受験生の皆さんはもう試験終わったでしょうか
殆どの方が結果通知を待っているか、既に分かった頃でしょうね
ちなみに私はまだ受けてすらいません
早く来い受験日よ!
と、関係ない話でしたが、今回も
ゆっくりしていってね!
第22話『計画の準備中です』
榛奈side
[紅魔館]
皆さんこんにちは!
あの楽しかったスイーツパーティーから約2週間が経ち、後少しで8月も終わる頃です!
この2週間、レミリア様が霊夢を気に入ったとかで咲夜さんを連れて神社に2日に1回のペースで遊びに行っていたり、魔理沙姉が本を読みに図書館へよく来るということが新たに日常に加わったこと以外は特に何も起こらず、平和に過ごしてました
ただ、暇です
今までやっていたフラン様の力の制御の練習は、練習のしたかいがあり出来るようになり、それに費やす時間が空いたので、暇になりました
それなら魔法使いなんだから本を読めばいいだろって言う人は言うと思いますけど、別に師匠みたいに知識を欲してる訳では無いし、とりあえず強くなる手段として魔力があったから魔法使いになっただけという、「魔法使い」というより「魔法を使う者」と言った方がしっくりきそうな感じですから
え?違いがわからない?
そのうち分かりますよ
まぁ、そんなわけで暇な私は今、何をしているでしょうか!?
正解は〜
コンコンコン
榛「フラン様、榛奈です。入っていいですか?」
フ「うん!いいよ〜!」
ガチャ
榛「失礼します」
フ「いらっしゃい榛奈。いきなり部屋に呼び出してごめんね?」
榛「いえ、フラン様からの呼び出しでしたら苦になるどころか嬉々として駆けつけますよ」
正解はフラン様のお部屋にお邪魔していました〜
先程は「2週間何も無かった」と言いましたが、すみません。前言撤回
一つだけ良いことが起こりました
なんとですね!?フラン様のお部屋がお引越ししたんですよ!
地下の......正直言って壁や床、天井が物凄くボロボロだった部屋から、地上のレミリア様の部屋の隣になりました!
ただ、素直に喜べないんですよね......
私の活動範囲は基本図書館で、地下の部屋に近かったんですが、今のフラン様のお部屋は私の部屋から見て図書館の正反対の位置にあるんですよね......
つまりフラン様の部屋まで行く頻度が少なくなってしまったんですよ
まぁ、毎朝お部屋へフラン様を起こしに行ってたり、フラン様がよく図書館へ来るのでそこまで問題じゃなかったですけどね
ま、それはさておき、なんでフラン様は私を部屋に呼んだんだろ
榛「それで、何かありましたか?」
フ「ちょっと話したいことがあって...... 長話になるかもしれないから、ここに座って」
フラン様は自身が座っているベッドの隣を手で叩いた
榛「分かりました」
もしここに咲夜さんがいたら怒られそうだな、なんて思いながらフラン様の隣に座った
榛「...それで、話したいこととは?」
フ「えっとね。私が魔理沙と弾幕ごっこの約束してるの覚えてる?」
榛「はい。勿論覚えてますよ」
フ「そのことでなんだけどね。私、まだ約束を保留させてるの」
榛「あ〜、そういえば......」
この2週間、魔理沙姉はよく紅魔館、というより図書館へ来ていたが、フラン様と弾幕ごっこをしているのを見たことがない
魔理沙姉も「やるか?」って誘ってるけど、フラン様が「ううん。また今度」って引きずってたな
フ「魔理沙も誘ってくれてるんだけど、私としてはただ弾幕ごっこするのも味気ないと思ってね。そこで!」
フラン様は私の目の前に勢いよく立ち、宣言した
フ「私!異変を起こしたい!」
榛「......はぁっ!?!?!?」
それが、後の紅魔郷EXに繋がる出来事なのだと、この時の私は悟った
