ハリーポッターと導く者 〜改訂版〜   作:ニルドアーニ四世

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以前書いていた作品の改訂版です。スパンの空いた最終章を書くより、修正版出した方がいいかと考えました。現在でも文章力は誇れるものではありませんがお楽しみください。

現在はONE PIECEとBLEACHの作品を投稿中ですが、学生なので忙しさや意欲などにムラがあり、気分転換のつもりでやっていきます。




色々と長くなりましたが、最後に一つだけお願いしたい事があります。それはタグをよく見て欲しいということです。例えば他の作品でも『文章レベル低い』というタグを書いていますが、よく文章力が低い、勉強してから出直せなどと低評価をされます。低評価をするのは読者さんの権利なので全く構わないのですが、『タグを読んでくれよ。』と作者はいつも思うのでご協力お願い致します。

作者的に大事なところなので正直に申しますが、作者は文章力をこれ以上あげたいとは現段階では全く考えておりません。非営利でお金を頂いていないので文章力をあげろというご指摘に従う義務はないと個人的に考えています。もちろん気が変わる事や改心させられる場合もございますので感想欄でのご指摘は正直に遠慮なくなさってください



最後に一つ、ロンがお好きな方は読む事を絶対にオススメしません





プロローグ

 

 

 

 

 

 

〜ホグワーツ魔法養成学校〜

 

 

 

 

無残に割れた窓に建物の残骸と思われる瓦礫が四方八方に散らばり、制服の若者や黒いローブを羽織っている大人達の死体が目に焼き付けさせられる。

 

わずかに生き延びた人々も無事では済まず、血と舞った土埃によって汚れている。終わったはずの戦争なのに疲れ果て家族や友人に恩人の死などによって目が虚ろで虚無感を漂わせていた。

 

素人目で見てもここが凄惨な戦場であった事を容易に想像できる。だが戦場(ここ)が学校であると理解する人はそういないだろう。

 

 

ここは“ホグワーツ魔法学校”。その名の通り我々の思う普通の学校ではない。ここでは魔法を教えている。例えば、物を浮遊させたり、火を操るなどといった我々の常識では考えられない世界である。わかりやすく言えば魔法使いの卵達を偉大な魔法使いにするべく建設された学校である。

 

魔法使いから見て魔法を使えない人々の事をマグルと呼ぶ。我々マグルは魔法使いの存在を空想の中の物語と認識しているが、本当は実在している。

 

魔法使い達とマグルの人口の差は大きいからか、マグルに魔法を認識される事をあまりよくは思っていない。一部の魔法使いは魔法の世界、魔法界にマグルの存在を排斥したいと考えており、この思想の中でも過激な思想を『純血主義』と呼ばれる。純血とは魔法使いの両親から産まれた子供たちをそう呼び、また魔法使いとマグルから産まれた子供たちを半純血と呼ぶ。

 

この戦争の発端はマグルを排斥するためなら魔法使いであっても殺すべきだと考える“闇の帝王”ヴォルデモート卿の率いる純血主義の集団『死喰い人(デスイーター)』と強力な闇の魔法を赤ん坊の時に食らったのになぜか生き残り、ヴォルデモートを打ち破った“生き残った男の子”ハリー・ポッター。そしてヴォルデモート卿が唯一恐れたという偉大な魔法使いにして、今は亡きホグワーツ前校長“アルバス・ダンブルドア”が率いた『不死鳥の騎士団』との闘いであった。

 

 

両軍は多大な犠牲をはらったがハリー・ポッターがヴォルデモートを打ち破った事により、戦争は終結。

 

だが勝者とはいえ決して勝利した側だと思えない面持ちであり、死者への追悼と悲しみを堪え確かにこの事件はゆっくりと風化し始めていく。

 

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 

〜ホグワーツ〜 “橋の上”

 

 

 

 

 

三人の人影が節々にヒビ割れの目立つ橋に立っていた。一人は黒のクシャクシャの髪に眼鏡をかけた青年。あの『闇の帝王』ヴォルデモートを打ち破ったハリー・ポッター。

 

その右隣にいるのが赤毛で鼻のそばかすが印象的なハリーの親友のロン・ヴィーズリー。

 

