月と正義の魔法使い   作:ユーリ・クラウディア

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そういえば、これ処女作です。
なるべくエタらないようにしますんで。
最悪無理やりBADENDにしてでも完結させますんで。
まあ、伝家の宝刀投稿削除はできるだけ避けたいなーとおもっとります。
では、本編どうぞ


2話

画面に映し出されたのはよく見知った人物だった。

 

「お二人とも、ご機嫌いかがですか?」

 

「悪くはないよ、BB」

 

……BB?

 

私は一瞬彼女か何者か分からなかった。

 

 

ああ、そうか、そう言う事か

 

しかし、私の記憶は再構成されていくように、彼女との出会いを、月の裏側での出来事を思い出した。

辻褄を合わせる為に記憶を封印してなかった事にされたもう一つの聖杯戦争。

 

 

そう、BBだ。

ただ、なんだろう?

 

「ねえBB、なんか雰囲気変わった?違和感が凄いんだけど。」

 

「ええ、それも含めて、現状についてお教えいたします。」

 

ふむ、アーチャーも何やらやりずらそうな表情している。

こういう表情はめったにしないから、新鮮だ。

 

「まず、そこが何処なのか、ということですが、俗言う異世界というやつです。魔術はあります。多少派閥的な違いはありますが、それら全てを魔法と一括りにしています。また、こちらの魔術も使えますが、そちらの魔法は全く違う法則で行使されています。なんでも杖が必ず必要なんだとか。まあ、マイナーな魔法技術を使用しているとか言って誤魔化すことをお勧めします。これ以上は自分達で調べてください。さて次に、なぜそちらに送ったのか、ですが、貴女方が聖杯戦争で勝利した後、願いがありませんでした。それではエネルギーが残留し続け、どのような事態が発生するか分かりませんでしたので、貴女方へ、第二の人生をご提供する事にしたのです。只いくつか予想外な事がありまして、一つは、アーチャーのことなのですが、折角なので座から本体を引っ張り出して受肉させたのですが。思いのほかアラヤの抵抗が激しくて、うっかり、平行存在まで一緒に引きずり込んでしまいました。なので平行存在の記憶、能力、経験、その他諸々、が引き継がれています。まあ、安心してください、ベースは無銘なので他の記憶に呑まれることはないでしょう。二つ目は、白野、消えそうだった貴女を再構成する時にこれまたアラヤが邪魔しに来て、完全に再構成できなかったわ、その為もともとの年齢より若くなっているわ、アーチャーはそれに合わせて若返らせたわ。その方が後々便利でしょ?そんなこんなでアラヤのせいでこっちも大ダメージ、システムエラーのせいで私の性格等も改変せざるをえなかった、というわけ、と言っても貴女達をそちらに送り届けるための一時しのぎよ、どの道消滅するのだから。戸籍とかは安心して、ちゃんと在るから、貴方達の来歴は手紙として必要書類と一緒にそちらに送ったわ」

 

「なるほど大体把握した。」

 

「大体が、そのアラヤってのが悪いってことね。」

 

「ふふ、アーチャーは気づいたでしょうけど、その家、生前貴方が住んでいた家を元に+αしたものよ。好きに使って」

 

「フッ、なかなか粋な仕事をするな、BB」

 

「気に入っていただけたようで何よりだわ。」

 

そうか、アーチャーが住んでいた家か…

そう聞くとなんか、思うところがあるな。

 

「さて、そろそろ時間ね、貴方達と話すのはこれが最後になるわ、まあ、せいぜい幸せになりなさい。」

 

「うん、ありがとう、BB!」

 

「本体で受肉させてくれたこと感謝する、BB」

 

「ええ、それじゃあ、貴方達に幸多からんことを。」

 

そう言うと、テレビは消えてしまった。

 

「そっか~、第二の人生か~」

 

「ふむ、折角くれたのだ、存分に楽しもうではないか。」

 

そうだ、楽しまなくては。

まあ、その前に、

 

「ねえ、アーチャー、もう私マスターじゃ無くなっちゃったじゃない、それでね、私のことはこれから白野ってよんで。」

 

アーチャーは目を見開いて驚愕している

 

「…わかった、しかしだ、白野、確かに君とのパスは切れ主従の契約は破棄された。だが生憎私は外部から強制的に破棄されたからと言って君との契約を蔑ろにするつもりはない、君が私のマスターであることに変わりはないのだよ。」

 

「でも…」

 

「まあ、最後まで聞きたまえ、これから先私は君のことを白野と呼ぶ、そこに主従の関係を持ち込むことはないと誓おう、だから、これからは、君を家族として支えよう、時に家族として剣になろう、盾になろう、」

 

今度は私が驚愕するばんだ

 

 

「サーヴァント アーチャー改め、真名 エミヤシロウ、思いに応じ此処に参上した。」

 

 

そして、告げる

 

 

 

 

 

 

 

「問おう、貴女が私の家族か?」

 

 

 

 

 

 

アーチャー…いやシロウが浮かべる笑みに見入ってしまう。

言葉に聞き入ってしまう。

声が出ない。

それでも、答えなければいけない

声を絞り出す。

 

「…はい」

 

そして、彼にここまで言わせたのだ

私も言わなければいけない

 

「こちらこそ、私の家族になってください」

 

この時、岸波白野に初めて家族ができたのだった。

 

 

 

 

 

 




あれ?
なんか、プロポーズみたいになっちゃった
解せぬ
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