自分で書いた文は誤字が分かりずらいのでとても助かります。
誤字には今後も細心の注意を払います。
それでは、本編どうぞ
「ネギ先生、意外とハッチャケてたわね…」
決闘が終わり、既に日が出ている。
「命が掛かっていたんだ、アレくらいは当然さ。」
「いや、最初の方の爆薬…、アレはどうかと思う…」
「君が同じ立場になったら、平気な顔をしてやりそうなのだがね。」
結果は思わぬ形でネギが勝利した。
これで暫くは平和だろう。
「それにしても、やっぱりエヴァちゃんは最初からネギを殺す気なんてなかったんだね。」
「まあ、アレが本気になったら私達が介入しない限り、ネギは開始数分と待たずに死体に変っていただろう。」
「まあ、あの防御力から考えたら当たり前ね。」
「楽しく遊んでいたのも在るだろうが、そう考えるのが妥当だな、やはり世界最強があの程度で敗れる訳がない。」
なんにしても厄介事は一時終息した
「暫くは、のんびりできるといいな。」
「生憎、もう直ぐ修学旅行の話しが持ち上がる頃合いだ。のんびりできる訳はあるまい?」
「うへぇ~…」
そうだった、修学旅行…、そんなステキイベントを素直に喜べない私が嫌になる…
「もう平和で居られる気がしない…」
「同感だ。」
「この不運は最早呪い級ね…」
「ランサーよりは幾分マシだと開き直るほかあるまい…」
流石幸運ランクE、どんな時でも厄介事が向こうからやって来るだけあって、立ち直りが早い。
「あはは…」
それにしても、ランサーの不幸度合はシャレになってないな…
「さて、私はこのままアルトリアで仕込みをしてくる。」
「あ、じゃあ手伝うよ。」
「そうか、すまんな、よろしく頼む。」
「うん」
そうして、二人は日の出をバックに歩いていく。
***********
とある日、アルトリアにネギが訪ねて来た。
「シロウさん、こんにちは!」
「おや、ネギ君、いらっしゃい。」
「ネギ先生、いらっしゃい。」
出迎えるシロウと白野
「あれ?白野さん?何をしているんですか?」
「ん?ああ、店の手伝いよ、シロウには何時も色々してもらってるからね。時々店を手伝ってるの。」
「なるほど、ご苦労様です。」
「それじゃあ、此方の席にどうぞ。」
白野はネギをカウンター席に案内する。
「紅茶とおすすめの甘い物をください。」
「了解した。」
シロウはネギに紅茶を入れ、ショートケーキを出す。
「先日は、有難うございました。シロウさんの助言のお陰で色々上手く行きました。」
「いや、役に立ったならそれでいいよ」
ゆったりとした時間が流れる。
「美味しい…」
ケーキを口にしたネギが呟く
「口にあったようで何よりだ。」
「シロウさんって本当に料理が上手いですよね。」
「なに、小さい頃から料理をする機会が多かっただけさ。年の功と言うやつだよ。」
「何か、コツとかあるんですか?」
「ふむ、コツ…か、そうだな、敢て言うなら相手の事を考えて作る事だな。」
「相手…ですか?」
「そう、相手だ。料理に限った事ではないが、誰かの為に自分の出来る限りを持って事を行う事はそれだけで、次に繋げる意欲になり、経験になり、実績が付いてくる。つまりは自分の力で他人を幸せに出来たらその幸せは自分に幾分か返って来る。それが、上達するのにはとても大切なのだよ。」
シロウの言葉にネギだけではなく白野や他の客も耳を傾ける。
「らしくない事を言ったな、忘れてくれ」
「そんなん事無いです!」
ネギが目をキラキラさせて食いついてくる。
「そうか、相手の為か…何だが
「…」
一瞬、ほんの少しだけシロウの顔に影が差したのに気づいたのは白野以外居なかった。
カランカラ
「あ!居た!ネギ、探したわよ!」
明日菜が店に入って来る。
「アスナさん?どうかしたんですか?」
「どうかしたんですか?じゃないわよ?アンタ今日は私に付き合うって約束だったでしょ!」
そう、先日の吸血鬼事件の際、明日菜が手伝ってくれたお礼をする約束をしていたのである。
「あ!もうこんな時間だ!」
「良いから早く行くわよ!」
「ちょっ、アスナさん引っ張らないで下さいよ!」
そう言って出て行ってしまった二人に
「お代を貰ってないのだがね…」
そうシロウが呟いていた。
因みに後日明日菜とネギが二人で謝りに来たそうだ。
***********
店を閉め、帰り道を歩く二人
「
「シロウ…大丈夫?」
「ああ、少し考え事をしていただけだ。」
「…、シロウは私の味方だよ。」
「ん?」
「シロウは何も知らなかった私を助けてくれた。そして、今も傍に居てくれる。正義の味方でもなく正義の体現者でもない…、私にとってシロウは
「…」
白野の独白に声の出ないシロウ
「だから、余り思いつめないで…」
「フッ、君に気を使われるとは、いやはや、私も鈍ったものだ。」
二人は今日も平穏を噛み締めて帰路につくのであった。
矢張りシロウは正義の味方に成れなかった事に思う所があるみたいです。
最後の白野の独白は入れるか非常に迷いまいした。セリフも凄い迷いました。若干伝わりずらいかとも思ったのですが、こう言うシーンが書きたかったんで入れてしまいました。