なにぃ!?戸塚が結婚するのか!?俺以外の奴と……
小町「朝から玄関先で何騒いでるの?おにぃちゃん?」
八幡「いや、ポストに結婚式の招待状が届いてるんだけど、これ違う戸塚さんだよね。郵便屋さん間違えて入れてるから返して来るね」
小町「合ってるから、比企谷様へって書いてるから、いつまでも経ってもゴミィちゃんだなぁ~」ハァ
八幡「うっせぇ!!戸塚は俺の嫁!!浮気相手は誰だ!!」
小町「もう26歳なんだから結婚位皆するよ現実見なさい。結婚してないのおにぃちゃん位なんじゃ無いの?」
八幡「小町ちゃんは24歳だけど彼氏とか居ないよね?」
小町「え?もう婚約者がいるんだけど?言ってなかったけ?」
八幡「え…初耳なんだけど………相手誰」
小町「葉山さんだよ」
八幡「よりによって葉山とかふざけんなよ!!結婚するのか!!俺以外の奴と!!」
小町「その発言ポイント低いわぁ~。あっ、泣きながら出てったよ」
八幡「………まさか小町まで結婚するなんて……俺以外の奴と……」
結衣「あれ?ヒッキーじゃない!?おーいヒッキー!!」
八幡「んだよ。引きこもってませんからね!!平日に外出てるから無職とか思わないでよね!!」
結衣「思ってないから……てか平日に外出て何してるの?仕事は?」
八幡「っぐ……やっぱ思ってんじゃねぇか。夏休みの振替休日だよ、まぁやること無いから外ぶらついてんだよ。(小町が結婚する事を知って、ショックで飛び出して来たなんて言えねぇ……)」
結衣「はは、てっきり小町ちゃんが結婚するからショックで飛び出して来たんだと思ったよ」
八幡「は、はぁ?んな訳ないだろ!?(小町ちゃん由比ヶ浜には教えててなんで俺には教えてくれてくれなかったんだよ……たっくツンデレなんだがらなぁ~)」
結衣「そうそう、私も来年結婚するんだぁ。さいちゃん真っ先にヒッキーに招待状書いてたよ」
八幡「結婚するのか?俺以外の奴と……」
結衣「も、もしかしてヒッキー私の
八幡「いや、それは無い。言いたかっただけ」
結衣「は、はぁ?勘違いすんなし!!ヒッキーキモい!!」
八幡「わ、悪い(そんな顔真っ赤にして怒らんでも……)」
結衣「そ、それじゃぁ買い物の帰りで急いでるから帰るね(そうだよね……ヒッキーの事は忘れよう)」
八幡「おう、戸塚に毒食わすなよ。そんじゃぁな」
結衣(結婚式の食べ物にヒッキーのだけ毒盛っとこう)
比企谷「もしかしたら雪ノ下にも会えるんじゃないかと思って雪ノ下のマンションの下に来てしまった……はは……末期かな……」
雪乃「あらドブ谷君、そんなとこでなにをしているのかしら?」
八幡「雪ノ下に逢いたくて来てしまった……って携帯を降ろせ、すみません冗談です」
雪乃「目は口ほどにものを言うとは言ったものね」
八幡「いや、それ目付き悪いだけだから」
雪乃「そんな事より私の家の前で話すのは止めましょう。夫に見つかったら言い訳がめんどくさいわ。どこかのカフェにでも行きましょう」
八幡「結婚したのか…?俺以外の奴と……」
雪乃「えぇ、昔は比企谷君の事が好きだったけど、もっと素敵な人を見つける事ができたわ」
八幡「そ、そっか。俺気分悪いから帰るわ」
雪乃「大丈夫?家まで送るわよ」
八幡「大丈夫、一人で歩ける」
雪乃「そ、そう。気を付けね。」
八幡「あぁ」
雪乃「又奉仕部のメンバーで遊びましょう」
八幡「それじゃぁな」
八幡(俺以外の奴は皆結婚していってるなぁ。一色も陽乃さんも川越さんも結婚してるんだろうな…)
八幡「って考え事してたら総武校まで歩いてて来てしまった、ちょっと寄ってくか」
教師「ひ、ひぃ!!不審者だぁあ!!速く通報しろぉおお!!」
平塚「どうしたんだね、騒がしい」
八幡「ひ、平塚先生!!」
平塚「ど、どうして君がここに」
八幡「なんだか懐かしくなって来てみたくなったんです。周りの変化に戸惑っていて……」
平塚「変化とは?」
八幡「皆結婚していってるんですよ……」
平塚「っぐ……そ、そうだな、それはさぞ苦しいだろう。同年代が結婚していくなか一人残される気持ちは……」
八幡「え、まさかまだ結婚してらっしゃらなかったんですか?」
平塚「うぅ………」
八幡「結婚してください」
平塚「えぇ!!ひ、比企谷、今、なんて?」
八幡「結婚してください」
平塚「ほ、本当か?」
八幡「取り敢えず結婚さえしてくれればいいです」
平塚「喜んで!!」
教師ら「「「「ご結婚おめでとうございます!!」」」」ウルウル
戸部「なんだこれ」
平塚さんENDでもいいじゃないか!!