いやですね、昨日後書きを書いてから書き始めたんですよ
でもなかなか書けなかったです
そのうち色々やってたら夜中になってましたし、すぐ終わらせるって思ったら詰め込んで長くなりましたし、また書けなくなったし
学校行ってる間に考えたので帰ったら書けるようになりました
さて、今日はハロウィンってことで番外編です!
一応紅霧異変が終わったあとの年の出来事になってますが、あくまでif、もしもの世界です
本編には関わらない話となってます
後、長いです。長いです。(大事なことなので二回言いました)
出来るだけ時間が空いてる時に見ましょう
読み終わらないかも知れません
それでもいい方は
ゆっくりしていってね!
If世界『ハロウィンパーティーです!』
榛奈side(セリフ多め)
[大図書館]
フ「ねぇ榛奈ー」
榛「?なんですかフラン様」
フ「今日ってハロウィンなの?」
榛「そうですね、今日は10月31日ですからハロウィンですね」
フ「ハロウィンってどんな日なの?」
榛「簡単に言うなら仮装して誰かの家を訪ねてその人にハロウィンだけの呪文を言うとお菓子を貰えるイベントですかね」
フ「呪文ってことは魔法なの?」
榛「いえ、呪文は言いすぎましたね、言葉です。Trick or Treat、ハロウィンでの意味はお菓子くれなきゃイタズラするぞって言葉です」
フ「お菓子くれなかったらイタズラしていいの?」
榛「そうですね、まぁイタズラしていいですよ。ただイタズラの範囲で、ですよ?嫌がらせや暴力にはなってはいけませんからね」
フ「それでもしていいんだ」
榛「家の人はイタズラをされたくないからお菓子を用意しなくてはいけないんです。イタズラされてもいいならいいんですけどね」
フ「ふふふ♪榛奈!」
榛「はい?」
フ「Trick or Treat お菓子くれなきゃイタズラしちゃうぞ♪」
榛「あー、お菓子をあげなきゃイタズラされてしまうんですか...それは困りましたね...」ニヤニヤ
フ「困るって言ってるのになんで笑ってるの?」
榛「何ででしょうねぇ」ポケットゴソゴソ
フ「?」
榛「おや?こんなところにクッキーを包んだ袋が... そうですねぇ、これをあげますからイタズラしないでください」っ(袋)
フ「え!?なんで持ってるの!?」
榛「ふふ、さぁ何ででしょうねぇ」
フ「むぅ、...イタズラしたかったのに」ボソボソ
榛「何か言いましたか?」
フ「何でもないよーだ!」ムス-
榛(もしかしてと思って用意したけどこれじゃダメだったのかな)
フ「それじゃ、お姉様とか咲夜のとこに行ってくるね!」プンスカ
榛「は、はい。いってらっしゃい...」
バタンッ←勢いよくドアを閉めた音
榛「どうしてフラン様はあんなに不機嫌そうにしてたんだろ。お菓子はあげたのにな......」
パ「はぁ、鈍いわね」
榛「あ、師匠、居たんでしたね忘れてました」
パ「貴女言うわね......」
榛「素直に正直に言っただけですよ?」
パ「はいはい」
榛「それで鈍いってなんのことです?」
パ「分からないならいいわ。それとTrick or Treat」
榛「」キョトン
パ「な、なによ///いいじゃないそれくらい///」
榛「はい!お菓子ですね!どうぞ!」(≧∇≦)っ(袋)
パ「あるのね」
榛「一応沢山作っておきましたから」
パ「用意周到ね。余っても知らないわよ?」
榛「その時は私が食べるので大丈夫です!」
パ「そう」(まぁ、榛奈のお菓子は咲夜並だから逆に足りなくなりそうね)
小「いいなぁパチュリー様」
榛「コアにもどうぞ!」っ(袋)
小「わぁ!ありがとうございます!」
榛「いえいえ、まだまだ沢山ありますからね。てことで配りに行ってきますね」
パ「お菓子を配る祭りじゃないけどね。まぁいってらっしゃい」
小「いってらっしゃーい」バイバイ
榛「いってきまーす!」
キイィ......←静かに閉めた
~少女移動中~
[紅魔館廊下]
榛「さて、どうしようかな」
妖精メイド1「あ、榛奈様!」コンニチワ
妖精メイド2「榛奈様~」コンニチワ
榛「こんにちは2人とも。あ、そうだ。2人にこれをあげるよ」っ(袋)×2
妖精メイド1「え!?いいんですか!?」
妖精メイド2「やったぁ!ありがとうございます~!」
