白こそ正義の艦これ『凍結中』   作:鋭利な刃

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はい、またもや失踪しかけました。
本当すみません。




日記

この鎮守府が、俗に言うブラック鎮守府となってしまったのはいつだったのか。

きっかけは、一体どのようなものだったのか。

今考えてみると、それは確かにあった。

 

例えばそれは、何気ない日常での些細な言動、仕草、態度、視線。

思えば不審に思った事も、不快に感じる事もあった。

でも、そういう人なんだという認識だったんだ。

 

その認識が甘かった。

人間という種族の中には、自分の本心を隠し、誰かに本心を悟られないように接せれる奴がいる。

自分より下の者を陥れるのに、何の躊躇いも罪悪感も感じない奴がいる。

まるで、悪魔とか言う存在のように。

……いや、"言うように"ではないだろう。

"実際"なのだ。

実際のところ、悪魔なんていう存在に値するのは、人間以外にはいない。

 

どれだけ苦痛を知ろうとも、どれだけ悲しみを覚えても、どれだけ虚しさに襲われようとも、何があっても、自分とは別の者を蹴落とすのを、陥れようとするのを、叩き潰そうとするのを、止めようとはしない。

誰かの為、などと言った所で、結局のところそれは彼らの自己満足でしかないのだ。

 

人間とはそう言う存在だった。

それを知った……という事実に関して、得した事なんて何1つ無い。

本当に何1つ。

なんなら知ってしまった事全て忘れて、知ってしまう前に戻ってしまいたい。

そう思ってしまう程に。

でも、そんな望みが叶う事は無い。

どれだけ願っても、望んでも、叶うわけが無い。

 

だから私は、私が知ってしまった事に、意味を与えたいと思った。

だって、意味が無かったら、それを知っている意味も、それを知るまでの時間も、何1つ価値が無くなる。

せっかく人間とは別の存在になれたのだ。

ならば、人間のためなどではなく、同胞のため、私と同じ艦娘たちのために。

 

だから、日記を書く事にした。

私が生きていたという証を残す為に。

 

もし、私が今から書く日記を読む同胞が居るのなら、伝えておきたい事がある。

人間を、特に提督という立場の人間を信頼するな。

奴らは結局、私達を利用して他人を蹴落とす事しか考えていない。

私たちのため、私たちが大切だから……とかなんとか言うが、口だけではなんとでも言える。

だからもう一度言おう。

人間を信頼するな。

私たちを人間と扱おうとする人間は特にだ。

絶対に、近くに人間が居るときに気を緩めるな。

奴らは蛇のような存在だ。

ほんの小さな隙にでも、奴らは入り込み、食い殺そうとしてくる。

気をつけろ。

 

 

 

 

 

そして、もしこれを人間が読んでいたのなら。

それも提督という立場の人間が読んでいたのならば、私は1つ、言っておこう。

 

私はいつでも、いつまでも、お前を監視し続けるだろう。

寝ている時でも、補給をしている時でも、ずっとだ。

いつまでも、私はお前を監視し続ける。

そしていつでもお前を◯すチャンスを伺う。

だから、これだけは覚えておけ。

もしお前が、私の大切な仲間達を一瞬でも傷つけようものなら……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はお前を、必ず◯す。

 

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