月と正義の魔法使い   作:ユーリ・クラウディア

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ネギま!のアニメで修学旅行編を見ても全く参考にならなかった件について私は物凄く焦りました。
何でもアニメはパラレルワールドの話しなんだとか…
アニメは見ても全然参考にならないという事を学びました。

それでは、本編どうぞ


17話

宿に戻るとそこにはシロウが待ち構えていた。

 

「おや、帰ったかね。」

 

「うん、ただいまシロウ」

 

「え?シロウ先生?」

 

「せっ、先生!こ、これは、その…」

 

「そう言う事か。」

 

ネギはシロウが待ち構えていた意味が分からず

明日菜は勝手に外出していた事に焦り

刹那は何かに納得いったようだ

 

「そちらは無事だったようだな」

 

「勿論よ、只犯人は逃がしちゃった。」

 

「構わんよ、此方も取り逃がした。」

 

「え?シロウが取り逃がしたの?」

 

「ああ、尋問するために生け捕りにしたのだが気づいたら文字道理水に消えたよ」

 

「あー、そっちもか…」

 

「ちょっ、ちょっとどう言う事よ。それにこっちも襲撃が在ったんじゃないの?」

 

明日菜が説明を求めてくる。

 

「ああ、襲撃はあったよ、もう方付けたがね」

 

「方付けたって…」

 

「岸波さんが先ほど大丈夫と言ったのはこの事でしたか。」

 

「そうだよシロウがこっちに残って他の生徒の護衛をしていたんだよ。それと、私の事は白野で良いよ。」

 

「という事は、シロウ先生も魔法使い何ですか?」

 

「ふむ、まあ似たようなものだよ。」

 

「そう言えば、白野も凄く強かったけど、シロウ先生も強いの?」

 

「そりゃあ、シロウは私よりも強いよ、圧倒的に。」

 

「そんな事よりまず木乃香を寝かせてきなさい、そのまま背負っているのはどうかと思うのだがね」

 

「そうね、取り敢えず木乃香を部屋に寝かせてきましょう。」

 

「それでは、皆も一度部屋に戻って着替えてくるといい。準備が出来たら私の部屋に来なさい」

 

「分かりました。」

 

「分かったわ。」

 

「それでは一度失礼させていただきます。」

 

 

 

 

***********

 

 

 

 

「ふむ、全員集まったようだな。取り敢えず座るといい、紅茶を入れよう」

 

シロウの部屋に集まった私達は取り敢えず事情の説明をする事にした。

 

「まあ、説明と言ってもそんなに話す事は無いわ、そうね、私達は魔術師、先生達でいう魔法使い使いなのはもう分かって居ると思うけど私達がそうだと知っている人は今知った皆を除いて一人もいないわ」

 

「え?一人もですか?」

 

「ええ、私達は平和に暮らしたいの、魔法が使えるってだけで厄介事が向こうからやって来るから、今まで誰にも気づかれないように生活していたの。エヴァちゃんや学園長を誤魔化すのは骨が折れたわ。」

 

「厄介事ですか…」

 

「確かに学園長がこれを知ったら色々としてくるでしょうね」

 

「何か凄いイメージできるわ」

 

実際これを学園長が知ったら色々とちょっかいを出して来るだろう。

白野は考えただけで気が沈んで来た。

 

「ま、そう言う事だから、今回は命が掛かるレベルのピンチ見たいだから助けてあげるわ。」

 

「命ってそんな大げさな…」

 

「明日菜…、それ、本気で言ってる?」

 

白野は明日菜のセリフに若干イラっとした。

 

「ふむ、神楽坂、君達は今日何を体験して来た?」

 

「なにって…」

 

「君達は今日誘拐犯を誰にも知らせずに追いかけた。ネギと神楽坂は土地勘がない、この状態で相手が向かった先が京都駅と言う比較的分かりやすい場所だったのは幸運だったと言える、もしも人気の無い入り組んだ路地に誘い込まれてみろ、君達はあっさり振り切られ最後には分断され各個撃破されて居ただろう。」

 

「「…」」

 

「そ…それは、で…でもそれと命は関係ないじゃない!」

 

黙り込むネギと刹那、ネギは顔を青くし刹那は悔しそうに手を強く握っている。明日菜は未だにシロウの言わんとすることを理解できずに反論してくる。

 