榛「いいよー。そうだ、今日の夜って妖精メイドの皆予定空いてる?」
妖精メイド1「はい、仕事が終われば皆、空いてると思います」
榛「うん、それだけ聞ければいいや。また後でね~」バイバイ
妖精メイド1「あ、はい!お菓子ありがとうございます!」┏○ペコ
妖精メイド2「ありがとーございます!」ワ-イ
榛「いえいえ~」
榛「さて、どうしようか」
咲「あら、榛奈」
榛「あ、咲夜さん。どうかしました?」
咲「いえ、見かけたから声をかけただけよ。ところで妹様の傍に居なくていいの?」
榛「それが先程色々ありまして、私のせいでフラン様が不機嫌になったみたいなので傍にいられないというかなんといいますか......」
咲「一体何があったのよ」
榛「ハロウィンについて聞いてきたので答えたらTrick or Treatと言われまして、お菓子をあげたら何故か不機嫌に......」
咲「あぁなるほど、なんとなく分かったわ」
榛「分かったんですか?」
咲「気づいてないの?」
榛「お恥ずかしながら...」シュン
咲「ホントに鈍いわね」
榛「それ師匠にも言われました......」
咲「まったく」ヤレヤレ
榛「ところで咲夜さんは何か用意しました?」
咲「えぇ、用意したわよ。ということでほら」
榛「?あ、はい!Trick or Treat!お菓子をくれなきゃイタズラしちゃいます!」
咲「そこは察することが出来るのね。はい」っ(袋)
榛「やったー!咲夜さんのお菓子だぁー!」ワ-イ!
咲「美味しさは貴女と同じでしょうに、なんでそこまで喜ぶのよ」
榛「同じじゃないですよ!お菓子の中に入ってるまごころが違います!咲夜さんのお菓子には咲夜さんのまごころが入ってますから!そんなお菓子を食べられるから喜ぶんです!むしろ喜ばずにはいられない!」
咲「そう。で、Trick or Treat」
榛「はい!どうぞ!」っ(袋)
咲「ありがとう、後で頂くわね」
榛「はい!あ、ところで今日の夜の妖精メイド達の仕事ってどうなってますか?」
咲「一応、夜8時には終わる予定よ。それがどうかしたの?」
榛「実は......」ゴニョゴニョ
咲「あぁなるほど。それはいいけど用意とかはどうするの?」
榛「えっと... その...」アセアセ
咲「はぁ、私も手伝うわよ」
榛「え!?いいんですか!?」
咲「たまにはね。でもまずお嬢様から許可を頂いてからよ」
榛「分かりました!では行ってきます!」タタッ
咲「あ、まったく。今日は落ち着きがないわね」
~少女移動中~
[レミリアの書斎の前]
コンコンコンコン
レ「誰?」
榛「榛奈です」
レ「入っていいわよ」
榛「失礼します」
[レミリアの書斎]
レ「それでどうかしたのかしら」
榛「レミリア様に許可して頂きたいことがありまして、実はーーーー」
~少女説明中~
レ「へぇ、なるほどね」
榛「いかがでしょうか?」
レ「いいと思うわよ。ただ...」
榛「ただ?」
レ「私もやりたいわね」
榛「あ...あの、正直に申し上げてもよろしいでしょうか」
レ「何?」
榛「レミリア様も参加なさるとその...彼女達もそれどころじゃなくなってしまうといいますかなんといいますか。出来れば彼女達だけでやらせてあげたいのですが...」
レ「それぐらい分かってるわ。私たちは私たちでやるのよ。てことでどうかしら?」
榛「いいと思います。フラン様も喜ぶでしょうし」
レ「なら霊夢や魔理沙も誘いましょうか。でも2人を誘うと別のものに変わってしまいそうね」
榛「いいじゃないですか。パーティーは日本語で言うなら宴会。騒いで楽しむことに変わりありません」
レ「そうね、咲夜」
咲「はい、ここに」スタッ
レ「榛奈と一緒に二つのハロウィンパーティーの準備をしなさい。一つは妖精メイド達の、もう一つは私たちのよ」
咲「かしこまりました」
レ「それと榛奈は霊夢と魔理沙を招待しに行きなさい。咲夜は妖精メイド達にこのことを伝えて。時間は夜6時頃から、いいわね?」
榛「了解しました!」
咲「かしこまりました」
榛「それでは失礼します!」
咲「失礼します」
ス-...←静かすぎるくらいのドアを閉めた音
咲「それじゃあ、私はメイド達に伝えてくるわね」
榛「あ、咲夜さん待ってください」
咲「どうかしたの?」
