構成上短いです。すみません
「彼がホグワーツ始まって以来の秀才であると儂は断言できよう。お主がホグワーツへ入学する前まではの...。若さゆえの可能性は無限に満ちており、良くも悪くも成長する。」
ダンブルドアはゆっくりとトム・リドルについての話を語り始めた。ハウルは彼を超える才能を確かに持っている。
だがそれは現在の才能であり、未知なる未来に揉まれ彼がどう成長するかは神のみぞ知る
「話が逸れたの、そのトムは類稀な魔法の才と人柄から皆に慕われておった。じゃがトムは闇の魔法に取り憑かれ、“ヴォルデモート卿”と呼ばれるようになるのじゃ...。」
ハリーが大きく反応するが、気にせずダンブルドアがヴォルデモートの昔話を続ける。
「儂はお主にかつてのトムの姿の面影を感じた。ヴォルデモートと同じ闇をじゃ。」
学生時代のヴォルデモートを知る者達は無言で俯き、心のどこかでは既に気がついていたが何処かでそれを認めたくはなかったのだろう。魔法界最悪の魔法使いの面影を持つ優等生、職柄から平等に接さなくてはならぬと己に言い聞かせる教師らとて彼の行動に目を光らせ悦楽する。
「己の闇をひた隠し、優等生を演じる。じゃが確かにトムとお主の闇に似ても似つかぬものが一つ存在する。」
ダンブルドアはゆっくりと語りかけるようにハウルに言い聞かせる。
「それは“純粋な闇”と“混ざり合う光と闇”...。トムの闇は愛する母を見捨てた父親への憎しみ。お主の闇は友を失う恐怖からじゃ。闇へ堕ちた理由が君らの特異点と言えよう。」
ダンブルドアはハウルの心に友を護りたいという純粋な気持ちが備わっている事を見抜いて彼へ指摘する。
「儂はトムの闇を抑えることが出来なかった。いや、
ハウルを除いた生徒達は俯きながらダンブルドアの話を聞いていた。自分達のせいで
ハウルはゆっくりとダンブルドアの瞳を見てゆっくりと口を開く
「校長、頼みがある。こいつらに忘却呪文を使う許可をくれ。」
ハウルはハリー達を杖を向ける。その様子に彼らは目を見開いて驚く。
「ハウル!!!どうい...「いいじゃろう。その代わり儂の頼みを一つ聞いてもらうとしよう。」
ハウルはゆっくりと振り返りハリーを一瞥し、ほんの少しだけ申し訳なさそうな顔をして口を開く。
「悪いなハリー。“
ハウルの漆黒の杖の先端から小さな光が現れ、それを見た彼らは朦朧とし疲れからゆっくりと目を閉じて眠りについた
***
数分後
「彼らは私が医務室まで運んでおきます。」
マクゴナガルは眠りについている3人とその後に再び忘却呪文を放ったハウルによって朦朧としているネビルを浮遊呪文で浮かせながらダンブルドアへ報告する。
「すまんのミネルバ。」
ダンブルドアはマクゴナガルの顔を見ずに礼を言うと、ゆっくりとハウルの肩に優しく触れ語りかける。
「それでは儂について来てもらおうかの。セブルス、君もじゃ。」