次回掲載は未定ですが
P「スカウトすか?」
社長「ああ、ここはまだ新興の事務所でね。アイドルがおらんのだよ。事務員はおるけどね」
ちひろ「たはは」
P「そうすか」
社長「で、私も頑張るけど、君にもスカウトしてきてほしいんだよ」
P「なるほど」
社長「頼めるかね?」
P「……何人か、心当たりがあるやつはいますよ」
社長「おお、本当かね!?では今すぐスカウトしてきてくれ!!」
P「分かりました、では、出張費をお願いできますか?」
社長「ん?どこまで行くのかね?」
P「俺の地元、北海道へ」
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北海道 某市
杏「ふあぁ~~~~、ねむっ」
今何時だろう……暗いから8時くらいかな……
杏「げっ!?もう9時じゃん……だるいな~」
その辺にあった飴とお菓子で腹を満たす
杏「ゲームゲーム……っと」
杏はゲームを起動させ、ネットワークに接続する
杏「とりゃっ!!うりゃっ!!へっ、私に勝つなんざ百年早いわ!!」
ゲームを一度中断し、飴へと手を伸ばす
杏「あ~あ、このままのんびりだらだら出来る暮らしがずっと続けばな~」
P「よし、叶えてやろう」
杏「へ?」
バキンッ!!ガチャッ!!
P「久しぶりだな、杏?」
杏「げっ!!Pじゃん!!なんでここにいるの!?上京したはずじゃ……ていうか鍵!!」
P「鍵は…まあいいだろ?それより、お前にうまい話、すなわち印税生活についての話を持ってきてやったんだが……聞くか?」
杏「印税?それって確か、働かなくてもお金が貰えるやつだよね!?」
P「だな」
杏「く、詳しく聞かせてもらおうじゃないか!!」
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北海道 とあるBar
千秋「………貴方はいつも突然ね」
P「悪いか?」
Pはバーのカウンター席に座りミネラルウォーターに口をつける
千秋「……いいわ、乗ってあげる。私を導いてくれるんでしょ?」
千秋はそっとPに手を伸ばした
千秋「また手を引いてやるよ、一緒に歩こうや」
Pは千秋の手を取った
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北海道 某公園
P「やっぱりここにいたか」
アーニャ「P!?久しぶりですね!!」
P「まだロシア訛りが抜けてないな」
アーニャ「あ、イズヴィニーチェ、ごめんなさい」///
P「ふふっ、その方がアーニャらしくてクラスィーヴァヤだぞ?」ナデナデ
アーニャ「あう……ありがとう、ございます」///
P「……なあアーニャ、あの星みたく輝く気はないか?」
アーニャ「?」
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北海道 某所
音葉「…………」
P「…………」
音葉「小鳥たちや……木々の音色が……祝福してくれてる」
P「……俺にはよくわからんが……付いてきてくれるのか?」
音葉はにこりと笑うとPに手を差しのべた
Pはそっとその手を握った
それだけで、充分だった
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北海道 某カフェ
千夏(……暇ね……新刊は一週間後だし……することないわね)
マスター「失礼、あちらの方からです」
そう言うとマスターは千夏のテーブルにケーキを置いた
千夏「あっちって……」
千夏があちらと示された方を見ると
P「よう」
千夏「P?帰って来てたの?」
P「まあな、隣いいか?」
千夏「ええ、いいわよ」
Pはテーブルを立つと千夏の隣の席へ座った
千夏「今日はどうしたの?」
P「ん?お前に会いに来たんだよ」
千夏「あら、上京したら冗談もうまくなるの?」
P「冗談じゃないなら、どうする?」
千夏「え?」
P「アイドルやる気はないか?」
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東京 事務所
P「というわけで右から、俺の従妹(杏)、俺の後輩(千秋)、俺がいた天体観測クラブの仲間(アーニャ)、森林浴仲間(音葉)、俺のクラスメイト(千夏)です」
杏,千夏,千秋,音葉,アーニャ「………」ジトー
社長「おお!!あんな短期間でこんなにも輝きのある娘達を!?」(なんかP君をにらんでるな)
ちひろ「すごいですね」(なんかPさんにらまれてる)
P「いやー、かなり久しぶりに会う娘もいたんですけど、俺のこと覚えててくれてて助かりましたよ」
ちひろ「とりあえず、皆さんはアイドルになるってことでいいんですよね?」
5人「まあ、はい」
ちひろ「えっと、住む所は……」
杏「Pの家に行くよ」
千秋「同じく」
アーニャ「私もです」
音葉「……私も」
千夏「右に同じくよ」
五人は示し合わせたように目配せをするとうなずきあった
P「いや待て、俺の家そんなに広くない!!それに社会的にそれはまずい!!ですよね社長!!」
社長「はっはっはっ、なに、知り合い同士なら問題あるまい?なんかあっても堂々としとけばいいんだよ」
P「社長!?」
千夏「それに大丈夫よ、私が割りと広いマンションを即日で入手しといたから」
P「マジかよ!?」
ちひろ「じゃあとりあえず説明とかは明後日するので、今日はこのまま解散でお願いしますね」
P「え?おれは?」
ちひろ「新しいマンションに引っ越して下さい。ついでに明日は休みですから都内でも案内してあげて下さい」
杏「さ、行こうお兄ちゃん♪」ガシッ
P「お兄ちゃん!?」
アーニャ「あ、私も、お兄ちゃん♪」ガシッ
P「アーニャ!?」
千秋「ふふっ、楽しくなりそうね」
千夏「ええ、本当に」
音葉「風もそう感じています」
P「え!?ちょっ!?社長!!マジでいいんですか!?」ズルズル
社長「構わんよー」ワッハッハ
Pはそのまま新しいマンションに連行された
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東京 某マンション
千夏「え?Pとの出会い?」
千秋「ええ、皆Pさんの知り合いみたいだし、知っておいてもいいかもと思って」
アーニャ「ダー、ぜひ知りたいです」ツンツン
杏「Pもいいよね?」ツンツン
P「その前にさ……」ピクピク
杏「何さ?」ツンツン
P「なんで俺音葉から羽交い締めされて脇腹ツンツンされてるの?」ピクピク
アーニャ「ダー、お仕置きです」ツンツン
P「え?何で?」ピクピク
音葉「多分、これから分かります」ガシッ
P「え?その間ずっとツンツンされるの?」ピクピク
アーニャ「ダー」ツンツン
P「くすぐったいんだけど?」ピクピク
杏「多分自業自得だね」ツンツン
P「えー?」ピクピク
こうして、Pと北海道出身の五人の夜はふけていった
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