榛「できれば妖精メイド達のはサプライズパーティーにしたいんです。なのでその事は内緒にして伝えてくれませんか?」
咲「分かったわ。それじゃ後でね」
榛「はい!また後で!」
~少女移動中~
[博麗神社]
霊「はぁ~、今日も参拝客が来ないわね...」
魔「それはいつものことだぜ」
榛「おーい霊夢~、ってあ!魔理沙姉も居たんだ、丁度いいね」
魔「ん?榛奈、どうしたんだぜ?」
榛「話す前に...っと」ポイッ...チャリ-ン
霊「御賽銭っ!」ダッ
榛「ぅお、相変わらずだね...霊夢」
霊「あ、榛奈。いつもながらありがとうね」
榛「いいよ、代わりに私は博麗神にお願い事を叶えてもらってるんだから」
魔「どんな願い事だぜ?」
榛「言わない、言ったら叶わなくなるって言うから」
魔「そんなの迷信だぜ?」
榛「ただの後付け理由だよ。とにかく内緒なの」
霊「それより何か用なの?」
榛「うん。実はーーーー」
~少女説明中~
霊「ハロウィンねぇ」
魔「外の世界には不思議な行事があるんだなぁ」
榛「元々はとある民族がこの日に死霊が家族の元を訪れると思って始めた行事だけどね。今じゃただ仮装してお菓子を貰う、そんな行事だよ」
魔「仮装って何をしたらいいんだぜ?」
榛「そうだねぇ、例えば幽霊、魔女、コウモリ、黒猫、悪魔、吸血鬼、狼男など基本的「恐ろしい」と思う仮装から、最近じゃメイド、看護師、巫女、お姫様、海賊、ヒーローといった可愛い、かっこいい系もあるね」
霊「巫女って私のような感じの?」
榛「脇は出てないよ」
魔「海賊ってなんだぜ?」
榛「海...あー塩水で作られてるでかい湖のような場所を船で旅しながらお宝を探す盗賊みたいなもの。海の賊だから海賊」
魔「旅するほどそんなに広いのか?その海ってのは」
榛「幻想郷が、そうだな...100個は軽く覆えるくらいデカイな。幻想郷はその海に囲まれた島国にある小さな郷だから」
霊「幻想郷って結構広いと思うんだけどね」
榛「大体のはしからはしまで行くのに幻想郷最速が全力で飛んで半日もかからないなんて狭いよ。外の世界はもっとずっと広く、はしからはしまでは幻想郷最速でも休憩なしで何週間かはかかるんだからって話がズレた... とにかく今日の夜6時頃から始まるから、いきなりだし仮装は出来ないだろうからパーティーだけだけど来てね!」
魔「もちろん行くぜ!仮装なら今着てる服でいいだろ」
榛「まぁ魔理沙姉の服は普段から仮装って言ってもおかしくないんだよね...」(^_^;
霊「私も行くわよ。仮装はめんどくさいからいいわよね」
榛(魔理沙姉と同じく霊夢も普段から仮装してるといってもいいんだけどね)
榛「それじゃ、私は手伝いがあるから帰るね。また後で~」
魔「おう!またな!」
~少女移動・準備中~
午後6時
[紅魔館・パーティー会場]
レ「皆!今日は集まってきてくれて感謝する!急遽開かれることとなったハロウィンパーティーだが皆、ゆっくりしていってくれ!それでは、乾杯!!」
「「「「「乾杯!!」」」」」
皆集まったといっても周囲にいた私とよく遊ぶ妖精や妖怪を誘っただけ、だから小さなハロウィンパーティー。ちなみに人間は霊夢と魔理沙、咲夜さん、私しかいない。後、妖精メイド達は別の部屋で妖精メイドだけでパーティーをやってる。料理やお菓子は私と咲夜さんが時間を止めながら作った
チ「榛奈~、トリックオア...なんだっけ?」
大「トリックオアトリートだよ、チルノちゃん」
ル「お菓子くれなきゃイタズラするのだー」
榛「はい、クッキーだけどどうぞ」っ(袋)×3
チ「おぉ!さすがさいきょーなアタイの友人ね!」
大「ありがとうございます!」
ル「ありがとーなのだー」
榛「あはは、イタズラされたくないからね」
チ「大ちゃん!ルーちゃん!今度はあっちの人に貰お!」
大「あ、チルノちゃん待ってよ~」
ル「それじゃまたなのだー」
榛「またね~」
魔「おぉ、榛奈もお菓子用意してたのか」
榛「あ、魔理沙姉。うん、今日はハロウィンだからね。いざという時のために用意してなくちゃ。ところで「も」って?」
魔「咲夜も用意してあったんだ。レミリア、フランの他に美鈴とか小悪魔とかにも配ってたぜ。私も貰った」っ(袋)
榛「あ~、私もお昼前くらいに貰ったよ」
魔「そうか、じゃあTrick or Treat お菓子くれないとイタズラするぜ?」