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《数日後》
[博麗神社]
幻想郷は今日も快晴だった
幻想郷は平和なはずだった
白黒の魔法使いは、何故か胸騒ぎがしたので今日も神社に来ていた
魔「暑いぜ暑いぜ、暑くて死にそうだ」
霊「死んだら、私が鳥葬にしてあげるわ」
レ「あら、私に任せてくれればいいのに」
魔「お前に任すのは、絶対に嫌だ」
神社には何故か、しかしいつも通り、紅い悪魔が居た
魔「レミリア。お前、そんなに家を空けて大丈夫なのか?」
レ「咲夜と榛奈に任せてるから大丈夫よ」
霊「きっと大丈夫じゃないから、すぐに帰れ」
そのときである、3人を脅かす雷鳴がなったのだった
霊「夕立ね」
魔「この時期に、珍しいな」
レ「私、雨の中、歩けないのよねぇ」
しかし、しばらく経っても雨は降ってこない
外の様子を見ると、幻想郷の奥の一部だけ強烈な雨と雷が落ちているという、不思議な空だった
レ「あれ、紅魔館の周りだけ雨が降っているみたい」
霊「ほんとね。何かに呪われた?」
魔「もともと呪われてるぜ」
レ「困ったわ。あれじゃ帰れないわ」
魔「いよいよ追い出されたな」
レ「いえ、あれは私を帰さないようにしたというより......」
魔「実は、中から出てこないようにした?」
霊「やっぱり追い出されたのよ」
レ「まぁ、どのみち帰れないわ。
霊「仕方ないわね...... 様子を見に行くわよ」
魔「楽しそうだぜ」
そうして、2人はレミリアに神社の留守を任せて、紅魔館へ向かったのだった
レミリアはその姿を見て、思わず言葉をこぼした
レ「...ふふっ。計画通りね。パチェもタイミングよく雨を降らしてくれて助かったわ。......咲夜!」
レミリアは何を思ったのか遠くの館にいるはずの自分の従者の名を呼んだ
咲「はい、此処に」
すると、主の声に反応するかのように、誰もいなかったはずの場所に瀟洒な従者が現れた
レ「紅茶」
咲「どうぞ」
レミリアが一言、言っただけで、咲夜は一瞬で紅茶を取り出した
レ「相変わらず、仕事が速いわね」
咲「お嬢様の従者として当然ですわ」
咲夜は少し誇らしげに言った
レ「そうね......」
レミリアは紅茶を飲むと、独り言のように言った
レ「さて、あの娘達の戯れが終わるまで暇ね。私も、あの娘も、雨の中は動けないもの」
雨は、一部の悪魔には歩くことすらかなわないのである
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榛奈side
[紅魔館]
フ『私!異変起こしたい!』
榛『......はぁっ!?!?!?』
そんな会話をしてからこの数日間。私はフラン様の計画の為の準備をした
まず手始めにレミリア様、師匠に協力してもらい、霊夢と魔理沙姉が紅魔館に来るよう仕向けた
具体的に言うなら、レミリア様には神社に行ってもらい、師匠が雨を館の周りに降らした後、2人が館に来るよう促したという原作みたいな流れだ
勿論だが、この世界では原作のようにフラン様が狂ってる訳では無いので、そこは安心していい。というか安心したい
ある意味これはフラン様にとっての最終試験なのだから
パ「...降らしたわよ」
榛「ありがとうございます。師匠」
フ「これで本当に来るのかなぁ?」
榛「大丈夫、絶対2人は来ますよ。だって......」
フ「......「だって」?」
榛「いえ、やっぱり何でもありません♪」
――だって、異変を解決するのは、あの2人の
なんて、言えるわけないよな
後書き~
今回は最近のに比べて短めです
もしかしたら「最近の」の方が異常だったのかもしれない
なんて思い始めてすらいます
次回!EX突入だぁ!
それでは次回もゆっくりしていってね!