東方変守録   作:ほのりん

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前書き~

前回の投稿から14日目!
え?1週間投稿?
何それ食べれるの?

すみません間に合いませんでした
活動報告にも書きましたがこれから3月下旬まで不定期更新になりそうです
受験オソロシイ((((;゚Д゚)))))))

さて、今回の話は榛奈達が図書館を出た後の話です
そこでとある人物に出会うのですが......
前回、魔理沙sideを書くと言ったな
あれは嘘だ

はい、後々予定を変えました
というより気付いたら榛奈sideを書いてました
ということで今回は榛奈sideです

サブタイトルに関しては書けた日に思いついたのを付けております

それでは今回もゆっくりしていってね!


第12話『少女は憧れ、嫉妬し、怒りを抱いた』

~図書館を出た後~

 

榛奈side

 

[廊下]

 

 

フ「そういえば魔理沙は誰と一緒に来たの?」

 

 図書館を出た後、私と魔理沙姉とフラン様はレミリア様のところへ向かっていた

 その途中、フラン様は魔理沙姉に質問していた

 

魔「紅白のめでたいやつだぜ」

 

榛「いや誰だよ」

 

 確かに巫女服は紅白で日本ではめでたい色だと言われてるけど......

 

魔「ん?榛奈、その口調だと誰だか知ってるのか?」

 

榛「うん。まぁ、多分ね......」

 

 原作知識ですなんて言えるわけがない

 でも実はまだ原作知識が曖昧だった時に1度だけ会ったことがある

 その時は互いに自己紹介してなかったけどね

 

魔「ふぅん。まぁ一応言っておくと、名前は博麗 霊夢。特徴は紅白の脇の出てる巫女服で、髪を大きなリボンで止めてるぜ」

 

フ「脇?」

 

榛「気にしたら負けです」

 

 私も初めて霊夢にあった時気にしたけど、指摘しづらかった......

 なんだかその事を言ったら御札が飛んできそうで......

 

 

 そんな雑談をしていると、一時的に廊下を抜けた

 紅魔館の玄関、エントランスホールだ

 ここから2階に上がり、奥へ進めばレミリア様のいる大広間へ行くことができる

 ただ、図書館と大広間は上か下かなだけでほぼ同じ位置に存在している

 つまり、ここから2階に上がり、大広間へ行くには先ほど通ってきた道と同じ距離を飛ばなければならない

 まだまだ道のりは長いなぁ

 なんて私は思いながら私達は2階の奥へ進む

 

フ「やっと半分だ~」

 

魔「げっ...... あの廊下がまだ半分もあるのかよ......」

 

フ「1階の図書館の真上が大広間だからね」

 

魔「ぅうぇ......」

 

 ちなみに時計塔は1階2階を貫いて3階の大広間の上、つまり紅魔館の中央にある

 

魔「それにしてもなんでこんなに長いんだ?外から見た時も大きかったがそれ以上だぜ」

 

フ「紅魔館には時間を操れるメイド長がいるからね。それで広くしてるんだよ」

 

魔「そりゃまた凄い能力だが、時間とこの広さがどう関係するんだぜ?」

 

榛「師匠が言うには時間と空間は密接に関わっていて、時間を操るということは空間を操ると同義ってことらしい」

 

魔「分かるようで、分からないぜ」

 

榛「私も詳しくは理解してないけど、とりあえずあの人は空間も操れるんだなって思ってるよ。そして空間を操ることで紅魔館は異常な広さになっている」

 

 一応、私なりの解釈もあるけどね

 時間を止めたり、早めたり、遅めたり。それらは空間の時を操っていて、つまり空間を操っているという事だと思っている

 

魔「確かに異常だぜ。こんなに広いんじゃ生活に支障が出るんじゃないのか?」

 

 確かに魔理沙姉の言う通り移動するのに時間が掛かるから時間が足りない時もあるけど......

 

榛「今日は特別。弾幕ごっこができるように廊下を長く広くしているだけで普段は少し短いよ。それでも長いけどね」

 

魔「具体的には普段よりどれ位長くなってるんだぜ?」

 

榛「そうだなぁ。1.5倍くらいかな?」

 

フ「うん。多分そのくらいかな」

 

魔「おいおい、それでも長いぜ。掃除とかどうしてるんだぜ?」

 

 掃除かぁ......

 掃除、ね......

 

榛「妖精メイド達がやってるよ。......やってはいるよ......」

 

魔「?」

 

フ「あはは......」

 

 やってはいるんだよ

 でも、出来てないというか、なんというか......