榛「何が「じゃあ」なのか... まぁはい」っ(袋)
魔「ありがとうだぜ」
榛「魔理沙姉のイタズラは凄そうだからね。見てる分には面白そうだけど」
魔「お菓子貰ったがイタズラやろうか?」
榛「悪い意味での凄いだよ。受ける本人には悪いが、見てる方が面白い。だからいらないよ」
魔「ちぇ」
霊「あら、榛奈もお菓子持ってたのね。私たちと同じ年だから受け取る側かと思ったのに」
榛「私より色々と小さいのが多いからね紅魔館って。といってもなんとなくだったけどね。あわよくば自分のお菓子と他の人のお菓子を交換出来ないかなぁって」
霊「それで貰えたの?」
榛「咲夜さんから貰ったよ。咲夜さんのお菓子ゲットだぜ!」
霊「そう、よかったわね」パクパク
魔「おいおい、そんなに腹減ったのか?」
霊「モグモグ...ゴクッ食べれる時に食べとかないとって思ってね。最近は榛奈がお賽銭くれるから前よりはいい方よ」
魔「榛奈ー、お賽銭あげなくてもいいぜ~」
霊「ちょっ!?魔理沙には分からないの!?お金がなくてお米すら買えず、モヤシしか食べれないときの貧相感が!」
榛「あはははは...... とりあえずはい、霊夢」っ(袋)
霊「あら、ありがと」
魔「言わないのにあげるんだな」
榛「言われる前にあげるんだよ」
霊「それにしても一体どれだけ作ったのよ。さっき妖精達にもあげてなかった?」
榛「足りなくならないよういっぱい作ったんだよ。といっても知り合いが多くないからそこまで用意する必要は無かったけどね」
魔「余ったらどうするんだぜ?」
榛「湖の妖精達のおやつかな」
霊「そう」
榛「」キョロキョロ
魔「ん?どうしたんだ?」
榛「あ~いやえーと、あ、いた」キョロキョロ、ア、イタ
霊「ん?あー」パクパク チラッ
魔「??あ、あー」チラッ
榛「あー、えーと、その」チラチラ
魔「はいはい、遠慮せずに行ってこい」
霊「何をそんなに遠慮する必要があるのよ」
榛「いや、遠慮じゃないけど... とりあえず行ってくるよ」
魔「おう!いってらっしゃいだぜ」
霊「いってらっしゃい」
榛「行ってきます」
レ「ふふふ、それで咲夜が~~」
フ「うんうん!」
榛「あ...えっと...フラン様!」オドオド
フ「!?は...榛奈...」
榛「えっと、その...」ドウシヨウ
フ「あの、その...」
榛・フ「「ごめんなさい!!」」
榛・フ「「え?」」
レ「フフッ」
フ「あ、お姉様!笑わないでよ!」
レ「ごめんなさい、ついね」
フ「もう...」
榛「あ~、で、何故フラン様が謝るんですか?」
フ「それは榛奈だって」
榛「私は朝、フラン様の機嫌を損ねてしまったので」
フ「そ、それは私のせいだよ!勝手に不機嫌になって榛奈を困らせちゃった...」
榛「いえ、私が悪いんです...」
フ「違う!私だよ!」
榛「いいえ、私です!」
フ「私!」
榛「私です!」
フ「わたsレ「はいはい、そこまでよ」お姉様...」
咲「榛奈もね」
榛「咲夜さん...」
レ「今回はどっちも悪かった...そしてどっちも反省してる。なら今回の事はなかったことにすればいいじゃない」
咲「それに言い争いなんてパーティーに似合わないわよ?」
榛「はい...」
フ「うん...」
レ「うん、最後に2人が謝って、今回の件は無しよ?」
榛「分かりました」
フ「はーい」
榛「あの...」
フ「えっと...」
榛・フ「「ごめんなさい」」
レ「よし、じゃあパーティーの続きをしましょ!」
魔「なんか分からんがやるか!咲夜~!この「わいん」って酒くれ~!」
霊「日本酒はないの?」
咲「はいはい、持ってくるわよ」
榛「私も手伝います!」
フ「あ、榛奈!」
榛「はい?」
フ「今朝のこと無しになったから、ね」
フ「Trick or Treat!お菓子くれなきゃイタズラしちゃうぞ!」
次の日、会場は酔いつぶれた人で溢れたのは言うまでもない
なお、榛奈のお菓子は全て配り終わりました
後書き~
ここまで読んでくださりありがとうございます!
はい、今回はフランと榛奈ですね!フラ榛です!(そこまでユリユリしてない)
一応ヒロインはフランですから、こうゆう立ち位置に立たせないといけないんです
次回は本編やりますよ!
それでは次回もゆっくりしていってね!