何処で用意したのよ?」
「シャドウサーヴァント倒したら落としたよ、ランサーとアサシンの分と何故か落ちてたので3つあるからこれならいけるでしょ」
何故か落ちていたというのに対して激しくツッコミたいオルガマリーだがここで聞いても誠は何も言わない。
仮に本当のことを言っても大した理由では無いのが目に見えているからだ。
「なんか強いサーヴァント出て来いやぁ!!」
召喚サークルに目掛けて聖晶石を叩き込む誠、目が点になるオルガマリーだがこれはしょうがない。
召喚のモーションは既に始まった、光の輪が現れ眩い光を放つ。
するとそこから現れたのは緑色の衣装を纏った獣の耳が特徴的な少女だった。
「サーヴァント、アーチャー…………アタランテ。汝が私のマスターか、よろしく頼む」
この後、ケモミミイェェェェェェェアと叫んだ誠をオルガマリーがしばき回していた為に出発が遅れたのは言うまでも無い。
余りにも間抜けな状況にアタランテは苦笑いするしかなかった。
へいよー、カルデラックス!!
と言うわけで出したのはアタランテさんです。欲しい………………
企画段階ではここは土方さんでした。けどまさかのこの話を書く前にガチャで引いてしまいました。最終再臨のセイントグラフ最高です。
因みに第二候補はセイバーランスロでした。けどマシュとの絡みに困ったのと誠の性格上まだ絡ませるのはちょい厳しいかなという判断で見送りになりました。けどそのうち出ます。
と言うわけで第三候補のアタランテさんになりました。アタランテのスタンスが誠と結構合ってるんじゃね?っていう考えと作品に出せばカルデアにも迎え入れれると思ったからですね。アタランテ欲しい。
アポクリファ読んで無いのでその辺りの絡みとか難しいですが頑張ります。アニメ楽しみ。
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