 ちゃんと出来てる子もいれば遊んじゃう子もいたりするんだよなぁ

 だからって叱っても悪影響だし、ちゃんとやろうとしてるのが分かるから憎めないし......

 その分咲夜さんがフォローしてるから大丈夫だけどね

 

 そう話をしていると廊下の様子が変わってきた

 壁や床、天井にまで切り傷や何かが当たった跡があったり、「大入」と書かれた御札が散らばっていたりする

 

魔「霊夢のやつ、派手に暴れたなぁ」

 

フ「んー。その霊夢と咲夜が戦った後かな?」

 

榛「でしょうね。この切り口は見たことがあります。御札は霊夢、切り傷は咲夜さんのナイフだと思います。この館で武器に刃物を使うのはフラン様と咲夜さんしかいませんからね」

 

 ちなみにだがフラン様が剣、咲夜さんがナイフだ

 どうやら移動しながら戦ったようで、その光景は奥まで続いている

 私達は更に奥を目指し飛んだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一応、博麗 霊夢以外の侵入者の可能性も考え、警戒しながら進んでいると、前方に誰かが壁に寄りかかって、いや倒れているのを発見した

 銀髪の頭に白のカチューシャを付けていて、何かがかすった跡なのか所々破けてボロボロになっている青と白のメイド服。そして周りに刺さっていたり落ちていたりするナイフ

 うん、ここまで特徴があれば分かる人は分かりますよね。家族なら余計にね

 

フ「咲夜!?」

 

榛「大丈夫ですか!?」

 

 私はそう言いながら箒を降り、咲夜さんに駆け寄った

 はい。咲夜さんです

 え?心じゃ妙に落ち着いてるって?

 予想はしてましたから

 それにしても咲夜さんが気絶するぐらいって......

 霊夢は容赦ない人みたいだね......

 仲良くしたいけど、出来るかな......

 

咲「ぅぅ......」

 

フ「あ!咲夜、大丈夫?」

 

 そんなことを呑気に思っているとどうやら気がついたようだ

 

咲「ぅぅ...くっ......早くお嬢様の元へ行かなくては......」

 

 しかし、どうやら咲夜さんは周りが見えていないようでそんなことを言いながら身体を起こそうとしていた

 

フ「ダメだよ咲夜!安静にしてなきゃ!」

 

咲「っ......フラン様......」

 

 その声で目が覚めたようでハッとした表情で周りを見渡した

 

榛「フラン様の言う通りです。今は安静にしてください」

 

咲「榛奈......」

 

 しかし、咲夜さんは身体を起こすのをやめなかった

 

フ「咲夜!」

 

咲「......すみません、フラン様。私はお嬢様の元へ向かわなければなりませんので......」

 

榛「咲夜さん!」

 

 困った

 咲夜さんが全然言うことを聞いてくれない

 身体を動かした時傷が痛むのか、若干顔を苦痛の色に染めるのに、それでも起き上がろうとする

 傷はおそらくここを通った霊夢と戦闘になった際に負ったのだろう

 傷といってもほとんどが弾幕がかすった跡なのか擦り傷だが、それでも身体中にある

 その姿はまるで私と魔理沙姉がやった

弾幕ごっこ(遊び)】ではなく、まさに

スペルカードルール(戦闘)】で、霊夢と張り合ったということを示しているようで、美しく見えた

 その反面、少しだけ嫉妬して、それだけ傷を負いながら自身の心配をせず、主の元へ行こうとするその咲夜さんに怒りを覚えた

 従者にとっては相応しい姿勢なのかもしれないが、私にとってはただ自分を疎かにする人に見える

 ......まぁ、立場が逆なら同じことをしてる気がするから人のことは言えないけど

 さて、どうしたら咲夜さんを説得できるのか......

 

 

 

 

魔「なら一緒に行けばいいんじゃないか?」

 

榛「それだ!」

 

 その手があった!




後書き~

とある人物、咲夜さんです
霊夢との戦闘で結構傷ついてますね
ちなみに魔理沙は服がほんの少し破けてるくらいです
え?榛奈は傷付いてないのかって?
榛奈は服ですら傷がついていません
こういう時って榛奈の能力便利ですね

図書館のとある一角では時計の振り子がゆらゆらと......
大広間からは見えず、屋上に大きな大きな時計が......

次回、二つに分かれた話が一つになる、かもしれない
では次回もゆっくりしていってね!
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