また左隣にいるのがマグル産まれなのに優秀な親友のハーマイオニー・グレンジャー。

 

 

 

 

 

三人とも死喰い人との戦いで疲弊し、傷を負っていた。そして彼らには後に魔法界の未来を左右する事になるであろう一つの決断を迫られていた。

 

「僕らその杖どうする?」

 

ロンがハリーが手にしている杖をまじまじと見つめながら疑問を二人へ投げかけた。この杖はハリー本来の杖でなく勝ち取ったものである。だがこの杖は大変強力でその価値は誰もが欲しがるであろう代物であると同時に大変危険なものであった。

 

「僕ら?」

 

ハーマイオニーが少しイラっとしてロンの方を向く。彼女には自分と同様ロンにはその杖をどうかするという権利がなく、ハリー自身が決めるべきだと考えるのが常識ある行動であるからだ。

 

「だって“ニワトコの杖”だぞ。世界で最強の杖だ。それがあれば無敵じゃないか!」

 

“ニワトコの杖”...それは別名『死の杖』『宿命の杖』と呼ばれるものであり、かの“死の秘宝”の一つである。この杖を有するものは史上最強の魔法使いとなれるのだった。古来よりこの杖を巡って強力な魔法使い達の血と命が散った。

 

だが時代は巡り巡ってハリーがニワトコの杖を手中に収める事となった。

 

ハリーはニワトコの杖に手をかけると突然二つに叩き割り、崖の下に放り投げた。真っ二つに割れた杖は破片や材料となるセストラルの尾の毛がはみ出して暗い暗い谷間へ落ちていった。

 

ロンとハーマイオニーは彼の行動に驚きつつも、谷間へ落ちてゆくニワトコの杖に目をやりながらもどこかで納得したような顔をし、これから訪れる平和を噛み締めた。

 

 

 

 

 

 

***

 

 

 

数分後

 

 

“崖の下”

 

 

 

 

 

 

 

「“アクシオ(来い)”ニワトコの杖の残骸。」

 

光も微かにしか差し込まぬ谷間の下でとある青年がニワトコ杖の残骸に『呼び寄せ呪文』を使用し、二つに分かれた杖や散らばった破片にセストラルの尾の毛を手の平に一つ残らず手のひらの上に乗せた。そして通常の杖より細長い漆黒の杖を残骸に向けて口を開いた

 

「“レパロ(治れ)”」

 

ニワトコの杖に向かって修復呪文を使用した。一瞬で残骸が息を吹き返したように元通りになった。

 

魔法使いが魔法を扱うのに必要不可欠な存在とも言える杖を修復するのは至難の技だが、彼の天才などと呼ぶには生ぬるく、ましてや鬼才とも呼ぶのもおこがましい程の魔法の力量を持つ彼には対して難しい事ではなかった。

 

復元された杖は先ほどまでの残骸とは思えぬほどの威圧感を発した。だがその威圧感の中に高貴な美しさを持ちあわせていた。

 

またその杖を手にした青年は持ち主として相応しい容姿をしていた。

 

どんな黄金を前にしても、ひるむ事が無いと思わせる長く、サラサラとした金髪。一目みれば虜となるどこまでも深い漆黒の瞳。上品かつ高貴な印象を思わせる黒いコート。平均身長を軽く上回る身長に、小顔で彫刻のようにパーツの整った美青年だった。

 

「フフフ...。ハリーも愚かだな...。自身の折れた不死鳥の杖も修復できたのならこのニワトコの杖も折っても意味が無いと考えるのが自然であったのにな。この杖は俺の理想のため未来のために役立って貰うとしよう。」

 

 

 

 

これは魔法界をあるべき姿へと変える事を夢見たハウル・グレンストという若者の話。




続きを楽しみにされた読者さん...お待たせして申し訳ありません。ですが今回はちゃんと自分のペースでやっていこうと考えています。他の作品を書く内に少しはマシな文章を書ける様になったと自負していますので微かな変化と一部修正を楽しみにしてください。

一応改定前の作品は残しておきますが、今見ると致命的に酷いのでオススメはしません。あくまでも先が気になる方のみ閲覧ください。
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