「はぁ…、白野、剣は抜いたか?」

 

「ええ、結構な使い手がいたわ。」

 

「神楽坂、さっき白野が振り回していたのは何だ?白野が抜いたという事は刹那も抜いて居たのだろう?で、何を振り回していた?」

 

「な…何って剣や刀でしょ?」

 

「そう、刀剣の類だ、それでそれが当たればどうなる?」

 

「そんなの切れちゃうに決まっ…て、る…」

 

そこまで言ってやっと理解したのか明日菜の顔から血の気が引いて行く。

 

「やっと分かったようだな…、そうだ、君達は凶器を振り回さなれけばならないような場所に少数で誰にも言わないでいったんだ。いや、魔法の秘匿の為に誰にも言わずに行ったのだろう、それは、譲歩してまあ其れなりの判断だ、が、他はどうだ?下手をすれば殺されていたかもしれんぞ。それだけじゃない、逆に相手を殺していたかもしれん。覚悟の無い君達がそんな事をして精神が無事で居られると思うか?」

 

「......」

 

「今回の件は私と白野で何とかしておこう、君達はこの事を忘れて存分に修学旅行を楽しむと良い」

 

シロウは話しは終わりだと言いその場を立つ。

 

「待ってください!」

 

ネギがシロウを呼び止める。

 

「確かに僕達の行動は軽率だったかもしれません…、でも、それでも僕は自分の生徒が狙われて居るのに何もしないなんてでません!シロウ先生!どうか僕にもやらせてください!」

 

ネギが叫ぶように喰らいつく。

 

「自分が教師だって、先生をしているんだって事を忘れるなって言ったのはシロウ先生です!僕は自分の生徒を見捨てるような教師にはなりたくありません!」

 

「私は、子供である事を自覚しろとも伝えたはずだが?」

 

「これは、僕の我儘です!僕が教師であるために!自分の信じた道を進むために決めた我儘です!」

 

「それは、殺し殺される覚悟が必要だが?」

 

「いいえ、僕はそんな覚悟しません!僕がするのは殺さず殺されない覚悟です。」

 

「…」

 

ネギの覚悟にしばし考え込むシロウ

 

「ふむ、そんな事の為に我儘を言えなどと言った訳ではないのだがね…、まあ良いだろう、その覚悟、忘れるなよ」

 

ネギの顔に笑みが映る

 

「はい!」

 

「エミヤ先生、私もご一緒してもよろしいですか?」

 

「その目はもう覚悟の再確認は終わったようだな。」

 

「はい、お見苦しい物をお見せしました。」

 

刹那はもともと覚悟をしていたが冷静さを失っていたのか覚悟に揺らぎが在ったようだった、だが自分の覚悟を再確認したその目にはハッキリとした覚悟の色が見える。

 

「君もいい加減木乃香と仲良したらどうだね?そうした方が護衛はし易いだろうに…」

 

「いえ、それとこれとは別の話しです。」

 

「ふむ、一つ教師の戯言と思って聞き流して欲しいのだが…」

 

刹那はシロウの言葉に耳を傾ける

 

「自身の欲望の為に強大な力を振るい、周りを害し続ける。君はそんな存在かね?」

 

シロウが刹那に問いかける

 

「い…いえ、私は決してそんな事は…」

 

刹那は戸惑いながら答える。

 

「そうか、なら心配する事は無い、君は木乃香と仲良くなれるよ。」

 

シロウの言っている意味が分からずに戸惑いながら質問の意味を問う刹那

 

「いやなに、さっきの質問はとある存在の定義さ。」

 

「定義ですか?」

 

「そう、

 

 

 

 

 

 

 化け物の定義さ。」

 

 

 

 

 

刹那はその言葉を聞いた瞬間頭の中が真っ白になった。




最近白野のキャラがぶれて来たなって気がする。
え?最初っから?

それでは、今回はネギ、明日菜、刹那に覚悟を問う回でした。

本来ならこの手の話しはエヴァとの修行を開始してからなのですがこの三人限定で今やりました。
明日菜はまだ出来ていませんがネギ君が啖呵を切ってくれました!

刹那もここで精神攻撃をしておきました。
さてこの展開が今後にどう影響するのやら
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